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JP2008154794A - 着物着付けセット用鞄 - Google Patents

着物着付けセット用鞄 Download PDF

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JP2008154794A
JP2008154794A JP2006346948A JP2006346948A JP2008154794A JP 2008154794 A JP2008154794 A JP 2008154794A JP 2006346948 A JP2006346948 A JP 2006346948A JP 2006346948 A JP2006346948 A JP 2006346948A JP 2008154794 A JP2008154794 A JP 2008154794A
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Hideki Teranishi
英樹 寺西
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Abstract

【課題】 着物7がしわにならず、小物9類を同時に面倒にならずに持ち運びでき、且つ、予め形成した帯結びを維持したまま持ち運びができる着物着付けセット用鞄1を提供する。
【解決手段】 着物着付けセット用鞄1は、着物7の着付けに用いる小物9を収納可能な箱形状に形成された小物収納部3と、略矩形に折りたたんだ着物7を収納可能な矩形に形成され、前記小物収納部3の上面に長手方向の中央部で2つ折りにして吊り下げられ、且つ、前記小物収納部3に固着自在な着物ケース4と、前記着物ケース4を跨いで両端が前記小物収納部3に取付けられる長手形状の把持部5と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、着物、帯、及び着付けに用いる小物を持ち運びできる鞄に関する。
従来、外出先で着物を着付けるときには、畳紙に包んだ着物を2つ折りにして、風呂敷等に包んで持ち運ぶか、又は、畳紙に包んだ着物をそのまま衣装箱にいれて、運送業者に運搬を依頼するかしていた。しかし、着物は一般に正絹等の柔らかく、形を維持しにくいものであり、着物が皺になることを抑えながら風呂敷に包んで持ち運ぶことは困難であった。また、運送業者に依頼する場合は、費用もかかるので、気軽に着物を楽しむことができなかった。
そこで、着物専用鞄として、例えば、開鞄時、畳んだ状態の着物大の長方形状をなし、長辺側に均一幅のマチ部とマチ部の延長片として着物押え片をなし、中央部を中心に長辺に対し直角に折り曲げ可能とするための折り曲げ部開口と該着物押え中央部に折り畳み用溝、さらに短辺一端に鞄の被せ部を設けたくり貫き一体成形の着物専用鞄であり、数箇所の切り込みを設けた薄板状本体からなる着物ホルダーで固定された着物を内部に収納可能としたものが提案されている。これによると、皺になることを極力抑えつつ、着物の持ち運びが容易である(例えば特許文献1)。
一方、着物の着付けにおいて、帯結びはお太鼓などの結びの形を背中に形成するため、一人で帯を結ぶ場合、鏡で背中部分を写しながら、形を整えて結ばなければならないので、ひとりで楽に美しい帯結びを形成することは困難である。そこで、近年、身体に帯を結ぶ前に、予め形を整えておき、この形を保持するための保形具が色々開発されてきている(例えば特許文献2)。
特開2000−350650号公報 特開2006−144151号公報
しかしながら、以上のような保形具を用いて帯結びを形成する場合でも、外出先で短時間に美しい形状の帯結びを形成することは、着物の着付け初心者にとっては困難な作業である。
また、上述のような着物着付けセット用鞄を用いて、着物の持ち運びをする場合に、別途、着物の帯や保持具、伊達締め、帯締め、足袋等の小物類を持ち運ばなければならず面倒であるとともに、小物のいくつかを入れ忘れ易い。
そこで、本発明は、着物がしわにならず、小物類を同時に面倒にならずに持ち運びでき、且つ、予め形成した帯結びを維持したまま帯を持ち運びができる着物着付けセット用鞄を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の着物着付けセット用鞄は、着物の着付けに用いる小物を収納可能な箱形状に形成された小物収納部と、略矩形に折りたたんだ着物を収納可能な矩形に形成され、前記小物収納部の上面に長手方向の中央部で2つ折りにして吊り下げられ、且つ、前記小物収納部に固着自在な着物ケースと、前記着物ケースを跨いで両端が前記小物収納部に取付けられる長手形状の把持部と、を備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の着物着付けセット用鞄は、請求項1に記載の着物着付けセット用鞄であって、前記小物収納部は、一方の側面から底面を経て他方の側面に連なるスライドファスナにより開閉自在であることを特徴とするものである。
請求項3に記載の着物着付けセット用鞄は、請求項1又は請求項2に記載の着物着付けセット用鞄であって、所定の保形具を用いて予め帯結びを形成した帯の手先を固定して収納するとともに前記帯の手先から伸びる帯の手を収納する手収納部、及び、前記保形具を固定するとともに前記帯結びを収納可能な帯結び収納部を含む帯収納部を更に備え、該帯収納部は前記着物ケース外側面に固着されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の着物着付けセット用鞄によると、小物を収納した鞄と着物ケースとを同時に片手で持ち運びすることができる。また、一般的な畳み方をした着物を矩形の着物ケースに収納して、着物ケースの長手方向の中央部で小物収納部の上面に2つ折りにして吊り下げられるので、着物が持ち運びされる時に皺になりにくい。特に小物収納部の上面は一定の幅を有するので、着物に折り目や皺が寄るのをいっそう確実に防ぐことができ、更に、鞄は無駄なスペースを作らないのでよりコンパクトな鞄とすることができる。また、把持部の両端が着物ケースを跨いで小物収納部に取付けられるので、着物ケースに内包されている着物を安定して持ち運びすることができる。さらに、小物収納部には、伊達締め、帯締め、足袋等の小物類を収納できるので、面倒にならずに持ち運びでき、着付け用小物を忘れることを防ぐことができる。また、着物ケースが小物収納部に固着自在であるので、着物ケースに着物を収納するときには、小物収納部から着物ケースを取り外し、着物ケースを平板状に展開して着物を収納することができるので、より容易に着物を収納することができる。
請求項2に記載の着物着付けセット用鞄によると、小物収納部は、一方の側面から底面を経て他方の側面に連なるスライドファスナにより開閉自在であるので、着物ケースを取り外すことなく小物収納部のスライドファスナを開けることができる。したがって、着物を取り出す必要がないときに小物収納部に収納した小物類のみを極めて簡便に取り出すことができる。
請求項3に記載の着物着付けセット用鞄によると、予め所定の保形具を用いて形成した帯結び及び帯の手を収納して、帯の手先及び帯の保形具を固定するものであるので、帯結びの形が維持された状態で帯が固定される。したがって、予め形成した帯結びを維持したまま、帯を持ち運びすることができる。
すなわち、自宅などで帯結びの形を整えた後に、帯を着物着付けセット用鞄に収納し、外出先に持ち運んで、帯結びの形が整った状態の帯を取り出して着物の着付けに用いることができる。したがって、短時間で美しい形状の帯結びを着用することができる。
以上のように、本願の請求項1乃至3の着物着付けセット用鞄を用いると、小物、着物、及び帯結びの形が整った状態の帯を収納して運搬できるので、片手で着物の着付けに必要なもの一切を持ち運びでき、且つ、外出先で極めて容易に着物の着付けをすることができる。このため、着物の普及に大きく貢献し得るものである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の着物着付けセット用鞄1の全体構成について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、着物着付けセット用鞄1の一例を示す簡略斜視図である。また、図2は着物着付けセット用鞄1のa−a断面を示す図である。着物着付けセット用鞄1は、帯収納部2、小物収納部3、着物ケース4、及び把持部5からなる。帯収納部2は、着物ケース4の一面に例えば縫合により固定されて突出した略直方体形状をしている。そして、帯収納部2の突出面側の周囲には帯収納部開閉用ファスナ24が開閉自在に縫合されている。なお、本実施形態においては、帯収納部2を着物ケース4の一面に縫合しているが、例えば着物ケース4の一面と着物ケース4の一面に相対する帯収納部2の一面とに雌雄の異なる面ファスナを貼着させて、それぞれの面ファスナを係着させて固定する構成としても良い。このように構成すると、帯結びを形成した帯を持ち運びする必要がない場合には、帯収納部2を取り外した着物着付けセット用鞄1を用いることができるので、よりコンパクトな鞄とすることができる。
また、帯収納部2の横幅を、例えば40cmに形成し、一般的な帯のたれの幅よりも大きくすることで、図2に示すように、袋帯、名古屋帯、袋名古屋帯、京袋帯、及び単帯等のお太鼓部分の幅が30cm程度である帯6を帯結びを形成した状態で収納することができる。なお、帯6の幅が30cmよりも短い20cm程度である細帯を帯結びを形成した状態で収納できることは云うまでもない。また、横幅が帯6の幅よりも10cmほど大きくすることで、角出結び、ふくら雀、文庫結び、及び縦矢結びのように帯結びの幅が帯6の幅よりも大きくなる帯結びを行った場合にも、帯6を帯結びを形成した状態で収納することができる。
なお、帯収納部2は図3に示すように帯6を収納しない時には、予め形成してある折り目23に沿って、上下左右の各面を外側が谷になるように折りたたんで奥行を小さくすることができる。したがって、帯結びを形成した帯6を収納しなければならないときには帯収納部2を大きくして帯6を収納するとともに、帯結びを解いた後は着物7と共に着物ケース4の中に帯6を収納して、帯収納部2は小さく折りたたむことで、着物着付けセット用鞄1をかさ張らずに運搬することができる。図示しないが、帯収納部2を小さく折りたたんだ状態を維持するために、スナップボタンや面ファスナなどを備えるものとしても良い。すなわち、帯収納部2の上下左右の各面の着物ケース4側端部及び着物ケース4と反対側端部にそれぞれ雌雄の異なるスナップボタンや面ファスナを固着し、帯収納部2を折りたたんだときにはスナップボタンまたは面ファスナを相互に係着させることで、帯収納部2を小さく折りたたんだ状態を維持することができる。
小物収納部3は、略直方体形状であり、図4に示すように、左右両側面及び底面がスライドファスナ31により開閉自在に構成されている。そして、着物ケース4は、小物収納部3の上面に2つ折りして吊り下げられて着脱自在となっているので、着物ケース4を小物収納部3から取り外すことなく、小物収納部3のスライドファスナ31を開閉することができる。したがって、例えば出先などで小物9類のみを取り出したい場合に、極めて簡便に取り出すことができる。なお、スライドファスナ31を小物収納部3の上面に設けて開閉するようにしても良いが、この場合には小物収納部3を開閉する際に着物ケース4を取り外す必要が生じる。また、この小物収納部3の上面32の左右両縁付近には把持部5のそれぞれの端部が着物ケース4を跨ぐように固定されている。
着物ケース4は、図10に示すように、2つ折りにして小物収納部3の上面32に吊り下げられる可撓性のある長方形シート形状である。この着物ケース4は、矩形に折りたたんだ着物7を内包できる空間を内部に有し、小物収納部3に取付けたときに外側となる面が大きく開口した本体部42と、この本体部42の開口の一方の側縁に連なる蓋部43と、本体部42の開口と及び蓋部43の外周に形成される着物ケース用スライドファスナ41と、からなり、本体部42の開口と蓋部43の外周とを当接させて、スライドファスナ41を係合させるものである。なお、図2に示すように、小物収納部3が着物ケース4を吊り下げたときに小物収納部3及び着物ケース4の相互に密着する面には、それぞれ面ファスナ33、42が複数貼付されており、これらの面ファスナ33、42を貼り合わせることにより、着物ケース4は小物収納部3に着脱自在に固定されている。したがって、着物7を運搬するときには、着物ケース4を小物収納部3に取付けて運搬することができ、着物7を出し入れするときには、小物収納部3から取り外して、着物ケース4を平らにして着物7を入れることができ、着物の出し入れが容易になる。
把持部5は、長尺な帯状の部材であって、その両端部が小物収容部3の上面における幅方向両端にそれぞれ固定されることにより若干弛みを持った状態となっている。そして、その長手方向の中央付近には携帯者が持ち易いように例えば革製の持ち手51が形成され、所定位置には把持部5の長さを調節する調節装置52が取付けられている。なお、この把持部5の取付け位置は、小物収容部3の上面に限ることなく側面であってもよい。
次に、図5から図8を参照しつつ帯収納部2の内部構成について説明する。帯収納部2は、図5に示すように、手収納部21と帯結び収納部22とを内包する。手収納部21は帯6の手先61を固定する手先固定具211と、帯6の手62を巻きつける2本の巻きつけ具212と、手先固定具211及び巻きつけ具212を支持する上下一対のベース214とからなる。手先固定具211はその長手方向にスリット状の貫通孔213を有する円柱形状であり、貫通孔213に帯6の手先61部分を挿入して固定することができる。また、図6に示すように、帯6の手62の折り曲げ部である手先61の内側に棒状部材631を入れてこれに取付けた引掛け具63を手先固定具211に引掛けて固定させることもできる。手先61に引掛け具63を取付けた場合には、着物7を着衣する際に着衣者の胴回りに帯を巻いた後に、この引掛け具63を帯の保形具8に引掛けて、帯6を胴回りに締めることができるので、より短時間で簡単に帯を締めることができる。
また、巻きつけ具212には手先固定具211に手先61が固定された帯6の手62が巻きつけられる。ベース214は、帯収納部2の上面及び底面に設けられた凹部材215に嵌着でき、着脱自在となっている。巻きつけ具212に帯6の手62を巻きつけるときには、帯収納部2の上面及び底面からベース214を取り外して巻きつけ具212に帯6を巻きつけ、その後、帯収納部2の上面及び底面の凹部材215にベース214を嵌めこんで固定する。なお、この凹部材215とベース214との嵌めこみ固定に代えて他の手段によってベース214を帯収納部2の上面及び底面に固定するようにしてもよい。
帯結び収納部22は、図7に示すように、帯6が収納可能なように帯6の幅よりも大きな幅をもった空間である。帯結び収納部22の着物ケース4側の内壁面には、ゴム紐により形成された2本の固定バンド221が所定間隔をおいて上下方向にそれぞれ延設され、各固定バンド221はその上下両端部において内壁面にそれぞれ固定されている。また、着物ケース4側の内壁面の一方の側縁には固定紐222が取付けられ、他方の側縁にはこの固定紐222の先端を固定する係止金具223が取付けられている。
保形具8によりお太鼓64を形成して保形されている帯6をこの帯結び収納部22に収納するときには、図7及び図8に示すように、お太鼓64の裏面側にある保形具8を帯結び収納部22の着物ケース4側の壁面に向け、保形具8を内壁面と2本の固定バンド221とで挟み込んで固定する。そして、着物ケース4側の内壁面の一方の側縁に一端が固定されている固定紐222をお太鼓64の内部に通して、他方の側縁に固定されている係止金具223で固定紐222の先端を固定する。これにより保形具8が固定され、また、帯6のお太鼓64の内部に固定紐222が通されるので、より確実に保形される。
なお、保形具8は、帯結びを形良く結ぶ補助をするとともに、形作られた帯結びの形を維持する扁平な板であり、公知の様々な保形具を用いることができる。本実施形態においては帯枕81が固定された保形具8が用いられているが、例えば肩流しや都結びのように、帯枕81を必要としない帯結びであるときには、帯枕81が固定されていない保形具8を用いることができる。
また、図7及び図8においては図示していないが、保形具8の上下左右4箇所と、お太鼓64を結んだ帯6と、はそれぞれ帯固定用クリップで挟持して固定されており、これにより帯6のお太鼓64の形状は保たれている。また、図7及び図8において示すように、お太鼓64の内部では帯枕81を包むようにして帯揚げ65が設置されている。この帯揚げ65は、左右に長い帯形状をしており、例えば中心部付近でお太鼓64を包んだ後、お太鼓64の左右両側でそれぞれ結び目を作ることで固定することができる。また、お太鼓64内部には帯締め66が配置されている。帯締め66は、例えばお太鼓の左右両縁でクリップなどで保形具8と共に挟むことで固定することができる。
次に、図9を用いて小物収納部3の内部構成について説明する。小物収納部3のスライドファスナ31を開いて展開すると、図9に示すように、伊達締め91、腰紐92、衿芯93、足袋94、半襟95、帯板96、帯揚げ65、帯締め66、保形具8、帯枕81、等をそれぞれ収納して固定できるように形成されている。すなわち、それぞれの小物9の形状に応じた固定用伸縮バンド97の両端が小物収納部3の内部に取り付けられており、固定用伸縮バンド97と小物収納部3の内壁とで各小物9を挟み込むことにより固定する。なお、小物収納部3の構成は、これに限られず、例えば小物収納部3の内壁に複数のポケットを設け、各小物9をポケットに挿入する構成であっても良い。また、小物が収納された複数の袋や箱を、収納できるように構成しても良い。また、収納すべき小物9の種類は上述したものに限られない。例えば、着物用ハンドバックや草履などを収納できる形状のものであっても良い。なお、小物収納部3の内壁の各小物9の収納位置にそれぞれの小物9の名前を記載しておいても良い。このようにすれば、着物7の着付けに必要な小物9を確実に忘れることなく外出先に持っていくことができる。
着物ケース4に着物7を収納するときには、図10に示すように、着物ケース4を小物収納部3から取り外して平板状に展開し、更に、着物ケース用スライドファスナ41をひらいて、蓋部43を本体部42の開口から捲くりあげる。そして、本体部42の内部に形成された空間に、矩形に折りたたんだ着物7を収納する。なお、このとき本体部42の開口の大きさが矩形に折りたたんだ着物7の大きさよりも大きく形成されているので、皺が寄ることなく、着物7を内部に収納できる。また、着物ケース4には、着物7以外にも、矩形に折りたたんだ長襦袢、肌襦袢、裾よけ等を収納することができる。さらに、帯結びを形成していない帯6も折りたたんで収納できる。以上のようにして、着物7や長襦袢などを収納した後に、蓋部43を本体部42の開口に閉じ合わせて、着物ケース用スライドファスナ41をスライドさせて閉じると、内包した着物7や長襦袢などが、着物ケース4の蓋部43内面及び本体部42内面に密着して固定される。なお、図10には図示していないが、着物ケース4に着物7を収納する際には、通常は矩形に畳んだ着物7を畳紙で包んだ後に、着物ケース4に収納する。そして、この着物ケース4は、着物着付けセット鞄1の小物収納部3の上面32に長手方向の中心が二つ折りして吊り下げられ、面ファスナ33、42により固定される。小物収納部3の上面32は小物収納部3の厚み分の幅を持つので、着物ケース4は完全な二つ折りで吊り下げられるのではなく、U字形状で吊り下げられることとなるので、内部に収納された着物7などに折れ目が付きにくい。
以上のように、本実施例に係る着物着付けセット用鞄1は、矩形に折りたたんだ着物7を着物ケース4に収納して、二つ折りにして吊り下げて運搬できるので、着物7に皺や折れ目をつけることなく持ち運びできる。更に、小物収納部3に各小物9類を漏れなく収納できるので、小物9の運搬に別の鞄を用意する必要が無く、また、着付けに必要な小物9を忘れることがない。更に、保形具8を用いてお太鼓64などの帯結びを予め形成し、この帯結びの形状を維持したまま収納運搬できる。したがって、着物の持ち運びが容易であるとともに外出先などで着付けをする場合に、短時間で、極めて容易に着付けをすることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種々の変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
本発明に係る着物着付けセット用鞄は、着物、帯、小物類を容易に運搬できる鞄としてに好適に用いることができる。そして、本発明に係る着物着付けセット用鞄を用いることで、出先などで気軽に着物の着付けを行うことができるので、従来着物を着る習慣が無かった人でも気軽に着物の着付けを楽しむことができる。これによって、着物の着用の習慣が付き易くなり、日本古来の服装である着物の普及大きく貢献できる。
本発明の着物着付けセット用鞄1の一例を示す斜視図である。 本発明の着物着付けセット用鞄1のa−a断面図である。 図1の着物着付けセット用鞄1の帯収納部2を折りたたんだ図である。 小物収納部3のスライドファスナ31を開いた状態を示す斜視図である。 帯収納部2の内部構成を示す簡略斜視図である。 手先61を巻いた状態における図5のb−b拡大断面図である。 帯収納部2の帯結び収納部22に帯を収納した状態を側面から見た一部省略断面図である。 帯収納部2に帯結びを形成した帯6を収納した状態を示す斜視説明図である。 小物収納部3のスライドファスナ31を開いて展開した図である。 着物ケース4に着物7を収納した状態を示す図である。
符号の説明
1 着物着付けセット用鞄
2 帯収納部
3 小物収納部
4 着物ケース
5 把持部
6 帯
7 着物
8 保形具
9 小物
21 手収納部
22 帯結び収納部
31 スライドファスナ
61 手先
62 手

Claims (3)

  1. 着物の着付けに用いる小物を収納可能な箱形状に形成された小物収納部と、
    略矩形に折りたたんだ着物を収納可能な矩形に形成され、前記小物収納部の上面に長手方向の中央部で2つ折りにして吊り下げられ、且つ、前記小物収納部に固着自在な着物ケースと、
    前記着物ケースを跨いで両端が前記小物収納部に取付けられる長手形状の把持部と、を備えることを特徴とする着物着付けセット用鞄。
  2. 前記小物収納部は、一方の側面から底面を経て他方の側面に連なるスライドファスナにより開閉自在であることを特徴とする請求項1に記載の着物着付けセット用鞄。
  3. 所定の保形具を用いて予め帯結びを形成した帯の手先を固定して収納するとともに前記帯の手先から伸びる帯の手を収納する手収納部、及び、前記保形具を固定するとともに前記帯結びを収納可能な帯結び収納部を含む帯収納部を更に備え、
    該帯収納部は前記着物ケース外側面に固着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の着物着付けセット用鞄。
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