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JP2008081224A - エレベータの非常用ボックス - Google Patents

エレベータの非常用ボックス Download PDF

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JP2008081224A
JP2008081224A JP2006260798A JP2006260798A JP2008081224A JP 2008081224 A JP2008081224 A JP 2008081224A JP 2006260798 A JP2006260798 A JP 2006260798A JP 2006260798 A JP2006260798 A JP 2006260798A JP 2008081224 A JP2008081224 A JP 2008081224A
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toilet
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elevator
emergency
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Masataka Nishijima
昌孝 西島
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Abstract

【課題】 エレベータのスペースを有効に利用し得るトイレを備えたエレベータの非常用ボックスを提供する。
【解決手段】エレベータのゴンドラに収納ボックス2を設け、収納ボックス2に腰掛け用の便座3を備えたトイレ4を折り畳み自在に収納したことを特徴とする。便座3は、未使用時には収納ボックス2に垂直の状態で収納され、使用時に収納ボックス2から水平に突出する構成となっている。トイレ4は、便座3を支持する本体部5を有し、本体部5も未使用時には収納ボックス2に収納され、使用時に収納ボックス2から引き出される構成となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、 地震等の災害発生時あるいは停電や故障等によってエレベータに閉じこめられた際に用いることができるエレベータの非常用ボックスに関し、特に簡易なトイレを備えたものに関する。
停電や故障等によって長時間エレベータに閉じこめられる事故が頻発している。
閉じこめられる時間が長時間に渡る場合もあり、たとえば特許文献1に記載のように、エレベータに設置する簡易トイレが考案されている。
この簡易トイレは、据え置き型で、普段は椅子として利用可能となっていた。
しかし、特許文献1に記載の簡易トイレでは、据え置き型であり、狭いエレベータの中では乗り降りの邪魔となる。
特開2006−087964
本発明は上記した従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベータのスペースを有効に利用し得るトイレを備えたエレベータの非常用ボックスを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、エレベータのゴンドラに収納ボックスを設け、該収納ボックスに腰掛け用の便座を備えたトイレを折り畳み自在に収納したことを特徴とする。
便座は、未使用時には収納ボックスに垂直の状態で収納され、使用時に収納ボックスから水平に突出する構成となっていることを特徴とする。
トイレは、前記便座を支持する本体部を有し、該本体部も未使用時には収納ボックスに収納され、使用時に収納ボックスから引き出される構成となっていることが好適である。
また、便座の前端は本体部の上端と回転自在に連結され、便座の後端は収納ボックスに設けられたガイドに沿って上下方向に移動自在となっており、本体部の引出動作に連動して便座の前端が前方に迫り出すと共に後端が下方に移動して立体的な椅子形状となり、本体の収納動作に連動して便座の後端が上方に移動して垂直の収納状態に移行する構成となっていることが好ましい。
また、トイレは伸縮自在の汚物受けを備え、未使用時には収縮状態で収納ボックス内に収納され、使用時に伸張させて便座の下方に開口させる構成となっていることを特徴とする。
収納ボックスはエレベータのコーナー部に設けることが効果的である。
収納ボックスには、トイレを収納するトイレ収納部以外に、飲料水,薬箱,毛布等、各種防災用品が収納される防災用品収納部を設けておくことが望ましい。
収納ボックスには非常灯が設けられていることが好ましい。
また、ラジオ,テレビ等の通信情報機器が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、トイレが折り畳み式で、普段はエレベータの壁面に沿って配置された収納ボックスに収納されているので、乗降の邪魔にならず、エレベータのスペースを有効利用できる。
便座は、未使用時には収納ボックスに垂直の状態で収納されるようにすれば、一層の省スペース化を図ることができる。
便座を支持する本体部についても、収納ボックスに収納するようにすれば、より一層の省スペース化を図ることができる。
また、本体の収納動作に連動して便座を移動させるようにすれば、取り扱いがきわめて簡単にできる。
また、伸縮自在の汚物受けを備えることにより、収納ボックス自体の大きさを最小限にすることができる。
特にエレベータのコーナー部はデッドスペースであり、このコーナー部を有効利用することにより、邪魔にならずにトイレを配置することができる。
収納ボックスには、トイレを収納するトイレ収納部以外に、飲料水,薬箱,毛布等、各種防災用品を収納しておくことにより、非常時に備えて多様に対応をとることができる。
また、非常灯があれば、電気が消えた場合も安心であるし、ラジオ,テレビ等の通信情報機器を設けておくことにより、外部の情報を得ることができ、パニックに陥ることを回避することができる。
以下に本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のエレベータ用非常用ボックスの構成を示している。
図において、1は非常用ボックス全体を示すもので、エレベータのゴンドラ100内に収納ボックス2が設けられ、この収納ボックス2に腰掛け用の便座3を備えたトイレ4が折り畳み自在に収納されている。
収納ボックス2は、横断面が直角三角形状の上下方向に延びる三角筒形状で、デッドスペースとなっているゴンドラ100の一つのコーナー部Cに配置される。コーナー部Cはデッドスペースであり、このコーナー部Cを有効利用することにより、邪魔にならずに収納ボックス2を配置することができる。
収納ボックス2を固定する方法としては、図5(A),(B)に示すように、ゴンドラ10の壁面にフック111を備えた固定具112を取り付け、このフック111に収納ボックス2に設けた係合穴113を引っ掛けて固定するようにしてもよいし、収納ボックス2の上端と天井部分との間に突っ張り部材114を配置して床面と天井の間に挟み込むように固定してもよい。このようにすれば、既存のエレベータに対して、後付けで容易に設置することが可能である。
収納ボックス2は、図1(A),(D)に示すように、下方に配置されるトイレ収納部10と、トイレ収納部10の上方に配置される防災用品収納部20と備えている。
トイレ4は、便座3と、便座3を支持する本体部5と、汚物受け部6と、を備えている。
便座3は板状部材で、収納時には収納ボックス2に垂直の状態で収納され、使用時に収納ボックス2から水平に突出する構成となっている。この例では、収納時には断面三角形状の収納ボックス2の前面に垂直に配置され、収納ボックス2の前壁を構成している。このように、収納状態ではデッドスペースとなるコーナー部Cに垂直状態に配置されるので、邪魔になることはなく、しかも便座3の幅は三角形状のコーナー部Cの最大幅である斜辺のほぼ全長さ分の寸法を確保できるので、狭い収納空間で最大の座面幅を確保することができる。なお、便座3には、U字形状の切り欠き31が設けられているが、丸穴を設けるようにしてもよい。
本体部6も板状部材で、収納時には収納ボックス2に収納され、使用時に収納ボックス2から引き出される構成となっている。収納時には便座3と同様に収納ボックス2の前面に配置され、収納ボックス2の前壁を構成する。また、便座3と本体部6の境界部には、手掛け部8が設けられている。
この実施例では、図2(C)に示すように、便座3の前端3aは本体部5の上端とは回転自在に連結され、便座3の後端3bは収納ボックス2に設けられた垂直ガイド11に沿って上下方向に移動自在となっている。本体部5を手前に引き出すと、引出動作に連動して便座3の前端3aが前方に迫り出すと共に後端3bが垂直ガイド11に沿って下方に移動して立体的な椅子形状となる。本体部5を押し込むと、押し込み動作に連動して便座の前端3bが後方に移動し、便座3の後端3bが上方に移動して垂直の収納状態に移行する。
図示例では、便座3が水平となる位置にて、便座3の後端3bが直線ガイドの下端位置に当接するようになっているが、他の場所に便座3の位置決めをするためのストッパを設けておいてもよい。
また、本体部5は、図2及び図3に示すように、収納ボックス2に対して左右一対のリンク機構7によって前後に移動自在に連結されている。
このリンク機構7は、くの字形状に屈曲する一対の連結リンク71が、左右に上下一対ずつ平行に設けられている。
各連結リンク71は、互いに揺動自在に枢支連結される前リンク72と後リンク73とから構成され、前リンク72の前端が本体部5に揺動自在に枢支連結され、後リンク73の後端が収納ボックス2の左右両端に位置する支柱部2aに揺動自在に枢支連結されている。支柱部2aは、収納ボックス2の前方から見て左右の角部に設けられる。図示例では、収納時には前リンク72と後リンク73が上方に屈曲し、引き出した際には水平にほぼ直線状に延びる。前リンク72と後リンク73の一方、この例では後リンク73の前端にはストッパ74が突出しており、水平状態でストッパ74に係合してそれ以上開かない構成となっている。
一方、汚物受け部6は、図2(A),(B)に示すように、蛇腹形状の伸縮自在に構成され、その前端6aが本体部5に取り付けられ、後端6bが収納ボックス2に取り付けられている。収納状態では汚物受け部6は前後に収縮された状態で、本体部5の引き出し動作によって汚物受け部6の前端部6aが前方に引き出され前後に伸ばされて大きく開く。
汚物受け部6の材質としては、吸水性の素材、たとえば、紙おむつに使用される高吸水性ポリマー等が使用される。汚物受け部6は取り外し自在としておき、紙おむつのように新しいものと取り替えて使用するようにすれば、衛生的である。
また、特に図示はしないが、トイレ周辺を覆うカーテンを設けても良い。カーテンはカーテンレールに吊り下げるような構成としてもよいし、収納ボックスから支持棒が突出するような構成とし、この支持棒に引っ掛けるような構成としてもよく、種々の取付方法が適用可能である。
カーテンは、予め吊り下げていてもよいし、収納しておいてもよい。収納する場合には防災用品収納部20に収納してもよいし、トレイ収納部10に収納する形態でもよい。また、ブランケットをカーテンと兼用するような構成としてもよい。その場合には、ブランケットにレールあるいは棒等の吊り下げ具が係合するような係合穴等の係合部を設けておけばよい。
次に防災用品収納部20について説明する。
防災用品収納部20はトイレ収納部10の上方に設置されるもので、複数の棚21が組まれ、複数の収納部に区分けされている。この防災用品収納部20には、適宜、扉が取り付けられる。
図示例では、図1(D),図4に示すように、飲料水22、救急箱23、さらにブランケット24が収納されている。
飲料水22としては、図4(A)に示すように、既存のペットボトル22aを使用してもよいが、収納ボックスの断面形状が三角形なので、隙間ができる。そこで、三角形状に合わせて図4(B)に示すように専用ボトル22′を使用すれば、狭いスペースを効率良く利用することができる。
また、停電で内部の照明が消えると真っ暗になるので、非常用のランプ25が取り付けられている。スイッチの位置を夜光塗料等によって認識できるようにしておけば、非常時に点灯することができる。
さらに、情報が遮断されるので、ラジオ,テレビ等の通信情報機器26を設置しておけば安心である。非常用のランプ25及びスピーカ27は収納ボックスの上端に設けられる。
防災用品としては、飲料水,救急箱,ブランケットに限定されるものではなく、保存食、カイロ、懐中電灯、ホイッスル等、種々のものを収納可能である。
次に本発明のエレベータの非常用ボックスのトイレの使用方法について説明する。
通常は、本体部5は収納ボックス2の前面位置まで押し込まれており、便座3は垂直状態となっている。
使用する場合には、手掛け部8に手を掛けて本体部5を手前に引き出す。停電で見えない場合には、非常用のランプ25を点灯する。
本体部5を引き出すと、それに連動して便座3の下端(前端3a)が前方にせり出すと共に上端(後端3b)が下方に移動し、便座3が水平状態となって立体的な椅子となる。一方、内部の汚物受け部6は伸びて大きく開き、汚物を受け止めることができる。
なお、本発明の非常用ボックスは、通常のエレベータの点検時など、定期的に点検することで、非常時に備えることができる。非常時に使用するものなので、いたずら防止用に封印等をしておけば、点検時にいたずらされたかどうかを確認することができる。
なお、上記実施例では便座3と本体部5を連動する構成としたが、連動しない構成、たとえば、便座3を非常用ボックス側にヒンジを介して開閉自在に取付、本体部を引き出した後に便座を開くようにしてもよいし、その他、種々の構成を適用することが可能である。
また、非常用ボックスの設置場所として、デッドスペースとなるコーナー部に設置したが、コーナー部に限定されず、壁際のどの場所に配置してもよい。また、壁に沿った位置に限定されず、場合によっては、ゴンドラの天井部や床等に収納部を設けてもよいし、さらにゴンドラの壁に対して外側に取り付けるような構成としてもよい。
また、非常用ボックスを後から設置するのではなく、エレベータのゴンドラ自体に、ゴンドラの一部として予め作り付けの構成としてもよい。
図1は本発明の一実施例に係るエレベータの非常用ボックスを示すもので、(A)は概略斜視図、(B)は設置場所の平面図、(C)はトイレを引き出した状態の斜視図、(D)はトイレ収納部と防災用品収納部の配置関係を示す概略図である。 図2(A),(B)は汚物受け部の伸縮状態を示す説明図、(C)は便座と本体部の連動機構を示す概略斜視図である。 図3(A),(B)は便座と本体部の連動機構の動作状態を示す説明図、(C)は(A)の上面図である。 図4(A)乃至(E)は防災用品収納部の各種配置構成を示す図である。 図5(A),(B)は本発明の非常用ボックスを固定する固定具の説明図、同図(C)は本発明の非常用ボックスの他の固定方法の説明図である。
符号の説明
1 非常用ボックス
2 収納ボックス
3 便座
3a 前端、3b 後端
4 トイレ
5 本体部
6 汚物受け部
7 リンク機構
71 連結リンク、72 前レバー、73 後レバー、74 ストッパ
8 手掛け部
11 垂直ガイド
10 トイレ収納部
20 防災用品収納部
21 棚
22 飲料水、23 救急箱、24 ブランケット
25 非常用のランプ
26 通信情報機器
100 ゴンドラ
111 フック
112 固定具
113 係合穴
114 突っ張り部材
C コーナー部




Claims (9)

  1. エレベータのゴンドラに収納ボックスを設け、該収納ボックスに腰掛け用の便座を備えたトイレを折り畳み自在に収納したことを特徴とするエレベータの非常用ボックス。
  2. 便座は、未使用時には収納ボックスに垂直の状態で収納され、使用時に収納ボックスから水平に突出する構成となっている請求項1に記載のエレベータの非常用ボックス。
  3. トイレは、前記便座を支持する本体部を有し、該本体部も未使用時には収納ボックスに収納され、使用時に収納ボックスから引き出される構成となっている請求項1又は2に記載のエレベータの非常用ボックス。
  4. 便座の前端は本体部の上端と回転自在に連結され、便座の後端は収納ボックスに設けられたガイドに沿って上下方向に移動自在となっており、本体部の引出動作に連動して便座の前端が前方に迫り出すと共に後端が下方に移動して立体的な椅子形状となり、本体の収納動作に連動して便座の後端が上方に移動して垂直の収納状態に移行する構成となっている請求項3に記載のエレベータの非常用ボックス。
  5. トイレは伸縮自在の汚物受けを備え、未使用時には収縮状態で収納ボックス内に収納され、使用時に伸張させて便座の下方に開口させる構成となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載のエレベータの非常用ボックス。
  6. 収納ボックスはエレベータのコーナー部に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載のエレベータの非常用ボックス。
  7. 収納ボックスには、トイレを収納するトイレ収納部以外に、防災用品が収納される防災用品収納部が設けられている請求項1乃至6のいずれかの項に記載のエレベータの非常用ボックス。
  8. 収納ボックスには非常灯が設けられている請求項1乃至7のいずれかの項に記載のエレベータの非常用ボックス。
  9. 収納ボックスには、通信情報機器が設けられている請求項1乃至8のいずれかの項に記載のエレベータの非常用ボックス。

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