JP2008065220A - トナー製造方法、トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
トナー製造方法、トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008065220A JP2008065220A JP2006245247A JP2006245247A JP2008065220A JP 2008065220 A JP2008065220 A JP 2008065220A JP 2006245247 A JP2006245247 A JP 2006245247A JP 2006245247 A JP2006245247 A JP 2006245247A JP 2008065220 A JP2008065220 A JP 2008065220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- composition liquid
- toner composition
- acid
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】少なくとも結着樹脂前駆体及び着色剤を含有するトナー組成物を溶媒及び/又はモノマーに溶解乃至分散させたトナー組成液を貯留部1へ供給し、振動手段2により、貯留部を介して前記トナー組成液を励振しながら、貯留部に設けた複数の貫通孔4よりトナー組成液を造粒空間6に放出し、トナー組成液を柱状から括れ状態を経て液滴化し、少なくとも前記液滴化中乃至液滴化後に、結着樹脂前駆体が、分子量が増加する反応(伸張反応)、分子鎖が架橋構造を有す反応(架橋反応)及び前記溶媒不溶成分を形成する反応(ゲル化反応)のいずれかを行って液滴を固体粒子に変化させる。
【選択図】図2
Description
従来、電子写真、静電記録、静電印刷などに用いられる乾式トナーとしては、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂などのトナーバインダーを着色剤などと共に溶融混練し、微粉砕したもの、いわゆる粉砕型トナーが広く用いられている。
しかしながら、これらの方法も特許文献1〜4と同様に、生産性が低く、単一分散性の点でも不十分であった。また、粒子形成後に樹脂を硬化しているが、上述したような定着特性に関する課題を解決するものではなかった。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[2]前記トナー組成液が、活性水素基を有する化合物と前記結着樹脂前駆体として該活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体とを含むことを特徴とする前記[1]に記載のトナー。
[3]前記活性水素基がアミノ基、水酸基、メルカプト基、カルボキシル基及びそれらがブロック化された有機基からなる群から選ばれる官能基であることを特徴とする前記[2]に記載のトナー。
[4]前記重合体の反応可能部位がイソシアネート基及び/又はエポキシ基であることを特徴とする前記[2]又は[3]に記載のトナー。
[5]前記重合体がポリエステル、エポキシ樹脂及びポリウレタンなる群から選ばれる重合体であることを特徴とする前記[2]〜[4]のいずれかに記載のトナー
[6]前記活性水素基を有する化合物と、前記重合体が伸長反応及び架橋反応して得られた成分の、トナー中の結着樹脂中における含有量が5〜50重量%であることを特徴とする前記[2]〜[5]のいずれかに記載のトナー
[7]前記トナー組成液が結着樹脂前駆体として少なくともビニル系重合性モノマーを含むと共に重合開始剤を含むことを特徴とする前記[1]記載のトナー。
[8]前記トナー組成液が、前記結着樹脂前駆体としてのビニル系重合性モノマーを他の重合性モノマーに溶解乃至分散させてなるトナー組成液であることを特徴とする前記[7]記載のトナー。
[9]前記トナー組成液が更に架橋性モノマーを含むことを特徴とする前記[7]又は[8]に記載のトナー。
[10]トナー組成液が更にポリエステル樹脂を含むことを特徴とする前記[1]〜[9]のいずれかに記載のトナー。
[11]前記ポリエステル樹脂のガラス転移点が35〜65℃であることを特徴とする前記[10]に記載のトナー
[12]トナー中の結着樹脂中における前記ポリエステル樹脂の含有量が50〜95重量%であることを特徴とする前記[10]又は[11]に記載のトナー。
[13]トナー組成液が更に離型剤を含むことを特徴とする前記[1]〜[12]のいずれかに記載のトナー。
[14]前記離型剤が融点50〜120℃の脂肪酸エステル系化合物、ポリエチレン化合物、ポリプロピレン化合物及びパラフィン化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記[13]に記載のトナー
[15]前記トナーのガラス転移点が40〜70℃であることを特徴とする前記[1]〜[14]のいずれかに記載のトナー。
[16]前記トナーのTHF不溶解分(ゲル分)量が、5〜60重量%であることを特徴とする前記[1]〜[15]のいずれかに記載のトナー。
[17]前記トナーのTHF溶解分のGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)によって測定される分子量分布において、分子量3.0×103〜5.0×104の領域に、少なくとも一つのメインピークを有することを特徴とする前記[1]〜[16]のいずれかに記載のトナー。
[18]前記トナーの高架式フローテスターによって求められる、1/2流出温度Tmが115〜140℃であることを特徴とする前記[1]〜[17]のいずれかに記載のトナー。
[19]粒度分布(重量平均粒径D4/数平均粒径Dn)が、1.00〜1.05の範囲にあることを特徴とする前記[1]〜[18]のいずれかに記載のトナー。
[20]重量平均粒径D4が1〜20μmであることを特徴とする前記[1]〜[19]のいずれかに記載のトナー。
[22]静電荷像担持体上の静電荷像を前記[21]に記載の現像剤により現像してトナー像を形成し、静電荷像担持体表面に転写材を介し転写手段を当接させ前記トナー像を該転写材に静電転写することを特徴とする画像形成装置。
[23]静電荷像担持体上の静電荷像を前記[1]〜[20]のいずれかに記載のトナーにより現像してトナー像を形成し、静電荷像担持体表面に転写材を介し転写手段を当接させ前記トナー像を該転写材に静電転写することを特徴とする画像形成装置。
[24]未定着画像が形成された記録媒体を、磁性金属から構成されて電磁誘導により加熱される加熱ローラと、前記加熱ローラと平行に配置された定着ローラと、前記加熱ローラと前記定着ローラとに張り渡され、前記加熱ローラにより加熱されると共にこれらのローラによって回転される無端帯状のトナー加熱媒体と、前記トナー加熱媒体を介して前記定着ローラに圧接されると共に、前記トナー加熱媒体に対して順方向に回転して定着ニップ部を形成する加圧ローラとを有する定着手段において、前記トナー加熱媒体と前記加圧ローラの間を通過させて前記未定着画像を加熱定着することを特徴とする前記[22]又は[23]に記載の画像形成装置。
[25]静電荷像担持体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジにおいて、現像手段はトナーを保持し、前記トナーが、前記[1]〜[20]のいずれかに記載のトナーであることを特徴とするプロセスカートリッジ。
[27]前記貫通孔は、前記振動手段1つ当たりに複数個存在することを特徴とする前記[26]記載のトナー製造方法。
[28]前記貫通孔が、厚み5〜50μmの金属板で形成され、かつ、その開口径が3〜35μmであることを特徴とする前記[26]又は[27]に記載のトナー製造方法。
[29]液滴吐出方向と同方向に乾燥気体を流すことにより気流を発生させ、該気流により、液滴を溶媒除去設備内で搬送させると共に、該搬送中に前記液滴中の溶媒を除去させることにより、トナー粒子を形成することを特徴とする前記[26]〜[28]のいずれかに記載のトナー製造方法。
[30]前記乾燥気体が、空気及び窒素ガスのいずれかであることを特徴とする前記[29]に記載のトナー製造方法。
[31]乾燥気体の温度が、40〜200℃であることを特徴とする前記[29]又は[30]に記載のトナー製造方法。
[32]溶媒除去設備が、液滴の電荷とは逆極性に帯電された電界カーテンで周囲が覆われた搬送路を有してなり、該搬送路内に液滴を通過させることを特徴とする前記[29]〜[31]のいずれかに記載のトナー製造方法。
[33]前記トナー組成液の固形分含有割合が5〜20重量%であることを特徴とする前記[26]〜[32]のいずれかに記載のトナーの製造方法。
[34]前記トナー組成液が、結着樹脂前駆体として少なくともビニル系重合性モノマーを含むと共に重合開始剤を含むことを特徴とする前記[26]〜[33]のいずれかに記載のトナーの製造方法。
[35]前記トナー組成液が、前記結着樹脂前駆体としての少なくとも第1のビニル系重合性モノマーを他の重合性モノマーに溶解乃至分散させてなるトナー組成液であることを特徴とする前記[34]記載のトナーの製造方法。
[36]前記トナー組成液は、前記ビニル系重合性モノマー及び重合開始剤と共に、架橋性モノマーを含有することを特徴とする前記[34]又は[35]に記載のトナー製造方法。
[37]前記ビニル系重合性モノマーは、スチレン系モノマー、アクリル酸エステルモノマー、メタクリル酸エステルモノマーよりなる群から選ばれた少なくとも1種類であることを特徴とする前記[34]〜[36]のいずれかに記載のトナー製造方法。
[38]前記重合開始剤の重合開始温度は、40〜60℃であり、且つ、前記重合工程における加熱温度は、使用する重合開始剤の重合開始温度と同じであることを特徴とする前記[34]〜[37]のいずれかに記載のトナー製造方法。
[39]前記トナー組成液が、活性水素基を有する化合物と前記結着樹脂前駆体として該活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体とを含むことを特徴とする前記[26]〜[33]のいずれかに記載のトナーの製造方法。
[40]前記トナー組成液が結着樹脂として、少なくとも1種類以上のポリエステル樹脂を含むことを特徴とする前記[26]〜[39]のいずれかに記載のトナー製造方法。
[41]前記トナー組成液は、有機溶剤を含有し、脱溶剤によってトナー組成液が固形化することを特徴とする前記[26]〜[40]のいずれかに記載のトナー製造方法。
具体的には、これまでの粉砕型トナーやケミカルトナーにおける製造方法にみられた粒子のバラツキによる変動幅が全くないか、あっても殆ど無視できる程度に極端に変動が少ないものであるといった大きな特徴を有する。更に、本発明によれば、熱ローラなどの加熱部材を使用して行われる接触加熱方式による定着工程において、優れた耐オフセット性を発揮できる。また、耐熱保存性にも優れ、高温環境下における長期間の保存に対してもトナーのブロッキングを防ぎ、様々なトナー品質を損なうことがない。また、ゲル分を、ノズル吐出後に形成させるため、ゲル分によるノズル詰まりによる生産性や粒子均一性が全く低下することがなく、ゲル分はトナー中に極めて均一に微分散するので、トナー粒子間の熱特性にバラツキのない優れたトナーが提供できる。
本発明のトナー製造方法は、少なくとも結着樹脂前駆体及び着色剤を含有するトナー組成物を溶媒及び/又はモノマーに溶解乃至分散させたトナー組成液を、貫通孔より放出し液滴化してトナー粒子を製造するトナー製造方法において、前記トナー組成液を貯留部へ供給し、少なくとも貯留部の一部に接する振動手段により、前記貯留部を介して前記トナー組成液を励振しながら、貯留部に設けた複数の貫通孔より前記トナー組成液を造粒空間に放出し、前記トナー組成液を柱状から括れ状態を経て液滴化し、少なくとも前記液滴化中乃至液滴化後に、結着樹脂前駆体に、分子量が増加する反応(伸張反応)、分子鎖が架橋構造を有す反応(架橋反応)及び前記溶媒不溶成分を形成する反応(ゲル化反応)のいずれかの反応を行わせて該液滴を造粒空間において固体粒子に変化させることを特徴とする。
本発明のトナー製造方法に使用される装置(以下、「トナー製造装置」ともいう。)としては、本製造方法により、トナーを製造可能な装置であれば、特に制限はなく、適宜選択して使用することができるが、好ましいトナー製造装置としては、例えば、図2に示すように、少なくとも、前記液滴形成手段としての、少なくとも前記トナー組成液を貯留する貯留部1と、振動手段2と、前記振動手段2を保持する支持手段3、貯留部1の底部に設けた複数の貫通孔4を有する板、前記貫通孔4より放出される前記トナー組成液を貯留部に供給し、前記貫通孔4より放出するための液供給手段5と、前記トナー粒子形成手段としての、溶媒除去設備6と、トナー捕集部7とを有する装置が好適に挙げられる。
液柱の液滴化現象について図1を用いて説明する。
液柱の均一液滴化現象は下記非特許文献1に説明されるように、液柱が最も不安定になる波長条件λは、液柱直径d(jet)を用いて下記の式(1)で表される。
λ = 4.5d(jet) (1)
ここで、発生する擾乱現象の周波数fは、液柱の速度をvとした場合下記の式(2)で表すことが出来る。
f = v/λ (2)
また、非特許文献2で説明されるように、実験的に安定に均一粒子を形成する条件を導いた結果、下記の式(3)の条件において安定的に均一粒子を形成することが可能であるとしている。
3.5 < λ/d(jet) < 7.0 (3)
更には、非特許文献3で説明されるように、エネルギー保存則を基に、貫通孔より排出される液が、液柱を形成する最小ジェット速度v(min)は下記の式(4)のように表現される。
v(min) = (8σ/ρd(jet))1/2 (4)
式(4)において、σは液の表面張力、ρは液密度、d(jet)は液柱の直径を表す。式(1)から式(4)の条件式はこのような現象を再現するための条件を推定するために有用であるが、我々は、これらの関係式は液物質の種類、混合物、分散物等によって変動し得ることを確認しているが、振動子を液室に取り付け、これを振動数fにおいて振動することにより液柱が、上記のような擾乱によって液滴化する現象は様々な液体において成立した。
[非特許文献2]: Schneider J. M., C. D. Hendricks, Rev. Instrum. 35 (10), 1349−50 [1964]
[非特許文献3]: Lindblad N. R. and J. M. Schneider, J. Sci. Instrum. 42, 635 [1965]
(貯留部)
貯留部は、少なくとも、前記トナー組成物原料流体を加圧された状態において保持される必要があるため、SUS、アルミなどの金属等の部材からなり、10MPa程度の耐圧性があることが望ましいが、これに限るものではない。また、例えば、図3に示すように、貯留部へ液を供給する配管8で接続され、貫通孔を有する板を保持する機構9を設けた構造が望ましい。また、貯留部全体を振動する振動手段2が、前記貯留部には接している。振動手段には振動発生装置10と導電線11によって接続されており、制御される形態が望ましい。貯留部内の圧力調整を行ったり、内部の気泡を除去するための開放弁12を設けることが、液柱の安定形成を行う上で好ましい。
前記振動手段2は、一つの振動手段により、該貫通孔を有する貯留部全体を励振させるのが好ましい。
振動手段が前記貯留部を構成する一部に接し、前記貯留部を介して原料流体に振動を与えることで、1貯留部に設けられた貫通孔より放出される原料流体に一括して同等に振動を加えて圧力粗密波を発生することが可能であるため、1振動手段によって100以上の液滴形成現象を同時に発生させることが可能となる。
前記貯留部1に振動を与える振動手段2としては、確実な振動を一定の周波数で与えることができるものであれば特に制限はなく、適宜選択して使用することができるが、上述の観点から、例えば、前記貫通孔が、圧電体の伸縮により一定の周波数で振動されるのが好ましい。
前記圧電体は、電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換する機能を有する。具体的には、電圧を印加することにより、伸縮し、この伸縮により、貫通孔を振動させることができる。
前記一定の周波数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、100kHz乃至10MHzが好ましく、極めて均一な粒子径を有する微小液滴を発生させる観点から、200kHz乃至2MHzがより好ましい。
前記貫通孔3は、1個のみ設けても粒子生産は可能であるが、極めて均一な粒子径を有する微小液滴を効率よく発生させる観点から、複数個設け、各貫通孔から吐出される液滴を、一の溶媒除去設備、図示の例では、溶媒除去設備5で乾燥させるのが好ましい。
前記振動手段2の一部を、固定支持するための支持手段3は、装置に貯留部及び振動手段を固定するために設けられており、材質に限定は特に無いが、金属などの剛体であればよい。必要によっては余分な共振による貯留部の振動の乱れを発生させないために、振動緩和材としてのゴム材、樹脂材などが一部に設けられることもできる。
前記貫通孔4は、先にも述べたように、前記トナー組成物原料流体を、液柱として吐出させる部材である。前記貫通孔の材質及び形状としては、特に制限はなく、適宜選択した形状とすることができるが、例えば、吐出孔が、厚み5〜50μmの金属板で形成され、かつ、その開口径が1〜40μmであることが、前記トナー組成物原料流体中に含まれる1μm以下の微粒子分散物を閉塞させることなく、かつ100kHz以上の振動周波数で極めて均一な粒子径を有する微小液滴を発生させることを両立させる観点から好ましい。これは、前記液滴化現象により安定的に液滴を得ることが可能な周波数領域は、実質上貫通孔の直径が大きくなるにつれて減少するため、生産性を考慮して、100kHz以上の振動周波数を想定している。なお、前記開口径は、真円であれば直径を意味し、楕円であれば短径を意味する。
前記共通液室へ液を供給する手段5としては、チューブポンプ、ギアポンプ、ロータリーポンプ、シリンジポンプなどの定量ポンプであることが望ましい。また、圧縮空気などによって加圧し送液するタイプのポンプであってもよい。これら液供給手段で前記共通液室は前記トナー組成物原料流体で満たされ、更に液滴化可能な圧力まで昇圧することが可能である。液圧力はポンプ付属の圧力ゲージまたは専用の圧力センサにて測定が可能である。
前記溶媒除去設備6としては、液滴13の溶媒を除去することができれば特に制限はないが、液滴13の吐出方向と同方向に乾燥気体14を流すことにより気流を発生させ、該気流により、液滴13を溶媒除去設備6内で搬送させると共に、該搬送中に前記液滴13中の溶媒を除去させることにより、トナー粒子15を形成するのが好ましい。なお、ここで、「乾燥気体」とは、大気圧下の露点温度が−10℃以下の状態の気体を意味する。前記乾燥気体としては、液滴13を乾燥可能な気体であれば特に制限はなく、例えば、空気、窒素ガス、などが好適に挙げられる。
また、前記溶媒除去設備6の内壁面には、液滴13が、前記溶媒除去(乾燥)設備6の壁面に付着することを防止する観点から、液滴の電荷とは逆極性に帯電された電界カーテンを設け、前記電界カーテンで周囲が覆われた搬送路を形成し、該搬送路内に液滴を通過させるのが好ましい。
前記乾燥気体の温度は、乾燥効率の面においてはより高温である方が好ましく、また噴霧乾燥の特性上、使用する溶媒の沸点以上の乾燥気体を使用したとしても、乾燥途中の恒率乾燥領域では液滴温度が溶媒沸点以上に上昇することはなく、得られるトナーに熱的損傷を与えることはない。しかしながら、トナーの主構成材料が熱可塑性樹脂であることから、乾燥後すなわち減率乾燥領域において、使用する樹脂の沸点以上の乾燥気体にさらされると、トナー同士が熱融着を発生しやすくなり、単分散性が損なわれる危険性がある。したがって、前記乾燥気体の温度は、具体的には、例えば、40〜200℃が好ましく、60〜150℃がより好ましく、75〜85℃が特に好ましい。
液滴は溶媒除去設備6内で完全に固化する必要はない。溶媒除去設備6内で捕集部において液滴同士が合一しない程度に液滴の表面が固化し、球形を維持することができる状態となっておればよく、捕集後に移送中又はトナー貯蔵容器内で更に固化反応が進んで固形粒子化してもよい。
前記トナー捕集部7は、トナーを効率的に捕集し、搬送する観点から、トナー粒子製造装置の底部に設けられた部材である。
前記トナー捕集部7の構造としては、トナーを捕集できれば特に制限はなく、適宜選択することができるが、上述の観点から、図示の例のように、開口径が漸次縮小するテーパー面を有してなり、該開口径が入口部より縮小した出口部から、トナー粒子15を、乾燥気体14を用い、該乾燥気体の流れを形成し、該乾燥気体の流れにより、トナー粒子をトナー貯蔵容器に移送させるのが好ましい。
前記移送の方法としては、図示の例のように、乾燥気体14により、トナー粒子15をトナー貯蔵容器に圧送してもよいし、トナー貯蔵容器側からトナー粒子15を吸い込んでもよい。
前記乾燥気体の流れとしては、特に制限はないが、遠心力を発生させて確実にトナー粒子15を移送できる観点から、渦流であることが好ましい。
さらに、該トナー粒子15の搬送をより効率的に行う観点から、トナー捕集部7、及びトナー捕集容器が、導電性の材料で形成され、かつ、これらがアースに接続されているのがより好ましい。また、前記トナー製造装置は、防曝仕様であることが好ましい。
貫通孔から吐出される液滴11を帯電させて単分散粒子とするために電極を設けることが出来る。
前記電極は、貫通孔に対向して設置された一対の部材であり、その形状としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、リング状に形成するのが好ましい。
前記電極(以下、「リング状電極」とも称す)による帯電方法としては、特に制限はないが、貫通孔から吐出される液滴13に、常に一定の帯電量を液滴13に与えることができることから、例えば、前記液滴13に、誘導荷電により、正電荷又は負電荷を与えることが好ましい。より具体的には、前記誘電荷電が、前記液滴を、直流電圧が印加されたリング状電極の中を通過させることにより行われるのが好ましい。
更に、前記誘導荷電の方法としては、直接貫通孔に直流電圧を印加し、乾燥設備の底部に配置したアースとの間で電位差を設け、液滴を荷電させることも可能である。この場合は、トナー組成液貯留部1にある導電性のトナー組成液を介し電位をかけることができる。トナー組成液貯留部1への液供給を空気圧などを利用することで絶縁すれば、比較的簡易に誘導荷電が達成される。
気流中の液滴が高荷電状態となることは、エレクトロスプレー法や静電噴霧による微粒子製造などでもすでに実証されている。この場合、揮発成分の蒸発による液滴の表面積縮小作用から、固体への帯電よりも高い帯電量を維持させることが原理的には可能であり、さらに高荷電な固体粒子を得ることができる。
液滴13を、搬送路内に通過させることにより形成したトナー粒子15の電荷を、一時的に中和させた後、該トナー粒子15をトナー貯蔵容器に収容させるための部材として除電器を設けることが出来る。
前記除電器による除電の方法としては、特に制限はなく、通常知られている方法を適宜選択して使用することができるが、効率的に除電が可能であることから、例えば、軟X線照射、プラズマ照射、などにより行うのが好ましい。
前記液滴13は、先に述べたように、特定の物質を含有するトナー組成液を、一定の周波数で振動させた貯留部1に設けた貫通孔4から吐出させることにより発生させる。なお、前記トナー用材料については、別途「トナー」の項を設けて、その中で述べる。
前記トナー組成液としては、トナー用材料を、溶解及び分散の少なくともいずれかを行ってさえいれば特に制限はなく、適宜選択して使用することができるが、高い帯電量を維持させる観点から、電解伝導率が1.0×10−7S/m以上であることが好ましい。同様の観点から、前記溶解乃至分散液の、溶媒としての電解伝導率も、1.0×10−7S/m以上であるのが好ましい。
前記トナー用材料を、溶解乃至分散する方法としては、特に制限はなく、通常使用される方法を適宜選択することができる。
但し、前記トナー組成液が結着樹脂前駆体としてビニル系重合性モノマーを含み、重合開始剤を含む場合には、前記トナー組成物液の温度は、前記重合開始剤の重合開始温度以下に保つことが好ましい。従って、前記重合開始剤は、前記重合開始剤以外のトナー組成物から成るトナー組成液を調整した後に添加し、前記重合開始剤の重合開始温度以下の温度で、溶解または分散させることがより好ましい。
以上の詳細に説明した本発明のトナー製造方法によれば、貫通孔4から発生する液滴の粒子数は、1秒当たり数万乃至数百万個と、非常に多く、更に吐出孔を多くすることも容易である。また、非常に均一な液滴径が得られ、充分な生産性を有する観点からも、トナーを生産するのに最も好適な方法といえる。さらに、本製造方法では、最終的に得られるトナーの粒径を、下記計算式(1)により正確に決定することができ、使用する材料による粒径の変化が殆どない。
Dp=(6QC/πf)(1/3)・・・(1)
但し、Dp: 固体粒子径、Q:液流量(ポンプ流量とノズル径で決まる)、f:振動周波数、C:固形分の体積濃度である。
トナー粒子径は上記計算式(1)のみで正確に計算することが可能であるが、より簡単には下記計算式(2)で求められる。
固形分体積濃度(体積%)=(固体粒子径/液滴径)3・・・(2)
すなわち、本発明により得られるトナー粒子の直径は、液滴を噴出する振動周波数に依らずノズルの開口径の2倍となる。そこで、上記計算式(2)の関係から、固形分の濃度を予め求め調整することにより、目的とする固体粒子径を得ることが可能である。例えば、ノズル径が7.5μmの場合、液滴径は15μmとなる。そこで、固形分体積濃度を6.40体積%にすれば6.0μmの固体粒子が得られることになる。この場合、振動周波数は生産性の点からより高いほど望ましいが、ここで決定した振動周波数に併せて計算式(1)からQ(液流量)を決定することになる。
これまでの製造方法では、使用する材料によって粒度が大きく変化することが多いが、本製造方法では、吐出する際の液滴径と、固形分濃度とを管理することにより、設定した通りの粒径を有する粒子を連続して得ることが可能になる。
本発明のトナーは、先に述べた製造方法により製造されたトナーであり、粒度分布が単分散なものが得られる。
具体的には、前記トナーの粒度分布(重量平均粒径/数平均粒径)としては、1.00〜1.05の範囲にあるのが好ましい。また、重量平均粒径としては、1〜20μmであるのが好ましい。
本発明で使用できるトナー材料は、少なくとも結着樹脂前駆体、着色剤、溶媒及び/又はモノマーを原料として用いる限りは特に制限はなく、従来の電子写真用トナーと全く同じものが使用できる。すなわち、結着樹脂、離型剤、流動性向上剤、外添剤として従来用いられているものを使用することができる。
トナー組成液は、少なくとも結着樹脂前駆体及び着色剤を含有するトナー組成物を溶媒及び/又はモノマーに溶解乃至分散させたものからなる。
本発明においては、このトナー組成液が、少なくとも液滴化中乃至液滴化後に、結着樹脂前駆体が、分子量が増加する反応(伸張反応)、分子鎖が架橋構造を有す反応(架橋反応)及び前記溶媒不溶成分を形成する反応(ゲル化反応)のいずれかを行うことによって該液滴が造粒空間において固体粒子に変化することが重要である。
前述したように、トナー組成液中に当初から分子量の高い樹脂成分を溶解、分散させるとトナー組成液の粘度が上昇し、上記液滴を形成するのが困難になり、噴射部の目詰まりが生じやすくなるという問題があるが、本発明におけるように、液滴化中乃至液滴化後に結着樹脂前駆体が、分子量が増加する反応(伸張反応)、分子鎖が架橋構造を有す反応(架橋反応)又は溶媒不溶成分を形成する反応(ゲル化反応)により固形化することによって前記のような問題がなくなり、しかも、貯留部の一部に接する振動手段により、前記貯留部を介して前記トナー組成液を励振しながら、貯留部に設けた複数の貫通孔より前記トナー組成液を造粒空間に放出し、トナー組成液を柱状から括れ状態を経て液滴化するという液滴化方法を採用することによって、得られるトナーの高度の単一分散性を達成することができるのである。
この場合、トナー組成液は更にポリエステル、離型剤を含むことが好ましい。
前記溶媒としては、前記トナー材料を溶解乃至分散可能な溶媒であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、トルエン、キシレン、ベンゼン、四塩化炭素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、トリクロロエチレン、クロロホルム、モノクロロベンゼン、ジクロロエチリデン、酢酸メチル、酢酸エチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、等が挙げられるが、エステル系溶剤であるのが好ましく、酢酸エチルが特に好ましい。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記活性水素基含有化合物は、前記トナー組成液中で、前記活性水素基含有化合物と反応可能な重合体が伸長反応、架橋反応等する際の伸長剤、架橋剤等として作用する。
前記活性水素基含有化合物としては、活性水素基を有していれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記活性水素基含有化合物と反応可能な重合体が前記イソシアネート基含有ポリエステルプレポリマー(A)である場合には、イソシアネート基含有ポリエステルプレポリマー(A)と伸長反応、架橋反応等の反応により高分子量化可能な点で、アミン類(B)が好適である。
前記活性水素基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水酸基(アルコール性水酸基又はフェノール性水酸基)、アミノ基、カルボキシル基、メルカプト基、等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、アルコール性水酸基が特に好ましい。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ジアミン(B1)、ジアミン(B1)と少量の3価以上のポリアミン(B2)との混合物、が特に好ましい。
前記アミノアルコール(B3)としては、例えば、エタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリン、等が挙げられる。
前記アミノメルカプタン(B4)としては、例えば、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタン、等が挙げられる。
前記アミノ酸(B5)としては、例えば、アミノプロピオン酸、アミノカプロン酸、等が挙げられる。
前記B1〜B5のアミノ基をブロックしたもの(B6)としては、例えば、前記(B1)から(B5)のいずれかのアミン類とケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等)から得られるケチミン化合物、オキサゾリゾン化合物、等が挙げられる。
前記混合当量比([NCO]/[NHx])が、1/3未満であると、低温定着性が低下することがあり、3/1を超えると、前記ウレア変性ポリエステル樹脂の分子量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化することがある。
前記活性水素基含有化合物と反応可能な重合体(以下「プレポリマー」と称することがある)としては、前記活性水素基含有化合物と反応可能な部位を少なくとも有しているものであれば特に制限はなく、公知の樹脂等の中から適宜選択することができ、例えば、ポリオール樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、これらの誘導体樹脂、等が挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、溶融時の高流動性、透明性の点で、ポリエステル樹脂が特に好ましい。
これらは、1種単独で含まれていてもよいし、2種以上が含まれていてもよい。これらの中でも、イソシアネート基が特に好ましい。
前記ウレア結合生成基としては、例えば、イソシアネート基、等が挙げられる。前記ウレア結合生成基含有ポリエステル樹脂(RMPE)における該ウレア結合生成基が該イソシアネート基である場合、該ポリエステル樹脂(RMPE)としては、前記イソシアネート基含有ポリエステルプレポリマー(A)等が特に好適に挙げられる。
前記アルキレングリコールとしては、炭素数2〜12のものが好ましく、例えば、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等が挙げられる。前記アルキレンエーテルグリコールとしては、例えば、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール等が挙げられる。前記脂環式ジオールとしては、例えば、1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールA等が挙げられる。前記脂環式ジオールのアルキレンオキサイド付加物としては、例えば、前記脂環式ジオールに対し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを付加物したもの等が挙げられる。前記ビスフェノール類としては、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS等が挙げられる。前記ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物としては、例えば、前記ビスフェノール類に対し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを付加物したもの等が挙げられる。
これらの中でも、炭素数2〜12のアルキレングリコール、ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物等が好ましく、ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物と炭素数2〜12のアルキレングリコールとの混合物が特に好ましい。
前記3価以上の多価脂肪族アルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等が挙げられる。前記3価以上のポリフェノール類としては、例えば、トリスフェノールPA、フェノールノボラック、クレゾールノボラック等が挙げられる。前記3価以上のポリフェノール類のアルキレンオキサイド付加物としては、例えば、前記3価以上のポリフェノール類に対し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを付加物したもの等が挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ジカルボン酸(DIC)単独、又はDICと少量の3価以上のポリカルボン酸(TC)との混合物が好ましい。
前記アルキレンジカルボン酸としては、例えば、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸等が挙げられる。前記アルケニレンジカルボン酸としては、炭素数4〜20のものが好ましく、例えば、マレイン酸、フマル酸等が挙げられる。前記芳香族ジカルボン酸としては、炭素数8〜20のものが好ましく、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が挙げられる。
これらの中でも、炭素数4〜20のアルケニレンジカルボン酸、炭素数8〜20の芳香族ジカルボン酸が好ましい。
前記芳香族ポリカルボン酸としては、炭素数9〜20のものが好ましく、例えば、トリメリット酸、ピロメリット酸等が挙げられる。
前記含有量が0.5質量%未満であると、耐ホットオフセット性が悪化し、トナーの耐熱保存性と低温定着性とを両立させることが困難になることがあり、40質量%を超えると、低温定着性が悪化することがある。
前記イソシアネート基[NCO]が、5を超えると、低温定着性が悪化することがあり、1未満であると、耐オフセット性が悪化することがある。
前記含有量が0.5質量%未満であると、耐ホットオフセット性が悪化し、耐熱保存性と低温定着性とを両立させることが困難になることがあり、40質量%を超えると、低温定着性が悪化することがある。
前記イソシアネート基の平均数が、1未満であると、前記ウレア結合生成基で変性されているポリエステル樹脂(RMPE)の分子量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化することがある。
即ち、まず、40℃のヒートチャンバー中でカラムを安定させる。この温度でカラム溶媒としてテトラヒドロフラン(THF)を毎分1mlの流速で流し、試料濃度を0.05〜0.6質量%に調整した樹脂のテトラヒドロフラン試料溶液を50〜200μl注入して測定する。前記試料における分子量の測定に当たっては、試料の有する分子量分布を数種の単分散ポリスチレン標準試料により作成された検量線の対数値とカウント数との関係から算出する。前記検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、Pressure Chemical Co.又は東洋ソーダ工業社製の分子量が6×102、2.1×102、4×102、1.75×104、1.1×105、3.9×105、8.6×105、2×106、及び4.48×106のものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を用いることが好ましい。なお、前記検出器としてはRI(屈折率)検出器を用いることができる。
結着樹脂前駆体がモノマーであり、トナー粒子の形成がモノマーの重合反応によって行われる場合について、モノマーとしてビニル系重合性モノマーを用いる場合を例にとって述べる。
この場合、トナー組成液は、ビニル系重合性モノマー及び重合開始剤を含有し、液滴化されたトナー組成液、もしくは、粒子形成によって得られたトナーを加熱することによって、前記ビニル系重合性モノマーが重合する重合工程を経てトナー粒子が形成され、トナー内部にはゲル分が形成される。ビニル系重合性モノマーが形成するゲル分は、トナーに優れた耐オフセット性と耐熱保存性を与える一方で、機械的強度に優れる特徴を有する。このため、本発明のトナーは、現像剤担持体やキャリア、感光体等へのトナー汚染が少なく、長期に渡って高品位な画像を、極めて安定して提供できる。
また、前記重合工程は、トナー粒子に流動性向上等の目的で添加される添加剤が、トナー粒子の表面に添加された後に行われても良い。この場合は、トナー表面の添加剤が、重合工程における加熱によって生じる、トナー粒子同士の凝集や合着を防止するので好ましい。
本発明で使用されるトナー組成液に含有する重合開始剤としては、特に制限されるものはないが、通常使用されるラジカル重合開始剤を適宜選択して使用することができる。前記ラジカル重合開始剤としては、アゾ化合物系重合開始剤や、有機過酸化物系重合開始剤が主に挙げられる。
トナー組成液はその他の成分として結着樹脂を含有しても良い。
前記結着樹脂としては、特に制限はなく、通常使用される樹脂を適宜選択して使用することができるが、例えば、ポリエステル系重合体、スチレン系単量体、アクリル系単量体、メタクリル系単量体等のビニル重合体、これらの単量体又は2種類以上からなる共重合体、ポリオール樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂、ポリカーボネート樹脂、石油系樹脂、などが挙げられる。特にこの中でも、ポリエステル系重合体は低温定着性に優れ、省エネの観点から結着樹脂として使用することが好ましく、また、フルカラートナーに用いる場合、透明性に優れ、発色性が向上する。
2価のアルコール成分としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−へキサンジオール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、水素化ビスフェノールA、又は、ビスフェノールAにエチレンオキシド、プロピレンオキシド等の環状エーテルが重合して得られるジオール、などが挙げられる。 ポリエステル樹脂を架橋させるためには、3価以上のアルコールを併用することが好ましい。
前記3価以上の多価アルコールとしては、ソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、例えば、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタトリオール、グリセロール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、などが挙げられる。
また、結着樹脂がスチレン−アクリル系樹脂等のビニル重合体のときの酸価としては、0.1mgKOH/g〜100mgKOH/gであることが好ましく、0.1mgKOH/g〜70mgKOH/gであることがより好ましく、0.1mgKOH/g〜50mgKOH/gであることが最も好ましい。また、ポリエステル系重合体、ビニル重合体とその他の結着樹脂を併用する場合、全体の結着樹脂の酸価が0.1〜50mgKOH/gを有する樹脂を60質量%以上有するものが好ましい。
また、ポリエステル系重合体、ビニル重合体とその他の結着樹脂を併用する場合、全体の結着樹脂の酸価が0.1〜50mgKOH/gを有する樹脂を60質量%以上有するものが好ましい。
本発明において、トナー組成物の結着樹脂成分の酸価は、以下の方法により求め、基本操作はJIS K−0070に準ずる。
(1)試料は予め結着樹脂(重合体成分)以外の添加物を除去して使用するか、結着樹脂及び架橋された結着樹脂以外の成分の酸価及び含有量を予め求めておく。試料の粉砕品0.5〜2.0gを精秤し、重合体成分の重さをWgとする。例えば、トナーから結着樹脂の酸価を測定する場合は、着色剤又は磁性体等の酸価及び含有量を別途測定しておき、計算により結着樹脂の酸価を求める。
(2)300(ml)のビーカーに試料を入れ、トルエン/エタノール(体積比4/1)の混合液150(ml)を加え溶解する。
(3)0.1mol/lのKOHのエタノール溶液を用いて、電位差滴定装置を用いて滴定する。
(4)この時のKOH溶液の使用量をS(ml)とし、同時にブランクを測定し、この時のKOH溶液の使用量をB(ml)とし、以下の式(1)で算出する。ただしfはKOHのファクターである。
酸価(mgKOH/g)=[(S−B)×f×5.61]/W (1)
本発明で使用できる磁性体としては、例えば、(1)マグネタイト、マグヘマイト、フェライトの如き磁性酸化鉄、及び他の金属酸化物を含む酸化鉄、(2)鉄、コバルト、ニッケル等の金属、又は、これらの金属とアルミニウム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、錫、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン、バナジウム等の金属との合金。(3)及びこれらの混合物、などが用いられる。
また、磁性体の磁気特性としては、10Kエルステッド印加での磁気特性がそれぞれ、抗磁力20〜150エルステッド、飽和磁化50〜200emu/g、残留磁化2〜20emu/gのものが好ましい。
前記磁性体は、着色剤としても使用することができる。
前記着色剤としては、特に制限はなく、通常使用される樹脂を適宜選択して使用することができるが、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミウムレッド、カドミウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びこれらの混合物、などが挙げられる。
前記着色剤の含有量としては、トナーに対して1〜15質量%が好ましく、3〜10質量%がより好ましい。
前記マスターバッチの使用量としては、結着樹脂100量部に対して、0.1〜50質量部が好ましい。
前記分散剤の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにおけるスチレン換算重量での、メインピークの極大値の分子量で、500〜100000が好ましく、顔料分散性の観点から、3000〜100000がより好ましい。特に、5000〜50000が好ましく、5000〜30000が最も好ましい。分子量が500未満であると、極性が高くなり、着色剤の分散性が低下することがあり、分子量が100000を超えると、溶剤との親和性が高くなり、着色剤の分散性が低下することがある。
前記分散剤の添加量は、着色剤100質量部に対して1〜50質量部であることが好ましく、5〜30質量部であることがより好ましい。1質量部未満であると分散能が低くなることがあり、50質量部を超えると帯電性が低下することがある。
また、本発明では、結着樹脂、着色剤とともに離型剤を含有させることができる。
本発明の離型剤としては、特に制限はなく、通常使用されるものを適宜選択して使用することができるが、例えば、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、ポリオレフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、サゾールワックス等の脂肪族炭化水素系ワックス、酸化ポリエチレンワックス等の脂肪族炭化水素系ワックスの酸化物又はそれらのブロック共重合体、キャンデリラワックス、カルナバワックス、木ろう、ホホバろう等の植物系ワックス、みつろう、ラノリン、鯨ろう等の動物系ワックス、オゾケライト、セレシン、ペテロラタム等の鉱物系ワックス、モンタン酸エステルワックス、カスターワックスの等の脂肪酸エステルを主成分とするワックス類。脱酸カルナバワックスの等の脂肪酸エステルを一部又は全部を脱酸化したもの、などが挙げられる。
また、これらの離型剤を、プレス発汗法、溶剤法、再結晶法、真空蒸留法、超臨界ガス抽出法又は溶液晶析法を用いて分子量分布をシャープにしたものや、低分子量固形脂肪酸、低分子量固形アルコール、低分子量固形化合物、その他の不純物を除去したものも好ましく用いられる。
前記離型剤の融点としては、定着性と耐オフセット性のバランスを取るために、50〜120℃であることがより好ましい。50℃未満では耐ブロッキング性が低下することがあり、120℃を超えると耐オフセット効果が発現しにくくなることがある。
可塑化作用を有するワックスの種類としては、例えば、融点の低いワックス、分子の構造上に分岐のあるものや極性基を有する構造のもの、などが挙げられる。
離型作用を有するワックスとしては、融点の高いワックスが挙げられ、その分子の構造としては、直鎖構造のものや、官能基を有さない無極性のものが挙げられる。使用例としては、2種以上の異なるワックスの融点の差が10℃〜100℃のものの組み合わせや、ポリオレフィンとグラフト変性ポリオレフィンの組み合わせ、などが挙げられる。
2種のワックスを選択する際には、同様構造のワックスの場合は、相対的に、融点の低いワックスが可塑化作用を発揮し、融点の高いワックスが離型作用を発揮する。この時、融点の差が10〜100℃の場合に、機能分離が効果的に発現する。10℃未満では機能分離効果が表れにくいことがあり、100℃を超える場合には相互作用による機能の強調が行われにくいことがある。このとき、機能分離効果を発揮しやすくなる傾向があることから、少なくとも一方のワックスの融点が50〜120℃であることが好ましく、50〜100℃であることがより好ましい。
いずれの場合においても、トナー保存性と定着性のバランスをとりやすくなることから、トナーのDSC測定において観測される吸熱ピークにおいて、50〜120℃の領域に最大ピークのピークトップ温度があることが好ましく、50〜120℃の領域に最大ピークを有しているのがより好ましい。
本発明では、DSCにおいて測定されるワックスの吸熱ピークの最大ピークのピークトップの温度をもってワックスの融点とする。
前記ワックス又はトナーのDSC測定機器としては、高精度の内熱式入力補償型の示差走査熱量計で測定することが好ましい。測定方法としては、ASTM D3418−82に準じて行う。本発明に用いられるDSC曲線は、1回昇温、降温させ前履歴を取った後、温度速度10℃/minで、昇温させた時に測定されるものを用いる。
<キャリア>
本発明のトナーは、キャリアと混合して2成分現像剤として使用してもよい。前記キャリアとしては、通常のフェライト、マグネタイト等のキャリアも樹脂コートキャリアも使用することができる。
前記樹脂コートキャリアは、キャリアコア粒子とキャリアコア粒子表面を被覆(コート)する樹脂である被覆材からなる。
該被覆材に使用する樹脂としては、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体等のスチレン−アクリル系樹脂、アクリル酸エステル共重合体、メタクリル酸エステル共重合体等のアクリル系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、モノクロロトリフルオロエチレン重合体、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素含有樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、アミノアクリレート樹脂が好適に挙げられる。この他にも、アイオモノマー樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂等のキャリアの被覆(コート)材として使用できる樹脂が挙げられる。
これらの樹脂は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、樹脂中に磁性粉が分散されたバインダー型のキャリアコアも用いることができる。
前記樹脂コートキャリアに対する樹脂被覆材の割合としては、適宜決定すればよいが、樹脂コートキャリアに対し0.01〜5質量%が好ましく、0.1〜1質量%がより好ましい。
含フッ素樹脂とスチレン系共重合体との混合物としては、例えば、ポリフッ化ビニリデンとスチレン−メタクリ酸メチル共重合体との混合物、ポリテトラフルオロエチレンとスチレン−メタクリル酸メチル共重合体との混合物、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合(共重合体質量比10:90〜90:10)とスチレン−アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体(共重合質量比10:90〜90:10)とスチレン−アクリル酸2−エチルヘキシル−メタクリル酸メチル共重合体(共重合体質量比20〜60:5〜30:10:50)との混合物が挙げられる。
キャリアコアの磁性材料としては、例えば、フェライト、鉄過剰型フェライト、マグネタイト、γ−酸化鉄等の酸化物や、鉄、コバルト、ニッケルのような金属、又はこれらの合金を用いることができる。
また、これらの磁性材料に含まれる元素としては、鉄、コバルト、ニッケル、アルミニウム、銅、鉛、マグネシウム、スズ、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン、バナジウムが挙げられる。これらの中でも特に、銅、亜鉛、及び鉄成分を主成分とする銅−亜鉛−鉄系フェライト、マンガン、マグネシウム及び鉄成分を主成分とするマンガン−マグネシウム−鉄系フェライトが好適に挙げられる。
前記キャリアの粒径としては、4〜200μmのものが使用できるが、10〜150μmが好ましく、20〜100μmがより好ましい。特に、樹脂コートキャリアは、50%粒径が20〜70μmであることが好ましい。
2成分系現像剤では、キャリア100質量部に対して、本発明のトナー1〜200質量部で使用することが好ましく、キャリア100質量部に対して、トナー2〜50質量部で使用するのがより好ましい。
また、本発明のトナーはキャリアを使用しない一成分系の磁性トナー、または非磁性トナーとしても用いることができる。
本発明のトナーには、流動性向上剤を添加してもよい。該流動性向上剤は、トナー表面に添加することにより、トナーの流動性を改善(流動しやすくなる)するものである。
前記流動性向上剤としては、例えば、カーボンブラック、フッ化ビニリデン微粉末、ポリテトラフルオロエチレン微粉末の如きフッ素系樹脂粉末、湿式製法シリカ、乾式製法シリカの如き微粉末シリカ、微粉未酸化チタン、微粉未アルミナ、それらをシランカップリング剤、チタンカップリング剤若しくはシリコーンオイルにより表面処理を施した処理シリカ,処理酸化チタン,処理アルミナ、などが挙げられる。これらの中でも、微粉末シリカ、微粉未酸化チタン、微粉未アルミナが好ましく、また、これらをシランカップリング剤やシリコーンオイルにより表面処理を施した処理シリカが更に好ましい。
前記流動性向上剤の粒径としては、平均一次粒径として、0.001〜2μmであることが好ましく、0.002〜0.2μmであることがより好ましい。
ケイ素ハロゲン化合物の気相酸化により生成された市販のシリカ微粉体としては、例えば、AEROSIL(日本アエロジル社商品名、以下同じ)−130、−300、−380、−TT600、−MOX170、−MOX80、−COK84:Ca−O−SiL(CABOT社商品名)−M−5、−MS−7、−MS−75、−HS−5、−EH−5、Wacker HDK(WACKER−CHEMIEGMBH社商品名)−N20 V15、−N20E、−T30、−T40:D−CFineSi1ica(ダウコーニング社商品名):Franso1(Fransi1社商品名)、などが挙げられる。
BET法で測定した窒素吸着による比表面積としては、30m2/g以上が好ましく、60〜400m2/gがより好ましい。 表面処理された微粉体としては、20m2/g以上が好ましく、40〜300m2/gがより好ましい。
これらの微粉体の適用量としては、トナー粒子100質量部に対して0.03〜8質量部が好ましい。
本発明のトナーは、必要に応じて帯電制御剤を含有してもよい。
帯電制御剤としては公知のものが全て使用でき、例えば、ニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体または化合物、タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩および、サリチル酸誘導体の金属塩等である。具体的にはニグロシン系染料のボントロン03、第四級アンモニウム塩のボントロンP−51、含金属アゾ染料のボントロンS−34、オキシナフトエ酸系金属錯体のE−82、サリチル酸系金属錯体のE−84、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント化学工業社製)、第四級アンモニウム塩モリブデン錯体のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業社製)、第四級アンモニウム塩のコピーチャージPSY VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、第四級アンモニウム塩のコピーチャージNEG VP2036、コピーチャージNX VP434(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体であるLR−147(日本カーリット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、四級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。
得られたトナーの形状をさらに調節する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、結着樹脂、着色剤からなるトナー材料を溶融混練後、微粉砕したものをハイブリタイザー、メカノフュージョン等を用いて、機械的に形状を調節する方法や、いわゆるスプレードライ法と呼ばれるトナー材料をトナーバインダーが可溶な溶剤に溶解分散後、スプレードライ装置を用いて脱溶剤化して球形トナーを得る方法、水系媒体中で加熱することにより球形化する方法、などが挙げられる。
前記無機微粒子としては、例えば、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ペンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素、などを挙げることができる。
前記無機微粒子の一次粒子径は、5mμ〜2μmであることが好ましく、5mμ〜500mμであることがより好ましい。
前記BET法による比表面積は、20〜500m2/gであることが好ましい。
前記無機微粒子の使用割合は、トナーの0.01〜5質量%であることが好ましく、0.01〜2.0質量%であることがより好ましい。
この他、高分子系微粒子たとえばソープフリー乳化重合や懸濁重合、分散重合によって得られるポリスチレン、メタクリル酸エステルやアクリル酸エステル共重合体やシリコーン、ベンゾグアナミン、ナイロンなどの重縮合系、熱硬化性樹脂による重合体粒子が挙げられる。
前記表面処理剤としては、例えば、シランカップリング剤、シリル化剤、フッ化アルキル基を有するシランカップリング剤、有機チタネート系カップリング剤、アルミニウム系のカップリング剤、シリコーンオイル、変性シリコーンオイル、などが好適に挙げられる。
前記無機微粒子の一次粒子径としては、5mμ〜2μmであることが好ましく、5mμ〜500mμであることがより好ましい。また、BET法による比表面積としては、20〜500m2/gであることが好ましい。この無機微粒子の使用割合としては、トナーの0.01〜5重量%であることが好ましく、0.01〜2.0重量%であることがより好ましい。
以下、本発明の電子写真用トナー、または前記トナーとキャリアからなる二成分系現像剤を使用する画像形成装置について説明する。なお、本発明の画像形成装置は、以下で説明されるものに限定されるものではなく、本発明において規定する条件を満たしていれば、どのような画像形成装置であっても用いることができる。
本発明で用いたタンデム型カラー画像形成装置の実施形態について説明する。タンデム型の電子写真装置には、図4に示すように、各感光体1上の画像を転写装置2により、シート搬送ベルト3で搬送するシートsに順次転写する直接転写方式のものと、図5に示すように、各感光体1上の画像を1次転写装置2によりいったん中間転写体4に順次転写して後、その中間転写体4上の画像を2次転写装置5によりシートsに一括転写する間接転写方式のものとがある。転写装置5は転写搬送ベルトであるが,ローラ形状も方式もある。
以上のようなことから、最近は、タンデム型電子写真装置の中の、特に間接転写方式のものが注目されてきている。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
そして、図6に示すとおり、図示例では3つの支持ローラ14,15,16に掛け回して図中時計回りに回転搬送可能とする。
また、3つのなかで第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15間に張り渡した中間転写体10上には、その搬送方向に沿って、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの4つの画像形成手段18を横に並べて配置してタンデム画像形成装置20を構成する。
2次転写装置22の横には、シート上の転写画像を定着する定着装置25を設ける。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成する。
上述した2次転写装置22には、画像転写後のシートをこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えてなる。もちろん、2次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、このシート搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
なお、図示例では、このような2次転写装置22および定着装置25の下に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28を備える。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33および第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光を更に反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
また、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータで支持ローラ14,15,16の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転し、中間転写体10を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段18でその感光体40を回転して各感光体40上にそれぞれ、ブラック,イエロー,マゼンタ,シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写体10の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写体10上に合成カラー画像を形成する。
または、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
そして、中間転写体10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写体10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を記録する。
一方、画像転写後の中間転写体10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置20による再度の画像形成に備える。
ここで、レジストローラ49は一般的には接地されて使用されることが多いが、シートの紙粉除去のためにバイアスを印加することも可能である。
本発明における定着装置は、以下で説明されるものに限定されるものではなく、本発明に規定する条件を満たしていればどのような定着装置であっても何ら問題はない。
以下では、加熱手段が、図8に示すように、交番磁界により磁性金属部材に発生した渦電流でジュール熱を生じさせ、金属部材を含む加熱体を電磁誘導発熱させる手段である、いわゆる電磁誘導加熱方式定着装置の実施形態について説明する。
本発明で用いられる定着装置はもちろん上記のような定着装置に限定されるものではないが、特に優れた色再現性と発色性を持った高品質画像が得られ、且つ、熱ローラ方式の定着装置よりも伝熱効率が高く、ウォームアップ時間の短縮が図れ、クイックスタート化や省エネルギー化が可能な定着装置を用いた画像形成装置が得られるので、本定着装置を用いることが好ましい。
図10に、本発明の実施例で用いた、プロセスカートリッジを有する画像形成装置の概略構成を示す。図において、aはプロセスカートリッジ全体を示し、bは感光体、cは帯電手段、dは現像手段、eはクリーニング手段を示す。
本発明においては、上述の感光体b、帯電装置手段c、現像手段dおよびクリーニング手段e等の構成要素のうち、少なくとも感光体bおよび現像手段dをプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やプリンター等の画像形成装置本体に対して着脱可能に構成する。
(トナー組成物分散液及びトナーの作製)
−未変性ポリエステル(低分子量ポリエステル)樹脂の合成−
結着樹脂としての未変性ポリエステル樹脂を合成した。
ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物 67重量部
ビスフェノールAプロピオンオキサイド3モル付加物 84重量部
テレフタル酸 274重量部
ジブチルチンオキサイド 2重量部
以上の処方を冷却管、攪拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に投入し、常圧下、230℃にて8時間反応させた。次いで、該反応液を10〜15mmHgの減圧下にて5時間反応させて、未変性ポリエステル樹脂1を合成した。
得られた未変性ポリエステル樹脂1は、数平均分子量(Mn)が3,100、重量平均分子量(Mw)が12,000、ガラス転移温度(Tg)が50℃であった。
結着樹脂前駆体としてのプレポリマーの中間体を合成した。
ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物 682重量部
ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物 81重量部
テレフタル酸 283重量部
無水トリメリット酸 22重量部
ジブチルチンオキサイド 2重量部
以上の処方を冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に投入し、常圧下、230℃にて8時間反応させた。次いで、該反応液を10〜15mmHgの減圧下にて5時間反応させて、中間体ポリエステルを合成した。
得られた中間体ポリエステルは、数平均分子量(Mn)が4,000、重量平均分子量(Mw)が15,000、ガラス転移温度(Tg)が54℃であった。
前記中間体ポリエステル 411重量部
イソホロンジイソシアネート 89重量部
酢酸エチル 500重量部
以上の処方を冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に投入し、100℃にて5時間反応させて、プレポリマー溶液1を合成した。
得られたプレポリマー溶液1の遊離イソシアネート含有量は、1.60質量%であり、プレポリマーの固形分濃度(150℃、45分間放置後)は50質量%であった。
着色剤としての、カーボンブラック分散液を調製した。
カーボンブラック(Regal400/Cabot社製) 15重量部
顔料分散剤(アジスパーPB821/味の素ファインテクノ社製) 3重量部
酢酸エチル 82重量部
以上の処方を、攪拌羽を有するミキサーを使用し、一次分散させた。得られた一次分散液を、ダイノーミルを用いて強力なせん断力により細かく分散し、凝集体を完全に除去した二次分散液を調製した。更に、0.45μmの細孔を有するフィルター(PTFE製)を通過させ、サブミクロン領域まで分散させたカーボンブラック分散液を調製した。
樹脂及びワックスを添加した下記組成からなる分散液を調製した。
未変性ポリエステル樹脂1 85重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
カルナバワックス(融点80℃) 5重量部
酢酸エチル 2610重量部
以上の処方を、攪拌羽を有するミキサーを使用し、10分間攪拌を行い、分散させた。この際、溶媒希釈によるショックで顔料などが凝集することを完全に防止することができた。この段階の分散液を、着色剤分散液調製時と同様に、0.45μmのフィルター(PTFE製)で濾過したが、目詰まりの発生はなく、全て通過することを確認した。これを樹脂及びワックス分散液1とする。
次に、トナー組成物分散液を調整した。
樹脂及びワックス分散液1 1000重量部
N−ベヘニル−1,3−プロパンジアミン 0.27重量部
以上の処方を、攪拌羽を有したミキサーを用いて1分間攪拌を行った。その後、プレポリマー溶液1を11重量部加え、さらに1分間攪拌羽を有したミキサーで攪拌した。これをトナー組成物分散液1とする。得られた分散液は、窒素雰囲気下で20〜28℃の温度に保った。
得られたトナー組成物分散液1を、図2に示したトナー製造装置の、貯留部1に供給した。使用した貫通孔4を有する板は、厚み20μmのニッケルプレートに、真円形状の直径8μmの吐出孔を、フェムト秒レーザーによる加工で作製した。
トナー組成液調製後、以下のようなトナー作製条件で、液滴を吐出させた後、該液滴を乾燥固化することにより、トナーを作製した。
〔トナー作製条件〕
乾燥空気流量 :オリフィスシース 2.0L/分、装置内エアー 3.0L/分
乾燥空気温度 :40〜42℃
装置内温度 :27〜28℃
露点温度 :−20℃
ノズル振動数 :220kHz
上記で得られたトナー母体粒子100重量部と、外添剤として疎水性シリカ(クラリアントジャパン製)0.6重量部、および、疎水性酸化チタン(テイカ製)0.2重量部をヘンシェルミキサーにより混合し、目開き38μmの篩を通過させることによって、トナーを得た。このトナーをトナー1とする。
二成分系現像剤に用いられるキャリアとして、シリコーン樹脂により0.5μmの平均厚さでコーティングされた平均粒径35μmのフェライトキャリアを用い、該キャリア100重量部に対し上記で作成したトナー7重量部を、容器が転動して攪拌される型式のターブラーミキサー(ウィリー・エ・バッコーフェン(WAB)社製)を用いて48rpmで3分間均一混合し帯電させた。本発明においては、キャリア200gとトナー14gを内容積500mlの軟膏瓶に入れて混合を行った。この現像剤を現像剤1とする。
前記キャリアは、次のとおりにして調製した。芯材として、Mnフェライト粒子(重量平均径:35μm)5000部、並びに、被覆材として、トルエン450部、シリコーン樹脂SR2400(東レ・ダウコーニング・シリコーン製、不揮発分50%)450部、アミノシランSH6020(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)10部、およびカーボンブラック10部をスターラーで10分間分散して調製されたコート液を用いて、前記芯材とこのコート液と流動床内において回転式底板ディスクと攪拌羽根を設けた旋回流を形成させながらコートを行うコーティング装置に投入して、当該コート液を芯材上に塗布した。得られた塗布物を電気炉で250℃、2時間の条件で焼成し、上記キャリアを得た。
得られたトナーについて、粒度分布、帯電量分布、ガラス転移温度(Tg)、THF不溶解分(ゲル分)量、THF可溶分の分子量分布のメインピーク、1/2流出温度を測定し、測定結果を表1に示した。また、得られたトナーの生産性、トナー生産後のノズル汚れの状態を調べ、結果を表1に示した。また、トナーの低温定着性、耐オフセット性、耐熱保存性、キャリア汚染性について測定し、測定結果を表2に示した。以下に各測定法の詳細について述べる。
本発明のトナーの重量平均粒径(D4)及び個数平均粒径(Dn)は、粒度測定器(「マルチサイザーIII」、ベックマンコールター社製)を用い、アパーチャー径100μmで測定し、解析ソフト(Beckman Coulter Mutlisizer 3 Version3.51)にて解析を行った。具体的にはガラス製100mlビーカーに10wt%界面活性剤(アルキルベンゼンスフォン酸塩ネオゲンSC−A;第一工業製薬性)を0.5ml添加し、各トナー0.5g添加しミクロスパーテルでかき混ぜ、次いでイオン交換水80mlを添加した。得られた分散液を超音波分散器(W−113MK−II本多電子社製)で10分間分散処理した。前記分散液を前記マルチサイザーIIIを用い、測定用溶液としてアイソトンIII(ベックマンコールター製)を用いて測定を行った。測定は装置が示す濃度が8±2%に成るように前記トナーサンプル分散液を滴下した。本測定法は粒径の測定再現性の点から前記濃度を8±2%にすることが重要である。この濃度範囲であれば粒径に誤差は生じない。チャンネルとしては、2.00〜2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;32.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒子を対象とした。トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定後、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径(D4)、個数平均粒径(Dn)を求めることができる。粒度分布の指標としては、トナーの重量平均径(D4)を個数平均粒径(Dn)で除したD4/Dnを用いる。完全に単分散であれば1となり、数値が大きいほど分布が広いことを意味する。
トナーの帯電量分布は帯電量分布測定装置(ホソカワミクロン社製E−Spartアナライザー、EST−2型)により測定した。具体的には、作成した現像剤を測定機にセットし、一定圧のエアブローによって現像剤から離脱したトナーが、測定機のトナー吸入口に一定量フィードされることで帯電量分布が測定される。帯電量の分布を示す指標としては、最頻度(ピーク)値[q/d]及び、最頻度の2分の1の高さの位置での分布の幅、いわゆる半値幅で表した。トナーの特性としては、帯電量分布がよりシャープであることが望ましいが、一般的に帯電量が高くなるほど半値幅も大きくなる傾向がある。
各トナー及びトナー樹脂のガラス転移温度(以下Tg)は、DSCシステム(示差走査熱量計)(「DSC−60」、島津製作所製)を用いて、以下の方法により測定した。
まず、樹脂又はトナー(試料)約5.0mgをアルミニウム製の試料容器に入れ、該試料容器をホルダーユニットに載せ、電気炉中にセットした。次いで、窒素雰囲気下、20℃から昇温速度10℃/minにて150℃まで加熱し、示差走査熱量計(「DSC−60」;島津製作所製)によりDSC曲線を計測した。得られたDSC曲線から、DSC−60システム中の解析プログラムを用いて、樹脂(又はトナー)の変極点以前の曲線と変極点以降の曲線との接線の交点から算出した。また、同時に離型剤に由来するピークの値から、離型剤の融点(Tp)も求めることができる。
THF不溶解分とは高分子ゲル分のことであり、主に分子量107以上あるような高分子成分を指す。本発明においては、ゲル分量を以下のように測定した。
トナー1gを秤量し、これにTHF 100gを加えて、10℃で撹拌子を用いて15分間撹拌した後、10℃で20〜30時間放置する。20〜30時間後、THF不溶解分であるゲル分が、溶媒であるTHFを吸収し、膨潤して沈降するので、これを濾紙にて分離する。分離したゲル分を120℃で3時間加温し、吸収したTHFを揮発させた後、ゲル分の重量を秤量する。本発明におけるゲル分量(重量%)はゲル分の秤量値(g)×100で求められる。
トナーのTHF可溶分の分子量分布はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー) 測定装置GPC−150C(ウォーターズ社製)によって測定した。カラムにはKF801〜807(ショウデックス社製)を使用した。測定は以下の方法で行う。40℃のヒートチャンバー中でカラムを安定させ、この温度におけるカラムに、溶媒としてTHFを毎分1mlの流速で流し、試料濃度として0.05〜0,6重量%に調製した樹脂のTHF試料溶液を50〜200μl注入して測定する。トナーの重量平均分子量Mw、個数平均分子量Mn、分子量メインピークの測定に当たっては、試料の有する分子量分布を数種の単分散ポリスチレン標準試料により作成された検量線の対数値とカウント数との関係から算出する。検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、例えばPressureChemical Co.、あるいは東洋ソーダ工業社製の分子量が6×102、2.1×102、4×102、1.75×104、5.1×104、1.1×105、3.9×105、8.6×105、2×106、4.48×106のものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を用いるのが適当である。また、検出器にはRI(屈折率)検出器を用いる。
本発明における1/2流出温度Tmは、高化式フローテスターCFT−500C (島津製作所製)を用いて測定した。本測定により得られるフローカーブは、図11に示すような曲線であり、1/2流出温度を読み取ることができる。図中、1/2法における溶融温度とあるのはT1/2流出温度のことである。測定条件は、荷重20kg、ダイ口径1mm、ダイ長さ10mm、昇温速度3℃/minで行った。
耐熱保存性は、針入度試験器(日科エンジニアリング製)を用いて測定した。具体的には、トナーを10g計量し、温度20〜25℃、湿度40〜60%の環境下で30mlのガラス容器(スクリューバイアル)に入れて蓋を閉める。この時、トナー層の高さが30mm以上であることを確認した。トナーを入れたガラス容器を100回タッピングした後、温度50℃にセットした恒温槽に24時間放置した。その後、ガラス容器を室温まで戻し、ガラス容器内のトナー層を針入度試験(JIS K2235−1991)に基づいて針入度を測定した。表2に、良好なものから、針入度が30mm以上の場合は◎で、25mm〜29mmの場合は○で、15mm〜24mmの場合は△で、10mm〜14mmの場合は×で、および、9mm以下の場合は××で示した。
キャリア汚染性は、トナーのキャリア汚染の指標となる特性であり、トナーの機械的強度が高い程、キャリア汚染が少ない。
評価法として具体的には、作成した現像剤を後述される評価機Aを用い、単色モードで50%画像面積の画像チャートを30,000枚ランニング出力した後、現像剤を抜き取り、現像剤を目開き32μmのメッシュが張られたゲージ内に適量入れ、エアブローを行い、トナーとキャリアを分離した。得られたキャリア1.0gを50mlガラス瓶に入れ、メチルエチルケトン(MEK)10mlを加えて、50回手振りして、10分間静置させた。その後、上澄みのMEK溶液をガラスセルに入れ、濁度計を用いてMEK溶液の透過率を測定した。表1に、キャリア汚染性が良好なものから、透過率が95%以上である場合は◎で、90〜94%である場合○で、80〜89%である場合は△で、70〜79%である場合は×で、および、69%以下である場合は××で表示した。
後述される評価機Aを用い、普通紙および厚紙の転写紙(リコー製 タイプ6200およびNBSリコー製複写印刷用紙<135>)にトナー付着量0.85±0.1mg/cm2のベタ画像を作成し、定着ベルトの温度を変化させて定着試験を行い、普通紙でホットオフセットの発生しない上限温度を定着上限温度とした。また、ベタ画像は普通紙上において、通紙方向先端から3.0cmの位置に作成した。また厚紙で定着下限温度を測定した。定着下限温度は、得られた定着画像表面を描画試験器AD−401(上島製作所製)を用いて、ルビー針(先端半径260〜320μmR、先端角60度)、荷重50gで描画し、繊維(ハニコット#440、ハニロン社製)で描画表面を強く5回擦り、画像の削れが殆ど無くなる定着ベルト温度をもって定着下限温度とした。表2に、低温定着性について、定着下限温度が130℃以下の場合は◎、131〜140℃の場合は○、141〜155℃の場合は△、156〜160℃の場合は×、161℃以上の場合は××で表示した。また、耐ホットオフセット性について、定着上限温度が220℃以上の場合は◎、200〜219℃の場合は○、180〜199℃の場合は△、170〜179℃の場合は×、169℃以下の場合は××で表示した。
トナー組成液の貯留部に設けられている複数個のノズル(貫通孔)の内、1個のノズルから、1時間当たりに生産されるトナー粒子量(mg/h)を測定し、これをトナー生産性として評価した。表2に、トナー生産性が良好なものから、200mg/h以上の場合は◎で、150〜199mg/hの場合は○で、100〜149mg/hの場合は△で、50〜99mg/hの場合は×で、49mg/h以下の場合は××で示した。
トナー製造装置を連続運転し、トナー粒子500gを生産した時点における、ノズルの汚れを評価した。表2に、ノズル汚れ、または詰まり等が全く発生していないものは◎で、ノズルに多少の汚れが付着しているが、生産上問題のないものは○で、ノズルに多少の汚れが付着しており、一部のノズルに多少のノズル詰まりが発生しているようなものは△で、一部のノズルは汚れが付着したり、ノズル詰まりが発生しており、生産されるトナー粒子の粒度分布も悪化しているものは×で、ノズル詰まりがひどく、生産されるトナー粒子の粒度分布が悪化、もしくは、全く生産できなくなる状態のものは××で示した。
上記で得られたトナーおよび二成分現像剤は、4色の現像部が現像剤を1つのベルト感光体に各色順次現像し、中間転写体に順次転写し、紙等に4色を一括転写する方式のフルカラーレーザープリンター Imagio Neo C285(リコー社製)(評価機A)と、評価機Aを、トナーを気流で直接現像部位にまで搬送し、パウダークラウドにより現像するように改造した評価機Bと、評価機Aの定着装置をオイルレスのIH定着装置に改造した評価機Cと、評価機Aを感光体、帯電装置、現像手段およびクリ−ニング装置をプロセスカ−トリッジとして一体に結合して構成されるように改造した評価機Dにより評価した。なお、本実施例、比較例では4色の現像部のうち1つの現像部に現像剤を入れ、単色モードで画質等の評価を行った。
評価項目としては、画像粒状性・鮮鋭性、細線再現性、画像濃度ムラ、地肌汚れの評価を行い、評価結果は表2に示した。
以下に画質評価方法について説明を述べる。
評価機A、またはB、C、Dを用い、単色モードで写真画像を10,000枚ランニング出力を行い、粒状性および鮮鋭性の度合いを目視にて評価した。前記度合いが、オフセット印刷並の場合は◎で、オフセット印刷よりわずかに悪い程度の場合は○で、従来の電子写真画像程度よりわずかに良い場合は△で、従来の電子写真画像程度の場合は×で、および、従来の電子写真画像より悪い場合は××で表示した。
評価機A、またはB、C、Dを用い、単色モードで50%画像面積の画像チャートを30,000枚ランニング出力した後、600dpiの細線画像をリコー社製タイプ6000ペーパーに出力させ、細線のにじみ度合いを段階見本と比較した。ランク1〜5の5段階で評価し、ランク5が最も細線再現性に優れ、ランク1が最も劣る。ランク5である場合は◎で、ランク4である場合は○で、ランク3である場合は△で、ランク2である場合は×で、および、ランク1である場合は××で表示した。
評価機A、またはB、C、Dを用い、単色モードで50%画像面積の画像チャートを30,000枚ランニング出力した後、全面ベタ画像をリコー社製タイプDXのOHPシートに出力させ、画像濃度ムラの度合いを段階見本と比較し、ランク1〜5の5段階で評価した。また、ランク5が最も濃度ムラが無く、ランク1が最も濃度ムラが悪い。ランク5である場合は◎で、ランク4である場合は○で、ランク3である場合は△で、ランク2である場合は×で、および、ランク1である場合は××で表示した。
評価機A、またはB、C、Dを用い、10℃(湿度15RH%)の環境下で、単色モードで5%画像面積の画像チャートを10,000枚ランニング出力した後、感光体600dpiの細線画像をリコー社製タイプ6000ペーパーに出力させ、非画像部の画像濃度を測色計X−Rite938(X−Rite社製)で測定した。画像濃度が0.003未満の場合は◎、0.003〜0.01の場合は○、0.011〜0.015の場合は△、0.015〜0.030の場合は×、0.031以上の場合は××で表示した。
実施例1の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、未変性ポリエステル樹脂1を使用せず、酢酸エチルの添加量を2620重量部に変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして、樹脂及びワックス分散液2を調整した。
また、実施例1のトナー組成物分散液の調整において、樹脂及びワックス分散液1の代わりに樹脂及びワックス分散液2を使用し、N−ベヘニル−1,3−プロパンジアミンの添加量を1.88重量部、プレポリマー溶液1の添加量を75.3重量部に変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして、トナー組成物分散液2を調整した。
得られた分散液は、全て実施例1と同様にして処理され、質量平均粒径D4が5.00μm、D4/Dnが1.02であるほぼ単分散であるトナー母体粒子2を得た。また、得られたトナー母体粒子について、実施例1と同様にして添加剤を混合してトナー2を得た。その後、実施例1と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例1の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、未変性ポリエステル樹脂1の添加量を50重量部に変更し、酢酸エチルの添加量を2615重量部に変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして、樹脂及びワックス分散液3を調整した。
また、実施例1のトナー組成物分散液の調整において、樹脂及びワックス分散液1の代わりに樹脂及びワックス分散液3を使用し、N−ベヘニル−1,3−プロパンジアミンの添加量を0.93重量部、プレポリマー溶液1の添加量を37重量部に変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして、トナー組成物分散液3を調整した。
得られた分散液は、全て実施例1と同様にして処理され、質量平均粒径D4が5.00μm、D4/Dnが1.01であるほぼ単分散であるトナー母体粒子3を得た。また、得られたトナー母体粒子について、実施例1と同様にして添加剤を混合してトナー3を得た。その後、実施例1と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例1の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、未変性ポリエステル樹脂1の添加量を95重量部に変更し、酢酸エチルの添加量を2605重量部に変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして、樹脂及びワックス分散液4を調整した。
また、実施例1のトナー組成物分散液の調整において、樹脂及びワックス分散液1の代わりに樹脂及びワックス分散液4を使用し、N−ベヘニル−1,3−プロパンジアミンの添加量を0.09重量部、プレポリマー溶液1の添加量を3.7重量部に変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして、トナー組成物分散液4を調整した。
得られた分散液は、全て実施例1と同様にして処理され、質量平均粒径D4が5.01μm、D4/Dnが1.03であるほぼ単分散であるトナー母体粒子4を得た。また、得られたトナー母体粒子について、実施例1と同様にして添加剤を混合してトナー4を得た。その後、実施例1と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例1の未変性ポリエステル樹脂の合成において、常圧下、230℃にて4時間反応させて、次いで、該反応液を10〜15mmHgの減圧下にて2時間反応させるように変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして、未変性ポリエステル樹脂2を合成した。
得られた未変性ポリエステル樹脂2は、数平均分子量(Mn)が1,500、重量平均分子量(Mw)が4,500、ガラス転移温度(Tg)が42℃であった。
また、実施例1の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、未変性ポリエステル樹脂1の代わりに未変性ポリエステル樹脂2を使用するように変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして処理され、質量平均粒径D4が5.00μm、D4/Dnが1.02であるほぼ単分散であるトナー母体粒子5を得た。また、得られたトナー母体粒子について、実施例1と同様にして添加剤を混合してトナー5を得た。その後、実施例1と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例1のプレポリマーの合成において、テレフタル酸の添加量を265重量部、無水トリメリット酸の添加量を40重量部に変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして、プレポリマー溶液2を合成した。
得られたプレポリマー溶液2の中間体ポリエステルは、数平均分子量(Mn)が5,200、重量平均分子量(Mw)が21,000、ガラス転移温度(Tg)が65℃であった。
また、実施例1のトナー組成物分散液の調整において、プレポリマー溶液1の代わりにプレポリマー溶液2を使用するように変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして処理され、質量平均粒径D4が5.00μm、D4/Dnが1.01であるほぼ単分散であるトナー母体粒子6を得た。また、得られたトナー母体粒子について、実施例1と同様にして添加剤を混合してトナー6を得た。その後、実施例1と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
−スチレン−アクリル樹脂の合成−
まず、結着樹脂としてのスチレン−アクリル樹脂を合成した。
スチレンモノマー 60重量部
アクリル酸n−ブチルモノマー 30重量部
アクリル酸モノマー 10重量部
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル 1.5重量部
テトラヒドロフラン 500重量部
以上の処方を、窒素雰囲気下の反応容器内で混合し、65℃で5時間還流を行うことで重合反応を行った。次に溶媒を除去し、スチレン−アクリル酸n−ブチル−アクリル酸共重合体を得た。これをスチレン−アクリル樹脂1とした。
得られたスチレン−アクリル樹脂1は、数平均分子量(Mn)が6,000、重量平均分子量(Mw)が26,600、ガラス転移温度(Tg)が61℃であった。
実施例1の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、未変性ポリエステル樹脂1の代わりにスチレン−アクリル樹脂1を使用するように変更したこと以外は、全て実施例1と同様にして処理され、質量平均粒径D4が4.98μm、D4/Dnが1.00である完全に単分散であるトナー母体粒子7を得た。また、得られたトナー母体粒子について、実施例1と同様にして添加剤を混合してトナー7を得た。その後、実施例1と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
−樹脂及びワックスを添加した分散液の調製−
次に、結着樹脂としての樹脂、及びビニル系重合性モノマー、ワックスを添加した下記組成からなる分散液を調製した。
未変性ポリエステル樹脂3
(Mw 28,600、Tg 51℃/三洋化成工業製) 100重量部
カーボンブラック分散液1 30重量部
カルナバワックス(融点80℃) 5重量部
スチレンモノマー 8重量部
メタクリル酸n−ブチルモノマー 6重量部
酢酸エチル 3340重量部
以上の処方を、攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い、分散させた。この際、溶媒希釈によるショックで顔料などが凝集することを完全に防止することができた。この段階の分散液を、0.45μmのフィルター(PTFE製)で濾過したが、目詰まりの発生はなく、全て通過することを確認した。
次に、この分散液を20〜28℃に保ちながら、重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.1重量部を加え、攪拌羽を有するミキサーを使用して、10分間攪拌を行い分散液を得た。これをトナー組成物分散液8とする。得られた分散液は、窒素雰囲気下で20〜28℃の温度に保った。
得られたトナー組成物分散液8を、図2に示したトナー製造装置の、貯留部1に供給した。使用した貫通孔4を有する板は、厚み20μmのニッケルプレートに、真円形状の直径10μmの吐出孔を、フェムト秒レーザーによる加工で作製した。
トナー組成液調製後、以下のようなトナー作製条件で、液滴を吐出させた後、該液滴を乾燥固化することにより、トナーを作製した。
〔トナー作製条件〕
乾燥空気流量 :オリフィスシース 2.0L/分、装置内エアー 3.0L/分
乾燥空気温度 :80〜82℃
装置内温度 :27〜28℃
露点温度 :−20℃
ノズル振動数 :220kHz
乾燥固化したトナー粒子は、1μmの細孔を有するフィルターで吸引捕集した。捕集したトナー粒子は、50℃の高温槽で3時間貯蔵した。得られたトナー母体粒子をトナー母体粒子8とする。前記トナー母体粒子は、質量平均粒径D4が6.00μm、D4/Dnが1.01であるほぼ単分散であるトナー母体粒子であった。また、得られたトナー母体粒子について、実施例1と同様にして添加剤を混合してトナー8を得た。その後、実施例1と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、未変性ポリエステル樹脂3の代わりにスチレン−アクリル樹脂1を使用し、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)の添加量を0.15重量部に変更したこと以外は、全て実施例8と同様にして処理され、質量平均粒径D4が6.01μm、D4/Dnが1.01であるほぼ単分散であるトナー母体粒子を得た。また、得られたトナー母体粒子について、実施例8と同様にして添加剤を混合してトナー9を得た。その後、実施例8と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、以下の処方に変更し、実施例8と同様にして攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い分散させた。
未変性ポリエステル樹脂3
(Mw 28,600、Tg 51℃/三洋化成工業製) 100重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
カルナバワックス (融点80℃) 5重量部
スチレンモノマー 10重量部
メタクリル酸n−ブチルモノマー 4重量部
ジビニルベンゼン 0.4重量部
酢酸エチル 3350重量部
次に、この分散液を20〜25℃に保ちながら、重合開始剤としてtert−ブチルパーピバレート0.1重量部を加え、攪拌羽を有するミキサーを使用して、10分間攪拌を行い、分散液を得た。得られた分散液は窒素雰囲気下で20〜25℃の温度に保った。得られた分散液は、実施例8と全て同様にして処理され、トナーの質量平均粒径D4が6.01μm、D4/Dnが1.00である完全に単分散なトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー10とする。その後、実施例1と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、使用する重合開始剤を2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.15重量部に変更し、トナーの作成において、捕集したトナーを60℃の高温槽で5時間貯蔵するように変更したこと以外は、全て実施例8と同様にして処理され、トナーの質量平均粒径D4が6.08μm、D4/Dnが1.06であるほぼ単分散なトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー11とする。その後、実施例8と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、以下の処方に変更し、実施例8と同様にして攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い分散させた。
未変性ポリエステル樹脂3
(Mw 28,600、Tg 51℃/三洋化成工業製) 100重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
パラフィンワックス (融点72℃) 5重量部
スチレンモノマー 40重量部
アクリル酸n−ブチルモノマー 20重量部
アクリル酸 5重量部
架橋性モノマー (商品名MANDA/日本化薬社製) 1.3重量部
酢酸エチル 4770重量部
次に、この分散液を20〜28℃に保ちながら、重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.8重量部を加え、攪拌羽を有するミキサーを使用して、10分間攪拌を行い、分散液を得た。得られた分散液は窒素雰囲気下で20〜28℃の温度に保った。得られた分散液は、実施例8と全て同様にして処理され、トナーの質量平均粒径D4が6.00μm、D4/Dnが1.01であるほぼ単分散なトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー12とする。その後、実施例8と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、以下の処方に変更し、実施例8と同様にして攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い分散させた。
未変性ポリエステル樹脂3
(Mw 28,600、Tg 51℃/三洋化成工業製) 100重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
パラフィンワックス (融点72℃) 5重量部
スチレンモノマー 90重量部
アクリル酸n−ブチルモノマー 45重量部
アクリル酸 15重量部
架橋性モノマー (商品名MANDA/日本化薬社製) 1.5重量部
酢酸エチル 7110重量部
次に、この分散液を20〜28℃に保ちながら、重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)2.3重量部を加え、攪拌羽を有するミキサーを使用して、10分間攪拌を行い、分散液を得た。得られた分散液は窒素雰囲気下で20〜28℃の温度に保った。得られた分散液は、実施例8と全て同様にして処理され、トナーの質量平均粒径D4が6.00μm、D4/Dnが1.00である完全な単分散なトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー13とする。その後、実施例8と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の樹脂及びワックスを添加した分散液の調製において、未変性ポリエステル樹脂3の代わりに未変性ポリエステル樹脂4(Mw 6,800、Tg 45℃/三洋化成工業製)を使用するように変更したこと以外は、全て実施例8と同様にして処理され、質量平均粒径D4が6.00μm、D4/Dnが1.02であるほぼ単分散であるトナー母体粒子を得た。また、得られたトナー母体粒子について、実施例8と同様にして添加剤を混合してトナー14を得た。その後、実施例8と同様にして現像剤を作製し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
[実施例15]
実施例8において、評価機Aに代えて評価機Bを用いてトナー物性及び画質の評価を行ったこと以外は、全て実施例8と同様にして評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8において、評価機Aに代えて評価機Cを用いてトナー物性及び画質の評価を行ったこと以外は、全て実施例8と同様にして評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8において、評価機Aに代えて評価機Dを用いてトナー物性及び画質の評価を行ったこと以外は、全て実施例8と同様にして評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の分散液の調製において、以下の処方に変更し、実施例8と同様にして攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い分散させた。
未変性ポリエステル樹脂3
(Mw 28,600、Tg 51℃/三洋化成工業製) 100重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
カルナバワックス(融点80℃) 5重量部
酢酸エチル 2960重量部
得られた分散液は、トナーの作成において、捕集したトナーを高温槽貯蔵しないように変更したこと以外は、実施例8と全て同様にして処理され、トナーの質量平均粒径D4が6.01μm、D4/Dnが1.00である完全に単分散なトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー15とする。その後、実施例1と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の分散液の調製において、以下の処方に変更し、実施例8と同様にして攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い分散させた。
未変性ポリエステル樹脂5
(Mw 59,000、Tg 60℃/三洋化成工業) 100重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
カルナバワックス(融点80℃) 5重量部
酢酸エチル 2960重量部
得られた分散液は、トナーの作成において、捕集したトナーを高温槽貯蔵しないように変更したこと以外は、実施例8と全て同様にして処理され、トナーの質量平均粒径D4が6.00μm、D4/Dnが1.01であるほぼ単分散なトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー16とする。その後、実施例8と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の分散液の調製において、以下の処方に変更し、実施例8と同様にして攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い分散させた。
未変性ポリエステル樹脂3
(Mw 28,600、Tg 51℃/三洋化成工業製) 100重量部
未変性ポリエステル樹脂6(ゲル分)
(Mw 87,000 (但しTHF可溶分のMw)/花王製) 20重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
カルナバワックス(融点80℃) 5重量部
酢酸エチル 3500重量部
得られた分散液は、トナーの作成において、捕集したトナーを高温槽貯蔵しないように変更したこと以外は、実施例8と全て同様にしてトナーの作製を行った。しかし、液滴の吐出を開始してから数分後にノズル詰まりが発生した為、目的のトナー(トナー17)を生産することができなかった。
実施例8の分散液の調製において、以下の処方に変更し、実施例8と同様にして攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い分散させた。
スチレン−アクリル樹脂1 100重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
カルナバワックス(融点80℃) 5重量部
酢酸エチル 2960重量部
得られた分散液は、トナーの作成において、捕集したトナーを高温槽貯蔵しないように変更したこと以外は、実施例8と全て同様にして処理され、トナーの質量平均粒径D4が6.01μm、D4/Dnが1.02であるほぼ単分散なトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー18とする。その後、実施例8と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
−樹脂及びワックスを添加した分散液の調製−
樹脂及びワックスを添加した下記組成からなる分散液を調製した。
未変性ポリエステル樹脂1 85重量部
プレポリマー溶液1 30重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
カルナバワックス(融点80℃) 5重量部
酢酸エチル 130重量部
以上の処方をビーカー内に投入し、攪拌羽を有したミキサーを用いて1分間攪拌を行った。次いで、ビーズミル(「ウルトラビスコミル」;アイメックス社製)を用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/s、及び0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填した条件で3パスして分散させた後、N−ベヘニル−1,3−プロパンジアミンを0.75重量部を加えて、更に攪拌羽を有したミキサーを用いて1分間攪拌を行い、樹脂及びワックス分散液19を調製した。
樹脂及びワックス分散液の分散媒としての、水系媒体相の調製を行った。
リン酸三カルシウム10重量%懸濁液 265重量部
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2重量部
イオン交換水 306重量部
以上の処方をビーカー内に投入し、攪拌羽を有したミキサーを用いて混合撹拌し、均一に溶解させて水系媒体相を調製した。
前記水系媒体相150重量部を容器に入れ、TK式ホモミキサー(特殊機化工業社製)を用い、回転数12,000rpmで攪拌し、これに前記樹脂及びワックス分散液19を100重量部添加し、10分間混合して乳化スラリーを調製した。
攪拌機及び温度計をセットしたコルベンに、前記乳化スラリーを100重量部仕込み、撹拌周速20m/分で撹拌しながら、30℃にて12時間脱溶剤した。
前記の有機溶剤が除去された乳化スラリー100重量部を減圧濾過した後、濾過ケーキにイオン交換水を300重量部添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後、濾過した。得られた濾過ケーキにイオン交換水300重量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後に濾過する操作を、更に2回行った。得られた濾過ケーキに10重量%水酸化ナトリウム水溶液20重量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて30分間)した後、減圧濾過した。得られた濾過ケーキにイオン交換水300重量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後、濾過した。更に得られた濾過ケーキに10重量%塩酸20重量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後、濾過した。得られた濾過ケーキにイオン交換水300質量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後、濾過する操作を2回行い、最終濾過ケーキを得た。
得られた最終濾過ケーキを循風乾燥機にて45℃で24時間乾燥し、目開き75μmメッシュで篩い、トナー母体粒子20を得た。また、このトナー母体粒子20は、質量平均粒径D4が5.00μm、D4/Dnが1.13であった。また、得られたトナー母体粒子について、実施例1と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー19とする。その後、実施例1と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
実施例8の分散液の調製において、以下の処方に変更し、実施例8と同様にして攪拌羽を有するミキサーを使用して、15分間攪拌を行い分散させた。
未変性ポリエステル樹脂3
(Mw 28,600、Tg 51℃/三洋化成工業製) 100重量部
カーボンブラック分散液 30重量部
カルナバワックス(融点80℃) 5重量部
酢酸エチル 2960重量部
実施例8で用いた装置の代わりに、分散液を貯留する貯留部と、この貯留部に圧電体の伸縮により圧電パルスを与え、液滴をノズルから吐出することが可能なヘッド部とを設けた装置に変え、以下のようなトナー作製条件で、液滴を吐出させた後、該液滴を乾燥固化することにより、トナーを作製した。なお、実施例8の装置は、ノズル自身に振動が加えられる構造であるのに対し、この比較例6の装置は、分散液貯留部に圧電パルスが加えられていることが大きな違いである。
〔トナー作製条件〕
乾燥空気流量 :装置内エアー 3.0L/分
乾燥空気温度 :80〜82℃
装置内温度 :27〜28℃
乾燥空気(露点温度) :−20℃
圧電パルス周波数 :20kHz
乾燥固化したトナー粒子は、1μmの細孔を有するフィルターで吸引捕集し、質量平均粒径D4が7.58μm、D4/Dnが1.34である粒度分布の広いトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー20とする。その後、実施例8と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
樹脂及びワックスを添加した分散液を、実施例8と同様の条件で調製した。得られた分散液は比較例6と同様に処理され、得られた乾燥固化したトナー粒子は、1μmの細孔を有するフィルターで吸引捕集した。捕集したトナー粒子は、50℃の高温槽で3時間貯蔵し、質量平均粒径D4が7.32μm、D4/Dnが1.38である粒度分布の広いトナー母体粒子が得られた。また、得られたトナーについて、実施例8と同様にして添加剤を混合した。このトナーをトナー21とする。その後、実施例8と同様にして現像剤を作成し、評価を行った。結果を表1および表2に示す。
樹脂及びワックスを添加した分散液を、比較例3と同様の条件で調製した。得られた分散液は、比較例6と全く同様にしてトナーの作製を行った。しかし、液滴の吐出を開始してから約1時間後にノズル詰まりが発生した為、目的のトナー(トナー22)を生産することができなかった。
1 貯留部
2 振動手段
3 支持手段
4 貫通孔
5 液供給手段
6 溶媒除去設備
7 トナー捕集部
8 配管
9 貫通孔保持機構
10 振動発生装置
11 導電線
12 開放弁
13 液滴
14 乾燥手段
15 トナー粒子
[図4]〜[図7]について
1 感光体
2 転写装置、1次転写装置
3 シート搬送ベルト
s シート
4 中間転写体
5 2次転写装置
6 給紙装置
7 定着装置
8 感光体クリーニング装置
9 中間転写体クリーニング装置
10 無端ベルト状の中間転写体
14,15,16 支持ローラ
10 中間転写体
17 中間転写体クリーニング装置
18 画像形成手段
20 タンデム画像形成装置
21 露光装置
22 2次転写装置
23 ローラ
24 2次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 シート反転装置
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ
48 給紙路
49 レジストローラ
50 給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排紙トレイ
61 現像装置
62 1次転写装置
63 感光体クリーニング装置
64 除電装置
65 現像スリーブ上現像剤
68 撹拌パドル
69 仕切り板
71 トナー濃度センサー
72 現像スリーブ
73 ドクター
75 クリーニングブレード
76 クリーニングブラシ
77 クリーニングローラー
78 クリーニングブレード
79 トナー排出オーガー
80 駆動装置
100 複写装置本体
140 感光体
160 帯電装置
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置(ADF)
[図8]、[図9]について
1 加熱ローラ
2 定着ローラ
2a 芯金
2b 弾性部材
3 耐熱性ベルト(トナー加熱媒体)
4 加圧ローラ
6 誘導加熱手段
W1 接触部位
4a 芯金
4b 弾性部材
11 記録材
7 励磁コイル
8 コイルガイド板
9 励磁コイルコア
10 励磁コイルコア支持部材
Claims (41)
- 少なくとも結着樹脂前駆体及び着色剤を含有するトナー組成物を溶媒及び/又はモノマーに溶解乃至分散させたトナー組成液を、貫通孔より放出し液滴化して製造されるトナーにおいて、前記トナー組成液を貯留部へ供給し、少なくとも貯留部の一部に接する振動手段により、前記貯留部を介して前記トナー組成液を励振しながら、貯留部に設けた複数の貫通孔より前記トナー組成液を造粒空間に放出し、前記トナー組成液を柱状から括れ状態を経て液滴化し、少なくとも前記液滴化中乃至液滴化後に、結着樹脂前駆体が、分子量が増加する反応(伸張反応)、分子鎖が架橋構造を有す反応(架橋反応)及び前記溶媒不溶成分を形成する反応(ゲル化反応)のいずれかを行うことによって該液滴が造粒空間において固体粒子に変化して得られたことを特徴とするトナー。
- 前記トナー組成液が、活性水素基を有する化合物と前記結着樹脂前駆体として該活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体とを含むことを特徴とする請求項1記載のトナー。
- 前記活性水素基がアミノ基、水酸基、メルカプト基、カルボキシル基及びそれらがブロック化された有機基からなる群から選ばれる官能基であることを特徴とする請求項2に記載のトナー
- 前記重合体の反応可能部位がイソシアネート基及び/又はエポキシ基であることを特徴とする請求項2又は3に記載のトナー。
- 前記重合体がポリエステル、エポキシ樹脂及びポリウレタンなる群から選ばれる重合体であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のトナー
- 前記活性水素基を有する化合物と、前記重合体が伸長反応及び架橋反応して得られた成分の、トナー中の結着樹脂中における含有量が5〜50重量%であることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のトナー
- 前記トナー組成液が結着樹脂前駆体として少なくともビニル系重合性モノマーを含むと共に重合開始剤を含むことを特徴とする請求項1記載のトナー。
- 前記トナー組成液が、前記結着樹脂前駆体としてのビニル系重合性モノマーを他の重合性モノマーに溶解乃至分散させてなるトナー組成液であることを特徴とする請求項7記載のトナー。
- 前記トナー組成液が更に架橋性モノマーを含むことを特徴とする請求項7又は8に記載のトナー。
- トナー組成液が更にポリエステル樹脂を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のトナー。
- 前記ポリエステル樹脂のガラス転移点が35〜65℃であることを特徴とする請求項10に記載のトナー
- トナー中の結着樹脂中における前記ポリエステル樹脂の含有量が50〜95重量%であることを特徴とする請求項10又は11に記載のトナー。
- トナー組成液が更に離型剤を含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のトナー。
- 前記離型剤が融点50〜120℃の脂肪酸エステル系化合物、ポリエチレン化合物、ポリプロピレン化合物及びパラフィン化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項13に記載のトナー
- 前記トナーのガラス転移点が40〜70℃であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のトナー
- 前記トナーのTHF不溶解分(ゲル分)量が、5〜60重量%であることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のトナー。
- 前記トナーのTHF溶解分のGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)によって測定される分子量分布において、分子量3.0×103〜5.0×104の領域に、少なくとも一つのメインピークを有することを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のトナー。
- 前記トナーの高架式フローテスターによって求められる、1/2流出温度Tmが115〜140℃であることを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載のトナー。
- 粒度分布(重量平均粒径D4/数平均粒径Dn)が、1.00〜1.05の範囲にあることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載のトナー。
- 重量平均粒径D4が1〜20μmであることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載のトナー。
- 少なくとも請求項1〜20のいずれかに記載のトナーと磁性粒子からなるキャリアを含むことを特徴とする二成分系の現像剤。
- 静電荷像担持体上の静電荷像を請求項21に記載の現像剤により現像してトナー像を形成し、静電荷像担持体表面に転写材を介し転写手段を当接させ前記トナー像を該転写材に静電転写することを特徴とする画像形成装置。
- 静電荷像担持体上の静電荷像を請求項1〜20のいずれかに記載のトナーにより現像してトナー像を形成し、静電荷像担持体表面に転写材を介し転写手段を当接させ前記トナー像を該転写材に静電転写することを特徴とする画像形成装置。
- 未定着画像が形成された記録媒体を、磁性金属から構成されて電磁誘導により加熱される加熱ローラと、前記加熱ローラと平行に配置された定着ローラと、前記加熱ローラと前記定着ローラとに張り渡され、前記加熱ローラにより加熱されると共にこれらのローラによって回転される無端帯状のトナー加熱媒体と、前記トナー加熱媒体を介して前記定着ローラに圧接されると共に、前記トナー加熱媒体に対して順方向に回転して定着ニップ部を形成する加圧ローラとを有する定着手段において、前記トナー加熱媒体と前記加圧ローラの間を通過させて前記未定着画像を加熱定着することを特徴とする請求項22又は23に記載の画像形成装置。
- 静電荷像担持体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジにおいて、現像手段はトナーを保持し、前記トナーが、請求項1〜20のいずれかに記載のトナーであることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 少なくとも結着樹脂前駆体及び着色剤を含有するトナー組成物を溶媒及び/又はモノマーに溶解乃至分散させたトナー組成液を、貫通孔より放出し液滴化してトナー粒子を製造するトナー製造方法において、前記トナー組成液を貯留部へ供給し、少なくとも貯留部の一部に接する振動手段により、前記貯留部を介して前記トナー組成液を励振しながら、貯留部に設けた複数の貫通孔より前記トナー組成液を造粒空間に放出し、前記トナー組成液を柱状から括れ状態を経て液滴化し、少なくとも前記液滴化中乃至液滴化後に、結着樹脂前駆体に、分子量が増加する反応(伸張反応)、分子鎖が架橋構造を有す反応(架橋反応)及び前記溶媒不溶成分を形成する反応(ゲル化反応)のいずれかの反応を行わせて該液滴を造粒空間において固体粒子に変化させることを特徴とするトナーの製造方法。
- 前記貫通孔は、前記振動手段1つ当たりに複数個存在することを特徴とする請求項26記載のトナー製造方法。
- 前記貫通孔が、厚み5〜50μmの金属板で形成され、かつ、その開口径が3〜35μmであることを特徴とする請求項26又は27に記載のトナー製造方法。
- 液滴吐出方向と同方向に乾燥気体を流すことにより気流を発生させ、該気流により、液滴を溶媒除去設備内で搬送させると共に、該搬送中に前記液滴中の溶媒を除去させることにより、トナー粒子を形成することを特徴とする請求項26〜28のいずれかに記載のトナー製造方法。
- 前記乾燥気体が、空気及び窒素ガスのいずれかであることを特徴とする請求項29に記載のトナー製造方法。
- 乾燥気体の温度が、40〜200℃であることを特徴とする請求項29又は30に記載のトナー製造方法。
- 溶媒除去設備が、液滴の電荷とは逆極性に帯電された電界カーテンで周囲が覆われた搬送路を有してなり、該搬送路内に液滴を通過させることを特徴とする請求項29〜31のいずれかに記載のトナー製造方法。
- 前記トナー組成液の固形分含有割合が5〜20重量%であることを特徴とする請求項26〜32のいずれかに記載のトナーの製造方法。
- 前記トナー組成液が、結着樹脂前駆体として少なくともビニル系重合性モノマーを含むと共に重合開始剤を含むことを特徴とする請求項26〜33のいずれかに記載のトナーの製造方法。
- 前記トナー組成液が、前記結着樹脂前駆体としての少なくとも第1のビニル系重合性モノマーを他の重合性モノマーに溶解乃至分散させてなるトナー組成液であることを特徴とする請求項34記載のトナーの製造方法。
- 前記トナー組成液は、前記ビニル系重合性モノマー及び重合開始剤と共に、架橋性モノマーを含有することを特徴とする請求項34又は35に記載のトナー製造方法。
- 前記ビニル系重合性モノマーは、スチレン系モノマー、アクリル酸エステルモノマー、メタクリル酸エステルモノマーよりなる群から選ばれた少なくとも1種類であることを特徴とする請求項34〜36のいずれかに記載のトナー製造方法。
- 前記重合開始剤の重合開始温度は、40〜60℃であり、且つ、前記重合工程における加熱温度は、使用する重合開始剤の重合開始温度と同じであることを特徴とする請求項34〜37のいずれかに記載のトナー製造方法。
- 前記トナー組成液が、活性水素基を有する化合物と前記結着樹脂前駆体として該活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体とを含むことを特徴とする請求項26〜33のいずれかに記載のトナーの製造方法。
- 前記トナー組成液が結着樹脂として、少なくとも1種類以上のポリエステル樹脂を含むことを特徴とする請求項26〜39のいずれかに記載のトナー製造方法。
- 前記トナー組成液は、有機溶剤を含有し、脱溶剤によってトナー組成液が固形化することを特徴とする請求項26〜40のいずれかに記載のトナー製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006245247A JP4629009B2 (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | トナー製造方法、トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006245247A JP4629009B2 (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | トナー製造方法、トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008065220A true JP2008065220A (ja) | 2008-03-21 |
| JP4629009B2 JP4629009B2 (ja) | 2011-02-09 |
Family
ID=39287968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006245247A Expired - Fee Related JP4629009B2 (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | トナー製造方法、トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4629009B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010055016A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Kyocera Mita Corp | 静電荷像現像用トナー |
| JP2010079021A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Ricoh Co Ltd | トナー及び現像剤 |
| JP2010271606A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Ricoh Co Ltd | トナー、二成分現像剤、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2010271538A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Ricoh Co Ltd | トナー及び現像剤 |
| JP2013514544A (ja) * | 2009-12-16 | 2013-04-25 | 三星精密化学株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
| US10303072B2 (en) | 2017-02-08 | 2019-05-28 | Ricoh Company, Ltd. | Toner, developer, and image forming device |
| CN119361249A (zh) * | 2024-11-27 | 2025-01-24 | 重庆市南方阻燃电线电缆有限公司 | 一种用于电线电缆生产的过油工艺 |
Citations (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004070303A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-03-04 | Seiko Epson Corp | トナーの製造方法、トナーおよびトナー製造装置 |
| JP2004226580A (ja) * | 2003-01-22 | 2004-08-12 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用トナー及び製造方法 |
| JP2005017442A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 非接触加熱定着用カラートナーおよび画像形成方法 |
| JP2005049858A (ja) * | 2003-07-14 | 2005-02-24 | Sanyo Chem Ind Ltd | トナー用樹脂粒子及びその製造法 |
| JP2005077607A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 |
| JP2005115213A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、現像剤、画像形成方法および画像形成装置 |
| JP2005156727A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー及び現像剤、画像形成装置、これを用いたプロセスカートリッジ及び画像形成方法 |
| JP2005221802A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電潜像現像用トナー及びその製造方法、並びに静電潜像現像剤 |
| JP2005338132A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Canon Inc | 乾式トナー |
| JP2006106292A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Seiko Epson Corp | トナーの製造方法およびトナー |
| JP2006106291A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Seiko Epson Corp | トナーの製造方法およびトナー |
| JP3786034B2 (ja) * | 2002-03-07 | 2006-06-14 | セイコーエプソン株式会社 | トナー製造装置、トナーの製造方法およびトナー |
| JP3786035B2 (ja) * | 2002-03-07 | 2006-06-14 | セイコーエプソン株式会社 | トナー製造装置、トナーの製造方法およびトナー |
| JP2006154356A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Seiko Epson Corp | トナーの製造方法、トナー製造装置およびトナー |
| JP2006208422A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、現像剤、画像形成方法、画像形成装置及びこれを用いたプロセスカートリッジ |
-
2006
- 2006-09-11 JP JP2006245247A patent/JP4629009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3786034B2 (ja) * | 2002-03-07 | 2006-06-14 | セイコーエプソン株式会社 | トナー製造装置、トナーの製造方法およびトナー |
| JP3786035B2 (ja) * | 2002-03-07 | 2006-06-14 | セイコーエプソン株式会社 | トナー製造装置、トナーの製造方法およびトナー |
| JP2004070303A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-03-04 | Seiko Epson Corp | トナーの製造方法、トナーおよびトナー製造装置 |
| JP2004226580A (ja) * | 2003-01-22 | 2004-08-12 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用トナー及び製造方法 |
| JP2005017442A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 非接触加熱定着用カラートナーおよび画像形成方法 |
| JP2005049858A (ja) * | 2003-07-14 | 2005-02-24 | Sanyo Chem Ind Ltd | トナー用樹脂粒子及びその製造法 |
| JP2005077607A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 |
| JP2005115213A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、現像剤、画像形成方法および画像形成装置 |
| JP2005156727A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー及び現像剤、画像形成装置、これを用いたプロセスカートリッジ及び画像形成方法 |
| JP2005221802A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電潜像現像用トナー及びその製造方法、並びに静電潜像現像剤 |
| JP2005338132A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Canon Inc | 乾式トナー |
| JP2006106292A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Seiko Epson Corp | トナーの製造方法およびトナー |
| JP2006106291A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Seiko Epson Corp | トナーの製造方法およびトナー |
| JP2006154356A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Seiko Epson Corp | トナーの製造方法、トナー製造装置およびトナー |
| JP2006208422A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、現像剤、画像形成方法、画像形成装置及びこれを用いたプロセスカートリッジ |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010055016A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Kyocera Mita Corp | 静電荷像現像用トナー |
| JP2010079021A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Ricoh Co Ltd | トナー及び現像剤 |
| JP2010271538A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Ricoh Co Ltd | トナー及び現像剤 |
| JP2010271606A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Ricoh Co Ltd | トナー、二成分現像剤、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2013514544A (ja) * | 2009-12-16 | 2013-04-25 | 三星精密化学株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
| US10303072B2 (en) | 2017-02-08 | 2019-05-28 | Ricoh Company, Ltd. | Toner, developer, and image forming device |
| CN119361249A (zh) * | 2024-11-27 | 2025-01-24 | 重庆市南方阻燃电线电缆有限公司 | 一种用于电线电缆生产的过油工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4629009B2 (ja) | 2011-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4966166B2 (ja) | トナーの製造方法及びトナー、現像剤、画像形成方法 | |
| JP4647506B2 (ja) | 粒子特にトナー粒子の製造方法、トナー粒子の製造装置及びトナー | |
| US8034526B2 (en) | Method for manufacturing toner and toner | |
| JP5500492B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
| JP5365904B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
| JP5754219B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
| US8758972B2 (en) | Toner, method of producing toner, and image forming method | |
| JP4607029B2 (ja) | トナー製造方法、トナー、及びトナー製造装置 | |
| JP2010060644A (ja) | トナー及びその製造方法 | |
| JP4979539B2 (ja) | トナー | |
| JP5060090B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、製造方法、及び製造装置、並びに、現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 | |
| JP5239669B2 (ja) | トナー及びその製造方法、並びに現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 | |
| JP5033590B2 (ja) | トナーの製造方法並びにトナー | |
| JP4562707B2 (ja) | トナー製造方法及びトナー | |
| JP5080942B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
| JP4587400B2 (ja) | トナー製造方法及びトナー | |
| JP5257676B2 (ja) | トナー及び現像剤、画像形成装置 | |
| JP2009286902A (ja) | ワックス分散体の製造方法及びその製造装置、並びにワックス分散体及びトナー | |
| JP4629009B2 (ja) | トナー製造方法、トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP5239233B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
| JP4721443B2 (ja) | トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP2008229462A (ja) | 粒子の製造方法及びトナーの製造方法、並びにトナー、現像剤、及び画像形成方法 | |
| JP5298733B2 (ja) | トナー及び現像剤 | |
| JP4803811B2 (ja) | トナー製造方法、トナー、及びトナー製造装置 | |
| JP5224104B2 (ja) | トナーの製造方法およびトナー |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090603 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100722 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100729 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100924 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101105 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101110 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |