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JP2008078789A - 画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像処理方法及びこれを用いた画像形成方法 - Google Patents

画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像処理方法及びこれを用いた画像形成方法 Download PDF

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JP2008078789A JP2006253128A JP2006253128A JP2008078789A JP 2008078789 A JP2008078789 A JP 2008078789A JP 2006253128 A JP2006253128 A JP 2006253128A JP 2006253128 A JP2006253128 A JP 2006253128A JP 2008078789 A JP2008078789 A JP 2008078789A
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石井  博
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Abstract

【課題】定常的な処理負荷の増大や処理速度の遅延が発生することなく、画像部と非画像部とのエッジが不鮮明である入力画像情報を解像性の高い高解像度の出力画像情報に変換する。
【解決手段】N値の画素値をもつ低解像度の入力画像情報を、M値(M<N)の画素値をもつ高解像度の出力画像情報に変換して出力する画像処理装置において、入力画像情報と同一解像度でL値(M<L<N)の画素値をもつ第三画像情報を第一画像情報から生成し、第一画像情報のすべての画素について処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から当該処理対象画素の周辺状態情報を決定し、出力画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の画素値を、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の画素値とその周辺状態情報とに基づいて決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機や複合機等の画像形成装置などに利用される画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置、並びに、画像処理方法及びこれを用いた画像形成方法に関するものである。
従来、低解像度の入力画像を高解像度の出力装置で出力する際に画像の粒状性を向上させるための画像処理方法として、特許文献1及び2に記載されたものが知られている。特許文献1及び2には、高密度書込系の電子写真プリンタにおいて、解像性を保ちながら階調を表現可能な誤差拡散処理の高速化を実現し、かつ、画像の粒状性、解像性といった画質の向上を図った画像処理方法が開示されている。具体的には、入力多値データ(画素ごとに多値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報)に対し、その画像のエッジ度合いに応じたディザ閾値を用いて、高解像度変換前に低解像度のまま誤差拡散処理を行うことにより、高速に高解像度の出力2値データ(第二画像情報)に変換する画像処理方法が開示されている。しかし、上記特許文献1及び2に記載の画像処理方法においては、入力多値データにおける処理対象画素に対応した出力2値データの対象画素群に対するドット出力順序が予め決められた固定順序であることから、高解像度の出力装置から期待される解像性の高い出力画像が得られない場合がある。
一方、特許文献3には、出力2値データ(第二画像情報)の対象画素群に対するドット出力順序を、入力多値データ(第一画像情報)における処理対象画素の周辺画素の濃度値分布状態を考慮して決定し、その処理対象画素の濃度値データに応じて決定されるドットオン画素の数分だけ、決定されたドット出力順序にて、その処理対象画素に対応する対象画素群中のドットオン画素を決定する画像処理方法が開示されている。ドット出力順序をこのようにして決定すれば、高解像度の出力装置から期待される解像性の高い出力画像を得ることができる。
また、上記特許文献3に記載の画像処理方法においては、ドット出力順序を上記のようにして決定するだけでは不適切なドット出力順序が決定される場合があることに鑑み、事前に、入力多値データ(第一画像情報)に対してパターン認識による形状認識処理を行うこととしている。具体的には、ドット出力順序を上記のようにして決定する前に、上記入力多値データに対し、処理対象画素及びその周辺画素により特定される画像部の形状が、予め用意された複数のテンプレート情報のいずれと一致するかという形状認識処理を行う。この形状認識処理において一致するテンプレート情報が存在した場合、上記のようなドット出力順序の決定を行わず、そのテンプレート情報に対応する予め決められた順序をドット出力順序として決定する。したがって、上記のように不適切なドット出力順序が決定されてしまうような形状を認識するためのテンプレート情報と、その形状における適切なドット出力順序とを互いに関連付けた状態で予め用意しておくことで、そのような形状の画像部についても、解像性の高い出力画像を得ることができるという効果が得られる。
特開2002−185785号公報 特開2002−344742号公報 特開2006−191458号公報
上記特許文献3に記載の画像処理方法においては、上記形状認識処理に用いるテンプレート情報の形状が2値画像の形状である。そのため、入力多値データ(第一画像情報)が、ワープロソフト等により作成された文字画像からなる画像情報のように画像部と非画像部(地肌部)とのエッジが鮮明な画像情報である場合には、上記形状認識処理が有効に機能して上述した効果が得られる。しかし、入力多値データ(第一画像情報)が、スキャナ等の画像読取装置により読み取った画像情報のように画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報である場合には、上記形状認識処理においていずれかのテンプレート情報に一致するということはほとんどない。そのため、上記形状認識処理が有効に機能しない。よって、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報が入力されるような画像処理装置(例えば、画像読取装置から出力される読取画像情報用の画像処理装置)においては、上記形状認識処理による効果が得られないのにその形状認識処理を行う分だけ処理負荷が大きくかつ処理速度が遅くなるという状態が定常的に発生するという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明である入力画像情報(第一画像情報)を、解像性の高い高解像度の出力画像情報(第二画像情報)に変換することができ、かつ、定常的な処理負荷の増大や処理速度の遅延が発生することもない画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像処理方法及びこれを用いた画像形成方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換して出力する画像処理装置において、上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成手段と、上記第一画像情報のすべての画素について、該第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定手段と、上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であって画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の画像情報である第一画像情報を、該画像読取装置から受信し、受信した第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換して出力する画像処理装置において、上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成手段と、上記第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定手段と、上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の画像処理装置において、上記第二画像情報生成手段は、上記対象画素群の濃度値分布状態が、該対象画素群に対応する上記処理対象画像の周辺画素における濃度値分布と同様となるように、該対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3の画像処理装置において、上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、上記第二画像情報生成手段は、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報と、上記エッジ情報決定手段が決定したエッジ情報とに基づいて決定することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像処理装置において、上記エッジ情報決定手段が上記処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素は、上記周辺状態情報決定手段が該処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素の少なくとも一部と重複していることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4の画像処理装置において、上記周辺状態情報決定手段が上記処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、上記エッジ情報決定手段が該処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれていることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項4の画像処理装置において、上記エッジ情報決定手段が上記処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、上記周辺状態情報決定手段が該処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれていることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6又は7の画像処理装置において、上記第三画像情報生成手段は、誤差補償型の中間調処理を用いて上記第一画像情報から上記第三画像情報を生成することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像処理装置において、上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、上記第三画像情報生成手段が行う上記中間調処理は、上記処理対象画素に対応するエッジ情報に基づいて選択される閾値を利用したものであることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の画像処理装置において、上記第三画像情報生成手段は、上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値と、上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値とのうち、少なくともいずれかの閾値を利用する中間調処理を用いて、上記第一画像情報から上記第三画像情報を生成することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の画像処理装置において、上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、上記第三画像情報生成手段は、上記処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものである場合には、上記第一画像情報中における該処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値を利用した中間調処理を行い、上記処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものではない場合には、上記第一画像情報中における該処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用した中間調処理を行うことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項10又は11の画像処理装置において、上記第二画像情報生成手段は、上記第三画像情報生成手段が上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用する中間処理を行う場合、該処理対象画素の画素位置情報に基づいて、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12の画像処理装置において、上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、上記第二画像情報生成手段は、上記エッジ情報決定手段が決定したエッジ情報がエッジを示すものではない場合、該処理対象画素の画素位置情報に基づいて、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13の画像処理装置において、上記第三画像情報に基づく画像の単位面積当たりの画素数をpとし、上記第二画像情報に基づく画像の同一面積当たりの画素数をqとしたとき、p×(L−1)=q×(M−1)を満たすことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、入力を受け付けた第一画像情報を第二画像情報に変換して出力する画像処理部と、該画像処理部から出力された第二画像情報に基づく画像を記録体上に形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、上記画像処理部として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14の画像処理装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、請求項15の画像形成装置において、原稿画像の画像情報を読み取り、読み取った画像情報である第一画像情報を送信する画像読取部を有し、上記画像処理部は、該画像読取部から送信された第一画像情報を受信し、受信した第一画像情報を第二画像情報に変換して出力することを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項16の画像形成装置において、外部機器から送信される画像情報を受信する受信部と、該受信部が受信した画像情報を第二画像情報に変換して出力する第二の画像処理部とを有し、該第二の画像処理部と上記画像処理部とを別体に構成したことを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法において、上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成工程と、上記第一画像情報のすべての画素について、該第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定工程と、上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定工程で決定された周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成工程とを有することを特徴とするものである。
また、請求項19の発明は、原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であって画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の画像情報である第一画像情報を、該画像読取装置から受信し、受信した第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法において、上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成工程と、上記第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定工程と、上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定工程で決定された周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成工程とを有することを特徴とするものである。
また、請求項20の発明は、画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法により生成された該第二画像情報に基づく画像を記録体上に形成する画像形成方法において、上記画像処理方法として、請求項18又は19の画像処理方法を用いたことを特徴とするものである。
本発明においては、第一画像情報の処理対象画素に対応した第二画像情報中の対象画素群に含まれる各画素の濃度値データが、周辺状態情報決定手段により決定される周辺状態情報に基づいて決定される。したがって、上記特許文献3に記載の画像処理方法と同様に、解像性の高い出力画像を得ることができる。すなわち、本発明を、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報の画像処理に利用すれば、そのような画像情報(第一画像情報)を、解像性の高い高解像度の出力画像情報(第二画像情報)に変換することができる。
そして、請求項1や請求項18に係る発明において、周辺状態情報の決定は、第一画像情報のすべての画素について行われる。すなわち、上記特許文献3に記載の画像処理方法のような形状認識処理を行う場合のように、第一画像情報中の画素のうち周辺状態情報の決定を行わないというようなことはしない。したがって、請求項1や請求項18に係る発明を、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報の画像処理に利用すれば、形状認識処理のように無駄となる処理を省くことができるので、その分だけ処理負荷を軽減でき、かつ、処理速度を向上させることができる。
また、請求項2や請求項19に係る発明においては、画像処理対象である第一画像情報が、原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であるため、請求項2や請求項19に係る発明は、画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報の画像処理に利用される。このような画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報に対しては、上記特許文献3に記載の画像処理方法のような形状認識処理が上述したように有効に機能しないため、このような形状認識処理を行うことはない。したがって、請求項2や請求項19に係る発明においては、形状認識処理を行わない分だけ処理負荷を軽減でき、かつ、処理速度を向上させることができる。
本発明によれば、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明である入力画像情報(第一画像情報)を、解像性の高い高解像度の出力画像情報(第二画像情報)に変換することができ、かつ、定常的な処理負荷の増大や処理速度の遅延が発生することを防止できるという優れた効果が奏される。
以下、本発明を、複数の潜像担持体である感光体が並行配設された画像形成装置であるタンデム型のカラーレーザー複合機(以下、単に「複合機」という。)に適用した一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、複写機とプリンタとの複合機であるため、画像読取部6で読み取った画像情報に基づいて画像形成を行うほか、パソコン等の外部機器から送信されてくる画像情報に基づいて画像形成を行うが、本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの他の画像形成装置にも適用できることは言うまでもない。
図2は、本実施形態における複合機の概略構成を示す説明図である。
この複合機1は、一般にコピー等に用いられる普通紙の他、OHPシートや、カード、ハガキ等の厚紙や、封筒等のいずれをもシート状の記録体Sとして画像形成を行うことが可能である。
複合機1は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する単色画像を形成可能な複数の像担持体としての感光体ドラム1A,2A,3A,4Aを並置したタンデム構造が用いられている。各感光体ドラム1A,2A,3A,4Aに形成された互いに異なる色の可視像が各感光体ドラム1A,2A,3A,4Aに対峙しながら移動可能な記録体搬送部材としての転写ベルト5によって搬送される記録体である転写紙Sにそれぞれ重畳転写される。
1つの感光体ドラム1A及びその周りに配設された構成を代表して画像形成処理に係る構成を説明する。なお、他の感光体ドラム1B,1C,1Dに関しても同様な構成である。よって、便宜上、感光体ドラム1A及びその周りに配設した構成に付した符号に対応する符号を、感光体ドラム1B,1C,1D及びその周りに配設した対応する構成に付し、詳細な説明については適宜省略する。
感光体ドラム1Aの周囲には、矢印で示す回転方向に沿って画像形成処理を実行するために次のような装置が配置されている。すなわち、帯電部材として帯電ローラを用いた帯電装置1B、レーザ光源からのレーザ光を感光体ドラム1Aの表面に対して走査しながら照射する光走査装置20、現像装置1Dおよびクリーニング装置1Eである。本実施形態における光走査装置20の構成や動作については後述する。
現像装置1D〜4Dの配列は、図2において転写ベルト5の展張部における右側からイエロー、シアン、マゼンタおよびブラックのトナーを供給できる順序となっている。帯電装置1Bには、図2に示した例では、帯電ローラを用いているが、帯電装置1Bは、帯電ローラを用いた方式に限らず、放電ワイヤを用いたコロナ放電方式などを用いることも可能である。
複合機1では、帯電装置1B、光走査装置20、現像装置1Dおよびクリーニング装置1E等が配置されている画像形成部の上部に画像読取部6が配置されている。原稿載置台6A上に載置された原稿を画像読取装置7によって読み取った画像情報を、図示しない画像処理部に出力し、光走査装置20に対する書込情報が得られるようになっている。
画像読取装置7は、原稿載置台6A上に載置されている原稿を走査するための光源7Aおよび原稿からの反射光を色分解毎の色に対応して設けられているCCD7Bに結像させるための複数の反射鏡7Cと結像レンズ7Dとを備えている。そして、色分解毎の光強度に応じた画像情報が各CCD7Bから画像処理部に出力される。画像処理部についての構成及び動作についての詳細は後述する。
転写ベルト5は、複数のローラに掛け回されたポリエステルフィルムなどの誘電体で構成されたベルト状の部材である。展張部分の一つが各感光体ドラム1A,2A,3A,4Aに対峙し、各感光体ドラム1A,2A,3A,4Aとの対峙位置内側には、転写装置8A,8B,8C,8Dが配置されている。転写ベルト5に対しては、レジストローラ9を介して給紙装置10の給紙カセット10A内から繰り出された転写紙Sが給送され、転写紙Sが転写ベルト5に対して転写装置8Aからのコロナ放電により静電吸着されて搬送される。転写装置8A,8B,8C,8Dは、正極のコロナ放電を用いて感光体ドラム1A,2A,3A,4Aに担持されている画像を転写紙Sに向けて静電吸着させる特性とされている。
各感光体ドラム1A,2A,3A,4Aからの画像転写が終了した転写紙Sが移動する位置に転写紙Sの分離装置11が、また、展張部分の今一つの部分にはベルトを挟んで対向する除電装置12が配置されている。なお、図2中、符号13は、転写ベルト5に残存しているトナーを除去するクリーニング装置を示している。分離装置11は、記録体Sの上面から負極性のACコロナ放電を行う。これにより転写紙Sに蓄積している電荷を中和して静電的な吸着状態を解除する。その結果、転写ベルト5の曲率を利用した分離を可能にすると共に分離の際の剥離放電によるトナーチリの発生を防止することができる。また、除電装置12は、転写ベルト5の表裏両面から転写装置8A,8B,8C,8Dによる帯電特性と逆極性となる負極性のACコロナ放電を行うことにより転写ベルト5の蓄積電荷を中和して電気的初期化を行うようになっている。
各感光体ドラム1A,2A,3A,4Aでは、帯電装置1B,2B,3B,4Bによって感光体ドラム1A,2A,3A,4Aの表面が一様帯電される。次に、画像読取部6における画像読取装置7によって読み取られた色分解色毎の画像情報に基づき、光走査装置20を用いて感光体ドラム1A,2A,3A,4Aに静電潜像が形成される。次に、その静電潜像が現像装置1D,2D,3D,4Dから供給される色分解色に対応する補色関係を有する色のトナーにより可視像処理される。そして、転写ベルト5に担持されて搬送される転写紙Sに対して転写装置8A,8B,8C,8Dを介して静電転写される。
各感光体ドラム1A,2A,3A,4Aに担持された色分解毎の画像(単色画像)が転写された転写紙Sは、除電装置11により除電され、転写ベルト5の曲率を利用して曲率分離される。その後、定着装置14に移動して未定着画像中のトナーが定着される。そして、画像形成装置1本体外部の図示しない排紙トレイ上に排出される。
図3は、光走査装置20の概略構成を示す説明図である。
本実施形態の光走査装置20は、走査レンズ方式を採用しているが、走査レンズ、走査ミラー方式のいずれであってもよい。また、光走査装置20は、実質的に、偏向手段としてのポリゴンミラー26,27を中心に左右対称に構成されているので、図3においては、図示の便宜上、ポリゴンミラー26,27を中心した片側のみを図示している。以下の説明では、その片側部分についてのみ説明する。
光走査装置20は、光源としてのレーザ発光素子LDを備えた2個のLDユニット21,22を有している。LDユニット21,22は、画像処理部から出力される画像情報(第二画像情報)に応じたパルス状の駆動信号を受けて、感光体ドラム上にドット潜像を形成するための断続的なレーザビームを照射する。光走査装置20は、LDユニット21,22からそれぞれ出射されたレーザビームを、感光体ドラム1A,1Bのそれぞれに結像させるものである。このための複数の光学素子からなる光学素子群51,52を、それぞれ、LDユニット21,22および感光体ドラム1A,1Bに対応して有している。これにより、光走査装置20は、感光体ドラム1A,1Bのそれぞれに対応して配設されている。
光学素子群51は、複数の光学素子、すなわち、プリズム40、折り返しミラー23、シリンダレンズ24、ポリゴンミラー26、第1の走査レンズ28、折り返しミラー31、32、第2の走査レンズ30、折り返しミラー33によって構成されている。光学素子群52は、複数の光学素子、すなわち、プリズム41、シリンダレンズ25、ポリゴンミラー27、第1の走査レンズ29、第2の走査レンズ35、折り返しミラー36、37によって構成されている。
また、光走査装置20は、光学素子群51を構成する上述した光学素子のうち、第2の走査レンズ30を保持する保持部材61と、光学素子群52を構成する上述した光学素子のうち、第2の走査レンズ35を保持する保持部材62とを有している。保持部材61及びこの保持部材61に保持された被保持光学素子たる光学素子としての第2の走査レンズ30と、保持部材62及びこの保持部材62に保持された被保持光学素子たる光学素子としての第2の走査レンズ35とは、ほぼ同じ構成である。
LDユニット21,22は、鉛直方向において異なる高さに配設されている。上側のLDユニット21から出射されたビームは、書込開始位置補正手段であるプリズム40を通過する。次に、途中の折り返しミラー23で下側LDユニット22から出射されたビームと同一方向に曲げられる。下側のLDユニット22から出射されたビームは折り返しミラー23に入射する前に書込開始位置補正手段であるプリズム41を通過して、折り返しミラー23を透過する。その後、LDユニット21のビーム、LDユニット22からのビームはそれぞれシリンダレンズ24,25に入射し、所定距離離れた上下2段のポリゴンミラー26,27の反射面近傍に集光する。
ポリゴンミラー26,27で偏向されたビームは、それぞれ、一体型あるいは2段に重ねられた第1の走査レンズ28,29でビーム整形される。その後、第2の走査レンズ30,35でfθ特性と所定のビームスポット径にビーム整形されて感光体ドラム1A,1Bの表面上を走査する。第1の走査レンズ28,29以降、2個の異なる感光体ドラム1A,1Bにビームを導くため光路が異なる。
上側のビームすなわち第1の走査レンズ28を透過したビームは、折り返しミラー31,32によって曲げられる。それから、長尺プラスチックレンズ上たる第2の走査レンズ30に入射する。そして、折り返しミラー33によってB方向のうち鉛直下方向に曲げられて感光体ドラム1B上をビームの走査方向である主走査方向に走査する。
下側のビームすなわち第1の走査レンズ29を透過したビームは、途中折り返しミラーに入射することなく、長尺プラスチックレンズ下たる第2の走査レンズ35に入射する。その後、2枚の折り返しミラー36,37によって光路を曲げられて、所定のドラム間ピッチの感光体ドラム1A上をビームの主走査方向に走査する。
以上のような光走査装置20により、画像処理部から出力される画像情報(第二画像情報)に応じたLDユニット21,22から照射されるパルス状のレーザービームを、感光体ドラム1A,1Bの表面上に走査することで、感光体ドラム1A,1Bの表面上には、ドット潜像が形成される。
次に、画像処理部の構成及び動作について説明する。
本実施形態における画像処理部は、画像読取部6の画像読取装置7で読み取った画像情報について画像処理する第一画像処理部100と、パソコン等の外部機器から送信されてくる画像情報について画像処理する第二画像処理部200とを有し、第一画像処理部100と第二画像処理部200とは独立したモジュールで構成されている。なお、以下の説明では、画素値は0以上255以下の整数値を取り、0がもっとも濃度が低く、255はもっとも濃度が高いとする。
図4は、本実施形態における第二画像処理部200の概略構成を示すブロック図である。
コンピュータ300内で動作するプリンタドライバ301は、複数の出力条件に基づいた描画命令を生成して、複合機1の第二画像処理部200に対して、描画命令を元に画像描画を行い出力するよう描画命令を送信する。第二画像処理部200では、コンピュータ300から受信した描画命令を描画命令保持領域202に書き込む。CPU201は、描画命令保持領域202に書き込まれた描画命令を順次取り出して解釈し、描画結果を描画結果保持領域203に格納する。描画命令を解釈して描画結果を描画結果保持領域203に格納する際の流れについては後述する。コンピュータ300から受信した描画命令中に、描画結果を印刷する命令がある場合は、描画結果保持領域203の描画結果を図示しないプリンタエンジンに送信して印刷する。
図5は、第二画像処理部200が描画命令を解釈して描画結果を描画結果保持領域に格納するまでの流れを示すフローチャートである。
CPU201は、描画命令保持領域202から取り出した描画命令を解釈する。オブジェクトが圧縮されている場合は伸長処理を行う(S1)。次に、コンピュータ300と複合機1とで視覚的に同じ出力が得られるようオブジェクトの色を調整する色合わせ処理を行う(S2)。次にRGB形式のオブジェクトをCMY形式のオブジェクトに変換する色変換処理を行う(S3)。次に、墨版生成および下色除去を行ってCMY形式のオブジェクトをCMYK形式のオブジェクトに変換するBG/UCR処理を行う(S4)。次に、オブジェクトが本複合機1に適した濃度特性を持つよう、C、M、Y、Kの各版毎に濃度を変換するガンマ変換処理を行う(S5)。次に、必要に応じて、オブジェクトを適当なサイズにするような変倍処理を行う(S6)。次に、オブジェクトをプリンタエンジンに適した色深度となるよう変換する中間調処理を行う(S7)。次に、オブジェクトを背景と重ね合わせて描画結果保持領域203に書き込むROP処理を行う。描画結果保持領域203に書き込んだ情報は、以降の描画命令において背景の一部として処理される。
以下、本発明の特徴部分である第一画像処理部100の構成及び動作を、複数の実施例を例に挙げて説明する。
〔実施例1〕
図1は、第一画像処理部100を構成する実施例1に係る画像処理装置を示す説明図である。
本実施例1に係る画像処理装置は、主走査方向および副走査方向の解像度が600dpiであり、各画素の濃度値データ(以下「画素値」という。)が256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る入力画像情報(第一画像情報)を受け付け、主走査方向および副走査方向の解像度が1200dpiであり、画素値が2種類の整数値(M=2)のいずれかを取る出力画像情報(第二画像情報)を出力するものである。
入力画像データバッファ部101は、処理対象画素の存在するラインを中心として上下ラインを含む計3ライン分の入力画像情報のデータ(入力画像データ)を保持する。
周辺状態情報算出部103は、周辺状態情報決定手段として機能し、入力画像データバッファ部101に保持された入力画像データを用いて、図6(a)〜(d)に示す処理対象画素周辺の左上、右上、左下、右下の4領域について、各領域内における処理対象画素を除いた3画素の画素値を加算する処理を行う。算出される各値が本実施例における周辺状態情報となる。
γ補正部104は、入力画像データのうちの処理対象画素の画素値に対して、γ補正処理、すなわち、濃度補正処理を行う。
修正入力値算出部105は、γ補正部104から受けた処理対象画素における画素値と、後述する量子化誤差和算出部110から得られた周辺画素の量子化誤差和との和である修正入力値を算出して、後段の処理に送るものである。
量子化部107は、修正入力値算出部105で算出した修正入力値を、予め設定された量子化閾値Th1,Th2,Th3,Th4と比較して、量子化値を決定する。よって、この量子化値(画素ごとの濃度値データ)は、5種類の整数値(L=5)のいずれかを取るものである。量子化部107に入力される修正入力値は、入力画像情報の画素値と同様、256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る画素値であり、その修正入力値の画素は600dpiの解像度に対応するものである。したがって、量子化部107は、入力画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとに5値の濃度値データを有する第三画像情報を、入力画像情報から生成するという第三画像情報生成手段として機能する。
本実施例1では、量子化閾値Th1,Th2,Th3,Th4が、それぞれ32、96、160、224である。なお、ここでは、量子化閾値Th1〜Th4の値を等間隔に設定した例を示したが、不均等に設定してもよいし、更には例えば閾値Th1と閾値Th2の値を一致させることで特定の量子化値を出力させない構成としてもよい。また、予め決められた閾値を用いる代わりに、処理対象画素の画素値に基づいて変動する閾値を用いるようにしてもよい。
図7は、量子化部107が量子化値を決定する手順を示すフローチャートである。
量子化部107は、まず、修正入力値算出部105で算出した修正入力値と、量子化閾値Th4との大小関係を比較する(S11)。ここで、修正入力値の方が量子化閾値Th4より大きいと判定した場合、255を量子化値とする(S12)。修正入力値が量子化閾値Th4以下であると判定した場合、次に、修正入力値と量子化閾値Th3との大小関係を比較する(S13)。ここで、修正入力値の方が量子化閾値Th3より大きいと判定した場合、191を量子化値とする(S14)。修正入力値が量子化閾値Th3以下であると判定した場合、修正入力値と量子化閾値Th2との大小関係を比較する(S15)。ここで、修正入力値の方が量子化閾値Th2より大きいと判定した場合、128を量子化値とする(S16)。修正入力値が量子化閾値Th2以下であると判定した場合、修正入力値と量子化閾値Th1との大小関係を比較する(S17)。ここで、修正入力値の方が量子化閾値Th1より大きいと判定した場合、64を量子化値とする(S18)。修正入力値が量子化閾値Th1以下であると判定した場合、0を量子化値とする(S19)。
次に、上記修正入力値の求め方について説明する。
量子化誤差算出部108は、上記修正入力値から上記量子化値を減じた値を算出し、その算出結果は、量子化誤差として量子化誤差バッファ109に格納される。
量子化誤差和算出部110は、量子化誤差バッファ109と図8に示す誤差マトリクスとを用いて、処理対象画素に関与する量子化誤差の和を算出する。図8において、xで示した位置が処理対象画素を意味する。例えば、処理対象画素の1ライン真上の画素の量子化誤差値が32であった場合、誤差マトリクス中のその画素に対応する値は4/32であるから、その画素から処理対象画素に関与する量子化誤差値は両者の積である4となる。このようにして、1つの処理対象画素に対して2ライン上の7画素、1ライン上の7画素、同一ラインの3画素の計17画素における量子化誤差値を量子化誤差バッファ109から読み出し、誤差マトリクスと積和演算を行うことで、処理対象画素に関与する量子化誤差和を算出して、その量子化誤差和を修正入力値算出部105へ送る。なお、図8の誤差マトリクスはすべての要素を加算したときに1となるように設計している。これは、発生した量子化誤差値を過不足なく周囲の画素で用いるためである。
また、本実施例1では、量子化誤差をフィードバックする量子化処理(誤差拡散処理)を採用しているが、このような誤差拡散処理を行わない単純5値化処理としてももよい。これは、後述する他の実施例においても同様である。
マッピング処理部111は、量子化部107で決定した処理対象画素の量子化値に基づいて、その処理対象画素に対応する出力画像情報中の対象画素群の各画素値を決定する。なお、本実施形態においては、入力画像情報の解像度が600dpiであり、出力画像情報の解像度が1200dpiであることから、入力画像情報中における1つの処理対象画素に対応する出力画像情報中の対象画素群は2画素×2画素で構成されることになる。マッピング処理部111は、量子化部107から出力される量子化値(画素ごとの濃度値データ)により特定される5値の画素値からなる600dpiの解像度をもった第三画像情報から、2値(0又は255)の画素値からなる1200dpiの解像度をもった出力画像情報を生成する第二画像情報生成手段として機能する。詳しくは、出力画像情報中の対象画素群に含まれる各画素値を、量子化部107から出力される処理対象画素の量子化値(画素値)と、後述する周辺状態情報算出部が算出した周辺状態情報とに基づいて決定する。
マッピング処理部111は、まず、5値の画素値をもつ600dpiの画像情報(第三画像情報)上における各画素に対応した出力画像情報の対象画素群内から、画素値を255とする画素(ドットオン画素)の個数Vを決定する。具体的には、量子化部107から出力された処理対象画素の量子化値(画素値)が0のときにはV=0とし、64のときにはV=1とし、128のときにはV=2とし、191のときにはV=3とし、255のときにはV=4をとする。このようにしてドットオン画素の個数Vを決定したら、周辺状態情報算出部103から出力される周辺状態情報により決まる順序に従って、対象画素群内のドットオン画素を決定する。
図9は、出力画像情報中における対象画素群を示す説明図である。
周辺状態情報算出部103で算出した周辺状態情報、すなわち、図6(a)〜(d)に示した処理対象画素周辺の左上、右上、左下、右下の各領域における処理対象画素を除いた3画素の画素値の合計に基づいて、図9に示す対象画素群の各画素A,B,C,Dの画素値の決定、言い換えればドットオン画素の決定を行う。具体的には、マッピング処理部111は、周辺状態情報算出部103から処理対象画素についての4つの周辺状態情報を受け取り、その4つの周辺状態情報について値が大きい順に順序を決める。図6(a)に示す左上領域についての周辺状態情報は、図9に示す対象画素群の左上に位置する画素Aに対応し、図6(b)に示す右上領域についての周辺状態情報は、図9に示す対象画素群の右上に位置する画素Bに対応し、図6(c)に示す右下領域についての周辺状態情報は、図9に示す対象画素群の右下に位置する画素Cに対応し、図6(d)に示す左下領域についての周辺状態情報は、図9に示す対象画素群の左下に位置する画素Dに対応する。そして、この対応関係に従い、4つの周辺状態情報の値が大きい順に、図9に示す対象画素群の画素をドットオン画素として決定していく。例えば、4つの周辺状態情報の値が図6(c)、図6(a)、図6(d)、図6(b)に示す領域の順で大きい場合、図9に示す対象画素群の右下画素C、左上画素A、左下画素D、右上画素Bの順に、ドットオン画素が決定される。この場合、決定されたドットオン画素の個数V=1の場合は、右下画素Cのみがドットオン画素となり、V=2の場合は右下画素Cと左上画素Aとがドットオン画素となり、V=3の場合は右下画素C、左上画素A、左下画素Dがドットオン画素となり、V=4の場合は全画素がドットオン画素となるように決定される。
以上のような画像処理を行うことにより、入力画像情報の処理対象画素に対応した出力画像情報中の対象画素群に含まれる各画素の画素値が、周辺状態情報算出部103により決定される周辺状態情報に基づいて決定されるので、低解像度の入力画像情報からでも解像性の高い出力画像を得ることができる。
しかも、本実施例1によれば、周辺状態情報算出部103における周辺状態情報の決定は、入力画像情報のすべての画素について行われる。すなわち、周辺状態情報の決定を行う前に、周辺状態情報の決定を行わない画素を選別するような前処理を行うことはない。特に、本実施例1における第一画像処理部100は、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報である画像読取装置7からの画像情報の画像処理を行うので、上記特許文献3における形状認識処理は無駄な前処理であり、このような前処理を省くことで、その分だけ処理負荷を軽減でき、かつ、処理速度を向上させることができる。
〔実施例2〕
次に、第一画像処理部100を構成する画像処理装置の他の実施例(以下「実施例2」という。)について説明する。
なお、上記実施例1と同様の部分については説明を省略する。
図10は、実施例2に係る画像処理装置を示す説明図である。
本実施例2に係る画像処理装置は、上記実施例1の場合と同様に、主走査方向および副走査方向の解像度が600dpiであり、各画素値が256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る入力画像情報(第一画像情報)を受け付け、主走査方向および副走査方向の解像度が1200dpiであり、画素値が2種類の整数値(M=2)のいずれかを取る出力画像情報(第二画像情報)を出力するものである。
本実施例2の画像処理装置は、上記実施例1の画像処理装置に対し、エッジ情報算出部102と量子化閾値決定部106が追加されている。また、入力画像データバッファ部101は、処理対象画素の存在するラインを中心として上下ラインを含む計5ライン分の入力画像データを保持する。エッジ情報算出部102は、入力画像データバッファ部101に保持された入力画像データを用いて、エッジ情報を算出する。本実施例2において、エッジ情報は、0または1の2段階とし、エッジ情報が1である場合の方が画像のエッジ度合いが高いものとする。
図11は、エッジ情報算出部102におけるエッジ情報の算出処理を示すフローチャートである。
図12(a)〜(d)は、処理対象画素を中心とした5画素×5画素の画素群において、縦、横、斜め(右上がりと左上がり)の計4つのエッジライン方向(濃薄変化方向に対して直交する方向)をそれぞれ特定するためのエッジ抽出フィルタである。
エッジ情報算出部102は、まず、各エッジライン方向に関するエッジ量を、入力画像情報中における処理対象画素及びその周辺画素の計5画素×5画素を参照し、図12(a)〜(d)に示す各エッジ抽出フィルタを用いてそれぞれフィルタ演算することにより算出する。詳しくは、各エッジ抽出フィルタについて、処理対象画素をエッジ抽出フィルタの中心に置き、入力画像情報における5画素×5画素の各画素値とエッジ抽出フィルタの対応位置の値とをそれぞれ乗算したものの総和を求め、その絶対値を各エッジライン方向のエッジ量とする。そして、このようにして算出した4つのエッジ量のうちの最大値と予め設定された閾値とを比較し、その大小関係に基づいてエッジ情報を算出する。本実施例2では、エッジ量の最大値が32以上であればエッジ情報を1として、それ以外の場合はエッジ情報を0とする。
周辺状態情報算出部103は、上記実施例1の場合と同様に、入力画像データバッファ部101に保持された入力画像データを用いて、図6(a)〜(d)に示す処理対象画素周辺の左上、右上、左下、右下の4領域について、各領域内における処理対象画素を除いた3画素の画素値を加算する処理を行う。算出される各値が本実施例における周辺状態情報となる。ここで、本実施例2においては、エッジ情報算出部102では処理対象画素を中心とした5画素×5画素の入力画像データを参照し、周辺状態情報算出部103では処理対象画素を中心とした3画素×3画素の入力画像データを参照する。そのため、入力画像データバッファ部101は、両者のいずれをも満たす、処理対象画素の存在するラインを中心として上下ラインを含む計5ライン分の入力画像データを保持すれば十分である。
また、γ補正部104は、上記実施例1の場合と同様に、入力画像データのうち処理対象画素の画素値に対して、γ補正処理、すなわち、濃度補正処理を行う。なお、本実施例2では図示していないが、エッジ情報算出部102により算出されたエッジ情報に応じて、濃度補正方法、もしくは濃度補正処理で用いるパラメータを切り替えるようにしてもよい。
量子化閾値決定部106は、エッジ情報算出部102が算出したエッジ情報に基づいて、量子化部107が処理対象画素を量子化する際に用いる量子化閾値を決定する。具体的には、エッジ情報が0の場合は、図13(a)〜(d)に示す量子化閾値マトリクスを元に量子化閾値を決定する。すなわち、図13(a)に示す量子化閾値マトリクスが量子化閾値Th1を決定する際に用いるものであり、図13(b)に示す量子化閾値マトリクスが量子化閾値Th2を決定する際に用いるものであり、図13(c)に示す量子化閾値マトリクスが量子化閾値Th3を決定する際に用いるものであり、図13(d)に示す量子化閾値マトリクスが量子化閾値Th4を決定する際に用いるものである。各量子化閾値マトリクス上で処理対象画素に対応する位置は、量子化結果画像(第三画像情報)に量子化閾値マトリクスをタイル状に繰り返し敷き詰めたとき、処理対象画素が量子化閾値マトリクス中のどの位置に相当するかにより決定する。なお、量子化結果画像(第三画像情報)は、入力画像情報と同じ解像度である主走査方向及び副走査方向とも600dpiである。
図13(a)〜(d)に示す量子化閾値マトリクスは、1200dpiにおいて200線のドット集中型の網点を形成するものである。すなわち、量子化閾値マトリクスのサイズが横w画素、縦h画素である場合、出力画像座標で横X、縦Yの処理対象画素に対しては、量子化閾値マトリクス座標で横軸(X[mod]w)、縦軸(Y[mod]h)に示す位置の閾値を用いる。ここで、modは剰余演算子であり、(X[mod]w)はXをwで割った時の余りを示す。例えば、図13(a)〜(d)に示す量子化閾値マトリクスは、w=h=3であるため、例えば、出力画像座標で(X、Y)=(7、5)の画素に対しては、量子化閾値マトリクス座標では(x、y)=(1、2)の位置の量子化閾値を用いることとなる。この場合、量子化閾値Th1,Th2,Th3,Th4は、それぞれ、128、131、152、155となる。
一方、エッジ情報が1の場合、画素位置によらず一定の閾値を用いる。この場合、本実施例2では、量子化閾値Th1,Th2,Th3,Th4は、それぞれ32、96、160、224とする。
ここで、例えば量子化閾値Th1と量子化閾値Th2とが同じ値である場合に出力される量子化値について考えると、量子化値64は出力されないことがわかる。なぜならば量子化値64が出力される条件は、修正入力値が量子化閾値Th2,Th3,Th4のいずれよりも大きくなく、かつ、修正入力値が量子化閾値Th1より大きいということである。すなわち、修正入力値は、量子化閾値Th2以下であり、かつTh1より大きいという条件を満たす必要があるが、量子化閾値Th1と量子化閾値Th2が等しい場合は常にこの条件は満たされない。このことから、量子化閾値64が出力されないことを望む場合は、量子化閾値Th1と量子化閾値Th2とを同じ値にすれば良い。
マッピング処理部111は、エッジ情報算出部102で算出したエッジ情報と、量子化部107で決定した処理対象画素の量子化値(画素値)に基づいて、対象画素群の各画素の画素値、言い換えるとドットオン画素を決定する。具体的には、マッピング処理部111は、まず、上記実施例1の場合と同様に、ドットオン画素の個数Vを決定する。
次に、エッジ情報が0の場合は、図14に記載のマトリクスを用いて、図9に示した対象画素群の各画素A,B,C,Dの画素値を決定する。すなわち、処理対象画素が図14に示すマトリクス上のどの位置に当てはまるのかを、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置を元に決定し、その位置における2×2マスに記述された番号を、処理対象が素の対象画素群におけるドットオン画素の決定順序として決定する。例えば、処理対象画素の位置が図14のマトリクス上の右下に示す太枠で示す2×2マスに対応する場合、ドットオン画素の決定順序は、そのマスに記述されているとおり、右下画素D、左上画素A、右上画素B、左下画素Cの順となる。この場合、決定されたドットオン画素の個数V=1の場合は、右下画素Dのみがドットオン画素となり、V=2の場合は右下画素Dと左上画素Aとがドットオン画素となり、V=3の場合は右下画素D、左上画素A、右上画素Bがドットオン画素となり、V=4の場合は全画素がドットオン画素となるように決定される。
一方、エッジ情報が1の場合は、上記実施例1の場合と同様に、周辺状態情報算出部103で算出した周辺状態情報に基づいて図9に示す対象画素群の各画素A,B,C,Dの画素値を決定する。
なお、本実施例2においては、エッジ情報が0か1の2段階を取るものであったが、これに限らず3以上の段階数を取るものであってもよい。
〔実施例3〕
次に、第一画像処理部100を構成する画像処理装置の更に他の実施例(以下「実施例3」という。)について説明する。
なお、上記実施例2と同様の部分については説明を省略する。
図15は、実施例3に係る画像処理装置を示す説明図である。
本実施例3に係る画像処理装置は、主走査方向および副走査方向の解像度が600dpiであり、各画素値が256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る入力画像情報(第一画像情報)を受け付け、主走査方向および副走査方向の解像度が1200dpiであり、画素値が4種類の整数値(M=4)のいずれかを取る出力画像情報(第二画像情報)を出力するものである。
具体的には、マッピング処理部111から出力される出力画像情報の画素値は0、85、170、255の4値のうちのいずれかとし、量子化部107から出力される第三画像情報の量子化値(画素値)は0、21、43、64、85、106、128、149、170、191、213、234、255の13値のうちのいずれかとする。よって、量子化閾値決定部106では、利用する12段階の量子化閾値を決定し、量子化部107でその量子化閾値を元に13値に量子化処理を行う。
マッピング処理部111は、エッジ情報が1の場合、量子化部107から出力される処理対象画素の量子化値(画素値)に基づき、周辺状態情報算出部103で算出した周辺状態情報から求められるドットオン画素の決定順序に応じて、図9に示す対象画素群の各画素A,B,C,Dの画素値を決定する。例えば、4つの周辺状態情報の値が図6(c)、図6(a)、図6(d)、図6(b)に示す領域の順で大きい場合で、量子化値が106である場合を例に挙げて説明する。この場合、決定されたドットオン画素の個数Vは2であり、図9に示す対象画素群の右下画素C、左上画素A、左下画素D、右上画素Bの順に、ドットオン画素が決定されることになる。そして、図16に示すテーブルデータに従い、ドットオン画素の決定順序(ドット発生順序)が1番目である右下画素Cは画素値を255とし、ドット発生順序が2番目である左上画素Aは画素値を170とする。なお、ドット発生順序が3番目と4番目である左下画素Dと右上画素Bの画素値は0である。
ここで、本実施例3では、1200dpiの解像度をもつ出力画像情報の画素値は0、85、170、255のいずれかの値をとる。この場合、600dpiの量子化画像(第三画像情報)の処理対象画素に対応する対象画素群(2画素×2画素)内の画素値の平均値は、13種類の量子化値(画素値)のうちのいずれかの値をとる。なぜならば、出力画像情報の単位面積当たりの画素数をp、階調数をL、同じ面積当たりの量子化画像の画素数をqとしたとき、量子化画像の1画素に対応する画像濃度の種類数Mは、M=p÷q×(L−1)+1で表され、p÷q=4、L=4の場合、M=13であるためである。対象画素群内の画素値の平均値がとり得る種類をすべて列挙すると、0、21.25、42.5、63.75、85、106.25、127.5、148.75、170、191.25、212.5、233.75、255の13通りの値のいずれかとなることが確認できる。すなわち、量子化された画像(第三画像情報)を600dpiの13値とすることで、画素値情報を過不足なく1200dpiの2値にマッピングできる。すなわち、量子化画像と出力画像それぞれの画素値と階調数の関係、p×(L−1)=q×(M−1)を満たすことで、量子化された画像の画素値情報を過不足なく出力画像にマッピングできる。
〔実施例4〕
次に、第一画像処理部100を構成する画像処理装置の更に他の実施例(以下「実施例4」という。)について説明する。
なお、上記実施例3と同様の部分については説明を省略する。
図17は、実施例4に係る画像処理装置を示す説明図である。
本実施例4に係る画像処理装置は、主走査方向および副走査方向の解像度が600dpiであり、各画素値が256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る入力画像情報(第一画像情報)を受け付け、主走査方向および副走査方向の解像度が2400dpiであり、画素値が2種類の整数値(M=2)のいずれかを取る出力画像情報(第二画像情報)を出力するものである。
具体的には、マッピング処理部111から出力される出力画像情報の画素値は0、255の2値のうちのいずれかとし、量子化部107から出力される第三画像情報の量子化値(画素値)は0、16、32、48、64、80、96、112、128、143、159、175、191、207、223、239、255の17値のうちのいずれかとする。よって、量子化閾値決定部106では、利用する16段階の量子化閾値を決定し、量子化部107でその量子化閾値を元に17値に量子化処理を行う。
本実施例4では、1つの処理対象画素に対応する対象画素群は4画素×4画素の計16画素から構成される。マッピング処理部111は、まず、処理対象画素に対応する対象画素群(4画素×4画素)内におけるドットオン画素の個数Vを決定する。具体的には、量子化部107から出力され得る処理対象画素の量子化値0、16、32、48、64、80、96、112、128、143、159、175、191、207、223、239、255に対し、それぞれ、画素の個数Vを0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16と決定する。
次に、マッピング処理部111は、エッジ情報が1の場合、量子化部107から出力される処理対象画素の量子化値(画素値)に基づき、周辺状態情報算出部103で算出した周辺状態情報から求められるドットオン画素の決定順序に応じて、図18に示す対象画素群を構成する16画素の各画素値を決定する。具体的には、マッピング処理部111は、周辺状態情報算出部103から処理対象画素についての4つの周辺状態情報を受け取り、その4つの周辺状態情報について値が大きい順に順序を決める。図6(a)に示す左上領域についての周辺状態情報は、図18に示す対象画素群の左上領域に位置するサブ画素群Aに対応し、図6(b)に示す右上領域についての周辺状態情報は、図18に示す対象画素群の右上領域に位置するサブ画素群Bに対応し、図6(c)に示す右下領域についての周辺状態情報は、図18に示す対象画素群の右下領域に位置するサブ画素群Cに対応し、図6(d)に示す左下領域についての周辺状態情報は、図18に示す対象画素群の左下領域に位置するサブ画素群Dに対応する。そして、この対応関係に従い、4つの周辺状態情報の値が大きい順に、図14に示す対象画素群のサブ画素群の順序を決定する。
そして、各サブ領域内のドットオン画素の決定順序を示す図19の各テーブルデータにに従って、対象画素群内のドットオン画素を最終的に決定する。ここで、サブ画素群Aに対しては、サブ画素群Dの順番がサブ画素群Aの順番よりも後の場合は、テーブル15A1を用いてサブ画素群A内のドットオン画素の決定順序を決定し、そうでない場合はテーブル15A2を用いてサブ画素群A内のドットオン画素の決定順序を決定する。同様に、サブ画素群Bに対しては、サブ画素群Cの順番がサブ画素群Bの順番よりも後の場合は、テーブル15B1を用いてサブ画素群B内のドットオン画素の決定順序を決定し、そうでない場合はテーブル15B2を用いてサブ画素群B内のドットオン画素の決定順序を決定する。同様に、サブ画素群Cに対しては、サブ画素群Bの順番がサブ画素群Cの順番よりも後の場合は、テーブル15C1を用いてサブ画素群C内のドットオン画素の決定順序を決定し、そうでない場合はテーブル15C2を用いてサブ画素群B内のドットオン画素の決定順序を決定する。同様に、サブ画素群Dに対しては、サブ画素群Aの順番がサブ画素群Dの順番よりも後の場合は、テーブル15D1を用いてサブ画素群D内のドットオン画素の決定順序を決定し、そうでない場合はテーブル15D2を用いてサブ画素群D内のドットオン画素の決定順序を決定する。
このとき、例えば、サブ画素群Aとサブ画素群Dとのうち順番が後ろとなるサブ画素群内では、順番が先のサブ画素群に近い画素が優先的にドットオン画素となり、順番が先のサブ画素群内では順眼が後ろのサブ画素順に遠い画素が優先的にドットオン画素となることで、ドットオン画素を隣接して発生させることができる。前者については、順番が後ろのサブ画素群内で1画素以上ドットオン画素が存在する場合は順番が先のサブ画素群内では必ずドットオン画素が存在するため、順番が先の領サブ画素群に近い画素をドットオン画素とすることで、ドットオン画素を隣接して発生させることとなるためである。後者については、順番が先のサブ画素群内で1画素以上4画素未満のドットオン画素が存在する場合は、順番が後ろのサブ画素群内では必ずドットオン画素が存在しないので、順番が後ろのサブ画素群に近づけてもドットオン画素を隣接させることにはならない。しかし、600dpiの1画素の境界をまたいで隣接する画素位置では、ドットオン画素が存在する可能性があるので、そちらに隣接させることでドットオン画素を隣接させられる可能性があるためである。
本実施例4において、例えば、4つの周辺状態情報の値が図6(c)、図6(d)、図6(b)、図6(a)に示す領域の順で大きい場合で、量子化値が96である場合を例に挙げて説明する。この場合、決定されたドットオン画素の個数Vは6であり、図18に示す対象画素群の右下のサブ画素群C、左下のサブ画素群D、右上のサブ画素群B、左上のサブ画素群Aの順にサブ画素群の順番が決まる。そして、順番が1番目のサブ画素群Cについてはその4画素すべてがドットオン画素として決定された上で、順番が2番目のサブ画素群Dについてはその4画素のうち、図19に示すテーブル15D1に従って右下に位置する画素と左下に位置する画素の2画素がドットオン画素として決定される。その結果、入力画像情報の処理対象画素に対応する出力画像情報の対象画素群中のドットオン画素の配置は、図20に示すようになる。
なお、本実施例4においては17値の量子化処理を行ったが、このうちある値、例えば16を取らない構成、すなわち、0、32、48、64、80、96、112、128、143、159、175、191、207、223、239、255の16値に量子化処理を行う構成であってもよい。量子化値が17値の場合は、1画素の量子化値と5bitのコードとを図21(a)に示すテーブルによって対応づけることになるが、量子化値が16値の場合、図21(b)に示すテーブルによって1画素の量子化値は4bitのコードで表現できる。
以上、本実施形態の画像処理装置は、画素ごとにN値(N=256)の濃度値データ(画素値)を有する低解像度(600dpi)の第一画像情報である入力画像情報の入力を受け付け、受け付けた入力画像情報を、画素ごとにM値(実施例1、2及び4ではM=2、実施例3ではM=4)(M<N)の画素値を有する高解像度(実施例1、2及び3では1200dpi、実施例4では2400dpi)の第二画像情報である出力画像情報に変換して出力する画像処理装置において、上記入力画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(実施例1及び2ではL=5、実施例3ではL=13、実施例4ではL=17)(M<L<N)の画素値を有する第三画像情報(量子化画像情報)を、入力画像情報から生成する第三画像情報生成手段としての量子化部107と、入力画像情報のすべての画素について、その入力画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定手段としての周辺状態情報算出部103と、出力画像情報中における処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の画素値を、第三画像情報中における処理対象画素に対応した画素の画素値と、周辺状態情報算出部103が算出した周辺状態情報とに基づいて決定し、出力画像情報を生成する第二画像情報生成手段としてのマッピング処理部111とを有する。このような構成を有する画像処理装置によれば、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明である入力画像情報を、解像性の高い高解像度の出力画像情報に変換することができ、かつ、定常的な処理負荷の増大や処理速度の遅延が発生することを防止できるという効果が得られる。
なお、必ずしも入力画像情報のすべての画素について周辺状態情報を決定するものでなくても、原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置7が読み取った画像情報を入力画像情報として画像処理する画像処理装置であれば、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態においては、マッピング処理部111は、対象画素群の画素値分布状態が、その対象画素群に対応する処理対象画像の周辺画素における濃度値分布と同様となるように、その対象画素群に含まれる各画素の画素値を決定している。したがって、出力画像情報の濃度値分布が入力画像情報の濃度値分布を反映した、入力画像情報に対する忠実性の高い出力画像が得られる。特に、エッジ部において濃度の高い方向にドットを寄せるよう配列されることで濃度の高い領域と低い領域とがはっきり分かれやすくなって鮮鋭性に優れた画像を得ることができる。
また、本実施形態における実施例2〜4においては、入力画像情報から、処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段としてのエッジ情報算出部102を有し、マッピング処理部111が、対象画素群に含まれる各画素の画素値を、第三画像情報中における処理対象画素に対応した画素の画素値と、周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報と、エッジ情報算出部102が算出したエッジ情報とに基づいて決定する。したがって、入力画像特性に応じた画像処理が可能となるため、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、エッジ情報に基づいて出力画像の画素分布が入力画像の画素分布を反映するための処理を行うか否かを切り替えることが可能となり、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。
また、本実施形態における実施例2〜4においては、エッジ情報算出部102が処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素が、周辺状態情報算出部103が処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素の少なくとも一部と重複しているので、参照のために必要なメモリ領域を共用でき、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることをも可能にする構成を低コストで得ることができる。特に、本実施形態における実施例2〜4においては、周辺状態情報算出部103が処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、エッジ情報算出部102が処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれているので、低コスト化を実現できる。
なお、エッジ情報算出部102が処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素のすべてが、周辺状態情報算出部103が処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれるように構成しても、同様に低コスト化を実現できる。
また、本実施形態において、量子化部107は、量子化誤差算出部108、量子化誤差バッファ109、量子化誤差和算出部110及び修正入力値算出部105と協働して、誤差補償型の中間調処理を用いて入力画像情報から第三画像情報を生成する。したがって、入力画像情報の平均濃度を高度に再現した出力画像情報を得られるため、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、入力画像に対する忠実性の高い出力画像を得ることができる。特に、実施例2〜4のように、入力画像情報から、処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段としてのエッジ情報算出部102を設け、量子化部107が行う上記中間調処理を、処理対象画素に対応するエッジ情報に基づいて選択される閾値を利用したものとすれば、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、粒状性に優れた画像を望む領域に対しては所定のスクリーンを形成することで対応できることで、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。
また、本実施形態の実施例2〜4においては、量子化部107は、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値と、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値とのうち、少なくともいずれかの閾値を利用する中間調処理を用いて、入力画像情報から第三画像情報を生成する。これにより、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、粒状性に優れた画像を望む領域に対しては所定のスクリーンを形成することで対応できることで、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。特に、入力画像情報から、処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段としてのエッジ情報算出部102を設け、量子化部107は、処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものである場合には、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値を利用した中間調処理を行い、処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものではない場合には、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用した中間調処理を行うことで、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、エッジではない領域に対しては所定のスクリーンを形成することで粒状性に優れた出力画像を得られることで、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。また、マッピング処理部111が、量子化部107が入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用する中間処理を行う場合に、周辺状態情報を用いないで対象画素群に含まれる各画素の画素値を決定するようにすれば、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、マッピング処理が有効でない領域に対して出力画像の画素分布が入力画像の画素分布を反映するための処理を行うか否かを切り替えることが可能となり、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。
また、本実施形態における実施例2〜4においては、入力画像情報から、処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段としてのエッジ情報算出部102を有し、マッピング処理部111は、エッジ情報算出部102が算出したエッジ情報がエッジを示すものではない場合、周辺状態情報を用いないで対象画素群に含まれる各画素の画素値を決定するようにすれば、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、エッジでない領域においては出力画像の画素分布が入力画像の画素分布を反映するための処理を行うか否かを切り替えることが可能となり、例えばエッジでない領域で所定のスクリーン形状を形成できるといった、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。
また、本実施形態においては、第三画像情報に基づく画像の単位面積当たりの画素数をpとし、出力画像情報に基づく画像の同一面積当たりの画素数をqとしたとき、p×(L−1)=q×(M−1)を満たすので、量子化された第三画像情報の画素値情報を過不足なく出力画像情報にマッピングできるため、鮮鋭性に優れた画像を効率よく得ることができる。
実施形態に係る複合機の第一画像処理部を構成する実施例1に係る画像処理装置を示す説明図。 同複合機の概略構成を示す説明図。 同複合機における光走査装置の概略構成を示す説明図。 同複合機における第二画像処理部の概略構成を示すブロック図。 同第二画像処理部が描画命令を解釈して描画結果を描画結果保持領域に格納するまでの流れを示すフローチャート。 (a)〜(d)は、処理対象画素周辺の左上、右上、左下、右下の4領域を表す一例のイメージ図。 実施例1における量子化部が量子化値を決定する手順を示すフローチャート。 誤差拡散処理において処理対象画素に関与する量子化誤差の和を算出するために用いる誤差マトリクスの一例を示す表である。 実施例1における出力画像情報中の対象画素群を示す説明図。 実施例2に係る画像処理装置を示す説明図。 同画像処理装置のエッジ情報算出部におけるエッジ情報の算出処理を示すフローチャート。 (a)〜(d)は、各エッジライン方向についてのエッジ抽出フィルタの一例を示す図。 (a)〜(d)は、量子化閾値マトリクスの一例を示す図。 同画像処理装置において対象画素群の4画素の画素値を決定するために用いるマトリクスの一例を示す図。 実施例3に係る画像処理装置を示す説明図。 実施例3においてドットオン画素の決定順序を決めるために用いるテーブルデータの一例を示す図。 実施例4に係る画像処理装置を示す説明図。 実施例4における出力画像情報中の対象画素群を示す説明図。 実施例4においてドットオン画素の決定順序を決めるために用いるテーブルデータの一例を示す図。 実施例4において出力画像情報の対象画素群中のドットオン画素の配置の一例を示す図。 (a)は、量子化値が17値の場合の量子化値と5bitのコードとの対応関係を示す表。(b)は、量子化値が16値の場合の量子化値と4bitのコードとの対応関係を示す表。
符号の説明
1 複合機
1A,2A,3A,4A 感光体ドラム
1B,2B,3B,4B 帯電装置
1D,2D,3D,4D 現像装置
5 転写ベルト
6 画像読取部
7 画像読取装置
8A,8B,8C,8D 転写装置
10 給紙装置
14 定着装置
20 光走査装置
100 第一画像処理部
101 入力画像データバッファ部
102 エッジ情報算出部
103 周辺状態情報算出部
104 γ補正部
105 修正入力値算出部
106 量子化閾値決定部
107 量子化部
108 量子化誤差算出部
109 量子化誤差バッファ
110 量子化誤差和算出部
111 マッピング処理部
200 第二画像処理部
202 描画命令保持領域
203 描画結果保持領域
300 コンピュータ
301 プリンタドライバ

Claims (20)

  1. 画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換して出力する画像処理装置において、
    上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成手段と、
    上記第一画像情報のすべての画素について、該第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定手段と、
    上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であって画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の画像情報である第一画像情報を、該画像読取装置から受信し、受信した第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換して出力する画像処理装置において、
    上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成手段と、
    上記第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定手段と、
    上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は2の画像処理装置において、
    上記第二画像情報生成手段は、上記対象画素群の濃度値分布状態が、該対象画素群に対応する上記処理対象画像の周辺画素における濃度値分布と同様となるように、該対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1、2又は3の画像処理装置において、
    上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、
    上記第二画像情報生成手段は、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報と、上記エッジ情報決定手段が決定したエッジ情報とに基づいて決定することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4の画像処理装置において、
    上記エッジ情報決定手段が上記処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素は、上記周辺状態情報決定手段が該処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素の少なくとも一部と重複していることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項4の画像処理装置において、
    上記周辺状態情報決定手段が上記処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、上記エッジ情報決定手段が該処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれていることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項4の画像処理装置において、
    上記エッジ情報決定手段が上記処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、上記周辺状態情報決定手段が該処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれていることを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7の画像処理装置において、
    上記第三画像情報生成手段は、誤差補償型の中間調処理を用いて上記第一画像情報から上記第三画像情報を生成することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項8の画像処理装置において、
    上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、
    上記第三画像情報生成手段が行う上記中間調処理は、上記処理対象画素に対応するエッジ情報に基づいて選択される閾値を利用したものであることを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の画像処理装置において、
    上記第三画像情報生成手段は、上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値と、上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値とのうち、少なくともいずれかの閾値を利用する中間調処理を用いて、上記第一画像情報から上記第三画像情報を生成することを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項10の画像処理装置において、
    上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、
    上記第三画像情報生成手段は、上記処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものである場合には、上記第一画像情報中における該処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値を利用した中間調処理を行い、上記処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものではない場合には、上記第一画像情報中における該処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用した中間調処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  12. 請求項10又は11の画像処理装置において、
    上記第二画像情報生成手段は、上記第三画像情報生成手段が上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用する中間処理を行う場合、該処理対象画素の画素位置情報に基づいて、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とする画像処理装置。
  13. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12の画像処理装置において、
    上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、
    上記第二画像情報生成手段は、上記エッジ情報決定手段が決定したエッジ情報がエッジを示すものではない場合、該処理対象画素の画素位置情報に基づいて、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とする画像処理装置。
  14. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13の画像処理装置において、
    上記第三画像情報に基づく画像の単位面積当たりの画素数をpとし、上記第二画像情報に基づく画像の同一面積当たりの画素数をqとしたとき、p×(L−1)=q×(M−1)を満たすことを特徴とする画像処理装置。
  15. 入力を受け付けた第一画像情報を第二画像情報に変換して出力する画像処理部と、
    該画像処理部から出力された第二画像情報に基づく画像を記録体上に形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、
    上記画像処理部として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14の画像処理装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項15の画像形成装置において、
    原稿画像の画像情報を読み取り、読み取った画像情報である第一画像情報を送信する画像読取部を有し、
    上記画像処理部は、該画像読取部から送信された第一画像情報を受信し、受信した第一画像情報を第二画像情報に変換して出力することを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項16の画像形成装置において、
    外部機器から送信される画像情報を受信する受信部と、
    該受信部が受信した画像情報を第二画像情報に変換して出力する第二の画像処理部とを有し、
    該第二の画像処理部と上記画像処理部とを別体に構成したことを特徴とする画像形成装置。
  18. 画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法において、
    上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成工程と、
    上記第一画像情報のすべての画素について、該第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定工程と、
    上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定工程で決定された周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  19. 原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であって画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の画像情報である第一画像情報を、該画像読取装置から受信し、受信した第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法において、
    上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成工程と、
    上記第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定工程と、
    上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定工程で決定された周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  20. 画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法により生成された該第二画像情報に基づく画像を記録体上に形成する画像形成方法において、
    上記画像処理方法として、請求項18又は19の画像処理方法を用いたことを特徴とする画像処理方法。
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JP2006191458A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法

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