JP2008140698A - バックライト装置及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の構造を大きく変更することなく可撓性(屈曲性)を持つバックライト装置、および該バックライト装置を備えた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】シリコーンゴムからなり可撓性を有する導光板5と、該導光板5の少なくとも一側面に沿って配置された光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gとを備え、可撓性を有するバックライト装置10とする。
【選択図】図1
【解決手段】シリコーンゴムからなり可撓性を有する導光板5と、該導光板5の少なくとも一側面に沿って配置された光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gとを備え、可撓性を有するバックライト装置10とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、可撓性を有するバックライト装置及び該バックライト装置を備え屈曲可能な液晶表示装置に関するものである。
近年、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、モバイル機器、ノート型パーソナルコンピュータなどに代表される電子機器に用いられる表示装置としては、バックライト装置を兼ね備えた液晶表示装置が主に使われている。またそれらバックライト装置はこれまで冷陰極蛍光管(CCFL)が用いられてきたが、最近では主に発光ダイオード素子を使用したものが主流となってきている。
ここで従来のバックライト装置に使用される光学部材は、図7に示すように光源91からの光を導光する導光板95、液晶パネル側へ効率良く光を導くための反射シート97、導光板を伝播した光を効率よく拡散し液晶パネルへ入射させるための拡散シートなどの機能性光学シート96があり、導光板の一方の辺、あるいは両方の辺に設置されたCCFLあるいは発光ダイオードなど光源91の光を効率良く液晶パネルへ入射させ、観察される画面において発光輝度が画面全域で均一になるように制御される。
一方、従来のガラス基板をベースとした液晶表示装置に代表されるフラットパネルディスプレイに代わる、あるいは新たな市場を生むと期待される表示装置として、可撓性(屈曲性)を有するフレキシブル表示装置が考えられており、そのフレキシブル表示装置への応用が期待される薄膜トランジスタアレイや有機ELなどに代表される発光素子、あるいは電子ペーパーを用いた表示素子の提案がされている(例えば、非特許文献1,2参照。)。
現在、自発光の素子を用いた表示素子は、各素子の発光によって画像の生成が可能であるため光源となるバックライト装置が不要となるが、種々の技術検討の報告がされているものの課題は多く、一部の電子機器用の表示装置として製品化されているもののほとんどの電子機器には液晶表示装置が用いられている。液晶表示装置はその構成のため光源となるバックライト装置(あるいはフロントライト装置)が必要となるが、フレキシブルバックライト装置に関する報告はいくつかあるものの導光機能を持つ光学部材を使用した報告についてはほとんどない(例えば、非特許文献3,4参照)。
また、光源となる冷陰極管と導光板、導光板と各光学シートとの間に生じる空気層の介在をなくし、光の利用効率を上げる目的でゴム弾性体に透明物質の粒子を加えた導光板(特許文献1参照)や、液晶パネルなどの被照射体を均一に照明する目的で、光源となる冷陰極管から放射された光を効率よく導光する形状を有するゴム弾性体を用いた導光板が提案されている(特許文献2参照)。しかし、これらの導光板は冷陰極管と導光板の組み合わせによる光源と導光板、あるいは導光板と各光学シートの密着性を向上するためや冷陰極の光を導光板へ効率よく入射させるための形状に関するものであり、可撓性を持たせる目的のものではない。
Y. Fujisaki, H. Sato, H. Fujikake, Y. Inoue, S. Tokito and T. Kurita; "Flexible crystal display cells on plastic substrate driven by low-voltage organic thin-film transistor wit improved gate insulator and passivation layer", Jpn. J. Appl. Phys., Vol.44, No.6A, pp.3728-3732(2005)
M. Suzuki, T. Suzuki, T. Tsuzuki, S. Tokito, T. Kurita, F. Sato; "Flexible Color OLED Display using White Light-Emitting Layer based on Phosphorescent Polymers", IDW’04 DIGEST, pp.1277−1280(2004)
P. Slikkerveer, P. Bouten, P. Cirkel, J. de Goede, H. Jagt, N. Kooyman, G. Nisato, R. van Rijswijk and R. Duineveld; "A Fully Flexible Color Display", SID 04 DIGEST, pp.770-773(2004)
A. Nagawasa and K. Fujisawa; "An Ultra Slim Backlight System using Optical-Patterned Film", SID 05 DIGEST, pp.570-573(2005)
特許第3657305号公報
特開平9−211232号公報
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、従来の構造を大きく変更することなく可撓性(屈曲性)を持つバックライト装置、および該バックライト装置を備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供する本発明は、シリコーン樹脂からなり可撓性を有する導光板と、該導光板の少なくとも一側面に配置された複数の発光素子とを備え、可撓性を有することを特徴とするバックライト装置である。
ここで、前記光源は、発光ダイオード素子または冷陰極管であることが好ましい。
また、前記導光板の屈折率が1.4以上であることが好ましく、前記導光板の表面に光拡散機能を示す凹凸が設けられているとよい。
また、前記発光素子は当該バックライト装置が撓む方向と平行となる前記導光板の側面に配置されていることが好適である。
また、前記発光素子から出射され前記導光板に導かれて出てくる光の光学特性を調整する光学シートを備えるとよい。
前記課題を解決するために提供する本発明は、請求項1〜6のいずれかに記載のバックライト装置と、可撓性を有する液晶パネルとを備えることを特徴とする液晶表示装置である。
請求項1,2の発明によれば、シリコーン樹脂からなる導光板を用いることにより、可撓性を有するとともに、光源からの光を導光する機能、導光された光を効率良く出射する機能、および光を伝搬する機能に優れたバックライト装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、発光ダイオードの封止樹脂との屈折率差が小さいことにより、バックライト装置として光源からの光を効率的に利用することができる。
請求項4の発明によれば、光学シートのうち拡散シートを省略することができるので、バックライト装置の部品点数を低減でき、装置全体の厚さも薄くすることができる。
請求項5の発明によれば、バックライト装置を湾曲させても光源からの光のロスが少なくなり、高輝度の発光が得られる。
請求項6の発明によれば、装置から出射する光の光学特性を適正に調整できるので、均一で高輝度の発光が得られる。
請求項7の発明によれば、バックライト装置及び液晶パネルともに可撓性を有することにより、可撓性のあるフレキシブル液晶表示装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、発光ダイオードの封止樹脂との屈折率差が小さいことにより、バックライト装置として光源からの光を効率的に利用することができる。
請求項4の発明によれば、光学シートのうち拡散シートを省略することができるので、バックライト装置の部品点数を低減でき、装置全体の厚さも薄くすることができる。
請求項5の発明によれば、バックライト装置を湾曲させても光源からの光のロスが少なくなり、高輝度の発光が得られる。
請求項6の発明によれば、装置から出射する光の光学特性を適正に調整できるので、均一で高輝度の発光が得られる。
請求項7の発明によれば、バックライト装置及び液晶パネルともに可撓性を有することにより、可撓性のあるフレキシブル液晶表示装置を提供することができる。
以下に、本発明に係るバックライト装置の構成について説明する。
図1は、本発明に係るバックライト装置の構成を示す斜視図であり、図2はバックライト装置10を撓めた際の斜視図である。
バックライト装置10は、光源部20と導光板5と備えてなるものである。詳しくは、導光板5のおもて面(光の出射面)側の光学シート6と、可撓性を有するシート状の導光板5と、導光板5の裏面側の反射シート7とが積層されており、導光板5の長辺側の側面のうち少なくとも一側面に沿って該一側面に光を入射する態様で各光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g(以下、これらをまとめて光源ユニット1)が配置され、導光板5の短辺側で光学シート6、導光板5、反射シート7の端面を覆う形でフレームが設けられた構成となっており、当該バックライト装置全体として少なくとも一方向(図中矢印方向)に可撓性を有することを特徴とするものである。
図1は、本発明に係るバックライト装置の構成を示す斜視図であり、図2はバックライト装置10を撓めた際の斜視図である。
バックライト装置10は、光源部20と導光板5と備えてなるものである。詳しくは、導光板5のおもて面(光の出射面)側の光学シート6と、可撓性を有するシート状の導光板5と、導光板5の裏面側の反射シート7とが積層されており、導光板5の長辺側の側面のうち少なくとも一側面に沿って該一側面に光を入射する態様で各光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g(以下、これらをまとめて光源ユニット1)が配置され、導光板5の短辺側で光学シート6、導光板5、反射シート7の端面を覆う形でフレームが設けられた構成となっており、当該バックライト装置全体として少なくとも一方向(図中矢印方向)に可撓性を有することを特徴とするものである。
このバックライト装置10の駆動時には、配線基板2を経由して各光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gに電力が供給され、各光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gから導光板5の側面に対して白色光が出射され、ついで導光板5に入射した光は導光板5内を伝搬し、反射シート7で反射されつつ導光板5内に広がるように導光される。そして導光された光は導光板5の効率よく出射する機能により導光板5の主面から出射される。ついで、導光板5から出射された光は光学シート6により所定の光学特性に調整された上で、光出射面8から均一な光として放射されるようになっている。
ここで、光源ユニット1は、発光ダイオード素子(LED)または冷陰極管(CCFL)からなり、白色の光を出射するものである。光源ユニット1がLEDからなる場合、白色LED、あるいは赤色LED・緑色LED・青色LEDからなりそれぞれのLEDから出射される光を混合して外部に白色光を発するもののいずれの構成でもよい。また、図1のように複数のLEDが導光板5の一側面(端面)に並んで配置されていることが好ましい。このとき、光源(LED)1は可撓性のある配線基板(フレキシブル配線基板)2上に電力供給されるように搭載されており、この配線基板2が導光板5の光入射面とする一側面に光源ユニット1が配置されるように導光板5の縁部に設置される。
導光板5は、シリコーンゴム樹脂が型成形により一体成形されたものであり可撓性を有する。ここで導光板5の材料として、高透過性、成形性、低吸水(吸湿)性、耐環境性、低複屈折性の点で従来使用されていた透明熱可塑性樹脂のポリカーボネート樹脂(PC)やアクリル樹脂(ポリメチルメタクリレート(PMMA))と同等以上の性能を示しその成形品が可撓性を示すシリコーンゴム樹脂材料を用いるとよく、例えばポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリアルキルアルケニルシロキサン、ポリアルキルフェニルシロキサンなどが挙げられる。これにより、導光板5の透明性と屈折率が適正なものとなり、その結果光を導光する機能に優れたものとなる。とくに、構成材料をポリジメチルシロキサン(PDMS)とした場合が好適であり、導光板5は透明で屈折率が1.4以上のものとなり、光を導光する機能が従来の導光板より優れたものになる。
また、導光板5は、導光された光を効率よく出射する機能に優れる。これは導光板5の表面が所定のパターン化された形状になっていることによるものであり、表面形成時にそのような形状となるように制御されている。またその表面形状は光源ユニット1の配光特性などを基に光学設計されたものである。この表面形状は、最終的な液晶表示装置の大きさ、光源ユニット1を構成する光源の種類、数などによって最適化される必要がある。
図3に導光板5の導光された光を効率よく出射する機能のための表面形状例を示す。図3では、導光板5Aの光出射面側の表面に一定ピッチで微細な凸部5bを設け(図3(a))、反射シート7側に可変ピッチの微細な凹部5aを設ける(図3(b))ことにより導光された光を効率よく出射する機能を付与している。
また、導光板5の光出射面側の表面に光拡散機能を示す凹凸を設けてもよい。図4にその例を示す。図4(a)は導光板5Bの斜視図であり、図4(b)は導光板5Bを用いたバックライト装置の光出射面領域の断面図である。導光板5Bでは、光出射面8とは反対面側の表面に一定ピッチで微細な凹部5bを設け、光出射面側の表面に光拡散機能を示す凹凸5cを設けている。これにより、後述する光学シート6のうち、拡散シート6cを省略することが可能である。
導光板5を作製するに当って、ポリジメチルシロキサン(PDMS)を構成材料とする場合、一般的に2液混合による重合反応を用いた硬化により成形を行う。例えば、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製のSYLGARD184を用いるとよいが、この材料は型となるマスター型を使用することにより簡便に所望の形状の導光板5を得ることが可能である。あるいは、従来のポリカーボネート(PC)やアクリル樹脂PMMA(ポリメチルメタクリレート)製の導光板の作製に用いる微細な金型を利用することも可能である。また、導光板5Bのように光出射面側の表面に光拡散機能を示す凹凸を設ける場合には、微細パターニングの一種としてのマイクロコンタクトプリンティング法などで使用される凸版の作製方法と同じようにフォトリソグラフィを用いて微細加工されたガラス基板をマスター型として使用するとよい。具体的には、基板上にフォトリソグラフィによってレジストの微細構造を形成し、スタンプ型をつくり、そのスタンプ型により導光板5表面に微細構造を転写させるものである(参考文献;A.Kumar, G.M.Whitesides; Appl. Phys. Lett., vol.63, pp.2002-2004(1993))。
光学シート6は、各光源ユニット1から出射され導光板5に導かれて出てくる光の光学特性を調整するものであり、入射光の出射方向を調整するプリズムシートと、光を散乱させる拡散シートを積層させて輝度分布が均一で正面輝度の高い表示を可能とするものである。図3にその例を示す。ここでは光学シート6は入射光の出射方向を調整するプリズムシート6a,6bと、光を散乱させる拡散シート6cとを積層させている。
なお、図1,図2には、光源部20を導光板5のバックライト装置10の撓む方向(屈曲方向、図中矢印方向)に対して平行となる側面に配置する構成を示しているが、これに限定されるものではなくバックライト装置10の撓む方向(屈曲方向、図中矢印方向)に対して直角となる、あるいは導光板5の角に配置してもよい。光源に冷陰極管を用いる場合は、バックライト装置10の撓む方向(屈曲方向、図中矢印方向)に対して直角となる側面に配置して、バックライト装置10を撓ませた場合にも導光板5に入射する光が効率的に発光面8から出射されるようにするとよい。
また、光源ユニット1と導光板5は接するだけの状態でもよいが、光源ユニット1の光の活用効率を向上させるため両者を導光板5と同じ屈折率をもつ接着剤で接着してもよい。あるいは、光源ユニット1が導光板5の中に含まれるように導光板5と一体成形してもよい。その場合、シリコーンゴムを硬化させる前に所望の位置に光源ユニット1を設置したのにシリコーンゴムを硬化すればよい。また、導光板5の光源部20と対抗する端面やとフレーム3、4の導光板5と接触する部分に反射膜や反射シートを付与すると光の利用効率が向上し好ましい。
つぎに、図5に、本発明の液晶表示装置の断面概念図を示す。
本発明の液晶表示装置は、透過型の液晶表示装置であり、前述したバックライト装置10と、該バックライト装置10の上に搭載される液晶パネル30とを備える。ここで、液晶パネル30は可撓性を有し、その湾曲可能な方向がバックライト装置10の湾曲方向と揃えられており、液晶表示装置全体として湾曲可能となっている。
また、液晶パネル30の液晶表示に関する基本的構成は従来公知のものと同じでよい。
本発明の液晶表示装置は、透過型の液晶表示装置であり、前述したバックライト装置10と、該バックライト装置10の上に搭載される液晶パネル30とを備える。ここで、液晶パネル30は可撓性を有し、その湾曲可能な方向がバックライト装置10の湾曲方向と揃えられており、液晶表示装置全体として湾曲可能となっている。
また、液晶パネル30の液晶表示に関する基本的構成は従来公知のものと同じでよい。
本発明を実施した例を以下に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例1)
本実施例では、図1に示すバックライト装置10を作製した。
導光板は図3(a)に示す導光板5Aの構成とし、その作製に当っては、マスター型としてフォトリソグラフィ法により凹凸パターンを形成したガラス基板を用い、材料としてPDMS(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製のSYLGARD184)を用いた。具体的には、SYLGARD184の母剤と重合開始剤を混合、攪拌した後、真空(減圧)脱泡処理を行って液剤中の気泡を除去して前記マスター型に流し込み、ついで60℃で12時間、恒温槽にて加熱重合を行った後にマスター型から硬化したものをはがして導光板5Aを得た。なお、PDMSの液剤を流し込む上下のマスター型の間にスペーサーを入れることで導光板5Aの厚さを調整することが可能であり、ここでは0.5mmとした。得られた導光板5Aの屈折率は1.41で可視光に対し透明であった。
また、本実施例では簡便な方法としてガラス板をマスター型として使用したが、所望の形状を得られる方法であれば、従来の導光板の製造方法である金属製の型などを用いても良いし、ナノインプリント法などの微細加工技術を応用しても良い。
(実施例1)
本実施例では、図1に示すバックライト装置10を作製した。
導光板は図3(a)に示す導光板5Aの構成とし、その作製に当っては、マスター型としてフォトリソグラフィ法により凹凸パターンを形成したガラス基板を用い、材料としてPDMS(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製のSYLGARD184)を用いた。具体的には、SYLGARD184の母剤と重合開始剤を混合、攪拌した後、真空(減圧)脱泡処理を行って液剤中の気泡を除去して前記マスター型に流し込み、ついで60℃で12時間、恒温槽にて加熱重合を行った後にマスター型から硬化したものをはがして導光板5Aを得た。なお、PDMSの液剤を流し込む上下のマスター型の間にスペーサーを入れることで導光板5Aの厚さを調整することが可能であり、ここでは0.5mmとした。得られた導光板5Aの屈折率は1.41で可視光に対し透明であった。
また、本実施例では簡便な方法としてガラス板をマスター型として使用したが、所望の形状を得られる方法であれば、従来の導光板の製造方法である金属製の型などを用いても良いし、ナノインプリント法などの微細加工技術を応用しても良い。
つぎに、得られた導光板5Aのサンプルを用いて、図1に示したバックライト装置10を組み立てた。ここでは携帯表示装置への応用を踏まえ対角4インチの液晶表示装置用のバックライト装置とした。また、光源ユニット1の光源として白色LEDを用い、光学シート6は図3(b)に示すプリズムシート6a,6b、拡散シート6cからなるものとした。このとき、拡散シート6c、反射シート7、プリズムシート6a,6bのそれぞれの厚さは従来品でも200μm以下であり、可撓性をすでに有しているため市販されているものを流用した。以上の構成でバックライト装置10を作製したところ、実用に耐える可撓性を有していることが確認された。また、バックライト装置10を駆動させたところ、光出射面8全体に均一で高輝度の発光が得られた。
ちなみに、従来製品における導光板は通常PCやPMMAなどの樹脂で作製されており、近年では厚さが1mm以下になっているが、材料自体が硬いために可撓性を持たせることは難しい。
ちなみに、従来製品における導光板は通常PCやPMMAなどの樹脂で作製されており、近年では厚さが1mm以下になっているが、材料自体が硬いために可撓性を持たせることは難しい。
(実施例2)
実施例1において、導光板の形態を導光板5Aに代えて図4に示す導光板5Bとし、拡散シート6cを省略して、それ以外は実施例1と同様にして図4(b)に示すバックライト装置を作製した。
導光板は図4(a)に示す構成とし、導光板5Bの光出射面8側の表面への光拡散機能5cの付与は当該面を粗面化することで付与することが可能である。その作製に当っては、前記マスター型のうち、液晶パネル側となるマスター型にあらかじめエッチングなどを用いて粗面を形成し、そこへ実施例1と同様にPDMSの液剤を流しこんで固める方法があるが、本実施例ではその面が平滑な導光板を作製した後に拡散機能を持たせる面に対して金属(例えばAl)をスパッタリングしそれをエッチングする方法で形成した。PDMSからなる導光板上にスパッタリング法などを用いて金属を成膜するとその表面は微細でランダムな凹凸形状となり、金属をエッチングによって除去することで幅数μm、深さ数十〜数百μmの微細でランダム形状の凹凸を形成することが可能となる。本実施例で作製した導光板5Bの表面状態を図6に示す。また本実施例では平滑な表面を粗面化したが、この形成方法は平滑な導光板表面形状に限らず、光学的な機能を得ることのできる形状を付与した表面形状に対しても形成可能である。
実施例1において、導光板の形態を導光板5Aに代えて図4に示す導光板5Bとし、拡散シート6cを省略して、それ以外は実施例1と同様にして図4(b)に示すバックライト装置を作製した。
導光板は図4(a)に示す構成とし、導光板5Bの光出射面8側の表面への光拡散機能5cの付与は当該面を粗面化することで付与することが可能である。その作製に当っては、前記マスター型のうち、液晶パネル側となるマスター型にあらかじめエッチングなどを用いて粗面を形成し、そこへ実施例1と同様にPDMSの液剤を流しこんで固める方法があるが、本実施例ではその面が平滑な導光板を作製した後に拡散機能を持たせる面に対して金属(例えばAl)をスパッタリングしそれをエッチングする方法で形成した。PDMSからなる導光板上にスパッタリング法などを用いて金属を成膜するとその表面は微細でランダムな凹凸形状となり、金属をエッチングによって除去することで幅数μm、深さ数十〜数百μmの微細でランダム形状の凹凸を形成することが可能となる。本実施例で作製した導光板5Bの表面状態を図6に示す。また本実施例では平滑な表面を粗面化したが、この形成方法は平滑な導光板表面形状に限らず、光学的な機能を得ることのできる形状を付与した表面形状に対しても形成可能である。
以上の構成でバックライト装置10を作製したところ、実用に耐える可撓性を有していることが確認された。また、バックライト装置10を駆動させたところ、光出射面8全体に均一で高輝度の発光が得られた。また、導光板5Bのサンプルを用いることで、光源ユニット1からの光を導光する機能とプリズムシート6a,6bに入射する光を拡散する機能を持たせることができ、光学シート6のうち拡散フィルム6cを省略した構成となるため、バックライト装置10の構成部材の部品点数と全体厚さを減らすことが可能となった。
本発明は上記の実施例に限定されることはなく、フレキシブル液晶表示装置の構成において種々の変更が可能である。例えば、光源ユニット1としてはバックライト装置が撓む方向と垂直となる導光板の側面であれば冷陰極管(CCFL)でも構わない。また、PDMSで作製する導光板に関してはくさび型で構わない。さらに導光板に形成するパターンは光学的に導光の機能を有するものであれば今回の実施例のようなパターンでなくても構わない。また実施する液晶表示装置の大きさは、今回の実施例に限定されるものではなく種々の液晶表示パネルの大きさに準じて併せることが可能である。
1,91・・・光源ユニット、1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g・・・光源、2,92・・・配線基板、3,4,94・・・フレーム、5,5A,5B,95・・・導光板、6,96・・・光学シート、6a,6b・・・プリズムシート、6c・・・拡散シート、7,97・・・反射シート、8・・・発光面、10,90・・・バックライト装置、20・・・光源部、30・・・液晶パネル
Claims (7)
- シリコーン樹脂からなり可撓性を有する導光板と、該導光板の少なくとも一側面に配置された光源とを備え、可撓性を有することを特徴とするバックライト装置。
- 前記光源は、発光ダイオード素子または冷陰極管であることを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
- 前記導光板の屈折率が1.4以上であることを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
- 前記導光板の表面に光拡散機能を示す凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
- 前記光源は当該バックライト装置が撓む方向と平行となる前記導光板の側面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
- 前記光源から出射され前記導光板に導かれて出てくる光の光学特性を調整する光学シートを備えることを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載のバックライト装置と、可撓性を有する液晶パネルとを備えることを特徴とする液晶表示装置。
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