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JP2008000195A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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JP2008000195A
JP2008000195A JP2006170091A JP2006170091A JP2008000195A JP 2008000195 A JP2008000195 A JP 2008000195A JP 2006170091 A JP2006170091 A JP 2006170091A JP 2006170091 A JP2006170091 A JP 2006170091A JP 2008000195 A JP2008000195 A JP 2008000195A
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Satoshi Nishiwaki
智 西脇
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Toshiba Consumer Marketing Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
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Abstract

【課題】循環風路が塞がれていることを適切に検出することができ、乾燥効率の低下を防止することができる衣類乾燥機を提供する。
【解決手段】蒸発器39が配置された部分において循環風路36が塞がれると、循環風路36の外部の空気が、循環風路36の蒸発器39と凝縮器40との間に設けられた第2の連通口48から循環風路36の内部に流入する。制御装置11は、その第2の連通口48の近傍に設けられた蒸発器・凝縮器間空気用サーミスタ49が検出する検出温度に基づいて、循環風路36内の風路抵抗が大きくなったと判断したときに、圧縮機41の駆動を停止するように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプによる乾燥機能を備えた衣類乾燥機に関する。
この種の衣類乾燥機では、水槽に連通する循環風路が設けられていて、この循環風路内に、ヒートポンプを構成する凝縮器及び蒸発器が配置されている。そして、送風ファンによって水槽内及び循環風路内の空気を循環させることにより、凝縮器で温められた空気(温風)が水槽内に供給され、この温風によって、水槽内の洗濯物の水分が奪われるようになっている。その後、水槽内の空気は蒸発器に送られ、この蒸発器において、温風に含まれる水分が冷却され除湿されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなヒートポンプを備えた衣類乾燥機では、ヒートポンプを構成する凝縮器の温度を検出して、この検出温度に基づいてヒートポンプの駆動を制御することが考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−87484号公報 特開2004−215943号公報
上記したようなヒートポンプによって洗濯物の乾燥を行う構成の場合、蒸発器の温度が低くなると、蒸発器で発生した除湿水が当該蒸発器(特に熱交換を行う伝熱フィンの部分)において凍結して、循環風路を塞いでしまう可能性がある。その結果、水槽内及び循環風路内の空気を循環させることができなくなり、乾燥効率が悪くなるという問題がある。
ここで、上記した特許文献2の技術を応用し、凝縮器ではなく蒸発器の温度を検出するようにして、蒸発器の温度に基づいて除湿水の凍結を検出したときに、ヒートポンプの駆動を制御する構成が考えられる。しかしながら、蒸発器の温度を検出したとしても、この検出温度からでは、除湿水が凍結したこと(この凍結によって循環風路が塞がれていること)を予測できるのみであり、実際に除湿水が凍結して循環風路が塞がれていることを検出することはできない。その結果、実際には循環風路が塞がれていないにも拘らずヒートポンプの駆動が制御されてしまう可能性があり、乾燥効率が悪くなるという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、循環風路が塞がれていることを適切に検出することができ、乾燥効率の低下を防止することができる衣類乾燥機を提供することにある。
請求項1に記載の衣類乾燥機は、衣類を収容する回転槽と、この回転槽を回転可能に収容する水槽と、この水槽の外側に設けられ前記水槽内に連通する循環風路と、この循環風路内に設けられ前記水槽内及び前記循環風路内の空気を循環させる送風ファンと、前記循環風路内に配置された蒸発器と、前記循環風路内において前記蒸発器の下流側に配置された凝縮器と、前記蒸発器及び前記凝縮器と共にヒートポンプを構成する圧縮機及び減圧手段と、前記循環風路の前記蒸発器と前記凝縮器との間に位置させて前記循環風路の内部と外部とを連通させるように設けられた連通口と、前記循環風路内の前記蒸発器と前記凝縮器との間の空気の温度を検出する空気温度検出手段と、前記圧縮機の駆動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記空気温度検出手段が検出する検出温度に基づいて、前記循環風路内の風路抵抗が大きくなったと判断したときに、前記圧縮機の駆動を停止するように制御することに特徴を有する。
請求項1に記載の衣類乾燥機によれば、循環風路内の蒸発器が配置された部分で凍結等により風路抵抗が増加すると、循環風路の外部の空気が、蒸発器と凝縮器との間に設けられた連通口から循環風路内に流入し、その結果、空気温度検出手段が検出する検出温度が上昇する。このとき、制御手段は、空気温度検出手段が検出する検出温度に基づいて、循環風路内の風路抵抗が大きくなったと判断し、圧縮機の駆動を停止するように制御する。
循環風路内の蒸発器が配置された部分で風路抵抗が増加しない限り、循環風路の外部の空気が循環風路内に流入することはなく、これにより、循環風路が塞がれていることを適切に検出することができる。また、制御手段は、循環風路内の蒸発器が配置された部分で風路抵抗が増加した場合にのみ、圧縮機の駆動を停止するように制御するので、循環風路が塞がれていないにも拘らず圧縮機の駆動が停止することはなく、これにより、乾燥効率の低下を防止することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の衣類乾燥機を洗濯乾燥機1に適用した第1の実施形態について図1ないし図4を参照して説明する。
図1に示すように、洗濯乾燥機1の外箱2の内部には、水槽3及びドラム4(回転槽に相当)が設けられている。水槽3及びドラム4は、ともに後面が閉鎖された円筒状を成すもので、その軸方向が前後方向(図1では左右方向)に対して前上がりに傾斜した方向となるように配設されている。また、水槽3及びドラム4の前面(図1では左側)には、それぞれ開口部5及び開口部6が設けられている。水槽3の開口部5は、ドラム4の開口部6を囲繞している。また、水槽3の開口部5は、外箱2の前面に設けられた開口部7にベローズ8によって水密に連結されている。開口部7は、扉9によって開閉可能となっていて、この扉9を開くことにより、ドラム4内に洗濯物を出し入れすることができる。
外箱2内の上部には、洗濯乾燥機1の制御に必要な制御ユニット10が設けられている。この制御ユニット10には、後述する制御装置11(制御手段に相当、図2参照)が設けられている。また、外箱2内の上部には、水槽3内に給水するための給水弁12、給水ケース13及び給水ホース14を備えた給水装置15が設けられている。
水槽3の前面の上部(開口部5より上方の部分)には、複数の孔からなる温風出口16が設けられていている。また、水槽3の後面の上部には温風入口17が設けられている。水槽3の後端側の底部には排水口18が設けられている。この排水口18には、水槽3の外部に設けられた排水弁19が接続されていて、更に、この排水弁19には、排水ホース20が接続されている。これにより、排水弁19を開くと水槽3内の水が機外に排出されるようになっている。
ドラム4の胴部4bには、その略全域に亘って、脱水及び通風用の多数の孔21が設けられている。また、ドラム4の胴部4bの内周面には、洗濯物撹拌用のバッフル22が複数(例えば3つほど)設けられている。このバッフル22は、ドラム4の胴部4bの内周面に沿って略均等の間隔で配置されている。そのほか、ドラム4の前面4cの縁部には、例えば液体封入形の回転バランサ23が設けられている。
水槽3の背面3aには、回転軸24aを水槽3内に突入させた状態で、モータ24が取り付けられている。回転軸24aの先端部には、ドラム4の後面4aの中心部が取り付けられている。これにより、ドラム4が水槽3内において同軸状に回転可能に支持されている。尚、水槽3は、複数のサスペンション25(図1において1つのみ図示)によって外箱2内に弾性支持されている。また、モータ24は、この場合、アウターロータ形で薄形のブラシレスDCモータであり、ドラム4を回転させる駆動装置として機能するようになっている。
水槽3の下方(外箱2の底面上)には、台板26を介して通風ダクト27が配置されている。この通風ダクト27の前端側の上部には、吸風口28が設けられていて、この吸風口28は、接続ホース29及び還風ダクト30を介して水槽3の温風出口16に接続されている。一方、通風ダクト27の後端側には送風機31のケーシング32が連設されていて、このケーシング32の吐出口33は、接続ホース34及び給風ダクト35を介して水槽3の温風入口17に接続されている。これにより、水槽3の温風出口16から還風ダクト30、接続ホース29、通風ダクト27、ケーシング32、接続ホース34及び給風ダクト35を介して温風入口17に連通する循環風路36が設けられている。
尚、上記した還風ダクト30は、水槽3の前面において開口部5の左右両側に分岐させて配管され、開口部5の下部で合流して接続ホース29に接続されている。上記した給風ダクト35は、水槽3の背面においてモータ24の左側を迂回するように配管されている。また、上記した送風機31は、ケーシング32の内部に設けられ遠心羽根車から成る送風ファン37と、ケーシング32の外部に設けられ送風ファン37を回転させるファンモータ38とを備えて構成されている。
循環風路36における通風ダクト27の内部には、蒸発器39が配置されている。また、通風ダクト27の内部において蒸発器39の下流側(図1では右側)には凝縮器40が配置されている。蒸発器39及び凝縮器40は、いずれも詳しくは図示しないが、複数枚の伝熱フィンに冷媒用パイプ44が細かいピッチで配管された構成となっていて、熱交換性に優れている。そして、通風ダクト27内を循環する空気が伝熱フィンの各間を通り抜けるようになっている。
蒸発器39及び凝縮器40は、圧縮機41及び特には電子式の絞り弁42(減圧手段に相当、図2参照)と共にヒートポンプ43を構成する。このヒートポンプ43は、圧縮機41、凝縮器40、絞り弁42及び蒸発器39が冷媒用パイプ44によってサイクル接続された構成(冷凍サイクル)となっている。そして、圧縮機41を駆動させると、冷媒用パイプ44内の冷媒が圧縮機41→凝縮器40→絞り弁42→蒸発器39の順に循環するようになっている。
この循環の過程で、冷媒用パイプ44内の冷媒は、圧縮機41により圧縮されて高温高圧の冷媒となり凝縮器40に送られる。凝縮器40に送られた高温高圧の冷媒は、凝縮器40内において凝縮されることにより放熱する。この結果、通風ダクト27内の空気が凝縮器40において加熱され、これに対して、冷媒の温度は低下して液化する。液化した冷媒は、絞り弁42を通過する際に減圧され蒸発器39に送られる。蒸発器39に送られた冷媒は、蒸発器39内において気化することにより吸熱する。この結果、通風ダクト27内の空気が蒸発器39において冷却され除湿される。蒸発器39を通過した冷媒は再び圧縮機41に送られる。
また、送風機31のファンモータ38を作動させると、送風ファン37の送風作用によって、水槽3内(ドラム4内)及び循環風路36内の空気が、図1に実線矢印で示すように循環する。この循環の過程で、凝縮器40で加熱された空気(温風)が、接続ホース34及び給風ダクト35を経て温風入口17から水槽3内に吹き込まれ、この温風によって、水槽3内(ドラム4内)の洗濯物の水分が奪われるようになっている。その後、水槽3内の空気(水分を含んだ空気)は、温風出口16から還風ダクト30及び接続ホース29を経て蒸発器39に吹き出され、この蒸発器39において、温風に含まれる水分が冷却され除湿される。蒸発器39で除湿された空気は、上記凝縮器40に送られて再び加熱された後、水槽3に吹き込まれる。このように、蒸発器39は除湿器として機能し、凝縮器40は加熱器として機能するものである。
ドラム4の背面4aには、複数の温風導入口45が設けられている。この複数の温風導入口45は、ドラム4の後面4aにおいてモータ24の回転軸24aを中心軸として同心円上に配置されている。そのため、それぞれの温風導入口45は、ドラム4が回転することに伴って、水槽3の温風入口17と順に対向する。従って、温風入口17から水槽3内に供給された温風は、そのときに温風入口17と対向している温風導入口45からドラム4の内部に供給される。
通風ダクト27の上面において蒸発器39の上流側(図1では左側)の部分には、通風ダクト27の内部と外部とを連通させるようにして第1の連通口46が設けられている。そして、通風ダクト27の内部において、第1の連通口46と蒸発器39との間の部分には、ドラム4(水槽3)から吹き出された空気の温度を検出する吹き出し空気用サーミスタ47が設けられている。
また、通風ダクト27の上面において蒸発器39と凝縮器40との間の部分には、通風ダクト27の内部と外部とを連通させるようにして第2の連通口48が設けられている。そして、通風ダクト27の内部において、第2の連通口48と凝縮器40との間の部分には、通風ダクト27内の蒸発器39と凝縮器40との間の空気の温度を検出する蒸発器・凝縮器間空気用サーミスタ49(空気温度検出手段に相当)が設けられている。尚、吹き出し空気用サーミスタ47及び蒸発器・凝縮器間空気用サーミスタ49は、上流側及び下流側に夫々スリットを有する円筒状のカバー(図示せず)によって覆われている。
蒸発器39には、当該蒸発器39の温度を検出する蒸発器用サーミスタ50(蒸発器温度検出手段に相当)が備えられている。また、凝縮器40には、当該凝縮器40の温度を検出する凝縮器用サーミスタ51(凝縮器温度検出手段)が備えられている。給風ダクト35の内部において、水槽3の温風入口17の近傍には、ドラム4(水槽3)に吹き込まれる空気の温度を検出する吹き込み空気用サーミスタ52が設けられている。また、洗濯乾燥機1の外箱2の内部において、通風ダクト27の前端側には、通風ダクト27の外部の空気の温度を検出する外気用サーミスタ53(外気温度検出手段に相当)が設けられている。
図2は、洗濯乾燥機1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。上記した制御装置11は、マイクロコンピュータを主体として構成され、洗濯乾燥機1の動作全般を制御する。制御装置11には、操作入力部54、水位センサ55及び回転センサ56が接続されている。また、制御装置11には、上記した吹き出し空気用サーミスタ47、蒸発器・凝縮器間空気用サーミスタ49、蒸発器用サーミスタ50、凝縮器用サーミスタ51、吹き込み空気用サーミスタ52及び外気用サーミスタ53が接続されている。
操作入力部54は、操作パネルの各種操作スイッチ(図示せず)からの各種操作信号を制御装置11に入力する。水位センサ55は、検出した水槽3内の水位を水位検出信号として制御装置11に入力する。回転センサ56は、モータ24に設けられていて、検出したモータ24の回転、ひいてはドラム4の回転を回転検出信号として制御装置11に入力する。また、各サーミスタ47,49,50,51,52,53は、それぞれ検出した温度を温度検出信号として制御装置11に入力する。そして、制御装置11は、入力された各種の信号や予め記憶した制御プログラムに基づいて、上記した給水弁12、モータ24、排水弁19、圧縮機41、絞り弁42及びファンモータ38を駆動回路57を介して制御するようになっている。
次に、第1の実施形態の作用について図3及び図4を参照して説明する。
図3は、上記構成の洗濯乾燥機1で乾燥運転を行った場合において各サーミスタが検出する検出温度の一般的な変化の態様を示す図である。
この場合、乾燥運転開始時では、蒸発器39の温度Ta(蒸発器温度検出手段が検出する検出温度に相当)、凝縮器40の温度Tb(凝縮器温度検出手段が検出する検出温度に相当)、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tc(空気温度検出手段が検出する検出温度に相当)、ドラム4に吹き込まれる空気の温度Td及びドラム4から吹き出される空気の温度Teは、外気の温度Tf(外気温度検出手段が検出する検出温度に相当)と一致している。そして、この状態から乾燥運転が開始されると、乾燥運転の運転時間が経過することに伴って、蒸発器39の温度Taは、ヒートポンプ43の作用によって一定の温度t1まで低下して安定する。この場合、蒸発器39の温度Taは、乾燥運転の直後においてヒートポンプ43の過冷却によって一旦低い温度まで低下する。一方、凝縮器40の温度Tbは、ヒートポンプ43の作用によって一定の温度t2まで上昇して安定する。
蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcは、当該部分には蒸発器39によって冷やされた空気が送られることから、蒸発器39の温度Taが低下するにつれて、一定の温度t3まで低下して安定する。ドラム4に吹き込まれる空気の温度Tdは、当該部分には凝縮器40によって加熱された空気(温風)が供給されることから、凝縮器40の温度Tbが上昇するにつれて、一定の温度t4まで上昇して安定する。ドラム4から吹き出される空気の温度Teは、当該温風にはドラム4内の洗濯物の水分が含まれることとなるので、乾燥運転の運転時間が経過(洗濯物の乾燥が進行)して当該温風に含まれる水分の量が少なくなるにつれて、徐々に上昇する。
尚、上記した凝縮器40の温度Tbは、凝縮器40の一部分(凝縮器用サーミスタ51が配置されている部分)の温度を検出するものである。これに対して、ドラム4に吹き込まれる空気の温度Tdは、凝縮器40の全体で加熱された空気の温度を検出するものである。そのため、ドラム4に吹き込まれる空気の温度Tdは、乾燥運転の全体に亘って凝縮器40の温度Tbよりも高温となる。
ところで、上記した乾燥運転時においては、蒸発器39で発生した除湿水が当該蒸発器39において凍結して、循環風路36を塞いでしまう場合がある。ここで、当該蒸発器39が配置された部分において循環風路36が塞がれた場合の作用について図4を参照して説明する。
乾燥運転時において蒸発器39で除湿水が凍結し始めると(図4にて白抜き矢印[凍結]で示す)、循環風路36内の蒸発器39が配置された部分で当該凍結により風路抵抗が増加する。そのため、ドラム4から吹き出された空気の一部は、蒸発器39の上流側において第1の連通口46から循環風路36の外部に流出する(図1にて破線矢印Aで示す)。これに対して、循環風路36の外部の空気が、第2の連通口48から循環風路36の内部に流入する(図1にて破線矢印Bで示す)。この状態では、第2の連通口48から流入した循環風路36の外部の空気によって、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcが徐々に上昇する。
そして、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcが徐々に上昇し続けて、予め設定されたしきい値Pに達すると、制御装置11は、循環風路36内の風路抵抗が大きくなったと判断し、圧縮機41の駆動を停止するように制御する(図4にて白抜き矢印[圧縮機停止]で示す)。また、制御装置11は、圧縮機41の駆動を停止するように制御した後においても、送風機31のファンモータ38を作動させて、水槽3内及び循環風路36内の空気を循環させる。
圧縮機41の駆動が停止されると、ヒートポンプ43の冷媒の循環が停止され、冷媒用パイプ44内において高温の冷媒と低温の冷媒とが混ざり合うこととなる。そのため、蒸発器39の温度Taは徐々に上昇し、これにより、蒸発器39での凍結が徐々に解消する。一方で、凝縮器40の温度Tbは低下していくので、蒸発器39の温度Taと凝縮器40の温度Tbとの差は徐々に小さくなっていく。
その後、蒸発器39の温度Taと凝縮器40の温度Tbとの差(図4にて矢印Cで示す差)が、再始動用の所定値として例えば10℃以下となると、制御装置11は、循環風路36内の風路抵抗が小さくなった(蒸発器39での凍結が解消した)と判断し、圧縮機41の駆動を再開(再始動)するように制御する(図4にて白抜き矢印[圧縮機再始動]で示す)。
圧縮機41の駆動が再開されると、ヒートポンプ43の冷媒の循環が再び開始されることから、蒸発器39の温度Taは徐々に低下し、一方で、凝縮器40の温度Tbは徐々に上昇する。また、蒸発器39での凍結が解消した状態では、循環風路36の外部の空気が第2の連通口48から循環風路36の内部に流入することはなく、また、水槽3内及び循環風路36内の空気が蒸発器39及び凝縮器40を介して適切に循環されるので、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcは徐々に低下し、ドラム4に吹き込まれる空気の温度Td及びドラム4から吹き出される空気の温度Teは徐々に上昇する。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、循環風路36の内部と外部とを連通させる第2の連通口48を、循環風路36の蒸発器39と凝縮器40との間に位置させて設けたので、循環風路36内の蒸発器39が配置された部分で風路抵抗が増加しない限り、循環風路36の外部の空気が循環風路36内に流入することはなく、これにより、循環風路36が塞がれていることを適切に検出することができる。また、制御装置11は、循環風路36内の蒸発器39が配置された部分で風路抵抗が増加した場合にのみ、圧縮機41の駆動を停止するように制御するので、循環風路36が塞がれていないにも拘らず圧縮機41の駆動が停止することはなく、これにより、乾燥効率の低下を防止することができる。
また、圧縮機41の駆動を停止させると、蒸発器39の温度Taと凝縮器40の温度Tbとの差は徐々に小さくなっていくと共に、蒸発器39の温度上昇に伴って当該蒸発器39での凍結は徐々に解消する。制御装置11は、蒸発器39の温度Taと凝縮器40の温度Tbとの差が所定値以下となった(蒸発器39での凍結が解消した)と判断したときに、圧縮機41の駆動を再開するように制御する。これにより、蒸発器39での凍結が解消しているにも拘らずヒートポンプ43による乾燥作用が停止されたままとなることがなく、乾燥効率の向上を図ることができる。
尚、上記したしきい値Pは、一定の値に限定されるものではなく、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcと蒸発器39の温度Taと外気の温度Tfとに基づいて適宜変更して設定することができる。例えば、外気の温度Tfと蒸発器39の温度Taとの差を100%として、これに対して50%の温度をしきい値Pとして設定することができる。
また、循環風路36内の風路抵抗は、上記した蒸発器39での凍結によって大きくなるのみならず、水槽3内及び循環風路36内の空気に含まれる糸屑(リント)が蒸発器39に蓄積することによっても大きくなる。この場合であっても、循環風路36内の蒸発器39が配置された部分で風路抵抗が増加すれば、循環風路36の外部の空気が第2の連通口48から循環風路36内に流入することとなるので、循環風路36が凍結によって塞がれていることのみならず、糸屑によって塞がれていることをも適切に検出することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の衣類乾燥機を洗濯乾燥機1に適用した第2の実施形態について図5を参照して説明する。この第2の実施形態は、上記した第1の実施形態と比べて、循環風路36内の風路抵抗が大きくなったと判断する方法が異なる。以下、第1の実施形態に記載したものと同一の部分については説明を省略し異なる部分についてのみ説明する。
乾燥運転時において蒸発器39で除湿水が凍結し始めると(図5にて白抜き矢印[凍結]で示す)、上記した第1の実施形態に記載したものと同様に、循環風路36の外部の空気が第2の連通口48から循環風路36の内部に流入して、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcが徐々に上昇する。
乾燥運転時において、制御装置11は、所定時間として1分ごとに蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcの変化量(蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcの変化率)を演算する。そして、演算の結果、1℃を超える変化量(図5にて点D,E,Fで示す温度の変化量)が3回連続して得られた場合には、循環風路36内の風路抵抗が大きくなったと判断し、圧縮機41の駆動を停止するように制御する(図5にて白抜き矢印[圧縮機停止]で示す)。
その後、制御装置11は、第1の実施形態に記載したものと同様に、蒸発器39の温度Taと凝縮器40の温度Tbとの差(図5にて矢印Cで示す差)が再始動用の所定値として10℃以下となると、循環風路36内の風路抵抗が小さくなった(蒸発器39での凍結が解消した)と判断し、圧縮機41の駆動を再開(再始動)するように制御する(図5にて白抜き矢印[圧縮機再始動]で示す)。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、制御装置11は、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcの変化量を演算した結果に基づいて、循環風路36内の風路抵抗が大きくなったか否かを判断することができ、これにより、循環風路36が塞がれていることを適切に検出することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の衣類乾燥機を洗濯乾燥機1に適用した第3の実施形態について図6を参照して説明する。この第3の実施形態も、上記した第1の実施形態と比べて、循環風路36内の風路抵抗が大きくなったと判断する方法が異なる。以下、第1の実施形態に記載したものと同一の部分については説明を省略し異なる部分についてのみ説明する。
乾燥運転時において蒸発器39で除湿水が凍結し始めると(図6にて白抜き矢印[凍結]で示す)、上記した第1の実施形態に記載したものと同様に、循環風路36の外部の空気が第2の連通口48から循環風路36の内部に流入して、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcが徐々に上昇する。また、蒸発器39では除湿水の凍結が進行することから、当該蒸発器39の温度Taが徐々に低下する。
そして、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcが徐々に上昇し続けると共に蒸発器39の温度Taが徐々に低下し続けて、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcと蒸発器39の温度Taとの差(図6にて矢印Gで示す)が、停止用の所定値以上となると、制御装置11は、循環風路36内の風路抵抗が大きくなったと判断し、圧縮機41の駆動を停止するように制御する(図6にて白抜き矢印[圧縮機停止]で示す)。
尚、停止用の所定値は、図7に示すように、外気の温度Tfに基づいて設定されている。この場合、外気の温度Tfが低温であるほど蒸発器39での凍結が生じ易いことから、外気の温度Tfが5℃未満である場合では停止用の所定値は5℃に設定され、外気の温度Tfが5℃〜20℃である場合では停止用の所定値は7℃に設定されている。また、外気の温度Tfが高温であれば蒸発器39での凍結が生じ難いことから、外気の温度Tfが20℃を超える場合では、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcと蒸発器39の温度Taとの差が停止用の所定値以下となったか否かの判断を行わないように設定されている。
以上に説明したように第3の実施形態によれば、制御装置11は、蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcと蒸発器39の温度Taとの差に基づいて、循環風路36内の風路抵抗が大きくなったか否か判断することができ、これにより、循環風路36が塞がれていることを適切に検出することができる。
(その他の実施形態)
尚、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
第2の実施形態において、制御装置11が蒸発器・凝縮器間の空気の温度Tcの変化量を演算する所定時間の間隔は1分に限られるものではなく、当該所定時間を適宜変更して設定することができる。また、制御装置11が演算の結果から循環風路36内の風路抵抗が大きくなったと判断する条件は、1℃を超える変化量が3回連続して得られた場合に限られるものではなく、当該条件を適宜変更して設定することができる。
第3の実施形態において、図7に示した停止用の所定値は、外気の温度Tfに応じて適宜変更して設定することができる。
制御装置11が圧縮機41の駆動を再開(再始動)するタイミングは、蒸発器39の温度Taと凝縮器40の温度Tbとの差が再始動用の所定値として10℃以下となった場合に限られるものではなく、当該再始動用の所定値を適宜変更して設定することができる。
上記した各実施形態では、水槽3の軸方向が横向きである洗濯乾燥機1を例示したが、水槽3の軸方向が縦方向の洗濯乾燥機にも本発明の衣類乾燥機を適用することができる。
本発明の第1の実施形態を示すものであり、洗濯乾燥機の内部構成を概略的に示す縦断側面図 洗濯乾燥機の電気的構成を示すブロック図 乾燥運転の運転時間と各サーミスタが検出する検出温度との関係を示す図 第1の実施形態の作用を説明するための図 本発明の第2の実施形態を示す図4相当図 本発明の第3の実施形態を示す図4相当図 外気の温度と停止用の所定値との関係を示す図
符号の説明
図面中、3は水槽、4はドラム(回転槽)、11は制御装置(制御手段)、36は循環風路、37は送風ファン、39は蒸発器、40は凝縮器、41は圧縮機、42は絞り弁(減圧手段)、43はヒートポンプ、48は第2の連通口(連通口)、49は蒸発器・凝縮器間空気用サーミスタ(空気温度検出手段)、50は蒸発器用サーミスタ(蒸発器温度検出手段)、51は凝縮器用サーミスタ(凝縮器温度検出手段)、53は外気用サーミスタ(外気温度検出手段)を示す。

Claims (4)

  1. 衣類を収容する回転槽と、
    この回転槽を回転可能に収容する水槽と、
    この水槽の外側に設けられ前記水槽内に連通する循環風路と、
    この循環風路内に設けられ前記水槽内及び前記循環風路内の空気を循環させる送風ファンと、
    前記循環風路内に配置された蒸発器と、
    前記循環風路内において前記蒸発器の下流側に配置された凝縮器と、
    前記蒸発器及び前記凝縮器と共にヒートポンプを構成する圧縮機及び減圧手段と、
    前記循環風路の前記蒸発器と前記凝縮器との間に位置させて前記循環風路の内部と外部とを連通させるように設けられた連通口と、
    前記循環風路内の前記蒸発器と前記凝縮器との間の空気の温度を検出する空気温度検出手段と、
    前記圧縮機の駆動を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記空気温度検出手段が検出する検出温度に基づいて、前記循環風路内の風路抵抗が大きくなったと判断したときに、前記圧縮機の駆動を停止するように制御することを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記空気温度検出手段が検出する検出温度と前記蒸発器温度検出手段が検出する検出温度との差が所定値を超えたと判断したときに、前記圧縮機の駆動を停止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の衣類乾燥機。
  3. 前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度検出手段と、
    前記凝縮器の温度を検出する凝縮器温度検出手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記蒸発器温度検出手段が検出する検出温度と前記凝縮器温度検出手段が検出する検出温度との差が所定値以下となったと判断したときに、前記圧縮機の駆動を再開するように制御することを特徴とする請求項1に記載の衣類乾燥機。
  4. 前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度検出手段と、
    前記循環風路の外部の空気の温度を検出する外気温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記空気温度検出手段が検出する検出温度と前記蒸発器温度検出手段が検出する検出温度と前記外気温度検出手段が検出する検出温度とに基づいて、前記圧縮機の駆動を停止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の衣類乾燥機。
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