JP2008073315A - 明後日になっても炊きたての食味食感を味わえる炊飯器の内釜 - Google Patents
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Abstract
【要 約】
【課 題】従来の炊飯器内釜は、水量と炊飯の制御や加熱の技術を備えた炊飯器本体と対となる手段を用いても安定的に上手な米飯が炊けず保温状態が経時と共に悪化し米飯が軟化又は米粒の乾燥で硬化や黄変が生じるという問題があった。
【解決手段】内釜本体にある内釜に段付き底を配置した下底の上へ凹みを備えた器を載せ更に器の上へ子内釜を載せて子内釜は精米より細目の穴を配置した上底を備える。上底と下底の間に脱着できる器を具備する隙間を設けて二層底とする。煮炊きと蒸し炊きの連続一連の炊飯過程を経る事で食味感の良い輝く米飯が提供でき蒸らし過程は省ける。器からの湯気は保温米飯の乾燥硬化を抑止でき、湯気熱は保温効果も出す。これにより水量と炊飯の制御や加熱の技術を備えた炊飯器本体の手段を不要にできる。
【選択図】 図1
【課 題】従来の炊飯器内釜は、水量と炊飯の制御や加熱の技術を備えた炊飯器本体と対となる手段を用いても安定的に上手な米飯が炊けず保温状態が経時と共に悪化し米飯が軟化又は米粒の乾燥で硬化や黄変が生じるという問題があった。
【解決手段】内釜本体にある内釜に段付き底を配置した下底の上へ凹みを備えた器を載せ更に器の上へ子内釜を載せて子内釜は精米より細目の穴を配置した上底を備える。上底と下底の間に脱着できる器を具備する隙間を設けて二層底とする。煮炊きと蒸し炊きの連続一連の炊飯過程を経る事で食味感の良い輝く米飯が提供でき蒸らし過程は省ける。器からの湯気は保温米飯の乾燥硬化を抑止でき、湯気熱は保温効果も出す。これにより水量と炊飯の制御や加熱の技術を備えた炊飯器本体の手段を不要にできる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、新米や古米および米類の種別または炊飯メニューなどによる水量加減や炊飯過程の加熱方法や制御等の技術的な手段を解消し炊き上げ時の米飯の食感を向上させながら、及び数日の間も米飯を乾燥硬化させずに又は逆に米飯を軟化させずに炊き立ての食味を保つことのできる炊飯器の内釜に関するものである。
従来、米飯の食感や食味向上の技術として、米粒への水の吸収促進や炊きあげに関する内釜の温度分布や温度制御および炊きあげ後の蒸らし時間と保温の温度制御、更に内釜の汚れに関する残水の制御があった。また、米量に最適な吸水制御を特徴とするものや遠赤外線効果を加担させたものなどがあった。
(例えば特許文献1〜6)がある。
特開2003‐219960号
公開2004‐267395号
公開2004‐208741号
公開2005‐111037号
公開2005‐348990号
公開2005‐261648号
(例えば特許文献1〜6)がある。
前記らがあるが全てに満足できるものではなく、これらの欠点を述べれば以下の如くである。
1] 炊飯する米の品種品質によって炊飯水量の加減を表示する必要があった。
2] 米の品種品質によって炊飯水量を経験のうえ人手で加減する必要があった。
3] 食味食感を得るため内釜と炊飯水の加熱分布の制御をする必要があった。
4] 炊飯する炊飯メニューによって水加減や温度加減などの制御を必要とした。
5] 炊きむら防止のために高度な技術や装置を必要とした。
6] 炊飯する米粒の吸水のための加温とその待機時間の制御を必要とした。
7] 炊き上げ終了後に蒸らし工程の時間と制御を必要とした。
8] 保温するとその経時に比例して米飯の周囲は乾燥硬化し及び黄変していた。
9] 軟らかな米飯は煮崩れのため保温中に保水が進行し更に米粒は軟化していた。
1] 炊飯する米の品種品質によって炊飯水量の加減を表示する必要があった。
2] 米の品種品質によって炊飯水量を経験のうえ人手で加減する必要があった。
3] 食味食感を得るため内釜と炊飯水の加熱分布の制御をする必要があった。
4] 炊飯する炊飯メニューによって水加減や温度加減などの制御を必要とした。
5] 炊きむら防止のために高度な技術や装置を必要とした。
6] 炊飯する米粒の吸水のための加温とその待機時間の制御を必要とした。
7] 炊き上げ終了後に蒸らし工程の時間と制御を必要とした。
8] 保温するとその経時に比例して米飯の周囲は乾燥硬化し及び黄変していた。
9] 軟らかな米飯は煮崩れのため保温中に保水が進行し更に米粒は軟化していた。
従来の技術では、炊きあげる米飯の食感や食味の向上を図るための手段として水加減や火加減あるいは温度むらや炊きむらの制御、及び米粒の吸水の温度や時間の制御、更には遠赤外線や水質改変などを実施する必要があった。及びこれらの技術を用いても美味しく炊けた米飯が保温中に歯ごたえの無くなるなど又は逆に保温中の米飯が乾燥して硬くなるなど、且つ経済性に乏しくまた炊きたて米飯の食感や食味は経時とともに減少していく課題があった。
従って、本発明の目的とするところは、従来の課題を解決するもので及び米量に対する水加減や火加減、内釜の温度分布、炊き上げ制御、保温制御などの従来は必須とされた技術を必要とせず、ふっくらとした食味と食感と豊かな甘味のある米飯の炊飯ができる。
また、炊飯器の制御装置または人手による水加減など間違って米粒の吸水量に過不足が生じたまま炊飯したとき芯の残った米飯や逆に柔らかすぎる米飯が炊かれていた。この様なとき従来の技術では解決できなかった課題を解決するもので米粒の煮沸炊飯と蒸気で蒸し炊きをする二工程に分けての炊飯を行うことで従来のようなキメ細かな炊飯水量と吸水量などの配慮や技術等を介さなくとも米粒に芯は残さず及び柔らかすぎることもなく炊飯することができる。および炊飯工程の終始を炊飯水の煮沸で米粒を炊きあげていないから米粒表面の煮崩れは生じず艶やかな輝きを保ち炊き上がる。また米粒の表面は煮崩れしないから保温中に余計な水分を吸わない効果があり保温の経過時間の影響を受けずふっくらとした食味食感と甘味のある米飯を炊飯直後からそのままの状態で保温できる
更に、従来の技術では炊飯の終わった米飯は芯を無くすため蒸らし工程が必要だった。及び米飯の保温の経時とともに米粒は乾燥し硬化して食べられなくなり破棄などの無駄が生じていた。又、保温中の米飯の経時的な硬化を復元するため別途内蔵した蒸気発生装置から高温高圧の蒸気を米飯表面へ噴射する手段もあるが米飯の奥底まで噴射の蒸気は至らず且つ炊飯作用とは無関係で無駄があった。これら従来の課題を解決するもので炊飯中途からの段階は蒸気による炊飯工程が行われているから炊飯の終わった直後に改めて蒸らしの必要は無く、及び炊きあがった米飯の保温中は内釜の下底からの湯気で米粒の乾燥は抑止されるから常にふっくらとした食味食感を保った米飯のまま保温できる並びに炊飯器の開閉蓋の内側に生じた水滴の回収再利用で米飯の乾燥抑止のある保温は更に延長できる。以上の如くいずれもふっくらとした食味食感甘味のある米飯の炊飯ができるうえ保温状態が良く耐久性に富み安価に製造できる利点を可能にする事にある。
本発明の内釜は、底辺部を二層底とし精米より細目の穴を多数配置し具備した上底の上へ炊飯する米粒を載せ、炊飯水はこの米粒の量の最上部が十分水没する位置までの水量を内釜へ入れる。
この状態の炊飯工程は従来の炊飯の様子と同じで炊飯の過程が進むにしたがい煮沸した炊飯水は次第に減少する。上底の上へ載せた炊飯中途の米粒は、煮沸した湯の中で煮られる状態は内釜の上底の位置に煮沸湯面が到達するまで続きここで終わる。及び内釜の上底から下位へ炊飯水の湯面は継続的に下がっていく。
引き続きこの後は、煮沸した炊飯水から出る蒸気で蒸し炊きされる。蒸気で炊く状態は下底の炊飯水が蒸発で渇水するまで続いて炊飯は終了する。
炊飯が終わって保温過程へ入ると、内釜の下底の煮沸加熱に影響の少ない下底の段付き範囲や器へ渇水させずに残し蓄えた一部の炊飯水の湯から出る湯気を米飯の乾燥の抑止に利用したものである。
内釜の下底の煮沸加熱に影響の少ない下底にある段付きの範囲や器へ蒸発させず残した一部の炊飯水の湯から出る湯気の熱と、および保温の加熱状態にある内釜本体の間接熱とを米飯の保温に利用したものである。
炊飯器の開閉蓋の内側に生じる水滴の回収再利用を行うことで、米飯の乾燥抑止のある保温は更に延長できる。
本発明の内釜は、炊飯器の高度複雑な技術を介さず、炊飯経過を煮沸した湯の中で中途まで炊く工程と、次にこれに引き続き炊飯水の煮え湯から出る蒸気で蒸し炊きする工程との二段の工程にした。この二段の炊飯工程にしたことで、ふっくらとした食感食味と甘味のある米飯を安定的に炊飯することができる。
同時に本発明の内釜は、煮沸炊飯と蒸気炊飯との二段の工程にしたことで炊飯に適した炊飯水の量や炊飯過程の過熱むら及び温度分布などに影響されることなく食味と食感と甘味のある米飯を炊飯することができる。
また本発明の内釜は、下底から上底へ向かって及び米飯の米粒と米粒の隙間など、及び周囲を湯気は通り貫けることができる。下底の段付きの範囲や器へ蓄えた炊飯水の湯気の上昇移動の作用により経過時間と共に硬くなっていた米飯の乾燥硬化を抑止できる。
更に本発明の内釜は、炊飯工程の終始を炊飯水の煮沸で米粒を炊きあげないので米粒の表面は煮崩れすることなく艶やかな輝きを保ち炊き上がる。米粒の表面は煮崩れしないから保温中に余計な水分を吸わない効果があり湿ってビチャとした米飯の食感には至らず保温の経過時間の影響を受けずにふっくらとした食味食感と甘味のある米飯の状態をそのまま維持しながら保温できる。
従来の課題を解決するため本発明の内釜本体は、図(1,4)底辺を二層底とし精米より細目の穴を多数配置し具備した上底(4)の上へ炊飯する米粒を載せ炊飯水はこの米粒量の最上部(7)が十分水没する位置に至る水量(8)を内釜(3)へ入れる。
内釜本体、図(1,4)の下底(2)の段付きの底から及び上底(4)を通り貫け図4の米粒最上部(7)が十分に水没する位置(8)に至る炊飯水を入れる。この状態での炊飯工程は従来の炊飯の様子と同じであり炊飯過程が進むにしたがい煮沸した炊飯水は次第に減少し米粒の最下部(9)の位置まで煮沸中の炊飯水の喫水面は下がる。引き続き喫水面は内釜(1)と子内釜(3)の上底(4)を通り貫けて更に下降してゆく。上底(4)の上へ載せた炊飯中途の米粒は煮沸した湯の中で煮られる状態は(9)の位置まで続きここで終わる。次に今度は、継続して煮沸の状態にある炊飯水の煮え湯から出る蒸気で蒸し炊きをされる状態へ移行する。蒸気で炊かれる状態は下底(2)の炊飯水が(10)の位置で蒸発し渇水するまで続きここで全ての炊飯は終了する。
全ての炊飯工程が終わって保温の工程に入ると内釜(1)にある下底(2)の煮沸加熱に影響の少ない器(5)の内面の(6)へ炊飯工程の終了の後も渇水させず残して蓄えられた一部の炊飯水の湯から出る湯気を米飯の乾燥の抑止に利用したものである。
内釜(1)の下底(2)の煮沸加熱に影響の少ない器(5)の内面の(6)へ渇水させず残した炊飯水の湯から出る湯気熱と、及び保温の加熱状態にある内釜本体(1)からの間接熱とを米飯の保温に利用したものである。
炊飯器の開閉蓋の内側に生じる水滴の回収と再利用を米飯の乾燥抑止のある保温状態の更なる経時延長に利用したものである。
図1は、実施例1における内釜本体1を示すものである。
図において(1)は内釜で、(3)は内釜(1)の内側へ配置できるもう一つの脱着のできる子内釜である。内釜(1)ともう一つの脱着できる子内釜(3)を備えて及び内釜(1)と子内釜(3)の隙間へ器(5)を具備したこの異なる二つの内釜と器を併せたものが内釜本体1である。
(4)は、子内釜(3)の底で精米よりも細目の穴を多数配置し具備したものであり内釜本体1の上底である。
(2)は、内釜(1)の底で、清水の漏れない段付き底を配置したものであり内釜本体1の下底である。
(5)は、内釜(1)の底(2)へ具備できる器である。及び、炊飯水の一部(6)を蓄えることができ且つ脱着のできる器である。
内釜本体1は、内釜(1)の底(2)へ器(5)を具備し、器(5)は子内釜(3)を具備して、それぞれ脱着のできる内釜(1)と子内釜(3)と器(5)の三つを併せたもった内釜である。
図2は、実施例2における内釜本体2を示すものである。
図において(1)は内釜で、(3)は内釜(1)の内側へ配置できるもう一つの脱着のできる子内釜である。この内釜(1)ともう一つの脱着のできる子内釜の(3)を備えてこの異なる二つの内釜を併せたものが内釜本体2である。
(4)は、子内釜(3)の底で精米より細目の穴を多数配置し具備したものであり内釜本体2の上底である。
(2)は、内釜(1)の底で、清水の漏れない段付き底を配置したものであり内釜本体2の下底である。
(6)は、下底(2)の段付部の残留炊飯水を蓄える部分である。
内釜本体2は内釜(1)に支えられた子内釜(3)を備え上底(4)と下底(2)の間に隙間を設けた二層底のある内釜である。
図3は、実施例3における内釜本体3を示すものである。
図において(1)は内釜本体である。
(4)は精米より細目の穴を多数配置し具備した脱着のできる上底である。
(2)は清水の漏れない段付き底を配置した下底である。
(6)は下底(2)の段付部の残留炊飯水を蓄える部分である。
内釜本体(1)は、上底(4)と下底(2)の間に隙間を設けた二層底の内釜である。
図2、図3に示した下底(2)の段付きの形状と図1と図4の器(5)の形状はこれを特定するものではない。及び器(5)は熱伝導に優れないもの、例えばガラス製や陶磁器製などの材質が好ましいが特段これを特定するものではない。
以上のように、本発明にかかる内釜本体は、煮沸炊飯と蒸気炊飯との二段の工程に分けて炊飯することで炊飯水量の加減や米粒内の吸水量および炊飯の温度や炊飯の加熱むらなどの影響を受けずに、ふっくらとした食味と食感のある米飯の炊きあげができ、及び経時保温中の米飯の硬化も抑止することができる。また内釜本体は、電気式炊飯器をはじめガス式炊飯器や家庭用および業務用などいずれの炊飯器へも適用できるうえ及び市販後の炊飯器の内釜と互換し使用することもできる以上のように炊飯の米飯品質を向上または保ちながら製造のコストを低減できる。
1 内釜
2 下底
3 子内釜
4 上底
5 器
6 残留炊飯水を蓄える部分
7 炊飯する米粒量の最上部の位置
8 炊飯水の喫水線の位置
9 炊飯する米粒量の最下部の位置
10 下底と同高さで炊飯水量の最下部の位置
2 下底
3 子内釜
4 上底
5 器
6 残留炊飯水を蓄える部分
7 炊飯する米粒量の最上部の位置
8 炊飯水の喫水線の位置
9 炊飯する米粒量の最下部の位置
10 下底と同高さで炊飯水量の最下部の位置
Claims (4)
- 炊飯器内釜の底辺部を二層底とし脱着できる上底に精米より細目の穴を多数配置し具備して、下底は清水の漏れない段付き底を備えて二層底の上底と下底の間に隙間を設けることを特徴とする内釜本体。
- 内釜と、この内釜の内側へ配置できるもう一つの脱着のできる内釜を備えてこの二つの異なる内釜を併せて一つとなることを特徴とする内釜本体。
- 内釜の下底と、この内釜の内側へ配置できるもう一つの脱着のできる内釜の上底との隙間へ脱着のできる別の器を備えたことを特徴とする内釜本体。
- 炊飯器の開閉蓋内面へ生じる水滴を内釜の下底または器に対して回収する特徴を備えた内釜本体。
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| JP2006257335A JP2008073315A (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | 明後日になっても炊きたての食味食感を味わえる炊飯器の内釜 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014233574A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-15 | 株式会社 鋳物屋 | 炊飯が可能な調理装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001095681A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-10 | Akitoshi Osawa | 炊飯良味保持湿釜 |
| JP2002045298A (ja) * | 2000-08-01 | 2002-02-12 | Shizuko Miura | 「電気炊飯器の蒸気孔用蒸し器」 |
| JP2007135729A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
-
2006
- 2006-09-22 JP JP2006257335A patent/JP2008073315A/ja active Pending
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