JP2008028698A - 画像読取装置及び該方法 - Google Patents
画像読取装置及び該方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008028698A JP2008028698A JP2006198980A JP2006198980A JP2008028698A JP 2008028698 A JP2008028698 A JP 2008028698A JP 2006198980 A JP2006198980 A JP 2006198980A JP 2006198980 A JP2006198980 A JP 2006198980A JP 2008028698 A JP2008028698 A JP 2008028698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- document
- reading
- scanning direction
- original
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 72
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 33
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 50
- 230000008569 process Effects 0.000 description 22
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 14
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
- 238000003705 background correction Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 230000003936 working memory Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、原稿の画像であると判定すべき筋状の画像を筋状の異常画像と判定してしまう誤判定を低減し得る画像読取装置及び該方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る、コンタクトガラス27の一方主面上を副走査方向に移動するように搬送される原稿Sの画像を、露光ランプ26の反射光によりコンタクトガラス27の他方主面側から読み取る画像読取装置SCは、コンタクトガラス27の一方主面に対向して配置され主走査方向に延在する基準板10と、原稿Sの所定領域の画像中における最高濃度と、原稿Sがコンタクトガラス27の一方主面上に無い状態で基準板10を読み取った画像中における最高濃度とに基づいて、原稿Sを読み取った画像に異常があるか否かを判定する異常判定部と、異常有りと判定した場合に、基準板10を読み取り得る範囲内で原稿Sの原稿読取位置Pを副走査方向に沿って変更する読取位置設定部とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る、コンタクトガラス27の一方主面上を副走査方向に移動するように搬送される原稿Sの画像を、露光ランプ26の反射光によりコンタクトガラス27の他方主面側から読み取る画像読取装置SCは、コンタクトガラス27の一方主面に対向して配置され主走査方向に延在する基準板10と、原稿Sの所定領域の画像中における最高濃度と、原稿Sがコンタクトガラス27の一方主面上に無い状態で基準板10を読み取った画像中における最高濃度とに基づいて、原稿Sを読み取った画像に異常があるか否かを判定する異常判定部と、異常有りと判定した場合に、基準板10を読み取り得る範囲内で原稿Sの原稿読取位置Pを副走査方向に沿って変更する読取位置設定部とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、透明板の一方主面上を移動するように読取り対象の原稿を搬送しつつ、透明板の他方主面側から原稿の画像を読み取る、いわゆるシートスルー型の画像読取装置及び画像読取り方法に関する。
シートスルー型の画像読取装置を用いて原稿の画像を読み取り、プリンタにより印刷したり、パーソナルコンピュータ等のコンピュータに画像を取り込んでディスプレーに表示したりした場合に、画像の中に、副走査方向に沿った筋状の異常画像が現れることがある。これは、通常、ゴミ、塵或いは搬送される原稿の用紙の紙粉等の異物が画像読取装置のコンタクトガラスに付着することやコンタクトガラスにキズがあること等に起因するものである。筋状の異常画像は、白地部である地肌部に黒筋となって現れたり、画像部分に白筋となって現れたりするもので、視覚上目立つ。原稿に忠実な画像データを得ることが望まれる画像読取装置にとっては、このような筋状の異常画像の排除が要望される。
かかる筋状の異常画像の発生を抑える技術が例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特許文献1に開示の技術は、原稿を読み取る前に、原稿読取位置において主走査方向に延在するように配置される基準板を読み取り、得られた基準板の画像に異常画像が含まれるか否かを判定し、異常画像が含まれていれば、原稿読取位置を副走査方向に沿って所定の距離だけ移動させるものである。また、新たな原稿読取位置で再び異常画像が認められれば、原稿読取位置が更に変更される。特許文献1に開示の技術は、こうして読み取った原稿の画像に筋状の異常画像が現れることを抑制している。
また、特許文献2に開示の技術では、まず第1に、原稿の読み取りを行って原稿の最終ラインに所定の幅以内であって所定の濃度以上である画像が含まれているか否かが判定される。第2に、この判定によりかかる画像が含まれる場合には、基準板の読み取りが行われ、かかる画像の位置における基準板の画像が所定の濃度以上であるか否かが判定される。第3に、この判定により該画像が所定の濃度以上である場合には、上記位置の両側における画像の平均濃度が所定の濃度以上であるか否かが判定される。そして、この判定により該平均濃度が所定の濃度以上であると判定された場合に、かかる画像が異常画像であると判定される。また、新たな原稿読取位置で再び異常画像が認められれば、原稿読取位置が更に変更される。
さらに、特許文献2に開示の技術では、まず第1に、原稿の読み取りを行って原稿の先頭ラインにおける最高濃度位置と原稿の最終ラインにおける最高濃度位置との差が所定の幅以内であるか否かが判定される。第2に、この判定により該差が所定の幅以内である場合には、最終ラインにおける最高濃度が所定の濃度以上であるか否かが判定される。第3に、この判定により該最高濃度が所定の濃度以上である場合には、基準板の読み取りが行われ、基準板の最高濃度が所定の濃度以上であるか否かが判定される。第4に、この判定により該最高濃度が所定の濃度以上である場合には、第1で読み込んだ最終ラインにおける最高濃度位置と基準板の最高濃度位置との差が所定の幅以内であるか否かが判定される。そして、所定の幅以内であると判定された場合に、最高濃度位置に異常画像があると判定される。また、新たな原稿読取位置で再び異常画像が認められれば、原稿読取位置が更に変更される。
特許文献2に開示の技術は、このように順次に判定することによって、実際の画像データでは異常画像とならない基準板に付着した異物や基準板のキズ等を判定し、コンタクトガラスに付着した異物やコンタクトガラスのキズ等の判定精度を向上させている。
そして、このように異常画像が認められるたびに原稿読取位置が予め設定されている最初の原稿読取位置から最後の原稿読取位置まで順次に変更されるが、この原稿読取位置がこの最後の原稿読取位置に達すると、逆順(この予め設定されている最後の原稿読取位置から最初の原稿読取位置へ)に変更され、その際に、使用者にメンテナンスの時期であることを警告することも特許文献2には、開示されている。
特開2000−196814号公報
特開2000−310820号公報
ところで、上述の特許文献1及び特許文献2に開示の各技術では、原稿に例えば罫線等の搬送方向(副走査方法)に沿った筋状の画像がある場合、原稿の画像であると判定すべき該筋状の画像を筋状の異常画像と誤判定してしまう場合があった。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、原稿の画像であると判定すべき筋状の画像を筋状の異常画像と判定してしまう誤判定を低減することができる画像読取装置及び画像読取方法を提供することを目的とする。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。即ち、本発明に係る一態様では、透明板の一方主面上を副走査方向に移動するように搬送される原稿の画像を、光源の反射光により前記透明板の他方主面側から読み取る画像読取装置において、前記透明板の一方主面に対向して配置され、主走査方向に延在する基準板と、前記原稿の予め設定された領域の画像中における最高濃度と、前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で前記基準板を読み取った画像中における最高濃度とに基づいて、前記原稿を読み取った画像に異常があるか否かを判定する異常判定部と、前記異常判定部が異常有りと判定した場合に、前記基準板を読み取り得る範囲内で原稿の読取位置を前記副走査方向に沿って変更する読取位置設定部とを備えることを特徴とする。そして、本発明に係る他の一態様では、透明板の一方主面上を副走査方向に移動するように搬送される原稿の画像を、光源の反射光により前記透明板の他方主面側から読み取る画像読取方法において、前記原稿の予め設定された領域の画像中における最高濃度を取得するステップと、前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で、前記透明板の一方主面に対向して配置され主走査方向に延在する基準板を読み取った画像中における最高濃度を取得するステップと、前記原稿の予め設定された領域の画像中における最高濃度と、前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で前記基準板を読み取った画像中における最高濃度とに基づいて、前記原稿を読み取った画像に異常があるか否かを判定するステップと、異常有りと判定された場合に、前記基準板を読み取り得る範囲内で原稿の読取位置を前記副走査方向に沿って変更するステップとを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、異常判定部が、原稿の予め設定された領域の画像中における最高濃度と、原稿が透明板の一方主面上に無い状態で基準板を読み取った画像中における最高濃度とに基づいて、原稿を読み取った画像に異常があるか否かを判定するので、原稿の画像であると判定すべき筋状の画像を筋状の異常画像と判定してしまう誤判定が低減され得る。
また、上述の画像読取りに関し、前記原稿の予め設定された領域の画像は、前記原稿の搬送方向における先端部であって主走査方向に延在した副走査方向に予め設定された幅を有する領域の第1画像と、前記原稿の搬送方向における後端部であって主走査方向に延在した副走査方向に予め設定された幅を有する領域の第2画像とであり、前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で前記基準板を読み取った画像は、前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で前記基準板を前記幅で読み取った第3画像であることを特徴とする。
このような構成によれば、異常判定部が、第1乃至第3画像によって、原稿を読み取った画像に異常があるか否かを判定するので、より短い時間で異常画像の判定を行うことができる。
さらに、これら上述の画像読取りに関し、前記異常判定部は、前記異常判定部は、前記第1及び第2画像中における各最高濃度が第1所定値以上であるか否かを判定し、前記第1画像中における最高濃度の位置と前記第2画像中における最高濃度の位置との差の絶対値が予め設定された第2所定値以下であるか否かを判定し、前記第3画像中における最高濃度が第3所定値以上であるか否かを判定し、前記第1又は第2画像中における最高濃度の位置と前記第3画像中における最高濃度の位置との差の絶対値が予め設定された第4所定値以下であるか否かを判定し、前記第1又は第2画像中における最高濃度と前記第3画像中における最高濃度との差の絶対値が予め設定された第5所定値以下であるか否かを判定することによって、前記原稿を読み取った画像に異常があるか否かを判定することを特徴とする。
このような構成によれば、まず、搬送方向(副走査方法)に沿った筋状の画像があるか否かが判定される。そして、当該筋状の画像が原稿の画像であるか異常画像であるかが判定される。このため、原稿の画像と異常画像とがより確実に弁別され得る。
このような構成の画像読取装置及び画像読取方法では、原稿の画像であると判定すべき筋状の画像を筋状の異常画像と判定してしまう誤判定が低減され得る。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
図1及び図2は、実施形態における画像読取装置の機械的及び光学的構成を主として示す概略断面図である。図2は、図1の一部拡大図に該当する。図3は、実施形態における画像読取装置の電気的構成を主として示すブロック図である。
この画像読取装置SCは、透明板の一例であるコンタクトガラス27の一方主面上を副走査方向に移動するように搬送される原稿Sの画像を、光源の一例である露光ランプ26の反射光によりコンタクトガラス27の他方主面側から読み取る画像読取機能、即ちスキャナ機能のみならず、プリンタ機能を含むディジタル複写機として具体化されている。画像読取装置SCは、給紙部(ドキュメントフィーダ)1、スキャナ部2及び制御部3を備える。
給紙部1は、原稿を読み取る位置である原稿読取位置Pに原稿Sを搬送するものである。給紙部1は、スキャナ部2の上面に開閉自在に取り付けられており、例えば、図1及び図2に示すように、基準板10、原稿排紙テーブル11、原稿給紙テーブル12、給紙ローラ13、レジストスイッチ14、一対のレジストローラ15、タイミングスイッチ16、分離コロ17、一対の排紙ローラ18及び原稿押さえ部材19を備える。スキャナ部2は、原稿読取位置Pに搬送された原稿Sの画像を読み取るものである。スキャナ部2は、例えば、図1及び図2に示すように、第1ミラー21、第2ミラー22、第3ミラー23、レンズ系24、CCD撮像素子25、露光ランプ26及びコンタクトガラス27を備える。制御部3は、画像読取装置SCの内部(ディジタル複写機の内部)に設けられ、給紙部1及びスキャナ部2を当該機能に応じてそれぞれ制御するものである。制御部3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、CPUによって実行される種々のプログラムやその実行に必要なデータ等を予め記憶するROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、CPUのいわゆるワーキングメモリとなるRAM(Random Access Memory)及びその周辺回路等を備えたマイクロコンピュータによって構成される。
制御部3の制御に従って、一対に置かれた給紙ローラ13と分離コロ17とにより、原稿給紙テーブル12に載置された複数の原稿Sから順に一枚の原稿Sが分離され、一対のレジストローラ15により、原稿押さえ部材19の基準板10とコンタクトガラス27との間に設定された原稿読取位置Pに搬送される。レジストスイッチ14及びレジストローラ15は、原稿Sが原稿読取位置Pに搬送される前に、原稿Sの斜め送りを規制して原稿先端を整える役目を果たす。基準板10は、主走査方向(図1及び図2において紙面に直交する方向)に延在するように、原稿押さえ部材19のコンタクトガラス27に対向する面に取り付けられた帯板状のものであり、少なくともコンタクトガラス27に対向する表面が例えば白一色となっている。タイミングスイッチ16は、原稿搬送中の画像先端タイミングを決定するものであり、当該タイミングスイッチ16から得られた信号は、制御部3に通知される。
原稿Sが原稿読取位置Pを移動する間に、スキャナ部2に設けられる光学系によって、原稿Sのコンタクトガラス27に面する側の画像が読み取られる。即ち、まず、制御部3の制御に従って露光ランプ26が発光し、この露光ランプ26の光が、コンタクトガラス27を透過することにより原稿読取位置Pに照射される。その結果、原稿読取位置Pにおける原稿Sの反射光がコンタクトガラス27を通して第1ミラー21に入射する。当該入射光は、第2ミラー22、第3ミラー23及びレンズ系24を通過した後、CCD撮像素子25へ入射する。CCD撮像素子25は、制御部3の制御に従って動作し、入射光を電気信号へ変換する。CCD撮像素子25は、主走査方向に配列しており、主走査方向の1ライン分の画像データを同時に取得する。なお、CCD撮像素子25は、複数ライン分の画像データを同時に取得可能なように、複数列が配置されていても良い。CCD撮像素子25によって取得された画像データは、図略の処理回路によって増幅及びディジタル信号化された後に、さらにシェーディング補正、ガンマ補正、色収差補正、MTF(Modulation Transfer Function)補正及びスキャナ色補正等の様々な画像処理が制御部3によって施される。そして、画像処理された画像データは、制御部3のメモリにおける所定のメモリ領域に記憶される。
原稿読取位置Pを通過した原稿Sは、制御部3の制御に従って一対の排紙ローラ18により原稿排紙テーブル11に排出される。CCD撮像素子25が原稿読取位置Pにおける原稿Sの画像を読み取る間に、原稿Sは、副走査方向(図1及び図2において水平方向)に移動するので、1枚の原稿Sが原稿排紙テーブル11に収納された際には、当該1枚の原稿Sの主走査方向及び副走査方向に沿った全画像の読み取りが完了する。
ここで、スキャナ部2は、給紙部1を当該スキャナ部2の上方に開いて、給紙部1を用いることなく、原稿Sが一枚ずつコンタクトガラス27の上面に載置されることによって、原稿Sの画像を読み取ることも可能なように構成されている。この目的のために、光学系の一部は、移動枠28に取り付けられて、コンタクトガラス27の主面に沿って移動可能に構成されている。即ち、露光ランプ26、第1ミラー21、第2ミラー22及び第3ミラー23は、移動枠28に取り付けられており、移動枠28が移動するのに伴って移動する。これに対して、レンズ系24及びCCD撮像素子25は、移動枠28には取り付けられずに、移動枠28を除くスキャナ部2の部分に固定されている。移動枠28の移動に伴い、第2ミラー22及び第3ミラー23は、露光ランプ26及び第1ミラー21の移動距離の半分のみ移動する。それにより、第1ミラー21からレンズ系24へ至る露光ランプ26の反射光の光路の長さが、移動枠28の位置に依存せずに一定に保持される。露光ランプ26及び第1ミラー21が移動するのに伴って、原稿読取位置が副走査方向に沿って移動する。それにより、CCD撮像素子25は、コンタクトガラス27の上面に静止して載置された原稿Sの画像を、主走査方向及び副走査方向に沿って読み取ることが可能となっている。
図2に示すように、原稿Sが給紙部1により搬送されつつ、その画像がコンタクトガラス27を介して読み取られる場合においても、移動枠28が移動可能であって、それによりコンタクトガラス27における原稿読取位置Pが、コンタクトガラス27の上面に沿って変更可能となっている。かかる構成は、スキャナ部2が、コンタクトガラス27の上面に載置された原稿Sの画像をも読み取り可能なように移動枠28を有する構成を、そのまま転用することにより容易に実現し得る。
このような画像読み取り動作を行うために、電気的な構成として、例えば、図3に示すように、スキャナ部2は、制御部3の制御に従って、図略のモータを駆動することにより移動枠28を移動する回路である移動枠駆動部29をさらに備え、制御部3は、機能的に、読取制御部31、異常判定部32、読取位置設定部33、画像データ記憶部34、設定データ記憶部35及び原稿読取位置移動回数記憶部36を備えている。
読取制御部31は、原稿Sの画像を読み取るべく、上述のように給紙部1及びスキャナ部2を制御する。異常判定部32は、原稿Sの予め設定された領域の画像中における最高濃度と、原稿Sがコンタクトガラス27の一方主面上に無い状態で基準板10を読み取った画像中における最高濃度とに基づいて、原稿Sを読み取った画像の中に異常があるか否かを判定する。読取位置設定部33は、異常判定部32が異常有りと判定した場合に、移動枠駆動部29を制御することによって、基準板10を読み取り得る範囲内で原稿読取位置Pを副走査方向に沿って変更し、原稿読取位置Pを新たな位置に設定する。画像データ記憶部34は、読取制御部31によって原稿Sから読み取った画像データを記憶する。設定データ記憶部35は、原稿読取位置Pを各位置へ移動するための設定データを記憶する。設定データは、例えば、本実施形態では、原稿読取位置Pの各位置への移動距離及び各位置における原稿Sの読み取りを開始するタイミング(原稿読み取り開始タイミング)である。そして、原稿読取位置移動回数記憶部36は、現在の原稿読取位置Pにおける初期位置からの移動回数を表す原稿読取位置移動回数Nの値を記憶する。
次に、画像読取装置SCの異常判定動作について説明する。
図4及び図5は、実施形態の画像読取装置における異常判定動作を示すフローチャートである。図6は、原稿の読み取り領域を説明するための図である。
図4及び図5において、画像読取装置SCにおける異常判定に当たって、まず、制御部3の読取制御部31は、用紙サイズに応じた初期設定を行う(S31)。後述するように、異常判定は、図6に示すように、原稿Sの搬送方向における先端部であって主走査方向に延在した副走査方向に予め設定された所定幅を有する領域(以下、「ラインA」と呼称する。)を読み込んだ画像データ(以下、「ラインAの画像データ」と呼称する。)、及び、原稿Sの搬送方向における後端部であって主走査方向に延在した副走査方向に予め設定された所定幅を有する領域(以下、「ラインB」と呼称する。)を読み込んだ画像データ(以下、「ラインBの画像データ」と呼称する。)を用いて行われる。このため、この初期設定では、より具体的には、用紙サイズに応じてこれらラインA及びラインBの各位置が設定される。なお、1ラインは、通常、副走査方向における約2mmに相当する距離を有し、異常判定を行うに当たって1又は複数のライン数がラインA及びラインBの所定幅として適宜に設定される。
次に、読取制御部31は、上述したように、給紙部1及びスキャナ部2をそれぞれ連携動作させることによって原稿Sの画像を読み込み、画像データを画像データ記憶部34における所定の記憶領域に1ラインずつ記憶する(S32)。そして、読取制御部31は、原稿Sの画像の読み込みが終了した旨を異常判定部32に通知する。
次に、制御部3の異常判定部32は、画像データ記憶部34に記憶されているラインAの画像データから、ラインAの画像における主走査方向全域で濃度が最高である最高濃度を判定して該最高濃度及び該最高濃度の位置(最高濃度位置)を取得すると共に、画像データ記憶部34に記憶されているラインBの画像データから、ラインBの画像における主走査方向全域で濃度が最高である最高濃度を判定して該最高濃度及び該最高濃度位置を取得する(S33)。なお、この最高濃度の位置は、CCD撮像素子25では、主走査方向の画素位置であり、また、画像データ記憶部34では、メモリのアドレスである。
次に、異常判定部32は、処理S33で取得したラインAの最高濃度が第1所定濃度D1以上であると共に、処理S33で取得したラインBの最高濃度が第1所定濃度D1以上であるか否か、言い換えれば、処理S33で取得したラインA及びラインBの各ラインにおける各最高濃度が共に第1所定濃度D1以上であるか否かを判断する(S34)。
ラインAの最高濃度やラインBの最高濃度が薄い場合には、例えば罫線等の筋状の画像や異常画像ではないと考えられる。このため、第1所定濃度D1は、仕様等により予め設定された、例えば罫線等の筋状の画像及び異常画像と判定すべき筋の濃度に応じて適宜に設定される。第1所定値D1は、比較的小さな値に設定され、白を0とし、黒を255とした256階調の場合において、例えば、32等に設定される。
この処理S34における判断の結果、少なくとも一方のライン(両方又は何れか一方のライン)における最高濃度が第1所定濃度D1以上ではない場合(No)では、異常判定部32は、筋状の異常画像が検出されなかったと判定され、本異常判定動作を終了する。一方、この処理S34における判断の結果、両方のラインにおける各最高濃度が第1所定濃度D1以上である場合(Yes)では、異常判定部32は、次の処理S35を実行する。
処理S35において、異常判定部32は、以前の異常判定動作(処理S31乃至S41の動作)の結果、最新に、筋状の異常画像と判定された位置と、ラインAの最高濃度位置との差の絶対値が第1所定幅W1以下であるか否かを判断する。言い換えれば、異常判定部32は、以前の異常判定動作(処理S31乃至S41の動作)の結果、最新に、筋状の異常画像と判定された位置とラインAの最高濃度位置とが第1所定幅W1以下の範囲で一致するか否かを判断する。この第1所定幅W1は、仕様等により予め設定された、異常画像と判定すべき筋の幅に応じて適宜に設定され、例えば、0x10=16ピクセル等に設定される。なお、1ピクセル(1画素)は、通常、約43.3μmである。ここで、処理S35において、上述では、最新に筋状の異常画像と判定された位置は、ラインAの最高濃度位置と比較されたが、ラインBの最高濃度位置と比較しても良い。
この処理S35における判断の結果、この差の絶対値が第1所定幅W1以下ではない場合(No)には、異常判定部32は、処理S36をスキップし、制御部3の読取制御部31は、処理S37を実行する。一方、処理S35における判断の結果、この差の絶対値が第1所定幅W1以下である場合(Yes)には、異常判定部32は、処理S36を実行してその判断の結果により、制御部3の読取制御部31は、処理S37を実行する。
ここで、この処理S35における判断の結果、この差の絶対値が第1所定幅W1以下ではない場合は、コンタクトガラス27にキズがある場合やコンタクトガラス27の上に異物等が付着している場合等であると判定され、処理S36がスキップされる。
処理S36において、異常判定部32は、ラインAの最高濃度位置とラインBの最高濃度位置との差の絶対値が第2所定幅W2以下であるか否かを判断する。この第2所定幅W2は、仕様等により予め設定された、例えば罫線等の筋状の画像と判定すべき筋の幅に応じて適宜に設定され、例えば、0x10=16ピクセル等に設定される。
この差の絶対値が第2所定幅W2以下ではない場合では、判定対象の画像は、副走査方向に沿った筋状の画像ではなく、スポット的な画像であると考えられる。一方、この差の絶対値が第2所定幅W2以下の場合では、判定対象の画像は、例えば罫線等の筋状の画像或いは例えば黒筋等の異常画像であると考えられる。
このため、処理S36における判断の結果、この差の絶対値が第2所定幅W2以下ではない場合(No)では、異常判定部32は、筋状の異常画像が検出されなかったと判定され、本異常判定動作を終了する。一方、この判断の結果、この差の絶対値が第2所定幅W2以下である場合(Yes)では、判定対象の画像が異常画像であるか否かをさらに判定するため、異常判定部32は、制御部3の読取制御部31に次の処理S37を実行させるべく、その旨を読取制御部31へ通知する。
なお、上述では、判定時間を短くする観点から、ラインA及びラインBの2個のラインを用いたが、3個以上或いは搬送方向における全てのラインを用いても良い。
処理S37において、読取制御部31は、コンタクトガラス27と基準板10との間に原稿Sが無い状態で、1又は複数のラインを読み込み、得られた画像データを画像データ記憶部34における所定の記憶領域に記憶する。そして、読取制御部31は、原稿Sの無い状態での画像の読み込みが終了した旨を異常判定部32に通知する。ここで、この場合に読み込むライン数は、異常画像の判定に当たって最低限必要なライン数が適宜に設定されるが、多数のラインを読み込むと、それに応じた記憶容量が画像データ記憶部34に必要となるので、少ない方がより好ましい。この場合に読み込むライン数は、例えば、ラインAのライン数と同一のライン数である。
次に、異常判定部32は、画像データ記憶部34に記憶されている原稿Sの無い状態で読み込んだラインの画像データから、当該ラインの画像における主走査方向全域で濃度が最高である最高濃度を判定して該最高濃度及び該最高濃度の位置を取得する(S38)。
次に、異常判定部32は、処理S38で取得した原稿Sの無い状態で読み込んだラインの最高濃度が第2所定濃度D2以上であるか否かを判断する(S39)。
図7は、基準板を読み取った際に、異常が含まれる場合のCCD撮像素子の出力を示す図である。図7の横軸は、主走査方向Xを示し、その縦軸は、CCD撮像素子25の出力Yを示す。なお、CCD撮像素子25は、基準板10の反射光を受光して光電変換しているので、CCD撮像素子25の出力Yが大きいほど画素値(画素の濃度)は、小さく、一方、CCD撮像素子25の出力Yが小さいほど画素値(画素の濃度)は、大きい。
原稿Sを読み取った画像に副走査方向に沿った筋状の異常画像が現れる原因となるような、或る大きさを超えた異物がコンタクトガラス27上に付着等している場合には、図7に示すように、CCD撮像素子25の出力Yにおける主走査方向Xに沿った分布に深い溝Gが現れる。このため、この第2所定濃度D2は、仕様等により予め設定された、例えば黒筋等の異常画像と判定すべき筋の濃度に応じて適宜に設定される。第2所定値D2は、比較的大きな値に設定され、白を0とし、黒を255とした256階調の場合において、例えば、128等に設定される。図7には、この第2所定濃度D2に対応するCCD撮像素子25の出力値Ythが示されている。
処理S39における判断の結果、当該ラインにおける最高濃度が第2所定濃度以上ではない場合(No)では、異常判定部32は、筋状の異常画像が検出されなかったと判定され、本異常判定動作を終了する。一方、この判断の結果、当該ラインにおける最高濃度が第2所定濃度D2以上である場合(Yes)では、異常判定部32は、次の処理S40を実行する。
処理S40において、異常判定部32は、ラインAの最高濃度位置と、原稿Sの無い状態で読み込んだラインの最高濃度位置との差の絶対値が第3所定幅W3以下であるか否かを判断する。この第3所定幅W3は、仕様等により予め設定された副走査方向に沿った筋状の異常画像と判定すべき筋の幅に応じて適宜に設定され、例えば、160ピクセル等に設定される。
なお、上述では、ラインAの最高濃度位置と原稿Sの無い状態で読み込んだラインの最高濃度位置との差の絶対値が用いられたが、ラインBの最高濃度位置と原稿Sの無い状態で読み込んだラインの最高濃度位置との差の絶対値が用いられてもよい。
この判断の結果、この差の絶対値が第3所定幅W3以下ではない場合(No)では、異常判定部32は、筋状の異常画像が検出されなかったと判定され、本異常判定動作を終了する。一方、この判断の結果、この差の絶対値が第3所定幅W3以下である場合(Yes)では、異常判定部32は、さらに筋状の画像が原稿Sの画像であるか異常画像であるかを判定すべく、次の処理S41を実行する。
処理S41において、異常判定部32は、ラインAの最高濃度と、原稿Sの無い状態で読み込んだラインの最高濃度との差の絶対値が第3所定濃度D3以下であるか否かを判断する。この第3所定濃度D3は、仕様等により予め設定された、例えば罫線等の副走査方向に沿った筋状の画像と判定すべき筋の濃度に応じて適宜に設定される。コンタクトガラス27の上に付着した紙粉等に起因する濃度は、当該紙の種類に応じた濃度となり、例えば上質紙では比較的薄くなる。このため、通常、原稿Sにおける例えば罫線等の筋状の画像における濃度は、コンタクトガラス27の上に付着した紙粉等に起因する濃度よりも濃いので、この第3所定濃度D3は、比較的大きな値に設定され、白を0とし、黒を255とした256階調の場合において、例えば、128等に設定される。
この判断の結果、この差の絶対値が第3所定濃度D3以下ではない場合(No)では、筋状の画像は、例えば罫線等の原稿Sの画像であると判定され、異常判定部32は、筋状の異常画像が検出されなかったと判定し、本異常判定動作を終了する。一方、この判断の結果、この差の絶対値が第3所定濃度D3以下である場合(Yes)では、異常判定部32は、筋状の異常画像が検出されたと判定し、原稿読取位置Pを変更すべくその旨を読取位置設定部33へ通知し、本異常判定動作を終了する。
このように動作することによって、本実施形態に係る画像読取装置SCでは、原稿Sに例えば罫線等の搬送方向に沿った筋状の画像がある場合、原稿Sの画像であると判定すべき該筋状の画像を筋状の異常画像と判定してしまう誤判定が低減され得、原稿Sの画像と異常画像とがより確実に弁別され得る。
なお、請求項の第1乃至第5所定値は、本実施形態では、その一例として、それぞれ、第1所定濃度D1、第2所定幅W2、第2所定濃度D2、第3所定幅W3及び第3所定濃度D3が相当している。
次に、異常検知有りとされた場合に、原稿読取位置Pを変更する原稿読取位置移動動作について説明する。
図8は、実施形態の画像読取装置における原稿読取位置移動動作を示すフローチャートである。
図8において、制御部3の異常判定部32が異常画像を検出すると、画像読取装置SCにおける原稿読取位置Pの移動に当たって、まず、制御部3の読取位置設定部33は、現在の原稿読取位置移動回数Nが原稿読取位置Pの移動可能な個数である原稿読取位置個数よりも小さいか否かを判断する(S61)。なお、原稿読取位置移動回数Nは、画像読取装置SCの起動時に原稿読取位置移動回数記憶部36から読み込まれる。
例えば、図2に示すように、原稿読取位置Pは、副走査方向に沿った4箇所の間で変更可能であるとする。以下の説明では、図2において入射光に付された符号A0〜A3によって、対応する4つの原稿読取位置Pをも同時に表現するものとする。図2では、各位置A0〜A3に対応する第1ミラー21の各位置が二点鎖線の仮想線で示されている。位置A0〜A3の間の互いの間隔は、例えば、約0.6mmの寸法の異物による影響を排することを想定して、約0.7mmに設定される。これに応じて原稿読み取り開始タイミングが約37m秒ずれる。なお、原稿読取位置Pの個数は、図2に示す例では4個としたが4個よりも少なくても多くてもよく、仕様によって予め設定された任意の個数である。
処理S61における判断の結果、現在の原稿読取位置移動回数Nが原稿読取位置個数よりも小さい場合(Yes)には、読取位置設定部33は、原稿読取位置移動回数Nを1だけインクリメントする(S62)。即ち、原稿読取位置移動回数Nが原稿読取位置移動回数N+1とされる(原稿読取位置移動回数N←原稿読取位置移動回数N+1)。なお、原稿読取位置移動回数Nの初期値は、本実施形態では1である。
そして、読取位置設定部33は、原稿読取位置Pを次の位置へ移動し(S63)、処理S66を実行する。より具体的には、読取位置設定部33は、原稿読取位置移動回数Nに対応する原稿読取位置Pの設定データを設定データ記憶部35から読み込み、この読み込んだ設定データを移動枠駆動部29に出力する。
移動枠駆動部29は、原稿読取位置Pの設定データが入力されると、原稿読取位置Pがこの設定データに対応する位置となるように、移動枠28を動かす。これによって原稿読取位置Pが次の位置へ移動される。
例えば、原稿読取位置移動回数N=1、2、3、4がそれぞれ原稿読取位置P=A0、A1、A2、A3に対応する場合において、現在の原稿読取位置移動回数Nが2である場合に、異常判定部32によって異常画像が検出されると、原稿読取位置移動回数N=2+1=3とされ、移動枠駆動部29による移動枠28の移動によって、原稿読取位置Pが位置A1から位置A2へ移動される。
一方、処理S61における判断の結果、現在の原稿読取位置移動回数Nが原稿読取位置個数よりも小さくない場合(No)には、読取位置設定部33は、原稿読取位置移動回数Nを初期値にクリアする(S64)。即ち、原稿読取位置移動回数Nが初期値の1とされる(原稿読取位置移動回数N←1)。
そして、読取位置設定部33は、原稿読取位置Pを初期位置A0へ移動し(S65)、処理S66を実行する。より具体的には、読取位置設定部33は、原稿読取位置移動回数Nに対応する原稿読取位置Pの設定データを設定データ記憶部35から取り出し、この取り出した原稿読取位置Pの設定データをスキャナ部2の移動枠駆動部29へ出力する。
移動枠駆動部29は、原稿読取位置Pの設定データが入力されると、原稿読取位置Pがこの設定データに対応する位置となるように、移動枠28を動かす。これによって原稿読取位置Pが次の位置Pへ移動される。
即ち、原稿読取位置移動回数N=1、2、3、4がそれぞれ原稿読取位置P=A0、A1、A2、A3に対応する場合において、現在の原稿読取位置移動回数Nが4である場合に、異常判定部32によって異常画像が検出されると、原稿読取位置移動回数N=1とされ、移動枠駆動部29による移動枠28の移動によって、原稿読取位置Pが位置A3から位置A0へ移動される。
そして、処理S66において、読取位置設定部33は、現在の原稿読取位置移動回数Nを原稿読取位置移動回数記憶部36に記憶する。これによって現在の原稿読取位置移動回数Nがバックアップされる。このため、画像読取装置SCの電源が落とされ、次に電源が投入された場合に、電源を落とす前の原稿読取位置移動回数Nが保持される。
このように動作することによって、異常判定部32によって異常画像が検出されると、原稿読取位置Pが初期位置A0から最終位置A3まで順次に移動される。そして、原稿読取位置Pが最終位置A3にある場合に、異常判定部32によって異常画像が検出されると、原稿読取位置Pが初期位置A0へ戻される。このように異常判定部32によって異常画像が検出されるたびに、原稿読取位置Pが初期位置A0から最終位置A3まで順次にサイクリック(循環的)に移動されるので、仮に、コンタクトガラス27に異物の付着やキズの発生等があったとしても、異常画像の発生が効果的に抑制され得る。
なお、上述の実施形態において、画像読取装置SCは、処理S65における原稿読取位置Pを初期位置A0へ移動する際に、図略の表示部への表示や警告音の発生等のガイダンス手段によって、使用者にコンタクトガラス27の清掃を促すガイダンスを発するように構成されてもよい。本実施形態の画像読取装置SCでは、原稿Sの画像であると判定すべき筋状の画像を筋状の異常画像と判定してしまう誤判定が低減され得るので、誤判定による無用な上記ガイダンスの発生が抑制され得る。
そして、上述の実施形態では、原稿読取位置Pの各位置A0〜A3に対応する設定データは、予め計算され設定データ記憶部35に記憶されたが、原稿読取位置Pを移動する際に、所定の計算式によって移動距離や原稿読み取り開始タイミングが演算されてもよい。或いは、任意の位置がランダム(無作為)に選択されてもよい。
また、上述の実施形態において、制御部3が実行する前記プログラムは、ROM或いはCD−ROM等の記録媒体を通じて供給することも、ネットワーク等の伝送媒体を通じて供給することも可能である。伝送媒体は、有線の伝送媒体に限らず無線の伝送媒体であってもよい。また、伝送媒体には、通信線路のみでなく、通信線路を中継する中継装置、例えばルータ等をも含む。
プログラムがROMを通じて供給される場合には、当該プログラムが記録されたROMを制御部3に搭載することによって、制御部3による実行に供することができる。プログラムがCD−ROMを通じて供給される場合には、CD−ROM読取装置を接続し、当該プログラムを例えばHDDへ一旦格納しておくことによって、制御部3による実行に供することができる。また、プログラムが伝送媒体を通じて供給される場合には、ネットワークを介して受信したプログラムを例えばHDDへ一旦格納しておくことによって、制御部3による実行に供することができる。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更及び/又は改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。従って、当業者が実施する変更形態又は改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態又は当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
SC 画像読取装置
P 原稿読取位置
1 給紙部
2 スキャナ部
3 制御部
10 基準板
11 原稿排紙テーブル
12 原稿給紙テーブル
13 給紙ローラ
14 レジストスイッチ
15 レジストローラ
16 タイミングスイッチ
17 分離コロ
18 排紙ローラ
19 原稿押さえ部材
21、22、23 ミラー
24 レンズ系
25 CCD撮像素子
26 露光ランプ
27 コンタクトガラス
28 移動枠
29 移動枠駆動部
31 読取制御部
32 異常判定部
P 原稿読取位置
1 給紙部
2 スキャナ部
3 制御部
10 基準板
11 原稿排紙テーブル
12 原稿給紙テーブル
13 給紙ローラ
14 レジストスイッチ
15 レジストローラ
16 タイミングスイッチ
17 分離コロ
18 排紙ローラ
19 原稿押さえ部材
21、22、23 ミラー
24 レンズ系
25 CCD撮像素子
26 露光ランプ
27 コンタクトガラス
28 移動枠
29 移動枠駆動部
31 読取制御部
32 異常判定部
Claims (4)
- 透明板の一方主面上を副走査方向に移動するように搬送される原稿の画像を、光源の反射光により前記透明板の他方主面側から読み取る画像読取装置において、
前記透明板の一方主面に対向して配置され、主走査方向に延在する基準板と、
前記原稿の予め設定された領域の画像中における最高濃度と、前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で前記基準板を読み取った画像中における最高濃度とに基づいて、前記原稿を読み取った画像に異常があるか否かを判定する異常判定部と、
前記異常判定部が異常有りと判定した場合に、前記基準板を読み取り得る範囲内で原稿の読取位置を前記副走査方向に沿って変更する読取位置設定部とを備えること
を特徴とする画像読取装置。 - 前記原稿の予め設定された領域の画像は、前記原稿の搬送方向における先端部であって主走査方向に延在した副走査方向に予め設定された幅を有する領域の第1画像と、前記原稿の搬送方向における後端部であって主走査方向に延在した副走査方向に予め設定された幅を有する領域の第2画像とであり、
前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で前記基準板を読み取った画像は、前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で前記基準板を前記幅で読み取った第3画像であること
を特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記異常判定部は、前記第1及び第2画像中における各最高濃度が第1所定値以上であるか否かを判定し、前記第1画像中における最高濃度の位置と前記第2画像中における最高濃度の位置との差の絶対値が予め設定された第2所定値以下であるか否かを判定し、前記第3画像中における最高濃度が第3所定値以上であるか否かを判定し、前記第1又は第2画像中における最高濃度の位置と前記第3画像中における最高濃度の位置との差の絶対値が予め設定された第4所定値以下であるか否かを判定し、前記第1又は第2画像中における最高濃度と前記第3画像中における最高濃度との差の絶対値が予め設定された第5所定値以下であるか否かを判定することによって、前記原稿を読み取った画像に異常があるか否かを判定すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。 - 透明板の一方主面上を副走査方向に移動するように搬送される原稿の画像を、光源の反射光により前記透明板の他方主面側から読み取る画像読取方法において、
前記原稿の予め設定された領域の画像中における最高濃度を取得するステップと、
前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で、前記透明板の一方主面に対向して配置され主走査方向に延在する基準板を読み取った画像中における最高濃度を取得するステップと、
前記原稿の予め設定された領域の画像中における最高濃度と、前記原稿が前記透明板の一方主面上に無い状態で前記基準板を読み取った画像中における最高濃度とに基づいて、前記原稿を読み取った画像に異常があるか否かを判定するステップと、
異常有りと判定された場合に、前記基準板を読み取り得る範囲内で原稿の読取位置を前記副走査方向に沿って変更するステップとを備えること
を特徴とする画像読取方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006198980A JP2008028698A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | 画像読取装置及び該方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006198980A JP2008028698A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | 画像読取装置及び該方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008028698A true JP2008028698A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39118893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006198980A Pending JP2008028698A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | 画像読取装置及び該方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008028698A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009267553A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Kyocera Mita Corp | 画像読取装置 |
| US11258920B2 (en) | 2019-11-19 | 2022-02-22 | Ricoh Company, Ltd. | Image diagnostic device, failure diagnostic apparatus, and diagnostic method |
-
2006
- 2006-07-21 JP JP2006198980A patent/JP2008028698A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009267553A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Kyocera Mita Corp | 画像読取装置 |
| US11258920B2 (en) | 2019-11-19 | 2022-02-22 | Ricoh Company, Ltd. | Image diagnostic device, failure diagnostic apparatus, and diagnostic method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7630102B2 (en) | Image reading device and method | |
| JP5014224B2 (ja) | 画像読取装置および画像処理方法 | |
| JP2005045423A (ja) | 画像処理装置 | |
| US20090009828A1 (en) | Original reading device and image forming apparatus | |
| US8947749B2 (en) | Image reading apparatus, control method of image reading apparatus, and storage medium | |
| JP2007104124A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2008028699A (ja) | 画像読取装置及び該方法 | |
| JP6645294B2 (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2008028698A (ja) | 画像読取装置及び該方法 | |
| JP5883805B2 (ja) | 画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法 | |
| JP3569059B2 (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2004222180A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP6720035B2 (ja) | 読取装置、及びこれを有する画像形成装置、画像形成システム、読取方法 | |
| JP2004297691A (ja) | 画像読取り装置および画像処理装置 | |
| JP7556256B2 (ja) | 読取装置、画像形成装置および方法 | |
| JP4313246B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
| JP2011023920A (ja) | 画像読取装置および画像形成装置 | |
| JP2007166207A (ja) | 原稿読取装置 | |
| JP2022040985A (ja) | 画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム | |
| JP2022040986A (ja) | 画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム | |
| JP2018125766A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2024031558A (ja) | 画像読取装置およびその制御方法、プログラム、記憶媒体 | |
| JP2005094482A (ja) | デジタル画像読取装置 | |
| JP2022040987A (ja) | 画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム | |
| JP2004104587A (ja) | 画像処理システム及び制御プログラム |