JP2008032554A - βアミロイドオリゴマーを用いたバイオチップおよびアミロイドセンサーならびに生体試料中に存在するβアミロイドの検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】微細加工技術によって1または複数の微小センシング部を電極表面上に配列させ、これら1または複数の微小センシング部の各々にシードβアミロイド(Aβ)を固定化したバイオ分子アレイチップを作製し、このシードAβにターゲットAβが相互作用したときの酸化還元電流値の変化を高感度で測定することによって、試料中のAβの存在を検出する。
【選択図】図16
Description
アミロイド仮説とは、タンパク質の一種であるβアミロイド(Aβ)が脳内に蓄積して老人斑を形成し、これが神経細胞を死滅させるという仮説である。
脳の神経細胞で産生されるアミロイド前駆体タンパク質(APP)がセクレターゼの働きにより切断され、40または42個のアミノ酸残基からなるAβとなり、凝集して脳内で老人斑として蓄積される。42残基のAβ(Aβ1−42)は40残基のAβ(Aβ1−40)よりも凝集しやすく、そのため、細胞毒性も強い。
脳内でこれらAβは定常的に合成分泌され、正常な状態では速やかに分解されて蓄積されないが、加齢によりこの分解能力が低下すると蓄積して老人斑を形成すると考えられている。
そこで、より安価で簡便にAβの蓄積を早期に検出する方法が必要とされる。
しかしながら、抗原抗体反応を用いる場合、反応条件を厳密に制御しなければならず、また、研究施設で測定しなければならず、簡便ではない。
しかしながら、この方法では、試料中のAβの存在量を測定することはできず、アルツハイマー病の早期発見に有効とはいえない。
バイオチップとは、固体表面上(固相化担体としては、シリコン基板、ガラス基板、高分子、金基板など)に、プローブ物質として、DNAのごとき核酸、酵素や抗体のごときタンパク質、ペプチド等のバイオ分子、あるいは細胞等を固定化し、固定化されたバイオ分子からなるプローブ物質に特定のターゲット物質が結合したときに生じる特異的な反応を検出するものである。特に、微量のサンプルを用いて大量にハイスループットな検出および解析ができるところから、大量かつ同時並行的な処理を要求されるポストゲノム時代のバイオ分子の機能解析技術にはバイオチップ関連技術が必須となっている。
また、医療現場での臨床検査としてポイント・オブ・ケア検査(Point-Of-Care Testing; POCT)の重要性が高まっており、POCT装置の1つとして、リポソームを用いた携帯型バイオセンサーのような小型化された自動分析システムが有力になると考えられる。
また、Aβに特異的に結合する蛍光色素チオフラビンT(ThT)が、モノマー状態のAβに結合すると、非常に弱い蛍光強度でしか発光しないが、オリゴマーまたはアミロイド線維を形成したAβに結合すると、強い蛍光強度で発光することが知られている(図2)。
この報告から、Aβ溶液のインキュベーション開始後、ThT由来の蛍光強度が上昇し、最終的に蛍光強度が一定値に収束することが分かる(図3)。この方法によれば、蛍光強度の増大はAβの自己組織化の度合いが高くなったことを示すので、インキュベーション時間に応じて、モノマーが結合してオリゴマーまたはアミロイド線維が形成されていく過程が分かる。
一方、酸化還元電流値はインキュベーション時間に応じて減少し、蛍光強度が一定値に収束したインキュベーション時間領域では、ほぼゼロになっている(図4)。
すなわち、Aβのチロシン残基(Tyr)の酸化還元電流を測定すれば、Aβの自己組織化の程度を知ることができることを意味している。
基板;
前記基板上に形成された1または複数の電極配線;
前記1または複数の電極配線を被覆する絶縁膜;および
前記1または複数の電極配線の各々の一領域上の絶縁膜に形成された、電極表面に達する1または複数の孔を含み、
ここに、前記1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーは前記1または複数の孔の底部に露出した電極配線の表面に固定化されていることを特徴とするバイオチップを提供する。
本発明において、微細加工技術によって1または複数の孔、好ましくは微小ウェルを電極表面上に配列させ、これら1または複数の孔の各々の底部に露出した電極表面にアミロイド線維形成のシードとなるβシート状のAβオリゴマーを固定化して、バイオ分子アレイチップを作製し、このシードAβにターゲットAβが結合したときの酸化還元電流値の変化を高感度で検出する。
すなわち、本発明において、前記1または複数の電極配線の各々の一領域上の絶縁膜に形成された、電極表面に達する1または複数の孔が、試料中のアミロイドを感知するセンシング部として機能する。
また、この範囲の大きさのシードは、アミロイド線維に超音波照射することによって、作製することができる。
1の孔の底部に露出した電極配線の表面に1または複数のβシート状Aβオリゴマーのシードを固定化することができるが、このように、1の孔の底部に露出した電極配線の表面にプローブとなるAβオリゴマーのシードを一つづつ個別に固定化することによって、試料中のAβを確実にシードと結合させることができ、センシングの精度を向上させることができる。
SAM膜の形成には、チオ基またはジチオ基などの電極配線を形成する金属と反応し、結合し易い官能基、および、カルボキシル基またはアミノ基などのタンパク質と結合する官能基を−(CH2)−基または−(CH2O)−基で結合した分子を用いることができる。このような分子を含む溶液に電極配線を浸漬することによって、その表面上に容易にSAM膜を形成することができる。
前記アミロイドセンサーの作用電極、対極および参照電極を、被検試料を含有する試験溶液に浸漬し、前記作用電極を被検試料で処理した後、前記作用電極の第2の電気的信号を測定し;次いで、
第1の電気的信号と第2の電気的信号との強度差から、試験溶液中に存在するβアミロイドを検出する方法である。
これらの被検試料は、アルツハイマー病の診断対象の個人から容易に採取することができ、この中に存在するAβを検出することによって、アルツハイマー病の早期診断が可能となる。
すなわち、本発明によれば、ターゲットAβのシードAβへの結合の有無をバイオチップのバイオ分子アレイ上の酸化還元状態の変化から検出する。
すなわち、ターゲットAβ中のチロシン残基(Tyr)の酸化還元反応に起因する酸化還元電流値を測定するだけでAβの自己組織化を検出できるので、迅速かつ簡便な測定が可能となる。
Vestergaardらの方法と同様に、蛍光色素チオフラビンT(ThT)の蛍光強度を測定することによって、Aβ1−40の自己組織化の過程を観察した。
これとは別に、50mMのグリシン−NaOHバッファー(pH8.5)にThTを4℃で溶解させて、5μMのThT溶液を調製した。
50μMのAβバッファー溶液を37℃でインキュベートし、インキュベート前およびインキュベート開始から1時間毎にAβバッファー溶液10μLを取り出し、990μLのThT溶液に添加し、十分に攪拌した後、ThT由来の蛍光強度を測定した。励起波長440nm、検出波長482nmで蛍光測定を行った結果を図5に示す。
この図によれば、インキュベーション開始から2時間までは蛍光強度に変化がなく、その後蛍光強度が上昇し、インキュベーション開始から10時間程度で蛍光強度は一定値になったことが分かる。
インキュベーション開始から2時間後、主に、100nm〜150nm程度のAβのオリゴマーが多数形成されていることが確認された(図6a)。アミロイド線維の形成も確認された。
インキュベーション開始から6時間後、数μm程度のAβのアミロイド線維の形成が確認された(図6b)。
インキュベーション開始から10時間後、複雑に絡み合ったAβのアミロイド線維の形成が確認された(図6c)。
オリゴマーが形成された2時間以降の時間領域では、蛍光強度は急激に増大する。このことから、オリゴマーの存在が、アミロイド形成を促進するものと考えられる。
したがって、100nm〜150nm程度のAβオリゴマーをシードとして用いることによって、Aβ自己組織化の過程を測定開始直後から観察でき、これにより、測定時間の短縮を図ることができる。
Aβオリゴマーを作製し、これをシードとして、Aβの自己組織化の過程を蛍光法により観察した。
そこで、本発明では、十分にインキュベートすることによって形成したアミロイド線維を切断して、均一なサイズのAβオリゴマーを作製した。具体的には、以下の手順によりシードとなるAβオリゴマーを作製した。
実施例1で調製した50μMのAβバッファー溶液を37℃にて10時間インキュベートした。この溶液をガラス基板上に滴下し、原子力間顕微鏡(AFM;セイコーインスツルメンツ株式会社SPI3800)を用いてタッピングモードで、試料を観察した。
このAFM像から、Aβは自己組織化してアミロイド線維を形成していることが分かる(図7a)。
このアミロイド線維溶液に20分間超音波照射を行い、この溶液をガラス基板上に滴下し、上記同様にAFM像を得た。
このAFM像から、Aβのアミロイド線維は、100〜150nmの幅を有するオリゴマーに切断されていることが分かる(図7b)。このオリゴマーをAβチップに固定化するシードとする。
すなわち、本発明によれば、形成したアミロイド線維を超音波照射により切断してシードとなるAβオリゴマーを安定して作製することができる(図8)。
各溶液とも、混合直後から、蛍光強度が増大し、140分間でほぼ蛍光強度が一定値に収束した。
すなわち、100〜150nm程度のAβオリゴマーをシードとして用いれば、実施例1のように、蛍光強度に変化が観察されない時間領域は存在せず、また、短時間で、アミロイド線維形成までの自己組織化の過程を検出することができることが確認された。
この図によれば、シードAβ濃度と、収束蛍光強度とは線形関係にあり、シードAβ濃度により、検出感度を調節することができることが分かる。
実施例2と同様に、Aβの自己組織化の過程を蛍光法により観察した。
シードAβ溶液とAβモノマー溶液を混合し、Aβモノマー濃度が1μM、5μM、10μM、30μM、50μMの5種類の混合溶液を調製した。この実施例では、各溶液とも、シードAβ濃度を10μg/mLと一定にした。
各溶液とも、混合直後から、蛍光強度が増大し、140分間でほぼ蛍光強度が一定値に収束した。
この図によれば、Aβモノマー濃度と、収束蛍光強度とは比例関係にあることが分かる。かくして、プローブとしてAβオリゴマーを固定化したバイオチップ(Aβチップ)を作製すれば、溶液中のAβモノマー濃度を測定することの可能性が示された。
Aβ濃度が10μM、30μMおよび50μMの溶液において、針状のアミロイド線維が形成されていることが分かる。一方、Aβ濃度が5μMの溶液においては、針状のアミロイド線維は形成されていないが、アミロイド凝集が確認された。
Aβ濃度が5μMの溶液の場合、蛍光実験では、蛍光強度の上昇が少ないが(図11)、アミロイド凝集が発生していることから、試料中のAβ濃度が5μM程度の低い濃度でも、酸化還元電位測定によるアミロイド形成の確認は可能であると予測された。
本発明によるAβチップの上面図を図14に示す。この実施例では、ガラス基板10上に8本の電極配線13を形成し、一度に8点測定が可能なAβチップ1を形成した。
電極配線13の一方の端部にはバイオ分子アレイ領域131が形成され、他方の端部にはバイオ分子アレイ領域で検出した電気的信号を取り出すためのパッド132が形成されている。
図15にバイオ分子アレイ領域131の拡大上面図を示す。バイオ分子アレイ領域131上には絶縁性レジスト膜14が形成され、この絶縁膜に1または複数の孔を設けることによって、バイオ分子を固定化するための1または複数のセンシング部131aが形成されている。
バイオ分子アレイ領域131には、センシング部131aの直径が5μm以上の場合、図15aに示すように単一のセンシング部を形成することができ、センシング部131aの直径がサブミクロン以下20nm程度までの場合、図15bに示すように複数のセンシング部を配列させることができる。
この構成を用いて、図16bに示すように、センシング部131aの底部の露出した電極表面上にSAM膜2を形成し、その上にシード3となるAβオリゴマーを固定化する。
本発明において、このシード3にターゲット4であるAβモノマーが結合したときの酸化還元電位の変化を検出する。
「ナノインプリンティング技術」なる用語は、ナノサイズのパターンのモールドを用いて、レジスト膜にパターンを転写する技術を意味し、レジストにモールドを圧接した後、光照射によりレジストを硬化させる光ナノインプリンティング技術;および、加熱により軟化させたレジストにモールドを圧接し、冷却によりレジストを硬化させる熱ナノインプリンティング技術を含む。
まず、基板10上にスピンコーターを用いて感光性材料であるフォトレジスト11を塗布し、90℃にて2分間ベーキングする(図17a,17b)。この実施例ではガラス基板を用いたが、アルミナ基板、シリコン基板、または、シリコーン樹脂のごとき樹脂製基板等のいずれの材質の基板も用いることができる。
次いで、フォトマスク12aを用いて紫外線12bで20秒間露光し(図17c)、フォトレジスト11を現像して電極配線13用の配線パターンを形成する(図17d)。フォトレジストには、露光によって結合が分解して現像液に溶解するもの(ポジ型)と、逆に重合して溶解しないもの(ネガ型)があるが、ここではフォトレジスト11としてポジ型レジスト(AZ1500:クラリアントジャパン株式会社)を用いた。
さらに、これをアセトンのごとき有機溶媒中に浸漬して、レジスト11を剥離することによって、ガラス基板10上に電極配線13を形成する(図18b)。
電極配線13が形成されたチップの概略上面図を図21aに示す。この図には、一方の端部に円形のバイオ分子アレイ領域131が形成され、他方の端部には電気的信号を取り出すための角型パッド132が形成された電極配線が示されているが、これは電極配線の一例であって、この形状に限定されるものではない。当業者であれば、バイオセンサーに搭載されるバイオチップとして使用できるいずれの形状にも変形することができる。
また、電極配線の本数も、使用の形態に適合させて、適宜増減することができる。
次いで、PMMAのガラス転移点以上の温度に基板10を加熱して、レジスト14を軟化させ、ナノインプリンティング用モールド15をレジスト14に圧接する(図19b,19c)。モールド15をレジスト14に圧接した状態で、PMMAのガラス転移点より低い温度に冷却し、レジスト14を硬化させた後、モールド15を外す。この状態では、パターンの底部にレジスト残渣14aが残存しているので、Arイオン16の照射による反応性イオンエッチングにより除去する(図19d,図20a)。
電極配線13上に絶縁性レジスト14が形成されたチップの概略上面図を図21bに示す。この図には、絶縁性レジスト14に孔を設けることによってバイオ分子アレイ領域131に形成された単一のセンシング部131aが示されているが、これはセンシング部の一例であって、この形状に限定されるものではない。当業者であれば、バイオセンサーに搭載されるバイオチップとして使用できるいずれの形状にも変形することができる。
また、センシング部の大きさや個数も、使用の形態に適合させて、適宜増減することができる。
このセンシング部は、シードAβのサイズと同等の開口を有するウェル形状とすることができる。センシング部をこのようなナノサイズのウェル形状とすることで、1のセンシング部に単一のシードAβを固定化し、試料中のAβが確実にシードAβと結合するように制御することができる。100nm〜150nmのサイズのシードAβに対して、例えば、ウェルの直径を1μm以下、好ましくは800nm以下、より好ましくは500nm〜800nmとする。
その後、基板を3,3’−ジチオジプロピオン酸(DTDPA)の1mMエタノール溶液に1時間浸漬してDTDPAをその−S−S−基を介して電極表面に結合させてSAM膜2を形成する(図20c)。
センシング部の底部にのみシードAβのプローブ3が固定化されるように、前記のレジスト14はDTDPAの−S−S−基が結合しない材料であることが必要である。
ここに、実施例2の手順と同様に作製したシードAβの5μg/mL溶液にチップを1時間浸漬することによって、そのNH2基を介して活性化DTDPAのSAM膜2上にシードAβのプローブ3を連結させる(図20d)。リン酸バッファー溶液(PBS)で洗浄することによって、センシング部の底部に固定化されていない未結合のシードAβを除去して、Aβチップを作製する。
実施例4におけるAβチップの作製の各段階で、サイクリックボルタンメトリーによって、Aβチップの酸化還元電位を測定し(図22)、これから電流電位曲線を得た(図23)。また、測定は25℃にて行い、電位の掃引速度は50V/秒とした。
この図によれば、Au薄膜13bがDTDPA溶液と接触することによって、酸化還元電流値が大きく低減し、Au薄膜上にSAM膜2が形成されたことが確認された。
次に、SAM膜上にシードAβを結合しても酸化還元電流値にはほとんど変化がなかった。これにより、SAM膜上へのAβの結合は、酸化還元電流値に影響を与えないことが分かった。
さらに、シードAβが結合されたセンシング部をAβモノマー溶液に接触させると、酸化還元電流値は大きく減少し、ほぼゼロとなった。このことは、AβモノマーがシードAβに結合し、酸化還元電流値を減少させたことを示す。
Claims (8)
- 1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーが固定化されているバイオチップであって、
基板;
前記基板上に形成された1または複数の電極配線;
前記1または複数の電極配線を被覆する絶縁膜;および
前記1または複数の電極配線の各々の一領域上の絶縁膜に形成された電極表面に達する1または複数の孔を含み、
ここに、前記1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーは前記1または複数の孔の底部に露出した電極配線の表面に固定化されていることを特徴とするバイオチップ。 - βシート状βアミロイドオリゴマーの幅が100から150nmであることを特徴とする請求項1に記載のバイオチップ。
- 絶縁膜に設けた1または複数の孔の直径がβシート状βアミロイドオリゴマーの幅と同程度であり、1の孔の底部に露出した電極配線の表面には1のβシート状βアミロイドオリゴマーが固定化されていることを特徴とする請求項1に記載のバイオチップ。
- 1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーが、自己組織化単分子膜を介して前記1または複数の孔の底部に露出した電極配線の表面に固定化されていることを特徴とする請求項1に記載のバイオチップ。
- 少なくとも、作用電極、対極および参照電極を含むアミロイドセンサーであって、
ここに、前記作用電極は、1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーが固定化されているバイオチップであって、
基板;
前記基板上に形成された1または複数の電極配線;
前記1または複数の電極配線を被覆する絶縁膜;および
前記1または複数の電極配線の各々の一領域上の絶縁膜に形成された電極表面に達する1または複数の孔を含み、
ここに、前記1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーは前記1または複数の孔の底部に露出した電極配線の表面に固定化されていることを特徴とするバイオチップであることを特徴とするアミロイドセンサー。 - 請求項5に記載のアミロイドセンサーの作用電極、対極および参照電極を、被検試料を含有しない対照溶液に浸漬し、前記作用電極を処理する前に、前記作用電極の第1の電気的信号を測定し;
前記アミロイドセンサーの作用電極、対極および参照電極を、被検試料を含有する試験溶液に浸漬し、前記作用電極を被検試料で処理した後、前記作用電極の第2の電気的信号を測定し;次いで、
第1の電気的信号と第2の電気的信号との強度差から、試験溶液中に存在するβアミロイドを検出する方法。 - 被検試料が、組織抽出液、培養上清、脳脊髄液および血漿よりなる群から選択される生体試料であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 第1および第2の電気的信号が、酸化還元電流値である請求項6に記載の方法。
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