JP2008148134A - 移動通信システム、基地局装置および移動無線端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】旧システムのインフラ資産をできるだけ活用し、旧システムとの親和性が高く、旧システムのユーザの利便性を損なうことなく、新システムを利用できる移動通信システム、基地局装置および移動無線端末装置を提供する。
【解決手段】新システムに相当する第1通信方式と旧システムに相当する第2通信方式の両方で通信が可能な基地局CS1と、上記第2通信方式で通信する基地局CS2と、第1通信方式と第2通信方式で通信可能な移動無線端末装置100を備え、移動無線端末装置100が第2通信方式で着信を待ち受けている場合に、待ち受けに用いている基地局から制御チャネルを通じてフラグを受信すると、上記基地局が、第1通信方式にも対応する基地局CS1であることを認識し、第1通信方式に切り替えて着信を待ち受けるようにしたものである。
【選択図】図1
【解決手段】新システムに相当する第1通信方式と旧システムに相当する第2通信方式の両方で通信が可能な基地局CS1と、上記第2通信方式で通信する基地局CS2と、第1通信方式と第2通信方式で通信可能な移動無線端末装置100を備え、移動無線端末装置100が第2通信方式で着信を待ち受けている場合に、待ち受けに用いている基地局から制御チャネルを通じてフラグを受信すると、上記基地局が、第1通信方式にも対応する基地局CS1であることを認識し、第1通信方式に切り替えて着信を待ち受けるようにしたものである。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば既存のPHS(Personal Handyphone System)と次世代PHS(Personal Handyphone System)と称される新しい通信システムなど、2つの通信システムを備えた移動通信システムに関する。
周知のように、携帯電話システムやPHSをはじめとする移動通信システムは、多数の基地局を広範囲に配設し、これらとユーザが携帯する移動無線端末装置が無線通信することで、ユーザは任意の場所から通信を行える。
近時、携帯電話機の普及に伴って、より高速な通信サービスが求められるようになり、HSDPA(High Speed Data Packet Access)やEV-DO(Evolution-Data Optimized)などの新技術が投入された次世代の移動通信システムの開発が進められている。PHSにあっても、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)やMIMO(Multi-Input Multi-Output)などの新技術を採用した次世代PHSと称される新システムの開発が進められている(例えば、非特許文献1参照)。
しかしながら、新しいシステムは、旧システムと混在した環境で運用されるのが必然であり、既存の旧システムのユーザの利便性を損なってはならない。また通信事業者にとっては、インフラ刷新にかかる費用は極力抑えたく、できるだけ旧システムのインフラ資産を活用したいという要望がある。
Wireless Communications Week at YRP, 2006.3.28〜30開催、総務省発表資料、インターネット<http://www.wcw2006.jp/pdf/28_2.MIC.pdf#search='%EF%BC%A9%EF%BC%B4%EF%BC%B5%EF%BC%8D%EF%BC%B2%20%EF%BC%B3%EF%BC%A7%EF%BC%98%20BWA%20%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3PHS'>。
Wireless Communications Week at YRP, 2006.3.28〜30開催、総務省発表資料、インターネット<http://www.wcw2006.jp/pdf/28_2.MIC.pdf#search='%EF%BC%A9%EF%BC%B4%EF%BC%B5%EF%BC%8D%EF%BC%B2%20%EF%BC%B3%EF%BC%A7%EF%BC%98%20BWA%20%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3PHS'>。
新しい移動通信システムは、旧システムと混在した環境で運用されるのが必然であり、既存の旧システムのユーザの利便性を損なってはならない。また通信事業者にとっては、インフラ刷新にかかる費用は極力抑えたく、できるだけ旧システムのインフラ資産を活用したいという要望がある。
この発明は上記の要望に応えるべくなされたもので、旧システムのインフラ資産をできるだけ活用し、旧システムとの親和性が高く、旧システムのユーザの利便性を損なうことなく、新システムを利用できる移動通信システム、基地局装置および移動無線端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備えるとともに、第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な移動無線端末装置とを備えた移動通信システムであって、第1基地局は、第2通信方式により、第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を送信する送信手段を備え、移動無線端末装置は、第1通信方式により、第1基地局と無線通信する第1通信手段と、第2通信方式により、第1基地局または第2基地局と無線通信する第2通信手段と、第2通信手段の受信信号から識別情報を検出する検出手段と、第2通信手段により着信を待ち受けている場合に検出手段が識別情報を検出すると、第2通信手段に代わって第1通信手段で着信を待ち受けるように、第1通信手段を制御する制御手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備え、第1の基地局は、第2通信方式により、第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を送信し、移動無線端末装置は、第2通信方式で着信を待ち受けている場合に識別情報を検出すると、第2通信方式に代わって第1通信方式で着信を待ち受けるようにしている。
したがって、この発明によれば、第2通信方式により着信を待ち受ける場合でも、第2通信方式の無線信号を通じて第1通信方式が利用可能であることを移動無線端末装置が認識でき、そしてこの場合には、第1通信方式に切り替えて待ち受けを行うので、2つの通信方式が併存しても、第2通信方式の活用により第1通信方式を積極的に利用できる。また第2通信方式のみに対応する移動無線端末装置も、第1基地局を通じて通信することができるので、上記移動無線端末装置のユーザの利便性を損なうことがなく、2つの通信方式に対応する移動無線端末装置では、第1基地局も第2基地局も利用できて、2つの通信方式のインフラ資産を活用でき、その親和性も高い移動通信システムを提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる移動通信システムの構成を示すものである。この移動通信システムは、第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信を両方行う基地局CS1と、第2通信方式による無線通信のみを行う基地局CS2とを移動通信網NWに収容し、これらと移動無線端末装置100が第1通信方式や第2通信方式を用いて無線通信することで、ユーザに移動通信サービスを提供するものである。
図1は、この発明の一実施形態に係わる移動通信システムの構成を示すものである。この移動通信システムは、第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信を両方行う基地局CS1と、第2通信方式による無線通信のみを行う基地局CS2とを移動通信網NWに収容し、これらと移動無線端末装置100が第1通信方式や第2通信方式を用いて無線通信することで、ユーザに移動通信サービスを提供するものである。
なお、第1通信方式としては、OFDMやMIMOなどの通信技術を用いた次世代PHSが採用する通信方式を想定し、一方、第2通信方式としては、TDMA-TDD(Time Division Multiple Access-Time Division Duplex)を用いた既存のPHSが採用する通信方式を想定している。
このため、基地局CS2は、既に配設された基地局を想定している。一方、基地局CS1は、次世代PHSの運用に伴って新たに新設された基地局であって、第2通信方式を採用する既存のユーザの端末装置だけでなく、第1通信方式を採用する次世代PHSの端末装置とも無線通信が可能である。言い換えれば、既存のユーザは、第1通信方式により、基地局CS1および基地局CS2のどちらも利用可能である。
後述する移動無線端末装置100は、第1通信方式も第2通信方式にも対応しているため、そのユーザは、基地局CS1および基地局CS2のどちらも利用可能である。なお、図1では、基地局CS1および基地局CS2は、それぞれ1つずつ示しているが、いずれも広範囲に多数が設置されるものである。
このように、基地局CS1は、基地局CS2と同様に第2通信方式により移動無線端末装置100と通信が可能であるが、基地局CS1から第2通信方式で送信される信号は、基地局CS2から送信される第2通信方式の信号とは異なり、第1通信方式にも対応可能な基地局CS1から送信された信号であることを示す識別情報を含んでいる。この識別情報は、例えば、第2通信方式の報知チャネル(BCCH)を通じて送信される。より具体的には、報知チャネル(BCCH)を通じて上記識別情報に相当するフラグが送信される。
また移動通信網NWは、ISDN(Integrated Services Digital Network)網などの公衆網以外に、IP網を取り込んでおり、ユーザが契約するサービスの種別に応じて、ISDN網などの公衆網や他の通信網を通じた通信を行ったり、あるいは上記IP網を通じたIP通信を行うようにしている。基地局CS2は、公衆網とIP網のいずれの網を用いることが可能である。また基地局CS1についても、通信方式に寄らず、公衆網とIP網のいずれの網を用いることも可能である。
移動無線端末装置100は、第1通信部10と、第2通信部20と、音声処理部30と、表示部40と、操作部50と、報知部60と、記憶部70と、制御部80とを備えている。
第1通信部10は、第1通信方式により基地局CS1と無線通信し、この基地局CS1を介して移動通信網NWやIP網を通じた通信を行うものである。第2通信部20は、第2通信方式により基地局CS1やCS2と無線通信し、これらの基地局を介して移動通信網NWやIP網を通じた通信を行うものである。
また第2通信部20は、基地局CS1から送信された信号と、基地局CS2から送信された信号とを区別するために、受信信号から前述のフラグを検出する機能を備える。そして、第1通信部10および第2通信部20は、それぞれ受信信号のレベルを検出する機能を備える。
音声処理部30は、第1通信部10あるいは第2通信部20にて復調されたデータのうち、符号化音声データを復号して音声信号を再生し、内蔵するスピーカ31から拡声出力する。これにより、通話相手局からの送話音声がユーザに伝達される。また音声処理部30は、内蔵するマイクロホン32から入力された音声信号を符号化して符号化音声データを生成し、これを制御部80を通じて第1通信部10あるいは第2通信部20に与える。
表示部40は、LCD(Liquid Crystal Display)などを用いた表示装置であって、テキストや画像など種々の視覚的な情報をユーザに映示するものである。操作部50は、複数のキースイッチなどを備え、ユーザの要求を受け付けるものである。報知部60は、着信の発生を音によりユーザに報知するものである。
記憶部70は、制御部80の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェアを記憶するとともに、電話番号、名称および顔写真などの画像データを対応づけた電話帳データや、送受信したメールデータを記憶する。
制御部80は、当該移動無線端末装置100の各部を統括して制御するものであって、記憶部70に記憶される制御プログラムおよび制御データにしたがって動作する。例えば、制御部80は、第1通信部10あるいは第2通信部20が所定の通信プロトコルにしたがって、基地局(CS1やCS2)から着信信号を受信するように制御し、着信信号を受信した場合には、表示部40および報知部60を制御して、着信の発生を報知するとともに、操作部50を通じたユーザの応答操作により、上記着信に応答する信号を第1通信部10あるいは第2通信部20に送信させ、音声通信やデータ通信を行うための通信リンクを確立する着信制御機能を備える。
また、制御部80は、記憶部70が記憶するアプリケーションソフトウェアを実行し、第1通信部10あるいは第2通信部20を制御してインターネットに接続し、ホームページなどWebを閲覧する機能や、電子メールを送受信する機能、またこのようにしてインターネットを通じた通信により取得した情報(Webや電子メール)を表示部40に表示する機能、静止画像や動画像を表示部40に表示する機能などを備える。
さらに、制御部80は、第1通信部10および第2通信部のいずれか一方、または両方を動作させて、基地局CS1や基地局CS2から送信される無線信号を受信し、これに基づいて、より良好な通信品質が得られる基地局を探索するキャリアセンス処理を実施する。このキャリアセンス処理は、待ち受け時や通信中において、それぞれ実施される。
次に、上記構成の移動通信システムの動作について説明する。以下の説明では、キャリアセンス処理について詳述する。
まず、着信待ち受け時のキャリアセンス処理について説明する。図2はこの処理を説明するためのフローチャートである。この図に示す処理は、制御部80が、記憶部70に記憶される制御プログラムや制御データにしたがって動作することにより実現し、着信待ち受け状態になると開始する。
まず、着信待ち受け時のキャリアセンス処理について説明する。図2はこの処理を説明するためのフローチャートである。この図に示す処理は、制御部80が、記憶部70に記憶される制御プログラムや制御データにしたがって動作することにより実現し、着信待ち受け状態になると開始する。
はじめに、ステップ2aにおいて制御部80は、第1通信部10を起動し(すでに起動されている場合は、そのまま)、第1通信方式で通信可能な基地局CS1から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局CS1を探索し、ステップ2bに移行する。
ステップ2bにおいて制御部80は、ステップ2aの基地局探索により、第1通信方式で基地局CS1から送信される制御チャネルが受信できたか否か、すなわち第1通信方式を用いる基地局が検出できたか否かを判定する。ここで、第1通信方式を用いる基地局(CS1)が検出できた場合には、ステップ2cに移行し、一方、上記基地局が検出できない場合には、ステップ2eに移行する。
ステップ2cにおいて制御部80は、ステップ2aで受信した第1通信方式の制御チャネルに基づいて、第1通信部10の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルをその周期に合わせて間欠受信する制御を開始し、ステップ2dに移行する。また、第1通信部10は、以後、間欠受信した第1通信方式の制御チャネルの受信レベルを検出する。
なお、この間欠受信により制御部80は、制御チャネルから当該移動無線端末装置100宛ての着信信号を検出すると、表示部40や報知部60を制御して着信の発生をユーザに報知する。操作部50を通じて、ユーザが着信に応答する操作を行った場合には、応答信号を基地局CS1に送信するなどの応答処理を実施するが、ここでは応答処理につづく通話までの処理について、その説明を省略する。
ステップ2dにおいて制御部80は、ステップ2cで開始した間欠受信によって受信される第1通信方式の制御チャネルの受信レベルが、予め設定したレベル以下になったか否か、すなわち、ハンドオーバの必要性が生じたか否かを判定する。ここで、ハンドオーバの必要性が生じた場合には、ステップ2aに移行し、一方、ハンドオーバの必要性が生じていない場合には、再びステップ2dにてハンドオーバの必要性の発生を監視する。
ステップ2eにおいて制御部80は、ステップ2aで起動した第1通信部10を停止させてスリープ状態(受信停止)にし、ステップ2fに移行する。
ステップ2fにおいて制御部80は、第2通信部20を起動し(すでに起動されている場合は、そのまま)、第2通信方式により基地局(CS1あるいはCS2)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索し、ステップ2gに移行する。
ステップ2fにおいて制御部80は、第2通信部20を起動し(すでに起動されている場合は、そのまま)、第2通信方式により基地局(CS1あるいはCS2)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索し、ステップ2gに移行する。
ステップ2gにおいて制御部80は、ステップ2fの基地局探索により、第2通信方式により基地局から送信される制御チャネルが受信できたか否か、すなわち第2通信方式を用いる基地局が検出できたか否かを判定する。ここで、第2通信方式を用いる基地局(CS1あるいはCS2)が検出できた場合には、ステップ2hに移行し、一方、上記基地局が検出できない場合には、ステップ2jに移行する。
ステップ2hにおいて制御部80は、ステップ2fで受信した第2通信方式の制御チャネルに基づいて、第2通信部20の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルをその周期に合わせて間欠受信する制御を開始し、ステップ2iに移行する。また、第2通信部20は、以後、間欠受信した第2通信方式の制御チャネルの受信レベルを検出する。
なお、この間欠受信により制御部80は、制御チャネルから当該移動無線端末装置100宛ての着信信号を検出すると、表示部40や報知部60を制御して着信の発生をユーザに報知する。操作部50を通じて、ユーザが着信に応答する操作を行った場合には、応答信号を基地局に送信するなどの応答処理を実施するが、ここでは応答処理につづく通話までの処理について、その説明を省略する。
ステップ2iにおいて制御部80は、ステップ2fで開始した間欠受信によって受信される制御チャネルに、その送信元が基地局CS1であることを示す識別情報(フラグ)が含まれているか否か、すなわち、受信した制御チャネルの送信元が基地局CS1であるか否かを判定する。ここで、送信元が基地局CS1である場合には、ステップ2kに移行し、一方、送信元が基地局CS1でない場合には、ステップ2jに移行する。
ステップ2jにおいて制御部80は、ステップ2fで開始した間欠受信によって受信される第2通信方式の制御チャネルの受信レベルが、予め設定したレベル以下になったか否か、すなわち、ハンドオーバの必要性が生じたか否かを判定する。ここで、ハンドオーバの必要性が生じた場合には、ステップ2fに移行し、一方、ハンドオーバの必要性が生じていない場合には、再びステップ2kにてハンドオーバの必要性の発生を監視する。
ステップ2kにおいて制御部80は、第1通信部10を起動し(すでに起動されている場合は、そのまま)、第1通信方式で通信可能な基地局CS1から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局CS1を探索し、ステップ2lに移行する。なおここで、制御部80は、ステップ2kと、後述するステップ2l、2mのループ数nをカウントする。
ステップ2lにおいて制御部80は、ステップ2kの基地局探索により、第1通信方式で基地局CS1から送信される制御チャネルが受信できたか否か、すなわち第1通信方式を用いる基地局が検出できたか否かを判定する。ここで、第1通信方式を用いる基地局(CS1)が検出できた場合には、ステップ2oに移行し、一方、上記基地局が検出できない場合には、ステップ2mに移行する。
ステップ2mにおいて制御部80は、ループ数nが予め設定された閾値Nを超えたか否かを判定する。ここで、ループ数nが予め設定された閾値Nを超えた場合には、ステップ2nに移行し、一方、ループ数nが予め設定された閾値Nを超えていない場合には、ステップ2kに移行する。
ステップ2nにおいて制御部80は、第2通信部20による間欠受信を継続したまま(ステップ2hを経由しない場合を除く)、一定時間が経過するのを待機し、一定時間が経過すると、ループ数nを「0」にリセットして、ステップ2kに移行し、再び第1通信方式による基地局CS1の探索を行う。
このようにループ回数が閾値に達した場合には、以後もループ動作を繰り返す虞があるが、その場合には、一定時間の間、探索を中止するので、バッテリの浪費を防止できる。また一定時間を待機する間に、第2通信方式にハンドオーバが生じた場合には、このループから抜け出して、例えばステップ2fから処理を再開するようにしてもよい。
ステップ2oにおいて制御部80は、ステップ2fで起動した第2通信部20を停止させてスリープ状態(受信停止)にし、ステップ2aに移行する。
次に、上述した着信待ち受け時のキャリアセンス処理によって、第1通信部10と第2通信部20がそれぞれ間欠受信する動作について説明する。図3乃至図6は、その一例を示すものである。
次に、上述した着信待ち受け時のキャリアセンス処理によって、第1通信部10と第2通信部20がそれぞれ間欠受信する動作について説明する。図3乃至図6は、その一例を示すものである。
まず図3に示すように、制御部80は、第1通信部10を起動して基地局CS1を探索し(ステップ2a)、基地局CS1が検出できないと(ステップ2b)、第1通信部10を受信停止させ(ステップ2e)、代わりに第2通信部20を起動して、第2通信方式により基地局(CS1あるいはCS2)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索する(ステップ2f)。
そして、制御部80は、第2通信方式により基地局を検出すると(ステップ2g)、この検出で受信した第2通信方式の制御チャネルに基づいて、第2通信部20の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される上記制御チャネルをその周期に合わせて間欠受信する制御を開始する(ステップ2h)。
そして、制御部80は、上記間欠受信によって受信される制御チャネルに、その送信元が基地局CS1であることを示す識別情報(フラグ)が含まれていないるか否か判定する(ステップ2i)。ここでは、上記フラグが含まれていない(基地局CS1でなく、基地局CS2からの受信である)ことより、このまま第2通信部20により間欠受信を行って、ハンドオーバの必要性を監視しながら(ステップ2k)、基地局CS2から着信待ち受けを行う。
次に図4に示すように、制御部80は、第2通信部20により間欠受信を行って、基地局CS2から着信待ち受けを行っている場合に、第2通信方式の制御チャネルの受信レベルが、予め設定したレベル以下になってハンドオーバの必要性の発生を検出すると(ステップ2k)、第2通信部20により、改めて第2通信方式により基地局(CS1あるいはCS2)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索する(ステップ2f)。
そして、制御部80は、第2通信方式により新たに基地局が検出されると(ステップ2g)、この検出で受信した第2通信方式の制御チャネルに基づいて、第2通信部20の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルをその周期に合わせて間欠受信する制御を開始する(ステップ2h)。
そして、制御部80は、間欠受信によって受信される制御チャネルに、その送信元が基地局CS1であることを示す識別情報(フラグ)が含まれていないるか否か判定する(ステップ2i)。
ここでは、上記フラグが含まれている(基地局CS1である)ことより、制御部80は、第2通信部20を停止させてスリープ状態(受信停止)にし(ステップ2j)、再び第1通信部10を起動して基地局CS1を探索し(ステップ2a)、基地局CS1が検出できると(ステップ2b)、第1通信方式の制御チャネルに基づいて、第1通信部10の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルをその周期に合わせて間欠受信する制御を開始する(ステップ2c)。
これに続いて図5に示すように、制御部80は、第1通信部10により間欠受信を行って、基地局CS1から着信待ち受けを行っている場合に、第1通信方式の制御チャネルの受信レベルが予め設定したレベル以下になって、ハンドオーバの必要性が発生したことを検出すると(ステップ2d)、第1通信部10により、改めて第1通信方式により基地局CS1から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索する(ステップ2a)。
そして、制御部80は、第1通信方式により新たな基地局CS1が、もしくは改めて元の基地局CS1が検出されると(ステップ2b)、第1通信方式の制御チャネルに基づいて、第1通信部10の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルをその周期に合わせて間欠受信する制御を開始する(ステップ2c)。
一方、図5に代わり、例えば図6に示すように遷移することも考えられる。すなわち、制御部80は、ハンドオーバの必要性が発生したことを検出し(ステップ2d)、第1通信部10により、改めて第1通信方式により基地局CS1を探索しても(ステップ2a)、これが見つからなかった場合である(ステップ2b)。
この場合には、制御部80は、第1通信部10を受信停止させ(ステップ2e)、代わりに第2通信部20を起動して、第2通信方式により基地局(CS1あるいはCS2)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索する(ステップ2f)。
そして、制御部80は、第2通信方式により基地局が検出されると(ステップ2g)、第2通信方式の制御チャネルに基づいて、第2通信部20の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルをその周期に合わせて間欠受信する制御を開始する(ステップ2h)。
そして、制御部80は、間欠受信によって受信される制御チャネルに、その送信元が基地局CS1であることを示す識別情報(フラグ)が含まれていないるか否か判定する(ステップ2i)。ここでは、上記フラグが含まれていない(基地局CS1でなく、基地局CS2からの受信である)ことより、このまま第2通信部20による間欠受信をそのまま継続して行って、ハンドオーバの必要性を監視しながら(ステップ2k)、基地局CS2から着信待ち受けを行う。
次に、通信時のキャリアセンス処理について説明する。図7はこの処理を説明するためのフローチャートである。この図に示す処理は、制御部80が、記憶部70に記憶される制御プログラムや制御データにしたがって動作することにより実現し、通信が開始されると開始する。
はじめに、ステップ7aにおいて制御部80は、開始された通信が第1通信方式によるものか、あるいは第2通信方式によるものかを判定する。ここで、開始された通信が、第1通信方式によるものの場合には、ステップ7bに移行し、一方、第2通信方式によるものの場合には、ステップ7hに移行する。
ステップ7bにおいて制御部80は、第1通信方式による通信ですでに用いている第1通信部10に並行して、第2通信部20を起動し、第2通信方式で通信可能な基地局(CS1あるいはCS2)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索し、ステップ7cに移行する。
なお、ステップ7bでの基地局探索は、この時点で通信に用いている基地局CS1から送信される第2通信方式の無線信号よりも、他の基地局CS1や基地局CS2から送信される第2通信方式の無線信号を優先的に探索するようにする。なぜなら、通信に用いている基地局CS1から送信される第2通信方式の無線信号は、通信中の第1通信方式の受信レベルが低下した場合に、同様に低下してしまう可能性が極めて高いからである。
ステップ7cにおいて制御部80は、ステップ7bで受信した第2通信方式の制御チャネルに基づいて、第2通信部20の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルを、その周期の定数倍の周期に合わせて間欠受信する制御を開始し、ステップ7dに移行する。
ステップ7dにおいて制御部80は、通信を行っている第1通信部10の受信レベルが、予め設定したレベル以下になったか否か、すなわち、通信にハンドオーバの必要性が生じたか否かを判定する。ここで、通信にハンドオーバの必要性が生じた場合には、ステップ7eに移行し、一方、通信にハンドオーバの必要性が生じていない場合には、再びステップ7dにてハンドオーバの必要性の発生を監視する。
ステップ7eにおいて制御部80は、第1通信部10を制御し、第1通信方式で通信可能な基地局(元のCS1あるいは他のCS1)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局CS1を探索し、そしてその受信レベルを検出して、ステップ7fに移行する。
ステップ7fにおいて制御部80は、ステップ7eの基地局探索により、ハンドオーバするのに適した受信レベルが得られる基地局CS1を検出できたか否かを判定する。ここで、ハンドオーバするのに適した受信レベルが得られる基地局CS1を検出できた場合には、ステップ7gに移行し、一方、上記基地局CS1を検出できない場合には、ステップ7lに移行する。
ステップ7gにおいて制御部80は、第1通信部10を制御して、ステップ7eの基地局探索によって検出した基地局CS1にハンドオーバする処理を実施し、ステップ7bに移行する。
一方、ステップ7hにおいて制御部80は、第2通信方式での通信時に受信した制御チャネルに、その送信元が基地局CS1であることを示す識別情報(フラグ)が含まれているか否か、すなわち、通信に用いている基地局が基地局CS1であるか否かを判定する。ここで、通信に用いている基地局が基地局CS1である場合には、ステップ7eに移行し、一方、通信に用いている基地局が基地局CS1でない場合には、ステップ7iに移行する。
ステップ7iにおいて制御部80は、通信を行っている第2通信部20の受信レベルが、予め設定したレベル以下になったか否か、すなわち、通信にハンドオーバの必要性が生じたか否かを判定する。ここで、通信にハンドオーバの必要性が生じた場合には、ステップ7jに移行し、一方、通信にハンドオーバの必要性が生じていない場合には、再びステップ7iにてハンドオーバの必要性の発生を監視する。
ステップ7jにおいて制御部80は、第2通信部20を制御し、第2通信方式で通信可能な基地局(元のCS2、他のCS2あるいはCS1)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索し、そしてその受信レベルを検出して、ステップ7kに移行する。
なおここで、ステップ7fからステップ7jに移行してきた場合には、すでにステップ7cにて第2通信部20は、ステップ7bで受信した第2通信方式の制御チャネルに基づいて、第2通信部20の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させているので、この同期タイミングのまま基地局を探索することで、迅速に基地局を検出できる。
ステップ7kにおいて制御部80は、ステップ7jの基地局探索により、ハンドオーバするのに適した受信レベルをが得られる基地局が検出できたか否かを判定する。ここで、ハンドオーバするのに適した受信レベルが得られる基地局が検出できた場合には、ステップ7lに移行し、一方、上記基地局が検出できない場合には、ステップ7jに移行して、再びハンドオーバするのに適した受信レベルが得られる基地局を探索する。
ステップ7lにおいて制御部80は、ステップ7jの基地局探索により受信した制御チャネルに、その送信元が基地局CS1であることを示す識別情報(フラグ)が含まれているか否か、すなわち、ステップ7kで検出した基地局がCS1であるか否かを判定する。ここで、ステップ7kで検出した基地局がCS1である場合には、ステップ7eに移行し、一方、CS1でない場合には、ステップ7mに移行する。
ステップ7mにおいて制御部80は、第2通信部20を制御して、ステップ7jの基地局探索によって検出した基地局CS2にハンドオーバする処理を実施し、ステップ7iに移行する。
次に、上述した通信時のキャリアセンス処理によって、第1通信部10と第2通信部20のいずれか一方が通信している際の動作について説明する。図8乃至図11は、その一例を示すものである。
まず図8に示すように、第1通信方式により着信信号が制御チャネルを通じて到来し、これを第1通信部10が受信すると、制御部80は、表示部40および報知部60を制御して、ユーザに着信の発生を報知する。これに対してユーザが操作部50を操作して、上記着信に応答する旨の意思を示すと、これを検出した制御部80は、第1通信部10を制御して、基地局CS1との間に通信リンクを確立して、通信を開始する。
以後、第1通信部10は、下りリンクとして、制御チャネルと、この制御チャネルを通じて当該移動無線端末装置100に割り当てられた個別情報チャネルとを受信するように、制御部80によって制御される。また上りリンクについては、制御部80は、上記制御チャネルを通じて当該移動無線端末装置100に割り当てられた個別情報チャネルで送信を行うように(図示しない)、第1通信部10を制御する。
このようにして通信が開始されると、制御部80は、開始された通信が第1通信方式であると判定し(ステップ7a)、すでに通信に用いている第1通信部10に並行して、第2通信部20を起動し、第2通信方式で通信可能な基地局(CS1あるいはCS2)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索する(ステップ7b)。
なお、ここでの基地局探索は、この時点で通信に用いている基地局CS1から送信される第2通信方式の無線信号よりも、他の基地局CS1や基地局CS2から送信される第2通信方式の無線信号を優先的に探索するようにする。なぜなら、通信に用いている基地局CS1から送信される第2通信方式の無線信号は、通信中の第1通信方式の受信レベルが低下した場合に、同様に低下してしまう可能性が極めて高いからである。
そして、制御部80は、受信した第2通信方式の制御チャネルに基づいて、第2通信部20の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルを、その周期の定数倍(図8の例では2倍)の周期に合わせて間欠受信する制御を開始する(ステップ7c)。これにより、当該移動無線端末装置100は、第1通信部10を用いて通信を行いながら、第2通信部20により、所定の周期で第2通信方式の制御チャネルを間欠受信する。
その後、図9に示すように、第1通信方式の制御チャネルの受信レベルが、予め設定したレベル以下になってハンドオーバの必要性の発生し、これを制御部80が検出すると(ステップ7d)、制御部80は、第1通信部10により、改めて第1通信方式により基地局(元のCS1あるいは他のCS1)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局CS1を探索する(ステップ7e)。図9に示す例では、他の基地局CS1が検出されたことにより(ステップ7f)、制御部80は、上記基地局CS1にハンドオーバして(ステップ7g)、第1通信部10による通信を継続する。
一方、図10に示す例のように、基地局CS1が検出できなかった場合には、制御部80は、すでにステップ7cにて第2通信部20が同期している同期タイミングで、第2通信方式の無線信号を受信して、基地局(元のCS2、他のCS2あるいはCS1)の探索を行う(ステップ7j)。
そして、この基地局探索により、ハンドオーバするのに適した受信レベルが得られる基地局が検出できると(ステップ7k)、制御部80は、この基地局から受信した制御チャネルに、基地局CS1を示すフラグが含まれているか否かを判定する(ステップ7l)。
図10に示す例では、受信した制御チャネルに、基地局CS1を示すフラグが含まれていないことより、制御部80は、この検出した基地局CS2にハンドオーバして(ステップ7m)、第2通信部20を用いた通信を行う。
その後、図11に示すように、第2通信部20による通信中に、第2通信方式の制御チャネルの受信レベルが、予め設定したレベル以下になってハンドオーバの必要性の発生し、これを制御部80が検出すると(ステップ7i)、制御部80は、第2通信部20により、改めて第2通信方式により基地局(元のCS2、他のCS2あるいはCS1)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索する(ステップ7j)。
そして、この基地局探索により、ハンドオーバするのに適した受信レベルが得られる基地局が検出できると(ステップ7k)、制御部80は、この基地局から受信した制御チャネルに、基地局CS1を示すフラグが含まれているか否かを判定する(ステップ7l)。
図11に示す例では、上記フラグが含まれていたことより、制御部80は、受信した制御チャネルの送信元が基地局CS1であることを認識する。このため制御部80は、第1通信部10により、改めて第1通信方式により基地局CS1から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局CS1を探索する(ステップ7e)。これにより、基地局CS1が検出されるので(ステップ7f)、制御部80は、上記基地局CS1にハンドオーバして(ステップ7g)、第1通信部10によって通信を継続する。
そして制御部80は、このようにして通信を開始した第1通信部10に並行して、第2通信部20を起動し、第2通信方式で通信可能な基地局(他のCS1あるいはCS2)から送信される制御チャネルの無線信号の受信を試みて、基地局を探索する(ステップ7b)。
なお、ここでの基地局探索は、この時点で通信に用いている基地局CS1から送信される第2通信方式の無線信号よりも、他の基地局CS1や基地局CS2から送信される第2通信方式の無線信号を優先的に探索するようにする。なぜなら、通信に用いている基地局CS1から送信される第2通信方式の無線信号は、通信中の第1通信方式の受信レベルが低下した場合に、同様に低下してしまう可能性が極めて高いからである。
そして、制御部80は、受信した第2通信方式の制御チャネルに基づいて、第2通信部20の受信タイミングを上記制御チャネルの受信タイミングに同期させて、そして、所定の周期で送信される制御チャネルを、その周期の定数倍(図11の例では2倍)の周期に合わせて間欠受信する制御を開始する(ステップ7c)。
これにより、当該移動無線端末装置100は、再び、第1通信部10を用いて通信を行いながら、第2通信部20により、所定の周期で第2通信方式の制御チャネルを間欠受信して、第1通信方式の基地局CS1から第2通信方式の基地局へのハンドオーバに備える。
以上のように、上記構成の移動通信システムでは、新システムに相当する第1通信方式と旧システムに相当する第2通信方式の両方で通信が可能な基地局CS1と、上記第2通信方式で通信する基地局CS2と、第1通信方式と第2通信方式で通信可能な移動無線端末装置100を備え、移動無線端末装置100が第2通信方式で着信を待ち受けている場合に、待ち受けに用いている基地局から制御チャネルを通じてフラグを受信すると、上記基地局が、第1通信方式にも対応する基地局CS1であることを認識し、第1通信方式に切り替えて着信を待ち受けるようにしている。
したがって、上記構成の移動通信システムによれば、第2通信方式により着信を待ち受ける場合でも、第2通信方式の制御チャネルを通じて、第1通信方式が利用可能であることを移動無線端末装置100が認識でき、そしてこの場合には、第1通信方式に切り替えて待ち受けを行うので、2つの通信方式が併存しても、旧システムの活用により新システムを積極的に利用できる。
また第2通信方式のみに対応する移動無線端末装置を利用するユーザも、基地局CS1を通じて通信することができるので、旧システムのユーザの利便性を損なうことがなく、一方、移動無線端末装置100を利用するユーザは基地局CS1と基地局CS2のどちらでも利用して通信できるので、旧システムのインフラ資産を活用でき、親和性も高い。
また上記構成の移動通信システムでは、移動無線端末装置100が第2通信方式で通信を行っている場合に、通信に用いている基地局から制御チャネルを通じてフラグを受信すると、上記基地局が、第1通信方式にも対応する基地局CS1であることを認識し、第1通信方式に切り替えて通信を行うようにしている。
したがって、上記構成の移動通信システムによれば、第2通信方式で通信している場合でも、制御チャネルを通じて、第1通信方式が利用可能であることを移動無線端末装置100が認識した場合には、第1通信方式に切り替えて通信するので、2つの通信方式が併存しても、旧システムの活用により新システムを積極的に利用できる。
また第1通信方式で通信している場合には、予めハンドオーバに備えて、第2通信方式で基地局を探索し、第2通信方式を用いる基地局と通信するための同期を取っておくようにしている。このため、第1通信方式でのハンドオーバが行えず第2の通信方式の基地局にハンドオーバすることになっても、ハンドオーバに起因する通信への影響を極小に抑えることができる。
さらに第1通信方式で通信している場合に、予めハンドオーバに備えて探索する第2通信方式の基地局は、通信に用いている基地局よりも、通信に用いていない基地局を優先して探索するようにしている。このため、第1通信方式でのハンドオーバが行えず第2の通信方式の基地局にハンドオーバすることになっても、同期していた第2通信方式の基地局もハンドオーバには不十分な状態に陥ることを回避できる。
そしてまた第1通信方式で通信している場合に、予めハンドオーバに備えて探索した第2通信方式の基地局からの制御チャネルの受信は、制御チャネルが送信される周期の定数倍の周期で行うようにしている。このため、その周期を長くすることで、第2通信方式の基地局へのハンドオーバに備えた消費電力を軽減することができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、この発明は、従来のPHSと次世代PHSに好適するため、これを例としてあげて説明したが、他の通信システムの組み合わせに適用することも可能であり、同様の効果を奏する。
また上記実施の形態では、第1通信方式と第2通信方式の両方の通信が可能な基地局CS1と、第2通信方式による通信のみが可能な基地局CS2を用いる場合を例示したがこれに限定されるものではない。例えば、基地局CS2の近傍に基地局CS1を設置する場合には、基地局CS1は第1通信方式による通信のみを可能な構成とし、基地局CS2は、制御チャネルを通じてフラグを送信することで、基地局CS1により第1通信方式が行える旨を基地局CS2から移動無線端末装置100に報知するようにしてもよい。このように、第1通信方式の基地局と第2通信方式の基地局が別々なシステム構成であっても、同様の効果を奏する。
なお、この場合、基地局CS1と基地局CS2は、それぞれ有線網から供給される共通の基準信号に同期して動作することで、相互に同期を取ることができ、スムーズなハンドオーバが実現できる。また基地局CS1と基地局CS2との間で、無線通信により同期を取るようにしてもよい。
また基地局CS1と基地局CS2との間で、制御情報のやり取りが必要な場合は、周知のハンドオーバの制御と同様に、網上のセンター装置を介して、制御情報をやり取りすればよい。その他、基地局CS1と基地局CS2との間で、無線通信により制御情報をやり取りするようにしてもよい。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
10…第1通信部、20…第2通信部、30…音声処理部、31…スピーカ、32…マイクロホン、40…表示部、50…操作部、60…報知部、70…記憶部、80…制御部、100…移動無線端末装置、CS1…基地局、CS2…基地局、NW…ネットワーク。
Claims (15)
- 第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備えるとともに、前記第1通信方式による無線通信と前記第2通信方式による無線通信が可能な移動無線端末装置とを備えた移動通信システムであって、
前記第1基地局は、
前記第2通信方式により、前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を送信する送信手段を備え、
前記移動無線端末装置は、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第1基地局または前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第2通信手段の受信信号から前記識別情報を検出する検出手段と、
前記第2通信手段により着信を待ち受けている場合に前記検出手段が識別情報を検出すると、前記第2通信手段に代わって前記第1通信手段で着信を待ち受けるように、前記第1通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動通信システム。 - 第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備えるとともに、前記第1通信方式による無線通信と前記第2通信方式による無線通信が可能な移動無線端末装置とを備えた移動通信システムであって、
前記第1基地局は、
前記第2通信方式により、前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を送信する送信手段を備え、
前記移動無線端末装置は、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第1基地局または前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第2通信手段の受信信号から前記識別情報を検出する検出手段と、
前記第2通信手段により通信を行っている場合に前記検出手段が識別情報を検出すると、前記第2通信手段に代わって前記第1通信手段で通信するように、前記第1通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動通信システム。 - 第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備えるとともに、前記第1通信方式による無線通信と前記第2通信方式による無線通信が可能な移動無線端末装置とを備えた移動通信システムであって、
前記第1基地局は、
前記第2通信方式により、前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を送信する送信手段を備え、
前記移動無線端末装置は、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第1基地局または前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第1通信手段により通信を行っている場合に、前記第2通信手段を用いて前記第1基地局または前記第2基地局と通信するための同期を行う同期制御手段と、
前記第1通信手段により通信を行っている場合にハンドオーバの必要が生じると、前記同期制御手段が同期した基地局にハンドオーバして前記第2通信手段で通信を継続するように、前記第2通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動通信システム。 - 前記同期制御手段は、前記第1通信手段により通信を行っている第1基地局以外の基地局を優先し、この基地局と通信するための同期を行うことを特徴とする請求項3に記載の移動通信システム。
- 前記同期制御手段は、前記第1基地局または前記第2基地局が所定の周期で無線通信する同期信号を、前記周期の定数倍の周期で受信して、この基地局と通信するための同期を行うことを特徴とする請求項3に記載の移動通信システム。
- 第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備える移動通信システムで用いられる移動無線端末装置であって、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第1基地局または前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第2通信手段の受信信号から、前記第1基地局より送信された前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を検出する検出手段と、
前記第2通信手段により着信を待ち受けている場合に前記検出手段が識別情報を検出すると、前記第2通信手段に代わって前記第1通信手段で着信を待ち受けるように、前記第1通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。 - 第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備える移動通信システムで用いられる移動無線端末装置であって、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第1基地局または前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第2通信手段の受信信号から、前記第1基地局より送信された前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を検出する検出手段と、
前記第2通信手段により通信を行っている場合に前記検出手段が識別情報を検出すると、前記第2通信手段に代わって前記第1通信手段で通信するように、前記第1通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。 - 第1通信方式による無線通信と第2通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備える移動通信システムで用いられる移動無線端末装置であって、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第1基地局または前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第1通信手段により通信を行っている場合に、前記第2通信手段を用いて前記第1基地局または前記第2基地局と通信するための同期を行う同期制御手段と、
前記第1通信手段により通信を行っている場合にハンドオーバの必要が生じると、前記同期制御手段が同期した基地局にハンドオーバして前記第2通信手段で通信を継続するように、前記第2通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。 - 前記同期制御手段は、前記第1通信手段により通信を行っている第1基地局以外の基地局を優先し、この基地局と通信するための同期を行うことを特徴とする請求項8に記載の移動無線端末装置。
- 前記同期制御手段は、前記第1基地局または前記第2基地局が所定の周期で無線通信する同期信号を、前記周期の定数倍の周期で受信して、この基地局と通信するための同期を行うことを特徴とする請求項8に記載の移動無線端末装置。
- 移動無線端末装置と第1通信方式により無線通信する第1基地局をネットワークに収容して備える移動通信システムで用いられる基地局装置であって、
前記第1通信方式により、前記移動無線端末装置と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記移動無線端末装置と無線通信する第2通信手段と、
前記第1通信方式により、前記第2通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を送信する送信制御手段とを具備することを特徴とする基地局装置。 - 第1通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備えるとともに、前記第1通信方式による無線通信と前記第2通信方式による無線通信が可能な移動無線端末装置とを備えた移動通信システムであって、
前記第2基地局は、
前記第2通信方式により、前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を送信する送信手段を備え、
前記移動無線端末装置は、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第2通信手段の受信信号から前記識別情報を検出する検出手段と、
前記第2通信手段により着信を待ち受けている場合に前記検出手段が識別情報を検出すると、前記第2通信手段に代わって前記第1通信手段で着信を待ち受けるように、前記第1通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動通信システム。 - 第1通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備えるとともに、前記第1通信方式による無線通信と前記第2通信方式による無線通信が可能な移動無線端末装置とを備えた移動通信システムであって、
前記第2基地局は、
前記第2通信方式により、前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を送信する送信手段を備え、
前記移動無線端末装置は、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第2通信手段の受信信号から前記識別情報を検出する検出手段と、
前記第2通信手段により通信を行っている場合に前記検出手段が識別情報を検出すると、前記第2通信手段に代わって前記第1通信手段で通信するように、前記第1通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動通信システム。 - 第1通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備える移動通信システムで用いられる移動無線端末装置であって、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第2通信手段の受信信号から、前記第1基地局より送信された前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を検出する検出手段と、
前記第2通信手段により着信を待ち受けている場合に前記検出手段が識別情報を検出すると、前記第2通信手段に代わって前記第1通信手段で着信を待ち受けるように、前記第1通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。 - 第1通信方式による無線通信が可能な第1基地局と、前記第2通信方式による無線通信が可能な第2基地局とをネットワークに収容して備える移動通信システムで用いられる移動無線端末装置であって、
前記第1通信方式により、前記第1基地局と無線通信する第1通信手段と、
前記第2通信方式により、前記第2基地局と無線通信する第2通信手段と、
前記第2通信手段の受信信号から、前記第1基地局より送信された前記第1通信方式が利用可能な旨を示す識別情報を検出する検出手段と、
前記第2通信手段により通信を行っている場合に前記検出手段が識別情報を検出すると、前記第2通信手段に代わって前記第1通信手段で通信するように、前記第1通信手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
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