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JP2008032430A - 塗膜劣化診断方法 - Google Patents

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JP2008032430A
JP2008032430A JP2006203561A JP2006203561A JP2008032430A JP 2008032430 A JP2008032430 A JP 2008032430A JP 2006203561 A JP2006203561 A JP 2006203561A JP 2006203561 A JP2006203561 A JP 2006203561A JP 2008032430 A JP2008032430 A JP 2008032430A
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Keigo Takaoka
啓吾 高岡
Kenichi Akamine
健一 赤嶺
Takao Kurata
孝男 倉田
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Ishikawajima Inspection and Instrumentation Co Ltd
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Ishikawajima Inspection and Instrumentation Co Ltd
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Abstract

【課題】目視では判別できない塗膜の劣化を定量的に診断することができる塗膜劣化診断方法を提供する。
【解決手段】診断対象とする樹脂塗膜11の劣化状態を診断する方法において、
光源12から出射される光Lを上記樹脂塗膜11に照射し、その樹脂塗膜11からの反射光L1を分光器13内に入力し、その分光器13で、上記樹脂塗膜11の劣化要因となるOH基に起因する特定波長の吸光度を測定し、その吸光度から樹脂塗膜11の劣化の程度を定量的に求める。
【選択図】図2

Description

本発明は、塗膜劣化診断方法に係り、特に、分光分析法を用いて塗膜の劣化を定量的に診断する塗膜劣化診断方法に関するものである。
従来、樹脂塗膜の劣化診断方法は、インピーダンスを測る方法が主であり、その他光沢計測、目視、引き剥がし法等がある。
インピーダンス法は、送信側と受信側の電極プローブを使用し、2つの電極プローブ間で電気信号を送受信することで、電気信号が通った塗膜の負荷の影響を検出する方法である。インピーダンス法では、プローブの樹脂塗膜に接触する部分が小さいので、表面の粗い塗膜や曲げを有する塗膜の劣化診断に有用である。
光沢計測は、目視で樹脂塗膜表面を観察し、表面の光沢の具合により、塗膜劣化を判断する方法である。
引き剥がし法は、引っ張り試験機を用いて塗膜を素地から引き剥がし、塗膜の密着強度を測定することで、塗膜劣化の程度を診断する方法である。
また、目視をCCDカメラ、画像処理によって自動化した劣化診断システムもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−194483号公報 特開2001−266121号公報 金田尚志,石川幸宏,魚本健人「コンクリート工学」vol.43,No3,p.37-44
しかしながら、従来の塗膜劣化診断方法は定量性がよくない。特に、インピーダンス法においては、湿気の影響を大きく受ける等、診断時の環境によって結果が大きく異なる。また、インピーダンス法は、電極プローブの接触で値が変わるために接触用のゲル剤を塗膜に塗り、さらにアース部分は塗膜を落とす必要がある等、測定に手間が掛かる。
光沢計測は、塗膜表面の汚れなどに影響され、定量性に欠ける。その他の方法も定性的に診断する方法であり、測定する人による誤差が大きい。
画像処理によって自動化したシステムは、そもそも素地である金属に現れた錆等の面積比を計算する方法であり、錆が生じる前の劣化状態を診断する方法とは異なる。この方法では、錆びては美観が損なわれる等、錆びる前に補修すべきかどうかの診断を行うことはできない。また、錆びた後では、補修時に錆落とし等のステップを行わなければならず、補修コストが掛かってしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、目視では判別できない塗膜の劣化を定量的に診断することができる塗膜劣化診断方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は診断対象とする樹脂塗膜の劣化状態を診断する方法において、光源から出射される光を樹脂塗膜に照射し、その樹脂塗膜からの反射光を分光器内に入力し、その分光器で、樹脂塗膜の劣化要因となるOH基に起因する特定波長の吸光度を測定し、その吸光度から樹脂塗膜の劣化の程度を定量的に求める塗膜劣化診断方法である。
請求項2の発明は、樹脂塗膜は、ウレタン系樹脂塗膜、塩化ゴム系樹脂塗膜、またはフッ素系樹脂塗膜のいずれかである請求項1記載の塗膜劣化診断方法である。
請求項3の発明は、光源から近赤外領域の光を照射し、波長1.21μm付近、1.41μm付近、1.93μm付近、2.17μm付近、2.29μm付近に現れる吸光度を少なくとも1つ測定する請求項1または2記載の塗膜劣化診断方法である。
請求項4の発明は、分光器は、反射光を所定波長毎に分光する回折格子と、分光された光を波長選択的に偏向させる光反射偏向手段と、その光反射偏向手段から出力された光を検出する光検出器とを備え、吸光度は、OH基に起因する特定波長の光強度と、その特定波長の前後の波長帯域における光強度との差分から求める請求項1〜3いずれかに記載の塗膜劣化診断方法である。
請求項5の発明は、分光器は、参照光として光源出射光を導入する光ガイドと、その光ガイドから導入された参照光及び反射光を所定波長毎に分光する回折格子と、それぞれ分光された光を波長選択的に偏向させる光反射偏向手段と、それら光反射偏向手段から出力された光を検出する光検出器とを備え、吸光度は、反射光に基づく特定波長の光強度と参照光に基づく特定波長の光強度との差分を計測して求める請求項1〜3いずれかに記載の塗膜劣化診断方法である。
請求項6の発明は、分光器には、樹脂塗膜上のそれぞれ異なる位置で反射した光を順次分光器に取り込むスキャニング装置が接続され、反射光を順次スキャニング装置を介して分光器に入力し、OH基に起因する吸光度をそれぞれ検出して塗膜劣化二次元分布を得る請求項1〜5いずれかに記載の塗膜劣化診断方法である。
本発明によれば、目視では判別できない塗膜の劣化を定量的に診断することができるという優れた効果を発揮する。
本発明者らは、分光分析法を用いて塗膜反射光のスペクトルについて研究した結果、塗膜劣化の状況(程度)に応じて、塗膜反射光が特定波長に吸収ピークを有することを見出した。そして、これら吸収ピークがOH基によるものであることに辿り着き、塗膜を劣化させる原因となる成分(劣化した塗膜表面及び内部に存在する因子)であるOH基の吸光度を測定することで、塗膜劣化状況を定量的に診断できることに想到し、本発明に至った。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る塗膜劣化診断方法に用いる診断装置の好適な実施の形態を示した概略図である。
図1に示される診断装置10は、診断対象とする樹脂塗膜(以下、塗膜)11の表面に光を照射する光源12と、塗膜11で反射した反射光の特定波長の吸光度を測定する分光器13と、分光器13に接続されるデータ処理装置15とを備える。
光源12と塗膜11と間には、塗膜11に光源出射光Lを案内する光ガイドが設けられてもよく、塗膜11と分光器13との間には、塗膜で反射した反射光L1を分光器13に入力する光ガイドが設けられてもよい。光ガイドとしては、レンズ、ミラー、光ファイバ等があり、本実施の形態では、光源12及び分光器13にそれぞれ光ファイバ14が接続されている。分光器13にはデータ処理装置15が接続されている。データ処理装置15は、分光器13から出力される結果を処理(演算)し、表示するものである。
光源12としては、光源出射光Lの波長範囲が0.9〜2.5μm(近赤外領域)を含むものが好ましく、ランプ(例えば、ハロゲンランプ)、LED、近赤外線を放出する発熱体等が挙げられる。
塗膜11は、例えば、橋梁や構造物の壁等、金属(例えば、鉄)製の素地16の表面に一層の厚さ2、30μm程度の樹脂塗膜の層が多層に形成されてなる。本塗膜劣化診断方法で診断される樹脂塗膜11としては、ウレタン樹脂塗膜、塩化ゴム樹脂塗膜、或いはフッ素系樹脂塗膜が挙げられる。
さて、本実施の形態の塗膜劣化診断方法は、光源12から出射される光Lを塗膜11に照射し、その塗膜11からの反射光L1を分光器13内に入力し、その分光器13で、塗膜11の劣化要因となるOH基に起因する特定波長の吸光度を測定し、その吸光度から樹脂塗膜の劣化の程度を定量的に求めることを特徴としている。
塗膜劣化診断方法の基本原理を説明する。
塗膜11が紫外線や風雨等により劣化するとき、加水分解等によってOH基などが塗膜表面にできる。さらに、劣化により塗膜表面に形成された微細なクラックの間には水分(OH基)が浸入する。一方、これらOH基等は、波長1〜2.5μm間の近赤外領域に吸収帯をもつ。
そこで、光を塗膜11にあてて反射させた光を分光分析することで、OH基による吸収の大きさを計測すれば、塗膜劣化の程度を数量化できる。予め吸収の大きさと塗膜劣化の程度(劣化度)の関係をデータベース化しておき、分光分析により計測された吸収の大きさと劣化度とを比較し、定量的に診断する。
図2(a)及び図2(b)は、16年暴露後のウレタン樹脂塗膜を分光分析し、波長と吸光度との関係を示す吸収スペクトルである。
図2(a)及び図2(b)に示すように、暴露前(暴露試験前、新品)の塗膜の吸収スペクトルは、近赤外領域(0.7〜2.5μm)の全波長範囲でほどんど吸光がない。一方、16年暴露後の塗膜の吸収スペクトルは、波長1.21μm付近、1.41μm付近、1.93μm付近、2.17μm付近及び2.29μm付近に吸収ピークを有する。なお、暴露後の塗膜の吸収スペクトルが、暴露前の塗膜の吸収スペクトルに対して全体的に吸光度が大きくなっている(嵩上げされている)のは、暴露によって塗膜表面の光沢が多少失われている(反射率が低下している)ためである。
したがって、本実施の形態では、上記の特定波長帯のうち、少なくとも一つのピークの吸収波長を選択し、その波長における吸光度を計測し、計測された吸光度を、予め作成されたデータベースを用いて劣化度に換算することで、塗膜11で反射した光の吸光度から塗膜の劣化度を求める(推定する)ことができる。また、選択する吸収ピーク波長数が多いほど、推定される劣化度の信頼性が高くなる。さらに、吸光度と劣化度の関係を重回帰分析、またはPLS等の統計処理を使用して求めてもよい。
図3(a)及び図3(b)は、塗膜試料(サンプル)を複数個作製し、各試料毎に、16年暴露後のウレタン樹脂塗膜の波長2290nmの吸光度を洗浄前、洗浄後にそれぞれ測定した結果を示すものである。図3中、塗膜表面とは、暴露された側の表面であり、塗膜裏面とは、直接暴露されていない側の面(裏面)である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、塗膜表面の吸光度と塗膜裏面の吸光度を比較すると、各サンプルにおいて塗膜表面の方が吸光度が高い。これより、暴露された側は、OH基(水分)が多く存在し、塗膜裏面(塗膜内部)に比べて劣化が著しいことがわかる。
図4は、樹脂塗膜の暴露年数と吸光度との関係を示すグラフである。このグラフは、暴露年数が0年(新品)、6年、16年のウレタン樹脂塗膜の波長1935nmの吸光度を測定して得たものである。
図4に示すように、暴露年数が0年の樹脂塗膜では吸光度0程度、暴露年数が6年の樹脂塗膜では吸光度0.01程度、暴露年数が16年の樹脂塗膜では吸光度0.015以上と、暴露年数(劣化度)と吸光度との関係が略線形性を有する。
ここで、ウレタン樹脂塗膜の劣化については、赤外線分光分析によって検討されており、以下のような劣化機構が考えられている。
ウレタン樹脂塗膜は、長時間暴露されていると、雨や空気中の水分によりウレタン結合部分が[化1]のように加水分解する。
Figure 2008032430
このときにOH基が生成する。その後、[化1]で生成したイソシアネートが加水分解し、アミノ基を生成する。
Figure 2008032430
また、[化3]で示すように、エステル部分が加水分解してカルボキシル基が生成する。
Figure 2008032430
すなわち、大気に晒されているウレタン樹脂塗膜は、加水分解により結合が切れて高分子から低分子になる(劣化する)際に、OH基を有する成分を生成する。よって、ウレタン樹脂塗膜の結合が切れて低分子化する程、OH基が多く生成されているので、樹脂塗膜の劣化度とOH基を有する成分の生成量とに相関がある。
また、近赤外線領域でのOH基の吸収帯の一つである3400cm−1の吸収帯は、塗膜の劣化が進行すると吸収が増加することが確認されている。3400cm−1の吸収帯は近赤外領域では波長1.41μmの吸収帯に相当する。
ポリウレタン樹脂塗膜は、表層から[化1]〜[化3]に示される加水分解が始まり、これが塗膜内部へと進行するものと推測されている。
図5は、ウレタン結合の加水分解が、どの程度塗膜の内部まで進行しているかを調べるため、表面から塗膜を削りながら、アミド吸収帯(ウレタン結合のC−N伸縮振動とN−H変角振動1520cm−1の吸光度)の減少と、暴露しても吸光度の変化を生じないCH2変角振動1520cm−1との比(図中、縦軸の吸光度比)を求め、塗膜表面からの距離(深さ)との関係を示した図である。
図5に示すように、暴露した塗膜(図中、暴露部)及び暴露されていない塗膜(図中、非暴露部)共に、塗膜表面ほどアミド吸収帯の減少が顕著である。このように、塗膜の加水分解は、塗膜表面から進行しており、内部は進行が遅いことがわかる。
また、塩化ゴム樹脂塗膜の劣化は、紫外線などにより脱塩素化がおき([化4]参照)、塩素が顔料中の鉄や亜鉛と反応して、赤錆や白錆の発生につながると考えられている。
Figure 2008032430
塩化ゴム樹脂塗膜の劣化において、樹脂塗膜表面での水分の有無によって劣化の進行がちがうことから、水分が劣化を助長することも知られている([化5]参照)。
Figure 2008032430
図6(a)〜図6(c)及び図7(a)〜図7(c)は、それぞれウェザーメータ(環境加速試験装置)内にウレタン樹脂塗膜の試料を置き、それぞれ0時間、600時間、1200時間放置したときの塩化ゴム樹脂塗膜の表面のSEM像である。
図6(a)〜図6(c)及び図7(a)〜図7(c)に示すように、EPMA(Electron Probe Micro-Analysis)を用いた観察結果(図ではSEM像)によれば、ウェザーメータ1200時間程度たつと表面に割れが認識できる。この割れによって塗膜内部が大気中に露呈されることになるので、割れの断面が表面と同じことになり、劣化が加速していくものと考えられる。このとき、水分子が細かい割れ(クラック)に固着して、間隙水のような状態で存在すると考えられ、この水(間隙水のような水)のOH基などが近赤外領域の光を吸収していくものと推定される。なお、この水は狭い隙間に入り込んでいるので、自由に行動できず、簡単に蒸発しない状態にある。
このように、塗膜に存在するOH基は、塗膜分子に化学結合しているもの、間隙水のような状態の水、自由に動ける水(通常の水分)などがあり、塗膜劣化の進展具合によってその量が多くなっていくものと考えられる。
次に、上記の特定波長がOH基の吸収ピークであることについて説明する。
図8は、土壌の近赤外スペクトルを示すグラフである(尾崎幸洋・河田聡編「日本分光学会 測定法シリーズ32 近赤外分光」,1996年,学会出版センター,より抜粋)。
図8からわかるように、波長1.41μm、1.935μm、2.165μmの吸収帯は、図2(a)及び図2(b)に示したグラフと同様に吸収ピークを有する。
波長1.21μm、波長2.29μm の吸収帯についてはCHの振動も考えられる。しかしながら、赤外線吸収分析の結果によれば、CHの吸収は劣化進行と共に小さくなることが確認されており、また、元々新品状態で吸収がみられないことから、CHの吸収ではないものと判断される。そのためOH基に関連する吸収帯であると予測している。
以下、本実施の形態の塗膜劣化診断方法について具体的に説明する。
図9(a)〜図9(c)に示すように、光源12に接続される光ファイバ61と分光器13に接続される光ファイバ62は、一本の光ファイバケーブル63で束ねられている。例えば、光ファイバケーブル63は、ケーブル内周部に、各々光源出射光Lを出射する複数本の出力用光ファイバ61を備え、ケーブル外周部に、塗膜反射光L1を入射する複数の入力用光ファイバ62を備え、これら複数本の光ファイバ61,62が一体に被覆されている。光ファイバケーブル63の先端には塗膜接触用のプローブ64が設けられている。プローブ64は、塗膜表面のある位置に接触させ、その位置での反射光を採取するためのものであり、プローブ64を塗膜表面に接触させたとき、光ファイバ61,62の入出力光(塗膜反射光)の光強度のずれを小さくするべく、光ファイバケーブル63の先端が塗膜11の表面から所定距離(例えば、数mm)離れて位置するように設けられている。
さらに、図10に示すように、プローブ64の周囲または先端(図では周囲)に磁石65を設けてもよい。磁石65は、素地16が金属であるから塗膜11の表面に固定されるので、プローブ64を塗膜11に固定させることができる。
図11に示すように、分光器13は、光ファイバ62の他端側に光学的に接続され、光の伝搬方向上流側から、回折格子31、光反射偏向手段32、アパチャ33、集光手段34、光検出器35の順に設けられてなる。
回折格子31には、光ファイバ62を経て出射された光L1が照射され、反射されると共に、各所定の波長ごとに分光される。光反射偏向手段32には、回折格子31で分光された光L1が照射され、反射、偏向される。この光反射偏向手段32は、後に詳述するが、分光された光L1を所定の波長ごとに掃引、変調するMEMSアクチュエータを有する。
アパチャ33は、偏向された光L1の通過/遮断を行う遮光絞りである。偏向された光L1が、遮断体33aに照射されると伝搬遮断となる。また、偏向された光L1が、隣接する遮断体33a間の開口部に向けて照射されると通過となる。遮断体33aの形状は、特に限定するものではなく、矩形状の他に、円形状であってもよい。開口部は、遮断体33a自体に設けた溝(スリット)であってもよい。
集光手段34は、分光器14内で拡径した光を光検出器35に集光させる部材であり、慣用の集光レンズを用いている。
光検出器35は、集光手段34によって集光された光L1を検出し、光L1の光強度を出力するものである。光検出器35には、ACアンプ等を介してデータ処理装置15が接続されている。
図11の分光器13を用いた劣化診断方法について説明する。
まず、診断対象とする塗膜表面上のゴミ、水分(ここでは、目視で確認できる程度の大きさのもの)を除去する。ゴミ等を除去した後、光源から塗膜に光を照射し、塗膜で反射した光を分光器に入力させる。
分光器13内へ入射した光L1は回折格子31で所定波長ごとの光に分光されて、光反射偏向手段32へ向かう。
分光された反射光L1は光反射偏向手段32で反射、偏向される。光反射偏向手段32は、例えば、MEMS型プログラマブル回折格子であり、このMEMS型プログラマブル回折格子はMEMSアクチュエータを備える(以下、MEMSと称する)。MEMSに到達した光L1は、所定の角度範囲で高速で反射、偏向されアパチャ33へと向かう。この反射、偏向によって、反射光L1のうち、分光された各波長の光ごとに光強度が調整される。
例えば、図12(a)に示すように、MEMSは、基板41上に静止電極42a・・・42n(図12(a)中では42aのみ図示)が設けられ、各静止電極42a・・・42nと離間して移動電極43a・・・43n(図12(a)中では43aのみ図示)を設けられたものである。各移動電極43a・・・43nは、各静止電極42a・・・42nに対して当接、離間自在(図12(a)中では上下方向移動自在)に設けられる。また、各移動電極43a・・・43nは、基板41に設けられる脚部44a,44bと、電極本体部(ミラー部)45と、一端が脚部44a,44bに固定して設けられ、他端が電極本体部45を吊設するフレキシブル接続部46a,46bとを有している。フレキシブル接続部46a,46bの厚さD1は、電極本体部45の厚さD2よりも薄く(例えば、約1/3)形成しておくことで、フレキシブル接続部46a,46bは自在に屈曲される。電極本体部45は剛直で、屈曲しない。各静止電極42a・・・42nは、それぞれが制御手段(例えば、コンピュータ(図示せず))に独立して接続されている。
各静止電極42a・・・42nと各移動電極43a・・・43n間の電圧(電位差)を、制御手段によりそれぞれ制御することで、各移動電極43a・・・43nを独立させて駆動させることができる。その結果、各静止電極42a・・・42nと各移動電極43a・・・43n間の離間距離H1・・・Hn(図12(a)中ではH1のみ図示)を、それぞれ無段階に自在に調節することができる。電圧と離間距離H1・・・Hnとの関係は予め検量線を作成しておき、この検量線に基づいて、離間距離H1・・・Hnを調節する。このように、静止電極と移動電極の各離間距離H1・・・Hnを、それぞれ無段階に自在に調節することができる。また、MEMSは、各移動電極43a・・・43nが並ぶ方向と回折格子31の溝が並ぶ方向とが平行になるよう配置され、回折格子31で分光された光L1のうち、それぞれ波長の異なる光がそれぞれ異なる移動電極にて反射される。したがって、アパチャ33を通過する光の強度を波長帯ごとに調節することができる。また、MEMSの各移動電極43a・・・43nの制御は、高速で、かつ、制御手段によって同期させて行われる。
具体的には、図12(b)に示すように、全ての移動電極43a・・・43nを動かさず、静止電極42a・・・42nから離間させたままとすることで(全ON時)、アパチャ33において、全ての波長帯の光(図12(b)中では光49a〜49c)が全て通過する。また、図12(c)に示すように、全ての移動電極43a・・・43nを静止電極42a・・・42nと当接させることで(全OFF時)、全ての波長帯の光(図12(c)中では光49a〜49c)がアパチャ33間で遮断される。また、図12(d)に示すように、移動電極43a・・・43nの一部を静止電極42a・・・42nと当接又は近接させ、残部の移動電極43a・・・43nを動かさず、離間させたままとすることで(光強度調整時)、当接又は近接させる静止電極と対応したある波長帯の光(図12(d)中では光49b,49c)だけが、光強度を調整されてアパチャ33を通過する。当接させたままの静止電極と対応したある波長帯の光(図12(d)中では光49a)は、アパチャ33で遮断される。
アパチャ33を通過した光L1は集光手段34に入射する。集光手段34に入射した光L1は、集光してMEMSの移動電極の上下により選択された所定の波長帯ごとの光が光検出器35で受光される。受光された光L1は、データ処理装置15に電気信号として出力される。データ処理装置15では、この光L1に基づく電気信号から、塗膜表面、内部に存在するOH基(水分)に基づく吸光度が算出される。
この時、光源出射光Lに対して反射光L1は、OH基に起因する吸収によって減衰する。ここで、OH基によって吸収される吸収強度を、光検出器で受光される受光強度から以下の式(1)のように定義する。ここで扱う吸収強度を、「吸光度」と称している。
(吸収強度) = −log(受光強度)・・・ (1)
一般に、吸収波長付近の吸光度を得るには、吸収スペクトルを検出し、そのスペクトルから特定波長の吸光度を求める。本実施の形態では、MEMSを備えた分光器13を用いて、OH基の吸収ピーク波長付近の吸光度のみ得ている。
図12(a)〜図12(d)、及び図13(a)に示される吸収スペクトルの例を用いて、分光器14で反射光L1のスペクトルから吸収ピーク波長の吸光度の検出方法について説明する。
まず、予め任意の光を分光器に入射させる。分光器13内では、入射した光は、回折格子31で分光され、分光された各光は波長毎に回折角が異なり、MEMSに到達する際に、それぞれ異なる移動電極43a・・・43nで反射される。したがって、分光器13に導入された光の波長と移動電極43a・・・43nの位置との関係、すなわち、吸収ピーク波長に対応した移動電極の位置を知ることができる。
次に、塗膜11で反射した反射光L1を分光器13に入力し、OH基の吸収ピークの波長に対応した移動電極のみをONにし、他の移動電極をOFFにする。これにより、OFFの移動電極で反射された光は、アパチャ33で遮断され、ONの移動電極で反射された光のみが光検出器35に到達する。
各移動電極43a・・・43nを制御することで、所定波長の光の光強度を選択的に計測することができる。この特徴を利用して、反射光L1の吸収スペクトル70から、それぞれ特定波長のみのスペクトル(吸収ピークの光強度)71だけを抽出して検出することができる。具体的には、特定波長λaのスペクトル71の波長付近に対応した移動電極のみをONにし、残りの移動電極を全てOFFにする。光検出器35では、ONの移動電極で反射された光のみが検出される。光検出器35は順次1つの移動電極で反射した光を検出するために、高速でONにする移動電極を順次切り換えている。
図13(a)に示すスペクトル70とは異なり、図13(b)に示すスペクトル72のように、吸収ピークの前後で基準(ベース)となる光強度が異なる場合には、スペクトル72の吸光度の検出は、波長λb,λdの光強度B、Dをそれぞれ検出し、それら光強度B、Dを結んだ直線をベースライン73とし、波長λcでの光強度Cと、波長λcのベースライン73上の光強度Eとの差分を求め、その差分74を吸光度とする。
本実施の形態の劣化診断方法によれば、目視で判別できる白亜化、チョーキング化、或いは、水が素地である金属に到達して発生する錆が起こる前段階において、OH基を有する成分及び目視では判別できない程の水分が、塗膜中にどの程度保水されているかによって、塗膜劣化を検出することができるので、目視試験より早い段階で劣化状況を診断することができる。これより、早期の劣化予測、診断への応用につながる。例えば、塗膜の補修を検討する際の予備診断に適用して、塗膜の余寿命を判断することができる。
また、本塗膜劣化診断方法は、基本的に、塗膜に光を当てて反射をとるだけといった単純なステップで計測できるので、劣化診断経験を有する作業員だけでなく誰でも簡単に実施することができる。さらに、劣化の程度と対応する塗膜のOH基含有量(水分含有量)を検出しているので、塗膜劣化の程度を定量的に診断することができ、個人差の少ない計測ができる。
上述のMEMSを備えた分光器13を用いて吸光度を高速に計測しているので、診断時間を非常に短くすることができる。ひいては、吸光度の積算平均を多くとっても短時間(1分程度)で結果が得られ、誤差を低減した診断を行うことができる。
本実施の形態の塗膜劣化診断方法では、分光器13に塗膜反射光L1のみを入力し、図13(a)または図13(b)で説明した方法で塗膜反射光L1の吸光度を求めたが、参照光を分光器13に導入してもよい。例えば、劣化のない新品の塗膜に光源出射光Lを照射し、その反射光の光強度を計測して参照受光強度とする。
このとき、吸光度(吸収強度)は以下の式(2)で定義される。
(吸収強度) = −log(受光強度)/(参照受光強度) ・・・(2)
計測した参照受光強度は、データ処理装置15に記憶させ、後に検出される塗膜反射光L1の受光強度と共に用いて吸光度を算出してもよく、また、光検出器35で検出される参照光受光強度が0となるようにMEMSの各電極を調整した後、塗膜反射光L1の光強度を検出して、その検出された光強度を参照受光強度に対する差分としてもよい。
また、分光器13内に光反射偏向手段32、アパチャ33を2組ずつ設け、塗膜反射光L1と同時に、参照光として光源出射光Lを直接(塗膜で反射させず)に入力し、参照光の受光強度と比較して、反射光L1の吸光度を測定してもよい。分光器に参照光を導入し、反射光L1と比較しながら反射光L1の吸光度を得ることで、バックグランドノイズを除去した計測を高速に行うことができる。
本実施の形態では、光ファイバ61,62とその光ファイバ61,62に接続されるプローブ64を用いて、塗膜反射光L1を分光器13内に導入したが、スキャニング装置を用いて塗膜反射光L1を分光器内に導入してもよい。
図14(a)に示すように、スキャニング装置80は、分光器13と光ファイバ62を介して光学的に接続され、樹脂塗膜表面Cから反射された光のうち、樹脂塗膜表面C内に並ぶ複数の点のうち一点(計測点p)からの反射光を順次分光器13に取り込むものである。
具体的には、図14(b)に示すように、スキャニング装置80は、ポリゴンミラー81及びガルバノミラー82を備えている。ポリゴンミラー81は、回転軸の周囲に一連の平面ミラーを備えた回転多面体からなる偏向器であり、ガルバノミラー82は、単一のミラーに軸を付け、電気信号に応じてミラーの回転角を変えられるようにした偏向器である。ポリゴンミラー81は図14(b)中紙面に垂直な軸を回転軸として回転して、樹脂塗膜表面Cを横方向(図14(a)中i方向)に走査し、ガルバノミラー82が図14(b)中紙面に平行な軸を回動軸として回動して、樹脂塗膜表面Cを縦方向(図14(a)中j方向)に走査するように構成している。
まず、光源11から樹脂塗膜表面Cに光Lを照射する。光源11から照射された光Lは、樹脂塗膜表面Cで反射され、反射光L1として出射する。その際、スキャニング装置80は、ポリゴンミラー81及びガルバノミラー82の角度を調整して樹脂塗膜表面C内の計測点p(1,1)からの反射光L1を捉える。具体的には、光ファイバ62に反射光L1が入射されるようポリゴンミラー81及びガルバノミラー82と反射光L1の光軸が合致するように光軸の調整がなされる。スキャニング装置80によって光軸の合わせられた反射光L1は光ファイバ62を経由して分光器13へ入力される。入力後は上述した方法で吸光度を求め、異なる計測点p(例えば(2,1))に反射光L1の光軸が合致するようにポリゴンミラー81の光軸を調整し、同様に吸光度を計測する。この計測点の移動(スキャニング装置80による樹脂塗膜表面Cの走査)と吸光度の測定を繰り返してで塗膜劣化二次元分布が得られる(データ処理装置15のディスプレイに表示される)。
本実施の形態では、ハロゲンランプ等の光源を用い、光源出射光が塗膜で反射し、反射光が分光器内で認識される程度の光強度を有する距離で行った。これに対して、光源出射光として、日光を利用し、日光の塗膜での反射光を分光器に導入して劣化診断を行ってもよい。
本発明に係る塗膜劣化診断方法に用いる塗膜劣化診断装置の基本構成を示す概略図である。 暴露前(新品)のウレタン樹脂塗膜反射光及び16年暴露後のウレタン樹脂塗膜反射光の波長と吸光度との関係を示す図であり、(a)は波長0.9〜1.7μmにおける吸光度との関係を示し、(b)は波長1.7〜2.5μmにおける吸光度との関係を示す。 (a)は、16年暴露後のウレタン樹脂塗膜の洗浄前の反射光(波長2290nm)の吸光度を塗膜表面及び塗膜裏面毎に測定した結果を示す図であり、(b)は、16年暴露後のウレタン樹脂塗膜の洗浄後の反射光(波長2290nm)の吸光度を塗膜表面及び塗膜裏面毎に測定した結果を示す図である。 ウレタン樹脂塗膜の暴露年数と波長1935nmの吸光度との関係を示す図である。 ウレタン樹脂塗膜の深さとアミド吸収帯との関係を暴露部、非暴露部毎に示す図である。 塩化ゴム樹脂塗膜表面のSEM像であり、(a)はウェザーメータ0時間後のSEM像を示し、(b)はウェザーメータ600時間後のSEM像を示し、(c)はウェザーメータ1200時間後のSEM像を示す。 塩化ゴム樹脂塗膜表面のSEM像であり、(a)はウェザーメータ0時間後のSEM像を示し、(b)はウェザーメータ600時間後のSEM像を示し、(c)はウェザーメータ1200時間後のSEM像を示す。 土壌の近赤外スペクトルを示す図である。 (a)は好適な一実施形態の塗膜劣化診断方法に用いる塗膜劣化診断装置を示す概略図であり、(b)はプローブの拡大断面図であり、(c)光ファイバケーブルの横断面図である。 図9(a)の塗膜劣化診断装置のより好ましい形態を示す概略図である。 分光器の詳細を示す透明斜視図である。 MEMSアクチュエータの概略図であり、(a)は横断面図、(b)は全ON時のモデル図、(c)は全OFF時のモデル図、(d)は光強度調整時のモデル図である。 (a)、(b)はそれぞれ吸光スペクトルから吸光ピーク波長の吸光度を求める方法を説明するための図である。 他の実施の形態の塗膜劣化診断方法に用いる塗膜劣化診断装置を示す概略図である。
符号の説明
10 樹脂塗膜診断装置
11 樹脂塗膜
12 光源
13 分光器
15 データ処理装置

Claims (6)

  1. 診断対象とする樹脂塗膜の劣化状態を診断する方法において、
    光源から出射される光を上記樹脂塗膜に照射し、その樹脂塗膜からの反射光を分光器内に入力し、その分光器で、上記樹脂塗膜の劣化要因となるOH基に起因する特定波長の吸光度を測定し、その吸光度から樹脂塗膜の劣化の程度を定量的に求めることを特徴とする塗膜劣化診断方法。
  2. 上記樹脂塗膜は、ウレタン系樹脂塗膜、塩化ゴム系樹脂塗膜、またはフッ素系樹脂塗膜のいずれかである請求項1記載の塗膜劣化診断方法。
  3. 上記光源から近赤外領域の光を照射し、波長1.21μm付近、1.41μm付近、1.93μm付近、2.17μm付近、2.29μm付近に現れる吸光度を少なくとも1つ測定する請求項1または2記載の塗膜劣化診断方法。
  4. 上記分光器は、上記反射光を所定波長毎に分光する回折格子と、分光された光を波長選択的に偏向させる光反射偏向手段と、その光反射偏向手段から出力された光を検出する光検出器とを備え、上記吸光度は、上記OH基に起因する特定波長の光強度と、その特定波長の前後の波長帯域における光強度との差分から求める請求項1〜3いずれかに記載の塗膜劣化診断方法。
  5. 上記分光器は、参照光として光源出射光を導入する光ガイドと、その光ガイドから導入された参照光及び上記反射光を所定波長毎に分光する回折格子と、それぞれ分光された光を波長選択的に偏向させる光反射偏向手段と、それら光反射偏向手段から出力された光を検出する光検出器とを備え、上記吸光度は、上記反射光に基づく特定波長の光強度と参照光に基づく特定波長の光強度との差分を計測して求める請求項1〜3いずれかに記載の塗膜劣化診断方法。
  6. 上記分光器には、上記樹脂塗膜上のそれぞれ異なる位置で反射した光を順次分光器に取り込むスキャニング装置が接続され、上記反射光を順次スキャニング装置を介して分光器に入力し、OH基に起因する吸光度をそれぞれ検出して塗膜劣化二次元分布を得る請求項1〜5いずれかに記載の塗膜劣化診断方法。
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