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JP2008002009A - フロアマット用裏材及びその製造方法 - Google Patents

フロアマット用裏材及びその製造方法 Download PDF

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JP2008002009A
JP2008002009A JP2006172072A JP2006172072A JP2008002009A JP 2008002009 A JP2008002009 A JP 2008002009A JP 2006172072 A JP2006172072 A JP 2006172072A JP 2006172072 A JP2006172072 A JP 2006172072A JP 2008002009 A JP2008002009 A JP 2008002009A
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fiber
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Kazumitsu Tanaka
万充 田中
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Kureha Ltd
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Kureha Ltd
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Abstract

【課題】自動車内のフロアマットの滑り止め移動を防止するスナッギング性を有し、かつ意匠性のある裏材不織布を提供する。
【解決手段】目付範囲200〜800g/m2の熱可塑性繊維よりなる短繊維ウエブをニードリングによりその構成繊維同士を互いに交絡させた不織布3で、その片面に更に畝状,格子目状又はジグザグ状模様のループ起毛が突出形成されると共に、突出された起毛繊維の先端が溶融されて、その溶融塊8により不織布3片面が畝状,格子目状又はジグザグ状に模様付けされ、該模様付けされた表面における不織布の靜摩擦応力を6.5N以上とする意匠性とスナッギング性に優れたフロアマット用裏材である。
【選択図】 図3

Description

本発明は主として自動車内において靴などに付着した土,砂,泥などによりフロアが汚れるのを防止するために敷かれるフロアマットのすべり移動を阻止するフロアマット用裏材ならびにその製造方法に関するものである。
従来から、自動車内においては靴などに付着した土,砂,泥、あるいは砂利などがフロアに付着してフロアが汚れるのを防止するためフロアマットが敷かれている。このフロアマットは従来、一般にタフトカーペットや立毛カーペットが用いられていたが、フロアカーペット上で滑って危険であるため、滑り止めのために裏面に樹脂,ゴム類等をバッキングして凹凸をつけたり、突起物をつけて対応したり、また面ファスナーを採用することが行なわれていた。(例えば特許文献1,2,3参照)
しかし近年、不織布表面に溶融塊を生成せしめスナッギング性を付与することが試みられ、例えば立毛カーペット材とニードルパンチ不織布の間に熱可塑性シートを挟んで構成し、裏面のニードルパンチ不織布の表面をガス毛焼による直炎で表面繊維を部分的に溶融し、表面繊維の一部を塊状化してマットの滑り止め効果を大きくして泥拭きマット(例えば特許文献4参照)や、繊維ウエブのシャーリング処理面を熱処理することにより繊維の先端に該繊維より大きな外径の樹脂塊を形成したフロアマットの裏材(例えば特許文献5参照)などが提案されている。
特開平5−269005号公報 特開平10−95264号公報 特開2000−300419号公報 実用新案登録第3028700号公報 特開2002−4163号公報
しかし、上記のフロアマットはカーペットの裏面にバッキングされている交絡処理された熱可塑性繊維の不織布を貼り合わせたり、裏面に取り付ける前の不織布の面を熱可塑性繊維の溶融温度よりも30℃以上高い温度に曝して、該面に樹脂の溶融塊を形成し、ある程度のスナッギング性(滑り止め性能)は得られるにしても、不織布の表面は単純なものしか得られず、充分な意匠性をもつスナッギング性能を得るには至っていない。
本発明は上述の如き実状に対処し、より充分なスナッギング性を得るための溶融塊の配置形態や靜摩擦応力を見出し、溶融塊で模様付けされた意匠性と、意匠性に優れたフロアマットの裏材ならびにその製造方法を提供することを目的とするものである。
即ち、上記目的に適合する本発明の特徴は、その1つは、均一に混繊され、開繊された目付範囲200〜800g/m2の熱可塑性繊維よりなる短繊維ウエブをニードリングによりその構成繊維同士を互いに交絡させた不織布よりなり、該不織布はその片面に更に畝状,格子目状又はジグザグ状模様のループ起毛が突出形成されると共に、突出された起毛繊維の先端が溶融されて、その溶融塊により不織布片面が畝状,格子目状又はジグザグ状に模様付けされ、かつ溶融塊で模様付けされた表面における不織布の靜摩擦応力が6.5N以上である意匠性とスナッギング性に優れたフロアマット用裏材にある。
請求項2は、上記フロアマット裏材の製造方法に係り、前記均一に混繊され、開繊された目付範囲200〜800g/m2の熱可塑性繊維よりなる短繊維ウエブにプレニードル加工を施して構成繊維同士を互いに交絡させた後、該交絡された短繊維をコード機に通しフォークニードル針で加工して片面に畝状,格子目状又はジグザグ状模様のループ起毛を突出形成して巻取り、次いで上記巻き取られた不織布を駆動ロールより引き出し起毛表面を前記熱可塑性繊維の溶融温度より30°以上高い温度で引き出し方向下方より上斜め方向25〜65°の角度で直接火炎に曝して、起毛繊維先端を溶融し、形成された溶融塊を不織布表面に畝状,格子目状又はジグザグ状に模様付けすると共に、模様付けされた表面の不織布の靜摩擦応力を6.5N以上に形成せしめることを特徴とする。
ここで前記繊維ウエブを構成する熱可塑性繊維は、繊度が1.0〜50.0dtexの範囲のものであることが好ましく、また、フォークニードル針で加工するループ状起毛のループ高さは不織布の厚さの25〜65%とすることが望ましい。
本発明フォークニードル針の裏材はフラット面の不織布に比較して効果的に溶融塊生成をコントロールして靜摩擦応力を6.5N以上とするため意匠性を損なうことなくフロアマット裏側の表層の係合性能と再離型性能を付与し、スナッギング性を確保して自動車内のフロアマットの移動を有効に阻止することができる。
また、請求項2の製造方法は、上記フロアマット裏材を効率的に、かつ溶融塊生成をコントロールして意匠性と共にスナッギング性に優れた裏材を製造することができる。
以下、更に上記本発明の具体的態様について詳述する。
本発明フロアマット裏材は前述のように意匠性とスナッギング性に優れた短繊維不織布により構成される。ここで、構成繊維は熱可塑性繊維であり、熱可塑性繊維100%であってもよいが、熱接着性繊維又は熱接着性複合繊維を混合したものでもよく、また、原着繊維,染色繊維などを含むものでもよい。
熱可塑性繊維としては、例えば通常のポリエステル系繊維,ポリエチレン系繊維,ポリプロピレン系繊維、ポリアミド系繊維,芳香族ポリアミド繊維などが挙げられ、熱接着性繊維としては例えば前記ポリエステル系繊維,ポリエチレン系繊維,ポリプロピレン系繊維,ポリアミド系繊維の何れかの繊維の高融点成分と低融点成分からなる芯鞘型,サイドバイサイド型の複合繊維が挙げられ、代表例としてポリエステル繊維(融点:250〜270℃程度)と低融点ポリエステル繊維(融点:100〜200℃程度)の複合繊維,同様融点差のポリエステル/ナイロン複合繊維,ポリプロピレン/ポリエチレン複合繊維,ポリプロピレン/ポリエチレン複合繊維などが挙げられる。
これら構成各繊維はその繊度範囲1.0〜50.0dtexの範囲であることが好ましく、1.0dtex未満であると繊度が細いため爾後において表面の繊維を溶融処理したときの溶融塊が小さくなり、係合効果が出難くなるので好ましくなく、また50.0dtexを越えると繊維繊度が太くなるため表面の繊維を溶融処理したときの溶融塊が大き過ぎて溶融形態が悪く、意匠性が劣ると共に、係合効果が得られないので好ましくない。
一方、不織布を構成する繊維ウエブの目付範囲は本発明において重要な因子であり、目付が200g/m2以下では以後のフォークニードル加工時において透けた状態になり、溶融塊形成で更に不均一なものとなるので好ましくなく、また、800g/m2を越えると厚くなり、フォークニードル加工において加工がし難く意匠性が乏しくなるので、目付範囲は200〜800g/m2が好適であり、かつ有用である。
本発明フロアマット裏材を作成ににあたっては、上記の如き繊維構成により1種又は2種以上の熱可塑性繊維を均一に混繊し開繊して目付範囲200〜800g/m2の繊維ウエブとして、これにプレニードル加工を施すことにより、繊維間を交絡し基材となる不織布を作成し、この不織布をコード機に通し片面にフォークニードル針で加工し、畝状,格子目状又はジグザグ状模様のある起毛不織布として巻取る。
図1(イ)は上記不織布をコード機に通す工程を示し、矢示方向に不織布を送りつつフォークニードル1をスリット板の集合体であるベットプレート2に対し上下動して、図1(ロ)に示す如きループ起毛4を不織布3表面に形成するようになっている。このとき、フォークニードルの配置によって畝状,格子目状又はジグザグ状その他、種々のパターンが形成される。
なお、フォークニードルで加工の際、得られるループの高さ(深さ)が不織布繊維層厚さに対して25〜65%であることが意匠性のコントラストがよく、25%未満ではフォークニードル加工の効果がなく、爾後の溶融塊処理をしても通常のフラット処理と変わらず、意匠性が乏しくなるので好ましくなく、また、65%を越えるとフォークニードル加工でのループの腰が弱くなって意匠性の効果が乏しくなると共にスナッギング性効果も乏しくなるので好ましくない。
以上のようにして得られる起毛不織布を次にその表面のループ起毛を溶融塊処理に付して本発明フロアマットの裏材に作成するが、表面溶融塊処理は通常の毛焼工程やカレンダー工程等で用いられる表面加熱機、例えばガス毛焼機を利用し不織布表面の熱可塑性繊維の先端を直接、火炎に曝して溶融することで形成される。なお、火炎でなく、同様な熱風を吹き付けることによって可能な場合もある。この際の溶融状態や溶融深さは加熱温度,加熱速度,熱源からの距離を調整することによって達成することができる。
加熱温度は熱可塑性繊維の溶融温度よりも30℃以上高い温度に曝すことが好ましく、また加熱温度を調整することによって同じ加熱温度を採用した場合であっても不織布表面に形成される溶融塊の面積比を調整することができる。特に火炎に曝すにあたっては、不織布面に曝す火炎の角度も重要で、図2に示すように予め巻き取られた起毛不織布6を駆動ロール5より引き出すが、このとき火炎方向7を引き出し方向に対し下から上斜めの方向への角度θが25〜65°の範囲で火炎に曝すことが好適であり、かつ効果的である。対称的に引出し方向に対し上から下斜め方向へ同様な角度で曝すことも配置によっては可能である。
火炎角度θが25゜未満では不織布面に直接火炎が当たり、火炎の逃げる方向がなく、速度,距離,ガス圧の調整ができなくなるので好ましくなく、また、火炎の角度θが65°を越えると不織布に当たる火炎の量が少なくなり、処理効率が低下するので好ましくない。
なお、加熱における不織布への火炎接触時間は不織布の内部まで溶融してしまう恐れがあるので、不織布表面付近だけを加熱するには可及的短時間が好ましく、前記火炎の角度はそれを補完するものである。
以下、ガス毛焼を行うに際しての好ましい条件の1例を示すと、ガス圧が100〜150Kg/cm2,処理速度は10〜15m/min,火炎距離は1.5〜3.0cm,火炎長さは4〜5mm,火炎孔配置は千鳥配置である。しかし、必らずしもこの条件に拘束されるものではない。
かくして、以上のようにして図3に示す不織布3表面に起毛繊維の直径より大きな外径の溶融塊8を畝状,格子目状又はジグザグ状、図3では畝状に有するフロアマットの裏材が形成されるが、本発明フロアマットの裏材では更に、溶融塊形成だけでなく、該形成側表面における不織布の靜摩擦応力が肝要であり、6.5N以上であることが求められる。
一般的な車両用フロアのニードルパンチカーペットに接する面の靜摩擦応力が6.5N未満ではマット面から容易にずれたり、剥がれ易くなる。そのため、フロアマットの裏材として効用を奏するには6.5N以上の靜摩擦応力を有することが肝要で、これによってマット面からのずれや剥がれを防止することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
先ず、各実施例と比較例を進めるに先立ち、各実施例及び比較例に使用する試料1〜7を作成した。
(試料1)
繊度7.8デシテックス(dtex)、繊維長64mmのポリエステル繊維(融点:260℃)60質量%と、繊度17.0デシテックス(dtex)、繊維長76mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%を均一混合し、次いでカーディングして目付質量約400g/m2の繊維層(平均繊度:11.48デシテックス)とし、引き続き、表面に深さ11mm、打ち込み本数34本/cm2、裏面に同様に深さ7.0mm、打ち込み本数31本/cm2のニードルパンチ処理を施し、得られたニードルパンチ加工上がりの不織布をコード機にて表側にフォーク針(コード用針25番手)でスリット板のベッドプレートに針深さ6.5mm、送り3.5mm/ストロークで加工を行い、縦方向に畝状の起毛不織布として巻き取った。
(試料2)
繊度13.3デシテックス(dtex)、繊維長64mmのポリエステル繊維(融点:260℃)85質量%と、繊度33.3デシテックス(dtex)、繊維長76mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)15質量%を均一混合し、次いでカーディングして目付質量約420g/m2の繊維層(平均繊度:16.3デシテックス)とし、引き続き、表面に深さ11.5mm、打ち込み本数31本/cm2、裏面に同様に深さ6.5mm、打ち込み本数34本/cm2、更に表面に深さ6.0mm、打ち込み本数32本/cm2のニードルパンチ処理を施し、得られたニードルパンチ加工上がりの不織布をコード機にて表側にフォーク針(ロード用針25番手)でスリット板のベッドプレートに針深さ6.5mm、送り3.5mm/ストロークで加工を行い、縦方向に畝状の起毛不織布を巻き取った。
(試料3)
繊度6.6デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%と、繊度11.0デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%、と、繊度6.7デシテックス(dtex)、繊維長64mmのグレー原着ポリエステル繊維(融点:260℃)10質量%、更に繊度4.4デシテックス、繊維長51mmのベージュ原着ポリエステル/低融点ポリエステル複合繊維(低融点ポリエステルの融点:110℃)10質量%を均一混合し、次いでカーディングして目付質量約420g/m2の繊維層(平均繊度8.2デシテックス)とし、引き続き表面に深さ10mm、打ち込み本数33本/cm2、裏面に同様に深さ7mm、打ち込み本数35本/cm2、更に表面に深さ7mm、打ち込み本数34本/cm2のニードルパンチ処理を施し、一度巻き取って、得られたニードルパンチ加工上がりの不織布をコード機にて表側にフォーク針(コード用針25番手)で針深さ6.5mm、送り2.3mm/ストロークで加工し、縦方向に畝状の起毛不織布を巻き取った。
(試料4)
繊度7.8デシテックス(dtex)、繊維長64mmのベージュ原着ポリプロピレン繊維(融点:190℃)40質量%と、繊度11.0デシテックス(dtex)繊維長64mmのグレー原着ポリエステル繊維(融点:260℃)20質量%と、繊度6.7デシテックス(dtex)、繊維長64mmのグレー原着ポリエステル繊維(融点:260℃)30質量%、更に繊度4.4デシテックス、繊維長51mmのベージュ原着ポリエステル/低融点ポリエステル複合繊維(低融点ポリエステルの融点:110℃)10質量%を均一混合し、次いでカーディングして目付質量約250g/m2の繊維層(平均繊度:8.2デシテックス)とし、引き続き、表面に深さ9mm、打ち込み本数18本/cm2、裏面に同様に深さ10mm、打ち込み本数120本/cm2のニードルパンチ処理を施し、一度巻き取った後、得られたニードルパンチ加工上がりの不織布をコード機にて表側にフォーク針(コード用針25番手)で針深さ6.5mm、送り2.3mm/ストロークで加工し、縦方向に畝状の起毛不織布を巻き取った。
(試料5)
繊度7.8デシテックス(dtex)、繊維長64mmのポリエステル繊維(融点:260℃)60質量%と、繊度17.0デシテックス(dtex)、繊維長76mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%を均一混合し、次いでカーディングして目付質量約400g/m2の繊維層(平均繊度:11.48デシテックス)とし、引き続き、表面に深さ11mm、打ち込み本数34本/cm2、裏面に同様に深さ7.0mm、打ち込み本数31本/cm2のニードルパンチ処理を施し、得られたニードルパンチ加工上がりの不織布をコード機にて表側にフォーク針(コード用針25番手)でスリット板のベッドプレートに針深さ6.5mm、送り3.5mm/ストロークでジグザグな加工を行い、表面ジグザグ状の起毛不織布を巻き取った。
(試料6)
繊度6.6デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%と、繊度11.0デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%と、繊度6.7デシテックス、繊維長64mmのグレー原着ポリエステル繊維(融点:260℃)10質量%、更に繊度4.4デシテックス、繊維長51mmのベージュ原着ポリエステル/低融点ポリエステル複合繊維(低融点ポリエステルの融点:110℃)10質量%を均一混合し、次いでカーディングして目付質量400g/m2の繊維層(平均繊度:8.2デシテックス)とし、引き続き、表面に深さ10mm、打ち込み本数33本/cm2、裏面に同様に深さ7mm、打ち込み本数35本/cm2、更に表面に深さ7mm、打ち込み本数34本/cm2のニードルパンチ処理を施して巻き取った。
得られたニードルパンチ加工上がりの不織布をディロア機にて表側にフォーク針(ディロア用針38番手)で針深さ10.0mm、送り2.3mm/ストロークで加工し、毛足の長い表面均一な起毛不織布を巻き取った。
(試料7)
繊度6.6デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%と、繊度11.0デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%と、繊度6.7デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)10質量%、更に繊度4.4デシテックス、繊維長51mmのベージュ原着ポリエステル/低融点ポリエステル複合繊維(低融点ポリエステルの融点:110℃)10質量%を均一混合し、次いでカーディングして目付質量約400g/m2の繊維層(平均繊度:8.2デシテックス)とし、引き続き、表面に深さ10mm、打ち込み本数33本/cm2、裏面に同様に深さ7mm、打ち込み本数35本/cm2、更に表面に深さ7mm、打ち込み本数34本/cm2のニードルパンチ処理を施し巻き取った。
次に上記試料1〜7の各不織布を利用し、以下の記載に従って毛焼加工を施し、実施例1〜6及び比較例1〜4を得た。
(実施例1〜5)
実施例1,2,3,4,5はそれぞれ上記試料1,2,3,4,5の各不織布にガス毛焼(直下バーナー)加工を施した。加工条件は火炎が引出し方向下方より上斜め方向45度になるようにバーナーを配置し、ガス圧100Kg/cm2、該バーナーの火炎孔から約5cmの火炎を出し、該火炎から2cmの距離に上記不織布を配置し、処理速度は実施例1,2,5が13m/min、実施例3は12m/min、実施例4は15m/minで各起毛不織布に曝した。なお、バーナーとして上記起毛不織布の幅方向にピッチ3mmの火炎孔列3列間隔3mm の千鳥配置を有するものを用いて処理した。
(実施例6)
実施例6は、試料5の不織布にガス毛焼(直下バーナー)加工を施した。加工条件は火炎が引出し方向下方より上斜め方向60度になるようにバーナーを配置し、ガス圧100Kg/cm2、該バーナーの火炎孔から約5cmの火炎を出し、該火炎から2cmの距離に上記不織布を配置し、処理速度15m/minで起毛不織布に曝した。該バーナーとして上記起毛不織布の幅方向にピッチ3mmの火炎孔列3列間隔3mmの千鳥配列を有するものを用いて処理した。
(比較例1,2)
比較例1,2はそれぞれ試料6,7の不織布にガス毛焼(直下バーナー)加工を施した。加工条件は火炎が引出し方向下方より上斜め方向45度になるようにバーナーを配置し、ガス100Kg/cm2,該バーナーの火炎孔から約5cmの火炎を出し、該火炎から2cmの距離に上記不織布を配置し、処理速度15m/minで起毛不織布に曝した。該バーナーとして上記起毛不織布の幅方向にピッチ3mmの火炎孔列3列間隔3mmの千鳥配置を有するものを用いて処理した。
(比較例3)
比較例3は試料3の不織布にガス毛焼(直下バーナー)加工を施した。加工条件は火炎が引出し方向下方より上斜め方向10度になるようにバーナーを配置し、ガス圧80Kg/cm2、該バーナーの火炎孔から約5cmの火炎を出し、該火炎から2cmの距離に上記不織布を配置し、処理速度15m/minで起毛不織布に曝した。該バーナーとして上記起毛不織布の幅方向にピッチ3mmの火炎孔列3列間隔3mmの千鳥配置を有するものを用いて処理した。
(比較例4)
比較例4は試料3の不織布にガス毛焼(直下バーナー)加工を施した。加工条件は火炎が引出し方向下方より上斜め方向45度になるようにバーナーを配置し、ガス圧100Kg/cm2、該バーナーの火炎孔から約5cmの火炎を出し、該火炎から2cmの距離に上記不織布を配置し、処理速度9m/minで起毛不織布に曝した。該バーナーとして上記起毛不織布の幅方向にピッチ3mmの火炎孔列3列間隔3mmの千鳥配置を有するものを用いて処理した。
かくして得られた上記実施例1〜6及び比較例1〜4の各不織布製品について下記測定方法に従って測定し後記表1の結果を得た。
測定方法
単位面積当たりの質量(目付量)
JIS L1096の5.2に記載の方法に準拠して求めた。
フォークニードルの表面毛焼加工された不織布のループ深さの割合
試料を厚さ方向にカミソリで切断し、側面をマイクロスコープ(株式会社キーエンス製)によって25倍に拡大し、試料の厚さ(H)と山と谷の間の高さ(h)を測定し下記式で深さ率を算出する。(n=10の平均値で示す。)
深さ率(%)=(h/H)×100
滑り止め試験
繊度6.6デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%と、繊度11.0デシテックス(dtex)、繊維長64mmの黒原着ポリエステル繊維(融点:260℃)40質量%と、繊度6.7デシテックス(dtex)、繊維長64mmのグレー原着ポリエステル繊維(融点:260℃)10質量%、更に繊度4.4デシテックス(dtex)、繊維長51mmのベージュ原着ポリエステル/低融点ポリエステル複合繊維(低融点ポリエステルの融点110℃)10質量%を均一混合し、次いでカーディングして目付質量約400g/m2の繊維層(平均繊度:8.2デシテックス)とし、引き続き、表面に深さ10mm、打ち込み本数33本/cm2、裏面に同様に深さ7mm、打ち込み本数35本/cm2、さらに表面に深さ7mm、打ち込み本数34本/cm2のニードルパンチ処理を施し、連続して熱処理機(ホットエアースルー方式)で90秒間滞留時間熱処理し、更に処理された繊維層を連続して熱ロール(ロール温度70℃、ロール間隙間巾0.3mm)で繊維間の接着と厚み調整をしてワインダーに巻き取り、一般的な車両用フロアのニードルパンチカーペットを得た。
実施例1〜6び比較例1〜4の不織布を巾100mm、長さ120mmの塩ビプレート(厚さ3mm、重量40g)に両面テープでそれぞれ接着し、プレート
上に100gの荷重を加えた状態で、各々の試料をこのパンチカーペットの表面に対し水平方向に引張り(引張り速度100mm/min)各試料を滑らせた時の靜摩擦抵抗力Nを測定した。
Figure 2008002009
上表より、本発明に係るフロアマット用裏材は、比較のものに比し溶融塊が均一であり、摩擦抵抗力が全て6.5N以上を示すと共に、意匠性にも優れていることが分かる。
(イ)は本発明に使用するコード機の例を示す斜視図であり、図(ロ)は同コード機で形成されるパイル起毛の態様を示す部分図である。 巻取りロールより引き出した起毛不織布に対する火炎方向を示す説明図である。 本発明に係るフロアマット用裏材の外観斜視部分図である。
符号の説明
1:フォークニードル
2:ベッドプレート
3:不織布
4:パイル起毛
5:駆動ロール
6:起毛不織布
7:火炎方向
8:溶融塊

Claims (4)

  1. 均一に混繊され、開繊された目付範囲200〜800g/m2の熱可塑性繊維よりなる短繊維ウエブをニードリングによりその構成繊維同士を互いに交絡させた不織布よりなり、該不織布はその片面に更に畝状,格子目状又はジグザグ状模様のループ起毛が突出形成されると共に、突出された起毛繊維の先端が溶融されて、その溶融塊により不織布片面が畝状,格子目状又はジグザグ状に模様付けされ、かつ溶融塊で模様付けされた表面における不織布の靜摩擦応力が6.5N以上であることを特徴とする意匠性とスナッギング性に優れたフロアマット用裏材。
  2. 均一に混繊され、開繊された目付範囲200〜800g/m2の熱可塑性繊維よりなる短繊維ウエブにプレニードル加工を施して構成繊維同士を互いに交絡させた後、該交絡された短繊維をコード機に通しフォークニードル針で加工して片面に畝状,格子目状又はジグザグ状模様のループ起毛を突出形成して巻取り、次いで上記巻き取られた不織布を駆動ロールより引き出し、起毛表面を前記熱可塑性繊維の溶融温度より30℃以上高い温度で引き出し方向下方より上斜め方向25〜65°の角度で直接、火炎に曝して起毛繊維先端を溶融し、形成された溶融塊を不織布表面に畝状,格子目状又はジグザグ状に模様付けすると共に、模様付けされた表面の不織布の靜摩耗応力を6.5N以上に形成せしめることを特徴とする意匠性とスナッギング性に優れたフロアマット用裏材の製造方法。
  3. 繊維ウエブを構成する熱可塑性繊維の太さを繊度1.0〜50.0デシテックス(dtex)とする請求項2記載のフロアマット用裏材の製造方法。
  4. フォークニードル針で加工するループ状起毛のループ高さを不織布層の厚さの25〜65%とする請求項2または3記載のフロアマット用裏材の製造方法。
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