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JP2008019848A - 内燃機関システム - Google Patents

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JP2008019848A
JP2008019848A JP2006294065A JP2006294065A JP2008019848A JP 2008019848 A JP2008019848 A JP 2008019848A JP 2006294065 A JP2006294065 A JP 2006294065A JP 2006294065 A JP2006294065 A JP 2006294065A JP 2008019848 A JP2008019848 A JP 2008019848A
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Junichi Kamio
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Honda Motor Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

【課題】予混合圧縮着火時に着火時期を精密に制御できる内燃機関システムを提供する。
【解決手段】エタノールを収容する燃料タンク4aと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つを収容する燃料タンク4bと、エタノールを改質しジエチルエーテルを得る改質手段9と、熱媒を加熱する熱交換手段14と、該熱媒によるエタノールを加熱するエタノール加熱手段9bと、燃料の混合比を制御する燃料供給制御手段10とを備える。熱媒により吸気を加熱する吸気加熱手段18を備える。内燃機関3の停止中、熱媒を貯蔵する断熱貯蔵容器29を備える。内燃機関3の作動中、温度検出手段30aの温度が温度検出手段30bの温度よりも高い場合のみ、熱媒を断熱貯蔵容器29に流通させる流通制御手段27を備える。混合燃料を収容する燃料タンク42と、該混合燃料に水を添加して、エタノール−水混合液と、ガソリン及びGTLナフサとに分離する分離手段43を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切替可能な内燃機関システムに関する。
近年、内燃機関の燃費を向上し、排出物を低減するために、予混合圧縮着火内燃機関に代表される圧縮着火内燃機関が検討されている。予混合圧縮着火内燃機関は、酸素含有気体と圧縮自着火可能な燃料とをシリンダ内に導入し、圧縮して自着火させるものである。
しかし、予混合圧縮着火内燃機関は、火花点火方式の内燃機関と異なり着火のタイミングを制御することが難しく、安定に運転することができる運転領域が狭いという問題がある。前記問題は、さらに詳しくは、着火性の高い燃料を用いると該機関の要求負荷が高くなったときにノッキングを起こしやすく、着火性の低い燃料を用いると該機関の要求負荷が低くなったときに失火しやすいということである。前記問題を解決するために、運転条件等により火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切替可能とした内燃機関システムが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
また、前記問題を解決するために、着火特性の異なる複数の燃料を用意し、該複数の燃料を前記予混合圧縮着火内燃機関に供給するときにその混合比を制御することにより、着火時期を制御することが考えられる。前記着火特性の異なる複数の燃料として、例えば、ガソリン、GTLナフサ等の液体炭化水素とエタノールとの組み合わせを挙げることができる。
尚、エタノールによれば、所謂カーボンニュートラル効果を得ることができ、二酸化炭素排出量の削減に寄与することができる。前記カーボンニュートラル効果とは、植物由来のエタノールでは、原料となる植物がその成育過程で光合成を行うことにより二酸化炭素を吸収しているので、該エタノールを燃焼させて二酸化炭素を発生しても、全体としては新たな二酸化炭素を排出したことにならない、というものである。
前記液体炭化水素とエタノールとは、それぞれ別のタンクに収容してもよく、混合燃料として1つのタンクに収容しておき、必要に応じて液体炭化水素とエタノールとに分離するようにしてもよい。前記液体炭化水素とエタノールとの混合燃料は、水を添加すると、該液体炭化水素と、エタノール−水混合液とに容易に分離することが知られている(例えば特許文献3参照)。
前記液体炭化水素とエタノールとでは、エタノールの方が自己着火性が低い。従って、両者の混合比を調整することにより、例えばオクタン価で表される着火特性を変化させることができ、予混合圧縮着火の着火時期を制御することができる。
しかしながら、予混合圧縮着火の着火時期をさらに効果的に制御することができる内燃機関システムの開発が望まれる。
特開2001−152919号公報 特開2002−130006号公報 特開昭58−96155号公報 特開2001−207845号公報
本発明は、かかる不都合を解消して、火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切替可能であって、予混合圧縮着火運転を行うときに、予混合圧縮着火の着火時期を精密に制御することができる内燃機関システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の第1の態様の内燃機関システムは、火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切り替え可能な内燃機関システムにおいて、エタノールを収容する第1の燃料タンクと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つを収容する第2の燃料タンクと、第1の燃料タンクから内燃機関に供給されるエタノールの一部を加熱して触媒に接触させることにより改質し、ジエチルエーテルを得る改質手段と、該内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換し該熱媒を加熱する熱交換手段と、該熱交換手段により加熱された該熱媒により該改質手段に供給されるエタノールを加熱するエタノール加熱手段と、第1の燃料タンクから該内燃機関に供給されるエタノールと、第2の燃料タンクから該内燃機関に供給されるガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、該改質手段から該内燃機関に供給されるジエチルエーテルとの混合比を制御する燃料供給制御手段とを備えることを特徴とする。
前記第1の態様の内燃機関システムによれば、第1の燃料タンクに収容されているエタノールの一部を、前記改質手段によりジエチルエーテルに改質することができる。ここで、前記エタノールは前記ガソリンまたはGTLナフサよりも自己着火性が低いのに対し、ジエチルエーテルは前記ガソリンまたはGTLナフサよりも自己着火性が高い。
そこで、前記内燃機関に供給される前記エタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、ジエチルエーテルとの混合比を、前記燃料供給制御手段により制御することにより、予混合圧縮着火の際に着火時期の制御を精密に行うことができる。
ところで、触媒を用いて前記エタノールを前記ジエチルエーテルに改質するときには、該触媒に接触するエタノールを約200℃程度の一定の温度に保持する必要がある。ここで、前記エタノールを前記温度に加熱する熱源として、前記内燃機関の排熱を利用することが考えられる。しかし、前記内燃機関の排熱を直接利用しようとすると、放熱が大きいために前記改質手段の温度が不均一になったり、エタノールの潜熱が大きかったりするために、所要の改質性能を維持することが難しい。
そこで、前記第1の態様の内燃機関システムでは、前記熱交換手段により、前記内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換して該熱媒を加熱し、該熱媒を用いて前記エタノール加熱手段にて前記エタノールを加熱する。この結果、前記エタノールの温度を約200℃程度の一定の温度に容易に保持することができ、該エタノールを前記改質手段にて前記触媒に接触させることにより、所要の改質性能を容易に維持することができる。
次に、本発明の第2の態様の内燃機関システムは、火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切り替え可能な内燃機関システムにおいて、エタノールを収容する第1の燃料タンクと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つを収容する第2の燃料タンクと、第1の燃料タンクから内燃機関に供給されるエタノールの一部を加熱して触媒に接触させることにより改質し、ジエチルエーテルを得る改質手段と、該内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換し該熱媒を加熱する熱交換手段と、該熱交換手段により加熱された該熱媒により該内燃機関の吸気を加熱する吸気加熱手段と、第1の燃料タンクから該内燃機関に供給されるエタノールと、第2の燃料タンクから該内燃機関に供給されるガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、該改質手段から該内燃機関に供給されるジエチルエーテルとの混合比を制御する燃料供給制御手段とを備えることを特徴とする。
前記第2の態様の内燃機関システムによれば、第1の態様と同一にして、前記内燃機関に供給される前記エタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、ジエチルエーテルとの混合比を、前記燃料供給制御手段により制御することにより、予混合圧縮着火の際に着火時期の制御を精密に行うことができる。
このとき、前記着火時期は、前記内燃機関の吸気を加熱することによっても、制御することができる。そこで、前記第2の態様の内燃機関システムでは、前記熱交換手段により、前記内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換して該熱媒を加熱し、該熱媒を用いて前記吸気加熱手段にて該内燃機関の吸気を加熱する。
このようにすることにより、前記燃料供給制御手段の作用による着火時期の制御を、前記吸気加熱手段における前記吸気の加熱により補完することができ、該着火時期の制御を精密かつ効果的に行うことができる。
また、前記第2の態様の内燃機関システムは、前記熱交換手段により加熱された前記熱媒により前記改質手段に供給されるエタノールを加熱するエタノール加熱手段を備えていてもよい。このようにすることにより、前記燃料供給制御手段の作用による着火時期の制御を、前記吸気加熱手段における前記吸気の加熱により補完することができると共に、前記改質手段にて所要の改質性能を容易に維持することができる。
尚、前記第2の態様の内燃機関システムにおいて、前記エタノール加熱手段を備えることは、前記第1の態様の内燃機関システムにおいて、前記吸気加熱手段を備えることと同義である。
また、前記第1、第2の両態様では、エタノールを収容する第1の燃料タンクと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つを収容する第2の燃料タンクとに代えて、エタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つとからなる混合燃料を収容する燃料タンクと、該燃料タンクから供給される該混合燃料に水を添加して、該ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、エタノール−水混合液とに分離する分離手段を備えるようにしてもよい。
この場合には、前記分離手段で得られたエタノール−水混合液の一部が、前記第1、第2の両態様と同様にして、前記改質手段にてジエチルエーテル−水混合液に改質される。そして、前記内燃機関に供給される前記エタノール−水混合液と、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、ジエチルエーテル−水混合液との混合比を、前記燃料供給制御手段により制御する。また、前記エタノール加熱手段を備える場合には、前記熱交換手段により、前記内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換して該熱媒を加熱し、該熱媒を用いて該エタノール加熱手段にて前記エタノール−水混合液を加熱する。
また、前記各態様の内燃機関システムでは、高負荷時には火花点火運転を行い、低負荷時には予混合圧縮着火運転を行う。
また、前記各態様の内燃機関システムでは、前記内燃機関が運転を停止すると、前記熱媒が冷却されてしまい、始動時には冷却された状態から再び加熱されることになる。従って、前記エタノールもしくはエタノール−水混合液の加熱または前記内燃機関の吸気の加熱が可能になるまでに時間がかかる。
そこで、前記各態様の内燃機関システムでは、前記内燃機関が停止されている間、前記熱交換手段により加熱された前記熱媒を収容して断熱状態下に貯蔵する断熱貯蔵容器を備えることが好ましい。前記各態様の内燃機関システムでは、前記内燃機関の停止時に前記断熱貯蔵容器に前記熱媒を収容し、該内燃機関の停止中、貯蔵しておくことにより、該熱媒の冷却を避けることができる。従って、始動時には、直ちに前記エタノールもしくはエタノール−水混合液の加熱または前記内燃機関の吸気の加熱を開始することができる。
前記断熱貯蔵容器としては、例えば、水冷式内燃機関で加熱された冷却水を早期暖機のために貯蔵する蓄熱容器等を用いることができる(特許文献4参照)。
また、前記各態様の内燃機関システムは、前記断熱貯蔵容器を備えるときには、前記断熱貯蔵容器の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記熱交換手段により加熱された前記熱媒の温度を検出する第2の温度検出手段とを備え、前記内燃機関の運転中は、第1の温度検出手段により検出される温度が第2の温度検出手段により検出される温度よりも高い場合にのみ、該熱媒を該断熱貯蔵容器に流通させる流通制御手段を備えることが好ましい。
前記流通制御手段によれば、前記内燃機関の運転中、第1の温度検出手段により検出される温度が第2の温度検出手段により検出される温度よりも高い場合にのみ、前記熱媒を前記断熱貯蔵容器に流通する。この結果、前記熱媒は、前記熱交換手段に加えて、前記断熱貯蔵容器によっても加熱されることとなり、前記内燃機関の運転中における温度制御の幅を拡大することができる。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本発明の内燃機関システムの一構成例を示すシステム構成図、図2は図1に示す内燃機関システムにおけるエンジンルームの構成を示すシステム構成図、図3及び図4は図2のシステムにおける熱媒の作用を説明する作用説明図、図5は本発明の内燃機関システムの他の構成例を示すシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態の内燃機関システム1は、エンジンルーム2内に配設された内燃機関3と、内燃機関3に燃料を供給する第1燃料タンク4aと、第2燃料タンク4bとを備えている。内燃機関3は、火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切り替え可能なハイブリッド燃焼機関であり、燃料としてのエタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも一つとを任意の混合割合で、運転可能なフレキシブルフューエルビークルである。第1燃料タンク4aは、内燃機関3に供給する燃料としてのエタノールを収容しており、第2燃料タンク4bは、内燃機関3に供給する燃料としてのガソリンまたはGTLナフサを収容している。第2燃料タンク4bは、ガソリンとGTLナフサとの混合燃料を収容するものであってもよい。
第1燃料タンク4aは第1導管5aを介して、内燃機関3の第1インジェクタ6aに接続されている。第1導管5aの途中にはポンプ7aが配設されており、第1燃料タンク4aに収容されているエタノールが、ポンプ7aにより第1インジェクタ6aに供給される。
このとき、ポンプ7aの下流側には分配装置8が配設されており、分配装置8から第2導管5bが分岐している。第2導管5bの途中には、改質器9が配設されており、分配装置8から第2導管5bを介して改質器9に供給されるエタノールを加熱下に触媒に接触せしめてジエチルエーテルに改質するようになっている。第2導管5bは、内燃機関3の第2インジェクタ6bに接続されており、改質器9で得られたジエチルエーテルが第2導管5bにより第2インジェクタ6bに供給される。
一方、第2燃料タンク4bは第3導管5cを介して、内燃機関3の第3インジェクタ6cに接続されている。第3導管5cの途中にはポンプ7bが配設されており、第2燃料タンク4bに収容されているガソリン、GTLナフサまたは、ガソリンとGTLナフサとの混合燃料等の液体炭化水素が、ポンプ7bにより第3インジェクタ6cに供給される。
また、内燃機関システム1では、第1乃至第3インジェクタ6a,6b,6cは、燃料供給制御手段10と電気的に接続されており、燃料供給制御手段10は、内燃機関3に供給されるエタノールと、ジエチルエーテルと、前記液体炭化水素との混合比を調整する。
次に、エンジンルーム2には、図2に示すように、前記内燃機関3が配設されていると共に、内燃機関3から排気を排出する排気装置11と、内燃機関3に吸気を供給する吸気装置12とを備えている。
排気装置11は、内燃機関3に接続された排気管13と、排気管13の途中で排気管13に流通される排気と熱媒との間で熱交換し該熱媒を加熱する第1熱交換器14とを備えている。
一方、吸気装置12は、内燃機関3に接続され、内燃機関3に吸気を供給する直通ライン15と、直通ライン15の上流側で直通ライン15から分岐し、下流側で再び直通ライン15に合流する加熱ライン16とを備えている。直通ライン15の加熱ライン16との分岐部の下流には第1流量制御弁17aが備えられ、加熱ライン16の直通ライン15との合流点の上流には第2流量制御弁17bが備えられており、流量制御弁17a,17bは電磁制御スロットル装置(図示せず)により開度が調整されるようになっている。そして、加熱ライン16の途中には、第1熱交換器14で加熱された熱媒と吸気との間で熱交換し該吸気を加熱する吸気加熱手段としての第2熱交換器18が配設されている。
前記熱媒は、エンジンルーム2内に配設された熱媒循環系19により循環せしめられる。熱媒循環系19には、上流側から順に低圧ポンプ20、流量制御弁21、第1熱交換器14、改質器9、第2熱交換器18が配設されている。前記熱媒は、熱交換器18で前記吸気との間で熱交換した後、さらにその下流に配設された第3熱交換器22で、エンジン冷却水循環系23により供給されるエンジン冷却水と熱交換して冷却された後、低圧ポンプ20に循環される。熱媒循環系19には、流量制御弁21から分岐して、第1熱交換器14と改質器9との間で熱媒循環系19に合流するバイパス19aが配設されている。また、改質器9は、第1熱交換器14で加熱された熱媒と、第2導管5bから改質器9に供給されるエタノールとの間で熱交換し該エタノールを加熱するエタノール加熱手段を兼ねている。
一方、エンジン冷却水循環系23は、第1冷却水導管23aと、第2冷却水導管23bと、第3冷却水導管23cと、第4冷却水導管23dとからなる。第1冷却水導管23aは、内燃機関3と、改質器9の上流側の第2導管5bに配設されているエタノールプリ加熱器24とを接続し、内燃機関3で加熱されたエンジン冷却水をエタノールプリ加熱器24に供給する。第2冷却水導管23bは、エタノールプリ加熱器24と内燃機関3とを接続し、エタノールプリ加熱器24で冷却されたエンジン冷却水を内燃機関3に供給する。第3冷却水導管23cは、第3の熱交換器22を介して内燃機関3と第2の熱交換器18とを接続し、第3熱交換器22で熱媒との間で熱交換しさらに加熱されたエンジン冷却水を第2熱交換器18に供給する。第4冷却水導管23dは、第2熱交換器18と内燃機関3とを接続し、第2熱交換器18で前記吸気と熱交換して冷却されたエンジン冷却水を内燃機関3に供給する。尚、第4冷却水導管23dは、第1冷却水導管23aに接続されている。
次に、図3を参照して、本実施形態の内燃機関システム1における熱媒の作用の一態様について説明する。
前記熱媒としては、鉱物油系、シリコーンオイル系等で、沸点が200℃以上の熱媒を用いることができる。前記熱媒は一般的にプラント等で使用されている、それ自体公知のものを用いることができ、特殊なものを用いる必要はない。
熱媒循環系19では、前記熱媒を低圧ポンプ20により循環させ、まず流量制御弁21を介して必要量を第1熱交換器14に供給する一方、余分な熱媒はバイパス19により第1熱交換器14を迂回させる。そして、第1熱交換器14で、排気と、供給された熱媒との間で熱交換して該熱媒を加熱し、加熱された熱媒を改質器9に供給する。
このとき、改質器9の上流側には温度センサ25が配設されている。流量制御弁21は、温度センサ25で検出される熱媒の温度が改質器9でエタノールをジエチルエーテルに改質するために適切な温度(概ね200℃)となるようにフィードバック制御され、第1熱交換器14に供給する前記熱媒の量を制御する。
改質器9は、第2導管5bを介して供給されるエタノールを加熱するエタノール加熱手段を兼ねており、前記エタノールと前記熱媒とが対向流を形成するように構成される。改質器9に供給された前記熱媒は、まず改質器本体9aを加熱し、次いで第4熱交換器9bでエタノールを加熱する。
改質器9は、重量にほぼ比例する熱容量を備えており、エタノールを排気で直接に加熱しようとすると改質開始時等に該熱容量が温度の攪乱要因となる。しかし、本実施形態では、前記熱媒によりまず改質器9を改質温度近傍まで加熱して、その後、エタノールを改質器9に供給することにより、改質開始時から安定して改質を行うことができる。このとき、触媒を前記熱媒で包囲するように構成することにより、触媒の温度を安定させ、空間的に温度が不均一になることを防止して、優れた改質性能を得ることができる。
また、本実施形態では、改質器9の上流側の第2導管5bに、エタノールプリ加熱器24を備え、改質器9に供給されるエタノールを予め加熱するようにしているので、前記熱媒の必要熱容量が過度となることを防止することができる。エタノールプリ加熱器24は、第1冷却水導管23aにより、内燃機関3で加熱されたエンジン冷却水を供給することにより、改質器9に供給されるエタノールを予め80℃程度の温度に加熱することができる。
改質器9から排出された前記熱媒は、次いで第2熱交換器18に供給され、吸気との間で熱交換して該吸気を加熱する。前記熱媒は、前記吸気を加熱した後にも相当の熱量を有しているので、次いで第3熱交換器22に供給され、第3冷却水導管23cから第3熱交換器22に供給されるエンジン冷却水との間で熱交換することにより、約80℃の温度に冷却される。そして、前記のように冷却された前記熱媒が、低圧ポンプ20に循環される。
ところで、第2熱交換器18に供給される前記吸気は、前記熱媒との熱交換により加熱される前に、予め第3冷却水導管23cから供給されるエンジン冷却水との間で熱交換することにより加熱されていてもよい。このとき、第3冷却水導管23cから供給されるエンジン冷却水は、内燃機関3で加熱されているので、図2に示すように第3熱交換器22に供給される。
第3冷却水導管23cから供給されるエンジン冷却水は、第3熱交換器22に供給され、前記熱媒と熱交換して加熱され、第4冷却水導管23dに排出される。そこで、この場合には、第4冷却水導管23dの途中にヒータコア26を設けておくことにより、エンジン冷却水によりヒータコア26を加熱して早期に暖房を使用することが可能になる。或いは、第3熱交換器22で加熱されたエンジン冷却水により暖機を行うことができる。
熱媒循環系19は、制御系と熱交換系とのみで構成されるため、圧力損失は少なく、高圧は必要としない。従って、前記熱媒の循環には低圧ポンプ20を用いることができる。
前記熱媒の流量は、改質器9においてエタノールをジエチルエーテルに改質するための温度制御安定性を維持できる量が必要とされる。しかし、エタノールの量自体が少ないため、前記熱媒の流量はそれほど多くを要するものではなく、例えば数リットル/分で十分である。従って、低圧ポンプ20も小型のものでよく、消費電力も多くても数十ワットである。
低圧ポンプ20を通過する前記熱媒は、前述のように、第3熱交換器22で80℃程度の温度とされている。従って、低圧ポンプ20は、耐熱の配慮は必要であるものの、特殊な耐熱手段は必要としない。
また、前記熱媒は、エタノールに比較して流量が大であり、熱容量が大きく放熱の影響が小さい上、加熱途中で沸騰することもないので、エタノールを排気で直接に加熱しようとする場合に比較して、高い制御安定性を得ることができる。
また、本実施形態では、前記熱媒を第1熱交換器14と、バイパス19aとに分配するために流量制御弁21を用いているが、流量制御弁21に代えて、バイメタル等のサーモバルブを用いるようにしてもよい。前記サーモバルブによれば、電源や制御回路が不要であるので、装置構成を簡便化することができる。
本実施形態の内燃機関システム1によれば、前述のようにして排気と熱交換して加熱された熱媒を用いてエタノールを加熱することにより、改質器9にて所要の改質性能を容易に確保することができる。この結果、エタノールと、ジエチルエーテルと、前記液体炭化水素との混合比を調整することにより、燃料の着火特性を連続的に変化させることができ、予混合圧縮着火運転時の着火時期の制御を精密に行うことができる。
また、本実施形態の内燃機関システム1によれば、前述のようにして排気と熱交換して加熱された熱媒を用いて吸気を加熱することにより、予混合圧縮着火運転時の着火時期の制御を精密かつ効果的に行うことができる。
本実施形態の内燃機関システム1は、前述のようにして排気と熱交換して加熱された熱媒を用いるエタノール加熱手段(改質器9(第4熱交換器9b))と、吸気加熱手段(第2熱交換器18)との両方を備えているが、エタノール加熱手段だけを備えるようにしてもよく、吸気加熱手段だけを備えるようにしてもよい。ただし、吸気加熱手段だけを備える場合には、改質器9に供給されるエタノールを、前記熱媒以外の熱源により加熱する手段が必要である。
次に、図4を参照して、本実施形態の内燃機関システム1における熱媒の作用の他の態様について説明する。
図4に示す構成は、熱媒循環系19において、改質器9の上流側に制御弁27を設け、制御弁27から分岐する導管28aに接続された断熱貯蔵容器29を備え、断熱貯蔵容器29は導管28bにより制御弁27の下流側で熱媒循環系19に接続されている。また、制御弁27の上流側の熱媒循環系19には熱媒の温度を検出する温度センサ30aが設けられており、断熱貯蔵容器29には該断熱貯蔵容器29の温度を検出する温度センサ30bが設けられている。温度センサ30a,30bはいずれも制御弁37に電気的に接続されて、検出した温度を制御弁37に出力するようになっている。
また、熱媒循環系19において、改質器9の下流側には、吸収式空調機再生器31が介装されている。吸収式空調機再生器31には、図示しない吸収式空調機から水を吸収した臭化リチウムを供給する水−臭化リチウム導管32aが接続されると共に、吸収式空調機再生器31において水を吸収した臭化リチウムを蒸留して、得られた水を排出する排水導管32b、前記蒸留により再生された臭化リチウムを前記吸収式空調機に再供給する臭化リチウム導管32cが接続されている。
以上の構成を除き、図4に示す構成は、図3に示す構成と同一であるので、同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。尚、図4では、エタノールプリ加熱器24、温度センサ25、ヒータコア26は省略して示している。
図4に示す構成では、図3に示す場合と同一の熱媒を低圧ポンプ20により熱循環系19に循環させ、図3に示す場合と同一にして、第1熱交換器14で加熱する。第1熱交換器14で加熱された前記熱媒は、図3に示す場合と同一にして、改質器9でエタノールを加熱し、次いで第2熱交換器18で内燃機関3の吸気を加熱した後、第3熱交換器22でエンジン冷却水との間で熱交換することにより、約80℃の温度に冷却される。そして、前記のように冷却された前記熱媒が、低圧ポンプ20に循環される。
ところで、前記熱媒は、内燃機関3が停止されると第1熱交換器14で加熱されることがなくなり冷却される。前記熱媒は、一旦冷却されてしまうと、再び加熱されるまでに時間を要するので、始動時には前記エタノールの加熱または前記吸気の加熱が可能になるまでに時間を要する。
そこで、図4に示す構成では、内燃機関3が停止されると制御弁27が内燃機関3の停止を検出し、導管28aを介して前記熱媒を断熱貯蔵容器29に導入し、断熱貯蔵容器29に収容して、前記熱媒を第1熱交換器14で加熱されたままの温度で貯蔵する。一方、断熱貯蔵容器29は、内燃機関3の作動を検出したならば、導管28bを介して貯蔵していた前記熱媒を熱循環系19に供給し、循環させる。この結果、始動時から高温の熱媒を熱循環系に循環させることができ、極めて短時間のうちに前記エタノールの加熱または前記吸気の加熱が可能になる。
このとき、制御弁27は通常は導管28aを閉鎖しており、前記熱媒が断熱貯蔵容器29に導入されることはない。また、導管28bは図示しない逆止弁を備えており、熱循環系19を循環している前記熱媒が導管28bから断熱貯蔵容器29に流入しないようになっている。
ところで、内燃機関3の作動中に、前記熱媒が熱循環系19を循環しているときに、条件によっては、前記熱媒の温度T1が断熱貯蔵容器29内の温度T2よりも低くなることがある。そこで、図4に示す構成では、熱循環系19において制御弁27の上流側に設けられた温度センサ30aにより、前記熱媒の温度T1を検出すると共に、断熱貯蔵容器29に設けられた温度センサ30bにより断熱貯蔵容器29の温度T2を検出する。そして、制御弁27は、温度センサ30a,30bで検出された温度を比較し、断熱貯蔵容器29の温度T2が前記熱媒の温度T1より高温の場合(T2>T1)にのみ、前記熱媒を断熱貯蔵容器29に流通させる。
このとき、前記熱媒は、制御弁27から導管28aを介して断熱貯蔵容器29に導入された後、断熱貯蔵容器29を通過して導管28bから熱循環系19に戻されることにより、加熱される。従って、前記熱媒は、第1熱交換器14に加えて、断熱貯蔵容器29によっても加熱されることとなり、内燃機関3の運転中における温度制御の幅を拡大することができる。
また、図4の構成においては、熱循環系19の途中、例えば、改質器9と第2熱交換器18との間に、吸収式空調器再生器31を介装してもよい。吸収式空調器(図示せず)は、例えば、水を冷媒とし、臭化リチウムを吸収液として用いるものであり、臭化リチウムに吸収された水が、水−臭化リチウム導管32aを介して吸収式空調機再生器31に供給される。吸収式空調機再生器31は、前記熱媒により水を吸収した臭化リチウムを加熱し、蒸留して、水と臭化リチウムとを分離する。分離された水は排水導管32bから排出され、前記蒸留により分離され、再生された臭化リチウムは、臭化リチウム導管32cを介して前記吸収式空調機に再供給される。
次に、図5に、本実施形態の他の内燃機関システム41を示す。内燃機関システム41は、エタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも一つとの混合燃料を収容する燃料タンク42と、燃料タンク42から供給される該混合燃料に水を添加して、エタノール−水混合液と、ガソリン、GTLナフサまたは、ガソリンとGTLナフサとの混合燃料等の液体炭化水素とに分離する分離器43とを備え、分離器43に第1導管5a、第3導管5cが接続されていることを除いて、図1に示す内燃機関システム1と全く同一の構成を備えている。
ただし、内燃機関システム31では、分離器43で得られたエタノール−水混合液が第1導管5aを介して、内燃機関3の第1インジェクタ6aに供給される。また、改質器9では、分配装置8から第2導管5bを介して供給されるエタノール−水混合液を加熱下に触媒に接触せしめて、ジエチルエーテル−水混合液に改質する。改質器9で得られたジエチルエーテル−水混合液は第2導管5bにより第2インジェクタ6bに供給される。
そして、燃料供給制御手段10により、内燃機関3に供給されるエタノール−水混合液と、ジエチルエーテル−水混合液と、前記液体炭化水素との混合比が調整される。
内燃機関システム41では、前記熱媒の作用は、エタノールがエタノール−水混合液に置き換えられ、ジエチルエーテルがジエチルエーテル−水混合液に置き換えられることを除いて、内燃機関システム1の場合と同一である。
本発明の内燃機関システムの一構成例を示すシステム構成図。 図1に示す内燃機関システムにおけるエンジンルームの構成を示すシステム構成図。 図2のシステムにおける熱媒の作用の一態様を説明する作用説明図。 図2のシステムにおける熱媒の作用の他の態様を説明する作用説明図。 本発明の内燃機関システムの他の構成例を示すシステム構成図。
符号の説明
1,31…内燃機関システム、 3…内燃機関、 4a…第1の燃料タンク、 4b…第2の燃料タンク、 9…改質手段、 9b…エタノール加熱手段、 10…燃料供給制御装置、 14…熱交換手段、 18…吸気加熱手段、 27…流通制御手段、 29…断熱貯蔵容器、 30a…第1の温度検出手段、 30b…第2の温度検出手段、 42…燃料タンク、 43…分離手段。

Claims (9)

  1. 火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切り替え可能な内燃機関システムにおいて、
    エタノールを収容する第1の燃料タンクと、
    ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つを収容する第2の燃料タンクと、
    第1の燃料タンクから内燃機関に供給されるエタノールの一部を加熱して触媒に接触させることにより改質し、ジエチルエーテルを得る改質手段と、
    該内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換し該熱媒を加熱する熱交換手段と、
    該熱交換手段により加熱された該熱媒により、該改質手段に供給されるエタノールを加熱するエタノール加熱手段と、
    第1の燃料タンクから該内燃機関に供給されるエタノールと、第2の燃料タンクから該内燃機関に供給されるガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、該改質手段から該内燃機関に供給されるジエチルエーテルとの混合比を制御する燃料供給制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関システム。
  2. 火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切り替え可能な内燃機関システムにおいて、
    エタノールを収容する第1の燃料タンクと、
    ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つを収容する第2の燃料タンクと、
    第1の燃料タンクから内燃機関に供給されるエタノールの一部を加熱して触媒に接触させることにより改質し、ジエチルエーテルを得る改質手段と、
    該内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換し該熱媒を加熱する熱交換手段と、
    該熱交換手段により加熱された該熱媒により、該内燃機関の吸気を加熱する吸気加熱手段と、
    第1の燃料タンクから該内燃機関に供給されるエタノールと、第2の燃料タンクから該内燃機関に供給されるガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、該改質手段から該内燃機関に供給されるジエチルエーテルとの混合比を制御する燃料供給制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関システム。
  3. 請求項2に記載の内燃機関システムにおいて、前記熱交換手段により加熱された前記熱媒により前記改質手段に供給されるエタノールを加熱するエタノール加熱手段を備えることを特徴とする内燃機関システム。
  4. 火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切り替え可能な内燃機関システムにおいて、
    エタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つとからなる混合燃料を収容する燃料タンクと、
    該燃料タンクから供給される該混合燃料に水を添加して、該ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、エタノール−水混合液とに分離する分離手段と、
    該分離手段から該燃料タンクに供給される該エタノール−水混合液の一部を加熱して触媒に接触させることにより改質し、ジエチルエーテル−水混合液を得る改質手段と、
    該内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換し該熱媒を加熱する熱交換手段と、
    該熱交換手段により加熱された該熱媒により、該改質手段に供給される該エタノール−水混合液を加熱するエタノール加熱手段と、
    該分離手段から該内燃機関に供給されるエタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、該改質手段から該内燃機関に供給されるジエチルエーテル−水混合液との混合比を制御する燃料供給制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関システム。
  5. 火花点火運転と、予混合圧縮着火運転とを切り替え可能な内燃機関システムにおいて、
    エタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つとからなる混合燃料を収容する燃料タンクと、
    該燃料タンクから供給される該混合燃料に水を添加して、該ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、エタノール−水混合液とに分離する分離手段と、
    該分離手段から該燃料タンクに供給される該エタノール−水混合液の一部を加熱して触媒に接触させることにより改質し、ジエチルエーテル−水混合液を得る改質手段と、
    該内燃機関の排熱と熱媒との間で熱交換し該熱媒を加熱する熱交換手段と、
    該熱交換手段により加熱された該熱媒により、該内燃機関の吸気を加熱する吸気加熱手段と、
    該分離手段から該内燃機関に供給されるエタノールと、ガソリン及びGTLナフサの少なくとも1つと、該改質手段から該内燃機関に供給されるジエチルエーテル−水混合液との混合比を制御する燃料供給制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関システム。
  6. 請求項5記載の内燃機関システムにおいて、前記熱交換手段により加熱された前記熱媒により、前記改質手段に供給される前記エタノール−水混合液を加熱するエタノール加熱手段を備えることを特徴とする内燃機関システム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の内燃機関システムにおいて、高負荷時には火花点火運転を行い、低負荷時には予混合圧縮着火運転を行うことを特徴とする内燃機関システム。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の内燃機関システムにおいて、前記内燃機関が停止されている間、前記熱交換手段により加熱された前記熱媒を収容して断熱状態下に貯蔵する断熱貯蔵容器を備えることを特徴とする内燃機関システム。
  9. 請求項8記載の内燃機関システムにおいて、前記断熱貯蔵容器の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記熱交換手段により加熱された前記熱媒の温度を検出する第2の温度検出手段とを備え、前記内燃機関の運転中は、第1の温度検出手段により検出される温度が第2の温度検出手段により検出される温度よりも高い場合にのみ、該熱媒を該断熱貯蔵容器に流通させる流通制御手段を備えることを特徴とする内燃機関システム。
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