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JP2008144378A - 遠隔操縦作業機の制御装置 - Google Patents

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JP2008144378A JP2006329879A JP2006329879A JP2008144378A JP 2008144378 A JP2008144378 A JP 2008144378A JP 2006329879 A JP2006329879 A JP 2006329879A JP 2006329879 A JP2006329879 A JP 2006329879A JP 2008144378 A JP2008144378 A JP 2008144378A
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Takashi Yoneda
敬 米田
Nobuaki Matoba
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

【課題】無線により遠隔操縦が可能な遠隔操縦作業機において、簡素な構成でコストを低減させることができ、作業機周辺の状況を容易に把握することができるようにした、遠隔操縦作業機の制御装置を提供する。
【解決手段】上部旋回体に設けられたブーム及びアームと、無線信号で遠隔操縦するための無線操縦装置と、を有する遠隔操縦作業機の制御装置であって、該ブーム,該アーム及び該上部旋回体のうち少なくとも一つの位置を含む複数の位置に固設され機体から周囲の障害物までの距離を検出する複数の距離センサ1a〜1eと、距離センサ1a〜1eの各々に近接して固設され、該障害物の方向を撮像する複数の撮像カメラ2a〜2dと、該距離に基づいて撮像カメラ2a〜2dで撮像された複数の画像の中から所望の画像を選択する画像選択器13と、画像選択器13で選択された画像を表示する第1表示装置24とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線により遠隔操縦が可能な遠隔操縦作業機の制御装置に関する。
従来、災害復旧工事や製鉄所,産業廃棄物処理場等、容易に人の近づけない作業現場において各種作業を行うための作業機として、遠隔操縦作業機が知られている。遠隔操縦作業機とは、油圧ショベルに代表される作業機に搭載されたエンジンや油圧アクチュエータを、無線を用いて遠隔操作できるようにしたものである。
例えば、通常の油圧ショベルにおいてキャブ内に配置される操作レバーや操作スイッチ類と同様の各種入力装置が携帯型のコントローラに設けられ、コントローラの操作内容が無線により油圧ショベルへと送信されて、油圧ショベルがコントローラの操作内容通りに作動するようになっている。これによりオペレータは、油圧ショベルのキャブ外部から、つまり油圧ショベルから離れた位置から、油圧ショベルの動作を制御できる。上記のような遠隔操縦作業機としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1に記載の技術では、遠隔操作が可能な建設機械において、バケット刃先を自動追尾して撮像する作業用カメラを建設機械のキャブ上に搭載するとともに、作業用カメラで撮影された画像信号を無線電波で伝送してディスプレイに表示させる構成が開示されている。つまり、オペレータは、ディスプレイ上の画像を参照しながら建設機械を遠隔操作することで、実際のバケット刃先の状況を把握しつつ作業を進めることができるようになっている。
ところで、狭隘な作業現場で作業を行う際には、機体がその周囲の障害物と接触しないように作業機を操作する必要がある。しかし、オペレータが遠隔操縦作業機から離れた場所で遠隔操縦を行っている場合には、作業機の周囲の状況を把握することが難しい。そこで、作業機周辺の障害物を検出するセンサを機体に設けて、衝突防止措置を講じる作業機が開発されている。
例えば、特許文献2には、油圧パワーショベルの動作範囲内の障害物(対象物)を検出する複数の対象物検出センサを機体に配設し、操作レバーの動作と関連する対象範囲内に障害物が検出された場合に、油圧パワーショベルの動作を停止させるとともに警報を発する構成が開示されている。このような構成により、対象物検出センサで検出された障害物の位置が機械の動作範囲内にある場合には、機械停止及び警報発信といった衝突予防措置を講ずることができ、また、障害物の位置が機械の動作範囲以外の場所である場合には、不必要な衝突予防措置を回避することができるようになっている。
特開平8−74296号公報 特開平5−59752号公報
だが、遠隔操縦作業機においては、特許文献2に記載された技術のように機械の動作を停止させ、あるいは警報を発するだけでは、作業機周囲の状況を把握できない場合がある。また、この技術では、作業機と障害物との衝突を予防することはできるものの、障害物を回避するように作業機を動作させることが難しい。
上述のような課題に対し、例えば作業用カメラの死角となる作業機周囲を撮像する、作業用カメラとは別のカメラを作業機に複数個装備することが考えられる。つまり、作業機周囲の死角がなくなるように複数のカメラを増設することで、作業機周辺の状況を把握しようとするものである。
しかしながら、この場合複数のカメラの各々が撮影した画像を無線電波で伝送するための複数の送受信機及び複数の表示装置が必要となり、コストが高騰してしまう。また、たとえ複数の送受信機及び複数の表示装置を用意したとしても、実際にコントローラを操作するオペレータが注視できる表示装置の表示内容には限度があり、必ずしも作業機周辺の状況を容易に把握できるとは言い切れない。
また、特に遠隔操縦作業機においては、無線電波の利用制限により、このような構成が実現し得ない場合も考えられる。すなわち、通常、無線電波の利用においては、使用可能な電波帯域やチャンネル数が限られている。したがって、むやみにカメラを増設しても、同時に送受信可能なカメラ画像数が制限されてしまい、全てのカメラ画像を同時に確認できないことがある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、無線により遠隔操縦が可能な遠隔操縦作業機において、簡素な構成でコストを低減させることができ、作業機周辺の状況を容易に把握することができるようにした、遠隔操縦作業機の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明の遠隔操縦作業機の制御装置は、上部旋回体に設けられた作業装置としてのブーム及びアームと、無線信号を用いて該作業装置を遠隔操縦するための無線操縦装置と、を有する遠隔操縦作業機の制御装置であって、該ブーム,該アーム及び該上部旋回体のうち少なくとも一つの位置を含む複数の位置に固設され、該遠隔操縦作業機の機体から障害物までの距離を検出する複数の距離センサと、該複数の距離センサの各々に近接して該遠隔操縦作業機に固設され、該複数の距離センサの各々が検出する該障害物の方向を撮像する複数の撮像カメラと、該距離センサで検出された該障害物の距離に基づいて、該複数の撮像カメラで撮像された複数の画像の中から所望の画像を選択する画像選択器と、該画像選択器で選択された画像を表示する第1表示装置とを備えたことを特徴としている。
好ましくは、該複数の距離センサが、該ブームの先端部近傍,該アーム先端部近傍及び該上部旋回体後端部のそれぞれの位置に固設される。
また、請求項2記載の本発明の遠隔操縦作業機の制御装置は、請求項1記載の構成において、該画像選択器が、該距離センサで検出された該障害物までの距離の小さい順に、該障害物の方向が撮像された画像を該所望の画像として選択する第1選択手段を有し、該第1表示装置が、該第1選択手段で選択された該所望の画像を順に表示することを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明の遠隔操縦作業機の制御装置は、請求項1記載の構成において、該画像選択器が、該距離センサで検出された該障害物のうち、該遠隔操縦作業機に対する距離の最も小さい障害物の方向の画像を該所望の画像として選択する第2選択手段を有し、該第1表示装置が、該第2選択手段で選択された該所望の画像を表示することを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の遠隔操縦作業機の制御装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載の構成において、該画像選択器で選択された画像のデータを無線で送信する送信機と、該送信機から送信された該データを受信する受信機と、をさらに備え、該第1表示装置が、該受信機で受信された該データに基づいて該画像を表示することを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明の遠隔操縦作業機の制御装置は、請求項1〜4の何れか1項に記載の構成において、該遠隔操縦作業機の姿勢を検出する姿勢検出センサと、該複数の距離センサで検出された該距離及び該姿勢検出センサで検出された該姿勢を画像化する演算処理器と、該画像化演算処理器で画像化された該距離及び該姿勢を表示する第2表示装置と、をさらに備えたことを特徴としている。
本発明の遠隔操縦作業機の制御装置(請求項1)によれば、障害物の距離に基づく画像の選択により、遠隔操作者が的確に所望の障害物を視認することができ、作業機周辺の状況を容易に把握することができる。また、複数の撮像カメラで撮像される画像の数に関わらず、第1表示装置の数を減らすことができる。
また、本発明の遠隔操縦作業機の制御装置(請求項2)によれば、遠隔操縦作業機に対する距離の近い障害物から順番に視認することができ、遠隔操作者にとって周囲の状況を容易に把握することができる。
また、本発明の遠隔操縦作業機の制御装置(請求項3)によれば、遠隔操縦作業機に対する距離の最も近い障害物を視認することができ、遠隔操作者にとってより的確に状況把握を行うことができる。
また、本発明の遠隔操縦作業機の制御装置(請求項4)によれば、複数の撮像カメラで撮像された複数の画像のうち、所望の画像のデータのみが送信機及び受信機間で電送されるため、多数の画像の情報を同時に無線で送受信する必要がなく、電波帯域を節約することができる。また、送信機や受信機の数を減少させることができる。
また、本発明の遠隔操縦作業機の制御装置(請求項5)によれば、遠隔操作者が、画像化された遠隔操縦作業機の姿勢と障害物とを客観的に視認することができ、より正確に周囲の状況を把握することができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図5は本発明の一実施形態に係る遠隔操縦作業機の制御装置を説明するものであり、図1は本制御装置を備えた作業機の全体構成を示す模式図であって、(a)はその側面図、(b)はその上面図、図2は本制御装置の全体構成を示す制御ブロック図、図3は本制御装置の第1表示装置に表示される画像選択に係る制御内容を説明するためのフローチャート、図4は本制御装置の第2表示装置に表示される画像に係る制御内容を示すフローチャート、図5は本制御装置の第2表示装置に表示される画像の一例である。
[構成]
〔1.油圧ショベル〕
本制御装置は、図1(a),(b)に示す油圧ショベル10に適用されている。この油圧ショベル10は、クローラ式の油圧走行装置を装備した下部走行体7と、下部走行体7の上に旋回自在に搭載された上部旋回体6とを備えて構成されている。
上部旋回体6には、機体前方へ向けて延出する油圧駆動式の作業装置5やオペレータ(運転者)が搭乗可能なキャブ6a,エンジンや油圧ポンプが配置されるエンジンルーム6b,機体の重量バランスを保つためのカウンタウェイト6c等が備えられている。
作業装置5は、ブーム5a,アーム5b及びバケット5cの三つの部位から構成される。これらの各部位間には油圧シリンダが設けられており、各油圧シリンダを作動させることで各部位が独立して駆動される。図1(a),(b)中では、ブーム5aを駆動するためのブームシリンダ5A,アーム5bを駆動するためのアームシリンダ5B及びバケット5cの角度を制御するためのバケットシリンダ5Cが示されている。
ブーム5aは、図1(a)に示すように、その下端部を上部旋回体6に軸支された部材である。ブームシリンダ5Aを伸縮作動させることで、ブーム5aの先端側が上下方向へ揺動するようになっている。なお、ブーム5aと上部旋回体6との軸支部分には、ブーム5aの回動角度(上部旋回体6に対する回動角度)を検出する角度センサ(姿勢検出センサ)4aが設けられている。
アーム5bは、ブーム5aの先端に軸支された部材であり、アームシリンダ5Bを伸縮作動させると、アーム5bの前端側が上下方向へ揺動するようになっている。また、ブーム5aと同様に、アーム5bのブーム5aに対する軸支部分には、アーム5bの回動角度(ブーム5aに対する回動角度)を検出する角度センサ4bが設けられている。
また、バケット5cはアーム5bの先端に軸支された部材であり、バケットシリンダ5Cを伸縮作動させることによって開閉動作させることができるようになっている。バケット5cのアーム5bに対する軸支部分には、バケット5cの回動角度(アーム5bに対する回動角度)を検出する角度センサ4cが設けられている。
キャブ6aの後方に配置されたエンジンルーム6b内には、本油圧ショベル10の駆動源となるエンジンや油圧装置を駆動するための油圧ポンプ,制御ユニット11等が配置されている。
なお、本油圧ショベル10は、キャブ6a内に装備された操作装置によるエンジンや油圧アクチュエータの操作が可能なだけでなく、携帯型のコントローラを用いた無線での遠隔操作が可能な、遠隔操縦作業機となっている。また、上部旋回体6の前方上部には、バケット5cの刃先を撮像するための作業用カメラ3が2台設置されている。これにより、オペレータが油圧ショベル10から離れた場所にいたとしても、作業用カメラ3の撮像画面を確認することで、実際のバケット5cの刃先の状況を把握しながら作業を進めることができるようになっている。
なお、本実施形態では、作業用カメラ3の撮像画面を確認するためのモニタ装置等を備えた基地局から、オペレータが遠隔操作を行うものとする。また、制御ユニット11は、このような遠隔操作のための信号の送受信に係る演算処理を行う電子制御装置であるが、例えばエンジンや油圧アクチュエータの操作に係る制御内容については、本明細書では説明を省略する。
また、図1(a),(b)に示すように、本油圧ショベル10には、上記の作業用カメラ3とは別に、複数の撮像カメラ2と複数の距離センサ1とが備えられている。まず、ブーム5aの先端部近傍には、その上方の障害物を検出する距離センサ1aと、この距離センサ1aの検知領域を撮像する撮像カメラ2aが設置されている。距離センサ1aの検知方向及び撮像カメラ2aの撮像方向は略同一に設定されており、これを図1中に矢印Aで示す。例えば、距離センサ1aの検知範囲内において何らかの障害物が検出された場合には、その障害物が撮像カメラ2aの撮像範囲内に入り、画像(映像)として撮影されることになる。
なお、距離センサ1aとしては、例えば超音波センサやレーザーレーダ等が用いることができる。少なくとも、検知範囲内に障害物が存在するか否かを検出可能なセンサであればよいが、本実施形態では、その障害物までの距離を計測するセンサが用いられている。
また、アーム5bの先端部近傍にも、距離センサ1b及び撮像カメラ2bが並設されている。距離センサ1bの検知方向及び撮像カメラ2bの撮像方向は、ともにアーム5bの外側(アームシリンダ5Bを縮めたときにアーム5bが回動する方向)へ向けて設定されており、これを図1(a)中に矢印Bで示す。同様に、カウンタウェイト6cの後端部にも、距離センサ1c,1d,1e及び撮像カメラ2c,2dが並設されており、これらの検知方向及び撮像方向を図1(a)中に矢印Cで示す。これらの距離センサ1c,1d,1eは、それぞれカウンタウェイト6cの後端部における右側,幅方向中央及び左側に固設されている。
これらの複数の距離センサ1a〜1eにより、油圧ショベル10の機体の周囲に存在する障害物までの距離が把握されることになる。また、複数の撮像カメラ2a〜2dにより、その障害物が撮影されることになる。
前述の各角度センサ4a〜4cで検出された角度情報及び各距離センサ1a〜1eで検出され得る障害物までの距離情報は、制御ユニット11へ入力された後に、遠隔操作に係る基地局(基地局については後述する)へと無線送信されるようになっている。また、各撮像カメラ2a〜2dで撮影された画像についても、制御装置を介してこの基地局へと無線送信されている。図1(a)に示すように、キャブ6aの上面には、これらの無線送信のための第1送信機(送信機)14及び第2送信機15が固設されている。
以下、各角度センサ4a〜4cで検出される角度のことをθ1〜θ3と記述し、各距離センサ1a〜1eで検出される障害物までの距離のことをD1〜D5と記述する。
〔2.制御ユニット〕
図2に示すように、制御ユニット11は、演算処理器12及び画像選択器13を備えて構成される。
〔2−1.演算処理器〕
演算処理器12は、各角度センサ4a〜4c及び各距離センサ1a〜1eで検出された角度θ1〜θ3及び距離D1〜D5の情報に基づいて、基地局20へ送信するための送信データを作成する機能を備えている。ここで作成された送信データは、第2送信機15から無線で伝播されるようになっている。なお、本実施形態では、この送信データ中に全ての角度θ1〜θ3及び距離D1〜D5の情報が含まれている。
また、この演算処理器12は、各距離センサ1a〜1eで検出された距離D1〜D5の情報から、各距離センサ1a〜1eが取り付けられた位置周辺における障害物への近接度を判断する機能を有している。
まず、演算処理器12には、近接度の判断基準となる閾値として、第1設定距離Dcが設定されている。第1設定距離Dcは、油圧ショベル20の機体に対する障害物の距離が、遠隔操作に注意を要する距離であると判断される閾値である。
例えば、本実施形態では、第1設定距離Dcが各距離センサ1a〜1eについて1mに設定されている。各距離センサ1a〜1eで検出された距離D1〜D5が第1の閾値Dcよりも大きい場合には、「何ら問題がない距離(つまり、距離センサ1a〜1eの検知範囲に障害物がない場合を含む)」と判断される。また、距離D1〜D5が第1の閾値Dc以下の場合には、「注意を要する距離」と判断される。
このような第1設定距離Dcに基づき、演算処理器12は、各距離センサ1a〜1eが取り付けられた位置周辺における障害物への近接度を判断し、判断結果を画像選択器13へと出力するようになっている。
〔2−2.画像選択器〕
画像選択器13は、各撮像カメラで撮影された画像の中から、演算処理器12で判定された障害物の近接度に基づいて、所望の画像を選択する機能を備えている。ここでは、各距離センサ1a〜1eのうち、二箇所以上の距離センサで「注意を要する距離」との判定がなされた場合には、その距離の小さい順に所定の時間間隔で、それらの距離センサに対応する撮像カメラで撮影されている画像が選択され、画像データが第1送信機14へ入力される。また、一カ所の距離センサのみで「注意を要する距離」との判定がなされた場合には、その距離センサに対応する撮像カメラで撮影されている画像が選択され、画像データが第1送信機14へ出力される。
また、ここで選択された画像のデータは、第1送信機14から無線で伝播されるようになっている。これにより、油圧ショベル10の機体に対する近接度の高い障害物が複数存在する場合には、近接度の高い順にそれらの障害物の像を捉えた画像データが第1送信機14から無線送信され、また、障害物が一つのみの場合には、その障害物の像を捉えた画像データのみが第1送信機14から無線送信されることになる。
〔3.基地局〕
基地局20には、油圧ショベル10側から送信される無線電波を受信するための第1受信機(受信機)21及び第2受信機22,撮像カメラ2a〜2dで撮影された画像を表示するためのテレビモニタ(第1表示装置)24,距離センサ1a〜1e及び角度センサ4a〜4cでの検出結果に基づく仮想的なCG画像を表示するためのCGモニタ(第2表示装置)26,CGモニタ26に表示するCG画像を作成する電子制御装置としての画像化演算処理器23,油圧ショベル10に対する障害物の接触の可能性をオペレータに報知するための警報器25が備えられている。
第1受信機21では、第1送信機14から無線で送信された、障害物の像を捉えた画像データが受信される。一方、第2受信機22では、第2送信機15から無線で送信された角度θ1〜θ3及び距離D1〜D5の情報が受信される。
テレビモニタ24は、油圧ショベル10側の第1送信機14から送信され、第1受信機21で受信された画像データを表示するものである。つまり、このテレビモニタ24は、制御ユニット11の画像選択器13で選択された画像を表示する機能を有している。
一方、CGモニタ26は、画像化演算処理器23で作成された画像データを表示するものである。
まず、画像化演算処理器23には、障害物の近接度の判断基準となる閾値として、第2設定距離Dd(ただし、0<Dd<Dc)が設定されている。この第2設定距離Ddは、油圧ショベル20の機体に対する障害物の距離が、接触のおそれのある距離であると判断される閾値である。本実施形態では、第2設定距離Ddが各距離センサ1a〜1eについて50cmに設定されている。各距離センサ1a〜1eで検出された距離D1〜D5が第2の閾値Dd以下の場合には、「接触のおそれのある距離」と判断される。
なお、第2設定距離Ddが第1設定距離Dcよりも小さい値に設定されているため、画像化演算処理器23では演算処理器12よりも高度な近接度が判断されることになる。各距離センサ1a〜1eで検出された距離D1〜D5のうち、一つでも「接触のおそれのある距離」と判断された場合には、画像化演算処理器23が警報器25を制御し、警報を発するようになっている。
また、画像化演算処理器23は、各角度センサ4a〜4cで検出された角度θ1〜θ3から、ブーム5a,アーム5b及びバケット5cの姿勢を把握して油圧ショベル10の姿勢データを作成する。ここで作成される姿勢データは、油圧ショベル10の状態を示す仮想的なCG画像のデータである。さらに、画像化演算処理器23は、演算処理器12及び自らが判定した近接度の判断結果をこのCG画像に反映させて、CGモニタ26へ出力する。
つまり、CGモニタ26は、画像化演算処理器23で画像化された障害物の距離情報及び油圧ショベル10の姿勢を表示する機能を有している。
[作用]
〔1.画像選択フロー〕
次に、図3を用いて油圧ショベル10の制御ユニット11で実施される制御フローを説明する。
ステップA10では、各距離センサ1a〜1eで検出された距離D1〜D5が演算処理器12に読み込まれる。この距離D1〜D5は、各距離センサ1a〜1eの検知範囲に検出された障害物までの距離の実測値であるが、検知範囲内に障害物が検出されない場合においてはその距離センサの最大検出距離よりも大きい値(例えば、2m等)とする。
続くステップA20では、各距離センサ1a〜1eにおける第1設定距離Dcが読み込まれる。ここでは、全ての距離センサ1a〜1eについて、第1設定距離Dc=1mが読み込まれる。なお、例えば距離センサD1〜D5毎に異なる第1設定距離Dcを設定してもよいし、このような第1設定距離Dcの設定内容をオペレータが選択,変更できるように構成してもよい。
続くステップA30では、距離センサ1aで検出された距離D1が距離センサ1aの第1設定距離Dc1以下であるか否かが判定される。つまりこのステップでは、距離センサ1aの検知範囲側における障害物の近接度が低い(あるいは障害物がない)かどうかが判定される。距離センサ1aはブーム5aの上方へ向けて固設されているため、ここでは、ブーム5aの上方の空間的余裕が判断されることになる。ここで、D1≦Dc1である場合には、ステップA40へ進んでブームフラグFBがFB=1に設定され、ステップA50へ進む。一方、D1>Dc1である場合には、そのままステップA50へ進む。
ブームフラグFBとは、ブーム5a上方における障害物の近接度を示す指標となるものであり、制御ユニット11内で設定されるフラグである。このフラグの初期値はFB=0であり、障害物の近接度が低い(あるいは、障害物がない)ことを意味する。また、FB=1は、障害物の近接度がやや高い(遠隔操作に注意を要する程度に障害物が近接している)ことを意味する。なお、さらに障害物の近接度が高い場合には、このフラグがFB=2に設定されるようになっているが、これについては後述する。
なお、このブームフラグFBと同様に、制御ユニット11内では、アーム5b前方における障害物の近接度を示す指標となるアームフラグFA,カウンタウェイト6c後方における障害物の近接度を示す指標となる後部右フラグFC1,後部中央フラグFC2及び後部左フラグFC3が設定されるようになっている。
ステップA50では、距離センサ1bで検出された距離D2が距離センサ1bの第1設定距離Dc2以下であるか否かが判定される。距離センサ1bは、アーム5bの先端部近傍の外側へ向けて固設されているため、ここでは、アーム5bの外側の空間的余裕が判断されることになる。ここで、D2≦Dc2である場合には、ステップA60へ進んでアームフラグFAがFA=1に設定され、ステップA70へ進む。一方、D2>Dc2である場合には、そのままステップA70へ進む。
ステップA70では、距離センサ1cで検出された距離D3が距離センサ1cの第1設定距離Dc3以下であるか否かが判定される。距離センサ1cは、カウンタウェイト6cの右側後端部に固設されているため、ここでは、カウンタウェイト6cの後方における右方の空間的余裕が判断される。ここで、D3≦Dc3である場合には、ステップA80へ進んで後方右フラグFC1がFC1=1に設定され、ステップA90へ進む。一方、D3>Dc3である場合には、そのままステップA90へ進む。
ステップA90では、距離センサ1dで検出された距離D4が距離センサ1dの第1設定距離Dc4以下であるか否かが判定される。距離センサ1dは、カウンタウェイト6cの後端部における幅方向中央に固設されているため、ここでは、カウンタウェイト6cの直後方の空間的余裕が判断される。ここで、D4≦Dc4である場合には、ステップA100へ進んで後方右フラグFC2がFC2=1に設定され、ステップA110へ進む。一方、D4>Dc4である場合には、そのままステップA110へ進む。
ステップA110では、距離センサ1eで検出された距離D5が距離センサ1eの第1設定距離Dc5以下であるか否かが判定される。距離センサ1eは、カウンタウェイト6cの後端部における左方に固設されているため、ここでは、カウンタウェイト6cの直後方の空間的余裕が判断される。ここで、D5≦Dc5である場合には、ステップA120へ進んで後方右フラグFC3がFC3=1に設定され、ステップA130へ進む。一方、D5>Dc5である場合には、そのままステップA130へ進む。
ステップA130では、ブームフラグFB,アームフラグFA,後部右フラグFC1,後部中央フラグFC2及び後部左フラグFC3の全てのフラグが0であるか否かが判定される。ここで、全てのフラグが0である場合、遠隔操作に注意を要する程度に油圧ショベル10の周囲に障害物が近接していないと見なされ、そのままこのフローを終了する。一方、このステップでの条件が成立しない場合、次のステップA140へ進む。
ステップA140では、ブームフラグFB,アームフラグFA,後部右フラグFC1,後部中央フラグFC2及び後部左フラグFC3のうち、二つ以上のフラグが1であるか否かが判定される。ここで、二つ以上のフラグが1であると判定された場合には、ステップA150へ進む、一つのフラグのみが1である場合にはステップA160へ進む。
ステップA150では、距離D1〜D5のうちフラグを1とする条件に該当する距離を検出した距離センサに対応する撮像カメラで撮影されている画像が、距離の小さい順に所定の時間間隔で選択され、画像選択器13へ出力される。そして続くステップA170では、画像選択器13において画像データが第1送信機14へ出力される。
例えば、ブームフラグFB,アームフラグFA及び後部右フラグFC1が1であり、D1=80cm,D2=60cm,D3=70cmである場合には、撮像カメラ2bで撮影された画像,撮像カメラ2cで撮影された画像,撮像カメラ2aで撮影された画像の順に、所定の時間間隔で画像が選択され、画像データが第1送信機14へ出力されることになる。
一方、ステップA160では、フラグを1とする条件に該当する距離を検出した距離センサに対応する撮像カメラで撮影されている画像のみが画像選択器13へ出力され、続くステップA170でその画像データが第1送信機14へ出力される。
〔2.CG画像化フロー〕
続いて、図4を用いて基地局の画像化演算処理器23で実施される制御フローを説明する。
ステップB10では、画像化演算処理器23において、各距離センサ1a〜1eで検出された距離D1〜D5及び各角度センサ4a〜4cで検出された角度θ1〜θ3が読み込まれる。続いてステップB20では、各距離センサ1a〜1eにおける第2設定距離Ddが読み込まれる。ここでは、全ての距離センサ1a〜1eについて、第2設定距離Dd=50cmが読み込まれる。なお、例えば距離センサD1〜D5毎に異なる第2設定距離Ddを設定してもよいし、このような第2設定距離Ddの設定内容をオペレータが選択,変更できるように構成してもよい。
続くステップB30では、距離センサ1aで検出された距離D1が距離センサ1aの第2設定距離Dd1以下であるか否かが判定される。つまりこのステップでは、距離センサ1aの検知範囲側における障害物の近接度が高い(すなわち、遠隔操作に注意を要する距離に障害物が存在する)かどうかが判定される。第2設定距離Ddは第1設定距離Dcよりも小さい値に設定されているため、このステップでの判定条件は、前述のフローチャートにおけるステップA30での判定条件よりも厳しい条件であり、この判定条件が成立した場合にはブーム5aがその上方に存在する障害物と接触のおそれのある距離に位置することになる。
ここで、D1≦Dd1である場合には、ステップB40へ進んでブームフラグFBがFB=2に設定され、ステップB50へ進む。一方、D1>Dd1である場合には、そのままステップB50へ進む。
ステップB50では、距離センサ1bで検出された距離D2が距離センサ1bの第2設定距離Dd2以下であるか否かが判定される。距離センサ1bは、アーム5bの先端部近傍の外側へ向けて固設されているため、ここでは、アーム5bの外側における障害物の近接度が判断されることになる。ここで、D2≦Dd2である場合には、ステップB60へ進んでアームフラグFAがFA=2に設定され、ステップB70へ進む。一方、D2>Dd2である場合には、そのままステップB70へ進む。
ステップB70では、距離センサ1cで検出された距離D3が距離センサ1cの第2設定距離Dd3以下であるか否かが判定される。距離センサ1cは、カウンタウェイト6cの右側後端部に固設されているため、ここでは、カウンタウェイト6cの後方における障害物の近接度が判断される。ここで、D3≦Dd3である場合には、ステップB80へ進んで後方右フラグFC1がFC1=2に設定され、ステップB90へ進む。一方、D3>Dd3である場合には、そのままステップB90へ進む。
ステップB90では、距離センサ1dで検出された距離D4が距離センサ1dの第2設定距離Dd4以下であるか否かが判定される。距離センサ1dは、カウンタウェイト6cの後端部における幅方向中央に固設されているため、ここでは、カウンタウェイト6cの直後方における障害物の近接度が判断される。ここで、D4≦Dd4である場合には、ステップA100へ進んで後方右フラグFC2がFC2=2に設定され、ステップB110へ進む。一方、D4>Dd4である場合には、そのままステップB110へ進む。
ステップB110では、距離センサ1eで検出された距離D5が距離センサ1eの第2設定距離Dd5以下であるか否かが判定される。距離センサ1eは、カウンタウェイト6cの後端部における左方に固設されているため、ここでは、カウンタウェイト6cの直後方における障害物の近接度が判断される。ここで、D5≦Dd5である場合には、ステップB120へ進んで後方右フラグFC3がFC3=2に設定され、ステップB130へ進む。一方、D5>Dd5である場合には、そのままステップB130へ進む。
ステップB130では、ステップB10で読み込まれた角度θ1〜θ3に基づいて、油圧ショベル10の作業姿勢が演算される。つまりここでは、油圧ショベル10の上部旋回体6に対して、ブーム5a,アーム5b及びバケット5cのそれぞれがどのような位置関係にあるかが算出され、油圧ショベル10全体の姿勢を示す画像データが作成される。なお、ここで作成される画像データは、二次元的に油圧ショベル10の姿勢を表現したものであってもよいし、立体的に表現したものであってもよい。
そして続くステップB140では、ステップB130で作成された画像データに基づいて、仮想的な油圧ショベル10の姿勢がCGモニタ26へ出力されるとともに、ブームフラグFB,アームフラグFA,後部右フラグFC1,後部中央フラグFC2及び後部左フラグFC3の各フラグの値に基づいて、障害物の近接度が同モニタ26上に重ね合わされて表示される。なお、値が2であるフラグが存在する場合には、画像化演算処理器23によって警報器25が制御され、警報が発せられる。
図5にCGモニタ26での表示例を示す。ここでは、油圧ショベル10の周囲に障害物が検出された各距離センサ1a〜1eについて、その検出範囲に着色が施された画像データが例示されている。例えば、ブームフラグFB,後部右フラグFC1及び後部中央フラグFC2がそれぞれFB=FC1=FC2=0であり、後部左フラグFC3がFC3=1,アームフラグFAがFA=2の場合、アーム5bの距離センサ1bの検出範囲が赤色、カウンタウェイト6bの後端部左方の距離センサ1eの検出範囲が黄色、その他の距離センサ1a,1c及び1dの検出範囲が緑色に着色される。またここでは、角度センサ4a〜3cの検出結果に応じた姿勢で、油圧ショベルが描かれる。
[効果]
上記のような制御により、本遠隔操縦作業機の制御装置によれば以下のような効果が得られる。
まず、油圧ショベル10の制御ユニット11では、演算処理器12において油圧ショベル10の周囲に存在する障害物の有無だけでなく、その近接度が判断される。さらに、画像選択器13において、その近接度に基づいて、複数のカメラ画像の中から「注意を要する距離」にある障害物を捉えた画像が選択される。
つまり、障害物を撮像する複数のカメラ画像の中から、その障害物の距離に基づいて画像が選択されるため、オペレータは油圧ショベル10の機体に対する近接度の高い障害物を視認することができ、作業機周囲の状況を容易に把握することができる。なお、障害物の回避操作も容易であるとともに、例えば作業現場の粉塵等によって距離センサ1a〜1eに誤検出が生じた場合であっても、カメラ画像によって即座に確認することができる。
また、近接度の高い順に、障害物の像を捉えた画像データが無線送信されるため、油圧ショベル10に近い障害物から順番に視認することができる。したがって、オペレータにとって油圧ショベル10の周囲の状況把握がより容易となる。
なお、各距離センサ1a〜1eのうち、一カ所の距離センサのみで障害物が検出された場合には、その障害物の像を捉えた画像データが無線送信されるため、オペレータは的確に作業機周囲の状況を把握することができる。
また、撮像カメラで得られた画像データの無線送信に関して、撮像カメラから得られる全ての画像データが送信されるのではなく、所望の画像データのみが送信される。すなわち、一カ所の距離センサで障害物が検出された場合には、これに対応する撮像カメラの画像データが、また、複数の距離センサで障害物が検出された場合には、それらに対応する撮像カメラの画像データが所定間隔で順番に一つずつ、第1送信機14から送信される。
つまり、多数のカメラ画像を同時に無線で送受信することがなく、電波帯域を節約することができる。また、カメラ画像の送受信に係る送信機や受信機の数を減少させることができる。少なくとも、送信機及び受信機が一つずつあればよい。
また、本実施形態は、作業装置5のブーム5a,アーム5b及びバケット5cのそれぞれの回動角度を検出する角度センサ4a〜4cを備え、これらの角度センサ4a〜4cを用いて油圧ショベル10の姿勢を演算して、CGモニタ26へ出力するようになっている。
したがって、オペレータは、油圧ショベル10の周囲の状況だけでなく、油圧ショベル10本体の状態をも客観的に把握することができる。また、構成が簡素であり、コストを低減させることができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、各距離センサ1a〜1eで検出された障害物までの距離D1〜D5に基づいて、第1設定距離Dcや第2設定距離Ddとの比較により3種類の近接度が判断されているが、近接度の判断手法はこれに限定されない。距離D1〜D5が大きいほど近接度が低く、距離D1〜D5が小さいほど近接度が高いものであるが、例えば、どの程度の距離よりも小さい場合に「接触のおそれのある距離」と判断するかは、その対象となる作業機のサイズや作業現場の状況等に応じて変更することができる。
また、上述の実施形態では、障害物の近接度を3種類の色分けでCGモニタ26上に表示しているが、障害物までの距離や障害物の位置(油圧ショベル10に対する相対位置)をCGモニタ26上に表示させてもよい。このような構成にすれば、オペレータはより容易に油圧ショベル10の周囲の状況を把握することができる。
なお、上述の実施形態では、本発明に係る遠隔操縦作業機の制御装置を油圧ショベル10に適用したものを説明したが、これ以外の車両に適用することも考えられる。遠隔操縦が可能な作業機であれば、例えばブルドーザやホイールローダ等の作業機械全般に広く適用可能である。
また、上述の実施形態では、距離センサ1a〜1eが、ブーム5aの先端部近傍,アーム5bの先端部近傍及びカウンタウェイト6cの後端部のそれぞれの位置に固設されているが、距離センサの固設位置はこれに限定されない。油圧ショベル10の周囲の障害物を把握する上では、少なくとも、ブーム5a,アーム5b及び上部旋回体6のうちの何れかの位置を含んで複数個設けられていればよいし、あるいは、より詳細な障害物の位置を把握するために、バケット5cや下部走行体7に距離センサを増設することも一案である。
本発明の一実施形態に係る遠隔操縦作業機の制御装置を備えた作業機の全体構成を示す模式図であって、(a)はその側面図、(b)はその上面図である。 本制御装置の全体構成を示す制御ブロック図である。 本制御装置の第1表示装置に表示される画像選択に係る制御内容を説明するためのフローチャートである。 本制御装置の第2表示装置に表示される画像に係る制御内容を示すフローチャートである。 本制御装置の第2表示装置に表示される画像の一例である。
符号の説明
1a〜1e 距離センサ
2a〜2d 撮像カメラ
3 作業用カメラ
4a〜4c 角度センサ(姿勢検出センサ)
5 作業装置
5a ブーム
5b アーム
5c バケット
6 上部旋回体
6a キャブ
6b エンジンルーム
6c カウンタウェイト
7 下部走行体
10 油圧ショベル
11 制御ユニット
12 演算処理器
13 画像選択器
14 第1送信機(送信機)
15 第2送信機
21 第1受信機(受信機)
22 第2受信機
23 画像演算処理器
24 テレビモニタ(第1表示装置)
25 警報器
26 CGモニタ(第2表示装置)

Claims (5)

  1. 上部旋回体に設けられた作業装置としてのブーム及びアームと、無線信号を用いて該作業装置を遠隔操縦するための無線操縦装置と、を有する遠隔操縦作業機の制御装置であって、
    該ブーム,該アーム及び該上部旋回体のうち少なくとも一つの位置を含む複数の位置に固設され、該遠隔操縦作業機の機体から周囲の障害物までの距離を検出する複数の距離センサと、
    該複数の距離センサの各々に近接して該遠隔操縦作業機に固設され、該複数の距離センサの各々が検出する該障害物の方向を撮像する複数の撮像カメラと、
    該距離センサで検出された該障害物の距離に基づいて、該複数の撮像カメラで撮像された複数の画像の中から所望の画像を選択する画像選択器と、
    該画像選択器で選択された画像を表示する第1表示装置と
    を備えたことを特徴とする、遠隔操縦作業機の制御装置。
  2. 該画像選択器が、該距離センサで検出された該障害物までの距離の小さい順に、該障害物の方向が撮像された画像を該所望の画像として選択する第1選択手段を有し、
    該第1表示装置が、該第1選択手段で選択された該所望の画像を順に表示する
    ことを特徴とする、請求項1記載の遠隔操縦作業機の制御装置。
  3. 該画像選択器が、該距離センサで検出された該障害物のうち、該遠隔操縦作業機に対する距離の最も小さい障害物の方向の画像を該所望の画像として選択する第2選択手段を有し、
    該第1表示装置が、該第2選択手段で選択された該所望の画像を表示する
    ことを特徴とする、請求項1記載の遠隔操縦作業機の制御装置。
  4. 該画像選択器で選択された画像のデータを無線で送信する送信機と、
    該送信機から送信された該データを受信する受信機と、をさらに備え、
    該第1表示装置が、該受信機で受信された該データに基づいて該画像を表示する
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の遠隔操縦作業機の制御装置。
  5. 該遠隔操縦作業機の姿勢を検出する姿勢検出センサと、
    該複数の距離センサで検出された該距離及び該姿勢検出センサで検出された該姿勢を画像化する画像化演算処理器と、
    該画像化演算処理器で画像化された該距離及び該姿勢を表示する第2表示装置と、をさらに備えた
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の遠隔操縦作業機の制御装置。
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