JP2008007644A - 赤色発光蛍光体及び発光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記組成式(1)
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされる赤色発光蛍光体。
【効果】特に400nm前後の波長において従来にない高い発光効率で、高い発光強度を示すものであり、特に、緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用して白色若しくは中間色を発光する発光装置に用いることにより微妙な色合いをより精密に再現性よく、また、より高輝度、かつ良好な演色性で白色若しくは中間色を発光する発光装置が得られる。
【選択図】なし
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされる赤色発光蛍光体。
【効果】特に400nm前後の波長において従来にない高い発光効率で、高い発光強度を示すものであり、特に、緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用して白色若しくは中間色を発光する発光装置に用いることにより微妙な色合いをより精密に再現性よく、また、より高輝度、かつ良好な演色性で白色若しくは中間色を発光する発光装置が得られる。
【選択図】なし
Description
本発明は、波長が350〜420nmの光により励起されて高い発光効率で赤色光を発光する赤色発光蛍光体、及びこの赤色発光蛍光体を用いた発光装置に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)は、光を放射する半導体発光素子であり、電気エネルギーを紫外光、可視光、赤外光などに変換するものである。例えば、可視光を利用するものとしては、GaP、GaAsP、GaAlAs等の発光材料で形成した半導体発光素子があり、これらを透明樹脂等で封止したLEDランプが広く使用されている。また、発光材料をプリント基板や金属リードの上面に固定し、数字や文字をかたどった透明樹脂ケースで封止したディスプレイ型のLEDランプなども多用されている。
また、発光ダイオードは半導体素子であるため、寿命が長く、信頼性も高く、光源として用いた場合には、その交換作業も軽減できることから、携帯通信機器、パーソナルコンピュータ周辺機器、OA機器、家庭用電気機器、オーディオ機器、各種スイッチ、バックライト用光源、掲示板等の各種表示装置などの構成部品として広く使用されている。
このようなLEDランプは、各種の蛍光体粉末を、半導体発光素子を封止する透明樹脂中に含有させることにより、LEDランプから放射される光の色を変化させることが可能であり、使用用途に応じて青色から赤色まで可視光領域の広い範囲の色を得ることが可能である。
しかしながら、最近では、上記各種表示装置の色彩に対する需要者の要求が高まり、表示装置に微妙な色合いをより精密に再現できる性能が要求されていると共に、1個のLEDランプにより白色や各種の中間色を発光させることができることが強く求められている。
そのため、LEDランプの半導体発光素子の表面に、赤色、緑色、青色の各種蛍光体を塗布したり、LEDランプの封止材、コーティング材等に上記各種蛍光体を含有させたりすることにより、1個のLEDランプで白色や各種の中間色を表示できるように構成することも試行されている。
このような蛍光体の中で、長波長紫外線又は短波長可視光線(350〜420nm)で励起する蛍光体として、現在、主に使用されているものとしては、発光色が青色のBaMg2Al16O27:Eu、(Sr,Ca,Ba)5(PO4)3Cl:Eu、発光色が緑色のBaMg2Al16O27:Eu,Mn、Zn2GeO4:Mn、発光色が赤色のY2O2S:Eu、La2O2S:Eu、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mnなどがあり、これらの発光蛍光体を適宜用いることにより広い範囲の発光色を得ることができる。
しかしながら、上記赤色発光蛍光体には、青色、緑色発光蛍光体と比較して長波長紫外線及び短波長可視光線(350〜420nm)に対する発光が弱いという問題がある。
そのため、これらの波長の光を用いて白色系の発光色を得る場合、赤色発光蛍光体の割合を多くしなければならず、コストが高くなること、白色系の発光色は、赤色、緑色、青色の発光量のバランスを合わせることにより白色を得ることができるものであるから、白色系の発光色を得るためには、赤色の発光量に合わせて緑色及び青色の発光量を減らさざるを得ず、また、蛍光体の使用量にも上限があるため、得られる白色光の発光量が少なくなってしまい、高輝度の白色が得られないことなどが問題となっており、より高い発光効率で高輝度発光が可能な赤色発光蛍光体が求められている。
また、近年、長波長紫外線及び短波長可視光線領域の光を発光し、高輝度発光を可能とするLED素子として注目されているInGaN系素子(非特許文献1参照)は、外部量子効率が最も高い値を示す発光波長が400nm前後、特に400〜410nm程度の波長にあることが報告されており、この範囲の波長において赤色光を高強度で発光できる赤色発光蛍光体が求められている。しかしながら、酸化物系化合物の電子対の励起エネルギーに対応する波長は紫外領域にあり、長波長紫外線及び短波長可視光線(350〜420nm)の波長は蛍光体の吸収端と重なるため、これらの赤色発光蛍光体の350nmより長波長側での吸収強度は、波長が長くなるに従って急激に低下し、400nm以上の範囲ではかなり低くなってしまう。そのため、400nm前後の波長において高い発光強度を示す赤色発光蛍光体の開発が必要である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、特に、赤色発光蛍光体と緑色発光蛍光体及び青色発光蛍光体とを併用する白色系の光を発光する発光装置において好適な、高い発光効率で高輝度発光し、良好な演色性を与える赤色発光蛍光体、及びこの赤色発光蛍光体を用いた高輝度、かつ良好な演色性で白色系の光を発光する発光装置を提供することを目的とする。
希土類イオンは、そのエネルギー準位に相当するエネルギーが外部から照射されると、そのエネルギーを吸収するが、希土類イオンの4f電子はその外側にある5s2、5p6電子によって外部からの影響から遮蔽されているため、そのエネルギー準位は環境にあまり依存せずイオン固有の値をとることが知られており、希土類イオンが直接励起エネルギーを吸収する蛍光体から発光を得る場合、特に、350〜420nmの近紫外光又は紫乃至青色光を励起エネルギーとして発光を得る場合、励起エネルギーの吸収率が高くないことが高輝度発光を得るための障壁となっている。
そこで、本発明者は、上記事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、下記組成式(1)
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種であり、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数であり、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数であり、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされる赤色発光蛍光体が、Euイオンを含有し、このEuイオンが半導体発光素子から発光した波長が350〜420nmの光を直接吸収して高い発光効率で赤色光を発光し、この赤色発光蛍光体を、赤色発光蛍光体と緑色発光蛍光体及び青色発光蛍光体とを併用する白色系の光を発光する発光装置に用いると良好な演色性で白色系の光を発光する発光装置となることを知見した。
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種であり、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数であり、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数であり、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされる赤色発光蛍光体が、Euイオンを含有し、このEuイオンが半導体発光素子から発光した波長が350〜420nmの光を直接吸収して高い発光効率で赤色光を発光し、この赤色発光蛍光体を、赤色発光蛍光体と緑色発光蛍光体及び青色発光蛍光体とを併用する白色系の光を発光する発光装置に用いると良好な演色性で白色系の光を発光する発光装置となることを知見した。
また、従来、焼結体として得られる金属や希土類元素の酸化物蛍光体の場合、粒子径が小さいほど蛍光体を効率よく分散させて発光させることができることから、このような蛍光体を発光させる発光装置においては、粒子径が小さい蛍光体を用いれば、より高い発光効率が得られると考えられてきた。
しかしながら、上述したような酸化物の蛍光体の粒子径と発光効率について検討すると、このような酸化物の蛍光体においては、粒子径が小さい蛍光体が高い発光効率を示すものではないことを知見し、上記赤色発光蛍光体が、二次粒子の平均粒子径が40〜200μmの粒子であると、白色系の光を発光する発光装置において併用される緑色発光蛍光体や青色発光蛍光体の発光効率と同等レベルとなり、この赤色発光蛍光体粒子を用いることにより、特に、赤色発光蛍光体と緑色発光蛍光体及び青色発光蛍光体とを併用する白色系の光を発光する発光装置において、微妙な色合いをより精密に再現性よく、また、より高輝度で発光する発光装置となることを見出し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明は、
[1] 波長が350〜420nmの光により発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(1)
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種であり、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数であり、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数であり、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされるものであることを特徴とする赤色発光蛍光体、
[2] 二次粒子の平均粒子径が40〜200μmの粒子であることを特徴とする[1]記載の赤色発光蛍光体、
[3] 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記封止材に[1]又は[2]記載の赤色発光蛍光体を分散させたことを特徴とする発光装置、
[4] 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記半導体発光素子から発光する光の光路上に[1]又は[2]記載の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けたことを特徴とする発光装置、
[5] 上記半導体発光素子上又は封止材上に上記蛍光層を設けたことを特徴とする[4]記載の発光装置、及び
[6] 上記蛍光層が上記赤色発光蛍光体を樹脂、ゴム、エラストマー又はガラスに分散してなるものであることを特徴とする[4]又は[5]記載の発光装置
を提供する。
[1] 波長が350〜420nmの光により発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(1)
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種であり、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数であり、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数であり、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされるものであることを特徴とする赤色発光蛍光体、
[2] 二次粒子の平均粒子径が40〜200μmの粒子であることを特徴とする[1]記載の赤色発光蛍光体、
[3] 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記封止材に[1]又は[2]記載の赤色発光蛍光体を分散させたことを特徴とする発光装置、
[4] 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記半導体発光素子から発光する光の光路上に[1]又は[2]記載の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けたことを特徴とする発光装置、
[5] 上記半導体発光素子上又は封止材上に上記蛍光層を設けたことを特徴とする[4]記載の発光装置、及び
[6] 上記蛍光層が上記赤色発光蛍光体を樹脂、ゴム、エラストマー又はガラスに分散してなるものであることを特徴とする[4]又は[5]記載の発光装置
を提供する。
本発明の赤色発光蛍光体は、特に400nm前後(例えば390〜410nm、特に395〜405nm)の波長において従来にない高い発光効率で、高い発光強度を示すものであり、特に、緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用して白色若しくは中間色を発光する発光装置に用いることにより微妙な色合いをより精密に再現性よく、また、より高輝度、かつ良好な演色性で白色若しくは中間色を発光する発光装置が得られる。
以下、本発明について更に詳述する。
まず、本発明の赤色発光蛍光体について説明する。本発明の赤色発光蛍光体は、波長が350〜420nmの光により発光する赤色発光蛍光体であり、下記組成式(1)
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種であり、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数であり、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数であり、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされるものである。
まず、本発明の赤色発光蛍光体について説明する。本発明の赤色発光蛍光体は、波長が350〜420nmの光により発光する赤色発光蛍光体であり、下記組成式(1)
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種であり、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数であり、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数であり、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされるものである。
上記組成式(1)中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であるが、特にLiが好ましい。また、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種であり、この希土類元素として具体的にはSm、La、Y、Gd、Luなどが挙げられる。
一方、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であるが、特にCaが好ましい。また、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種であるが、特にWが好ましい。
本発明の赤色発光蛍光体を構成する各元素の比率は、酸素8に対して、Aで示される元素が(1−x)、Euが(1−x−y)、Lnで示される元素がy、Dで示される元素が2x、Mで示される元素が2となる比率である。ここで、xは0<x≦0.7を満たす正数であり、その下限は、好ましくはx≧0.1、上限は、好ましくはx≦0.5、より好ましくはx≦0.4、更に好ましくはx≦0.3である。yは0又は0<y≦0.5を満たす正数であり、その下限は、好ましくはy≧0.01、上限は、好ましくはy≦0.3である。また、x+yは0<x+y≦0.7を満たす正数であり、その下限は好ましくはx+y≧0.01、上限は、好ましくはx+y≦0.5、より好ましくはx+y≦0.4、更に好ましくはx+y≦0.3である。
本発明の赤色発光蛍光体は、上記組成式(1)で表されるとおり、Aで示される元素の比率(1−x)及びEuの比率(1−x−y)は、各々1未満である。即ち、この赤色発光蛍光体においては、Aで示される元素のイオンサイト及びEuイオン(Eu3+)サイトの一部がDで示される元素のイオンによって置換された構造を有している。この場合、Euの比率(1−x−y)は0.3≦(1−x−y)<1であり、その下限は、好ましくは(1−x−y)≧0.5、より好ましくは(1−x−y)≧0.6、更に好ましくは(1−x−y)≧0.7であり、上限は、好ましくは(1−x−y)≦0.99である。(1−x−y)の値が0.3未満の場合は、上記した400nm前後の励起光による十分な赤色発光が得られない。
本発明の赤色発光蛍光体は、Euを必須成分として含有するが、3価のEuイオンは、4f電子によって、例えば382nm、395nmなどのエネルギー準位に相当する波長の光を吸収する。本発明の赤色発光蛍光体は、Eu3+イオンが光を直接吸収して赤色光を発光する蛍光体であり、これは、半導体発光素子から発光した光などのエネルギーを、母体結晶、Eu3+イオンに隣接した陰イオンから電子が移動した電荷移動状態、蛍光体のバンドギャップなどが一旦吸収し、この吸収されたエネルギーがEu3+イオンに伝達されEu3+イオンが発光するタイプのものではなく、Eu3+イオンが、上述した蛍光体の母体結晶、電荷移動状態、バンドギャップによるエネルギー吸収を介して伝達されたエネルギーではなく、半導体発光素子から発光した光などの蛍光体外部から与えられたエネルギーによって直接励起されて赤色光を発光するものである。
本発明の赤色発光蛍光体は、特に、二次粒子の平均粒子径が40〜200μm、特に100〜150μmの粒子であることが好ましい。粒子径が上記範囲のものを用いることにより、高い発光効率で高強度の蛍光発光を得ることが可能となる。平均粒子径が200μmを超えると、蛍光体の均一な分散が得られない場合があり、平均粒子径が40μm未満では、十分な発光効率と発光強度が得られないおそれがある。なお、平均粒子径は体積平均径で表され、例えばレーザ回折散乱法等の方法で測定される。
本発明において、このような赤色発光蛍光体は、原料として、赤色発光蛍光体を構成する元素を含む酸化物、炭酸塩など、例えば、Li2CO3、Na2CO3、Eu2O3、Sm2O3、WO3、MoO3等を、焼成後に上記組成式(1)で示される所定の組成となるように化学量論比で配合し、ボールミル等で混合して得た原料混合物を焼成し、必要に応じて水洗、粉砕し、更に篩分けして得ることができる。
焼成の方法は、蛍光体として用いられる金属酸化物の製造に用いられる従来公知の方法を適用することが可能であり、特に限定されないが、例えばアルミナ製坩堝中に上記原料混合物を入れて、電気炉等の焼成炉で焼成して製造する方法が採用し得る。この場合、焼成温度は800〜1,300℃、特に800〜1,000℃、とりわけ850〜900℃であることが好ましく、また、焼成時間は30分〜48時間、特に2〜12時間であることが好ましい。
また、二次粒子径が大きい赤色発光蛍光体粒子を得るために、粒子径が小さい赤色発光蛍光体粒子、例えば平均粒子径が40μm未満の赤色発光蛍光体粒子に、水などの造粒剤を適宜添加して造粒し、必要に応じて熱処理、粉砕、分級することも可能である。
次に、本発明の発光装置について説明する。
まず、本発明の発光装置の第1の態様について説明する。この第1の態様の発光装置は、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であり、上記封止材に上述した本発明の赤色発光蛍光体、特に上述した粒子径を有する赤色発光蛍光体粒子を分散させたものである。
まず、本発明の発光装置の第1の態様について説明する。この第1の態様の発光装置は、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であり、上記封止材に上述した本発明の赤色発光蛍光体、特に上述した粒子径を有する赤色発光蛍光体粒子を分散させたものである。
具体的には、図1に示されるような、リード1,2、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子3、半導体発光素子3とリード2とを電気的に接続するリード細線4を、封止材5で砲弾型に封止した構造の、いわゆる砲弾タイプの発光ダイオードや、図2に示されるような、上面が開口した箱形の発光体収容部材6の内底から一対のリード1,2を発光体収容部材6の外部へ延出し、この発光体収容部材6の内部に波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子3やリード細線4,4を収容し、これらを接続して発光体収容部材6内部を封止材5で封止した構造の、いわゆるチップ型の発光ダイオードなどの封止材5中に、上述した本発明の赤色発光蛍光体(粒子)を分散させたものが挙げられる。
この第1の態様の発光装置の場合、封止材5中に上述した本発明の赤色発光蛍光体(粒子)のみを分散させれば、高輝度の赤色を発光する発光装置となり、BaMg2Al16O27:Eu,Mn、Zn2GeO4:Mn等の緑色発光蛍光体、BaMg2Al16O27:Eu、(Sr,Ca,Ba)5(PO4)3Cl:Eu等の青色発光蛍光体と共に分散させれば、高輝度の白色又は中間色を発光する発光装置となる。これらいずれの発光装置においても、赤色発光蛍光体として本発明の赤色発光蛍光体以外の赤色発光蛍光体、例えば、Y2O2S:Eu、La2O2S:Eu、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn等を添加することが可能である。
なお、この第1の態様の発光装置は、半導体発光素子等を封止する際に、樹脂、ゴム、エラストマー、ガラスなどの封止材材料に蛍光体を混合して封止することにより製造することができる。特に、複数種の蛍光体を用いる場合、本発明の赤色発光蛍光体は、一般的な蛍光体に比べ、真比重が高いため封止材料と混合したときに他の蛍光体よりも速く沈降して色むらを引き起こすおそれがある。そのため、本発明の赤色発光蛍光体は、粘度の高いもの、例えば、チキソトロピー調整剤で粘度を調整したシリコーンゴム組成物、シリコーン樹脂組成物などに混合し、これを硬化させる方法で封止材中に分散させることが好ましい。また、封止材中には色調変換材料として上述した蛍光体の他に、顔料、染料、擬似顔料などを添加してもよい。
次に、本発明の発光装置の第2の態様について説明する。この第2の態様の発光装置は、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であり、上記半導体発光素子から発光する光の光路上に上述した本発明の赤色発光蛍光体、特に上述した粒子径を有する赤色発光蛍光体粒子を含む蛍光層を設けたものである。
このようなものとしては、封止材内に封止されてなるものが挙げられ、例えば、半導体発光素子上又は封止材上に、本発明の赤色発光蛍光体(粒子)を含む蛍光層を設けたものが挙げられ、具体的には、図3に示されるような、リード1,2、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子3、半導体発光素子3とリード2とを電気的に接続するリード細線4を、封止材5で砲弾型に封止した構造の、いわゆる砲弾タイプの発光ダイオードの半導体発光素子3上に蛍光層7を設けて半導体発光素子3等と共に封止したもの、図4に示されるような上面が開口した箱形の発光体収容部材6の内底から一対のリード1,2を発光体収容部材6の外部へ延出し、この発光体収容部材6の内部に波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子3やリード細線4,4を収容し、これらを接続して、発光体収容部材6内部を封止材5で封止した構造の、いわゆるチップ型の発光ダイオードの半導体発光素子3上に蛍光層7を設けて半導体発光素子3等と共に封止したもの、図5に示されるような砲弾タイプの発光ダイオードの封止材5上に封止材5を被覆するように蛍光層7を設けたもの、図6に示されるようなチップ型の発光ダイオードの封止材5上に蛍光層7を設けたものが挙げられる。なお、図5、図6中の蛍光層以外の構成は図1、図2に各々示される構成と同様であるため説明を省略する。
また、上述したような、蛍光層を発光ダイオード内部に又は発光ダイオードと隣接して設けたいわゆる透過型のものに限らず、図7に示されるように、蛍光層7を発光ダイオード8から離間する位置に設けると共に、この蛍光層から発光した光を反射板9で反射させるいわゆる反射型の発光装置も挙げられる。また、図5、図6に示されるような封止材上に蛍光層を設けた発光装置の蛍光層を、更に封止材で封止することも可能である。
更に、このようなものとしては、半導体発光素子が金属製、樹脂製等のケース本体と、透光性樹脂、ガラス等の例えばレンズ状に形成された蓋とで構成されたケーシング内に半導体発光素子が封入されたものを挙げることもできる。
この第2の態様の発光装置の場合、蛍光層中に上述した本発明の赤色発光蛍光体(粒子)のみを分散させれば、高輝度の赤色を発光する発光装置となり、BaMg2Al16O27:Eu,Mn、Zn2GeO4:Mn等の緑色発光蛍光体、BaMg2Al16O27:Eu、(Sr,Ca,Ba)5(PO4)3Cl:Eu等の青色発光蛍光体と共に分散させれば、高輝度の白色又は中間色を発光する発光装置となる。これらいずれの発光装置においても、赤色発光蛍光体として本発明の赤色発光蛍光体以外の赤色発光蛍光体、例えば、Y2O2S:Eu、La2O2S:Eu、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn等を添加することが可能である。
なお、蛍光層を半導体発光素子上に設ける場合は、蛍光体をそのままで用いてもバインダーと共に混合して用いてもよい。この場合、例えば、半導体発光素子が封止材内に封止されている場合は、図3、図4に示されるように、蛍光層は半導体発光素子と共に封止材中に封止されることとなる。
一方、蛍光層を封止材上に設ける場合、赤色発光蛍光体(粒子)を透光性の樹脂、ゴム、エラストマー又はガラス、特にシリコーン樹脂又はシリコーンゴムに分散させて用いることが好ましい。特に、複数種の蛍光体を蛍光層に分散させる場合、上述した封止材に本発明の赤色発光蛍光体(粒子)を分散させる場合と同様、チキソトロピー調整剤で粘度を調整したシリコーンゴム組成物、シリコーン樹脂組成物などに混合し、これを硬化させる方法で蛍光層中に分散させることが好ましい。また、蛍光層は、蛍光体を混合して1層としたものでも、蛍光体をいくつかの層に分けて積層したものでもよい。また、蛍光層中には色調変換材料として上述した蛍光体の他に、顔料、染料、擬似顔料などを添加してもよい。
以下、実施例、参考例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
[実施例1〜4、参考例1,2]
蛍光体構成原料として、Li2CO3、CaCO3、Eu2O3、WO3を各々表1に示す量秤量し、これらをボールミルで均一に混合して原料混合物とした。
蛍光体構成原料として、Li2CO3、CaCO3、Eu2O3、WO3を各々表1に示す量秤量し、これらをボールミルで均一に混合して原料混合物とした。
次に、得られた原料混合物を、アルミナ製坩堝に入れ、900℃の温度で6時間焼成した。得られた焼成物を乳鉢で粉砕し赤色発光蛍光体の粉末を得た。
次に、150Wキセノンランプから分光器を用いて395nmの光を取り出し、これを励起光源として直径60mmの積分球内で得られた赤色発光蛍光体粒子を発光させた。発光はマルチ瞬間測光システムMCPD−7000(大塚電子(株)製)を用いて分析した。
吸収率、内部量子効率、発光効率の算出方法を以下に示す。励起光源と蛍光体試料を交互に測定し、励起光源の光子数(A)、蛍光体試料から反射した励起光源の光子数(B)及び蛍光体試料の発光の光子数(C)を計測した。これらの光子数より
蛍光体試料の吸収率=(A−B)/A×100
内部量子効率=C/(A−B)×100
発光効率=吸収率×内部量子効率/100
を各々算出した。結果を表1に示す。
蛍光体試料の吸収率=(A−B)/A×100
内部量子効率=C/(A−B)×100
発光効率=吸収率×内部量子効率/100
を各々算出した。結果を表1に示す。
組成(1):LiEuW2O8
組成(2):Li0.9Eu0.9Ca0.2W2O8
組成(3):Li0.7Eu0.7Ca0.6W2O8
組成(4):Li0.5Eu0.5CaW2O8
組成(5):Li0.3Eu0.3Ca1.4W2O8
組成(6):Li0.05Eu0.05Ca1.9W2O8
これらの蛍光体はEu3+イオンが励起光を直接吸収しているため、Eu3+濃度が低下すると吸収率は低下する。しかしながら、Ca置換率が0%から増大するにつれてEu3+イオン濃度が低下するにもかかわらず、内部量子効率は低下しない。Ca置換率が70%以下では、Ca置換率が0%のものに比べて同等又はそれ以上の内部量子効率を示した。この結果から、蛍光体中のEu3+イオンの中には発光に関与しないイオンが存在するものと考えられる。
[実施例5〜8]
蛍光体構成原料として、WO3粉末を57.96g、Eu2O3粉末を15.40g、Li2CO3粉末を3.23g、CaCO3粉末を7.51g各々秤量し、これらをボールミルで均一に混合して原料混合物とした。
蛍光体構成原料として、WO3粉末を57.96g、Eu2O3粉末を15.40g、Li2CO3粉末を3.23g、CaCO3粉末を7.51g各々秤量し、これらをボールミルで均一に混合して原料混合物とした。
次に、得られた原料混合物を、アルミナ製坩堝に入れ900℃の温度で6時間焼成した。得られた焼成物を純水にて十分洗浄して不要な可溶成分を除去し、その後、ボールミルにより細かく粉砕し、篩分け(目開き53μm)してLi0.7Eu0.7Ca0.6W2O8で示される組成の赤色発光蛍光体の粉末を得た。
次に、この蛍光体粉末に造粒剤として水を1〜3質量%の割合で分散させて造粒した。これを700〜900℃の温度で12時間熱処理後、目開き32μm、53μm、106μm、及び250μmの篩を用いて篩分けして、異なる平均粒子径を有する赤色発光蛍光体粒子を得た。なお、平均粒子径はレーザ回折式粒度分布測定装置SALD−2200((株)島津製作所製)により測定した。得られた粒子の平均粒子径を表2に示す。
次に、150Wキセノンランプから分光器を用いて395nmの光を取り出し、これを励起光源として直径60mmの積分球内で得られた赤色発光蛍光体粒子を発光させた。発光はマルチ瞬間測光システムMCPD−7000(大塚電子(株)製)を用いて分析した。
吸収率、内部量子効率及び発光効率を、実施例1と同様の方法で算出した。結果を表2に示す。
この結果から、二次粒子径が大きくなると吸収率が向上し、高い発光効率が得られることがわかる。
[比較例1、実施例9〜12]
実施例5〜8で得られた赤色発光蛍光体と市販の青色発光蛍光体及び緑色発光蛍光体とを組み合わせ、色温度6,500Kの白色発光を得る場合の特性を比較した。青色発光蛍光体としてBaMgAl10O17:Eu2+、緑色発光蛍光体としてZnS:Cu,Alを用いた。比較例1として、赤色発光蛍光体として市販の赤色発光蛍光体La2O2S:Eu3+を用いた白色光についても評価した。
実施例5〜8で得られた赤色発光蛍光体と市販の青色発光蛍光体及び緑色発光蛍光体とを組み合わせ、色温度6,500Kの白色発光を得る場合の特性を比較した。青色発光蛍光体としてBaMgAl10O17:Eu2+、緑色発光蛍光体としてZnS:Cu,Alを用いた。比較例1として、赤色発光蛍光体として市販の赤色発光蛍光体La2O2S:Eu3+を用いた白色光についても評価した。
シリコーンゴムに色温度6,500Kの白色発光が得られるように赤色、緑色及び青色発光蛍光体の割合を調整して混合し、加熱プレスを用いて厚み0.23mmのシート形状に成形した。これを直径5mmの円形の形状に切り出し、蛍光シートを作製した。この蛍光シートを発光ピーク396nmの近紫外LED(epitex製 L395−30T52)の発光光路上に載置し、積分球内において20mAで点灯させた。得られた発光はマルチ瞬間測光システムMCPD−7000(大塚電子(株)製)を用いて分析した。得られた白色光の色度、色温度、相対輝度、平均演色評価数(Ra)、特殊演色評価数(R9〜R15)を表3に示す。また、比較例1及び実施例12の発光スペクトルを図8に示す。
比較例1と比べると実施例9〜12で得られた白色光は高い輝度を示した。また、使用する赤色発光蛍光体の平均粒子径が大きくなるに伴い、得られる白色光の輝度は向上し、実施例12では比較例1に対し2倍の輝度が得られた。更に本発明の赤色発光蛍光体を使用することによって得られる白色光の平均演色評価数(Ra)も改善し、比較例1で得られた白色光と比べ高い演色性が得られた。特殊演色評価数では、特に、赤色を示すR9が−2.9から80以上へと大きく向上していることがわかる。このことから、本発明の赤色発光蛍光体を用いた発光装置では高輝度、高演色の白色光が得られることがわかった。
1,2 リード
3 半導体発光素子
4 リード細線
5 封止材
6 発光体収容部材
7 蛍光層
8 発光ダイオード
9 反射板
3 半導体発光素子
4 リード細線
5 封止材
6 発光体収容部材
7 蛍光層
8 発光ダイオード
9 反射板
Claims (6)
- 波長が350〜420nmの光により発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(1)
A(1-x)Eu(1-x-y)LnyD2xM2O8…(1)
(式中、AはLi,Na,K,Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含みEuを除く希土類元素から選ばれる少なくとも1種であり、DはMg,Ca,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはMo及びWから選ばれる少なくとも1種である。xは0<x≦0.7を満たす正数であり、yは0又は0<y≦0.5を満たす正数であり、かつ0<x+y≦0.7である。)
で表わされるものであることを特徴とする赤色発光蛍光体。 - 二次粒子の平均粒子径が40〜200μmの粒子であることを特徴とする請求項1記載の赤色発光蛍光体。
- 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記封止材に請求項1又は2記載の赤色発光蛍光体を分散させたことを特徴とする発光装置。
- 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記半導体発光素子から発光する光の光路上に請求項1又は2記載の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けたことを特徴とする発光装置。
- 上記半導体発光素子上又は封止材上に上記蛍光層を設けたことを特徴とする請求項4記載の発光装置。
- 上記蛍光層が上記赤色発光蛍光体を樹脂、ゴム、エラストマー又はガラスに分散してなるものであることを特徴とする請求項4又は5記載の発光装置。
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