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JP2008032554A - βアミロイドオリゴマーを用いたバイオチップおよびアミロイドセンサーならびに生体試料中に存在するβアミロイドの検出方法 - Google Patents

βアミロイドオリゴマーを用いたバイオチップおよびアミロイドセンサーならびに生体試料中に存在するβアミロイドの検出方法 Download PDF

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JP2008032554A
JP2008032554A JP2006206822A JP2006206822A JP2008032554A JP 2008032554 A JP2008032554 A JP 2008032554A JP 2006206822 A JP2006206822 A JP 2006206822A JP 2006206822 A JP2006206822 A JP 2006206822A JP 2008032554 A JP2008032554 A JP 2008032554A
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amyloid
electrode
biochip
sheet
immobilized
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JP2006206822A
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English (en)
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Bong Kuk Lee
リー・ボンクック
Heayeon Lee
リー・ヘヨン
Tomoji Kawai
知二 川合
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Japan Science and Technology Agency
University of Osaka NUC
Original Assignee
Japan Science and Technology Agency
Osaka University NUC
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Publication date
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Abstract

【課題】アルツハイマー病を早期発見するためのバイオチップおよびそのようなバイオチップを用いた簡便性、携帯性、開発コストの面で優れたバイオセンサーを提供する。
【解決手段】微細加工技術によって1または複数の微小センシング部を電極表面上に配列させ、これら1または複数の微小センシング部の各々にシードβアミロイド(Aβ)を固定化したバイオ分子アレイチップを作製し、このシードAβにターゲットAβが相互作用したときの酸化還元電流値の変化を高感度で測定することによって、試料中のAβの存在を検出する。
【選択図】図16

Description

本発明は、βアミロイド(Aβ)の自己組織化によるアミロイド線維形成を検出するためのバイオセンサーに関する。より詳しくは、本発明は、βアミロイド線維のシードとなるβシート状βアミロイドオリゴマーのマイクロアレイを有するバイオチップおよびその製造方法ならびにそのようなバイオチップを用いたアミロイドセンサーに関する。
高齢者にみられる痴呆症の一つにアルツハイマー病が挙げられる。アルツハイマー病が発症する原因として様々な説があるが、アミロイド仮説が現在最も支持されている。
アミロイド仮説とは、タンパク質の一種であるβアミロイド(Aβ)が脳内に蓄積して老人斑を形成し、これが神経細胞を死滅させるという仮説である。
脳の神経細胞で産生されるアミロイド前駆体タンパク質(APP)がセクレターゼの働きにより切断され、40または42個のアミノ酸残基からなるAβとなり、凝集して脳内で老人斑として蓄積される。42残基のAβ(Aβ1−42)は40残基のAβ(Aβ1−40)よりも凝集しやすく、そのため、細胞毒性も強い。
脳内でこれらAβは定常的に合成分泌され、正常な状態では速やかに分解されて蓄積されないが、加齢によりこの分解能力が低下すると蓄積して老人斑を形成すると考えられている。
アルツハイマー病の根本治療として、セクレターゼ阻害剤、Aβワクチン、Aβ凝集を促進する銅や亜鉛イオンの除去剤の投与が考えられているが、これらの治療法はまだ確立されていない。現在、日本で唯一認知されたアルツハイマー病の改善薬として塩酸ドネペジルがあるが、痴呆の進行を遅らせる対症療法に過ぎず、軽症のうちから服用することが望まれる。
現段階で、最も多く用いられているアルツハイマー病の診断方法は、患者および家族に対する問診である。しかしながら、アルツハイマー病の症状が顕在化した時点では、脳内の老人斑による脳神経は、修復不能まで損傷している。
したがって、アルツハイマー病の症状が顕在化する前に早期発見するための方法が研究されている。早期発見の方法として、画像診断装置PET(陽電子放射断層撮影)による診断が開発されているが、診断には高額な費用が必要であり、簡便な方法とはいえない。
そこで、より安価で簡便にAβの蓄積を早期に検出する方法が必要とされる。
生体試料中のAβの検出方法として、ELISA法に代表される抗原抗体反応があげられる。現在では、組織抽出液、培養上清、脳脊髄液、血漿中のAβ1−40およびAβ1−42を高感度に測定することができるELISAキットが市販されている。
しかしながら、抗原抗体反応を用いる場合、反応条件を厳密に制御しなければならず、また、研究施設で測定しなければならず、簡便ではない。
特表平10−509510号公報には、Aβアミロイドの形成を検出するための迅速な方法が開示されている。この方法によれば、アミロイド症の疑いがあるヒト患者由来の脳脊髄液、血液、血漿などのような生物学的液体を含む試料にAβのアミノ酸6〜28を含有するAβペプチドおよびそれに結合し得る300nM以上の重金属カチオンを添加した後、遠心分離によりAβアミロイドをペレット化して回収する。このペレットを染色色素で染色し、顕微鏡観察によりアミロイド形成を確認する。
しかしながら、この方法では、試料中のAβの存在量を測定することはできず、アルツハイマー病の早期発見に有効とはいえない。
近年、新薬開発プロセス、医療診断等などの分野において、バイオチップが注目され、研究開発が盛んに進められている。
バイオチップとは、固体表面上(固相化担体としては、シリコン基板、ガラス基板、高分子、金基板など)に、プローブ物質として、DNAのごとき核酸、酵素や抗体のごときタンパク質、ペプチド等のバイオ分子、あるいは細胞等を固定化し、固定化されたバイオ分子からなるプローブ物質に特定のターゲット物質が結合したときに生じる特異的な反応を検出するものである。特に、微量のサンプルを用いて大量にハイスループットな検出および解析ができるところから、大量かつ同時並行的な処理を要求されるポストゲノム時代のバイオ分子の機能解析技術にはバイオチップ関連技術が必須となっている。
また、医療現場での臨床検査としてポイント・オブ・ケア検査(Point-Of-Care Testing; POCT)の重要性が高まっており、POCT装置の1つとして、リポソームを用いた携帯型バイオセンサーのような小型化された自動分析システムが有力になると考えられる。
バイオチップの代表例として、基板上にDNAを高密度に固定化し、ハイブリダイゼーションにより相補的な配列の存在を検出するDNAチップ(DNAマイクロアレイ)や、タンパク質を固定化し相互作用するタンパク質を検出するタンパク質チップ(プロテインチップ)などがある。
特表平10−509510号公報 Vestergaard et al., J. Am. Chem. Soc., 127 (2005) 11892-11893
本発明の目的は、アルツハイマー病を早期発見するためのバイオチップおよびそのようなバイオチップを用いた簡便性、携帯性、開発コストの面で優れたバイオセンサーを提供することにある。
Aβは、モノマーで存在するときランダムコイル状であるが、自己組織化により凝集すると平面状に整列してβシート状のオリゴマーを形成し、これが成長してアミロイド線維となる(図1)。
また、Aβに特異的に結合する蛍光色素チオフラビンT(ThT)が、モノマー状態のAβに結合すると、非常に弱い蛍光強度でしか発光しないが、オリゴマーまたはアミロイド線維を形成したAβに結合すると、強い蛍光強度で発光することが知られている(図2)。
Vestergaardらは、Aβ1−40またはAβ1−42のAβ溶液を炭素電極基板上でインキュベーションし、Aβのチロシン残基(Tyr)の酸化還元反応の時間経過を電気的手法で観察し、同時に、上記のThTの蛍光挙動を利用することによって、Aβの自己組織化の過程を調べた研究を報告している[Vestergaard et al., J. Am. Chem. Soc., 127 (2005) 11892-11893]。
この報告から、Aβ溶液のインキュベーション開始後、ThT由来の蛍光強度が上昇し、最終的に蛍光強度が一定値に収束することが分かる(図3)。この方法によれば、蛍光強度の増大はAβの自己組織化の度合いが高くなったことを示すので、インキュベーション時間に応じて、モノマーが結合してオリゴマーまたはアミロイド線維が形成されていく過程が分かる。
一方、酸化還元電流値はインキュベーション時間に応じて減少し、蛍光強度が一定値に収束したインキュベーション時間領域では、ほぼゼロになっている(図4)。
すなわち、Aβのチロシン残基(Tyr)の酸化還元電流を測定すれば、Aβの自己組織化の程度を知ることができることを意味している。
そこで、本発明者らは、アルツハイマー病を早期発見するためのターゲットとしてAβを用いることに着目し、試料中のAβの自己組織化を検出することができるプローブをバイオチップの基板上に固定化し、酸化還元電流の測定によってアルツハイマー病を早期発見できるバイオチップを構築した。また、このバイオチップを用いることによって、安価かつ簡便なアミロイドセンサーを提供する。
より詳しくは、本発明は、1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーが固定化されているバイオチップであって、
基板;
前記基板上に形成された1または複数の電極配線;
前記1または複数の電極配線を被覆する絶縁膜;および
前記1または複数の電極配線の各々の一領域上の絶縁膜に形成された、電極表面に達する1または複数の孔を含み、
ここに、前記1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーは前記1または複数の孔の底部に露出した電極配線の表面に固定化されていることを特徴とするバイオチップを提供する。
本発明において、「βアミロイド」または「Aβ」とは、脳の神経細胞で産生されるアミロイド前駆体タンパク質(APP)からセクレターゼの働きにより切断され、遊離した約40個のアミノ酸残基からなるタンパク質を意図し、40残基のAβをAβ1−40と表記し、42残基のAβをAβ1−42と表記する。
本発明は、バイオセンサー上でAβが自己組織化によりアミロイド線維を形成する際の電気信号を測定し、この電気信号の変化を基にして試験試料中のAβの存在を検出する。
本発明において、微細加工技術によって1または複数の孔、好ましくは微小ウェルを電極表面上に配列させ、これら1または複数の孔の各々の底部に露出した電極表面にアミロイド線維形成のシードとなるβシート状のAβオリゴマーを固定化して、バイオ分子アレイチップを作製し、このシードAβにターゲットAβが結合したときの酸化還元電流値の変化を高感度で検出する。
すなわち、本発明において、前記1または複数の電極配線の各々の一領域上の絶縁膜に形成された、電極表面に達する1または複数の孔が、試料中のアミロイドを感知するセンシング部として機能する。
本発明によるバイオチップにおいて、βシート状Aβオリゴマーをアミロイド線維形成のシードとして用い、このシードをプローブとしてバイオチップのセンシング部に固定する。このβシート状Aβオリゴマーの幅は100から150nmである。この範囲の大きさのシードであれば、測定直後から試料中のAβが結合したときの酸化還元電流に変化が生じるため、測定時間を短縮できる。
また、この範囲の大きさのシードは、アミロイド線維に超音波照射することによって、作製することができる。
本発明のバイオチップにおいて、絶縁膜に設けた1または複数の孔の直径がβシート状Aβオリゴマーの幅と同程度であり、1の孔には1のβシート状Aβオリゴマーが固定化されていることを特徴とする。
1の孔の底部に露出した電極配線の表面に1または複数のβシート状Aβオリゴマーのシードを固定化することができるが、このように、1の孔の底部に露出した電極配線の表面にプローブとなるAβオリゴマーのシードを一つづつ個別に固定化することによって、試料中のAβを確実にシードと結合させることができ、センシングの精度を向上させることができる。
本発明のバイオチップにおいて、1または複数のβシート状Aβオリゴマーは、自己組織化単分子(SAM)膜を介して間接的に電極配線の露出表面に固定化される。
SAM膜の形成には、チオ基またはジチオ基などの電極配線を形成する金属と反応し、結合し易い官能基、および、カルボキシル基またはアミノ基などのタンパク質と結合する官能基を−(CH)−基または−(CHO)−基で結合した分子を用いることができる。このような分子を含む溶液に電極配線を浸漬することによって、その表面上に容易にSAM膜を形成することができる。
さらに、本発明は、少なくとも、作用電極、対極および参照電極を含むアミロイドセンサーを提供する。本発明のバイオチップを前記作用電極として用いる。
さらに、本発明は、本発明のアミロイドセンサーを用いて、試験溶液中に存在するβアミロイドを検出する方法も提供する。より詳しくは、本発明による方法は、本発明のアミロイドセンサーの作用電極、対極および参照電極を、被検試料を含有しない対照溶液に浸漬し、前記作用電極を処理する前に、前記作用電極の第1の電気的信号を測定し;
前記アミロイドセンサーの作用電極、対極および参照電極を、被検試料を含有する試験溶液に浸漬し、前記作用電極を被検試料で処理した後、前記作用電極の第2の電気的信号を測定し;次いで、
第1の電気的信号と第2の電気的信号との強度差から、試験溶液中に存在するβアミロイドを検出する方法である。
ここで、「処理」とは、作用電極に固定化されたシードAβに試料中のAβが自己組織化により結合するようにする操作をいう。試料中にターゲットAβが存在していれば、この処理によって、シードAβにターゲットAβが結合する。本発明のバイオチップに上記の処理を行う前後で電気的信号を測定し、電気的信号に変化があれば、試料中に、ターゲットAβが存在していたことを確認することができる。
本発明の方法に用いることができる被検試料は、組織抽出液、培養上清、脳脊髄液および血漿よりなる群から選択される生体試料である。
これらの被検試料は、アルツハイマー病の診断対象の個人から容易に採取することができ、この中に存在するAβを検出することによって、アルツハイマー病の早期診断が可能となる。
本発明において、特に、電気的信号として酸化還元電流値を用いる。
すなわち、本発明によれば、ターゲットAβのシードAβへの結合の有無をバイオチップのバイオ分子アレイ上の酸化還元状態の変化から検出する。
すなわち、ターゲットAβ中のチロシン残基(Tyr)の酸化還元反応に起因する酸化還元電流値を測定するだけでAβの自己組織化を検出できるので、迅速かつ簡便な測定が可能となる。
実施例1:蛍光法によるAβ自己組織化の過程の観察(1)
Vestergaardらの方法と同様に、蛍光色素チオフラビンT(ThT)の蛍光強度を測定することによって、Aβ1−40の自己組織化の過程を観察した。
0.02%のアンモニア溶液にAβを4℃にて溶解させて、500μMのAβ溶液を調製し、50mMのリン酸バッファー、100mMのNaCl(pH7.4)でこのAβ溶液を希釈して、50μMのAβバッファー溶液を調製した。
これとは別に、50mMのグリシン−NaOHバッファー(pH8.5)にThTを4℃で溶解させて、5μMのThT溶液を調製した。
50μMのAβバッファー溶液を37℃でインキュベートし、インキュベート前およびインキュベート開始から1時間毎にAβバッファー溶液10μLを取り出し、990μLのThT溶液に添加し、十分に攪拌した後、ThT由来の蛍光強度を測定した。励起波長440nm、検出波長482nmで蛍光測定を行った結果を図5に示す。
この図によれば、インキュベーション開始から2時間までは蛍光強度に変化がなく、その後蛍光強度が上昇し、インキュベーション開始から10時間程度で蛍光強度は一定値になったことが分かる。
Aβの自己組織化の状態を確認するために、原子力間顕微鏡(AFM;セイコーインスツルメンツ株式会社SPI3800)を用いてタッピングモードで、インキュベーション開始から2時間後、6時間後および10時間後の各段階での試料を観察した(図6)。
インキュベーション開始から2時間後、主に、100nm〜150nm程度のAβのオリゴマーが多数形成されていることが確認された(図6a)。アミロイド線維の形成も確認された。
インキュベーション開始から6時間後、数μm程度のAβのアミロイド線維の形成が確認された(図6b)。
インキュベーション開始から10時間後、複雑に絡み合ったAβのアミロイド線維の形成が確認された(図6c)。
インキュベーション開始から2時間でアミロイド線維が形成され始めるが、この時間領域では、蛍光強度の変化がない。
オリゴマーが形成された2時間以降の時間領域では、蛍光強度は急激に増大する。このことから、オリゴマーの存在が、アミロイド形成を促進するものと考えられる。
したがって、100nm〜150nm程度のAβオリゴマーをシードとして用いることによって、Aβ自己組織化の過程を測定開始直後から観察でき、これにより、測定時間の短縮を図ることができる。
実施例2:蛍光法によるAβ自己組織化の過程の観察(2)
Aβオリゴマーを作製し、これをシードとして、Aβの自己組織化の過程を蛍光法により観察した。
Aβオリゴマーの作製は、モノマーとなるAβを組織化してAβオリゴマーとすることができるが、この方法では得られたAβオリゴマーのサイズを制御することが困難であった。
そこで、本発明では、十分にインキュベートすることによって形成したアミロイド線維を切断して、均一なサイズのAβオリゴマーを作製した。具体的には、以下の手順によりシードとなるAβオリゴマーを作製した。
実施例1で調製した50μMのAβバッファー溶液を37℃にて10時間インキュベートした。この溶液をガラス基板上に滴下し、原子力間顕微鏡(AFM;セイコーインスツルメンツ株式会社SPI3800)を用いてタッピングモードで、試料を観察した。
このAFM像から、Aβは自己組織化してアミロイド線維を形成していることが分かる(図7a)。
このアミロイド線維溶液に20分間超音波照射を行い、この溶液をガラス基板上に滴下し、上記同様にAFM像を得た。
このAFM像から、Aβのアミロイド線維は、100〜150nmの幅を有するオリゴマーに切断されていることが分かる(図7b)。このオリゴマーをAβチップに固定化するシードとする。
すなわち、本発明によれば、形成したアミロイド線維を超音波照射により切断してシードとなるAβオリゴマーを安定して作製することができる(図8)。
このようにして得られたAβオリゴマー(シードAβ)の溶液とAβモノマー溶液とを混合し、シードAβ濃度が5μg/mL、10μg/mL、15μg/mL、20μg/mLの4種類の混合溶液を調製した。この実施例では、各溶液とも、Aβモノマー濃度を50μMと一定にした。
各混合溶液を、混合直後から37℃にて140分間インキュベートした。混合直後および所定時間経過後に取り出した混合溶液を、実施例1と同様に、ThT溶液に添加し、十分に攪拌した後、ThT由来の蛍光強度を測定した。励起波長440nm、検出波長482nmで蛍光測定を行った結果を図9に示す。
各溶液とも、混合直後から、蛍光強度が増大し、140分間でほぼ蛍光強度が一定値に収束した。
すなわち、100〜150nm程度のAβオリゴマーをシードとして用いれば、実施例1のように、蛍光強度に変化が観察されない時間領域は存在せず、また、短時間で、アミロイド線維形成までの自己組織化の過程を検出することができることが確認された。
アミロイド線維形成が十分に行われ、蛍光強度が一定になったときの値(収束蛍光強度)をシードAβ濃度に対してプロットしたグラフを図10に示す。
この図によれば、シードAβ濃度と、収束蛍光強度とは線形関係にあり、シードAβ濃度により、検出感度を調節することができることが分かる。
実施例3:蛍光法によるAβ自己組織化の過程の観察(3)
実施例2と同様に、Aβの自己組織化の過程を蛍光法により観察した。
シードAβ溶液とAβモノマー溶液を混合し、Aβモノマー濃度が1μM、5μM、10μM、30μM、50μMの5種類の混合溶液を調製した。この実施例では、各溶液とも、シードAβ濃度を10μg/mLと一定にした。
各混合溶液を、混合直後から37℃にて140分間インキュベートした。混合直後および所定時間経過後に取り出した混合溶液を、実施例1と同様に、ThT溶液に添加し、十分に攪拌した後、ThT由来の蛍光強度を測定した。励起波長440nm、検出波長482nmで蛍光測定を行った結果を図11に示す。
各溶液とも、混合直後から、蛍光強度が増大し、140分間でほぼ蛍光強度が一定値に収束した。
アミロイド線維形成が十分に行われ、蛍光強度が一定になったときの値(収束蛍光強度)をAβモノマー濃度に対してプロットしたグラフを図12に示す。
この図によれば、Aβモノマー濃度と、収束蛍光強度とは比例関係にあることが分かる。かくして、プローブとしてAβオリゴマーを固定化したバイオチップ(Aβチップ)を作製すれば、溶液中のAβモノマー濃度を測定することの可能性が示された。
また、蛍光強度が実質的に収束したインキュベーション140分後の各溶液をガラス基板上に滴下し、原子力間顕微鏡(AFM;セイコーインスツルメンツ株式会社SPI3800)を用いてタッピングモードで、試料を観察した(図13)。
Aβ濃度が10μM、30μMおよび50μMの溶液において、針状のアミロイド線維が形成されていることが分かる。一方、Aβ濃度が5μMの溶液においては、針状のアミロイド線維は形成されていないが、アミロイド凝集が確認された。
Aβ濃度が5μMの溶液の場合、蛍光実験では、蛍光強度の上昇が少ないが(図11)、アミロイド凝集が発生していることから、試料中のAβ濃度が5μM程度の低い濃度でも、酸化還元電位測定によるアミロイド形成の確認は可能であると予測された。
実施例4:Aβチップの作製
本発明によるAβチップの上面図を図14に示す。この実施例では、ガラス基板10上に8本の電極配線13を形成し、一度に8点測定が可能なAβチップ1を形成した。
電極配線13の一方の端部にはバイオ分子アレイ領域131が形成され、他方の端部にはバイオ分子アレイ領域で検出した電気的信号を取り出すためのパッド132が形成されている。
図15にバイオ分子アレイ領域131の拡大上面図を示す。バイオ分子アレイ領域131上には絶縁性レジスト膜14が形成され、この絶縁膜に1または複数の孔を設けることによって、バイオ分子を固定化するための1または複数のセンシング部131aが形成されている。
バイオ分子アレイ領域131には、センシング部131aの直径が5μm以上の場合、図15aに示すように単一のセンシング部を形成することができ、センシング部131aの直径がサブミクロン以下20nm程度までの場合、図15bに示すように複数のセンシング部を配列させることができる。
バイオ分子アレイ領域131の断面図を図16aに示す。この実施例では、ガラス基板10上に、まず、Ti薄膜13aを形成し、その上にAu薄膜13bを形成することによって、Au/Ti積層薄膜からなる電極配線13を形成した。Au薄膜を直接ガラス基板に形成することもできるが、Au薄膜の接着強度が弱いので、Au薄膜の剥離を防止し、バイオチップの信頼性を向上させるためにTi薄膜を用いた。Ti以外にCrを用いることもできる。
この図が示すように、絶縁性レジスト膜に形成された孔は、下部層の電極配線の表面にまで達している。すなわち、バイオ分子アレイ領域に形成されたセンシング部の側面は絶縁性レジスト膜14により定められ、センシング部の底部は電極配線13の表面により定められている。
この構成を用いて、図16bに示すように、センシング部131aの底部の露出した電極表面上にSAM膜2を形成し、その上にシード3となるAβオリゴマーを固定化する。
本発明において、このシード3にターゲット4であるAβモノマーが結合したときの酸化還元電位の変化を検出する。
本発明のAβチップを作製するために、半導体製造技術で用いられているフォトファブリケーション技術およびナノファブリケーション技術を用いた。ここでは、「ナノファブリケーション技術」なる用語は、ナノインプリンティング技術、蒸着技術、エッチング技術などを組み合わせた技術を意味する。ナノファブリケーション技術はすでにICやLSI製造技術の1つとして確立されているため、従来のDNAチップのように小型化や製造工程の自動化が可能で、チップの大量生産や低コスト化につながる。
「ナノインプリンティング技術」なる用語は、ナノサイズのパターンのモールドを用いて、レジスト膜にパターンを転写する技術を意味し、レジストにモールドを圧接した後、光照射によりレジストを硬化させる光ナノインプリンティング技術;および、加熱により軟化させたレジストにモールドを圧接し、冷却によりレジストを硬化させる熱ナノインプリンティング技術を含む。
図17ないし図20は、本発明のAβチップを作製する工程を示す概略図である。例として、直径5μm以上の単一センシング部を作製する工程について説明する。
まず、基板10上にスピンコーターを用いて感光性材料であるフォトレジスト11を塗布し、90℃にて2分間ベーキングする(図17a,17b)。この実施例ではガラス基板を用いたが、アルミナ基板、シリコン基板、または、シリコーン樹脂のごとき樹脂製基板等のいずれの材質の基板も用いることができる。
次いで、フォトマスク12aを用いて紫外線12bで20秒間露光し(図17c)、フォトレジスト11を現像して電極配線13用の配線パターンを形成する(図17d)。フォトレジストには、露光によって結合が分解して現像液に溶解するもの(ポジ型)と、逆に重合して溶解しないもの(ネガ型)があるが、ここではフォトレジスト11としてポジ型レジスト(AZ1500:クラリアントジャパン株式会社)を用いた。
その後、真空蒸着やRFスパッタリングなどの蒸着技術によって基板上に電極配線となる金属薄膜を形成する(図18a)。
さらに、これをアセトンのごとき有機溶媒中に浸漬して、レジスト11を剥離することによって、ガラス基板10上に電極配線13を形成する(図18b)。
電極配線13が形成されたチップの概略上面図を図21aに示す。この図には、一方の端部に円形のバイオ分子アレイ領域131が形成され、他方の端部には電気的信号を取り出すための角型パッド132が形成された電極配線が示されているが、これは電極配線の一例であって、この形状に限定されるものではない。当業者であれば、バイオセンサーに搭載されるバイオチップとして使用できるいずれの形状にも変形することができる。
また、電極配線の本数も、使用の形態に適合させて、適宜増減することができる。
次に、スピンコーターを用いて電極配線13が形成された基板上に絶縁性レジスト14を塗布する(図19a)。レジスト14は、熱ナノインプリンティング技術に用いることができる樹脂であればよく、ここでは、ポリメチルメタクリレート(PMMA)を用いる。
次いで、PMMAのガラス転移点以上の温度に基板10を加熱して、レジスト14を軟化させ、ナノインプリンティング用モールド15をレジスト14に圧接する(図19b,19c)。モールド15をレジスト14に圧接した状態で、PMMAのガラス転移点より低い温度に冷却し、レジスト14を硬化させた後、モールド15を外す。この状態では、パターンの底部にレジスト残渣14aが残存しているので、Arイオン16の照射による反応性イオンエッチングにより除去する(図19d,図20a)。
電極配線13上に絶縁性レジスト14が形成されたチップの概略上面図を図21bに示す。この図には、絶縁性レジスト14に孔を設けることによってバイオ分子アレイ領域131に形成された単一のセンシング部131aが示されているが、これはセンシング部の一例であって、この形状に限定されるものではない。当業者であれば、バイオセンサーに搭載されるバイオチップとして使用できるいずれの形状にも変形することができる。
従来の半導体製造技術を用いれば、基板上にセンシング部を形成することができるので、上記の条件に限定されることなく、適宜、当業者によく知られた他の条件でセンシング部を形成することができる。
また、センシング部の大きさや個数も、使用の形態に適合させて、適宜増減することができる。
このセンシング部は、シードAβのサイズと同等の開口を有するウェル形状とすることができる。センシング部をこのようなナノサイズのウェル形状とすることで、1のセンシング部に単一のシードAβを固定化し、試料中のAβが確実にシードAβと結合するように制御することができる。100nm〜150nmのサイズのシードAβに対して、例えば、ウェルの直径を1μm以下、好ましくは800nm以下、より好ましくは500nm〜800nmとする。
次に、絶縁性レジスト14の表面にAβなどの生体分子が結合しないように、酸素プラズマ17の照射により、PMMAの表面を親水化する(図20b)。酸素プラズマ照射により、センシング部の底部に露出した電極表面上の不純物質も除去される。
その後、基板を3,3’−ジチオジプロピオン酸(DTDPA)の1mMエタノール溶液に1時間浸漬してDTDPAをその−S−S−基を介して電極表面に結合させてSAM膜2を形成する(図20c)。
センシング部の底部にのみシードAβのプローブ3が固定化されるように、前記のレジスト14はDTDPAの−S−S−基が結合しない材料であることが必要である。
次いで、ジオキサンおよび水(9:1[v/v])中のN−ヒドロキシスクシンイミド(NHS)(1mM))および1−エチル−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−カルボジイミド塩酸(EDC)(1mM)の混合溶液にチップを30分間浸漬して、DTDPAのカルボキシル基を活性化する。
ここに、実施例2の手順と同様に作製したシードAβの5μg/mL溶液にチップを1時間浸漬することによって、そのNH基を介して活性化DTDPAのSAM膜2上にシードAβのプローブ3を連結させる(図20d)。リン酸バッファー溶液(PBS)で洗浄することによって、センシング部の底部に固定化されていない未結合のシードAβを除去して、Aβチップを作製する。
実施例5:AβチップのAβ自己組織化検出能力の評価
実施例4におけるAβチップの作製の各段階で、サイクリックボルタンメトリーによって、Aβチップの酸化還元電位を測定し(図22)、これから電流電位曲線を得た(図23)。また、測定は25℃にて行い、電位の掃引速度は50V/秒とした。
具体的には、センシング部の底部の電極表面にAu薄膜13bが露出している段階A、センシング部を1mMのDTDPA溶液に1時間浸漬してSAM膜2を形成した段階B、SAM膜2上にシードAβのプローブ3を結合した段階C、およびシードAβのプローブ3を結合したセンシング部をターゲット4であるAβモノマーの10μM溶液に2時間浸漬した後の段階Dの各段階で電流電位曲線を得た(図23)。
この図によれば、Au薄膜13bがDTDPA溶液と接触することによって、酸化還元電流値が大きく低減し、Au薄膜上にSAM膜2が形成されたことが確認された。
次に、SAM膜上にシードAβを結合しても酸化還元電流値にはほとんど変化がなかった。これにより、SAM膜上へのAβの結合は、酸化還元電流値に影響を与えないことが分かった。
さらに、シードAβが結合されたセンシング部をAβモノマー溶液に接触させると、酸化還元電流値は大きく減少し、ほぼゼロとなった。このことは、AβモノマーがシードAβに結合し、酸化還元電流値を減少させたことを示す。
かくして、本発明により、溶液中のAβモノマーの存在を検出するバイオチップおよびバイオセンサーが提供された。
Aβモノマーが自己組織化して、オリゴマーからアミロイド線維を形成する概略図。 Aβに結合したThTの蛍光発光挙動を示す概略図。 Aβに結合したThTの蛍光強度とインキュベーション時間との関係を示すグラフ。 Aβの酸化還元電流値とインキュベーション時間との関係を示すグラフ。 Aβに結合したThTの蛍光強度とインキュベーション時間との関係を示すグラフ。 Aβオリゴマーからアミロイド線維形成までの各段階のAFM像。 アミロイド線維およびAβオリゴマーのAFM像。 アミロイド線維から本発明のシードAβを作製する概略図。 一定濃度のAβモノマーおよび種々の濃度のシードAβを含む溶液中のThT由来の蛍光強度とインキュベーション時間との関係を示すグラフ。 収束蛍光強度とシードAβ濃度との関係を示すグラフ。 一定濃度のシードAβおよび種々の濃度のAβモノマーを含む溶液中のThT由来の蛍光強度とインキュベーション時間との関係を示すグラフ。 収束蛍光強度とAβモノマー濃度との関係を示すグラフ。 一定濃度のシードAβおよび種々の濃度のAβモノマーを含む溶液から得られたアミロイド線維のAFM像。 本発明のAβチップの上面図。 本発明のAβチップのバイオ分子アレイ領域の上面図。 本発明のバイオ分子アレイ領域の断面図。 本発明のAβチップの製造工程を説明する概略断面図。 本発明のAβチップの製造工程を説明する概略断面図。 本発明のAβチップの製造工程を説明する概略断面図。 本発明のAβチップの製造工程を説明する概略断面図。 本発明のAβチップの製造工程を説明する概略上面図。 本発明のAβチップを用いて得られたサイクリックボルタノグラム。 本発明のAβチップを用いて測定した電流電位曲線。
符号の説明
1・・・バイオチップ(Aβチップ)、10・・・基板、11・・・レジスト、12a・・・フォトマスク、12b・・・紫外線、13・・・電極配線、131・・・バイオ分子アレイ領域、131a・・・センシング部、132・・・パッド、14・・・絶縁性レジスト、15・・・ナノインプリンティング用モールド、16・・・反応性イオン、17・・・酸素プラズマ、2・・・SAM膜、3・・・プローブ、4・・・ターゲット。

Claims (8)

  1. 1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーが固定化されているバイオチップであって、
    基板;
    前記基板上に形成された1または複数の電極配線;
    前記1または複数の電極配線を被覆する絶縁膜;および
    前記1または複数の電極配線の各々の一領域上の絶縁膜に形成された電極表面に達する1または複数の孔を含み、
    ここに、前記1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーは前記1または複数の孔の底部に露出した電極配線の表面に固定化されていることを特徴とするバイオチップ。
  2. βシート状βアミロイドオリゴマーの幅が100から150nmであることを特徴とする請求項1に記載のバイオチップ。
  3. 絶縁膜に設けた1または複数の孔の直径がβシート状βアミロイドオリゴマーの幅と同程度であり、1の孔の底部に露出した電極配線の表面には1のβシート状βアミロイドオリゴマーが固定化されていることを特徴とする請求項1に記載のバイオチップ。
  4. 1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーが、自己組織化単分子膜を介して前記1または複数の孔の底部に露出した電極配線の表面に固定化されていることを特徴とする請求項1に記載のバイオチップ。
  5. 少なくとも、作用電極、対極および参照電極を含むアミロイドセンサーであって、
    ここに、前記作用電極は、1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーが固定化されているバイオチップであって、
    基板;
    前記基板上に形成された1または複数の電極配線;
    前記1または複数の電極配線を被覆する絶縁膜;および
    前記1または複数の電極配線の各々の一領域上の絶縁膜に形成された電極表面に達する1または複数の孔を含み、
    ここに、前記1または複数のβシート状βアミロイドオリゴマーは前記1または複数の孔の底部に露出した電極配線の表面に固定化されていることを特徴とするバイオチップであることを特徴とするアミロイドセンサー。
  6. 請求項5に記載のアミロイドセンサーの作用電極、対極および参照電極を、被検試料を含有しない対照溶液に浸漬し、前記作用電極を処理する前に、前記作用電極の第1の電気的信号を測定し;
    前記アミロイドセンサーの作用電極、対極および参照電極を、被検試料を含有する試験溶液に浸漬し、前記作用電極を被検試料で処理した後、前記作用電極の第2の電気的信号を測定し;次いで、
    第1の電気的信号と第2の電気的信号との強度差から、試験溶液中に存在するβアミロイドを検出する方法。
  7. 被検試料が、組織抽出液、培養上清、脳脊髄液および血漿よりなる群から選択される生体試料であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 第1および第2の電気的信号が、酸化還元電流値である請求項6に記載の方法。
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