JP2008148521A - チャック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 導体セグメントを圧縮するチャック装置を提供すること。
【解決手段】 本発明のチャック装置1は、芯金部100,110と、チャック爪101,111と、押圧部材102,112と、を有し、チャック爪101,111を変移して芯金部100,110と二つのチャック爪101,111とで区画される保持空間104内に、ステータコアのスロットに嵌合、挿入されるU字状の導体セグメント2の直線部を、導体セグメント2が二重に重なった状態で芯金部100,110の径方向に複数層積層させた状態で挿入し、押圧部材102,112を径方向内方に変移させて導体セグメント2の直線部を径方向に圧縮することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コイルのチャック装置に関し、詳しくは、U字状の導体セグメントからなるコイルを径方向に複数段備えたコイルの成形に用いられるチャック装置に関する。
従来、例えば、発電機や電動機等の回転電機では、所定の形状を有する多数の導体セグメントを固定子鉄心(ステータコア)のスロットに挿入して組み付けた後、各導体セグメントの端部同士を接合して形成される固定子コイルが知られている。
個々の導体セグメントは、図4に示す様に、予めU字形状に設けられており、このU字形状から、図6に示す様に、U字曲部を介して平行に延びる2本の直線部を反対方向へ引き離すことで、U字曲部に対する捻り成形が行われ、その後、2本の直線部を固定子鉄心のスロットに挿入して組み付けられている。
そして、この捻り成形は、相対回転可能に組み合わされた内側リング部と外側リング部とで構成される捻り成形治具を有する捻り成形装置により行われている。この捻り成形装置において、内側リング部と外側リング部には、それぞれ導体セグメントの直線部を保持する矩形状の保持溝が形成され、この保持溝が、両リング部の周方向に、固定子鉄心のスロット数と同数だけ等間隔に設けられている。そして、この内側リング部の保持溝と外側リング部の保持溝に導体セグメントの直線部を挿入・保持し、周方向に相対的に異なる方向に両リング部を変移させることで捻り成形が行われる。
近年、発電機や電動機等の回転電機においては、さらなる高性能化が求められており、コイルの巻数を増加させることが検討されている。回転電機においては、図4,6に示したように導体セグメントを二重に重ね合わせるだけでなく、さらにコイルの径方向において導体セグメントを複数段配置する構成が検討されている。このような構成で導体セグメントの捻り成形を行うためには、図5に示したように、第一内側リング部51と第一外側リング部52とを備えた内側成形治具50と、内側成形治具50の外周に配置された第二内側リング部56と第二外側リング部57とを備えた外側成形治具55と、を有する捻り成形装置を用いることとなる。この捻り成形装置においては、第一内側リング部51および第二内側リング部56と第一外側リング部52および第二外側リング部57とを互いに異なる方向に各リング部を変移させることで、捻り成形を行う。
しかしながら、このような捻り成形装置で捻り成形を行うと、第一リング部50で成形された導体セグメント群の最外周と第二リング部55で成形された導体セグメント群の最内周との間に隙間が存在するようになる。この隙間が存在すると、導体セグメントをステータコアのスロットに嵌合、挿入することが困難となるという問題があった。また、この隙間に対応したスロット形状とすると、回転電機の体積効率が減少するという問題があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、体積効率に優れた回転電機を提供できるように、導体セグメントが径方向で隙間をもたないように圧縮するチャック装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明者は導体セグメントを径方向に圧縮するチャック装置について検討を重ねた結果、本発明をなすに至った。
請求項1に記載の本発明のチャック装置は、コイルを形成したときにコイルの内周面と一致する外周面を有する芯金部と、芯金部の径方向に変移可能な状態で芯金部の外周にもうけられた複数のチャック爪と、周方向で隣接するふたつのチャック爪の間で径方向に変移可能な状態でチャック爪にもうけられた押圧部材と、を有し、チャック爪を変移して芯金部と二つのチャック爪とで区画される保持空間内に、ステータコアのスロットに嵌合、挿入されるU字状の導体セグメントの直線部を、導体セグメントが二重に重なった状態で芯金部の径方向に複数層積層させた状態で挿入し、押圧部材を径方向内方に変移させて導体セグメントの直線部を径方向に圧縮することを特徴とする。
上記のチャック装置によれば、導体セグメントの直線部をチャック爪と芯金部とにより区画される保持空間内に挿入した後、押圧部材を径方向内方へ変位させることで、導体セグメントの各直線部を径方向内方に押し込み、各直線部を密着させることができる。これにより、後工程で行われる導体セグメントを鉄心のスロットへ挿入する作業が可能となる。また、ひとつのスロットにセグメントの直線部を挿入できることで、回転電機の体積効率が上昇する。
請求項2に記載の本発明のチャック装置は、請求項1に記載のチャック装置において、チャック爪は、径方向に伸びるガイド溝をもち、押圧部材は、ガイド溝に往復動可能な状態で挿入されるガイド突部を有するものである。このような構成となることで、押圧部材を径方向に変移可能な状態でチャック爪に配置することができる。また、ガイド溝が径方向に伸びることで、押圧部材がガイド溝ののびる方向である径方向に変位するようになる。
請求項3に記載の本発明のチャック装置は、請求項1に記載のチャック装置において、チャック爪および押圧部材を径方向に変移する駆動手段を有するものである。このような構成となることで、チャック爪の動きに連動して押圧部材を径方向内側へ移動させることで、導体セグメントの直線部を径方向内方へ押圧して圧縮する動作を連続的に行うことができる。駆動手段は、カムと、カムを駆動する駆動装置とを用いることが好ましい。
請求項4に記載の本発明のチャック装置は、請求項1に記載のチャック装置において、チャック爪および押圧部材を、芯金部の軸方向に複数段有するものである。このような構成となることで、導体セグメントの直線部を二段階や三段階など複数段階で圧縮することとなり、圧縮時の導体セグメントの直線部のズレの発生を抑えることができる。特に、直線部の長さが長い導体セグメントの圧縮に効果を発揮する。
請求項5に記載の本発明のチャック装置は、請求項1に記載のチャック装置において、導体セグメントを捻り成形する捻り成形装置の上部に位置するものである。チャック装置を捻り成形装置の上部に位置させることで、捻り成形装置で捻り成形を行った導体セグメントをすぐに圧縮(チャック)することができる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
本発明の実施例として、チャック装置を製造した。
(実施例1)
本実施例のチャック装置1は、芯金具100,110、チャック爪101,111、押圧部材102,112及びコイルばね103,113等より構成されるチャック部10,11を有する。本実施例のチャック装置1において、二つのチャック部10,11は、軸方向に並んで配置されている。本実施例のチャック装置1の構成を図1に示した。
本実施例のチャック装置1は、芯金具100,110、チャック爪101,111、押圧部材102,112及びコイルばね103,113等より構成されるチャック部10,11を有する。本実施例のチャック装置1において、二つのチャック部10,11は、軸方向に並んで配置されている。本実施例のチャック装置1の構成を図1に示した。
なお、本実施例のチャック装置1において二つのチャック部10,11は同様な構成を有しており、チャック部10の構成を以下に説明する。
芯金具100は、コイル成形時の内径基準を形成する(導体セグメント2の内径端を位置決めする)もので、円筒形状に設けられている。芯金具100は、導体セグメント2の内径端を位置決めできる構成であれば、円筒形状のみだけでなく円柱形状でもよい。
チャック爪101は、芯金具100の外周に所定数が放射状に配置される部材であり、周方向に隣合うチャック爪101同士の間にそれぞれ保持空間104が形成されると共に、チャック爪101が径方向内方の前進位置(チャック爪101の先端面が芯金具100の外周に当接する位置)と、径方向外方の後退位置(例えば、図2に示す様に、チャック爪101の先端面が芯金具100の外周から離反した位置)との間で、芯金具100の径方向に往復動可能に設けられている。
また、このチャック爪101が後退位置の時に、芯金具100の周囲に、導体セグメント群を取り込むための環状の空間が確保されている。
さらに、このチャック爪101は、断面が矢状をなすように形成されている。チャック爪101がこのような形状に形成されたことで、チャック爪101が径方向内方の前進位置(その先端面が芯金具100の外周に当接する位置)にあるときには、隣接するチャック爪101と芯金具100との間に区画される保持空間104が導体セグメント2の幅で径方向に伸びる形状で区画される。
押圧部材102は、保持空間104に対応して径方向に移動可能に設けられた部材である。押圧部材102は、二つのチャック爪100間に区画される保持空間104の幅(周方向の幅)をもつ略板状の部材であり、径方向の内方側の端面で導体セグメント2を押圧する(チャックする)。
また、チャック爪101には、径方向に伸びるガイド溝1010が形成され、押圧部材102には、ガイド溝1010に往復動可能な状態で挿入されたガイドピン1020がもうけられている。また、このガイド溝1010の内部には、ガイドピン1020を径方向内方に付勢する弾性部材(本実施例においてはコイルばね105を用いたが、ガイドピン1020を径方向外方に付勢することができる部材であれば特に限定されるものではない)がもうけられている。ガイド溝1010とガイドピン1020との作用により、押圧部材102の変移方向が径方向に規制される。
コイルばね105は、ガイド溝1010内でガイドピン1020を径方向外方に付勢する。つまり、ガイドピン1020は、ガイド溝1010の内径側の端部に付勢される。これにより、押圧部材102は径方向内方の位置に付勢されている。
本実施例のチャック装置1は、チャック爪101を径方向に移動させるためのカム機構を有している。
カム機構は、図3に示すように、カム溝300が形成された回転可能な円盤状のプレート30と、チャック爪101から突出したカムピン1011と、を有している。
カム溝300は、プレート30の接線方向に沿って直線的に形成され、所定数のカム溝300がプレート30の内径側と外径側とに分かれて形成されている。
カム機構は、プレート30を駆動手段35で回転させると、カム溝300が変移する。カム溝300の変移に応じてカムピン1011がカム溝300内を移動する。このとき、カムピン1011と共にチャック爪101が径方向に移動する。これにより、チャック爪101が径方向に変移する。
本実施例のチャック装置1は、チャック部10と同様な構成のチャック部11を、チャック部10の上方(芯金具100の軸方向の上方)に有する。なお、チャック部11はチャック部10と同様な構成であり、特に説明をしない。チャック部10の芯金具100とチャック部11の芯金具110は、本実施例のように一体をなしていてもよい。
本実施例のチャック装置1は、捻り成形装置5の上方に配置されている。このような構成となることで、捻り成形が施された導体セグメントが引き上げられ、チャック装置1の所定の位置に保持され、導体セグメントが圧縮されるようになる。
本実施例のチャック装置1及び捻り加工装置5に加工される導体セグメント2は、端部をのぞいて樹脂皮膜(絶縁被膜)で被覆された長板U字状を有している。導体セグメント2は、第1の導体セグメント20,第2の導体セグメント21、第3の導体セグメント22,第4の導体セグメント23がある。本実施例の導体セグメント2は、この第1の導体セグメント20と第2の導体セグメント21、第3の導体セグメント22と第4の導体セグメント23とをそれぞれ重ね合わせた状態で加工される。この第1の導体セグメント20と第2の導体セグメント21とを重ね合わせた状態を図4に示した。なお、第3の導体セグメント22と第4の導体セグメント23とを重ね合わせた状態は図4に示した状態と同様である。
捻り成形装置5は、第1の捻り成形治具50と第2の捻り成形治具55を有している。第1および第2の捻り成形治具は、図5に示す様に、それぞれ相対回転可能に組み合わされた円環状の内側リング部51,56と外側リング部52,57とで構成され、径方向の内側から外側に向かって順に、第1の捻り成形治具50を構成する内側リング部51と外側リング部52、第2の捻り成形治具55を構成する内側リング部56と外側リング部57とが同心円状に配置されている。つまり、第1の捻り成形治具50の径方向外側に第2の捻り成形治具55が同心円状に配置されている。
第1の捻り成形治具50に使用される内側リング部51(第1の内側リング部51)には、二重に重ね合わされた第1の導体セグメント20と第2の導体セグメント21の2本の直線部20a,20b,21a,21bのうち、一方の直線部20a,21aを保持するための内側保持溝50aが形成され、この内側保持溝50aが、第1の内側リング部51の周方向にスロット数と同数だけ等間隔に設けられている。この内側保持溝50aは、第1の内側リング部51の半径方向に長い(2本分の直線部を挿入できる大きさ)矩形状に形成され、内側保持溝50aの外周側が、第1の内側リング部50の外周面に開放されている。
第1の捻り成形治具50に使用される外側リング部52(第1の外側リング部52)には、二重に重ね合わされた第1の導体セグメント20と第2の導体セグメント21の2本の直線部20a,20b,21a,21bのうち、他方の直線部20b,21bを保持するための外側保持溝52aが形成され、この外側保持溝52aが、第1の外側リング部52の周方向にスロット数と同数だけ等間隔に設けられている。この外側保持溝52aは、第1の外側リング部52の半径方向に長い(2本分の直線部を挿入できる大きさ)矩形状に形成され、外側保持溝の内周側が、第1の外側リング部の内周面に開放されている。
第2の捻り成形治具55に使用される内側リング部56(第2の内側リング部56)には、二重に重ね合わされた第3の導体セグメント22と第4の導体セグメント23の2本の直線部22a,22b,23a,23bのうち、一方の直線部22a,23aを保持するための内側保持溝56aが形成され、この内側保持溝56aが、第2の内側リング部56の周方向にスロット数と同数だけ等間隔に設けられている。この内側保持溝56aは、第3の内側リング部56の半径方向に長い(2本分の直線部を挿入できる大きさ)矩形状に形成され、内側保持溝56aの外周側が、第3の内側リング部56の外周面に開放されている。
第2の捻り成形治具55に使用される外側リング部57(第2の外側リング部57)には、二重に重ね合わされた第3の導体セグメント22と第4の導体セグメント23の2本の直線部22a,22b,23a,23bのうち、一方の直線部22b,23bを保持するための外側保持溝57aが形成され、この外側保持溝57aが、第2の外側リング部57の周方向にスロット数と同数だけ等間隔に設けられている。この外側保持溝57aは、第2の外側リング部57の半径方向に長い(2本分の直線部を挿入できる大きさ)矩形状に形成され、外側保持溝の内周側が、第1の外側リング部の内周面に開放されている。
第1の捻り成形治具50と第2の捻り成形治具55は、第1〜第4の導体セグメント群に捻り成形を行う前、つまり第1の捻り成形治具50に第1及び第2の導体セグメント群がセットされ、第2の捻り成形治具55に第3及び第4の導体セグメント群がセットされた状態で、第1の内側リング部51に形成された内側保持溝51aと第1の外側リング部52に形成された外側保持溝52aとの周方向位置、及び第2の内側リング部56に形成された内側保持溝56aと第2の外側リング部57に形成された外側保持溝57aとの周方向位置が、全て一致する様に位置決めされている。
捻り成形装置5は、第1の捻り成形治具50と第2の捻り成形治具55の内側リング部51,56および外側リング部52,57を相対的に周方向に変移させる駆動手段(図示せず)を有している。
本実施例のチャック装置1および捻り成形装置5の動作について以下に具体的に説明する。
まず、第1の導体セグメント20と第2の導体セグメント21とを重ね合わせて、一方の直線部20a,21aを第1の内側リング部51に形成された内側保持溝51aに差し込み、他方の直線部20b,21bを第1の外側リング部52に形成された外側保持溝52aに差し込む。同様に、第3の導体セグメント22と第4の導体セグメント23とを重ね合わせて、一方の直線部22a,23aを第2の内側リング部56に形成された内側保持溝56aに差し込み、他方の直線部22b,23bを第2の外側リング部57に形成された外側保持溝57aに差し込む。
第1〜第4の導体セグメント20,21,22,23が、それぞれ第1の捻り成形治具50及び第2の捻り成形治具55にセットされた後、駆動手段を駆動する。これにより、第1の外側リング部52及び第2の外側リング部57と、第1の内側リング部51及び第2の内側リング部56とが、それぞれ相対回転する。本実施例においては、内側リング部51,56が回転不能に固定された状態で、外側リング部52,57を回転させた。これにより、第1〜第4の導体セグメント20,21,22,23に設けられるU字曲部20c,21c,22c,23cに対し、同時に捻り成形が行われる。捻り成形が施された導体セグメントを、図4に示した第1と第2の導体セグメント20,21に捻り成形が施された状態で図6に示した。
U字曲部20c,21c,22c,23cの捻り成形が終了した後、第1の捻り成形治具50および第2の捻り成形治具55を下方へ押し下げ、第1の捻り成形治具50および第2の捻り成形治具55から、それぞれ第1〜第4の導体セグメント群を引き抜いた。
つづいて、チャック装置1を下方へ押し下げて、ガイド治具に確保されている環状の空間に第1〜第4の導体セグメント群を取り込む。この時、チャック爪101,111は後退位置にあり、チャック爪101,111の先端が第3〜第4の導体セグメント群と干渉することはない。
第1〜第4の導体セグメント群がチャック装置1の所定の位置に保持されたら、チャック装置1を駆動する。以下にチャック装置1の動作を、チャック部10の動作で説明する。なお、チャック部11の動作はチャック部10と同様な動作であるため省略した。
まず、駆動手段35を駆動してプレート30を回転させる。プレート30を回転させることにより、カム機構を介してチャック爪101を径方向内側へ所定量だけ移動させる。このチャック爪101の移動により、チャック爪101により区画される保持空間104の幅が減少し、第1〜第4の導体セグメント群の各直線部20a,20b,21a,21b,22a,22b,23a,23bが保持空間104に沿って径方向に並ぶ。チャック爪101がさらに移動すると、コイルばね103を介して押圧部材102が後退位置から径方向内側へ移動する。押圧部材102が移動することで、第1〜第4の導体セグメント群の各直線部20a,20b,21a,21b,22a,22b,23a,23bが押圧部材102により、芯金具100に押しつけられ、径方向に密着した(図7に示した状態)。なお、図7は、各導体セグメント20,21,22,23の配置の概略を示した図であり、図中の符号の後ろのaとbで示したそれぞれの直線部は、径方向において異なる導体セグメントの直線部である。
これにより、導体セグメント2の直線部をチャックすることができた。
以後、第1〜第4の導体セグメント群を保持したまま、チャック装置1を移動させ、回転電機の固定子鉄芯が保持された鉄芯ホルダの上方に配置する。その後、第1〜第4の導体セグメント群を押し出して、固定子鉄心に設けられているスロットに挿入する。この結果、同一スロット内の深さ方向に8本の導体セグメント2を挿入することができる。
(チャック装置の動作の変形形態)
本実施例にチャック装置1においては、二つのチャック部10,11は同じタイミングで同じ動作をしたが、二つのチャック部10,11はそれぞれが異なる動作をしてもよい。
本実施例にチャック装置1においては、二つのチャック部10,11は同じタイミングで同じ動作をしたが、二つのチャック部10,11はそれぞれが異なる動作をしてもよい。
まず、第1の捻り成形治具50および第2の捻り成形治具55から、第1〜第4の導体セグメント群を引き抜くときに、第1〜第4の導体セグメント群を捻り成形治具50,55から完全に取り出すのではなく、第1〜第4の導体セグメント群の下端部を残した位置であり、チャック部11のみで導体セグメント群をチャックできる位置まで取り出す。
そして、上記の方法のようにして、第1〜第4の導体セグメント群がチャック装置1の所定の位置に保持する。
その後、上記の方法で、チャック部11のみを作動させてチャックする。これにより、導体セグメント2の直線部の上方側が保持空間104に沿って径方向に並ぶ。
つづいて、導体セグメント群を完全に抜き出し、チャック部10で導体セグメント群をチャックする。これにより、導体セグメント2の直線部の下方側が保持空間104に沿って径方向に並ぶ。これはチャック爪101がセグメント2の直線部を干渉により変形させずにチャックするために効果がある。次に、チャック部10,11を同時にさらに作動させてセグメント2の直線部全体を密着させる。
本変形形態は、特に、導体セグメント2の直線部の長さが長い場合に、効果を発揮する。具体的には、導体セグメント2の直線部の長さが長いと、直線部の位置のズレを生じやすくなる。直線部の位置がずれた状態でチャックすると、位置がずれた状態で圧縮されるようになり、固定子鉄芯のスロットへの挿入が困難になっていた。
1:チャック装置 10,11:チャック部
100,110:芯金具 101,111:チャック爪
102,112:押圧部材 103,113:コイルばね
2:導体セグメント
30,31:プレート 35:駆動手段
40:レバー
5:捻り成形装置
50:第1の捻り成形治具 51:第1の内側リング部
52:第1の外側リング部
55:第2の捻り成形治具 56:第2の内側リング部
57:第2の外側リング部
100,110:芯金具 101,111:チャック爪
102,112:押圧部材 103,113:コイルばね
2:導体セグメント
30,31:プレート 35:駆動手段
40:レバー
5:捻り成形装置
50:第1の捻り成形治具 51:第1の内側リング部
52:第1の外側リング部
55:第2の捻り成形治具 56:第2の内側リング部
57:第2の外側リング部
Claims (5)
- コイルを形成したときに該コイルの内周面と一致する外周面を有する芯金部と、
該芯金部の径方向に変移可能な状態で該芯金部の外周にもうけられた複数のチャック爪と、
周方向で隣接するふたつの該チャック爪の間で径方向に変移可能な状態で該チャック爪にもうけられた押圧部材と、
を有し、該チャック爪を変移して該芯金部と二つの該チャック爪とで区画される保持空間内に、ステータコアのスロットに嵌合、挿入されるU字状の導体セグメントの直線部を、該導体セグメントが二重に重なった状態で該芯金部の径方向に複数層積層させた状態で挿入し、該押圧部材を径方向内方に変移させて該導体セグメントの該直線部を径方向に圧縮することを特徴とするチャック装置。 - 前記チャック爪は、径方向に伸びるガイド溝をもち、
前記押圧部材は、該ガイド溝に往復動可能な状態で挿入されるガイド突部を有し、
該ガイド溝には、さらに、該ガイド突部を径方向内方に付勢する弾性部材を有する請求項1記載のチャック装置。 - 前記チャック爪および前記押圧部材を径方向に変移する駆動手段を有する請求項1記載のチャック装置。
- 前記チャック爪および前記押圧部材を、前記芯金部の軸方向に複数段有する請求項1記載のチャック装置。
- 前記導体セグメントを捻り成形する捻り成形装置の上部に位置する請求項1記載のチャック装置。
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| JP2006335622A Pending JP2008148521A (ja) | 2006-12-13 | 2006-12-13 | チャック装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130079998A (ko) * | 2010-04-23 | 2013-07-11 | 테크노마틱 에스.피.에이. | 전기 기계를 위한 고정자 또는 회전자 권선을 만들기 위해 다수의 전기 바 도체들을 동시에 비틀도록 맞춰진 비틀림 디바이스 및 상기 비틀림 디바이스와 상조하기에 적합한 추출기 어셈블리 |
| CN112311171A (zh) * | 2019-07-30 | 2021-02-02 | 日本电产增成机器装置(浙江)有限公司 | 夹具和夹具组件 |
| US11233443B2 (en) | 2017-12-22 | 2022-01-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Coil bending machine |
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| JP2005211951A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Denso Corp | コイル成形装置およびコイル成形方法 |
-
2006
- 2006-12-13 JP JP2006335622A patent/JP2008148521A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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