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JP2008035403A - 通信システム及び通信システムで使用される音声メッセージ処理方法 - Google Patents

通信システム及び通信システムで使用される音声メッセージ処理方法 Download PDF

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JP2008035403A JP2006208791A JP2006208791A JP2008035403A JP 2008035403 A JP2008035403 A JP 2008035403A JP 2006208791 A JP2006208791 A JP 2006208791A JP 2006208791 A JP2006208791 A JP 2006208791A JP 2008035403 A JP2008035403 A JP 2008035403A
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貴徳 楫
Shuichi Sato
修一 佐藤
Kazuhiro Sumi
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Abstract

【課題】拡張性及び耐障害性能を高めるようにし、これによりシステム内の音声メッセージの処理を停滞なく能率良く実行し得る通信システムを提供する。
【解決手段】複数のボイスメール装置151〜154に対しLAN2を介して複数のネットワークストレージNS1,NS2を接続して共有し、かつネットワークストレージNS1,NS2に接続される記憶媒体M1,M2の複数のメールボックスを各ボイスメール装置151〜154内に既に備えられる複数のメールボックスにより共用するとともに、ネットワークストレージNS1,NS2それぞれの障害発生、複数のネットワークストレージNS1,NS2に設定された優先順位といった条件に基づいて、最適なネットワークストレージNS1を選択して、この選択したネットワークストレージNS1に対し音声メッセージの処理を実行するようにしている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、発呼者からの音声メッセージを任意のメールボックスに記録し、また任意のメールボックスから音声メッセージを再生する通信システム及び通信システムで使用される音声メッセージ処理方法に関する。
従来より、例えばオフィスビルや事業所ではPBX(Private Branch Exchange)やボタン電話主装置といった電話交換装置が多く使用されている。この電話交換装置には、ボイスメール装置が接続されており、収容している内線電話機が通話中や離席等により不応答である場合に、例えば外線から内線電話機に着信する呼びをボイスメール装置に転送する機能がある。
ところで、使用開始後において、人員の増加や業務内容の変化等に応じて電話交換装置内にボイスメール装置を増設する必要が生じたり、電話交換装置の台数を増やす必要が生じることがある。なお、従来では、LAN(Local Area Network)といったコンピュータネットワーク上に複数の音声処理部と複数の蓄積処理部とを分散して配置し、音声処理部及び蓄積処理部の追加、変更に柔軟に対応できるようにしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平9−298556号公報。
ところで、上記システムにあっても、複数の音声処理部及び複数の蓄積処理部に、ハードディスク、電源等の異常が発生することが十分に予想される。ここで、1つの音声処理部に異常が発生すると、この音声処理部に対応する蓄積処理部は使用されず長い間放置されることになる。
また、ボイスメール装置に対し外部記憶装置を接続する手法も考えられるが、ボイスメール装置の増設やシステム変更が行われるごとに、各ボイスメール装置に接続される外部記憶装置のプログラム更新やプロンプトデータ更新を行わなければならず、そのメンテナンスに多くの時間と労力を要する。
そこで、この発明の目的は、拡張性及び耐障害性能を高めるようにし、これによりシステム内の音声メッセージの処理を停滞なく能率良く実行し得る通信システム及び通信システムで使用される音声メッセージ処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は、複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換機に接続され、当該電話交換機からの着信呼出しに応答して発呼側の電話端末から送出される音声メッセージを、電話端末ごとに異なる複数のメールボックスのうちの任意のメールボックスに記録し、再生指示に応じて、任意のメールボックスに記録された音声メッセージを再生する複数のボイスメール装置を備えた通信システムにおいて、複数のボイスメール装置に対しデータ伝送路を介して接続されかつ複数のボイスメール装置間で共有となる複数のメールボックスを有すると共に、データ伝送路から到来する音声メッセージを複数のボイスメール装置で処理可能なファイル形式に変換して任意のメールボックスに記録し、再生指示に応じて、任意のメールボックスに記録された音声メッセージを再生するために必要な制御プログラム及び制御データを記憶した複数のネットワーク記憶装置と、電話端末から発生される音声メッセージの処理要求発生時に、予め決められた条件に基づいて、複数のネットワーク記憶装置の中から少なくとも1つまたは2以上の複数のネットワーク記憶装置を選択し、この選択したネットワーク記憶装置に対する音声メッセージの処理を実行する制御手段とを備えるようにしたものである。
制御手段は、条件の判断に、複数のネットワーク記憶装置それぞれの負荷状況、複数のネットワーク記憶装置それぞれの障害発生、データ伝送路の負荷状況、過去の通信品質、複数のネットワーク記憶装置へのアクセス優先順位の少なくとも1つを用いることを特徴とする。
この構成によれば、複数のボイスメール装置に対しデータ伝送路を介して複数のネットワーク記憶装置を接続して共有し、かつ複数のネットワーク記憶装置に備えられる複数のメールボックスを各ボイスメール装置内に既に備えられる複数のメールボックスにより共用するとともに、複数のネットワーク記憶装置それぞれの負荷状況、複数のネットワーク記憶装置それぞれの障害発生、データ伝送路の負荷状況、過去の通信品質、複数のネットワーク記憶装置へのアクセス優先順位といった条件に基づいて、最適なネットワーク記憶装置を選択して、この選択したネットワーク記憶装置に対し音声メッセージの処理を実行するようにしている。
従って、ボイスメール装置ごとに外部記憶装置を接続する必要がなく、しかもネットワーク記憶装置に備えられる複数のメールボックスが各ボイスメール装置に既に備えられている複数のメールボックスと共用されるので、少数のネットワーク記憶装置をそれよりも多数のボイスメール装置で共用する場合にリソースの有効利用率を高めることができ、さらに種々の条件に応じて最適なネットワーク記憶装置を選択することができる。また、ボイスメール装置の増設があったとしても、ネットワーク記憶装置のメモリ容量を増設するだけでよいので、拡張性にも優れる。
制御手段は、条件の判断に、複数のボイスメール装置ごとに予め設定された内容、複数のメールボックスごとに予め設定された内容のいずれか1つを用いることを特徴とする。
この構成によれば、各ボイスメール装置ごとまたは各メールボックスごとに使用するネットワーク記憶装置を特定して、負荷を分散するようにしている。このため、例えば複数の部署や個人が1つのシステムを共用する場合に、各部署または個人ごとに使用するネットワーク記憶装置を限定することができ、応答性向上を期待できる。さらに、各部署または個人ごとの処理等を明確化できる。
複数のネットワーク記憶装置は、基準値以上の負荷状態である場合にビジー応答を返送する手段を有し、制御手段は、ビジー応答の返送結果に基づいて、最小負荷となるネットワーク記憶装置を選択することを特徴とする。
この構成によれば、ネットワーク記憶装置から返送されるビジー応答を利用することで、要求元では選択したネットワーク記憶装置にアクセスできるか否かを判定でき、アクセスできない場合に、最小負荷となるネットワーク記憶装置へアクセスさせて、音声メッセージを確実に記録できる。
制御手段は、複数のネットワーク記憶装置全てが障害発生によりアクセス不可能である場合に、要求元の電話端末に対応するボイスメール装置内のメールボックスに対し音声メッセージの処理を実行することを特徴とする。
この構成によれば、複数のネットワーク記憶装置全てが障害発生によりアクセス不可能である場合にも音声メッセージの記録漏れを防ぐことができ、これにより安定したボイスメールサービスを提供することができる。
制御手段は、ネットワーク記憶装置の回復状況を監視し、回復した場合に、該当するボイスメール装置に記録された制御プログラム及びメールボックスに記録された音声メッセージをネットワーク記憶装置に伝送して記録することを特徴とする。
この構成によれば、例えばネットワーク記憶装置との間の接続が復旧した場合に、ボイスメール装置内の音声メッセージ及び制御プログラムが自動的にネットワーク記憶装置へ転送されて記録される。このため、例えばネットワーク記憶装置の障害が正常に戻った場合に、保守員の復旧操作を待たずにボイスメール装置内の音声メッセージ及び制御プログラムの更新を迅速にネットワーク記憶装置に反映させることができる。
複数のネットワーク記憶装置の各々は、他の複数のネットワーク記憶装置それぞれに記録された音声メッセージ、制御プログラム及び制御データを取得して更新の有無を判定し、音声メッセージ及び制御プログラムが更新された場合に、当該音声メッセージ、制御プログラム及び制御データを記録することを特徴とする。
この構成によれば、ネットワーク記憶装置にて自主的に他のネットワーク記憶装置から音声メッセージ、制御プログラム及び制御データを取得して更新の有無を判定し、音声メッセージ、制御プログラム及び制御データが更新された場合に、当該音声メッセージ、制御プログラム及び制御データを記録するようにしている。従って、保守員が手操作で更新処理を行うことなく、迅速に他のネットワーク記憶装置に同期させることができ、システム全体の信頼性の向上を図れる。
以上詳述したようにこの発明によれば、拡張性及び耐障害性能を高めるようにし、これによりシステム内の音声メッセージの処理を停滞なく能率良く実行し得る通信システム及び通信システムで使用される音声メッセージ処理方法を提供することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる通信システムの構成を示すブロック図であり、BT1〜BTmは主装置を示している。
主装置BT1〜BTmには、それぞれボイスメール装置151〜15m(図1中ではボイスメール装置151のみ図示)が設けられている。
主装置BT1は、アナログトランクインタフェース部11と、デジタル内線電話インタフェース部12と、タイムスイッチ13と、中央制御部14と、ボイスメール装置151とを備え、このうちアナログトランクインタフェース部11、デジタル内線電話インタフェース部12、中央制御部14及びボイスメール装置151は制御バス16を介して相互に接続されている。また、アナログトランクインタフェース部11、デジタル内線電話インタフェース部12、タイムスイッチ13及びボイスメール装置151は、音声バス17を介して相互に接続されている。
アナログトランクインタフェース部11は、公衆網PNWに接続され、公衆網PNWとの間の呼の確立処理等を行う。
デジタル内線電話インタフェース部12には複数の内線端末DKT1〜DKTi(iは自然数)が収容されている。内線端末DKT1〜DKTiとして使用されるものには、例えばデジタルボタン電話機がある。デジタル内線電話インタフェース部13は、内線端末DKT1〜DKTiに対する発着信処理やデジタル信号の転送処理等を行なう。
タイムスイッチ13は、中央制御部14の指示に従い、上記アナログトランクインタフェース部11とデジタル内線電話インタフェース部12とボイスメール装置151との間で交換接続を行なう。
中央制御部14は、各内線端末DKT1〜DKTiの発呼要求に伴う発信処理や、公衆網PNWからの外線着信に伴う通常の着信処理、内線端末DKT1〜DKTi間の転送処理等の通常の制御機能に加えて、ボイスメール装置151を使用した着信応答制御機能を備えている。この着信応答制御機能は、着信先の内線端末DKT1が着信不応答の場合に、ボイスメール装置151に対し着信呼出しを行なってこのボイスメール装置151と発信元との間を接続し、これにより所定のガイダンスデータを発信元へ送出させるように制御するものである。
ボイスメール装置151は、内線端末DKT1〜DKTiにそれぞれ対応するメールボックスを有しており、発呼者からの音声メッセージを任意のメールボックスに蓄積するものである。
なお、上記主装置BT2〜BTmについても、上記主装置BT1と同様の機能を有する。
ところで、この第1の実施形態の複数のボイスメール装置151〜15mには、LAN(Local Area Network)2を介して複数のネットワークストレージNS1〜NSp(pは自然数)が接続される。ネットワークストレージNS1〜NSpは、それぞれCPU及びハードディスク等から成り、複数のボイスメール装置151〜15m間で共有となる複数のメールボックスが設定された記憶媒体M1〜Mpを有すると共に、LAN2から到来するデータを複数のボイスメール装置151〜15mで処理可能なファイル形式に変換して任意のメールボックスに記録し、再生指示に応じて、任意のメールボックスに記録された音声メッセージを再生するためのプログラム及びプロンプトデータを記憶している。
一方、複数のボイスメール装置151〜15mは、図2に示すように、CPU151aと、記憶装置151bと、メモリ151cと、DSP(Digital Signal Processor)151dと、データベース151eと、LANインタフェース部151fとを備えている。ここでは、ボイスメール装置151を代表して説明する。
このうち、記憶装置151bには各内線端末DKT1〜DKTiに対応するメールボックスが設けられている。またメモリ151cには、上記プログラム及びプロンプトデータが記憶されている。
DSP151dは、記憶装置151bのメールボックスに記録またはメールボックスから再生される音声メッセージの信号レベルが規定レベルとなるように調整するものである。
データベース151eには、ネットワークストレージNS1〜NSpへのアクセス優先順位や障害発生時におけるネットワークストレージNS1〜NSpへのアクセス手順等が記述された条件情報が記憶されている。
LANインタフェース部151fは、LAN2との間でインタフェース処理を行うものである。
上記CPU151aは、音声メッセージの記録再生に係わる通常の制御機能に加え、この発明に係わる新たな機能として、音声メッセージの記録要求時に、上記データベース151eに記憶された条件情報に基づいて、音声メッセージをLAN2を介してネットワークストレージNS1〜NSpへ伝送して着信先となる内線端末DKT1に対応する記憶媒体M1〜Mpのメールボックスに記録させる機能と記憶媒体M1〜Mp内のメールボックスに記録された音声メッセージを再生する機能とを有する。
次に、以上のように構成されたシステムの動作について説明する。
図3は、ボイスメール装置151〜15mとネットワークストレージNS1〜NSpとを接続する場合の動作を示すシーケンス図である。なお、ここでは、説明を簡単にするため、ボイスメール装置151〜154、ネットワークストレージNS1,NS2とする。また、データベース151eには、図4に示すように、ボイスメール装置151〜154と、アクセス優先度と、ネットワークストレージNS1,NS2との対応関係を表すデータが記憶されている。
例えば、公衆網PNWから主装置BT2の内線端末に着信があり、不在等の理由により、着信呼がボイスメール装置152に転送されたとする。
そうすると、CPU151aは着信応答し、メモリ151cに登録されているガイダンスを読み出し、発信者にそのガイダンスを流す。
そして、発信者がガイダンスに従い、必要な要件をボイスメール装置152に記録するための録音操作を行うと、CPU151aは、データベース151eを参照して、アクセス優先順位が「1」となるネットワークストレージNS1へのアクセスを行う。
さて、この状態でネットワークストレージNS1において障害が発生し、この障害の発生によりアクセスが失敗したとする。そうすると、ボイスメール装置152のCPU151aは、データベース151eを参照して、次候補があるか否かを判定する。ここでは、次候補としてネットワークストレージNS2があるので、ボイスメール装置152のCPU151aはネットワークストレージNS2へアクセスし、ネットワークストレージNS2に音声メッセージを転送して記憶媒体M2の指定のメールボックスに記録させる。
かくして、ネットワークストレージNS1またはその通信路で障害が発生した場合にその通信は自動的に次候補のネットワークストレージNS2に転送される。そして、発信者は、ネットワークストレージNS2の記憶媒体M2に音声メッセージを残すことができる。
また、音声メッセージを再生する場合にも、上記音声メッセージの記録手順と同様の手順で実施できる。
以上のように上記第1の実施形態では、複数のボイスメール装置151〜15mに対しLAN2を介して複数のネットワークストレージNS1〜NSpを接続して共有し、かつ複数のネットワークストレージNS1〜NSpに接続される記憶媒体M1〜Mpの複数のメールボックスを各ボイスメール装置151〜15m内に既に備えられる複数のメールボックスにより共用するとともに、複数のネットワークストレージNS1〜NSpそれぞれの障害発生、複数のネットワークストレージNS1〜NSpに設定されたアクセス優先度といった条件に基づいて、最適なネットワークストレージNS1を選択して、この選択したネットワークストレージNS1に対し音声メッセージの処理を実行するようにしている。
従って、ボイスメール装置151〜15mごとに外部記憶装置を接続する必要がなく、しかもネットワークストレージNS1〜NSpに接続される記憶媒体M1〜Mpの複数のメールボックスが各ボイスメール装置151〜15mに既に備えられている複数のメールボックスと共用されるので、少数のネットワークストレージNS1〜NSpをそれよりも多数のボイスメール装置151〜15mで共用する場合にリソースの有効利用率を高めることができ、さらに種々の条件に応じて最適なネットワークストレージNS1〜NSpを選択することができる。
また、記憶媒体M1〜Mpに記憶されるプログラムやプロンプトデータもボイスメール装置151〜15mと共用されるので、ネットワークストレージNS1〜NSpに汎用のパーソナル・コンピュータを使用でき、システム全体の低コスト化を図ることができる。
また、ボイスメール装置を新たに増設したい場合にも、ネットワークストレージNS1〜NSpに接続される記憶媒体M1〜Mpのメモリ容量を増設するだけで対応できるため、システム全体の拡張性にも優れる。
(第2の実施形態)
図5は、この発明の第2の実施形態として、ボイスメール装置151〜154ごとに使用するネットワークストレージNS1,NS2を特定する場合の動作を示すシーケンス図である。また、データベース151eには、図6に示すように、ボイスメール装置151〜154と、ネットワークストレージNS1,NS2との対応関係を表すデータが記憶されている。
例えば、公衆網PNWから主装置BT2の内線端末に着信があり、不在等の理由により、着信呼がボイスメール装置152に転送されたとする。
そうすると、ボイスメール装置152は着信応答し、発信者にそのガイダンスを流す。そして、発信者がガイダンスに従い、必要な要件をボイスメール装置152に記録するための録音操作を行うと、ボイスメール装置152のCPU151aは、データベース151eを参照して、ネットワークストレージNS2へアクセスし、ネットワークストレージNS2に音声メッセージを転送して記憶媒体M2の指定のメールボックスに記録させる。
一方、公衆網PNWから主装置BT1の内線端末に着信があり、不在等の理由により、着信呼がボイスメール装置151に転送されたとする。そうすると、ボイスメール装置151は着信応答し、発信者にそのガイダンスを流す。
そして、発信者がガイダンスに従い、必要な要件をボイスメール装置152に記録するための録音操作を行うと、ボイスメール装置151のCPU151aは、データベース151eを参照して、ネットワークストレージNS1へアクセスし、ネットワークストレージNS1に音声メッセージを転送して記憶媒体M1の指定のメールボックスに記録させる。
以上のように上記第2の実施形態では、各ボイスメール装置151〜154ごとに使用するネットワークストレージNS1,NS2を特定して、負荷を分散するようにしている。このため、応答性向上が期待できる。また、例えば複数の部署や個人が1つのシステムを共用する場合に、各部署または個人ごとに使用するネットワークストレージNS1,NS2を限定することができ、これにより各部署または個人ごとの処理等を明確化できる。
また、各ボイスメール装置151〜154ごとにネットワークストレージNS1,NS2が固定的に用意されるので、ボイスメール装置151,152において音声メッセージの処理要求が同一時間帯に発生した場合でも、これらの処理を並行して行えるようになり、ネットワークストレージNS1,NS2に対する音声メッセージの処理を効率良く実行できる。
また、上記第2の実施形態では、各メールボックスごとに使用するネットワークストレージNS1,NS2を対応付けることもできる。
(第3の実施形態)
この発明の第3の実施形態は、上記第2の実施形態と同様に、負荷分散の方式であり、ネットワークストレージ側に、CPU使用率などにより現在の負荷状況を把握する仕組みを持たせて、ボイスメール装置からのアクセス時に、処理能力を超える場合には、過負荷状況であることを伝え、別のストレージを使うようにするものである。
図7は、この発明の第3の実施形態として、ボイスメール装置151〜154とネットワークストレージNS1,NS2とを接続する場合の動作を示すシーケンス図である。
例えば、公衆網PNWから主装置BT2の内線端末に着信があり、不在等の理由により、着信呼がボイスメール装置152に転送されたとする。
そうすると、ボイスメール装置152は着信応答し、発信者にそのガイダンスを流す。そして、発信者がガイダンスに従い、必要な要件をボイスメール装置152に記録するための録音操作を行うと、ボイスメール装置152のCPU151aは、データベース151eを参照して、アクセス優先度が「1」となるネットワークストレージNS1へのアクセスを行う。
さて、この状態でネットワークストレージNS1では処理負荷、つまりCPU使用率等の監視が行われる。そして、ある閾値以上の負荷常態となった場合に、ネットワークストレージNS1は要求元のボイスメール装置152に対しビジー信号を送信する。
この結果、ボイスメール装置152のCPU151aは、データベース151eを参照して、次候補があるか否かを判定する。ここでは、次候補としてネットワークストレージNS2があるので、CPU151aはネットワークストレージNS2へアクセスし、ネットワークストレージNS2に音声メッセージを転送して記憶媒体M2の指定のメールボックスに記録させる。
かくして、ネットワークストレージNS1が過負荷時の場合にその通信は自動的に次候補のネットワークストレージNS2に転送される。そして、発信者は、ネットワークストレージNS2の記憶媒体M2に音声メッセージを残すことができる。
また、音声メッセージを再生する場合にも、上記音声メッセージの記録手順と同様の手順で実施できる。
以上のように上記第3の実施形態によれば、ネットワークストレージNS1から返送されるビジー応答を利用することで、要求元となるボイスメール装置152では選択したネットワークストレージNS1にアクセスできるか否かを判定でき、アクセスできない場合に、最小負荷となるネットワークストレージNS2へアクセスして、音声メッセージを確実に記録できる。
(第4の実施形態)
この発明の第4の実施形態は、各ボイスメール装置がどのネットワークストレージにアクセスしても問題がないように、ネットワークストレージ間で自律的にデータの同期を行う仕組みを持たせたものである。データの同期については、ストレージが自律的に行う以外に、ボイスメール装置側から制御する方法も考えられる。
図8は、この発明の第4の実施形態として、ネットワークストレージNS1,NS2間でデータの同期を行う場合の動作を示すシーケンス図である。
例えば、公衆網PNWから主装置BT2の内線端末に着信があり、不在等の理由により、着信呼がボイスメール装置152に転送されたとする。
そうすると、ボイスメール装置152は着信応答し、発信者にそのガイダンスを流す。そして、発信者がガイダンスに従い、必要な要件をボイスメール装置152に記録するための録音操作を行うと、ボイスメール装置152のCPU151aは、データベース151eを参照して、ネットワークストレージNS1へアクセスし、ネットワークストレージNS1に音声メッセージを転送して記憶媒体M1の指定のメールボックスに記録させる。
さて、この状態でネットワークストレージNS2では、ネットワークストレージNS1の音声メッセージの更新やプログラム更新、プロンプトデータ更新等の監視が行われる。そして、更新が行われた場合に、ネットワークストレージNS2はネットワークストレージNS1から音声メッセージ、プログラム、プロンプトデータを取得して、記憶媒体M2中のデータを更新する。
以上のように上記第4の実施形態によれば、ネットワークストレージNS2にて自主的に他のネットワークストレージNS1から音声メッセージ、プログラム、プロンプトデータ等を取得して更新の有無を判定し、音声メッセージ、プログラム、プロンプトデータ等が更新された場合に、更新された音声メッセージ、プログラム、プロンプトデータ等を記憶媒体M2に記録するようにしている。
従って、保守員が手操作で更新処理を行うことなく、迅速にネットワークストレージ間のデータを同期させることができ、システム全体の信頼性の向上を図れる。
(第5の実施形態)
この発明の第5の実施形態は、ボイスメール装置から全てのネットワークストレージが障害で使用できない場合に、ボイスメールの内部記憶装置を使って、履歴とデータを記憶しておき、ネットワークストレージが復旧した場合に、修正データを反映するようにしたものである。
図9は、この発明の第5の実施形態として、ネットワークストレージNS1,NS2に障害が発生した場合の動作を示すシーケンス図である。
例えば、公衆網PNWから主装置BT2の内線端末に着信があり、不在等の理由により、着信呼がボイスメール装置152に転送されたとする。
そうすると、ボイスメール装置152は着信応答し、発信者にそのガイダンスを流す。そして、発信者がガイダンスに従い、必要な要件をボイスメール装置152に記録するための録音操作を行うと、ボイスメール装置152のCPU151aは、データベース151eを参照して、ネットワークストレージNS1へのアクセスを行う。
さて、この状態でネットワークストレージNS1,NS2において障害が発生し、この障害の発生によりアクセスが失敗したとする。そうすると、ボイスメール装置152のCPU151aは、記憶装置151bの指定のメールボックスに音声メッセージを記録する。同時に、データ変更の履歴も記憶装置151bに記憶する。
一方、ボイスメール装置152ではネットワークストレージNS1,NS2の障害復旧の監視が行われる。そして、ネットワークストレージNS1,NS2が障害から復旧した場合に、ボイスメール装置152は記憶装置151bに記録された音声メッセージをネットワークストレージNS1に転送して記憶媒体M1に記録させる。
また、ネットワークストレージNS2では、ネットワークストレージNS1の音声メッセージの更新やプログラム更新、プロンプトデータ更新等の監視が行われる。そして、更新が行われた場合に、ネットワークストレージNS2はネットワークストレージNS1から音声メッセージ、プログラム、プロンプトデータを取得して、記憶媒体M2中のデータを更新する。
以上のように上記第5の実施形態によれば、複数のネットワークストレージNS1,NS2が全て障害発生によりアクセス不可能となった場合に、要求元となるボイスメール装置152の記憶装置151bに音声メッセージを記録しておくようにしているので、音声メッセージの記録漏れを防ぐことができ、これにより安定したボイスメールサービスを提供することができる。
そして、ネットワークストレージNS1,NS2との間の接続が復旧した場合に、ボイスメール装置152内の音声メッセージや更新されたプログラムやプロンプトデータを自動的にネットワークストレージNS1へ転送して記憶媒体M1に記録させるようにしている。このため、例えばネットワークストレージNS1,NS2の障害が正常に戻った場合に、保守員の復旧操作を待たずにボイスメール装置152内の音声メッセージ、プログラム、プロンプトデータの更新を迅速にネットワークストレージNS1,NS2に反映させることができる。
(その他の実施形態)
この発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば上記第1の実施形態において、複数のネットワークストレージへのアクセスに使用する条件として、ネットワークストレージの障害発生、ネットワークストレージへのアクセス優先度を用いる例について説明した。しかしこれに限ることなく、LANのトラフィック状況、過去の通信品質等を用いるようにしてもよい。また、過去の通信品質情報を用いる場合に、ボイスメール装置に、ネットワークストレージとの通信時の通信品質情報を計測する機能を持たせるようにすればよい。
また、上記各実施形態では、1つのネットワークストレージを選択する例について説明したが、同時に複数のネットワークストレージを選択してアクセスするようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、ネットワークストレージへの音声メッセージの記録処理を、ボイスメール装置内のCPUで実行する例について説明したが、主装置の中央制御部や外付けの制御部で実行するようにしてもよい。
その他、システムの構成及び種類、主装置の構成及び種類、内線端末の種類、音声メッセージの記録または再生制御手順及びその制御内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
この発明の第1の実施形態に係わる通信システムの構成を示すブロック図。 上記図1に示したボイスメール装置の内部構成を示すブロック図。 同第1の実施形態におけるボイスメール装置とネットワークストレージとを接続する場合の動作を示すシーケンス図。 同第1の実施形態におけるボイスメール装置内のデータベースの記憶内容の一例を示す図。 この発明の第2の実施形態として、ボイスメール装置ごとに使用するネットワークストレージを特定する場合の動作を示すシーケンス図。 同第2の実施形態におけるボイスメール装置内のデータベースの記憶内容の一例を示す図。 この発明の第3の実施形態として、ボイスメール装置とネットワークストレージとを接続する場合の動作を示すシーケンス図。 この発明の第4の実施形態として、ネットワークストレージ間でデータの同期を行う場合の動作を示すシーケンス図。 この発明の第5の実施形態として、ネットワークストレージ全てに障害が発生した場合の動作及びネットワークストレージが障害から復旧した場合の動作を示すシーケンス図。
符号の説明
2…LAN、11…外線インタフェース部、12…内線インタフェース部、13…タイムスイッチ、14…中央制御部、151〜15m…ボイスメール装置、16…制御バス、17…音声バス、151a…CPU、151b…記憶装置、151c…メモリ、151d…DSP、151e…データベース、151f…LANインタフェース部、BT1〜BTm…主装置、NS1〜NSp…ネットワークストレージ、M1〜Mp…記憶媒体、DKT1〜DKTi…内線端末、PNW…公衆網。

Claims (9)

  1. 複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換機に接続され、当該電話交換機からの着信呼出しに応答して発呼側の電話端末から送出される音声メッセージを、前記電話端末ごとに異なる複数のメールボックスのうちの任意のメールボックスに記録し、再生指示に応じて、任意のメールボックスに記録された音声メッセージを再生する複数のボイスメール装置を備えた通信システムにおいて、
    前記複数のボイスメール装置に対しデータ伝送路を介して接続されかつ前記複数のボイスメール装置間で共有となる複数のメールボックスを有すると共に、前記データ伝送路から到来する音声メッセージを前記複数のボイスメール装置で処理可能なファイル形式に変換して任意のメールボックスに記録し、再生指示に応じて、任意のメールボックスに記録された音声メッセージを再生するために必要な制御プログラム及び制御データを記憶した複数のネットワーク記憶装置と、
    前記電話端末から発生される音声メッセージの処理要求発生時に、予め決められた条件に基づいて、前記複数のネットワーク記憶装置の中から少なくとも1つまたは2以上の複数のネットワーク記憶装置を選択し、この選択したネットワーク記憶装置に対する音声メッセージの処理を実行する制御手段とを具備したことを特徴とする通信システム。
  2. 前記制御手段は、前記条件の判断に、前記複数のネットワーク記憶装置それぞれの負荷状況、前記複数のネットワーク記憶装置それぞれの障害発生、前記データ伝送路の負荷状況、過去の通信品質、前記複数のネットワーク記憶装置へのアクセス優先順位の少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記制御手段は、前記ネットワーク記憶装置との通信時の通信品質情報を計測する機能を有することを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 前記制御手段は、前記条件の判断に、前記複数のボイスメール装置ごとに予め設定された内容、前記複数のメールボックスごとに予め設定された内容のいずれか1つを用いることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  5. 前記複数のネットワーク記憶装置は、基準値以上の負荷状態である場合にビジー応答を返送する手段を有し、
    前記制御手段は、前記ビジー応答の返送結果に基づいて、最小負荷となるネットワーク記憶装置を選択することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  6. 前記制御手段は、前記複数のネットワーク記憶装置全てが障害発生によりアクセス不可能である場合に、前記要求元の電話端末に対応する前記ボイスメール装置内のメールボックスに対し音声メッセージの処理を実行することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  7. 前記制御手段は、前記ネットワーク記憶装置の回復状況を監視し、回復した場合に、該当するボイスメール装置に記録された制御プログラム、制御データ及びメールボックスに記録された音声メッセージを前記ネットワーク記憶装置に伝送して記録することを特徴とする請求項6記載の通信システム。
  8. 前記複数のネットワーク記憶装置の各々は、他の複数のネットワーク記憶装置それぞれに記録された音声メッセージ、制御プログラム及び制御データを取得して更新の有無を判定し、前記音声メッセージ、前記制御プログラム及び前記制御データが更新された場合に、当該音声メッセージ、前記制御プログラム及び前記制御データを記録することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  9. 複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換機に接続され、当該電話交換機からの着信呼出しに応答して発呼側の電話端末から送出される音声メッセージを、前記電話端末ごとに異なる複数のメールボックスのうちの任意のメールボックスに記録し、再生指示に応じて、任意のメールボックスに記録された音声メッセージを再生する複数のボイスメール装置を備えた通信システムで使用される音声メッセージ処理方法において、
    前記複数のボイスメール装置に対し、前記複数のボイスメール装置間で共有となる複数のメールボックスを有すると共に、前記データ伝送路から到来する音声メッセージを前記複数のボイスメール装置で処理可能なファイル形式に変換して任意のメールボックスに記録し、再生指示に応じて、任意のメールボックスに記録された音声メッセージを再生するための制御プログラム及び制御データを記憶した複数のネットワーク記憶装置をデータ伝送路を介して接続し、
    前記電話端末から発生される音声メッセージの処理要求発生時に、予め決められた条件に基づいて、前記複数のネットワーク記憶装置の中から少なくとも1つまたは2以上
    の複数のネットワーク記憶装置を選択し、この選択したネットワーク記憶装置に対する音声メッセージの処理を実行するようにしたことを特徴とする通信システムで使用される音声メッセージ処理方法。
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