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JP2008025775A - 折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置 Download PDF

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JP2008025775A
JP2008025775A JP2006201075A JP2006201075A JP2008025775A JP 2008025775 A JP2008025775 A JP 2008025775A JP 2006201075 A JP2006201075 A JP 2006201075A JP 2006201075 A JP2006201075 A JP 2006201075A JP 2008025775 A JP2008025775 A JP 2008025775A
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bending
longitudinal direction
wall forming
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Shoichiro Komiya
庄一郎 小宮
Takayuki Matsuda
孝之 松田
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Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

【課題】ケーブル収納空間内に収納するケーブル類が長尺体であっても金型サイズを変更せずに押し出し成形加工により簡便に製造でき、その組み立て製造負担を軽減でき、直線移動時と屈曲移動時にケーブル収納空間の形態安定性を十分に確保して円滑な直線移動と屈曲移動を達成できる折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置を提供すること。
【解決手段】合成樹脂フィルム製テープ100が、テープ長手方向に沿って押し出し成形加工により延在する複数の折り曲げ用V溝110を介して折り曲げ組み立てられて囲繞された矩形断面状のケーブル収納空間R内にケーブル類Cをテープ長手方向に沿って収納して直線移動と屈曲移動とを繰り返すように構成されている折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブル類保護案内装置に係り、更に詳しくは、例えば、半導体製造装置、創薬試験装置、車両用ドア開閉装置、車両用スライドシート、車両用電動サンルーフなどの可動部材に電力や圧縮空気のエネルギーを供給するケーブルやホース等の比較的軽量且つ小径のケーブル類を収容すると共に、可動部材の移動中においてもケーブル類を安全にかつ確実に案内保護するのに好適なケーブル類保護案内装置に関するものである。
従来のケーブル類保護案内装置として、離間対向する同一形状の一対のリンクプレートの上縁部間及び下縁部間に、結合部材として用いられたフラップ及び底板により各々連結されているケーブル・ホースの保護案内チェーン(例えば、特許文献1参照)が知られている。
また、合成物質から大体において平らな扁平な構造に一片で射出成形又は注型され、かつ曲げ可能なブリッジによって互いに結合されたセグメントから構成されている折畳み可能な保護要素(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開平10−47441号公報(図9) 特表2001−514725号公報(図1−図3)
ところが、特許文献1に記載された保護案内チェーンでは、リンクプレートとその結合部材であるフラップ及び底板をケーブル長手方向に確実に多数連結しなければならず、複雑化した組み付け構造が厄介であり、しかも、その多大な製造負担を回避することもできないという問題もあった。
また、特許文献2に記載された折畳み可能な保護要素では、一片で射出成形又は注型されるため、幅の大きなサイズや長尺のものを製造しようとすると、金型サイズの物理的な制限や金型の温度制御などの製造条件や金型コストの制限もあり、長尺体のものが簡便に製造できないという金型上の厄介な問題があり、また、結合するためのセグメントを1個ずつ組み付けなければならないという組み立て製造上の厄介な問題があった。
そこで、本発明は、上述したような課題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、ケーブル収納空間内に収納しようとするケーブル類が長尺体であっても金型サイズを変更せずに押し出し成形加工により簡便に製造できるとともにその組み立て製造負担を軽減でき、しかも、直線移動時と屈曲移動時のいずれにおいてもケーブル収納空間の形態安定性を十分に確保して円滑な直線移動と屈曲移動を達成できる折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置を提供することである。
まず、本請求項1に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、合成樹脂フィルム製テープが、テープ長手方向に沿って押し出し成形加工により延在する複数の折り曲げ用V溝を介して折り曲げ組み立てられて囲繞された矩形断面状のケーブル収納空間内にケーブル類をテープ長手方向に沿って収納して直線移動と屈曲移動とを繰り返すように構成されていることによって、上記目的を達成するものである。
そして、本請求項2に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記合成樹脂フィルム製テープが、直線移動時にテープ長手方向で隣接係合するとともに屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する外周壁形成部分と、該外周壁形成部分の両側に折り曲げ用V溝を介して隣接配置されて直線移動時にテープ長手方向で隣接係合するとともに屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する左右一対の側壁形成部分と、該左右一対の側壁形成部分に折り曲げ用V溝を介してそれぞれ隣接配置されて折り曲げ組み立て時にテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合するとともに外周壁形成部分にケーブル収納空間を介して対向配置される左右一対の内周壁形成部分とを有していることによって、上記目的をさらに達成するものである。
本請求項3に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項2記載の構成に加えて、前記合成樹脂フィルム製テープの外周壁形成部分と左右一対の側壁形成部分とを屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する分割スリットが、前記折り曲げ用V溝を前記所定ピッチで横切るとともに左右一対の内周壁形成部分を残して分割するようにパンチング加工により配置されていることによって、上記目的をさらに達成するものである。
本請求項4に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項3記載の構成に加えて、前記外周壁形成部分の分割スリットを介した前後位置に、直線移動時の横ズレを規制する凹凸係合機構がパンチング加工により設けられていることによって、上記目的をさらに達成するものである。
本請求項5に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項2乃至請求項4のいずれか記載の構成に加えて、前記左右一対の内周壁形成部分のテープ長手方向に沿った所定間隔位置に、折り曲げ組み立て時にテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合させる差し込み突起機構がパンチング加工により設けられていることによって、上記目的をさらに達成するものである。
本請求項6に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項3乃至請求項5のいずれか記載の構成に加えて、前記側壁形成部分と内周壁形成部分とを折り曲げる折り曲げ用V溝と前記分割スリットとの交差位置に、前記ケーブル収納空間内へ貫通する開口窓がパンチング加工により設けられていることによって、上記目的をさらに達成するものである。
本請求項7に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項1乃至請求項6のいずれか記載の構成に加えて、前記合成樹脂フィルム製テープが、ポリプロピレンから成形されていることによって、上記目的をさらに達成するものである。
まず、本請求項1に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置によれば、合成樹脂フィルム製テープが、テープ長手方向に沿って押し出し成形加工により延在する複数の折り曲げ用V溝を介して折り曲げ組み立てられて囲繞された矩形断面状のケーブル収納空間内にケーブル類をテープ長手方向に沿って収納して直線移動と屈曲移動とを繰り返すように構成されていることにより、ケーブル収納空間内に収納しようとするケーブル類が長尺体であっても、合成樹脂フィルム製テープをこの長尺体の長さに応じて連続する一体物として裁断加工すれば、収納しようとするケーブル類に見合う最適長さのケーブル収納空間を簡便に確保できるため、従来の保護案内チェーンのような多数のリンクプレートを収納しようとするケーブル類に見合う長さに連結するための多大な組み立て製造負担を回避できる。
また、本請求項1に係る発明によれば、合成樹脂フィルム製テープがケーブル収納空間内に収納しようとするケーブル類の長さに無関係に連続して押し出し成形加工されるため、従来の折畳み可能な保護要素のようなケーブル収納空間内に収納しようとするケーブル類の長さに応じた射出成形又は注型加工における様々な金型サイズを必要とすることなく、長尺体のものであっても押し出し成形加工の金型サイズを変更せずに簡便に製造できる。
加えて、本請求項1に係る発明によれば、合成樹脂フィルム製テープが折り曲げ用V溝を介して簡便に折り曲げられるため、矩形断面状のケーブル収納空間をテープ長手方向に沿って所定寸法どおりに均一かつ確実に組み立てることができる。
そして、本請求項2に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項1記載の発明が奏する効果に加えて、前記合成樹脂フィルム製テープが、直線移動時にテープ長手方向で隣接係合するとともに屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する外周壁形成部分と、該外周壁形成部分の両側に折り曲げ用V溝を介して隣接配置されて直線移動時にテープ長手方向で隣接係合するとともに屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する左右一対の側壁形成部分と、該左右一対の側壁形成部分に折り曲げ用V溝を介してそれぞれ隣接配置されて折り曲げ組み立て時にテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合するとともに外周壁形成部分にケーブル収納空間を介して対向配置される左右一対の内周壁形成部分とを有していることにより、直線移動時と屈曲移動時のいずれであっても合成樹脂フィルム製テープが折り曲げ用V溝を介して折り曲げ組み立てられた矩形断面状のケーブル収納空間を無理なく維持して形態安定性を確保できるとともに、直線移動と屈曲移動とを長期にわたって円滑に繰り返すことができ、しかも、屈曲移動時に外周壁形成部分と左右一対の側壁形成部分とが屈曲移動半径に応じて分離拡開するため、円滑な屈曲移動を達成できる。
また、本請求項3に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項2記載の発明が奏する効果に加えて、前記合成樹脂フィルム製テープの外周壁形成部分と左右一対の側壁形成部分とを屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する分割スリットが、前記折り曲げ用V溝を前記所定ピッチで横切るとともに左右一対の内周壁形成部分を残して分割するようにパンチング加工により配置されていることにより、パンチング加工のパンチング間隔が適宜選択可能となるため、ケーブル収納空間を形成する屈曲ピッチを簡便に各種変更でき、また、左右一対の内周壁形成部分を残してパンチング加工を施すため、屈曲移動時に左右一対の内周壁形成部分が安定した屈曲軌跡を形成してケーブル類を安定して屈曲移動させることができる。
また、本請求項4に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項3記載の発明が奏する効果に加えて、前記外周壁形成部分の分割スリットを介した前後位置に、直線移動時の横ズレを規制する凹凸係合機構がパンチング加工により設けられていることにより、パンチング加工のパンチング形態が適宜選択可能となるため、凹凸係合機構の凹凸係合形態を簡便に各種変更でき、また、直線移動時に凹凸係合機構が分割スリットを介した前後位置における外周壁形成部分の横ズレを規制して蛇行移動を回避して円滑な直線移動を達成できる。
また、本請求項5に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項2乃至請求項4のいずれか記載の発明が奏する効果に加えて、前記左右一対の内周壁形成部分のテープ長手方向に沿った所定間隔位置に、折り曲げ組み立て時にテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合させる差し込み突起機構がパンチング加工により設けられていることにより、パンチング加工のパンチング形態が適宜選択可能となるため、差し込み突起機構の差し込み突起形態を使い勝手に応じて簡便に各種変更でき、また、左右一対の内周壁形成部分に生じがちな相互離反に起因する矩形断面状のケーブル収納空間の歪みを抑制して直線移動時と屈曲移動時のいずれにおいてもケーブル収納空間の形態安定性を確保できる。
また、本請求項6に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項3乃至請求項5のいずれか記載の発明が奏する効果に加えて、前記側壁形成部分と内周壁形成部分とを折り曲げる折り曲げ用V溝と前記分割スリットとの交差位置に、前記ケーブル収納空間内へ貫通する開口窓がパンチング加工により設けられていることにより、直線移動時と屈曲移動時にケーブル類の内部移動によって生じがちなケーブル収納空間の歪み変形を吸収して優れた保形性を確保でき、軽量化に寄与するばかりでなく、開口窓を介してケーブル収納空間内におけるケーブル類の収容状態などを適宜観察できる。
そして、本請求項7に係る発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、請求項1乃至請求項6のいずれか記載の構成に加えて、前記合成樹脂フィルム製テープが、ポリプロピレンから成形されていることにより、押し出し成形加工やパンチング加工が施し易く、ケーブル収納空間の形態安定性が十分に発揮できる。
本発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、合成樹脂フィルム製テープが、テープ長手方向に沿って押し出し成形加工により延在する複数の折り曲げ用V溝を介して折り曲げ組み立てられて囲繞された矩形断面状のケーブル収納空間内にケーブル類をテープ長手方向に沿って収納して直線移動と屈曲移動とを繰り返すように構成されていることにより、ケーブル収納空間内に収納しようとするケーブル類が長尺体であっても金型サイズを変更せずに押し出し成形加工により簡便に製造するとともにその組み立て製造負担を軽減し、直線移動時と屈曲移動時のいずれにおいてもケーブル収納空間の形態安定性を十分に確保して円滑な直線移動と屈曲移動を達成するものであれば、その具体的な実施の態様は如何なるものであっても何ら構わない。
まず、本発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置の素材については、屈曲動作時に発生しがちな屈曲歪みを耐えてケーブル保持形態の優れた寸法安定性を発揮するとともに成形加工が容易なポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステルなどの合成樹脂であっても差し支えなく、特に、ポリプロピレンを採用した場合には、押し出し成形加工やパンチング加工が施し易く、ケーブル収納空間の形態安定性を十分に発揮できるので、より好ましい。
そして、本発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置において合成樹脂フィルム製テープに延在させた複数の折り曲げ用V溝の具体的な形態については、外周壁形成部分もしくは内周壁形成部分に対して側壁形成部分が直立するように折り曲げられるように90度の角度を持つV溝として形成されるのが好ましく、また、テープ長手方向に沿って延在させる折り曲げ用V溝の相互間隔は、折り曲げられて囲繞されるケーブル収納空間の矩形断面形状に応じて適宜設定するのが好ましい。
そして、本発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置における凹凸係合機構の具体的な形態については、直線移動時に分割スリットを介した前後位置における外周壁形成部分の横ズレを規制して蛇行移動を回避できる形態であれば良く、例えば、三角舌片状凸部とこの三角舌片状凸部に係合するV字状凹部とで構成されるか、台形舌片状凸部とこの台形舌片状凸部に係合する逆台形状凹部とで構成されるか、あるいは、これら以外の凹凸係合部で構成されても良い。
また、本発明の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置における差し込み突起機構の具体的な形態については、折り曲げ組み立て時にテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合できる形態であれば良く、その形状、配置間隔などは適宜選択しても良い。
以下、本発明の第1実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置を図1乃至図4を用いて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置の全体図であり、図2は、図1の直線状態を拡大した斜視図であり、図3は、図1の屈曲状態を拡大した斜視図であり、図4は、図1で用いた合成樹脂フィルム製テープの展開図である。
本実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、例えば、半導体製造装置、創薬試験装置、車両用ドア開閉装置、車両用スライドシート、車両用電動サンルーフなどの可動部と静止部とを接続し、電気信号の伝達や供給を行う電気ケーブルや圧力液体や圧力気体を供給するホースのようなケーブル類Cを保護案内するために使用されるもので、可動部と静止部(図示しない)との間の相対的な遠隔移動状況に応じて直線姿勢、あるいは、屈曲姿勢を呈することができ、図1乃至図3に示すように、合成樹脂フィルム製テープ100が、テープ長手方向に沿って押し出し成形加工により延在する複数の折り曲げ用V溝110を介して折り曲げ組み立てられて囲繞された矩形断面状のケーブル収納空間R内にケーブル類Cをテープ長手方向に沿って収納して直線移動と屈曲移動とを繰り返すように構成されている。
なお、本実施例では、前記合成樹脂フィルム製テープ100の素材として、製造時に押し出し成形加工やパンチング加工が施し易く、ケーブル収納空間の形態安定性を十分に発揮するポリプロピレンを採用している。
すなわち、前述した合成樹脂フィルム製テープ100は、直線移動時にテープ長手方向で隣接係合するとともに屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する外周壁形成部分120と、この外周壁形成部分120の両側に折り曲げ用V溝110を介して隣接配置されて直線移動時にテープ長手方向で隣接係合するとともに屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する左右一対の側壁形成部分130、130と、該左右一対の側壁形成部分130、130に折り曲げ用V溝110を介してそれぞれ隣接配置されて折り曲げ組み立て時にテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合するとともに外周壁形成部分120にケーブル収納空間Rを介して対向配置される左右一対の内周壁形成部分140、140とを備えている。
ここで、前述した折り曲げ用V溝110は、図4の点線で示すように、合成樹脂フィルム製テープ100のケーブル収納空間Rを形成する側、すなわち、図4に示す合成樹脂フィルム製テープ100の裏側に、外周壁形成部分120もしくは内周壁形成部分140に対して側壁形成部分130が直立するように折り曲げられるように90度の角度を持つV溝として形成されている。
また、合成樹脂フィルム製テープ100は、ケーブル収納空間R内に収納しようとするケーブル類Cが長尺体であっても、この長尺体の長さに応じて連続する一体物として裁断加工すれば、足りるようになっている。
さらに、前述した合成樹脂フィルム製テープ100の外周壁形成部分120と左右一対の側壁形成部分130、130とを屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する分割スリット150が、前記折り曲げ用V溝110を所定ピッチで横切るとともに左右一対の内周壁形成部分140、140を残して分割するようにパンチング加工により配置されている。
これにより、合成樹脂フィルム製テープ100は、パンチング加工のパンチング間隔が適宜選択可能となるため、ケーブル収納空間Rを形成する屈曲ピッチを簡便に各種変更できるようになっている。
したがって、合成樹脂フィルム製テープ100は、左右一対の内周壁形成部分140、140を残してパンチング加工が施され、屈曲移動時に左右一対の内周壁形成部分140、140が安定した屈曲軌跡を形成するようになっている。
さらに、前述した外周壁形成部分120の分割スリット150を介した前後位置には、台形舌片状凸部161とこの台形舌片状凸部161に係合する逆台形状凹部162とで構成される凹凸係合機構160がパンチング加工により設けられ、このような凹凸係合機構160が、直線移動時に分割スリット150を介した前後位置における外周壁形成部分120の横ズレを規制して蛇行移動を回避しながら円滑な直線移動を達成するようになっている。
また、前述した左右一対の内周壁形成部分140、140のテープ長手方向に沿った所定間隔位置には、一方の内周壁形成部分140に形成した差し込み突起171とこの差し込み突起171を差し込む他方の内周壁形成部分140に形成した差し込み穴172とで構成される差し込み突起機構170がパンチング加工により設けられ、この差し込み突起機構170が、折り曲げ組み立て時に左右一対の内周壁形成部分140、140をテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合させ、左右一対の内周壁形成部分140、140に生じがちな相互離反に起因する矩形断面状のケーブル収納空間Rの歪みを抑制して直線移動時と屈曲移動時のいずれにおいてもケーブル収納空間Rの形態安定性を確保するようになっている。
前述した側壁形成部分130と内周壁形成部分140とを折り曲げる折り曲げ用V溝110と前記分割スリット150との交差位置には、ケーブル収納空間R内へ貫通する円状の開口窓180がパンチング加工により設けられている。
この円状の開口窓180により、直線移動時と屈曲移動時にケーブル類Cの内部移動によって生じがちなケーブル収納空間Rの歪み変形を吸収して優れた保形性を確保し、軽量化に寄与するばかりでなく、円状の開口窓180を介してケーブル収納空間R内におけるケーブル類Cの収容状態などを適宜観察できるようになっている。
このようにして得られた本実施例の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、ケーブル収納空間R内に収納しようとするケーブル類Cが長尺体であっても、合成樹脂フィルム製テープ100をこの長尺体の長さに応じて連続する一体物として裁断加工すれば、収納しようとするケーブル類Cに見合う最適長さのケーブル収納空間Rを簡便に確保して、従来の保護案内チェーンのような多数のリンクプレートを収納しようとするケーブル類Cに見合う長さに連結するための多大な組み立て製造負担を回避でき、また、合成樹脂フィルム製テープ100が従来の折畳み可能な保護要素のようなケーブル収納空間R内に収納しようとするケーブル類Cの長さに応じた射出成形又は注型加工における様々な金型サイズを必要とすることなく、長尺体のものであっても押し出し成形加工の金型サイズを変更せずに簡便に製造でき、しかも、合成樹脂フィルム製テープ100が折り曲げ用V溝110を介して簡便に折り曲げられるため、矩形断面状のケーブル収納空間Rをテープ長手方向に沿って所定寸法どおりに均一かつ確実に組み立てることができ、また、従来のような開閉アームの無い中空一体型ケーブル類保護案内装置では挿通できないコネクター付きケーブル類Cであっても、本実施例ではコネクター付きケーブル類Cに対して合成樹脂フィルム製テープをテープ長手方向に沿って両側から包み込むだけで容易に組み立てができるなど、その効果は甚大である。
つぎに、本発明の第2実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置を図5乃至図6を用いて説明する。
ここで、図5は、本発明の第2実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置の全体図であり、図6は、図5で用いた合成樹脂フィルム製テープの展開図である。
本発明の第2実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、前述した本発明の第1実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置と基本的に同一であるから、図1乃至図5に示すものと同一部分については、200番代の符号を付して、その重複する部分の説明は省略する。
すなわち、本発明の第2実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置は、前述した本発明の第1実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置が円状の開口窓180を備えているのに対して、矩形状の開口窓280を備えている点で異なっており、その余の点で全く同一である。
したがって、本発明の第2実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置も、前述した本発明の第1実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置と同様に、ケーブル収納空間R内に収納しようとするケーブル類Cが長尺体であっても、合成樹脂フィルム製テープ200をこの長尺体の長さに応じて連続する一体物として裁断加工すれば、収納しようとするケーブル類Cに見合う最適長さのケーブル収納空間Rを簡便に確保して、従来の保護案内チェーンのような多数のリンクプレートを収納しようとするケーブル類Cに見合う長さに連結するための多大な組み立て製造負担を回避でき、また、合成樹脂フィルム製テープ200が従来の折畳み可能な保護要素のようなケーブル収納空間R内に収納しようとするケーブル類Cの長さに応じた射出成形又は注型加工における様々な金型サイズを必要とすることなく、長尺体のものであっても押し出し成形加工の金型サイズを変更せずに簡便に製造でき、しかも、合成樹脂フィルム製テープ200が折り曲げ用V溝210を介して簡便に折り曲げられるため、矩形断面状のケーブル収納空間Rをテープ長手方向に沿って所定寸法どおりに均一かつ確実に組み立てることができるなど、その効果は甚大である。
本発明の第1実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置の全体図。 図1の直線状態を拡大した斜視図。 図1の屈曲状態を拡大した斜視図。 図1で用いた合成樹脂フィルム製テープの展開図。 本発明の第2実施例である折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置の全体図。 図1で用いた合成樹脂フィルム製テープの展開図。
符号の説明
100、200 ・・・合成樹脂フィルム製テープ
110、210 ・・・折り曲げ用V溝
120、220 ・・・外周壁形成部分
130、230 ・・・側壁形成部分
140、240 ・・・内周壁形成部分
150、250 ・・・分割スリット
160、260 ・・・凹凸係合機構
161、261 ・・・台形舌片状凸部
162、262 ・・・逆台形状凹部
170、270 ・・・差し込み突起機構
171、271 ・・・差し込み突起
172、272 ・・・差し込み穴
180、280 ・・・開口窓
C ・・・ケーブル類
R ・・・ケーブル収納空間

Claims (7)

  1. 合成樹脂フィルム製テープが、テープ長手方向に沿って押し出し成形加工により延在する複数の折り曲げ用V溝を介して折り曲げ組み立てられて囲繞された矩形断面状のケーブル収納空間内にケーブル類をテープ長手方向に沿って収納して直線移動と屈曲移動とを繰り返すように構成されていることを特徴とする折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置。
  2. 前記合成樹脂フィルム製テープが、直線移動時にテープ長手方向で隣接係合するとともに屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する外周壁形成部分と、該外周壁形成部分の両側に折り曲げ用V溝を介して隣接配置されて直線移動時にテープ長手方向で隣接係合するとともに屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する左右一対の側壁形成部分と、該左右一対の側壁形成部分に折り曲げ用V溝を介してそれぞれ隣接配置されて折り曲げ組み立て時にテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合するとともに外周壁形成部分にケーブル収納空間を介して対向配置される左右一対の内周壁形成部分とを有していることを特徴とする請求項1記載の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置。
  3. 前記合成樹脂フィルム製テープの外周壁形成部分と左右一対の側壁形成部分とを屈曲移動時にテープ長手方向の所定ピッチで相互に分離拡開する分割スリットが、前記折り曲げ用V溝を前記所定ピッチで横切るとともに左右一対の内周壁形成部分を残して分割するようにパンチング加工により配置されていることを特徴とする請求項2記載の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置。
  4. 前記外周壁形成部分の分割スリットを介した前後位置に、直線移動時の横ズレを規制する凹凸係合機構がパンチング加工により設けられていることを特徴とする請求項3記載の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置。
  5. 前記左右一対の内周壁形成部分のテープ長手方向に沿った所定間隔位置に、折り曲げ組み立て時にテープ長手方向に沿って相互に重なり合って係合させる差し込み突起機構がパンチング加工により設けられていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか記載の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置。
  6. 前記側壁形成部分と内周壁形成部分とを折り曲げる折り曲げ用V溝と前記分割スリットとの交差位置に、前記ケーブル収納空間内へ貫通する開口窓がパンチング加工により設けられていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか記載の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置。
  7. 前記合成樹脂フィルム製テープが、ポリプロピレンから成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか記載の折り曲げ組み立て式ケーブル類保護案内装置。
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