[go: up one dir, main page]

JP2008038382A - 光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システム - Google Patents

光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008038382A
JP2008038382A JP2006211065A JP2006211065A JP2008038382A JP 2008038382 A JP2008038382 A JP 2008038382A JP 2006211065 A JP2006211065 A JP 2006211065A JP 2006211065 A JP2006211065 A JP 2006211065A JP 2008038382 A JP2008038382 A JP 2008038382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
key
filter
light
transmission characteristics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006211065A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Honda
勝久 本多
Akira Genma
亮 源馬
Takashi Murakami
隆 村上
Kazuya Takahashi
和也 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaichi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaichi Electronics Co Ltd filed Critical Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority to JP2006211065A priority Critical patent/JP2008038382A/ja
Publication of JP2008038382A publication Critical patent/JP2008038382A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】安価でセキュリティ性の高い光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システムを提供する。
【解決手段】光学式鍵10では、遮光性の基板部11に複数の光フィルター13aから成る光フィルター群13が配設されている。これ等の光フィルター13aは、スライダー14によりカバー部材と共にガイド孔16a、16b、16cに嵌設され、スライダー14のスライドにより配設位置が変えられる。各光フィルター13aの配設領域にそれぞれ開口17が設けられ、照射光が各光フィルター13aを透過しそれぞれの光透過特性が検出できる。そして、光学的鍵システムは、上記光学式鍵10における光フィルター13aの配設位置およびその光透過特性から成る鍵情報を光学的/電子的に読み取り、光学式鍵の認証判定を行う構成になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、解錠あるいは施錠における認証技術に係り、特に光学部材を用いた安価でセキュリティ性の高い光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システムに関する。
住宅、室あるいは車両等における入退出用の鍵(錠)システムでは、現在多用されている機械式の鍵に代わって電子式の鍵あるいは光学式の鍵が種々に提案されている。これは、例えばピッキング盗難等の治安の悪化のために、より安全性の高い鍵錠が必要とされ、更にはセキュリティ意識が以前に増して向上してきたことによる。
従来からよく使用されている機械式鍵とシリンダー錠は、一般に金属小片にユニークな形状を刻んだものを鍵とし、その鍵の有するユニークさを錠部において物理的に接触させ認証する。そして、認証で正しいと判定されれば解錠/施錠がなされる。あるいは、鍵と錠との間で電気接点を電気的に導通させてその組み合わせを読み取るなどして、鍵が適正なものであるか否かを判定する。しかし、このように機械式の鍵システムでは、使用回数が多くなってくると鍵錠の摩耗や導通性の劣化が避けられない。また、第三者による複製も比較的に容易である。
そこで、例えば金属片にパンチ孔や切り欠きなどの判定基準となるべき形状を設けておき、光を照射してその形状を読み取る電子式の鍵システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この光の照射を用いた形状の読み取り方式では機械式の場合に較べて上記各部材の摩耗が低下する。しかし、この方式では金属片に設ける上記形状の数に限界が生じ、鍵違い数の増加が難しい。そして、機械式鍵の場合と同様に複製が比較的に容易であることから、セキュリティ性の向上は難しい。
上記鍵のセキュリティ性を高める方法として、上述した金属片に設ける形状に代えて、多層薄膜を形成した光学部材が固有に有する透過光スペクトルあるいは反射光スペクトルを用いて認証する光学式の鍵システムが提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。この場合には、1枚の透明基板に1層の膜厚が100nm程度の誘電体層が多層に例えば20層〜100層に積層される。そして、この多層薄膜形成した1つの光学部材が光学式鍵となる。この方式では、誘電体層の屈折率、膜厚、積層等を全て同一にして多層薄膜形成した光学式鍵を複製することは非常に難しくなる。このために、そのセキュリティ性は格段に向上する。
しかしながら、この光学式鍵は、複雑で精巧な構造の光学部材となり、しかも一品生産であることからその生産性が極めて低い。また、例えば鍵の紛失において同じものを再生産することが難しくなる。これ等のことから、このような光学式鍵は不可避的に高価なものになる。また、上記精巧な多層膜構造のために、鍵システムの環境温度の変化による認証エラーが生じ易い。これは、光学式鍵の分光特性が多層の誘電体層の温度変化に伴う伸縮により影響を受け易いからである。
更に、セキュリティ性を高める鍵システムとしては、従来の鍵概念とは根本的に異なる認証技術を用い、例えば指紋、声、顔、目等の個人の特有の生体情報で判別する鍵システムが提案されている(例えば、特許文献4参照)。このような生体式の鍵システムでは、認証において極めて高い統計的な一致度が必須になる。しかし、現状は、生体情報の読み取りが充分に安定しているとは言えず、生体情報のセンシング精度の更なる向上を必要としている状況にある。
実公平05−6362号公報 特開2000−220331号公報 特開2006−97426号公報 特開2004−353418号公報
上述したような事情に鑑みて本発明はなされたものであり、その目的とするところは、高いセキュリティ性が容易に確保でき、しかも高い生産性を有してその低コスト化が可能になり、鍵の紛失に際しても簡便に対応でき高い利便性を有し、そして高い実用性を有する光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第一の発明にかかる光学式鍵では、光透過特性の異なる複数の光学フィルターが鍵基板面に配設され、照射光によって読み取られる各光学フィルターの光透過特性により鍵情報が構成される。さらに、前記鍵基板面での配設位置の情報が付加されることによって、より高度なセキュリティ性が確保できるようになっている。
そして、第二の本発明にかかる光学的鍵システムは、光透過特性の異なる複数の光学フィルターが鍵基板面に配設され、照射光により読み取られる各光学フィルターの光透過特性が鍵情報を構成している光学式鍵と、前記照射光の光源と、前記光学フィルターの配設位置および判定基準用の光透過特性を記憶した鍵情報記憶手段と、前記光学フィルターの前記鍵基板面での配設位置を検出するフィルター位置検出手段と、前記光学フィルターの光透過特性を読み取るフィルター情報読み取り手段と、前記フィルター位置検出手段により検出された前記光学フィルターの配設位置および前記フィルター情報読み取り手段により検出された前記光学フィルターの光透過特性と前記鍵情報記憶手段に記憶されている前記光学フィルターの配設位置および判定基準用の光透過特性とを照合しそれ等の同一性を判定する認証判定手段と、を有する構成になっている。
本発明により、安価で高いセキュリティ性を有する光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システムが容易に提供される。そして、この光学式鍵および光学的鍵システムは高い利便性および高い実用性を有するものになる。
以下に本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図面において互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略される。
まず、光学式鍵について図1ないし図3を参照して説明する。ここで、図1は光学式鍵の一例を示す平面図である。そして、図2は図1のX−X矢視およびY−Y矢視の断面図である。図3は光学式鍵の光フィルターが有する光透過特性の一例を示した図である。
図1に示すように、本実施形態の光学式鍵10は、遮光性を有する例えばアルミニウム製の鍵基板である平板状の基板部11と例えばプラスチック製の把持部12を有している。そして、基板部11には複数の光フィルター13aが光フィルター群13として配設されている。なお、図1では、光フィルター群13は、基板の平面に3行10列のマトリックス状に配列された30個の光フィルター13aから成っているが、光フィルター13aの配列数あるいはその配列パターンは図1に示すものに限定されるものではない。ここで、光フィルター13aの平面形状は矩形が好適である。そして、これ等の光フィルター13aは、枠状に構成された例えば樹脂製のスライダー14の各枠内にそれぞれ収納されている。なお基板部11はカードや円筒などの他の形状をとることができる。
図2(a)、(b)に示すように、光フィルター群13の多数の光フィルター13aは、2枚の透明なカバー部材15によりスライダー14と共に上下から挟持され、基板部11に設けたガイド孔16a、16b、16cに挿設されている。そして、それぞれの光フィルター13aが配設される領域の基板部11の上面および下面に開口17が設けられ、上面側からの照射光がこれ等の開口17およびそれぞれのフィルター13aを通って下面側に出射できるようになっている。ここで、ガイド孔16a、16b、16cはその断面形状が例えば矩形であり、開口17はその平面形状が例えば円形、矩形等になっている。
なお、ガイド孔16a、16b、16cは、例えばアルミニウム製の2枚の薄板に上記行方向に延在する溝をそれぞれに設け、これ等の溝が対向するように2枚の薄板を位置決めし張り合わせて基板部11を形成することにより容易に形設される。また、開口17は、上記2枚の薄板の溝の所定領域を穿孔することにより形設される。
また、光フィルター13aを収納したスライダー14は、ガイド孔16a、16b、16c内を上記行方向に自在にスライド移動でき、そのスライド移動により光フィルター13aの行方向における配設位置が変えられるようになっている。ここで、カバー部材15は例えば透明なプラスチック製であり、上記光フィルター13aをガイド孔16a、16b、16c内で固定することにより使用者側で適宜に組み合わせを変更することが出来るようになっている。
そして、レファレンス用穴18a、18b、18cがそれぞれガイド孔16a、16b、16cの先端領域において基板部11を上面から下面に貫通して設けられている。ここで、レファレンス用穴18a、18b、18cは、その平面形状が円形、矩形等どのような形状に形成されても構わない。
上記光学式鍵10の光フィルター群13を構成する光フィルター13aは、赤外線から紫外線にいたる波長領域で図3に示すように種々の光透過特性を有する。以下に光透過特性の典型例について説明する。例えば、図3(a)は、単波長パスフィルターの光透過特性を示し、所定の半値幅(例えば15nm程度)をもち特定波長の光を透過する光フィルターの場合である。ここで、その中心波長及び半値幅が種々に異なる単波長パスフィルターを形成することができる。
また、図3(b)は、図3(a)に対して比較的透過波長幅の広いバンドパスフィルターの光透過特性を示し、ある帯域の波長光を透過する光フィルターの場合である。この場合も、波長帯域が種々に異なるバンドパスフィルターを形成することができる。
図3(c)は、多重波長パスフィルターの光透過特性を示し、複数の特定波長の光を透過する光フィルターの場合である。図では2つの特定波長光が透過する場合について示しているが、3つ以上の特定波長の光が透過する光フィルターであってもよい。この場合も、特定波長の光が種々に異なる多重波長パスフィルターを形成することができる。
図3(d)は、長波長パスフィルター(ロングウェーブパスフィルター)の光透過特性を示し、所定波長より長い波長光を透過する光フィルターの場合である。この場合も、所定波長が種々に異なる長波長パスフィルターを形成することができる。
そして、図3(e)は、短波長パスフィルター(ショートウェーブパスフィルター)の光透過特性を示し、所定波長より短い波長光を透過する光フィルターの場合である。この場合も、所定波長が種々に異なる短波長パスフィルターを形成することができる。
上記の光フィルター13aは、光干渉フィルターが好適であり、例えば透明なガラス基板表面に複数層の誘電体層を積層して形成する。ここで、誘電体層としては種々の屈折率のものが使用される。このような干渉フィルターは、従来の技術で説明した例えば20層〜100層に誘電体層が積層され複雑で精巧な構造になる多層薄膜形成の場合と異なり、極めて簡素な構造となる。このために、ほぼ同一とみなせる光透過特性の光フィルター13aを多数量産することができる。ここで、ほぼ同一とみなせる光透過特性とは、後述する鍵の判定基準のところで説明される。この光干渉フィルターは視認で区別できなくても、異なる光透過特性の多様なフィルターを製作することができ、鍵情報の担持手段として有利である。
そして、本実施形態の光学式鍵10の特徴として、上記光透過特性を有する光フィルター13aが基板部11上において複数個で適宜に組み合わせ配設されて光フィルター群13が形成される。
例えば、可視光帯域440nm〜700nmにおける光フィルターを形成するとして、図3(a)に示した単波長パスフィルターを11種類作製する。そして、図3(b)〜(e)のパスフィルターを各1種類作製すると、異なる光透過特性を有する光フィルターは総計15種類となる。この総計15種類の光フィルター13aを例えば図1に示した3行10列に配列させるとすると、15の30乗の組み合わせ数の光フィルター群13が形成でき、この光フィルター群13から成る光学式鍵10の鍵違い数は、1兆の1兆倍の更に1兆倍程度の巨大数になる。ここで、光フィルター群13が同じ光透過特性の光フィルター13aで構成される場合も含まれる。
このように、本実施形態の光学式鍵10は、その鍵違い数を極めて簡便に莫大な数に増加させることができ、その高いセキュリティ性を容易に確保することができる。また、この光学式鍵10に使用される各光フィルターは多量に再生産できることから、安価で利便性の高い光学式鍵が実現される。
次に、上述したような光学式鍵を用いた光学的鍵システムについて図4ないし図6を参照して説明する。ここで、図4は光学的鍵システムの一例を示す側断面図である。そして、図5は光フィルター13aに照射する照射光の一例を示す発光スペクトル図であり、図6は上記光学的鍵システムの主要な機能構成を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、光学的鍵システム20には、その認証室21の正面側に例えば光学式鍵10を挿入する挿入穴22が設けられ、認証室21内の挿入穴22の上方には例えば白色LED(Light Emitting Diode)から成る照射光源23が取り付けられている。そして、照射光源23と挿入穴22の間には、照射光源23からの照射光24の光束を絞り込んでコリメートする絞り穴25を備えた絞り穴板25aが固定して配置されている。ここで、照射光源23である白色LEDから発する白色光は例えば図5に示すような波長400nm〜750nmの可視領域の光スペクトルを有する。
そして、認証室21内の挿入穴22の下方には、反射型のグレーティング26およびラインセンサ27を含むいわゆる光スペクトラムアナライザーが配置されている。ここで、グレーティング26は上方から入射する光を反射する。そして、その一次回折光が波長順のスペクトルとして分光され、例えば固体撮像素子であるCCDあるいはCMOSから成るラインセンサ27において光電変換され、その光強度に応じた電気信号にされ、スペクトルの光強度データとして取り出される。上記ラインセンサ27の下方には、その詳細は後述されるが、ラインセンサ27からの電気信号を処理し、光学式鍵10を認証判定する判定部28が取り付けられている。
ここで、挿入穴22には、例えばウレタン樹脂製のグリップローラー29a、29bが形設されており、このグリップローラー29a、29bの回転により光学式鍵10が認証室21の内部に円滑に挿入できるようになっている。また、グリップローラー29a、29bは、その詳細は後述されるが、その回転によりロータリーエンコーダとして機能する構成になっている。そして、光学式鍵10の基板部11に配設された光フィルター13aの列方向位置を検出する。また、グリップローラー29a、29bの回転作動の開始と共に照射光源23が点灯し光照射が行われるようになっている。これ等の具体例については、光学的鍵システムの好適な使用態様において後述される。
なお、図示しないが挿入穴22の側壁に光学式鍵10の基板部11表面を例えばブラシで清浄にするクリーニング機構が嵌設されていると好適である。
あるいは、認証室21の内部に位置センサが取り付けられていてもよい。この位置センサは、挿入穴22に挿入される光学式鍵10における基板部11の上面の所定の刻印(不図示)を検知し、照射光源23を点灯する信号あるいは上記ロータリーエンコーダにおける上記行方向位置の起点を決める信号を生成する。
上記光学的鍵システム20では、光学式鍵10の基板部11面における光フィルター群13のマトリックス配列の行数と同じ数の照射光源23、絞り穴板25a、グレーティング26およびラインセンサ27が併設される。ここで、図1,2で説明した一例の光学式鍵10の場合には、それぞれに照射光源23、絞り穴板25a、グレーティング26およびラインセンサ27から成る3ユニットが取り付けられることになる。
この光学的鍵システム20の主要な機能構成は図6に示すようになる。すなわち、光学的鍵システム20は、照射光源23、光学式鍵10、フィルター情報読み取り部31、照射光スペクトル読み取り部32、フィルター位置検出部33を備える。また、光学的鍵システム20は、フィルター情報読み取り部31あるいは照射光スペクトル読み取り部32で生成される信号データを一時的に保管するデータ一時保管部34を備える。そして、フィルター情報読み取り部31からの上記信号データを規格化し補正するフィルター情報較正部35が備えられている。また、フィルター情報較正部35からの規格化したフィルター情報により鍵の認証判定をするCPU36、判定基準を記憶する判定基準データメモリ部37、フィルター情報メモリ部38が備えられている。
上記機能構成において、照射光源23は、光学式鍵10の光フィルター群13に集積されている光学情報であるフィルター情報を露出させる。ここで、照射光源23は所定の波長帯域の光を発するものであればよい。赤外光帯域あるいは紫外光帯域であっても基本的には構わない。しかし、可視光帯域であれば部材入手が容易であることから、図4、図5で説明したように白色LEDのような白色光源が好適になる。
フィルター情報読み取り部31は、具体的には図4で説明した絞り穴板25a、グレーティング26およびラインセンサ27により構成される光スペクトラムアナライザーである。上記グレーティング26は反射型の回折格子であるが透過型の回折格子であっても構わない。このフィルター情報読み取り部31は、光学式鍵10に組み込まれた光フィルター群13の鍵情報となるフィルター情報を電気信号にして読み出す。
照射光スペクトル読み取り部32は、同様に図4で説明したような絞り穴板25a、グレーティング26およびラインセンサ27により構成される。そして、この照射光スペクトル読み取り部32は、照射光源23から出射し光学式鍵10の基板部11に設けられたレファレンス用穴18を透過する照射光の光スペクトルを電気信号にして読み出す。
フィルター位置検出部33は、光学式鍵10の基板部11に配設された光フィルター群13における各光フィルター13aのフィルター位置、例えば光フィルター群13のマトリックス配列の列方向および行方向の位置を検出する。具体的には、図4で説明したロータリーエンコーダが上記マトリックス配列の列方向位置を検出する。そして、マトリックス配列の行方向の位置は、上述した照射光源23、絞り穴板25a、グレーティング26およびラインセンサ27から成るユニットにより決められる。このフィルター位置検出部33は、その他の構成も可能である。その他の例については図7で後述される。
データ一時保管部34は、ラインセンサ27で検出したフィルター情報の信号データおよび照射光スペクトルの信号データを保管する。ここで、データ一時保管部34には、フィルター位置検出部33からの各光フィルター13aの位置情報にリンクして、光学式鍵10の光フィルター群13の全てのフィルター情報が保管できるようになっている。
フィルター情報較正部35は、照射光スペクトルの信号データに基づいて各光フィルター13aが有するフィルター情報の信号データを規格化し較正する。すなわち、光スペクトラムアナライザーで分光した後において、波長毎に、各光フィルター13aの透過光の強度を照射光の強度で規格化する。具体的には、ラインセンサ27からの照射光のスペクトル信号および各光フィルター13aの透過光のスペクトル信号をそれぞれマルチプレクサを介して演算回路に転送し、波長毎に、フィルター透過光のスペクトル信号を照射光のスペクトル信号で演算(例えば除算)処理する。そして、光学式鍵10における光フィルター群13の全て光フィルター13aにわたり除算処理で生成された除算信号(較正信号)は、その配設位置と共にフィルター情報としてCPU36に送信される。
CPU36は、フィルター情報較正部35の駆動を制御すると共に、上記較正信号から成る較正フィルター情報に基づき光学式鍵10の認証判定を行う。ここでは、光学式鍵10の光フィルター群13に関する判定基準のフィルター情報が格納されている判定基準データメモリ部37から、基準フィルター情報が読み出され、上記較正フィルター情報との比較/照合がなされる。このCPU36はマイクロプロセッサー等で構成すると小型化されて好適である。
ここで、判定基準データメモリ部37には、認証判定するための判定基準となる基準フィルター情報データが記憶されている。すなわち、各光フィルター13aにおける光透過特性の同一性を示す許容範囲および各光フィルター13aの鍵基板面上での配設位置等のフィルター情報が記憶されている。
比較/照合においては、この基準フィルター情報データと上記較正フィルター情報データが同一であると判定されると、CPU36はロック解除用の電気信号を電磁ロックに送信しロック解除を行う。そして、その較正フィルター情報データはフィルター情報メモリ部38に格納されるようになっていると好適である。一方、同一でないと判定されると、ロック解除動作は行われない。
ここで、比較/照合における上記同一性の判定基準は、上述した光スペクトラムアナライザーの波長分解能、温度依存性、および光フィルター13aにおける光透過特性の温度依存性や製造精度を勘案して決められる。例えば、光フィルター13aが可視光における干渉フィルターで構成される場合には、上記同一性の許容範囲は、スペクトル波長において±10nmであり、その透過率において±20%にすればよい。この同一性の判定基準はソフト的な設定および調整することが可能である。なお、光フィルター13aが可視光に対応した干渉フィルターでない場合にあっては、同一性の判定基準は、その光フィルター13aの量産における光透過特性の再現性を考慮して決められる。
また、光フィルター13a及びラインセンサ27の経時変化を勘案して、誤判定しない判定基準を定めるようにすると好適である。ここで、これ等の経時変化に対応して判定基準を定める簡便な方法は、定期的に判定基準データメモリ部37における基準フィルター情報データの再書き込みを行なうようにするものである。この再書き込みする基準フィルター情報データとしては、光学的鍵システム20のユーザがフィルター情報メモリ部38に記憶させた較正フィルター情報データを定期的に使用すればよい。なお、判定基準データメモリ部37に格納した基準フィルター情報データの初期値は別に保存し、いつでも読み出し可能な状態にしておく。
また、上記基準フィルター情報データは、光学式鍵10に取り付ける各光フィルター13aの図3に示した光透過特性に基づいて、光学的鍵システム20の製造業者が予め判定基準データメモリ部37に格納してもよい。
表示部39は、基本的には上記認証判定結果を表示するようになっている。そして、上述したデータ一時保管部34、フィルター情報較正部35、CPU36、判定基準データメモリ部37、フィルター情報メモリ部38、表示部39は、図4に示した判定部28に収納されている。
次に、上記光学的鍵システム20において使用する光学式鍵10の変形例について図7を参照して説明する。この光学式鍵10aでは、基板部11の側端部に沿ってスケール用穴40が設けられる。このスケール用穴40は、その位置センサ(不図示)等と共にリニアエンコーダを構成し、上記ロータリーエンコーダに代わって、光学式鍵10aの光フィルター群13における光フィルター13aのマトリックス配列の列方向の位置を検出する。ここで、スケール用穴40の数はマトリックス配列の列方向の光フィルター13a数と同一(本実施形態では10個)であってもよいし、それと異なる数であっても構わない。
この他に、本実施形態で説明した光学式鍵10の変形例は種々のものが考えられる。例えば、図1,2で説明したレファレンス用穴18がない構造であっても構わない。この場合には、照射光源23からの照射光は光学式鍵を通さないで光スペクトラムアナライザーで分光検知され、照射光スペクトルの信号データが生成されることになる。あるいは、光学式鍵10の基板部11が光透過性を有する例えばプラスチックのような透明材料で構成されてもよい。この場合には、照射光源23からの照射光は、この透明な基板部11を透過する照射光を光スペクトラムアナライザーで分光し、照射光スペクトルの信号データを生成することができる。
また、光フィルター群13において、各光フィルター13aが連続的に配設される必要はなく、複数の光フィルター13aの間に照射光24の遮光部材が配設されるようになってもよい。あるいは、複数の光フィルター13aの間に照射光24の透明部材が配設され、その間は照射光が通過するようになっていても構わない。
また、光フィルター13aは光干渉フィルターの他に波長に対して一様でない分光透過特性を有する光学膜、又はセキュリティレベルとしては低下するが色ガラスや色付フィルムにより形成されていても構わない。
いずれにしても、本実施形態の光学式鍵では、基板部11に配設される複数の光フィルターの光透過特性およびそれ等の鍵基板面での配設位置が鍵情報となればよい。
次に、本実施形態の光学的鍵システムの好適な使用態様について図8および図9を参照して説明する。図8は使用態様の概要をフローチャートにしたものであり、図9は例えば光学的鍵システム20における光学式鍵10の挿入時の各ステップにおける側断面図である。
図8のステップS1では、電磁ロックの解錠を行うために、図9(a)に示すように例えば光学式鍵10を光学的鍵システム20の挿入穴22に鍵挿入する。すると、グリップローラー29a、29bが回転作動し光学式鍵10は略水平の状態に保ったまま認証室21内部へと挿入される。それと共に、挿入穴22の側壁に取り付けられたクリーニング機構が、光学式鍵10の基板部11上に付着し照射光を遮蔽するような付着物を除去するようになる。
そして、ステップS2において、上記グリップローラー29a、29bの回転作動の開始により照射光源23が点灯し、例えば白色LEDから照射光24が照射される。続いて、照射光24は光学式鍵10のレファレンス用穴18を透過し、グレーティング26およびラインセンサ27によって、ステップS3における照射光24の分光と検知がなされる。すなわち、照射光24のスペクトルの光強度が計測され、照射光スペクトルの信号データが生成される。ここでは、照射光源23の点灯から所定のタイムラグの後でレファレンス用穴18が絞り穴25の直下に来て、照射光24の分光と検知がなされることになる。
また、グリップローラー29a、29bの回転作動の開始により、グリップローラー29a、29bの回転に連動する例えば光電式あるいは磁気式のロータリーエンコーダにおける鍵基板面での列方向位置の起点が決められる。
そして、図8のステップS4では、光学式鍵10が認証室21内部にさらに挿入されて、光フィルター群13の各光フィルター13aが照射光24で照射され、その透過光の分光と検知がなされる。すなわち、各光フィルター13aの光透過特性が計測され、フィルター情報の信号データが生成される。図9(c)および(d)がそのフィルター光の分光と検知を行っている状態例を示している。このようにして、光フィルター群13の全ての光フィルター13aのフィルター情報が電気信号に読み出される。それと共に、グリップローラー29a、29bの回転に連動するロータリーエンコーダにより、光フィルター13aの鍵基板面での列方向位置が検出される。
あるいは、図4の説明で上述した、認証室21外の挿入穴22の上方に位置センサが取り付けられている場合には、位置センサが、挿入穴22に挿入される光学式鍵10における基板部11の上面の所定の刻印(不図示)を検知する。そして、この位置センサの検知により、照射光源23を点灯する信号あるいは上記ロータリーエンコーダにおける上記行方向位置の起点を決める信号が生成される。この位置センサからの検知信号により、ロータリーエンコーダにおける上記起点が正確に定まり、光学式鍵10の鍵基板面における光フィルター13aの精確な配設位置が検出できるようになる。
なお、その後では光学式鍵10は、図9(e)に示すようにその把持部12により認証室21への挿入は停止し、照射光源23は消灯される。
そして、図8のステップS5において、これ等のフィルター情報データは図6で説明したフィルター情報較正部35で規格化/補正され較正フィルター情報に加工される。
そして、図8のステップS6において、図6で説明したようにCPU36により、判定基準データメモリ部37に格納されている光学式鍵10の基準フィルター情報データと上記較正フィルター情報との比較/照合がなされ、光学式鍵10の認証判定が行われる。
この比較/照合においては、基準フィルター情報データと較正フィルター情報データが同一かどうかの認証判定がなされる。同一判定であると、ステップS7において例えば電磁ロックの解錠となり、一連の処理が終了する。他方、同一でない判定であると、ステップS8において鍵不正となり解錠は行われない。これ等の判定結果は図6に示した表示部39で表示される。
そして、光学式鍵10は挿入穴22を通して認証室21から取り出す。ここで、光学式鍵10のフィルター情報が読み込まれた後は、上記判定結果が表示される前であっても取り出すことも可能である。なお、施錠では、通常においては簡便なスイッチ操作により上記電磁ロックが施錠されるが、上記光学的鍵システムを用いた解錠と同様に行えるようにしても構わない。
本実施形態の光学式鍵では、上述したように、その鍵基板に複数の光フィルターが配列され光フィルター群として配設される。ここで、この光フィルターは干渉フィルターのように構造が簡素であり同一の透過特性のものが量産可能である。このような光フィルターが配設される光学式鍵は、わずかな種類の光フィルターにより巨大数な鍵違い数を可能にする。このために、光学式鍵の他人による模倣あるいは複製は、特許文献2,3の場合に劣らず非常に難しいものとなる。そして、極めて高いセキュリティ性を有する光学式鍵が実現される。
また、この光学式鍵では、同一の光透過特性の光フィルターが量産可能であり、その複数の光フィルターが組み合わされて鍵基板に配設されることから、光学式鍵の低コスト化が容易になる。しかも、光フィルターの再生産が容易になることからその利便性が向上し、光学式鍵の実用性が極めて高いものになる。
本実施形態の光学的鍵システムでは、上述したように、照射光が上記光学式鍵に配設した光フィルターを透過し、その配設の位置情報と共に、その光フィルター群の全ての光フィルターの有するフィルター情報が読み出される。そして、そのフィルター情報データが較正等の適度な加工を経て、光学的鍵システムに記憶保存されている基準フィルター情報データと比較/照合され、その同一性の認証判定がなされる。ここで、上述したように光学式鍵の光フィルターの構造は極めて簡素なものであり、光フィルターの光透過特性の温度変動は小さい。このために、環境温度の変化等による誤判定の発生は、上述した従来の技術の場合よりも大きく低減する。
また、本実施形態の光学的鍵システムでは、例えば鍵の紛失においてその同じものを再生産することが容易であり、鍵管理が簡便にできる。しかも、光学式鍵の鍵情報の光学的/電子的な読み取り機構は極めて簡素にでき小型化されて安価な光学的鍵システムが実現される。そして、鍵の盗難においても異なるフィルター情報を有する光学式鍵が、高いセキュリティ性の下に迅速かつ簡便に製作できることから、鍵システムの利便性が従来になく向上したものになる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、上述した実施形態は本発明を限定するものでない。当業者にあっては、具体的な実施態様において本発明の技術思想および技術範囲から逸脱せずに種々の変形・変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態において、光学式鍵の光学フィルターの光透過特性は照射光により較正しているが、例えば照射光源として発光スペクトルが一定の白色LEDを使用する場合には、上記較正手段のない光学的鍵システムであっても構わない。
また、本実施形態の光学フィルターの光透過特性を読み取るフィルター情報読み取り手段は、その透過光の分光とその光電変換による電気信号の生成を行っているが、電気信号に変換しない光学フィルターの光透過特性の読み取り方法であっても構わない。
本発明の実施形態にかかる光学式鍵の一例を示す平面図である。 上記光学式鍵の断面構造の図であって、(a)は図1のX−X矢視の断面図であり、(b)は同図のY−Y矢視の断面図である。 本発明の実施形態にかかる光学式鍵の光フィルターが有する光透過特性の一例を示した図である。 本発明の実施形態にかかる光学的鍵システムの一例を示す側断面図である。 本発明の実施形態にかかる光フィルターへの照射光の一例を示す照射光スペクトル図である。 本発明の実施形態にかかる光学的鍵システムの主要な機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかる光学式鍵の変形例を示す平面図である。 本発明の実施形態にかかる光学的鍵システムの使用態様の概要を示すフローチャートである。 上記光学的鍵システムの使用態様の概要を示す光学式鍵の挿入時の各ステップにおける側断面図である。
符号の説明
10,10a…光学式鍵,11…基板部,12…把持部,13…光フィルター群,13a…光フィルター,14…スライダー,15…カバー部材,16,16a,16b,16c…ガイド孔,17…開口,18,18a,18b,18c…レファレンス用穴,20…光学的鍵システム,21…認証室,22…挿入穴,23…照射光源,24…照射光,25…絞り穴,25a…絞り穴板,26…グレーティング,27…ラインセンサ,28…判定部,29a,29b…グリップローラー,31…フィルター情報読み取り部,32…照射光スペクトル読み取り部,33…フィルター位置検出部,34…データ一時保管部,35…フィルター情報較正部,36…CPU,37…判定基準データメモリ部,38…フィルター情報メモリ部,39…表示部,40…スケール用穴

Claims (13)

  1. 光透過特性の異なる複数の光学フィルターが鍵基板面に配設され、照射光により読み取られる各光学フィルターの光透過特性が鍵情報を構成していることを特徴とする光学式鍵。
  2. 前記複数の光学フィルターの前記鍵基板面での配設位置も、前記鍵情報を構成することを特徴とする請求項1に記載の光学式鍵。
  3. 前記鍵基板には、前記光学フィルターの他に前記照射光の遮光部材あるいは前記照射光の透明部材が配設され、前記遮光部材および前記透明部材の配設位置も前記鍵情報を構成することを特徴とする請求項2に記載の光学式鍵。
  4. 前記光学フィルター、前記遮光部材あるいは前記透明部材は前記鍵基板に嵌設されスライド移動によりそれ等の配設位置が変えられるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の光学式鍵。
  5. 前記光学フィルターは可視光の干渉フィルターであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の光学式鍵。
  6. 前記光学フィルターは、単波長パスフィルター、多重波長パスフィルター、バンドパスフィルター、ロングウェーブパスフィルターあるいはショートウェーブパスフィルターであることを特徴とする請求項5に記載の光学式鍵。
  7. 前記鍵基板には、前記光学フィルター、前記遮光部材あるいは前記透明部材の配設位置を検出するためのスケール用穴が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の光学式鍵。
  8. 光透過特性の異なる複数の光学フィルターが鍵基板面に配設され、照射光により読み取られる各光学フィルターの光透過特性が鍵情報を構成している光学式鍵と、
    前記照射光の光源と、
    前記光学フィルターの判定基準用の光透過特性を記憶した鍵情報記憶手段と、
    前記光学フィルターの光透過特性を読み取るフィルター情報読み取り手段と、
    前記フィルター情報読み取り手段により検出された前記光学フィルターの光透過特性と前記鍵情報記憶手段に記憶されている判定基準用の光透過特性とを照合しそれ等の同一性を判定する認証判定手段と、
    を有することを特徴とする光学的鍵システム。
  9. 前記光学フィルターの位置を検出するフィルター位置検出手段を有する請求項8に記載の光学的鍵システム。
  10. 前記フィルター位置検出手段は前記光学フィルターの前記鍵基板面での配置位置を検出し、前記鍵情報記憶手段が前記光学フィルターの前記鍵基板面での配置位置を判定基準用に記憶しており、前記認証判定手段は前記フィルター位置検出手段により検出された前記光学フィルターの配設位置を前記判定基準用の配置位置と照合しそれ等の同一性を判定する請求項8又は9に記載の光学的鍵システム。
  11. 前記フィルター情報読み取り手段は、前記照射光のスペクトル光強度に基づいて前記光学フィルターの光透過特性を較正することを特徴とする請求項8に記載の光学的鍵システム。
  12. 前記フィルター位置検出手段は、前記光学式鍵を光照射する領域に送る回転ローラーに取り付けられたロータリーエンコーダを有することを特徴とする請求項9に記載の光学的鍵システム。
  13. 前記フィルター位置検出手段は、前記光学式鍵に取り付けられたスケール用穴を含んで成るリニアエンコーダを有することを特徴とする請求項9に記載の光学的鍵システム。
JP2006211065A 2006-08-02 2006-08-02 光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システム Withdrawn JP2008038382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006211065A JP2008038382A (ja) 2006-08-02 2006-08-02 光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006211065A JP2008038382A (ja) 2006-08-02 2006-08-02 光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008038382A true JP2008038382A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39173734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006211065A Withdrawn JP2008038382A (ja) 2006-08-02 2006-08-02 光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008038382A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209632A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Nec Infrontia Corp シリンダー錠
JP2012036721A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America Inc 光学的施錠システムおよび方法
US8593728B2 (en) 2009-02-19 2013-11-26 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Multilayer photonic structures
US8861087B2 (en) 2007-08-12 2014-10-14 Toyota Motor Corporation Multi-layer photonic structures having omni-directional reflectivity and coatings incorporating the same
US9612369B2 (en) 2007-08-12 2017-04-04 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Red omnidirectional structural color made from metal and dielectric layers
US9658375B2 (en) 2012-08-10 2017-05-23 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Omnidirectional high chroma red structural color with combination metal absorber and dielectric absorber layers
US9664832B2 (en) 2012-08-10 2017-05-30 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Omnidirectional high chroma red structural color with combination semiconductor absorber and dielectric absorber layers
US9678260B2 (en) 2012-08-10 2017-06-13 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Omnidirectional high chroma red structural color with semiconductor absorber layer
KR101760704B1 (ko) 2016-05-27 2017-07-24 김선동 보안 신발장의 신발 보관 시스템
US9739917B2 (en) 2007-08-12 2017-08-22 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Red omnidirectional structural color made from metal and dielectric layers
US9810824B2 (en) 2015-01-28 2017-11-07 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Omnidirectional high chroma red structural colors
US10048415B2 (en) 2007-08-12 2018-08-14 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Non-dichroic omnidirectional structural color
US10067265B2 (en) 2010-10-12 2018-09-04 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Semi-transparent reflectors
US10690823B2 (en) 2007-08-12 2020-06-23 Toyota Motor Corporation Omnidirectional structural color made from metal and dielectric layers
US10788608B2 (en) 2007-08-12 2020-09-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Non-color shifting multilayer structures
US10870740B2 (en) 2007-08-12 2020-12-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Non-color shifting multilayer structures and protective coatings thereon
US11726239B2 (en) 2014-04-01 2023-08-15 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Non-color shifting multilayer structures

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10788608B2 (en) 2007-08-12 2020-09-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Non-color shifting multilayer structures
US9739917B2 (en) 2007-08-12 2017-08-22 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Red omnidirectional structural color made from metal and dielectric layers
US8861087B2 (en) 2007-08-12 2014-10-14 Toyota Motor Corporation Multi-layer photonic structures having omni-directional reflectivity and coatings incorporating the same
US9612369B2 (en) 2007-08-12 2017-04-04 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Red omnidirectional structural color made from metal and dielectric layers
US11796724B2 (en) 2007-08-12 2023-10-24 Toyota Motor Corporation Omnidirectional structural color made from metal and dielectric layers
US10870740B2 (en) 2007-08-12 2020-12-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Non-color shifting multilayer structures and protective coatings thereon
US9715047B2 (en) 2007-08-12 2017-07-25 Toyota Motor Corporation Multi-layer photonic structures having omni-directional reflectivity and coatings incorporating the same
US10048415B2 (en) 2007-08-12 2018-08-14 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Non-dichroic omnidirectional structural color
US10690823B2 (en) 2007-08-12 2020-06-23 Toyota Motor Corporation Omnidirectional structural color made from metal and dielectric layers
US8593728B2 (en) 2009-02-19 2013-11-26 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Multilayer photonic structures
JP2010209632A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Nec Infrontia Corp シリンダー錠
JP2012036721A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America Inc 光学的施錠システムおよび方法
US10067265B2 (en) 2010-10-12 2018-09-04 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Semi-transparent reflectors
US9678260B2 (en) 2012-08-10 2017-06-13 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Omnidirectional high chroma red structural color with semiconductor absorber layer
US9664832B2 (en) 2012-08-10 2017-05-30 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Omnidirectional high chroma red structural color with combination semiconductor absorber and dielectric absorber layers
US9658375B2 (en) 2012-08-10 2017-05-23 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Omnidirectional high chroma red structural color with combination metal absorber and dielectric absorber layers
US11726239B2 (en) 2014-04-01 2023-08-15 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Non-color shifting multilayer structures
US12210174B2 (en) 2014-04-01 2025-01-28 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Non-color shifting multilayer structures
US9810824B2 (en) 2015-01-28 2017-11-07 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Omnidirectional high chroma red structural colors
KR101760704B1 (ko) 2016-05-27 2017-07-24 김선동 보안 신발장의 신발 보관 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008038382A (ja) 光学式鍵およびそれを用いた光学的鍵システム
US10181070B2 (en) Low profile illumination in an optical fingerprint sensor
US20200278482A1 (en) Optical fingerprint sensor
CN102822647B (zh) 分光模块
CN107271404B (zh) 具有衍射光学元件的光学生物计量传感器
US8073204B2 (en) Hybrid multi-sensor biometric identification device
KR102098657B1 (ko) 디스플레이 일체형 지문센서를 갖는 전자기기, 그것의 사용자 인증 방법, 및 그것의 사용자 지문 등록 방법
US20090295910A1 (en) Hyperspectral Imaging System and Methods Thereof
CN111611952B (zh) 指纹识别装置和电子设备
CN109291684B (zh) 芯片卡模块、其制造方法、其检查方法和芯片卡
CN110651316B (zh) 安全元件的光学读取
WO2018064563A1 (en) Low profile illumination in an optical fingerprint sensor
JP2006097426A (ja) 光学的鍵システム
US20220309759A1 (en) Device for a color-based detection of image contents computing device, and motor vehicle including the device
US20230342444A1 (en) Biometric imaging arrangement for infrared imaging comprising microlenses
JP7119799B2 (ja) 真贋判定システム
US7889893B2 (en) Method and device for verifying the authenticity of a captured biometric characteristic
JP4483418B2 (ja) 光学式錠鍵装置
CN116265872A (zh) 光谱仪以及用于估计生物信息的设备和方法
KR102629153B1 (ko) 광학식 이미지 인식 센서를 구비한 평판 표시장치
US12008835B2 (en) Biometric imaging arrangement for infrared imaging comprising a waveguide formed on an image sensor
KR102797555B1 (ko) 경사 배치된 대역 투과필터를 포함하는 광센서 모듈 및 이를 포함하는 공정 모니터링 시스템
US12281940B2 (en) Miniature spectrum measuring device and thin film filter
JP2017204240A (ja) イメージセンサユニットおよび紙葉類識別装置
HK1132351B (en) Card which can be authenticated by hologram chip

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091006