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JP2008144375A - 壁面冷却システムおよび建物冷却システム - Google Patents

壁面冷却システムおよび建物冷却システム Download PDF

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JP2008144375A
JP2008144375A JP2006329715A JP2006329715A JP2008144375A JP 2008144375 A JP2008144375 A JP 2008144375A JP 2006329715 A JP2006329715 A JP 2006329715A JP 2006329715 A JP2006329715 A JP 2006329715A JP 2008144375 A JP2008144375 A JP 2008144375A
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building
rainwater
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JP2006329715A
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Tetsuya Fujishiro
鉄也 藤城
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FUJISHIRO JIMUSHO KK
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FUJISHIRO JIMUSHO KK
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Abstract

【課題】建物屋上に備え付けられているタンクを利用して水の循環サイクルを構築し、ヒートアイランド現象・地球温暖化を食い止める。
【解決手段】壁面を有する建物の上部に置かれ雨水を貯留する第1の雨水貯留槽410と、第1の雨水貯留槽410より低い位置に置かれ雨水を貯留する第2の雨水貯留槽507と、第2の雨水貯留槽507に貯留された雨水を第1の雨水貯留槽410に移動させる圧送ポンプ103及び雨水揚水管とを備え、第1の雨水貯留槽410に貯留された雨水を、建物の上部周縁部に放出する放出手段により、流量制御手段により制御しながら、建物の壁面に雨水(液体)の膜を形成することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、打ち水効果を利用した建物の壁面冷却システムおよび建物冷却システムに関する。
近年、東京都を中心とした地域が都心化に進むにつれ、建物が密集し、路面がアスファルトで覆われていることから、降り注いだ雨水の行き場所が確保出来ずにいる。また、ヒートアイランド現象が起因となる異常気象、「局部集中豪雨」の発生率も毎年多くなっている。現在、下水道終末処理施設では、こうした事態により下水処理量が許容を上回る傾向にあり、度重なる集中豪雨時には、機能停止に追い込まれている。そこで各自治体では条例で「雨水流出抑制」を制定し、主に新規開発地において、敷地面積に比例した雨水を抑制させる義務付けを行っている。抑制させる方法は2種類ある。
第1の抑制方法は、「敷地の廻りに雨水浸透施設を設けること」である。第2の抑制方法は、「雨水貯留槽を設けること」である。これら2つの抑制方法により、敷地から発生する雨水を同敷地内で一時的に抑制し、下水道終末処理施設の下水処理量をコントロールしていく(http://www.gesui.metro.tokyo.jp/kanko/kankou/gyoumu/usuishintou.pdf)。
しかしながら、こうした条例を推進するためには、少なからず相当の設備を設けなければならず、ひいては施主に負担を強いることになる。また、既に建築された建物には原則適用されないので、推進といっても遅々として進んでいないのが現状である。
ところで、国内外を問わず、都市部には屋上にFRP(Fiber ReinforcedPlastics:繊維強化プラスチック)製タンクが備え付けられている建物(ビルやマンションなど)が無数に存在する。FRPは、軽くて強く、耐薬品性、耐食性、断熱性が高いので、建物の居住者の飲料水や生活用水を貯水するために使用されてきた。
近年、設備の刷新に伴い、このタンク自体が不要になるケースが増えている。前述したFRPの特性は、廃棄処分が困難であることを裏付ける。事実、タンクの撤去には、高額な経費がかかるため、手付かで放置することがほとんどである。また、タンクを撤去する場合でも、タンク自体がかなり大きく、頑丈に構成されているので、廃棄処分の場所や方法に限界がある。
図1は、従来の直圧給水方式を使用する典型的な建物を示す側面図である。直圧給水方式が適用された建物100は、圧送ポンプ103、受水槽104、揚水管105、高架水槽106を使用する。
この給水方式では、地中に埋設された水道本管101から公設水道メーター102を介して受水槽104に配管されている。受水槽104は、FRPで形成され、水道本管101の水圧だけでは水を十分に供給できない集合住宅の為に使用される。受水槽104には、圧送ポンプ103を介して揚水管105が連結されている。揚水管105は、錆びにくく、外観が良い材質(例えば、鋼管、ビニル管)で形成され、建物100の屋上部に設置された高架水槽106に連結されている。圧送ポンプ103は、受水槽104に蓄えられた水を高架水槽106まで圧送する。圧送された水は、高架水槽106に蓄えられ、自然流下により、建物内の各階の各所帯に供給される。
図2は、直圧給水方式を残したまま増圧給水方式を使用する建物を示す側面図である。
図1に示す直圧給水方式との違いは、直結加圧型ポンプユニット(加圧ポンプ208)を設置している点である。加圧ポンプ208により、水道本管101から送られる水を中高層建物の各階へ直接供給することができる。増圧給水方式では、水道本管101から建物内の各階の各所帯に直接給水されるので、衛生的であり、受水槽104や高架水槽106が不要になる。
増圧給水方式が普及した今日、不要となった受水槽104と高架水槽106の処理が社会的な問題になっている。なぜなら、撤去するには膨大な撤去費用がかかり、また、撤去された頑丈なタンクの廃棄処分が難しいからである。また、撤去せずに、そのまま、放置する場合、建物の外観を損ねるだけでなく、建物の耐震強度を損なうことになる。また、放置された頑丈なタンクは、汚染の原因になるので、メンテナンスが必要になる。
ところで、「夏は暑いのがあたり前!」であるが、近年の都市部における夏の暑さと集中豪雨は、異常な様相を呈している。特に東京における年平均気温は、過去100年で3.0℃の上昇がみられ、他の大都市の平均上昇気温2.4℃、中小規模の都市の平均上昇気温1℃に比べても大きな上昇となっている。この気温上昇の原因には、地球温暖化だけでなく、ヒートアイランド現象があり、ますます都市温暖化の傾向が顕著になりつつある。
地球温暖化
18世紀後半あたりから、産業活動が活発になり、石炭や石油などを大量に消費するようになった。大気中の二酸化炭素の量は、200年前と比べ約30%増加し、二酸化炭素・メタン・フロン類などの温室効果ガスが大量に排出され、大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えた結果、気温が上昇し始めている。
このまま人類の活動が同じように推移すると、21世紀末には二酸化炭素濃度は現在の2倍以上となり、地球の平均気温は今より1.4〜5.8℃上昇するといった予測もされている。かつてない猛暑だと言われた1998年でも、平均気温は例年の約1℃だけ高かっただけである。このように、わずかな気温の上昇によっても、死活問題にもなりうる影響が現れてくる。
温暖化が進むと人間の体感温度が上がるという問題だけでなく、食糧問題、自然災害、経済問題など様々な問題が起こることになる。
ヒートアイランド現象
ヒートアイランド現象は、工場や車から吐き出される排気ガスだけでなく、オフィスビル・住宅等からの影響が一因と考えられる。つまり、夏日にエアコンをフル稼働させ、室内温度を下げようとすることで、室外機が熱風を吐き出し気温が上昇する。これをどこかで断ち切らなければ、永久にヒートアイランド現象の根源は、消えないということになる。
また、アスファルトは昼間の太陽の熱射で深層まで高温となり、夜間に蓄積された熱が放出される。樹木は大量の水を空気中に吐き出し、緑地面積が小さくなると植物や地表からの水分の蒸発量減少し、蒸発潜熱が減少する。さらに、人口の集中により各種のエネルギーの使用量が増え、排熱量が増加している。また更に、高層建物などの壁面で多重反射するため、都市の構造物が加熱され易くなる。
様々な取り組み
これらの問題に対処するため、深刻なヒートアイランド現象や地球温暖化を受け、全国で、世界で、様々な取り組みが行われている。例えば、ネクタイを外し、上着を身に着けないことで、エアコンの設定温度を28℃に固定する取り組み、体感温度をコントロールし、室内温度を一定化し、外気の上昇やエネルギー消費が下降するようにする取り組みがある。
そこで、本発明は、現在、多くの建物(ビル・マンション)の屋上部分に備え付けられている(新設も含む)タンクを有効利用し、水との循環サイクルを構築し、ヒートアイランド現象・地球温暖化を食い止めることを目的とする。
本発明の第1の実施態様は、壁面を有する建物の上部に置かれ液体を貯留する第1貯留手段と、第1貯留手段より低い位置に置かれ液体を貯留する第2貯留手段と、第2貯留手段に貯留された液体を第1貯留手段に移動させる液体移動手段と、を備えた壁面冷却システムであって、第1貯留手段に貯留された液体を建物の上部周縁部に放出する放出手段と、放出手段により放出される液体の流量を制御する流量制御手段と、液体移動手段および/または放出量制御手段を制御するシステム制御手段と、を更に備え、建物の壁面に液体の膜を形成することを特徴とする。

第1貯留手段は、液体(雨水、水道水、井戸水など)を貯める機能を有する。例えば、既設高架水槽、FRPタンクは、第1貯留手段として使用可能である。
第2貯留手段も同様に、液体を貯める機能を有する。例えば、受水槽、FRPタンクは、第2貯留手段として使用可能である。
液体移動手段は、圧力をかけて液体を高所に送る機能を有する。例えば、既設圧送ポンプ、多段渦巻ポンプは、液体移動手段として使用可能である。
放出手段は、第1貯留手段から液体を建物の上部周縁部に放出する機能を有する。例えば、管、バルブは、放出手段として使用可能である。
流量制御手段は、放出される液体の流量を制御する機能を有する。例えば、電磁弁は、流量制御手段として使用可能である。
システム制御手段は、第1貯留手段、第2貯留手段、液体移動手段、放出手段、流量制御手段を用いて、いわゆる「打ち水」の原理を建物に適用する機能を有する。例えば、CPU、タイマー、信号の入出力装置を備えた制御盤は、システム制御手段として使用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムのシステム制御手段は、流量制御手段が制御する流出開始時刻や停止時刻を設定可能とすることができる。この場合、システム制御手段は、設定された開始時刻、停止時刻に流量制御手段を制御する。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムは、外気温測定手段を更に備えてもよい。この場合、システム制御手段は、外気温測定手段が測定した外気温に基づく制御が可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムは、第1貯留手段内の液体のレベルを検知する為に第1検知手段、第2検知手段を更に備えてもよい。この場合、システム制御手段は、第1検知手段及び第2検知手段により検知された液体レベルに基づく制御が可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムは、第1貯留手段により貯留される液体の温度を測定する液温検知手段を更に備えてもよい。この場合、システム制御手段は、測定された液温に基づく制御が可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムの放出手段は、有孔管とシャワーヘッドを含んで構成されてもよい。この場合、放出手段による均一かつ一様な液体放出が可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムの放出手段は、有孔管、補助管、スプレーガンを含んで構成されてもよい。この場合、放出手段により、建物の凹部、非平坦部に局所的放出が可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムは、分岐手段と異物除去手段を更に備えてもよい。この場合、壁面を冷却する為に利用可能な雨水等の排水を有効に確保することができる。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムは、第2貯留手段内に液体レベルを検知する為に第3検知手段及び第4検知手段を更に備えてもよい。この場合、システム制御手段は、第3検知手段及び第4検知手段により検知された液体レベルに基づく制御が可能である。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムは、第2貯留手段に液体を補給する補給手段を更に備えてもよい。この場合、システム制御手段は、第2貯留手段内の液体のレベルを上昇させることが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムは、第2貯留手段の底部に蓄積する異物を排除する為に異物排除手段を更に備えてもよい。これにより、良質な液体だけが第1貯留手段に移動される。
本発明の第1の実施形態に係る壁面冷却システムは、第2貯留手段内の液体を排出する為に排出手段を更に備えてもよい。これにより、必要に応じて第2貯留手段の内部を空にすることができる。
本発明の第2の実施態様は、上部から液体を下方に排出する排出口を備えた建物を冷却するシステムであって、建物の上部より高い位置に置かれ液体を貯留する第1貯留手段と、第1貯留手段より下方に置かれ、排出口を含む平面で底面を形成し、底面上に液体を貯留する第2貯留手段と、排出口に設置され、液体の排出位置を高くする液位上昇手段と、第1貯留手段に貯留された液体を第2貯留手段に向けて流出する流出手段と、流出手段により流出される液体の流量を制御する第1流量制御手段と、第1流量制御手段を制御するシステム制御手段と、を更に備え、システム制御手段は、第1流量制御手段を制御することにより、第2貯留手段の底面に液体の膜を形成することを特徴する。
第1貯留手段は、液体(雨水、水道水、井戸水など)を貯める機能を有する。例えば、既設高架水槽、FRPタンクは、第1貯留手段として使用可能である。
第2貯留手段も同様に、液体を貯める機能を有する。第1実施形態の第2貯留手段と異なり、平坦な底面を有する入れ物であることが望ましい。
液位上昇手段は、排出位置を第2貯留手段の底面より上昇させる機能を有する。例えば、排出口の廻りに密着したつばは、液位上昇手段として使用可能である。つばの厚さが数cmであれば、数cmだけ排出口は上昇する。第2貯留手段は、この上昇分だけ液体を蓄えることができる。
流出手段は、第1貯留手段から液体を第2貯留手段に向けて流出する機能を有する。例えば、管、バルブは、流出手段として使用可能である。
第1流量制御手段は、流出される液体の流量を制御する機能を有する。例えば、電磁弁は、第1流量制御手段として使用可能である。
システム制御手段は、第1貯留手段、第2貯留手段、液位上昇手段、流出手段、第1流量制御手段を用いて、いわゆる「屋上のプール化」を図る。例えば、CPU、タイマー、信号の入出力装置を備えた制御盤は、システム制御手段として使用可能である。
本発明の第2の実施形態に係る建物冷却システムのシステム制御手段は、第1流量制御手段が制御する開始時刻と停止時刻を設定可能にしてもよい。この場合、システム制御手段は、設定された開始時刻、停止時刻に流量制御手段を制御することができる。
本発明の第2の実施形態に係る建物冷却システムは、第2貯留手段内に液体が満たされているかを検知する為に検知手段を更に備えてもよい。この場合、システム制御手段は、液体が満たされていないとき、液体移動手段や流量制御手段を制御することができる。
本発明の第2の実施形態に係る建物冷却システムは、排出口から排出される液体の流量を制御する第2流量制御手段を更に備えてもよい。この場合、システム制御手段は、第2流量制御手段の作動開始及び終了時刻を制御する。
本発明の第2の実施形態に係る建物冷却システムの流出手段は、有孔管、補助管、シャワーヘッドを含んで構成されてもよい。この場合、室外機の特定部位に対し、流出手段による均一かつ一様な液体放出が可能になる。
本発明の第2の実施形態に係る建物冷却システムは、流出手段に接続された第3流量制御手段を更に備えてもよい。この場合、システム制御手段は、流出手段の時間的制御が可能になる。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態に係る壁面冷却システムおよび建物冷却システムを説明する。説明にあたり、同一要素には同一符号を使用し、重複する説明は省略する。
したがって、図1〜図9に示された実施形態に係る発明の説明において、いずれかの図の参照符号に基づく説明事項は、他の図において共通する符号がある限り、その図に示された実施形態に適用可能である。
本発明によると、建物や、その壁面を効率よく冷却することができる。そのため、ヒートアイランド現象の原因と考えられる夜間の蓄積熱の放出量を減少させることができ、建物自体の加熱を抑えることができる。また、打ち水効果を利用して建物や壁面を冷却するため、僅かなエネルギーで建物や壁面を冷却することができる。
ここで、打ち水効果とは、水をまくことによって奪われる気化熱が気温を下げるという現象である。独立法人土木研究所の試算によると、例えば東京都内で散水可能な場所に1平方メートルにつき1リットルずつ水が撒かれたならば、気温は全体で2℃下がると言われている。本発明を普及させることにより、地球温暖化の原因となる温室効果ガス(CO等)の削減に多大な貢献をすることが可能である。
さらに、建物に高架水槽や受水槽が既に設置されている場合、これらを撤去する費用や廃棄物処理の問題を引き起こすことなく、これらの設備を有効に利用することができる。
よって、本発明は、水との循環サイクルの構築が可能であるので、ヒートアイランド現象・地球温暖化を食い止めるモデルになる。
〔第1実施形態:壁面打ち水システム〕
図3は、本発明の第1実施形態に係る壁面打ち水システムの概要を示す側面図、図4は、その壁面打ち水システムに使用可能な第1の雨水貯留槽の一実施例を示す図、図5は、その壁面打ち水システムに使用可能な第2の雨水貯留槽の一実施例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る壁面打ち水システムは、
壁面を有する建物309の上部に置かれ雨水(液体)を貯留する第1の雨水貯留槽410(第1貯留手段)と、第1の雨水貯留槽410(第1貯留手段)より低い位置に置かれ雨水(液体)を貯留する第2の雨水貯留槽507(第2貯留手段)と、第2の雨水貯留槽507(第2貯留手段)に貯留された雨水(液体)を第1の雨水貯留槽410(第1貯留手段)に移動させる雨水ポンプ518および雨水揚水管401(液体移動手段)と、を備えた壁面冷却システムであって、
第1の雨水貯留槽410(第1貯留手段)に貯留された雨水(液体)を建物の上部周縁部に放出する流出本管418及び放水用ヘッダー424及びシャワーヘッド425(放出手段)と、
流出本管418及び放水用ヘッダー424及びシャワーヘッド425(放出手段)により放出される雨水(液体)の流量を制御するゲートバルブ419および電磁弁420(流量制御手段)と、
雨水ポンプ518(液体移動手段の一部)と電磁弁420(流量制御手段の一部)を制御する制御盤801(システム制御手段)と、
を更に備え、
制御盤801(システム制御手段)は、雨水ポンプ518(液体移動手段の一部)および/または電磁弁420(流量制御手段の一部)を制御することにより、建物の壁面に雨水(液体)の膜を形成することを特徴とする。

第1の雨水貯留槽(高架水槽)廻り:400

雨水揚水管401は、第2の雨水貯留槽507から雨水ポンプ518により送られた雨水を第1の雨水貯留槽410に流入させるための管であり、建物の壁面に沿って、配管されている。雨水揚水管401の材質は、「錆びないもの」「外観が良いもの」であれば鋼管でもビニル管でもよい。建物の屋上付近の雨水揚水管401には、ゲートバルブ403が設置されている。ゲートバルブ403は、通常は「開」の状態にされ、第1の雨水貯留槽410の清掃・メンテナンス時、また、将来、第1の雨水貯留槽410の撤去・移設の時に閉じられる。
ゲートバルブ403の下流側には、ゲートバルブ付き大流入管404と、ゲートバルブ付きボールタップ用流入管405が連結されている。第1の雨水貯留槽410への流入は、大流入管404とボールタップ用流入管405により行われる。大流入管404は、通常、φ40〜φ100くらいの口径が妥当である。この口径は、第1の雨水貯留槽410が一時間以内に満水出来る流量を目安に算出可能である。大流入管404のゲートバルブは、緊急停止用のため、通常は「開」の状態である。
ボールタップ用流入管405は、第1の雨水貯留槽410への流入機能だけでなく、第1の雨水貯留槽410が満水時、ボールタップ408のボール部分が水平になることによって、流入を停止させる機能を持つ。ボールタップ用流入管405が大口径であると、停止時にウォーターハンマ(水撃)現象が起こるため、小口径のボールタップ用流入管が必要となる。そのため、ボールタップ用流入管405の口径はφ20が妥当である。ボールタップ用流入管405のゲートバルブは、通常は「開」の状態であり、メンスナンスのときに閉じられる。
ボールタップ用流入管405の更なる下流側には、エア抜き弁407とエア抜き弁メンテナンス用ゲートバルブ406が設置されている。エア抜き弁メンテタンス用ゲートバルブ406は、常時開になっており、主にエア抜き弁407の交換時に「閉」にされる。エア抜き弁407は、雨水揚水管401の中に溜まるエアに起因した爆発現象を防止する。
既設高架水槽から雨水貯水槽に転用して第1の雨水貯留槽410を構成することが可能である。高架水槽は、本来、上水を貯水する目的で存在していたものだが、増圧ポンプへと給水方式が変わる過程で不要となる。これを撤去するとなると、莫大な撤去解体費がかかるため、たいていは、機能停止のまま放置してしまうことが多い。また、材質がFRP(FRP:Fiber Reinforced Plastics の略)のため、撤去処分するも、その処分方法は、産廃業者に委託して、埋め立てされてしまう。また、他の建物で再利用する方法もあるが、我が国では、飲用に関わる製品には新品を好む傾向があり、清掃をして再利用したというケースは皆無である。そこで、今回の発明では、処分しようにも出来ないこの高架水槽に雨水を貯留させ、別の機能として復活させることができるので、リサイクル、環境保存に有意義である。
なお、既設高架水槽を第1の雨水貯留槽410として再利用する場合には、第1の雨水貯留槽410に「雨水貯留槽」のシール409を貼付する。この場合、第1の雨水貯留槽410は、もともと、上水(飲用可能)を一時貯水するものだったため、雨水(飲用不可)に切り替わった事情を知らない者たちに注意を促す為である。
第1の雨水貯留槽410の上部には、オーバーフロー管411が連結されている。オーバーフロー管411は、本発明に係る壁面冷却システムの故障等により、ボールタップ408で流入を停止出来なかった場合、このオーバーフロー管411で、一時的に排出することができる。排出された雨水は、屋上面に流出し、そのまま屋上の排水口へと流れる。なお、オーバーフロー管411には、ゲートバルブが無く、第1の雨水貯留槽410まで開放されているので、昆虫等の侵入を許してしまう。そこで、排出口にメッシュ状の防虫網427を取り付けられ、高架水槽の安定水質が保たれている。
第1の雨水貯留槽410の上方には、外気温度計412が設置されている。外気温度計412の測定結果は配線423にて制御盤801(図8参照)へと送信される。制御盤801は、外気温によって、壁面冷却システムの作動を停止や再開を設定することができる。
また、第1の雨水貯留槽410の上部には、満水検知手段として電極棒413が鉛直方向に突き出て設置されている。電極棒413は、この棒の最下部が着水しているか否かで第1の雨水貯留槽410の内部が満水状態か否かを識別する。電極棒413による識別結果は配線423にて制御盤801へと送信される。制御盤801は、電極棒413の先端が第1の雨水貯留槽410内で着水している場合は、雨水ポンプ518を停止させ、これ以上の第1の雨水貯留槽410への流入を防ぐ。
また、第1の雨水貯留槽410の内部には、液温検知手段として水温計413が設置されている。水温計413は、第1の雨水貯留槽410内の水温を測定する。水温計413の測定結果は配線423にて制御盤801へと送信される。制御盤801は、水温が異常に高温になっている場合や、逆に0度近くになり凍結の恐れがある場合は、壁面冷却システムの作動を一時停止させる。たいていは、夏場で26℃〜40℃、冬場で5℃〜15℃が作動範囲である。
さらに、第1の雨水貯留槽410の内部には、渇水検知手段として電極棒415が鉛直方向に突き出て配置されている。電極棒415は、この棒の最下部が着水しているか否かで第1の雨水貯留槽410の内部が渇水状態か否かを識別する。電極棒415による識別結果は配線423にて制御盤801へと送信される。制御盤801は、電極棒415の最下部が第1の雨水貯留槽410内で着水していない場合には、雨水ポンプ518を始動させ、第1の雨水貯留槽410が満水になるまで水を補給する。
第1の雨水貯留槽410の最下部には、清掃用水抜き管417が連結されており、水抜き管417には、水抜き弁416が設置されている。水抜き弁416は、定期的な槽内清掃や、異常寒波による凍結の恐れがある場合に開かれ、第1の雨水貯留槽410内の雨水が排出される。そのため、通常は水抜き弁416が「閉」の状態に設定されている。清掃用水抜き管417を使用することにより、定期的な槽内清掃や、異常寒波による凍結の恐れがある場合、第1の雨水貯留槽410内の雨水が排出される。
清掃用水抜き管417の側方には、別のL字状流出本管418が連結されている。流出本管418の水平部分には、2本の流出管603,710が連結されている。流出本管418および2本の流出管603,710は、本発明に係る壁面冷却システムである「壁面打ち水」、「屋上水盤」、「室外機散水」に必要な雨水を流出させるための管である。
高架水槽が設置されていた建物の場合、流出本管418は建物の水道に直結されていた。しかし、増圧ポンプへと給水方式が変わる過程で、流出本管418は不要となっていた。これを3穴ヘッダーに加工すると、既存の流出本管を再利用することができる。流出本管418の口径は、それぞれの必要水量にもよるが、おおよそ、φ30〜φ75くらいが妥当である。
流出本管418には、ゲートバブル419が設置されている。ゲートバルブ419は、「壁面打ち水システム」のメンテナンス時に「閉」にされるが、通常は「開」の状態である。
さらに、流出本管418のゲートバルブ419の下流側には壁面打ち水用電磁弁420が設置されている。
電磁弁420は、配線423を介して制御盤801に電気的に接続され、制御盤801により制御される。
壁面打ち水用電磁弁420は、制御盤801から送られる電気信号によって弁が自動開閉する。例えば、制御盤801にて「開始時刻8:00」、「放水ピッチ一時間おき」、「放水時間5分」と設定されていれば、その設定条件に従って弁が自動で「開」となり、それ以外は「閉」となる。
壁面打ち水用電磁弁420の更に下流側には、放水用ヘッダー424が取り付けられている。放水用ヘッダー424は、壁面打ち水用シャワーヘッド425を取り付けるための有孔管である。パスカルの原理により、理論上どの孔にも均等に水圧がかかるように構成されている。放水用ヘッダー424の材質は、「錆びないもの」、「外観が良いもの」であれば鋼管でもビニル管でもよい。壁面打ち水用シャワーヘッド425の放水部分には、直径0.5mm程度の無数の穴が開いており、そこから壁面へと放水できるようになっている。穴のピッチは第1の雨水貯留槽410からの水圧やその建物の環境によるが、通常は約200mmから300mm間隔にて設置される。
建物によってはバルコニーや出窓が突き出しているところがあり、シャワー放水だと、その面は避けて流れてしまう。その面をカバーするため、必要箇所に適宜、壁面打ち水用スプレーガン426が設置され、霧状に放水されるように構成されている。

第2の雨水貯留槽(受水槽)廻り:500

建物309には、通常、雨樋としてドレインパイプ501が配管されている。ドレインパイプ501は、たいてい、建物の四隅から立下り、屋上、各バルコニー、階段等に雨水排水口が設けられている。このドレインパイプ501を第2の雨水貯留槽507の天井の高さで一本に連結し、一定の勾配で第2の雨水貯留槽507に注ぎ込むことにより雨水を確保することができる。
ドレインパイプ501の先端部には、SUS製のゴミ除去網502が設置されている。ゴミ除去網502は、ドレインパイプ501より第2の雨水貯留槽507へ流入する雨水から、落葉等の比較的に大きなゴミを除去する。
第2の雨水貯留槽507は、元は、上水を貯水する目的で存在していた。しかし、高架水槽と同様、増圧ポンプへと給水方式が変わる過程で不要となる。これを撤去するとなると、莫大な撤去解体費がかかるため、たいていは、機能停止のまま放置してしまうことが多い。また、材質がFRPのため、撤去処分するも、その処分方法は、産廃業者に委託して、埋め立てされてしまう。また、他の建物で再利用する方法もあるが、我が国では、飲用に関わる製品には新品を好む傾向があり、清掃をして再利用したというケースは皆無である。今回の発明では、処分しようにも出来ないこの受水槽を第2の雨水貯留槽として有効に利用することができる。この場合、第2の雨水貯留槽507の表面に「雨水貯留槽」のシール508を貼付することが望ましい。もともと、第2の雨水貯留槽507が上水(飲用可能)を一時貯水するものだったため、雨水(飲用不可)に切り替わった事情を知らない者たちに注意を促すためである。
また、第2の雨水貯留槽507の上部には、満水検知手段として電極棒503が鉛直方向に突き出て設置されている。電極棒503は、この棒の最下部が着水しているか否かで第2の雨水貯留槽507の内部が満水状態か否かを識別する。電極棒503による識別結果は配線423にて制御盤801へと送信される。制御盤801は、電極棒503の先端が第2の雨水貯留槽507内で着水している場合は、渇水時用補給水が自動的に停止し、これ以上の第2の雨水貯留槽507への流入を防ぐ。
さらに、第2の雨水貯留槽507の内部には、渇水検知手段として電極棒504が鉛直方向に突き出て配置されている。電極棒504は、この棒の最下部が着水しているか否かで第2の雨水貯留槽507の内部が渇水状態か否かを識別する。電極棒504による識別結果は配線423にて制御盤801へと送信される。制御盤801は、電極棒504の最下部が第2の雨水貯留槽507内で着水していない場合には、満水になるまで渇水時用補給水が自動的に流入し続ける。
第2の雨水貯留槽507は、その下方に2基の雨水ポンプ518が設置され、雨水ポンプ518を介して雨水揚水管401に連結されている。前述したように、雨水揚水管401は、雨水ポンプ518より送られた雨水を第1の雨水貯留槽408に流入させるための管である。
受水槽には2基の圧送ポンプが設置される場合が多い。これは、1基が故障しても、もう1基で、運転が出来るようにし、断水を少しでも無くすためである。受水槽に圧送ポンプが設置されている場合、圧送ポンプを雨水ポンプ518として利用できる。既設受水槽に通常使用されていた圧送ポンプは、90%以上が「多段渦巻ポンプ」である。「多段渦巻ポンプ」は、羽根車の回転による遠心力によって圧力を得ることが出来る。
近年「増圧ポンプ」の普及で、このポンプも受水槽と共にそのまま放置されていることが多い。また、2基の圧送ポンプを産廃として処分するも、かなりの費用が掛かる。また、他の建物で再利用する方法もあるが、我が国では、飲用に関わる製品には新品を好む傾向があり、清掃をして再利用したというケースは殆ど無い。既設受水槽に圧送ポンプが設置されている場合、この優れた機能を持つ圧送ポンプを雨水ポンプ518として転用し、飲用水ではなく、雨水を揚げることで復活させることができる。
また、第2の雨水貯留槽507には、補給手段として、公営の水道本管に連結された渇水時用補給水栓509と電磁弁510が設置されている。渇水時用補給水栓509は、晴天が続く等、貯留した雨水が枯渇してきた場合、一時的に自治体が管理運営する公営水道を注入することにより、安定的に作動可能である。公営水道の代わりに井戸水でも代用が出来ることはいうまでもない。電磁弁510は、制御盤801から送られる電気信号によって弁が自動開閉する。この電磁弁510は、制御盤801により制御される。具体的には、電磁弁510は、電極棒504の下端部が着水していないと、自動的に注水する為に「開」になり、電極棒503の下端部が着水すると、自動的に停止する為に「閉」になる。これにより、第2の雨水貯留槽507は常に満水状態となり、いつでも使用可能な状態になる。
電磁弁510と公営水道管との間には、ゲートバルブ511が設置されている。ゲートバルブ511は、第2の雨水貯留槽507や電磁弁510のメンテナンス時に使用される。例えば、ゲートバルブ511は、通常「開」の状態であるが、主に電磁弁510の交換時に「閉」にされる。
第2の雨水貯留槽507の上部には、オーバーフロー管512が連結されている。オーバーフロー管512は、本発明に係る壁面冷却システムの故障等により、ボールタップ等で流入を停止出来なかった場合、このオーバーフロー管512で、一時的に排出する。排出された雨水は、格子桝519に流出し、下水道本管520へと流れる。なお、オーバーフロー管512には、ゲートバルブが無く、第2の雨水貯留槽507まで開放されているので、昆虫等の侵入を許してしまう。そこで、排出口にメッシュ状の防虫網517を取り付け、第2の雨水貯留槽507の安定水質が保たれている。
第2の雨水貯留槽507の最上部(天井部)には、水栓用タッピング513が設置されている。水道本管101に連結された渇水時用補給水栓509を第2の雨水貯留槽507に直接連結すると、バキューム現象を起こし、水道本管101に雨水が流入する危険性がある。そのため、吐水空間(水栓が雨水面に着水しないよう一定の空間)を確保しなければならない。タッピング513を設置すると、吐水空間が確保される。この場合、吐水空間の隙間から、ゴミや落葉が侵入する可能性があるので、ここにも「ゴミ除去網」を設置することが望ましい。
前述したように、「ゴミ除去網」を通した雨水は、第2の雨水貯留槽507で貯留されるが、一部、砂塵や埃が残留してしまう。こうした砂塵や埃は、時間と共に重力で水槽底部に蓄積される。そのため、異物排除手段としてSUS製のカサアゲ装置514(図9参照)が設置されている。カサアゲ装置514を設置することにより、底面から一定の距離(例えば10cm)だけ上方の位置から、良質な雨水を雨水ポンプ518に送ることができる。第2の雨水貯留槽507の底部に蓄積された砂塵や埃は、定期的なメンテナンス時に清掃し処分される。
第2の雨水貯留槽507の下方には、排出手段として水抜き弁515が水抜き管516を介して設置されている。水抜き弁515は、定期的な槽内清掃や、異常寒波による凍結の恐れがある場合、第2の雨水貯留槽507内の雨水を排出する。そのため、水抜き弁515は、通常「閉」の状態である。
前述したとおり、故障等により、ボールタップ等で流入を停止出来なかった場合、オーバーフロー管512を通じ、余分な雨水を受ける為に、格子桝519が設置されている。格子桝519に流入した雨水は、下水道本管520へ流される。
近年、下水道終末処理施設では下水処理量が許容を上回る傾向にある。降り注いだ雨水を、ただ下水道本管520にタレ流していい時代は終息を迎える。これからの時代は、自己の敷地で処理(浸透・貯留)していくことを考えなければならない。そのような時代の要請に合致したシステムである。
これらの満水検知用電極棒503,渇水検知用電極棒504,電磁弁510は、配線423を介して制御盤801に電気的に接続され、制御盤801により制御される。
第2実施形態:屋上水盤システム
図6は、本発明の第2実施形態に係る屋上水盤システムの概要を示す側面図、図7は、本発明の第2実施形態に係る室外機散水システムの概要を示す側面図である。
本発明の第2実施形態に係る屋上水盤システムは、
上部から雨水(液体)を下方に排出する排水口(排出口)を備えた建物309を冷却するシステムであって、
建物の上部より高い位置に置かれ雨水(液体)を貯留する第1の雨水貯留槽410(第1貯留手段)と、
第1の雨水貯留槽410(第1貯留手段)より下方に置かれ、排水口(排出口)を含む平面で底面を形成し、底面上に雨水(液体)を貯留する屋上水盤608(第2貯留手段)と、
排水口(排出口)に設置され、雨水(液体)の排出位置を高くするかさあげ装置602(液位上昇手段)と、
第1の雨水貯留槽410(第1貯留手段)に貯留された雨水(液体)を屋上水盤608(第2貯留手段)に向けて流出する流出管603(流出手段)と、
流出管603(流出手段)により流出される雨水(液体)の流量を制御するゲートバルブ604及び水盤用電磁弁605(第1流量制御手段)と、
水盤用電磁弁605(第1流量制御手段の一部)を制御する制御盤801(システム制御手段)と、
を更に備え、
制御盤801(システム制御手段)は、水盤用電磁弁605(第1流量制御手段の一部)を制御することにより、屋上水盤608(第2貯留手段)の底面に雨水(液体)の膜を形成することを特徴する。

屋上水盤

以下、図6を参照して、本発明の第2実施形態に使用可能な屋上水盤の一実施例を説明する。
建物は、上部に第1の雨水貯留槽410が設置され、ドレインパイプ601が配管されている。ドレインパイプ601は、通常、建物の四隅から立下り、屋上、各バルコニー、階段等に雨水排水口が設けられている。図6には、屋上の雨水を除去するために配管された一例を表示している。排水口には、カサアゲ装置602が設置され、排水位置が高くなっている。カサアゲ装置602は、屋上の排水口に設置することで排水位置が数cm上昇し、その上昇分だけ水を張ることができる。屋上に蓄えられた水は、「水盤」を形成する。カサアゲ装置602が無い場合、従来のとおり、屋上に降り注いだ雨水が、なだらかな勾配によって自然流下し、常に乾燥状態になる。今回の発明は、こうした乾燥状態が続く屋上スラブ(床コンクリート)が、夏場の直射日光により蓄熱されるのを、水盤によって蓄熱しづらくする。この屋上水盤システムは、打ち水効果と同様、気化熱を奪い建物を冷やす効果がある。使用する水は、蓄えられた雨水を利用するので、同時に雨水流出抑制に繋がる。
第1の雨水貯留槽410の下部に連結された流出本管418の一部から屋上水盤用流出管603が下方に分岐されている。屋上水盤用流出管603は、「屋上水盤」に必要な雨水を流出させるための管である。いままでは、この管から建物の水道に直結されていたが、増圧ポンプへと給水方式が変わる過程で不要となっていた。
屋上水盤用流出管603には、流量制御手段として、ゲートバルブ604と屋上水盤用電磁弁605が設置されている。ゲートバルブ604は、通常は「開」の状態であるが、「屋上水盤」システムのメンテナンス時に「閉」にされる。屋上水盤用電磁弁605は、制御盤801から送られる電気信号によって弁が自動開閉される。例えば、制御盤801にて「水張り時刻8:00」と設定されていれば、その時刻に弁が自動で「開」になる。
屋上に形成された屋上水盤608には、液位検知手段として、電極棒を内蔵した電極ボックス607が設置されている。電極ボックス607に内蔵されている電極棒(図示せず)が着水しているか否かで水が蓄えられているか否かを識別する。識別結果は配線423にて制御盤801に送信される。電極(図示せず)が着水していない場合は、屋上水盤608が一定の水位になるまで屋上水盤用電磁弁605が作動し続ける。雨天の場合は、その雨水によって水位が上昇し、着水することになるので、その日は作動しない。
屋上水盤608は、前述したように、カサアゲ装置602により形成されるが、例えば、水位が30mmで、屋上の単位面積1m2あたり0.03トンになるように水を蓄えることができる。この程度の水量は、建物に対し、ほとんど悪影響のない比重といえる。また水量にして3リットルになる。東京都の場合、一日中、日光にさらされても、だいたい500デシリットルの蒸発量なので、容易に水盤を切ることはない。また、水位が下がれば、制御盤801が自動的に補給するので、シーズン中は常に安定した冷却効果を得ることができる。
排水口に連結された排水管には、屋上水盤排水用電磁弁609が連結されている。屋上水盤排水用電磁弁609は、制御盤801から送られる電気信号によって弁が自動開閉するように構成されている。屋上水盤排水用電磁弁609は常時(閉)に設定されているが、制御盤801にてあらかじめセットした時間になると(開)になるように制御されている。屋上水盤排水用電磁弁609が開かれると、屋上水盤608の水が排水される。排水された水は既設雨といを通って、再び第2の雨水貯留槽507に入り、循環される(図3参照)。
屋上水盤用電磁弁605、電極ボックス607、屋上水盤用電磁弁609は、配線423を介して制御盤801に電気的に接続され、制御盤801により制御される。

室外機散水

以下、図7を参照して、本発明の第2実施形態に使用可能な室外機散水システムの一実施例を説明する。
第1の雨水貯留槽410の下部に連結されたクランク状流出本管418の水平部分から、室外機散水用流出管710が分岐されている。流出管710には、流量制御手段として、ゲートバルブ707と電磁弁708が設置されている。ゲートバルブ707は、「室外機散水システム」のメンテナンス時に「閉」に設定されるが、通常は「開」の状態である。電磁弁708は、制御盤801から送られる電気信号によって弁が自動開閉する。例えば、制御盤801にて「放水ピッチ毎10分」、「放水時間 5分」と設定されていれば、その時刻に電磁弁708の弁が自動で「開」になる。
流出管710に設置された電磁弁708の下流側には、室外機の設置場所の数に等しい流出支管706が連結されている。図7には、一例として、3台の室外機が表示されているが、室外機の数、設置場所、設置方向は、建物により区々である。本発明の一実施形態に係る室外機散水システムは、配管を利用して散水する為、あらゆる建物に適用可能である。
例えば、流出管710の最上流側に連結された室外機散水用流出支管706は、屋上に設置された室外機702(左側面を図示)に散水する為に使用されている。室外機散水用流出支管706は、「室外機散水システム」に必要な雨水を流出させるための管である。いままでは、流出支管706から建物の水道に直結されていたが、増圧ポンプへと給水方式が変わる過程で不要となっていた。エアコン室外機702は、一般的な建物に設置される一般的なものが一例として図7に示されている。この流出支管706の下流側には、ゲートバルブ705と散水用シャワーヘッド704が取り付けられている。ゲートバルブ705は、「室外機散水システム」のメンテナンス時に「閉」にされるが、通常は「開」の状態である。散水用シャワーヘッド704は、ゲートバルブ705の下流側に設置され、室外機702のアルミフィンに対し散水する機能を有する。そのため、散水用シャワーヘッド704の散水部分には、直径0.5mm程度の無数の穴が開けられている。エアコンは、室外機のフィンによって放熱しているため、フィンに水を散布すると気化(打ち水効果)によって冷却効果が上がり、冷房の効きが急激に良くなる。フィンに散布された水は、5〜10分程度で蒸発するため、少なくとも10分おきに噴霧すると効果的である。
流出管710は、流出支管706の分岐点より更に下流側部分が建物に沿って他の室外機702(正面部を図示)まで配管されている。流出支管706の先端部には、ゲートバルブ703と散水用シャワーヘッド701が取り付けられている。ゲートバルブ703は、「室外機散水システム」のメンテナンス時に「閉」にされるが、通常は「開」の状態である。散水用シャワーヘッド701は、ゲートバルブ703の下流側に設置され、室外機702のアルミフィンに対し散水する機能を有する。
屋上水盤用電磁弁708は、制御盤801に配線423を介して接続され、制御盤801により制御される。
上記実施形態に係る屋上水盤では、電磁弁を流出支管701に設置しているが、流出支管701から分岐される個々の室外機に配管される流出管に設置すれば、個々の室外機を制御盤801により制御することができる。

制御盤

図8は、本発明の第1実施形態および第2実施形態に使用可能な制御盤の一例を示す。制御盤801は、配線423により接続されている。制御盤801は、例えば、主時計802,外気温表示部803,水温表示部804、主電源部805、緊急停止ボタン806、屋上水盤用制御盤部807、屋上水盤システムランプ808、手動水張りボタン809、手動水抜きボタン810、自動・手動切替えスイッチ811、水張りタイマー812、水抜きタイマー813、壁面打ち水制御盤部814、壁面打ち水システムランプ815、手動放水ボタン816、手動停止ボタン817、自動・手動切替えスイッチ818、開始時刻タイマー819、終了時刻タイマー820、放水ピッチ設定部821、放水時間設定部822、室外機散水制御盤部823、室外機散水システムランプ824、手動散水ボタン825、手動停止ボタン826、自動・手動切替えスイッチ827、開始時刻タイマー828、終了時刻タイマー829、散水ピッチ設定部830、放水時間設定:831、高架水槽満水ランプ832、高架水槽渇水ランプ833、ポンプ作動ランプ834、ポンプ始動ボタン835、ポンプ停止ボタン836、受水槽満水ランプ837、受水槽渇水ランプ838、補給水始動ボタン839を含んで構成される。
制御盤801は、各システムから送られる配線423や基盤等を収納する本体であり、例えばプラスチック製である。制御盤801の取付け箇所は、屋内でも屋外でも可能であるがが、雨が良く当たる場所は避けるのが望ましい。
主時計802は、電波にて自動調整するデジタル式時計である。この時計の時刻で、「屋上水盤システム」「壁面打ち水システム」「室外機散水システム」それぞれの開始停止を行えるよう連動されている。
外気温表示部803は、図4に示された温度計412から送信された測定結果情報に基づき、温度が表示される。外気温が低い場合など、各種システムを停止する場合に使用される。
水温表示部804は、図4に示された水温計414から送信された測定結果情報に基づき、温度が表示される。水温が低い場合など、各種システムを停止する場合に使用される。
主電源部805は、制御盤801の主電源用メインスイッチを含む。主電源部805は、漏電遮断機能付きであることが望ましい。
緊急停止ボタン806は、システムが暴走、もしくは、やむを得ずシステムを停止しなければならない場合、システムを緊急停止させることができる。
屋上水盤制御部807には、屋上水盤システムに関連する機能が集約されている。屋上水盤システムに関連する機能には、例えば、屋上水盤システムランプ808、手動水張りボタン809、手動水抜きボタン810、自動・手動切替えスイッチ811、水張りタイマー812、水抜きタイマー813が含まれる。もし、屋上水盤システムを採用しない場合は、屋上水盤制御部807は不要である。
屋上水盤システムランプ808は、図6に示された屋上水盤用電磁弁605が「開」の時に点灯する。手動水張りボタン809は、後述する手動切替えスイッチ811が「手動」に設定されている時、手動水張りボタン809を押すと、無条件で屋上水盤用電磁弁605が「開」となる。手動水抜きボタン810は、手動切替えスイッチ811が「手動」に設定されている時、手動水抜きボタン810を押すと、無条件で屋上水盤用電磁弁605が「閉」となり、また図6に示された屋上水盤排水用電磁弁609が「開」となる。自動・手動切替えスイッチ811は、この屋上水盤システムの動作状態(自動・手動)を切り替える。水張りタイマー812は、手動切替えスイッチ811が「自動」に設定されている時、ここに時刻を設定すると、その時間に屋上水盤用電磁弁605が「開」となる。水張りタイマー812の右脇の時刻調整ボタンで水張り時刻を設定することができる。したがって、屋上水盤用電磁弁605は、制御盤801から送られる電気信号によって弁が自動開閉する。例えば、制御盤801にて「水張り時刻8:00」と設定されていれば、その時刻に弁が自動で「開」となる。
水抜きタイマー813は、手動切替えスイッチ811が「自動」に設定されている時、ここに時刻を設定すると、その時間に、図6に示された屋上水盤排水用電磁弁609が「開」となる。水抜きタイマー813の右脇の時刻調整ボタンで水抜き時刻を設定することができる。
壁面打ち水制御部814には、壁面打ち水システムに関連する機能が集約されている。壁面打ち水システムに関連する機能には、例えば、盤部壁面打ち水システムランプ815、手動放水ボタン816、手動停止ボタン817、自動・手動切替えスイッチ818、開始時刻タイマー819、終了時刻タイマー820、放水ピッチ設定部821、放水時間設定部822が含まれている。もし、壁面打ち水システムを採用しない場合は、壁面打ち水制御部814は不要である。
壁面打ち水システムランプ815は、:図4に示された壁面打ち水用電磁弁420が「開」の時、点灯する。手動放水ボタン816は、後述する自動・手動切替えスイッチ818が「手動」に設定されている時、手動放水ボタン816を押すと、無条件で図4に示された壁面打ち水用電磁弁420が「開」となる。手動停止ボタン817は、:自動・手動切替えスイッチ818が「手動」に設定されている時、手動停止ボタン817を押すと、無条件で壁面打ち水用電磁弁420が「閉」となる。自動・手動切替えスイッチ818は、この壁面打ち水システムの動作状態(自動・手動)を切り替える。開始時刻タイマー819は、自動・手動切替えスイッチ818が「自動」に設定されている時、ここに時刻を設定すると、その時間以降、このシステムが作動し始める。開始時刻タイマー819の右脇の時刻調整ボタンで開始時刻を設定することができる。終了時刻タイマー820は、自動・手動切替えスイッチ818が「自動」に設定されている時、ここに時刻を設定すると、その時間以降、このシステムは作動しなくなる。終了時刻タイマー820の右脇の時刻調整ボタンで終了時刻を設定することができる。放水ピッチ設定部821は、:自動・手動切替えスイッチ818が「自動」に設定されている時、ここに時間を設定すると、その時間ごとに壁面打ち水用電磁弁420が「開」となる。放水ピッチ設定部821の右脇の時刻調整ボタンで放水ピッチを設定することができる。放水時間設定部822は、:自動・手動切替えスイッチ818が「自動」に設定されている時、ここに時間を設定すると、その時間、壁面打ち水用電磁弁420が「開」となり、壁面に放水し続ける。放水時間設定部822の右脇の時刻調整ボタンで放水時間を設定することができる。
室外機散水制御部823には、室外機散水システムに関連する機能が集約されている。室外機散水システムに関連する機能には、例えば、室外機散水システムランプ824、手動散水ボタン825、手動停止ボタン826、自動・手動切替えスイッチ827、開始時刻タイマー828、終了時刻タイマー829、散水ピッチ設定部830、放水時間設定:831が含まれている。もし、室外機散水システムを採用しない場合は、室外機散水制御部823が不要になる。
室外機散水システムランプ824は、図7に示された室外機散水用電磁弁708が「開」の時、点灯する。手動散水ボタン825は、後述する自動・手動切替えスイッチ827が「手動」に設定されている時、このボタンを押すと、無条件で室外機散水用電磁弁708が「開」となる。手動停止ボタン826は、自動・手動切替えスイッチ827が「手動」に設定されている時、このボタンを押すと、無条件で室外機散水用電磁弁708が「閉」となる。自動・手動切替えスイッチ827は、室外機散水システムの動作状態(自動・手動)を切り替える。開始時刻タイマー828は、自動・手動切替えスイッチ827が「自動」に設定されている時、ここに時刻を設定すると、その時間以降、室外機散水システムが作動し始める。開始時刻タイマー828の右脇の時刻調整ボタンで開始時刻を設定することができる。終了時刻タイマー829は、自動・手動切替えスイッチ827が「自動」に設定されている時、ここに時刻を設定すると、その時間以降、室外機散水システムは作動しなくなる。終了時刻タイマー829の右脇の時刻調整ボタンで終了時刻を設定することができる。散水ピッチ設定部830は、自動・手動切替えスイッチ827が「自動」に設定されている時、ここに時間を設定すると、その時間ごとに室外機散水用電磁弁708が「開」となる。散水ピッチ設定部830の右脇の時刻調整ボタンで散水ピッチを設定することができる。放水時間設定部831は、自動・手動切替えスイッチ827が「自動」に設定されている時、ここに時間を設定すると、その時間、室外機散水用電磁弁708が「開」となり、室外機に散水し続ける。放水時間設定部:831の右脇の時刻調整ボタンで放水時間を設定することができる。したがって、室外機用電磁弁708は、制御盤801から送られる電気信号によって弁が自動開閉する。例えば、「開始時刻8:00」、「散水ピッチ一時間おき」、「散水時間5分」と設定されていれば、上記の「壁面打ち水用電磁弁」と同様、その設定条件に従って弁が自動で「開」となり、それ以外は「閉」となる。
制御盤801の下半分には、第1の雨水貯留槽410と第2の雨水貯留槽507を制御する機能が集約されている。雨水貯留槽410,507を制御する機能には、例えば、第1の雨水貯留槽満水ランプ832、第1の雨水貯留槽渇水ランプ833、ポンプ作動ランプ834、ポンプ始動ボタン835、ポンプ停止ボタン836、第2の雨水貯留槽満水ランプ837、第2の雨水貯留槽渇水ランプ838、補給水始動ボタン839が含まれる。
第1の雨水貯留槽満水ランプ832は、図4に示された電極棒413の最下部が着水していると点灯する。第1の雨水貯留槽満水ランプ832は、第1の雨水貯留槽410が使用可能状態であることを示す。第1の雨水貯留槽渇水ランプ833は、図4に示された電極棒415の最下部が着水していないと点灯する。第1の雨水貯留槽渇水ランプ833の点灯により、第1の雨水貯留槽410内に十分な雨水が蓄えられていないことが分かる。ポンプ作動ランプ834は、雨水ポンプ518が作動している場合に点灯する。ポンプ始動ボタン835は、雨水ポンプ518を強制的に作動させたい時に押される。雨水ポンプ518の試運転などに使用可能である。ポンプ停止ボタン836は、雨水ポンプ518を強制的に停止させたい時に押す。主に雨水ポンプ518の試運転などに使用可能である。第2の雨水貯留槽満水ランプ837は、:図5に示された電極棒503の最下部が着水していると点灯する。第2の雨水貯留槽507が使用可能状態であることを示す。第2の雨水貯留槽渇水ランプ838は、:図5に示された電極棒504の最下部が着水していないと点灯する。第2の雨水貯留槽渇水ランプ838の点灯により、第2の雨水貯留槽507内に十分な雨水が蓄えられていないことが分かる。補給水始動ボタン839は、:図5に示された電磁弁510を強制的に「開」にしたい時に押される。

カサアゲ装置(丸型)

図9は、本発明の第1実施形態および第2実施形態に使用可能なカサアゲ装置の一例を示す。
以下、図9(A)〜(C)を参照して、本発明の第1実施形態に使用可能な異物除去手段としてカサアゲ装置514の一例を説明する。カサアゲ装置514は、図5に示されるように、第2の雨水貯留槽507内に蓄えられた雨水から異物を除去する為に使用されている。カサアゲ装置514は、例えば、目皿901、つば902、取外し用フック掛903、本体側面部904、アジャスター905を含んで構成されている。
目皿901は、落ち葉等が入り込まないよう、比較的大きな異物を除去することができる。目皿901は、主に、金属にメッキ加工が施されたものを使用可能であるが、たいした重量が掛かるわけではないので、プラスチックでも製造可能である。
つば902は、排水口の廻りに密着し、この厚さ分だけ排水位置が嵩上げされる。
取外し用フック掛903は、2箇所に設けられている。後述する本体側面部904を排水管に呑み込ませた後で取り外す場合、このフック掛の穴に針金等を通して、持ち上げればよい。取外し用フック掛903は、ゴムで製造可能である。
本体側面部904は、排水口に挿入される部分である。本体側面部904の径は排水管の内径に合致しているので、排水管と本体側面部904が密着する。滑剤(石鹸水等)を本体側面部904の外周部に塗布すると、本体側面部904を排水管に入れ易くなる。本体側面部904が長すぎる場合には、長い部分をカットしてもよい。本体側面部904はゴムで製造可能である。
アジャスター905は、本体側面部904を差し込めば、いわゆる「つば」部分が単純に厚くなる。したがって、アジャスター905を使用することにより、嵩上げ量を調節することが出来る。アジャスター905は、長さが例えば5mm、10mm、50mmと異なるものを使用することにより、単独で或いは組み合わせることにより、所望の長さに嵩上げ量を変更可能である。

カサアゲ装置(角型)

以下、図9(D)〜(H)を参照して、本発明の一実施形態に使用可能な異物除去手段としてカサアゲ装置602の一例を説明する。カサアゲ装置602は、図6に示されるように、屋上水盤608内に蓄えられた雨水から異物を除去する為に使用されている。カサアゲ装置608は、例えば、目皿906、つば907、取外し用フック掛908、本体側面部909、角型アタッチメント910、アジャスター911を含んで構成されている。
目皿906は、落ち葉等が入り込まないよう、比較的大きな異物を除去することができる。目皿906は、主に、金属にメッキ加工が施されたものを使用可能であるが、たいした重量が掛かるわけではないので、プラスチックでも製造可能である。
つば907は、排水口の廻りに密着し、後述するアジャスター911を付けることによって、その厚さ分だけ嵩上げされる。
取外し用フック掛908は、2箇所に設けられている。後述する本体側面部909を排水管に呑み込ませた後で取り外す場合、このフック掛の穴に針金等を通して、持ち上げればよい。取外し用フック掛908はゴムで製造可能である。
本体側面部909は、後述する角型アタッチメント910に挿入される。本体側面部909は、外周の大きさが角型アタッチメント910の内周の大きさに合致しているので、角型アタッチメント910と密着する。滑剤(石鹸水等)を本体側面部909の外周部に塗布すると、本体側面部909を角型アタッチメント910に入れ易くなる。本体側面部909が長ければ、長い部分をカットしてもよい。本体側面部909は、ゴムで製造可能である。
角型アタッチメント910:角型の場合、10cm下では普通に排水管(円形)に繋がるため、口元が特殊になる。そのため、一旦、この角型アタッチメント910をつけ、その上から、本体側面部909を挿入するという二段構えにする。角型アタッチメント910は、ゴムで製造可能である。
アジャスター911は、本体側面部909を差し込めば、いわゆる「つば」部分が単純に厚くなる。したがって、アジャスター911を使用することにより、嵩上げ量を調節することが出来る。アジャスター911は、長さが例えば5mm、10mm、50mmと異なるものを使用することにより、単独で或いは組み合わせることにより、所望の長さに嵩上げ量を変更可能である。
本発明の第1の実施態様によると、受水槽に貯まった雨水、または、受水漕から汲み上げた水道水をいったん、既設高架水槽に経由、貯水し、建物の壁面に適時で流す。「打ち水」の原理と同様に建物自体に水を流すので、建物内の温度を下げることになる。そのため、エアコンの使用量を抑え込み、電気の消費を下げることが可能になる。さらに、壁面に生じる照り返し等も抑制することにも繋がる。
本発明の第2の実施態様によると、防水加工を施した建物の屋上にFRPタンクから一定量の水を流し込み、屋上のプール化を図る。この貯めている部分の水が水盤となって、直射日光を避け、また、気化熱によって熱を逃がし、建物内の温度を下げる。
また、室内のエアコンに対して、外部には、必ず室外機が存在する。ここで、吐き出す熱風もまた、気温を上げる要因のひとつである。そこで、FRPタンクで水源を確保し、室外機自体に散水を行い、吐き出す熱風の温度を下げる。突然の雨や、日照りなど、天候の変化等によっては、FRPタンクから流し込む水量をコントロールする必要がある。その際は、この制御盤を利用して、自動で対応できるシステムを組み込むことが望ましい。
屋上に水盤を形成するにあたり、防水施工と同時に現状の排水口に特殊な蓋を施すと水盤形成に効果的である。ただし、水盤の厚みをキープするためには、たんなる蓋では無く、一定量までで、水量を止め、それを超えたら排水口へと流れ込む、笠上げ型の蓋を設置するのが望ましい。
以上、添付図面を参照して本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、図面に示された実施形態に限定されるものではない。
例えば、本発明の第1実施形態では流出機能と放出機能を備えた流出管と放出管を別個に使用しているが、両方の機能を備えた単一の管を使用可能である。重要なことは、第1貯留手段に蓄えられた液体を建物の周縁部に移動させる機能であり、その機能を実現する為の個数、形状、材質は問われない。例えば、1本の管で両方の機能を持たせることも可能である。
また、本発明の第1実施形態の流量制御手段として電磁弁を使用しているが、電磁弁の他に、放出手段により放出される液体の流量を制御する機能を有するもの(弁、管、堰など)であれば使用可能である。流量の制御とは、流す/流さないという制御の他、流量の増減制御も含む。
さらに、本発明の第1実施形態が適用される建物の壁面にハイドロテクト(光触媒)を塗布することにより、親水性を高めることができる。ハイドロテクトは、TOTO社から商業的に入手可能である(http://www.toto.co.jp/products/hydro/index.htm)。
本発明に使用される液体として、例えば消毒剤を混入した液体を使用すれば、建物の壁面を簡単に消毒できる。また、液体として、温水を使用すれば、寒い時期に建物の暖房が可能になる。
同様に、本発明の第2実施形態の第2貯留手段として第2の雨水貯留槽を使用しているが、その底面にハイドロテクトを塗布してもよい。これを塗布することにより、底面の親水性を高めることができる。
なお、本発明は使用する液体を変えることにより、簡単に以下のことが実現可能になる。
1)液体→消毒剤
建物全体を消毒する必要が生じたとき、本発明の壁面冷却システムにおいて、液体として消毒液を使用すれば、建物全体の消毒が簡単に行える。
2)液体→温水
建物全体を簡単に暖房することができる。この場合、別途、ボイラーまたは加熱装置が必要になる。
3)液体→消臭剤
建物が設置された場所が悪臭に満ちた環境であれば、建物の壁面に消臭剤を混入した液体を流すことにより、環境の改善に役立つ。
図1は、従来の直圧給水方式を使用する典型的な建物を示す側面図である。 図2は、直圧給水方式を残したまま増圧給水方式を使用する建物を示す側面図である。 図3は、直圧給水方式を撤去して増圧給水方式を使用する建物を示す側面図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る壁面打ち水システムに使用可能な第1の雨水貯留槽の一例を示す側面図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係る壁面打ち水システムに使用可能な第2の雨水貯留槽の一例を示す側面図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る屋上水盤システムの概要を示す側面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る室外機散水システムの概要を示す側面図である。 図8は、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に使用可能な制御盤の一例を示す。 図9は、本発明の第1実施形態および第2実施形態に使用可能なカサアゲ装置の一例を示す。
符号の説明
100…建物,101…水道本管,102…公設水道メーター,103…圧送ポンプ,104…受水槽,105…雨水揚水管,106…高架水槽,208…加圧ポンプ,309…建物,401…雨水揚水管,402…揚水管,403…ゲートバルブ,404…ゲートバルブ付き大流入管,405…ゲートバルブ付きボールタップ,406…エア抜き弁メンテナンス用ゲートバルブ,407…エア抜き弁,408…ボールタップ,409…「雨水貯水槽」シール,410…第1の雨水貯留槽,411…オーバーフロー管,412…外気温度計,413…電極棒,414…水温計,415…電極棒,416…水抜き弁,417…清掃用水抜き管,418…流出管,419…ゲートバルブ,420…壁面打ち水用電磁弁,423…配線,424…放水用ヘッダー,425…壁面打ち水用シャワーヘッド、426…壁面打ち水用スプレーガン、427…防虫網,501…ドレインパイプ,502…ゴミ除去網,503…電極棒,504…電極棒,507…第2の雨水貯留槽,508…「雨水貯留槽」シール,509…渇水時用補給水栓,510…電磁弁,511…ゲートバルブ,512…オーバーフロー管,513…水栓用タッピング,514…カサアゲ装置,515…清掃用水抜き管,516…水抜き弁,517…防虫網,518…雨水ポンプ,519…格子桝,520…下水本管,601…雨樋,602…カサアゲ装置,603…屋上水盤用流出管,604…ゲートバルブ,605…屋上水盤用電磁弁,606…雨樋,607…電極ボックス,608…屋上水盤,609…屋上水盤排水用電磁弁,701…散水用シャワーヘッド,702…エアコン室外機,703…ゲートバルブ,704…散水用シャワーヘッド,705…ゲートバルブ,706…室外機散水用流出管,707…ゲートバルブ,801…制御盤,802…主時計,803…外気温表示部,804…水温表示部,805…主電源部,806…緊急停止ボタン,807…屋上水盤用制御部,808…屋上水盤システムランプ,809…手動水張りボタン,810…手動水抜きボタン,811…自動・手動切替えタイマー,812…水張りタイマー,813…水抜きタイマー,814…壁面打ち水制御部,815…壁面打ち水システムランプ,816…手動放水ボタン,817…手動停止ボタン,818…自動・手動切替えスイッチ,819…開始時刻タイマー,820…終了時刻タイマー,821…放水ピッチ設定部,822…放水時間設定部,823…室外機散水制御部,824…室外機散水システムランプ,825…手動散水ボタン,826…手動停止ボタン,827…自動・手動切替えスイッチ,828…開始時刻タイマー,829…終了時刻タイマー,830…散水ピッチ設定部,831…放水時間設定部,832…第1の雨水貯留槽満水ランプ,833…第1の雨水貯留槽渇水ランプ,834…ポンプ作動ランプ,835…ポンプ始動ランプ,836…ポンプ停止ランプ,837…第2の雨水貯留槽満水ランプ,838…第2の雨水貯留槽渇水ランプ,839…補給水始動ボタン,901…目皿,902…つば,903…取外し用フック掛け,904…本体側面部,905a…アジャスター(5mm)、905b…アジャスター(10mm)、905c…アジャスター(50mm)、906…目皿,907…つば,908…取外し用フック掛け,909…本体側面部,910…角型アタッチメント,911a…アジャスター(5mm)、911b…アジャスター(10mm)、911c…アジャスター(50mm)

Claims (20)

  1. 壁面を有する建物の上部に置かれ液体を貯留する第1貯留手段と、前記第1貯留手段より低い位置に置かれ液体を貯留する第2貯留手段と、前記第2貯留手段に貯留された液体を前記第1貯留手段に移動させる液体移動手段と、を備えた壁面冷却システムであって、
    前記第1貯留手段に貯留された液体を前記建物の上部周縁部に放出する放出手段と、
    前記放出手段により放出される液体の流量を制御する流量制御手段と、
    前記液体移動手段および/または前記流量制御手段を制御するシステム制御手段と、
    を更に備え、
    前記建物の壁面に前記液体の膜を形成することを特徴とする、前記壁面冷却システム。
  2. 前記システム制御手段は、前記流量制御手段が制御する流出開始時刻および停止時刻を設定可能であり、設定された前記開始時刻および停止時刻に基づき、前記流量制御手段を制御する、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  3. 前記建物の外気温を測定し、測定結果を示す信号を前記システム制御手段に送信する外気温測定手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記外気温測定手段により測定された外気温に基づき、前記液体移動手段および前記流量制御手段を制御する、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  4. 前記第1貯留手段内に液体が満たされているか否かを検知し、検知結果を示す信号を前記システム制御手段に送信する第1検知手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記第1検知手段により検知された液体レベルに基づき、前記液体移動手段および前記流量制御手段を制御する、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  5. 前記第1貯留手段内の液体の温度を測定し、測定結果を示す信号を前記システム制御手段に送信する液温検知手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記液温検知手段により測定された液温に基づき、前記液体移動手段および前記流量制御手段を制御する、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  6. 前記第1貯留手段内に液体が入っているか否かを検知し、検知結果を示す信号を前記システム制御手段に送信する第2検知手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記第2検知手段により検知された液体レベルに基づき、前記液体移動手段および前記流量制御手段を制御する、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  7. 前記放出手段は、有孔管と、前記有孔管の孔に連結されるシャワーヘッドと、を含む、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  8. 前記放出手段は、有孔管と、前記有孔管に一端が連結され他端が前記壁面下方に伸びる補助管と、前記補助管の前記他端に連結され、前記建物の凹凸部分に液体を霧状放出するスプレーガンと、を含む、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  9. 前記建物の排出管から排出される液体を前記第2貯留手段に分岐する分岐手段と、前記分岐手段により分岐される液体から異物を除去する異物除去手段と、を更に備える、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  10. 前記第2貯留手段内に液体が満たされているか否かを検知し、検知結果を示す信号を前記システム制御手段に送信する第3検知手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記第3検知手段により検知された液体レベルに基づき、前記液体移動手段および前記流量制御手段を制御する、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  11. 前記第2貯留手段内に液体が入っているか否かを検知し、検知結果を示す信号を前記システム制御手段に送信する第4検知手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記第4検知手段により検知された液体レベルに基づき、前記液体移動手段および前記流量制御手段を制御する、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  12. 液体を前記第2貯留手段内に補給する補給手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記第2貯留手段内の液体レベルを上昇させるように前記補給手段を制御する、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  13. 前記液体移動手段により前記第2貯留手段から前記第1貯留手段に液体を移動させるとき、前記第2貯留手段の底部に蓄積する異物を排除する異物排除手段を更に備える、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  14. 前記第2貯留手段に連結され、前記第2貯留手段内の液体を排出する排出手段を更に備える、請求項1に記載の壁面冷却システム。
  15. 上部から液体を下方に排出する排出口を備えた建物を冷却するシステムであって、
    前記建物の上部より高い位置に置かれ前記液体を貯留する第1貯留手段と、
    前記第1貯留手段より下方に置かれ、前記排出口を含む平面で底面を形成し、前記底面上に液体を貯留する第2貯留手段と、
    前記排出口に設置され、前記液体の排出位置を高くする液位上昇手段と、
    前記第1貯留手段に貯留された液体を前記第2貯留手段に向けて流出する流出手段と、
    前記流出手段により流出される液体の流量を制御する第1流量制御手段と、
    前記第1流量制御手段を制御するシステム制御手段と、
    を更に備え、
    前記システム制御手段は、前記第1流量制御手段を制御することにより、前記第2貯留手段の前記底面に前記液体の膜を形成することを特徴する、前記建物冷却システム。
  16. 前記システム制御手段は、前記第1流量制御手段が制御する流出開始時刻および停止時刻を設定可能であり、設定された前記開始時刻および停止時刻に基づき、前記第1流量制御手段を制御する、請求項15に記載の壁面冷却システム。
  17. 前記第2貯留手段内に液体が満たされているか否かを検知し、検知結果を示す信号を前記システム制御手段に送信する検知手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記検知手段により検知された液体レベルに基づき、前記液体移動手段および前記第1流量制御手段を制御する、請求項15に記載の壁面冷却システム。
  18. 前記排出口から排出される液体の流量を制御する第2流量制御手段を更に備え、前記システム制御手段は、前記第2流量制御手段の作動開始及び終了時刻を制御する、請求項15に記載の建物冷却システム。
  19. 前記流出手段は、有孔管と、前記有孔管の一つの孔に一端が連結され他端が前記建物内に設置されたエアコンの室外機まで伸びる補助管と、前記補助管に連結され前記室外機のフィンに向けて液体を散布するシャワーヘッドと、を含む、請求項15に記載の建物冷却システム。
  20. 前記流出手段に連結される第3流量制御手段を更に備え、前記制御手段は、前記第3流量制御手段の作動開始及び終了時刻を制御する、請求項15に記載の建物冷却システム。
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