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JP2008151865A - 顕微鏡システム - Google Patents

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JP2008151865A
JP2008151865A JP2006337279A JP2006337279A JP2008151865A JP 2008151865 A JP2008151865 A JP 2008151865A JP 2006337279 A JP2006337279 A JP 2006337279A JP 2006337279 A JP2006337279 A JP 2006337279A JP 2008151865 A JP2008151865 A JP 2008151865A
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Abstract

【課題】観察状態の切り替えを容易にして顕微鏡の操作性を向上させる。
【解決手段】視野絞り4、開口絞り5、観察法切り替えユニット6に取り付けられている各種のキューブ、レボルバ7に取り付けられている対物レンズ9、DICプリズムユニット8、アナライザユニット13などの光学部材は、電動により光路に対して挿脱し又は開閉することができる。この挿脱又は開閉の状態はセンサにより検出される。操作部104は各種の指示を取得する。制御部102にはメモリが備えられており、当該メモリは、観察状態の記録要求の指示を操作部104が取得したときにセンサで検出されていた光学部材の光路に対する挿脱又は開閉の状態を観察状態として複数記録する。制御回路102は、観察状態の設定要求の指示を操作部104が取得する度に当該挿脱又は開閉を制御して、観察状態を当該メモリに記録されている観察状態のいずれかへと切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顕微鏡の技術に関し、特に、顕微鏡の操作性を向上させる技術に関する。
顕微鏡やこれを用いた光学検査装置は、医学・生物分野における細胞や生体組織などの観察や、工業分野においても半導体ウエハ、FPD(フラットパネル・ディスプレイ)用ガラス基板、磁気ヘッド等の検査、金属組織や新素材の研究開発など、種々の目的で使用されるものであり、ユーザのニーズに応じるための種々の装置が存在する。
これらの顕微鏡によって標本を観察する際には、顕微鏡に搭載されている各種ユニット(例えば、各種照明、開口絞り、視野絞り、レボルバ、自動焦準機構、レンズやフィルタ等の光学素子切り替え機構など)をそれぞれ観察条件に応じて操作する必要がある。
所望の検鏡法を実現する場合、各種光学部材の組合せが適切でなければ良好な顕微鏡観察を行うことはできない。観察対象と検出すべき観察対象の特徴とにより、様々な検鏡法を使用することもあり、各種光学部材を適切に組み合わせるための、優れた操作性が顕微鏡に望まれている。
また、顕微鏡の工業用途や病理において、特定の形状や特性を有する観察対象を、決まった手順にて検鏡法を変えて観察し、これを一群の観察対象に対して繰り返すルーチン検査のような使用状況もある。このような場合には、前述した検鏡法の切り替えを含む観察状態の切り替えの操作性は、作業効率に多大な影響を及ぼすことになる。
顕微鏡の操作性を向上させる技術に関し、例えば特許文献1には、光学部材の挿抜状態や撮影条件をICカードのような記憶媒体に保存するようにし、これを後に復元できるようにして、普段余り使用していない顕微鏡を使用する場合や、1台の顕微鏡を複数人で共用している状況でも、自分の設定したい観察状態を簡単に再現できるようにするという技術が開示されている。
特開平8−68946号公報
顕微鏡の各種ユニットを一定の手順にて切り替えて検鏡法等を変更しながら観察を繰り返すという、前述したルーチン検査に顕微鏡を使用する場合、作業効率を上げるためには、観察状態切り替えの操作性を向上させる必要がある。
上掲した特許文献1に開示されている技術は、観察時の設定等、ある一つの状態を再現し、観察をするのには適している。しかしながら、観察状態を切り替える場合には、顕微鏡システムの動作モードを切り替えのための専用のものへ一旦移行させ、その上でICカードに記録してある観察状態を日付やコメント等を元にして選択するという手順をユーザが踏む必要がある。つまり、この技術は、観察状態の切り替えには必ずしも操作性が高いといえるものではなく、とりわけルーチン検査を行う際には問題であった。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、観察状態の切り替えを容易にして顕微鏡の操作性を向上させることである。
本発明の態様のひとつである顕微鏡システムは、電動により光学部材を制御する電動手段と、光路上の該光学部材の制御情報を観察状態として検出する検出手段と、各種の指示を取得する指示取得手段と、該指示取得手段が観察状態の記録を要求する指示を取得したときに該検出手段が検出していた観察状態を複数記録する記録手段と、該指示取得手段が観察状態を設定する要求の指示を取得する度に該電動手段を制御して、該観察状態を該記録手段に記録されている観察状態のいずれかへと切り替える制御手段と、を有することを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
なお、上述した本発明に係る顕微鏡システムにおいて、該指示取得手段は、観察状態を設定する要求の指示を取得する設定要求指示取得手段を複数有しており、該記録手段は、該観察状態の各々を該設定要求指示取得手段のうちのいずれかに対応付けて記録し、該制御手段は、該設定要求指示取得手段が観察状態を設定する要求の指示を取得したときに該電動手段を制御して、該観察状態を、該指示を取得した設定要求指示取得手段に対応付けられて該記録手段に記録されている観察状態へと切り替える、ように構成することができる。
また、前述した本発明に係る顕微鏡システムにおいて、該指示取得手段は、観察状態を設定する要求の指示を取得する設定要求指示取得手段を1つのみ有しており、該制御手段は、該設定要求指示取得手段が観察状態を設定する要求の指示を取得する度に該電動手段を制御して、該観察状態が、該記録手段に記録されている観察状態のうちのいずれかへと順次切り替える、ように構成することもできる。
また、前述した本発明に係る顕微鏡システムにおいて、該指示取得手段は、観察状態を設定する要求の指示を取得する設定要求指示取得手段を2つ有しており、該記録手段は、該観察状態の各々に順序を付して該観察状態を記録し、該制御手段は、該設定要求指示取得手段が観察状態を設定する要求の指示を取得する度に該電動手段を制御して行う、該観察状態の該記録手段に記録されている観察状態のいずれかへの切り替えを、該順序における、該指示を取得したものが2つの設定要求指示取得手段のうちのどちらであるかに応じて定まる昇順又は降順に従って行う、ように構成することもできる。
また、前述した本発明に係る顕微鏡システムにおいて、該記録手段は、1つ以上の該光学部材の各々についての該挿脱又は開閉の状態を1つの観察状態として纏めた上で複数の該観察状態を記録するものであって、且つ、該複数の観察状態からなる観察状態の組を複数組記録し、該指示取得手段が観察状態の組を選択する要求の指示を取得したときに、該記録手段に記録されている複数組の観察状態の組から1組を選択する選択手段を更に有し、該制御手段は、該電動手段を制御して、該観察状態を、該記録手段に記録されている観察状態のうち該選択手段により選択された組に含まれているもののいずれかへと切り替える、ように構成することもできる。
なお、前述した本発明に係る顕微鏡システムにおいて、設定要求指示取得手段を1つのみ有する場合には、設定要求指示取得手段は、該顕微鏡システムとは別体の操作部として備えるように構成することもできる。
また、前述した本発明に係る顕微鏡システムにおいて、設定要求指示取得手段を2つ有する場合には、2つの該設定要求指示取得手段を、該顕微鏡システムとは別体である1つの操作部として備えるように構成することもできる。
また、前述した本発明に係る顕微鏡システムにおいて、該指示取得手段として備えられている操作部のうち観察状態を設定する要求の指示の取得のために設けられている操作部の機能を切り替える機能切り替え手段を更に有するように構成することもできる。
本発明によれば、以上のようにすることにより、観察状態の切り替えが容易になり、顕微鏡の操作性が向上するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず図1について説明する。同図は、本発明を実施する顕微鏡システムの構成を示している。
まず、図1に示す顕微鏡システムにおける顕微鏡本体1に備えられている光学系を説明する。
ハロゲンランプ等からなる落射照明用光源2から発せられる照明光は、光照明系レンズ3、視野絞り4、及び開口絞り5を経て、観察法切り替えユニット6のうち選択されているもの(ここではハーフミラーを備えたもの)に入射する。その後、この照明光は、レボルバ7に挿入されているDIC(Differential Interference Contrast:微分干渉観察)プリズムユニット8と、レボルバ7にて選択可能な対物レンズ9とを経て、ステージ10へ置かれた試料11を照射する。
試料11からの反射光は、対物レンズ9とDICプリズムユニット8とを経て、観察法切り替えユニット6のハーフミラーを透過する。そして、この反射光は、AFユニット12、アナライザユニット13、及び結像レンズ14を経た後に、ミラー15によって反射されて鏡筒双眼部16に入射し、結像位置17で結像する。
次に、顕微鏡本体1に備えられている電動部について説明する。
視野絞り4は、照明光が観察視野のみを照らすように調節するためのものであり、モータを駆動することで開閉制御されて、絞り径が調整可能に構成されている電動部である。また、開口絞り5は、コントラスト、明るさ、焦点深度を調節するためのものである。これもモータを駆動することで開閉制御されて、対物レンズ9の開口率ごとに適切な大きさに絞り径が調整可能に構成されている電動部である。
観察法切り替えユニット6には、本実施形態においては6a〜6cなる不図示の3個のキューブユニット、より具体的には、明視野観察用キューブ6a(BF)、暗視野観察用キューブ6b(DF)、微分干渉観察用キューブ6c(DIC)が取り付けられている。観察法切り替えユニット6は、観察法に応じてモータを駆動することにより、光路上に配置されるキューブユニットを切り替えることができるように構成されている電動部である。
レボルバ7には、種類の異なる対物レンズ9が複数取り付けられている。レボルバ7は倍率や観察法などに応じてモータを駆動して回転させることで、光路上に配置される対物レンズ9を切り替えることができるように構成されている電動部である。
DICプリズムユニット8及びアナライザユニット13は、微分干渉観察に必要なユニットである。詳細は割愛するが、微分干渉観察では、通常観察にて変化を見出すことの難しい、ごく小さい段差を色の違いとして観察することができる。また、DICプリズムユニット8を微調整すると、この色合いが変化する。本実施形態においては、DICプリズムユニット8はレボルバ6に挿入されるように構成されており、モータを駆動することにより、その挿脱と挿入後のプリズム位置の微調整とを行うことができるように構成されている電動部である。また、アナライザユニット13は、モータを駆動することで光路に対しての挿脱を行えるように構成されている電動部である。
以上の各電動部は、駆動機構101が各モータを駆動することで動作する。駆動機構101は、制御回路102から送られてくる制御信号に従って各モータを駆動する。制御回路102は、操作部104に対する操作によって示される操作者からの指示、若しくは、コンピュータ106が所定の制御プログラムを実行することでモニタ105に表示されるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)画面を利用して示される操作者からの指示を受け取ると、この指示に対応する制御信号を駆動機構101へ送る動作を行う。
ステージ10は、焦準移動機構103がモータを駆動することで移動する電動部である。制御回路102は、前述した他の電動部の動作と同様に、操作者からの指示を上述したようにして受け取ると、この指示に対応する制御信号を焦準移動機構103へ送る。焦準移動機構103は、この制御信号に従ってモータを駆動してステージ10を移動させる。なお、制御回路102は、対物レンズ9の焦点位置に対する試料11の合焦状態を示すAFユニット12からの信号を受け取ると、この信号に応じた制御信号を焦準移動機構103へ送る。焦準移動機構103は、この制御信号に従ってモータを駆動してステージ10を移動させ、試料11を対物レンズ9の焦点位置に移動して合焦させる。つまり、AFユニット12、制御回路102、及び焦準移動機構103により、自動焦点位置合わせ機構としての自動合焦動作が提供される。
なお、これらの電動部は各々にセンサを検出手段として備えており、これにより各ユニットにおける各部材の光路に対する挿脱や開閉等の状態を制御回路102が把握できる。また、この他に、センサ論理の組合せや、センサからの位置、初期状態からの変化等を制御回路102内のRAM(Random Access Memory)に保存しておくことにより、制御回路102は、ユニットの現在の状態を把握することができる。また、制御回路102は、落射照明用光源2の点灯状態(明るさ)の制御も行う。
なお、本実施形態における制御回路102は、MPU(マイクロプロセッサ)等の演算処理装置と、制御回路102が各種の制御処理を実現するために演算処理装置が実行する制御プログラムが格納されているROM(Read Only Memory)と、演算処理装置が該制御プログラムの実行の際に必要に応じて各種のデータを一時保持するために作業用記憶領域として使用する上述したRAMと、顕微鏡システムを構成している各ユニットの状態の設定を記憶して保持する不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)と、図1の顕微鏡システムの各構成要素と演算処理装置との間で行われる各種のデータの授受を管理するインタフェース部とを備えて構成されている。
また、コンピュータ106は、ごく標準的な構成のコンピュータ、すなわち、制御プログラムの実行によってコンピュータ106全体の動作制御を司るMPU等の演算処理装置と、この演算処理装置が必要に応じてワークメモリとして使用するメインメモリと、各種のプログラムや制御データなどを記憶して保存しておく例えばハードディスク装置などの記憶装置と、制御回路102との間で行われる各種のデータの授受を管理するインタフェース部と、操作に対応付けられて示される操作者からの指示を取得する入力部と、モニタ105での各種の画面や情報の表示を管理する出力部と、を有しているコンピュータ、を利用することができる。
以下、この図1に示した顕微鏡システムでの本発明の実施例を幾つか説明する。
まず、図2について説明する。同図は、図1に示した顕微鏡システムにおける操作部104の第一の構成例を示している。
本実施例においては、図2に示した操作部104に配置されている各種のボタンに対する操作者による押下操作を制御回路102が検出すると、その操作に対応付けられている処理が制御回路102により行われる。なお、この代わりに、画像表示部と当該画像表示部に重ねて配置されるタッチパネルとを用いて操作部104を構成し、画像表示部に表示したボタン表示に従って操作者が行うタッチパネルに対するタッチ操作を制御回路102が検出し、そのタッチ操作に対応付けられている処理を制御回路102が行うようにしてもよい。また、操作部104を用いて操作者からの各種の指示を取得する代わりに、コンピュータ106が所定の制御プログラムを実行することでモニタ105に表示されるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)画面を利用して示される操作者からの指示をコンピュータ106が受け取り、制御回路102がその指示をコンピュータ106から受け取るようにしてもよい。
図2において、キューブ切り替えボタン201は観察法切り替えユニット6において光路に挿入されるキューブユニット6a〜6cの切り替えの指示を取得する。なお、本実施例においては、6cのDIC(微分干渉観察)が操作された場合には、微分干渉観察用キューブ6cと共にDICプリズムユニット8及びアナライザユニット13も光路へ挿入する制御信号を制御回路102が出力するものとする。なお、DICプリズムユニット8やアナライザユニット13の挿脱を微分干渉観察用キューブ6cとは別個に指示できるように、ボタンを操作部104に追加してもよい。
ランプ調整ボタン202は落射照明用光源2から発せられる照明光の明るさを調節する指示を取得する。
ステージ駆動ボタン203は、ステージ10を移動させる指示を取得するボタンであり、焦準移動ハンドル213も、ステージ10を移動させる指示を取得するハンドルである。ここで、ステージ駆動ボタン203はステージ10に対する粗動指示のためのものであり、焦準移動ハンドル213はステージ10に対する微動指示のためのものである。
開口絞り調整ボタン204は、開口絞り5の絞り量を、開く方向若しくは絞る方向に調節する指示を取得する。
レボルバ切り替えボタン205は、レボルバ7を右回り若しくは左回りに回転させて対物レンズ9を1つずつ切り替える指示を取得する。
AFボタン206は、前述した自動焦点位置合わせ機構による自動合焦動作についての指示を取得する。ここで、「ON/OFF」のボタンに対する操作により、合焦状態を維持する動作と通常観察(自動合焦動作の機能停止)との切り替えの指示を取得する。一方、「ONE SHOT」のボタンに対する操作により、試料11が合焦位置となるようにステージ10の位置を一旦移動させ、その後に通常観察に移行するという動作の指示を取得する。
DICプリズム調整ボタン207はDICプリズムユニット8の微調整の指示を取得する。
観察状態切り替えボタン208は、顕微鏡システムの観察状態を、予め設定しておいたものへ切り替える指示を取得するためのボタンである。
操作部104に設けられている他のボタン(設定ボタン209、設定消去ボタン210、設定切り替えボタン211、及び状態切り替えボタン212)については後述する。
ここで、本実施例における顕微鏡システムの観察状態の設定について説明する。
図3及び図4について説明する。これらはどちらもモニタ105に表示される表示画面である。なお、これらの画面をGUI画面として利用し、制御回路102は、この画面を利用して示される操作者からの指示を受け取るようにしてもよい。また、これらの画面をモニタ105に表示する代わりに、タッチパネルを用いて操作部104を構成して該タッチパネルにこれらの画面を表示し、制御回路102は、操作者によるタッチパネルに対するタッチ操作を検出することで操作者からの指示を受け取るようにしてもよい。
図3に示した観察状態設定表示画面107の画面例は、既に設定を終えた観察状態の一覧を表示する画面である。
図3において、観察状態番号303は操作部104の観察状態切り替えボタン208に対応する番号(本実施例においては番号「1」から番号「6」まで)である。観察状態表示部302は、各観察状態における各ユニットの状態(電動部の駆動状態)を示している。また、設定画面切り替えボタン301は、上述した各番号についての観察状態設定画面へのモニタ105での表示切り替えの指示に用いるボタン表示である。
図4に示した観察状態設定画面108の画面例は、観察状態番号303における番号「1」に対する観察状態の設定に用いる画面である。なお、本実施例においては、観察状態番号303における各番号に応じ、同様の観察状態設定画面108が6つ用意されている。
図4における選択状態表示部304及び観察状態番号305は、図3における選択状態表示部302及び観察状態番号303と同様のものである。
キューブ切り替えボタン306、ランプ調整ボタン307、ステージ駆動ボタン308、開口絞り調整ボタン309、AFボタン310、レボルバ切り替えボタン311、及びDICプリズム調整ボタン312は、それぞれ、図2に示した操作部104における、キューブ切り替えボタン201、ランプ調整ボタン202、ステージ駆動ボタン203、開口絞り調整ボタン204、AFボタン206、レボルバ切り替えボタン205、及びDICプリズム調整ボタン207によるものと同一内容の指示に用いるボタン表示である。また、この観察状態設定画面108には、DICプリズムユニット8の挿脱の指示に用いる「ON/OFF」のボタン表示がDICプリズム調整ボタン312として設けられており、更に、アナライザユニット13の挿脱の指示に用いるボタン表示としてアナライザ切り替えボタン313が設けられている。
以上のように、これらの操作ボタン表示は、操作部104に設けられている各ボタンと同様、顕微鏡システムを構成する各ユニットの状態の指示に用いるものである。従って、操作部104を顕微鏡本体1に接続している場合には、操作部104に設けられている各ボタンを代用することで、これらのボタン表示を観察状態設定画面108から削除してもよい。
設定ボタン316は、上述した各ボタン表示を利用して行われた各ユニットの現在の状態を、観察状態としてユニット毎に選択する指示を行うために用いられるボタン表示である。また、設定消去ボタン317は、設定ボタン316を用いて選択された観察状態を消去する指示を行うために用いられるボタン表示である。
設定完了ボタン314は、元々設定してあった観察状態番号305(図4の例では番号「1」)の観察状態を、観察状態設定画面108にて新たに設定したものに更新した後に、モニタ105での表示画面を図3に示した観察状態設定表示画面107に戻す指示を行うために用いられるボタン表示である。また、設定取り消しボタン315は、観察状態番号305(図4の例では番号「1」)の観察状態を更新することなく、モニタ105での表示画面を図3に示した観察状態設定表示画面107に戻す指示を行うために用いられるボタン表示である。
次に図5について説明する。同図は、制御回路102によって行われる制御処理のひとつである、観察状態設定制御処理の処理内容をフローチャートで示したものである。制御回路102では、ROMに格納されている所定の制御プログラムを演算処理装置が読み出して実行することによって、この観察状態設定制御処理が制御回路102によって行えるようになる。
観察状態設定制御処理が開始されると、まず、S101では、不図示の観察状態設定表示ボタンに対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されるまで(判定結果がYesとなるまで)S101の処理が繰り返される。なお、観察状態設定表示ボタンは、例えば操作部104に備えられている。
S102では、コンピュータ106に指示を与えて、図3に例示した観察状態設定表示画面107をモニタ105に表示させる処理が行われる。
S103では、操作部104に設けられている観察状態切り替えボタン208に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されるまで(判定結果がYesとなるまで)S103の処理が繰り返される。
なお、このS103の処理において、観察状態設定表示画面107に設けられている設定画面切り替えボタン301に対する押下操作(例えば、コンピュータ106が入力部として備えているマウス装置等を操作してモニタ105に重畳表示されているカーソルを移動させ、当該カーソルが対応するボタン表示上に位置したときに行われるクリック操作)が検出されたか否かを判定する処理を並行して行うようにしてもよい。
S104では、コンピュータ106に指示を与えて、モニタ105での表示画面を図4に例示した観察状態設定画面108に切り替えさせると共に、押下操作がされた設定画面切り替えボタン301に対応する観察状態番号303について設定されている各ユニットの状態を選択状態表示部304に表示させる処理が行われる。
S105では、設定消去ボタン317に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されたとき(判定結果がYesのとき)にはS106に処理を進め、検出されなかったとき(判定結果がNoのとき)にはS107に処理を進める。
S106では、選択状態表示部304に表示されている各ユニットの状態についての表示をクリア(消去)する処理が行われ、その後はS105へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
S107では、操作部104若しくは観察状態設定画面108に設けられている、各ユニットの駆動指示を行うためのいずれかの操作ボタンに対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されたとき(判定結果がYesのとき)にはS108に処理を進め、検出されなかったとき(判定結果がNoのとき)にはS109に処理を進める。
S108では、S107の処理によって押下操作が検出された操作ボタンに対応するユニットを当該操作ボタンでの指示に応じるように駆動させるための制御信号を、駆動機構101若しくは焦準移動機構103に与える処理が行われ、その後はS105へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
S109では、設定ボタン316に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されたとき(判定結果がYesのとき)にはS110に処理を進め、検出されなかったとき(判定結果がNoのとき)にはS111に処理を進める。
S110では、S109の処理によって押下操作が検出された設定ボタン316に対応するユニットの現在の状態を取得し、その状態を示す情報を選択状態表示部304の所定箇所に表示させる処理が行われ、その後はS105へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
S111では、設定完了ボタン314に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されたとき(判定結果がYesのとき)にはS112に処理を進め、検出されなかったとき(判定結果がNoのとき)にはS115に処理を進める。
S112では、ユニットの現在の状態を示す情報が選択状態表示部304のいずれかに表示されているか否かを判定する処理が行われる。ここで、当該情報が表示されているユニットについては、S113において、当該情報を、観察状態番号305について設定されている当該ユニットの状態の設定値として制御回路102の不揮発性メモリに記憶させる処理が行われる。一方、当該情報が表示されていないユニットについては、S114において、観察状態番号305について設定されている当該ユニットの状態の設定値を未設定状態として制御回路102の不揮発性メモリに記憶させる処理が行われる。
以上のS113若しくはS114の処理を終えた後には、S102へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
S115では、設定取り消しボタン315に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されたとき(判定結果がYesのとき)にはS102へと処理を戻して上述した処理が繰り返され、検出されなかったとき(判定結果がNoのとき)にはS105へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
以上までの処理が観察状態設定制御処理である。この処理を制御回路102が実行することにより、操作部104の設定完了ボタン314に対する押下操作が検出されたときに顕微鏡システムが備えている各電動部のセンサで検出していた観察状態が、観察状態番号305に対応付けられて不揮発性メモリに複数記録される。
次に、図1の顕微鏡システムに各ユニットの観察状態を設定し保存するために操作者が行う操作手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、S201において、操作者は、前述した観察状態設定表示ボタンを押下操作して観察状態設定表示画面107をモニタ105に表示させる。このときモニタ105に表示される観察状態設定表示画面107における選択状態表示部302には、操作部104に複数(図2では6個)設けられている観察状態義理替えボタン208の各ボタン番号についての各ユニットの観察状態の設定値が一覧表示される。
次に、S202において、操作者は、観察状態切り替えボタン208(若しくは設定画面切り替えボタン301)のうち設定の変更を所望する観察状態番号303に対応する番号のものを押下操作して、モニタ105での表示を観察状態設定画面108へ移行させる。このときモニタ105に表示される観察状態設定画面108における選択状態表示部304には、選択された観察状態番号305について現在設定されている各ユニットの観察状態が表示される。
S203では、選択状態表示部304に現在表示されている観察状態の設定を消去する必要があるか否かを操作者が判断する。ここで、消去の必要があると判断した場合には、S204において、操作者は、設定消去ボタン317の押下操作を行う。すると、選択状態表示部302は全て空欄となる。
S205では、操作者は、操作部104若しくは観察状態設定画面108に設けられている、各ユニットの駆動指示を行うためのいずれかの操作ボタンに対して押下操作を行う。すると、押下操作された操作ボタンに対応するユニットが当該操作ボタンでの指示に応じるように動作して、当該ユニットの観察状態が変化する。
ここで、ユニットの観察状態が操作者の所望の状態になったときには、S206において、操作者は設定ボタン316のうち当該ユニットに対応するものを押下操作する。すると、当該ユニットのこのときの状態を示す情報が選択状態表示部304における当該ユニットに対応する欄に表示される。
S207では、選択された観察状態番号305についての各ユニットの観察状態の設定を完了したか否かを操作者が判断する。ここで、この設定を完了したと判断した場合にはS208に手順を進める。一方、この設定が未だ完了していないと判断した場合には、S203へ手順を戻して上述した手順を繰り返す。
S208では、操作者は、設定完了ボタン314を押下操作して、モニタ105での表示を観察状態設定表示画面107へ移行させる。このとき、選択状態表示部304に表示されていた各ユニットの状態を示す情報が、観察状態番号305と対応付けられて制御回路102の不揮発性メモリに格納され記憶される。
S209では、全ての観察状態番号303についての各ユニットの観察状態の設定を完了したか否かを操作者が判断する。ここで、全ての設定を完了したと判断した場合には、この図6に示した観察状態設定操作手順を終了する。一方、設定が完了していないものが残っていると判断した場合には、S202へ手順を戻して上述した手順を繰り返す。
以上の手順を操作者が行うことにより、顕微鏡システムの各ユニットの観察状態の設定及び保存が行われる。
次に、上述したように構成されている顕微鏡システムの使用法について説明する。
操作者があるサンプルの検査を行う場合を想定する。このとき、操作者は、まず、検査前に、図6に示した操作手順に従って顕微鏡システムを操作して、当該顕微鏡システムに各ユニットの観察状態を設定し保存する。
その後、サンプルの検査では、観察状態切り替えボタン208を順次選択して押下操作することで顕微鏡システムの観察状態を切り替えながらサンプルの観察を行う。その後、設定を保存したボタンの選択を全て終えると、そのサンプルに対する検査が終了する。
ここで図7について説明する。同図は、制御回路102によって行われる制御処理のひとつである、観察状態切り替え処理の第一の例の処理内容をフローチャートで示したものである。この処理は、図1に示した顕微鏡システムにおいて、観察状態切り替えボタン208の押下操作に応じた観察状態の切り替えを実現するための処理である。制御回路102では、ROMに格納されている所定の制御プログラムを演算処理装置が読み出して実行することによって、この観察状態切り替え処理が制御回路102によって行えるようになる。
図7において、まず、S301では、観察状態切り替えボタン208に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されるまで(判定結果がYesとなるまで)S301の処理が繰り返される。
S302では、押下操作が検出された観察状態切り替えボタン208に付されている番号を取得する処理が行われる。
S303では、取得された番号(観察状態番号)に対応付けられて記憶されている各ユニットの観察状態を示す情報を制御回路102の不揮発性メモリから読み出して取得する処理が行われる。
S304では、制御信号を駆動機構101若しくは焦準移動機構103に与えて、図1の顕微鏡システムの各ユニットの観察状態を取得した情報に従うように変化させる処理が行われ、その後はS301へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
以上までの処理が観察状態切り替え処理の第一の例である。この処理を制御回路102が実行することにより、操作部104の観察状態切り替えボタン208に対する押下操作が検出される度に顕微鏡システムが備えている各電動部を制御して、各ユニットの観察状態を、不揮発性メモリに記憶されているもののうち、押下操作の検出された観察状態切り替えボタン208の番号に対応するものへ切り替える動作が図1の顕微鏡システムにおいて行われる。
このように、本実施例によれば、図1に示した顕微鏡システムにおいて、観察手順を観察状態設定として前述したようにして保存しておくことにより、操作者は操作部104の観察状態切り替えボタン208を順次選択して押下操作するだけでサンプルの検査を進めることができる。これにより、従来は、操作者が観察手順を覚えておくようにして、若しくは手順書等を参照して、対物レンズや観察法を切り替え、付随するユニットを操作し、開口絞りの径やランプ等を調整していかなければならなかった煩雑な検査作業が容易になる結果、検査の効率が向上する。
また、図1に示した顕微鏡システムでは、例えばサンプルに欠陥を見つけた場合に行う別の検査手順を予め登録しておくようにしておけば、検査中にサンプルに欠陥を見つけた場合に、設定切り替えボタン211や設定切り替えボタン318を検査中に押下操作して観察状態の切り替えを行って観察することができるので、検査を容易に進めることができる。
以上のように、本実施例によれば。図1に示した顕微鏡システムにおいて、観察状態の切り替えを容易に行えるので、より簡単で、操作性が良く、効率的な観察が行える。
なお、以上までに説明した実施例では、設定消去ボタン317を観察状態設定画面108に1つのみ設けるようにしていた。この代わりに、設定ボタン316のように、各々のユニット毎に設定消去ボタン314を設けるようにし、ユニット毎に個別に観察状態の情報の表示を消去できるようにしてもよい。また、一旦設定情報を消去する指示を行う設定消去ボタン317を設ける代わりに、各ユニットの状態を設定しないことを指示するボタンを設けるようにしてもよい。
また、ユニットが顕微鏡本体1に対して着脱可能なものである場合には、当該ユニットが顕微鏡本体1に接続されたこと検出して制御回路102に通知するセンサを設けるようにし、制御回路102は、コンピュータ106に指示を与え、操作ボタンや選択状態表示部302等のうち、接続されていないユニットに関連するものについては観察状態設定表示画面107及び観察状態設定画面108に表示しないようにしてもよい。また、センサを設ける代わりに、予め使用するユニットを操作者が選択して制御回路102に指示するようにして、使用しないユニットに関連するものについては観察状態設定表示画面107及び観察状態設定画面108に表示しないようにしてもよい。
また、本実施例では、設定ボタン316を観察状態設定画面108にユニット毎に設けるようにしていた。この代わりに、設定消去ボタン317のように、観察状態設定画面108に設定ボタン316を1つのみ設けるようにし、全てのユニットの観察状態の情報の表示を一括して行うようにしてもよい。また、全てのユニットの観察状態の情報の表示を一括して行う代わりに、観察状態の情報を一括表示させるユニットをボタン等で選択できるようにし、選択されたユニットについての観察状態の情報のみが、設定ボタン316に対する押下操作に応じて選択状態表示部302に表示されるようにしてもよい。
また、本実施例では、設定ボタン316を押下操作すると、その時点における顕微鏡システムの各ユニットの観察状態を示す情報が選択状態表示部302に表示されるようにしていた。この代わりに、各ユニットの観察状態を示す情報を表示する表示部を、選択状態表示部302とは別個に観察状態設定画面108にもう1組設けるようにし、操作部104若しくは観察状態設定画面108に設けられている、各ユニットの駆動指示を行うためのいずれかの操作ボタンに対して押下操作を行ったときには、押下操作された操作ボタンに対応するユニットを動作させずに、新たに設けた表示部での表示情報が更新されるようにし、その後に設定ボタン316を押下操作すると、その時点での新たに設けた表示部での表示情報が選択状態表示部302に反映するようにしてもよい。
また、操作部104若しくは観察状態設定画面108に設けられている、各ユニットの駆動指示を行うためのいずれかの操作ボタンに対して押下操作を行ったときに、押下操作された操作ボタンに対応するユニットを動作させると共に、各ユニットの動作後の観察状態を示す情報が直ちに選択状態表示部302に表示されるようにして、設定ボタン316を観察状態設定画面108から削除するようにしてもよい。
また、本実施例では、各ユニットの観察状態の設定を、観察状態設定画面108に備えられている各種のボタン表示を利用して行うようにしていた。この代わりに、操作部104に設けられたボタンスイッチを利用して、この設定を行うようにしてもよい。例えば、図2に示した操作部104における設定ボタン209を押下操作した後に続けて観察状態切り替えボタン208の1つを押下操作すると、制御回路102が、押下操作したボタンの番号に対応する観察状態番号に、その時点における各ユニットの観察状態を示す情報を対応付けて記憶するようにし、設定消去ボタン210を押下操作した後に続けて観察状態切り替えボタン208の1つを押下操作すると、制御回路102が、押下操作したボタンの番号に対応する観察状態番号に対応付けて記憶していた各ユニットの観察状態を示す情報の記憶を消去するようにしてもよい。
また、本実施例では、図2に示した操作部104の観察状態切り替えボタン208の個数と、図3に示した観察状態設定表示画面107における観察状態番号303の数とをいずれも6個としていたが、これより少なくしても多くしてもよい。
また、本実施例では、各ユニットの観察状態の設定を制御回路102内の不揮発性メモリで記憶し保持するようにしていたが、この設定の記憶を制御回路102内のRAMで行うようにしてもよく、あるいは、コンピュータ106が有している記憶装置で行うようにしてもよい。また、コンピュータ106に対して着脱可能なメモリカード等の可搬型の記憶媒体で記憶しておくようにしてもよい。
また、本実施例では、各ユニットの観察状態の設定を1組(6通り)保存できるようにしていた。この代わりに、各ユニットの観察状態の設定を制御回路102で複数組保存できるようにし、観察状態の設定を再現する場合に、複数組保存されている観察状態のうちから1組を選択して再現するようにしてもよい。なお、この場合には、操作部104における設定切り替えボタン211若しくは観察状態設定表示画面107における設定切り替えボタン318に対する押下操作に応じて、観察状態切り替えボタン208の番号(すなわち観察状態番号303)と組毎の各ユニットの観察状態の設定との対応関係の切り替えを行うようにするとよい。
以下、図1に示した顕微鏡システムを上述したように動作させるための構成について説明する。
まず、図8について説明する。同図は、制御回路102の有する不揮発性メモリのメモリマップの一部を示している。
このメモリマップは、各ユニットについての光路に対する挿脱又は開閉の状態を1つの観察状態として纏めた上で、観察状態番号に対応付けられている複数の観察状態が不揮発性メモリに記録されており、且つ、該複数の観察状態からなる観察状態の組が複数組不揮発性メモリに記録されて保存されていることを示している。
ここで図9について説明する。同図は、制御回路102によって行われる制御処理のひとつである、設定切り替え処理の処理内容をフローチャートで示したものである。この処理は、図1に示した顕微鏡システムにおいて、設定切り替えボタン211若しくは318に対する押下操作に応じて、複数組保存されている顕微鏡システムの各ユニットの観察状態から1組を選択するための処理である。制御回路102では、ROMに格納されている所定の制御プログラムを演算処理装置が読み出して実行することによって、この設定切り替え処理が制御回路102によって行えるようになる。
図9において、まず、S401では変数mに「1」を代入する処理が行われる。
S402では、設定切り替えボタン211若しくは318に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されるまで(判定結果がYesとなるまで)S402の処理が繰り返される。
S403では、押下操作が検出された設定切り替えボタン211若しくは318が、昇順の変更を示すもの(「NEXT」ボタン)であるか、降順の変更を示すもの(「BACK」ボタン)であるかを判定する処理が行われ、昇順の変更を示すものであると判定されたときにはS404に処理を進め、降順の変更を示すものであると判定されたときにはS407に処理を進める。
S404では、変数mの現在の値に「1」を加算した結果を改めて変数mに代入する処理が行われる。
S405では、変数mの現在の値が、不揮発性メモリに記憶されている観察状態の総組数を超えたか否かを判定する処理が行われる。ここで、変数mの値が総組数を超えたと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS406に処理を進め、変数mの値が総組数以下であると判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS410に処理を進める。
S406では、変数mに改めて「1」を代入する処理が行われ、その後はS410に処理を進める。
S407では、変数mの現在の値から「1」を減算した結果を改めて変数mに代入する処理が行われる。
S408では、変数mの現在の値が、「1」未満となったか否かを判定する処理が行われる。ここで、変数mの値が「1」未満となったと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS409に処理を進め、変数mの値が「1」以上であると判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS410に処理を進める。
S409では、変数mに、不揮発性メモリに記憶されている観察状態の総組数を示す数値を代入する処理が行われる。
S410では、不揮発性メモリに第m組のデータとして格納されている各ユニットの観察状態を示す情報を読み出して制御回路102内のRAMに記憶させる処理が行われ、その後はS402へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
以上までの処理が設定切り替え処理である。なお、この処理を実行する場合には、図7に示した観察状態切り替え処理におけるS303の処理では、各ユニットの観察状態を示す情報を不揮発性メモリから読み出すのではなく、上述したS410の処理において各ユニットの観察状態を示す情報を記憶させたRAMの記憶領域から読み出すようにする。この結果、顕微鏡システムが備えている各電動部を制御回路102が制御して、各ユニットの観察状態を、不揮発性メモリに記憶されているもののうち観察状態のうち設定切り替えボタン211若しくは318に対する押下操作により選択された組に含まれているもののいずれかへと切り替える動作が図1の顕微鏡システムにおいて行われる。
なお、上述したようにした各ユニットの観察状態についての複数組の設定を制御回路102で保存する代わりに、当該観察状態についての設定の複数組分を1つのグループとし、更に、使用者別あるいは試料別等で、複数グループの設定を制御回路102で保存できるようにしてもよい。
また、本実施例において、図1に示した顕微鏡システムの動作モードとして、観察状態の切り替えを行う動作モード(図7に示した観察状態切り替え処理を制御回路102が実行する動作モード)と、通常観察を行う動作モードとを簡単に切り替えて使用できるように構成してもよい。すなわち、例えば、図2に示す操作部104に設けられている状態切り替えボタン212に対する押下操作に応じて、制御回路212が上述した2つの動作モードを切り替えるようにしてもよい。
また、このようにした場合には、図2においては観察状態切り替えボタン208として機能していた、観察状態切り替え動作モードにおけるボタンが、通常観察動作モードにおいては、図10に示すように、レボルバ7を回転させて行う対物レンズ9の選択の切り替えの指示を取得する対物レンズ切り替えボタン214として機能するようにしてもよい。このように、観察状態切り替えボタン208として操作部104に備えられているボタン群の機能を、状態切り替えボタン212に対する押下操作に応じて切り替えることができるようにすることにより、操作部104の構成部品点数を減らすことができる結果、操作部104のコストダウンと小型化に寄与する。
また、観察状態切り替え動作モードの場合には、モニタ105の表示画面を、図11に示す観察状態切り替え画面の第一の例のような、観察状態切り替えボタン319のみの画面とし、このボタン表示に対する押下操作に応じて各ユニットの観察状態の切り替えを制御回路102が行うようにして、より簡単に検査手順を進めることができるようにしてもよい。なお、このとき、モニタ105の表示画面を図11に示すものとする代わりに、操作部104をタッチパネルで構成するようにして、操作部104のボタンを観察状態切り替えボタンのみとするようにしてもよい。
また、観察状態切り替え動作モードと通常観察動作モードとの切り替えを、状態切り替えボタン212に対する押下操作に応じて行う代わりに、ステージ10をある一定距離以上下方に移動させたときには観察状態切り替えモードから通常観察動作モードに移行させるようにしてもよい。また、この代わりに、ある一定時間以内に規定回数以上所定のボタンを押下操作する、若しくは、特定の2つのボタンを同時に押下操作する、又は、特定のボタンを規定時間以上ボタンを押下操作し続ける、等の特定の条件を満たす操作が行われることで、上述した2つの動作モードを切り替えるようにしてもよい。
まず、図12について説明する。同図は、図1に示した顕微鏡システムにおける操作部104の第二の構成例を示している。
図12に示した操作部104は、観察状態切り替えボタン208が1つである点のみにおいて、図2に示した第一の例と異なっている。
なお、本実施例における観察状態設定表示画面107及び観察状態設定表示画面108の構成は、それぞれ図3及び図4に示した実施例1におけるものと同様のものとする。従って、本実施例においても観察状態番号303は番号「1」から番号「6」まで存在する。
本実施例では、唯一つの観察状態切り替えボタン208に対する繰り返しの押下操作に応じて制御回路102が観察状態番号303の選択を昇順に順次切り替えるようにする。但し、その選択が最大の番号(ここでは「6」)に達した後に押下操作がされた場合には、制御回路102が観察状態番号303の選択を最小の番号(ここでは「1」)へと切り替えるようにすることで番号の選択の切り替えを循環させる。
このように構成されている顕微鏡システムの使用法について説明する。
操作者があるサンプルの検査を行う場合を想定する。このとき、操作者は、まず、検査前に、実施例1と同様、図6に示した操作手順に従って顕微鏡システムを操作して、当該顕微鏡システムに各ユニットの観察状態を設定し保存する。
その後、サンプルの検査では、観察状態切り替えボタン208を繰り返し押下操作することで顕微鏡システムの観察状態を順次切り替えながらサンプルの観察を行う。その後、設定を保存したボタンの選択を全て終えると、そのサンプルに対する検査が終了する。
ここで図13について説明する。同図は、制御回路102によって行われる制御処理のひとつである、観察状態切り替え処理の第二の例の処理内容をフローチャートで示したものである。この処理は、図1に示した顕微鏡システムにおいて、図12に示した操作部104の観察状態切り替えボタン208の押下操作に応じた観察状態の切り替えを実現するための処理である。制御回路102では、ROMに格納されている所定の制御プログラムを演算処理装置が読み出して実行することによって、この観察状態切り替え処理が制御回路102によって行えるようになる。
図13において、まず、S501では変数nに「1」を代入する処理が行われる。
S502では、図12に示した操作部104における観察状態切り替えボタン208に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されるまで(判定結果がYesとなるまで)S502の処理が繰り返される。
S503では、変数nの現在の値に「1」を加算した結果を改めて変数nに代入する処理が行われる。
S504では、変数nの現在の値が、観察状態番号303の最大値を超えたか否かを判定する処理が行われる。ここで、変数nの値が観察状態番号303の最大値を超えたと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS505に処理を進め、変数mの値が観察状態番号303の最大値以下であると判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS506に処理を進める。
S505では、変数nに改めて「1」を代入する処理が行われる。
S506では、観察状態番号303における番号nに対応付けられて記憶されている各ユニットの観察状態を示す情報を制御回路102の不揮発性メモリから読み出して取得する処理が行われる。
S507では、制御信号を駆動機構101若しくは焦準移動機構103に与えて、図1の顕微鏡システムの各ユニットの観察状態を取得した情報に従うように変化させる処理が行われ、その後はS502へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
以上までの処理が観察状態切り替え処理の第二の例である。この処理を制御回路102が実行することにより、操作部104に唯一つ設けられている観察状態切り替えボタン208に対する押下操作が検出される度に顕微鏡システムが備えている各電動部を制御して、各ユニットの観察状態を、不揮発性メモリに記憶されているもののうちのいずれかへ、観察状態番号303の番号順に従って順次切り替える動作が図1の顕微鏡システムにおいて行われる。
以上のように、本実施例によれば、図1に示した顕微鏡システムにおいて、観察状態の切り替えのための操作箇所をより少なくしたことにより、観察状態の切り替えが更に容易に行うことができ、操作者が操作部104に視線を移す回数を減らすことができる。従って、より簡単で、操作性が良く、効率的な観察が行える。
なお、本実施例においては、観察状態切り替えボタン208に対する繰り返しの押下操作に応じて制御回路102が観察状態番号303の選択の切り替えを循環させるようにしていた。この代わりに、観察状態番号303の選択が最大の番号に達した後に押下操作がされた場合には、制御回路102が、顕微鏡システムの動作モードを、観察状態切り替え動作モード(図13に示した観察状態切り替え処理を制御回路102が実行する動作モード)から通常観察を行う動作モードへと移行させるようにしてもよい。
また、観察状態切り替えボタン208に対する繰り返しの押下操作に応じて観察状態番号303の選択を昇順に順次切り替える代わりに、その切り替え順を操作者が予め設定できるように構成してもよい。
また、観察状態切り替えボタン208に対する繰り返しの押下操作に応じて観察状態番号303の選択を順次切り替えるときに、各システムの観察状態の設定がされていない番号については、その選択の切り替え順から飛ばして切り替えを行うようにしてもよい。また、各システムの観察状態の設定がされている番号についても、操作者が予め設定しておくことにより、その選択の切り替え順から飛ばして切り替えを行うようにしてもよい。
また、本実施例においては、操作部104の観察状態切り替えボタン208を1つのみとしていた。この代わりに、図1に示した顕微鏡システムにおける操作部104の第三の構成例を示している図14のように、操作部104に設ける観察状態切り替えボタン208を2つにし、その片方は観察状態番号303の選択を昇順に切り替える指示のためのものとし、もう片方は観察状態番号303の選択を降順に切り替える指示のためのものとしてもよい。このようにすることにより、観察状態切り替えボタン208の操作を誤って観察状態を切り替えてしまった場合や、既に済ませた観察をもう一度戻って確認したい場合等に、操作者は、使い勝手よく観察状態を切り替えることができるようになる。
ここで図15について説明する。同図は、制御回路102によって行われる制御処理のひとつである、観察状態切り替え処理の第三の例の処理内容をフローチャートで示したものである。この処理は、図1に示した顕微鏡システムにおいて、図14に示した操作部104の観察状態切り替えボタン208の押下操作に応じた観察状態の切り替えを実現するための処理である。制御回路102では、ROMに格納されている所定の制御プログラムを演算処理装置が読み出して実行することによって、この観察状態切り替え処理が制御回路102によって行えるようになる。
図15において、まず、S601では変数nに「1」を代入する処理が行われる。
S602では、観察状態切り替えボタン208に対する押下操作が検出されたか否かを判定する処理が行われ、この押下操作が検出されるまで(判定結果がYesとなるまで)S602の処理が繰り返される。
S603では、押下操作が検出された観察状態切り替えボタン208が、昇順の変更を示すもの(「NEXT」ボタン)であるか、降順の変更を示すもの(「BACK」ボタン)であるかを判定する処理が行われ、昇順の変更を示すものであると判定されたときにはS604に処理を進め、降順の変更を示すものであると判定されたときにはS607に処理を進める。
S604では、変数nの現在の値に「1」を加算した結果を改めて変数nに代入する処理が行われる。
S605では、変数nの現在の値が、観察状態番号303の最大値を超えたか否かを判定する処理が行われる。ここで、変数nの値が観察状態番号303の最大値を超えたと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS606に処理を進め、変数mの値が観察状態番号303の最大値以下であると判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS610に処理を進める。
S606では、変数nに改めて「1」を代入する処理が行われ、その後はS610に処理を進める。
S607では、変数nの現在の値から「1」を減算した結果を改めて変数nに代入する処理が行われる。
S608では、変数nの現在の値が、「1」未満となったか否かを判定する処理が行われる。ここで、変数nの値が「1」未満となったと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS609に処理を進め、変数nの値が「1」以上であると判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS610に処理を進める。
S609では、変数nに、観察状態番号303の最大値を代入する処理が行われる。
S610では、観察状態番号303における番号nに対応付けられて記憶されている各ユニットの観察状態を示す情報を制御回路102の不揮発性メモリから読み出して取得する処理が行われる。
S611では、制御信号を駆動機構101若しくは焦準移動機構103に与えて、図1の顕微鏡システムの各ユニットの観察状態を取得した情報に従うように変化させる処理が行われ、その後はS602へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
以上までの処理が観察状態切り替え処理の第三の例である。この処理を制御回路102が実行することにより、操作部104に2つ設けられている観察状態切り替えボタン208のいずれかに対する押下操作が検出される度に顕微鏡システムが備えている各電動部を制御して、各ユニットの観察状態を、不揮発性メモリに記憶されているもののうちのいずれかへ、観察状態番号303の番号順における昇順又は降順に順次切り替える動作が図1の顕微鏡システムにおいて行われる。
なお、本実施例においては、観察状態切り替えボタン208を操作部104に設けていた。この代わりに、モニタ105に表示させるGUI用の画面に設けて操作者からの観察状態の切り替え指示をGUIにより受け取るようにしてもよく、また、操作部104と別個の専用のユニットに設けてもよい。また、観察状態の切り替え指示を操作者の音声を受け取って音声認識処理を施し、その処理結果に従って観察状態の選択の切り替え順(昇順、降順の識別)を識別するようにしてもよい。
まず、図16について説明する。同図は、観察状態切り替え画面の第二の例を示している。コンピュータ106がモニタ105に表示させるこの画面の特徴は、画面全体が、予め設定し記憶させておいた顕微鏡システムの各ユニットの観察状態の切り替えの指示に用いるボタン表示である、観察状態切り替えボタン320となっている点にある。
なお、本実施例における観察状態設定表示画面107及び観察状態設定表示画面108の構成は、それぞれ図3及び図4に示した実施例1におけるものと同様のものとする。従って、本実施例においても観察状態番号303は番号「1」から番号「6」まで存在する。
本実施例では、観察状態切り替えボタン320に対する繰り返しの押下操作に応じて、実施例2と同様に、制御回路102が観察状態番号303の選択を昇順に順次切り替えるようにする。但し、その選択が最大の番号(ここでは「6」)に達した後に押下操作がされた場合には、制御回路102が観察状態番号303の選択を最小の番号(ここでは「1」)へと切り替えるようにすることで番号の選択の切り替えを循環させる。
このように構成されている顕微鏡システムの使用法について説明する。
操作者があるサンプルの検査を行う場合を想定する。このとき、操作者は、まず、検査前に、実施例1と同様、図6に示した操作手順に従って顕微鏡システムを操作して、当該顕微鏡システムに各ユニットの観察状態を設定し保存する。
その後、サンプルの検査では、観察状態切り替えボタン320を繰り返し押下操作することで顕微鏡システムの観察状態を順次切り替えながらサンプルの観察を行う。その後、設定を保存したボタンの選択を全て終えると、そのサンプルに対する検査が終了する。
観察状態切り替えボタン320の押下操作に応じた観察状態の切り替えを実現するには、図13に処理内容を示した観察状態切り替え処理の第二の例を制御回路102に実行させるようにすればよい。但し、図13のS502の処理では、操作部104における観察状態切り替えボタン208に対する押下操作が検出されたか否かを判定する代わりに、観察状態切り替えボタン320に対する押下操作が検出されたか否かを判定するようにする。
以上のように、本実施例によれば、顕微鏡システムとは別体である単独の操作部として観察状態切り替えボタン320をモニタ105での表示画面にボタン表示として設けるようにしたことにより、図1に示した顕微鏡システムの観察状態を切り替えるための操作箇所が当該画面内の任意の場所でよいので、操作者は、全く画面に視線を移すことなく、サンプルの観察を継続したまま観察状態を切り替えることができる。
なお、本実施例においては、画面上の観察状態切り替えボタン320を1つのみとした。この代わりに、顕微鏡システムとは別体である単独の操作部として2つの観察状態切り替えボタンをモニタ105での表示画面にボタン表示として設けるようにしもよい。すなわち、観察状態切り替え画面の第三の例を示している図17のように、画面全体を2分割して観察状態切り替えボタン321及び322とし、観察状態切り替えボタン321は観察状態番号303の選択を昇順に切り替える指示のためのものとし、観察状態切り替えボタン322は観察状態番号303の選択を降順に切り替える指示のためのものとしてもよい。全体の画面をこの程度に分割して形成したボタン表示であれば、操作者は、全く画面に視線を移すことなく、サンプルの観察を継続したまま観察状態を切り替えることができ、しかも、ボタンの操作を誤って観察状態を切り替えてしまった場合や、既に済ませた観察をもう一度戻って確認したい場合等に、操作者は、使い勝手よく観察状態を切り替えることができるようになる。
観察状態切り替えボタン321若しくは322の押下操作に応じた観察状態の切り替えを実現するには、図15に処理内容を示した観察状態切り替え処理の第三の例を制御回路102に実行させるようにすればよい。但し、図15のS602の処理では、操作部104における観察状態切り替えボタン208に対する押下操作が検出されたか否かを判定する代わりに、観察状態切り替えボタン321若しくは322に対する押下操作が検出されたか否かを判定するようにする。
なお、図17に示した画面例では、画面を左右に2等分して観察状態切り替えボタン321及び322を形成していた。この代わりに、観察状態切り替えボタン321及び322を形成するための画面全体の分割の仕方として、上下分割や対角線を境界とする分割などとしてもよい。また、画面分割の割合についても、例えば、昇順の選択切り替えの指示に用いる観察状態切り替えボタン321を画面の大半とし、降順の選択切り替えの指示に用いる観察状態切り替えボタン322については、画面隅の小さな領域とするようにしてもよい。
また、この他、図16のような画面上に唯一つの観察状態切り替えボタン320又は図17のような画面上に2つ設けられる観察状態切り替えボタン321及び322の各々を、画面全体に渡って形成する代わりに、画面の大半、例えば50%以上等の大きさとして形成し、残りの領域に、操作部104に設けていた設定切り替えボタン211や状態切り替えボタン212に相当するボタン表示を小さく形成するようにしてもよい。
また、本実施例では、図16及び図17に示した観察状態切り替え画面をコンピュータ106がモニタ105に表示するようにしていた。この代わりに、画像表示部と当該画像表示部に重ねて配置されるタッチパネルとを用いて操作部104を構成し、画像表示部に表示した上述の観察状態切り替え画面に従って操作者が行うタッチパネルに対するタッチ操作を制御回路102が検出し、そのタッチ操作に対応付けられている処理を制御回路102が行うようにしてもよい。
その他、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態においては、電動により光路に対して挿脱され又は開閉される光学部材として、視野絞り4、開口絞り5、観察法切り替えユニット6に取り付けられている各種のキューブ、レボルバ7に取り付けられている対物レンズ9、DICプリズムユニット8、アナライザユニット13などが顕微鏡本体1に備えられていたが、この他のものでもよい。
本発明を実施する顕微鏡システムの構成を示す図である。 操作部の第一の構成例を示す図である。 観察状態設定表示画面の画面例を示す図である。 観察状態設定画面の画面例を示す図である。 観察状態設定制御処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 各ユニットの観察状態を顕微鏡システムに設定し保存するために操作者が行う操作手順をフローチャートで示した図である。 観察状態切り替え処理の第一の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 制御回路の要する不揮発性メモリのメモリマップの一部を示す図である。 設定切り替え処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 図2に示した操作部に設けられているボタンの機能の変更を説明する図である。 観察状態切り替え画面の第一の例を示す図である。 操作部の第二の構成例を示す図である。 観察状態切り替え処理の第二の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 操作部の第三の構成例を示す図である。 観察状態切り替え処理の第三の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 観察状態切り替え画面の第二の例を示す図である。 観察状態切り替え画面の第三の例を示す図である。
符号の説明
1 顕微鏡本体
2 落射照明用光源
3 光照明系レンズ
4 視野絞り
5 開口絞り
6 観察法切り替えユニット
6a 明視野観察用キューブ
6b 暗視野観察用キューブ
6c 微分干渉観察用キューブ
7 レボルバ
8 DICプリズムユニット
9 対物レンズ
10 ステージ
11 試料
12 AFユニット
13 アナライザユニット
14 結像レンズ
15 ミラー
16 鏡筒双眼部
17 結像位置
101 駆動機構
102 制御回路
103 焦準移動機構
104 操作部
105 モニタ
106 コンピュータ
107 観察状態設定表示画面
108 観察状態設定画面
201、306 キューブ切り替えボタン
202、307 ランプ調整ボタン
203、308 ステージ駆動ボタン
204、309 開口絞り調整ボタン
205、311 レボルバ切り替えボタン
206、310 AFボタン
207、312 DICプリズム調整ボタン
208、319、320、321、322 観察状態切り替えボタン
209 設定ボタン
210 設定消去ボタン
211 設定切り替えボタン
212、 状態切り替えボタン
213 焦準移動ハンドル
214 対物レンズ切り替えボタン
301 設定画面切り替えボタン
302、304 選択状態表示部
303、305 観察状態番号
306 キューブ切り替えボタン
313 アナライザ切り替えボタン
314 設定完了ボタン
315 設定取り消しボタン
316 設定ボタン
317 設定消去ボタン
318 設定切り替えボタン

Claims (8)

  1. 電動により光学部材を制御する電動手段と、
    光路上の前記光学部材の制御情報を観察状態として検出する検出手段と、
    各種の指示を取得する指示取得手段と、
    前記指示取得手段が観察状態の記録を要求する指示を取得したときに前記検出手段が検出していた観察状態を複数記録する記録手段と、
    前記指示取得手段が観察状態を設定する要求の指示を取得する度に前記電動手段を制御して、前記観察状態を前記記録手段に記録されている観察状態のいずれかへと切り替える制御手段と、
    を有することを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 前記指示取得手段は、観察状態を設定する要求の指示を取得する設定要求指示取得手段を複数有しており、
    前記記録手段は、前記観察状態の各々を前記設定要求指示取得手段のうちのいずれかに対応付けて記録し、
    前記制御手段は、前記設定要求指示取得手段が観察状態を設定する要求の指示を取得したときに前記電動手段を制御して、前記観察状態を、該指示を取得した設定要求指示取得手段に対応付けられて前記記録手段に記録されている観察状態へと切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  3. 前記指示取得手段は、観察状態を設定する要求の指示を取得する設定要求指示取得手段を1つのみ有しており、
    前記制御手段は、前記設定要求指示取得手段が観察状態を設定する要求の指示を取得する度に前記電動手段を制御して、前記観察状態が、前記記録手段に記録されている観察状態のうちのいずれかへと順次切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  4. 前記指示取得手段は、観察状態を設定する要求の指示を取得する設定要求指示取得手段を2つ有しており、
    前記記録手段は、前記観察状態の各々に順序を付して該観察状態を記録し、
    前記制御手段は、前記設定要求指示取得手段が観察状態を設定する要求の指示を取得する度に前記電動手段を制御して行う、前記観察状態の前記記録手段に記録されている観察状態のいずれかへの切り替えを、前記順序における、該指示を取得したものが2つの設定要求指示取得手段のうちのどちらであるかに応じて定まる昇順又は降順に従って行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  5. 前記記録手段は、1つ以上の前記光学部材の各々についての前記挿脱又は開閉の状態を1つの観察状態として纏めた上で複数の該観察状態を記録するものであって、且つ、該複数の観察状態からなる観察状態の組を複数組記録し、
    前記指示取得手段が観察状態の組を選択する要求の指示を取得したときに、前記記録手段に記録されている複数組の観察状態の組から1組を選択する選択手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記電動手段を制御して、前記観察状態を、前記記録手段に記録されている観察状態のうち前記選択手段により選択された組に含まれているもののいずれかへと切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  6. 前記設定要求指示取得手段を、前記顕微鏡システムとは別体である単独の操作部として備えたことを特徴とする請求項3に記載の顕微鏡システム。
  7. 2つの前記設定要求指示取得手段を、前記顕微鏡システムとは別体である単独の操作部として備えたことを特徴とする請求項4に記載の顕微鏡システム。
  8. 前記指示取得手段として備えられている操作部のうち観察状態を設定する要求の指示の取得のために設けられている操作部の機能を切り替える機能切り替え手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
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