JP2008156009A - 振動制御装置及び振動制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】交流電流を利用して振動を発生させる電磁コイル15を備える振動装置10を制御する振動制御装置30aであって、振動装置10の駆動を開始する駆動指示、又は、振動装置10の駆動を停止する停止指示の入力を受け付ける指示入力部67を備える。また、指示入力部67から駆動指示が入力された場合に予め設定された波形の交流電流を電磁コイル15に供給することにより振動装置10のボウル11を振動させ、指示入力部67から停止指示が入力された場合に前記交流電流とは位相が異なる電流を電磁コイル15に供給する主回路43を備える。
【選択図】図1
Description
図10(a)は、振動装置100のボウル110における時間経過に伴う振幅の変化を、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に振動の大きさをとって示した図である。また、図10(b)は、振動制御装置300から振動装置100の電磁コイル150に供給する電流を、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に電磁コイル150に流れる電流の電流値をとって示した図である。
また、図10(c)は、図10(a)の時間帯X01の領域を、時間軸方向に拡大した図である。また、図10(d)は、図10(b)の時間帯X01の領域を時間軸方向に拡大した図である。
時刻t01以降は、振動制御装置300に停止指示が入力されており、図10(b)に示すように振動制御装置300は、振動装置100への交流電流の供給を停止している。図10(a)に示すように、振動制御装置300に停止指示が入力されてから(時刻t01)、ボウル110の振幅が十分に減衰するまでに(時刻t02)、約3秒の時間を要している。
本発明では、指示入力部から駆動指示が入力された場合に予め設定された波形の交流電流を振動発生部に第1の電流供給部が供給し、指示入力部から停止指示が入力された場合に前記交流電流とは位相が異なる電流を前記振動装置に第2の電流供給部が供給するようにした。
よって、第1の電流供給部が交流電流を振動装置の振動発生部に供給することにより発生した振動を、前記第2の電流供給部が供給する電流によって振動発生部により発生する力によって減衰させることができるので、振動発生部による駆動を停止した後に所定時間継続する振動を、短時間で収束させることができる。
本発明では、第1の電流供給部が交流電流を振動装置の振動発生部に供給することにより発生した振動を、前記第2の電流供給部が供給する直流電流によって振動発生部により発生する力によって減衰させることができるので、振動発生部による駆動を停止した後に所定時間継続する振動を、短時間で収束させることができる。
本発明では、第1の電流供給部が交流電流を振動装置の振動発生部に供給することにより発生した振動を、前記第2の電流供給部が供給する前記交流電流とは位相及び振幅が異なる電流によって振動発生部により発生する力によって減衰させることができるので、振動発生部による駆動を停止した後に所定時間継続する振動を、短時間で収束させることができる。
本発明では、第1の電流供給部が交流電流を振動装置の振動発生部に供給することにより発生した振動を、前記第2の電流供給部が間欠的に供給する前記交流電流とは位相が異なる電流によって振動発生部により発生する力によって減衰させることができるので、振動発生部による駆動を停止した後に所定時間継続する振動を、短時間で収束させることができる。
また、第2の電流供給部は、前記交流電流とは位相が異なる電流を間欠的に振動装置に供給するので、電流を継続的に振動装置に供給する場合に比べて、消費電力量を低くすることができる。
本発明では、指示入力部から駆動指示が入力された時刻から予め設定された時間が経過した場合に、振動装置への電流の供給を第2の電流供給部が停止するようにしたので、予め設定された時間として適切な時間を設定することにより、振動発生部が発生した振動の振幅を測定することなく、振幅が所定量減衰したときに第2の電流供給部から振動発生部への電流の供給を停止することができる。
本発明では、変位検出部が計測する振幅の最大値が予め設定された閾値よりも小さくなった場合に、振動装置への前記交流電流とは位相が異なる電流の供給を第2の電流供給部が停止するようにしたので、振動発生部が発生した振動の振幅が予め設定された閾値よりも小さくなった後に、第2の電流供給部が振動発生部に電流を供給することを防ぐことができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による振動装置10及び振動制御装置30aの概略構成図である。
振動装置10は、ボウル11、ベースブロック12、板バネ13、電磁石14、電磁コイル15を備えている。振動装置10は、ICチップなどの部材を搬送するための振動パーツフィーダであり、ボウル11を所定の振幅B11で振動させることにより、ボウル11上に積載されるICチップを所定の位置まで搬送する。
ボウル11は、ベースブロック12と板バネ13とにより振動可能なように連結されている。ベースブロック12上にはコイル15を巻きつけた電磁石14が、ボウル11の底部に固定された可動コアと対向するように連結されている。コイル15には、振動制御装置30aから出力される電流が流れる。
整流器41は、ダイオードなどであり、交流電源20とコンデンサ42と主回路43とに接続されており、交流電源20が供給する交流電流を直流電流に変換する。
コンデンサ42は、整流器41と主回路43とに接続されており、整流器41が出力する直流電流を平滑化する。
主回路43は、スイッチなどであり、整流器41と振動装置10とに接続されている。主回路43は、整流器41から出力されコンデンサ42により平滑化された直流電流を、ドライバ回路44の制御に基づいて交流電流に変換し、その変換した交流電流を、振動装置10に供給する。
三角波発振器51は、比較器52の+(プラス)端子に接続されており、三角波の波形の信号を生成して、その信号を比較器52の+端子に出力する。
比較器52は、+端子が三角波発振器51に接続され、−(マイナス)端子が乗算器66に接続され、出力端子がドライバ回路44に接続されている。比較器52は、+端子に入力される信号と、−端子に入力される信号とを比較し、その大小関係に基づいて生成する信号をドライバ回路44に出力する。
図2(a)は、比較器52に入力される入力信号を示しており、横軸に時間をとっており、縦軸に電圧値をとっている。グラフg1は、三角波発振器51から比較器52の+端子に入力される信号を示している。また、グラフg2は、乗算器66から比較器52の−端子に入力される信号を示している。
周期設定器61は、タイマ60に接続されており、正弦波発生器63が発生する正弦波の周期データT11を予め記憶している。周期設定器61は、タイマ60を参照することにより、正弦波発生器63に周期データT11を出力する。
位相設定器64は、スイッチ62aに接続されており、正弦波発生器63が発生する正弦波の位相データα11を予め記憶している。位相設定器64は、スイッチ62aを介して、正弦波発生器63に位相データα11を出力する。
始めに、振動制御装置30aの管理者等が、指示入力部67に駆動指示を入力すると、指示入力部67は、スイッチ62aとスイッチ62bとに駆動信号を出力する。これにより、スイッチ62aはオフとなる。また、スイッチ62bは、電圧設定器65aと乗算器66とを電気的に接続する。
これにより、振動制御装置30aのインバータ回路40から、振動装置10の電磁コイル15に対して、A11×sin(2πt/T11)の波形の交流電流が出力される。この結果、振動装置10のボウル11は、所定の振幅B11で振動する。
これにより、振動制御装置30aのインバータ回路40から、振動装置10の電磁コイル15に対して、A12×sin((2πt/T11)−α11)の波形の交流電流が出力される。この結果、所定の振幅B11で振動していた振動装置10のボウル11に、その振動を減衰させる力が加わり、所定の時間経過後、振動装置10のボウル11の振動が収束する。
図3(a)は、振動装置10のボウル11における時間経過に伴う振幅の変化を、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に振動の大きさをとって示した図である。また、図3(b)は、振動制御装置30aから振動装置10の電磁コイル15に供給する電流を、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に電磁コイル15に流れる電流の電流値をとって示した図である。
また、図3(c)は、図3(a)の時間帯X11の領域を、時間軸方向に拡大した図である。また、図3(d)は、図3(b)の時間帯X11の領域を時間軸方向に拡大した図である。
また、振動装置10のボウル11の振動を、より短時間で収束させるためには、位相データα11を、π/2(=90°)に近い値とすることが望ましい。
図4は、本発明の第2の実施形態による振動装置10及び振動制御装置30bの概略構成図である。本実施形態において、第1の実施形態(図1)と同じ部分については、同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施形態による振動制御装置30bは、比較器52と乗算器66との間にスイッチ62cが接続されており、そのスイッチ62cに直流波発生器68が接続されている点において第1の実施形態と相違している。
また、振動制御装置30bにスイッチ62bと電圧設定器65bとが設けられていない点において第1の実施形態と相違している。
なお、本実施形態において、周期設定器61は周期データとしてT21を記憶しており、電圧設定器65aは振幅データとしてA21を記憶している。
スイッチ62cは、比較器52と乗算器66と直流波発生器68とに接続されている。指示入力部67から駆動信号が出力された場合には、スイッチ62cは、比較器52と乗算器66とを電気的に接続する。一方、指示入力部67から停止信号が出力された場合には、スイッチ62cは、比較器52と直流波発生器68とを電気的に接続する。
始めに、振動制御装置30bの管理者等が、指示入力部67に駆動指示を入力すると、指示入力部67は、スイッチ62cに駆動信号を出力する。この結果、比較器52と乗算器66とが電気的に接続される。
これにより、振動制御装置30bのインバータ回路40から、振動装置10の電磁コイル15に対して、A21×sin(2πt/T21)の波形の交流電流が出力される。この結果、振動装置10のボウル11は、所定の振幅B21で振動する。
これにより、振動制御装置30bのインバータ回路40から、振動装置10の電磁コイル15に対して、振幅がA22の波形の直流電流が出力される。この結果、所定の振幅B21で振動していた振動装置10のボウル11に、その振動を減衰させる力が加わり、所定の時間経過後、振動装置10のボウル11の振動が収束する。
図5(a)は、振動装置10のボウル11における時間経過に伴う振幅の変化を、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に振動の大きさをとって示した図である。また、図5(b)は、振動制御装置30bから振動装置10の電磁コイル15に供給する電流を、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に電磁コイル15に流れる電流の電流値をとって示した図である。
また、図5(c)は、図5(a)の時間帯X21の領域を、時間軸方向に拡大した図である。また、図5(d)は、図5(b)の時間帯X21の領域を時間軸方向に拡大した図である。
図6は、本発明の第3の実施形態による振動装置10及び振動制御装置30cの概略構成図である。本実施形態において、第1の実施形態(図1)と同じ部分については、同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施形態による振動制御装置30cは、ドライバ回路44と比較器52との間に、スイッチ62dが接続されている。指示入力部67から駆動信号が出力された場合には、スイッチ62dはオンとなる。一方、指示入力部67から停止信号が出力された場合には、スイッチ62dは、オンとオフとを繰り返す。本実施形態では、指示入力部67から停止信号が出力された場合に、スイッチ62dをオンとする時間をC12としており、スイッチ62dをオフとする時間をC11としている。
始めに、振動制御装置30cの管理者等が、指示入力部67に駆動指示を入力すると、指示入力部67は、スイッチ62a、62b、62dに駆動信号を出力する。この結果、電圧設定器65aと乗算器66とが電気的に接続され、ドライバ回路44と比較器52とが電気的に接続される。
これにより、振動制御装置30cのインバータ回路40から、振動装置10の電磁コイル15に対して、A31×sin(2πt/T31)の波形の交流電流が出力される。この結果、振動装置10のボウル11は、所定の振幅B31で振動する。
図7(a)は、振動装置10のボウル11における時間経過に伴う振幅の変化を、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に振動の大きさをとって示した図である。また、図7(b)は、振動制御装置30cから振動装置10の電磁コイル15に供給する電流を、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に電磁コイル15に流れる電流の電流値をとって示した図である。
また、図7(c)は、図7(a)の時間帯X31の領域を、時間軸方向に拡大した図である。また、図7(d)は、図7(b)の時間帯X31の領域を時間軸方向に拡大した図である。
図8は、本発明の第4の実施形態による振動装置10及び振動制御装置30dの概略構成図である。本実施形態において、第2の実施形態(図4)と同じ部分については、同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施形態による振動制御装置30dは、ドライバ回路44と比較器52との間に、スイッチ62dが接続されている。スイッチ62dは、第3の実施形態で説明したスイッチ62dと同じであるので、その説明を省略する。
始めに、振動制御装置30dの管理者等が、指示入力部67に駆動指示を入力すると、指示入力部67は、スイッチ62c、62dに駆動信号を出力する。この結果、電圧設定器65aと乗算器66とが電気的に接続され、ドライバ回路44と比較器52とが電気的に接続される。
これにより、振動制御装置30dのインバータ回路40から、振動装置10の電磁コイル15に対して、A21×sin(2πt/T21)の波形の交流電流が出力される。この結果、振動装置10のボウル11は、所定の振幅B21で振動する。
これにより、振動制御装置30dのインバータ回路40から、振動装置10の電磁コイル15に対して、振幅がA22の直流電流の一部が間欠的に出力される。この結果、所定の振幅B21で振動していた振動装置10のボウル11に、その振動を減衰させる力が加わり、所定の時間経過後、振動装置10のボウル11の振動が収束する。
よって、主回路43が交流電流A21×sin(2πt/T21)を、振動装置10の電磁コイル15に供給することにより発生した振動を、間欠的に供給される振幅がA22の直流電流によって電磁コイル15により発生する力によって減衰させることができるので、電磁コイル15による駆動を停止した後に、所定時間継続する振動を、短時間で収束させることができる。
このようにすれば、指示入力部67から駆動指示が入力された時刻から予め設定された時間が経過した場合に、振動装置10への電流の供給を主回路43が停止するので、予め設定された時間として適切な時間を設定することにより、ボウル11の振動の振幅を測定することなく、振幅が所定量減衰したときに主回路43から電磁コイル15への電流の供給を停止することができる。
なお、上述した第1、第3の実施形態では、位相設定器64が位相データを予め記憶している場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上記の変位検出部によってボウル11の位相を計測し、そのボウル11の振動の減衰が最も早くなる位相データを、変位検出部から位相設定器64に出力して記憶させるようにしてもよい。
このようにすれば、振幅最大値計測部が計測する振幅の最大値が予め設定された閾値よりも小さくなった場合に、振動装置10への前記交流電流とは位相が異なる電流の供給を主回路43が停止するので、ボウル11の振動の振幅が予め設定された閾値よりも小さくなった後に、主回路43が電磁コイル15に電流を供給することを防ぐことができる。
Claims (7)
- 交流電流を利用して振動を発生させる振動発生部を備える振動装置を制御する振動制御装置であって、
前記振動装置の駆動を開始する駆動指示、又は、前記振動装置の駆動を停止する停止指示の入力を受け付ける指示入力部と、
前記指示入力部から前記駆動指示が入力された場合に予め設定された波形の交流電流を前記振動発生部に供給することにより前記振動装置を振動させる第1の電流供給部と、
前記指示入力部から前記停止指示が入力された場合に前記交流電流とは位相が異なる電流を前記振動装置に供給する第2の電流供給部と、
を備えることを特徴とする振動制御装置。 - 前記第2の電流供給部は、前記交流電流とは位相が異なる電流として、直流電流を前記振動装置に供給することを特徴とする請求項1に記載の振動制御装置。
- 前記第2の電流供給部は、前記交流電流とは位相が異なる電流として、前記交流電流とは位相及び振幅が異なる電流を前記振動装置に供給することを特徴とする請求項1に記載の振動制御装置。
- 前記第2の電流供給部は、前記交流電流とは位相が異なる電流を間欠的に前記振動装置に供給することを特徴とする請求項2又は3に記載の振動制御装置。
- 前記指示入力部から前記駆動指示が入力された時刻から予め設定された時間が経過したか否かについて計測する計時部を更に備え、
前記第2の電流供給部は、前記予め設定された時間が経過した場合に前記振動装置への前記交流電流とは位相が異なる電流の供給を停止することを特徴とする請求項1から4までのいずれかの項に記載の振動制御装置。 - 前記振動発生部が発生させる振動の振幅を計測する変位検出部を更に備え、
前記第2の電流供給部は、前記変位検出部が計測する振幅の最大値が予め設定された閾値よりも小さくなった場合に前記振動装置への前記交流電流とは位相が異なる電流の供給を停止することを特徴とする請求項1から4までのいずれかの項に記載の振動制御装置。 - 交流電流を利用して振動を発生させる振動発生部を備える振動装置を制御する振動制御方法であって、
前記振動装置の駆動を開始する駆動指示、又は、前記振動装置の駆動を停止する停止指示の入力を受け付ける指示入力過程と、
前記指示入力過程で前記駆動指示が入力された場合に予め設定された波形の交流電流を前記振動発生部に供給することにより前記振動装置を振動させる第1の電流供給過程と、
前記指示入力過程で前記停止指示が入力された場合に前記交流電流とは位相が異なる電流を前記振動装置に供給する第2の電流供給過程と、
を実行することを特徴とする振動制御方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120424 |