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JP2008080608A - 露光ヘッド、画像形成装置および露光方法。 - Google Patents

露光ヘッド、画像形成装置および露光方法。 Download PDF

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JP2008080608A JP2006262323A JP2006262323A JP2008080608A JP 2008080608 A JP2008080608 A JP 2008080608A JP 2006262323 A JP2006262323 A JP 2006262323A JP 2006262323 A JP2006262323 A JP 2006262323A JP 2008080608 A JP2008080608 A JP 2008080608A
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Hiroaki Jo
宏明 城
Shinsuke Fujikawa
紳介 藤川
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Abstract

【課題】多重露光方式の露光ヘッドの回路規模を縮小する。
【解決手段】露光ヘッド10の処理ユニットU1は、第1の発光素子P11に第1駆動電流Ip1を供給する第1駆動回路DR11と、第2の発光素子P12に第2駆動電流Ip2を供給する第2駆動回路DR12と、1つの補正回路C1と、当該補正回路C1に補正値を供給する1つのメモリ回路M1とを有する。第1駆動回路DR11は所定の電流Iv1を生成し、当該電流Iv1を、制御回路20から供給された階調信号d11に従って第1駆動電流Ip1として第1の発光素子P11に供給する。補正回路C1は、メモリ回路M1から供給された補正値に従って補正電流Icを生成して第2駆動回路DR12に供給する。第2駆動回路DR12は所定の電流Iv2を生成して補正電流Icと合成し、当該電流Iv2および補正電流Icを階調信号d12に従って第2駆動電流Ip2として第2の発光素子P12に供給する。
【選択図】図3

Description

本発明は、有機EL(Electroluminescence)材料などで形成された発光素子からの射出光を像担持体に照射する露光ヘッド、露光方法、およびこの露光ヘッドを利用した画像形成装置に関する。
画像形成装置としてのプリンタには、感光体ドラムなどの像担持体に静電潜像を形成するための露光ヘッドが用いられる。露光ヘッドには、主走査方向に複数の発光素子がアレイ状に配列されるのが一般的であるが、これに加えて副走査方向にも複数(例えば、2個)の発光素子を配列し、各発光素子からの射出光を像担持体の1つの露光位置に異なるタイミングで照射する多重露光を行って1つの像を形成する技術がある(特許文献1参照)。
特開2004−82361号公報
ところで、各発光素子に供給される駆動電流は、素子を駆動するトランジスタの製造上の誤差などにより、バラツキが生じる場合がある。この駆動電流のバラツキを吸収するために、補正回路やこの補正回路に供給する補正値を記憶するメモリ回路を各駆動回路に設けるといったことが行われる。しかしながら、その結果として回路規模が肥大してしまうという問題があった。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、多重露光方式を採用した露光ヘッドにおける回路規模を縮小するという課題の解決を目的としている。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
上記課題を解決するため、本発明に係る露光ヘッド(10)は、第1と第2の発光素子(P11,P12)の各々からの射出光を像担持体(110)の1つの露光位置に異なるタイミングで照射することによって前記露光位置に指定された階調に応じた像を形成することが可能な露光ヘッド(10)であって、第1駆動電流(Iv1,Ip1)を生成して前記第1の発光素子(P11)に供給する第1駆動回路(DR11)と、前記第1と前記第2の発光素子(P11,P12)からの射出光の光量の合計が、前記階調に応じた光量と等しくなるよう設定された補正値(Cv1)を記憶する1つのメモリ回路(M1)と、前記メモリ回路(M1)から供給された補正値(Cv1)に応じた補正電流(Ic)を生成する1つの補正回路(C,C1)と、所定の電流(Iv2)を生成し前記補正電流(Ic)と合成し第2駆動電流(Ip2)として前記第2の発光素子(P12)に供給する第2駆動回路(DR12)とを具備し、前記第1の発光素子(P11)は前記第1駆動電流(Ip1)に応じた光量の射出光を出力し、前記第2の発光素子(P12)は前記第2駆動電流(Ip2)に応じた光量の射出光を出力する。
本発明においては、1つの補正回路と、この補正回路に補正値を供給する1つのメモリ回路を用いて、第1と第2の発光素子からの射出光の光量をその総量において補正する。具体的には、第2の発光素子を発光させる第2駆動電流には、補正回路から供給された補正電流が付加される。補正電流は、第1と第2の発光素子からの射出光の光量の合計が指定された階調に応じた光量と等しくなるよう設定された補正値に基づく電流であるから、この補正電流により、第1と第2の発光素子の光量の合計が階調に応じた光量に補正される。よって、第1と第2の発光素子各々に補正回路とメモリ回路を1つずつ設けて光量を補正する構成と比較して、補正回路とメモリ回路に関わる回路規模が半分で済む。
本発明の好適な態様において、前記補正値(Cv1)は、前記補正電流(Ic)のみを前記第2の発光素子(P12)に供給することにより、前記第2の発光素子(P12)が前記階調に応じた光量から前記第1の発光素子(P11)の射出光の光量を減算した光量を発光できるように定められており、前記第2駆動回路(DR12)は、前記所定の電流(Iv2)を生成することなく、前記補正電流(Ic)を前記第2駆動電流(Ip2)として、前記第2の発光素子(P12)に供給する。本態様によれば、2つの発光素子からの射出光の光量を補正するのに、1つの補正回路および1つのメモリ回路を用いるので、上記した効果と同様の効果が得られる。さらに、本態様においては、補正値は、第2の発光素子が、階調に応じた光量から第1の発光素子の射出光の光量を減算した光量で発光するように定められているので、第2駆動回路が所定の電流を生成することなく、補正回路からの補正電流が第2駆動電流として第2の発光素子に供給される。よって、第2駆動回路が所定の電流を生成する態様と比較して、電流を生成するための素子(駆動素子)が不要となり、構成が簡易となる。
上記課題を解決するため、本発明の露光ヘッド(10A)は、第1と第2の発光素子(P11,P12)の各々からの射出光を像担持体の1つの露光位置に異なるタイミングで照射することによって前記露光位置に指定された階調に応じた像を形成することが可能な露光ヘッド(10A)であって、前記第1と前記第2の発光素子(P11,P12)からの射出光の光量の合計が前記階調に応じた光量と等しくなるよう設定され、前記第1と前記第2の発光素子(P11,P12)に共通の補正値(Cv1)を記憶する1つのメモリ回路(M1)と、前記メモリ回路(M1)から供給された前記補正値(Cv1)に応じた第1の補正電流(Ic11)を生成し、前記第1の駆動回路に供給する第1の補正回路(C11)と、前記メモリ回路(M1)から供給された前記補正値に応じた第2の補正電流(Ic12)を生成し、前記第2の駆動回路に供給する第2の補正回路(C12)と、第1の電流(Iv1)を生成し前記第1の補正電流(Ic11)と合成して第1駆動電流(Ip1)として前記第1の発光素子(P11)に供給する第1駆動回路(DR11)と、第2の電流(Iv2)を生成し前記第2の補正電流(Ic12)と合成して前記第1駆動電流(Ip1)にほぼ等しい第2駆動電流(Ip2)として前記第2の発光素子(P12)に供給する第2駆動回路(DR12)と、を具備し、前記第1の発光素子(P11)は前記第1駆動電流(Ip1)に応じた光量の射出光を出力し、前記第2の発光素子(P12)は前記第2駆動電流(Ip2)に応じた光量の射出光を出力する。
本発明においては、第1と第2の発光素子各々に補正回路を1つずつ設けるとともに、両発光素子に共通のメモリ回路を1つ設ける構成を採用している。第1の補正回路と第2の補正回路には1つのメモリ回路が共通して接続されるので、各補正回路ごとにメモリ回路を設ける態様と比較して、回路規模が少なくて済む。このメモリ回路には、第1と第2の発光素子に共通の補正値が記憶されているので、各補正回路は第1駆動回路と第2駆動回路とにほぼ同じ流量の補正電流を供給する。第1の電流と第2の電流がほぼ等しい場合、第1の発光素子に供給される第1駆動電流と、第2の発光素子に供給される第2駆動電流はほぼ等しくなる。発光素子の劣化の程度は発光量を積算した値と相関がある。この発明によれば、第1と第2の発光素子の発光量が均等化され、発光素子の劣化の程度が第1と第2の発光素子の間でばらつかない。したがって、第2の発光素子のみに補正電流を供給する態様と比較して第2の発光素子の寿命が延びるので、露光ヘッド全体としての装置の寿命が延長される。
本発明の好適な態様において、前記補正回路(C,C1,C11,C12)は、互いに異なる重みを有する複数の電流生成回路(TrC1,TrC2,TrC3)を有し、各電流生成回路(TrC1,TrC2,TrC3)から出力される電流(Ic1,Ic2,Ic3)を合成して前記補正電流(Ic,Ic11,Ic12)を生成する。本態様においては、複数の電流生成回路から出力される電流が加算されて補正電流が生成される。各電流生成回路は異なる重み(サイズ)を有するので、電流生成回路間の重みの比率を適宜設定し選択的に電流を生成させることで、所期の値の補正電流(Ic)を得ることが可能となる。よって、簡易な構成の補正回路により、必要とされる補正を行うことができる。
本発明の別の好適な態様において、前記第1駆動回路(DR11)は、前記第1駆動電流(Ip1)を前記第1の発光素子(P11)に供給する経路に設けられ、オン・オフが制御される第1スイッチング素子(Tr12)を備え、前記第2駆動回路(DR12)は、前記第2駆動電流(Ip2)を前記第2の発光素子(P12)に供給する経路に設けられ、オン・オフが制御される第2スイッチング素子(Tr22)を備え、相異なるタイミングで前記第1および第2スイッチング素子を前記指定された階調に応じた時間だけオン状態とする制御手段(20,20A)を具備する。この態様においては、第1と第2の各発光素子に対して、指定された階調に応じた時間だけ各駆動電流を供給するPWM(Pulse Width Modulation)方式が採用される。この方式によれば、駆動電流を供給する時間によって階調が制御されるので、補正回路で生成する補正電流を階調に応じて設定する必要がない。すなわち、補正電流を階調とは独立して制御することが可能となる。なお、制御手段は、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子を異なるタイミングでオン状態とするが、これらの時間差は、像担持体において一つの露光位置に光を照射できるように設定される。より具体的には、像担持体と露光ヘッドの相対速度をV、第1の発光素子と第2の発光素子の距離をWとしたとき、時間差ΔTは、ΔT=W/Vで与えられる。また、第1のスイッチング素子がオン状態となる時間と第2のスイッチング素子がオン状態となる時間は一致する。このため、制御手段は、第1のスイッチング素子を制御する第1制御信号を生成し、これを時間差ΔTだけ遅延させて第2のスイッチング素子を制御する第2制御信号を生成してもよい。
さらに、本発明は、上記いずれかの態様の露光ヘッド(10)と、前記第1と第2の発光素子(P11,P12)の各々からの射出光によって像が形成される像担持体(110)とを具備する画像形成装置としても把握される。本発明の画像形成装置によれば、上述した各態様についての効果のいずれかが達成される。
本発明は、第1と第2の発光素子(P11,P12)の各々からの射出光を像担持体(110)の1つの露光位置に異なるタイミングで照射することによって前記露光位置に指定された階調に応じた像を形成する露光方法であって、前記第1と前記第2の発光素子(P11,P12)からの射出光の光量の合計が、前記指定された階調に応じた光量と等しくなるよう設定された補正値に応じた補正電流(Ic)を生成し、第1駆動電流(Iv1,Ip1)を生成して前記第1の発光素子(P11)に供給して前記第1の発光素子(P11)を発光させ、前記補正電流(Ic)によって補正した第2駆動電流(Ip2)を前記第2の発光素子(P12)に供給して前記第2の発光素子(P12)を発光させる露光方法としても把握される。本発明においては、補正電流を第2の発光素子に対して付加的に供給するだけで、第1と第2の発光素子からの射出光の光量の合計が指定された階調に応じた値に補正される。よって、第1と第2の発光素子の各々について光量を補正する場合と比較して、簡易に補正を行うことができ、制御に関わる負荷が低減される。
さらに、本発明は、第1と第2の発光素子(P11,P12)の各々からの射出光を像担持体(110)の1つの露光位置に異なるタイミングで照射することによって前記露光位置に指定された階調に応じた像を形成する露光方法であって、前記第1と前記第2の発光素子(P11,P12)からの射出光の光量の合計が、前記階調に応じた光量と等しくなるよう設定され、前記第1と前記第2の発光素子(P11,P12)に共通の補正値に応じて第1の補正電流(Ic11)を生成し、第1の電流(Iv1)と前記第1の補正電流(Ic11)とを合成した第1駆動電流(Ip1)を生成して前記第1の発光素子(P11)に供給して前記第1の発光素子(P11)を発光させ、前記共通の補正値に応じて第2の補正電流(Ic12)を生成し、第2の電流(Iv2)と前記第2の補正電流(Ic12)とを合成した第2駆動電流(Ip2)を生成して前記第2の発光素子(P12)に供給して前記第2の発光素子(P12)を発光させる露光方法としても把握される。本発明においては、第1と第2の発光素子の両方に対して共通の補正値が設定されるので、別個に補正値を設定する場合と比較して簡易に補正を行うことができ、制御に関わる負荷が低減される。また、第1と第2の発光素子の片方のみに補正電流を供給して光量を補正する構成においては、素子の寿命が両者間でばらついてしまう。しかしながら、本態様においては、第1と第2の発光素子の両方に対してほぼ等しい駆動電流が供給されるので、そのバラツキが解消され、露光ヘッド全体としての寿命が延びる。
図面を参照しながら本発明の様々な実施の形態を説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付す。
<A.第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る露光ヘッドを利用した画像印刷装置の一部の構成を示す斜視図である。同図に示されるように、この画像印刷装置は、露光ヘッド10と集光性レンズアレイ15と感光体ドラム(像担持体)110とを有する。露光ヘッド10は、アレイ状に配列された多数の発光素子を有する。これらの発光素子は、用紙などの記録材に印刷されるべき画像に応じて選択的に発光する。集光性レンズアレイ15は、露光ヘッド10と感光体ドラム110との間に配置される。この集光性レンズアレイ15は、各々の光軸を露光ヘッド10に向けた姿勢でアレイ状に配列された多数の屈折率分布型レンズを含む。このような集光性レンズアレイ15としては、例えば日本板硝子株式会社から入手可能なSLA(セルフォック・レンズ・アレイ)がある(セルフォック/SELFOCは日本板硝子株式会社の登録商標)。露光ヘッド10の各発光素子から発せられた光は集光性レンズアレイ15の各屈折率分布型レンズを透過して感光体ドラム110の表面において結像する。感光体ドラム110は回転し、感光体ドラム110の表面の所定の露光位置に所望の画像に応じた潜像が形成される。
図2に、露光ヘッド10の発光素子Pの配置を模式的に示す。本実施形態では、発光素子として有機ELダイオードを用いる。図2に示されるように、発光素子Pは、主走査方向X(感光体ドラム110の回転軸方向)と平行に2行および副走査方向Yに平行にn列の、2×n個配列されている。各行には、P11(P12),P21(P22),P31(P32),P41(P42),…Pn1(Pn2)のn個の発光素子Pが配列されている。各列において、各P11とP12からの射出光は、感光体ドラム110の表面の同一の露光位置(印字ドット)に対して照射される。具体的には、感光体ドラム110が回転することにより露光位置が発光素子P11の出射位置に到達すると発光素子P11からの光が露光位置に対してまず照射され、感光体ドラム110がさらに回転することにより露光位置が発光素子P12の出射位置に到達すると発光素子P12からの光が露光位置に対して照射される。その結果、露光位置には指定された階調に応じた潜像が形成される。同様に、P21とP22からの出射光は同一の露光位置に対して照射され、P31とP32からの出射光は同一の露光位置に対して照射される。つまり、本実施形態の露光ヘッド10は、各列における2個の発光素子Pからの出射光を同一の露光位置に対して照射する二重露光方式である。以下の説明においては、必要に応じて、P11,P21,P31,P41,…Pn1の各々を「第1の発光素子」、P12,P22,P32,P42,…Pn2の各々を「第2の発光素子」と呼ぶ。
図3は、露光ヘッド10の電気的構成を示す構成図である。図3に示されるように、露光ヘッド10は、第1の発光素子と第2の発光素子との組[P11,P12]、[P21,P22]、[P31,P32]、…[Pn1,Pn2]の各々を駆動する駆動電流を生成して各発光素子Pに供給するためのn個の処理ユニットU(U1,U2,U3,…Un)を有する。露光ヘッド10は、さらに、各処理ユニットUを制御する制御回路20を有する。制御回路20には外部から画像データDinおよびクロック信号CKが供給され、制御回路20はクロック信号CKによって指定されたタイミングにおいて画像データDinによって指定された階調に応じた階調信号d(d11,d12,d21,d22,d31,d32,…dn1,dn2)を各処理ユニットUに供給する。
処理ユニットU1は、第1の発光素子P11に第1駆動電流Ip1を供給する第1駆動回路DR11と、第2の発光素子P12に第2駆動電流Ip2を供給する第2駆動回路DR12とを有する。さらに、処理ユニットU1は、補正回路C1とメモリ回路M1とを有する。補正回路C1は第2駆動回路DR12に接続され、メモリ回路M1は補正回路C1に接続される。第1駆動回路DR11には制御回路20から階調信号d11が供給され、第2駆動回路には階調信号d12が供給され、メモリ回路M1には補正値Cv1が供給される。
図4に、処理ユニットU1の詳細な回路構成を示す。第1駆動回路DR11はPチャネルの駆動トランジスタTr11と、Nチャンネルの選択トランジスタTr12とを有する。駆動トランジスタTr11のソースには電源電位VELが供給され、ゲートには外部から供給される基準電位VREFが供給される。駆動トランジスタTr11のドレインには選択トランジスタTr12のドレインが接続される。選択トランジスタTr12のソースは発光素子P11の陽極に接続される。選択トランジスタTr12のゲートには、制御回路20から階調信号d11が供給される。発光素子P11の陰極には接地電位GNDが印加される。なお、図示は省略したが、他の処理ユニットU2,U3,…Unも、処理ユニットU1と同様の構成を有する。
本実施形態においては、PWM(Pulse Width Modulation)方式を用いて各発光素子Pの階調が制御される。PWM方式では、選択トランジスタTr12のゲートに印加する電圧を、発光素子Pに指定された階調値に応じた期間にてHレベル(オン状態;発光素子Pを発光させる電圧)とし、その残余の期間にてLレベル(オフ状態;発光素子Pを消灯させる電圧)とすることにより階調が制御される。階調信号dは選択トランジスタTr12がオンである期間を指定する信号である。すなわち、階調信号dは、指定された階調に応じた期間においてHレベルとなる電圧である。
以上の回路構成において、第1駆動回路DR11の選択トランジスタTr12のゲートが階調信号d11に応じてオン状態に変化すると、発光素子P11に対して指定された期間の間、駆動トランジスタTr11のゲートに供給された基準電位VREFに応じた駆動電流Ip1(すなわち、駆動トランジスタTr11のソース−ドレイン間を流れる電流Iv1)が発光素子P11に流れ、発光素子P11が発光する。
図4に示されるように、第2駆動回路DR12は第1駆動回路DR11とほぼ同様の構成を有する。ただし、第2駆動回路DR12は、駆動トランジスタTr21のドレインから選択トランジスタTr22のドレインに至る経路上において補正回路C1に接続するノードNcを有し、自らが生成した電流Iv2と補正回路C1から供給された補正電流Icとを合成して第2駆動電流Ip2を生成し、これを第2の発光素子P12の陽極に対して供給する。
詳細には、第2駆動回路DR12の駆動トランジスタTr21は、基準電位VREFに応じた電流Iv2を生成する一方、補正回路C1はメモリ回路M1から供給された補正値Cv1に基づいて補正電流Icを生成する。補正電流Icは第2駆動回路DR12において電流Iv2と合成され、選択トランジスタTr22のドレインに供給される。選択トランジスタTr22のゲートには、発光素子P12の階調を指定する階調信号d12が供給され、この階調信号d12によってゲートがオン状態とされている期間、電流Iv2と補正電流Icとが発光素子P12に流れ、発光素子P12が発光する。
図5は、第1駆動回路DR11の駆動トランジスタTr11によって生成される電流Iv1と、第2駆動回路DR12の駆動トランジスタTr21によって生成される電流Iv2と、補正電流Icの電流の割合を示すグラフである。このグラフの横軸は、露光ヘッド10の主走査方向(図2のX)に平行に一列に並ぶ印字ドットの各アドレスであり、印字ドットの個数は発光素子Pの列数に対応する。なお、図2の説明においては、各行に並ぶ発光素子Pの数をn個として説明したが、図5のグラフにおいては、簡易のため、1〜20までのドットアドレスが示されている。縦軸は、各印字ドットに対して必要な露光パワーを示す。露光パワーは第1の発光素子P11と第2の発光素子P12の発光パワーを足し合わせたものであり、各発光素子P11,P12に供給される駆動電流の合計に比例する。図5のグラフでは、必要な露光パワーを100%とした場合の、電流Iv1、電流Iv2、補正電流Icの各割合が示されている。
ところで、トランジスタの性能には、例えば、ゲート幅やゲート長の微少なバラツキや半導体に含まれる不純物を原因としたバラツキ(すなわち、製造上のバラツキ)が存在する。このため、同レベルの電圧をゲートに印加した場合でも、出力される電流はトランジスタによってばらついてしまう。このため、駆動トランジスタTr11とTr21のみの駆動では、露光パワーが印字ドットごとにばらついてしまう。本実施形態では、このバラツキを吸収するために、駆動回路DR11,DR12とは別個の補正回路C1に加算電流としての補正電流Icを生成させる。具体的には、必要な露光パワーをX、電流Iv1によって得られる露光パワーをY、電流Iv2によって得られる露光パワーをZとした場合に、X−(Y+Z)に相当する補正電流Icを1つの補正回路C1に生成させる。上述したように、この補正電流Icは第2駆動回路DR12が生成した電流Iv2と合成されて第2駆動電流Ip2として第2の発光素子P12を流れる。結果として、第1の発光素子P11には電流Iv1が流れ、第2の発光素子P12には電流Iv2と補正電流Icが流れ、第1と第2の発光素子P11,P12に流れる駆動電流を全体としてみた場合、電流Iv1+Iv2+Icに相当する露光パワーが確保される。すなわち、本実施形態では、駆動トランジスタTr11とTr21とが生成する電流Iv1とIv2の両方を、補正電流Icによって補正する。換言すれば、補正電流Icの大きさは、駆動トランジスタTr21のバラツキだけでなく、駆動トランジスタTr11のバラツキも含めて設定される。
また、発光素子Pの各種の特性(例えば発光効率)に誤差がある場合には、仮に総ての発光素子Pに同じ電流値の駆動電流Ipが供給されたとしても実際の発光素子Pの露光パワーにはバラツキが発生する。本実施形態においては、補正電流Icの大きさを適宜設定することで、このような光学系のバラツキも同様に補正できる。
これに対し、補正電流Icを第1駆動回路DR11と第2駆動回路DR12に別個に付加する方法も考えられる。つまり、第1駆動回路DR11の駆動トランジスタTr11が生成する電流のばらつきと、第2駆動回路DR12の駆動トランジスタTr21が生成する電流のばらつきを、個別の補正値に応じた個別の補正電流により補正するのである。しかしながら、この方法では、第1と第2駆動回路の両方にメモリ回路と補正回路とを1つずつ設ける必要がある。多重露光による露光方式の露光ヘッドにおいて、多重露光する発光素子Pの数だけメモリ回路と補正回路の組を設けていては回路規模が肥大する。結果として、露光ヘッドの小型化や低コスト化の妨げとなる。このため、本実施形態では、第1駆動回路DR11と第2駆動回路DR12に対して1つのメモリ回路M1と1つの補正回路C1を設けることのみで、電流Iv1と電流Iv2の両方をまとめて補正する構成としている。メモリ回路M1に記憶される補正値Cv1は、駆動トランジスタTr11,Tr21の両方のばらつきを吸収する値に設定され、補正値Cv1に従って生成された補正電流Icは電流Iv1と電流Iv2の合計に対して、さらに必要な露光パワーを加算し、トータルとして均一化するものである。このような構成とすることにより、回路の肥大化を抑制することが可能となる。
ここで、補正値Cvの詳細について説明する。制御回路20は、各ドットアドレスについて異なる補正値Cv(Cv1,Cv2,…CVn)を記憶部(図示略)に記憶している。補正値Cvは各ドットアドレスについて各補正回路Cが生成する補正電流Icを指示する値である。補正電流Icは、必要な露光パワーXに相当する総電流量から電流Iv1とIv2を減算した値である。この補正電流Icの値は、例えば、当該露光ヘッド10における各駆動トランジスタTrが生成する電流Iv1,Iv2を各ドットアドレスについて実際に測定することによって得られる。あるいは、補正電流Icは、各発光素子Pの露光パワー(階調)を事前に測定した結果に基づいて決定することができる。一方、発光素子Pの光量は露光パワーと時間の積であるから、補正値Cv1は、発光素子P11およびP12の各々が階調信号dによって指定された期間発光した場合に、発光素子P11,P12からの射出光の光量の合計が、指定された階調に応じた光量と等しくなるよう設定されている。さらに、補正値Cvは、補正電流Icに基づき、補正回路Cにおける電流生成回路(駆動トランジスタ)の性能を考慮して定めた、2値化された3ビットの値(x,y,z)である。この補正値Cvは、ドットアドレスに応じたメモリ回路Mに供給される。図4に示されるように、メモリ回路M1は補正値メモリM11とM12とM13とを有する。メモリ回路M1に供給された3ビットの補正値Cv1は、補正値メモリM11,M12,M13の各々に1ビットずつ格納される。
図4に示されるように、補正回路C1は3つの駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3を有する。各駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3は並列接続され、そのソースには電源電位VELが供給され、ゲートには基準電位VREFが供給される。また、ドレイン側には、選択トランジスタTrC4,TrC5,TrC6が各々接続される。これらの選択トランジスタは、補正値メモリM11,M12,M13からゲートに供給される信号(HまたはL)に基づいて、オンまたはオフされるスイッチング素子である。本実施形態においては、駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3は、そのサイズの比率を「1:2:4」に設定することにより重み付けされている。補正値(x,y,z)=(1,1,1)の場合には、選択トランジスタTrC4,TrC5,TrC6はいずれもオン状態となり、各駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrCで生成される電流Ic1,Ic2,Ic3が全て各選択トランジスタTrC4,TrC5,TrC6を流れ、補正電流Ic=Ic1+Ic2+Ic3が生成される。重み(w)の比率は「1:2:4」なので、補正電流Icは「7w」の重みを有する。同様にして、補正値(0,1,1)の場合には重み「6w」、補正値(1,0,1)の場合には重み「5w」、補正値(0,0,1)の場合には重み「4w」、補正値(1,1,0)の場合には重み「3w」、補正値(0,1,0)の場合には重み「2w」、補正値(1,0,0)の場合には重み「1w」、補正値(0,0,0)の場合には重み「0w」となり、補正値メモリの値に応じて計8段階の補正電流Icが生成される。
ここで、上述したように、補正回路Cは加算電流としての補正電流Icを生成する電流加算型の回路である。よって、駆動回路の各駆動トランジスタTr11,Tr21のサイズは、最大でも電流Iv1と電流Iv2との合計が必要な露光パワーを上回ることがないように設定されている。また、理想値として、Iv1=Iv2+1/2・Icとなるように設定されている。このように設定することにより、電流Iv1とIv2の各々が設定値に対して増加または減少した場合にも、加算電流としての補正電流Icを適宜増減させることのみにより所期の露光パワーを得ることが可能となる。
以上の構成において、まず、第1の発光素子P11には選択トランジスタTr12がオンとなっている期間(t1)、基準電位VREFに応じた電流Iv1が第1駆動電流Ip1として流れる。そして、t1の後に、t1とは異なるタイミングにおいて選択トランジスタTr22がオンとなっている期間(t2)、基準電位VREFに応じた電流Iv2と補正回路C1によって生成された補正電流Icとが第2駆動電流Ip2として第2の発光素子P12に流れる。すなわち、感光体ドラム110上の所定の露光位置に対して、第1駆動電流Ip1に応じた露光パワーで第1の発光素子P11からの射出光が期間t1の間照射され、次に、第2駆動電流Ip2に応じた露光パワーで第2の発光素子P12からの射出光が期間t2の間照射され、その結果、画像データDinによって指定された階調に応じた潜像が形成される。ここで、期間t1の開始と期間t2の開始の時間差をΔT、第1の発光素子P11と第2の発光素子P12との距離をW、感光体ドラム110と露光ヘッド10との相対速度をVとしたとき、時間差ΔTは、ΔT=W/Vで与えられる。また、制御回路20は、表示すべき階調に応じた期間だけHレベルとなる階調d11を生成し、これを時間差ΔTだけ遅延して階調信号d12を生成する。
以上説明したように、本実施形態の露光ヘッド10においては、2つの発光素子Pによる二重露光方式を採用する構成において、2つの発光素子P(つまり、2つの駆動回路DR)について1つのメモリ回路Mと補正回路Cとを設けることのみにより、2つの発光素子P全体としての露光パワーを補正する。よって、発光素子Pの各々にメモリ回路と補正回路を1組ずつ設ける構成と比較して、回路規模が削減される。メモリ回路と補正回路のみに着目すると、その回路規模は1/2となる。よって、小さい回路規模で露光パワーを所期の値に補正することが可能となる。
また、補正回路Cは、互いに異なる重みを有する複数の駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3(電流生成回路)を有し、各駆動トランジスタで生成される電流を合成して補正電流を生成する電流加算型の回路である。よって、駆動トランジスタの重みの比率を適宜設定し選択的に電流を生成させることで、所期の値の補正電流を得ることが可能となる。よって、簡易な構成の補正回路により、露光パワーの補正を行うことができる。
また、第1駆動回路は、選択トランジスタTr12(第1スイッチング素子)を備え、前記第2駆動回路は、選択トランジスタTr22(第2スイッチング素子)を備え、階調信号dにより指定された階調に応じた時間だけ、異なるタイミング(t1とt2)で選択トランジスタTr12およびTr22をオン状態とする。すなわち、本実施形態においては、第1と第2の各発光素子P11およびP12に対して、指定された階調に応じた時間だけ各駆動電流を供給するPWM(Pulse Width Modulation)方式が採用されている。この方式によれば、駆動電流Ip1,Ip2を供給する時間によって階調が制御されるので、補正回路C1で生成する補正電流Icを階調に応じて設定する必要がない。すなわち、補正電流Icを階調とは独立して制御することが可能となる。
<B.第2実施形態>
上記第1実施形態においては、第2駆動回路DR12自体が電流Iv2を生成し、電流Iv2は、補正回路C1によって生成された補正電流Icと合成されて第2駆動電流Ip2として第2の発光素子P12に供給される構成としていた。これに対し、本実施形態では、第2駆動回路DR12は電流Iv2を生成することはなく、代わりに、第1実施形態における電流Iv2と補正電流Icの合計に相当する値の補正電流が補正回路C1によって生成される。
図6は本実施形態に係る処理ユニットU1の回路構成を示す図であり、図7は、第1実施形態における図5のグラフに対応し、第1駆動回路DR11によって生成される電流Iv1と、補正回路C1によって生成される補正電流IcAの割合を示すグラフである。図6に示されるように、本実施形態においては、第1実施形態にあるような駆動トランジスタTr21は第2駆動回路DR12Aでは省略され、選択トランジスタTr22のみが設けられる。本実施形態の露光ヘッド10の構成は、この点を除いて第1実施形態における露光ヘッド10と同一であるので、その説明を適宜省略する。
図6に示されるように、補正回路C1は、3つの駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3を有し、そのサイズに応じた電流Ic1,Ic2,Ic3を生成する。各駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3のサイズの比率は、第1実施形態と同様に「1:2:4」に設定されている。
本実施形態の制御回路20の記憶部には、各ドットアドレスについて異なる補正値が記憶されている。補正値は、図7に示されるように、第2の補正電流IcAが、必要な露光パワーに必要な露光パワーに相当する総電流量から電流Iv1を減算した値となるように定められた値である。また、発光素子Pの光量は露光パワーと時間の積であるから、補正値は、発光素子P11およびP12の各々が階調信号dによって指定された期間発光した場合に、発光素子P11,P12からの射出光の光量の合計が、指定された階調に応じた光量と等しくなるよう設定されている。特に、本実施形態では、補正値は、第2の発光素子が、指定された階調に応じた光量から第1の発光素子P11の射出光の光量を減算した光量を発光できるように定められた値である。
この補正値は、3ビットの値(x,y,z)として、ドットアドレスに応じたメモリ回路Mに供給され、補正値メモリM11,M12,M13の各々に1ビットずつ格納される。選択トランジスタTrC4,TrC5,TrC6は、各補正値メモリM11,M12,M13から供給される信号(HまたはL)に応じてオンまたはオフ状態となり、その結果、電流Ic1,Ic2,Ic3の組み合わせが、補正電流IcAとして第2駆動回路DR12の選択トランジスタTr22のドレインに供給される。選択トランジスタTr22は、ゲートに印加される階調信号d12がHレベルとなっている期間(t2)オン状態となり、補正電流IcAは第2駆動電流Ip2として第2の発光素子P12に流れる。一方、第1駆動回路DR11においては、選択トランジスタTr12は階調信号d11がHレベルとなっている期間(t1)オン状態となり、駆動トランジスタTr11によって生成された電流Iv1が第1駆動電流Ip1として第1の発光素子P11に流れる。なお、第1実施形態と同様に、期間t1は期間t2よりTだけ前の、t2とは異なるタイミングである。
以上説明したように、本実施形態においては、第2駆動回路DR12Aに駆動トランジスタTr21を設けずとも、補正回路C1のみによって、第2の発光素子P12に供給する第2駆動電流Ip2を生成する。この第2駆動電流Ip2は補正電流Icを含んでいるので、これにより、全体としての露光パワーをドットアドレス間で均一化することができる。よって、第1実施形態と比較して、より簡易な構成で、同様の効果を得ることが可能となる。
<C.第3実施形態>
上述した第1および第2実施形態においては、第1駆動回路DR11と第2駆動回路DR12の2つに対して1つのメモリ回路M1と1つの補正回路C1を設ける構成としていた。これに対し、本実施形態では、第1駆動回路DR11と第2駆動回路DR12の2つに対して1つのメモリ回路と、第1駆動回路DR11およびDR12の各々に対して補正回路を1つずつ設ける点で、上記実施形態とは異なる。なお、本実施形態の露光ヘッドは、この点を除いて第1実施形態と同様であるので、その説明を適宜省略する。
図8は、本実施形態に係る露光ヘッド10Aの構成を示すブロック図である。図8に示されるように、露光ヘッド10Aは、制御回路20Aと、複数の処理ユニットUA(UA1,UA2,…UAn)とを有する。各処理ユニットUAは、第1および第2の発光素子Pの陽極に接続される。各処理ユニットUAは、制御回路20Aから供給される階調信号dおよび補正値Cvに基づいて、第1および第2の発光素子Pに供給する駆動電流を生成する。
図8に示されるように、処理ユニットUA1は、第1の発光素子P11に第1駆動電流Ip1を供給する第1駆動回路DR11と、第2の発光素子P12に第2駆動電流Ip2を供給する第2駆動回路DR12と、第1駆動回路DR11に補正電流Ic11を供給する補正回路C11と、第2駆動回路DR12に補正電流Ic12を供給する補正回路C12とを有する。処理ユニットUA1は、さらに、1つのメモリ回路MA1を有し、このメモリ回路MA1からは、補正回路C11および補正回路C12の各々に対して同一の補正値Cv1が与えられる。
図9は、処理ユニットUA1の回路構成を示す回路図である。図9に示されるように、第1駆動回路DR11は駆動トランジスタTr11と選択トランジスタTr12とを有する。駆動トランジスタTr11は、ゲートに印加される基準電位VREFに応じた電流Iv1を生成する。駆動トランジスタTr11から選択トランジスタTr12に至る経路上には補正回路C11と当該第1駆動回路DR11とを接続するノードNcが設けられ、補正回路C11からの補正電流Ic11は、このノードNcから第1駆動回路DR11に供給される。選択トランジスタTr12は階調信号d11がHレベルである期間(t1)オン状態となり、電流Iv1と補正電流Ic11とが合成された第1駆動電流Ip1が第1の発光素子P11に流れて第1の発光素子P11が発光する。第2駆動回路DR12も、第1駆動回路DR11と同様の構成を有する。すなわち、選択トランジスタTr22がオンである期間(t2)、電流Iv2と補正電流Ic12とが合成された第2駆動電流Ip2が第2の発光素子P12に流れて第2の発光素子P12が発光する。
各補正回路C11およびC12は、第1実施形態における補正回路C1と同様の構成を有する。第1実施形態と同様に、駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3は異なる重みを有し、補正回路MA1から供給される補正値Cv1に基づいて選択トランジスタTrC4,TrC5,TrC6がオンまたはオフ状態となることにより、補正値Cv1によって指定されたレベルの補正電流Ic11およびIc12を出力する。
ところで、第1駆動回路DR11の駆動トランジスタTr11と第2駆動回路DR12の駆動トランジスタTr21とは、回路のレイアウト上、互いに近接する場所に位置する。このため、両者の特性は概ね等しくなる場合が多い。この場合、電流Iv1は電流Iv2とほぼ等しくなるので、補正電流Ic11とIc12もほぼ等しい値でよい。よって、本実施形態では、メモリ回路を補正回路C11とC12の各々に個別に設ける代わりに、1つのメモリ回路MA1のみを設け、補正値Cv1を補正回路C11とC12とに共通の値として設定している。これにより、メモリ回路を発光素子Pの個数に対応して設ける場合と比較して、回路規模が少なくて済む。
また、発光素子の寿命は発光量と発光時間とに比例する。上記第1および第2実施形態においては、第2の発光素子P12に供給する第2駆動電流Ip2のみが補正電流Icを含んだ電流となっていたため、電流Iv1だけが流れる第1の発光素子P11と比較して、第2の発光素子P12の方が素子の劣化が激しくなる。本実施形態では、第1の発光素子P11に対しては、電流Iv1と補正電流Ic11とが駆動電流として供給され,第2の発光素子P12に対しては電流Iv1にほぼ等しい電流Iv2と、補正電流Ic11と同一の補正値に従って生成された補正電流Ic12とが供給されるので、両者に流れる電流は全体としてほぼ等しくなり、発光時間が同一の場合には素子の劣化の程度が両者間で均等になる。よって、結果として、上記第1および第2実施形態の構成と比較して、露光ヘッド10A全体としての寿命を延ばすことが可能となる。
図10は、露光パワー100%に対して、電流Iv1、補正電流Ic11、電流Iv2、補正電流Ic12の各々が占める割合をドットアドレスごとに示したグラフである。図5と同様に、図10のグラフには、簡易のため、n個のドットアドレスの代わりに20個のドットアドレスのみが示されている。
図10に示されるように、補正値Cvは各印字ドットの露光に用いられる駆動トランジスタの特性(バラツキ)に応じてドットアドレスごとに設定されている。例えば、ドットアドレス「2」においては、ドットアドレス「1」よりも大きな補正電流Ic11およびIc12を指定する補正値Cv2が設定される。このように、全体としての露光パワーがドット間で均等となるように、ドットアドレスごとの補正値を適宜設定している。また、電流Iv1と補正電流Ic11とが露光パワー全体に対して占める割合はほぼ50%であり、電流Iv2と補正電流Ic12とが占める割合もほぼ50%となっている。上述したように、電流Iv1と電流Iv2とは概ね等しい特性を有する駆動トランジスタによって生成されるので、両者はほぼ等しく、共通の補正値Cvに従って生成された補正電流Ic11と補正電流Ic12とはほぼ等しい。よって、第1の発光素子P11と第2の発光素子P12に流れる電流量はほぼ等しくなり、結果として両素子の劣化が同程度となる。
なお、仮に、駆動トランジスタTr11とTr21の特性が大きく相違したとしても、補正電流Ic11およびIc12は、露光パワーのトータルが100%となるように、電流Iv1と電流Iv2と100%との差分を1/2として決定した。従って、二重露光全体としての露光パワーを等しくできる。この場合には、第1駆動電流と第2駆動電流に差分が生じるので、発光素子P11とP12とに寿命の差が出るが、そのようなバラツキは稀であるから、全体としてみれば寿命を延ばすことができる。
以上説明したように、本実施形態の露光ヘッド10Aにおいては、ひとつの露光位置に対して異なるタイミングで光を照射する2つの発光素子P11とP12の各々に駆動回路と補正回路とを1つずつ設け、メモリ回路は2つの素子に共通のものを1つだけ設ける。よって、メモリ回路を発光素子P11,P12各々について1つずつ設ける場合と比較して、回路規模が抑制される。さらに、第1と第2の発光素子P11とP12にはトータルとしては略同量の駆動電流が流れるので、発光時間が同一の場合には、両素子の劣化の程度が均一化される。このように、本実施形態の露光ヘッド10Aによれば、露光ヘッド全体としての寿命を損なうことなく、処理ユニットの回路規模を抑制することが可能となる。
<D.変形例>
上述した第1および第2実施形態では、2個の発光素子P11とP12とにより1つの露光位置(印字ドット)を露光する二重露光方式を採用していたが、2個を超える発光素子により1つの露光位置を露光する多重露光方式を採用してもよい。その場合、1つの露光位置に対して露光する複数の発光素子に対して1つのメモリ回路および1つの補正回路を設ける構成とすればよい。さらに、第3実施形態においても、多重露光方式の場合には、1つのメモリ回路から各補正回路に対して共通の補正値を与える構成としてもよい。いずれの態様においても、上述した効果と同様の効果が達成される。
また、上記第1〜第3実施形態では、補正値メモリM11〜M13の各々から選択トランジスタTrC4〜TrC6の各々に「1」または「0」の値を出力するデジタルスイッチを用いていたが、代わりに、アナログ値を出力するアナログメモリを用いる構成としてもよい。
図11は、本変形例を第1実施形態に適用した場合のメモリおよび補正回路の構成を示す図である。
図11に示されるように、本変形例に係るメモリM1aは、アナログメモリM11a,M12a,M13aを有する。アナログメモリM11aは、「1」または「0」の補正値Cvを保持して出力する補正値メモリM11と、補正値メモリM11からの出力値が入力されるトランスファーゲートTrGと、トランスファーゲートTrGに並列接続されたインバータIvrとを有する。トランスファーゲートTrGは、補正値メモリM11の出力値が「1」のときに駆動トランジスタTrC1をオンとする電圧を出力し、補正メモリM11の出力値が「0」のときに駆動トランジスタTrC1をオフとする電圧(すなわち、VREF)を出力する。アナログメモリM12aおよびM13aの各々はアナログメモリM11aと同様の構成を有する。アナログメモリM12aは補正値メモリM12を有し、アナログメモリ13aは補正値メモリM13を有する。
補正回路C1aの駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3の各ゲートには、各アナログメモリM11a,M12a,M13aから出力される電圧が印加される。この印加された電圧が各駆動トランジスタTrC1,TrC2,TrC3をオンとする電圧である場合には、電流Ic1〜Ic3が生成され、電流Ic1〜Ic3は合成されて、選択トランジスタTr22に入力される。このように、デジタルメモリM11〜M13とスイッチング素子(選択トランジスタTrC4〜TrC6)の代わりにアナログメモリ11a〜M13aを用いる構成とした場合でも、上記実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
<E.画像印刷装置>
図1に示したように、以上の各態様に係る露光ヘッド10,10Aは、電子写真方式を利用した画像印刷装置における像担持体に潜像を書き込むためのライン型の光ヘッドとして利用され得る。画像印刷装置の例としては、プリンタ、複写機の印刷部分およびファクシミリの印刷部分がある。図12は、露光ヘッド10,10Aをライン型の光ヘッドとして用いた画像印刷装置の一例を示す縦断面図である。この画像印刷装置は、ベルト中間転写体方式を利用したタンデム型のフルカラー画像印刷装置である。
この画像印刷装置では、同様な構成の4個の有機ELアレイ10K,10C,10M,10Yが、同様な構成である4個の感光体ドラム(像担持体)110K,110C,110M,110Yの露光位置にそれぞれ配置されている。有機ELアレイ10K,10C,10M,10Yは、以上に例示した何れかの態様に係る露光ヘッド10,10Aである。
図12に示すように、この画像印刷装置には、駆動ローラ121と従動ローラ122とが設けられており、これらのローラ121,122には無端の中間転写ベルト120が巻回されて、矢印に示すようにローラ121,122の周囲を回転させられる。図示しないが、中間転写ベルト120に張力を与えるテンションローラなどの張力付与手段を設けてもよい。
この中間転写ベルト120の周囲には、外周面に感光層を有する4個の感光体ドラム110K,110C,110M,110Yが互いに所定の間隔をおいて配置される。添え字K,C,M,Yはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローの顕像を形成するために使用されることを意味している。他の部材についても同様である。感光体ドラム110K,110C,110M,110Yは、中間転写ベルト120の駆動と同期して回転駆動される。
各感光体ドラム110(K,C,M,Y)の周囲には、コロナ帯電器111(K,C,M,Y)と、有機ELアレイ10(K,C,M,Y)と、現像器114(K,C,M,Y)が配置されている。コロナ帯電器111(K,C,M,Y)は、対応する感光体ドラム110(K,C,M,Y)の外周面を一様に帯電させる。有機ELアレイ10(K,C,M,Y)は、感光体ドラムの帯電させられた外周面に静電潜像を書き込む。各有機ELアレイ10(K,C,M,Y)は、複数の発光素子Pの配列方向が感光体ドラム110(K,C,M,Y)の母線(主走査方向)に沿うように設置される。静電潜像の書き込みは、上記の複数の発光素子Pによって感光体ドラムに光を照射することにより行う。現像器114(K,C,M,Y)は、静電潜像に現像剤としてのトナーを付着させることにより感光体ドラムに顕像すなわち可視像を形成する。
このような4色の単色顕像形成ステーションにより形成された黒、シアン、マゼンタ、イエローの各顕像は、中間転写ベルト120上に順次一次転写されることにより、中間転写ベルト120上で重ね合わされ、この結果としてフルカラーの顕像が得られる。中間転写ベルト120の内側には、4つの一次転写コロトロン(転写器)112(K,C,M,Y)が配置されている。一次転写コロトロン112(K,C,M,Y)は、感光体ドラム110(K,C,M,Y)の近傍にそれぞれ配置されており、感光体ドラム110(K,C,M,Y)から顕像を静電的に吸引することにより、感光体ドラムと一次転写コロトロンの間を通過する中間転写ベルト120に顕像を転写する。
最終的に画像を形成する対象としてのシート102は、ピックアップローラ103によって、給紙カセット101から1枚ずつ給送されて、駆動ローラ121に接した中間転写ベルト120と二次転写ローラ126の間のニップに送られる。中間転写ベルト120上のフルカラーの顕像は、二次転写ローラ126によってシート102の片面に一括して二次転写され、定着部である定着ローラ対127を通ることでシート102上に定着される。この後、シート102は、排紙ローラ対128によって、装置上部に形成された排紙カセット上へ排出される。
次に、本発明に係る画像印刷装置の他の実施の形態について説明する。
図13は、露光ヘッド10,10Aをライン型の光ヘッドとして用いた他の画像印刷装置の縦断面図である。この画像印刷装置は、ベルト中間転写体方式を利用したロータリ現像式のフルカラー画像印刷装置である。図13に示す画像印刷装置において、感光体ドラム165の周囲には、コロナ帯電器168、ロータリ式の現像ユニット161、有機ELアレイ167、中間転写ベルト169が設けられている。
コロナ帯電器168は、感光体ドラム165の外周面を一様に帯電させる。有機ELアレイ167は、感光体ドラム165の帯電させられた外周面に静電潜像を書き込む。有機ELアレイ167は、以上に例示した各態様の露光ヘッド10,10Aであり、複数の発光素子Pの配列方向が感光体ドラム165の母線(主走査方向)に沿うように設置される。静電潜像の書き込みは、これらの発光素子Pから感光体ドラム165に光を照射することにより行う。
現像ユニット161は、4つの現像器163Y,163C,163M,163Kが90°の角間隔をおいて配置されたドラムであり、軸161aを中心にして反時計回りに回転可能である。現像器163Y,163C,163M,163Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、黒のトナーを感光体ドラム165に供給して、静電潜像に現像剤としてのトナーを付着させることにより感光体ドラム165に顕像すなわち可視像を形成する。
無端の中間転写ベルト169は、駆動ローラ170a、従動ローラ170b、一次転写ローラ166およびテンションローラに巻回されて、これらのローラの周囲を矢印に示す向きに回転させられる。一次転写ローラ166は、感光体ドラム165から顕像を静電的に吸引することにより、感光体ドラムと一次転写ローラ166の間を通過する中間転写ベルト169に顕像を転写する。
具体的には、感光体ドラム165の最初の1回転で、有機アレイ167によりイエロー(Y)像のための静電潜像が書き込まれて現像器163Yにより同色の顕像が形成され、さらに中間転写ベルト169に転写される。また、次の1回転で、有機アレイ167によりシアン(C)像のための静電潜像が書き込まれて現像器163Cにより同色の顕像が形成され、イエローの顕像に重なり合うように中間転写ベルト169に転写される。そして、このようにして感光体ドラム165が4回転する間に、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の顕像が中間転写ベルト169に順次重ね合わせられ、この結果フルカラーの顕像が転写ベルト169上に形成される。最終的に画像を形成する対象としてのシートの両面に画像を形成する場合には、中間転写ベルト169に表面と裏面の同色の顕像を転写し、次に中間転写ベルト169に表面と裏面の次の色の顕像を転写する形式で、フルカラーの顕像を中間転写ベルト169上で得る。
画像印刷装置には、シートが通過させられるシート搬送路174が設けられている。シートは、給紙カセット178から、ピックアップローラ179によって1枚ずつ取り出され、搬送ローラによってシート搬送路174を進行させられ、駆動ローラ170aに接した中間転写ベルト169と二次転写ローラ171の間のニップを通過する。二次転写ローラ171は、中間転写ベルト169からフルカラーの顕像を一括して静電的に吸引することにより、シートの片面に顕像を転写する。二次転写ローラ171は、図示しないクラッチにより中間転写ベルト169に接近および離間させられるようになっている。そして、シートにフルカラーの顕像を転写する時に二次転写ローラ171は中間転写ベルト169に当接させられ、中間転写ベルト169に顕像を重ねている間は二次転写ローラ171から離される。
以上のようにして画像が転写されたシートは定着器172に搬送され、定着器172の加熱ローラ172aと加圧ローラ172bの間を通過させられることにより、シート上の顕像が定着する。定着処理後のシートは、排紙ローラ対176に引き込まれて矢印Fの向きに進行する。両面印刷の場合には、シートの大部分が排紙ローラ対176を通過した後、排紙ローラ対176が逆方向に回転させられ、矢印Gで示すように両面印刷用搬送路175に導入される。そして、二次転写ローラ171により顕像がシートの他面に転写され、再び定着器172で定着処理が行われた後、排紙ローラ対176でシートが排出される。
図12および図13に例示した画像印刷装置は、発光素子Pを露光手段として利用しているので、レーザ走査光学系を用いた場合よりも、装置の小型化を図ることができる。なお、以上に例示した以外の電子写真方式の画像印刷装置にも本発明の露光ヘッドを採用することができる。例えば、中間転写ベルトを使用せずに感光体ドラムから直接シートに顕像を転写するタイプの画像印刷装置や、モノクロの画像を形成する画像印刷装置にも本発明に係る露光ヘッドを応用することが可能である。
また、本発明に係る露光ヘッドが適用される画像形成装置は画像印刷装置に限定されない。例えば、各種の電子機器における照明装置としても本発明の露光ヘッドが採用される。このような電子機器としては、ファクシミリ、複写機、複合機、プリンタなどが挙げられる。これらの電子機器には、複数の発光素子を面状に配列した露光ヘッドが好適に採用される。
本発明の第1実施形態に係る露光ヘッドを利用した画像印刷装置の一部の構成を示す斜視図である。 発光素子の配置を模式的に示す説明図である。 露光ヘッドの電気的構成を示すブロック図である。 露光ヘッドにおける処理ユニットの回路構成を示す回路図である。 露光パワーの割合を示すグラフである。 第2実施形態に係る処理ユニットの回路構成を示す回路図である。 露光パワーの割合を示すグラフである。 第3実施形態に係る露光ヘッドの電気的構成を示すブロック図である。 露光ヘッドにおける処理ユニットの回路構成を示す回路図である。 露光パワーの割合を示すグラフである。 変形例に係る図である。 本発明に係る露光ヘッドを利用した画像印刷装置の構成を示す縦断面図である。 本発明に係る露光ヘッドを利用した他の画像印刷装置の構成を示す縦断面図である。
符号の説明
10,10A……露光ヘッド、15……集光性レンズアレイ、20,20A……制御回路(制御手段)、110……感光体ドラム(像担持体)、C,C1,C11,C12……補正回路、Cv……補正値、d……階調信号、DR……駆動回路、DR11……第1駆動回路、DR12,DR12A……第2駆動回路、GND……接地電位、Iv1,Iv2,Ic1,Ic2,Ic3……電流、Ic,IcA……補正電流、Ip1……第1駆動電流、Ip2……第2駆動電流、Ivr……インバータ、M,MA……メモリ回路、M11,M12,M13……補正値メモリ、M11a,M12a,M13a……アナログメモリ、Nc……ノード、P……発光素子、Tr11,Tr21,TrC1,TrC2,TrC3……駆動トランジスタ、Tr12,Tr22,TrC4,TrC5,TrC6……選択トランジスタ(スイッチング素子)、TrG……トランスファーゲート、U,UA……処理ユニット、VEL……電源電圧、VREF……基準電圧。

Claims (8)

  1. 第1と第2の発光素子の各々からの射出光を像担持体の1つの露光位置に異なるタイミングで照射することによって前記露光位置に指定された階調に応じた像を形成することが可能な露光ヘッドであって、
    第1駆動電流を生成して前記第1の発光素子に供給する第1駆動回路と、
    前記第1と前記第2の発光素子からの射出光の光量の合計が、前記階調に応じた光量と等しくなるよう設定された補正値を記憶する1つのメモリ回路と、
    前記メモリ回路から供給された補正値に応じた補正電流を生成する1つの補正回路と、
    所定の電流を生成し前記補正電流と合成し第2駆動電流として前記第2の発光素子に供給する第2駆動回路と、
    を具備し、
    前記第1の発光素子は前記第1駆動電流に応じた光量の射出光を出力し、前記第2の発光素子は前記第2駆動電流に応じた光量の射出光を出力する
    露光ヘッド。
  2. 前記補正値は、前記補正電流のみを前記第2の発光素子に供給することにより、前記第2の発光素子が前記階調に応じた光量から前記第1の発光素子の射出光の光量を減算した光量を発光できるように定められており、
    前記第2駆動回路は、前記所定の電流を生成することなく、前記補正電流を前記第2駆動電流として、前記第2の発光素子に供給する
    請求項1に記載の露光ヘッド。
  3. 第1と第2の発光素子の各々からの射出光を像担持体の1つの露光位置に異なるタイミングで照射することによって前記露光位置に指定された階調に応じた像を形成することが可能な露光ヘッドであって、
    前記第1と前記第2の発光素子からの射出光の光量の合計が前記階調に応じた光量と等しくなるよう設定され、前記第1と前記第2の発光素子に共通の補正値を記憶する1つのメモリ回路と、
    前記メモリ回路から供給された前記補正値に応じた第1の補正電流を生成し、前記第1の駆動回路に供給する第1の補正回路と、
    前記メモリ回路から供給された前記補正値に応じた第2の補正電流を生成し、前記第2の駆動回路に供給する第2の補正回路と、
    第1の電流を生成し前記第1の補正電流と合成して第1駆動電流として前記第1の発光素子に供給する第1駆動回路と、
    第2の電流を生成し前記第2の補正電流と合成して前記第1駆動電流にほぼ等しい第2駆動電流として前記第2の発光素子に供給する第2駆動回路と、
    を具備し、
    前記第1の発光素子は前記第1駆動電流に応じた光量の射出光を出力し、前記第2の発光素子は前記第2駆動電流に応じた光量の射出光を出力する
    露光ヘッド。
  4. 前記補正回路は、互いに異なる重みを有する複数の電流生成回路を有し、各電流生成回路から出力される電流を合成して前記補正電流を生成する請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の露光ヘッド。
  5. 前記第1駆動回路は、前記第1駆動電流を前記第1の発光素子に供給する経路に設けられ、オン・オフが制御される第1スイッチング素子を備え、
    前記第2駆動回路は、前記第2駆動電流を前記第2の発光素子に供給する経路に設けられ、オン・オフが制御される第2スイッチング素子を備え、
    相異なるタイミングで前記第1および第2スイッチング素子を前記指定された階調に応じた時間だけオン状態とする制御手段を具備する
    請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の露光ヘッド。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の露光ヘッドと、
    前記第1と第2の発光素子の各々からの射出光によって像が形成される像担持体と、
    を具備する画像形成装置。
  7. 第1と第2の発光素子の各々からの射出光を像担持体の1つの露光位置に異なるタイミングで照射することによって前記露光位置に指定された階調に応じた像を形成する露光方法であって、
    前記第1と前記第2の発光素子からの射出光の光量の合計が、前記指定された階調に応じた光量と等しくなるよう設定された補正値に応じた補正電流を生成し、
    第1駆動電流を生成して前記第1の発光素子に供給して前記第1の発光素子を発光させ、
    前記補正電流によって補正した第2駆動電流を前記第2の発光素子に供給して前記第2の発光素子を発光させる
    露光方法。
  8. 第1と第2の発光素子の各々からの射出光を像担持体の1つの露光位置に異なるタイミングで照射することによって前記露光位置に指定された階調に応じた像を形成する露光方法であって、
    前記第1と前記第2の発光素子からの射出光の光量の合計が、前記階調に応じた光量と等しくなるよう設定され、前記第1と前記第2の発光素子に共通の補正値に応じて第1の補正電流を生成し、
    第1の電流と前記第1の補正電流とを合成した第1駆動電流を生成して前記第1の発光素子に供給して前記第1の発光素子を発光させ、
    前記共通の補正値に応じて第2の補正電流を生成し、
    第2の電流と前記第2の補正電流とを合成した第2駆動電流を生成して前記第2の発光素子に供給して前記第2の発光素子を発光させる
    露光方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016668A (ja) * 2014-07-11 2016-02-01 株式会社リコー 露光装置及びそれを備えた画像形成装置

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