JP2008033990A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う際に、ノイズを効果的に除去できる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】第1波長板OE1及び第2波長板OE2を通過した光束において、情報の記録及び/又は再生を行おうとする情報記録面以外の情報記録面からの反射光は、ノイズ成分であり、偏光方向が不変であるので、第2偏光ビームスプリッタBS2を透過するため光検出器PDには届かず、これによりエラーの発生などを抑制できる。又、光検出器PDに向かう光束の光路は、ミラーMにより折り曲げられているので、光ピックアップ装置PU1の構成をコンパクトにできる。
【選択図】図2
【解決手段】第1波長板OE1及び第2波長板OE2を通過した光束において、情報の記録及び/又は再生を行おうとする情報記録面以外の情報記録面からの反射光は、ノイズ成分であり、偏光方向が不変であるので、第2偏光ビームスプリッタBS2を透過するため光検出器PDには届かず、これによりエラーの発生などを抑制できる。又、光検出器PDに向かう光束の光路は、ミラーMにより折り曲げられているので、光ピックアップ装置PU1の構成をコンパクトにできる。
【選択図】図2
Description
本発明は、多層の情報記録層を有する光ディスクを用いると好適な光ピックアップ装置に関する。
DVDに代表される光ディスクは、多量の情報信号を高密度で記録することができるため、オーディオ、ビデオ、コンピュータ等の多くの分野において利用が進められている。特に最近では、記録容量の更なる増大の要請に応じるために、情報記録面を多層設けた光ディスクが開発され、すでに上市されている。
ところで、情報記録面を多層に設けた光ディスクにおける各記録再生面間の距離が小さい場合には、記録再生用の光束が、ある1つの記録再生面に対して集光されたとき、その記録再生面からの反射光が、隣接する記録再生面からの反射光の影響を受けてしまい、ノイズとして認識される恐れがある。これに対し、異なる偏光特性を有する2つの領域を有する波長板を2枚組み合わせることで、ノイズを抑制する光ピックアップ装置が知られている(非特許文献1参照)。
第6回光ディスク懇談会プログラム講演資料「フォトニック結晶を用いた多層ディスクの層間分離検出」小杉哲也著、平成18年3月17日
第6回光ディスク懇談会プログラム講演資料「フォトニック結晶を用いた多層ディスクの層間分離検出」小杉哲也著、平成18年3月17日
ここで、非特許文献1に開示されている光ピックアップ装置においては、光ディスクの情報記録面から反射した光束が、第1の波長板を通過した後に、第1の波長板と第2の波長板との間で集光し、更に第2の波長板を通過して、偏光ビームスプリッタを通過する際にノイズ成分が除去されて、正規の信号のみが光検出器に入射するようになっている。しかるに、非特許文献1の光ピックアップ装置においては、対物レンズと光検出器との間に、少なくとも2枚の波長板と偏光ビームスプリッタを配置しなくてはならず、光路長が長くなり、光ピックアップ装置の構成が大型化するという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う際に、ノイズを効果的に除去できる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の光ピックアップ装置は、多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置において、
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた第1の光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた第2の光学素子と、
前記第1の光学素子と前記第2の光学素子の間の光路中に配置された反射光学素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記集光光学素子、前記第1の光学素子、前記反射光学素子、前記第2の光学素子を通過した後、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする。尚、本明細書中、「光軸」とは、対物レンズをの光軸をいうものとする。
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた第1の光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた第2の光学素子と、
前記第1の光学素子と前記第2の光学素子の間の光路中に配置された反射光学素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記集光光学素子、前記第1の光学素子、前記反射光学素子、前記第2の光学素子を通過した後、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする。尚、本明細書中、「光軸」とは、対物レンズをの光軸をいうものとする。
本発明の原理について図1を参照して説明する。図1の光軸方向断面図において、第1の光学素子OE1は、光軸Xより上に第1の光学領域Aを有し、光軸より下に第2の光学領域Bを有する。又、第1の光学素子OE1から光軸に沿って所定距離離れた第2の光学素子OE2は、光軸Xより上に第3の光学領域Cを有し、光軸より下に第4の光学領域Dを有する。各光学領域A〜Dは、通過する光束にλ/4の位相差を生じさせる機能を有しているが、光学領域AとB、及びCとDでは方向が互いに異なっている。又、向かい合っている光学領域AとC、及びBとDも方向が互いに異なっている。具体的な例としては、第1の光学領域Aを通過した光束に+λ/4の位相差を生じさせ、第2の光学領域Bを通過した光束に−λ/4の位相差を生じさせ、第3の光学領域Cを通過した光束に−λ/4の位相差を生じさせ、第4の光学領域Dを通過した光束に+λ/4の位相差を生じさせることが考えられる。又、第1の光学領域Aを通過した光束に+λ/2の位相差を生じさせ、第2の光学領域Bを通過した光束は位相差を生じさせず、第3の光学領域Cを通過した光束に+λ/2の位相差を生じさせ、第4の光学領域Dを通過した光束は位相差を生じさせないものとしてもよい。
ここで、図1の左方より、光情報記録媒体の情報記録面から直線偏光状態の反射光が出射されているものとする。多層の情報記録面を有する光情報記録媒体において、情報の記録及び/又は再生を行おうとする目的の情報記録面からの反射光におけるマージナル光線αを実線で示し、それより深い情報記録面からの反射光におけるマージナル光線βを点線で示し、目的の情報記録面より浅い情報記録面からの反射光におけるマージナル光線γを一転鎖線で示す。すなわち、ここでは光線αが正規の情報記録光であり、光線β、γがノイズ成分となる。
反射した情報記録面に対して共役の関係となる位置で集光がなされるので、光線αは、第1の光学素子OE1と第2の光学素子OE2との間における光軸方向の位置Xで集光される場合には、光線βは、位置Xよりも光情報記録媒体側(図1で左方)の位置Yで集光され、光線γは、位置Xよりも光検出器側(図1で右方)の位置Zで集光されることとなる。
しかるに、光線αのうち、第1の光学領域Aを通過する部分は、必ず第4の光学領域Dを通過することとなり、更に第2の光学領域Bを通過する部分は、必ず第3の光学領域Cを通過することとなる。従って、第1の光学素子OE1に入射する前の光線αに対して、第2の光学素子OE2から出射した後の光線αは偏光方向が90度異なっている(第1の偏光方向)。
これに対し、光線βのうち、第1の光学領域Aを通過する部分は、第3の光学領域Cを通過することとなり、更に第2の光学領域Bを通過する部分は、第4の光学領域Dを通過することとなる。従って、第1の光学素子OE1に入射する前の光線βに対して、第2の光学素子OE2から出射した後の光線βは偏光方向が不変である(第1の偏光方向とは異なる第2の偏光方向)。
同様に、光線γのうち、第1の光学領域Aを通過する部分は、第3の光学領域Cを通過することとなり、更に第2の光学領域Bを通過する部分は、第4の光学領域Dを通過することとなる。従って、第1の光学素子OE1に入射する前の光線γに対して、第2の光学素子OE2から出射した後の光線γは偏光方向が不変である(第1の偏光方向とは異なる第2の偏光方向)。
このように、正規の情報記録光(主光束ともいう)と、ノイズ成分の光(副光束ともいう)とで、例えば90度偏光方向が異なるので、第2の光学素子OE1の出射光を、偏光ビームスプリッタのごとき偏光分岐手段を通過させることで、例えば正規の情報記録光を反射させ、ノイズ成分の光を透過させることができ、それによりノイズ成分の除去が可能となる。尚、正規の情報記録光を透過させて光検出器に導き、ノイズ成分の光を反射させてもよい。又、偏光分岐手段としては、偏光ビームスプリッタに限らず、所定の偏光状態にある正規の情報記録光のみを通過させる直線偏光板を用いてもよい。更に、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子と前記第3の光学素子は一体でも良い。
更に本発明によれば、前記第2の光学素子を通過し、前記偏光分岐手段に向かう光束を、前記反射素子で反射させることで光路を折り曲げることにより、コンパクトな光ピックアップ装置を提供できる。尚、前記反射素子からの反射光が同一の光学素子を通過する構成の場合、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子は共通にできる。
請求項2に記載の光ピックアップ装置は、請求項1に記載の発明において、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子は、構造性複屈折構造を有することを特徴とする。
ここで、構造性複屈折について説明する。構造性複屈折とは、微細構造の方向性によって発生する複屈折をいい、例えば複屈折特性を持たない屈折率の異なる平板を光の波長より十分小さい(<λ/2)周期で平行に並べた微細周期構造(いわゆるラインアンドスペース構造)は、複屈折特性を発生することが知られている(Principle of Optics, Max Born and Emil Wolf, PERGAMON PRESS LTD.参照)。偏光方向が溝に平行な光の屈折率npと、垂直な光の屈折率nvとは、それぞれ、
np=(tn1 2+(1−t)n2 2)1/2 (1)
nv=1/(t/n1 2+(1−t)/n2 2)1/2 (2)
となる。n1,n2はそれぞれ微細周期構造が形成された物質(ライン)の屈折率と、溝を埋める物質(スペース)の屈折率であり、また、tは微細周期構造のduty比であり、ラインの幅をw1とし、スペースの幅をw2とすると、
t=w1/(w1+w2) (3)
である。
np=(tn1 2+(1−t)n2 2)1/2 (1)
nv=1/(t/n1 2+(1−t)/n2 2)1/2 (2)
となる。n1,n2はそれぞれ微細周期構造が形成された物質(ライン)の屈折率と、溝を埋める物質(スペース)の屈折率であり、また、tは微細周期構造のduty比であり、ラインの幅をw1とし、スペースの幅をw2とすると、
t=w1/(w1+w2) (3)
である。
水晶や方解石などの持つ複屈折特性は、その物質固有のものであり、変えることがほとんどできないものであるのに対して、微細周期構造の複屈折は、材料や形状を変えることで複屈折特性を容易に制御することが可能である。また、偏光方向が溝に平行な光と垂直な光との位相差(遅延量)Reは、微細周期構造の複屈折の高さ(溝の深さ)をdとすると、
Re=(np−nv)d (4)
となる。これらの式より、微細周期構造の複屈折のduty比tおよび微細周期構造の複屈折の高さ(溝の深さ)dを可変にすれば位相差(遅延量)Reを変化させることができることが分かる。
Re=(np−nv)d (4)
となる。これらの式より、微細周期構造の複屈折のduty比tおよび微細周期構造の複屈折の高さ(溝の深さ)dを可変にすれば位相差(遅延量)Reを変化させることができることが分かる。
例えば光学素子として、400nmのレーザ光用のλ/4波長板を形成しようとしたときに、常温での屈折率が1.5程度の樹脂素材を用いて、ラインの幅を100nm、スペースの幅を90nmとすると、微細構造の高さd=1200nmとする必要がある。すなわち、アスペクト比は12程度となる。微細周期構造によれば同じ位相差だが光学軸方位の異なる波長板を一体に製作することが容易であり、又波長板間の境界で生じるロス領域を数μm以下とすることができ、情報記録光のロス低減、不要光遮断性能の向上を図れる。
請求項3に記載の光ピックアップ装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記反射光学素子は、入射した光束を、入射する光束の光軸とは異なる光軸となるように、光束が出射する側に向けて光軸を折り曲げることを特徴とするので、前記偏光分岐手段を通過した光束が、光情報記録媒体の情報記録面側に戻ることが抑制され、エラー信号の発生を抑制できる。尚、「入射光束の光軸と出射光束の光軸とが異なる」とは、2つの光軸が一致していないという意味であり、2つの光軸が平行であること及び角度付けされていることの双方を含む。
請求項4に記載の光ピックアップ装置は、請求項3に記載の発明において、前記第1の光学素子に入射する光束の光軸と、前記第2の光学素子から出射される光束の光軸とは角度付けされていることを特徴とする。
請求項5に記載の光ピックアップ装置は、請求項3に記載の発明において、前記第1の光学素子に入射する光束の光軸と、前記第2の光学素子から出射される光束の光軸とは平行であることを特徴とする。
請求項6に記載の光ピックアップ装置は、多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置において、
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記光学素子と前記反射素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記光学素子と前記反射素子を通過した後に、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする。
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記光学素子と前記反射素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記光学素子と前記反射素子を通過した後に、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする。
本発明によれば、光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束が、前記光学素子と前記反射素子との間で集光されることにより、情報の記録再生を行うための情報記録面からの反射光(正規信号)と、それ以外の反射光(ノイズ成分)とで、偏光方向が例えば90度異なるようにされる。これを利用して、ノイズ成分にかかる光束については、例えば偏光分岐手段を透過させる一方、正規信号にかかる光束については、偏光分岐手段で反射させて光検出器で検出することで、ノイズ成分の分離を効果的に行える。又、光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束を、前記反射素子で反射させることで光路を折り曲げることにより、コンパクトな光ピックアップ装置を提供できる。
請求項7に記載の光ピックアップ装置は、請求項6に記載の発明において、前記反射素子と前記光学素子は、構造性複屈折構造を有することを特徴とする。
請求項8に記載の光ピックアップ装置は、請求項6又は7に記載の発明において、前記反射素子は、入射した光束を、入射する光束の光軸とは異なる光軸となるように、光束が出射する側に向けて光軸を折り曲げることを特徴とする。
請求項9に記載の光ピックアップ装置は、請求項8に記載の発明において、前記光学素子に入射する光束の光軸と、前記反射素子で反射した光束の光軸とは角度付けされていることを特徴とする。
請求項10に記載の光ピックアップ装置は、請求項8に記載の発明において、前記光学素子に入射する光束の光軸と、前記反射素子で反射した光束の光軸とは平行であることを特徴とする。
請求項11に記載の光ピックアップ装置は、多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置において、
通過する光束にλ/2の位相差を与える光学素子と、
反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記光学素子と前記反射素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束のうち主光束は、光軸を挟んで第1半部が前記光学素子を通過し、残りの第2半部は空気を通過し、更に前記反射素子で反射されて、前記第1半部が空気を通過し、前記第2半部が前記光学素子を通過して、前記偏光分岐手段に向かうようになっており、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束のうち副光束は、前記光学素子を通過し、前記反射素子で反射されて、再度前記光学素子を通過するか、又は空気を通過し、前記反射素子で反射されて、再度空気を通過して前記偏光分岐手段に向かうようになっており、
前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする。
通過する光束にλ/2の位相差を与える光学素子と、
反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記光学素子と前記反射素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束のうち主光束は、光軸を挟んで第1半部が前記光学素子を通過し、残りの第2半部は空気を通過し、更に前記反射素子で反射されて、前記第1半部が空気を通過し、前記第2半部が前記光学素子を通過して、前記偏光分岐手段に向かうようになっており、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束のうち副光束は、前記光学素子を通過し、前記反射素子で反射されて、再度前記光学素子を通過するか、又は空気を通過し、前記反射素子で反射されて、再度空気を通過して前記偏光分岐手段に向かうようになっており、
前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする。
本発明によれば、光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束が、前記光学素子と前記反射素子との間で集光されることにより、情報の記録再生を行うための情報記録面からの反射光(正規信号)については、偏光方向が90度変わり、それ以外の反射光(ノイズ成分)は、偏光方向が不変となって出射されることとなる。これを利用して、ノイズ成分にかかる光束については、例えば偏光分岐手段を透過させる一方、正規信号にかかる光束については、偏光分岐手段で反射させて光検出器で検出することで、ノイズ成分の分離を効果的に行える。又、光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束を、前記反射素子で反射させることで光路を折り曲げることにより、コンパクトな光ピックアップ装置を提供できる。
請求項12に記載の光ピックアップ装置は、請求項11に記載の発明において、前記光学素子は、構造性複屈折構造を有することを特徴とする。
請求項13に記載の光ピックアップ装置は、請求項11又は12に記載の発明において、前記反射素子は、入射した光束を、入射する光束の光軸とは異なる光軸となるように、光束が出射する側に向けて光軸を折り曲げることを特徴とする。
請求項14に記載の光ピックアップ装置は、請求項13に記載の発明において、前記光学素子に入射する光束の光軸と、前記反射素子で反射した光束の光軸とは角度付けされていることを特徴とする。
請求項15に記載の光ピックアップ装置は、請求項13に記載の発明において、前記光学素子に入射する光束の光軸と、前記反射素子で反射した光束の光軸とは平行であることを特徴とする。
請求項16に記載の光ピックアップ装置は、多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置において、
第1の反射素子と、
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた第1の光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた第2の光学素子と、
前記第1の光学素子と前記第2の光学素子を通過した光束が反射する第2の反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記第1の反射素子、前記第1の光学素子、前記第2の光学素子、前記第2の反射素子を通過した後、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする。
第1の反射素子と、
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた第1の光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた第2の光学素子と、
前記第1の光学素子と前記第2の光学素子を通過した光束が反射する第2の反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記第1の反射素子、前記第1の光学素子、前記第2の光学素子、前記第2の反射素子を通過した後、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする。
本発明によれば、光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束が、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との間で集光されることにより、情報の記録再生を行うための情報記録面からの反射光(正規信号)と、それ以外の反射光(ノイズ成分)とで、偏光方向が例えば90度異なるようにされる。これを利用して、ノイズ成分にかかる光束については、例えば偏光分岐手段を透過させる一方、正規信号にかかる光束については、偏光分岐手段で反射させて光検出器で検出することで、ノイズ成分の分離を効果的に行える。又、光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束を、前記第1の反射素子と前記第2の反射素子で反射させることで光路を折り曲げることにより、コンパクトな光ピックアップ装置を提供できる。
請求項17に記載の光ピックアップ装置は、請求項16に記載の発明において、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子は、構造性複屈折構造を有することを特徴とする。
請求項18に記載の光ピックアップ装置は、請求項16又は17に記載の発明において、前記第1の反射素子に入射した光束の光軸と、前記第2の反射素子から出射した光束の光軸とが角度付けされることを特徴とするので、前記偏光分岐手段をコンパクトにでき、且つ前記偏光分岐手段を通過した光束が、光情報記録媒体の情報記録面側に戻ることが抑制され、エラー信号の発生を抑制できる。
請求項19に記載の光ピックアップ装置は、請求項16又は17に記載の発明において、前記第1の反射素子に入射した光束の光軸と、前記第2の反射素子から出射した光束の光軸とが角度付けされることを特徴とする。
本発明によれば、多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う際に、ノイズを効果的に除去できる光ピックアップ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は、多層の情報記録面を有する光情報記録媒体(光ディスクともいう)であるDVDに対して適切に情報の記録/再生を行える本実施の形態の光ピックアップ装置PU1の構成を概略的に示す図である。尚、本発明は、BD(Blu−ray Disc)、HD DVD、その他の多層式の光ディスクに適用できることはいうまでもない。
図3は、第1の光学素子である第1波長板OE1と、第2の光学素子である第2波長板OE2とを示す斜視図である。図2において、薄い板状である第1波長板OE1の光学面には、不図示の光軸を挟んで第1の光学領域Aと第2の光学領域Bとが形成されている。第1の光学領域Aには、複数の微細な壁WAが等間隔で配置されている。第2の光学領域Bには、複数の微細な壁WBが等間隔で配置されているが、各壁WBと壁WAとは直交した状態で端部同士が接合されている。壁WA、WBにより構造性複屈折構造を形成する。
同様に、薄い板状である第2波長板OE2の光学面には、不図示の光軸を挟んで第3の光学領域Cと第4の光学領域Dとが形成されている。第3の光学領域Cには、複数の微細な壁WCが等間隔で配置されているが、光軸方向に対向する壁WAとは光軸方向に見て直交している。第4の光学領域Dには、複数の微細な壁WDが等間隔で配置されているが、光軸方向に対向する壁WBとは光軸方向に見て直交している。各壁WCと壁WDとは直交した状態で端部同士が接合されており、壁WC、WDにより構造性複屈折構造を形成する。
第1波長板OE1と第2波長板OE2を通過した光束において、第1の光学領域Aと第4の光学領域Dとを通過した光束、及び第2の光学領域Bと第3の光学領域Cとを通過した光束は、偏光方向が90度変化しており、第1の光学領域Aと第3の光学領域Cとを通過した光束、及び第2の光学領域Bと第4の光学領域Dとを通過した光束は、偏光方向が不変となっている。
図2において、第1波長板OE1と第2波長板OE2は、光軸を挟んで紙面垂直方向に第1の光学領域Aと第2の光学領域B、及び第3の光学領域Cと第4の光学領域Dとを並べて配置しているものとする。光ピックアップ装置PU1において、DVDに対して情報の記録/再生を行う場合には、半導体レーザLD1を発光させる。半導体レーザLD1から射出された発散光束は、図2において実線でその光線経路を描いたように、カップリングレンズCLを通過して平行光束に変換された後、第1偏光ビームスプリッタBS1により反射され、凸レンズL1と凹レンズL2からなるエキスパンダレンズEXPを通過し、更にλ/4波長板QWPを通過した後、図示しない絞りにより光束径が規制され、対物レンズOBJによって情報の記録及び/又は再生を行おうとするDVDの情報記録面RL1上に形成されるスポットとなる。対物レンズOBJは、その周辺に配置された2軸アクチュエータ(不図示)によってフォーカシングやトラッキングを行う。
情報記録面RL1で情報ピットにより変調された反射光束は、再び対物レンズOBJ、λ/4波長板QWP、エキスパンダレンズEXPを透過した後、第1偏光ビームスプリッタBS1を通過する。第1偏光ビームスプリッタBS1から出射した光束は、集光素子であるレンズL3により収束光束とされ、第1波長板OE1を通過して、反射光学素子であるミラーMにより反射され、更に第2波長板OE2を通過する。このとき、光束は第1波長板OE1と第2波長板OE2との間で集光する。第2波長板OE2を通過した光束は、レンズL3を通過し、λ/2波長板HWPを通過して第2偏光ビームスプリッタBS2に入射する。
上述したように、第1波長板OE1及び第2波長板OE2を通過した光束において、情報の記録及び/又は再生を行おうとする情報記録面からの反射光(主光束)は、偏光方向が90度傾いているので、偏光分岐手段である第2偏光ビームスプリッタBS2で反射され、レンズL5で集光され、センサレンズSENにより非点収差が付加され、光検出器PDの受光面上に収束する。そして、光検出器PDの出力信号を用いてDVDに記録された情報を読み取ることができる。別の情報記録層に対して情報の記録及び/又は再生を行う場合には、エキスパンダレンズEXPのレンズL2を光軸方向に移動させて、集光位置を変えるようになっている。
本実施の形態によれば、第1波長板OE1及び第2波長板OE2を通過した光束において、情報の記録及び/又は再生を行おうとする情報記録面以外の情報記録面からの反射光(副光束)は、ノイズ成分であり、偏光方向が不変であるので、第2偏光ビームスプリッタBS2を透過するため光検出器PDには届かず、これによりエラーの発生などを抑制できる。又、光検出器PDに向かう光束の光路は、ミラーMにより折り曲げられているので、光ピックアップ装置PU1の構成をコンパクトにできる。
図4は、第2の実施の形態にかかる光ピックアップ装置PU2の概略構成図である。図4に示す実施の形態においては、反射素子であるミラーM上に、複数の微細な壁(図3参照)を含む第2波長板の機能を有する第2構造性複屈折構造OE2’、すなわち紙面垂直方向に第3の光学領域Cと第4の光学領域Dとが並べて形成されている。DVDから反射し、第1偏光ビームスプリッタBS1から出射した光束は、集光素子であるレンズL3により収束光束となり、第1波長板OE1を通過して、反射素子であるミラーMの手前で集光され、第2波長板OE2を通過し、反射素子であるミラーMから反射され、同じレンズL3により平行光束とされ、第2偏光ビームスプリッタBS2に入射するようになっている。それ以外の構成については上述した実施の形態と同様であるため、説明を省略する。尚、第1波長板OE1への入射光束を通過させるレンズと、ミラーMからの出射光束を通過させるレンズを別体としてもよい。
図12は、本実施の形態の変形例を示す図である。本実施の形態においては、通過した光束にλ/2の位相差を与える構造性複屈折を形成した光学素子OEと、単純な反射素子であるミラーMとを設けている。図4を参照して、DVDから反射し、第1偏光ビームスプリッタBS1から出射した光束は、集光素子であるレンズL3により収束光束となり、光学素子OE1に照射される。
ここで、主光束である正規の情報記録光は、光軸を挟んで第1半部LB1が光学素子OEを通過し、残りの第2半部LB2は空気を通過し、更に、ミラーMで反射されて、今度は第1半部LB1が空気を通過し、第2半部LB2が光学素子OEを通過して、偏光ビームスプリッタに向かうようになっている。一方、副光束であるノイズ光は、全部が光学素子OEを通過し、ミラーMで反射されて、再度光学素子OEを通過するか、又は空気を通過し、ミラーMで反射されて、再度空気を通過して偏光ビームスプリッタに向かうようになっている。すなわち、主光束は偏光方向が90度変わるのに対し、ノイズ光は偏光方向が不変であるので、偏光ビームスプリッタで主光束とノイズ光との分岐ができる。
図5は、第3の実施の形態にかかる光ピックアップ装置PU3の概略構成図である。図6は、本実施の形態で用いるプリズムPSの斜視図である。図6において、プリズムPSの一面は、入射面IP及び出射面OPであり、別の2面は反射面R1、R2である。入射面IPには、複数の微細な壁(図3参照)からなる第1の領域Aと第2の領域Bを含む第1波長板の機能を有する第1構造性複屈折構造OE1’が形成され、出射面OPには、複数の微細な壁(図3参照)からなる第3の領域Cと第4の領域Dを含む第1波長板の機能を有する第2波長板の機能を有する第2構造性複屈折構造OE2’が形成されている。
図5において、DVDから反射し、エキスパンダレンズEXPを通過した光束は、偏光ビームスプリッタBSを通過し、集光素子であるレンズL3により収束光束となり、プリズムPSの入射面IPに形成された第1構造性複屈折構造OE1’を通過して、反射面R1で反射された後集光し、更に第2の反射面R2で反射されて、出射面OPに形成された第2構造性複屈折構造OE2’を通過して、プリズムPSから出射し、同じレンズL3により平行光束とされ、且つ同じ偏光ビームスプリッタBSに入射され、情報の記録及び/又は再生を行おうとする情報記録面RL1からの反射光のみが、光検出器PDに向かうようになっている。このとき、偏光ビームスプリッタBSからレンズL3に向かう束の光軸に対して、レンズL3から偏光ビームスプリッタBSに向かう光束の光軸は、角度θだけ傾いている。このように、偏光ビームスプリッタBSの出射光束に対して入射光束を角度付けすることで、偏光ビームスプリッタBSを透過するノイズ光が、DVDの情報記録面に直接戻り迷光となることを抑えることができる。また、光検出器PDの受光面上で情報記録光の入射する位置と、半導体レーザLDからの出射光の偏光ビームスプリッタBSから漏れて透過する光束の入射する位置が異なることにより良好な信号検出が可能になると共に、半導体レーザLDのパワーモニター光の同一光検出器での検出も可能となる。それ以外の構成については上述した実施の形態と同様であるため、説明を省略する。尚、第1構造性複屈折構造OE1‘への入射光束を通過させるレンズと、第2構造性複屈折構造OE2’からの出射光束を通過させるレンズを別体としてもよい。尚、偏光ビームスプリッタBSからレンズL3に向かう光束の光軸と、レンズL3から偏光ビームスプリッタBSに向かう光束の光軸とを平行にずらすようにしても良い。かかる場合、光軸の間隔は入射出射する光束が分離できる程度離れればよい。
図7、8は、変形例にかかるプリズムの斜視図であり、図6に示すプリズムとは、微細な壁の延在方向が異なっているが、上述の機能の光学領域A〜Dを備えている。かかる場合、プリズムへの入射光束の光軸と出射光束の光軸とが一致する場合もあるが、2つの波長板の間に集光する光束の入射時に通過する領域が第1、第2の光学領域、出射時に通過する領域が第3、第4の領域となるものとする。以上の例に限らず、プリズムは種々の形態をとりうる。例えば、入射面IP及び出射面OPに構造性複屈折構造を設ける代わりに、反射面R1に光学領域A,Bを備えた第1構造性複屈折構造OE1’を形成し、反射面R1に光学領域C、Dを備えた第2構造性複屈折構造OE2’を形成してもよい。
図9(a)は、第4の実施の形態にかかる光ピックアップ装置PU4の概略構成図である。図9(b)は、第1のプリズムPS1と第2のプリズムPS2と平行平板PPとを一体的に形成した構成の拡大図である。図9において、第1のプリズムPS1は、入射面IP1と、反射面R1と、出射面OP1を有しており、出射面OP1には、複数の微細な壁(図3参照)からなる第1の領域Aと第2の領域Bを含む第1構造性複屈折構造OE1’が形成されている。又、第2のプリズムPS2は、入射面IP2と、反射面R2と、出射面OP2を有しており、入射面IP1には、複数の微細な壁(図3参照)からなる第3の領域Cと第4の領域Dを含むを含む第2構造性複屈折構造OE2’が形成されている。第1のプリズムPS1と第2のプリズムPS2との間に、平行平板PPが密着配置されている。
図9において、DVDから反射し、エキスパンダレンズEXPを通過した光束は、偏光ビームスプリッタBSを通過し、集光素子であるレンズL3により収束光束となり、第1のプリズムPS1の入射面IP1を通過し、反射面R1で反射され、出射面OP1に形成された第1構造性複屈折構造OE1’を通過した後、平行平板PP内で集光し、更に第2のプリズムPS2の入射面IP2に形成された第2構造性複屈折構造OE2’を通過し、反射面R2で反射されて、出射面OP2Sから出射し、レンズL4により平行光束とされ、同じ偏光ビームスプリッタBSに入射され、情報の記録及び/又は再生を行おうとする情報記録面RL1からの反射光のみが、光検出器PDに向かうようになっている。それ以外の構成については、図6に示す実施の形態と同様であるため、説明を省略する。尚、レンズL3を複数のレンズとしてもよい。
また、上述した実施の形態において、図10に示すような軸上厚の厚いメニスカスレンズをレンズL3として用いると、焦点位置をより近づけることで小型化でき好ましい。更に、図11に示すように、反射面R1に構造性複屈折構造OEを形成し、入出射面IOPから入射した光束を、反射面R1で反射させ、ついで反射面R2で反射させ、再度反射面R1で反射させた後、入出射面IOPから出射させることができるプリズムPSを、上述した実施の形態に用いることもできる。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。以上の実施の形態において、偏光ビームスプリッタからの反射素子側への出射光の光軸と、反射素子側からの入射光の光軸は、角度付け又は平行にずらすと好ましい。
A〜D 光学領域
BS 偏光ビームスプリッタ
BS1 第1の偏光ビームスプリッタ
BS2 第2の偏光ビームスプリッタ
CL カップリングレンズ
EXP エキスパンダレンズ
IP 入射面
IP1 入射面
IP2 入射面
L1 凸レンズ
L2 凹レンズ
L3 レンズ
L4 レンズ
L5 レンズ
LD1 半導体レーザ
M ミラー
OBJ 対物レンズ
OE1 第1の光学素子
OE1‘ 第1構造性複屈折構造
OE1 第1の波長板
OE2 第1の光学素子
OE2‘ 第2構造性複屈折構造
OE2 第2の波長板
OP 出射面
OP1 出射面
OP2 出射面
PD 光検出器
PS プリズム
PS1 第1のプリズム
PS2 第2のプリズム
PU1 光ピックアップ装置
PU2 光ピックアップ装置
PU3 光ピックアップ装置
PU4 光ピックアップ装置
PU5 光ピックアップ装置
QWP λ/4波長板
R1 反射面
R2 反射面
RL1 情報記録面
SEN センサレンズ
WA 壁
WB 壁
WC 壁
WD 壁
BS 偏光ビームスプリッタ
BS1 第1の偏光ビームスプリッタ
BS2 第2の偏光ビームスプリッタ
CL カップリングレンズ
EXP エキスパンダレンズ
IP 入射面
IP1 入射面
IP2 入射面
L1 凸レンズ
L2 凹レンズ
L3 レンズ
L4 レンズ
L5 レンズ
LD1 半導体レーザ
M ミラー
OBJ 対物レンズ
OE1 第1の光学素子
OE1‘ 第1構造性複屈折構造
OE1 第1の波長板
OE2 第1の光学素子
OE2‘ 第2構造性複屈折構造
OE2 第2の波長板
OP 出射面
OP1 出射面
OP2 出射面
PD 光検出器
PS プリズム
PS1 第1のプリズム
PS2 第2のプリズム
PU1 光ピックアップ装置
PU2 光ピックアップ装置
PU3 光ピックアップ装置
PU4 光ピックアップ装置
PU5 光ピックアップ装置
QWP λ/4波長板
R1 反射面
R2 反射面
RL1 情報記録面
SEN センサレンズ
WA 壁
WB 壁
WC 壁
WD 壁
Claims (19)
- 多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置において、
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた第1の光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた第2の光学素子と、
前記第1の光学素子と前記第2の光学素子の間の光路中に配置された反射光学素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記集光光学素子、前記第1の光学素子、前記反射光学素子、前記第2の光学素子を通過した後、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記第1の光学素子と前記第2の光学素子は、構造性複屈折構造を有することを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
- 前記反射光学素子は、入射した光束を、入射する光束の光軸とは異なる光軸となるように、光束が出射する側に向けて光軸を折り曲げることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
- 前記第1の光学素子に入射する光束の光軸と、前記第2の光学素子から出射される光束の光軸とは角度付けされていることを特徴とする請求項3に記載の光ピックアップ装置。
- 前記第1の光学素子に入射する光束の光軸と、前記第2の光学素子から出射される光束の光軸とは平行であることを特徴とする請求項3に記載の光ピックアップ装置。
- 多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置において、
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記光学素子と前記反射素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記光学素子と前記反射素子を通過した後に、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記反射素子と前記光学素子は、構造性複屈折構造を有することを特徴とする請求項6に記載の光ピックアップ装置。
- 前記反射素子は、入射した光束を、入射する光束の光軸とは異なる光軸となるように、光束が出射する側に向けて光軸を折り曲げることを特徴とする請求項6又は7に記載の光ピックアップ装置。
- 前記光学素子に入射する光束の光軸と、前記反射素子で反射した光束の光軸とは角度付けされていることを特徴とする請求項8に記載の光ピックアップ装置。
- 前記光学素子に入射する光束の光軸と、前記反射素子で反射した光束の光軸とは平行であることを特徴とする請求項8に記載の光ピックアップ装置。
- 多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置において、
通過する光束にλ/2の位相差を与える光学素子と、
反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記光学素子と前記反射素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束のうち主光束は、光軸を挟んで第1半部が前記光学素子を通過し、残りの第2半部は空気を通過し、更に前記反射素子で反射されて、前記第1半部が空気を通過し、前記第2半部が前記光学素子を通過して、前記偏光分岐手段に向かうようになっており、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束のうち副光束は、前記光学素子を通過し、前記反射素子で反射されて、再度前記光学素子を通過するか、又は空気を通過し、前記反射素子で反射されて、再度空気を通過して前記偏光分岐手段に向かうようになっており、
前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記光学素子は、構造性複屈折構造を有することを特徴とする請求項11に記載の光ピックアップ装置。
- 前記反射素子は、入射した光束を、入射する光束の光軸とは異なる光軸となるように、光束が出射する側に向けて光軸を折り曲げることを特徴とする請求項11又は12に記載の光ピックアップ装置。
- 前記光学素子に入射する光束の光軸と、前記反射素子で反射した光束の光軸とは角度付けされていることを特徴とする請求項13に記載の光ピックアップ装置。
- 前記光学素子に入射する光束の光軸と、前記反射素子で反射した光束の光軸とは平行であることを特徴とする請求項13に記載の光ピックアップ装置。
- 多層の情報記録面を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置において、
第1の反射素子と、
光軸を挟んで第1の光学領域と第2の光学領域とを備えた第1の光学素子と、
光軸を挟んで第3の光学領域と第4の光学領域とを備えた第2の光学素子と、
前記第1の光学素子と前記第2の光学素子を通過した光束が反射する第2の反射素子と、
光情報記録媒体の情報記録面に集光されて反射した光束を、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との間に集光させる集光素子と、
偏光分岐素子と、
光検出器と、を有し、
前記第1の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した主光束、及び前記第2の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した主光束は、偏光方向が第1の方向であり、
前記第1の光学領域と前記第3の光学領域とを通過した副光束、及び前記第2の光学領域と前記第4の光学領域とを通過した副光束は、偏光方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向であり、
光情報記録媒体の情報記録面から反射した光束は、前記第1の反射素子、前記第1の光学素子、前記第2の光学素子、前記第2の反射素子を通過した後、前記主光束は偏光分岐手段により前記副光束と分岐されて前記光検出器に入射することを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記第1の光学素子と前記第2の光学素子は、構造性複屈折構造を有することを特徴とする請求項16に記載の光ピックアップ装置。
- 前記第1の反射素子に入射した光束の光軸と、前記第2の反射素子から出射した光束の光軸とが角度付けされることを特徴とする請求項16又は178に記載の光ピックアップ装置。
- 前記第1の反射素子に入射した光束の光軸と、前記第2の反射素子から出射した光束の光軸とが角度付けされることを特徴とする請求項16又は17に記載の光ピックアップ装置。
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|---|---|---|---|
| JP2006203405A Pending JP2008033990A (ja) | 2006-07-26 | 2006-07-26 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008033990A (ja) |
-
2006
- 2006-07-26 JP JP2006203405A patent/JP2008033990A/ja active Pending
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