JP2008152846A - 光ディスク装置および光ディスク記録再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】PRML識別方式を用いる場合において、ディスクに最適な記録パラメータを決定する際の、PLL回路のキャプチャレンジを広げることができることができるようにする。
【解決手段】本発明に係る光ディスク装置1においては、PLL回路29は再生信号に基づく再生クロック信号を生成し、CPU38は、光ディスク42に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路でロックされたか否かを判定し、テストデータを再生する際の再生信号がPLL回路でロックされていないと判定された場合、スピンドルモータ制御回路4を制御してディスクの速度を上げるように変更し、CPU38はテストデータを再生する際の再生信号の評価指標と、テストデータを再生する際の再生信号に基づいて算出されるストラテジ補正値に従い、光ディスク42にユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータを決定する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る光ディスク装置1においては、PLL回路29は再生信号に基づく再生クロック信号を生成し、CPU38は、光ディスク42に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路でロックされたか否かを判定し、テストデータを再生する際の再生信号がPLL回路でロックされていないと判定された場合、スピンドルモータ制御回路4を制御してディスクの速度を上げるように変更し、CPU38はテストデータを再生する際の再生信号の評価指標と、テストデータを再生する際の再生信号に基づいて算出されるストラテジ補正値に従い、光ディスク42にユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータを決定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は光ディスク装置および光ディスク記録再生方法に係り、特に、PRML識別方式を用いる場合において、記録パラメータを決定することができるようにした光ディスク装置および光ディスク記録再生方法に関する。
近年、CD(Compact Disc)−R/RWやDVD(Digital Versatile Disc)−R/RW、HD(High Definition)−DVD−R/RWなどの記録可能な光ディスクにデータを記録する際、光ディスクの所定の領域(PCA(Power Calibration Area))に記録パラメータ(例えば記録パワーやライト・ストラテジなど)を変化させてテストデータを試し書きし、試し書きされたテストデータを再生することでそれぞれのディスクに最適な記録パラメータ(例えば記録パワーやライト・ストラテジなど)を決定する技術が提案されている。
最適な記録パラメータを決定する技術には、例えば、再生信号の非対称性(アシンメトリ)やジッタを用いて最適な記録パラメータを決定する技術が知られている。
最近では、光ディスクの高密度化に伴い、S/Nの確保と符号間干渉の低減のために、PRML(Partial Response and Maximum likelihood)識別方式が採用されてきている。このPRML識別方式では、記録再生特性に応じたPR(Partial Response)特性が用いられる。
このPMRL識別方式を採用した光ディスク装置において、最適な記録パラメータを決定することができる技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に提案されている技術によれば、PRML識別方式に適した信号評価方法による評価値を指標として、記録パラメータを決定することができる。これにより、PMRL識別方式を採用した光ディスク装置において、最適な記録パラメータを短時間で決定することができる。
特開2005−346847号公報
しかしながら、特許文献1に提案されている技術では、PRML識別方式に適した信号評価方法による評価値を指標として記録パラメータを決定することはできるが、各種の光ディスクの中には同じ種類の光ディスクであっても良質品だけでなく粗悪品も存在しており、光ディスクの記録パラメータを決定しようとしてもPLL(Phase Locked Loop)回路により再生信号を同期(ロック)することができない状況が発生する場合がある。
特に、高密度化が図られている例えばHD DVD−R/RWなどの光ディスクにおいては、最短マーク長は2Tであり、この最短マーク長2Tのマークやスペースを記録再生した際の再生信号振幅は非常に小さいものとなることから、同様に、光ディスクの記録パラメータを決定しようとしてもPLL回路により再生信号を同期(ロック)することができない状況が発生する場合がある。
このような場合、再生信号のアシンメトリを測定することができず、また、再生信号の評価指標を測定することができず、その結果、この光ディスクに最適な記録パラメータを決定することができないという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされてものであり、PRML識別方式を用いる場合において、ディスクに最適な記録パラメータを決定する際の、PLL回路のキャプチャレンジを広げることができる光ディスク装置および光ディスク記録再生方法を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、上述した課題を解決するために、再生信号に基づく再生クロック信号を生成するPLL回路と、ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路においてロックされたか否かを判定する第1の判定手段と、第1の判定手段によりディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路においてロックされていないと判定された場合、ディスクの速度を上げるように変更する変更手段と、ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号の評価指標と、ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号に基づいて算出されるストラテジ補正値に従い、ディスクにユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータを決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の光ディスク装置の光ディスク記録再生方法は、上述した課題を解決するために、再生信号に基づく再生クロック信号を生成するPLL回路を備える光ディスク装置の光ディスク記録再生方法において、ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路においてロックされたか否かを判定する第1の判定ステップと、第1の判定ステップの処理によりディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路においてロックされていないと判定された場合、ディスクの速度を上げるように変更する変更ステップと、ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号の評価指標と、ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号に基づいて算出されるストラテジ補正値に従い、ディスクにユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータを決定する決定ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の光ディスク装置においては、再生信号に基づく再生クロック信号が生成され、ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路においてロックされたか否かが判定され、ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路においてロックされていないと判定された場合、ディスクの速度が上げるように変更され、ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号の評価指標と、ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号に基づいて算出されるストラテジ補正値に従い、ディスクにユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータが決定される。
本発明の光ディスク装置の光ディスク記録再生方法においては、ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路においてロックされたか否かが判定され、ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号がPLL回路においてロックされていないと判定された場合、ディスクの速度が上げるように変更され、ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号の評価指標と、ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号に基づいて算出されるストラテジ補正値に従い、ディスクにユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータが決定される。
本発明によれば、PRML識別方式を用いる場合において、ディスクに最適な記録パラメータを決定する際の、PLL回路のキャプチャレンジを広げることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る光ディスク装置1の構成を表している。
光ディスク装置1は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)−R/RW、HD(High Definition)−DVD−R/RWなど情報記録媒体としての光ディスク42に対して情報の記録及びPRML識別方式を用いた再生を行う。光ディスク42は、同心円状または螺旋状に溝が刻まれており、溝の凹部をランド、凸部をグルーブと呼び、グループまたはランドの一周をトラックと呼ぶ。ユーザデータは、このトラック(グルーブのみ、またはグルーブおよびランド)に沿って、強度変調されたレーザ光が照射されて記録マークが形成されることにより光ディスク42上に記録される。データ再生は、記録時より弱いリードパワー(Read Power)のレーザ光をトラックに沿って照射して、トラック上にある記録マークによる反射光強度の変化を検出することにより行われる。書き換え型媒体(DVD−RW,HD DVD−RWなど)において記録されたデータの消去は、リードパワーより強いイレースパワー(Erase Power)のレーザ光をトラックに沿って照射し、記録層を結晶化することにより行われる。
光ディスク42はスピンドルモータ2によって回転駆動される。スピンドルモータ2に付設されたロータリエンコーダ2aからスピンドルモータ駆動回路3に回転角信号が出力される。スピンドルモータ2が1回転すると、回転角信号は例えば5パルス発生する。これにより、スピンドルモータ制御回路4は、スピンドルモータ駆動回路3を介してロータリエンコーダ2aから入力された回転角信号に基づいて、スピンドルモータ2の回転角度および回転数を判定することができる。このスピンドルモータ2はスピンドルモータ制御回路4により制御される。
光ディスク42に対する情報の記録または再生は、光ピックアップ5によって行われる。光ピックアップ5は、ギア18およびスクリューシャフト19を介して送りモータ20と連結されており、この送りモータ20は送りモータ駆動回路21により制御される。送りモータ20が送りモータ駆動回路21から供給された送りモータ駆動電流によって回転することで、光ピックアップ5が光ディスク42の半径方向に移動する。
光ピックアップ5には、図示しないワイヤあるいは板バネによって支持された対物レンズ6が設けられる。対物レンズ6はフォーカスアクチュエータ8の駆動によりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能であり、また、トラッキングアクチュエータ7の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能である。
レーザ駆動回路17は、情報記録時(マーク形成時)に、ホスト装置43からインタフェース回路41を介して供給される記録データに基づいて、書き込み用信号をレーザダイオード(レーザ発光素子)9に供給する。また、レーザ駆動回路17は、情報読取り時に、書き込み信号より小さい読取り用信号をレーザダイオード9に供給する。
フロントモニタ・フォトダイオード10は、レーザダイオード9が発生するレーザ光の一部をハーフミラー11により一定比率だけ分岐し、光量すなわち照射パワーに比例した受光信号を検出し、検出された受光信号をレーザ駆動回路17に供給する。レーザ駆動回路17はフロントモニタ・フォトダイオード10から供給された受光信号を取得し、取得された受光信号に基づいて、CPU38により予め設定された再生時のレーザパワー(照射パワー)、記録時のレーザパワー、および消去時のレーザパワーで発光するようにレーザダイオード9を制御する。
レーザダイオード9は、レーザ駆動回路17から供給される信号に応じてレーザ光を発光する。レーザダイオード9から発光されるレーザ光は、コリメータレンズ12、ハーフプリズム13、および対物レンズ6を介して光ディスク39上に照射される。光ディスク42からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズム13、集光レンズ14、およびシリンドリカルレンズ15を介して、光検知器16に導かれる。
光検知器16は、例えば4分割の光検知セルからなり、検知信号を生成し、生成された検知信号をRFアンプ23に出力する。RFアンプ23は、光検知器16からの検知信号を処理し、ジャストフォーカスからの誤差を示すフォーカス誤差信号(FE)、レーザ光のビームスポット中心とトラック中心との誤差を示すトラッキング誤差信号(TE)、および検知信号の全加算信号である再生信号(RF)を生成し、生成されたフォーカス誤差信号(FE)、トラッキング誤差信号(TE)、および再生信号(RF)をA/D変換器30に供給する。
フォーカス制御回路25は、RFアンプ23からA/D変換器30を介して取り込まれたフォーカス誤差信号(FE)に応じてフォーカス制御信号を生成し、生成されたフォーカス制御信号をフォーカスアクチュエータ駆動回路24に供給する。フォーカスアクチュエータ駆動回路24は、フォーカス制御回路25から供給されたフォーカス制御信号に基づいて、フォーカスアクチュエータ8を駆動するためのフォーカスアクチュエータ駆動電流をフォーカシング方向のフォーカスアクチュエータ8に供給する。これにより、レーザ光が光ディスク42の記録膜上に常時ジャストフォーカスとなるフォーカスサーボが行われる。
トラック制御回路27は、RFアンプ23からA/D変換器30を介して取り込まれたトラッキング誤差信号(TE)に応じてトラッキング制御信号を生成し、生成されたトラッキング制御信号をトラッキングアクチュエータ駆動回路26に供給する。トラッキングアクチュエータ駆動回路26は、トラッキング制御回路27から供給されたトラッキング制御信号に基づいて、トラッキングアクチュエータ7を駆動するためのトラッキングアクチュエータ駆動電流をトラッキング方向のトラッキングアクチュエータ7に供給する。これにより、レーザ光が光ディスク42上に形成されたトラック上を常にトレースするトラッキングサーボが行われる。
このようなフォーカスサーボおよびトラッキングサーボがなされることで、光検知器16(各光検知セル)からの検知信号の全加算信号である再生信号(RF)には、記録情報に対応して光ディスク42のトラック上に形成されたマーク(またはピット)などからの反射光の変化が反映される。この再生信号は微弱なアナログ信号であり、RFアンプ23により増幅されて、A/D変換器30において一定周波数でサンプリングされた後、データ再生回路31に供給される。また、データ再生回路31は、A/D変換器30から供給される再生信号の振幅やオフセットの補正を行うとともに、PLL(Phase Locked Loop)回路29にて再生クロック信号に同期した信号へと変換した上で等化器32に出力する。
等化器32は、任意のPR特性を用いて、データ再生回路31から入力された再生信号を任意のPR特性に近い等化再生信号に変換し、変換された等化再生信号をビタビ復号回路33、評価指標測定回路35、およびDEM(Detection Error Minimization)演算回路36に出力する。ビタビ復号回路33は、等化器32から入力された等化再生信号とのユークリッド距離が最も小さいパスを選択し、選択されたパスに対応する符号ビット系列を復号データとしてエラー訂正回路34に出力するとともに、この復号データを等化器32、評価指標測定回路35、およびDEM演算回路36にも出力する。
評価指標測定回路35は、等化器32とビタビ復号回路33からそれぞれ入力された等化再生信号と復号データに基づいて、再生信号の評価指標として例えばPRSNR(Partial Response Signal to Noise Ratio)やSbER(Simulated Bit Error Rate)、アシンメトリなどを算出し、算出されたPRSNRやSbER、アシンメトリなどに関するデータをバス37を介してCPU38に供給する。
DEM演算回路36は、等化器32とビタビ復号回路33からそれぞれ入力された等化再生信号と復号データに基づいて、設定されたストラテジの補正値であるストラテジ補正値を算出し、算出されたストラテジ補正値をバス37を介してCPU38に供給する。
CPU38は、RFアンプ23から出力された後にA/D変換器30を介してディジタル信号に変換されたフォーカス誤差信号(FE)およびトラッキング誤差信号(TE)などのディジタル信号に種々の演算処理を施し、スピンドルモータ制御回路4、送りモータ制御回路22、フォーカス制御回路25、およびトラッキング制御回路27の制御を行う。
また、レーザ駆動回路17、PLL回路29、A/D変換器30、およびエラー訂正回路34などは、バス37を介してCPU(Central Processing Unit)38によって制御される。CPU38は、インタフェース回路41を介してホスト装置43から供給される動作コマンドに従うとともに、ROM(Read Only Memory)39に記憶されているプログラムおよびROM39からRAM(Random Access Memory)40にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行し、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより光ディスク装置1を統括的に制御する。
ところで、特許文献1に提案されている技術では、PRML識別方式に適した信号評価方法による評価値を指標として記録パラメータを決定することはできるが、各種の光ディスク42の中には同じ種類の光ディスク42であっても良質品だけでなく粗悪品も存在しており、光ディスク42の記録パラメータを決定しようとしてもPLL(Phase Locked Loop)回路29により再生信号を同期(ロック)することができない状況が発生する場合がある。
特に、高密度化が図られている例えばHD DVD−R/RWなどの光ディスク42においては、最短マーク長は2Tであり、図2[A]に示されるように、この最短マーク長2Tのマークや2Tのスペースを記録再生した際の再生信号振幅は非常に小さいものとなることから、光ディスクの記録パラメータを決定しようとしてもPLL回路29により再生信号を同期(ロック)することができない状況が発生する場合がある。
また、光ディスク42にユーザデータを記録する際に用いられる初期設定のライト・ストラテジが不適切である場合には、光ディスク42の所定の領域(PCA(Power Calibration Area))に形成されるマークの形状が良好ではなくなってしまい、例えば2Tマークが1.8Tマークや2.2Tマークなどに形成されてしまい、同様に、光ディスク42の記録パラメータを決定しようとしてもPLL回路29により再生信号を同期(ロック)することができない状況が発生する場合がある。
このような場合、再生信号のアシンメトリを測定することができず、また、再生信号の評価指標を測定することができず、その結果、この光ディスクに最適な記録パラメータを決定することができない。これにより、光ディスク42にユーザデータを記録することができなくなってしまう。
そこで、PLL回路により再生信号を同期(ロック)することができないと判定された場合、光ディスク42の線速度(回転速度)を適正な線速度よりも上げて、テストデータを記録再生するようにする。これにより、光ディスク42上に記録された例えば2Tマークが占める空間長(例えば2Tマークをレーザビームが通過する時間)が長くなり、すなわち、光ディスク42に記録されるテストデータの記録密度が時間軸を保ったまま低くなり、例えば図2[B]および[C]に示されるように再生信号振幅が大きくなる。その結果、再生信号のS/N比がよくなり、光ディスク42に記録されたマークが短い場合であっても、あるいは、ライト・ストラテジが不適切であった場合であっても、PLL回路により再生信号を同期(ロック)することが可能となる。なお、図2[B]は、光ディスク42の線速度(回転速度)を中速に上げてテストデータの記録再生を行った場合における再生信号振幅を示しており、図2[C]は、光ディスク42の線速度(回転速度)を高速に上げてテストデータの記録再生を行った場合における再生信号振幅を示している。
以下、この方法を用いた図1の光ディスク装置1における記録パラメータ決定処理について説明する。
図3のフローチャートを参照して、図1の光ディスク装置1における記録パラメータ決定処理について説明する。この記録パラメータ決定処理は、ユーザにより光ディスク装置1に光ディスク42が挿入され、ホスト装置43の図示せぬ操作部が操作されることにより記録処理を開始するとの指示がなされることで光ディスク42にユーザデータを記録する際に、予め開始される。
ステップS1において、CPU38は、光ディスク42にユーザデータを記録する際に用いる記録パラメータ(例えば記録パワーやライト・ストラテジなど)の初期値をROM39から読み出し、読み出された記録パラメータの初期値に基づいて、光ディスク42にユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータを初期設定する。
ここで、図4を参照して、光ディスク42に記録する記録波形と、記録用信号波形との対応関係を示すライト・ストラテジについて説明する。
例えば図4[A]に示されるように、記録波形(記録用符号)は例えば「6T」(「1」が6ビット連続する記録用符号)や「3T」(「1」が3ビット連続する記録用符号)に分類することができる。このとき、例えば「6T」の記録用符号を光ディスク42に記録する場合、単純に6Tのパルス幅のレーザを光ディスク42に照射したとしても、記録時に光ディスク42のディスク面において熱だまりなどが生じるため、図4[B]に示される良好な「6T」のマーク形状を形成することはできない。そこで、例えば図4[C]に示されるように、複数に分割されたパルスから構成されるマルチパルス列のレーザを光ディスク42に照射するようにする。これにより、記録時に光ディスク42のディスク面において生じる熱だまりなど影響を受けることなく、良好なマーク形状を形成することができる。
このようにレーザを複数に分割されたパルスから構成する構成方法を「ライト・ストラテジ」という。例えばライト・ストラテジを設定する場合には、分割する分割パルスの数や各分割パルスのパルス幅などが設定される。
なお、良好なマーク形状を光ディスク42上で形成するための最適なライト・ストラテジは、「6T」や「3T」という符号系列によって異なるだけでなく、記録媒体である光ディスク42の種類や材質などによっても微妙に異なる。そのため、記録品質(記録品位)が向上するように、それぞれの光ディスク42に応じて最適なライト・ストラテジに決定する必要がある。
ステップS2において、CPU38は、バス37を介して光ピックアップ5、RFアンプ23、フォーカス制御回路25、およびトラッキング制御回路27などを制御し、初期設定された記録パラメータを用いて光ディスク42の所定の領域(PCA(Power Calibration Area))に記録動作を行う。これにより、初期設定された記録パラメータを用いて、光ディスク42に所定のテストデータが記録される。
ステップS3において、CPU38は、バス37を介して光ピックアップ5、RFアンプ23、フォーカス制御回路25、およびトラッキング制御回路27などを制御し、初期設定された記録パラメータを用いて記録されたテストデータの再生動作を行う。
ステップS4において、CPU38は、PLL回路29の図示せぬレジスタを読み出し、初期設定された記録パラメータで記録されたテストデータを再生した際に、PLL回路29において再生信号がロック(同期)されたか(すなわち、再生クロック信号が正しく生成されているか否か)否かを判定する。
例えばPLL回路29が再生信号を正しくロックしていたならばPLL回路29の図示せぬレジスタは1を示し、再生信号を正しくロックしていなければPLL回路29の図示せぬレジスタは0を示す。
ステップS4においてPLL回路29において再生信号がロック(同期)されていない(すなわち、再生クロック信号が正しく生成されていない)と判定された場合、CPU38はステップS5で、スピンドルモータ制御回路4などを制御し、光ディスク42の線速度(回転速度)を適正な速度から例えば高速に上げるように変更する。
その後、処理はステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返して実行される。すなわち、ステップS2乃至S3の処理により、光ディスク42の線速度(回転速度)が適正な線速度から例えば高速な線速度に上げられた状態でテストデータの記録再生が行われ、ステップS4においてテストデータの記録再生時にPLL回路29において再生信号がロックされたか否かが再度判定される。
上述したように、光ディスク42の線速度(回転速度)を適正な線速度よりも上げて例えば高速な線速度でテストデータが記録再生されると、光ディスク42上に記録されたマークが占める空間長(例えば2Tマークをレーザビームが通過する時間)が長くなり、すなわち、記録密度が低くなり、例えば図2[C]に示されるように再生信号振幅が大きくなる。その結果、再生信号のS/N比がよくなり、光ディスク42に記録されたマークが短い場合であっても、あるいは、ライト・ストラテジが不適切であった場合であっても、PLL回路において再生信号をより容易に同期(ロック)することが可能となる。
そして、PLL回路29において再生信号がロックされたと判定されるまで、ステップS2乃至S5の処理が繰り返し実行されることで、光ディスク42の線速度(回転速度)が上げられる。
なお、光ディスク42の線速度(回転速度)を適正な線速度から例えば高速な線速度に上げて記録再生を行っても、依然としてPLL回路29において再生信号をロックすることができない場合には、さらにステップS5の処理において光ディスク42の線速度(回転速度)を高速の線速度から上げるように変更してもよい。
勿論、光ディスク42の線速度を上げる場合、適正な線速度から中速そして高速と徐々に速度を上げるようにしてもよいし、より段階的に光ディスク42の線速度を上げるようにしてもよい。
ステップS4においてPLL回路29において再生信号がロック(同期)された(すなわち、再生クロック信号が正しく生成されている)と判定された場合、CPU38はステップS6で、データ再生回路31、等化器32、ビタビ復号回路33、および評価指標測定回路35を制御し、テストデータを記録再生した際の再生信号のアシンメトリを測定する。
具体的には、等化器32は、任意のPR特性を用いて、データ再生回路31から入力された再生信号を任意のPR特性に近い等化再生信号に変換し、変換された等化再生信号をビタビ復号回路33および評価指標測定回路35に出力する。ビタビ復号回路33は、等化器32から入力された等化再生信号とのユークリッド距離が最も小さいパスを選択し、選択されたパスに対応する符号ビット系列を復号データとして等化器32および評価指標測定回路35に出力する。
評価指標測定回路35は、等化器32とビタビ復号回路33からそれぞれ入力された等化再生信号と復号データに基づいて、再生信号の評価指標としてアシンメトリを算出(測定)し、算出(測定)されたアシンメトリに関するデータをバス37を介してCPU38に供給する。
ステップS7において、CPU38は、評価指標測定回路35から供給された再生信号のアシンメトリに関するデータを取得し、取得された再生信号のアシンメトリに関するデータに基づいて、測定された再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内であるか否かを判定する。
ステップS7において測定された再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内ではないと判定された場合、CPU38はステップS8で、再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内になるように、初期設定された記録パラメータに含まれる記録パワーの設定値を変更する。
その後、処理はステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返して実行される。すなわち、ステップS2乃至S3の処理により、初期設定された記録パラメータのうち記録パワーの設定値が変更された状態でテストデータの記録再生が行われた後、ステップS4以降の処理が実行され、ステップS7において測定された再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内であるか否かが再度判定される。
これにより、再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内になるまで、ステップS2乃至S8の処理が繰り返し実行され(例えば2、3回など繰り返して実行され)、再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内になるように、初期設定された記録パラメータに含まれる記録パワーの設定値が変更される。
ステップS7において測定された再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内であると判定された場合、CPU38は、データ再生回路31、等化器32、ビタビ復号回路33、評価指標測定回路35、およびDEM演算回路36を制御し、DEM演算を行う。
具体的には、DEM演算回路36は、CPU38の制御に従い、等化器32とビタビ復号回路33からそれぞれ入力された等化再生信号と復号データに基づいて、初期設定されたライト・ストラテジの補正値であるストラテジ補正値を算出する。
例えば図5に示されるように、等化再生信号と、正しいデータパターンおよび正しいデータパターンから前寄りと後寄りにシフトした前寄りデータパターンと後寄りデータパターンとのユークリッド距離の差を算出することでストラテジ補正値を算出する。
DEM演算回路36は、算出されたストラテジ補正値をバス37を介してCPU38に供給する。
ステップS10において、CPU38は、DEM演算回路36から供給されたストラテジ補正値を取得し、取得されたストラテジ補正値が所定の値に収束したか否かを判定する。ステップS10において取得されたストラテジ補正値が所定の値に収束していないと判定された場合、CPU38はステップS11で、取得されたストラテジ補正値に基づいて、初期設定されたライト・ストラテジを補正する。
その後、処理はステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返して実行される。すなわち、ステップS2乃至S3の処理により、初期設定された記録パラメータのうちライト・ストラテジが補正された(反映された)状態でテストデータの記録再生が行われた後、ステップS4以降の処理が実行され、ステップS10において取得されたストラテジ補正値が所定の値に収束したか否かが再度判定される。
これにより、DEM演算回路36により算出されたストラテジ補正値が所定の値に収束するまで、繰り返し算出されたストラテジ補正値に基づいてライト・ストラテジが補正される。
ステップS10において取得されたストラテジ補正値が所定の値に収束したと判定された場合、CPU38はS12で、光ディスク42の現在の線速度(回転速度)が適正な線速度(回転速度)であるか否かを判定する(すなわち、光ディスク42の現在の線速度(回転速度)が適正な所定の範囲内の線速度(回転速度)であるか否かを判定する)。
具体的には、ステップS5においてPLL回路29で再生信号をロックすることができるように光ディスク42の線速度が例えば高速の線速度に上げられて変更された場合には、光ディスク42の現在の線速度(回転速度)が適正な線速度(回転速度)ではないと判定される。
ステップS12において光ディスク42の現在の線速度(回転速度)が適正な線速度(回転速度)ではないと判定された場合(すなわち、光ディスク42の現在の線速度(回転速度)が適正な線速度よりも上げられていると判定された場合)、CPU38はステップS13で、スピンドルモータ制御回路4などを制御し、光ディスク42の線速度(回転速度)を例えば現在の高速な線速度から適正な線速度に下げるように変更する。
これにより、光ディスク42の線速度(回転速度)は例えば高速な線速度から適正な線速度に下げられる。
その後、処理はステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返して実行される。すなわち、ステップS2乃至S3の処理により、光ディスク42の線速度(回転速度)が適正な速度から例えば適正な線速度にされた状態でテストデータの記録再生が行われて、ステップS4以降の処理が実行された後、ステップS12において光ディスク42の現在の線速度(回転速度)が適正な線速度(回転速度)であるか否かが再度判定される。
ステップS12において光ディスク42の現在の線速度(回転速度)が適正な線速度(回転速度)であると判定された場合、CPU38はステップS14で、データ再生回路31、等化器32、ビタビ復号回路33、および評価指標測定回路35を制御し、テストデータを記録再生した際の再生信号の評価指標を測定する。
具体的には、等化器32は、任意のPR特性を用いて、データ再生回路31から入力された再生信号を任意のPR特性に近い等化再生信号に変換し、変換された等化再生信号をビタビ復号回路33および評価指標測定回路35に出力する。ビタビ復号回路33は、等化器32から入力された等化再生信号とのユークリッド距離が最も小さいパスを選択し、選択されたパスに対応する符号ビット系列を復号データとして等化器32および評価指標測定回路35に出力する。
評価指標測定回路35は、等化器32とビタビ復号回路33からそれぞれ入力された等化再生信号と復号データに基づいて、再生信号の評価指標として例えばPRSNRやSbERを算出し、算出されたPRSNRやSbERに関するデータをバス37を介してCPU38に供給する。
ステップS15において、CPU38は、評価指標測定回路35から供給されたPRSNRやSbERに関するデータに基づいて、算出された再生信号の評価指標が予め設定された規格値の範囲内であるか否かを判定する。ステップS15において再生信号の評価指標が予め設定された規格値の範囲内ではないと判定された場合、CPU38はステップS16で、再生信号の評価指標が予め設定された規格値の範囲内となるように、初期設定されたライト・ストラテジを変更する。これにより、光ディスク42にユーザデータを記録する際に用いられるライト・ストラテジを、この光ディスク42に最適なライト・ストラテジに変更することができる。
その後、処理はステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が実行される。すなわち、ステップS2乃至S3の処理により、初期設定されたライト・ストラテジから変更されたライト・ストラテジを用いてテストデータの記録再生が行われて、ステップS4以降の処理が実行された後、ステップS15において算出された再生信号の評価指標が予め設定された規格値の範囲内であるか否かが再度判定される。
これにより、算出された再生信号の評価指標が予め設定された規格値の範囲内であると判定されるまで、ステップS2乃至S16の処理が繰り返し実行されることで、光ディスク42にユーザデータを記録する際に用いられるライト・ストラテジが変更される。
ステップS15において算出された再生信号の評価指標が予め設定された規格値の範囲内であると判定された場合、CPU38はステップS17で、光ディスク42にユーザデータを記録する際の記録パラメータを、現在の記録パラメータ(記録パワーとライト・ストラテジ)に決定する。
すなわち、ステップS2乃至S16の処理が繰り返し実行されることで、初期設定された記録パラメータのうちの記録パワーが変更された現在の記録パワーと、ストラテジ補正値に基づいて補正された現在のライト・ストラテジ(または、さらに、再生信号の評価指標が予め設定された規格値の範囲内になるように変更されたライト・ストラテジ)に、光ディスク42にユーザデータを記録する際の記録パラメータが決定される。
図6は、ある1つの光ディスク42にユーザデータを記録する際に用いられる最適なライト・ストラテジのうち、例えばパルス幅を最適値(最適なパルス幅)からずらした上で従来の記録パラメータ決定処理または図3の記録パラメータ決定処理を実行した場合における、PLL回路29のロック状態を示す実験結果を表している。図6の横軸は記録用信号波形のパルス幅(T/40)を示しており、縦軸はPLL回路29における再生信号のロック状態を示している。
なお、図6の例の場合、HD DVD−Rの単層式の光ディスク42で1倍速でテストデータの記録再生を行った。
例えば図2[C]に示される先頭パルスのパルス幅W先頭と最終パルスのパルス幅W最終を最適値(最適なパルス幅)から広げる方向と狭める方向に徐々にずらしていく。このとき、例えば図6の実線aに示されるように、従来の記録パラメータ決定処理を実行した場合には、広げる方向に(16/40)Tずらし、狭める方向に(−12/40)TずらすところまでしかPLL回路29において再生信号をロック(同期)することはできないが、図6の破線bに示されるように、図3の記録パラメータ決定処理を実行した場合には、広げる方向に(22/40)Tずらし、狭める方向に(−14/40)TずらすところまでPLL回路29において再生信号をロック(同期)することはできる。すなわち、PLL回路29において再生信号をロックすることが可能なキャプチャレンジを広げることができる。
本発明の実施形態においては、光ディスク42に最適な記録パラメータを決定する際に、PLL回路29において再生信号がロックされたか否かを判定し、PLL回路29において再生信号がロックされていないと判定された場合、光ディスク42の線速度を適正な線速度から上げるように変更し、光ディスク42の線速度(回転速度)が適正な線速度から例えば高速な線速度に上げられた状態でテストデータの記録再生を行い、テストデータの記録再生時にPLL回路29において再生信号がロックされたか否かを再度判定することができる。
また、その後、PLL回路29において再生信号がロックされたと判定された場合、光ディスク42の所定の領域(PCA領域)に記録されたテストデータを再生した場合における再生信号のアシンメトリを測定し、測定された再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内ではないときには、測定された再生信号のアシンメトリが予め設定された規格値の範囲内になるように、記録パラメータのうちの記録パワーを変更することができる。
さらに、等化再生信号と復号データに基づいてDEM演算を行い、設定されたストラテジの補正値であるストラテジ補正値を算出し、算出されたストラテジ補正値が所定の値に収束しない場合、ストラテジ補正値に基づいて初期設定されたライト・ストラテジを補正することができる。
そして、その後、光ディスク42の現在の線速度が適正な線速度であるか否かを判定し、光ディスク42の現在の線速度が適正な線速度ではないと判定された場合、光ディスク42の線速度を適正な線速度に下げるように変更し、光ディスク42の線速度(回転速度)が適正な線速度に下げられた状態でテストデータの記録再生を行い、評価指標を測定した上で、光ディスク42にユーザデータを記録する際の記録パラメータを、現在の記録パラメータ(記録パワーとライト・ストラテジ)に決定することができる。
これにより、PRML識別方式を用いる場合において、光ディスク42に最適な記録パラメータを決定する際の、PLL回路29のキャプチャレンジを広げることができる。その結果、再生信号のアシンメトリの計測範囲を広げることができ、DEM演算の適用範囲を広げることができる。従って、PRML識別方式を用いる場合において、光ディスク42に最適な記録パラメータを確実に決定することができる。従って、光ディスク42にユーザデータを記録する際の記録品質(記録品位)を向上させることができる。
なお、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
また、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
1…光ディスク装置、2…スピンドルモータ、2a…ロータリエンコーダ、3…スピンドルモータ駆動回路、4…スピンドル制御回路、5…光ピックアップ、6…対物レンズ、7…トラッキングアクチュエータ、8…フォーカスアクチュエータ、9…レーザダイオード、10…フロントモニタ・フォトダイオード、11…ハーフミラー、12…コリメータレンズ、13…ハーフプリズム、14…集光レンズ、15…シリンドリカルレンズ、16…光検出器、17…レーザ駆動回路、18…ギア、19…スクリューシャフト、20…送りモータ、21…送りモータ駆動回路、22…送りモータ制御回路、23…RFアンプ、24…フォーカスアクチュエータ駆動回路、25…フォーカスアクチュエータ制御回路、26…トラッキングアクチュエータ駆動回路、27…トラッキング制御回路、28…水晶、29…PLL回路、30…A/D変換器、31…データ再生回路、32…等化器、33…ビタビ復号回路、34…エラー訂正回路、35…評価指標測定回路、36…DEM演算回路、37…バス、38…CPU、39…ROM、40…RAM、41…インタフェース回路、42…光ディスク、43…ホスト装置。
Claims (3)
- 再生信号に基づく再生クロック信号を生成するPLL回路と、
ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号が前記PLL回路においてロックされたか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段により前記ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号が前記PLL回路においてロックされていないと判定された場合、前記ディスクの速度を上げるように変更する変更手段と、
前記ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号の評価指標と、前記ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号に基づいて算出されるストラテジ補正値に従い、前記ディスクにユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータを決定する決定手段とを備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 前記ディスクの速度が所定の範囲内の速度であるか否かを判定する第2の判定手段をさらに備え、
前記第2の判定手段により前記ディスクの速度が所定の範囲内の速度ではないと判定された場合、前記変更手段は、前記ディスクの速度を前記所定の範囲内の速度になるように変更することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 - 再生信号に基づく再生クロック信号を生成するPLL回路を備える光ディスク装置の光ディスク記録再生方法において、
ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号が前記PLL回路においてロックされたか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップの処理により前記ディスクの所定の領域に記録されたテストデータを再生する際の再生信号が前記PLL回路においてロックされていないと判定された場合、前記ディスクの速度を上げるように変更する変更ステップと、
前記ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号の評価指標と、前記ディスクに記録されたテストデータを再生する際の再生信号に基づいて算出されるストラテジ補正値に従い、前記ディスクにユーザデータを記録する際に用いられる記録パラメータを決定する決定ステップとを含むことを特徴とする光ディスク装置の光ディスク記録再生方法。
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