JP2008151575A - 断線検出方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高周波パルスの伝搬速度が不均一でも断線位置を正確に推定できる断線検出方法を提供する。
【解決手段】電線ケーブル3に高周波パルスを反射する反射部材10を取り付け、その電線ケーブル3に高周波パルスを注入して、該電線ケーブル3から戻ってくる反射波の波形を受信し、その反射波の波形から上記反射部材10による部分波形と上記電線ケーブルの断線による部分波形とを抽出し、上記反射部材10による部分波形を基準にして上記断線による部分波形を評価することにより、断線位置を推定する。
【選択図】図6
【解決手段】電線ケーブル3に高周波パルスを反射する反射部材10を取り付け、その電線ケーブル3に高周波パルスを注入して、該電線ケーブル3から戻ってくる反射波の波形を受信し、その反射波の波形から上記反射部材10による部分波形と上記電線ケーブルの断線による部分波形とを抽出し、上記反射部材10による部分波形を基準にして上記断線による部分波形を評価することにより、断線位置を推定する。
【選択図】図6
Description
本発明は、高周波パルスの伝搬速度が不均一でも断線位置を正確に推定できる断線検出方法及びその装置に関する。
電線ケーブルは複数本の素線を撚り合わせて構成される。素線が若干本断線しても電線ケーブルが完全に断線したことにはならず、部分断線という。電線ケーブルの断線検出は、完全な断線はもとより、部分断線(=素線の断線)も検出できることが望ましい。
従来の断線検出方法として、一般に、電線ケーブルの電気抵抗を測定する方法が用いられている。
このうち、第一の方法は、電線ケーブルの両端間に直流電圧を印加し、電線ケーブルに流れる電流と印加電圧とから直流抵抗を測定し、その直流抵抗が初期値(断線がないときの値)から変化したことで、部分断線が起きたことを検出する。
第二の方法は、特許文献1に記載のもので、電線ケーブルの両端間に交流電圧を印加し、電線ケーブルに流れる電流と印加電圧とから交流抵抗を測定し、その交流抵抗が初期値(断線がないときの値)から変化したことで、部分断線が起きたことを検出する。
従来の断線検出方法では、電線ケーブルの両端間に直流電圧又は交流電圧を印加して行うことから、電線ケーブルが活線状態(利用用途上での電圧が印加されている状態)では実施できない。そこで、活線状態でも行うことができる断線検出方法を本出願人は研究している。
すなわち、本出願人の研究によれば、電線ケーブルに高周波パルスを注入して、該電線ケーブルから戻ってくる反射波の波形を受信し、その反射波の波形から該電線ケーブルの断線による部分波形を抽出して断線を検出することができる。この方法は、活線状態でも実施可能であるだけでなく、反射波の全体波形中における断線による部分波形の時間が受信位置から断線位置までの距離に比例しているので、断線位置を推定できる。
しかしながら、この方法は、高周波パルスの伝搬速度が電線ケーブルのどこでも均一であるという前提に立っている。高周波パルスの伝搬速度が電線ケーブルの長手方向に異なっていると、断線位置の推定は不正確になる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、高周波パルスの伝搬速度が不均一でも断線位置を正確に推定できる断線検出方法及びその装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の方法は、電線ケーブルに高周波パルスを反射する反射部材を取り付け、その電線ケーブルに高周波パルスを注入して、該電線ケーブルから戻ってくる反射波の波形を受信し、その反射波の波形から上記反射部材による部分波形と上記電線ケーブルの断線による部分波形とを抽出し、上記反射部材による部分波形を基準にして上記断線による部分波形を評価することにより、断線位置を推定するものである。
上記目的を達成するために本発明の装置は、電線ケーブルに取り付けた高周波パルスを反射する反射部材と、その電線ケーブルに高周波パルスを注入する高周波パルス注入手段と、該電線ケーブルから戻ってくる反射波を受信する反射波受信手段と、その反射波の波形から上記反射部材による部分波形と上記電線ケーブルの断線による部分波形とを抽出する部分波形抽出手段と、上記反射部材による部分波形を基準にして上記断線による部分波形を評価することにより、断線位置を推定する断線位置推定手段とを備えたものである。
上記反射部材は、上記電線ケーブルを長手方向に複数の部分ケーブルに分割してこの部分ケーブルを継ぎ合わせて構成し、その継ぎ合わせ部に挿入することで取り付けてもよい。
上記反射部材は、上記部分ケーブル間に直列に挿入したインダクタであってもよい。
上記反射部材は、上記電線ケーブルを並列に複数本設け、これら電線ケーブル間に掛け渡すことで取り付けてもよい。
上記反射部材は、上記複数の電線ケーブル間に挿入したコンデンサであってもよい。
上記反射部材は、上記電線ケーブルの外周を覆うフェライトコアであってもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)高周波パルスの伝搬速度が不均一でも断線位置を正確に推定できる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
まず、本発明の基礎として本出願人が研究した断線検出方法を説明する。
図1に示されるように、移動する機器1とその機器1に電源を供給する商用周波数電源2との間を繋ぐ移動用ケーブル3を断線検出対象の電線ケーブル3とし、この移動用ケーブル3に高周波パルス注入用コンデンサ4を介して高周波パルス発生器5からの高周波パルスを注入し、移動用ケーブル3から戻ってくる反射波の波形を高周波パルス注入用コンデンサ4を介して高周波CT6で受信し高周波波形記録測定器7に記録する。移動用ケーブル3には、機器1側の端部と商用周波数電源2側の端部に、それぞれ高周波阻止用インダクタ8を取り付けるので、高周波パルスが機器1や商用周波数電源2にダメージ、誤動作等の悪影響を与えることがなく、商用周波数成分は高周波パルス注入用コンデンサ4で遮断されるので断線検出の障害とならない。
断線検出の原理を簡単に述べると、高周波パルスの注入と反射波の波形の記録を適宜な時間間隔で繰り返すと、毎回、同じ波形が得られるが、もし、電線ケーブル3になんらかの経時変化があれば異なる波形が得られる。部分断線が生じた場合には、その断線箇所からのパルス反射による部分波形が出現するので、前回の波形との差異から部分波形が抽出され、部分断線が生じているという事象が検出できると共に、全体波形中の部分波形の時間的位置から断線位置を推定できる。
詳しく述べると、高周波パルスは、機器1や商用周波数電源2にダメージ、誤動作等の悪影響を与えることがない信号であって、かつ、商用周波数成分からたやすく分離できる信号である必要がある。また、パソコン等のCPU内蔵機器で構成される部分波形抽出手段、断線位置推定手段や高周波波形記録測定器7などの電子機器が誤動作しないことも高周波パルスの条件である。
高周波パルスは、伝搬路を伝搬する場合には、その伝搬路が持つLCのインピーダンスの影響を大きく受ける。このため、高周波パルスを用いた断線検出方法は、直流や商用周波数信号を用いた抵抗Rの測定による方法と比較して断線時のLC変化に対する検出感度が向上する。高周波パルスを用いた断線検出方法は、抵抗Rを加えた断線時のLCRのインピーダンス変化を検出することになるので、直流や商用周波数信号を用いた抵抗Rの変化のみによる断線検出方法より、検出感度が向上する。
一方、ケーブルの屈曲による断線は、素線を集合してなるケーブル導体の最外周部から起こり、高周波信号が表皮効果によりケーブル導体外表面を流れることから、直流や商用周波数信号より高周波パルスの方が断線の検出に好適であり、高周波パルスを用いることにより検出感度が向上する。
さて、図1の構成において、高周波パルス発生器5で発生した高周波パルスは、高周波CT6を通過し、高周波パルス注入用コンデンサ4を介して移動用ケーブル3に注入される。この高周波パルスは、移動用ケーブル3のケーブル導体を伝搬し、機器1側の端部と商用周波数電源2側の端部において、それぞれ高周波阻止用インダクタ8が挿入されていることによるインピーダンス変化部で反射する。移動用ケーブル3から戻ってくる反射波は、高周波パルス注入用コンデンサ4を介して高周波CT6で受信される。高周波波形記録測定器7では、それぞれの高周波阻止用インダクタ8から戻ってきた反射波が記録できるよう、十分な時間、記録を続ける。
反射波の波形の記録を一定時間ごとに行い、最初に記録した初期波形(断線がないときの波形であればよい)と、時間が経過した後の波形を比較することにより、波形の変化分が部分波形として抽出できる。有意の部分波形の有無(例えば、あらかじめ決めた基準値より大きい部分波形があれば部分波形有りとする)から部分断線(素線の断線)の発生を判定することができる。さらに、時間軸上で部分波形が存在する位置は、高周波パルスが断線の生じている箇所まで伝搬して反射して戻ってくる時間を表しているので、その時間から断線位置を推定することができる。
なお、初期波形において、移動用ケーブル3が使用済みであったため、部分断線が既に生じている疑いがある場合もある。このときは、同一構造の別の移動用ケーブル3との波形の差違、あるいは図1のように、1本の移動用ケーブル3内に独立した複数本の電線が並列に存在する場合は、2本の電線で得られた反射波の波形の差違から部分断線を判定することができる。
図2に、記録された波形の一例を示す。この図には、健全品(部分断線がない一方の電線)から得られた波形21と部分断線品(部分断線が生じた他方の電線)から得られた波形22が描かれている。これらの波形の関係は、同一電線における初期波形と経時変化(断線)後の波形の関係と同等に見なせる。2つの波形21,22はほとんど同じのため、大部分で1つのように重なっているが、両者に差異のある部分波形23が表れているのが分かる。
この部分波形23は、断線箇所のインピーダンス変化によって生じたものである。高周波パルスがそのインピーダンス変化箇所、つまり断線箇所で反射して戻ってきたことにより、健全品の波形にはなかった部分波形23が生じたのである。時間50ns近傍から時間100ns近傍の部分波形23までの横軸に、高周波CT6から断線箇所までの往復伝搬時間tXが表れている。一方、時間50ns近傍から時間130ns近傍までの横軸に、高周波CT6から機器1側の高周波阻止用インダクタ8までの往復伝搬時間tYが表れている。この往復伝搬時間tYと移動用ケーブル3の長さ(高周波パルスが伝搬した距離のこと)とから高周波パルスの伝搬速度が得られるので、往復伝搬時間tXから断線箇所の位置が推定できる。高周波CT6からの距離計算式は、伝搬速度×往復伝搬時間tX/2である。
ところで、上記の位置推定は、移動用ケーブル3等の被検出電線ケーブル3が該電線ケーブル長手方向に高周波パルスの伝搬速度が均一であるという前提に立っている。高周波パルスの伝搬速度が電線ケーブル長手方向で異なっていると、位置推定に誤差が生じる。このように伝搬速度が長手方向で異なる例として、互いに構造が異なる複数種類の電線を直列接続して電線ケーブルが構成されている場合や、構造が長手方向に均一の電線ケーブルであっても長手方向に温度差がある場合などがある。また、初期波形と経時変化後の波形を比較する際に、両波形を記録したときの電線ケーブル温度に差がある場合は、同一電線ケーブルでも伝搬速度が異なる。
図3に示した電線ケーブル31は、左の入射端32からn本の電線を直列に繋いだもので、入射端32から順に、電線33a、中継部34a、電線33b、…、電線33m、中継部34m、電線33nが並び、右が終端35となっている。中継部34a〜34mにおいて、電線33a〜33n同士がインピーダンス整合していないとき、反射波が生じる。インピーダンスが整合している中継部からは反射波が生じない。
ここで、電線33nにおいて中継部34m近傍に部分断線36が生じたとし、そのとき記録される反射波波形のタイムチャートを図4に示す。この図には、時間0に入射端32へ注入した高周波パルス41が実線で示されるほかに、参考までに、中継部34a,34mからの反射波による部分波形42a,42m、終端35からの反射波による部分波形43が時間ta,tm,tnに破線で示されている。これに加え、部分断線36からの反射波による部分波形44が時間txに示されている。
実際には、中継部34a〜34mでインピーダンスが整合され、終端35で終端整合されているときは破線の部分波形は存在せず、時間計測の基準としての時間ta,tm,tnが定義されるだけである。このとき、時間txは時間tmよりも時間的に後ろにあるので部分断線36は中継部34mより遠いところ、すなわち電線33nに生じたと判断される。
次に、電線33a〜33mの周囲温度が電線33nの周囲温度と極端に異なってきたために、電線33a〜33mにおける高周波パルスの伝搬速度が変化した場合を考える。そのとき記録される反射波波形のタイムチャートを図5に示す。破線で示した部分波形42a,42m,43は図4に示したのと同じ周囲温度が長手方向に均一なときのもので、時間計測の基準としての時間ta,tm,tnを定義するものである。一方、縦棒で区切って示した時間は、上記周囲温度の相違時に仮想的に中継部34a,34m及び終端35から反射波が戻ったとしたときの部分波形(図示せず)の時間(例えば、時間tmα)である。
図5に示されるように、上記周囲温度の相違時に入射端22に高周波パルス41を注入してから中継部34mによる部分波形が戻るまでに実際にかかるであろう時間tmαが当初想定された時間tmよりも時間軸の左に移動し、部分断線36からの反射波による部分波形54の時間txもそれに伴い左に移動し、このとき時間txは時間計測の基準である時間tmよりも左にあるため電線33nでなく電線33mに部分断線が生じたと誤検出してしまう。
そこで、本発明に係る断線検出方法においては、図6に示されるように、電線ケーブル3に高周波パルスを反射する反射部材10を取り付け、その反射部材10による部分波形を基準にして部分断線による部分波形を評価することにより、断線位置を推定するようにした。反射部材10は、高周波CT6で受信し高周波波形記録測定器7に記録した反射波の波形中に、有意の部分波形が得られる程度の反射能力があれば、どのような部材でもよく、具体例は後述する。
なお、図6において図1と符号の同じものは同一の部材であるから、説明は省略する。
部分波形抽出手段及び断線位置推定手段(図示せず)は、高周波波形記録測定器7に接続されたパソコン、専用のコンピュータ等で構成することができる。本発明では、基本的には図2で説明した方法で断線位置を推定するが、部分波形抽出手段が反射波の波形から反射部材10による部分波形と電線ケーブルの断線による部分波形とを抽出し、断線位置推定手段は、反射部材10による部分波形を基準にして断線による部分波形を評価することにより、断線位置を推定する。
反射部材10は、電線ケーブル3の長手方向任意の位置に、1個だけ設けてもよいし、2個以上を分散して設けてもよい。そこで、図3に示した電線ケーブル31に複数の反射部材を取り付けた形態を図7により説明する。
図7に示されるように、中継部34aの直近(ほぼ同じ位置という意味;直前でも直後でも全く同じ位置でも構わない)に反射部材37aを取り付け、中継部34mの直近に反射部材37mを取り付け、終端35の直近に反射部材38を取り付けた。
この電線ケーブル31において、電線33a〜33mの周囲温度が電線33nの周囲温度と極端に異なってきたために、電線33a〜33mにおける高周波パルスの伝搬速度が変化した場合を考える。そのとき記録される反射波波形のタイムチャートを図8に示す。図8には、図5と同様に、周囲温度が長手方向に均一なときの部分波形を破線で示し、時間ta,tm,tnを付記してある。
図8に示されるように、周囲温度の相違時には、入射端32に高周波パルス81を注入してから中継部34mによる部分波形が戻るまでに実際にかかるであろう時間tmαが当初想定された時間tmよりも時間軸の左に移動し、部分断線36からの反射波による部分波形84の時間txもそれに伴い左に移動する。しかし、このとき、実線で示したように、反射部材37a,37m,38からの部分波形82a,82m,83が得られている。これらの部分波形は、図5や図4の破線の部分波形のように仮想的なものでなく、実際に得られたものである。
図8のように、周囲温度の相違時には、中継部34m(反射部材37m)による部分波形の時間tmαは、周囲温度が長手方向に均一なときの時間tmよりも時間軸の左に移動している。
部分断線36による部分波形84と反射部材37mによる部分波形82mの時間を比較すると、時間txは時間tmαよりも右にある、つまり、部分断線36は反射部材37mより遠い位置にあることが分かり、電線33nに部分断線が生じたことが正しく判定できる。
図9に示した電線ケーブル91は、長手方向に複数の部分ケーブル91a,91b,…(以下は図示せず)に分割してこの部分ケーブル91a,91b,…を直列に継ぎ合わせて構成したものである。この継ぎ合わせ部92に反射部材93を挿入して取り付ける。反射部材93はインダクタで構成し、部分ケーブル91a,91bの導体間に直列に挿入する。このように直列に接続されたインダクタからなる反射部材93が部分ケーブル91a,91b,…とインピーダンスが異なるため、高周波パルスを反射することができる。反射部材93は、高周波パルスをよく反射し、商用周波数成分やその他の信号成分は透過させるものが好ましい。
電線ケーブル91は、互いに絶縁された複数本の電線94を束にしたものであってもよい。そのうちの適宜な電線94の継ぎ合わせ部92に反射部材93を挿入する。この場合、反射部材93からの反射波の部分波形を時間基準とすることで、当該電線94のみならず、反射部材93を挿入しない他の電線94の断線検出にも利用することができる。
図10に示した電線ケーブル91は、図9のものと同様に、長手方向に複数の部分ケーブル91a,91bに分割して直列に継ぎ合わせたものであり、かつ、互いに絶縁された並列な複数本の電線94を束にしたものである。そのうちの適宜な2本の電線94間に反射部材103を掛け渡して取り付ける。反射部材103はコンデンサで構成し、一方の電線94における部分ケーブル91a,91bの導体同士の接続箇所と他方の電線94における部分ケーブル91a,91bの導体同士の接続箇所との間に挿入する。このように電線94間に挟み込まれた反射部材103と部分ケーブル91a,91bとのインピーダンスが異なるため、高周波パルスを反射することができる。
図11に示した電線ケーブル111は、特に長手方向に分割したものではないが、反射部材113を境界に部分ケーブル111a,111bと見なす。反射部材113は、電線ケーブル111の外周を覆うフェライトコアで構成する。この場合、電線ケーブル111を長手方向に分割する必要がないという利点がある。
3 電線ケーブル
5 高周波パルス発生器
7 高周波波形記録測定器
10 反射部材
5 高周波パルス発生器
7 高周波波形記録測定器
10 反射部材
Claims (7)
- 電線ケーブルに高周波パルスを反射する反射部材を取り付け、その電線ケーブルに高周波パルスを注入して、該電線ケーブルから戻ってくる反射波の波形を受信し、その反射波の波形から上記反射部材による部分波形と上記電線ケーブルの断線による部分波形とを抽出し、上記反射部材による部分波形を基準にして上記断線による部分波形を評価することにより、断線位置を推定することを特徴とする断線検出方法。
- 電線ケーブルに取り付けた高周波パルスを反射する反射部材と、その電線ケーブルに高周波パルスを注入する高周波パルス注入手段と、該電線ケーブルから戻ってくる反射波を受信する反射波受信手段と、その反射波の波形から上記反射部材による部分波形と上記電線ケーブルの断線による部分波形とを抽出する部分波形抽出手段と、上記反射部材による部分波形を基準にして上記断線による部分波形を評価することにより、断線位置を推定する断線位置推定手段とを備えたことを特徴とする断線検出装置。
- 上記反射部材は、上記電線ケーブルを長手方向に複数の部分ケーブルに分割してこの部分ケーブルを継ぎ合わせて構成し、その継ぎ合わせ部に挿入することで取り付けることを特徴とする請求項2記載の断線検出装置。
- 上記反射部材は、上記部分ケーブル間に直列に挿入したインダクタであることを特徴とする請求項3記載の断線検出装置。
- 上記反射部材は、上記電線ケーブルを並列に複数本設け、これら電線ケーブル間に掛け渡すことで取り付けることを特徴とする請求項2記載の断線検出装置。
- 上記反射部材は、上記複数の電線ケーブル間に挿入したコンデンサであることを特徴とする請求項5記載の断線検出装置。
- 上記反射部材は、上記電線ケーブルの外周を覆うフェライトコアであることを特徴とする請求項2記載の断線検出装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102087332A (zh) * | 2010-12-20 | 2011-06-08 | 中国南方电网有限责任公司超高压输电公司检修试验中心 | 一种基于波速寻优的直流行波故障测距方法 |
| JP2018031718A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 関西電力株式会社 | 架空配電系統探査システムおよび架空配電系統探査方法 |
-
2006
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| CN102087332B (zh) * | 2010-12-20 | 2012-10-31 | 中国南方电网有限责任公司超高压输电公司检修试验中心 | 一种基于波速寻优的直流行波故障测距方法 |
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