JP2008038776A - 熱交換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な方法で水没路走行時の冷却用ファンの熱交換器への干渉を防止可能とする熱交換装置を提供する。
【解決手段】内部に熱交換媒体が流れる熱交換器10と、熱交換媒体を冷却する冷却風を発生する軸流式の冷却用ファン230aと、冷却風が熱交換器10を通過するようにガイドするダクト状のファンシュラウド210と、冷却用ファン230aを駆動する電動モータ220aとを備え、車両に搭載される熱交換装置において、冷却用ファン230aの回転軸232aは、水平方向となるように配置されており、ファンシュラウド210に、回転軸232aの位置よりも下側領域で、且つ、熱交換器10と冷却用ファン230aとの間となる領域で、冷却用ファン230aに対して所定隙間dを持って、冷却用ファン230aの外径側から回転軸232a側に延設されるファン抑止部材216を設ける。
【選択図】図3
【解決手段】内部に熱交換媒体が流れる熱交換器10と、熱交換媒体を冷却する冷却風を発生する軸流式の冷却用ファン230aと、冷却風が熱交換器10を通過するようにガイドするダクト状のファンシュラウド210と、冷却用ファン230aを駆動する電動モータ220aとを備え、車両に搭載される熱交換装置において、冷却用ファン230aの回転軸232aは、水平方向となるように配置されており、ファンシュラウド210に、回転軸232aの位置よりも下側領域で、且つ、熱交換器10と冷却用ファン230aとの間となる領域で、冷却用ファン230aに対して所定隙間dを持って、冷却用ファン230aの外径側から回転軸232a側に延設されるファン抑止部材216を設ける。
【選択図】図3
Description
本発明は、熱交換器に冷却用ファンが備えられた熱交換装置に関するものであり、車両用に用いて好適である。
従来、自動車用の熱交換装置として、特許文献1に示されるように、ラジエータやコンデンサ等の熱交換器に冷却用ファンが設けられたものが知られている。冷却用ファンは、複数のブレードを有する軸流ファンであり、冷却風の流れ方向においてラジエータの下流側に配置され、電動モータによって回転駆動されるようになっている。この熱交換装置は、自動車のエンジンルーム内のエンジンの前側に搭載されている。
特開2005−163758号公報
上記熱交換装置を備える自動車においては、時として台風などによって水没した道路を走行せざるを得ない場合が生ずる。この水没路の走行中に冷却ファンが水に浸かるような状況であると、冷却ファンの回転作動時に、ブレードは水からの力(回転時の水による揚力等)を受けて熱交換器の熱交換部側に大きく変形する。そして、ブレードが熱交換部に当たり、熱交換部を損傷させてしまう。
上記のような水没路における不具合は、自動車の走行条件の中では非常に発生頻度の低いものであるため、その対策としては、車両側への搭載条件の変更や、熱交換装置自体の大幅なコストアップの伴わないものが望まれる。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、簡便な方法で水没路走行時の冷却用ファンの熱交換器への干渉を防止可能とする熱交換装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、内部に熱交換媒体が流れる熱交換器(10)と、回転方向に複数のブレード(231a)を有し、熱交換媒体を冷却する冷却風を発生する軸流式の冷却用ファン(230a)と、冷却用ファン(230a)を内包すると共に熱交換器(10)側に延びて、冷却風が熱交換器(10)を通過するようにガイドするダクト状のファンシュラウド(210)と、冷却用ファン(230a)を駆動する電動モータ(220a)とを備え、車両に搭載される熱交換装置において、冷却用ファン(230a)の回転軸(232a)は、水平方向となるように配置されており、ファンシュラウド(210)には、回転軸(232a)の位置よりも下側領域で、且つ、熱交換器(10)と冷却用ファン(230a)との間となる領域で、冷却用ファン(230a)に対して所定隙間(d)を持って、冷却用ファン(230a)の外径側から回転軸(232a)側に延設されるファン抑止部材(216)が設けられたことを特徴としている。
これにより、車両が水没路を走行した際に、回転作動中の冷却用ファン(230a)のブレード(231a)が水に浸かって、所定隙間(d)寸法以上に熱交換器(10)側に変形すると、ブレード(231a)は、まず、ファン抑止部材(216)に当たることになる。そして、このファン抑止部材(216)によって冷却用ファン(230a)の回転作動を停止させることができるので、冷却用ファン(230a)の干渉による熱交換器(10)の損傷を防止できる。尚、ファン抑止部材(216)は、ファンシュラウド(210)に簡便に形成可能であり、車両側への搭載条件の変更や、熱交換装置(1)自体の大幅なコストアップを伴うことはない。
請求項2に記載の発明のように、ファン抑制部材(216)は、板状に形成するのが良く、材料費低減、軽量化が可能となる。
請求項3に記載の発明では、請求項2における板状の板厚方向を、回転方向となるようにしたことを特徴としている。
これにより、ファン抑止部材(216)の板状の面となる側を冷却風の流れに沿った形に配置することができ、ファン抑止部材(216)に冷却風の流れに対する整流作用を持たすことができるので、冷却用ファン(230a)の冷却風量を向上させることができる。尚、このような板状のファン抑止部材(216)は、ファンシュラウド(210)における補強リブとしても作用し得るので、ファンシュラウド(210)の強度を向上させることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明における板状の面は、外径側から回転軸(232a)側に向けて、回転方向に傾斜していることを特徴としている。
これにより、ファン抑止部材(216)の板状の面となる側を、軸流式の冷却用ファン(230a)によって発生される冷却風の旋回方向を加味した流れに沿った形に配置することができ、ファン抑止部材(216)に対して更に効果的な整流作用を持たすことができる。
請求項5に記載の発明のように、請求項2におけるファン抑止部材(216)の板状の板厚方向は、回転軸(232a)の方向となるようにしても良い。
これにより、変形したブレード(231a)をファン抑止部材(216)の面で受けることができるので、ブレード(231a)がファン抑止部材(216)に当たった時の衝撃力を低減して、ブレード(231a)の欠損や、付け根部での折損を防止できる。
請求項6に記載の発明では、ファン抑止部材(216)は、所定隙間(d)が回転方向に向けて徐々に小さくなるように形成されたことを特徴としている。
これにより、冷却用ファン(230a)がファン抑止部材(216)に当たる時には、回転方向に対して徐々にきつくなるように当たるので、ブレード(231a)への衝撃力を和らげて、ブレード(231a)の破損を防止することができる。
請求項7に記載の発明では、ファン抑止部材(216)は、回転方向に複数設けられたことを特徴としている。
これにより、ブレード(231a)がファン抑止部材(216)に当たる時に、複数のブレード(231a)を、複数のファン抑止部材(216)で受けることができるので、冷却用ファン(230a)の回転作動を確実に停止させることができる。更に、1枚当たりのブレード(231a)にかかる負荷(衝撃力)を低減することができるので、ブレード(231a)自身の破損を防止することができる。
請求項8に記載の発明では、複数のファン抑止部材(216)の回転方向の配列ピッチは、ブレード(231a)の回転方向の配列ピッチと異なることを特徴としている。
これにより、冷却用ファン(230a)の通常回転作動時に、各ブレード(231a)が各ファン抑止部材(216)を同一タイミングでよぎることを防止できるので、ブレード(231a)とファン抑止部材(216)との干渉音による騒音の悪化を防止することができる。
請求項9に記載の発明では、電動モータ(220a)に電力を供給する電気回路(30)中には、所定電力が負荷された時に電動モータ(220a)および電気回路(30)を構成するハーネス(31)よりも先に溶断するヒューズ(32)が設けられたことを特徴としている。
これにより、ブレード(231a)がファン抑止部材(216)に当たって、電動モータ(220a)がロック状態となる中で、電動モータ(220a)自身、および電気回路(30)のハーネス(31)に過大なロック電流が流れても、ヒューズ(32)を先に溶断させることができるので、電動モータ(220a)および電気回路(30)のハーネス(31)を保護することができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明における第1実施形態の具体的な構成について図1〜図3を用いて説明する。第1実施形態の熱交換装置1は、ラジエータ10と電動ファン20とから成り、自動車用エンジンの冷却水を冷却するものとしている。尚、図1は熱交換装置1の正面図、図2は図1における右下側部を示す拡大正面図、図3は図2におけるA−A部を示す断面図である。
本発明における第1実施形態の具体的な構成について図1〜図3を用いて説明する。第1実施形態の熱交換装置1は、ラジエータ10と電動ファン20とから成り、自動車用エンジンの冷却水を冷却するものとしている。尚、図1は熱交換装置1の正面図、図2は図1における右下側部を示す拡大正面図、図3は図2におけるA−A部を示す断面図である。
図1に示すように、ラジエータ(本発明の熱交換器に対応)10は、チューブ11の長手方向が上下方向を向くようにして複数配列されることで形成されるコア部10aを有し、このチューブ11の長手方向両端部が一対のタンク、即ち上タンク12aおよび下タンク12bに接続される、いわゆるバーチカルフロータイプのものとしている。ラジエータ10は、車両エンジンルーム内のエンジンの前側に搭載され、ここではエンジンからの冷却水(本発明の熱交換媒体に対応)は、上タンク12aから流入し、コア部10aのチューブ11を図1中の上側から下側に向けて流れ、下タンク12bから流出してエンジンに戻るようにしている。
電動ファン20は、主にファンシュラウド210、電動モータ220a、220b、冷却用ファン230a、230bから成るダブルファンタイプのもので、ファンシュラウド210の外周部に設けられた複数(ここでは6箇所)の取付け部215によって、冷却用ファン230a、230bの回転軸232a(図3)が水平方向を向くように、上記ラジエータ10のエンジン側に固定され、ラジエータ10のコア部10aに冷却用の空気を送風する。この電動ファン20は、ここでは、車両のグリル側からエンジン側に向けて、即ちラジエータ10のコア部10aからファンシュラウド210側に送風空気を吸引する、いわゆる吸込み式電動ファンである。
ファンシュラウド(以下、シュラウド)210は、例えばガラス繊維を所定量含有するポリプロピレン材等から成る樹脂製のシュラウドであり、上記取付け部215を含め、以下説明する各部位211〜216が射出成形により一体で形成されている。シュラウド210の外周部は、ラジエータ10のコア部10aに相当する横長の矩形状を成しており、その内側には略水平方向に並ぶように2つのリング部212が形成されている。各リング部212の中心には円形のモータ保持部213が形成されており、このモータ保持部213は、放射状に延びてリング部212に接続される複数のモータステー部214によって支持されている。
リング部212とシュラウド210の外周部との間には滑らかに傾斜するダクト状のシュラウド導風部211が形成されており、後述する各冷却用ファン230a、230bによって吸引される空気をラジエータ10のコア部10aに効率的に導くようにしている。そして、このシュラウド導風部211の内側面には、ファン抑止部材216が形成されている。ファン抑止部材216は、本実施形態における特徴部を成すものであり、詳細については後述する。
電動モータ(以下、モータ)220a、220bは、例えばフェライト式の直流モータであり、本体部を成す筒状のハウジングの内周面に固定子としてのフェライト磁石が固定され、更にその内側に回転子としてのアーマチャ(コイル)が回転可能に装着されている。モータ220a、220bは、シュラウド210のモータ保持部213に、それぞれ固定されている。モータ220a、220bには、アーマチャへ電力供給するためのモータハーネス221a、221bが接続されており、モータハーネス221a、221bの先端側に設けられた接続用コネクタ222a、222bは、シュラウド210の左上側に取り回しされている。そして、接続用コネクタ222a、222bは、図示しない車両バッテリに接続されている。
冷却用ファン(以下、ファン)230a、230bは、扁平筒状を成すボスの周方向に複数のブレード231a、231bが形成された軸流式のファンであり、シュラウド210のリング部212内にそれぞれ収容されて(内包されて)、各モータ220a、220bのシャフト(図示せず)にそれぞれ固定されている。各ファン230a、230bは、それぞれのモータ220a、220bによって回転作動される。尚、ファン230aとファン230bとでは、外径とブレード枚数が異なっているが、基本的な構成は同一である。
次に、ファン抑止部材216の詳細について説明する。ここで、ファン抑止部材216は、シュラウド210において両ファン230a、230bに対応するように設定されているが、共に同一仕様としているため、以下、シュラウド210の右側に設定されるもので代表して説明することとする。
図2、図3に示すように、ファン抑止部材216は、上下方向においてファン230aの回転軸232aの位置よりも下側となる領域で、且つ、ラジエータ10のコア部10aとファン230aのブレード231aとの間となる領域に設けられるようにしている。更に具体的には、ファン抑止部材216は、ブレード231aの外径側となるシュラウド導風部211から一体で回転軸231a側に延設されて、その先端側がコア部10aとブレード231aとの間に位置するように設けられている。
そして、ブレード231aとファン抑止部材216との間には、所定隙間dが形成されるようになっている。所定隙間dは、車両の通常走行に対して、車両が水没路を走行した場合に水に浸かったブレード231aがコア部10a側に変形する寸法を基に設定したものである。よって、通常のファン230aの作動においては、ブレード231aは、ファン抑止部材216になんら干渉することなく、回転作動可能となっている。
また、ファン抑止部材216の先端側でブレード231aに対向する側は、円弧状に形成されている。この円弧形状は、ブレード231aのボスとの付け根部を中心としてブレード231aがコア部10a側に変形した時にブレード231aの先端部によって描かれる軌跡(円弧)に等しく、あるいは、ファン抑止部材216の先端側にいくほど、描かれる軌跡(円弧)の内側に徐々に入り込むような形状としている。
ファン抑止部材216は、薄い板状に形成されており、その板厚方向はファン230aの回転方向となるように設定されている。そして、ファン抑止部材216は、ファン230aの回転方向、即ち、リング部212の周方向に複数設けられており、回転軸232aの下側領域となるリング部212の下側半分の領域で、回転軸232aを中心として放射状に配列されている。
更に、複数のファン抑止部材216の周方向の配列ピッチは、複数のブレード231aの回転方向の配列ピッチとは異なるように設定されている。例えば、ファン230aのブレード231aが7枚であり、等ピッチ翼のファンとすると、配列ピッチ(配列ピッチ角度)は、360度÷7=51.4度となり、各ファン抑止部材216の周方向ピッチ(配列ピッチ角度)が、このブレード231aの配列ピッチ51.4度とならないようにしている。
上記のように構成される熱交換装置1においては、車両が水没路を走行した際に、回転作動中のファン230aのブレード231aが水に浸かって、所定隙間d寸法以上にラジエータ10のコア部10a側に変形すると、ブレード231aは、まず、ファン抑止部材216に当たることになる。ブレード231aの変形量が大きいほど、ファン抑止部材216の円弧形状によって、ファン抑止部材216へのブレード231aの当たり度合いは大きくなる。そして、このファン抑止部材216によってファン230aの回転作動を停止させることができるので、ファン230aの干渉による熱交換器10の損傷、特にチューブ11に対する損傷を防止できる。よって、水没路走行においてラジエータ10の水洩れに至るような損傷を回避でき、ラジエータ10の交換修理を不要とすることができる。
尚、ファン抑止部材216は、シュラウド210に一体成形可能となるような板状部材として簡便に形成可能であるので、水没路走行における不具合対策として、車両側への搭載条件の変更や、熱交換装置1自体の大幅なコストアップを伴うことはない。
また、ファン抑止部材216を板状に形成して、その板厚方向をブレード231aの回転方向となるようにしているので、ファン抑止部材216の板状の面となる側を冷却風の流れに沿った形に配置することができ、ファン抑止部材216に冷却風の流れに対する整流作用を持たすことができ、ファン230aの冷却風量を向上させることができる。尚、このような板状のファン抑止部材216は、シュラウド導風部211における補強リブとしても作用し得るので、シュラウド210の強度を向上させることができる。
また、ファン抑止部材216をブレード231aの回転方向に複数設けるようにしているので、水による変形によってブレード231aがファン抑止部材216に当たる時に、複数のブレード231aを複数のファン抑止部材216で受けることができ、ファン230aの回転作動を確実に停止させることができる。更に、1枚当たりのブレード231aにかかる負荷(衝撃力)を低減することができるので、ブレード231a自身の破損を防止することができる。つまり、ファン230a自身の交換修理を不要とすることができる。
更に、複数のファン抑止部材216を設ける際に、その配列ピッチを複数のブレード231aの配列ピッチと異なるようにしているので、ファン230aの通常回転作動時に、各ブレード231aが各ファン抑止部材216を同一タイミングでよぎることを防止でき、ブレード231aとファン抑止部材216との干渉音による騒音の悪化を防止することができる。
尚、図4に示すように、ファン抑止部材216の先端側の形状は、上記の円弧状のものに代えて、コア部10aに平行な形状として、所定隙間dが確保されるものとしても良い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図5に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、ファン抑止部材216をファン230aの回転方向に傾斜させたものとしている。
本発明の第2実施形態を図5に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、ファン抑止部材216をファン230aの回転方向に傾斜させたものとしている。
ファン抑止部材216の板状の面は、ブレード231aの外径側から回転軸231a側に向かうにつれて、ファン230aの回転方向に所定角度だけ傾斜するようにしている。更に、ファン抑止部材216の板状の面は、図5の正面から見て、緩い曲率を持った円弧状に形成されている。
これにより、ファン抑止部材216の板状の面となる側を、軸流式のファン230aによって発生される冷却風の旋回方向を加味した流れに沿った形に配置することができ、ファン抑止部材216に対して更に効果的な整流作用を持たすことができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図6、図7に示す。第3実施形態は、上記第1実施形態に対して、板状に形成されるファン抑止部材216の板厚方向をファン230aの回転軸232aの方向となるように設定したものである。ここでは、ファン抑制部材216は、平板状の部材をシュラウド導風部211に溶着等によって接合して形成するようにしている。
本発明の第3実施形態を図6、図7に示す。第3実施形態は、上記第1実施形態に対して、板状に形成されるファン抑止部材216の板厚方向をファン230aの回転軸232aの方向となるように設定したものである。ここでは、ファン抑制部材216は、平板状の部材をシュラウド導風部211に溶着等によって接合して形成するようにしている。
これにより、変形したブレード231aをファン抑止部材216の面で受けることができるので、ブレード231aがファン抑止部材216に当たった時の衝撃力を低減して、ブレード231aの欠損や、付け根部での折損を防止できる。
尚、上記第3実施形態のファン抑止部材216は、図8、図9に示すように、ブレード231aとの所定隙間dが回転方向に向けて徐々に小さく(所定隙間d1)なるように傾斜させるようにしても良い。図8は、ファン抑止部材216の全体を傾斜させたものであり、図9は、ファン抑止部材216の回転方向の先端側を傾斜させたものである。
これにより、ファン230aがファン抑止部材216に当たる時には、回転方向に対して徐々にきつくなるように当たるので、ブレード231aへの衝撃力を和らげて、ブレード231aの破損を防止することができる。
尚、上記第3実施形態においては、ファン抑止部材216を図6の紙面上で断面L字状にして、Lの字の終点部をシュラウド210のリング部212に接続されるように形成すれば、樹脂製のシュラウドにおける金型の抜きを考慮したものにすることができるので、一体成形が可能となる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図10、図11に示す。第4実施形態は、上記第1実施形態に対して、モータ220aの接続される電気回路30に、後述する溶断特性を加味したヒューズ32を設けるようにしたものである。
本発明の第4実施形態を図10、図11に示す。第4実施形態は、上記第1実施形態に対して、モータ220aの接続される電気回路30に、後述する溶断特性を加味したヒューズ32を設けるようにしたものである。
図10に示すように、電気回路30はハーネス31、ヒューズ32、リレー33、制御装置34を有している。ハーネス31は、一方が車両バッテリのプラス側に接続され(図10中のB)、他方がグランド側に接続されている。ハーネス31には、ヒューズ32とリレー33の接点部33aとが直列に接続されており、また、リレー33のコイル部33bには、制御装置34が接続されている。そして、上記ハーネス31の途中に、ヒューズ32、リレー34の接点部34aに対して更に直列となるようにモータハーネス221aによってモータ220aが接続されている。
尚、リレー33の接点部33aは、制御装置34による通電によって開閉されるようになっている。即ち、ラジエータ10の冷却水温が所定温度を超えると制御装置34からコイル部33bに通電されて、接点部33aが閉じられることになり、モータ220aが作動される。また、ラジエータ10の冷却水温が所定温度を下回ると制御装置34からコイル部34bへの通電が停止され、接点部33aが開かれることになり、モータ220aが停止される。
ここで、図11に示すように、電気回路30においては、ハーネス31、ヒューズ32、モータ220aの溶断特性のうち、ヒューズ32の溶断特性が最も小さくなる(最も早く溶断する)ようにしている。即ち、電気回路30に通電される電流値(電力値)の全領域で、同一の電流値に対して、ヒューズ32の溶断に至るまでの時間は、モータ220a(アーマチャのコイル)、およびハーネス31の溶断に至るまでの時間よりも短くなるものとして設定している。
これにより、水没路の走行時にブレード231aがファン抑止部材216に当たって、モータ220aがロック状態となる中で、モータ220a自身、および電気回路30のハーネス31に過大なロック電流が流れても、ヒューズ32を先に溶断させることができるので、モータ220aおよびハーネス31を確実に保護することができる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、熱交換装置1の熱交換器としてラジエータ10を対象としたが、これに限らず、冷凍サイクル用の凝縮器や、エンジン吸気冷却用のインタークーラ等を対象としても良い。また、熱交換器内を流通する熱交換媒体の流れ方向は、上下方向に限らず、水平方向となるようにしても良い。
上記各実施形態では、熱交換装置1の熱交換器としてラジエータ10を対象としたが、これに限らず、冷凍サイクル用の凝縮器や、エンジン吸気冷却用のインタークーラ等を対象としても良い。また、熱交換器内を流通する熱交換媒体の流れ方向は、上下方向に限らず、水平方向となるようにしても良い。
また、電動ファン20は、吸込み式電動ファンとして説明したが、水没路走行時に、水の流れの力を受けて、水の流れ方向にブレード231aが変形するようであれば、冷却用ファン230aが熱交換器コア部の車両前方側に搭載される押込み式電動ファンとしても良い。
また、シュラウド210にモータ220a、220bおよびファン230a、230bをそれぞれ2つずつ設けた電動ファン20に適用したものとして説明したが、これに限らず、1つずつのモータ、ファンとした電動ファンに適用しても良い。
また、ファン抑止部材216は、板状に形成されるものとしたが、電動ファン20としての冷却風性能および、騒音性能に影響しない範囲で、ブロック状に形成しても良い。
1 熱交換装置
10 ラジエータ(熱交換器)
30 電気回路
31 ハーネス
32 ヒューズ
210 ファンシュラウド
216 ファン抑止部材
220a 電動モータ
230a 冷却用ファン
232a 回転軸
10 ラジエータ(熱交換器)
30 電気回路
31 ハーネス
32 ヒューズ
210 ファンシュラウド
216 ファン抑止部材
220a 電動モータ
230a 冷却用ファン
232a 回転軸
Claims (9)
- 内部に熱交換媒体が流れる熱交換器(10)と、
回転方向に複数のブレード(231a)を有し、前記熱交換媒体を冷却する冷却風を発生する軸流式の冷却用ファン(230a)と、
前記冷却用ファン(230a)を内包すると共に前記熱交換器(10)側に延びて、前記冷却風が前記熱交換器(10)を通過するようにガイドするダクト状のファンシュラウド(210)と、
前記冷却用ファン(230a)を駆動する電動モータ(220a)とを備え、車両に搭載される熱交換装置において、
前記冷却用ファン(230a)の回転軸(232a)は、水平方向となるように配置されており、
前記ファンシュラウド(210)には、前記回転軸(232a)の位置よりも下側領域で、且つ、前記熱交換器(10)と前記冷却用ファン(230a)との間となる領域で、前記冷却用ファン(230a)に対して所定隙間(d)を持って、前記冷却用ファン(230a)の外径側から前記回転軸(232a)側に延設されるファン抑止部材(216)が設けられたことを特徴とする熱交換装置。 - 前記ファン抑止部材(216)は、板状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換装置。
- 前記板状の板厚方向は、前記回転方向となるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の熱交換装置。
- 前記板状の面は、前記外径側から前記回転軸(232a)側に向けて、前記回転方向に傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の熱交換装置。
- 前記板状の板厚方向は、前記回転軸(232a)の方向となるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の熱交換装置。
- 前記ファン抑止部材(216)は、前記所定隙間(d)が前記回転方向に向けて徐々に小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項5に記載の熱交換装置。
- 前記ファン抑止部材(216)は、前記回転方向に複数設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の熱交換装置。
- 複数の前記ファン抑止部材(216)の前記回転方向の配列ピッチは、前記ブレード(231a)の前記回転方向の配列ピッチと異なることを特徴とする請求項7に記載の熱交換装置。
- 前記電動モータ(220a)に電力を供給する電気回路(30)中には、所定電力が負荷された時に前記電動モータ(220a)および前記電気回路(30)を構成するハーネス(31)よりも先に溶断するヒューズ(32)が設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の熱交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006214924A JP2008038776A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006214924A JP2008038776A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 熱交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008038776A true JP2008038776A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39174095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006214924A Pending JP2008038776A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 熱交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008038776A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017110733A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社デンソー | 熱交換モジュール |
| JP2017120172A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-07-06 | 株式会社デンソー | 熱交換モジュール |
| JP2017158268A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 三洋電機株式会社 | 電源システム |
| JP2018071948A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | 株式会社デンソー | 熱交換モジュール |
-
2006
- 2006-08-07 JP JP2006214924A patent/JP2008038776A/ja active Pending
Cited By (5)
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| WO2017110733A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社デンソー | 熱交換モジュール |
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| US10837346B2 (en) | 2015-12-25 | 2020-11-17 | Denso Corporation | Heat exchange module |
| JP2017158268A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 三洋電機株式会社 | 電源システム |
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