[go: up one dir, main page]

JP2008156335A - 香粧品用液状基剤 - Google Patents

香粧品用液状基剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2008156335A
JP2008156335A JP2007189604A JP2007189604A JP2008156335A JP 2008156335 A JP2008156335 A JP 2008156335A JP 2007189604 A JP2007189604 A JP 2007189604A JP 2007189604 A JP2007189604 A JP 2007189604A JP 2008156335 A JP2008156335 A JP 2008156335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
carbon atoms
group
liquid base
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007189604A
Other languages
English (en)
Inventor
Erika Suenaga
えりか 末永
Kunio Nagai
邦夫 永井
Takeshi Aizawa
武史 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP2007189604A priority Critical patent/JP2008156335A/ja
Publication of JP2008156335A publication Critical patent/JP2008156335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】分散安定性が良好で濁度が低く、経日安定性が良好な香粧品用の液状基剤であって、該基剤またはそれを含有する香粧品組成物が十分な潤滑性を示し、かつ毛髪や肌にべたつきがない液状基剤を提供することにある。
【解決手段】下記(A)〜(C)を必須成分として含有してなる香粧品用液状基剤であって、該液状基剤の重量に基づいて(B)を0.1〜10重量%含有し、25℃における濁度(JIS K0101−1998.9.4積分球濁度)が20mg/L以下であることを特徴とする香粧品用液状基剤である。
(A):25℃において液状である有機分散媒
(B):炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価または3価金属塩
(C):特定の有機酸(塩)及び/又はノニオン性界面活性剤からなる分散剤
【選択図】なし

Description

本発明は、香粧品用液状基剤に関する。さらに詳しくは有機分散媒および高級脂肪酸金属塩を含む液状の基剤に関する。
従来から、香粧品の製造における基剤としては、常温で固状もしくは液状の基剤があり、液状の基剤は、配合時のハンドリング性や計量のし易さなどのメリットがあり、多くの香粧品に使用されている。液状の基剤には常温で水に溶解しやすい水性もしくは水に溶解しにくい油性の基剤が使用されている。このうち、水性基剤は、例えば、シャンプー、リンス、ボディーソープ、整髪料、化粧水、美容液、保湿クリーム、化粧乳液などの香粧品に使用されている。一方、油性基剤は、例えばメーク落とし用クレンジング組成物、ヘアリンス、ヘアトリートメント、整髪料、リキッドファンデーション、日焼け止めクリーム、保湿クリームまたは化粧乳液などの香粧品に使用されている。これらの液状の水性基剤または油性基剤は種々の構成成分から構成されているが、香粧品として肌や毛髪に塗布したときの潤滑性を改善するための成分としては、従来から水性基剤用の成分としては各種の界面活性剤などが用いられ、油性基剤用の成分としてはシリコーン油類などが用いられてきた。しかし、各種の界面活性剤の含有だけでは潤滑性が不十分であったり、シリコーン油類では香粧品が塗布された毛髪や肌にべたつきが残ってしまうことが多く、問題となっていた。べたつきのない潤滑剤として、高級脂肪酸アルカリ土類金属塩が知られており(特許文献−1)、これを固状の基剤中の1成分として使用することも提案されている(特許文献−2)。しかし、これらの高級脂肪酸アルカリ土類金属塩を水性もしくは油性の液状基剤の潤滑剤として配合すると、これらの塩は通常は液状基剤中でほとんど溶解せず、かつ安定な分散をしないので、経日的に沈降物が生成することが多かった。
特開平10−110197号公報 特開2002−265330号公報
本発明の課題は、分散安定性が良好で濁度が低く、経日安定性が良好な香粧品用の液状基剤であって、該基剤またはそれを含有する香粧品組成物が十分な潤滑性を示し、かつ毛髪や肌にべたつきがない液状基剤を提供することにある。
本発明者らは上記の課題が解決された液状基剤を得るべく鋭意検討した結果、有機分散媒、高級脂肪酸の2価または3価の金属塩及び特定の分散剤を含有する液状基剤が、上記問題点を解決することを見いだし、本発明に到達した。
即ち、本発明は、下記(A)〜(C)を必須成分として含有してなる香粧品用液状基剤であって、該液状基剤の重量に基づいて(B)を0.1〜10重量%含有し、25℃における濁度(JIS K0101−1998.9.4積分球濁度)が20mg/L以下であることを特徴とする香粧品用液状基剤、および該液状基剤を含有してなる香粧品用組成物である。
(A):25℃において液状である有機分散媒
(B):炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価または3価金属塩
(C):下記の(C1)及び(C2)からなる群から選ばれる1種もしくは2種以上の分散剤
(C1)炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基、並びにカルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基およびリン酸エステル基からなる群から選ばれる1種もしくは2種以上の酸基を有する有機酸またはその塩
(C2)ノニオン性界面活性剤
本発明の液状基剤は、高級脂肪酸の2価または3価金属塩の分散安定性が良好で濁度が低く、経日安定性に優れている。また該液状基剤およびそれを用いた香粧品組成物は、毛髪や皮膚に塗布した際の摩擦が少なく潤滑性が良好であり、かつ塗布表面のべたつきがないという効果がある。
本発明において使用される有機分散媒(A)[以下において、単に(A)と表記する場合がある]は、25℃において液状の有機化合物または組成物であって、本発明における(B)成分、即ち炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価又は3価金属塩の分散媒となる成分である。
(A)としては、炭化水素油、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油、油脂及び一般式(1)で示される化合物などが挙げられ、これらのうちの2種以上を併用してもよい。
Q[−(OA)m−OX]n (1)
式中、Qは炭素数2〜7のn価の脂肪族炭化水素基、Aは炭素数2〜4のアルキレン基、Xは水素原子、炭素数1〜4のアルコキシ基若しくは炭素数1〜4のアシル基、mは0〜20、nは2〜6の整数を示し、n個のmは同一でも異なっていてもよく、n個のXも同一でも異なっていてもよい。
炭化水素油としては、常温で非揮発性の液状炭化水素油、例えば流動パラフィンおよびスクワランなどが挙げられる。
高級アルコールとしては、炭素数10〜24のもの、例えばヤシ油アルコール、セチルアルコール、イソステアリルアルコールおよび2−オクチルドデカノールなどが挙げられる。
合成エステル油としては、炭素数10〜24の高級脂肪酸のアルキル(アルキル基の炭素数は1〜18)エステル(例えばミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、パルミチン酸オクチルおよび2‐エチルヘキサン酸セチルなど)、多価カルボン酸のアルキルエステル(例えばリンゴ酸ジイソステアリルなど)、並びに多価アルコールのカルボン酸エステル{例えばトリ(2‐エチルヘキサン酸)グリセリルおよびジネオペンタン酸トリプロピレンポリグリコールなど}が挙げられる。
シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサンおよびアミノ変性ジメチルポリシロキサンなどが挙げられる。
油脂としては、紅花油、サンフラワー油、ローズマリー油、ホホバ油、マカダミアナッツ油、オリーブ油、ツバキ油、ヒマシ油、オレンジ油、コメヌカ油、トリエチルヘキサノインおよびトリ(カプリル/カプリン酸)グリセリルなどが挙げられる。
前記一般式(1)において、Qで示される炭素数2〜7のn価(2〜6価)の脂肪族炭化水素基としては、エチレン基、1,2−プロピレン基、1,3−プロピレン基、1,2−ブチレン基及び1,4−ブチレン基などのアルキレン基、並びに、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール及びソルビトールなどの3〜6価の多価アルコールから水酸基を除いた残基などが挙げられる。
Aで示されるアルキレン基としては、前記と同様のものが挙げられ、水溶性の観点から好ましくはエチレン基、1,2−プロピレン基及びこれらの併用である。炭素数1〜4のアルコキシ基としては、メトキシ基及びエトキシ基などが挙げられ、炭素数1〜4のアシル基としては、ホルミル基及びアセチル基などが挙げられる。
mは、水溶性の観点から好ましくは0又は1〜10であり、nは水溶性の観点から好ましくは2〜3である。
一般式(1)で示される化合物の具体例としては、エチレングリコール(Q=エチレン基、X=水素原子、m=0、n=2);1,2−プロピレングリコール(Q=1,2−プロピレン基、X=水素原子、m=0、n=2);1,2−ブチレングリコール(Q=1,2−ブチレン基、X=水素原子、m=0、n=2);1,3−ブチレングリコール(Q=1,3−ブチレン基、X=水素原子、m=0、n=2);1,4−ブチレングリコール(Q=1,4−ブチレン基、X=水素原子、m=0、n=2);1,2−ペンタンジオール(Q=1,2−ペンチレン基、X=水素原子、m=0、n=2);1,3−ペンタンジオール(Q=1,3−ペンチレン基、X=水素原子、m=0、n=2);1,2−へキシレングリコール(Q=1,2−ヘキシレン基、X=水素原子、m=0、n=2);グリセリン(Q=グリセリンの残基、X=水素原子、m=0、n=3);ジエチレングリコール(Q=エチレン基、A=エチレン基、X=水素原子、n=2であって2個のmのうちの1個は0、他の1個は1);ジ−1,2−プロピレングリコール(Q=1,2−プロピレン基、A=1,2−プロピレン基、X=水素原子、n=2であって2個のmのうちの1個は0、他の1個は1);数平均分子量150〜1500のポリエチレングリコール(Q=エチレン基、A=エチレン基、X=水素原子、m=1〜16、n=2);数平均分子量190〜2500のポリプロピレングリコール(Q=1,2−プロピレン基、A=1,2−プロピレン基、X=水素原子、m=1〜21、n=2);数平均分子量180〜1500のポリエチレングリコールジメチルエーテル(Q=エチレン基、A=エチレン基、X=メチル基、m=1〜16、n=2);数平均分子量240〜2500のポリプロピレングリコールモノブチルエーテル(Q=1,2−プロピレン基、A=1,2−プロピレン基、n=2であって2個のXのうちの1個は水素原子、他の1個はブチル基、m=1〜21)などが挙げられる。
前記の有機分散媒(A)のうち、炭化水素油、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油及び油脂は、油性基剤及び水性基剤のいずれに使用してもよいが、通常は、25℃での水への溶解度が1g未満/水100gであるので、好ましくは油性基剤に使用される。
また、一般式(1)で示される化合物のうち、25℃での水への溶解度が1g未満/水100gである化合物、例えば数平均分子量1500〜2500のポリプロピレングリコール及びその末端アルコキシ化物などは油性基剤に使用することが好ましく、25℃での水への溶解度が1g以上/水100gである化合物、例えば、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、及び数平均分子量150〜1500のポリエチレングリコールなどは、水性基剤にも油性基剤にも使用できる。
本発明における炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価または3価金属塩(B)[以下において、単に(B)と表記する場合がある]を構成する高級脂肪酸としては、好ましくは炭素数12〜24、さらに好ましくは16〜22の飽和または不飽和の高級脂肪酸が挙げられる。
高級脂肪酸の具体例としては、例えば、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、エライジン酸、エルカ酸、リノール酸、リノレン酸、およびリシノレイン酸等が挙げられる。これらのうち好ましいものは、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、およびベヘン酸等であり、潤滑性の観点から特に好ましいのはステアリン酸である。これらの脂肪酸は単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。
(B)を構成する2価または3価の金属としては、バリウム、亜鉛、カルシウム、マグネシウムおよびアルミニウムなどが挙げられ、好ましいのはマグネシウムまたはマグネシウムとその他の2価または3価の金属との併用である。
また、(B)は、2価または3価の金属の価数と同じ数の高級脂肪酸分子から塩を構成しているもの、並びに2価または3価の金属の価数よりも少ない数(通常1個または2個)の高級脂肪酸分子から塩を構成しているもののいずれであってもよく、さらにこれらの混合物であってもよい。
(B)の具体例としては、例えば、ラウリン酸マグネシウム塩、ラウリン酸カルシウム塩およびラウリン酸バリウム塩などのラウリン酸アルカリ土類金属塩[ラウリン酸マグネシウム塩としては、ジラウリン酸マグネシウム、水酸化ラウリン酸マグネシウム(C1123COO−Mg−OH)およびこれらの混合物が挙げられる。以下の塩においても同様]、ラウリン酸アルミニウム塩[ラウリン酸アルミニウム塩としては、トリラウリン酸アルミニウム、水酸化ジラウリン酸アルミニウム{(C1123COO)2−Al−OH}、二水酸化ラウリン酸アルミニウム{C1123COO−Al−(OH)2}およびこれらの混合物が挙げられる。以下の塩においても同様];ミリスチン酸マグネシウム塩、ミリスチン酸カルシウム塩およびミリスチン酸バリウム塩などのミリスチン酸アルカリ土類金属塩、ミリスチン酸アルミニウム塩;パルミチン酸マグネシウム塩、パルミチン酸カルシウム塩およびパルミチン酸バリウム塩などのパルミチン酸アルカリ土類金属塩、パルミチン酸アルミニウム塩;ステアリン酸マグネシウム塩、ステアリン酸カルシウム塩およびステアリン酸バリウム塩などのステアリン酸アルカリ土類金属塩、ステアリン酸アルミニウム塩;
イソステアリン酸マグネシウム塩、イソステアリン酸カルシウム塩およびイソステアリン酸バリウム塩などのイソステアリン酸アルカリ土類金属塩、イソステアリン酸アルミニウム塩;ベヘン酸マグネシウム塩、ベヘン酸カルシウム塩およびベヘン酸バリウム塩などのベヘン酸アルカリ土類金属塩、ベヘン酸アルミニウム塩;パルミチン酸ステアリン酸マグネシウム塩、パルミチン酸ステアリン酸カルシウム塩およびパルミチン酸ステアリン酸バリウム塩などのパルミチン酸ステアリン酸アルカリ土類金属塩、パルミチン酸ステアリン酸アルミニウム塩が挙げられる。
これらのうち潤滑性の観点から特に好ましいものはステアリン酸アルカリ土類金属塩およびステアリン酸アルミニウム塩であり、最も好ましいのはジステアリン酸マグネシウム塩である。
なお、市販のジステアリン酸マグネシウム塩などは、一部に水酸化ステアリン酸マグネシウム塩が不純物として混じっているが、差し支えない。
(B)は単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。
本発明における分散剤(C)[以下において、単に(C)と表記する場合がある]は、液状基剤中に(B)を安定に分散させる分散剤であり、液状基剤の25℃における濁度(JIS K0101−1998.9.4積分球濁度)が20mg/L以下になるように、微粒子状、好ましくは可溶化した状態に分散させるための分散作用を有する。
(C)は下記の(C1)及び(C2)からなる群から選ばれる1種もしくは2種以上からなる分散剤である。
(C1)炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基、並びにカルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基およびリン酸エステル基からなる群から選ばれる1種もしくは2種以上の酸基を有する有機酸またはその塩[以下において、単に(C1)と表記する場合がある](C2)ノニオン性界面活性剤[以下において、単に(C2)と表記する場合がある]
(C1)は、炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基と特定の1種以上の酸基を1分子中に有する。炭素数1〜24の1価の炭化水素基としては、
直鎖もしくは分岐の、アルキル基(メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、オクタデシルおよびエイコシル基など)、アルケニル基(ビニル、アリル、メタリル、オクテニルおよびドデセニル基など)、アリール基(フェニルおよびナフチル基など)、アラルキル基(ベンジルおよびフェニルエチル基など)およびアルキルアリール基(メチルフェニル、エチルフェニルおよびノニルフェニル基など)が挙げられる。
炭素数1〜24の2価の炭化水素基としては、
直鎖もしくは分岐の、アルキレン基(メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、ヘキシレン、オクチレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン、トリデシレン、テトラデシレン、ペンタデシレン、オクタデシレンおよびエイコシレン基など)、アルケニレン基(ビニレン、オクテニレンおよびドデセニレン基など)、アリーレン基(フェニレンおよびナフチレン基など)、アリールアルキレン基(フェニルエチレン基など)およびアルキルアリーレン基(メチルフェニレン、エチルフェニレンおよびノニルフェレン基など)が挙げられる。
炭素数1〜24の3価の炭化水素基としては、
直鎖もしくは分岐の、プロパントリイル、ブタントリイル、ヘキサントリイル、オクタントリイルおよびドデカントリイル基などが挙げられる。
(C1)としては、上記の炭化水素基に、カルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基またはリン酸エステル基が直接結合した有機酸、またはその塩、および炭化水素基と酸基の間に各種の介在する基を有する有機酸、またはその塩が挙げられる。介在する基としてはポリオキシアルキレン基、エーテル基、エステル基およびヒドロキシメチレン基などが挙げられる。
(C1)のうち、(B)の分散性および液状基剤の濁度の観点から好ましいのは、下記一般式(2)〜(8)のいずれかで示される有機酸(塩)のうち1種またはそれらの2種以上の混合物である。
1−[−COOH]a (2)
2−[−SO3X]b (3)
3−[−O−(AO)k−(CH2xCH2COOX]c (4)
4−[−O−(AO)l−(CH2ySO3X]d (5)
5−[−O−(AO)p−P(=O)−(OX)2e (6)
6−O−(AO)q−C(=O)−CH(−L)−CH(−L)−COOX (7)
7−O−(AO)r−C(=O)−CH(−L)−CH(−L)−COOR8 (8)
式中、R1〜R5は炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基;R6〜R8は炭素数1〜24の1価の炭化水素基;Aは炭素数2〜4のアルキレン基;1分子中の2個のLのうちの一方は−SO3Xで他方は水素原子;a、b、c、dおよびeは1〜3の整数であって、R1〜R5のそれぞれの価数と同じ整数;k、m、n、pおよびqは(AO)の平均モル数を表し0〜20の数;xおよびyは0または1〜5の整数;Xは水素原子またはカチオン性基を表す。
1〜R5で示される炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基およびR6〜R8で示される炭素数1〜24の1価の炭化水素基としては、前述の炭化水素基が挙げられる。
1〜R5のうちで、分散性の観点から好ましいのは、1価または2価の炭化水素基であり、a、b、c、dおよびeも好ましいのは1または2であり、c、dおよびeは特に好ましいのは1である。
1〜R8のうち、分散性の観点からさらに好ましいのは炭素数4〜18の炭化水素基である。
Aとしてはエチレン基、1,2−プロピレン、1,3−プロピレン基、1,2−ブチレン基および1,4−ブチレン基が挙げられる。
Aのうち、分散性の観点から好ましいのは、エチレン基、1,2−プロピレン基およびこれらの併用である。
k、l、p、qおよびrは(AO)の平均の付加モル数であり、複数の(AO)は炭素数2〜4のアルキレンオキサイドを付加して得られるポリオキシアルキレン鎖であり、通常、付加モル数には分布がある。
k、l、p、qおよびrは、分散性の観点から、好ましくは0〜12であり、kおよびlは、さらに好ましくは0.5〜12、特に好ましくは2〜6の数であり、p、qおよびrは、さらに好ましくは0〜6、特に0〜3の数である。
xのうち、分散性の観点から、好ましいのは0または1、さらに好ましいのは0である。
yのうち、分散性の観点から、好ましいのは0または1〜2、さらに好ましいのは0である。
Xは水素原子およびカチオンから選ばれる1種以上を表す。カチオンには1価と2価のカチオンが挙げられる。1価カチオンには、アルカリ金属カチオン、アンモニウムイオン、有機アミンカチオン、四級アンモニウムカチオン、塩基性アミノ酸カチオンおよびこれらの2種以上の併用が含まれる。1価のカチオンを構成するアルカリ金属としてはナトリウム、カリウムおよびリチウムなど;有機アミンとしては一級、二級および三級の脂肪族アミン(炭素数1〜20のアルキル基および/または炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基を有するアミン:ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノールアミンおよびモノプロパノールアミンなど)、脂環式アミン(シクロヘキシルアミンおよびジシクロヘキシルアミンなど)、芳香族アミン(アニリン、トルイジンなど)、芳香複素環アミン(ピリジンおよびキノリンなど)、複素環アミン(モルホリン、N−メチルモルホリンおよびピペラジンなど);およびこれらの環状アミンのN位の炭素数2〜4のヒドロキシアルキル置換体(N−ヒドロキシエチルモルホリンなど);四級アンモニウムとしては脂肪族および脂環族四級アンモニウム、例えばテトラ(シクロ)アルキルアンモニウム[炭素数1〜12のアルキル基(メチル、エチル、プロピルブチル、ヘキシル、オクチルおよびドデシル基など)および/またはシクロアルキル基(シクロヘキシル基など)を有する;4つの(シクロ)アルキル基は同一でも異なっていてもよい。];塩基性アミノ酸としてはリジン、アルギニンなどが挙げられる。(シクロ)アルキル基は、アルキル基および/またはシクロアルキル基を表し、以下同様の表現を用いる。2価のカチオンとしてはアルカリ土類金属カチオン、例えばマグネシウムおよびカルシウムなどが挙げられ、2価のカチオンの場合のMは例えば1/2Mgまたは1/2Caとなる。
Xは分散性の観点から、水素原子が20%以上含む場合が望ましい。
一般式(2)で表される有機酸は、単純カルボン酸[炭化水素基とカルボキシル基のみからなるカルボン酸]であり、脂肪族単純カルボン酸および芳香族単純カルボン酸などが挙げられる。
脂肪族単純カルボン酸としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、オクタン酸、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸およびステアリン酸などの脂肪族モノカルボン酸、並びに、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸およびデカンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸が挙げられる。
これらのうち、分散性の観点から好ましいのは炭素数4〜18、さらに好ましくは4〜12、特に好ましくは4〜10の脂肪族モノもしくは脂肪族ジカルボン酸である。
なお、(B)として使用する高級脂肪酸の2価または3価金属塩を構成する高級脂肪酸と、(C1)として使用する有機酸(塩)は、いずれもがカルボン酸であってもよいが、好ましくは(B)における高級脂肪酸の炭素数よりも(C1)のカルボン酸(塩)の炭素数が3以上少ないことが好ましく、さらに好ましくは6以上少ない方が分散性の観点から好ましい。
芳香族単純カルボン酸としては、安息香酸、o−メチル安息香酸、p−メチル安息香酸、m−メチル安息香酸などの芳香族モノカルボン酸、並びにイソフタル酸、テレフタル酸、などの芳香族ジカルボン酸が挙げられる。
一般式(1)で表される有機酸のうち、分散性の観点から特に好ましいのは炭素数4〜10の脂肪族モノカルボン酸である。
一般式(3)で表される有機酸(塩)は、炭化水素基とスルホン酸基のみからなるスルホン酸(塩)であり、脂肪族スルホン酸(塩)および芳香族スルホン酸(塩)が挙げられる。
脂肪族スルホン酸としては、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ビニルスルホン酸、ブタンスルホン酸、オクタンスルホン酸およびドデカンスルホン酸などの脂肪族モノスルホン酸、並びに、ブタンジスルホン酸、オクタンジスルホン酸およびデカンジスルホン酸などの脂肪族ジスルホン酸が挙げられる。
これらのうち、分散性の観点から好ましいのは炭素数4〜18、さらに好ましくは4〜12、特に好ましくは4〜10の脂肪族モノもしくは脂肪族ジスルホン酸(塩)である。
芳香族スルホン酸としては、オクチルベンゼンスルホン酸およびドデシルベンゼンスルホン酸などのアルキルベンゼンスルホン酸、並びに、オクチルナフタレンスルホン酸およびドデシルナフタレンスルホン酸などのアルキルナフタレンスルホン酸などが挙げられる。
一般式(4)におけるR3のうち、分散性の観点から、さらに好ましいのは炭素数6〜18、特に炭素数8〜16の炭化水素基である。
一般式(4)で表される有機酸(塩)としては、エーテルカルボン酸型アニオン性界面活性剤が挙げられ、具体的には、ポリオキシエチレン(k=2.5)ラウリルエーテル酢酸、ポリオキシエチレン(k=4.5)ラウリルエーテル酢酸、ポリオキシエチレン(k=3)トリデシルエーテル酢酸、ポリオキシエチレン(k=5)イソオクタデシル酢酸、ポリオキシエチレン(k=3)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(k=3)トリデシルエーテル酢酸ナトリウムおよびジデシルジメチルアンモニウム・ポリオキシエチレン(k=2.5)ラウリルエーテル酢酸塩などが挙げられる。
一般式(5)におけるR4のうち、分散性の観点から、さらに好ましいのは炭素数6〜18、特に炭素数8〜16の炭化水素基である。
一般式(5)で表される有機酸(塩)としては、アルキル硫酸エステル型界面活性剤およびポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル型界面活性剤などが挙げられる。
具体的には、炭素数11〜13のアルキル基を有するアルキル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=2)ラウリルエーテル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)アルキル(R4の炭素数11〜15)エーテル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)アルキル(R4の炭素数16〜20)エーテル硫酸エステル(塩)などが挙げられる。
一般式(6)におけるR5のうち、分散性の観点から、さらに好ましいのは炭素数6〜18、特に炭素数8〜16の炭化水素基である。
一般式(6)で表される有機酸(塩)としては、アルキルリン酸エステル型界面活性剤およびポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル型界面活性剤などが挙げられる。
具体的には、炭素数11〜13のアルキル基を有するアルキルリン酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=2)ラウリルエーテルリン酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)アルキル(R5の炭素数11〜15)エーテルリン酸エステル(塩)などが挙げられる。
一般式(7)および一般式(8)におけるR6およびR7のうち、分散性の観点から、さらに好ましいのは炭素数6〜18、特に炭素数6〜14の炭化水素基である。
一般式(7)または一般式(8)で表される有機酸(塩)としては、スルホサクシネート型界面活性剤などが挙げられる。
具体的には、スルホコハク酸モノラウリルエステル(塩)、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(p=2)アルキル(炭素数12〜14)エステル(塩)、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(p=1)アルキル(炭素数12〜14)エステル(塩)およびスルホコハク酸ジ2−エチルヘキシルエステル(塩)などが挙げられる。
ノニオン性界面活性剤(C2)のうち、有機分散媒(A)との相溶性と(B)の分散性の観点から好ましいのは溶解度パラメーター(SP値)が、8.5〜13.0のものである。中でも好ましいのは、(C21)〜(C27)のような組成の1種または2種以上の混合物である。
(C21):炭素数5〜24の1価アルコール又は炭素数8〜24の2〜6価アルコールのアルキレンオキサイド付加物(数平均分子量150〜2000)
(C22):前記(C21)の炭素数1〜24のアルキルエーテル
(C23):炭素数8〜24の高級脂肪酸とポリエチレングリコールのモノまたはジエステル(数平均分子量230〜2000)
(C24):炭素数8〜24の高級脂肪酸のソルビタンエステル
(C25):炭素数8〜24の高級脂肪酸のソルビタンエステルのアルキレンオキサイド付加物(数平均分子量300〜2000)
(C26):炭素数8〜24の高級脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物のソルビタンエステル(数平均分子量300〜2000)
(C27):炭素数8〜24の1価のアミンのアルキレンオキサイド付加物(数平均分子量220〜2000)
(C21)および(C22)の炭素数5〜24の1価アルコールとしては、オクタノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びベヘニルアルコールなど;炭素数8〜24の2〜6価アルコールとしてはオクタンジオール、ドデカンジオール及びヘキサデカンジオールなどが挙げられる。(C21)および(C22)のアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドおよびブチレンオキサイドから選ばれる1種以上であり、2種以上である場合、ランダム付加でもブロック付加でも良い。このうち、(B)の分散性の観点から、好ましいのはエチレンオキサイドおよび/またはプロピレンオキサイドの場合であり、特に好ましくはエチレンオキサイドである。(C21)および(C22)のアルキレンオキサイドの平均付加モル数は好ましくは3〜30である。
(C23)、(C24)、(C25)および(C26)の高級脂肪酸としては、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、リノール酸、リノレン酸、ベヘン酸などが挙げられる。(C25)、(C26)および(C27)のアルキレンオキサイドは、(C21)および(C22)におけるアルキレンオキサイドと同じであり、好ましいものも同じである。
(C27)における炭素数8〜24の1価のアミンとしては、ラウリルアミン、ミリスチルアミン、セチルアミン、オクチルアミン、ベヘニルアミンなどが挙げられる。
(C)のうち好ましいのは、分散性の観点から(C1)、特に一般式(2)で表される脂肪族単純カルボン酸及び/または一般式(3)で表されるエーテルカルボン酸型アニオン性界面活性剤、並びに(C1)及び(C2)の併用である。
(C1)と(C2)の併用の場合の(C)中の(C2)の割合は、分散性の観点から、好ましくは50%以下、さらに好ましくは20%以下である。
本発明の液状基剤は、該基剤が使用される香粧品の潤滑性の観点から、液状基剤の重量に基づいて(B)を通常0.1〜10%(以下において、特に限定しない限り%は重量%を表す)含有する。
また、本発明の液状基剤は、液状基剤の重量に基づいて(A)を通常70〜99.4%含有し、(C)を通常0.5〜20%含有する。
(A)〜(C)の好ましい含有量は、(A)が75〜98.5%、(B)が0.5〜10%および(C)が1〜20%であり、特に好ましくは(A)が77〜98%、(B)が0.5〜5%および(C)が1.5〜18%である。
これらの範囲であると、十分に潤滑性が良好で使用感にも優れる。また、これらの範囲であると、(B)が析出するなどのトラブルが起こりにくく、安定した香粧品組成物を供給することができる。
また(B)と(C)の配合重量比は、液状基剤の経日安定性の観点から、40/60〜1/99が好ましく、さらに好ましくは38/62〜2/98、特に好ましくは35/65〜3/97である。
これらの範囲であると、(B)が安定に分散し、液状基剤の経日安定性が良好である。
本発明の液状基剤は、25℃における濁度(JIS K6714−1977積分球濁度)が20mg/L以下、好ましくは10mg/L以下、さらに好ましくは5mg/L以下である。
濁度が低いほど(B)が微粒子状で分散もしくは可溶化していることを示し、潤滑性が良好に発揮できる。
(B)の液状基剤中における体積平均粒子径は、液状基剤の経日安定性及び潤滑性の点から、好ましくは1〜200nmである。さらに好ましくは2〜100nm、特に好ましくは3〜80nmである。
体積平均粒子径が1〜200nmの範囲では、十分に液状基剤の経日安定性が良好であり、かつ液状基剤及びそれを配合した香粧品組成物の潤滑性に優れる。体積平均粒子径は通常、動的光散乱法(界面活性剤評価・試験法(日本油化学会)、212頁(2002))、またはX線回折法(JIS 0131−1996、X線回折分析通則)で測定するが、本発明おける体積平均粒子径は動的光散乱法で測定した値である。
本発明の液状基剤の製造は、例えば、有機分散媒(A)に、(B)および(C)を投入し、常温で、又は必要により60〜70℃に加熱して約1時間攪拌することにより行われる。
本発明の香粧品組成物は、上記の液状基剤を含有し、さらに両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、炭素数1〜6の低級アルコール類、保湿剤、薬効剤、抗炎症剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、コンディショニング剤、キレート剤、着色料、パール化剤、増粘剤、香料、防腐剤および水からなる群から選ばれる1種以上を配合してなる香粧品組成物である。
香粧品組成物としては、スキンケア化粧品、メーキャップ化粧品、ヘアケア化粧品、ボディケア化粧品などが挙げられる。スキンケア化粧品としては、メーク落とし用クレンジング組成物、洗顔料、乳液、美容液、皮膚保湿剤、パック剤、ひげそり用化粧料など;メーキャップ化粧品としては、ファンデーション、口紅、マスカラなど;ヘアケア化粧品としては、ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、整髪料など;ボディケア化粧品ボディソープ、日焼け止め化粧料、マッサージクリーム等が挙げられる。
香粧品組成物に配合できる両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤[ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等]、アミノ酸型両性界面活性剤[β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等]が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型およびアミン塩型などが挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、脂肪族系アルコール(炭素数8〜24)アルキレンオキサイド(炭素数2〜8)付加物(重合度=1〜100)、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)脂肪族系炭化水素(炭素数8〜24)ジエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸ポリエチレングリコール(重合度=20)、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(重合度=30)等]、多価(2価〜10価またはそれ以上)アルコール脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノラウリン酸ソルビタン等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8,重合度=1〜100)多価(2価〜10価またはそれ以上)アルコール高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノラウリン酸ポリオキシエチレン(重合度=10)ソルビタン、ポリオキシエチレン(重合度=50)ジオレイン酸メチルグルコシド等]、脂肪酸アルカノールアミド[1:1型ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、1:1型ラウリン酸ジエタノールアミド等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)アルキル(炭素数1〜22)フェニルエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)アルキル(炭素数8〜24)アミノエーテルおよびアルキル(炭素数8〜24)ジアルキル(炭素数1〜6)アミンオキシド[ラウリルジメチルアミンオキシド等]等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、炭素数8〜24の炭化水素系エーテルカルボン酸またはその塩[(ポリ)オキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレントリデシルエーテル酢酸等]、炭素数8〜24の炭化水素系スルホコハク酸塩[ラウリルスルホコハク酸2ナトリウム、(ポリ)オキシエチレンラウリルスルホコハク酸2ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系硫酸エステル塩[ラウリル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレンラウリル硫酸トリエタノールアミン、(ポリ)オキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸ナトリウム、]、炭素数8〜24の炭化水素系スルホン酸塩[ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系リン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]、炭素数8〜22の飽和または不飽和脂肪酸塩[ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン等]及びアシル化アミノ酸塩[ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム等]が挙げられる。
炭素数1〜6の低級アルコールとしては、1価アルコール(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコールなど)および2〜4価の多価アルコール(エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、グリセリンおよびジグリセリンなど)が挙げられる。
保湿剤としては、上記炭素数1〜6のアルコールの他、ソルビトール、乳酸ナトリウム、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウムなどが挙げられる。抗炎症剤としては、β−グリチルレチン酸、グリチルリチン酸誘導体、アラントイン、アズレン、ヒドロコルチゾンなどが挙げられる。
殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ハロカルバンなどが挙げられる。
紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香酸誘導体、メトキシ桂皮酸誘導体、サリチル酸誘導体等が挙げられる。
酸化防止剤としては、トコフェロール類、BHT、没食子酸エステル類等が挙げられる。
キレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)のナトリウム塩、クエン酸、アスコルビン酸等が挙げられる。
着色料としては、特には限定されないが、青色1号、青色2号、緑色3号、赤色1号等が挙げられ、化粧品に使用することができるものは、全て使用可能である。
増粘剤としては、有機物としてグアーガム、ガラクタン、デンプン、キサンタンガム、ゼラチンなどの天然高分子、メチルセルロース、可溶性デンプン、アルギン酸塩などの半合成高分子、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ソーダ、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体などの合成高分子などが挙げられ、無機物としてベントナイト、微粉酸化ケイ素などが挙げられる。
香料としては、d−リモネン、β−カリオフィレン、シス−3−ヘキセノール、リナロール、ファルネソール、β−フェニルエチルアルコール,2,6−ノナジエナール、シトラール、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、β−イオノン、l−カルボン、シクロペンタデカノン、リナリルアセテート、ベンジルベンゾエート、γ−ウンデカラクトン、オイゲノール、ローズオキサイド等が挙げられる。
防腐剤としては安息香酸、安息香酸塩類、サリチル酸、サリチル酸塩類、フェノール、ソルビン酸、ソルビン酸塩類、パラオキシ安息香酸エステル、クロルクレゾール、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸塩などが挙げられる。
本発明の香粧品組成物における本発明の液状基剤の含有量は、香粧品組成物中に基剤として通常1〜80%、好ましくは5〜70%含有することが好ましい。
また、水の添加量は、油性の香粧品組成物であるか水性の香粧品組成物であるかによって好ましい範囲が異なるが、本発明の香粧品組成物の全重量中、油性の場合は0〜90%、好ましくは0〜80%であり、水性の場合は10〜90%、好ましくは30〜85%である。
カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、炭素数1〜6の低級アルコール類および保湿剤のそれぞれの添加量は、本発明の香粧品組成物の全重量中、0〜20%、好ましくは0〜10%であり、これらの合計の添加量は0〜40%である。
なお、ノニオン性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤として液状基剤の成分として前記(A)〜(C)で使用したものと同じものを使用する場合であっても、液状基剤中の含有量とは別に上記添加量のノニオン性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤を添加してもよい。
薬効剤、抗炎症剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、コンディショニング剤、キレート剤、着色料、パール化剤、香料および防腐剤のそれぞれの添加量は、本発明の香粧品組成物の全重量中、0〜5%、好ましくは0〜2%であり、これらの合計の添加量は0〜10%である。
また本発明の香粧品組成物の形態は、液状製剤、ゲル状製剤、クリーム状製剤、エアゾール製剤、シート含浸製剤または固状製剤など特に限定されないが、好ましくは油性液状製剤、ゲル状製剤またはクリーム状製剤である。
本発明の香粧品組成物の製造方法は、特に限定されず、その形態により異なる。例えば、液状製剤の場合は、本発明の基剤に必要によりその他の成分を均一に混合して得ることができる。
ゲル状製剤およびクリーム状製剤の場合は、水に基剤以外の成分のうちの水溶性成分を加えて70℃に加熱したものに、粉体を配合する場合は攪拌しながら粉体を添加し、次に70℃に加熱した本発明の基剤とその他の油溶性成分の混合物を徐々に添加し、ホモミキサーにて乳化粒子を均一にした後、必要により、脱気、ろ過して得ることができる。
エアゾール製剤の場合は、エアゾール化するための揮発性成分としてジメチルエーテルなどを使用することができる。
シート含浸製剤としては、不織布などのシートに上記液状製剤をシートの重量に対して500重量%以下を含浸させることによって得られる。
メーク落としのための油性クレンジング組成物の代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
・本発明の基剤 50〜90%
内訳は、有機分散媒(炭化水素油など) 49〜89%
高級脂肪酸の2価または3価金属塩(B) 0.1〜3%
有機酸(C1) 0.5〜5%
・界面活性剤 3〜10%
・保湿剤 0〜10%
・香料 0〜2%
・着色料 0〜2%
・防腐剤 0〜2%
・水 0〜2%
リキッドファンデーション組成物の代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
[油相]
・本発明の基剤 7〜30%
内訳は、有機分散媒(炭化水素油など) 6〜29%
高級脂肪酸の2価または3価金属塩(B) 0.1〜2%
ノニオン性界面活性剤(C2) 0.2〜4%
・界面活性剤 0〜5%
・防腐剤 0〜2%
[水相]
・水 30〜70%
・保湿剤 3〜20%
・増粘剤 0〜3%
・香料 0〜2%
[粉体]
・無機顔料 10〜30%
ヘアコンディショナー組成物(クリーム)の代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
[油相]
・本発明の基剤 7〜30%
内訳は、有機分散媒(炭化水素油など) 6〜29%
高級脂肪酸の2価または3価金属塩(B) 0.1〜2%
有機酸(C1) 0.2〜4%
有機酸塩(C1) 0.1〜3%
・ワセリン 5〜25%
・ロウ類 0〜10%
・防腐剤 0〜2%
・香料 0〜2%
[水相]
・水 30〜70%
・保湿剤 2〜10%
・界面活性剤 1〜10%
・コンディショニング剤 0〜2%
・増粘剤 0〜3%
・キレート剤 0〜2%
・着色料 0〜2%
化粧水の代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
・本発明の基剤 5〜15%
内訳は、有機分散媒(1,2−プロピレングリコールなど) 3〜13%
高級脂肪酸の2価または3価金属塩(B) 0.1〜1%
ノニオン性界面活性剤(C2) 0.2〜2%
・アルコール 5〜15%
・防腐剤 0〜2%
・香料 0〜2%
・色剤 0〜2%
・褪色防止剤 0〜2%
・緩衝剤 0〜2%
・精製水 65〜80%
ヘアシャンプーの代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
・本発明の基剤 3〜10%
内訳は、 有機分散媒(1,2−プロピレングリコールなど)2.5〜9%
高級脂肪酸の2価または3価金属塩 0.05〜0.8%
有機酸(C1) 0.1〜1.3%
有機酸塩(C1) 0.1〜1.0%
・アニオン性界面活性剤 7〜15%
・ノニオン性界面活性剤 2〜5%
・香料 0〜2%
・色素 0〜2%
・防腐剤 0〜2%
・キレート剤 0〜2%
・精製水 65〜85%
<実施例>
以下、実施例を以て本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。以下、部は重量部を意味する。
実施例1〜23および比較例1〜5
表1および表2記載の配合処方(部)で各成分を配合して、60〜70℃で1時間混合し、本発明の実施例1〜23および比較例1〜5の液状基剤を調製した。
なお、表1及び表2における各配合成分の内容は以下の通りである。
<成分(A)>
ジメチルポリシロキサン:「KF96−10CS」(信越化学工業株式会社製:粘度10mm2/s(25℃))
流動パラフィン:「モレスコホワイトP−55」(株式会社松村石油研究所製:粘度10mm2/s(25℃))
PP−1000:ポリプロピレングリコール(「ニューポールPP−1000」三洋化成工業株式会社製:数平均分子量1000)
PP−2000:ポリプロピレングリコール(「ニューポールPP−2000」三洋化成工業株式会社製:数平均分子量2000)
PP−2400−Bu:ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル(「ニューポールLB−1715」三洋化成工業株式会社製:数平均分子量2400)
PEG−200:ポリエチレングリコール(「PEG−200」三洋化成工業株式会社製:数平均分子量200)
PEG−400:ポリエチレングリコール(「PEG−400」三洋化成工業株式会社製:数平均分子量400)
<成分(C)>
LEC:ポリオキシエチレン(2.5モル)ラウリルエーテル酢酸(「ビューライトLCA−25NH」三洋化成工業株式会社製)
DDA/LEC:ポリオキシエチレン(2.5モル)ラウリルエーテル酢酸・ジデシルジメチルアンモニウム塩
ECA:ポリオキシエチレン(3モル)トリデシルエーテル酢酸(「ビューライトECA」三洋化成工業株式会社製)
DBS:ドデシルベンゼンスルホン酸
ISP:モノ/ジイソステアリルリン酸エステル(モノ/ジ=1/1モル比)
S−60V:ソルビタンモノステアレート(「イオネットS−60V」三洋化成工業株式会社製)
T−80C:ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレエート(「イオネットT−80C」三洋化成工業株式会社製)
エマルミン110:ポリオキシエチレン(11モル)オレイルセチルエーテル(「エマルミン110」三洋化成工業株式会社製)
得られた液状基剤について、濁度及び体積平均粒子径を測定し、液状基剤の経日安定性及び液状基剤を塗布した毛髪の動摩擦係数を測定し、さらに液状基剤を毛髪と皮膚へ塗布したときの官能評価を行った。
測定又は評価方法は以下の通りであり、結果を表1及び表2に示す。
<濁度の測定方法>
25℃に温調した試料液状基剤を長さ10mmのセルに入れて、日本電色工業株式会社製のWater Analyzer−2000を使って、積分球式光電光度法で測定した。
<体積平均粒子径の測定方法>
液状基剤を長さ10mmのセルに入れて、大塚電子株式会社製のELS−800を使って、動的光散乱法で測定した。
<液状基剤の経日安定性試験>
液状基剤80gを、125mlガラス製ボトルに入れ、−5℃、25℃、50℃の恒温槽中に30日間静置した後、液状基剤の外観を肉眼で観察し、調製直後の液状基剤の外観と比較し、次の基準で判定した。
−判定基準−
○:変化無し。
△:層分離や沈降物の発生はないが、液状油性基剤調製直後に比べてカスミ度合いが強い。
×:層分離や沈降物が発生。
<動摩擦係数測定>
毛束(20cm、約0.8g)をポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(EO2.5モル付加物)の有効成分濃度5%水溶液に浸漬して洗浄後、流水でよくすすいでから完全に乾燥させた。乾いた毛束に液状基剤2gを塗布し、指でよくなじませてから余分な液状基剤を絞って落とし、25℃、湿度65%で16時間放置してから摩擦測定機トリラボ・トライボマスターにて垂直荷重を100g、接触子をシリコンゴムとして毛束の動摩擦係数を測定した。
<毛髪と皮膚へ塗布したときの官能評価>
液状基剤を毛束に塗布したときの毛束の滑らかさ、塗布後の毛髪のツヤ、肌に塗布したときのべたつき感という項目について男女各5名のパネルが下記の判定基準で官能評価を行い、その点数の合計を評価結果とした。
評価基準
毛束の滑らかさ
3点; 非常に滑らかである
2点; 滑らかである
1点; あまり滑らかでない
0点; 全く滑らかでない
塗布後の毛髪のツヤ
3点; 非常にツヤがある
2点; ツヤがある
1点; あまりツヤがない
0点; 全くツヤがない
肌に塗布したときのべたつき感
3点; 非常にさっぱりしている
2点; さっぱりしている
1点; 少しべたつく
0点; べたつく
Figure 2008156335
Figure 2008156335
表1及び2から明らかなように、本発明で規定した範囲の濁度を有する液状基剤(実施例1〜23)は、経日安定性に優れ、動摩擦係数が低いため、毛髪に塗布したときに毛髪を滑らかにする効果に優れ、かつ使用感も良好であることが分かる。それに対し、比較例1〜5の中には性能項目をすべて満たすものはない。
本発明の液状基剤は、経日安定性および毛髪や皮膚に対する潤滑性に優れているため、香粧品組成物に配合したときの潤滑性及び使用感にも優れる。本発明の液状基剤は、高級脂肪酸金属塩の微分散体であり、撥水性、潤滑性及び離型性にも優れていることから、無機顔料分野、塗料・非極性溶剤改質分野および電子情報分野等でも使用できる可能性がある。

Claims (9)

  1. 下記(A)〜(C)を必須成分として含有してなる香粧品用液状基剤であって、該液状基剤の重量に基づいて(B)を0.1〜10重量%含有し、25℃における濁度(JIS K0101−1998.9.4積分球濁度)が20mg/L以下であることを特徴とする香粧品用液状基剤。
    (A):25℃において液状である有機分散媒
    (B):炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価または3価金属塩
    (C):下記の(C1)及び(C2)からなる群から選ばれる1種もしくは2種以上の分散剤
    (C1)炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基、並びにカルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基およびリン酸エステル基からなる群から選ばれる1種もしくは2種以上の酸基を有する有機酸またはその塩
    (C2)ノニオン性界面活性剤
  2. 液状基剤の重量に基づいて前記(A)を70〜99.4重量%、前記(B)を0.1〜10重量%および前記(C)を0.5〜20重量%含有する請求項1記載の液状基剤。
  3. 有機分散媒(A)が、炭化水素油、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油、油脂、及び一般式(1)で示される化合物、からなる群から選ばれる1種以上である請求項1又は2記載の液状基剤。
    Q[−(OA)m−OX]n (1)
    (式中、Qは炭素数2〜7のn価の脂肪族炭化水素基、Aは炭素数2〜4のアルキレン基、Xは水素原子、炭素数1〜4のアルコキシ基若しくは炭素数1〜4のアシル基、mは0〜20、nは2〜6の整数を示し、n個のmは同一でも異なっていてもよく、n個のXも同一でも異なっていてもよい。)
  4. 前記(B)が、炭素数8〜24の高級脂肪酸のアルカリ土類金属塩である請求項1〜3のいずれか記載の液状基剤。
  5. 前記(B)が、ステアリン酸のアルカリ土類金属塩である請求項1〜4のいずれか記載の液状基剤。
  6. 前記(C1)が一般式(2)〜(8)のいずれかで示される有機酸(塩)(C11)のうちから選ばれる1種もしくは2種以上である請求項1〜5のいずれか記載の液状基剤。
    1−[−COOH]a (2)
    2−[−SO3X]b (3)
    3−[−O−(AO)k−(CH2xCH2COOX]c (4)
    4−[−O−(AO)l−(CH2ySO3X]d (5)
    5−[−O−(AO)p−P(=O)−(OX)2e (6)
    6−O−(AO)q−C(=O)−CH(−L)−CH(−L)−COOX (7)
    7−O−(AO)r−C(=O)−CH(−L)−CH(−L)−COOR8 (8)
    (式中、R1〜R5は炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基;R6〜R8は炭素数1〜24の1価の炭化水素基;Aは炭素数2〜4のアルキレン基;
    1分子中の2個のLのうちの一方は−SO3Xで他方は水素原子;a、b、c、dおよびeは1〜3の整数であって、R1〜R5のそれぞれの価数と同じ整数;k、l、p、qおよびrは(AO)の平均モル数を表し0〜20の数;xおよびyは0または1〜5の整数;Xは水素原子またはカチオン性基を表す。)
  7. 前記(B)が、液状基剤中で1〜200nmの体積平均粒子径を有する請求項1〜6のいずれか記載の液状基剤。
  8. 請求項1〜7のいずれか記載の液状基剤を含有してなる香粧品組成物。
  9. スキンケア化粧品、メーキャップ化粧品、ヘアケア化粧品又はボディケア化粧品である請求項8記載の香粧品組成物。
JP2007189604A 2006-11-29 2007-07-20 香粧品用液状基剤 Pending JP2008156335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007189604A JP2008156335A (ja) 2006-11-29 2007-07-20 香粧品用液状基剤

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322210 2006-11-29
JP2007189604A JP2008156335A (ja) 2006-11-29 2007-07-20 香粧品用液状基剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008156335A true JP2008156335A (ja) 2008-07-10

Family

ID=39657662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007189604A Pending JP2008156335A (ja) 2006-11-29 2007-07-20 香粧品用液状基剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008156335A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011139794A3 (en) * 2010-04-27 2012-04-19 St. John's Medical Research Institute A composition for skin sanitization and protection and method of its use
JP2022184757A (ja) * 2021-05-31 2022-12-13 三洋化成工業株式会社 化粧料用組成物及び化粧料

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0987162A (ja) * 1995-09-26 1997-03-31 Sunstar Inc 油中水型乳化化粧料
JPH0987161A (ja) * 1995-09-26 1997-03-31 Sunstar Inc 油中水型乳化化粧料
JPH09202723A (ja) * 1996-01-25 1997-08-05 Beiersdorf Ag トリアジン誘導体及びグリセリル化合物を含有する化粧品及び皮膚科用の光線防御用調製物
JPH11309366A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Sannopuko Kk 超微粒子脂肪酸金属塩分散液
JP2000053554A (ja) * 1998-08-10 2000-02-22 Kao Corp 油中水型乳化化粧料
JP2005306972A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Sanyo Chem Ind Ltd 脂肪酸金属塩ナノ微粒子及び該分散体
JP2006160687A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Asahi Kasei Chemicals Corp 油中水型乳化化粧料

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0987162A (ja) * 1995-09-26 1997-03-31 Sunstar Inc 油中水型乳化化粧料
JPH0987161A (ja) * 1995-09-26 1997-03-31 Sunstar Inc 油中水型乳化化粧料
JPH09202723A (ja) * 1996-01-25 1997-08-05 Beiersdorf Ag トリアジン誘導体及びグリセリル化合物を含有する化粧品及び皮膚科用の光線防御用調製物
JPH11309366A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Sannopuko Kk 超微粒子脂肪酸金属塩分散液
JP2000053554A (ja) * 1998-08-10 2000-02-22 Kao Corp 油中水型乳化化粧料
JP2005306972A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Sanyo Chem Ind Ltd 脂肪酸金属塩ナノ微粒子及び該分散体
JP2006160687A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Asahi Kasei Chemicals Corp 油中水型乳化化粧料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011139794A3 (en) * 2010-04-27 2012-04-19 St. John's Medical Research Institute A composition for skin sanitization and protection and method of its use
US9814737B2 (en) 2010-04-27 2017-11-14 Mercy Medical Research Institute Composition for skin sanitization and protection and method of its use
JP2022184757A (ja) * 2021-05-31 2022-12-13 三洋化成工業株式会社 化粧料用組成物及び化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190336797A1 (en) Inner phase thickened water-in-oil cosmetic composition
JP6110450B1 (ja) 微細エマルション型化粧料及びその製造方法
CN104114234A (zh) 个人护理制剂中硅氧烷流体的天然硅氧烷替代物
JP6725470B2 (ja) 化粧料
CN103251512A (zh) 用于个人护理产品的酯化合物
CN111263630B (zh) 水包油型乳化固体化妆品
EP2042152B1 (en) Gel composition
TW201110991A (en) Water-in-oil type emulsified skin cosmetics
KR101886450B1 (ko) 신규 오르가노폴리실록산, 이것을 포함하는 화장료 및 오르가노폴리실록산의 제조 방법
CN102387777A (zh) 毛发化妆品
JP6730433B2 (ja) 乳化組成物及びそれを用いる化粧料
CN1723872B (zh) 水包油型乳化组合物
WO2012090581A1 (ja) 水中油型乳化日焼け止め化粧料
JP2007161648A (ja) 微粒子酸化亜鉛分散物及びそれを含む化粧料
CN102781403B (zh) 耐光遮光组合物
JP2008156335A (ja) 香粧品用液状基剤
FR2771003A1 (fr) Melanges de silicones volatils non cycliques et compositions cosmetiques a base desdits melanges
CN107614551A (zh) 共聚物
JPWO2019187703A1 (ja) 水中油滴型の微細エマルション型化粧料
WO2011052113A1 (ja) 抗菌剤
JP5189836B2 (ja) 油分含有化粧料組成物
KR20250125987A (ko) 조성물
JP2016044181A (ja) 水中油乳化型組成物
JP2007535605A (ja) 水系と洗剤に溶解できる置換基と、油中水型エマルジョンを形成可能なピロリドンカルボキシル修飾ポリシロキサン類
JP2009203206A (ja) 香粧品用液状基剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121009