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JP2008082261A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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JP2008082261A
JP2008082261A JP2006264054A JP2006264054A JP2008082261A JP 2008082261 A JP2008082261 A JP 2008082261A JP 2006264054 A JP2006264054 A JP 2006264054A JP 2006264054 A JP2006264054 A JP 2006264054A JP 2008082261 A JP2008082261 A JP 2008082261A
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stopper
valve plate
cylinder
refrigerant
discharge
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JP2006264054A
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Inventor
Masakazu Yamaoka
正和 山岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】冷却システムから大量の液状態の冷媒やオイルが流入した場合でも破損や異常摩耗といった故障を生じない高い信頼性を備えた高効率の圧縮機を提供する。
【解決手段】ストッパ130は両端がバルブプレート113に保持されるとともに、バルブプレート113に対して弾性を有しているので、液圧縮を起こしても、ストッパ130が反シリンダ110方向に弾性変形するため、液状態の冷媒109やオイル104が吐出され易くなり、シリンダ110内圧の異常昇圧を防ぐことで圧縮機構108の構成要素への過大なストレスを低減し破損や異常摩耗が生じない。
【選択図】図3

Description

本発明は、主に冷凍冷蔵装置等に用いられる密閉型圧縮機の吐出弁装置の改良に関するものである。
従来の密閉型圧縮機としては、運転時の低騒音化を図るとともに、ストッパの両端を固定しストッパ高さのバラツキを低減させることでエネルギ効率を向上させる吐出弁装置を備えたもの(例えば、特許文献1参照)がある。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図9は従来の密閉型圧縮機の断面図、図10は従来の密閉型圧縮機の平面図、図11は従来の密閉型圧縮機の吐出弁装置の分解図、図12は従来の密閉型圧縮機の吐出弁装置の側面断面図である。
図9、図10、図11、図12、において、密閉容器1は冷却システム(図示しない)と連結される吐出管2と吸入管3を備えており、底部にオイル4を貯溜すると共に固定子5と回転子6とからなる電動要素7およびこれによって駆動される圧縮機構8を収容し、内部は冷媒9で満たされている。
次に圧縮機構8の主な構成について説明する。
シリンダ10は略円筒形の圧縮室11と、軸受け部12を備えている。バルブプレート13は反シリンダ10側に吐出弁装置14を備え、圧縮室11を塞いでいる。ヘッド15はバルブプレート13を覆っている。吸入マフラー16は一端を密閉容器1内に開口し、他端を圧縮室11内に連通している。クランクシャフト17は主軸部18と偏心部19を有し、シリンダ10の軸受け部12に軸支されるとともに回転子6が圧入固定されている。ピストン20は、圧縮室11に往復摺動自在に挿入されるとともに、偏心部19との間をコネクティングロッド21によって連結されている。
次に圧縮機構8に備わる吐出弁装置14について説明する。
バルブプレート13は反シリンダ10側に、横長の凹部22を設け、凹部22の底にはシリンダ10と連通する吐出孔23と吐出孔23を囲うように形成した弁座部24を設けるとともに、弁座部24と略同一平面上に形成される台座部25とを設けている。
吐出リード26は舌状の板ばね材からなり、弁座部24を開閉する開閉部27とを備えている。
スプリングリード28は舌状の板ばね材からなり、可動部29を備えている。
ストッパ30は、ストッパ30の両端を固定するストッパ保持部31と吐出リード26の動きを規制する規制部32とを備えている。
そして、凹部22の底に吐出リード26、スプリングリード28をこの順に配置し、ストッパ30の両端を2本の固定ぴん33により固着している。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素7に電気が供給されると回転子6が回転し、クランクシャフト17は回転駆動される。このとき、偏心部19の偏心回転運動がコネクティングロッド21を介してピストン20に伝わることで、ピストン20は圧縮室11内を往復運動する。
ピストン20の往復運動に伴って密閉容器1内の冷媒9は吸入マフラー16から圧縮室11内へ吸入されるとともに、低圧の冷媒9が冷却システム(図示しない)から吸入管3を通って密閉容器1内に流入する。圧縮室11内へ吸入された冷媒9は圧縮され、バルブプレート13の吐出弁装置14を経てヘッド15内に吐出される。さらに、ヘッド15内に吐出された高圧ガスは、吐出管2から冷却システム(図示しない)へと吐出される。
この時、吐出弁装置14は吐出リード26が開くことによって圧縮室11内とヘッド15内が吐出孔23を介して連通し、吐出リード26が閉じることによって圧縮室11内とヘッド15内をシールするといった所定の開閉動作を行っている。
また、ストッパ30は両端を固定ぴん33によって固定されているため、吐出リード26とストッパ30の空間高さの寸法バラツキを低減することができ、所定の空間高さ寸法を得ることができるので、効率を向上させることができる。
特開2003−301775号公報
しかしながら、冷媒封入量が非常に多い業務用の用途等において、冷却システムの低圧側から大量の液状態の冷媒9やオイル4が吸入管3から密閉容器1内に流入し、これら液状態の冷媒9やオイル4を吸入マフラー16内に直接吸い込んでしまい、シリンダ10内へと流入しピストン20によって圧縮されるとシリンダ10内で液圧縮が生じる。
液圧縮などが起こった場合、密度の高い液状態の冷媒9により強い荷重が吐出リード26の開閉部27からスプリングリード28を介してストッパ30の規制部32にかかるが、ストッパ30のストッパ保持部31は固定ぴん33によりバルブプレート13に固定されているので、ストッパ30がはずれる事がない。
つまり、ストッパ30の規制部32によって液状態の冷媒9やオイル4の吐出量が規制され、シリンダ内圧が異常に上昇するために圧縮機構8の構成要素に過大なストレスがかかり、破損や異常摩耗といった故障の原因になる可能性があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、液状態の冷媒9やオイル4が吐出され易く信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、ストッパはバルブプレートに対して弾性を有しているので、液圧縮が起こった際にストッパが反シリンダ方向に弾性変形するため、液状態の冷媒9やオイル4が吐出され易いという作用を有する。
本発明の密閉型圧縮機は、液状態の冷媒9やオイル4が吐出され易く圧縮機構の構成要素への過大なストレスを低減することが出来るので信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、ピストンが往復動するシリンダと、前記シリンダの開口端を封止するとともに反シリンダ側に吐出弁装置を備えたバルブプレートを有し、前記吐出弁装置は、前記シリンダ内に連通する吐出孔と、前記吐出孔の外側に設けられた弁座部とを前記バルブプレートに形成し、板ばね材からなり前記弁座部を開閉する吐出リードと、前記吐出リードの反バルブプレート側に配置され前記吐出リードの動きを規制するストッパとを備え、前記ストッパは両端が前記バルブプレートに保持されるとともに、前記バルブプレートに対して弾性を有したもので、液圧縮が起こった際にストッパが反シリンダ方向に弾性変形するため、液状態の冷媒やオイルが吐出され易く、圧縮機構の構成要素への過大なストレスを低減することが出来るので信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ストッパの両端が弾性材を介してバルブプレートに保持されているもので、液圧縮が起こった際、弾性材は弾性材の弾性により反シリンダ方向に可動することで、ストッパも同時に可動するので、請求項1に記載の発明の効果に加えて、さらに信頼性が高く、生産性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、バルブプレートに固定した固定ぴんの頭部とストッパの少なくとも一方の端部との間にスプリングを狭持したもので、液圧縮が起こった際、スプリングはスプリングの弾性により縮むことでストッパは反シリンダ方向にさらに可動し、通常のガス冷媒を圧縮する状態に戻るとスプリングは初期の形状の状態に復帰するため請求項2に記載の発明の効果に加えて、効率を向上させた密閉型圧縮を提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ストッパを板ばね材で形成したもので、液圧縮が起こった際、ストッパのばね性により反シリンダ方向にさらに弾性変形し、通常のガス冷媒を圧縮する状態に戻ると同時にストッパは初期の形状に復帰するため請求項1に記載の発明の効果に加えてさらに信頼性が高く、しかも安価な密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、ストッパの両端がバルブプレートに固定した固定ぴんによってバルブプレートに保持されるとともに、少なくともストッパの片側端が前記固定ピンの頭部とバルブプレートとの間で長手方向に可動なように保持されたもので、液圧縮が起こった際、ストッパの片側端を起点にストッパは長手方向に可動し反シリンダ方向にさらにたわむことで、請求項4に記載の発明の効果に加えてさらに信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の断面図、図2は同実施の形態における密閉型圧縮機の平面図、図3は同実施の形態における吐出弁装置の分解図、図4は同実施の形態における側面断面図である。
図1、図2、図3、図4において、密閉容器101は冷却システム(図示しない)と連結される吐出管102と吸入管103を備えており、底部にオイル104を貯溜すると共に固定子105と回転子106とからなる電動要素107およびこれによって駆動される圧縮機構108を収容し、内部は冷媒109で満たされている。冷媒109は、好ましくは近年の環境問題に対応した特定フロン対象以外の冷媒109で例えばR134aや自然冷媒であるR600a等である。
次に圧縮機構108の主な構成について説明する。
シリンダ110は略円筒形の圧縮室111と、軸受け部112を備えている。バルブプレート113は反シリンダ110側に吐出弁装置114を備え、圧縮室111を塞いでいる。ヘッド115はバルブプレート113を覆っている。吸入マフラー116は一端を密閉容器101内に開口し、他端を圧縮室111内に連通している。クランクシャフト117は主軸部118と偏心部119を有し、シリンダ110の軸受け部112に軸支されるとともに固定子105に圧入固定されている。ピストン120は、圧縮室111に往復摺動自在に挿入されるとともに、偏心部119との間をコネクティングロッド121によって連結されている。
次に圧縮機構108に備わる吐出弁装置114について説明する。
バルブプレート113は反シリンダ110側に、横長の凹部122を設け、凹部122の底にはシリンダ110と連通する吐出孔123と吐出孔123を囲うように形成した弁座部124を設けるとともに、弁座部124と略同一平面上に形成される台座部125とを設けている。
吐出リード126は舌状の板ばね材からなり、弁座部124を開閉する開閉部127とを備えている。
スプリングリード128は舌状の板ばね材からなり、可動部129を備えている。
ストッパ130は軟鋼材をプレス加工して形成されており、ストッパ130の両端に形成されバルブプレート113に固定されるストッパ保持部131と、吐出リード126が当接しすることでその動きを規制する規制部132とを備えている。
そして、凹部122の底に吐出リード126、スプリングリード128をこの順に配置し、ストッパ130の両端がバルブプレート113に保持されている。
ストッパ保持部131はバルブプレート113に固定した固定ぴん133の頭部134との間に弾性体であるスプリング135を狭持することで、ストッパ130はバルブプレート113に対し弾性的に挿圧、固定されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素107に電気が供給されると回転子106が回転し、クランクシャフト117は回転駆動される。このとき、偏心部119の偏心回転運動がコネクティングロッド121を介してピストン120に伝わることで、ピストン120は圧縮室111内を往復運動する。
ピストン120の往復運動に伴って密閉容器101内の冷媒109は吸入マフラー116から圧縮室111内へ吸入されるとともに、低圧の冷媒109が冷却システム(図示しない)から吸入管103を通って密閉容器101内に流入する。圧縮室111内へ吸入された冷媒109は圧縮され、バルブプレート113の吐出弁装置114を経てヘッド115内に吐出される。さらに、ヘッド115内に吐出された高圧の冷媒109ガスは、吐出管102から冷却システム(図示しない)へと吐出される。
この時、吐出弁装置114は吐出リード126が開くことによって圧縮室111内とヘッド115内が吐出孔123を介して連通し、吐出リード126が閉じることによって圧縮室111内とヘッド115内をシールするといった開閉動作を行っている。
また、ストッパ130は両端を保持されているため、吐出リード126とストッパ130の空間高さの寸法バラツキを低減することができ、所定の空間高さ寸法を得ることができるので、効率を向上させることができる。
ここで、冷媒封入量が非常に多い業務用の用途等においては、圧縮機の起動初期等に外部冷却回路(図示せず)から吸入管103を通して大量の液状態の冷媒やオイル104が戻ってくることがある。このとき、大量の液状態の冷媒109やオイル104は吸入マフラー116からシリンダ110内に吸入される。
また圧縮機の停止中には密閉容器101内のオイル104に液状態の冷媒109が溶解するが、大量に溶解した場合、圧縮機の起動時の、密閉容器101内の減圧に伴いフォーミング現象が発生する場合がある。このとき発生した泡は密閉容器101と電動要素107、及び、密閉容器101と圧縮機構108の間の空間を上昇し、多くの場合には、泡が吸入マフラー116からシリンダ110内に吸入される。
こういった液体や液体が混ざった冷媒109ガスがシリンダ110内へと流入しピストン120によって圧縮されるとシリンダ110内圧を異常昇圧させる、いわゆる、液圧縮現象が発生し、圧縮機構108の構成要素に過大なストレスが発生し、破損や異常摩耗といった故障を引き起こすことがある。
しかしながら、本実施の形態によれば、ストッパ保持部131が弾性材を介してバルブプレート113に保持されているので、弾性材は弾性材の弾性により反シリンダ110方向に可動することで、ストッパ130も同時に可動するので、液圧縮が起こった際、密度の高い液状態の冷媒109やオイル104により強い荷重が吐出リード126の開閉部127からスプリングリード128を介してストッパ130の規制部132にかかるが、ストッパ130が反シリンダ110方向に可動するため吐出リード126の開閉部127とストッパ130の規制部132との空間距離が広がる。
その結果、液状態の冷媒109やオイル104が吐出され易くなり、シリンダ110内圧の異常な昇圧を低減することが出来るので、圧縮機構108の構成要素への過大なストレスを低減することができる。
よって、液圧縮による摺動部の異常摩耗等を防ぐことで、故障を起こしにくい、信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
さらに、弾性材は十分な弾性を維持しながら長期間にわたって破損することがないので、さらに信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
なお、組立は弾性材を介するだけなので、わずかな工程の増加のみで生産性も良い。
また、バルブプレート113に固定した固定ぴん133の頭部134とストッパ130の少なくとも一方との間にスプリング135を狭持しているので、スプリング135の弾性によりストッパ130は反シリンダ110方向に素早く可動するため、吐出リード126の開閉部127とストッパ130の規制部132との空間距離がスムーズに広がるため、液状態の冷媒109やオイル104の衝撃力をスプリング135の弾性により減衰、低減できる。そして通常の冷媒109ガスを圧縮する状態に戻るとスプリング135は初期の形状の状態に素早く復帰する。
よって、液圧縮を起こしても故障しにくい、さらに信頼性が高く、効率を向上させた密閉型圧縮機を提供できる。
さらに、ストッパ130はプレスによって成形されるため、ストッパ130の両端と規制部132との空間高さはプレス精度によりそのまま反映される。通常、プレスの寸法精度は数十ミクロンメートル以下で管理されるため、ストッパ130の各面を特に加工する必要もなく、高い寸法精度で得ることができ、高い生産効率、安定した品質と安価に製造することができる。
なお、本実施の形態において弾性材にはスプリング135を例示したが、波型座金、スプリングワッシャーや皿ばね座金等を使用しても相当の効果が得られる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の断面図、図6は同実施の形態における密閉型圧縮機の平面図、図7は同実施の形態における吐出弁装置の分解図、図8は同実施の形態における吐出弁装置の側面断面図である。
図5、図6、図7、図8において、密閉容器201は冷却システム(図示しない)と連結される吐出管202と吸入管203を備えており、底部にオイル204を貯溜すると共に固定子205と回転子206とからなる電動要素207およびこれによって駆動される圧縮機構208を収容し、内部は冷媒209で満たされている。冷媒209は、好ましくは近年の環境問題に対応した特定フロン対象以外の冷媒209で例えばR134aや自然冷媒であるR600a等である。
次に圧縮機構208の主な構成について説明する。
シリンダ210は略円筒形の圧縮室211と、軸受け部212を備えている。バルブプレート213は反シリンダ210側に吐出弁装置214を備え、圧縮室211を塞いでいる。ヘッド215はバルブプレート213を覆っている。吸入マフラー216は一端を密閉容器201内に開口し、他端を圧縮室211内に連通している。クランクシャフト217は主軸部218と偏心部219を有し、シリンダ210の軸受け部212に軸支されるとともに固定子205に圧入固定されている。ピストン220は、圧縮室211に往復摺動自在に挿入されるとともに、偏心部219との間をコネクティングロッド221によって連結されている。
次に圧縮機構208に備わる吐出弁装置214について説明する。
バルブプレート213は反シリンダ210側に、横長の凹部222を設け、凹部222の底にはシリンダ210と連通する吐出孔223と吐出孔223を囲うように形成した弁座部224を設けるとともに、弁座部224と略同一平面上に形成される台座部225とを設けている。
吐出リード226は舌状の板ばね材からなり、弁座部224を開閉する開閉部227とを備えている。
スプリングリード228は舌状の板ばね材からなり、可動部229を備えている。
ストッパ230は板ばね材からなり、ストッパ230の両端に形成されバルブプレート213に固定されるストッパ保持部231と、吐出リード226が当接しすることでその動きを規制する規制部232とを備えている。
そして、凹部222の底に吐出リード226、スプリングリード228をこの順に配置し、ストッパ保持部231がバルブプレート213に保持されている。
ストッパのストッパ保持部231の片側端は固定ぴん233の頭部234とバブルプレート213との間で長手方向に可動できるよう、スリット236を備えている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素207に電気が供給されると回転子206が回転し、クランクシャフト217は回転駆動される。このとき、偏心部219の偏心回転運動がコネクティングロッド221を介してピストン220に伝わることで、ピストン220は圧縮室211内を往復運動する。
ピストン220の往復運動に伴って密閉容器201内の冷媒209は吸入マフラー216から圧縮室211内へ吸入されるとともに、低圧の冷媒209が冷却システム(図示しない)から吸入管203を通って密閉容器201内に流入する。圧縮室211内へ吸入された冷媒209は圧縮され、バルブプレート213の吐出弁装置214を経てヘッド215内に吐出される。さらに、ヘッド215内に吐出された高圧の冷媒209ガスは、吐出管202から冷却システム(図示しない)へと吐出される。
この時、吐出弁装置214は吐出リード226が開くことによって圧縮室211内とヘッド215内が吐出孔223を介して連通し、吐出リード226が閉じることによって圧縮室211内とヘッド215内をシールするといった開閉動作を行っている。
また、ストッパ230はストッパ保持部231を固定ぴん233によって保持されているため、吐出リード226とストッパ230の空間高さの寸法バラツキを低減することができ、所定の空間高さ寸法を得ることができるので、効率を向上させることができる。
ここで、冷媒封入量が非常に多い業務用の用途等においては、圧縮機の起動初期等に外部冷却回路(図示せず)から吸入管203を通して大量の液状態の冷媒209やオイル204が戻ってくることがある。このとき、大量の液状態の冷媒209やオイル204は吸入マフラー216からシリンダ210内に吸入される。
また圧縮機の停止中には密閉容器201内のオイル204に液状態の冷媒209が溶解するが、大量に溶解した場合、圧縮機の起動時の、密閉容器201内の減圧に伴いフォーミング現象が発生する場合がある。このとき発生した泡は密閉容器201と電動要素207、及び、密閉容器201と圧縮機構208の間の空間を上昇し、多くの場合には、泡が吸入マフラー216からシリンダ210内に吸入される。
こういった液体や液体が混ざった冷媒209ガスがシリンダ210内へと流入しピストン220によって圧縮されるとシリンダ210内圧を異常昇圧させる、いわゆる、液圧縮現象が発生し、圧縮機構208の構成要素に過大なストレスが発生し、破損や異常摩耗といった故障を引き起こすことが有る。
しかしながら、本実施の形態によればストッパ230は板ばね材から形成されているので、板ばね材の弾性により反シリンダ210方向に弾性変形するので、液圧縮が起こった際、密度の高い液状態の冷媒209やオイル204により強い荷重が吐出リード226の開閉部227からスプリングリード228を介してストッパ230の規制部232にかかるが、ストッパ230が反シリンダ210方向に可動するため吐出リード226の開閉部227とストッパ230の規制部232との空間距離が広がる。
その結果、液状態の冷媒209やオイル204が吐出され易くなり、シリンダ210内圧の異常昇圧を防ぐことが出来るので圧縮機構208の構成要素への過大なストレスを低減することができる。
この際、ストッパ230の両端がバルブプレート213に固定した固定ぴん233によってバルブプレート213に保持されるとともに、ストッパ保持部231の片側端が固定ぴん233の頭部234とバルブプレート213との間で長手方向に可動なようにスリット236を形成しているので、ストッパ保持部231の片側端を起点にストッパ230は反シリンダ210方向にスリット236をスライドしたわむことで、吐出リード226の開閉部227とストッパ230の規制部232の空間距離はさらに広がる。
その結果、液状態の冷媒209やオイル204がさらに吐出され易くなり、シリンダ210内圧の異常昇圧を防ぐことが出来るので圧縮機構208の構成要素への過大なストレスをさらに低減することができる。
よって、液圧縮による摺動部の異常摩耗等を防ぐことができ、故障を起こしにくい、さらに信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
その後、通常の冷媒209ガスを圧縮する状態に戻ると同時にストッパ230は初期の形状に復帰する。
さらに、ストッパ230は十分な柔軟性を維持しながら長期間にわたって破損することがないので、安定した性能を備えた信頼性の高い密閉型圧縮を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、外部冷却回路からの液状態の冷媒やオイルの戻りが多い場合でも、また、密閉型圧縮機の停止中のオイル中への液状態の冷媒の溶解量が多い場合でも故障のない高い信頼性を備えた密閉型圧縮機を提供することができるので、空調用、業務用大型冷凍冷蔵機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の平面図 同実施の形態における吐出弁装置の分解図 同実施の形態における吐出弁装置の側面断面図 本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の平面図 同実施の形態における吐出弁装置の分解図 同実施の形態における吐出弁装置の側面断面図 従来の密閉型圧縮機の断面図 従来の密閉型圧縮機の平面図 従来の密閉型圧縮機の吐出弁装置の分解図 従来の密閉型圧縮機の吐出弁装置の側面断面図
符号の説明
110,210 シリンダ
113,213 バルブプレート
114,214 吐出弁装置
120,220 ピストン
123,223 吐出孔
124,224 弁座部
126,226 吐出リード
130,230 ストッパ
133,233 固定ぴん
134,234 頭部
135 スプリング

Claims (5)

  1. ピストンが往復動するシリンダと、前記シリンダの開口端を封止するとともに反シリンダ側に吐出弁装置を備えたバルブプレートを有し、前記吐出弁装置は、前記シリンダ内に連通する吐出孔と、前記吐出孔の外側に設けられた弁座部とを前記バルブプレートに形成し、板ばね材からなり前記弁座部を開閉する吐出リードと、前記吐出リードの反バルブプレート側に配置され前記吐出リードの動きを規制するストッパとを備え、前記ストッパは両端が前記バルブプレートに保持されるとともに、前記バルブプレートに対して弾性を有している密閉型圧縮機。
  2. ストッパの両端が弾性材を介してバルブプレートに保持されている請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. バルブプレートに固定した固定ぴんの頭部とストッパの少なくとも一方の端部との間にスプリングを狭持した請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  4. ストッパを板ばね材で形成した請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  5. ストッパの両端がバルブプレートに固定した固定ぴんによってバルブプレートに保持されるとともに、少なくともストッパの片側端が前記固定ピンの頭部とバルブプレートとの間で長手方向に可動なように保持された請求項4に記載の密閉型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012184820A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Mikuni Corp 流体通路を内部に備えたハウジングへのチェックバルブの取付け手段
CN106014933A (zh) * 2016-05-18 2016-10-12 西安交通大学 一种用于压缩机的板阀

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