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JP2008154066A - 中継装置、通信方法、通信プログラム - Google Patents

中継装置、通信方法、通信プログラム Download PDF

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JP2008154066A JP2006341317A JP2006341317A JP2008154066A JP 2008154066 A JP2008154066 A JP 2008154066A JP 2006341317 A JP2006341317 A JP 2006341317A JP 2006341317 A JP2006341317 A JP 2006341317A JP 2008154066 A JP2008154066 A JP 2008154066A
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Abstract

【課題】ネットワーク内に同一のMACアドレスを有する複数の仮想サーバが存在する場合であっても、確実に通信を確立することを目的とする。
【解決手段】ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継する中継装置において、ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェック部と、該アドレスチェック部において検出した重複するアドレスを変換し、該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理部とからなることを特徴とする。
【選択図】 図15

Description

本発明は、仮想サーバに割り当てられたMACアドレス(Media AccessControl address)を変換する中継装置、アドレス変換方法、アドレス変換プログラムに関する。
仮想サーバによって構築されるネットワークシステムでは、MACアドレスが重複することがある。仮想サーバとは、1台の物理的なサーバ資源を分割し、1台のサーバ内に仮想的に構築された複数のサーバのことである。MACアドレスは各Ethernet(登録商標)カードに固有のID番号である。そしてMACアドレスはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)が管理しているメーカごとに固有な番号と、メーカが独自に各Ethernet(登録商標)カードに割り当てる番号の組み合わせによって表されるアドレスである。そのため通常、MACアドレスは重複することはない。
しかしながら、仮想サーバによって構築されるネットワークシステムでは、仮想サーバに割り当てるMACアドレスを各物理サーバが設定するため、ネットワーク上に同一のMACアドレスを有する複数の仮想サーバが存在してしまうことがある。
そのため、異なる仮想サーバに割り当てられたMACアドレスが重複する場合、所望の仮想サーバに転送できないという問題があった。
また同一のMACアドレスを有する仮想サーバ同士の通信の場合は、中継装置はエラーとしてパケットを破棄してしまうといった問題もあった。
MACアドレス変換を行う公知文献として以下のものがある。
特開2004−304371号公報 しかしながら、上記スイッチング装置においても、ネットワーク上に同一のMACアドレスが存在する場合には適切に通信を確立し行うことができない。
本発明は、ネットワーク内に同一のMACアドレスを有する複数の仮想サーバが存在する場合であっても、確実に通信を確立することを目的とする。
本発明に係る中継装置は、ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継する中継装置において、ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェック部と、該アドレスチェック部において検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換部と、該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理部とからなることを特徴とする。
また本発明に係る中継装置は、該アドレスチェック部においてネットワークに存在する情報処理装置に対してアドレスを要求するアドレス要求信号を生成することを特徴とする。
また本発明に係る中継装置は、該アドレスチェック部において該アドレス要求信号対する応答情報から該情報処理装置のアドレスを取得することを特徴とする。
また本発明に係る中継装置は、該アドレスチェック部において該応答情報から該情報処理装置のアドレスを取得した後、該応答情報を破棄することを特徴とする。
また本発明に係る中継装置は、該応答情報の送信元アドレスが中継装置に割り当てられたIPアドレスであることを特徴とする。
また本発明に係る中継装置は、ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継する中継装置において、ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスのうち、変換するアドレスを指定する変換アドレス指定部と、該変換アドレス指定部において指定したアドレスを変換して、変換後アドレスを生成するアドレス変換部と、該変換アドレス指定部において指定したアドレスと、該変換後アドレスを対応付けるアドレス変換テーブルを格納する記憶部と、該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理部とからなることを特徴とする。
また本発明に係る通信方法は、ネットワークにおける情報処理装置間の通信を行う通信方法において、該ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェック手順と、該アドレスチェック手順において検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換手順と、該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理手順とからなることを特徴とする。
さらに本発明に係る通信プログラムは、ネットワークにおける情報処理装置間の通信をコンピュータに実行させる通信プログラムであって、該ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェックステップと、該アドレスチェックステップにおいて検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換ステップと、該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理ステップとからなることを特徴とする。
本発明によれば、中継装置が異なる仮想サーバに割り当てられたMACアドレスが重複することを検出し、中継装置が保有するMACアドレスに変換することによって、ネットワーク内に同一のMACアドレスを有する複数の仮想サーバが存在する場合であっても、確実に通信を確立することができる。
(実施例1)
本実施例は、重複する可能性のある仮想サーバのMACアドレスを変換する中継装置101の実施例である。中継装置101はMACアドレスの変換を静的に行う。静的にMACアドレス変換を行うとは、予め定められたポートから受信するパケットのMACアドレスのみを変換するということである。
[ネットワークシステム100]
図1は本実施例に係るネットワークシステム100の概念図である。
ネットワークシステム100は、中継装置101、102、103とエンドシステム104、105、106、107から構築されている。エンドシステム104、105、106、107は、サーバやパーソナルコンピュータであり、ネットワークを介して他の情報処理装置を通信可能な装置である。以下、エンドシステム104、105、106、107はサーバと呼ぶ。そしてサーバ104は、仮想サーバ1041、1042をサーバ104内に構築している。ネットワークシステム100はレイヤ2ネットワークシステムなどであって、サーバ104、105、106、107が有するMACアドレスを宛先アドレス、送信元アドレスとして指定することでレイヤ2ネットワークの通信を行う。
[中継装置]
本実施例における中継装置101はレイヤ2スイッチなどであって、MACアドレスによってパケットの行き先を決定するEthernet(登録商標)の中継装置である。中継装置101はレイヤ3スイッチであって、レイヤ2のブリッジ機能を持つ中継装置などであってもよい。同様にして中継装置102、103もレイヤ2スイッチなどである。中継装置101は、ポート1、2、3を有している。中継装置101は、ポート1を介してサーバ104と接続されている。同様に中継装置101は、ポート2を介してサーバ105と接続されている。中継装置101は、ポート3を介して中継装置102と接続されている。また中継装置103は、ポート4、5、6を有している。中継装置103は、ポート4を介してサーバ106と接続されている。同様に中継装置103は、ポート5を介してサーバ107と接続されている。中継装置103は、ポート6を介して中継装置102と接続されている。
中継装置102は、サーバ104、105、106、107とは接続されていないため、MACアドレスの変換は行わず、中継装置101と中継装置103との間で通信されるパケットをMACアドレスを変換せずに中継する中継装置である。
[サーバ]
サーバ104は仮想サーバ1041、1042をサーバ104内に構築している。サーバ104は、仮想サーバ1041、1042それぞれにIPアドレスとMACアドレスを割り当てる。仮想サーバ1041、1042のMACアドレスは仮想サーバ1041、1042のIPアドレスを元に生成される。サーバ104は、仮想サーバ1041、1042に割り当てるそれぞれのIPアドレスを一定のアルゴリズムで処理して、MACアドレスの下位24ビットを生成する。同様にしてサーバ107も仮想サーバ1071、1072をサーバ107内に構築している。サーバ107は、仮想サーバ1071、1072それぞれにIPアドレスとMACアドレスを割り当てる。
そしてサーバ104は図7に示すARPテーブル(Address Resolution Protocol Table)700を有している。ARPテーブル700にはネットワークシステム100内に存在する他のサーバ105、仮想サーバ1072のIPアドレスとMACアドレスの対応関係が示される。ここでARPテーブルとは、所定のネットワークシステムに存在するサーバ、仮想サーバなどのMACアドレスとIPアドレスの対応関係を示したテーブルである。仮想サーバ1041、1042は、過去に通信を行ったサーバのMACアドレスをARPテーブル700に記憶して更新していく学習機能を有している。そのため仮想サーバ1041、1042は、通信を行いたいサーバのMACアドレスがARPテーブル700内に存在する場合には、ARPテーブル700内の所望のMACアドレスを宛先としてパケットを送信する。本実施例では、仮想サーバ1041、1042は、それぞれ同一のARPテーブル700を参照して、ネットワーク内のサーバ105、106、1071、1072と通信を行う。さらにARPテーブル700には、サーバ105、106、1071、1072に割り当てられたIPアドレスとMACアドレスの有効期間も示されている。
仮想サーバ1041は、ARPテーブル700内に所望のMACアドレスがないと判断した場合、ARPリクエストパケットをネットワークシステム100内に存在するすべてのサーバ1042、105、106、107にブロードキャストで送信する。ARPリクエストパケットは、送信先のIPアドレス、送信元のIPアドレス、送信元のMACアドレスの情報が含まれるパケットである。サーバ1041は、レイヤ2スイッチなどの中継装置101、102、103を介して通信を行うため、宛先のMACアドレスを知らなければ通信することできない。これはサーバ1041がパケットの宛先フィールドに通信相手のMACアドレスを指定しなければならないためである。
ブロードキャストのARPリクエストパケットを受信した各サーバ1042、105、106、107は、自身のIPアドレスがARPパケットリクエスト中の送信先のIPアドレスと一致するか否かを判断する。自身のIPアドレスがARPパケットリクエスト中の送信先のIPアドレスと一致したサーバは、自身のMACアドレスを含むARPリプライパケットを仮想サーバ1041に送信する。これにより仮想サーバ1041は通信相手のMACアドレスを取得することができる。
仮想サーバ1041がARPリクエストパケットを仮想サーバ1042に送信するとき、サーバ104内の内部の仮想スイッチを経由して、仮想サーバ1042に送信する。仮想サーバ1041と仮想サーバ1042が同一の物理サーバ104内に存在するためである。
仮想サーバ104がARPリクエストパケットをサーバ105、106、仮想サーバ1071、1072に送信するとき、中継装置101はARPリクエストパケットの送信元MACアドレス(仮想サーバ1041に割り当てられたMACアドレス)を他のMACアドレスに変換する。そして中継装置101は、送信元MACアドレスを変換したARPリクエストパケットをサーバ105、106、仮想サーバ1071、1072に送信する。つまり本実施例では、中継装置101に接続されているサーバであって、仮想サーバ1041、1042を構築しているサーバ104から受信するパケットのMACアドレスは変換する構成となっている。換言すれば中継装置が重複する可能性のあるMACアドレスを変換する構成である。
サーバ104は、仮想サーバ1041と仮想サーバ1042のそれぞれにMACアドレスを割り当てる。ここで仮想サーバ1041と仮想サーバ1042とが有するMACアドレスは異なるMACアドレスである。
[ネットワークシステム100における通信シーケンス]
図2は、本実施例に係るネットワークシステム100における通信のシーケンス図である。仮想サーバ1041が仮想サーバ1071とのパケット通信を説明する。本実施例では、サーバ104が接続され、通信を開始しようとするときに、ARP処理が行われる。ARP処理とは、ネットワークシステムに接続されたサーバがARPリクエストパケットを送信し、ネットワークシステム内の他のサーバからARPリプライパケットを受信する処理である。
まず仮想サーバ1041は、ARPテーブル700を参照する。ARPテーブル700には仮想サーバ1071のMACアドレスが記録されておらず、仮想サーバ1041はARPリクエストパケットをブロードキャストでネットワークシステム100内の仮想サーバ1042、1071、1072、サーバ105、106に送信する(S201、S202)。ARPリクエストパケットは、通信を行いたい仮想サーバ1071のIPアドレス「192.168.1.126」、送信元である仮想サーバ1041のIPアドレス「192.168.1.122」、仮想サーバ1041のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」の情報を含む。サーバ105、106、仮想サーバ1071、1072は、中継装置101を介して、ARPリクエストパケットを受信する。中継装置101はARPリクエストパケット内の仮想サーバ1041のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」を「01:22:33:44:55:66」に変換し、サーバ105、106、仮想サーバ1071、1072にARPリクエストパケットを送信する(S203〜S206)。仮想サーバ1042、1071、1072、サーバ105、106は、それぞれ自身が有するIPアドレスが、ARPリクエストパケットが含むIPアドレス「192.168.1.126」であるか否かを判断する。仮想サーバ1071は、ARPリクエストパケットに含まれるIPアドレス「192.168.1.126」が仮想サーバ1071自身が有するIPアドレスと一致すると判断する。そして仮想サーバ1071は、ARPリプライパケットを中継装置103、102、101を介して、仮想サーバ1041に返信する(S207〜209)。ARPリプライパケットには、仮想サーバ1071のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」が含まれている。中継装置103は、ARPリプライパケットに含まれる仮想サーバ1071のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」を「00:22:33:44:55:60」へ変換する。ここで仮想サーバ1071のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」は、ARPリプライパケットの送信元MACアドレスである。中継装置101は、ARPリプライパケットに含まれる送信先MACアドレス「01:22:33:44:55:66」を仮想サーバ1041のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」に変換する。そして仮想サーバ1041は、中継装置103が変換した仮想サーバ1071のMACアドレス「00:22:33:44:55:60」を取得して、ARPテーブル700に仮想サーバ1071のMACアドレス「00:22:33:44:55:60」を記録し更新する。仮想サーバ1041は、MACアドレス「00:22:33:44:55:60」を宛先アドレスとして、パケットを仮想サーバ1071に送信して、仮想サーバ1071と通信を行う(S210〜S212)。仮想サーバ1071もMACアドレス「01:22:33:44:55:66」を宛先アドレスとして仮想サーバ1041と通信を行う(S213〜S215)。
図3も、本実施例に係るネットワークシステム100における通信のシーケンス図である。仮想サーバ1041がサーバ106とのパケット通信を説明する。
仮想サーバ1041は、ARPテーブル700を参照する。ARPテーブル700には、仮想サーバ106のMACアドレスが記録されておらず、仮想サーバ1041はARPリクエストパケットをブロードキャストでネットワークシステム100内の仮想サーバ1042、1071、1072、サーバ105、106に送信する(S301、S302)。ARPリクエストパケットは、通信を行いたい仮想サーバ106のIPアドレス「192.168.1.125」、送信元である仮想サーバ1041のIPアドレス「192.168.1.122」、仮想サーバ1041のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」の情報を含む。サーバ105、106、仮想サーバ1071、1072は、ARPリクエストパケットを中継装置101を介して受信する。中継装置101はARPリクエストパケット内の仮想サーバ1041のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」を「01:22:33:44:55:66」変換し、サーバ105、106、仮想サーバ1071、1072にARPリクエストパケットを送信する(S303〜S306)。仮想サーバ1042、1071、1072、サーバ105、106は、それぞれ自身が有するIPアドレスがARPリクエストパケットが含むIPアドレス「192.168.1.125」であるか否かを判断する。仮想サーバ106は、ARPリクエストパケットに含まれるIPアドレス「192.168.1.125」が仮想サーバ106自身が有するIPアドレスと一致すると判断する。そして仮想サーバ106は、ARPリプライパケットを中継装置103、102、101を介して、仮想サーバ1041に返信する(S307〜309)。ARPリプライパケットには、仮想サーバ106のMACアドレス「01:11:22:33:44:66」が含まれている。また中継装置103はサーバ106のMACアドレス「01:11:22:33:44:66」は変換しない。中継装置101は、ARPリプライパケットに含まれる送信先MACアドレス「01:22:33:44:55:66」を仮想サーバ1041のMACアドレス「00:22:33:44:55:66」に変換する。そして仮想サーバ1041は、サーバ106のMACアドレス「01:11:22:33:44:66」を取得して、ARPテーブル700にサーバ106のMACアドレス「01:11:22:33:44:66」を記録し更新する。仮想サーバ1041は、MACアドレス「01:11:22:33:44:66」を宛先アドレスとしてパケットをサーバ106に送信して、サーバ106と通信を行う(S310〜S312)。サーバ106もMACアドレス「01:22:33:44:55:66」を宛先アドレスとして仮想サーバ1041と通信を行う(S313〜S315)。
[中継装置101のハード構成]
図4は本実施例に係る中継装置101のハードブロック図である。
中継装置101は、インターフェース(I/F)部401、408、MAT(MAC Address Translation)機能on/offチェック部402、407、MAT処理部403、記憶部404、中継処理部405、記憶部406から構成させる。
中継装置101は、インターフェース(I/F)部401においてパケットを受信する。I/F部401は、仮想サーバ1041、1042、1071、1072、サーバ105、106よりパケットを受信する。I/F部401は、受信したパケットをMAT機能on/offチェック部402に転送する。
MAT機能on/offチェック部402は、受信するポートにおけるMAT機能のon/offをチェックする。MAT機能on/offチェック部402はMAT機能がonであると判断した場合、MAT処理部403にパケットを転送する。MAT機能on/offチェック部402はMAT機能がoffであれば、中継処理部405にパケットを転送する。ここでMAT機能とは、パケット内に存在するMACアドレスを変換する機能である。
MAT処理部403は、記憶部404のMATテーブル800を参照し、パケットのヘッダ部にある送信元MACアドレスを変換する。MAT処理部403は図8に示すMATテーブル800を参照して、変換対象のMACアドレスに対応する変換するMACアドレスがMATテーブル800に記録されている場合、MAT処理部403はMATテーブル800より変換するMACアドレスにパケットの送信元/宛先MACアドレスを変換する。ここでMATテーブルは、MAT機能on/offチェック部402、407において変換対象となっているMACアドレスと、MAT処理部403が当該MACアドレスを変換した変換後アドレスを対応付けるテーブルである。MATテーブル800に変換するMACアドレスが存在しない場合には、MAT処理部403は、変換するMACアドレスを生成する。MAT処理部403は、生成したMACアドレスを変換対象のMACアドレスに対応付けて、MATテーブル800に記録する。
またパケットのDATA内に送信元MACアドレスを含むパケットにおいては、MAT処理部403は記憶部404のMATテーブル800を参照し、DATA内の送信元MACアドレスも変換する。
MAT機能on/offチェック部402が特定のポートから受信したパケットのみMACアドレスの変換の有無を判断することによって、MACアドレスの変換処理を効率よく行うことができる。MAT機能on/offチェック部402は、仮想サーバを構築しないサーバ105が接続されたポートから受信するパケットの送信元アドレスは変換しない。これにより重複する可能性のないMACアドレスは変換せずに済むため通信速度を落とすことなく通信を行うことができる。また送信先がブロードキャストのパケットの送信先MACアドレスは変換しない。これはブロードキャストであるため、重複の有無を考慮しないためである。
図5は、MAT機能on/offチェック部402におけるMAT機能on/offの判断フローチャートである。MAT機能on/offチェック部402は、パケットを受信するポートにおけるMAT機能のon/offをチェックする(S501)。
MAT機能がonのとき、MAT処理部403がMATテーブル800を参照して、パケット内の送信元MACアドレスを変換する(S502)。パケットのDATA内にMACアドレスを含むときは、MAT処理部403はDATA内のMACアドレスも変換する。
中継処理部405は、図9に示すMACアドレステーブル900を参照し、MACアドレスを変換したパケットを送信元MACアドレスに対応するポート番号よりI/F部408を介して送信する(S503)。MAT機能がoffのときは、中継処理部405は、MACアドレステーブル900を参照し、パケットを送信元MACアドレスに対応するポート番号よりI/F部408を介して送信する(S503)。ここでMACアドレステーブルは、変換後アドレスと該MACアドレステーブルを有する中継装置に接続されるサーバ、仮想サーバを識別するポート番号の対応関係を示すテーブルである。
図6は、MAT機能on/offチェック部407におけるMAT機能on/offの判断フローチャートである。MAT機能on/offチェック部407は、パケットを送信するポートにおけるMAT機能のon/offをチェックする(S601)。
MAT機能がonのとき、MAT処理部403がMATテーブルを参照して、パケット内の宛先MACアドレスを変換する(S602)。パケットのDATA内にMACアドレスを含むときは、MAT処理部403はDATA内のMACアドレスも変換する。
中継処理部405は、MACアドレステーブル900を参照し、MACアドレスを変換したパケットを宛先MACアドレスに対応するポート番号よりI/F部408を介して送信する(S603)。MAT機能がoffのときは、中継処理部405は、MACアドレステーブル900を参照し、パケットを宛先MACアドレスに対応するポート番号よりI/F部408を介して送信する(S603)。
またMAT処理部403は、MACアドレスの変換処理を行うと共に、変換する前のMACアドレス、変換した後のMACアドレス、変換処理するMACアドレスに対応するIPアドレスをMATテーブル800に記録する。ここでMAT処理部403が行うMATテーブル800へのMACアドレス等の記録処理は、MATテーブル800に該当するMACアドレス等が記録されていない場合に行う。
これにより2回目以降、MAT処理部403はMACアドレスの変換処理をMATテーブル800を参照して、MACアドレスの変換処理を短縮することができ、効率的にMACアドレスの変換処理を行うことができる。
MAT処理部403は、送信元MACアドレスを変換したパケットを中継処理部405に転送する。中継処理装置405は、記憶部406に格納されているMACアドレステーブル900を参照して、パケットを送信元MACアドレスに対応するポート番号よりI/F部408を介して送信する。
図9は本実施例におけるMACアドレステーブル900である。中継装置101もMACアドレステーブル900を更新する学習機能を有しており、一度中継処理に用いたMACアドレスとポートの対応関係をMACアドレステーブル900記録する。
中継装置103も同様にして仮想サーバ1071、1072が接続されているポートから受信する又はポートへ送信するパケットのMACアドレスを変換する。つまり中継装置103内のMAT処理部は仮想サーバ1071、1072から受信するパケットの送信元MACアドレスを他のMACアドレスに変換する。中継装置103内のMAT処理部は仮想サーバ1071、1072に送信するパケットの宛先MACアドレスを他のMACアドレスに変換する。
本実施例における中継装置101、103によれば、仮想サーバ等が存在するネットワーク下であり、MACアドレスが重複する可能性が比較的高い環境においても、通信障害を引き起こすことなく、信頼性の高い通信を実現することが出来る。
また中継装置101、102、103は、SNMP(Simple Network Management Protocol)等を利用して、ネットワーク100内でMACアドレスが重複していることを管理サーバ(図示せず)に通知する構成でもよい。
また本実施例においては、MAT機能on/offチェック部402、407、MAT処理部403、中継処理部405は物理的異なるハード構成であるが、これら各部が行う処理を一つのハードが機能的に実現する構成であってもよい。また本実施例においては、MATテーブル800、MACアドレステーブル900を物理的に異なる記憶部404、406に記憶しているが一つのハードにMATテーブル800、MACアドレステーブル900を記憶する構成でもよい。
(実施例2)
本実施例は、ネットワークシステム1000内でMACアドレスが重複するか否かを判断し、重複するMACアドレスは変換する中継装置1001の実施例である。中継装置701はMACアドレスの変換を動的に行う。動的にMACアドレス変換を行うとは、MACアドレスの重複を調べ、重複するMACアドレスは新たに別のMACアドレスに変換するということである。
[ネットワークシステム1000]
図10は本実施例に係るネットワークシステム1000の概念図である。
ネットワークシステム100は、中継装置1001、1002、1003とサーバ1004、1005、1006、1007から構築されている。
そしてサーバ1004は、仮想サーバ10041、10042をサーバ1004内に構築している。同様にしてサーバ1007は、仮想サーバ10071、10072をサーバ1007内に構築している。ネットワークシステム1000はレイヤ2ネットワークシステムなどであって、サーバ1004、1005、1006、1007が有するMACアドレスを宛先アドレス、送信元アドレスとして指定することでレイヤ2ネットワークの通信を行う。ネットワークシステム1000はレイヤ2ネットワークシステムなどであって、サーバ1004、1005、1006、1007が有するMACアドレスを宛先アドレス、送信元アドレスとして指定することでレイヤ2ネットワークの通信を行う。
[中継装置]
本実施例における中継装置1001はレイヤ2スイッチなどであって、MACアドレスによってパケットの行き先を決定するEthernet(登録商標)の中継装置である。同様にして中継装置1002、1003もレイヤ2スイッチなどである。
中継装置1002は、サーバ1004、1005、1006、1007とは接続されていないため、MACアドレスの変換は行わず、中継装置1001と中継装置1003との間で通信されるパケットをMACアドレスの変換をせずに中継する中継装置である。中継装置1001は、ポート11、12、13を有している。中継装置1001は、ポート11を介してサーバ1004と接続されている。同様に中継装置1001は、ポート12を介してサーバ1005と接続されている。中継装置1001は、ポート13を介して中継装置1002と接続されている。また中継装置1003は、ポート14、15、16を有している。中継装置1003は、ポート14を介してサーバ1006と接続されている。同様に中継装置1003は、ポート15を介してサーバ1007と接続されている。中継装置1003は、ポート16を介して中継装置1002と接続されている。
[サーバ]
サーバ1004は仮想サーバ10041、10042をサーバ1004内に構築している。サーバ1004は、仮想サーバ10041、10042それぞれにIPアドレスとMACアドレスを割り当てる。仮想サーバ10041、10042のMACアドレスは仮想サーバ10041、10042のIPアドレスを元に生成される。サーバ1004は、仮想サーバ10041、10042に割り当てるそれぞれのIPアドレスを一定のアルゴリズムで処理して、MACアドレスの下位24ビットを生成する。同様にしてサーバ1007も仮想サーバ10071、10072それぞれにIPアドレスとMACアドレスを割り当てる。
そしてサーバ1004はARPテーブル1600を有している。ARPテーブル1600はネットワークシステム1000内に存在する他のサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072のIPアドレスとMACアドレスの対応関係が示されるテーブルである。仮想サーバ10041、10042は、過去に通信を行ったサーバのMACアドレスをARPテーブル1600に記憶して更新していく学習機能を有している。
そのため仮想サーバ10041、10042は、通信を行いたいサーバのMACアドレスがARPテーブル1600内に存在する場合には、ARPテーブル1600内の所望のMACアドレスを宛先としてパケットを送信する。本実施例では、仮想サーバ10041、10042は、それぞれ同一のARPテーブル1600を参照して、ネットワーク内のサーバ1005、1006、10071、10072と通信を行う。さらにARPテーブル1600には、サーバ1005、1006、10071、10072に割り当てられたIPアドレスとMACアドレスの有効期間も記録されている。
仮想サーバ10041は、ARPテーブル1600内に所望のMACアドレスがないと判断した場合、ARPリクエストパケットをネットワークシステム1000内に存在するすべてのサーバ10042、1005、1006、1007にブロードキャストで送信する。ブロードキャストのARPリクエストパケットを受信した仮想サーバ10042は、自身のIPアドレスがARPリクエストパケット中の送信先のIPアドレスと一致するか否かを判断する。サーバ1005へ送信するARPリクエストパケットは、中継装置1001を介して、サーバ1005へ送信される。同様にして、サーバ1006、仮想サーバ10071、10072へ送信するARPリクエストパケットは、中継装置1001を介して、サーバ1006、仮想サーバ10071、10072へ送信される。中継装置1001は、ARPリクエストパケットをサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へ送信する前に、ARPリクエストパケットに含まれる送信元MACアドレス(仮想サーバ10041のMACアドレス)がネットワークシステム1000内で重複するか否かを調べる。中継装置1001は、サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072にpingを送信する。サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072は、受信したpingに対するechoリプライパケットを中継装置1001に返信する。サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072から受信するechoリプライパケットにはそれぞれのMACアドレスが含まれている。中継装置1001は、MACアドレスをechoリプライパケットから抽出した後、それらechoリプライパケットを破棄する。
中継装置1001はARPリクエストパケットの送信元MACアドレスと重複するMACアドレスがネットワークシステム1000内に存在しないと判断した場合、中継装置1001はARPリクエストパケットの送信元MACアドレスを変換せずに、サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へARPリクエストパケットを送信する。また中継装置1001はARPリクエストパケットの送信元MACアドレスと重複するMACアドレスがネットワークシステム1000内に存在すると判断した場合、中継装置1001はARPリクエストパケットの送信元MACアドレスを変換して、サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へARPリクエストパケットを送信する。
自身のIPアドレスがARPパケットリクエスト中の送信先のIPアドレスと一致したサーバは、自身のMACアドレスを含むARPリプライパケットを仮想サーバ10041に送信する。これにより仮想サーバ10041は通信相手のMACアドレスを取得することができる。
本実施例では、中継装置1001、1003がネットワークシステム1000内においてMACアドレスが重複するか否かを判断し、重複する場合にはMACアドレスを変換する構成となっている。
[ネットワークシステム1000における通信シーケンス]
図11は、本実施例に係るネットワークシステム1000における通信のシーケンス図である。仮想サーバ10041が仮想サーバ10071とのパケット通信を説明する。ネットワーク1000内においてMACアドレスが重複しない場合のシーケンス図である。
本実施例では、サーバ1004が接続され、通信を開始しようとするときに、ARP処理が行われる。ARP処理とは、ネットワークシステムに接続されたサーバがARPリクエストパケットを送信し、ネットワーク内の他のサーバからARPリプライパケットを受信する処理である。
まず仮想サーバ10041は、ARPテーブル1600を参照する。ARPテーブル1600には、仮想サーバ10071のMACアドレスが記録されておらず、仮想サーバ10041はARPリクエストパケットをブロードキャストでネットワークシステム1000内の仮想サーバ10042、10071、10072、サーバ1005、1006に送信する(S1101、S1102)。ARPリクエストパケットは、通信を行いたい仮想サーバ10071のIPアドレス「193.168.1.126」、送信元である仮想サーバ10041のIPアドレス「193.168.1.122」、仮想サーバ10041のMACアドレス「00:21:33:44:55:66」の情報を含む。
サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072は、中継装置1001を介して、ARPリクエストパケットを受信する。中継装置1001は、ARPリクエストパケットをサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へ送信する前に、中継装置1001は、サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072にpingを送信する(S1103〜1106)。pingの送信は、ARPリクエストパケットに含まれる送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」(仮想サーバ10041のMACアドレス)がネットワークシステム1000内で重複するか否かを調べるためのものである。また送信元IPアドレスは中継装置1001のIPアドレス「193.168.1.128」である。サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072は、受信したpingに対するechoリプライパケットを中継装置1001に返信する(S1107〜1110)。サーバ1005から中継装置101へ送信するechoリプライパケットにはサーバ1005に割り当てられたMACアドレスが含まれている。同様にサーバ1006、仮想サーバ10071、10072から中継装置101へ送信するechoリプライパケットにはそれぞれ、サーバ1006、仮想サーバ10071、10072に割り当てられたMACアドレスが含まれている。中継装置1001は、サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072のMACアドレスをそれぞれのechoリプライパケットから抽出した後、それらechoリプライパケットを破棄する。
中継装置1001はARPリクエストパケットの送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」と重複するMACアドレスがネットワークシステム1000内に存在しないと判断した場合、中継装置1001はサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へARPリクエストパケットを送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」を変換せずに送信する(S1111〜S1114)。
仮想サーバ10042、10071、10072、サーバ1005、1006は、それぞれ自身が有するIPアドレスが、ARPリクエストパケットが含むIPアドレス「193.168.1.126」であるか否かを判断する。仮想サーバ10071は、「193.168.1.126」が自身のIPアドレスと判断して、ARPリプライパケットを中継装置1003、1002、1001を介して、仮想サーバ10041に返信する(S1115)。中継装置1003、1001は、ARPリプライパケットに含まれる宛先MACアドレス「00:21:33:44:55:66」および送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:60」(仮想サーバ10071のMACAアドレス)を他のMACアドレスに変換しない。中継装置1001、1003がネットワークシステム1000内に重複するMACアドレスが存在しないと判断したためである。
仮想サーバ10041は、仮想サーバ10071のMACアドレス「00:21:33:44:55:60」を取得して、ARPテーブル1600に仮想サーバ10071のMACアドレス「00:21:33:44:55:60」を記録し更新する。仮想サーバ10041は、MACアドレス「00:21:33:44:55:60」を宛先アドレスとしてパケットを仮想サーバ10071に送信して、仮想サーバ10071と通信を行う(S1116)。仮想サーバ10071もMACアドレス「00:21:33:44:55:66」を宛先アドレスとして仮想サーバ10041と通信を行う(S1117)。
図12は、本実施例に係るネットワークシステム1000における通信のシーケンス図である。ネットワーク1000内においてMACアドレスが重複すする場合のシーケンス図である。仮想サーバ10041と仮想サーバ10071のMACアドレスが重複する場合を説明する。
サーバ1004が接続され、通信を開始しようとするときに、ARP処理が行われる。仮想サーバ10041は、ARPテーブル1600を参照する。ARPテーブル1600には、仮想サーバ10071のMACアドレスが記録されておらず、仮想サーバ10041はARPリクエストパケットをブロードキャストでネットワークシステム1000内の仮想サーバ10042、10071、10072、サーバ1005、1006に送信する(S1201、S1202)。ARPリクエストパケットは、通信を行いたい仮想サーバ10071のIPアドレス「193.168.1.126」、送信元である仮想サーバ10041のIPアドレス「193.168.1.122」、仮想サーバ10041のMACアドレス「00:21:33:44:55:66」の情報を含む。
サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072は、中継装置1001を介して、ARPリクエストパケットを受信する。中継装置1001は、ARPリクエストパケットをサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へ送信する前に、中継装置1001は、サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072にpingを送信する(S1203〜1206)。pingの送信は、ARPリクエストパケットに含まれる送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」(仮想サーバ10041のMACアドレス)がネットワークシステム1000内で重複するか否かを調べるためのものである。またpingの送信元IPアドレスは中継装置1001のIPアドレス「193.168.1.128」である。
サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072は、受信したpingに対するechoリプライパケットを中継装置1001に返信する(S1207〜1210)。サーバ1005から中継装置101へ送信するechoリプライパケットにはサーバ1005に割り当てられたMACアドレスが含まれている。同様にサーバ1006、仮想サーバ10071、10072から中継装置101へ送信するechoリプライパケットにはそれぞれ、サーバ1006、仮想サーバ10071、10072に割り当てられたMACアドレスが含まれている。中継装置1001は、サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072のMACアドレスをそれぞれのechoリプライパケットから抽出した後、それらechoリプライパケットを破棄する。
中継装置1001はARPリクエストパケットの送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」と重複するMACアドレスがネットワークシステム1000内に存在すると判断した場合、中継装置1001は、ARPリクエストパケットを送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」を「01:21:33:44:55:66」変換する。そして中継装置1001はサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へ、送信元MACアドレスを「01:21:33:44:55:66」として、ARPリクエストパケットを送信する(S1211〜S1214)。
仮想サーバ10042、10071、10072、サーバ1005、1006は、それぞれ自身が有するIPアドレスが、ARPリクエストパケットが含むIPアドレス「193.168.1.126」であるか否かを判断する。
仮想サーバ10071は、「193.168.1.126」が自身のIPアドレスと判断して、ARPリプライパケットを中継装置1003、1002、1001を介して、仮想サーバ10041に返信する(S1215)。
仮想サーバ10071が送信するARPリプライパケットは送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」、宛先MACアドレス「01:21:33:44:55:66」を含んでいる。中継装置1001はARPリプライパケットを受信し、送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」を「00:21:33:44:55:60」に変換し、宛先MACアドレスを「01:21:33:44:55:66」から「00:21:33:44:55:66」へ変換する。そして中継装置1001はARPリプライパケットを仮想サーバ10041に送信する(S1216)。
仮想サーバ10041は、仮想サーバ10071のMACアドレス「00:21:33:44:55:60」を取得して、ARPテーブル1600に仮想サーバ10071のMACアドレス「00:21:33:44:55:60」を記録し更新する。仮想サーバ10041は、送信元アドレスを「00:21:33:44:55:66」とし、宛先MACアドレスを「00:21:33:44:55:60」としてパケットを仮想サーバ10071に送信する(S1217)。中継装置1001は、送信元アドレスを「00:21:33:44:55:66」から「01:21:33:44:55:66」へ変換し、宛先MACアドレスを「00:21:33:44:55:60」から「00:21:33:44:55:66」に変換してパケットを仮想サーバ10071に送信する(S1218)。仮想サーバ10071は、送信元アドレスを「00:21:33:44:55:66」とし、宛先MACアドレスを「01:21:33:44:55:66」としてパケットを仮想サーバ10041に送信する(S1219)。中継装置1001は、送信元アドレスを「00:21:33:44:55:66」から「00:21:33:44:55:60」へ変換し、宛先MACアドレスを「00:21:33:44:55:66」から「00:21:33:44:55:60」に変換してパケットを仮想サーバ10041に送信する(S1220)。
図13は、本実施例に係るネットワークシステム1000における通信のシーケンス図である。ネットワークシステム1000内においてMACアドレスが重複しない場合のシーケンス図であって、中継装置1001が通信対象となるサーバのMACアドレスを既に認識している場合のシーケンス図である。具体的には、MACアドレステーブルには通信対象のMACアドレスが記録されている場合である。
本実施例では、仮想サーバ10041が仮想サーバ10071とパケット通信行う。つまり仮想サーバ10041の通信対象のサーバは仮想サーバ10071である。
中継装置1001は通信対象のサーバである仮想サーバ10071のMACアドレスを有しているが、実際に仮想サーバ10071が存在し、MACアドレスが重複するか否かを調べる。換言すれば、中継装置1001が有する仮想サーバ10071のMACアドレスがネットワークシステム1000内に存在するか否かを調べる。
本実施例では、サーバ1004が接続され、通信を開始しようとするときに、ARP処理が行われる。まず仮想サーバ10041は、ARPテーブル1600を参照する。ARPテーブル1600には、仮想サーバ10071のMACアドレスが記録されておらず、仮想サーバ10041はARPリクエストパケットをブロードキャストでネットワークシステム1000内の仮想サーバ10042、10071、10072、サーバ1005、1006に送信する(S1301、S1302)。ARPリクエストパケットは、通信を行いたい仮想サーバ10071のIPアドレス「193.168.1.126」、送信元である仮想サーバ10041のIPアドレス「193.168.1.122」、仮想サーバ10041のMACアドレス「00:21:33:44:55:66」の情報を含む。
サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072は、中継装置1001を介して、ARPリクエストパケットを受信する。中継装置1001は、ARPリクエストパケットをサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へ送信する前に、中継装置1001は、サーバ100仮想サーバ10071にpingを送信する(S1303)。pingの送信は、ARPリクエストパケットに含まれる送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」(仮想サーバ10041のMACアドレス)がネットワークシステム1000内で仮想サーバ10071のMACアドレスと重複するか否かを調べるためのものである。そのためpingは、ユニキャストで仮想サーバ10071に送信される。中継装置1001は、仮想サーバ10041よりARPリクエストパケットを受信するより前に、仮想サーバ10071のMACアドレスとIPアドレスを認識している。そして中継装置1001は仮想サーバ10041のMACアドレス「00:21:33:44:55:66」が仮想サーバ10071のMACアドレスと同一であると判断する。そのため中継装置1001は、仮想サーバ10071のMACアドレスが「00:21:33:44:55:66」であるか否かをpingの送信によって調べる。
pingの送信元IPアドレスは、中継装置1001のIPアドレス「193.168.1.128」であり、宛先IPアドレスは仮想サーバ10071のIPアドレス「193.168.1.126」、宛先MACアドレスは「00:21:33:44:55:66」である。中継装置1001は、所定時間経過した後であってもpingに対するechoリプライパケットを受信しない場合には、再びpingを仮想サーバ10071に送信する(S1304)。ここでの仮想サーバ10071は、宛先IPアドレス及び宛先MACアドレスが一致したときにechoリプライパケットを中継装置1001に返信する。さらに中継装置1001がechoリプライパケットを受信しないときは、再びpingを仮想サーバ10071に送信する(S1305)。それでもなお中継装置1001がechoリプライパケットを受信しないときは、仮想サーバ10071は、ネットワークシステム1000外に移動したか若しくは他の物理ポートに移動したと判断する。本実施例では、pingの送信を3回行っているが、回数はこれに限定されることはない。中継装置1001がpingを所定回数送信して、echoリプライパケットを受信しないときは、中継装置1001はネットワークシステム1000内に重複するMACアドレスが存在しないと判断する。
中継装置1001はサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へARPリクエストパケットを送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」を変換せずに送信する(S1306〜S1309)。
仮想サーバ10042、10072、新たな仮想サーバ10071、サーバ1005、1006は、それぞれ自身が有するIPアドレスが、ARPリクエストパケットが含むIPアドレス「193.168.1.126」であるか否かを判断する。
新たな仮想サーバ10071は、「193.168.1.126」が自身のIPアドレスと判断して、ARPリプライパケットを中継装置1003、1002、1001を介して、仮想サーバ10041に返信する(S1310)。ここで新たな仮想サーバとは、中継装置1001が記録していたIPアドレス「193.168.1.126」に対応するMACアドレスを有する仮想サーバのことである。中継装置1003、1001は、ARPリプライパケットに含まれる宛先MACアドレス「00:21:33:44:55:66」および送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:60」(新たな仮想サーバ10071のMACアドレス)を他のMACアドレスに変換しない。中継装置1001、1003がネットワークシステム1000内に重複するMACアドレスが存在しないと判断したためである。中継装置1001、1003はIPアドレス「193.168.1.126」との対応するMACアドレスを「00:21:33:44:55:60」に更新しMACアドレステーブル1700に記録する。ここで図17は本実施例に係るMACアドレステーブル1700である。MACアドレステーブルは、変換後アドレスと該MACアドレステーブルを有する中継装置に接続されるサーバ、仮想サーバを識別するポート番号の対応関係を示すテーブルである。
仮想サーバ10041は、仮想サーバ10071のMACアドレス「00:21:33:44:55:60」を取得して、ARPテーブル1600に仮想サーバ10071のMACアドレス「00:21:33:44:55:60」を記録し更新する。仮想サーバ10041は、MACアドレス「00:21:33:44:55:60」を宛先アドレスとしてパケットを仮想サーバ10071に送信して、仮想サーバ10071と通信を行う(S1311)。仮想サーバ10071もMACアドレス「00:21:33:44:55:66」を宛先アドレスとして仮想サーバ10041と通信を行う(S1312)。
図14は、本実施例に係るネットワークシステム1000における通信のシーケンス図である。ネットワークシステム1000内においてMACアドレスが重複しない場合のシーケンス図であって、中継装置1001が通信対象となるサーバのMACアドレスを既に認識している場合のシーケンス図である。具体的には、MACアドレステーブル1700には通信対象のMACアドレスが記録されている場合である。
本実施例では、仮想サーバ10041が仮想サーバ10071とパケット通信行う。つまり仮想サーバ10041の通信対象のサーバは仮想サーバ10071である。中継装置1001は通信対象のサーバである仮想サーバ10071のMACアドレスを有しているが、実際に仮想サーバ10071が存在し、MACアドレスが重複するか否かを調べる。
本実施例では、サーバ1004が接続され、通信を開始しようとするときに、ARP処理が行われる。まず仮想サーバ10041は、ARPテーブル1600を参照する。ARPテーブル1600には、仮想サーバ10071のMACアドレスが記録されておらず、仮想サーバ10041はARPリクエストパケットをブロードキャストでネットワークシステム1000内の仮想サーバ10042、10071、10072、サーバ1005、1006に送信する(S1401、S1402)。ARPリクエストパケットは、通信を行いたい仮想サーバ10071のIPアドレス「193.168.1.126」、送信元である仮想サーバ10041のIPアドレス「193.168.1.122」、仮想サーバ10041のMACアドレス「00:21:33:44:55:66」の情報を含む。
サーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072は、中継装置1001を介して、ARPリクエストパケットを受信する。中継装置1001は、ARPリクエストパケットをサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へ送信する前に、中継装置1001は、サーバ100仮想サーバ10071にpingを送信する(S1403)。pingの送信は、ARPリクエストパケットに含まれる送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」(仮想サーバ10041のMACアドレス)がネットワークシステム1000内で仮想サーバ10071のMACアドレスと重複するか否かを調べるためのものである。そのためpingは、ユニキャストで仮想サーバ10071に送信される。中継装置1001は、仮想サーバ10041よりARPリクエストパケットを受信するより前に、仮想サーバ10071のMACアドレスとIPアドレスを認識している。そして中継装置1001は仮想サーバ10041のMACアドレス「00:21:33:44:55:66」が仮想サーバ10071のMACアドレスと同一であると判断する。そのため中継装置1001は、仮想サーバ10071のMACアドレスが「00:21:33:44:55:66」であるか否かをpingの送信によって調べる。
pingの送信元IPアドレスは、中継装置1001のIPアドレス「193.168.1.128」であり、宛先IPアドレスは仮想サーバ10071のIPアドレス「193.168.1.126」、宛先MACアドレスは「00:21:33:44:55:66」である。中継装置1001はpingに対するechoリプライパケットを受信した場合には、仮想サーバ10071はechoリプライパケットを中継装置1001に返信する。(S1404)。ここでの仮想サーバ10071は、宛先IPアドレス及び宛先MACアドレスが一致したときにechoリプライパケットを中継装置1001に返信する。
中継装置1001はARPリクエストパケットの送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」と重複するMACアドレスがネットワークシステム1000内に存在すると判断した場合、中継装置1001は、ARPリクエストパケットを送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」を「01:21:33:44:55:66」変換する。
そして中継装置1001はサーバ1005、1006、仮想サーバ10071、10072へ、送信元MACアドレスを「01:21:33:44:55:66」として、ARPリクエストパケットを送信する(S1405〜S1408)。
仮想サーバ10042、10071、10072、サーバ1005、1006は、それぞれ自身が有するIPアドレスが、ARPリクエストパケットが含むIPアドレス「193.168.1.126」であるか否かを判断する。
仮想サーバ10071は、「193.168.1.126」が自身のIPアドレスと判断して、ARPリプライパケットを中継装置1003、1002、1001を介して、仮想サーバ10041に返信する(S1409)。
仮想サーバ10071が送信するARPリプライパケットは送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」、宛先MACアドレス「01:21:33:44:55:66」を含んでいる。中継装置1001はARPリプライパケットを受信し、送信元MACアドレス「00:21:33:44:55:66」を「00:21:33:44:55:60」に変換し、宛先MACアドレスを「01:21:33:44:55:66」から「00:21:33:44:55:66」へ変換する。そして中継装置1001はARPリプライパケットを仮想サーバ10041に送信する(S1410)。
仮想サーバ10041は、仮想サーバ10071のMACアドレス「00:21:33:44:55:60」を取得して、ARPテーブル1600に仮想サーバ10071のMACアドレス「00:21:33:44:55:60」を記録し更新する。仮想サーバ10041は、送信元アドレスを「00:21:33:44:55:66」とし、宛先MACアドレスを「00:21:33:44:55:60」としてパケットを仮想サーバ10071に送信する(S1411)。中継装置1001は、送信元アドレスを「00:21:33:44:55:66」から「01:21:33:44:55:66」へ変換し、宛先MACアドレスを「00:21:33:44:55:60」から「00:21:33:44:55:66」に変換してパケットを仮想サーバ10071に送信する(S1412)。仮想サーバ10071は、送信元アドレスを「00:21:33:44:55:66」とし、宛先MACアドレスを「01:21:33:44:55:66」としてパケットを仮想サーバ10041に送信する(S1413)。中継装置1001は、送信元アドレスを「00:21:33:44:55:66」から「00:21:33:44:55:60」へ変換し、宛先MACアドレスを「00:21:33:44:55:66」から「00:21:33:44:55:60」に変換してパケットを仮想サーバ10041に送信する(S1414)。
[中継装置1001のハード構成]
図15は、本実施例に係る中継装置1001のハードブロック図である。
中継装置1001は、インターフェース(I/F)部1501、1507、MACアドレスチェック部1502、1509、MAT処理部1503、記憶部1504、1506、1508、1510、中継処理部1505から構成される。
中継装置101は、インターフェース(I/F)部1501においてパケットを受信する。I/F部1501は、仮想サーバ10041、10042、10071、10072、サーバ1005、1006よりパケットを受信する。I/F部1501は、受信したパケットをMACアドレスチェック部1502に転送する。
MACアドレスチェック部1502は、記憶部1508に記憶されているMACアドレスリストテーブル1900を参照する。MACアドレスリストテーブル1900には、MACアドレスがMAT対象であるか否かが示されている。図19はMACアドレスリストテーブル1900である。MACアドレスリストテーブル1900は、MACアドレス欄1901に示されているMACアドレスと対象フラグ欄1902に示されている対象フラグとの対応関係を示している。つまり仮想サーバ10041のMACアドレス「01:21:22:33:44:55」に対応する対象フラグは「1」であり、MACアドレス「01:21:22:33:44:55」はMAT対象である。またサーバ1006のMACアドレス「00:21:22:33:44:66」に対応する対象フラグは「0」であり、MAT対象外である。
MATアドレスチェック部1502は、MACアドレスリストテーブル1900においてMAT対象と判断したMACアドレスを有するパケットをMAT処理部1503に転送する。MATアドレスチェック部1502は、MACアドレスリストテーブル1900においてMAT対象外と判断したMACアドレスを有するパケットを中継処理部1505に転送する。
またMATアドレスチェック部1502は、MACアドレスリストテーブル1900において中継するパケットのMACアドレスが記録されていない場合には、パケットを中継処理部1505に転送する。そして中継処理部1505は記憶部1506に記憶されているMACアドレステーブル1700を参照する。MACアドレステーブル1700にパケットのMACアドレスが記録されていない場合には、中継処理部1505はネットワーク内のサーバ及び仮想サーバに送信するpingを生成する。そして中継装置1001はI/F部1507を介して、pingをブロードキャストでネットワーク内のサーバ及び仮想サーバに送信する。各サーバ、仮想サーバは中継装置1001にEchoリプライパケットを返信する。中継処理装置1001は、I/F部1507を介して、Echoリプライパケットを受信する。I/F部1507はEchoリプライパケットを介して中継処理部1505へ転送する。中継処理部1505はEchoリプライパケットをMACアドレスチェック部1502に転送する。MACアドレスチェック部1502は、Echoリプライパケットに含まれるMACアドレスを抽出し、MACアドレスリストテーブル1900に記録する。抽出したMACアドレスのうち、ネットワークシステム内1000において重複していないと判断したMACアドレスに対応するMAT対象フラグは「0」とし、重複していると判断したMACアドレスに対応するMAT対象フラグは「1」とする。中継処理部1505は、Echoリプライパケットに含まれるMACアドレスをMACアドレステーブル1700に記録する。そしてMACアドレスチェック部1502は、Echoリプライパケットに含まれるMACアドレスを抽出した後、Echoリプライパケットを破棄する。
そして更新したMACアドレスリストテーブルにおいて、パケットの送信元MACアドレスに対応するMAT対象フラグが「1」のとき、MACアドレスチェック部1503はパケットをMAT処理部1503に転送する。MAT処理部1503はMATテーブル1800を参照し、パケットのヘッダ部にある送信元MACアドレスを変換する。図18は本実施例に係るMATテーブルである。
MATテーブル1800において、変換対象のMACアドレスに対応するMACアドレスが記録されている場合、MAT処理部1503はMATテーブル1800より変換するMACアドレスにパケットの送信元MACアドレスを変換する。MATテーブル1800に変換するMACアドレスが存在しない場合には、MAT処理部1503は、変換するMACアドレスを生成する。MAT処理部1503は送信元アドレスを変換したパケットを中継処理部1505に送信し、中継処理部1505はパケットをI/F部1507を介して宛先MACアドレスを有するサーバ又は仮想サーバにパケットを送信する。
更新したMACアドレスリストテーブルにおいて、パケットの送信元MACアドレスに対応するMAT対象フラグが「0」のとき、MACアドレスチェック部1503はパケットを中継処理部1505に転送する。継処理部1505はパケットをI/F部1507を介して宛先MACアドレスを有するサーバ又は仮想サーバにパケットを送信する。
またMAT処理部1503は、MACアドレスの変換処理を行うと共に、変換する前のMACアドレス、変換した後のMACアドレス、変換処理するMACアドレスに対応するIPアドレスをMATテーブル1800に記録する。ここでMAT処理部1503が行うMATテーブル1800へのMACアドレス等の記録処理は、MATテーブル1800に該当するMACアドレス等が記録されていない場合に行う。
これにより2回目以降、MAT処理部1503は、MATテーブル1800を参照して、MACアドレスの変換処理を、MACアドレスの変換処理を短縮することができ、効率的にMACアドレスの変換処理を行うことができる。
同様にしてパケットの宛先MACアドレスの重複の有無は、記憶部1510に記録されているMACアドレスリストテーブルを参照して、MACアドレスチェック部1509が行う。パケットの宛先MACアドレス変換は、送信元MACアドレスの変換と同様にMAT処理部1503が行う。
また中継装置1001、1002、1003は、SNMP(Simple Network Management Protocol)等を利用して、ネットワーク1000内でMACアドレスが重複していることを管理サーバ(図示せず)に通知する構成でもよい。
本願発明におけるアドレスチェック部が行う処理は、本実施例に記載のMACアドレスチェック部1502が実行する処理に含まれるものである。また本願発明におけるアドレス変換部が行う処理は、MAT処理部が実行する処理に含まれるものである。本願発明におけるアドレス要求信号を用いて行う処理は、本実施例におけるpingを用いて行う処理に含まれるものである。本願発明における応答情報を用いて行う処理は、本実施例におけるechoリプライパケットを用いて行う処理に含まれるものである。本願発明におけるアドレス変換テーブルを用いて行う処理は、本実施例におけるMATテーブルを用いて行う処理に含まれるものである。本願発明における変換アドレス指定部が行う処理は、MAT機能on/offチェック部が行う処理に含まれる処理である。
また本実施例においては、MACアドレスチェック部1502、1509、MAT処理部1503、中継処理部1505は物理的異なるハード構成であるが、これら各部が行う処理をひとつのハードが機能的に実現する構成であってもよい。また本実施例においては、MACアドレステーブル1700、MATテーブル1800、MACアドレスリストテーブル1900を物理的に異なる記憶部1504、1506、1508、1510に記憶しているが、一つのハードにMACアドレステーブル1700、MATテーブル1800、MACアドレスリストテーブル1900を記憶する構成でもよい。
本発明によれば、MACアドレス重複の可能性が高い環境においても、通信障害を引き起こすことなく、信頼性の高い通信を実現することが出来る。
次に、以上述べた中継装置の実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継する中継装置において、
ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェック部と、
該アドレスチェック部において検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換部と、
該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理部と、
からなることを特徴とする中継装置。
(付記2) 該アドレスチェック部は、ネットワークに存在する情報処理装置に対してアドレスを要求するアドレス要求信号を生成することを特徴とする付記1に記載の中継装置。
(付記3) 該アドレスチェック部は、該アドレス要求信号対する応答情報から該情報処理装置のアドレスを取得することを特徴とする付記2に記載の中継装置。
(付記4) 該アドレスチェック部は、該応答情報から該情報処理装置のアドレスを取得した後、該応答情報を破棄することを特徴とする付記3に記載の中継装置。
(付記5) 該応答情報の送信元アドレスは中継装置に割り当てられたIPアドレスであることを特徴とする付記4に記載の中継装置。
(付記6) 該アドレスチェック部が該応答情報から取得するアドレスはMACアドレスであることを特徴とする付記5に記載の中継装置。
(付記7) 該アドレスチェック部において検出した重複するアドレスと、該変換後アドレスを対応付けるアドレス変換テーブルを格納する記憶部をさらに有することを特徴とする付記1に記載の中継装置。
(付記8) 該記憶部は、通信の中継に用いたアドレスと該アドレスが変換対象であるか否かを示す識別情報を記録するアドレスリストテーブルを格納することを特徴とする付記7に記載の中継装置。
(付記9) 該アドレスチェック部は、該アドレスリストテーブルを参照し、中継する情報処理装置のアドレスが変換対象であるか否かをチェックすることを特徴とする付記8に記載の中継装置。
(付記10) 該アドレスリストテーブルにアドレスが記録されていない場合には、ネットワークに存在する情報処理装置に対してアドレスを要求するアドレス要求信号を生成することを特徴とする付記9に記載の中継装置。
(付記11) ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継する中継装置において、
ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスのうち、変換するアドレスを指定する変換アドレス指定部と、
該変換アドレス指定部において指定したアドレスを変換して、変換後アドレスを生成するアドレス変換部と、
該変換アドレス指定部において指定したアドレスと、該変換後アドレスを対応付けるアドレス変換テーブルを格納する記憶部と、
該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理部と、
からなることを特徴とする中継装置。
(付記12) 該記憶部は、該変換後アドレスと該中継装置に接続される情報処理装置を識別するポート番号の対応関係を示すアドレステーブルを格納し、
該中継処理部は、該アドレステーブルを参照して情報処理装置間の通信を中継することを特徴とする付記11に記載の中継処理装置。
(付記13) 該中継処理部は、該アドレステーブルに中継する情報処理装置のアドレスが存在しないと判断した場合には、該アドレス変換部より取得したアドレスを用いて情報処理装置間の通信を中継することを特徴とする付記12に記載の中継装置。
(付記14) ネットワークにおける情報処理装置間の通信を行う通信方法において、
該ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェック手順と、
該アドレスチェック手順において検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換手順と、
該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理手順と、
からなることを特徴とする通信方法。
(付記15) ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継装置に実行させる通信プログラムにおいて、
該ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェックステップと、
該アドレスチェックステップにおいて検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換ステップと、
該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理ステップと、
からなることを特徴とする通信プログラム。
本実施例に係るネットワークシステム100の概念図である。 本実施例に係るネットワークシステム100における通信のシーケンス図である。 本実施例に係るネットワークシステム100における通信のシーケンス図である。 本実施例に係る中継装置101のハードブロック図である。 MAT機能on/offチェック部402におけるMAT機能on/off判断フローチャートである。 MAT機能on/offチェック部407におけるMAT機能on/offの判断フローチャートである。 本実施例に係るARPテーブル700である。 本実施例に係るMATテーブル800である。 本実施例に係るMACアドレステーブル900である。 本実施例に係るネットワークシステム1000の概念図である。 本実施例に係るネットワークシステム1000における通信のシーケンス図である。 本実施例に係るネットワークシステム1000における通信のシーケンス図である。 本実施例に係るネットワークシステム1000における通信のシーケンス図である。 本実施例に係るネットワークシステム1000における通信のシーケンス図である。 本実施例に係る中継装置1001のハードブロック図である。 本実施例に係るARPテーブル1600である。 本実施例に係るMACアドレステーブル1700である。 本実施例に係るMATテーブル1800である。 本実施例に係るMACアドレスリストテーブル1900である。
符号の説明
100…ネットワーク
101…中継装置
102…中継装置
103…中継装置
104…サーバ
1041…仮想サーバ
1042…仮想サーバ
105…サーバ
106…サーバ
107…サーバ
1071…仮想サーバ
1072…仮想サーバ
401…I/F部
402…MAT機能on/offチェック部
403…MAT処理部
404…MATテーブル
405…中継処理部
406…MACアドレステーブル
407…MAT機能on/offチェック部
408…I/F部
1501…I/F部
1502…MACアドレスチェック部
1503…MAT処理部
1504…記憶部
1505…中継処理部
1506…記憶部
1507…I/F部
1508…記憶部
1509…MACアドレスチェック部
1510…記憶部

Claims (8)

  1. ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継する中継装置において、
    ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェック部と、
    該アドレスチェック部において検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換部と、
    該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理部と、
    からなることを特徴とする中継装置。
  2. 該アドレスチェック部は、ネットワークに存在する情報処理装置に対してアドレスを要求するアドレス要求信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 該アドレスチェック部は、該アドレス要求信号対する応答情報から該情報処理装置のアドレスを取得することを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 該アドレスチェック部は、該応答情報から該情報処理装置のアドレスを取得した後、該応答情報を破棄することを特徴とする請求項3に記載の中継装置。
  5. 該応答情報の送信元アドレスは中継装置に割り当てられたIPアドレスであることを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  6. ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継する中継装置において、
    ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスのうち、変換するアドレスを指定する変換アドレス指定部と、
    該変換アドレス指定部において指定したアドレスを変換して、変換後アドレスを生成するアドレス変換部と、
    該変換アドレス指定部において指定したアドレスと、該変換後アドレスを対応付けるアドレス変換テーブルを格納する記憶部と、
    該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理部と、
    からなることを特徴とする中継装置。
  7. ネットワークにおける情報処理装置間の通信を行う通信方法において、
    該ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェック手順と、
    該アドレスチェック手順において検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換手順と、
    該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理手順と、
    からなることを特徴とする通信方法。
  8. ネットワークにおける情報処理装置間の通信を中継装置に実行させる通信プログラムにおいて、
    該ネットワークに存在する複数の情報処理装置に割り当てられたアドレスの重複をチェックするアドレスチェックステップと、
    該アドレスチェックステップにおいて検出した重複するアドレスを変換し、変換後アドレスを生成するアドレス変換ステップと、
    該変換後アドレスに基づいて、情報処理装置間の通信を中継する中継処理ステップと、
    からなることを特徴とする通信プログラム。
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