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JP2008073775A - 産業用ロボット - Google Patents

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Yoshimitsu Nakahara
義光 中原
Masayoshi Takahashi
真義 高橋
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

【課題】シール部材の潤滑状況の確認、および潤滑材の給脂を行うとともに、ケース、ハウジングを容易に分解できる構造とし、シール部材の摩耗状況を点検することができるシール構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 産業用ロボットのアーム10の先端に取り付けられた手首4であって、前記アーム10から前記手首4の先端まで連続した中空部を備える産業用ロボットにおいて、前記手首4が、複数の関節部7、8、9からなり、少なくとも1つの関節部7、8、9に少なくとも1つの開口部38、45、48を設けたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、産業用ロボットに関する。
今日、産業用ロボット、特に塗装用ロボットにおいて、アームから前記手首の先端まで連続した中空部を備えて、前記中空部に塗料供給用のホース、動力用あるいは信号用のケーブル等を通す中空手首機構が知られている。この中空手首機構は3 自由度を有する。すなわち3 本の独立した回転軸線を中心に機械的機構( ギヤ、ベアリング等) で独立回転可能とした第1 駆動部、第2 駆動部及び工具取り付け部が連続的に構成されているとともに、工具取り付け部に取り付けられる工具に接続されるホース、ケーブル類を、手首駆動装置に形成された中空通路内を通している。また中空通路内を通るケーブル類はフレキシブルな筒状の保護部材よって保護されている( 例えば、特許文献1参照 ) 。
また、図1 において、101は産業用ロボット( 図示しない)のアーム102 の先端に連結された中空手首である。この中空手首101 は、シャフト118 、第2 駆動部105 、シャフト122 、第1 駆動部104 およびシャフト123 の内面が、前記S 字型の中空通路の内面を形成するので、配管・配線の摩擦による損傷を防ぐために、これらの部分には、低摩擦係数を有する素材によるコーティングを施している。なお、127 、128 、129 、130 および131 はオイルシールあるいはO リングなどのシール材である。これらのシール材は、前記S 字型の中空通路をシールする手段であり、歯車等の潤滑油等が前記中空通路に侵入することを防いでいる( 例えば、特許文献2参照 )。
特開平0 8 − 2 2 9 8 7 4 号公報 特開2004−338071号公報(第3頁、図1)
しかしながら、従来の産業用ロボットの中空手首駆動装置は、装置外部からの塵等が手首中空部に侵入するとホース、ケーブル類に悪影響を及ぼすという問題があった。また中空通路部にフレキシブルな筒状の保護部材により中空通路部を密封し、ホース、ケーブル類を保護する手首駆動装置では、ロボット手首の動作が複雑かつ高速に動作した場合、耐久寿命が短く信頼性・安全性に欠け、前記保護部材の交換も容易ではなく保守性にも欠けるという問題があった。
また、従来の産業用ロボットの手首構造におけるシール構造は、ケース、ハウジング等に隠れた構造となっていて手首構造を分解しなければシール部材の潤滑状態を確認、および給脂することができないため、潤滑材が不足した際に前記シール部材が早期に摩耗してしまう問題があった。また、前記シール部材の摩耗が進行した場合は、手首駆動部内の潤滑材が外部に流出するという問題もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、シール部材の潤滑状況の確認、および潤滑材の給脂を行うとともに、ケース、ハウジングを容易に分解できる構造とし、シール部材の摩耗状況を点検することができるシール構造を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、産業用ロボットのアームの先端に取り付けられた手首であって、前記アームから前記手首の先端まで連続した中空部を備える産業用ロボットにおいて、前記手首が、複数の関節部からなり、少なくとも1つの関節部に少なくとも1つの開口部を設けたものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記関節部が、多重の環状シールを備えたものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記開口部が、前記関節部の長さ方向について多重の環状シールの間に形成されたものである。
また、請求項4に記載の発明は、前記開口部が、前記関節部の回転軸について円周方向に形成されたものである。
また、請求項5に記載の発明は、前記開口部が、プラグにより密封可能なものである。
また、請求項6に記載の発明は、前記開口部が、潤滑材検視用連通孔および給脂用連通孔を兼ね備えたものである。
また、請求項7に記載の発明は、産業用ロボットのアームの先端に取り付けられた手首であって、前記アームから前記手首の先端まで連続した中空部を備える産業用ロボットにおいて、前記手首が、複数の関節部からなり、前記少なくとも1つの関節部の基部にフランジが締結されており、前記フランジにシール部材が備えられたものである。
また、請求項8に記載の発明は、前記シール部材が、フランジの内周面に前記環状シールを位置決めする溝が形成されたものである。
また、請求項9に記載の発明は、前記フランジが、手首を構成する連結部材の円周方向の隙間に配置されたものである。
また、請求項10に記載の発明は、前記フランジの外周面から内周面まで連通する開口部を形成したものである。
また、請求項11に記載の発明は、前記開口部が、前記フランジの長さ方向について多重の環状シールを位置決めする溝の間に形成されたものである。
また、請求項12に記載の発明は、前記開口部が、前記フランジの回転軸について円周方向に形成されたものである。
また、請求項13に記載の発明は、前記開口部が、プラグにより密封可能なものである。
また、請求項14に記載の発明は、前記開口部が、潤滑材検視用連通孔および給脂用連通孔を兼ね備えたものである。
請求項1から14に記載の発明によると、関節部に防塵シールが施されているので、装置外部から塵等が手首中空部に侵入することが無く、耐久寿命が長くなり、信頼性も向上する。また、爆発環境などで使用される場合には、爆発材料の混入が無くなり、安全性も高くなる。
また、関節部に開口部を設けることで、シール構造内の潤滑状態を確認することができ、潤滑状況が悪化した場合には容易に潤滑剤を給脂することができ、シール部材の早期摩耗を防止することができる。
また、開口部をプラグの着脱により開閉することで、手首構造全体を分解することなくシール部材の摩耗状況を確認することができ、点検の効率化を計ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、産業用ロボット構成図、図2は本発明の手首構造である。図1において、コントローラ1が設置され、マニピュレータ2はケーブル3で接続され、コントローラ1より電源および信号を供給し、マニピュレータ2を制御する。またマニピュレータ2の先端部にはリスト4が設けられ、さらにリスト先端に取り付けられた治具5(例えば、塗装用ガン)を自在に動作させることが出来る。
図2において、この手首4は、第1駆動部7、第2駆動部8、及び治具取付部9に大別された関節部から構成されている。基部6はアーム10に直接固定されている。
第1駆動部7にはハウジング14が取り付けられ、基部6にベアリング25を介して軸支され、第1回転軸33回りに回動する。第2駆動部8にはシャフト53が取り付けられ、第1駆動部7に取り付けられたフランジ52にベアリング28を介して軸支され、第2回転軸34回りに回動する。また、治具取付部9は第2駆動部8にベアリング32を介して軸支され、第3回転軸35回りに回動する。
18は第1駆動部7の後端に固定されたハウジング14の後端に固定された平歯車である。平歯車18は、アーム10の中を通る図示しないシャフトの先端の歯車と噛み合って、第1駆動部7を回転駆動する。
21は第2駆動部8の後端に固定されたシャフト53に取り付けられた傘歯車であり、ベアリング26、27により軸支された中空円筒状のシャフト11の前端に固定された傘歯車19と噛み合っている。シャフト11の後端には平歯車17が固定され平歯車17はアーム10の中を通る図示しないシャフトの先端の歯車と噛み合って、第2駆動部8を回転駆動する。
24は治具取付部9の後端に固定された傘歯車であり、第2駆動部8の前端に軸支された傘歯車23と噛み合っている。傘歯車23の後端には傘歯車22が固定され、ベアリング31により軸支されている。傘歯車22は、シャフト11の中空部にベアリング29、30により軸支されたシャフト12の前端に固定された傘歯車20と噛み合っている。シャフト12の後端には平歯車16が固定され、平歯車16は図示しない駆動用モータから、アーム10の中を通りアーム10の前端に伸びるシャフト13の先端の歯車と噛み合って、治具取付部9を回転駆動する。
また、図3に詳細を示すように、15は基部6に固定されたフランジであり、ハウジング14と基部6とに挟まれるように配置されており、フランジ15の内周面にはシール37、40が配置される溝が形成されている。フランジ15はシール37と40間にプラグ39により密封される開口部38を有しており、プラグ39を取り外すことによりシール37、40間の潤滑剤の点検および給脂を行うことができる。
シール43、46は第2駆動部8に配置されている。第2駆動部8はシール43と46間にプラグ44により密封される開口部45を有しており、プラグ44を取り外すことによりシール43、46間の潤滑剤の点検および給脂を行うことができる。41は第2駆動部8に固定されたフランジであり、シール49、50が配置されている。フランジ41は、シール49と50間にプラグ47により密封される開口部48を有しており、プラグ47を取り外すことによりシール49、50間の潤滑剤の点検および給脂を行うことができる。
更にフランジ36は、ハウジング15に取り付けられ、ハウジング15に配置されたシール40の位置決めを行っている。このフランジ36を取り外すことで、シール40を実質的に目視、触診により点検することが出来る。
フランジ42は、第2駆動部8に取り付けられ、第2駆動部8に配置されたシール43の位置決めを行っている。このフランジ42を取り外すことで、シール43を実質的に目視、触診により点検することが出来る。
フランジ51は、ハウジング41に取り付けられ、ハウジング41に配置されたシール50の位置決めを行っている。このフランジ42を取り外すことで、シール50を実質的に目視、触診により点検することが出来る。
本発明の産業用ロボット装置の概略構成図 本発明の第1実施例を示す手首構造を示す側断面図 本発明のシール部分の詳細を示す側断面図 従来の産業用ロボット装置の手首構造を示す側断面図
符号の説明
1 コントローラ
2 マニピュレータ
3 ケーブル
4 手首構造
5 治具
6 基部
7 第1駆動部
8 第2駆動部
9 治具取付部
10 アーム
11、12、13、53 シャフト
14、41 ハウジング
15、36、42、51、52 フランジ
16、17、18 平歯車
19、20、21、22、23、24 傘歯車
2506、27、28、29、30、31、32 ベアリング
33、34、35 軸線
37、40、43、46、49、50 シール
38、45、48 開口部
39、44、47 プラグ

Claims (14)

  1. 産業用ロボットのアームの先端に取り付けられた手首であって、前記アームから前記手首の先端まで連続した中空部を備える産業用ロボットにおいて、
    前記手首は、複数の関節部からなり、少なくとも1つの関節部に少なくとも1つの開口部を設けたことを特徴とする産業用ロボット。
  2. 前記関節部は、多重の環状シールを備えたことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
  3. 前記開口部は、前記関節部の長さ方向について多重の環状シールの間に形成されたことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
  4. 前記開口部は、前記関節部の回転軸について円周方向に形成されたことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
  5. 前記開口部は、プラグにより密封可能なことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
  6. 前記開口部は、潤滑材検視用連通孔および給脂用連通孔を兼ね備えたことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
  7. 産業用ロボットのアームの先端に取り付けられた手首であって、前記アームから前記手首の先端まで連続した中空部を備える産業用ロボットにおいて、
    前記手首は、複数の関節部からなり、前記少なくとも1つの関節部の基部にフランジが締結されており、前記フランジにシール部材が備えられたことを特徴とする産業用ロボット。
  8. 前記シール部材は、フランジの内周面に前記環状シールを位置決めする溝が形成されたことを特徴とする請求項7記載の産業用ロボット。
  9. 前記フランジは、手首を構成する連結部材の円周方向の隙間に配置されたことを特徴とする請求項7記載の産業用ロボット。
  10. 前記フランジの外周面から内周面まで連通する開口部を形成したことを特徴とする請求項7記載の産業用ロボット。
  11. 前記開口部は、前記フランジの長さ方向について多重の環状シールを位置決めする溝の間に形成されたことを特徴とする請求項10記載の産業用ロボット。
  12. 前記開口部は、前記フランジの回転軸について円周方向に形成されたことを特徴とする請求項10記載の産業用ロボット。
  13. 前記開口部は、プラグにより密封可能なことを特徴とする請求項10記載の産業用ロボット。
  14. 前記開口部は、潤滑材検視用連通孔および給脂用連通孔を兼ね備えたことを特徴とする請求項10記載の産業用ロボット。
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