JP2008033033A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】定着ローラ及び加圧ローラに対する転写材の巻き付きを防止し、多種多様な画像形成及び紙種に対応して安定した生産性を得ることが可能な定着装置及びこれを具備した画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着ローラ30と、定着ローラ30に圧接して定着ニップ部を形成する加圧ローラ31と、定着ローラ30を加熱する加熱手段32と、加圧ローラ31を定着ローラ30に圧接させる加圧手段33と、定着ローラ30の温度を測定する温度測定手段34と、転写紙Pの紙厚を検知する紙厚検知手段35と、温度測定手段34の測定結果及び紙厚検知手段35の検知結果に応じて加熱手段32及び加圧手段33の作動を制御する制御手段36とを具備する定着装置18において、制御手段36は紙厚検知手段35の検知結果に応じて加熱手段32及び加圧手段33の作動を制御し、かつ転写紙Pの先端部と中央部以降とで加熱手段32及び加圧手段33の作動を異ならせる。
【選択図】図2
【解決手段】定着ローラ30と、定着ローラ30に圧接して定着ニップ部を形成する加圧ローラ31と、定着ローラ30を加熱する加熱手段32と、加圧ローラ31を定着ローラ30に圧接させる加圧手段33と、定着ローラ30の温度を測定する温度測定手段34と、転写紙Pの紙厚を検知する紙厚検知手段35と、温度測定手段34の測定結果及び紙厚検知手段35の検知結果に応じて加熱手段32及び加圧手段33の作動を制御する制御手段36とを具備する定着装置18において、制御手段36は紙厚検知手段35の検知結果に応じて加熱手段32及び加圧手段33の作動を制御し、かつ転写紙Pの先端部と中央部以降とで加熱手段32及び加圧手段33の作動を異ならせる。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子写真式複写装置、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に関し、詳しくは薄紙から厚紙までの様々な紙種及びサイズに対応可能な定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写装置、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置において、定着ローラ及びこれに圧接される加圧ローラ及び定着ローラを加熱する加熱手段等を有する定着装置が知られており、弾性体(例えばゴム)層を有していて所定の温度に維持された定着ローラとこれに圧接する弾性体層を有する加圧ローラとによって未定着のトナー画像が形成された転写材を挟持搬送しつつ加熱する熱定着方式が多く採用されている。しかしこの定着装置では、転写材上にベタ画像が形成された際にその分離性を確保するため、定着ローラに対して分離材であるオイルを塗布するオイル塗布機構が必要となり、ペーパハンドリング及びコピーコストの観点から問題点が生じていた。
定着ローラは、転写材に溶着したトナーがその表面に接触するため、離型性の良好なフッ素系樹脂コーティングあるいはPFAチューブ被覆がなされているが、このような定着ローラを用いても溶融したトナーはその粘性が高いために定着ローラ表面に付着し易く、定着ローラに転写材が巻き付いてしまう虞が生じる。そこで、定着ローラに剥離爪を接触させて強制的に剥離を行うことにより定着ローラへの転写材の巻き付きを防止する方法が採用されているが、転写材に剥離爪が接触することにより画像乱れが生じたり、剥離爪の接触跡が定着ローラ表面に付いてしまい定着画像にその傷跡が出現したりしてしまうという不具合が発生していた。
また、定着ニップ部における定着ローラの歪みが大きくなる構成として定着ローラに対する転写材の巻き付きを防止し、オイル塗布機構を省いてペーパハンドリングの向上及びコピーコストの低減を図った場合には、定着ローラの歪みが大きくなるように定着ニップ部の凸度を上げて高印字率の通紙性を確保する際に、白紙転写材の通紙時において転写材が加圧ローラに巻き付いてしまうという問題がある。
上述の課題に対し、定着前に加熱を行う予備加熱手段を設けトナー粘性を抑えて定着ローラに対する転写材の巻き付きを防止する技術が例えば「特許文献1」に、排出部ガイド部材により白紙通紙時における加圧ローラに対する転写材の巻き付きを防止する技術が例えば「特許文献2」及び「特許文献3」に、両面モードや紙圧検知により分離爪をローラに当接させる制御を行う技術が例えば「特許文献4」に、加圧力調整機構を有し紙が定着ニップ部を通過する際に先端から後端にかけて圧力を順次高くする技術が例えば「特許文献5」にそれぞれ開示されている。
上述した各技術では、定着装置に新たな加熱手段を設けると画像形成装置が大型化してしまい、また排出部ガイド部材の構成及び配設位置が定着装置によって限定されてしまうという問題点がある。定着ローラ及び加圧ローラに対して転写材が巻き付くと高温のため除去し難く、定着ローラや加圧ローラが破損する虞がある。また、除去時に転写材が破損した場合に検知不可である転写材に熱が加わって発火してしまうという最悪の不具合も考えられる。
「特許文献5」に開示された技術では、加圧力を先端から後端にかけて順次高くするため転写材後端の湾曲を除去する機能には長けているが、温度の制御までは行っていないため転写材先端部の湾曲を積極的には除去しておらず、先端の湾曲により転写材が巻き付く虞がある。また、転写材の厚みに対して温度加圧制御を行っていないため、湾曲が起こりにくい厚紙の後端側における定着性が甘くなる可能性があると共に、トナーの溶融粘着による定着ローラへの転写材の巻き付きが考慮されていないという問題点もある。
本発明は上述の問題点を解決し、定着ローラ及び加圧ローラに対する転写材の巻き付きを防止し、多種多様な画像形成及び紙種に対応して安定した生産性を得ることが可能な定着装置及びこれを具備した画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、弾性体からなる定着ローラと、前記定着ローラに圧接して定着ニップ部を形成する弾性体からなる加圧ローラと、前記定着ローラを加熱する加熱手段と、前記加圧ローラを前記定着ローラに圧接させる加圧手段と、前記定着ローラの温度を測定する温度測定手段と、転写紙の紙厚を検知する紙厚検知手段と、前記温度測定手段の測定結果及び前記紙厚検知手段の検知結果に応じて前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を制御する制御手段とを具備する定着装置において、前記制御手段は前記紙厚検知手段の検知結果に応じて前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を制御し、かつ前記転写紙の先端部と中央部以降とで前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を異ならせることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の定着装置において、さらに前記制御手段は前記紙厚検知手段の検知結果及び前記転写紙のサイズ及び数量から前記転写紙の坪量を算出し、この坪量に応じて前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を制御することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の定着装置において、さらに前記制御手段は前記坪量が100g/m2以上の場合には前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を前記転写紙の先端部と中央部以降とで同じとすることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の定着装置において、さらに前記定着ニップ部の転写紙搬送方向下流側に前記転写紙を前記定着ローラ及び前記加圧ローラから分離させる分離部材を有し、前記先端部は前記定着ニップ部から前記分離部材までの距離以上であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載の定着装置において、さらに前記加圧手段は前記定着ローラに対する前記加圧ローラの圧接力を複数段階に切替可能であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の定着装置において、さらに前記加圧手段は前記定着ローラに対する前記加圧ローラの圧接力を複数段階に切り替えるカムを有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか1つに記載の定着装置を具備する画像形成装置であることを特徴とする。
本発明によれば、紙厚検知手段の検知結果に応じて加熱手段及び加圧手段の作動を制御し、転写紙に応じてその先端部と中央部以降とで加熱手段及び加圧手段の作動を異ならせるので、転写紙が定着ローラ及び加圧ローラに巻き付くことを防止できると共に定着性がよく良好な画像を継続して得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態を採用した画像形成装置を示している。同図において電子写真式複写装置である画像形成装置1はその中央部に4つの画像形成部2Y(イエロ),2M(マゼンタ),2C(シアン),2B(ブラック)を有しており、フルカラーの画像形成が可能に構成されている。各画像形成部はそれぞれ感光体ドラム3、帯電装置4、クリーニング装置5、現像装置6、1次転写ローラ7等を有している。
各画像形成部の上方には、4個のローラで支持され図の矢印方向に走行自在な転写ベルト8が配設されており、転写ベルト8の右方には転写ベルト8に圧接配置された2次転写ローラ9が配設されている。各画像形成部の下方には、各感光体ドラム3の表面に静電潜像を形成する露光装置10が配設されている。
露光装置10の下方及び右方には給紙装置11が配設されている。給紙装置11は、複数の転写紙Pを貯容する給紙カセット12、給紙カセット12内の転写紙Pを分離給送する給紙ローラ対13、はがきのような特殊な厚紙P1を給紙する際に用いられる手差しトレイ14、特殊な厚紙P1を分離給送する給紙ローラ対15、転写紙Pを搬送する搬送ローラ対16、転写紙Pあるいは特殊な厚紙P1を所定のタイミングで転写ベルト8と2次転写ローラ9との間に給送するレジストローラ対17等を有している。ここで特殊な厚紙P1とは、坪量150g/m2以上(連量135kg以上)の転写紙をいう。
各感光体ドラム3は各帯電装置4によりそれぞれ均一に帯電された後、露光装置10からのレーザ光により各表面にそれぞれ静電潜像が形成される。形成された各静電潜像は各現像装置6から供給される帯電トナーにより可視像化され、各可視像は各1次転写ローラ7によって転写ベルト8上に順次重ね合わされて1次転写が行われる。1次転写後、転写されずに各感光体ドラム3の表面に残った残留トナーは各クリーニング装置5により除去される。そして、給紙カセット12より供給された転写紙Pがレジストローラ対17により所定のタイミングで転写ベルト8と2次転写ローラ9との間に送り込まれた際に2次転写ローラ9が転写紙Pに対してトナーの帯電極性とは逆極性の電荷を付与することにより、転写ベルト8上のトナー像が転写紙P上に転写される。
2次転写ローラ9の転写紙搬送方向下流側には、本発明の特徴部である定着装置18、画像形成がなされた転写紙Pが載置される排紙トレイ19、定着後の転写紙Pを排紙トレイ19上に排出する排出ローラ対20、転写紙Pの両面に画像形成を行う際に転写紙Pを一時的に貯留する反転搬送路21、反転搬送路21に配設された反転ローラ対22,23、反転された転写紙Pが搬送される両面搬送路24、両面搬送路24に配設された搬送ローラ対25,26,27、転写紙Pの搬送方向を切り替える切替爪28,29等が配設されている。定着装置18において加熱及び加圧されてトナー像を定着された転写紙Pは、各切替爪28,29が図の実線位置を占めることにより排出ローラ対20に向けて搬送され、排出ローラ対20によって排紙トレイ19上に排出される。
図2は、定着装置18の模式図を示している。本実施形態において定着装置18は、定着ローラ30、加圧ローラ31、加熱手段としてのヒータ32、加圧手段33、温度測定手段34、紙厚検知手段35、制御手段36等を有している。
定着ローラ30は、内部にシリコンスポンジ等の発泡弾性部材を有しており、その表面にPFA(Perfluoroalkoxy)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)等の耐熱離型性を有する樹脂層がコーティングされることにより構成されている。定着ローラ30の内部あるいは外部にはハロゲンヒータあるいは赤外線(ニクロム線)ヒータ等からなるヒータ32が設けられており、定着ローラ30の表面は高温に保たれている。温度測定手段34は、接触方式あるいは非接触方式により定着ローラ30の表面温度を測定する周知の構成である。定着ローラ30は図示しない駆動手段により図2の矢印方向に回転駆動される。
加圧ローラ31はその表面に耐熱性のゴム(シリコンゴム)層を有しており、加圧ローラ31には加圧手段33が接続されている。加圧ローラ31は定着ローラ30の回転時に従動回転する。加圧手段33は、加圧ローラ31を定着ローラ30に圧接した際に形成される定着ニップ部の幅を調節すべく加圧ローラ31に対する加圧力を調整可能に構成されており、定着ニップ部の形状は定着ローラ30が発泡弾性部材からなり加圧ローラ31がゴム材からなることから、定着ローラ30側が凹むように構成されている。図2において、符号37,38は定着ローラ30及び加圧ローラ31に定着後の転写紙Pが巻き付くことを防止するための分離部材である。各分離部材37,38は、転写紙Pの紙厚あるいは転写紙Pに転写されるトナー量による影響以外の影響により転写紙Pの先端が大きく湾曲して各ローラ30,31に巻き付こうとした場合にこれを分離する。
紙厚検知手段35は、転写紙Pの搬送経路上に配設されており、給紙カセット12の重量及び操作パネル39に設けられた転写紙サイズ入力手段及び転写紙枚数入力手段からの入力、あるいは転写紙搬送経路上における負荷変動から転写紙Pの厚みを算出する。CPU、ROM、RAM等を有する周知のマイクロコンピュータからなる制御手段36は、上述した温度測定手段34からの情報、紙厚検知手段35からの情報、操作パネル39からの情報、及び画像情報記憶部40に記憶された画像量情報に基づいて、ヒータ32の作動及び加圧手段33の作動を制御する。ヒータ32では供給熱量が制御され、加圧手段33では加圧力が制御される。
以下、上述した定着装置18の動作を図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
オペレータが操作パネル39にて設定した転写紙サイズ及び転写紙枚数等の情報が制御手段36に送られ、紙厚検知手段35からの重量情報あるいは負荷情報が制御手段36に送られると、制御手段36は各情報から使用される転写紙Pの坪量を算出する(ST1)。制御手段36には、通常使用される転写紙Pの坪量に応じて5段階でヒータ32及び加圧手段33の作動を制御するための図4に示す制御テーブルが予め記憶されている。
オペレータが操作パネル39にて設定した転写紙サイズ及び転写紙枚数等の情報が制御手段36に送られ、紙厚検知手段35からの重量情報あるいは負荷情報が制御手段36に送られると、制御手段36は各情報から使用される転写紙Pの坪量を算出する(ST1)。制御手段36には、通常使用される転写紙Pの坪量に応じて5段階でヒータ32及び加圧手段33の作動を制御するための図4に示す制御テーブルが予め記憶されている。
制御手段36は転写紙Pの坪量が100g/m2以上か100g/m2未満かを判断し(ST2)、坪量が100g/m2以上であると判断した場合には図4に示した制御テーブルに基づき(ST3)、ヒータ32により加熱される定着ローラ30の表面温度に見合った供給熱量及び加圧手段33によるか圧力が坪量に応じてそれぞれ設定される(ST4)。ここで、坪量が100g/m2以上である厚紙の場合には、転写紙Pの腰が転写ローラ30に対するトナー粘着性及び転写紙Pの熱収縮性よりも強いため、図5(a),(b)に示すように転写紙Pは各ローラ30,31に対して巻き付きにくく、また転写紙Pに吸収される熱量が大きいために定着工程における熱及び圧力が大きく必要とされ、加熱温度及び加圧力共に高い設定値が継続して必要であることから、定着ローラ30の回転開始後(ST5)、定着工程中における温度及び加圧力の設定変更が行われることなく定着工程が完了する(ST13)。
一方、ST2において坪量が100g/m2未満であると判断した場合には図4に示した制御テーブルに基づき(ST6)、ヒータ32により加熱される定着ローラ30の表面温度に見合った供給熱量及び加圧手段33によるか圧力が坪量に応じてそれぞれ設定される(ST7)。坪量が100g/m2未満である薄紙の場合には、紙の腰が弱いこと及び定着ニップ部の形状が定着ローラ30側に凹んでいることから先端における湾曲が発生し易く、図5(b)に示すように坪量の値が小さいほど加圧ローラ31側に向けて排出され、加圧ローラ31に巻き付き易くなってしまう。
本実施形態では、転写紙Pの坪量に応じて、坪量60g/m2未満、坪量60〜80g/m2、坪量80〜100g/m2の3段階に分けて供給熱量及び加圧力を制御しており、各坪量とも定着性が確保可能な最低限の熱量及び加圧力に設定されている。このように熱量及び加圧力を低減することにより、加圧力が小さくなることで定着ニップ部における定着ローラ30の凹み量が小さくなり、また熱量が小さくなることで転写紙Pの収縮が小さくなって転写紙Pが定着ニップ部形状に習い難くなるため、転写紙Pは図5(a)に実線で示すように各ローラ30,31の中間位置方向に排出され、各ローラ30,31に対する転写紙Pの巻き付きが防止される。
供給熱量及び加圧力の設定後、定着ローラ30が回転駆動されて定着工程が開始され(ST8)、転写紙Pの先端部が定着ニップ部を通過すると(ST9)温度測定手段34により定着ローラ30の温度が測定される(ST10)。制御手段36は、制御テーブルに記憶された転写紙Pの中央部以降における制御条件と測定温度に基づく制御条件との差を算出し(ST11)、供給熱量及び加圧力を再設定する(ST12)。ここで再設定される供給熱量及び加圧力は、安定した定着性が得られる数値に設定されている。以下、この供給熱量及び加圧力により定着工程が行われ、転写紙Pが定着ニップ部を抜けると定着工程が完了する(ST13)。
上述の薄紙に対する定着工程において、転写紙Pはその先端部の排出方向が各ローラ30,31の中間位置方向となれば各ローラ30,31に対して巻き付き難く、先端部が各分離部材37,38を抜ける位置まで搬送されればその後の転写紙Pは各分離部材37,38によって各ローラ30,31の表面から分離されることから、上述した先端部に対する供給熱量及び加圧力の制御は、転写紙Pの先端が転写ニップ部を抜けてから各分離部材37,38を超える位置まで行われればよい。
上述の構成によれば、紙厚検知手段35の検知結果に応じてヒータ32及び加圧手段33の作動を制御し、転写紙Pが薄紙の場合にはその先端部と中央部以降とでヒータ32及び加圧手段33の作動を異ならせるので、転写紙Pが各ローラ30,31に巻き付くことを防止できると共に定着性がよく良好な画像を継続して得ることができる。
図6は、本発明の加圧手段33の具体例である。定着ローラ30の内部にはヒータ32が設けられており、定着ローラ30の表面近傍には温度測定手段34が配設されている。定着ローラ30はヒータ32により加熱され、温度測定手段34によって定着ローラ30の表面温度を測定し、定着ローラ30の表面温度が設定された温度となるように制御手段36によってヒータ32の作動が制御される。
加圧ローラ31は、その両端を軸受41によってそれぞれ回転自在に支持されており、定着ローラ30に対して接離自在に設けられている。定着装置18の側板42には加圧レバー43の一端が支軸44によって回動自在に支持されており、加圧レバー43の一端近傍部分は軸受41に接触して加圧ローラ31を定着ローラ30に対して圧接させている。加圧レバー43の他端には、一端を可動板45の一端に固着された引張ばね46の他端が取り付けられている。
可動板45はその中央部に長穴を有すると共に他端に立ち曲げ部45aを有しており、側板42に植設されたピン47によって図6の左右方向に移動自在に支持されている。可動板45の他端側には図7に示すように断面形状D型の回転軸48が回転可能かつ図6の左右方向に移動可能に嵌合しており、この回転軸には断面形状D型の嵌合孔を有するカム49が固着されている。カム49は、図7に示すように第1の平面部49a、第2の平面部49b、第3の平面部49cを有しており、各平面部49a,49b,49cはそれぞれ立ち曲げ部45aの内面側に密着可能に形成されている。
回転軸48の一端には図示しないパルスモータ等の駆動手段からの回転力が伝達されるギヤ50が固着されており、他端には切欠部51aを有する円板51が固着されている。円板51の近傍には切欠51aを検出する検知手段52が配設されており、検知手段52からの検知信号は制御手段36に送られる。検知手段52は、図7(a)に示すように、第1の平面部49aが立ち曲げ部45aの内面に密着する位置をカム49が占めた際に切欠部51aを検知して制御手段36に信号を出力する。制御手段36は、図7(a)に示すように第1の平面部49aが立ち曲げ部45aの内面に密着する第1の位置、図7(b)に示すように第2の平面部49bが立ち曲げ部45aの内面に密着する第2の位置、図7(c)に示すように第3の平面部49cが立ち曲げ部45aの内面に密着する第3の位置の何れかをカム49が占めるべく、図示しないパルスモータの作動を制御する。
上述の構成より、カム49が第1の位置を占めた際に定着ローラ30に対する加圧ローラ31の圧接力が最も大きくなり、カム49が第3の位置を占めた際に定着ローラ30に対する加圧ローラ31の圧接力が最も小さくなる。上述した加圧レバー43、支軸44、可動板45、引張ばね46、ピン47、回転軸48、カム49、ギヤ50、円板51、検知手段52、図示しないパルスモータ等によって加圧手段33が構成されており、この加圧手段33によって定着ローラ30に対する加圧ローラ31の圧接力を3段階に切り替えることが可能に構成されている。この実施形態では定着ローラ30に対する加圧ローラ31の圧接力を3段階に切り替える構成としたが、カム49の形状を変更することによりさらに多段階に定着ローラ30に対する加圧ローラ31の圧接力を切り替えることが可能となる。
上述した実施形態では、画像形成装置1としてフルカラー電子写真式複写装置を用いた例を示したが、本発明が適用可能な画像形成装置はこれに限られず、ファクシミリ、プリンタ、複合機等の、転写紙上に転写されたトナー像を加熱と加圧とによって定着させる定着装置が適用可能な画像形成装置であればどのようなものにも適用可能である。
1 画像形成装置
18 定着装置
30 定着ローラ
31 加圧ローラ
32 加熱手段(ヒータ)
33 加圧手段
34 温度測定手段
35 紙厚検知手段
36 制御手段
37,38 分離部材
49 カム
P 転写紙
18 定着装置
30 定着ローラ
31 加圧ローラ
32 加熱手段(ヒータ)
33 加圧手段
34 温度測定手段
35 紙厚検知手段
36 制御手段
37,38 分離部材
49 カム
P 転写紙
Claims (7)
- 弾性体からなる定着ローラと、前記定着ローラに圧接して定着ニップ部を形成する弾性体からなる加圧ローラと、前記定着ローラを加熱する加熱手段と、前記加圧ローラを前記定着ローラに圧接させる加圧手段と、前記定着ローラの温度を測定する温度測定手段と、転写紙の紙厚を検知する紙厚検知手段と、前記温度測定手段の測定結果及び前記紙厚検知手段の検知結果に応じて前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を制御する制御手段とを具備する定着装置において、
前記制御手段は前記紙厚検知手段の検知結果に応じて前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を制御し、かつ前記転写紙の先端部と中央部以降とで前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を異ならせることを特徴とする定着装置。 - 請求項1記載の定着装置において、
前記制御手段は前記紙厚検知手段の検知結果及び前記転写紙のサイズ及び数量から前記転写紙の坪量を算出し、この坪量に応じて前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を制御することを特徴とする定着装置。 - 請求項2記載の定着装置において、
前記制御手段は前記坪量が100g/m2以上の場合には前記加熱手段及び前記加圧手段の作動を前記転写紙の先端部と中央部以降とで同じとすることを特徴とする定着装置。 - 請求項1ないし3の何れか1つに記載の定着装置において、
前記定着ニップ部の転写紙搬送方向下流側に前記転写紙を前記定着ローラ及び前記加圧ローラから分離させる分離部材を有し、前記先端部は前記定着ニップ部から前記分離部材までの距離以上であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1ないし4の何れか1つに記載の定着装置において、
前記加圧手段は前記定着ローラに対する前記加圧ローラの圧接力を複数段階に切替可能であることを特徴とする定着装置。 - 請求項5記載の定着装置において、
前記加圧手段は前記定着ローラに対する前記加圧ローラの圧接力を複数段階に切り替えるカムを有することを特徴とする定着装置。 - 請求項1ないし6の何れか1つに記載の定着装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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2006
- 2006-07-28 JP JP2006206653A patent/JP2008033033A/ja active Pending
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