JP2008020141A - 圧力制御弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】弾性部材の変位による制御圧力の変動を抑制し、異常高圧やCOPの大幅な低下を防止できる、CO2冷媒の冷凍サイクルに使用する圧力制御弁を提供する。
【解決手段】冷媒温度に応じた密閉空間(感温部)AのCO2ガス圧とCO2冷媒の冷凍サイクル中の高圧圧力との圧力差により、弾性部材32を変形させて弁の開閉を行う圧力制御弁3において、弁が全閉状態の時の密閉空間の全容積をVsとし、弁が全開状態の時の密閉空間の全容積をVoとしたときに、その容積比、Vs/(Vs−Vo)が1.9以上又は2.4以上あるようにする。この容積比を改善するために、弾性部材と接合する変位伝達部材31の内部に、密閉空間と連通する空洞31dを設けたり、蓋材35に凹部35aを設けたり又は蓋材に密閉空間と連通する部材を接続する。
【選択図】図2
【解決手段】冷媒温度に応じた密閉空間(感温部)AのCO2ガス圧とCO2冷媒の冷凍サイクル中の高圧圧力との圧力差により、弾性部材32を変形させて弁の開閉を行う圧力制御弁3において、弁が全閉状態の時の密閉空間の全容積をVsとし、弁が全開状態の時の密閉空間の全容積をVoとしたときに、その容積比、Vs/(Vs−Vo)が1.9以上又は2.4以上あるようにする。この容積比を改善するために、弾性部材と接合する変位伝達部材31の内部に、密閉空間と連通する空洞31dを設けたり、蓋材35に凹部35aを設けたり又は蓋材に密閉空間と連通する部材を接続する。
【選択図】図2
Description
本発明は、蒸気圧縮式冷凍サイクルの放熱器(ガスクーラ)出口側圧力を制御する圧力制御弁(膨張弁)に関し、特に二酸化炭素(CO2)等の超臨界域で冷媒を使用する超臨界冷凍サイクルに好適なものである。
従来のHFC134aを冷媒とした冷凍サイクルでは、エバポレータ出口冷媒のスーパヒート量を制御するため、特許文献1に示される図14のような圧力制御弁が用いられている。この圧力制御弁3は、エバポレータ4の出口側における冷媒温度に応じて内圧が変化する感温部3aと、この感温部3aとエバポレータ4から流出した冷媒が導かれる空間3bとを仕切るとともに、感温部3a内の圧力変動に応じて変位する膜状のダイヤフラム3cと、冷媒を減圧する絞り部3dと、この絞り部3dの開度を調節する弁体3eと、ダイヤフラム3cの変位を弁体3eに伝達する変位伝達手段3fとを有していて、この変位伝達手段3fにはエバポレータ4から流出した冷媒をダイヤフラム3c側に導く冷媒通路3gが設けられているものである。これによって、エバポレータ4から流出した低温の冷媒によりダイヤフラム3cが冷却され、仮に感温部3a内のガスが凝縮してその凝縮した液滴が外気から熱を吸熱して蒸発しても感温部3a内を十分に冷却することができ、感温部3a内の圧力が雰囲気の影響を受けて上昇してしまうことを未然に防止したものである。
特開2002−13844号公報
このHFC134aを冷媒とした冷凍サイクルでは、低圧の冷媒の温度を検出するため圧力制御弁は冷媒の臨界温度以下で使用されており、感温部或いはダイヤフラム上部の密閉空間に封入された冷媒は、気液2相状態で使用されている。この気液2相状態の冷媒圧力は温度のみで定まるため、冷凍サイクルの冷媒圧力変動によりダイヤフラムが変位してダイヤフラム上部の密閉空間容積(感温部)が変化しても、圧力制御弁は、常に検出温度に応じた制御圧力に保持される。
これに対して二酸化炭素(CO2)を冷媒として用いた冷凍サイクルでは、臨界温度以上では超臨界状態となるため、ダイヤフラムが変位してダイヤフラム上部の気密空間(感温部)容積が変化すると、同一冷媒温度でも容積変化に応じて密閉空間内の封入冷媒圧力が変化して、圧力制御弁の制御圧力も変わってしまうことになる。
このため、CO2冷媒を用いた冷凍サイクルでは、ガスクーラ(放熱器)出口の冷媒温度に対してCO2サイクルの成績係数(COP=Δi/ΔL:Δiは蒸発過程のエンタルピ変化量、ΔLは圧縮過程のエンタルピ変化量)が最大となる高圧圧力に制御する方法が、特許文献2により知られている。即ち、特許文献2の圧力制御弁では、ダイヤフラム上部の密閉空間内にはCO2冷媒が、弁体が絞り部を閉じた状態での密閉空間容積に対して、CO2冷媒の温度が0℃での飽和液密度からCO2冷媒の臨界点での飽和液密度に至る範囲の密度で封入されている。これにより、ガスクーラの出口側圧力とガスクーラの出口側温度とは、CO2のモリエル線図上でほぼ最適制御線上に沿って制御されることになり、超臨界域においてもCO2サイクルを効率良く運転させるものである。
しかしながら、特許文献2の圧力制御弁では、ダイヤフラム変位に対して制御圧力の変動が大きいと、COPが最大となる高圧圧力(最適圧力)から制御圧力が大きくズレてCOPが低下してしまうという問題がある。
また、ダイヤフラム変位に対して制御圧力の上昇が大きいと、圧力制御弁が全開する前に高圧圧力の上限圧力を越えてしまう場合がある。
また、ダイヤフラム変位に対して制御圧力の上昇が大きいと、圧力制御弁が全開する前に高圧圧力の上限圧力を越えてしまう場合がある。
更に、CO2冷媒を用いる冷凍サイクルに使用する圧力制御弁は、制御圧力に対するCOPの低下は少ないほど望ましいが、圧力制御弁の弁開度に対する容積変化を小さくするには、ガスを封入している密閉空間(感温部)を大きくする必要があり、圧力制御弁が大型化、コスト高になるという問題もある。
また、CO2冷媒の冷凍サイクルでは、ガスクーラ後の冷媒温度が上昇すると最適高圧(COPが最大となる圧力)も上昇するが、高圧圧力が高くなると、機器の耐久性が低下し、吐出温度が高くなるという問題もある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、超臨界サイクル、特に冷媒としてCO2を用いた冷凍サイクルに使用する圧力制御弁において、弾性部材の変位による制御圧力の変動を抑制し、異常高圧やCOP(成績係数)の大幅な低下を防止できる圧力制御弁を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、ガスを封入している密閉空間(感温部)をコンパクトにし、弁の大型化、コスト高を抑制できる圧力制御弁を提供することである。
更に、本発明の第3の目的は、高圧圧力を抑制し、機器の耐久性の低下、吐出温度の上昇を防止することができる圧力制御弁を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、ガスを封入している密閉空間(感温部)をコンパクトにし、弁の大型化、コスト高を抑制できる圧力制御弁を提供することである。
更に、本発明の第3の目的は、高圧圧力を抑制し、機器の耐久性の低下、吐出温度の上昇を防止することができる圧力制御弁を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の圧力制御弁を提供する。
請求項1に記載の圧力制御弁は、冷媒温度に応じた密閉空間AのCO2ガス圧とCO2冷媒の冷凍サイクル中の高圧圧力との圧力差により、弾性部材32を変形させて弁の開閉を行うものにおいて、弁が全閉状態の時の密閉空間の全容積Vsとし、弁が全開状態の時の密閉空間の全容積Voとしたときに、その容積比Vs/(Vs−Vo)が1.9以上であるようにしたものであり、これにより、CO2ガスが封入されている密閉空間(感温部)をコンパクトにして、制御圧の変動を少なくすることができ、圧力制御弁の大型化、コスト高を抑制することができる。
請求項1に記載の圧力制御弁は、冷媒温度に応じた密閉空間AのCO2ガス圧とCO2冷媒の冷凍サイクル中の高圧圧力との圧力差により、弾性部材32を変形させて弁の開閉を行うものにおいて、弁が全閉状態の時の密閉空間の全容積Vsとし、弁が全開状態の時の密閉空間の全容積Voとしたときに、その容積比Vs/(Vs−Vo)が1.9以上であるようにしたものであり、これにより、CO2ガスが封入されている密閉空間(感温部)をコンパクトにして、制御圧の変動を少なくすることができ、圧力制御弁の大型化、コスト高を抑制することができる。
請求項2の圧力制御弁は、弁が全閉時の密閉空間AのCO2ガス密度に対して、容積比Vs/(Vs−Vo)が図11より求まる容積比の値より大きくしたものであり、この場合でも、密閉空間のコンパクト化及び制御圧の変動の減少化に寄与することができる。
請求項3に記載の圧力制御弁は、弁が全閉状態の時の密閉空間の全容積Vsとし、弁が全開状態の時の密閉空間Aの全容積Voとしたときに、容積比Vs/(Vs−Vo)が2.4以上であるようにしたものであり、これにより、CO2ガスが封入されている密閉空間をコンパクトにして、かつ最適高圧が上限値15MPaを越えないようにすることができ、機器の耐久性を向上することが可能となる。
請求項3に記載の圧力制御弁は、弁が全閉状態の時の密閉空間の全容積Vsとし、弁が全開状態の時の密閉空間Aの全容積Voとしたときに、容積比Vs/(Vs−Vo)が2.4以上であるようにしたものであり、これにより、CO2ガスが封入されている密閉空間をコンパクトにして、かつ最適高圧が上限値15MPaを越えないようにすることができ、機器の耐久性を向上することが可能となる。
請求項4の圧力制御弁は、弁が全閉時の密閉空間のCO2ガス密度に対して、容積比Vs/(Vs−Vo)が、図12より求まる容積比の値より大きくしたものであり、この場合でも、密閉空間のコンパクト化及び最適高圧が上限値を越えないようにすることに寄与できる。
請求項5の圧力制御弁は、制御圧力が冷媒温度60℃のときに14MPa以下となるようにしたものであり、このように冷媒温度60℃のときは、制御圧の変動が大きいと高圧圧力が上限値を越える恐れがあるために、制御圧力を14MPa以下としている。
請求項5の圧力制御弁は、制御圧力が冷媒温度60℃のときに14MPa以下となるようにしたものであり、このように冷媒温度60℃のときは、制御圧の変動が大きいと高圧圧力が上限値を越える恐れがあるために、制御圧力を14MPa以下としている。
請求項6の圧力制御弁は、制御圧力が冷媒温度40℃のときに9.5MPa以上となるようにしたものであり、このように冷媒温度40℃のときは最適高圧は9.5MPa程度で上限値に対して余裕がある一方で、制御圧に対するCOP変化は最適高圧より下がると急激に低下するため、制御圧力を9.5MPa以上としている。
請求項7の圧力制御弁は、弾性部材32と気密に接合した変位伝達部材31の内部に密閉空間Aと連通する空間A1を設けたものであり、これにより、密閉空間の容積を大きくすることができ、圧力制御弁の弁開度に対する容積変化を小さくすることが可能となる。したがって、制御圧力の変動を小さくすることができる。
請求項7の圧力制御弁は、弾性部材32と気密に接合した変位伝達部材31の内部に密閉空間Aと連通する空間A1を設けたものであり、これにより、密閉空間の容積を大きくすることができ、圧力制御弁の弁開度に対する容積変化を小さくすることが可能となる。したがって、制御圧力の変動を小さくすることができる。
請求項8の圧力制御弁は、弾性部材32と接合した変位伝達部材31により、弁の開閉を行うことを規定したもので、圧力制御弁の弁の開閉が機械的手段によって行われる。
請求項9の圧力制御弁は、密閉空間Aに対して弾性部材32と対向する側の蓋材35に凹部35aを設けるか、又は蓋材35に密閉空間と連通する空間を有する部材7,8を接続するかしたものであり、これにより、密閉空間Aの容積を大きくすることができ、圧力制御弁の弁開度に対する容積変化を小さくすることが可能となる。
請求項10の圧力制御弁は、弾性部材32がダイヤフラム又はベローズであることを規定したものである。
請求項9の圧力制御弁は、密閉空間Aに対して弾性部材32と対向する側の蓋材35に凹部35aを設けるか、又は蓋材35に密閉空間と連通する空間を有する部材7,8を接続するかしたものであり、これにより、密閉空間Aの容積を大きくすることができ、圧力制御弁の弁開度に対する容積変化を小さくすることが可能となる。
請求項10の圧力制御弁は、弾性部材32がダイヤフラム又はベローズであることを規定したものである。
以下、図面に従って本発明の実施の形態の圧力制御弁について説明する。図1は、内部熱交換器を組み込んだ、CO2を冷媒として循環させる冷凍サイクル(超臨界冷凍サイクル)を説明する図であり、図2は、図1に示される冷凍サイクルに適用した本発明の第1実施形態の圧力制御弁である。図1において、符号1はCO2冷媒を吸入圧縮するコンプレッサ(圧縮機)であり、符号2は、コンプレッサ1により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラ(放熱器)である。
符号3は、本実施形態の圧力制御弁(膨張弁)である。この圧力制御弁3は、CO2ガスを封入した感温部(密閉空間)Aを有しており、ガスクーラ2の出口側の冷媒温度に基づいてガスクーラ2の出口側の冷媒圧力を制御するようになっており、高圧の冷媒を減圧する減圧器としても機能している。また圧力制御弁3は、ガスクーラ2から内部熱交換器6へ至る冷媒通路と、内部熱交換器6からエバポレータ4へ至る冷媒通路の開閉を行う弁機能とを有している。この圧力制御弁3については、後に詳しく説明する。
エバポレータ(蒸発器)4では、圧力制御弁3で減圧された気液2相冷媒を蒸発させることで、エバポレータ4の外部を通る空気を冷却する。符号5は、気相冷媒と液相冷媒とを分離するとともに、冷凍サイクル中の余剰冷媒を一時的に蓄えるアキュムレータである。符号6は、内部熱交換器であり、ガスクーラ2から圧力制御弁3へ向かう冷媒と、アキュムレータ5からコンプレッサ1へ戻る冷媒とが熱交換するように冷凍サイクル内に配置されている。これらのコンプレッサ1、ガスクーラ2、圧力制御弁3、エバポレータ4、アキュムレータ5及び内部熱交換器6は、それぞれ配管によって接続されて閉回路を形成している。したがって、コンプレッサ1から吐出されたCO2冷媒は、ガスクーラ2→内部熱交換器6→圧力制御弁3→エバポレータ4→アキュムレータ5→内部熱交換器6を通って元のコンプレッサ1へ吸入される、冷凍サイクル系を形成している。
次に、図2に基づいて図1の冷凍サイクルに使用される第1実施形態の圧力制御弁3Aについて説明する。圧力制御弁3Aのボディ33内には、ガスクーラ2から内部熱交換器6に至る冷媒流路の一部である第1の流路F1と、内部熱交換器6から弁口33aを介してエバポレータ4に至る冷媒流路の一部である第2の流路F2とがそれぞれ独立に形成されている。ボディ33には、第1の流路F1を形成する、ガスクーラ2側に接続される流入口33aと内部熱交換器側6に接続される流出口33bと、第2の流路F2を形成する、内部熱交換器6側に接続される流入口33cとエバポレータ4側に接続される流出口33dとの他に、後述する感温部(密閉空間)を設置するためにその上部に第1の開口33eと調整バネ36をセットするためにその下部に第2の開口33fとが形成されている。ボディ33内には、先端に弁部31aが形成された変位伝達部材31が収納されていて、変位伝達部材31の弁部31aが弁口33gの開閉を行うようになっており、これによって第2の流路F2の開閉が行われ、内部熱交換器6とエバポレータ4とが連通及び非連通するようになっている。
ボディ33の第1の開口33eには、感温部が取り付けられている。この感温部は、主にダイヤフラム、ベローズ等の弾性部材32、蓋材35及び下側支持部材34とより構成されていて、内部に密閉空間Aが形成されている。即ち、蓋材35の中央部分には、密閉空間Aを形成するための凹部35aが形成されていて、弾性部材32の周縁を蓋材35と下側支持部材34とで挟持して固着することにより、感温部が形成されている。弾性部材32は、ステンレス材からなる薄膜状をしており、密閉空間Aの内外の圧力差に応じて変形変位する。下側支持部材34は、円筒部34aとフランジ部34bとを有していて、円筒部34aの外周に形成されたネジ部を、ボディ33の第1の開口33eに螺合することによって、感温部がボディ33に取り付けられている。また、蓋材35には、封入管35bが取り付けられており、封入管35bから密閉空間A内にCO2等のガスが封入されるようになっている。ガスが封入された後は、封入管35bは封鎖される。
変位伝達部材31は、弁部31aより上方に下側支持部材34の円筒部34a内を通って延在している一方の端部31bが、弾性部材32に固定されており、円筒部34aの内面と変位伝達部材31の外周面との間に断面が環状の間隙Bが形成されている。この間隙Bは、ガスクーラ2の出口側に接続する第1の流路F1に連通している。したがって、ガスクーラ2出口側の冷媒が間隙B内に流れ込み、冷媒温度が密閉空間A内のガスに伝達されると同時に、このガスクーラ2出口側の冷媒の圧力が弾性部材32に作用することになる。
また、変位伝達部材31の端部31bには、感温部の密閉空間Aに連通する空洞(空間A1)31dが形成されている。この場合、空洞31dを密閉空間Aに連通させるためには、当然弾性部材32にも貫通孔32aが形成されていて、この貫通孔32aを介して密閉空間Aと空洞(空間A1)31dとが連通している。このようにすることで、感温部の密閉空間を、密閉空間A+空間A1の和とすることができ、ガスが封入される密閉空間を広げることができ、感温部の精度を向上させることができる。
更に変位伝達部材31は、弁部31aより下方に弁口33gを通って延在している他方の端部31cに調整ナット37が螺合されている。弁口33gの下面周辺と調整ナット37間には、変位伝達部材31の弁部31aを閉弁方向に付勢する調整バネ36が介在しており、調整ナット37を回すことによって調整バネ36の初期設定荷重(弁口33gを閉じた状態での弾性力)が任意に調節できる。これら調整バネ36、調整ナット37等は、エバポレータ4入口側に接続する第2の流路F2の一部である下流空間C内に設けられている。また、キャップ38がボディ33の第2の開口33fに嵌め込まれることによって、下流空間Cの下方が閉じられている。
上記のように構成された第1実施形態の圧力制御弁3Aでは、変位伝達部材31の閉弁力は、密閉空間(A+A1)内の内圧と調整バネ36によって得られるようになっており、変位伝達部材31の開弁力は、ガスクーラ2出口側の冷媒圧力によって得られ、両者のバランスによって圧力制御弁3Aが開閉されるようになる。また、密閉空間(A+A1)内の内圧は、間隙Bに流れ込むガスクーラ2出口側の冷媒温度によって変化し、それによって、弁口33gの開度が変化することで、内部熱交換器6出口側の冷媒圧力が制御される。
CO2を冷媒として用いた冷凍サイクルでは、ガスクーラ2の出口温度に対して、COP(成績係数)が最大となる高圧圧力があることが知られている。また、COPを向上させる手段としてガスクーラ2出口の冷媒とコンプレッサ1の吸入冷媒との間で熱交換させる内部熱交換器6を使用することが提案されている。
図9は、内部熱交換器6を用い、エバポレータ4の蒸発温度が20℃、コンプレッサ1の吸入冷媒のスーパヒート量が20℃の場合について、高圧圧力とCOPの関係を、ガスクーラ2の出口冷媒温度が40℃、50℃、60℃の場合についてプロットしたものである。
CO2冷媒のサイクルに用いる圧力制御弁3(3A)は、ガスクーラ2の出口冷媒温度に対してサイクルの高圧圧力が、常にCOPが最大となる圧力に調整するため、図9の破線で示す温度−圧力特性となるように、圧力制御弁3(3A)の感温部(密閉空間)の封入ガス密度等により圧力制御特性が調整されている。
CO2冷媒のサイクルに用いる圧力制御弁3(3A)は、ガスクーラ2の出口冷媒温度に対してサイクルの高圧圧力が、常にCOPが最大となる圧力に調整するため、図9の破線で示す温度−圧力特性となるように、圧力制御弁3(3A)の感温部(密閉空間)の封入ガス密度等により圧力制御特性が調整されている。
圧力制御弁3(3A)の感温部(密閉空間)には、CO2ガス或いはCO2ガスと少量の窒素ガス等の不活性ガスが混合して封入されているが、CO2ガスは約31℃以上で超臨界状態となるため、ダイヤフラム、ベローズ等の弾性部材32が変位するとガスが封入されている密閉空間A又は(A+A1)の容積も変化して、ガスクーラ2の出口冷媒温度が変わらなくても密閉空間内の圧力が変動してしまう。
圧力制御弁3は、弾性部材32の変位により弁の開閉を行っているため、図13に示すように、弁が閉弁している場合は、弾性部材32が下に凸の状態となっているが、冷媒流量が増加して弁リフト量も大きくなると、弾性部材32が上に変位して感温部の密閉空間の容積も小さくなるため、ガスの封入密度が上昇し圧力も上昇する。このため、圧力制御弁3の開度が増すと制御圧が上昇することになる。
制御圧力に対するCOPの低下は少ない程望ましいが、圧力制御弁3の弁開度に対する容積変化を小さくするには、ガスを封入している密閉空間を大きくする必要がある。そこで、本実施形態では、蓋材35に凹部35aを形成したり及び/又は変位伝達部材31に空洞部31dを形成することによって、密閉空間A,A+A1を大きくするようにしている。
図7,8は、冷媒温度40℃と60℃のときの密閉空間の容積比に対して弁が全閉から全開になった場合の制御圧力の変動量を封入ガス密度をパラメータにして示したものである。
容積比は、弁閉時の密閉空間の全容積をVsに、弁開時の密閉空間の全容積をVoとしたとき、容積比=Vs/(Vs−Vo)としている。
即ち、制御圧の変動に対して、そのときの弁の開閉による容積変化量(Vs−Vo)の何倍の密閉空間の容積(Vs)が必要かを示している。
容積比は、弁閉時の密閉空間の全容積をVsに、弁開時の密閉空間の全容積をVoとしたとき、容積比=Vs/(Vs−Vo)としている。
即ち、制御圧の変動に対して、そのときの弁の開閉による容積変化量(Vs−Vo)の何倍の密閉空間の容積(Vs)が必要かを示している。
図7に示すように冷媒温度40℃では、封入ガス密度により異なるが、圧力制御弁3として使用される比較的低い封入密度(300kg/m3)の場合、圧力変動が1MPa以下から、容積比が急増し、また比較的高い封入密度(600kg/m3)の場合には、圧力変動が2MPa以下から容積比が急増しており、密閉空間の必要容積が急激に大きくなってしまうことを示している。なお、封入密度は、弁閉時の密閉空間容積に対する密度を用いている。
同様に、図8に示すように冷媒温度60℃では、封入密度(300kg/cm3)の場合では、2MPa以下から容積比が急増し、また封入密度(600kg/cm3)の場合には、4MPa以下から容積比が急増しており、密閉空間の必要容積が急激に大きくなってしまうことを示している。
このことから、圧力制御弁3の感温部をコンパクトにするには、制御圧の変動が、冷媒温度40℃のときに1〜2MPa、冷媒温度60℃のときに2〜4MPaとすることが望ましい。
次に、図9に示すように制御圧に対してサイクルのCOP変化を見ると、COP低下率を10%とした場合の圧力変動幅は、冷媒温度40℃のときで2MPa、冷媒温度50℃のときで4.2MPa、冷媒温度60℃のときで6.7MPaとなり、冷媒温度40℃のときの圧力変動幅に対して、冷媒温度50℃、60℃では2倍以上の圧力変動幅で同一のCOP低下率となる。
従って、容積比が一定の場合では、冷媒温度60℃のときの制御圧の変動幅は、冷媒温度40℃のときの約2倍となるが、サイクルのCOP低下率としては、同等レベルを得ることができる。
図10は、内部熱交換器6を用いない場合の制御圧に対してサイクルのCOP変化を示しており、図9の内部熱交換器6を用いた場合よりも、同一COP低下率のときの圧力変動幅が大きいため、内部熱交換器6を用いない場合に本実施形態の圧力制御弁3を用いても、COPが大きく低下することはない。
図11は、図7の冷媒温度40℃のときの密閉空間の容積比に対して、弁が全閉から全開になった場合の制御圧力の変動量を封入ガス密度をパラメータにしたグラフを、横軸を封入密度、縦軸を容積比として、冷媒温度40℃のときの制御圧変動幅2MPaのラインを示したグラフである。
これにより、圧力制御弁3の感温部(密閉空間)をコンパクトにして、制御圧の変動を少なくするには、
1)少なくとも容積比を、1.9以上とする(ガス封入密度300kg/m3のとき)。
2)ガス封入密度に対して、図11の実線より容積比を大きくする。
とすれば良いことが解る。
これにより、圧力制御弁3の感温部(密閉空間)をコンパクトにして、制御圧の変動を少なくするには、
1)少なくとも容積比を、1.9以上とする(ガス封入密度300kg/m3のとき)。
2)ガス封入密度に対して、図11の実線より容積比を大きくする。
とすれば良いことが解る。
また、CO2冷媒の冷凍サイクルでは、ガスクーラ2出口の冷媒温度が上昇すると最適高圧(COPが最大となる圧力)も上昇するが、高圧圧力が高くなると、機器の耐久性が低下し、コンプレッサ1の吐出温度が高くなるという問題があるため、高圧圧力の上限値として15MPa程度に設定されることが多い。
図9に示されるように内部熱交換器6を用いた場合、冷媒温度が60℃のときの最適高圧は、約14MPaであり、制御圧の変動が大きいと上限値の15MPaを越えてしまう。
図9に示すように、冷媒温度60℃のときは、制御圧力に対するCOP変化が小さいため、制御圧の下限値を12MPaとすれば、上限値に対して最大3MPaの余裕幅が得られる。
図9に示すように、冷媒温度60℃のときは、制御圧力に対するCOP変化が小さいため、制御圧の下限値を12MPaとすれば、上限値に対して最大3MPaの余裕幅が得られる。
図12は、図8の冷媒温度60℃のときの密閉空間の容積比に対して、弁が全閉から全開になった場合の制御圧力の変動量を封入ガス密度をパラメータにしたグラフを、横軸を封入密度、縦軸を容積比として、冷媒温度60℃のときの制御圧変動幅3MPaのラインを示したものである。
これにより、圧力制御弁3のガス封入部である密閉空間をコンパクトにして、上限値(15MPa)を越えないようにするには、
1)少なくとも容積比を、2.4以上にする(ガス封入密度300kg/m3のとき)。又は、
2)ガス封入密度に対して、図12の実線より容積比を大きくする。
3)圧力制御弁が開弁するときの圧力を、最適高圧(14MPa)より低くする。
これにより、圧力制御弁3のガス封入部である密閉空間をコンパクトにして、上限値(15MPa)を越えないようにするには、
1)少なくとも容積比を、2.4以上にする(ガス封入密度300kg/m3のとき)。又は、
2)ガス封入密度に対して、図12の実線より容積比を大きくする。
3)圧力制御弁が開弁するときの圧力を、最適高圧(14MPa)より低くする。
また、冷媒温度40℃のときにおいては、最適高圧は9.5MPa程度であり、上限圧力に対して余裕がある。制御圧に対するCOP変化は、最適高圧より下がると急激に低下するため、圧力制御弁3の開弁時の圧力を最適高圧とすれば、制御圧が多少バラツイてもCOPの変動が大きくなることを防止できる。
図3は、内部熱交換器を組み込まないCO2冷媒の冷凍サイクルを説明する図であり、図4は、図3に示される冷凍サイクルに適用した本発明の第2実施形態の圧力制御弁3Bである。図1と同じ部品については、同じ番号を付している。即ち、符号1はCO2冷媒を吸入圧縮するコンプレッサであり、符号2はコンプレッサ1により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラである。ガスクーラ2の出口側には、ガスクーラ2の出口側の冷媒温度に基づいてガスクーラ2の出口側の冷媒圧力を制御する圧力制御弁3(3B)が配設されていて、高圧の冷媒を減圧する減圧器として機能している。
符号4は、圧力制御弁3で減圧された気液2相冷媒を蒸発させるエバポレータであり、符号5は気相冷媒と液相冷媒とを分離するとともに、冷凍サイクル中の余剰冷媒を一時的に蓄えるアキュムレータである。これらコンプレッサ1、ガスクーラ2、圧力制御弁3、エバポレータ4及びアキュムレータ5は、それぞれ配管によって接続されて閉回路を形成している。
図3の本発明の第2実施形態の圧力制御弁3Bは、内部熱交換器を用いないサイクルに使用されるため、圧力制御弁3Bのボディ33内には、ガスクーラ2から弁口33gを介してエバポレータ4に至る冷媒流路の一部である流路Fのみが形成されている。また、圧力制御弁3Bでは、ボディ33の第2の開口33fが閉鎖され、変位伝達部材31の弁部31aより下方の延在部分、調整バネ36及び調整ナット37等が除去されている。更に、変位伝達部材31の一端31bに形成した空洞31dも除去されている。したがって、密閉空間Aは、蓋材35に設けられた凹部35aによって形成されている。その他の構成は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
したがって、第2実施形態では、変位伝達部材31の閉弁力としては、間隙B内に流れ込むガスクーラ2出口側の冷媒温度が伝達される密閉空間A内に封入されたガスによる内圧のみが作用し、開弁力としてはガスクーラ2出口側の冷媒圧力が作用することになる。この場合、密閉空間A内に封入されたガスが調整バネ36の機能をも果たすことになる。ここでは、密閉空間Aには、温度に応じて内圧を変化させるCO2ガスと、検出対象の温度範囲においては温度に応じて内圧を変化させずにほぼ一定の内圧を発生させる少量の窒素ガス等の不活性ガスとが混合して封入されている。
また、第2実施形態では、感温部である密閉空間Aの容積を大きくして容積比を確保するため、弾性部材32の蓋材35の凹部35aを出来るだけ大きくする。
また、第2実施形態では、感温部である密閉空間Aの容積を大きくして容積比を確保するため、弾性部材32の蓋材35の凹部35aを出来るだけ大きくする。
図5は、第3実施形態の圧力制御弁3Cを用いた、(a)内部熱交換器6を用いない場合と、(b)内部熱交換器6を用いた場合とのCO2冷媒の冷凍サイクルの模式図であり、図6は、本発明の第3実施形態の圧力制御弁3Cを示す図である。圧力制御弁3の構造を除いて、図5(a)の冷凍サイクルの模式図は、構成要素の配置は基本的に図3の冷凍サイクル図と同じであり、また図5(b)の冷凍サイクルの模式図は、基本的に図1の冷凍サイクル図と同じであるので説明を省略する。即ち、図5に示される圧力制御弁3Cは、感温部である密閉空間Aに接続されるキャピラリーチューブ7と、キャピラリーチューブ7の先端に設けられる感温筒8とを有している。この感温筒8は、ガスクーラ2の出口配管に接触して設置されている。
本発明の第3実施形態の圧力制御弁3Cでは、ボディ33内には1つの流路Fしか形成されておらず、図5(a)の内部熱交換器6のないサイクルに使用される場合は、この流路Fはガスクーラ2から弁口33gを介してエバポレータ4に至る冷媒流路の一部として使用され、図5(b)の内部熱交換器6を用いたサイクルに使用される場合は、内部熱交換器6から弁口33gを介してエバポレータ4に至る冷媒流路の一部として使用されている。また、変位伝達部材31の一端には、空洞31dが設けられておらず、この空洞31dに代って蓋材35に密閉空間Aに連通する部材として、先端に感温筒8を有するキャピラリーチューブ7が取り付けられていて、その内部が密閉空間Aに連通している。したがって、ガスが封入される密閉空間の容積を大きくすることができる。他の構成は、第1実施形態の圧力制御弁3Aと同様である。
この第3実施形態の圧力制御弁3Cにおいても、変位伝達部材31の閉弁力及び開弁力は、第1実施形態の圧力制御弁3Aと同様に作用しているが、封入された密閉空間内のガスは、ガスクーラ2の出口配管に配置された感温筒8からの熱影響を主に受けることになる。
1 コンプレッサ
2 ガスクーラ
3,3A,3B,3C 圧力制御弁
31 変位伝達部材
31a 弁部
31d 空洞(A1)
32 弾性部材(ダイヤフラム、ベローズ)
33 ボディ
33g 弁口
34 下側支持部材
35 蓋材
35a 凹部
36 調整バネ
4 エバポレータ
5 アキュムレータ
6 内部熱交換器
7 キャピラリーチューブ
8 感温筒
A 密閉空間(感温部)
B 隙間
2 ガスクーラ
3,3A,3B,3C 圧力制御弁
31 変位伝達部材
31a 弁部
31d 空洞(A1)
32 弾性部材(ダイヤフラム、ベローズ)
33 ボディ
33g 弁口
34 下側支持部材
35 蓋材
35a 凹部
36 調整バネ
4 エバポレータ
5 アキュムレータ
6 内部熱交換器
7 キャピラリーチューブ
8 感温筒
A 密閉空間(感温部)
B 隙間
Claims (10)
- CO2冷媒の冷凍サイクルに使用される圧力制御弁であって、冷媒温度を密閉空間(A)内に封入されたCO2ガスに伝熱して冷媒温度に応じた圧力を発生させ、この密閉空間のガス圧と冷凍サイクル中の冷媒の高圧圧力との圧力差により、弾性部材(32)を変形させて弁の開閉を行う圧力制御弁(3,3A,3B,3C)において、
弁が全閉状態の時の密閉空間の全容積(Vs)と、弁が全開状態の時の密閉空間の全容積(Vo)としたときに、容積比Vs/(Vs−Vo)が、
Vs/(Vs−Vo)≧1.9
であることを特徴とする圧力制御弁。 - 弁が全閉時の密閉空間のCO2ガス密度に対して、容積比Vs/(Vs−Vo)が、図11より求まる容積比の値より大きいことを特徴とする請求項1に記載の圧力制御弁。
- CO2冷媒の冷凍サイクルに使用される圧力制御弁であって、冷媒温度を密閉空間(A)内に封入されたCO2ガスに伝熱して冷媒温度に応じた圧力を発生させ、この密閉空間のガス圧と冷凍サイクル中の冷媒の高圧圧力との圧力差により、弾性部材(32)を変形させて弁の開閉を行う圧力制御弁(3,3A,3B,3C)において、
弁が全閉状態の時の密閉空間の全容積(Vs)と、弁が全開状態の時の密閉空間の全容積(Vo)としたときに、容積比Vs/(Vs−Vo)が、
Vs/(Vs−Vo)≧2.4
であることを特徴とする圧力制御弁。 - 弁が全閉時の密閉空間のCO2ガス密度に対して、容積比Vs/(Vs−Vo)が、図12より求まる容積比の値より大きいことを特徴とする請求項3に記載の圧力制御弁。
- 前記圧力制御弁の制御圧力が、冷媒温度60℃のときに14MPa以下とすることを特徴とする請求項3又は4に記載の圧力制御弁。
- 前記圧力制御弁の制御圧力が、冷媒温度40℃のときに9.5MPa以上とすることを特徴とする請求項3又は4に記載の圧力制御弁。
- 前記弾性部材(32)と気密に接合した変位伝達部材(31)の内部に、密閉空間と連通する空間(A1)を設けることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧力制御弁。
- 前記弾性部材(32)と接合した前記変位伝達部材(31)により、弁の開閉を行うことを特徴とする請求項7に記載の圧力制御弁。
- 密閉空間に対して前記弾性部材(32)と対向する側の蓋材(35)に凹部(35a)を設けるか、又は蓋材(35)に密閉空間と連通する空間を有する部材(7,8)を接続することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧力制御弁。
- 前記弾性部材(32)がダイヤフラム又はベローズである請求項1〜9のいずれか一項に記載の圧力制御弁。
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- 2007-07-13 CN CNA2007101368608A patent/CN101105355A/zh active Pending
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