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JP2008141616A - 動きベクトル算出装置、方法およびプログラム、動画像圧縮記録装置ならびに撮像装置 - Google Patents

動きベクトル算出装置、方法およびプログラム、動画像圧縮記録装置ならびに撮像装置 Download PDF

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JP2008141616A JP2006327447A JP2006327447A JP2008141616A JP 2008141616 A JP2008141616 A JP 2008141616A JP 2006327447 A JP2006327447 A JP 2006327447A JP 2006327447 A JP2006327447 A JP 2006327447A JP 2008141616 A JP2008141616 A JP 2008141616A
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Masahito Kimijima
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Fujifilm Corp
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Abstract

【課題】階層型動きベクトル算出方法において、絵柄が単調な部分においても不必要に高い精度で動き補償をおこない、無駄に処理負荷が大きくなることを防止する。
【解決手段】分割した領域内において、各画素の輝度値の分散を算出し、得られた分散の値を基にその領域を更に複数のエリアに分割するか否かを判別する。細かく分割した領域においては高い精度で動きベクトルを算出し、大きく分割した領域においては必要最低限の精度で動きベクトルを算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画圧縮における動きベクトルの算出装置、方法およびプログラム、動画像圧縮記録装置ならびに撮像装置に関し、特に、階層型動きベクトル算出方法を用いた動きベクトル算出装置、方法およびプログラム、動画像圧縮記録装置ならびに撮像装置に関する。
一般的に、動画像は近接するフレーム同士では画像としての類似性が高く、両者の差分はごく小さい。そこで動画像の圧縮においては、近接フレームの差分をとり、その差分情報のみを保存することでファイルサイズを軽減している。
図16においては、近接フレームで異なるのは飛行機の位置のみで背景の差は皆無である。従って、「飛行機が右下に移動した」という情報のみを保存する。
このように、動体が移動する方向と大きさを「動きベクトル」といい、それを用いて次のフレームを復元することを「動き補償」という。
図17を用いて、基本的な動きベクトル算出方法(ブロックマッチング方式)を説明する。
ここでは、ブロックサイズが16画素×16画素、1画素精度で動きベクトルを求める場合を例にする。
図17のように、参照フレーム(nフレーム目)内に参照ブロック161(基準座標(16i、16j))が、被符号化フレーム(n+1フレーム目)内に、参照ブロック161から(dx、dy)だけずれた位置にある対象ブロック162(基準座標(16i+dx、16j+dy))が設定されている。
i、jはそれぞれブロック水平位置、垂直位置を示し、フレームサイズを720画素×480画素とすると、i=0〜44、j=0〜29の値をとる。
またdx、dyは、それぞれ動きベクトルの水平成分、垂直成分であり、ここではdx=−15〜15、dy=−15〜15の範囲とし、これは図17(b)に示す単位ブロックサーチレンジ163に該当する。
ここで、動きベクトルを求めるために、参照ブロック内の点の輝度値と、対応する対象ブロック内の点の輝度値の差分をとる。
即ち、参照ブロック内の点(16i+x、16j+y)と対応する対象ブロック内の点(16i+x+dx、16j+y+dy)の輝度値の差分を(0、0)≦(x、y)≦(15、15)の座標全てに対して求め、その絶対値誤差AEを求める。
nフレーム目の座標(16i+x、16j+y)の点における輝度をP(16i+x、16j+y)とすると、AEは次式で表される。
Figure 2008141616
このAEに最小値を与える(dx,dy)が参照ブロック161の動きベクトルとなる。
このように動きベクトルが求められるが、この処理を全てのブロックで行うと、膨大な処理負荷がかかる。
例えば、フレームサイズ720画素×480画素の動画においては、ブロック数は水平45個、垂直30個、計1350個となる。
そこで、一般的には、階層型動きベクトル算出という方法を用いて動きベクトルを算出する。
図18を用いて、階層型動きベクトル算出について説明する。
階層型動きベクトル算出方法においては、まずブロック内の画素数をサブサンプリングによって縦、横とも1/2に縮小した画像を作成し、さらに縦、横とも1/2に縮小した画像を作成する。これは元画像に対して縦、横とも1/4に縮小した画像となる。
まず初めに縦横を1/4に縮小した画像で、即ち4画素単位で、前述したブロックマッチングを行い、動きベクトルの算出を行う。
元画像に対して縦、横を1/4に縮小した画像であるので、ブロックマッチングをおこなうブロックサイズを8×8とすると、32画素×32画素のブロックサイズに分割して行っていることになる。
このようにサブサンプリングされた画像で求めた、4画素精度での動きベクトル181は、精度も落ちている。
したがって、精度を上げて再探索を行う必要がある。
そこで次に、縦、横とも1/2に縮小した画像、即ち2画素単位に精度を上げ、4画素単位で得た動きベクトルの最小値の位置に原点を移動し、近傍8画素に対してのみブロックマッチングを行い、2画素精度での動きベクトル182を求める。
最後に、元画像、即ち1画素単位で同様の方法を用いて1画素精度での動きベクトル183を求め、これら3つの動きベクトルの和を最終的な動きベクトル184とする。
これらは、「1段階精度の低い動きベクトルの近傍に最適な動きベクトルが存在する」という仮定に基づいた方法である。
この方法の場合、まず4画素単位での動きベクトル探索の演算量が、縦横とも1/4の縮小画像であるので、基本型と比べて1/16の負荷で済む。また2画素単位以降の探索では、算出済み動きベクトルの近傍8画素のみを探索の対象としており、8×8のブロックサイズ全体で行った場合での64画素対象と比べて1/8の処理負荷となる。
以上により、図18で示した3段階階層の例では、1/16×(1+1/8+1/8)となり、計5/64の処理負荷で済む。
特許文献1には、動きベクトル誤算出の可能性を回避するようにした階層型動きベクトル算出方法が記載されており、特許文献2には、メモリアクセス量の増大を抑えた階層型動きベクトル算出方法及びその装置が記載されている。
特開平7−154801号公報 特開平8−265773号公報
しかしながら、従来の階層型動きベクトル算出方法では、全画面で一様な精度で動きベクトル算出を行っており、絵柄が単調もしくは動きの小さな部分においても不必要に高い精度で動き補償を行う可能性があり、無駄に処理負荷が大きくなることがあった。
特にH.264のように高圧縮率と高画質を両立させた規格では、1/4画素単位までの精度が要求されており上述の階層数が多くなるため、効率よく動き補償を行う必要がある。
そこで、高精度を要する部分とそうでない部分とを区別し、演算量を必要最低限にする事が必要になってくる。
本発明はこのような事情を鑑みて、低処理負荷で、なおかつ高画質な圧縮動画を得る為の装置およびその方法を提供する。
前記目的を達成するために本発明に係る動きベクトル算出装置は、動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出装置において、前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出手段と、前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、分割した領域内における輝度値の分散または標準偏差を求めて、求めた分散または標準偏差からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出装置を提供することができる。
前記判定手段は、前記算出手段で得た分散または標準偏差が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることが好ましい。
このように、求めた輝度値の分散または標準偏差が所定値未満の場合は、それ以上分割してさらに探索領域内の探索精度を上げることを行わないことにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出装置を提供することができる。
また、分散または標準偏差が所定値以上の場合は、その領域をさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるので、緻密な絵柄に対しては2段階目以降を繰り返すことでベクトル算出精度を高く保つことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る動画像圧縮記録装置は、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームとの間の、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて算出された動きベクトルを用いて、動画像のデータサイズを圧縮する動画像圧縮手段と、前記動画像圧縮手段により圧縮された動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた動画像圧縮記録装置において、前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出手段と、前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記前記探索領域内における分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、分割した領域内における輝度値の分散または標準偏差を求めて、求めた分散または標準偏差からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動画像圧縮記録装置を提供することができる。
前記判定手段は、前記算出手段で得た分散または標準偏差が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることが好ましい。
このように、求めた輝度値の分散または標準偏差が所定値未満の場合は、それ以上分割してさらに探索領域内の探索精度を上げることを行わないことにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動画像圧縮記録装置を提供することができる。
また、分散または標準偏差が所定値以上の場合は、その領域をさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるので、緻密な絵柄に対しては2段階目以降を繰り返すことでベクトル算出精度を高く保つことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る撮像装置は、被写体像を時間軸に沿った動画像として撮像する撮像手段と、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームとの間の、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて算出された動きベクトルを用いて、前記撮像手段により撮像された動画像のデータサイズを圧縮する動画像圧縮手段と、前記動画像圧縮手段により圧縮された動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた撮像装置において、前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出手段と、前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、分割した領域内における輝度値の分散または標準偏差を求めて、求めた分散または標準偏差からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする撮像装置を提供することができる。
前記判定手段は、前記算出手段で得た分散または標準偏差が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることが好ましい。
このように、求めた輝度値の分散または標準偏差が所定値未満の場合は、それ以上分割してさらに探索領域内の探索精度を上げることを行わないことにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする撮像装置を提供することができる。
また、分散または標準偏差が所定値以上の場合は、その領域をさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるので、緻密な絵柄に対しては2段階目以降を繰り返すことでベクトル算出精度を高く保つことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る動きベクトル算出方法は、動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出方法において、前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出ステップと、前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定ステップと、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定ステップの判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、分割した領域内における輝度値の分散または標準偏差を求めて、求めた分散または標準偏差からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出方法を提供することができる。
前記目的を達成するために本発明に係る動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラムは、動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出ステップと、前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定ステップと、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定ステップの判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、分割した領域内における輝度値の分散または標準偏差を求めて、求めた分散または標準偏差からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することができる。
前記目的を達成するために本発明に係る動きベクトル算出装置は、動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出装置において、前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出手段と、前記算出手段で得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、それぞれのフレームの分割した領域内における輝度値の差分値を求めて、求めた差分値からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出装置を提供することができる。
前記判定手段は、前記算出手段で得た差分値が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることが好ましい。
このように、求めた差分値が所定値未満の場合は、それ以上分割してさらに探索領域内の探索精度を上げることを行わないことにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出装置を提供することができる。
また、差分値が所定値以上の場合は、その領域をさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるので、緻密な絵柄に対しては2段階目以降を繰り返すことでベクトル算出精度を高く保つことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る動画像圧縮記録装置は、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームとの間の、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて算出された動きベクトルを用いて、動画像のデータサイズを圧縮する動画像圧縮手段と、前記動画像圧縮手段により圧縮された動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた動画像圧縮記録装置において、前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出手段と、前記算出手段で得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、それぞれのフレームの分割した領域内における輝度値の差分値を求めて、求めた差分値からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動画像圧縮記録装置を提供することができる。
前記判定手段は、前記算出手段で得た差分値が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることが好ましい。
このように、求めた差分値が所定値未満の場合は、それ以上分割してさらに探索領域内の探索精度を上げることを行わないことにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動画像圧縮記録装置を提供することができる。
また、差分値が所定値以上の場合は、その領域をさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるので、緻密な絵柄に対しては2段階目以降を繰り返すことでベクトル算出精度を高く保つことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る撮像装置は、被写体像を時間軸に沿った動画像として撮像する撮像手段と、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームとの間の、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて算出された動きベクトルを用いて、動画像のデータサイズを圧縮する動画像圧縮手段と、前記動画像圧縮手段により圧縮された動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた撮像装置において、前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出手段と、前記算出手段で得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、それぞれのフレームの分割した領域内における輝度値の差分値を求めて、求めた差分値からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする撮像装置を提供することができる。
前記判定手段は、前記算出手段で得た差分値が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることが好ましい。
このように、求めた差分値が所定値未満の場合は、それ以上分割してさらに探索領域内の探索精度を上げることを行わないことにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする撮像装置を提供することができる。
また、差分値が所定値以上の場合は、その領域をさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるので、緻密な絵柄に対しては2段階目以降を繰り返すことでベクトル算出精度を高く保つことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る動きベクトル算出方法は、動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出方法において、前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出ステップと、前記算出ステップで得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定ステップと、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定ステップの判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、それぞれのフレームの分割した領域内における輝度値の差分値を求めて、求めた差分値からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出方法を提供することができる。
前記目的を達成するために本発明に係る動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラムは、動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出ステップと、前記算出ステップで得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定ステップと、を備え、前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定ステップの判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする。
このように、それぞれのフレームの分割した領域内における輝度値の差分値を求めて、求めた差分値からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、不必要な精度での探索を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することができる。
本発明によれば、階層型動きベクトル算出方法において、絵柄が緻密であるかどうかを判定するために、分割した領域内における輝度値の分散または標準偏差を求めて、求めた分散または標準偏差からさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるかどうかを判断することにより、緻密でない絵柄では2段階目以降のベクトル算出を行わずに済み、演算量を必要最低限にする動きベクトル算出装置を提供することができる。
また、分散または標準偏差が所定値以上の場合は、その領域をさらに分割して探索領域内の探索精度を上げるので、緻密な絵柄に対しては2段階目以降を繰り返すことでベクトル算出精度を高く保つことができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る動きベクトル算出装置の好ましい実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る動きベクトル算出装置の第1の実施の形態のブロック図である。
この動きベクトル算出装置は、静止画や動画の記録及び再生機能を備えたデジタルカメラであり、カメラ10全体の動作は中央処理装置(CPU)12によって統括制御される。
CPU12は、所定のプログラムに従ってカメラ10を制御する制御手段として機能するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算など、各種演算を実施する演算手段として機能する。
バス14を介してCPU12と接続されたROM16には、CPU12が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納され、EEPROM17には、CCD画素欠陥情報、カメラ動作に関する各種定数/情報等が格納されている。
また、メモリ(SDRAM)18は、プログラムの展開領域及びCPU12の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データや音声データの一時記憶領域として利用される。VRAM20は画像データ専用の一時記憶メモリであり、A領域20AとB領域20Bが含まれている。メモリ18とVRAM20は共用することが可能である。
切り替えスイッチ22及びメニュー/OKキー26により動画撮影モードが設定され撮影ボタン24が操作されると、動画の撮影が開始される。
AF検出回路62及びAE/AWB検出回路64の検出結果から、CPU12に制御されるレンズ駆動部46及び絞り駆動部48が、レンズユニット40のフォーカスレンズ42及び絞り44を適正に駆動し、焦点と絞りが調整される。
レンズユニット40を介してCCD38に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量のR、G、Bの信号電荷に変換される。
各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU12の指令に従いタイミングジェネレータ50から与えられる駆動パルスに基づいてCDS/AMP52回路に送られ、ここで相関二重サンプリング処理された後増幅され、A/D変換器54に加えられる。
A/D変換器54によってデジタル信号に変換された点順次のR,G,B信号は、画像入力コントローラ56を介してメモリ18に記憶される。
画像信号処理回路58は、メモリ18に記憶されたR,G,B信号をCPU12の指令に従って処理し、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換するとともに、ガンマ補正等の所定の処理も行い、再びメモリ18に格納する。
画像信号処理回路58で処理された画像データはVRAM20に格納される。
ビデオエンコーダ60は、VRAM20からバス14を介して入力された画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して画像表示装置28に出力する。
撮影者は、画像表示装置28に表示される映像(スルームービー画)によって撮影画角を確認できる。
またメモリ18に格納されたY/C信号は、圧縮伸張回路66によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ34を介してメディアソケット30に挿入された記録メディア32に記録される。例えば、MPEG形式で記録される。
このデータ圧縮では、動き補償予測符号化後に離散コサイン変換(DCT)がおこなわれ、その後、DCT係数の量子化、符号化がおこなわれる。
分散算出回路67は、この動き補償予測における動きベクトルを算出する際に用いられる回路である。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る、階層型動きベクトル算出方法における階層の決定方法について、図2〜図6を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態に係るカメラ10は、動き補償予測を階層型動きベクトル算出方法を用いて行うが、輝度のばらつきが大きい部分は絵柄が緻密であり、動き補償予測を行うにあたって高精度を要する部分であると判断し、深い階層まで動きベクトルの算出を行う。
逆に、輝度のばらつきが小さい部分は、動き補償予測を行うにあたって精度を要しない部分であると判断し、深い階層まで動きベクトルの算出をおこなわない。
図2は被符号化フレームのブロック分割を示した図であり、図3〜図5はブロック分割の流れを示すフローチャートであり、図6は分散算出回路67の回路構成図である。
図2(a)に示すように、まず被符号化フレームを32画素×32画素のブロックに分割する(ステップS31)。
本実施の形態では、640画素×480画素の動画であるので、横i=20、縦j=15、計20×15=300のブロックに分割される。
次に、左上(i=1、j=1)のブロックから、ブロック内の各画素の輝度値の分散s(i_4、j_4)を算出する(ステップS32)。
ここで、図6を用いて輝度値の分散sの算出方法を説明する。
図6は分散算出回路67の内部構成を示す図であり、101はメモリ18から読み出されたn番目の画素の輝度信号Yが数値化されたXであり、102は定数−1であり、103は1ブロック内の画素数であり、ここでは32×32=1024が入力されている。
乗算器104の乗算結果−X と乗算器105の乗算結果N×Xが加算器106により加算され、加算器106の出力N×X−X が導かれる。
この加算器106の出力が、1CLK遅延素子108によって遅延された前回(n−1番目)までの加算結果Σ(N×Xn−1−Xn−1 )と加算器107によって加算され、加算器107の出力=Σ(N×X−X )が出力される。
これをn=1024(=32×32)まで繰り返して分散算出回路67の出力109=Σ(N×X−X )を算出する。
CPU12によりこの分散算出回路67の算出結果をN×(N−1)(=32×31)で除算すると、ブロック内の各画素の輝度値の分散s2(i_4、j_4)が導かれる。
Figure 2008141616
CPU12は、このように算出されたブロック内の各画素の輝度値の分散s(i_4、j_4)と、あらかじめ設定されているブロック分割閾値a(4)の比較を行う(ステップS33)。
分散s(i_4、j_4)がa(4)より小さい場合、即ちブロック内の輝度のばらつきが小さいと判断された場合は、(i_4、j_4)のブロックをこれ以上の分割を行わない、即ち32画素×32画素動き推定の対象とし(ステップS35)、次のブロックの処理へ移行する。逆に、分散s(i_4、j_4)がa(4)より大きい場合、即ちブロック内の輝度のばらつきが大きいと判断された場合は、サブルーチンAへ移行する(ステップS34)。
図4はサブルーチンAの処理を示すフローチャートである。
ここではまず、該当する(i_4、j_4)の32画素×32画素のブロックを、図2(b)に示すように、16画素×16画素のブロック4個に分割する(ステップS41)。
32画素×32画素のブロックのときと同様に、分散算出回路67を用いて、各ブロックにおけるブロック内の各画素の輝度値の分散s(i_2、j_2)を算出する(ステップS42)。なおここでは、変数103(1ブロック内の画素数)は、16×16=256になる。
CPU12は、ここで求められたブロック内の各画素の輝度値の分散s(i_2、j_2)と、あらかじめ設定されているブロック分割閾値a(2)の比較を行う(ステップS43)。
分散s(i_2、j_2)がa(2)より小さい場合、即ちブロック内の輝度のばらつきが小さいと判断された場合は、(i_2、j_2)のブロックをこれ以上の分割を行わない、即ち32画素×32画素動き推定の対象とし(ステップS45)、次のブロックの処理へ移行する。逆に、分散s(i_2、j_2)がa(2)より大きい場合、即ちブロック内の輝度のばらつきが大きいと判断された場合は、サブルーチンBへ移行する(ステップS44)。
図5はサブルーチンBの処理を示すフローチャートである。
ここではまず、該当する(i_2、j_2)の16画素×16画素のブロックを、図2(c)に示すように、8画素×8画素のブロック4個に分割する(ステップS51)。
32画素×32画素のブロックのときと同様に、分散算出回路67を用いて、各ブロックにおけるブロック内の各画素の輝度値の分散s(i_1、j_1)を算出する(ステップS52)。なおここでは、変数103(1ブロック内の画素数)は、8×8=64になる。
CPU12は、ブロック内の各画素の輝度値の分散s(i_1、j_1)と、あらかじめ設定されているブロック分割閾値a(1)の比較を行う(ステップS53)。
分散s(i_1、j_1)がa(1)より小さい場合、即ちブロック内の輝度のばらつきが小さいと判断された場合は、(i_1、j_1)のブロックを16画素×16画素周辺動き推定の対象とし(ステップS55)、次のブロックの処理へ移行する。逆に、ブロック内の各画素の輝度値の分散s(i_1、j_1)がa(1)より大きい場合、即ちブロック内の輝度のばらつきが大きいと判断された場合は、(i_1、j_1)のブロックを8画素×8画素周辺動き推定の対象とし(ステップS54)、次のブロックの処理へ移行する。
このように、全てのブロックについて輝度値の分散sを求め、さらにブロック分割を行い、探索領域内の探索精度を上げるかどうかの判定を行う。ここで、ブロック分割閾値については、a(4)<a(2)<a(1)の関係であることが好ましい。
全てのブロックについて終了後(ステップS36)、CPU12はこれらのブロック分割データに基づいて、階層型動きベクトル算出方法を用いて動きベクトルの算出を行う。
まず初めに、4画素単位でブロックマッチングを行い、動きベクトルの算出を行う。
ここで求めた動きベクトルの位置が、32画素×32画素動き推定の対象の場合は、これ以上の動きベクトルの算出を行わないが、16画素×16画素周辺動き推定の対象となっている場合は、2画素単位に精度を上げ、4画素単位で得た動きベクトルの最小値の位置に原点を移動し、近傍8画素に対してのみブロックマッチングを行い、動きベクトルを求める。
ここで求めた動きベクトルの位置が16画素×16画素動き推定の対象の場合は、これ以上の動きベクトルの算出を行わないが、さらに8画素×8画素周辺動き推定の対象となっている場合は、1画素単位に精度を上げ、2画素単位で得た動きベクトルの最小値の位置に原点を移動し、近傍8画素に対してのみブロックマッチングを行い、動きベクトルを求める。
このように、高精度を要する部分は深い階層で動きベクトル算出を行い、そうでない部分は必要最低限な階層で動きベクトル算出を行うことにより、低処理負荷で、なおかつ高画質な圧縮動画を得ることができる。
この実施例では、ブロック分割を行うか否かの判断を分散を用いて行ったが、標準偏差を用いてもよい。
<第2の実施の形態>
図7は本発明に係る動きベクトル算出装置の第2の実施の形態の内部構成の一例を示すブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態のブロック図とは分散算出回路67が存在しない点が異なる。
本発明に係る動きベクトル算出装置の第2の実施の形態では、CPU12がROM16に格納された分散算出プログラムを実行することにより、ブロック内の各画素の輝度値の分散sを算出する。
図3、図4、図5で示した動作フローは同じであるが、それぞれの分散算出工程ステップS32、ステップS42、ステップS52で、ソフトウェアを用いるところが異なる。
図8のフローチャートを用いて、CPU12が実行する分散算出プログラムの流れを説明する。
まず、ブロック内の画素数をカウントするnを1に、及び各画素のA=N×X−X の合計値Sumを0にクリアする(ステップS81)。n=1の画素のA=N×X−X を求める(ステップS82)。AnをSumに加算する(ステップS83)。n=Nであるかを比較し(ステップS84)、そうでない場合はnをインクリメントして(ステップS85)同様の処理を行う。n=Nまで繰り返したら、即ちブロック内の全ての画素について処理が終了したら、求められたSumをN(N−1)で除算して、ブロック内の各画素の輝度値の分散sを算出する(ステップS86)。
このように分散sを算出し、ブロック分割の処理を行っていく。第1の実施の形態と比較して、CPU12の負荷は大きくなるが、分散算出回路67が不要であるので、回路規模が小さくでき、低コストで実現できる。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態では、動き補償予測するにあたって、フレーム間の輝度の差が大きい部分は絵柄が大きく変化したということであり、高精度を要する部分であると判断する。
図9は本発明に係る動きベクトル算出装置の第3の実施の形態の内部構成の一例を示すブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態とは分散算出回路67の代わりに輝度差分値算出回路68が存在する点が異なる。
本発明の第3の実施の形態に係る階層型動きベクトル算出方法における階層の決定方法について、図10〜図14を用いて説明する。
図10は参照フレームであるmフレーム目と、被符号化フレームであるm+1フレーム目のブロック分割を示した図であり、図11〜図13はブロック分割の流れを示すフローチャートであり、図14は輝度差分値算出回路68の回路構成図である。
図10(a)に示すように、まずmフレーム目を32画素×32画素のブロックに分割する(ステップS111)。
また同様に、図10(a’)に示すように、m+1フレーム目も32画素×32画素のブロックに分割する(ステップS112)。
mフレーム目及びm+1フレーム目は、第1の実施の形態と同様に、横i=20、縦j=15、計20×15=300のブロックに分割される。
次に、mフレーム目の左上(i=1、j=1)のブロックから、ブロック内の各画素の輝度値の平均値Avを算出する(ステップS113)。
ここで、図14を用いて輝度値の平均値Avの算出方法を説明する。
110はメモリ18から読み出されたmフレーム目のn番目の画素の輝度信号Yが数値化されたXmnであり、111は加算器である。Xmnと、1CLK遅延素子108によって遅延された前回(n−1番目)までの加算結果ΣXmn−1とが加算器111によって加算され、加算器111からはΣXmnが出力される。これをn=1024(=32×32)まで繰り返してΣXmnを算出する。
この計算結果ΣXmnを、CPU12によりブロック内の画素数N(=1024)で除算すると、ブロック内の各画素の輝度値の平均値Av(i_4、j_4)が導かれる。
Figure 2008141616
同様に、m+1フレーム目の左上(i=1、j=1)のブロックから、ブロック内の各画素の輝度値の平均値Avm+1を算出し(ステップS114)、それぞれのブロック内の各画素の輝度値の平均値の算出が終わったら、CPU12はこれらの差dif(i_4,j_4)=Av(i_4、j_4)−Avm+1(i_4、j_4)を求める(ステップS115)。
CPU12は、このように算出されたブロック内の各画素の輝度値の平均値の差分dif(i_4、j_4)と、あらかじめ設定されているブロック分割閾値b(4)の比較を行う(ステップS116)。
平均値の差分dif(i_4、j_4)がb(4)より小さい場合、即ちフレーム間の輝度の差が小さいと判断された場合は、(i_4、j_4)のブロックをこれ以上の分割を行わない、即ち32画素×32画素動き推定の対象とし(ステップS118)、次のブロックの処理へ移行する。逆に、平均値の差分dif(i_4、j_4)がb(4)より大きい場合、即ちフレーム間の輝度の差が大きいと判断された場合は、サブルーチンCへ移行する(ステップS117)。
図12はサブルーチンCの処理を示すフローチャートである。
ここではまず、該当するmフレーム目の(i_4、j_4)の32画素×32画素のブロックを、図10(b)に示すように、16画素×16画素のブロック4個に分割する(ステップS121)。また、該当するm+1フレーム目の(i_4、j_4)の32画素×32画素のブロックを、図10(b’)に示すように、16画素×16画素のブロック4個に分割する(ステップS122)。
32画素×32画素のブロックのときと同様に、輝度差分値算出回路68を用いて、各ブロックにおけるフレーム間の各画素の輝度値の差分値dif(i_2、j_2)を算出する(ステップS123〜ステップS125)。CPU12は、ここで求められたフレーム間の各画素の輝度値の差分値dif(i_2、j_2)と、あらかじめ設定されているブロック分割閾値b(2)の比較を行う(ステップS126)。
差分値dif(i_2、j_2)がb(2)より小さい場合、即ちフレーム間の輝度の差が小さいと判断された場合は、(i_2、j_2)のブロックをこれ以上の分割を行わない、即ち32画素×32画素動き推定の対象とし(図12−S128)、次のブロックの処理へ移行する。逆に、差分値dif(i_2、j_2)がb(2)より大きい場合、即ちフレーム間の輝度の差が大きいと判断された場合は、サブルーチンDへ移行する(ステップS127)。
図13はサブルーチンDの処理を示すフローチャートである。
ここではまず、該当するmフレーム目の(i_2、j_2)の16画素×16画素のブロックを、図10(c)に示すように、8画素×8画素のブロック4個に分割する(ステップS131)。また、該当するm+1フレーム目の(i_2、j_2)の16画素×16画素のブロックを、図10(c’)に示すように、8画素×8画素のブロック4個に分割する(ステップS132)。
32画素×32画素のブロックのときと同様に、輝度差分値算出回路68を用いて、各ブロックにおけるフレーム間の各画素の輝度値の差分値dif(i_1、j_1)を算出する(ステップS133〜ステップS135)。CPU12は、ここで求められたフレーム間の各画素の輝度値の差分値dif(i_1、j_1)と、あらかじめ設定されているブロック分割閾値b(1)の比較を行う(ステップS136)。
差分値dif(i_1、j_1)がb(1)より小さい場合、即ちフレーム間の輝度の差が小さいと判断された場合は、(i_1、j_1)のブロックをこれ以上の分割を行わない、即ち16画素×16画素周辺動き推定の対象とし(ステップS138)、次のブロックの処理へ移行する。逆に、差分値dif(i_1、j_1)がb(1)より大きい場合、即ちフレーム間の輝度の差が大きいと判断された場合は、(i_1、j_1)のブロックを8画素×8画素周辺動き推定の対象とし(ステップS137)、次のブロックの処理へ移行する。
このように、全てのブロックについて輝度値の差分値difを求め、さらにブロック分割を行うかの判定を行う。ここで、ブロック分割閾値については、b(4)<b(2)<b(1)の関係であることが好ましい。
全てのブロックについて終了後(ステップS119)、CPU12はこれらのブロック分割データに基づいて、階層型動きベクトル算出方法を用いて動きベクトルの算出を行う。
<第4の実施の形態>
本発明に係る動きベクトル算出装置の第4の実施の形態の内部構成のブロック図は、第2の実施の形態の内部構成と同様に図7で表され、図9に示した第3の実施の形態のブロック図とは輝度差分値算出回路68が存在しない点が異なる。
本発明に係る動きベクトル算出装置10の第4の実施の形態では、CPU12がROM16に格納された差分値算出プログラムを実行することにより、フレーム間の各画素の輝度値の平均値の差分値difを算出する。
図11、図12、図13で示した動作フローは同じであるが、そのぞれの平均値算出工程及び差分値算出工程である、ステップS113〜ステップS115、ステップS123〜ステップS125、ステップS133〜ステップS135にソフトウェアを用いるところが異なる。
図15のフローチャートを用いて、CPU12が実行する差分値算出プログラムの流れを説明する。
まず、ブロック内の画素数をカウントするnを1に、及び各画素の輝度値の合計値Sumを0にクリアする(ステップS151)。mフレーム目のn=1番目の画素の輝度値をSumに加算する(ステップS152)。n=Nであるかを比較し(ステップS153)、そうでない場合はnをインクリメントして(ステップS154)同様の処理を行う。
n=Nまで繰り返したら、即ちブロック内の全ての画素について処理が終了したら、求められたSumをN(該当ブロックの画素数)で除算し、ブロック内の各画素の輝度値の平均値Avを算出する(ステップS155)。
次に再び、ブロック内の画素数をカウントするnを1に、及び各画素の輝度値の合計値Sumを0にクリアする(ステップS156)。m+1フレーム目のn=1番目の画素の輝度値をSumに加算する(ステップS157)。n=Nであるかを比較し(ステップS158)、そうでない場合はnをインクリメントして(ステップS159)同様の処理を行う。
n=Nまで繰り返したら、即ちブロック内の全ての画素について処理が終了したら、求められたSumをN(該当ブロックの画素数)で除算し、ブロック内の各画素の輝度値の平均値Avm+1を算出し(ステップS160)、それぞれ求めたAvとAvm+1の差分をとる(ステップS161)。
このように、フレーム間の輝度の平均値の差分値difを算出し、ブロック分割の処理を行っていく。
第3の実施の形態と比較して、CPU12の負荷は大きくなるが、輝度差分値算出回路68が不要であるので、回路規模が小さくでき、低コストで実現できる。
なお、輝度値の標準偏差と、近接フレーム間の輝度値の差分の両方の値を基に、その領域をさらに複数のエリアに分割するかどうか判別してもよい。この場合は、ブロック分割閾値(ex:a(4)とb(4))のバランスによって、重み付けを任意に変えることができる。
図1は本発明に係る動きベクトル算出装置(デジタルカメラ)の内部構成の一例を示すブロック図である。 図2は本発明に係る第1の実施の形態の参照フレームの画面分割を示した図である。 図3は本発明に係る第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 図4は本発明に係る第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 図5は本発明に係る第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 図6は本発明に係る第1の実施の形態の標準偏差算出回路の構成図である。 図7は本発明に係る第2の実施の形態の内部構成の一例を示すブロック図である。 図8は本発明に係る第2の実施の形態のプログラム処理を示すフローチャートである。 図9は本発明に係る第3の実施の形態の内部構成の一例を示すブロック図である。 図10は本発明に係る第3の実施の形態の参照フレームの画面分割を示した図である。 図11は本発明に係る第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 図12は本発明に係る第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 図13は本発明に係る第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 図14は本発明に係る第3の実施の形態の輝度差分値算出回路の構成図である。 図15は本発明に係る第4の実施の形態のプログラム処理を示すフローチャートである。 図16は動きベクトルを説明するための図である。 図17は従来のブロックマッチング方式を説明するための図である。 図18は従来の階層型動きベクトル算出方法を説明するための図である。
符号の説明
12…CPU、16…ROM、18…メモリ、20…VRAM、32…記録メディア、38…CCD、64…CCD、58…画像信号処理回路、66…圧縮伸張回路、67…標準偏差算出回路、68…輝度差分値算出回路

Claims (16)

  1. 動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出装置において、
    前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出手段と、
    前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする動きベクトル算出装置。
  2. 前記判定手段は、前記算出手段で得た分散または標準偏差が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることを特徴とする請求項1に記載の動きベクトル算出装置。
  3. 時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームとの間の、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて算出された動きベクトルを用いて、動画像のデータサイズを圧縮する動画像圧縮手段と、前記動画像圧縮手段により圧縮された動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた動画像圧縮記録装置において、
    前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出手段と、
    前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする動画像圧縮記録装置。
  4. 前記判定手段は、前記算出手段で得た分散または標準偏差が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることを特徴とする請求項3に記載の動画像圧縮記録装置。
  5. 被写体像を時間軸に沿った動画像として撮像する撮像手段と、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームとの間の、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて算出された動きベクトルを用いて、前記撮像手段により撮像された動画像のデータサイズを圧縮する動画像圧縮手段と、前記動画像圧縮手段により圧縮された動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた撮像装置において、
    前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出手段と、
    前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする撮像装置。
  6. 前記判定手段は、前記算出手段で得た分散または標準偏差が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出方法において、
    前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出ステップと、
    前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定ステップと、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定ステップの判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする動きベクトル算出方法。
  8. 動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記被符号化フレームをある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の分散または標準偏差を算出する算出ステップと、
    前記算出手段で得た分散または標準偏差を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定ステップと、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定ステップの判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出装置において、
    前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出手段と、
    前記算出手段で得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする動きベクトル算出装置。
  10. 前記判定手段は、前記算出手段で得た差分値が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることを特徴とする請求項9に記載の動きベクトル算出装置。
  11. 時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームとの間の、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて算出された動きベクトルを用いて、動画像のデータサイズを圧縮する動画像圧縮手段と、前記動画像圧縮手段により圧縮された動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた動画像圧縮記録装置において、
    前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出手段と、
    前記算出手段で得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする動画像圧縮記録装置。
  12. 前記判定手段は、前記算出手段で得た差分値が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることを特徴とする請求項11に記載の動画像圧縮記録装置。
  13. 被写体像を時間軸に沿った動画像として撮像する撮像手段と、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームとの間の、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて算出された動きベクトルを用いて、動画像のデータサイズを圧縮する動画像圧縮手段と、前記動画像圧縮手段により圧縮された動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた撮像装置において、
    前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出手段と、
    前記算出手段で得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定手段の判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする撮像装置。
  14. 前記判定手段は、前記算出手段で得た差分値が所定値より小さい場合に、さらに複数の領域に分割しない判定をすることを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出方法において、
    前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップで得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定ステップと、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定ステップの判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする動きベクトル算出方法。
  16. 動画像における、時間的に異なる2つのフレームである参照フレームと被符号化フレームと間の動きベクトルを算出するにあたって、段階的に動きベクトルの探索領域を狭めるとともに前記探索領域内における探索精度を上げて動きベクトルを算出する動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前期参照フレームと前記被符号化フレームをそれぞれある単位ごとに複数の領域に分割し、分割した領域ごとに、領域内の各画素の輝度値の平均値を算出し、それぞれのフレームの同一座標領域ごとに、輝度値の平均値の差分値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップで得た差分値を基に、その領域をさらにある単位ごとの複数の領域に分割することで前記探索領域内における動きベクトルの探索精度を上げるか否かを判定する判定ステップと、を備え、
    前記探索領域内における前記分割した領域の大きさに応じた探索精度で前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルを算出し、求めたベクトルの近傍でさらに前記判定ステップの判定に応じた領域の精度に応じて動きベクトルを算出し、前記算出されたベクトルの総和を前記参照フレームと前記被符号化フレームとの間の動きベクトルとすることを特徴とする動きベクトル算出方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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