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JP2008021931A - 熱電変換装置 - Google Patents

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JP2008021931A
JP2008021931A JP2006194530A JP2006194530A JP2008021931A JP 2008021931 A JP2008021931 A JP 2008021931A JP 2006194530 A JP2006194530 A JP 2006194530A JP 2006194530 A JP2006194530 A JP 2006194530A JP 2008021931 A JP2008021931 A JP 2008021931A
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thermoelectric
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electrode
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JP2006194530A
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Akio Matsuoka
彰夫 松岡
Isao Azeyanagi
功 畔柳
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

【課題】熱電素子への浸水を防止できる熱電変換装置を提供することにある。
【解決手段】P型熱電素子12とN型熱電素子13を含む熱電素子12、13と、この熱電素子12、13および空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材22、32と、熱電素子12、13と熱交換部材22、32との間に配置されるとともに、開口孔14cが形成されたフィルム状の封止部材14とを有し、熱電素子12、13と熱交換部材22、32とは、開口孔14cに設けられた半田16によって互いに接着され、熱交換部材22、32には、封止部材14のうち開口孔14cの外周部と対向配置される部位が形成されており、この部位において熱交換部材22、32と封止部材14とが固着されている。これにより、熱電素子への浸水を防止できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、N型熱電素子、P型熱電素子からなる直列回路に直流電流を流通させることで吸熱、放熱が得られる熱電変換装置に関するものであり、熱電素子への熱交換部材に付着する結露水の浸水防止に関する。
従来、この種の熱電変換装置として、例えば、特許文献1のように、N型熱電素子およびP型熱電素子を含む複数の熱電素子を平面状に配設し、各熱電素子の一端面に吸熱側熱交換部材を設けるとともに、他端面に放熱側熱交換部材を設けて、それぞれの電極部が隣接する熱電素子間を電気的に直列接続するように構成している装置が知られている。
その装置では、複数の熱電素子を収容する熱電素子収容室と複数の熱交換部材を収容する熱交換部収容室とを仕切る仕切り板にそれぞれの熱交換部材が設けられている。この熱交換部材は、その断面形状がコ字状からなり、平面状の電極部と、電極部の両端から電極部と直角に延びた一対の両脚部とから形成され、その電極部が熱電素子の端面に対向するようにその両脚部が仕切り板に形成された貫通穴を貫通するように設けている。
特開平5−175556号公報
しかしながら、例えば、熱交換部収容室が上方に吸熱側、下方に放熱側となるように通電されると吸熱側の熱交換部材で結露水が発生する。上記特許文献1では、仕切り板の貫通穴は、熱交換部材との間が気密されていないので吸熱側の熱交換部材で発生した結露水が貫通穴を通過して熱電素子収容室側に漏れることがある。これにより、熱電素子に結露水が浸水することでマイグレーションを引き起こす問題がある。
そこで、本発明の目的は、熱電素子への浸水を防止できる熱電変換装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項12に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、この熱電素子(12、13)および空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)とは、開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、熱交換部材(22、32)には、封止部材(14)のうち開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、この部位において熱交換部材(22、32)と封止部材(14)とが固着されていることを特徴としている。
この発明によれば、開口孔(14c)の外周部と熱交換部材(22、32)の対向配置される部位とが固着されることにより、吸熱側の熱交換部材(22、32)で発生した結露水が開口孔(14c)に浸水することはない。従って、熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)との接着箇所および熱電素子(12、13)への浸水を防止できる。
また、熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)とを開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって直接接着できることにより、熱抵抗を小さくすることができる。従って、熱交換効率が上昇し熱電変換効率の向上が図れる。
請求項2に記載の発明では、空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、この熱電素子(12、13)および空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)とは、開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、熱電素子(12、13)には、封止部材(14)のうち開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、この部位において熱電素子(12、13)と封止部材(14)とが固着されていることを特徴としている。
この発明によれば、上述の請求項1では、開口孔(14c)の外周部と熱交換部材(22、32)の対向配置される部位とを固着するように構成したが、これに限らず、開口孔(14c)の外周部と熱電素子(12、13)の対向配置される部位とを固着する構成でも良い。これにより、吸熱側の熱交換部材(22、32)で発生した結露水が開口孔(14c)を通過して熱電素子(12、13)に浸水することはない。従って、熱電素子(12、13)への浸水を防止できる。
また、開口孔(14c)が開口された状態の封止部材(14)を熱電素子(12、13)側に固着させる方が、封止部材(14)を平面状に配置することができるため開口孔(14c)の外周部を熱電素子(12、13)に容易に固着することができるとともに、気密の確保が容易である。
請求項3に記載の発明では、空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)とを電気的に接続するとともに、これら熱電素子(12、13)と熱交換可能に設けられた電極部材(15)と、この電極部材(15)および空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、電極部材(15)と熱交換部材(22、32)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
電極部材(15)と熱交換部材(22、32)とは、開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、電極部材(15)と熱電素子(12、13)とは、導電性接着剤(16)によって互いに接着され、熱交換部材(22、32)には、封止部材(14)のうち開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、この部位において熱交換部材(22、32)と封止部材(14)とが固着されていることを特徴としている。
この発明によれば、上述の請求項1では、熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)とを導電性接着剤(16)で直接接着するように構成したが、これに限らず、熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)との間に別体の電極部材(15)を設けて構成しても良い。
この場合には、上述の請求項1と同じように、開口孔(14c)の外周部と熱交換部材(22、32)の対向配置される部位とを固着することにより、吸熱側の熱交換部材(22、32)で発生した結露水が開口孔(14c)に浸水することはない。従って、熱交換部材(22、32)と電極部材(15)との接着箇所、電極部材(15)と熱電素子(12、13)との接着箇所および熱電素子(12、13)への浸水を防止できる。
請求項4に記載の発明では、空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)とを電気的に接続するとともに、これら熱電素子(12、13)と熱交換可能に設けられた電極部材(15)と、この電極部材(15)および空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、電極部材(15)と熱交換部材(22、32)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
電極部材(15)と熱交換部材(22、32)とは、開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、電極部材(15)と熱電素子(12、13)とは、導電性接着剤(16)によって互いに接着され、電極部材(15)には、封止部材(14)のうち開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、この部位において電極部材(15)と封止部材(14)とが固着されていることを特徴としている。
この発明によれば、上述の請求項3では、開口孔(14c)の外周部と熱交換部材(22、32)の対向配置される部位とを固着するように構成したが、これに限らず、開口孔(14c)の外周部と電極部材(15)の対向配置される部位とを固着する構成でも良い。これにより、吸熱側の熱交換部材(22、32)で発生した結露水が開口孔(14c)を通過して熱電素子(12、13)に浸水することはない。従って、電極部材(15)と熱電素子(12、13)との接着箇所および熱電素子(12、13)への浸水を防止できる。
請求項5に記載の発明では、空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)とを電気的に接続するとともに、これら熱電素子(12、13)と熱交換可能に設けられた電極部材(15)と、電極部材(15)および空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、熱電素子(12、13)と電極部材(15)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
熱電素子(12、13)と電極部材(15)とは、開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、電極部材(15)と熱交換部材(22、32)とは、導電性接着剤(16)によって互いに接着され、電極部材(15)には、封止部材(14)のうち開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、この部位において電極部材(15)と封止部材(14)とが固着されていることを特徴としている。
この発明によれば、上述の請求項3、請求項4では、熱交換部材(22、32)と電極部材(15)との間に封止部材(14)を配置するように構成したが、これに限らず、熱電素子(12、13)と電極部材(15)との間に封止部材(14)を配置して開口孔(14c)の外周部と電極部材(15)の対向配置される部位とを固着するように構成しても良い。
これにより、吸熱側の熱交換部材(22、32)で発生した結露水が開口孔(14c)を通過して熱電素子(12、13)に浸水することはない。従って、電極部材(15)と熱電素子(12、13)との接着箇所および熱電素子(12、13)への浸水を防止できる。
請求項6に記載の発明では、空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)とを電気的に接続するとともに、これら熱電素子(12、13)と熱交換可能に設けられた電極部材(15)と、この電極部材(15)および空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、熱電素子(12、13)と電極部材(15)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
熱電素子(12、13)と電極部材(15)とは、開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、電極部材(15)と熱交換部材(22、32)とは、導電性接着剤(16)によって互いに接着され、熱電素子(12、13)には、封止部材(14)のうち開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、この部位において熱電素子(12、13)と封止部材(14)とが固着されていることを特徴としている。
この発明によれば、上述の請求項5では、熱電素子(12、13)と電極部材(15)との間に封止部材(14)を配置して開口孔(14c)の外周部と電極部材(15)の対向配置される部位とを固着するように構成したが、これに限らず、開口孔(14c)の外周部と熱電素子(12、13)の対向配置される部位とを固着するように構成しても良い。
これにより、吸熱側の熱交換部材(22、32)で発生した結露水が開口孔(14c)を通過して熱電素子(12、13)に浸水することはない。従って、熱電素子(12、13)への浸水を防止できる。
請求項7に記載の発明では、封止部材(14)は、樹脂フィルムに接着層が積層されていることを特徴としている。この発明によれば、開口孔(14c)の外周部に、熱交換部材(22、32)、電極部材(15)または熱電素子(12、13)のいずれかの対向配置される部位を容易に接着剤で固着できる。
また、樹脂フィルムからなる封止部材(14)は、例えば、配線パターンとスルーホールとを有するプリント基板よりも加工性が良好であるため製造上の部品コストの低減が図れる。さらに、樹脂フィルムはプリント基板よりもフレキシブル性あるため、熱交換部材(22、32)と電極部材(15)との接着箇所、電極部材(15)と熱電素子(12、13)との接着箇所が近傍に存在するような装置では熱応力が緩和されることで接着箇所の信頼性の向上が図れる。
請求項8に記載の発明では、封止部材(14)は、接着層を有するカバーレイフィルムにより形成されていることを特徴としている。この発明によれば、開口孔(14c)の外周部に、接着剤で熱交換部材(22、32)、電極部材(15)または熱電素子(12、13)のいずれかの対向配置される部位を容易に接着剤で固着できる。さらに、樹脂フィルムに接着層を形成する工程を省略できることで部品コストの低減ができる。
請求項9に記載の発明では、封止部材(14)は、樹脂フィルムにボンディングシートが積層されていることを特徴としている。この発明によれば、開口孔(14c)の外周部に、接着剤で熱交換部材(22、32)、電極部材(15)または熱電素子(12、13)のいずれかの対向配置される部位を容易に固着できる。さらに、樹脂フィルムに接着層を形成する工程を省略できることで部品コストの低減ができる。
請求項10に記載の発明では、封止部材(14)は、熱可塑性の樹脂フィルムであることを特徴としている。この発明によれば、熱可塑性の樹脂フィルムで形成することで、開口孔(14c)の外周部に熱交換部材(22、32)、電極部材(15)または熱電素子(12、13)のいずれかの対向配置される部位で押圧を掛けることで容易に固着できる。これにより、接着剤が不要となることで部品コストの低減が図れる。
請求項11に記載の発明では、封止部材(14)は、ポリイミド樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、またはポリエチレンテレフタレート樹脂のいずれか一つの樹脂により形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、これらの樹脂フィルムはプリント基板よりも加工がし易く部品コストの低減ができる。また、開口孔(14c)の外周部に熱交換部材(22、32)、電極部材(15)または熱電素子(12、13)のいずれかの対向配置される部位で押圧を掛けることで容易に固着できる。
請求項12に記載の発明では、封止部材(14)は、熱電素子(12、13)と電極部材(15)との接着箇所、電極部材(15)と熱交換部材(22、32)との接着箇所、または熱電素子(12、13)と熱交換部材(22、32)との接着箇所のいずれかが外方に露出しないようにその表面の一部または全面にシール部材(17)を塗布したことを特徴としている。
この発明によれば、これらの接着箇所がシール部材(17)により覆われるため結露水の浸水を防止できる。これにより、結露水による半田の成分がイオン化するマイグレーションの発生を防止することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態における熱電変換装置を図1ないし図6に基づいて説明する。図1は本実施形態における固定板23を配設する前の熱電変換装置の外観形状を示す平面図であり、図2は図1に示すA−A断面図である。図3は熱電変換装置の全体構成を示す分解模式図である。また、図4は図2に示すC−C断面図であり、図5は図1に示すB−B断面図である。
本実施形態の熱電変換装置は、車両に搭載される冷却装置もしくは加熱装置に適用させた熱電変換装置であり、例えば、車両用のシートの着座部内と背当部内とにそれぞれ熱電変換装置を配設し、その熱電変換装置により冷却された冷風をシート表面から吹き出すシート空調装置に適用させている。
従って、本実施形態の熱電変換装置は、設置空間の狭い車両用のシート内に搭載できるように熱電変換装置の小型化を図っている。熱電変換装置は、図1ないし図5に示すように、複数のP型熱電素子12と複数のN型熱電素子13とを所定の配列形状に配列してなる熱電素子基板10、一対の封止部材14、吸熱側に配設される吸熱熱交換部材22、放熱側に配設される放熱熱交換部材32、吸熱側に配設される第1固定板23、放熱側に配設される第2固定板33、および一対のケース部材28から構成している。
熱電素子基板10は、図2ないし図5に示すように、熱電素子12、13を保持する保持板11、P型、N型からなる熱電素子12、13を一体的に構成している。具体的には、絶縁材料(例えば、ガラスエポキシ、PPS樹脂、LCP樹脂もしくはPET樹脂など)からなる保持板11に、一対のP型熱電素子12とN型熱電素子13とを交互に略碁盤目状に複数対配列してなる熱電素子群を列設させて一体的に構成している。
なお、保持板11は、全体が矩形状(図4参照)に形成されており、外縁を額縁状に形成し、その額縁の内側は、額縁の板厚よりも薄く形成して複数の熱電素子12、13を略碁盤目状に複数対配列している。額縁の両端に後述する一対の封止部材14が接着される。これにより、保持板11の額縁から結露水が内部に浸水することを防止している。
P型熱電素子12はBi−Te系化合物からなるP型半導体により構成され、N型熱電素子12はBi−Te系化合物からなるN型半導体により構成された極小部品である。なお、P型熱電素子12およびN型熱電素子13は、その上端面、下端面が保持板11の額縁面から突き出さないように形成されている。なお、熱電素子12、13は、全体形状が直方体状に形成して、保持板11の額縁とほぼ同等の板厚で形成されている。
封止部材14は、熱交換部材22、32と熱電素子12、13との間に配設され、その一端面に複数の熱交換部材22、32を保持している。本実施形態では、低温側の熱交換部材22に付着した結露水が内部の熱電素子12、13自体、および熱電素子12、13と熱交換部材22、32との接合部16へ浸水させないように複数の熱交換部材22、32を封止部材14の一端面に固着させる構成としている。
封止部材14は、樹脂フィルム状からなり、全体形状が保持板11とほぼ同等の矩形状に形成されている。さらに、封止部材14には、熱電素子基板10に配列された熱電素子群のうち、隣接するP型熱電素子12およびN型熱電素子13に対応する部位に略碁盤目状に複数の開口孔14cが形成されている。
その開口孔14cは後述する熱交換部材22、32の電極部25、35と熱電素子12、13とが直接接合される接合部16である。つまり、後述する熱交換部材22、32の電極部25、35と熱電素子12、13とを接合するときに、開口孔14cに、半田を充填させて電極部25、35と熱電素子12、13の端面とを半田により接合する接合部16である。
従って、その開口孔14cは、電極部25、35の外形よりも小さい開口で形成されている。そして、その開口孔14cを蓋するように電極部25、35を配設して封止部材14の片面に複数の熱交換部材22、32を保持している。本実施形態では、封止部材14として、樹脂フィルム14aの両面に導電性接着剤である接着剤からなる接着層14bが積層されたカバーレイフィルムを用いている。
そして、隣接するP型熱電素子12およびN型熱電素子13に対応する部位に開口孔14cが形成されている。従って、開口孔14cの外周部には接着剤からなる接着層14bが形成されているため、その開口孔14cを蓋するように電極部25、35を固着することで開口孔14cの外周部を封止できる。(詳しくは、後述する製造方法における組付け手順にて記載する。)
ここで、樹脂フィルム14aは、例えば、ポリイミド樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN樹脂)、またはポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)のいずれか一つの絶縁体の樹脂により形成されている。
なお、ここでは、封止部材14として、カバーレイフィルムを用いたが、これに限らず、樹脂フィルム14aの両面にボンディング層(例えば、半田などの導電性接着剤)14bを積層させたボンディングシートを用いても良い。
ところで、この封止部材14には、開口孔14cに配設される熱交換部材22、32が吸熱側と放熱側とに分かれて配置される。具体的には、図2および図3に示すように、上方に配設される封止部材14には複数の吸熱熱交換部材22が配設され、下方に配設される封止部材14には複数の放熱熱交換部材32が配設される。
また、上下の封止部材14は、それぞれが熱電素子基板10の両面に配置して熱電素子12、13と熱交換部材22、32とが接合される。このときに、それぞれの封止部材14の外縁が保持板11の額縁に接着される。これにより、保持板11の額縁外方から結露水が熱電素子基板10内に浸水することはない。
しかも、このときに、上方に配置される封止部材14の開口孔14cに形成される接合部16は、隣接するN型熱電素子13からP型熱電素子12に向けて電流を流すための電極となっている。また、下方に配置される開口孔14cに形成される接合部16は、隣接するP型熱電素子12からN型熱電素子13に電流を流すための電極となっている。
次に、熱交換部材22、32は、銅材などの導電性金属からなる薄肉の板材を用いて、図5に示すように、断面が略U字状からなり底部に平面状の吸熱、放熱電極部25、35を形成し、その電極部25、35から外方に延出された平面にルーバー状の熱交換部26、36を形成している。
また、熱交換部26、36は、吸熱、放熱電極部25、35から伝熱される熱を吸熱、放熱するためのフィンであり、切り起こしなどの成形加工により電極部25、35と一体に形成している。そして、その吸熱、放熱電極部25、35の一端面が封止部材14の開口孔14cを蓋するように配設される。
ここで、電極部25、35は、上述したように、開口孔14cよりも外形が大きくなるように形成される。より具体的には、図6(b)に示すように、封止部材14には実線で示す矩形状の開口孔14cが形成されている。
従って、長辺側および短辺側がL1(例えば、0.2〜1mm程度)大きくなる2点鎖線で示すような矩形状の外形の電極部25、35となっている。換言すると、L1は接着代であって、電極部25、35を開口孔14cに配設したときに、この接着代により開口孔14cを封止できる。これにより、開口孔14cの外周部と対向する部位が電極部25、35の底面に形成されている。
また、互いに隣り合う熱交換部材22、32同士は、互いに電気的に絶縁するように、所定の隙間を設けて封止部材14に配設されている。ここで、図2および図3に示す符号23、33は固定板であり、熱交換部材22、32の他端側を保持するための保持部材である。これにより、互いに隣り合う熱交換部材22、32同士間に所定の隙間を設けるとともに、隣り合う熱交換部材22、32同士が電気的に絶縁されている。
この固定板23、33は、上述した保持板11と同じように、平板状の絶縁材料(例えば、ガラスエポキシ、PPS樹脂、LCP樹脂、もしくはPET樹脂など)からなり、電極部25、35の他端側が貫通するように図示しない固定穴が形成されている。
また、図1中に示す左右端に配設される熱電素子12、13の末端には、電源端子である端子24a、24bが設けられ、その端子24a、24bには、図示しない直流電源の正側端子を端子24aに接続し、負側端子を端子24bに接続するようにしている。
これにより、上方側に形成される接合部16および吸熱熱交換部材22は、隣接するN型熱電素子13からP型熱電素子12に電気的に接続するように複数個配設され、下方側に形成される接合部16および放熱熱交換部材32は、隣接するP型熱電素子12からN型熱電素子13に電気的に接続するように複数個配設されている。
ところで、端子24aから入力された直流電源は、図2中に示す左端のP型熱電素子12から下方に形成された接合部16を介してN型熱電素子13に直列的に流れ、次に、このN型熱電素子13から上方に形成された接合部16を介してP型熱電素子12に直列的に流れる。
このときに、PN接合部を構成する下方に形成された接続部は、ペルチェ効果によって高温の状態となり、NP接合部を構成する上方に形成された接合部16は低温の状態となる。つまり、上方側に配置された熱交換部26は吸熱熱交換部を形成して低温状態の熱が伝熱されて被冷却流体に接触され、下方側に設置された熱交換部36は放熱熱交換部を形成して高温状態の熱が伝熱されて冷却流体に接触される。
言い換えると、図2に示すように、熱電素子基板10を区画壁として、ケース部材28により、熱電素子基板10の両側に送風通路を形成し、その送風通路に熱交換媒体である空気を流通することで、熱交換部26,36と空気とが熱交換され、熱電素子基板10を区画壁として、上側の熱交換部26で空気を冷却することができ、下側の熱交換部36で空気を加熱することができる。
なお、本実施形態では、直流電源の正側端子を端子24a側に接続し、負側端子を端子24b側に接続して端子24aに直流電源を入力させたが、これに限らず、直流電源の正側端子を端子24b側に接続し、負側端子を端子24a側に接続して端子24bに直流電源を入力させても良い。ただし、このときには、上方の吸熱熱交換部材22が放熱熱交換部を形成し、下方の放熱熱交換部材32が吸熱熱交換部を形成する。
次に、以上の構成による熱電変換装置の製造方法について説明する。まず、熱電素子12、13は、図2ないし図4に示すように、保持板11に設けられた基板穴にP型とN型を交互に略碁盤目状に複数個配列して熱電素子基板10を一体的に構成する。なお、複数の熱電素子12、13は接着剤により基板穴に固定されている。
ここで、熱電素子12、13は、半導体、電子部品などを制御基板に組み付けるための製造装置であるマウンター装置を用いて組み付けても良い。これによれば、熱電素子12、13の素子寸法が1.5mm×1.5mm程度以上であれば、容易に摘むことができるので生産性が低下することなく組付けができる。
本実施形態では、封止部材14に複数の熱交換部材22、32を保持させた後に熱電素子基板10に組み付けるように構成している。より具体的には、図6(a)ないし図6(e)に示す組付け手順によって熱電変換装置を組み立てている。以下、図6(a)ないし図6(e)に基づいて説明する。
まず、図6(a)に示すように、樹脂フィルム14aの両面に接着剤からなる接着層14bが積層されたカバーレイフィルムを用いて保持板11の外形と同等の外形形状に形成する。そして、図6(b)に示すように、熱電素子基板10に配設された一対の熱電素子12、13に対応する部位に複数の開口孔14cを形成する。ここで、複数の開口孔14cはプレス加工で行えば外形切断を含めて一工程で加工することができる。
なお、開口孔14cは、上述したように、2点鎖線で示す電極部25、35 の外形よりも、長辺側および短辺側がL1(例えば、0.2〜1mm程度)程度小さくなる矩形状の貫通穴を形成している。これにより、開口孔14cの外周部と対向する部位が電極部25、35の底面に形成されている。
そして、図6(c)に示すように、開口孔14cを蓋するように電極部25、35の底面を押圧させて熱交換部材22、32を封止部材14に接着する。つまり、封止部材14において、開口孔14cの外周部が電極部25、35と接着されることで開口孔14cを封止することができる。
ここで、マウンター装置を用いて複数の熱交換部材22、32を封止部材14に組み付ければ、それぞれの開口孔14cに複数の熱交換部材22、32が容易に組み付けることができる。
また、熱電素子基板10の上方に配設する封止部材14には複数の吸熱熱交換部材22が保持され、熱電素子基板10の下方に配設する封止部材14には複数の放熱熱交換部材32が保持される。これにより、複数の開口孔14cの外周部が接着層14bで封止されることで、吸熱側で発生した結露水が封止部材14の外方から開口孔14cに浸水することはない。
そして、図6(d)に示すように、複数の開口孔14cに露出する電極部25、35には、導電性接着剤である半田16を充填する。これにより、接合部16が開口孔14cに形成される。
そして、図6(e)に示すように、複数の吸熱熱交換部材22が保持された封止部材14と複数の放熱熱交換部材32が保持された封止部材14との間に、熱電素子基板10を挟んで組み合わせ、それぞれの接合部16にそれぞれの一対の熱電素子12、13とを当接させて一斉に半田付けにより接合する。
これにより、熱電素子12、13の端面と電極部25、35とが半田16を介して直接接合される。これにより、電極部材を設けずに複数の熱電素子12、13を電気的に直接接続することができる。
また、このときに、封止部材14の外縁全周に押圧を掛けることで、封止部材14の外縁が保持板11の額縁に接着される。これにより、結露水が封止部材14の外方から熱電素子12、13自体、電極部25、35と熱電素子12、13の端面との接合部16に浸水することはない。
なお、本実施形態では、上方および下方に形成される接合部16を一斉に接合するように構成したが、これに限らず、熱電素子基板10に吸熱熱交換部材22が保持された封止部材14を重ねて接合部16と一対の熱電素子12、13とを当接させて片面のみ一斉に接合し、その後、熱電素子基板10を反転した後に、放熱熱交換部材32が保持された封止部材14を重ねて接合部16と一対の熱電素子12、13とを接合するようにしても良い。
これにより、上方側に形成される接合部16がNP接合部を形成し、隣接する熱電素子12、13を直列的に接続されるとともに、下方側に形成される接合部16がPN接合部を形成し、隣接する熱電素子12、13を電気的に直列接続される。
そして、吸熱熱交換部材22と放熱熱交換部材32との電極部25、35に対して他端側の端部をそれぞれの固定板23、33に形成された固定穴に配設して固定する。これにより、熱交換部材22、32の端部が固定板23、32に固定されることで隣り合う熱交換部材22、32相互で所定の隙間が形成されることで電気的に絶縁される。
そして、固定板22の上方側、固定板32の下方側、およびこれらの側方をケース部材28により空気経路を形成するように組み付けることで、上方側に吸熱熱交換部が形成され、下方側に放熱熱交換部が形成されて、これに空気を流通させることで冷風、温風を得ることが可能となる。
なお、この種の熱電変換装置として、シート空調装置の他に、半導体や電気部品などの発熱部品の冷却用や暖房装置などの加熱用に用いられる。
以上の第1実施形態による熱電変換装置によれば、封止部材14に形成された開口孔14cの外周部と熱交換部材22、32の電極部25、35の対向配置される部位とが接着剤で固着されることにより、吸熱側の熱交換部材22、32で発生した結露水が開口孔14cに浸水することはない。従って、内部に収容される熱電素子12、13の端面と電極部25、35との接着箇所および熱電素子12、13自体への浸水を防止できる。
また、熱電素子12、13と電極部25、35とを開口孔14cに設けられた半田16によって直接接着できることにより、熱抵抗を小さくすることができる。従って、熱交換効率が上昇し熱電変換効率の向上が図れる。
また、封止部材14は、樹脂フィルムに接着層が積層されていることにより、開口孔14cの外周部に、電極部25、35の対向配置される部位を容易に接着剤で固着できる。さらに、樹脂フィルムからなる封止部材14は、例えば、配線パターンとスルーホールとを有するプリント基板よりも加工性が良好であるため製造上の部品コストの低減が図れる。
また、樹脂フィルムはプリント基板よりもフレキシブル性あるため、電極部25、35と熱電素子12、13との接着箇所が近傍に存在するような装置では熱応力が緩和されることで接着箇所の信頼性の向上が図れる。
なお、封止部材14において、接着層を有するカバーレイフィルムで形成することにより、開口孔14cの外周部に、電極部25、35の対向配置される部位を容易に接着剤で固着できる。さらに、樹脂フィルムに接着層を形成する工程を省略できることで部品コストの低減ができる。
また、封止部材14をボンディングシートが積層されている樹脂フィルムで形成することにより、開口孔14cの外周部に、電極部25、35の対向配置される部位を容易に接着剤で固着できる。さらに、樹脂フィルムに接着層を形成する工程を省略できることで部品コストの低減ができる。
また、樹脂フィルム14aをポリイミド樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、またはポリエチレンテレフタレート樹脂のいずれか一つの絶縁体の樹脂により形成されていることにより、これらの樹脂フィルム14aはプリント基板よりも加工がし易く部品コストの低減ができる。また、開口孔14cの外周部に電極部25、35で押圧を掛けることで容易に封止することができる。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、封止部材14に熱電素子12、13と熱交換部材22、32とを接合するための開口孔14cを形成し、その開口孔14cを蓋するように電極部25、35を固着させて、その開口孔14に露出する電極部25、35に熱電素子12、13を配置して半田18で接合するように構成したが、これに限らず、開口孔14cを蓋するように熱電素子12、13を固着させて、その開口孔14に露出する熱電素子12、13に電極部25、35を配置して半田18で接合するように構成しても良い。
具体的には、図7に示すように、開口孔14cが形成された封止部材14を熱電素子基板10の両面に配設した後に、その封止部材14に複数の熱交換部材22、32を組み付けるようにしている。
より具体的には、図8(a)ないし図8(e)に示す組付け手順によって熱電変換装置を組み立てている。以下、図8(a)ないし図8(e)に基づいて説明する。まず、図8(a)に示すように、樹脂フィルム14aの両面に接着剤から成る接着層14bが積層されたカバーレイフィルムを用いて保持板11の外形と同等の外形形状に形成する。
そして、図8(b)に示すように、熱電素子基板10に配設された熱電素子12、13に対応する部位に複数の開口孔14cを形成する。本実施形態の開口孔14cは、2点鎖線で示す熱電素子12、13の端面の外形よりも、長辺側および短辺側がL1(例えば、0.2〜1mm程度)程度小さくなる矩形状の貫通穴を形成している。
これにより、開口孔14cの外周部と対向する部位が熱電素子12、13の端面に形成されている。そして、図8(c)に示すように、熱電素子12、13の端面で開口孔14cを蓋するように封止部材14を熱電素子12、13の端面に押圧させて接着で固着する。これにより、それぞれの開口孔14cの外周部が接着代L1で接着されて封止することができる。
また、このときに、封止部材14の外縁全周に押圧を掛けることで、封止部材14の外縁が保持板11の額縁に接着される。これにより、結露水が封止部材14の外方から熱電素子12、13自体、電極部25、35と熱電素子12、13の端面との接合部16に浸水することはない。
そして、図8(d)に示すように、複数の開口孔14cに露出する熱電素子12、13の端面には、導電性接着剤である半田16を充填する。これにより、接合部16が開口孔14cに形成される。
そして、図8(e)に示すように、それぞれの開口孔14cを蓋するように複数の電極部25、35を配置して一斉に半田16で接合される。これにより、開口孔14cの外周部を含めて半田16により電極部25、35が封止部材14に接合される。つまり、複数の熱交換部材22、32が封止部材14に保持される。
従って、熱電素子12、13の端面と電極部25、35とが半田16を介して直接接合される。さらに、外方の開口孔14cの外周部が半田16で気密されることで、吸熱側で発生した結露水が封止部材14の外方から開口孔14cに浸水することはない。
なお、例えば、半田16が劣化して封止部材14の外方から開口孔14cに浸水があっても、熱電素子12、13の端面が接着剤で固着されていることで熱電素子12、13自体に浸水することはない。
ところで、本実施形態では、熱交換部材22、32を封止部材14に配設するときに、封止部材14の接合部16の平面度が、上記第1実施形態よりも良いため開口孔14cの外周部を容易に熱電素子12、13の端面に固着することができる。
また、熱交換部材22、32は、断面が略U字状に形成されていることで、電極部25、35の底面がR状に折り曲げられている。このため、封止部材14をRに沿って固着する必要がある。ところが、熱電素子12、13は、全体形状が略直方体状に形成されていることで、熱電素子12、13の端面に封止部材14を接着するときは固着しやすい。従って、封止部材14に電極部25、35を接着させるよりも、封止部材14に熱電素子12、13を接着させる方が固着しやすい。
以上の構成による熱電変換装置によれば、封止部材14の開口孔14cの外周部に、熱電素子12、13の端面を固着させ、さらに、複数の開口孔14cに露出する熱電素子12、13の端面に、半田16を充填させて、その開口孔14cに電極部25、35を配置して接合することにより、封止部材14の外方から開口孔14cに浸水があっても、熱電素子12、13の端面が接着剤で固着されていることで熱電素子12、13自体に浸水することはない。
また、本実施形態のほうが電極部25、35の底面を接着させる第1実施形態よりも、熱電素子12、13の端面のほうが平面状に形成されることで開口孔14cの外周部との接着が容易にできるとともに、気密の確保が容易である。
(第3実施形態)
本実施形態では、電極部25、35と熱電素子12、13の端面とが接合する接合部16を封止部材14の外方に露出させないようにシール部材を塗布させたものである。例えば、第2実施形態では、電極部25、35と熱電素子12、13の端面とを半田16で接合する場合、封止部材14は熱電素子12、13の端面に接着されている。
このために、電極部25、35と熱電素子12、13の端面とを接合する半田16は封止部材14で気密することができない。そこで、本実施形態では、電極部25、35と熱電素子12、13の端面とを接合した後に、図9に示すように、少なくとも電極部25、35の外形に沿ってシール部材17を塗布している。
なお、ここでは、シール部材17を局所的に塗布させたが、これに限らず、封止部材14の外方表面全体に塗布させても良い。さらに、第1実施形態のような構成においても、電極部25、35と熱電素子12、13の端面とを接合した後に、少なくとも電極部25、35の外形に沿ってシール部材17を塗布するようにしても良い。
以上の構成によれば、接合部16がシール部材17により覆われるため封止部材14の外方から結露水を接合部16への浸水を防止することができる。従って、結露水による半田16の成分がイオン化するマイグレーションの発生を防止することができる。
(第4実施形態)
以上の実施形態では、接着層14bを有するカバーレイフィルム、もしくは樹脂フィルム14aにボンディング層が積層されたボンディングシートにより封止部材14を形成したが、これに限らず、熱可塑性の樹脂フィルムで封止部材14を形成しても良い。
具体的には、図10(a)に示すように、封止部材14を熱可塑性の樹脂フィルム14aで形成するとともに所定の位置に複数の開口孔14cを形成する。そして、封止部材14を加熱させて、開口孔14cを蓋するように複数の熱交換部材32の電極部35に圧着させる。これにより、開口孔14cの外周部が電極部35で圧着されることで、複数の熱交換部材32が封止部材14に保持される。
また、図10(b)に示すように、封止部材14を熱可塑性の樹脂フィルム14aで形成するとともに所定の位置に複数の開口孔14cを形成する。そして、封止部材14を加熱させて、開口孔14cを蓋するように複数の熱電素子12、13の端面に圧着させる。これにより、開口孔14cの外周部が熱電素子12、13の端面に圧着で固着されることで、封止部材14が熱電素子基板10に配設できる。以上の構成によれば、接着剤もしくは半田などの導電性接着剤が不要となることで部品コストの低減が図れる。
(第5実施形態)
上記第1実施形態では、封止部材14に熱電素子12、13と熱交換部材22、32とを接合するための開口孔14cを形成し、その開口孔14cを蓋するように電極部25、35を固着させて、その開口孔14に露出する電極部25、35に熱電素子12、13を配置して半田18で接合するように構成したが、これに限らず、具体的には、図11に示すように、P型熱電素子12とN型熱電素子13とを電気的に接続する別体の電極部材15を設けて、熱電素子12、13の端面に電極部材15の一端面を半田で接合し、その電極部材15の他端面に開口孔14cに充填された半田16を介して電極部25、35とを接合するように構成しても良い。
また、本実施形態では、開口孔14cが形成される封止部材14は、熱交換部材22、32と電極部材15との間に配設され、熱交換部材22、32に電極部材15とが接合される前工程において、複数の熱交換部材22、32は、接着剤により封止部材14に保持されている。
電極部材15は、平板状の銅材などの導電性金属から形成され、熱電素子基板10に配列された熱電素子群のうち、隣接する一対のP型熱電素子12およびN型熱電素子13を電気的に直列接続する電極である。
より具体的には、図11に示すように、上方に配置される電極部材15は、隣接するN型熱電素子13からP型熱電素子12に向けて電流を流すための電極であり、下方に配置される電極部材15は、隣接するP型熱電素子12からN型熱電素子13に電流を流すための電極である。
換言すると、上方側に配設される電極部材15がNP接合部を形成し、隣接する熱電素子12、13を直列的に接続されるとともに、下方側に配設される電極部材15がPN接合部を形成し、隣接する熱電素子12、13を電気的に直列接続される。
そして、電極部材15は、図12に示すように、熱電素子基板10に隣接して配列された熱電素子12、13の両端面に電気的に直列接続するように複数の電極部材15が半田付けにより接合される。より具体的には、熱電素子12、13の端面に予めペーストハンダ16などをスクリーン印刷で薄く均一に塗っておいてから半田付けで接合される。
なお、複数の熱交換部材22、32は、第1実施形態(図6(c)参照)と同じように、開口孔14cを蓋するように電極部25、35の底面を押圧させて熱交換部材22、32を封止部材14に接着する。これにより、開口孔14cの外周部が電極部25、35と接着されることで開口孔14cを封止することができる。
そして、複数の熱交換部材22、32が保持された封止部材14と熱電素子基板10との組付けは、第1実施形態と同じように、複数の吸熱熱交換部材22が保持された封止部材14と複数の放熱熱交換部材32が保持された封止部材14との間に、熱電素子基板10を挟んで組み合わせ、それぞれの接合部16にそれぞれの電極部材15とを当接させて一斉に半田付けにより接合する。
これにより、電極部材15と電極部25、35とが半田16を介して直接接合される。なお、このときに、封止部材14の外縁全周に押圧を掛けることで、フィルム状の封止部材14の外縁が保持板11の額縁に接着される。これにより、結露水が封止部材14の外方から熱電素子12、13自体、電極部25、35と熱電素子12、13の端面との接合部16に浸水することはない。
以上の構成によれば、上記第1実施形態では、熱電素子12、13と熱交換部材22、32とを半田16で直接接着するように構成したが、これに限らず、熱電素子12、13と熱交換部材22、32との間に別体の電極部材15を設けて構成しても良い。
この場合には、上記第1実施形態と同じように、開口孔14cの外周部と電極部25、35の対向配置される部位とを固着することにより、吸熱側の熱交換部材22、32で発生した結露水が開口孔14cに浸水することはない。従って、電極部25、35と電極部材15との接着箇所、電極部材15と熱電素子12、13との接着箇所および熱電素子12、13への浸水を防止できる。
(第6実施形態)
上記第5実施形態では、別体の電極部材15を設けて熱電素子12、13の端面に電極部材15の一端面を半田で接合して熱電素子基板10を構成し、その熱電素子基板10に複数の熱交換部材22、32が保持された封止部材14を組み付けるように構成したが、これに限らず、別体の電極部材15を設けて熱電素子12、13の端面に電極部材15の一端面を半田で接合して熱電素子基板10を構成し、その熱電素子基板10に封止部材14を配設した後に、複数の熱交換部材22、32を組み付けるように構成しても良い。
具体的には、図13に示すように、熱電素子12、13の端面に電極部材15の一端面を半田16で接合して熱電素子基板10を構成した後に、その熱電素子基板10の両面に開口孔14cが形成された封止部材14を配設する。
これにより、封止部材14の外縁全周に押圧を掛けることで、フィルム状の封止部材14の外縁が保持板11の額縁に接着される。これにより、結露水が封止部材14の外方から熱電素子12、13自体、電極部25、35と熱電素子12、13の端面との接合部16に浸水することはない。
そして、封止部材14の開口孔14cに半田16を充填した後に複数の熱交換部材22、32を固着させて配置した後に電極部材15と電極部25、35とを一斉に接合させる。これにより、電極部材15と電極部25、35とが半田16を介して直接接合される。
以上の構成によれば、上記第5実施形態では、開口孔14cの外周部と電極部25、35の対向配置される部位とを固着するように構成したが、これに限らず、開口孔14cの外周部と電極部材15の対向配置される部位とを固着する構成でも良い。これにより、吸熱側の熱交換部材22、32で発生した結露水が開口孔14cを通過して熱電素子12、13に浸水することはない。従って、電極部材15と熱電素子12、13との接着箇所および熱電素子12、13自体への浸水を防止できる。
(第7実施形態)
上記第5および第6実施形態では、熱交換部材22、32と電極部材15との間に封止部材14を配置するように構成したが、これに限らず、熱電素子12、13と電極部材15との間に封止部材14を配置して開口孔14cの外周部と電極部材15の対向配置される部位とを固着するように構成しても良い。
具体的には、図14および図15に示すように、P型熱電素子12とN型熱電素子13とを電気的に接続する別体の電極部材15を設け、開口孔14cが形成される封止部材14は熱電素子12、13と電極部材15との間に配設される。
そして、封止部材14は開口孔14cの外周部と電極部材15の対向配置される部位とを固着させる。そして、封止部材14の開口孔14cに半田16を充填した後に、熱電素子基板10に配置した後に電極部材15と熱電素子12、13とを一斉に接合させる。
そして、その熱電素子基板10に配設された電極部材15に電極部25、35を配置して半田16で一斉に接合する。これにより、複数の熱交換部材22、32が熱電素子基板10に設けられる。
これにより、吸熱側の熱交換部材22、32で発生した結露水が開口孔14cを通過して熱電素子12、13に浸水することはない。従って、電極部材15と熱電素子12、13との接着箇所および熱電素子12、13への浸水を防止できる。
(第8実施形態)
上記第7実施形態では、熱電素子12、13と電極部材15との間に封止部材14を配置して開口孔14cの外周部と電極部材15の対向配置される部位とを固着するように構成したが、これに限らず、開口孔14cの外周部と熱電素子12、13の対向配置される部位とを固着するように構成しても良い。
具体的には、図16に示すように、熱電素子12、13の端面で開口孔14cを蓋するように封止部材14を熱電素子12、13の端面に押圧させて接着で固着する。そして、封止部材14の開口孔14cに半田16を充填した後に、電極部材15を開口孔14cに配置させて半田16で電極部材15と熱電素子12、13とを一斉に接合する。
そして、封止部材14に配設された電極部材15に電極部25、35を配置して半田16で一斉に接合する。これにより、複数の熱交換部材22、32が熱電素子基板10に設けられる。
これにより、吸熱側の熱交換部材22、32で発生した結露水が開口孔14cを通過して熱電素子12、13に浸水することはない。従って、熱電素子12、13への浸水を防止できる。
(他の実施形態)
上記第1ないし第3および第5ないし第8実施形態では、接着層14bを有するカバーレイフィルム、もしくは樹脂フィルム14aにボンディング層が積層されたボンディングシートにより封止部材14を形成したが、これに限らず、樹脂フィルム14aに半田などの接合部材が積層されたフィルムで封止部材14を形成しても良い。
また、以上の実施形態では、本発明を車両に搭載されるシート空調装置に適用させたが、車両とは限らず、ペルチェ素子により送風空気を冷却もしくは加熱する冷却装置もしくは加熱装置に適用させても良い。
本発明の第1実施形態における固定板を配設する前の熱電変換装置の外観形状を示す平面図である。 図1に示すA−A断面図である。 本発明の第1実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す分解模式図である。 図2に示すC−C断面図 図1に示すB−B断面図である。 (a)ないし(e)は本発明の第1実施形態における封止部材14の製造方法における組付け手順を示す説明図である。 本発明の第2実施形態における固定板を配設する前の熱電変換装置の外観形状を示す平面図である。 (a)ないし(e)は本発明の第2実施形態における封止部材14の製造方法における組付け手順を示す説明図である。 本発明の第3実施形態における熱電変換装置の概略構成を示す断面図である。 (a)および(b)は本発明の第4実施形態における封止部材14の製造方法における組付けを示す説明図である。 本発明の第5実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す断面図である。 本発明の第5実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す分解模式図である。 本発明の第6実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す分解模式図である。 本発明の第7実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す断面図である。 本発明の第7実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す分解模式図である。 本発明の第8実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す分解模式図である。
符号の説明
12…P型熱電素子、熱電素子
13…N型熱電素子、熱電素子
14…封止部材
14c…開口孔
15…電極部材
16…半田(導電性接着剤)
17…シール部材
22…吸熱熱交換部材、熱交換部材
32…吸熱熱交換部材、熱交換部材

Claims (12)

  1. 空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
    P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、
    前記熱電素子(12、13)および前記空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、
    前記熱電素子(12、13)と前記熱交換部材(22、32)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
    前記熱電素子(12、13)と前記熱交換部材(22、32)とは、前記開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記熱交換部材(22、32)には、前記封止部材(14)のうち前記開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、
    前記部位において前記熱交換部材(22、32)と前記封止部材(14)とが固着されていることを特徴とする熱電変換装置。
  2. 空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
    P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、
    前記熱電素子(12、13)および前記空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、
    前記熱電素子(12、13)と前記熱交換部材(22、32)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
    前記熱電素子(12、13)と前記熱交換部材(22、32)とは、前記開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記熱電素子(12、13)には、前記封止部材(14)のうち前記開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、
    前記部位において前記熱電素子(12、13)と前記封止部材(14)とが固着されていることを特徴とする熱電変換装置。
  3. 空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
    P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、
    前記P型熱電素子(12)と前記N型熱電素子(13)とを電気的に接続するとともに、これら熱電素子(12、13)と熱交換可能に設けられた電極部材(15)と、
    前記電極部材(15)および前記空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、
    前記電極部材(15)と前記熱交換部材(22、32)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
    前記電極部材(15)と前記熱交換部材(22、32)とは、前記開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記電極部材(15)と前記熱電素子(12、13)とは、導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記熱交換部材(22、32)には、前記封止部材(14)のうち前記開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、
    前記部位において前記熱交換部材(22、32)と前記封止部材(14)とが固着されていることを特徴とする熱電変換装置。
  4. 空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
    P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、
    前記P型熱電素子(12)と前記N型熱電素子(13)とを電気的に接続するとともに、これら熱電素子(12、13)と熱交換可能に設けられた電極部材(15)と、
    前記電極部材(15)および前記空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、
    前記電極部材(15)と前記熱交換部材(22、32)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
    前記電極部材(15)と前記熱交換部材(22、32)とは、前記開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記電極部材(15)と前記熱電素子(12、13)とは、導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記電極部材(15)には、前記封止部材(14)のうち前記開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、
    前記部位において前記電極部材(15)と前記封止部材(14)とが固着されていることを特徴とする熱電変換装置。
  5. 空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
    P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、
    前記P型熱電素子(12)と前記N型熱電素子(13)とを電気的に接続するとともに、これら熱電素子(12、13)と熱交換可能に設けられた電極部材(15)と、
    前記電極部材(15)および前記空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、
    前記熱電素子(12、13)と前記電極部材(15)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
    前記熱電素子(12、13)と前記電極部材(15)とは、前記開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記電極部材(15)と前記熱交換部材(22、32)とは、導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記電極部材(15)には、前記封止部材(14)のうち前記開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、
    前記部位において前記電極部材(15)と前記封止部材(14)とが固着されていることを特徴とする熱電変換装置。
  6. 空気通路内に配置され、この空気通路内を流れる空気と熱交換することで前記空気を冷却または加熱する熱電変換装置であって、
    P型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)を含む熱電素子(12、13)と、
    前記P型熱電素子(12)と前記N型熱電素子(13)とを電気的に接続するとともに、これら熱電素子(12、13)と熱交換可能に設けられた電極部材(15)と、
    前記電極部材(15)および前記空気と熱交換可能に設けられた熱交換部材(22、32)と、
    前記熱電素子(12、13)と前記電極部材(15)との間に配置されるとともに、開口孔(14c)が形成されたフィルム状の封止部材(14)とを有し、
    前記熱電素子(12、13)と前記電極部材(15)とは、前記開口孔(14c)に設けられた導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記電極部材(15)と前記熱交換部材(22、32)とは、導電性接着剤(16)によって互いに接着され、
    前記熱電素子(12、13)には、前記封止部材(14)のうち前記開口孔(14c)の外周部と対向配置される部位が形成されており、
    前記部位において前記熱電素子(12、13)と前記封止部材(14)とが固着されていることを特徴とする熱電変換装置。
  7. 前記封止部材(14)は、樹脂フィルムに接着層が積層されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
  8. 前記封止部材(14)は、接着層を有するカバーレイフィルムにより形成されていることを特徴とする請求項7に記載の熱電変換装置。
  9. 前記封止部材(14)は、樹脂フィルムにボンディングシートが積層されていることを特徴とする請求項7に記載の熱電変換装置。
  10. 前記封止部材(14)は、熱可塑性の樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
  11. 前記封止部材(14)は、ポリイミド樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、またはポリエチレンテレフタレート樹脂のいずれか一つの樹脂により形成されていることを特徴とする請求項7ないし請求項10のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
  12. 前記封止部材(14)は、前記熱電素子(12、13)と前記電極部材(15)との接着箇所、前記電極部材(15)と前記熱交換部材(22、32)との接着箇所、または前記熱電素子(12、13)と前記熱交換部材(22、32)との接着箇所のいずれかが外方に露出しないようにその表面の一部または全面にシール部材(17)を塗布したことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
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