JP2008147043A - 面状照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】面状の光を射出する平坦な光射出面、該光射出面の端縁に形成され、光射出面と平行な方向に進行する光を入射させるための光入射面、光射出面とは反対側の面に形成された背面を有し、光入射面から離れるに従って、光射出面に垂直な方向の厚みが厚くなる形状である導光板と、光入射面に対向して配置され、光入射面に光を入射させる光源と、導光板の背面側に配置され、背面から射出された光を反射する平坦な形状の反射部材と、導光板と反射部材との間に配置され、導光板を支持する支持部材とを有する構成とすることで上記課題を解決する。
【選択図】図2
Description
現在、大型の液晶テレビのバックライトユニットは、いわゆる直下型と呼ばれる方式が主流である(例えば、特許文献1参照)。直下型のバックライトユニットは、光源である冷陰極管を液晶パネルの背面に複数本配置した構成を有しており、冷陰極管が配置される筐体の内部を白色の反射面として液晶パネルを照明している。しかしながら、本方式において光量分布を均一にするためには、原理的には、液晶パネルに垂直方向の厚みが30mm程度必要である。
このような、導光板を用いたバックライトユニットとしては、透明樹脂に光を散乱させるための散乱粒子を混入させた導光板を用いる方式のバックライトユニットが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
また、特許文献2には、光散乱導光体と、光散乱導光体の光取出面側に配置されたプリズムシートと、光散乱導光体の裏面側に配置された反射体とを備えた面光源装置が記載されている。また、特許文献3には、プリズム列状の繰り返し起伏を有する光入射面と、光拡散性を与えられた光出射面を備えた板状の光学材料からなる光出射方向修正素子を備えた液晶ディスプレイが記載され、特許文献4には、内部に散乱能を与えられた光散乱導光体と、前記光散乱導光体の端面部から光供給を行う光供給手段を備えた光源装置が記載されている。
このような複合的な過程を通して、光源の方向からみて前方斜め方向に向かう指向性をもって光取出面から高効率で出射される光束が生成される。つまり、光源から放射された光を光散乱導光体の光取出面から出射される。
このように、散乱粒子が混入された導光板を用いることで、高い出射効率で、均一な光を射出することができると記載されている。
また、特許文献1〜4に記載されている、光源の入射位置から遠ざかるにつれて厚みを減する傾向を持つ形状、または、平板形状では光の到達距離に限界があるため、大型化に限界があるという問題もある。
本発明の他の目的は、上記目的に加え、発光面の面積の大きい光源を用いることができ、より輝度の高い光を射出することができる面状照明装置を提供することにある。
前記光入射面に対向して配置され、前記光入射面に光を入射させる光源と、
前記導光板の前記背面側に配置され、前記背面から射出された光を反射する平坦な形状の反射部材と、
前記導光板と前記反射部材との間に配置され、前記導光板を支持する支持部材とを有する面状照明装置を提供するものである。
また、前記反射部材は、前記導光板の面が、前記導光板の前記光射出面と実質的に平行で配置されていることが好ましい。
また、前記支持部材は、前記導光板の前記光入射面近傍に配置されていることが好ましい。
また、前記支持部材は、前記光源側から入射した光を集光させる形状であることが好ましい。
ここで、前記筐体は、さらに、前記光射出面に垂直な面が、反射部材で形成されていることが好ましい。
1.1≦Φ・Np・LG・KC≦8.2
0.005≦KC≦0.1
を満足することが好ましい。
また、前記導光板は、内部に多数の散乱粒子を含み、前記散乱粒子の密度をNpとし、第1光入射面から第2光入射面までの距離をLとし、前記第1光入射面における厚みをD1とし、前記導光板の中点における厚みをD2とすると、下記不等式
27/100000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000
0.04%wt<Np<0.25%wt
を満足することが好ましい。
また、前記光源は、光を射出する面の前記光射出面に垂直な方向における長さが、前記光入射面よりも長いことも好ましい。
前記照明装置本体の外周を覆い、かつ、前記導光板の光射出面側に開口部が形成された形状であり、前記照明装置本体を支持する筐体とで構成され、
前記筐体は、前記背面に対向する面が、前記背面から射出した光を反射する平坦な形状の反射部材で形成されている面状照明装置を提供するものである。
また、支持部材の透過率を80%以上とすることで、光利用効率をより高くすることができる。
図1は、本発明に係る面状照明装置を備える液晶表示装置の概略を示す斜視図であり、図2は、図1に示した液晶表示装置のII−II線断面図である。
また、図3(A)は、図2に示した面状照明装置(以下「バックライトユニット」ともいう。)の、III−III線矢視図であり、図3(B)は、(A)のB−B線断面図である。
駆動ユニット6は、液晶表示パネル4内の透明電極に電圧をかけ、液晶分子の向きを変えて液晶表示パネル4を透過する光の透過率を制御する。
以下、バックライトユニット10を構成する各構成部品について説明する。
図4(A)は、図1及び図2に示す面状照明装置10の光源17の概略構成を示す概略斜視図であり、図4(B)は、図4(A)に示す光源17の断面図であり、図4(C)は、図4(A)に示す光源17の1つのLEDチップのみを拡大して示す概略斜視図である。
図4(A)に示すように、光源17は、複数の発光ダイオードのチップ(以下「LEDチップ」という。)40と、光源支持部41とを有する。
つまり、LEDチップ40の発光ダイオードの表面から射出された青色光が蛍光物質を透過すると、蛍光物質が蛍光する。これにより、LEDチップ40から射出された青色光が透過すると、発光ダイオードから射出された青色光と蛍光物質が蛍光することで射出される光とで白色光を生成され、射出される。
ここで、LEDチップ40としては、GaN系発光ダイオード、InGaN系発光ダイオード等の表面にYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光物質を塗布したチップが例示される。
ここで、本実施形態のアレイ基板42は、銅やアルミニウム等の熱伝導性の良い金属で形成されており、LEDチップ40から発生する熱を吸収し、外部に放散させるヒートシンクとしての機能も有する。
光源支持部41に、フィン44を複数設けることで表面積を広くすることができ、かつ、放熱効果を高くすることができる。これにより、LEDチップ40の冷却効率を高めることができる。
また、ヒートシンクは、空冷方式に限定されず、水冷方式も用いることができる。
なお、本実施形態では、光源支持部41のアレイ基板42をヒートシンクとして用いたが、LEDチップの冷却が必要ない場合は、ヒートシンクに代えて放熱機能を備えない板状部材をアレイ基板として用いてもよい。
LEDチップ40を長方形形状とすることにより、大光量の出力を維持しつつ、薄型な光源とすることができる。光源を薄型化することにより、面状照明装置を薄型にすることができる。また、LEDチップの配置個数を少なくすることができる。
図5は、導光板18の形状を示す概略斜視図である。
導光板18は、図2、図3及び図5に示すように、略矩形形状の平坦な光射出面18aと、この光射出面18aの両端に、光射出面18aに対してほぼ垂直に形成された2つの光入射面(第1光入射面18dと第2光入射面18e)と、光射出面18aの反対側、つまり、導光板の背面側に位置し、第1光入射面18dおよび第2光入射面18eに平行で、光射出面18aを2等分する2等分線α(図1、図3参照)を中心軸として互いに対称で、光射出面18aに対して所定の角度で傾斜する2つの傾斜面(第1傾斜面18bと第2傾斜面18c)とを有している。第1傾斜面18b及び第2傾斜面18cは、第1光入射面18d及び第2光入射面18eから遠ざかるに従って光射出面18aからの距離が遠ざかる(大きくなる)ように、つまり、それぞれ第1光入射面18d及び第2光入射面18eから導光板の中心に向かうに従って、導光板の光射出面に垂直な方向の厚みが大きくなるように傾斜している。また、導光板18の光射出面18aとは反対側の面である背面は、第1傾斜面18b及び第2傾斜面18cとで構成されている。
つまり、導光板18は、両端部、すなわち第1光入射面18dと第2光入射面18eで厚みが最も薄くなり、中央部、すなわち第1傾斜面18bと第2傾斜面18cが交差する2等分線αに対応する位置で厚さが最大となる。言い換えれば、導光板18は、第1光入射面18dまたは第2光入射面18eから離れるに従って導光板の光射出面18aに垂直な方向の厚みが厚くなる形状である。なお、光射出面18aに対する第1傾斜面18b及び第2傾斜面18cの傾斜角度は特に限定されない。
このように導光板18を第1光入射面18dまたは第2光入射面18eから離れるに従って、光射出面18aに垂直な方向の厚みが厚くなる形状とすることで、光入射面から入射する光を光入射面からより遠い位置まで届けることができ、光射出面を大きくすることができる。また、光入射面から入射した光を遠い位置まで好適に届けることができるため、導光板を薄型化することができる。
T=I/I0=exp(−ρ・x)・・・(1)
ここで、xは距離、I0は入射光強度、Iは出射光強度、ρは減衰定数である。
ρ=Φ・Np・・・(2)
したがって、導光板の光の進行方向に平行な方向における導光板の入射面から厚みが最も厚い位置までの長さ、導光板の光軸方向の半分の長さをLGとすると、光の取り出し効率Eoutは、下記式(3)で与えられる。ここで、導光板の光軸方向の半分の長さLGは、導光板18の光入射面に垂直な方向における導光板18の一方の光入射面から導光板18の中心までの長さとなる。
Eout∝exp(−Φ・Np・LG)・・・(3)
Eout=exp(−Φ・Np・LG・KC)・・・(4)
この結果より、Φ・Np・LG・KCの値が大きくなると、光の取り出し効率Eoutが低くなることが分かる。光は導光板の光軸方向へ進むにつれて散乱するため、光の取り出し効率Eoutが低くなると考えられる。
また、補正係数KCは、0.005以上0.1以下(0.005≦KC≦0.1)であることが好ましい。
まず、散乱断面積Φ、粒子密度Np、導光板の光軸方向の半分の長さLG、補正係数KCを種々の値とし、Φ・Np・LG・KCの値が異なる各導光板について、計算機シミュレーションにより光利用効率を求め、さらに照度むらの評価を行った。ここで、照度むら[%]は、導光板の光射出面から射出される光の最大照度をIMaxとし、最小照度をIMinとし、平均照度をIAveとしたときの[(IMax−IMin)/IAve]×100とした。
測定した結果を表1に示す。また、表1における判定は、光利用効率が50%以上かつ照度むらが150%以下の場合を○、光利用効率が50%より小さいまたは照度むらが150%より大きい場合を×として示す。
表1及び図6に示すように、Φ・Np・LG・KCを1.1以上とすることで、光利用効率を大きくすること、具体的には光利用効率を50%以上とすることができ、8.2以下とすることで、照度ムラを150%以下にすることができることがわかる。
また、Kcを0.005以上とすることで、光利用効率を高くすることができ、0.1以下とすることで、導光板からの射出される光の照度むらを小さくすることができることがわかる。
このようにして種々の粒子密度の導光板について、それぞれ光射出面から射出される光の照度分布を測定した結果を図7に示す。図7は、縦軸を照度[lx]とし、横軸を導光板の一方の光入射面からの距離(導光長)[mm]とした。
図8に、算出した照度むらと粒子密度との関係を示す。図8では、縦軸を照度むら[%]とし、横軸を粒子密度[個/m3]とした。また、図8には、横軸を同様に粒子密度とし、縦軸を光利用効率[%]とした、光利用効率と粒子密度との関係も併せて示す。
ここで、Φ・Np・LG・KCを1.1以上8.2以下とすることで、光利用効率を50%以上とし、かつ、照度むらを150%以下とすることができる。照度むらを150%以下とすることで、照度むらを目立たなくすることができる。
つまり、Φ・Np・LG・KCを1.1以上8.2以下とすることで、光利用効率を一定以上とし、かつ照度むらも低減することができることがわかる。
光学部材ユニット20は、導光板18の光射出面18aから射出された照明光をより輝度むらのない光にして、照明装置本体14の光射出面14aからより輝度むらのない照明光を射出するためのもので、図2に示すように、導光板18の光射出面18aから射出する照明光を拡散して輝度むらを低減する拡散シート20aと、光入射面と光射出面との接線と平行なマイクロプリズム列が形成されたプリズムシート20bと、プリズムシート20bから射出する照明光を拡散して輝度むらを低減する拡散シート20cとを有する。
例えば、光学部材として、上述の拡散シート及びプリズムシートに、加えてまたは代えて、拡散反射体からなる多数の透過率調整体を輝度むらに応じて配置した透過率調整部材も用いることもできる。
図2に示すように、筐体16は、照明装置本体14を収納して支持し、かつその光出射面14a側と導光板18の第1傾斜面18b及び第2傾斜面18c側とから挟み込み、固定するものであり、下部筐体22と上部筐体24と折返部材26と支持部材28とを有する。
反射部材としては、導光板の背面(第1傾斜面及び第2傾斜面)から漏洩する光を反射することができれば、どのような材料で形成されてもよく、例えば、PETやPP(ポリプロピレン)等にフィラーを混練後延伸することによりボイドを形成して反射率を高めた樹脂シート、透明もしくは白色の樹脂シート表面にアルミ蒸着などで鏡面を形成したシート、アルミ等の金属箔もしくは金属箔を担持した樹脂シート、あるいは表面に十分な反射性を有する金属薄板により形成することができる。
上部筐体24は、図2に示すように、面状照明装置本体14及び下部筐体22の上方(光射出面側)から、照明装置本体14およびこれが収納された下部筐体22をその4方の側面部22bも覆うように被せられて配置されている。
折返部材26は、図2に示すように、下部筐体22の側面と上部筐体24の側面との間に嵌挿され、U字形状の一方の平行部の外側面が下部筐体22の側面部22bと連結され、他方の平行部の外側面が上部筐体24の側面と連結されている。
ここで、下部筐体22と折返部材26との接合方法、折返部材26と上部筐体24との接合方法としては、ボルトおよびナット等を用いる方法、接着剤を用いる方法等種々の公知の方法を用いることができる。
なお、筐体の上部筐体、下部筐体及び折返部材には、金属、樹脂等の種々の材料を用いることができる。なお、材料としては、軽量で高強度の材料を用いることが好ましい。
また、本実施形態では、折返部材を別部材としたが、上部筐体または下部筐体と一体にして形成してもよい。また、折返部材を設けない構成としてもよい。
支持部材28は、図2に示すように、導光板18と下部筐体22との間、より具体的には、導光板18の第1傾斜面18bの第1光入射面18d側の端部と下部筐体22との間に配置され、導光板18を下部筐体22に固定し、支持する。
支持部材28により、導光板18は、下部筐体22の所定位置に固定される。
また、本実施形態では、支持部材を独立した部材として設けたが、これに限定されず、下部筐体22、または導光板18と一体で形成してもよい。つまり、下部筐体22の一部に突起部を形成し、この突起部を支持部材として用いても、導光板18の一部に突起部を形成し、この突起部を支持部材として用いてもよい。
また、配置位置も特に限定されず、導光板と下部筐体との間の所定位置に配置することができるが、導光板を安定して保持するために、導光板の端部側、つまり、本実施形態では、第1光入射面18d近傍、第2光入射面18e近傍に配置することが好ましい。
面状照明装置10は、導光板18の両端にそれぞれ配置された光源17から射出された光が導光板18の光入射面(第1光入射面18d及び第2光入射面18e)に入射し、導光板18の内部に含まれる散乱体によって散乱されつつ、導光板18内部を通過し、直接、または第1傾斜面18b及び第2傾斜面18cで反射した後、光射出面18aから出射する。このとき、第1傾斜面18b及び第2傾斜面18cから漏出した一部の光は、下部筐体22の底面部22aの反射部材によって反射され再び導光板18の内部に入射する。
このようにして、導光板18の光射出面18aから射出された光は、光学部材20を透過し、照明装置本体14の光射出面14aから射出され、液晶表示パネル4を照明する。
液晶表示パネル4は、駆動ユニット6により、位置に応じて光の透過率を制御することで、液晶表示パネル4の表面上に文字、図形、画像などを表示する。
これにより、導光板18の第1傾斜面18b及び第2傾斜面18cから漏れ、反射し他後導光板に再入射した光により、光射出面18aから射出される光に輝度むらが生じることを防止できる。つまり、導光板の背面、つまり、第1傾斜面18b及び第2傾斜面18cと反射部材とを密着させて配置させた構成の場合は、導光板と反射部材との接着面に接着むら等が生じたり、経時により反射部材の一部が剥離すると、輝度むらが生じることがあるが、本実施形態のように、反射部材となる下部筐体22の底面部22aを平坦な形状とし、導光板の背面との間に空間を形成することで、輝度むらが生じることを防止できる。
また、導光板の背面と反射部材とを密着させないことで、構成や、組み立ても簡単にすることができる。
さらに、本実施形態のように、下部筐体と反射部材とを一体で形成することで、装置構成を簡単にすることができ、また、組み立ても簡単にすることができる。
さらに、導光板を薄型のまま、光射出面を大きくすることが可能となり、装置を軽量化、薄型化、大型化することができる。
光射出面から射出される光の輝度分布を釣鐘型、つまり、中央部に向かうに従って徐々に輝度が高くなる輝度分布とし、光射出面の中央部の輝度を最も高くすることで、目視において、中央部と周辺部の輝度差を少なく感じ、光射出面から均一な光が射出されているように見える。これにより、面状照明装置から液晶テレビ等に好適に用いることができる輝度分布の光を射出させることができる。
反射部材を導光板の光射出面に対する平行度が0.3mm以下となる位置に配置し、反射部材を光射出面との距離を一定範囲とすることで、射出される光に輝度むらが生じることをより確実に防止することができ、実質的に平行となる位置に配置することで、さらに確実に輝度むらが生じることを防止できる。また、本実施形態のように対称形状の導光板を用いる場合は、輝度分布をよりずれのない対称形状とすることができる。
D1<D2 かつ、
27/100000<(D2−D1)/(L/2)<5/100 (A)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04%Wt<Npa<0.25%Wt
の関係を満たすことが好ましい。上記関係を満足する形状とすることで出射効率を30%以上に向上させることができる。
D1<D2 かつ、
66/100000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000 (B)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04%Wt<Npa<0.25%Wt
の関係を満たすように改良することも好ましい。上記関係を満足する形状とすることで出射効率を40%以上に向上させることができる。
D1<D2 かつ、
1/1000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000 (C)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04%Wt<Npa<0.25%Wt
の関係を満たすように改良することがさらに好ましい。上記関係を満足する形状とすることで、出射効率を50%以上に向上させることができる。
図10に示した測定結果からも、導光板の形状を27/100000<(D2−D1)/(L/2)<5/100とすることで、光利用効率を30%以上とすることができ、66/100000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000とすることで、光利用効率を40%以上とすることができ、1/1000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000とすることで、光利用効率を50%以上とすることができることがわかる。
例えば、第1傾斜面18b及び第2傾斜面18cには、第1光入射面18d及び第2光入射面18eと平行な方向にプリズム列を形成してもよい。また、このようなプリズム列の代わりに、プリズムに類する光学素子を規則的に形成することもできる。例えば、レンチキュラーレンズ、凹レンズ、凸レンズ、ピラミッド型など、レンズ効果を有する光学素子を導光板の傾斜面に形成することもできる。
導光板をこのような形状とすることでも、薄型を維持しつつ、光入射面から遠い位置まで光を到達させることができる。これにより導光板を薄型化でかつ光射出面を大型化することができる。
導光板を上記のような形状とした場合も、光の入射する方向において導光板の光入射面から光射出面に直交する方向の厚みが最大となる位置までの長さをLGとし、上述のΦ・Np・LG・KCが1.1以上8.2以下を満たし、かつ、0.005≦KC≦0.1を満たすことが好ましい。上記範囲を満たすことで照度むらが低減され、かつ光利用効率を高い光を光射出面から射出させることができる。
このように、透明材料と可塑剤とを混合した材料で導光板を作製することで、導光板をフレキシブルにすること、つまり、柔軟性のある導光板とすることができ、導光板を種々の形状に変形させることが可能となる。従って、導光板の表面を種々の曲面に形成することができる。
このように導光板をフレキシブルにすることにより、例えば、導光板、または、この導光板を用いた面状照明装置を電飾(イルミネーション)関係の表示板として用いる場合に、曲率を持つ壁にも装着することが可能となり、導光板をより多くの種類、より広い使用範囲の電飾やPOP(POP広告)等に利用することができる。
支持部材の透過率を80%以上とすることで、光源から射出され、導光板の光入射面に入射しない光を透過させ、第1傾斜面18b及び第2傾斜面18c側から導光板18に光を入射させることができる。これにより、光源から射出された光をより効率よく利用することができる。
ここで、支持部材は、例えば、上述した導光板に用いる材料で作製することで、透明率を80%以上とすることができる。
支持部材を透過する光を集光させて導光板の中央部側に射出させることで、導光板の中央部まで光を届かせることができる。
この支持部材52は、曲線52aで形成される面が導光板の中央と対向し、曲線52aに対向する直線52bで形成される面が光源と対向する向きで配置されており、光源から射出され、線分側から入射した光を曲線52a側から射出する。
このように、支持部材を断面がかまぼこ形状となる形状とし、曲線側から光を射出させることで、支持部材に入射した光を集光して射出させることができる。
この支持部材54は、断面において三角形形状の底辺52bで形成される面が光源に対向し、頂角54aを形成する2辺により形成される2つの面が導光板中央側に対向する向きに配置されており、光源から射出され底辺54bで形成される面から入射した光を、頂角54aを形成する2辺でそれぞれ形成される2つの面から射出する。また、支持部材54は、頂角54a以外の2つの頂点に相当する端部は所定厚みを有し、この一方の端部が導光板と接し、他方の端部が反射部材(筐体)と接して配置され、導光板を反射部材に対して固定している。
このように、支持部材を断面が略三角形となる形状とし、頂角側から光を射出させることでも、支持部材に入射した光を集光して射出させることができる。
この支持部材56は、プリズム56aが形成されている面が導光板中央側に対向するして配置されており、光源から射出され、プリズム56aが形成されている面とは反対側の面が光源に対向して配置されており、支持部材56に入射した光は、プリズム56aが形成されている面から射出される。また、支持部材56は、プリズム56aが形成されている面とは対向していない2面、つまり、プリズム56aが形成されている面と接する2つの面の一方の面は、導光板と接し、他方の面は、反射部材(筐体)と接して配置され、導光板を反射部材に対して固定している。
このように、支持部材の光源と対向する面とは反対側の面にプリズムを形成することでも、支持部材に入射した光を集光して射出させることができる。
なお、レンズ効果を備える支持部材の形状は、上記形状に限定されず、コリメータレンズ形状、凹レンズ、凸レンズ等の種々の形状にすることができる。
つまり、支持部材は、導光板及び支持部材と接する部分の形状を、接触する導光板及び支持部材にあわせた形状とすることが好ましい。
このように、支持部材の導光板と接触する側の面を導光板の傾斜面(背面)の形状と同一形状とすることで、導光板を確実に支持することができる。
図14に示す面状照明装置80は、光源84の形状を除いて他の部分は、図2に示した、面状照明装置10と同じ構成のものである。したがって、両者で同一の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略し、以下、面状照明装置80に特有の点を重点的に説明する。
筐体16の各部材、導光板18及び光学部材20は、上述した面状照明装置10の各部材と同様であるので、説明を省略する。
また、光源支持部88は、光射出面に垂直な方向における長さが、LEDチップよりも長い形状である。
このように、LEDチップの発光面の光射出面に垂直な方向の長さが、第1光入射面18d及び第2光入射面18eの短辺方向の長さよりも長い形状とし、光源の発光面を大きくすることで、光源から射出される光の量を多くすることができ、光射出面から射出される光の輝度をより高くすることができる。
このように、支持部材の透過率を80%以上とすることで、光源の発光面を導光板の光入射面よりも大きくした場合でも、光入射面に入射しなかった光を、支持部材を透過させて、導光板の第1傾斜面及び第2傾斜面側から導光板に入射させることができる。
また、光源として、赤色LED、緑色LED、青色LEDの3種類のLEDを組み合わせた構成のLEDユニットを用いることもできる。この場合は、3種類のLEDから射出された光を混色することで白色光とすることができる。
さらにLEDの代わりに半導体レーザー(LD)を用いることもできる。
4 液晶表示パネル
6 駆動ユニット
10、80 面状照明装置
14、82 照明装置本体
14a 光射出面
16 筐体
17、84 光源
18 導光板
18a 光射出面
18b 第1傾斜面
18c 第2傾斜面
18d 第1光入射面
18e 第2光入射面
20 光学部材ユニット
20a、20c 拡散シート
20b プリズムシート
22 下部筐体
22a 底面部
22b 側面部
24 上部筐体
24a 開口部
26 折返部材
28、52、54、56 支持部材
32 電源収納部
40、86 LEDチップ
40a 発光面
41、88 光源支持部
42 アレイ支持体
44 ファン
Claims (14)
- 面状の光を射出する平坦な光射出面、該光射出面の端縁に形成され、前記光射出面と平行な方向に進行する光を入射させるための光入射面、前記光射出面とは反対側の面に形成された背面を有し、前記光入射面から離れるに従って、前記光射出面に垂直な方向の厚みが厚くなる形状である導光板と、
前記光入射面に対向して配置され、前記光入射面に光を入射させる光源と、
前記導光板の前記背面側に配置され、前記背面から射出された光を反射する平坦な形状の反射部材と、
前記導光板と前記反射部材との間に配置され、前記導光板を支持する支持部材とを有する面状照明装置。 - 前記反射部材は、前記導光板の前記光射出面に対する平行度が0.3mm以下で配置されている請求項1に記載の面状照明装置。
- 前記反射部材は、前記導光板の面が、前記導光板の前記光射出面と実質的に平行で配置されている請求項1または2に記載の面状照明装置。
- 前記支持部材は、透過率が80%以上である請求項1〜3のいずれかに記載の面状照明装置。
- 前記支持部材は、前記導光板の前記光入射面近傍に配置されている請求項1〜4のいずれかに記載の面状照明装置。
- 前記支持部材は、前記光源側から入射した光を集光させる形状である請求項1〜5のいずれかに記載の面状照明装置。
- さらに、前記導光板を覆い、かつ、前記導光板の前記光射出面側に開口が形成された箱型形状で形成された筐体を有し、
前記筐体の前記導光板の前記背面と対向する面は、前記反射部材である請求項1〜6のいずれかに記載の面状照明装置。 - 前記筐体は、さらに、前記光射出面に垂直な面が、反射部材で形成されている請求項7に記載の面状照明装置。
- 前記導光板は、
内部に多数の散乱粒子を含み、前記散乱粒子の散乱断面積をΦ、前記散乱粒子の密度をNp、補正係数をKC、光の入射方向における前記導光板の前記光入射面から前記導光板の厚みが最も厚くなる位置までの長さをLGとしたときに、不等式
1.1≦Φ・Np・LG・KC≦8.2
0.005≦KC≦0.1
を満足する請求項1〜8のいずれかに記載の面状照明装置。 - 前記導光板は、
前記光射出面が、矩形状であり、
前記光入射面が、前記光射出面の対向する2つの端辺にそれぞれ形成される第1光入射面及び第2光入射面とで構成され、
前記背面が、前記第1光入射面及び第2光入射面において前記光射出面と最も近く、第1光入射面と第2光入射面とを結んだ線の中点において前記光射出面と最も遠くなる傾斜面で構成される請求項1〜9のいずれかに記載の面状照明装置。 - 前記導光板は、内部に多数の散乱粒子を含み、前記散乱粒子の密度をNpとし、
第1光入射面から第2光入射面までの距離をLとし、前記第1光入射面における厚みをD1とし、前記導光板の中点における厚みをD2とすると、下記不等式
27/100000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000
0.04%wt<Np<0.25%wt
を満足する請求項10に記載の面状照明装置。 - 前記光源は、複数の前記LEDチップと、前記LEDチップを支持する支持体とを有し、
前記LEDチップは、前記支持体の前記光入射面に対向する面に列状に配置されている請求項1〜11のいずれかに記載の面状照明装置。 - 前記光源は、光を射出する面の前記光射出面に垂直な方向における長さが、前記光入射面よりも長い請求項12に記載の面状照明装置。
- 面状の光を射出する平坦な光射出面、該光射出面の端縁に形成され、前記光射出面と平行な方向に進行する光を入射させるための光入射面、前記光射出面とは反対側の面に形成された背面を備え、前記光入射面から離れるに従って、前記光射出面に垂直な方向の厚みが厚くなる形状である導光板及び前記光入射面に対向して配置され、前記光入射面に光を入射させる光源を備える照明装置本体と、
前記照明装置本体の外周を覆い、かつ、前記導光板の光射出面側に開口部が形成された形状であり、前記照明装置本体を支持する筐体とで構成され、
前記筐体は、前記背面に対向する面が、前記背面から射出した光を反射する平坦な形状の反射部材で形成されている面状照明装置。
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