JP2008034178A - 扁平型電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】扁平型電池10は、セパレータを挟んで順に配された一対の電解質層12,12および正極13,負極14、並びに、正極13,負極14のそれぞれの電解質層12と接する面とは反対の面に、正極13,負極14のそれぞれの接続部13b,14bを露出するように配された接着層15からなる積層体16と、接着層15のそれぞれの正極13,負極14と接する面とは反対の面および積層体16の側面16aを覆う包材17とを備え、電解質層12が液状またはゲル状であることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
これらの電池は、その厚みや大きさなどから、持ち運びに不便なだけでなく、例えば、ICカードなどの厚みの薄いものへ適用することはできなかった。
そこで、これらの不都合を解消するために、フィルム状の扁平型電池が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
従来の扁平型電池としては、例えば、図2に示すような構造のものが挙げられる。
図2は、従来の扁平型電池の一例を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
この例の扁平型電池100は、プラスチックシート101の一方の面101aに正の電極板102と、負の電極板103とがそれぞれ金属粒子または金属箔によって形成されており、正の電極板102と、負の電極板103の表面に活物質が塗布されている。また、それぞれ液状またはゲル状の電解質104を塗布した後、正の電極板102と、負の電極板103とが、間に電解液を浸透したセパレータ105を挟んで対向するようにプラスチックシート101を折り曲げ、このときに、正の電極板102の接続部102aおよび負の電極板103の接続部103aをプラスチックシート101の外形から重ならないように突出して電極を構成されている。また、電解質104およびセパレータ105は、正の電極板102から負の電極板103に渡って配された接着層106により封止されている。
また、電解質104を、アルカリ溶液を含むものとすると、負極上でのクリーピング現象のため、液漏れが生じるという問題があった。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
図1中、符号10は扁平型電池、11はセパレータ、12は電解質層、13は正の電極(以下、「正極」と略す。)、14は負の電極(以下、「負極」と略す。)、15は接着層、16は積層体、17は包材、をそれぞれ示している。
この実施形態の扁平型電極10は、セパレータ11と、電解質層12と、正極13と、負極14と、接着層15と、包材17とから概略構成され、その外形が正方形状をなしている。
なお、電解質層12は、セパレータ11の両面のほぼ全面に配されている。そして、正極13および負極14は、電解質層12のセパレータ11と接している面とは反対の面のほぼ全面に配されている。
セパレータ11の厚みは、特に限定されるものではなく、必要とされる電池の出力などに応じて適宜調整される。なお、電解質層12に十分な強度のあるゲルを用いた場合、セパレータがなくてもよい。
液状の電解質としては、水酸化カリウム(KOH)、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化リチウム(LiOH)などのアルカリ金属の水酸化物の水溶液が用いられる。この水溶液に含まれるカリウムイオン(K+)、ナトリウムイオン(Na+)、リチウムイオン(Li+)などの金属のイオンの濃度は、特に限定されるものではなく、必要とされる電池の出力に応じて適宜調整される。
なお、このようなゲル状の電解質を調製するには、上記の合成樹脂に、上記のアルカリ金属の水酸化物を直接混合する方法、上記のアルカリ金属の水酸化物を含む溶液中で、上記の合成樹脂の前駆体(モノマー)を重合して、合成樹脂を合成する方法、上記の合成樹脂からなる吸水性ポリマーに、上記のアルカリ金属の水酸化物を含む溶液を含浸させる方法などが用いられる。
負極14の材質としては、銅(Cu)、黄銅、その他めっきを施した金属箔に一部、亜鉛(Zn)を塗布したものなどが挙げられる。
熱硬化型の接着剤としては、フェノール系接着剤、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤などが挙げられる。
紫外線硬化型の接着剤としては、エポキシ系接着剤、アクリル系接着剤などが挙げられる。
ホットメルト型接着剤としては、ポリオレフィン系接着剤、変性ポリオレフィン系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリエステル系接着剤などが挙げられる。
感圧型接着剤としては、各種粘着テープ、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのゴム、ポリアクリル酸エステルなどが挙げられる。
包材17をなす合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂や、ナイロン、ポリ塩化ビニリデンなどの樹脂フィルムが用いられる。また、二種類以上の層を組み合わせることにより、バリア性を付与することがより好ましい。
また、包材17の表面には、耐アルカリ性、接着性などを向上するために、放電処理、化学薬品処理、プライマー処理、蒸着処理、研磨処理、洗浄処理などの表面処理が施されていてもよい。
まず、セパレータ11の両面に、ゲル状または液状の電解質を塗布または含浸させて、電解質層12を形成する。
次いで、電解質層12を介して、正極13と負極14で、セパレータ11を挟み込む。
次いで、正極13の接続部13bを露出するように、正極13の電解質層12と接している面とは反対の面13aに接着剤を塗布するなどにより、接着層15を設ける。同様に、負極14の接続部14bを露出するように、負極14の電解質層12と接している面とは反対の面14aに接着剤を塗布するなどにより、接着層15を設ける。
これにより、セパレータ11、電解質層12,12、正極13、負極14および接着層15,15からなる積層体16を形成する。
次いで、接着層15の正極13と接する面とは反対の面15a、接着層15の負極14と接する面とは反対の面15b、および、積層体16の側面16aに包材17の内面を密着させ、接続部13b,14bを除いて、包材17によって積層体16を覆うことにより、扁平型電池10を得る。
また、この実施形態では、外形が正方形状の扁平型電池10を例示したが、本発明の扁平型電池はこれに限定されない。本発明の扁平型電池の外形は、円形状、三角形状、矩形状、多角形状などにも限定されず、任意の形状とすることができる。したがって、本発明の扁平型電池は、意匠性にも優れている。
Claims (2)
- セパレータを挟んで順に配された一対の電解質層および電極、並びに、前記電極のそれぞれの前記電解質層と接する面とは反対の面に、前記電極の接続部を露出するように配された接着層からなる積層体と、前記接着層のそれぞれの前記電極と接する面とは反対の面および前記積層体の側面を覆う包材とを備え、前記電解質層が液状またはゲル状であることを特徴とする扁平型電池。
- 前記電解質層はアルカリ溶液を含むことを特徴とする請求項1に記載の扁平型電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006204577A JP2008034178A (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 扁平型電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006204577A JP2008034178A (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 扁平型電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008034178A true JP2008034178A (ja) | 2008-02-14 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006204577A Pending JP2008034178A (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 扁平型電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008034178A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019079744A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5596576U (ja) * | 1978-12-26 | 1980-07-04 | ||
| JPS58223267A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-24 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | アルカリ薄形電池 |
| JPS6163761U (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-30 |
-
2006
- 2006-07-27 JP JP2006204577A patent/JP2008034178A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5596576U (ja) * | 1978-12-26 | 1980-07-04 | ||
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| JP2019079744A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル |
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