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JP2008075981A - 送風装置およびパイプ用換気扇 - Google Patents

送風装置およびパイプ用換気扇 Download PDF

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JP2008075981A
JP2008075981A JP2006256664A JP2006256664A JP2008075981A JP 2008075981 A JP2008075981 A JP 2008075981A JP 2006256664 A JP2006256664 A JP 2006256664A JP 2006256664 A JP2006256664 A JP 2006256664A JP 2008075981 A JP2008075981 A JP 2008075981A
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fan
blade
casing
blower
connection support
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JP2006256664A
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Atsushi Osada
篤 長田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】狭い空間で用いられる送風装置において,支持部とファンとの接近から発生する干渉音を低減した送風装置を提供し,またこれを搭載した小型で低騒音のパイプ用換気扇の提供を目的とする。
【解決手段】ファン3と接続支持部5が接近する領域での隙間を広げるために、ブレード外周部19にブレード1の仕事量を低下させない切欠き10を設けることによって,干渉音の発生を抑えた送風装置が得られ,これをパイプ用換気扇に搭載することにより低静音のパイプ用換気扇が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、室壁または天井に埋め込まれた通風パイプに装着して使用されるパイプ用換気扇と、その送風装置に関する。
従来、この種のパイプ用換気扇は、パイプの中に挿入するだけの設置の容易性や高気密住宅の普及に伴う換気の重要性の高まりに伴って設置が増加しており、特に居室への設置ではその運転時の騒音を抑えることが求められている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのパイプ用換気扇とその送風装置について図9、図10を参照しながら説明する。
パイプ用換気扇は、フランジ101を備えて流路を形成するケーシング102が電動機103を保持し、電動機103のシャフト104にファン105を取り付け回転させることにより送風運転をおこなう。ケーシング102は壁内106に埋め込まれて室内外を貫通させるパイプ107に挿入され、フランジ101を室内側壁面108に接触させることにより位置決めを行い、パイプ用換気扇室内側のルーバ109、パイプ室外側の屋外フード110と共に設置させる。上記構成において、図10の前記ケーシング102に示すように、電動機103はケーシング102同半径上に備えられた複数の支持部111を介して保持され、上流側でファン105を回転させ、支持部111の間を流路とすることで、狭い空間であるパイプ107内部に送風装置を備えて送風を可能としている。
特開平08−005118号公報(図1、図3)
このような従来のパイプ用換気扇では、パイプ内部の狭い空間で流路と送風装置の支持部が存在しなければならず、この支持部とファンとの接近が避けられずに干渉音の発生を招いていた。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、狭い空間内部で流路と支持部を存在させ、支持部とファンが接近しても干渉騒音の小さい送風装置と、これを用いて構成される小型で低騒音のパイプ用換気扇を提供することを目的としている。
本発明の送風装置は上記目的を達成するため、ブレードとファンボスを備えたファンとこれを囲むケーシングからなり、前記ケーシングは前記ファン下流端よりも上流側位置から開口する開口部を有し、前記ケーシング端部から前記ケーシングと同径上かつ下流側の接続支持部によって任意の機器に接続される送風装置において、前記ファン外側に前記開口部と前記接続支持部が混在する軸方向領域での前記ファンと前記接続支持部との干渉による騒音上昇につながる圧力変動を抑制するためにブレード外周部に切欠きを設けたことを特徴としたものである。
この手段により、狭い空間内部においても開口部の中に存在する接続支持部とファンとの隙間を広げることで騒音上昇の原因となる圧力変動を抑制することができ、ブレード面積削減で回転数上昇があったとしても同風量時の騒音低減が可能となり、特にピーク音となる干渉音の発生を抑えることのできる送風装置が得られる。
また他の手段は、ブレード外周部の切欠き形状が、複数の凹部からなることを特徴としたものである。
この手段により、ファン幅に対してケーシング開口部が広すぎる場合に1つの切欠きで騒音低減を図った場合のブレード面積の過削減によるファン能力低下を防ぎ、かつ騒音の低減が可能となる送風装置が得られる。
また他の手段は、ブレード外周部の切欠きの軸方向最上流側位置が、ケーシング開口部開始位置と軸方向に同位置であることを特徴としたものである。
この手段により、接続支持部とブレードとが干渉する部分にのみ切欠きを設け、開口の無いケーシング部分にはブレード面積を大きくとることとなり、性能低下を防ぎながらも騒音の低減が可能となる送風装置が得られる。
また他の手段は、ブレード外周部の切欠きの軸方向最下流側位置が、ブレード下流端と同位置であり、ブレード上流端と同半径であることを特徴としたものである。
この手段により、ケーシング側面後流側のブレードの上流中央側から下流外周側へ抜ける流れに対して、最も大きな静圧上昇箇所となる範囲の送風性能に影響を与えるブレード面積を確保しながらも干渉を抑える箇所のみ除去して騒音の低減が可能となる送風装置が得られる。
また他の手段は、ブレード外周部の切欠き淵形状の一部が流れ方向にほぼ沿う形状であること特徴としたものである。
この手段により、ブレード上流中央側から下流外周側へ抜ける流れに対する仕事の大きなブレード領域の確保と騒音低減ために効果的な羽根形状を持つ送風装置が得られる。
また他の手段は、ブレード子午面形状において、外周部の切欠き淵形状の一部がファンのボスの外形線と同距離の曲線もしくは直線からなることを特徴としたものである。
この手段により、ブレード領域の確保と騒音低減のために流れ方向にほぼ沿うファンの設計が容易な送風装置が得られる。
また他の手段は、ケーシング開口部の軸方向の領域において、ファン水平方向断面形状外周側の延長接線が、半径方向直線に対して回転逆方向を向いていることを特徴としたものである。
この手段により、ケーシング側面に開口部を持つと、その領域では流れの方向が半径方向に向かうが、この流路内で最適に送風を行う回転逆方向のファンを用いることにより、低騒音かつ送風性能の優れた送風装置が得られる。
また他の手段は、ファン上流側にファン径よりも小さい径の流入口となるオリフィスを有することを特徴としたものである。
この手段により、ケーシング側面に開口部を持つと、その領域では流れの方向が半径方向に向かうが、径の小さいオリフィスを備えることにより、この半径方向の流れが促進されて低騒音かつ高静圧時の送風性能の優れた送風装置が得られる。
また他の手段は、ケーシング端部から伸びる接続支持部周方向の少なくとも一辺が軸と平行でなく、ブレードの軸方向に対する傾斜と逆の傾斜であることを特徴としたものである。
この手段により、短時間であるほど大きな圧力変動となるブレードと接続支持部のすれ違い時間が長く圧力変動が小さくなり、かつブレードには切欠きを有しているために騒音低減の効果が向上する送風装置が得られる。
また他の手段は、接続支持部が周方向に複数あり、かつ前記接続支持の周方向の間隔が一定でないことを特徴としたものである。
この手段により、干渉音の元となるブレードと各接続支持部のすれ違いのタイミングをずらすことができ、かつブレードには切欠きを有しているために騒音低減の効果が向上する送風装置が得られる。
また他の手段は、ケーシングに接続される接続支持部により電動機がファン下流側に支持されていることを特徴としたものである。
この手段により、送風装置を構成するのに必要であるが狭い空間に配置するには障害物となる電動機をファンボス後流側の影響の小さい位置に備え、かつそれを支える接続支持部とファンとの干渉を抑えることにより、小型でありながら送風性能に優れた低騒音の送風装置が得られる。
また他の手段は、電動機径がケーシング径よりも小さく、これを保持するために接続支持部から折り曲げられて電動機を支える電動機支持部が軸方向のブレード取り付け方向とは逆方向に傾くような静翼の役目を果たす前記電動機支持部を備えたことを特徴としたものである。
この手段により、電動機をファン近傍に備える場合でも、静翼のために干渉音の低減、送風性能の向上が可能となる送風装置が得られる。
また本発明のパイプ用換気扇は、本発明の送風装置を備え、前記送風装置のケーシング径よりも、径の大きい通風パイプを室壁または天井に埋め込み、前記送風装置ケーシング部を前記パイプに挿入して換気を行うことを特徴としたものである。
この手段により、パイプに挿入できる小型でありながら、送風性能に優れた低騒音のパイプ用換気扇が得られる。
本発明によれば、狭い空間内部で流路と接続支持部を存在させ、接続支持部とファンが接近しても十分な送風性能があり干渉騒音の小さい送風装置を提供できる。
また、この送風装置を用いることにより、パイプに挿入できる小型サイズでも十分な送風性能があり干渉騒音の発生を抑えることのできるパイプ用換気扇を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、送風装置であって、ブレードとファンボスを備えたファンとこれを囲むケーシングからなり、前記ケーシングは前記ファン下流端よりも上流側位置から開口する開口部を有し、前記ケーシング端部から前記ケーシングと同径上かつ下流側の接続支持部によって任意の機器に接続される送風装置において、前記ファン外側に前記開口部と前記接続支持部が混在する軸方向領域での前記ファンと前記接続支持部との干渉による騒音上昇につながる圧力変動を抑制するためにブレード外周部に切欠きを設けたものであり、狭い空間内部においても開口部の中に存在する接続支持部とファンとの隙間を広げることで騒音上昇の原因となる圧力変動を抑制することができ、ブレード面積削減で回転数上昇があったとしても同風量時の騒音低減が可能となり、特にピーク音となる干渉音の発生を抑えることが可能となる。
また、請求項2記載の発明は、送風装置であって、ブレード外周部の切欠き形状が、複数の凹部からなるものであり、ファン幅に対してケーシング開口部が広すぎる場合に1つの切欠きで騒音低減を図った場合のブレード面積の過削減によるファン能力低下を防ぎ、かつ騒音の低減が可能となる。
また、請求項3記載の発明は、送風装置であって、ブレード外周部の切欠きの軸方向最上流側位置が、ケーシング開口部開始位置と軸方向に同位置であるものであり、接続支持部とブレードとが干渉する部分にのみ切欠きを設け、開口の無いケーシング部分には仕事領域としてブレード面積を大きくとることとなり、性能低下は防ぎながらも騒音の低減が可能の効果が得られる。
また、請求項4記載の発明は、送風装置であって、ブレード外周部の切欠きの軸方向最下流側位置が、ブレード下流端と同位置であり、ブレード上流端と同半径であるものであり、ケーシング側面後流側に開口に向けてブレードの上流中央側から下流外周側へ抜ける流れに対して、最も大きな静圧上昇箇所となる範囲の送風性能に影響を与えるブレード面積を確保しながらも騒音の低減が可能となる。
また、請求項5記載の発明は、送風装置であって、ブレード外周部の切欠き淵形状の一部が流れ方向にほぼ沿う形状であるものであり、ブレード上流中央側から下流外周側へ抜ける流れに対する仕事の大きなブレード領域の確保と騒音低減ために効果的な羽根形状とすることが可能となる。
また、請求項6記載の発明は、送風装置であって、外周部の切欠き淵形状の一部がファンのボスの外形線と同距離の曲線もしくは直線からなるものであり、ブレード領域の確保と騒音低減のために流れ方向にほぼ沿うファンの容易な設計が可能となる。
また、請求項7記載の発明は、送風装置であって、ケーシング開口部の軸方向の領域において、ファン水平方向断面形状外周側の延長接線が、半径方向直線に対して回転逆方向を向いているものであり、ケーシング側面に開口部を持つと、その領域では流れの方向が半径方向に向かうが、この流路内で最適に送風を行う回転逆方向のファンを用いることにより、送風性能の向上が可能となる。
また、請求項8記載の発明は、ファン上流側にファン径よりも小さい径の流入口となるオリフィスを有するものであり、ケーシング側面に開口部を持つと、その領域では流れの方向が半径方向に向かうが、径の小さいオリフィスを備えることにより、この半径方向の流れが促進されて高静圧時の送風性能向上が可能となる。
また、請求項9記載の発明は、送風装置であって、ケーシング端部から伸びる接続支持部周方向の少なくとも一辺が軸と平行でなく、ブレードの軸方向に対する傾斜と逆の傾斜であるものであり、短時間であるほど大きな圧力変動となるブレードと接続支持部のすれ違い時間が長く圧力変動が小さくなり、かつブレードには切欠きを有しているために騒音低減の効果が向上することが可能となる。
また、請求項10記載の発明は、送風装置であって、接続支持部が周方向に複数あり、かつ前記接続支持の周方向の間隔が一定でないものであり、干渉音の元となるブレードと接続支持部のすれ違いのタイミングをそれぞれの接続支持部でずらすことができ、かつブレードには切欠きを有しているために騒音低減の効果が向上することが可能となる。
また、請求項11記載の発明は、送風装置であって、ケーシングに接続される接続支持部により電動機がファン下流側に支持されているものであり、送風装置を構成するのに必要であるが狭い空間に配置するには障害物となる電動機をファンボス後流側の影響の小さい位置に備え、かつそれを支える接続支持部とファンとの干渉を抑えることにより、小型でありながら送風性能の向上と低騒音化が可能となる。
また、請求項12記載の発明は、電動機径がケーシング径よりも小さく、これを保持するために接続支持部から折り曲げられて電動機を支える電動機支持部が軸方向のブレード取り付け方向とは逆方向に傾くような静翼の役目を果たす前記電動機支持部を備えたものであり、電動機をファン近傍に備える場合でも、静翼のために干渉音の低減、送風性能の向上が可能となる。
また、請求項13記載の発明は、パイプ用換気扇であって、請求項13または14ずれかに記載の送風装置を備え、前記送風装置のケーシング径よりも、径の大きい通風パイプを室壁または天井に埋め込み、前記送風装置ケーシング部を前記パイプに挿入して換気を行うものであり、パイプに挿入できる小型でありながら、送風性能の向上と低騒音化が可能となる。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における送風装置の斜視図であって、図2は同子午面図である。
これらの図に示すように、送風装置は複数のブレード1とファンボス2を有するファン3が下流に備えられた電動機103に接続され、前記電動機103は電動機支持部4とこれにつながる周方向に等間隔に備えられた3箇所の接続支持部5を介して、前記ファン3を囲む前記ケーシング102に接続され、前記ファン3の上流側には前記ファン3の直径よりも小さい径の流入口を持つオリフィス6が前記ケーシング102の上流側に備えられている。
ここで、前記ケーシング102は前記ファン3の軸方向中間あたりから開口部7を有し、前記開口部7では周方向に前記接続支持部5が存在し周方向の形状が一様ではない非軸対称の形状となっており、前記ファン3は、この開口部開始位置8を最上端とし前記ファン3直径の10%程度の内径側に切り込み、前記ブレード下流端9を最下端とし切欠き無しの箇所である前記ファン3と同半径位置へつながる形状となる切欠き10を有している。
また、前記ファン3の子午面においては、ブレード外周部19の前記切欠き10の淵形状の一部が流れ方向にほぼ沿うようなファンボス外形線11からオフセットされた同距離の曲線となっている。
また図3は前記ファン3のブレード外周部19の前記切欠き10を有する軸方向位置の軸に対して垂直な断面図であり、断面形状の外周端の延長接線12が半径方向直線13に対して回転逆方向を向いている。
上記構成において、前記ファン3が送風のために前記電動機103により回転されると、前記ブレード1は前記接続支持部5近傍を通過する。このとき、前記ブレード1と前記接続支持部5の干渉が圧力変動を生み、この圧力変動が干渉音を主とした騒音の発生源となるが、前記ファン3のブレード外周部19に前記切欠き10があることによりこの騒音を低減し、ピーク騒音も抑えることができ耳障りさもなくなる。また、この前記切欠き10は、非軸対称な領域である前記接続支持部5から開始することでファンの性能に影響を与えるブレード面積の過削減を防止し、また最も大きな静圧上昇箇所となるブレード下流端9に至る流れを確保する形状となっていることで、十分な送風性能をもちながらも騒音を低減することができる。
また、前記ファン3の直径よりも流入口の小さなオリフィス6と前記ファン3の断面形状の外周端の延長接線12が回転逆向きになることで、ケーシング102の前記開口部7を流路とした半径方向への流れを起こす高静圧型のファンとして最適な流路を形成でき、特に高静圧時に低騒音で高い送風性能である送風装置を得ることができる。
なお、実施の形態1では、電動機103がファン3の下流側に支持されているが、接続支持部5が接続されるものは電動機103でなく実施の形態1の送風装置が用いられる任意の機器部品の一部でもよく、この場合電動機103は上流側に接続支持部5を介さずに他の部材で支持されたりすることとなる。
また、前記切欠き10のブレード外周部19の切欠き開口部開始位置8と切欠きの最下端であるブレード下流端9の間に1つの凹部14しか持たない1つの切欠きのみを有しているが、2つ以上の前記凹部14を設けて仕事を行う羽根領域をより広く確保しながら騒音低減を行うこともできる。
また開口部開始位置8を最上端とし、ブレード下流端9を最下端としたブレード外周部19の切欠き10でなくても、開口部開始位置8とブレード下流端9の間に切欠き10があれば、同風量時の騒音の低減効果は得られる。
また、子午面におけるファンボス外形線11が曲線であるので切欠き10の形状の一部がファンボス外形線11と等間隔の曲線で構成されているが、ファンボス外形線が直線の場合は切欠き10の形状の一部も直線でよく、また可視化等により翼面上流れが明らかな場合にはファンボス外形線のオフセットとならなくても一度ブレードから出た流れが再び翼面上に戻るような外形線で無ければよく、ブレード面積を確保しながらも騒音の低減が可能となる。
また、3箇所の前記接続支持部5を備えているが、複数または強度的に問題なければ一箇所の接続支持部であっても騒音の低減効果は得られる。
また、前記接続支持部5はケーシングと同半径とし、前記ブレード下流端9における半径を前記ファン3の外径と同一としているが、樹脂成型条件による差異程度の差異の影響は小さく、いずれにおいても同程度の径であればよい。
(実施の形態2)
図4は実施の形態2における送風装置の斜視図、図5は同子午面図であって、図6は図5中の線Aにおける周方向断面図を示している。実施の形態1と同一部分は同一符号を附し詳細な説明は省略する。
これらの図に示すように、送風装置は回転方向に前傾した複数のブレード1とファンボス2を有する軸流のファン3が下流に備えられたケーシング102よりも径の小さな電動機103に接続され、前記電動機103は周方向に等間隔に備えられた3箇所の電動機支持部4とこれにつながる接続支持部5を介して、前記ファン3を囲む前記ケーシング102に接続されており、前記ケーシング102は前記ファン3の軸方向中間あたりから開口し、この開口部7では周方向に前記接続支持部5が存在しているため周方向の形状が一様ではない非軸対称の形状となっており、前記ファン3の軸方向の開口部開始位置8と前記ブレード下流端9の間のブレード外周部19に、2箇所の凹部14を持つ切欠き10を有する形状となっている。
ここで、前記電動機支持部4は、回転方向に前傾した前記ブレード1とは逆向きの傾きに取り付けられており、前記ケーシング102上流側には滑らかに径のおおきくなるベルマウス15が備えられている。
上記構成において、前記ファン3は軸流ファンであるが、開口部開始位置8との相対的位置関係によりその流量と静圧の特性を調整することができる。このため前記ファン近傍に前記ケーシング102に前記開口部7を設けるが、前記ファン3が送風のために電動機103により回転されると、前記ブレード1と前記接続支持部5の干渉が圧力変動を生み、この圧力変動が干渉音を主とした騒音の発生源となる。ここで前記ファン3のブレード外周部19に前記切欠き10があることにより干渉を緩和し、1つの大きな前記切欠き10では送風性能の低下を招く場合に複数の小さな前記切欠き10により低騒音でありながら最適な特性を得ることができる。
また、前記電動機支持部4の傾きが、前記ブレード1と逆向きとなり流れに沿う方向となるために前記電動機支持部4が軸と平行であるときよりも圧力損失を抑え、特に前記電動機支持部4を湾曲させて支持部後端16を軸と平行に近づけることにより前記ファン3後流の旋回流を整流し、静圧特性の向上をはかる静翼の役目を果たすことができる。
なお、実施の形態2では開口部開始位置8とブレード下流端9の間のブレード外周部19の切欠き10が開口部開始位置8と切欠きの最下端であるブレード下流端9の間に位置しているが、開口部開始位置8を最上端とし前記ブレード下流端9を最下端とすると干渉による圧力変動をより抑えることができ、またブレード外周部19の切欠き10形状を1つの大きなものとして形状を単純化することもできる。
また、3箇所の接続支持部5を備えているが、複数または強度的に問題なければ一箇所の接続支持部であっても騒音の低減効果は得られる。
また、電動機支持部4に傾斜を儲けて静翼の役割を持たせているが、成型上条件がある場合には傾斜を持たない電動機支持部4を用いても、前記切欠き10により騒音低減が可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態1または2と同一部分は同一符号を附し詳細な説明は省略する。図7は実施の形態3における送風装置の斜視図であって、回転方向に前傾した複数のブレード1とファンボス2を有するファン3が上流に備えられた電動機103のシャフト104に接続され、前記ファン3を同軸上で囲むケーシング102が3箇所の接続支持部5を介して下流端部で任意の機器に接続されることにより固定される。
ここで、前記ケーシング102は前記ファン3の軸方向中間あたりから開口し、この開口部7では周方向に前記接続支持部5が存在し周方向の形状が一様ではない非軸対称の形状となっており、前記ファン3は、この開口部開始位置8を最上端とし前記ブレード下流端9を最下端としたブレード外周部19の切欠き10を有する形状となっている。
また、前記接続支持部5は軸と並行ではなく、前記ケーシングとほぼ同径位置でファン3の回転方向にずれてブレード1とは逆方向の傾きとなり、また3箇所にある前記各接続支持部5の周方向中心は90°、150°120°と前記接続支持部5は周方向に不等間隔に配置されている。
上記構成において、前記電動機103の回転により前記ブレード1と前記接続支持部5が通過し圧力変動が生まれて発生する干渉音に対して、前記切欠き10が干渉を緩和する。さらに、この干渉は、前記ブレード1と前記接続支持部5の周方向のずれが無く短時間で通過するほど大きい圧力変動となるが、前記接続支持部5をブレード1と逆方向に傾けることで、周方向のずれが大きくなり、軸方向を考慮したときのすれ違い時間が長くなり、干渉の圧力変動を抑え干渉音の低減が可能となる。
さらに、前記各接続支持部5が不等間隔に接続されているために、各々を通過するブレード1のタイミングも一様ではなくなり、干渉をずらすことにより干渉音低減が可能となる。
なお、実施の形態3における前記接続支持部5の傾斜の度合いは一様でなく、途中から傾斜を急にしたり緩やかにしたりしてもよく、前記接続支持部5自体の幅を一定にせず例えば片側の辺のみ軸に並行であって他方の辺にのみ傾斜を持たせても良く、さらに各前記接続支持部5の形状が同一でなければ通過のタイミングさらにずらすことができ騒音低減の効果が増すこととなる。
また、前記支持接続部17は周方向に角を有して接続されているが、フィレットをつけることにより、傾斜と同様の効果が得られ、とくにフィレットの半径が大きい場合には前記接続支持部が軸と平行であっても干渉音低減の効果が得られる。
また、3箇所の前記接続支持部5を備えているが、複数または強度的に問題なければ一箇所でも干渉音でも騒音低減の効果が得られ、その間隔も不等間隔であれば角度によらず干渉音低減の効果がえられる。
(実施の形態4)
実施の形態1乃至3のいずれかと同一部分は同一符号を附し詳細な説明は省略する。図8は実施の形態4におけるパイプ用換気扇の断面図であって、電動機103をファン3の下流側に備えた本発明の送風装置18の室内側である上流端にフランジ101を設け、これを壁内106に埋め込まれて室内外を貫通させるケーシング102よりも径の大きいパイプ107に挿入し、前記フランジ101を室内側壁面108に接触させることにより位置決めを行い、パイプ用換気扇室内側のルーバ109と共に設置されている。
上記構成において、前記本発明の送風装置18の運転により、上流側である室内から下流側である室外へ送り出す排気が行われるが、狭い空間で用いる場合の低騒音化に有益な前記本発明の送風装置18を狭いパイプ内で用いられるパイプ用換気扇に搭載することにより、送風性能を低下させずに騒音低減の効果が得られる。
なお、実施の形態4では室内を上流側に室外を下流側に設置し排気用としているが、前記ファン3とオリフィス6と前記電動機103の構成を逆向きに配置し、給気用として用いても狭い空間における低騒音化の効果は得られる。
本発明にかかる送風装置は、狭い空間で用いられる構成において支持部とファンとの干渉の影響を抑制することができたので、干渉音の小さい送風装置として有用であり、またこの送風装置を狭い空間のパイプ内部に設置されるパイプ用換気扇に搭載したので、十分な風量と低騒音化が必要とされる居室用の換気扇として有用である。
本発明の実施の形態1の斜視図 同上子午面図 同上断面図 本発明の実施の形態2の斜視図 同上子午面図 同上週方向断面図 本発明の実施の形態3の斜視図 本発明の実施の形態4の断面図 従来の送風装置を示す断面図 従来の送風装置のケーシングの斜視図
符号の説明
1 ブレード
2 ファンボス
3 ファン
4 電動機支持部
5 接続支持部
6 オリフィス
7 開口部
8 開口部開始位置
9 ブレード下流端
10 切欠き
11 ファンボス外形線
12 外周端の延長接線
13 半径方向直線
14 凹部
15 ベルマウス
16 支持部後端
17 支持接続部
18 送風装置
19 ブレード外周部
101 フランジ
102 ケーシング
103 電動機
104 シャフト
105 ファン
106 壁内
107 パイプ
108 室内側壁面
109 ルーバ
110 屋外フード
111 支持部

Claims (13)

  1. ブレードとファンボスを備えたファンとこれを囲むケーシングからなり、前記ケーシングは前記ファン下流端よりも上流側位置から開口する開口部を有し、前記ケーシング端部から前記ケーシングと同径上かつ下流側の接続支持部によって任意の機器に接続される送風装置において、前記ファン外側に前記開口部と前記接続支持部が混在する軸方向領域での前記ファンと前記接続支持部との干渉による騒音上昇につながる圧力変動を抑制するためにブレード外周部に切欠きを設けたことを特徴とする送風装置。
  2. ブレード外周部の切欠き形状が、複数の凹部からなることを特徴とした請求項1記載の送風装置。
  3. ブレード外周部の切欠きの軸方向最上流側位置が、ケーシング開口部開始位置と軸方向に同位置であることを特徴とした請求項1または2記載の送風装置。
  4. ブレード外周部の切欠きの軸方向最下流側位置が、ブレード下流端と同位置であり、ブレード上流端と同半径であることを特徴とした請求項1から3のいずれかに記載の送風装置。
  5. ブレード外周部の切欠き淵形状の一部が流れ方向にほぼ沿う形状であること特徴とした請求項1から4のいずれかに記載の送風装置。
  6. ブレード子午面形状において、外周部の切欠き淵形状の一部がファンのボスの外形線と同距離の曲線もしくは直線からなることを特徴とした請求項5に記載の送風装置。
  7. ケーシング開口部の軸方向の領域において、ファン水平方向断面形状外周側の延長接線が、半径方向直線に対して回転逆方向を向いていることを特徴とした請求項1から6のいずれかに記載の送風装置。
  8. ファン上流側にファン径よりも小さい径の流入口となるオリフィスを有することを特徴とした請求項1から7のいずれかに記載の送風装置。
  9. ケーシング端部から伸びる接続支持部周方向の少なくとも一辺が軸と平行でなく、ブレードの軸方向に対する傾斜と逆の傾斜であることを特徴とした請求項1から8のいずれかに記載の送風装置。
  10. 接続支持部が周方向に複数あり、かつ前記接続支持の周方向の間隔が一定でないことを特徴とした請求項1から9のいずれかに記載の送風装置。
  11. ケーシングに接続される接続支持部により電動機がファン下流側に支持されていることを特徴とした請求項1から10のいずれかに記載の送風装置。
  12. 電動機径がケーシング径よりも小さく、これを保持するために接続支持部から折り曲げられて電動機を支える電動機支持部が軸方向のブレード取り付け方向とは逆方向に傾くような静翼の役目を果たす前記電動機支持部を備えたことを特徴とした請求項11に記載の送風装置。
  13. 請求項11または12のいずれかに記載の送風装置を備え、前記送風装置のケーシング径よりも、径の大きい通風パイプを室壁または天井に埋め込み、前記送風装置ケーシング部を前記パイプに挿入して換気を行うことを特徴としたパイプ用換気扇。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017031944A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 株式会社日本自動車部品総合研究所 軸流送風機
JP2019132453A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 三菱電機株式会社 換気扇
CN111577665A (zh) * 2020-06-15 2020-08-25 上海进贤机电科技有限公司 综合管廊用大风量低噪声立式安装轴流风机

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