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JP2008151077A - 燃料噴射装置 - Google Patents

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JP2008151077A
JP2008151077A JP2006341947A JP2006341947A JP2008151077A JP 2008151077 A JP2008151077 A JP 2008151077A JP 2006341947 A JP2006341947 A JP 2006341947A JP 2006341947 A JP2006341947 A JP 2006341947A JP 2008151077 A JP2008151077 A JP 2008151077A
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Yuichi Sotozono
祐一 外薗
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Abstract

【課題】燃料噴射装置に送られる燃料が不足するような場合のエンジンの始動性を向上させることができる燃料噴射装置を提案する。
【解決手段】燃料噴射装置は、大径の第一ピストン(12)と第二ピストン(13)と、それらの間に形成され、第一ピストン(12)の移動方向の変位を拡大して第二ピストン(13)に伝達する変位拡大室(15)とから成る変位拡大機構を備えた燃料噴射弁(2)と、この変位拡大室内の燃料不足を検出する燃料不足検出手段(始動不良検出手段)と、この燃料不足検出手段の検出結果に基づいて、燃料不足を検出するとリターン通路(9)へ供給する燃料を増加する高レール圧マップを選択する燃料増量手段とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、アクチュエータの変位を拡大する変位拡大室を備えた燃料噴射装置に関するものである。
ディーゼルエンジンに用いられるコモンレール式の燃料噴射装置としては、例えば、アクチュエータによってノズルニードルを駆動することにより噴孔から燃料を噴射するものが知られている。近年、このような燃料噴射装置の駆動源として、応答性の良好なピエゾアクチュエータを用い、伸縮するピエゾアクチュエータと、ピエゾアクチュエータの変位を拡大する変位拡大機構と、ノズルニードルの制御室としての背圧室の油圧を制御する制御弁とを備えた燃料噴射装置が提案されている。このような燃料噴射装置では、ピエゾアクチュエータの伸縮による変位を変位拡大機構によって拡大し、制御弁を動作させることにより噴射を制御している。
このような燃料噴射装置を改良したものは、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された燃料噴射弁は、ノズルニードルに閉弁方向の圧力を作用させる制御室と、この制御室とリターン通路の間を開閉することにより制御室の圧力を増減させる制御弁と、この制御弁を駆動する駆動力伝達部とを備え、この駆動力伝達部には、ピエゾアクチュエータの伸縮に伴って摺動する大径の第一ピストンと、制御弁に当接してこれと一体に摺動する小径の第2ピストンと、第一ピストンと第二ピストンとの間に配置される油密室(変位拡大室)とを有する燃料噴射装置において、油密室(変位拡大室)に充填する燃料を導くチェック弁と、リーク通路から分岐し、充填燃料をチェック弁に供給する燃料充填通路と、燃料充填通路内のうちチェック弁の上流側に設けた絞りを有する構成となっている。このような燃料噴射装置によれば、ピエゾアクチュエータが伸長したとき、変位拡大室の圧力が増加することにより大径、小径ピストンのクリアランスより変位拡大室から流失した燃料を、チェック弁を通じて変位拡大室に補充することができる。
特開2005−207323号公報
このような変位拡大機構を備えた燃料噴射装置は、変位拡大室に燃料を満たしており、ピエゾアクチュエータが伸長し大径ピストンが下方に移動すると、小径ピストンが制御弁を押し下げ、燃料が噴射される。ところが、例えばガス欠の場合のように燃料噴射装置に供給される燃料が不足し始めると変位拡大室内に気泡が入り込み、また、その含有率が高くなることがある。このような状況でエンジンの再始動を行うと、ピアゾアクチュエータの伸長により大径ピストンが移動しても、変位拡大室内の気泡が圧縮されるにすぎず、変位拡大室の圧力が増加されない。このため、小径ピストンが移動しにくく、燃料の噴射、ひいてはエンジンの始動が困難となることが考えられる。
そこで、本発明は、燃料噴射装置に送られる燃料が不足するような場合のエンジンの始動性を向上させることができる燃料噴射装置を提案する。
かかる課題を解決する本発明の燃料噴射装置は、ノズルボディに設けたノズル噴孔を閉弁する方向にニードルを押付ける燃料を蓄える制御室と、当該制御室と燃料のリターン通路との連通状態を変化させる制御弁と、アクチュエータに駆動される大径の第一ピストンと、前記制御弁と一体となって駆動される小径の第二ピストンと、前記第一ピストンと前記第二ピストンとの間に形成され、前記第一ピストンの移動方向の変位を拡大して前記第二ピストンに伝達する変位拡大室と、前記リターン通路から分岐し前記第一ピストンの内部を通じて前記変位拡大室へ燃料を供給する燃料充填通路と、当該燃料充填通路に設けられた第一チェック弁と、前記リターン通路の下流側に配置され当該リターン通路内の圧力を維持するための第二チェック弁と、エンジンの始動不良を検出する始動不良検出手段と、当該始動不良検出手段の検出結果に基づいて、前記変位拡大室へ供給する燃料を増加し、又は、前記リターン通路内の圧力を上昇させるために前記リターン通路へ燃料を供給する燃料増量手段と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。このような構成とすることで、燃料噴射弁へ供給される燃料が不足し、又は、燃料中に気泡が存在するような状況にあっても、リターン通路へリークする燃料量を増加させ、ひいては変位拡大室内の燃料の圧力を上昇させることができる。この結果、変位拡大室内の気泡が押し潰されて制御弁が瞬時に作動し、ニードルを開弁方向へ移動させることができるので早期のエンジン始動を実現することができる。このような燃料噴射装置は、第二チェック弁を備えていることにより、リターン通路全体に所定の圧力が負荷されている。前記燃料増量手段は、リターン通路内へ燃料を供給することにより早期にリターン通路内の圧力を上昇させ、変位拡大室内の気泡をその圧力によって潰すことができる。
このような燃料噴射装置における前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段とすることができる(請求項2)。例えば、変位拡大室内の燃料が不足しているか否かを判断することによってエンジンが始動不良状態となっているか否かを判断することができる。
このように、エンジンの始動不良を燃料不足の検出によって行う場合、種々の判断基準に基づいて燃料の不足を検出することができる。例えば、エンジンの回転数に基づいて燃料の不足を検出する構成とすることができる(請求項3)。エンジン始動時にクランキングを開始した後、所定時間経過後にもエンジンの回転数が規定の回転数まで到達しないような場合には、変位拡大室内に気泡が混入していると判断する構成である。
また、燃料噴射前後におけるコモンレール圧の圧力変化に基づいて燃料の不足を検出する構成とすることもできる(請求項4)。気泡等がなく変位拡大室が正常に機能している場合には、燃料噴射の前後においてコモンレール圧が一定値以上変化するが、このような圧力変化がみられない場合には燃料不足に起因して変位拡大室内に気泡が混入し、規定の燃料噴射が行われていないものと判断する構成である。
さらに、燃料サプライポンプからの燃料圧送前後におけるコモンレール圧の圧力変化に基づいて燃料の不足を検出する構成とすることもできる(請求項5)。適正な噴射が行われているときには、燃料サプライポンプからの燃料圧送前後においてコモンレール圧が変化することから、この圧力変化を燃料不足の判断の基準として参酌する構成である。
また、燃料サプライポンプの吸入調量弁のデューティー比に基づいて燃料の不足を検出する構成とすることもできる(請求項6)。エンジンの始動時にはアイドリング状態のときと比して多量の燃料を噴射することになるにもかかわらず、エンジン始動時のディーティ比が所定値以下であるときはコモンレールへの燃料の圧送量が少ないと判断できる。燃料の圧送量が少ない場合は規定の燃料噴射が行われていない、すなわち、変位拡大室内に気泡が混入し、燃料が不足しているとの判断を行う構成である。
さらに、エンジンの排気ガス温度に基づいて燃料の不足を検出する構成(請求項7)、エンジンの排気ガス温度の温度上昇率に基づいて燃料の不足を検出する構成(請求項8)とすることもできる。エンジンが始動できていない状態では排気ガス温度が上昇しない、又はその上昇が緩慢であることから、これらを参酌して燃料の不足を判断する構成である。
同様に、エンジンが始動していない状態ではエンジンの燃焼圧が上昇してこないことから、エンジンの燃焼圧に基づいて燃料の不足を検出する構成とすることもできる(請求項9)。
さらに、本発明の燃料噴射装置は、リターン通路内の燃料を変位拡大室内へ供給する構成としていることから、前記リターン通路内のリターン燃料圧に基づいて燃料の不足を検出する構成とすることができる(請求項10)。
本発明の燃料噴射装置は、エンジンの始動不良を検出する始動不良検知手段の検知結果に基づいて、変位拡大室内を含むリターン系の圧力が早期に上昇するようにリターン通路への燃料量が増加するようにしたので、変位拡大室内の燃料量が不足し、又は、気泡を含有した燃料が存在する場合のエンジンの始動性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例1について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の燃料噴射装置1を示した説明図である。燃料噴射装置1は、コモンレール3を備えた蓄圧式燃料噴射装置であり、ディーゼルエンジン(以下、エンジンと呼ぶ)に適用される。燃料噴射弁2は、エンジンの各気筒に設けられ、コモンレール3から高圧燃料の供給を受ける。コモンレール3には燃料サプライポンプ4の駆動によって燃料タンク5内の燃料が圧送されて蓄えられ、噴射圧力に相当する所定の高圧(以下、コモンレール圧と呼ぶ)で保持される。
さらに、燃料噴射装置1には、燃料の噴射時期及び噴射量を決定するECU(Electronic control unit)6と、燃料噴射弁2に燃料噴射の信号を送るEDU(Electronic driver unit)7とが備えられている。ECU6は、エンジンの作動状態などを検出するセンサー群8から得られる信号を基に、燃料サプライポンプ4に備わる吸入調量弁4aの開閉を制御し、コモンレール3への燃料圧送量を調節している。この吸入調量弁4aはECU6から送られてくるON/OFF信号を基に、流路面積を変化させ、コモンレール30が所定の圧力を維持できるように圧送量を調整している。リターン通路9は、燃料サプライポンプ4からの燃料のオーバーフローやコモンレール3に装着した減圧弁からの燃料が燃料タンク5へ戻る通路となっている。また、リターン通路9上の燃料噴射弁2の下流には、通路内の圧力を一定に保持する差圧弁40が配置されている。この差圧弁40は本発明の第二チェック弁に相当している。さらに、燃料噴射弁2と差圧弁40の間には、リターン圧センサー10が配置されており、リターン通路9内の圧力を計測することができる。センサー群8やECU6が本発明における始動不良検出手段、より具体的には燃料不足検出手段を構成し、ECU6は、本発明における燃料増量手段に相当する。
図2は燃料噴射装置1に備わる燃料噴射弁2を断面にして示した説明図である。図2(a)は燃料噴射弁2全体を断面にして示しており、図2(b)は燃料噴射弁2の内部に配置されている第一ピストン12の周辺を拡大して示している。
燃料噴射弁2は、ノズルボディ11に設けたノズル噴孔37を閉弁する方向にニードル36を押付ける燃料を蓄える制御室14を備えている。また、この制御室14と燃料のリターン通路であるリターン燃料室24及び第一通路26との連通状態を変化させる制御弁23を備えている。制御弁23は制御室14内に配置されている。
燃料噴射弁2は、ノズルボディ11の基端側に形成されたピエゾ室16内に収容されたピエゾアクチュエータ18を備えている。このピエゾアクチュエータ18は本発明におけるアクチュエータに相当する。ピエゾアクチュエータ18は、PZT等の圧電セラミック層と電極層とが交互に積層してコンデンサ構造を有し、積層方向すなわち上下方向に伸縮するスタック構造となっている。ピエゾアクチュエータ18は図1に示したEDU7により駆動されて伸縮し、第一ピストン12はピエゾアクチュエータ18の伸縮に伴い、上下動する。また、ピエゾアクチュエータ18の下端部18aには、ピエゾスプリング19が配置され、ピエゾアクチュエータ18に、一定の初期荷重が印加されている。
燃料噴射弁2は、このピエゾアクチュエータ18に駆動される大径の第一ピストン12と、制御弁23と一体となって駆動される小径の第二ピストン13とを備えている。さらに、これらの第一ピストン12と第二ピストン13との間に形成され、第一ピストン12の移動方向の変位を拡大して第二ピストン13に伝達する変位拡大室15が形成されている。ここで、第一ピストン12と第二ピストン13との断面積の比は2:1となっている。これにより、第一ピストン12の変位が2倍になって第二ピストン13に伝達される。
なお、ピエゾ室16と第一通路26とはノズルリターン通路17を介して連通している。このノズルリターン通路17も本発明におけるリターン通路に相当する。
第一ピストン12の内部には、ノズルリターン通路17から分岐して変位拡大室15へ燃料を供給する燃料充填通路20が形成されている。この燃料充填通路20は、下流側にオリフィス22が形成されるとともに、このオリフィス22のさらに下流側にチェックボール収納部12bが形成されている。チェックボール収納部12bにはチェックボール21が収納されている。このチェックボール21は本発明の第一チェック弁に相当している。
また、ノズルボディ11の内部には、ニードル36の先端部36aの周辺に形成された燃料蓄圧室38が備えられている。また、ニードル36の背面側には背圧スプリング39が内装された背圧室33が形成されている。背圧室33の入口にはインオリフィス33aが形成され、出口にはアウトオリフィス33bが形成されている。これらの燃料蓄圧室38、背圧室33、さらに制御室14は、高圧燃料通路27、34、35を介して連通しており、コモンレール3より燃料供給通路28を通じて高圧の燃料が供給される。
制御室14内には上述のように制御弁23が内装されている。この制御弁23は、三方弁を形成するものである。制御室14には上側シート面となるその上面にリターン燃料室24との連通口14aが形成され、さらに、下側シート面となる先端側に向かって縮径するテーパ部14bとこれに連続する小径部14cが形成されている。一方、制御弁23は、下面がテーパ状に形成された上端部23aと制御室14の縮径部14c内を摺動する下端部23bが形成されている。
制御室14の下流側にはリーク燃料室30が隣接して設けられている。リーク燃料室30内にはバルブスプリング31が内装されている。このようなリーク燃料室30はノズルリターン通路17を介してリターン燃料室24、ピエゾ室16と連通している。
以上のように構成される燃料噴射弁2の燃料供給通路28とコモンレール3が接続されており、スタック室16と接続されたリターン経路9上にリターン圧センサー10と差圧弁40が配置されている。
次に、以上のように構成される燃料噴射装置1の動作を燃料噴射弁2内の各部の動き、燃料の移動、燃料圧力のバランス等を示しつつ説明する。
まず、ノズル噴孔37が閉塞され、燃料が噴射していない時、すなわち、ピエゾアクチュエータ18にEDU7による電圧が付加されていない状態のときは、制御弁23が上側シート面に押付けられ、連通口14aは閉塞されている。これにより制御室14内には高圧の燃料が保持されている。このとき背圧室33内にも同様に高圧の燃料が保持されているからニードル36は先端側に押付けられニードル36の先端部36aがシート部に着座して燃料が噴射されない状態となる。このような状態からピエゾアクチュエータ18にEDU7による電圧が負荷されるとピエゾアクチュエータ18が伸長し、大径の第一ピストン12を下方に移動させる。この第一ピストン12の下側には変位拡大室15が形成されているが、この変位拡大室15は、通常、燃料が充填されていることから、第一ピストン12の変位が小径の第二ピストン13に伝達される。ここで第一ピストン12と第二ピストン13の断面積の比は2:1となっているので、第一ピストン12の変位はこの断面積の比に従って第二ピストン13に伝達される。このようにして移動する第二ピストン13は、制御弁23を押す。これにより制御弁23は連通口14aを開放するとともに下側シート面を形成するテーパ部14bに着座する。この結果、制御室14内の高圧の燃料は連通口14aを通じてリターン燃料室24へ流出し始める。これにより、制御室14と連通状態にあり、インオリフィス33aとアウトオリフィス33bとにより流量の管理がされた背圧室33内の圧力は低下していく。背圧室33内の圧力が所定値以上低下するとニードル36の押し付け力が低下するためニードル36が基端側に移動し、噴射が開始される。
一方、噴射が終了する際は以下のような動作となる。すなわち、EDU7によるピエゾアクチュエータ18への電圧の負荷が停止されると第一ピストン12、第二ピストン13及び制御弁23はピエゾスプリング19、バルブスプリング31の付勢力により基端側へ移動する。これにより制御弁23が上側シートに着座し連通口14aを閉塞する。この結果、制御室14からの燃料の流出が停止し、制御室14内の圧力が上昇し始める。制御室14内の圧力が上昇すると背圧室33内の圧力も上昇することとなるからニードル36が先端側へ押付けられてシート部に着座し、ノズル噴孔37が閉塞されて噴射が停止する。
ここで、変位拡大室15の作用について詳細に説明する。噴射時、ピエゾアクチュエータ18が伸長すると、第一ピストン12内部に備わるチェックボール21はチェックボール収納部12bの内周壁に押付けられ、変位拡大室15を密閉状態とする。変位拡大室15内は燃料が充填されているので、第一ピストン12の変位は、変位拡大室15を介して第二ピストン13に伝達される。このような状態の変位拡大室15の燃料は、第一ピストン12に押付けられているので高圧になっている。このため、変位拡大室15内の燃料は、第一ピストン12の摺動部のクリアランスからピエゾ室16へ僅かにリークしている。また、第二ピストン13の摺動部のクリアランスからリターン燃料室24へも僅かにリークしている。噴射を停止するためにピエゾアクチュエータ18への電圧の付加を止めると、ピエゾアクチュエータ18は、元の状態へ復帰し、第一ピストン12も基端側へ移動する。これにより、変位拡大室15は元の容量に戻るが、変位拡大室15内の燃料量が噴射中のリークにより減少しているため、変位拡大室15内は負圧となる。このとき、第一ピストン12内のチェックボール21とチェックボール収納部12bとの間に隙間が生じ、リークにより減少した分の燃料が補充され、次の噴射に備えることになる。
次に燃料噴射弁2へ供給される燃料が不足気味となっている状態での燃料噴射弁2の様子について説明する。走行により燃料が消費され、いわゆるガス欠の状態に近づいてくると、変位拡大室15には気泡を含んだ燃料が浸入した状態でエンジンが停止することがある。この状態から燃料タンク5に燃料を供給し、再始動をする場合にも、EDU7による電圧負荷によって、ピエゾアクチュエータ18は伸長し、第一ピストン12は下方に移動する。しかし、再始動の初期段階では、変位拡大室15には気泡混じりの燃料が入っており、リターン通路9やノズルリターン通路17は圧力が低い状態にある。このため、第一ピストン12が変位拡大室15内の燃料を押しても、気泡だけが圧縮されて第二ピストン13を押すまでに至らない。したがって、ニードル36が上昇せず、燃料が噴射されない。さらに、電圧の付加が停止されて、ピエゾアクチュエータ18が元の状態に復帰する時に、チェックボール21とチェックボール収容部12bとの間に生じる隙間から燃料が変位拡大室15に充填されるが、再始動の初期段階では、リターン通路9やノズルリターン通路17の圧力が低いままなので、気泡を含んだ燃料しか充填されない。
一旦、燃料の噴射が開始された後の状態ならば、噴射中に制御弁23から流れ出てくる燃料により、ノズルリターン通路17やピエゾ室16は大気圧よりも高い圧力の状態で保持される。しかし、ガス欠後の始動では、ノズルリターン通路17やピエゾ室16は大気圧程度であり、そのうえ、上述のように第二ピストン13が押されないことに起因して、制御弁23が開弁しないので、ノズルリターン通路17への燃料供給が殆どなく、気泡をつぶすだけの圧力に至らない。
本実施例では、いわゆるガス欠状態で停止したときの燃料噴射弁2内のこのような状態を考慮して、ノズルリターン通路17へ供給する燃料量、ひいては、変位拡大室15へ供給する燃料量を増加し、燃料が気泡をつぶすことができる圧力になる上昇時間を短縮する制御を行う。
以上のように、本実施例では、燃料拡大室15における気泡の発生(燃料不足)に起因するエンジンの始動不良が生じる。このため、本実施例の燃料噴射装置1は、このような変位拡大室15の燃料の不足を検出する手段を備え、早期のエンジンの始動を図っている。この燃料不足検出手段は、燃料噴射装置1に備えられたECU6とセンサー群8で構成される。センサー群8から得られる情報を基にして、ECU6は、始動開始から所定時間経過しても、エンジンが始動していないと判断する場合には、エンジンの始動不良が変位拡大室15の燃料の不足に起因していると判断し、ノズルリターン通路17へ供給する燃料量を増加させる。
ここで、ECU6が行う燃料噴射装置1の制御を図3に示すフロー図を参照しつつ説明する。図3は、ECU6が行う燃料噴射装置1の制御の流れを示したフロー図である。ステップS1では、ECU6がエンジンの始動不良検出処理を実行する。この始動不良検出処理は、燃料噴射装置1に備わるセンサー群8から検出される情報であるエンジン回転数の値を参照する。こうして得られたエンジン回転数の検出値とエンジン始動の判断基準となるエンジンの回転数の閾値とを比較する。このエンジン回転数の検出値が閾値に到達していない場合に始動不良が検出されたこととなる。ECU6は、これに続く処理としてこのステップ1における検出結果が始動不良であったか否かの判断を行う(ステップS2)。ECU6は、ステップS2でNoと判断した場合、すなわちエンジンが始動不良でない場合、ステップS3へ進み、ステップS3で通常の噴射に使用されるレール圧マップを選択して、処理を終了する。一方、ECU6は、ステップS2でYesと判断した場合、すなわちエンジンが始動不良の場合、ステップS4へ進み、ステップS4で通常の噴射よりも高レール圧マップを選択して、処理を終了する。
ここで、ステップS1の判断について詳細に説明する。図4はエンジンの回転数とエンジンのクランキング開始からの時間との関係を示した説明図である。図4(a)はエンジンが正常に始動した場合のエンジン回転数の時間推移を示し、図4(b)はエンジンが始動不良となった場合のエンジン回転数の時間推移を示している。また、ここでは、エンジンが始動しているとECU6が判断するエンジン回転数の閾値をR1とする。
エンジンで燃料噴射が正常に行われていると、エンジンの回転数は上昇し、図4(a)に示すように、エンジンのクランキング開始から規定時間t秒の間に、閾値R1を超える。一方、燃料噴射が正常に行われていないと、エンジンの回転数が上昇しないため、図4(b)に示すように、エンジンのクランキング開始からt秒の間に、エンジン回転数が閾値R1に到達しない。燃料噴射装置1に備わるECU6は、エンジン始動開始からt秒経過後のエンジン回転数を検出し、エンジン回転数が閾値R1に到達しているか否かを判断し、エンジンが始動しているかどうかを判断している。
上述したように、ECU6は、エンジンが始動していないと判断すると、通常のエンジン始動時と比較して、高レール圧の噴射マップを使用する。すなわち、燃料サプライポンプ4に備わる吸入調量弁4aを制御し、燃料の圧送量を増加させて、コモンレール3のレール圧を上昇させる。これにより、燃料供給通路28を経由して制御室14へ供給される燃料が増加し、制御室14内の圧力が上昇する。このため、制御室14の縮径部14cと制御弁23の下端部23bとのクリアランスからリーク燃料室30へリークする燃料量が増加することになる。これにより、ノズルリターン通路17へ流入する燃料が増加することになり、変位拡大室15にも燃料が供給されるようになる。このため、変位拡大室15内の圧力が上昇し、変位拡大室15内の気泡をつぶすことができる。こうして、燃料が噴射され、エンジンが始動されるようになる。また、リターン通路9上に備えられた差圧弁40が一定の圧まで燃料の流出を遮断するため、リターン系の通路の圧力増加を早期に実現している。
以上のように、本実施例の燃料噴射装置1は、変位拡大室15の燃料の不足又は気泡の含有に起因する始動不良を検知して、変位拡大室15へ燃料を供給又は加圧するので、早期にエンジンが始動できる。これを図5を用い、従来例との比較において説明する。図5は、燃料が不足した状態から再始動する場合のリターン通路内圧力とエンジンのクランキング開始からの時間との関係を示した説明図である。図5中、本実施例の燃料噴射装置1を備えたエンジンにおけるリターン通路内圧力の状態を実線で示している。また、従来の燃料噴射装置を備えたエンジンにおけるリターン通路の状態を一点鎖線で示している。図5中に示す圧力Paはリターン通路内圧力が変位拡大室の気泡をつぶせる圧力である。図5に示すように、本実施例の燃料噴射装置1を備えたエンジンは、従来の燃料噴射装置を備えたエンジンに比べて、クランキング開始からのリターン通路内圧力の上昇が速い。このため、従来の燃料噴射装置を備えたエンジンにおいて圧力Paに達するまでの所要時間t1よりも、本実施例の燃料噴射装置1を備えたエンジンが圧力Paに達するまでの所要時間t2が短時間となる。この結果、本実施例は従来例と比較して、短時間で燃料噴射弁を噴射可能な状態とすることができ、エンジンを早期に始動させることができる。このように、本発明の燃料噴射装置1は、燃料の不足が生じた場合でも、早期にエンジンを始動することができる。なお、図5中、破線は燃料の不足がない状態からエンジンを始動させた場合のリターン通路内の圧力状態を示している。これから明らかなように燃料の不足がない状態からエンジンを始動させた場合は、即座に圧力Paまで到達する。また、ガス欠でない状態でエンジンを停止し、その後、再始動する場合は、変位拡大室15内の燃料は油密状態であり、気泡も含有していないため、圧力がPaに達していなくても速やかに始動することができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例1のECU6が行う制御のステップS1では、燃料拡大室15における気泡の発生(燃料不足)に起因するエンジンの始動不良を、エンジンの回転数に基づいて判断していた。これに対し、実施例2では、燃料噴射前後におけるコモンレール圧の圧力変化に基づいて、エンジンの始動不良を判断している。
図6はコモンレール3に備えられたレール圧センサーから得られるコモンレール圧と時間との関係を示した説明図である。図6(a)はエンジンが正常に始動した場合のコモンレール圧の時間推移を示している。また、図6(b)はエンジンが始動不良となった場合のコモンレール圧の時間推移を示している。本実施例の燃料噴射弁2で正常に燃料が噴射されている場合には、燃料噴射の前後においてコモンレール圧が一定値以上変化する。ECU6は、この一定値を閾値P1として、燃料噴射前後のコモンレール圧に圧力変化が生じ、圧力変化の差圧が閾値P1に達するか否かを判断し、エンジンが始動しているか否かを判断している。すなわち、図6(a)に示すように、燃料噴射前後のコモンレール圧の差圧が閾値P1に達すると、エンジンは始動しているものと判断できる。一方、図6(b)に示すように、このような圧力変化がみられない場合には、エンジンは始動していないものと判断できる。本実施例の燃料噴射装置1は、このような判断に基づいて、エンジンが始動していないとされると、実施例1と同様に、変位拡大室15へ供給する燃料量を増加する。これにより、燃料が噴射され、エンジンが始動できる。
次に、本発明の実施例3について説明する。実施例1のECU6が行う制御のステップS1では、燃料拡大室15における気泡の発生(燃料不足)に起因するエンジンの始動不良を、エンジンの回転数に基づいて判断していた。これに対し、実施例3では、燃料圧送前後におけるコモンレール圧の圧力変化に基づいて、エンジンの始動不良を判断している。
本実施例の燃料噴射装置1では、燃料が正常に噴射されていると、コモンレール圧が低下するので、燃料サプライポンプ4から適正量の燃料がコモンレール3に供給されると、燃料サプライポンプ4からの燃料圧送前後においてコモンレール圧は閾値P2以上上昇する。一方、燃料が正常に噴射されていないと、コモンレール圧が低下していないので、燃料圧送前後においてコモンレール圧の差圧は閾値P2に達しない。ECU6は、燃料圧送前後のコモンレール圧の圧力変化の差圧が閾値P2に達するか否かを判断し、エンジンが始動しているか否かを判断している。すなわち、図6(a)に示すように、燃料圧送前後のコモンレール圧の差圧が閾値P2に達すると、エンジンは始動しているものと判断できる。一方、図6(b)に示すように、このような圧力変化がみられない場合には、エンジンは始動していないものと判断できる。本実施例の燃料噴射装置1は、このような判断に基づいて、エンジンが始動していないとされると、実施例1と同様に、変位拡大室15へ供給する燃料量を増加する。これにより、燃料が噴射され、エンジンが始動できる。
次に、本発明の実施例4について説明する。実施例1のECU6が行う制御のステップS1では、燃料拡大室15における気泡の発生(燃料不足)に起因するエンジンの始動不良を、エンジンの回転数に基づいて判断していた。これに対し、実施例4では、エンジンの排気ガス温度やその温度上昇率に基づいて、エンジンの始動不良を判断している。
図7はエンジンのセンサー群8のひとつである排気温度センサーから得られる排気ガスの温度と時間との関係を示した説明図である。図7(a)はエンジンが正常に始動した場合の排気ガス温度の時間推移を示し、図7(b)はエンジンが始動不良となった場合の排気ガス温度の時間推移を示している。エンジンが始動すると、筒内で燃焼が起こるので筒内は暖められ、排気ガス温度も閾値T1以上に上昇する。エンジンで燃料噴射が正常に行われていると、筒内で燃焼が起こり、筒内温度が上昇する。このため、ECU6は、エンジンのクランキング開始からt秒経過後のエンジンの排気ガス温度が閾値T1に達しているか否かを判断し、エンジンが始動しているか否かを判断している。すなわち、図7(a)に示すように、エンジンのクランキング開始から規定時間t秒間に、排気ガス温度が閾値T1に到達すると、エンジンは始動していると判断できる。一方、図7(b)に示すように、エンジンのクランキング開始からt秒間に、排気ガス温度が閾値T1に到達していないと、エンジンは始動していないと判断できる。本実施例の燃料噴射装置1は、このような判断に基づいて、エンジンが始動していないとされると、実施例1と同様に、変位拡大室15へ供給する燃料量を増加する。これにより、燃料が噴射され、エンジンが始動できる。
また、エンジンが始動した場合には、排気ガスの温度上昇率は一定値(閾値A)を超える。このため、ECU6は、排気ガスの温度上昇率が閾値Aに到達するか否かを判断し、エンジンが始動しているか否かを判断することもできる。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、さらに本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
例えば、燃料拡大室15における気泡の発生(燃料不足)に起因するエンジンの始動不良を、燃料サプライポンプの吸入調量弁のデューティー比に基づいて検知することができる。すなわち、エンジンの始動時にはアイドリング状態のときと比して多量の燃料を噴射することになるにもかかわらず、エンジン始動時のディーティ比が所定値以下であるときはコモンレール3への燃料の圧送量が少ないと判断できる。このような燃料の圧送量が少ない場合は規定の燃料噴射が行われていない、すなわち、変位拡大室内に気泡が混入していると判断し、高レール圧マップによる燃料噴射を実施する。
また、燃料拡大室15における気泡の発生(燃料不足)に起因するエンジンの始動不良を、ECU6はエンジンに備えられた燃焼圧センサーの出力結果に基づいて判断することもできる。エンジンが始動すると、筒内で燃焼が始まるため、燃料圧の上昇が見られる。そのため、このような燃焼圧の上昇が見られない場合は、始動していないと判断でき、高レール圧マップによる燃料噴射を実施する。また、ECU6は燃料拡大室15における気泡の発生(燃料不足)に起因するエンジンの始動不良を、リターン通路に配置されたリターン圧センサー10の出力に基づいて判断することができる。すなわち、リターン通路9の圧力が変位拡大室15内の気泡を押し潰すことができる閾値を超えているかどうかを判断し、超えていない場合に、高レール圧マップでリターン通路9へのリーフ燃料量を増加させることでエンジンを始動できる。
なお、エンジン組み付け時のように、リターン通路に燃料が充填されていない状態で始動する場合には、エンジンは始動するが、リターン通路に供給される燃料が少ないため、変位拡大室の燃料が大径の第一ピストン及び小径の第二ピストンのクリアランスからリークし、まもなく、変位拡大室の燃料が不足し、燃料噴射も停止する。ただし、このようなエンジン組み付け時の始動回数は、メンテナンス等を含めても、数回程度に限られている。このような非常に少ない場合に備えて、対策用のソレノイド等を追加することは、コストや搭載スペースを考慮すると利点は少ない。本発明の燃料噴射装置は、これらの装備をすることで、こうした状況に対処することができる。
実施例1の燃料噴射装置の概略構成を示した説明図である。 図1に示す燃料噴射装置に備わる燃料噴射弁を断面として示した説明図であって、(a)は燃料噴射弁2全体を示し、(b)は燃料噴射弁2の内部に配置されている第一ピストン12の周辺を拡大して示した説明図である。 実施例1のECUが行う燃料噴射装置の制御の流れを示したフロー図である。 エンジンの回転数とエンジンのクランキング開始からの時間との関係を示した説明図であって、(a)はエンジンが正常に始動した場合、(b)はエンジンが始動不良となった場合を示した説明図である。 リターン通路内圧力とエンジンのクランキング開始からの時間との関係を示した説明図である。 コモンレールに備えられたレール圧センサーから得られるレール圧と時間との関係を示した説明図であって、(a)はエンジンが正常に始動した場合、(b)はエンジンが始動不良となった場合を示した説明図である。 エンジンの排気温度センサーから得られる排気ガスの温度と時間との関係を示した説明図であって、(a)はエンジンが正常に始動した場合、(b)はエンジンが始動不良となった場合を示した説明図である。
符号の説明
1 燃料噴射装置
2 燃料噴射弁
3 コモンレール
4 燃料サプライポンプ
5 燃料タンク
6 ECU
8 センサー群
9 リターン通路
11 ノズルボディ
12 第一ピストン
13 第二ピストン
14 制御室
15 変位拡大室
17 ノズルリターン通路
18 ピエゾアクチュエータ
20 燃料充填通路
21 チェックボール
23 制御弁
33 背圧室
36 ニードル
37 ノズル噴孔
40 差圧弁

Claims (10)

  1. ノズルボディに設けたノズル噴孔を閉弁する方向にニードルを押付ける燃料を蓄える制御室と、
    当該制御室と燃料のリターン通路との連通状態を変化させる制御弁と、
    アクチュエータに駆動される大径の第一ピストンと、
    前記制御弁と一体となって駆動される小径の第二ピストンと、
    前記第一ピストンと前記第二ピストンとの間に形成され、前記第一ピストンの移動方向の変位を拡大して前記第二ピストンに伝達する変位拡大室と、
    前記リターン通路から分岐し前記第一ピストンの内部を通じて前記変位拡大室へ燃料を供給する燃料充填通路と、
    当該燃料充填通路に設けられた第一チェック弁と、
    前記リターン通路の下流側に配置され当該リターン通路内の圧力を維持するための第二チェック弁と、
    エンジンの始動不良を検出する始動不良検出手段と、
    当該始動不良検出手段の検出結果に基づいて、前記変位拡大室へ供給する燃料を増加し、又は、前記リターン通路内の圧力を上昇させるために前記リターン通路へ燃料を供給する燃料増量手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であることを特徴とした燃料噴射装置。
  3. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であり、
    当該燃料不足検出手段は、エンジンの回転数に基づいて燃料の不足を検出することを特徴とした燃料噴射装置。
  4. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であり、
    当該燃料不足検出手段は、燃料噴射前後におけるコモンレール圧の圧力変化に基づいて燃料の不足を検出することを特徴とする燃料噴射装置。
  5. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であり、
    当該燃料不足検出手段は、燃料サプライポンプからの燃料圧送前後におけるコモンレール圧の圧力変化に基づいて燃料の不足を検出することを特徴とする燃料噴射装置。
  6. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であり、
    当該燃料不足検出手段は、燃料サプライポンプの吸入調量弁のデューティー比に基づいて燃料の不足を検出することを特徴とする燃料噴射装置。
  7. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であり、
    当該燃料不足検出手段は、エンジンの排気ガス温度に基づいて燃料の不足を検出することを特徴とする燃料噴射装置。
  8. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であり、
    当該燃料不足検出手段は、エンジンの排気ガス温度の温度上昇率に基づいて燃料の不足を検出することを特徴とする燃料噴射装置。
  9. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であり、
    当該燃料不足検出手段は、エンジンの燃焼圧に基づいて燃料の不足を検出することを特徴とする燃料噴射装置。
  10. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記始動不良検出手段は、燃料不足を検出する燃料不足検出手段であり、
    前記燃料不足検出手段は、前記リターン通路内のリターン燃料圧に基づいて燃料の不足を検出することを特徴とする燃料噴射装置。
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