JP2008078789A - 画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像処理方法及びこれを用いた画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】N値の画素値をもつ低解像度の入力画像情報を、M値(M<N)の画素値をもつ高解像度の出力画像情報に変換して出力する画像処理装置において、入力画像情報と同一解像度でL値(M<L<N)の画素値をもつ第三画像情報を第一画像情報から生成し、第一画像情報のすべての画素について処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から当該処理対象画素の周辺状態情報を決定し、出力画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の画素値を、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の画素値とその周辺状態情報とに基づいて決定する。
【選択図】図1
Description
また、請求項2の発明は、原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であって画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の画像情報である第一画像情報を、該画像読取装置から受信し、受信した第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換して出力する画像処理装置において、上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成手段と、上記第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定手段と、上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の画像処理装置において、上記第二画像情報生成手段は、上記対象画素群の濃度値分布状態が、該対象画素群に対応する上記処理対象画像の周辺画素における濃度値分布と同様となるように、該対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3の画像処理装置において、上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、上記第二画像情報生成手段は、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報と、上記エッジ情報決定手段が決定したエッジ情報とに基づいて決定することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像処理装置において、上記エッジ情報決定手段が上記処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素は、上記周辺状態情報決定手段が該処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素の少なくとも一部と重複していることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4の画像処理装置において、上記周辺状態情報決定手段が上記処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、上記エッジ情報決定手段が該処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれていることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項4の画像処理装置において、上記エッジ情報決定手段が上記処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、上記周辺状態情報決定手段が該処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれていることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6又は7の画像処理装置において、上記第三画像情報生成手段は、誤差補償型の中間調処理を用いて上記第一画像情報から上記第三画像情報を生成することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像処理装置において、上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、上記第三画像情報生成手段が行う上記中間調処理は、上記処理対象画素に対応するエッジ情報に基づいて選択される閾値を利用したものであることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の画像処理装置において、上記第三画像情報生成手段は、上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値と、上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値とのうち、少なくともいずれかの閾値を利用する中間調処理を用いて、上記第一画像情報から上記第三画像情報を生成することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の画像処理装置において、上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、上記第三画像情報生成手段は、上記処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものである場合には、上記第一画像情報中における該処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値を利用した中間調処理を行い、上記処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものではない場合には、上記第一画像情報中における該処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用した中間調処理を行うことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項10又は11の画像処理装置において、上記第二画像情報生成手段は、上記第三画像情報生成手段が上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用する中間処理を行う場合、該処理対象画素の画素位置情報に基づいて、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12の画像処理装置において、上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、上記第二画像情報生成手段は、上記エッジ情報決定手段が決定したエッジ情報がエッジを示すものではない場合、該処理対象画素の画素位置情報に基づいて、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13の画像処理装置において、上記第三画像情報に基づく画像の単位面積当たりの画素数をpとし、上記第二画像情報に基づく画像の同一面積当たりの画素数をqとしたとき、p×(L−1)=q×(M−1)を満たすことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、入力を受け付けた第一画像情報を第二画像情報に変換して出力する画像処理部と、該画像処理部から出力された第二画像情報に基づく画像を記録体上に形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、上記画像処理部として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14の画像処理装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、請求項15の画像形成装置において、原稿画像の画像情報を読み取り、読み取った画像情報である第一画像情報を送信する画像読取部を有し、上記画像処理部は、該画像読取部から送信された第一画像情報を受信し、受信した第一画像情報を第二画像情報に変換して出力することを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項16の画像形成装置において、外部機器から送信される画像情報を受信する受信部と、該受信部が受信した画像情報を第二画像情報に変換して出力する第二の画像処理部とを有し、該第二の画像処理部と上記画像処理部とを別体に構成したことを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法において、上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成工程と、上記第一画像情報のすべての画素について、該第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定工程と、上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定工程で決定された周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成工程とを有することを特徴とするものである。
また、請求項19の発明は、原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であって画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の画像情報である第一画像情報を、該画像読取装置から受信し、受信した第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法において、上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成工程と、上記第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定工程と、上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定工程で決定された周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成工程とを有することを特徴とするものである。
また、請求項20の発明は、画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法により生成された該第二画像情報に基づく画像を記録体上に形成する画像形成方法において、上記画像処理方法として、請求項18又は19の画像処理方法を用いたことを特徴とするものである。
そして、請求項1や請求項18に係る発明において、周辺状態情報の決定は、第一画像情報のすべての画素について行われる。すなわち、上記特許文献3に記載の画像処理方法のような形状認識処理を行う場合のように、第一画像情報中の画素のうち周辺状態情報の決定を行わないというようなことはしない。したがって、請求項1や請求項18に係る発明を、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報の画像処理に利用すれば、形状認識処理のように無駄となる処理を省くことができるので、その分だけ処理負荷を軽減でき、かつ、処理速度を向上させることができる。
また、請求項2や請求項19に係る発明においては、画像処理対象である第一画像情報が、原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であるため、請求項2や請求項19に係る発明は、画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報の画像処理に利用される。このような画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報に対しては、上記特許文献3に記載の画像処理方法のような形状認識処理が上述したように有効に機能しないため、このような形状認識処理を行うことはない。したがって、請求項2や請求項19に係る発明においては、形状認識処理を行わない分だけ処理負荷を軽減でき、かつ、処理速度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、複写機とプリンタとの複合機であるため、画像読取部6で読み取った画像情報に基づいて画像形成を行うほか、パソコン等の外部機器から送信されてくる画像情報に基づいて画像形成を行うが、本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの他の画像形成装置にも適用できることは言うまでもない。
この複合機1は、一般にコピー等に用いられる普通紙の他、OHPシートや、カード、ハガキ等の厚紙や、封筒等のいずれをもシート状の記録体Sとして画像形成を行うことが可能である。
本実施形態の光走査装置20は、走査レンズ方式を採用しているが、走査レンズ、走査ミラー方式のいずれであってもよい。また、光走査装置20は、実質的に、偏向手段としてのポリゴンミラー26,27を中心に左右対称に構成されているので、図3においては、図示の便宜上、ポリゴンミラー26,27を中心した片側のみを図示している。以下の説明では、その片側部分についてのみ説明する。
下側のビームすなわち第1の走査レンズ29を透過したビームは、途中折り返しミラーに入射することなく、長尺プラスチックレンズ下たる第2の走査レンズ35に入射する。その後、2枚の折り返しミラー36,37によって光路を曲げられて、所定のドラム間ピッチの感光体ドラム1A上をビームの主走査方向に走査する。
本実施形態における画像処理部は、画像読取部6の画像読取装置7で読み取った画像情報について画像処理する第一画像処理部100と、パソコン等の外部機器から送信されてくる画像情報について画像処理する第二画像処理部200とを有し、第一画像処理部100と第二画像処理部200とは独立したモジュールで構成されている。なお、以下の説明では、画素値は0以上255以下の整数値を取り、0がもっとも濃度が低く、255はもっとも濃度が高いとする。
コンピュータ300内で動作するプリンタドライバ301は、複数の出力条件に基づいた描画命令を生成して、複合機1の第二画像処理部200に対して、描画命令を元に画像描画を行い出力するよう描画命令を送信する。第二画像処理部200では、コンピュータ300から受信した描画命令を描画命令保持領域202に書き込む。CPU201は、描画命令保持領域202に書き込まれた描画命令を順次取り出して解釈し、描画結果を描画結果保持領域203に格納する。描画命令を解釈して描画結果を描画結果保持領域203に格納する際の流れについては後述する。コンピュータ300から受信した描画命令中に、描画結果を印刷する命令がある場合は、描画結果保持領域203の描画結果を図示しないプリンタエンジンに送信して印刷する。
CPU201は、描画命令保持領域202から取り出した描画命令を解釈する。オブジェクトが圧縮されている場合は伸長処理を行う(S1)。次に、コンピュータ300と複合機1とで視覚的に同じ出力が得られるようオブジェクトの色を調整する色合わせ処理を行う(S2)。次にRGB形式のオブジェクトをCMY形式のオブジェクトに変換する色変換処理を行う(S3)。次に、墨版生成および下色除去を行ってCMY形式のオブジェクトをCMYK形式のオブジェクトに変換するBG/UCR処理を行う(S4)。次に、オブジェクトが本複合機1に適した濃度特性を持つよう、C、M、Y、Kの各版毎に濃度を変換するガンマ変換処理を行う(S5)。次に、必要に応じて、オブジェクトを適当なサイズにするような変倍処理を行う(S6)。次に、オブジェクトをプリンタエンジンに適した色深度となるよう変換する中間調処理を行う(S7)。次に、オブジェクトを背景と重ね合わせて描画結果保持領域203に書き込むROP処理を行う。描画結果保持領域203に書き込んだ情報は、以降の描画命令において背景の一部として処理される。
図1は、第一画像処理部100を構成する実施例1に係る画像処理装置を示す説明図である。
本実施例1に係る画像処理装置は、主走査方向および副走査方向の解像度が600dpiであり、各画素の濃度値データ(以下「画素値」という。)が256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る入力画像情報(第一画像情報)を受け付け、主走査方向および副走査方向の解像度が1200dpiであり、画素値が2種類の整数値(M=2)のいずれかを取る出力画像情報(第二画像情報)を出力するものである。
周辺状態情報算出部103は、周辺状態情報決定手段として機能し、入力画像データバッファ部101に保持された入力画像データを用いて、図6(a)〜(d)に示す処理対象画素周辺の左上、右上、左下、右下の4領域について、各領域内における処理対象画素を除いた3画素の画素値を加算する処理を行う。算出される各値が本実施例における周辺状態情報となる。
γ補正部104は、入力画像データのうちの処理対象画素の画素値に対して、γ補正処理、すなわち、濃度補正処理を行う。
修正入力値算出部105は、γ補正部104から受けた処理対象画素における画素値と、後述する量子化誤差和算出部110から得られた周辺画素の量子化誤差和との和である修正入力値を算出して、後段の処理に送るものである。
量子化部107は、まず、修正入力値算出部105で算出した修正入力値と、量子化閾値Th4との大小関係を比較する(S11)。ここで、修正入力値の方が量子化閾値Th4より大きいと判定した場合、255を量子化値とする(S12)。修正入力値が量子化閾値Th4以下であると判定した場合、次に、修正入力値と量子化閾値Th3との大小関係を比較する(S13)。ここで、修正入力値の方が量子化閾値Th3より大きいと判定した場合、191を量子化値とする(S14)。修正入力値が量子化閾値Th3以下であると判定した場合、修正入力値と量子化閾値Th2との大小関係を比較する(S15)。ここで、修正入力値の方が量子化閾値Th2より大きいと判定した場合、128を量子化値とする(S16)。修正入力値が量子化閾値Th2以下であると判定した場合、修正入力値と量子化閾値Th1との大小関係を比較する(S17)。ここで、修正入力値の方が量子化閾値Th1より大きいと判定した場合、64を量子化値とする(S18)。修正入力値が量子化閾値Th1以下であると判定した場合、0を量子化値とする(S19)。
量子化誤差算出部108は、上記修正入力値から上記量子化値を減じた値を算出し、その算出結果は、量子化誤差として量子化誤差バッファ109に格納される。
量子化誤差和算出部110は、量子化誤差バッファ109と図8に示す誤差マトリクスとを用いて、処理対象画素に関与する量子化誤差の和を算出する。図8において、xで示した位置が処理対象画素を意味する。例えば、処理対象画素の1ライン真上の画素の量子化誤差値が32であった場合、誤差マトリクス中のその画素に対応する値は4/32であるから、その画素から処理対象画素に関与する量子化誤差値は両者の積である4となる。このようにして、1つの処理対象画素に対して2ライン上の7画素、1ライン上の7画素、同一ラインの3画素の計17画素における量子化誤差値を量子化誤差バッファ109から読み出し、誤差マトリクスと積和演算を行うことで、処理対象画素に関与する量子化誤差和を算出して、その量子化誤差和を修正入力値算出部105へ送る。なお、図8の誤差マトリクスはすべての要素を加算したときに1となるように設計している。これは、発生した量子化誤差値を過不足なく周囲の画素で用いるためである。
周辺状態情報算出部103で算出した周辺状態情報、すなわち、図6(a)〜(d)に示した処理対象画素周辺の左上、右上、左下、右下の各領域における処理対象画素を除いた3画素の画素値の合計に基づいて、図9に示す対象画素群の各画素A,B,C,Dの画素値の決定、言い換えればドットオン画素の決定を行う。具体的には、マッピング処理部111は、周辺状態情報算出部103から処理対象画素についての4つの周辺状態情報を受け取り、その4つの周辺状態情報について値が大きい順に順序を決める。図6(a)に示す左上領域についての周辺状態情報は、図9に示す対象画素群の左上に位置する画素Aに対応し、図6(b)に示す右上領域についての周辺状態情報は、図9に示す対象画素群の右上に位置する画素Bに対応し、図6(c)に示す右下領域についての周辺状態情報は、図9に示す対象画素群の右下に位置する画素Cに対応し、図6(d)に示す左下領域についての周辺状態情報は、図9に示す対象画素群の左下に位置する画素Dに対応する。そして、この対応関係に従い、4つの周辺状態情報の値が大きい順に、図9に示す対象画素群の画素をドットオン画素として決定していく。例えば、4つの周辺状態情報の値が図6(c)、図6(a)、図6(d)、図6(b)に示す領域の順で大きい場合、図9に示す対象画素群の右下画素C、左上画素A、左下画素D、右上画素Bの順に、ドットオン画素が決定される。この場合、決定されたドットオン画素の個数V=1の場合は、右下画素Cのみがドットオン画素となり、V=2の場合は右下画素Cと左上画素Aとがドットオン画素となり、V=3の場合は右下画素C、左上画素A、左下画素Dがドットオン画素となり、V=4の場合は全画素がドットオン画素となるように決定される。
しかも、本実施例1によれば、周辺状態情報算出部103における周辺状態情報の決定は、入力画像情報のすべての画素について行われる。すなわち、周辺状態情報の決定を行う前に、周辺状態情報の決定を行わない画素を選別するような前処理を行うことはない。特に、本実施例1における第一画像処理部100は、主に画像部と非画像部とのエッジが不鮮明な画像情報である画像読取装置7からの画像情報の画像処理を行うので、上記特許文献3における形状認識処理は無駄な前処理であり、このような前処理を省くことで、その分だけ処理負荷を軽減でき、かつ、処理速度を向上させることができる。
次に、第一画像処理部100を構成する画像処理装置の他の実施例(以下「実施例2」という。)について説明する。
なお、上記実施例1と同様の部分については説明を省略する。
図10は、実施例2に係る画像処理装置を示す説明図である。
本実施例2に係る画像処理装置は、上記実施例1の場合と同様に、主走査方向および副走査方向の解像度が600dpiであり、各画素値が256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る入力画像情報(第一画像情報)を受け付け、主走査方向および副走査方向の解像度が1200dpiであり、画素値が2種類の整数値(M=2)のいずれかを取る出力画像情報(第二画像情報)を出力するものである。
図12(a)〜(d)は、処理対象画素を中心とした5画素×5画素の画素群において、縦、横、斜め(右上がりと左上がり)の計4つのエッジライン方向(濃薄変化方向に対して直交する方向)をそれぞれ特定するためのエッジ抽出フィルタである。
エッジ情報算出部102は、まず、各エッジライン方向に関するエッジ量を、入力画像情報中における処理対象画素及びその周辺画素の計5画素×5画素を参照し、図12(a)〜(d)に示す各エッジ抽出フィルタを用いてそれぞれフィルタ演算することにより算出する。詳しくは、各エッジ抽出フィルタについて、処理対象画素をエッジ抽出フィルタの中心に置き、入力画像情報における5画素×5画素の各画素値とエッジ抽出フィルタの対応位置の値とをそれぞれ乗算したものの総和を求め、その絶対値を各エッジライン方向のエッジ量とする。そして、このようにして算出した4つのエッジ量のうちの最大値と予め設定された閾値とを比較し、その大小関係に基づいてエッジ情報を算出する。本実施例2では、エッジ量の最大値が32以上であればエッジ情報を1として、それ以外の場合はエッジ情報を0とする。
ここで、例えば量子化閾値Th1と量子化閾値Th2とが同じ値である場合に出力される量子化値について考えると、量子化値64は出力されないことがわかる。なぜならば量子化値64が出力される条件は、修正入力値が量子化閾値Th2,Th3,Th4のいずれよりも大きくなく、かつ、修正入力値が量子化閾値Th1より大きいということである。すなわち、修正入力値は、量子化閾値Th2以下であり、かつTh1より大きいという条件を満たす必要があるが、量子化閾値Th1と量子化閾値Th2が等しい場合は常にこの条件は満たされない。このことから、量子化閾値64が出力されないことを望む場合は、量子化閾値Th1と量子化閾値Th2とを同じ値にすれば良い。
次に、エッジ情報が0の場合は、図14に記載のマトリクスを用いて、図9に示した対象画素群の各画素A,B,C,Dの画素値を決定する。すなわち、処理対象画素が図14に示すマトリクス上のどの位置に当てはまるのかを、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置を元に決定し、その位置における2×2マスに記述された番号を、処理対象が素の対象画素群におけるドットオン画素の決定順序として決定する。例えば、処理対象画素の位置が図14のマトリクス上の右下に示す太枠で示す2×2マスに対応する場合、ドットオン画素の決定順序は、そのマスに記述されているとおり、右下画素D、左上画素A、右上画素B、左下画素Cの順となる。この場合、決定されたドットオン画素の個数V=1の場合は、右下画素Dのみがドットオン画素となり、V=2の場合は右下画素Dと左上画素Aとがドットオン画素となり、V=3の場合は右下画素D、左上画素A、右上画素Bがドットオン画素となり、V=4の場合は全画素がドットオン画素となるように決定される。
一方、エッジ情報が1の場合は、上記実施例1の場合と同様に、周辺状態情報算出部103で算出した周辺状態情報に基づいて図9に示す対象画素群の各画素A,B,C,Dの画素値を決定する。
なお、本実施例2においては、エッジ情報が0か1の2段階を取るものであったが、これに限らず3以上の段階数を取るものであってもよい。
次に、第一画像処理部100を構成する画像処理装置の更に他の実施例(以下「実施例3」という。)について説明する。
なお、上記実施例2と同様の部分については説明を省略する。
図15は、実施例3に係る画像処理装置を示す説明図である。
本実施例3に係る画像処理装置は、主走査方向および副走査方向の解像度が600dpiであり、各画素値が256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る入力画像情報(第一画像情報)を受け付け、主走査方向および副走査方向の解像度が1200dpiであり、画素値が4種類の整数値(M=4)のいずれかを取る出力画像情報(第二画像情報)を出力するものである。
次に、第一画像処理部100を構成する画像処理装置の更に他の実施例(以下「実施例4」という。)について説明する。
なお、上記実施例3と同様の部分については説明を省略する。
図17は、実施例4に係る画像処理装置を示す説明図である。
本実施例4に係る画像処理装置は、主走査方向および副走査方向の解像度が600dpiであり、各画素値が256種類の整数値(N=256)のいずれかを取る入力画像情報(第一画像情報)を受け付け、主走査方向および副走査方向の解像度が2400dpiであり、画素値が2種類の整数値(M=2)のいずれかを取る出力画像情報(第二画像情報)を出力するものである。
なお、必ずしも入力画像情報のすべての画素について周辺状態情報を決定するものでなくても、原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置7が読み取った画像情報を入力画像情報として画像処理する画像処理装置であれば、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態においては、マッピング処理部111は、対象画素群の画素値分布状態が、その対象画素群に対応する処理対象画像の周辺画素における濃度値分布と同様となるように、その対象画素群に含まれる各画素の画素値を決定している。したがって、出力画像情報の濃度値分布が入力画像情報の濃度値分布を反映した、入力画像情報に対する忠実性の高い出力画像が得られる。特に、エッジ部において濃度の高い方向にドットを寄せるよう配列されることで濃度の高い領域と低い領域とがはっきり分かれやすくなって鮮鋭性に優れた画像を得ることができる。
また、本実施形態における実施例2〜4においては、入力画像情報から、処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段としてのエッジ情報算出部102を有し、マッピング処理部111が、対象画素群に含まれる各画素の画素値を、第三画像情報中における処理対象画素に対応した画素の画素値と、周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報と、エッジ情報算出部102が算出したエッジ情報とに基づいて決定する。したがって、入力画像特性に応じた画像処理が可能となるため、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、エッジ情報に基づいて出力画像の画素分布が入力画像の画素分布を反映するための処理を行うか否かを切り替えることが可能となり、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。
また、本実施形態における実施例2〜4においては、エッジ情報算出部102が処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素が、周辺状態情報算出部103が処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素の少なくとも一部と重複しているので、参照のために必要なメモリ領域を共用でき、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることをも可能にする構成を低コストで得ることができる。特に、本実施形態における実施例2〜4においては、周辺状態情報算出部103が処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、エッジ情報算出部102が処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれているので、低コスト化を実現できる。
なお、エッジ情報算出部102が処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素のすべてが、周辺状態情報算出部103が処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれるように構成しても、同様に低コスト化を実現できる。
また、本実施形態において、量子化部107は、量子化誤差算出部108、量子化誤差バッファ109、量子化誤差和算出部110及び修正入力値算出部105と協働して、誤差補償型の中間調処理を用いて入力画像情報から第三画像情報を生成する。したがって、入力画像情報の平均濃度を高度に再現した出力画像情報を得られるため、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、入力画像に対する忠実性の高い出力画像を得ることができる。特に、実施例2〜4のように、入力画像情報から、処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段としてのエッジ情報算出部102を設け、量子化部107が行う上記中間調処理を、処理対象画素に対応するエッジ情報に基づいて選択される閾値を利用したものとすれば、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、粒状性に優れた画像を望む領域に対しては所定のスクリーンを形成することで対応できることで、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。
また、本実施形態の実施例2〜4においては、量子化部107は、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値と、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値とのうち、少なくともいずれかの閾値を利用する中間調処理を用いて、入力画像情報から第三画像情報を生成する。これにより、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、粒状性に優れた画像を望む領域に対しては所定のスクリーンを形成することで対応できることで、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。特に、入力画像情報から、処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段としてのエッジ情報算出部102を設け、量子化部107は、処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものである場合には、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値を利用した中間調処理を行い、処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものではない場合には、入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用した中間調処理を行うことで、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、エッジではない領域に対しては所定のスクリーンを形成することで粒状性に優れた出力画像を得られることで、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。また、マッピング処理部111が、量子化部107が入力画像情報中における処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用する中間処理を行う場合に、周辺状態情報を用いないで対象画素群に含まれる各画素の画素値を決定するようにすれば、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、マッピング処理が有効でない領域に対して出力画像の画素分布が入力画像の画素分布を反映するための処理を行うか否かを切り替えることが可能となり、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。
また、本実施形態における実施例2〜4においては、入力画像情報から、処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段としてのエッジ情報算出部102を有し、マッピング処理部111は、エッジ情報算出部102が算出したエッジ情報がエッジを示すものではない場合、周辺状態情報を用いないで対象画素群に含まれる各画素の画素値を決定するようにすれば、鮮鋭性に優れた画像を得ながら、エッジでない領域においては出力画像の画素分布が入力画像の画素分布を反映するための処理を行うか否かを切り替えることが可能となり、例えばエッジでない領域で所定のスクリーン形状を形成できるといった、入力画像に適した処理を行った出力画像を得ることができる。
また、本実施形態においては、第三画像情報に基づく画像の単位面積当たりの画素数をpとし、出力画像情報に基づく画像の同一面積当たりの画素数をqとしたとき、p×(L−1)=q×(M−1)を満たすので、量子化された第三画像情報の画素値情報を過不足なく出力画像情報にマッピングできるため、鮮鋭性に優れた画像を効率よく得ることができる。
1A,2A,3A,4A 感光体ドラム
1B,2B,3B,4B 帯電装置
1D,2D,3D,4D 現像装置
5 転写ベルト
6 画像読取部
7 画像読取装置
8A,8B,8C,8D 転写装置
10 給紙装置
14 定着装置
20 光走査装置
100 第一画像処理部
101 入力画像データバッファ部
102 エッジ情報算出部
103 周辺状態情報算出部
104 γ補正部
105 修正入力値算出部
106 量子化閾値決定部
107 量子化部
108 量子化誤差算出部
109 量子化誤差バッファ
110 量子化誤差和算出部
111 マッピング処理部
200 第二画像処理部
202 描画命令保持領域
203 描画結果保持領域
300 コンピュータ
301 プリンタドライバ
Claims (20)
- 画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換して出力する画像処理装置において、
上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成手段と、
上記第一画像情報のすべての画素について、該第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定手段と、
上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であって画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の画像情報である第一画像情報を、該画像読取装置から受信し、受信した第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換して出力する画像処理装置において、
上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成手段と、
上記第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定手段と、
上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1又は2の画像処理装置において、
上記第二画像情報生成手段は、上記対象画素群の濃度値分布状態が、該対象画素群に対応する上記処理対象画像の周辺画素における濃度値分布と同様となるように、該対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1、2又は3の画像処理装置において、
上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、
上記第二画像情報生成手段は、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定手段が決定した周辺状態情報と、上記エッジ情報決定手段が決定したエッジ情報とに基づいて決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4の画像処理装置において、
上記エッジ情報決定手段が上記処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素は、上記周辺状態情報決定手段が該処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素の少なくとも一部と重複していることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4の画像処理装置において、
上記周辺状態情報決定手段が上記処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、上記エッジ情報決定手段が該処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれていることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4の画像処理装置において、
上記エッジ情報決定手段が上記処理対象画素のエッジ情報を決定する際に参照する周辺画素のすべては、上記周辺状態情報決定手段が該処理対象画素の周辺状態情報を決定する際に参照する周辺画素に含まれていることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6又は7の画像処理装置において、
上記第三画像情報生成手段は、誤差補償型の中間調処理を用いて上記第一画像情報から上記第三画像情報を生成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項8の画像処理装置において、
上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、
上記第三画像情報生成手段が行う上記中間調処理は、上記処理対象画素に対応するエッジ情報に基づいて選択される閾値を利用したものであることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の画像処理装置において、
上記第三画像情報生成手段は、上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値と、上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値とのうち、少なくともいずれかの閾値を利用する中間調処理を用いて、上記第一画像情報から上記第三画像情報を生成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項10の画像処理装置において、
上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、
上記第三画像情報生成手段は、上記処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものである場合には、上記第一画像情報中における該処理対象画素の画素位置に応じて異ならない閾値を利用した中間調処理を行い、上記処理対象画素に対応するエッジ情報がエッジを示すものではない場合には、上記第一画像情報中における該処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用した中間調処理を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項10又は11の画像処理装置において、
上記第二画像情報生成手段は、上記第三画像情報生成手段が上記第一画像情報中における上記処理対象画素の画素位置に応じて異なる閾値を利用する中間処理を行う場合、該処理対象画素の画素位置情報に基づいて、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12の画像処理装置において、
上記第一画像情報から、上記処理対象画素及びその周辺画素におけるエッジ情報を決定するエッジ情報決定手段を有し、
上記第二画像情報生成手段は、上記エッジ情報決定手段が決定したエッジ情報がエッジを示すものではない場合、該処理対象画素の画素位置情報に基づいて、上記対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13の画像処理装置において、
上記第三画像情報に基づく画像の単位面積当たりの画素数をpとし、上記第二画像情報に基づく画像の同一面積当たりの画素数をqとしたとき、p×(L−1)=q×(M−1)を満たすことを特徴とする画像処理装置。 - 入力を受け付けた第一画像情報を第二画像情報に変換して出力する画像処理部と、
該画像処理部から出力された第二画像情報に基づく画像を記録体上に形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、
上記画像処理部として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14の画像処理装置を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項15の画像形成装置において、
原稿画像の画像情報を読み取り、読み取った画像情報である第一画像情報を送信する画像読取部を有し、
上記画像処理部は、該画像読取部から送信された第一画像情報を受信し、受信した第一画像情報を第二画像情報に変換して出力することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項16の画像形成装置において、
外部機器から送信される画像情報を受信する受信部と、
該受信部が受信した画像情報を第二画像情報に変換して出力する第二の画像処理部とを有し、
該第二の画像処理部と上記画像処理部とを別体に構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法において、
上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成工程と、
上記第一画像情報のすべての画素について、該第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定工程と、
上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定工程で決定された周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。 - 原稿画像の画像情報を読み取る画像読取装置が読み取った画像情報であって画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の画像情報である第一画像情報を、該画像読取装置から受信し、受信した第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法において、
上記第一画像情報と同一解像度で、かつ、画素ごとにL値(M<L<N)の濃度値データを有する第三画像情報を、該第一画像情報から生成する第三画像情報生成工程と、
上記第一画像情報に含まれる処理対象画素の周辺画素における濃度値分布状態から該処理対象画素の周辺状態情報を決定する周辺状態情報決定工程と、
上記第二画像情報中における上記処理対象画素に対応した対象画素群に含まれる各画素の濃度値データを、上記第三画像情報中における上記処理対象画素に対応した画素の濃度値データと、上記周辺状態情報決定工程で決定された周辺状態情報とに基づいて決定し、上記第二画像情報を生成する第二画像情報生成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。 - 画素ごとにN値の濃度値データを有する低解像度の第一画像情報の入力を受け付け、受け付けた第一画像情報を、画素ごとにM値(M<N)の濃度値データを有する高解像度の第二画像情報に変換する画像処理方法により生成された該第二画像情報に基づく画像を記録体上に形成する画像形成方法において、
上記画像処理方法として、請求項18又は19の画像処理方法を用いたことを特徴とする画像処理方法。
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