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JP2008007438A - 整髪用乳化化粧料 - Google Patents

整髪用乳化化粧料 Download PDF

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JP2008007438A JP2006177415A JP2006177415A JP2008007438A JP 2008007438 A JP2008007438 A JP 2008007438A JP 2006177415 A JP2006177415 A JP 2006177415A JP 2006177415 A JP2006177415 A JP 2006177415A JP 2008007438 A JP2008007438 A JP 2008007438A
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Katsuyoshi Endo
勝義 圓藤
Takeharu Ishii
丈晴 石井
Mayumi Shimizu
真由美 清水
Misao Tsubakihara
操 椿原
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Abstract

【課題】毛髪へのなじみおよび延展性が良好で整髪時の操作性に優れ、べたつき感がなく風合いに優れるとともに、油分特有の優れた整髪保持力および再整髪力を付与することができ、毛髪からの洗い落ち性に優れ、乳化安定性の高い整髪用乳化化粧料を提供すること。
【解決手段】下記A〜F成分を含有してなる組成物であって、A〜D成分の総含有量が40〜70重量%であり、且つ、F成分の含有量が20〜40重量%である整髪用乳化化粧料とする。
(A)室温で固形のロウ類
(B)室温で固形の炭化水素類
(C)分岐型液状油
(D)A〜C成分以外の油剤
(E)脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤
(F)水
【選択図】なし

Description

本発明は、整髪用乳化化粧料に関する。尚、本発明における室温とは、1〜30℃の温度範囲を表す。
乳化とは、水と油のように互いに混じり合わない二層の一方を分散相とし、他方の分散媒中に安定的な状態で分散させたものである。代表的な乳化としては、水中油型(O/W型)の乳化や油中水型(W/O型)の乳化などがある。
整髪化粧料としての水中油型(O/W型)の乳化物は、油性感が少なくサッパリとした使用感を有し、水で容易に洗い落ちるといった特徴を有する反面、整髪保持力や風合いなどに劣るといった欠点を有している。加えて、固形油分を高配合とした場合、製剤の硬化(固化)による毛髪へのなじみや延伸性の喪失、乳化安定性の悪化などが生じるといった欠点も有している。一方、油中水型(W/O型)の乳化物は、油分が高配合とされているため、毛髪へのなじみ、延展性、風合いに優れるという特徴を有する反面、整髪時の操作性が悪く、べたつき感を与え、水での洗い落ちが悪いうえ、乳化安定性にも劣るといった欠点を有している。
これらの欠点を解決するために、ワックス類と炭化水素油類などとを水中に分散して水中油型の毛髪化粧料とすることにより、べたつき感を抑制し、整髪力、毛髪への平滑性を付与する試みがなされている(例えば、特許文献1参照)。また、架橋型ポリエーテル変性シリコーンと特定の共重合体とを含有し水相が50重量%以上である油中水型の毛髪化粧料とすることにより、べたつき感を抑制し、整髪力、毛髪への平滑性を付与し、乳化安定性をも良好にしようとする試みがなされている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、これら試みに拠っても、水中油型の乳化物と油中水型の乳化物の双方の特徴を併せもった整髪化粧料は得られていない。したがって、両乳化物の欠点を解消し、両乳化物の特徴を併せもった整髪化粧料の開発が望まれている。
特開平11−171737号公報 特開2001−2533号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、毛髪へのなじみおよび延展性が良好で整髪時の操作性に優れ、べたつき感がなく風合いに優れるとともに、油分特有の優れた整髪保持力および再整髪力を付与することができ、毛髪からの洗い落ち性に優れ、乳化安定性の高い整髪用乳化化粧料を提供することを課題とする。
即ち、本発明は、
〔1〕(A)室温で固形のロウ類、(B)室温で固形の炭化水素類、(C)分岐型液状油、(D)A〜C成分以外の油剤、(E)脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤、および(F)水を含有してなる組成物であって、A〜D成分の総含有量が40〜70重量%であり、且つ、F成分の含有量が20〜40重量%である整髪用乳化化粧料、並びに
〔2〕前記〔1〕に記載の整髪用乳化化粧料が、ヘアワックスである整髪用乳化化粧料
に関する。
本発明の整髪用乳化化粧料は、毛髪へのなじみおよび延展性が良好で整髪時の操作性に優れるとともに、べたつき感を低減し、油分特有の整髪保持力や再整髪性に優れた効果を奏する。また、毛髪の洗浄時の洗い落ちにも優れた効果を奏する。更には、本発明の整髪用乳化化粧料は、優れた乳化安定性を有する。
本発明の整髪用乳化化粧料は、(A)室温で固形のロウ類、(B)室温で固形の炭化水素類、(C)分岐型液状油、(D)A〜C成分以外の油剤、(E)脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤、および(F)水を含有する。
(A)成分の室温で固形のロウ類の具体例としては、例えば、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ラノリンなどを例示することができる。これら成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
(A)成分の含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常、整髪保持力および再整髪性の観点から、組成物中、5重量%以上が好ましく、より好ましくは7重量%以上である。また、毛髪上でのなじみ、延展性およびべたつき感の悪化を抑制する観点から、30重量%以下が好ましく、より好ましくは25重量%以下である。これらの観点から、(A)成分の含有量は、組成物中、5〜30重量%が好ましく、より好ましくは7〜25重量%である。
(B)成分の室温で固形の炭化水素類の具体例としては、例えば、セレシン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン末、ポリエチレンワックス、ワセリンなどを例示することができる。これら成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
(B)成分の含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常、整髪保持力および再整髪性の観点から、組成物中、1重量%以上が好ましく、より好ましくは5重量%以上である。また、毛髪上でのなじみ、延展性およびべたつき感の悪化を抑制する観点から、25重量%以下が好ましく、より好ましくは20重量%以下である。これらの観点から、(A)成分の含有量は、組成物中、1〜25重量%が好ましく、より好ましくは5〜20重量%である。
(C)成分である分岐型液状油としては、室温で液状の分岐型の炭化水素類、脂肪酸および脂肪酸エステル油などが挙げられる。これら成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
(C)成分の具体例としては、例えば、流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィンなどの分岐炭化水素類;2−エチルブタン酸、イソペンタン酸、2−メチルペンタン酸、2−エチルペンタン酸、イソステアリン酸などの分岐脂肪酸;イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシルなどの分岐脂肪酸エステル油などを例示することができる。
(C)成分の含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常、毛髪上でのなじみ、延展性、艶を付与する観点および乳化安定性を向上させる観点から、組成物中、5重量%以上が好ましく、より好ましくは8重量%以上である。また、毛髪からの洗い落ちの悪化を抑制する観点および風合いの悪化を抑制する観点から、40重量%以下が好ましく、より好ましくは30重量%以下である。これらの観点から、(B)成分の含有量は、組成物中、5〜40重量%が好ましく、より好ましくは8〜30重量%である。
(D)成分であるA〜C成分以外の油剤としては、室温で液状の直鎖型の炭化水素類、脂肪酸および脂肪酸エステル油、並びにシリコーン油などが挙げられる。これら成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
(D)成分の具体例としては、例えば、スクワラン、流動パラフィンなどの直鎖炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸などの直鎖脂肪酸;オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシルなどの直鎖脂肪酸エステル油などを例示することができる。
また、シリコーン油としては、ストレートシリコーン油、環状シリコーン油、変性シリコーン油などが挙げられる。その具体例としては、例えば、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサンなどのストレートシリコーン油;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサンなどの環状シリコーン油;アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーンなどの変性シリコーン油などを例示することができる。
(D)成分の含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常、毛髪上での延展性を付与する観点およびべたつき感を低減させる観点から、組成物中、1重量%以上が好ましく、より好ましくは3重量%以上である。また、毛髪からの洗い落ちの悪化を抑制する観点および風合いの悪化を抑制する観点から、25重量%以下が好ましく、より好ましくは20重量%以下である。これらの観点から、(B)成分の含有量は、組成物中、1〜25重量%が好ましく、より好ましくは3〜20重量%である。
尚、A〜Dの油性成分の総含有量は、油分特有の優れた効果を発揮させる観点から、組成物中、40重量%以上とされる。また、乳化系を維持する観点から、70重量%以下で調製される。これらの観点から、A〜D成分の総含有量は、組成物中、40〜70重量%とされる。
(E)成分の脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルなどが挙げられる。ソルビタン脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタンなどを例示することができる。ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタンなどを例示することができる。グリセリン脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、モノミリスチン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセリル、モノカプリル酸グリセリルなどを例示することができる。ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリルなどを例示することができる。これら成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
(E)成分の含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常、乳化系を形成させる観点から、組成物中、0.5重量%以上が好ましく、より好ましくは1重量%以上である。また、べたつき感や洗い落ちの悪化および製剤の硬化(固化)を抑制する観点から、8重量%以下が好ましく、より好ましくは6重量%以下である。これらの観点から、(E)成分の含有量は、組成物中、0.5〜8重量%が好ましく、より好ましくは1〜6重量%である。
(F)成分の水は、化粧料原料として使用できるものであれば特に限定はされないが、通常、精製水が用いられる。本発明における水の含有量は、油分特有の優れた効果を発揮させる観点から、組成物中、40重量%以下である。また、製剤の硬化(固化)を抑え、水中油型の乳化系を形成させる観点から、20重量%以上で調製される。これらの観点から、F成分の総含有量は、組成物中、20〜40重量%とされる。
また、本発明の整髪用乳化化粧料には、毛髪上での延展性を良好な粘度に調整するために、多価アルコールを含有させることができる。用いられる多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオールなどを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
多価アルコールの含有量は、特に限定されないが、毛髪上での延展性を更に向上させる観点から、1重量%以上が好ましく、より好ましくは5重量%以上である。また、べたつき感を抑制する観点から、20重量%以下が好ましく、より好ましくは15重量%以下である。これらの観点から、多価アルコールの含有量は、組成物中、1〜20重量%が好ましく、より好ましくは5〜15重量%である。
更に、本発明の整髪用乳化化粧料には、乳化安定性を向上させるために、増粘性高分子を含有させることができる。用いられる増粘性高分子としては、水溶性を有する天然高分子、半合成高分子、合成高分子などが挙げられる。天然高分子としては、具体的には、アラビアゴム、トラガントガム、グアガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、アイリスモス、クインスシード、ゼラチン、セラック、ロジン、カゼインなどを例示することができる。半合成高分子としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセロース、アルギン酸ナトリウム、エステルガム、ニトロセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、結晶セルロースなどを例示することができる。合成高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸エステル共重合体、ポリビニルメチルセルロース、ポリアミド樹脂、ポリエチレングリコールなどを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。好適な増粘性高分子としては、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸エステル共重合体を用いることが好ましい。
尚、増粘性高分子としてカルボキシビニルポリマーやアクリル酸・メタクリル酸エステル共重合体を用いる場合は、通常、塩基性物質で中和して用いられる。塩基性物質としては、例えば、トリエタノールアミン、モノエタノールアミンなどのアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基、アルギニンなどの塩基性アミノ酸などが例示される。また、塩基性物質の添加量は、カルボキシビニルポリマーやアクリル酸・メタクリル酸エステル共重合体を中和するのに充分な量であり、これら成分の種類や使用量に応じて適宜配合すればよい。
増粘性高分子の含有量は、特に限定されないが、通常、乳化安定性を向上させる観点から、組成物中、0.05重量%以上が好ましく、より好ましくは0.1重量%以上である。また、使用感、風合いの悪化を抑制する観点から、5重量%以下が好ましく、より好ましくは3重量%以下である。これらの観点から、増粘性高分子の含有量は、0.05〜5重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜3重量%である。
本発明の整髪用乳化化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記した成分の他に通常化粧品に用いられる成分、例えば、ポリビニルピロリドンなどの皮膜形成剤;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などの非イオン性界面活性剤;ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;カオリン、シリカ、タルクなどの粉体;低級アルコール、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、保湿剤、清涼剤、ビタミン類、植物抽出物などを目的に応じて適宜配合することができる。
尚、本発明の整髪用乳化化粧料は、前記各構成成分を混合し、公知の方法、例えばホモミキサーを用いた転相乳化法などにより乳化することにより製造することができる。また、混合と乳化は別々に行っても同時に行ってもよい。
また、本発明の整髪用乳化化粧料は、ヘアワックス、ヘアクリームなどの種々の剤型に適用することができる。中でも、優れた整髪保持力を付与できることから、ヘアワックスに好適に用いることができる。尚、本発明におけるヘアワックスとは、室温下で固化した状態の剤型であり、広口容器に充填し容器を45°に5秒間傾けた際に、充填した組成物が広口容器から垂れ落ちない状態のものを言う。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、配合量は、特記しない限り「重量%」を表す。
(試料の調製)
表1および表2に記した組成に従い、実施例1〜5および比較例1〜7の各試料を常法に準じてワックス状の形態とし、下記評価に供した。結果をそれぞれ表1および表2に併記する。
尚、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。
(試験例1:なじみ、延展性およびべたつき感の評価)
評価パネル20名により、23℃、湿度60%の恒温恒湿下で一晩放置した毛束(長さ10cm、幅0.8cm、重量1g)に各実施例および各比較例で得られた整髪用乳化化粧料を0.4g塗布後、指先でのばして毛束の厚みを均一にし、毛髪へのなじみ、延展性およびべたつき感を下記の評価基準に従って官能評価した。
<なじみの評価基準>
◎:20名中16名以上が毛髪へのなじみが良いと回答
○:20名中11〜15名が毛髪へのなじみが良いと回答
△:20名中6〜10名が毛髪へのなじみが良いと回答
×:20名中5名以下が毛髪へのなじみが良いと回答
<延展性の評価基準>
◎:20名中16名以上が延展性に優れると回答
○:20名中11〜15名が延展性に優れると回答
△:20名中6〜10名が延展性に優れると回答
×:20名中5名以下が延展性に優れると回答
<べたつき感の評価基準>
◎:20名中16名以上がべたつき感がないと回答
○:20名中11〜15名がべたつき感がないと回答
△:20名中6〜10名がべたつき感がないと回答
×:20名中5名以下がべたつき感がないと回答
(試験例2:整髪時の操作性、整髪保持力および再整髪性の評価)
評価パネル20名により、各実施例および各比較例で得られた整髪用乳化化粧料をウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)を用いて使用してもらい、整髪時の操作性、整髪保持力および再整髪性を下記評価基準に従って官能評価した。
尚、整髪時の操作性の評価は、思い通りに整髪できるものを操作性が良いとして評価を行った。整髪保持力の評価は、毛髪を毛先の方からにぎる操作を10回行い、形成されたスタイルに、にぎった形がくっきりと保持されているものを整髪保持力が良いとして評価を行った。また、再整髪性の評価は、整髪保持力の評価後、毛髪を10回コームで梳いた後、再度、同様の評価を行なった。
<操作性の評価基準>
◎:20名中16名以上が整髪時の操作性が良いと回答
○:20名中11〜15名が整髪時の操作性が良いと回答
△:20名中6〜10名が整髪時の操作性が良いと回答
×:20名中5名以下が整髪時の操作性が良いと回答
<整髪保持力の評価基準>
◎:20名中16名以上が整髪保持力に優れると回答
○:20名中11〜15名が整髪保持力に優れると回答
△:20名中6〜10名が整髪保持力に優れると回答
×:20名中5名以下が整髪保持力に優れると回答
<再整髪性の評価基準>
◎:20名中16名以上が再整髪性に優れると回答
○:20名中11〜15名が再整髪性に優れると回答
△:20名中6〜10名が再整髪性に優れると回答
×:20名中5名以下が再整髪性に優れると回答
(試験例3:毛髪からの洗い落ち性の評価)
試験例2で整髪したウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)を、シャンプー(商品名 ルシード シャンプー,マンダム社製)を用いて、ぬるま湯にて洗髪し、評価パネル20名により、以下の評価基準に従って官能評価した。
<毛髪からの洗い落ち性の評価基準>
◎:20名中16名以上がベタつかず洗い落ちが良いと回答
○:20名中11〜15名がベタつかず洗い落ちが良いと回答
△:20名中6〜10名がベタつかず洗い落ちが良いと回答
×:20名中5名以下がベタつかず洗い落ちが良いと回答
(試験例4:乳化安定性の評価)
各実施例及び各比較例で得られた整髪用乳化化粧料を、50g容の広口容器に充填し、50℃の恒温槽に120時間保管後、乳化系の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に従って評価した。
<乳化安定性の評価基準>
◎:製造直後と変化が認められない
○:製造直後とほとんど変化が認められない
△:僅かな凝集・分離が認められる
×:明らかな凝集・分離が認められる
Figure 2008007438
Figure 2008007438
表1および表2に示された結果から、各実施例で得られた整髪用乳化化粧料は、各比較例で得られたものと対比して、塗布時の毛髪へのなじみおよび延展性に優れ、べたつき感がなく、操作性に優れていることがわかる。また、優れた整髪保持力および再整髪性を有しているにもかかわらず、毛髪からの洗い落ち性に優れていることが分かる。更に、本発明の整髪用乳化化粧料は、優れた乳化安定性を兼ね備えていることが分かる。

Claims (2)

  1. 下記A〜F成分を含有してなる組成物であって、A〜D成分の総含有量が40〜70重量%であり、且つ、F成分の含有量が20〜40重量%である整髪用乳化化粧料。
    (A)室温で固形のロウ類
    (B)室温で固形の炭化水素類
    (C)分岐型液状油
    (D)A〜C成分以外の油剤
    (E)脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤
    (F)水
  2. 請求項1に記載の整髪用乳化化粧料が、ヘアワックスである整髪用乳化化粧料。
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