JP2008064048A - エンジンシステム制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンシステム制御装置において、車両に排出ガスが悪化する故障が継続し、修理が行われず継続使用されて大気への影響が生じようとする場合に、運転者に警告を与えてエンジンの始動可能回数を制限し、運転者に確実に車両の点検・修理を受けさせることにある。
【解決手段】制御手段は、エンジンシステムの異常を検出した場合に、エンジンシステムの異常検出後のエンジン始動回数を累積し、且つこの累積されたエンジン始動回数が予め設定した所定値に達した場合に、エンジンの始動を一回以上禁止する一方、累積されたエンジン始動回数が所定値に達する前にエンジンシステムの正常を判断した場合には、エンジン始動回数の累積を初期値に戻してエンジンの始動を禁止しないように制御する。
【選択図】図1
【解決手段】制御手段は、エンジンシステムの異常を検出した場合に、エンジンシステムの異常検出後のエンジン始動回数を累積し、且つこの累積されたエンジン始動回数が予め設定した所定値に達した場合に、エンジンの始動を一回以上禁止する一方、累積されたエンジン始動回数が所定値に達する前にエンジンシステムの正常を判断した場合には、エンジン始動回数の累積を初期値に戻してエンジンの始動を禁止しないように制御する。
【選択図】図1
Description
この発明は、エンジンシステム制御装置に係り、特に車載式故障診断システムを備えたエンジンシステムにおいて異常を検出した後でのエンジンの始動時制御を実施するエンジンシステム制御装置に関する。
車両のエンジンにおいては、運転中で排ガスレベルが規定値を超えるような故障が発生した場合に、排ガスによる大気汚染を防止するために、その故障を運転者に知らせる車載式故障診断システム(OBDシステム:オン・ボード・ダイアグノーシスシステム)の搭載が義務付けられるようになってきている。
従来、エンジンシステムの異常判定装置には、車載式故障診断システムを備えたものにおいて、診断が実施され、異常と判定された回数と正常と判定された回数とをカウンタに記憶し、正常カウンタと異常カウンタとの比較により最終的に正常とするか異常とするかを決定し、この場合、カウンタが異常を判定する手段として使用されているものがある。
また、故障診断装置には、故障診断実施回数と異常判定された回数とをカウンタに時系列的に記憶し、さらに、その回数から異常率、異常変化率、異常変化加速率を時系列的に演算して、その結果から故障診断を行い、この場合、カウンタが異常を判定する手段として使用されているものがある。
特開2001−349239号公報
特開平6−266919号公報
また、故障診断装置には、故障診断実施回数と異常判定された回数とをカウンタに時系列的に記憶し、さらに、その回数から異常率、異常変化率、異常変化加速率を時系列的に演算して、その結果から故障診断を行い、この場合、カウンタが異常を判定する手段として使用されているものがある。
ところで、従来、エンジンシステム制御装置においては、上記の特許文献1、2のいずれにおいても、故障診断を正確に実施することを目的とし、また、カウンタが故障診断実施回数、異常診断回数、正常診断回数をカウント(計数)しているだけであり、よって、「排ガスが悪化している」という警告を表示しても、故障をそのまま放置して運転を継続してしまう運転者もあり、結果として、大気汚染を進行させる原因になるという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、車両に排ガスが悪化する故障が継続し、修理が行われず継続使用されて大気への影響が生じようとする場合に、運転者に警告を与えてエンジンの始動可能回数を制限し、運転者に確実に車両の点検・修理を受けさせることができるエンジンシステム制御装置を提供することにある。
この発明は、エンジンの運転に関わる複数の診断対象を設け、それぞれの診断対象に対する診断条件が成立する毎に繰り返し起動されてエンジンシステムの異常診断を実行し該エンジンシステムの異常を検出する異常検出手段と所定条件でエンジン始動回数を累積する始動カウンタとが備えられた制御手段を設けたエンジンシステム制御装置において、前記制御手段は、前記異常検出手段が前記エンジンシステムの異常を検出した場合に、前記始動カウンタで前記エンジンシステムの異常検出後のエンジン始動回数を累積し、且つこの累積されたエンジン始動回数が予め設定した所定値に達した場合に、前記エンジンの始動を一回以上禁止する一方、前記累積されたエンジン始動回数が前記所定値に達する前に前記異常検出手段が前記エンジンシステムの正常を判断した場合には、前記始動カウンタでのエンジン始動回数の累積を初期値に戻して前記エンジンの始動を禁止しないように制御することを特徴とする。
この発明のエンジンシステム制御装置は、異常診断を行って異常と判断した後、エンジンの始動可能回数を制限することにより、車両の繰り返し使用に対し、故障が継続的に検出された後で、さらに長期間にわたる可能性のある継続使用を未然に防止し、大気への影響を防止することができる。
この発明は、故障が継続的に検出された後で、さらに長期間にわたる可能性のある継続使用を未然に防止するために、異常診断を行って異常と判断した後、エンジンの始動可能回数を制限して実現するものである。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図8は、この発明の実施例を示すものである。図6において、1は故障診断システム(OBD:オン・ボード・ダイアグノーシスシステム)が搭載された車両のエンジンシステム、2はエンジンシステム制御装置である。
エンジンシステム1は、エンジン3に該エンジン3の運転に関わる複数の診断対象4を設けて構成される。この複数の診断対象4は、例えば、蒸発燃料処理装置、排気センサ(O2センサ、空燃比センサ)、EGR装置、燃料レベルセンサ、燃料噴射装置等のエンジン3の運転に関わる車載部品のうち、特に、排ガス成分に影響を与えるものや、燃料供給系のものである。また、エンジン3には、始動時に駆動されるスタータ5、燃料を噴射するインジェクタ6、噴射された燃料に点火する点火プラグ7、その他の機器8が取り付けられている。
このスタータ5、インジェクタ6、点火プラグ7、その他の機器8は、制御手段(ECM)9に接続している。この制御手段9は、例えば、エンジンコントローラ等からなる。
この制御手段9には、CPU(中央演算処理装置)10と、RAM(記憶装置)11と、エンジン3のそれぞれの診断対象4に対する診断条件が成立する毎に繰り返し起動されてエンジンシステム1の異常診断を実行し該エンジンシステム1の異常を検出する異常検出手段12と、所定条件でエンジン始動回数をカウント(計数)して累積する始動カウンタ13とが備えられている。
さらに、制御手段9には、イグニションスイッチ14と、バッテリ15と、運転者へ告知をする警告デバイス16とが接続している。
エンジンシステム1は、エンジン3に該エンジン3の運転に関わる複数の診断対象4を設けて構成される。この複数の診断対象4は、例えば、蒸発燃料処理装置、排気センサ(O2センサ、空燃比センサ)、EGR装置、燃料レベルセンサ、燃料噴射装置等のエンジン3の運転に関わる車載部品のうち、特に、排ガス成分に影響を与えるものや、燃料供給系のものである。また、エンジン3には、始動時に駆動されるスタータ5、燃料を噴射するインジェクタ6、噴射された燃料に点火する点火プラグ7、その他の機器8が取り付けられている。
このスタータ5、インジェクタ6、点火プラグ7、その他の機器8は、制御手段(ECM)9に接続している。この制御手段9は、例えば、エンジンコントローラ等からなる。
この制御手段9には、CPU(中央演算処理装置)10と、RAM(記憶装置)11と、エンジン3のそれぞれの診断対象4に対する診断条件が成立する毎に繰り返し起動されてエンジンシステム1の異常診断を実行し該エンジンシステム1の異常を検出する異常検出手段12と、所定条件でエンジン始動回数をカウント(計数)して累積する始動カウンタ13とが備えられている。
さらに、制御手段9には、イグニションスイッチ14と、バッテリ15と、運転者へ告知をする警告デバイス16とが接続している。
制御手段9は、異常検出手段12がエンジンシステム1の異常を検出した場合に、始動カウンタ13でエンジンシステム1の異常検出後のエンジン始動回数を累積し、且つこの累積されたエンジン始動回数が予め設定した所定値(規定回数)に達した場合に、エンジン3の始動を一回以上禁止する一方、前記累積されたエンジン始動回数が前記所定値に達する前に異常検出手段12がエンジンシステム1の正常を判断した場合には、始動カウンタ13でのエンジン始動回数の累積を初期値(=0)に戻してエンジン1の始動を禁止しないように制御する。
また、制御手段9は、始動カウンタ13を複数備わる前記診断対象4に対して個別に設定し、エンジン3の始動の禁止をスタータ5の起動の禁止と燃料噴射の禁止との一つ以上を実施することにより成し得る。
更に、制御手段9は、前記累積されたエンジン始動回数がある場合に、エンジン3の始動時点で運転者に始動可能回数を含むエンジンシステム1の状態を告知する。
また、制御手段9は、始動カウンタ13を複数備わる前記診断対象4に対して個別に設定し、エンジン3の始動の禁止をスタータ5の起動の禁止と燃料噴射の禁止との一つ以上を実施することにより成し得る。
更に、制御手段9は、前記累積されたエンジン始動回数がある場合に、エンジン3の始動時点で運転者に始動可能回数を含むエンジンシステム1の状態を告知する。
前記警告デバイス16は、運転者への告知手段であり、例えば、図3に示す警告ランプ17、図4に示すスピーカ18、あるいは、図5に示すディスプレイ19からなる。
図3に示す警告ランプ17においては、運転可能回数を表示する場合の例として、故障項目等の情報を表示しないで、エンジン3の始動可能回数を表示する(故障項目等の情報は、別表示することもできる)。また、エンジン3を一回始動させる毎に、カウントダウンさせる。
図4に示すスピーカ18においては、音声アナウンスで警告する場合の例であり、故障項目のアナウンスを行ったり、始動できなくなるまでの始動回数をアナウンスしたり、「修理工場に行く」要求についてもアナウンスする。
図5に示すディスプレイ19においては、故障項目や始動可能回数等の情報を表示したり、表示を始動時及び始動から所定時間のみ表示し、その後は通常の使用としたり、「カウンタがゼロになると始動できなくなる」注意も表示したり、「修理工場に行く」要求についても表示する。
なお、警告デバイス16においては、警告ランプ17とスピーカ18とディスプレイ19とを組み合わせて用い、運転者に警告を行うことも可能である。
図3に示す警告ランプ17においては、運転可能回数を表示する場合の例として、故障項目等の情報を表示しないで、エンジン3の始動可能回数を表示する(故障項目等の情報は、別表示することもできる)。また、エンジン3を一回始動させる毎に、カウントダウンさせる。
図4に示すスピーカ18においては、音声アナウンスで警告する場合の例であり、故障項目のアナウンスを行ったり、始動できなくなるまでの始動回数をアナウンスしたり、「修理工場に行く」要求についてもアナウンスする。
図5に示すディスプレイ19においては、故障項目や始動可能回数等の情報を表示したり、表示を始動時及び始動から所定時間のみ表示し、その後は通常の使用としたり、「カウンタがゼロになると始動できなくなる」注意も表示したり、「修理工場に行く」要求についても表示する。
なお、警告デバイス16においては、警告ランプ17とスピーカ18とディスプレイ19とを組み合わせて用い、運転者に警告を行うことも可能である。
この実施例において、運転者への警告システム構成の第1の例としては、警告表示等を一つのコントローラで行う場合には、図7に示すように、車載用の高速通信ライン(例えば、制御装置間をつなぐCAN通信等)20に、複数の制御手段9として、エンジンコントローラ21とA/T(自動変速機)コントローラ22とA/C(空調装置)コントローラ23とABS(アンチブレーキシステム)コントローラ24とトラクションコントローラ25とを接続する。そして、エンジンコントローラ21には、エンジン3の始動制限制御するように、スタータ5とインジェクタ6と点火栓7とその他の機器8とを接続するとともに、警告デバイス16として、警告ランプ17とスピーカ18とディスプレイ19とを接続する。この場合、エンジンコントローラ21は、全コントローラの対象故障フラグの監視を行うとともに、エンジンシステム1の故障後の始動カウンタ13の制御を行う。
また、運転者への警告システム構成の第2の例としては、警告デバイス16を高速通信ライン20上に接続して制御する場合には、図8に示すように、高速通信ライン20に、制御手段9として、エンジンコントローラ21とA/Tコントローラ22とA/Cコントローラ23とABCコントローラ24とトラクションコントローラ25とを接続する。そして、エンジンコントローラ21には、エンジン3の始動制限制御するように、スタータ5とインジェクタ6と点火栓7とその他の機器8とを接続する。また、高速通信ライン20には、警告デバイス16として、警告ランプ17とスピーカ18とディスプレイ19とを接続する。この場合、エンジンコントローラ21は、全コントローラの対象故障フラグの監視を行うとともに、故障後の始動カウンタ13の制御を行う。
次に、この実施例の作用を説明する。
図1は、エンジン3の始動時制御を示すフローチャートである。
図1に示すように、制御手段9のプログラムがスタートすると(ステップA01)、先ず、診断対象4に対して故障フラグがあるか否かを判断する(ステップA02)。
このステップA02がYESの場合には、診断対象4に対して故障があり、この故障検出後のエンジン始動回数を累積し、そして、この累積されたエンジン始動回数が所定値(規定回数)未満か否かを判断する(ステップA03)。
このステップA03がYESの場合には、累積されたエンジン始動回数が所定値未満であり、通常制御を実行し(ステップA04)、エンジン3を始動し(ステップA05)、故障検出後のエンジン始動回数のカウントアップを行い(ステップA06)、そして、警告デバイス16に出力し(ステップA07)、プログラムを終了する(ステップA08)。
前記ステップA03がNOの場合には、累積されたエンジン始動回数が所定値に達し、スタータ5の起動を停止、あるいは、燃料噴射の停止・点火の停止等により(ステップA09)、エンジン3の始動を不可能として禁止し(ステップA10)、そして、警告デバイス16に出力し(ステップA11)、プログラムを終了する(ステップA08)。
一方、前記ステップA02がNOの場合には、累積されたエンジン始動回数が前記所定値に達する前にエンジンシステム1の正常が判断され、故障検出後のエンジン始動回数の累積をリセットして初期値とし(ステップA12)、通常制御を実行し(ステップA13)、そして、エンジン3を始動し(ステップA14)、プログラムを終了する(ステップA08)。
図1は、エンジン3の始動時制御を示すフローチャートである。
図1に示すように、制御手段9のプログラムがスタートすると(ステップA01)、先ず、診断対象4に対して故障フラグがあるか否かを判断する(ステップA02)。
このステップA02がYESの場合には、診断対象4に対して故障があり、この故障検出後のエンジン始動回数を累積し、そして、この累積されたエンジン始動回数が所定値(規定回数)未満か否かを判断する(ステップA03)。
このステップA03がYESの場合には、累積されたエンジン始動回数が所定値未満であり、通常制御を実行し(ステップA04)、エンジン3を始動し(ステップA05)、故障検出後のエンジン始動回数のカウントアップを行い(ステップA06)、そして、警告デバイス16に出力し(ステップA07)、プログラムを終了する(ステップA08)。
前記ステップA03がNOの場合には、累積されたエンジン始動回数が所定値に達し、スタータ5の起動を停止、あるいは、燃料噴射の停止・点火の停止等により(ステップA09)、エンジン3の始動を不可能として禁止し(ステップA10)、そして、警告デバイス16に出力し(ステップA11)、プログラムを終了する(ステップA08)。
一方、前記ステップA02がNOの場合には、累積されたエンジン始動回数が前記所定値に達する前にエンジンシステム1の正常が判断され、故障検出後のエンジン始動回数の累積をリセットして初期値とし(ステップA12)、通常制御を実行し(ステップA13)、そして、エンジン3を始動し(ステップA14)、プログラムを終了する(ステップA08)。
図2は、エンジン3の運転中の制御を示すフローチャートのである。
図2に示すように、制御手段9のプログラムがスタートすると(ステップB01)、先ず、エンジン3が運転中か否かを判断する(ステップB02)。
このステップB02がYESの場合には、運転中であり、故障診断実施条件が成立したか否かを判断し(ステップB03)、このステップB03がNOの場合には、前記ステップB02に戻す。
このステップB03がYESの場合には、故障診断を実施し(ステップB04)、この故障診断の結果が正常か否かを判断し(ステップB05)、このステップB05がNOの場合には、前記ステップB02に戻す。
このステップB05がYESの場合には、故障検出後のエンジン始動回数の累積をクリアして初期値とし(ステップB06)、プログラムを終了する(ステップB07)。
一方、前記ステップB02がNOの場合には、運転中でないので、直ちにプログラムを終了する(ステップB07)。
図2に示すように、制御手段9のプログラムがスタートすると(ステップB01)、先ず、エンジン3が運転中か否かを判断する(ステップB02)。
このステップB02がYESの場合には、運転中であり、故障診断実施条件が成立したか否かを判断し(ステップB03)、このステップB03がNOの場合には、前記ステップB02に戻す。
このステップB03がYESの場合には、故障診断を実施し(ステップB04)、この故障診断の結果が正常か否かを判断し(ステップB05)、このステップB05がNOの場合には、前記ステップB02に戻す。
このステップB05がYESの場合には、故障検出後のエンジン始動回数の累積をクリアして初期値とし(ステップB06)、プログラムを終了する(ステップB07)。
一方、前記ステップB02がNOの場合には、運転中でないので、直ちにプログラムを終了する(ステップB07)。
即ち、故障継続時の始動可能回数制限方法においては、排ガスレベルが規制値を超えるような故障が継続し、冷機始動からの運転(冷機始動−走行−停止)が所定の回数に到達した場合において、スタータ5の起動の禁止や燃料噴射の禁止等の手段を用いて冷機始動を禁止する。また、冷機始動を禁止する運転回数は、排ガスへの影響度を考慮して故障項目毎に設定してもよい。更に、冷機始動のみでは無く、全ての始動をカウントする方式でもよい。
また、エンジン3の始動からの運転回数情報の保存において、緊急時、バッテリ15の端子を外せば始動できるようにする場合、揮発メモリや記憶装置(RAM)11を用いる。記憶装置(RAM)11は、メンテナンスや地域環境により、実用上有利である。また、指定回数に到達した場合は、所定の診断ツールで始動カウンタ13をクリアしない限りはエンジン3の始動ができないようにする際に、不揮発メモリにその情報を保存する。この不揮発メモリは、環境汚染上有利である。
更に、エンジン3の始動からの運転回数情報のクリアにおいて、始動カウンタ13が所定回数に到達する前に正常復帰した場合は、その時点以降でその情報をクリアする。また、修理工場における修理が完了した場合には、専用ツールにより情報をクリアするが、情報を記憶装置(RAM)11に保存している場合は、バッテリ15の端子を外してクリアすることもできる。
また、エンジン3の始動からの運転回数情報の保存において、緊急時、バッテリ15の端子を外せば始動できるようにする場合、揮発メモリや記憶装置(RAM)11を用いる。記憶装置(RAM)11は、メンテナンスや地域環境により、実用上有利である。また、指定回数に到達した場合は、所定の診断ツールで始動カウンタ13をクリアしない限りはエンジン3の始動ができないようにする際に、不揮発メモリにその情報を保存する。この不揮発メモリは、環境汚染上有利である。
更に、エンジン3の始動からの運転回数情報のクリアにおいて、始動カウンタ13が所定回数に到達する前に正常復帰した場合は、その時点以降でその情報をクリアする。また、修理工場における修理が完了した場合には、専用ツールにより情報をクリアするが、情報を記憶装置(RAM)11に保存している場合は、バッテリ15の端子を外してクリアすることもできる。
この実施例において、異常診断が確定された車両において、すぐに修理が行われず、継続使用されることによる大気への影響を防止することを目的に、故障診断システムにより異常が確定し、故障表示灯(MIL)により運転者にも表示が完了している状態で、適切な修理がなされないで故障状態のまま継続使用されている場合において、エンジン3の始動できる運転回数を制限する制御や、始動カウンタ13が故障確定後の始動回数をカウントダウンする制御を実施する。
以上この発明の実施例について説明してきたが、上述の実施例の構成を請求項毎に当てはめて説明する。
先ず、請求項1に記載の発明において、制御手段9は、異常検出手段12がエンジンシステム1の異常を検出した場合に、始動カウンタ13でエンジンシステム1の異常検出後のエンジン始動回数を累積し、且つこの累積されたエンジン始動回数が予め設定した所定値に達した場合に、エンジン3の始動を一回以上禁止する一方、前記累積されたエンジン始動回数が前記所定値に達する前に異常検出手段12がエンジンシステム1の正常を判断した場合には、始動カウンタ13でのエンジン始動回数の累積を初期値に戻してエンジン3の始動を禁止しないように制御する。これにより、エンジンシステム1の故障状態のまま長く車両の継続使用することを抑止でき、また、運転者や所有者に、故障箇所の修理等を促す機会を与えることができ、更に、大気汚染等環境への影響を抑制することができる。
また、請求項2に記載の発明において、制御手段9は、始動カウンタ13を複数備わる診断対象4に対して個別に設定し、エンジン3の始動の禁止をスタータ5の起動の禁止と燃料噴射の禁止との一つ以上を実施することにより成し得る。これにより、エンジンシステム1の故障状態のまま継続使用する機会を制限することで、さらなる故障箇所の増大を抑制することができる。
更に、請求項3に記載の発明において、制御手段9は、前記累積されたエンジン始動回数がある場合に、始動時点で運転者に始動可能回数を含むエンジンシステム1の状態を告知する。これにより、突発的に始動制限しないので、運転者の都合や地域環境といった制約に対して利便性における不都合を生じにくくしつつ、修理等を促す注意を喚起することができる。
先ず、請求項1に記載の発明において、制御手段9は、異常検出手段12がエンジンシステム1の異常を検出した場合に、始動カウンタ13でエンジンシステム1の異常検出後のエンジン始動回数を累積し、且つこの累積されたエンジン始動回数が予め設定した所定値に達した場合に、エンジン3の始動を一回以上禁止する一方、前記累積されたエンジン始動回数が前記所定値に達する前に異常検出手段12がエンジンシステム1の正常を判断した場合には、始動カウンタ13でのエンジン始動回数の累積を初期値に戻してエンジン3の始動を禁止しないように制御する。これにより、エンジンシステム1の故障状態のまま長く車両の継続使用することを抑止でき、また、運転者や所有者に、故障箇所の修理等を促す機会を与えることができ、更に、大気汚染等環境への影響を抑制することができる。
また、請求項2に記載の発明において、制御手段9は、始動カウンタ13を複数備わる診断対象4に対して個別に設定し、エンジン3の始動の禁止をスタータ5の起動の禁止と燃料噴射の禁止との一つ以上を実施することにより成し得る。これにより、エンジンシステム1の故障状態のまま継続使用する機会を制限することで、さらなる故障箇所の増大を抑制することができる。
更に、請求項3に記載の発明において、制御手段9は、前記累積されたエンジン始動回数がある場合に、始動時点で運転者に始動可能回数を含むエンジンシステム1の状態を告知する。これにより、突発的に始動制限しないので、運転者の都合や地域環境といった制約に対して利便性における不都合を生じにくくしつつ、修理等を促す注意を喚起することができる。
なお、この発明は、上述の実施例に限定されず、種々応用改変が可能であることは勿論である。
例えば、車両の制御に関しては多くのコントローラが使用されており、それぞれに故障診断を実施しているものもある。この中で、特に、走行中の保安等に関係する特定の診断項目について、同様なシステムで運転者に警告し、エンジンの始動回数を制限することにより不具合の発生を防止できる。
また、故障した車載部品が特定できるように車載部品毎に異なった故障コードを設け、故障した車載部品がある時には、故障コードを出力し且つ保存する機能を設ければ、告知手段である音声装置や表示装置にて部品毎に案内を変更することが可能である。
更に、始動カウンタは、複数ある対象フラグ毎に設定する。始動カウンタの所定値を診断対象に応じて変更でき、故障の重要度に応じて規制度合いを所望にできる。正しく異常を検出している場合、同じ装置(診断対象)が繰り返し異常となる確率が高い。その場合、始動カウンタは、複数ある対象フラグの総和でカウントしても良い。
更にまた、車両の緊急時には、エンジンの始動可能回数の制限を解除することにより、エンジンを始動させて緊急避難等を行わせることが可能である。
例えば、車両の制御に関しては多くのコントローラが使用されており、それぞれに故障診断を実施しているものもある。この中で、特に、走行中の保安等に関係する特定の診断項目について、同様なシステムで運転者に警告し、エンジンの始動回数を制限することにより不具合の発生を防止できる。
また、故障した車載部品が特定できるように車載部品毎に異なった故障コードを設け、故障した車載部品がある時には、故障コードを出力し且つ保存する機能を設ければ、告知手段である音声装置や表示装置にて部品毎に案内を変更することが可能である。
更に、始動カウンタは、複数ある対象フラグ毎に設定する。始動カウンタの所定値を診断対象に応じて変更でき、故障の重要度に応じて規制度合いを所望にできる。正しく異常を検出している場合、同じ装置(診断対象)が繰り返し異常となる確率が高い。その場合、始動カウンタは、複数ある対象フラグの総和でカウントしても良い。
更にまた、車両の緊急時には、エンジンの始動可能回数の制限を解除することにより、エンジンを始動させて緊急避難等を行わせることが可能である。
エンジンシステムに故障がある場合に、運転者に警告を与えてエンジンの始動可能回数を制限することを、他の制御にも適用することができる。
1 エンジンシステム
2 エンジンシステム制御装置
3 エンジン
4 診断対象
5 スタータ
6 インジェクタ
7 点火プラグ
8 その他の機器
9 制御手段
10 CPU
11 RAM
12 異常検出手段
13 始動カウンタ
14 イグニションスイッチ
15 バッテリ
16 警告デバイス
17 警告ランプ
18 スピーカ
19 ディスプレイ
2 エンジンシステム制御装置
3 エンジン
4 診断対象
5 スタータ
6 インジェクタ
7 点火プラグ
8 その他の機器
9 制御手段
10 CPU
11 RAM
12 異常検出手段
13 始動カウンタ
14 イグニションスイッチ
15 バッテリ
16 警告デバイス
17 警告ランプ
18 スピーカ
19 ディスプレイ
Claims (3)
- エンジンの運転に関わる複数の診断対象を設け、それぞれの診断対象に対する診断条件が成立する毎に繰り返し起動されてエンジンシステムの異常診断を実行し該エンジンシステムの異常を検出する異常検出手段と所定条件でエンジン始動回数を累積する始動カウンタとが備えられた制御手段を設けたエンジンシステム制御装置において、前記制御手段は、前記異常検出手段が前記エンジンシステムの異常を検出した場合に、前記始動カウンタで前記エンジンシステムの異常検出後のエンジン始動回数を累積し、且つこの累積されたエンジン始動回数が予め設定した所定値に達した場合に、前記エンジンの始動を一回以上禁止する一方、前記累積されたエンジン始動回数が前記所定値に達する前に前記異常検出手段が前記エンジンシステムの正常を判断した場合には、前記始動カウンタでのエンジン始動回数の累積を初期値に戻して前記エンジンの始動を禁止しないように制御することを特徴とするエンジンシステム制御装置。
- 前記制御手段は、前記始動カウンタを複数備わる前記診断対象に対して個別に設定し、前記エンジンの始動の禁止をスタータの起動の禁止と燃料噴射の禁止との一つ以上を実施することにより成し得ることを特徴とする請求項1に記載のエンジンシステム制御装置。
- 前記制御手段は、前記累積されたエンジン始動回数がある場合に、前記エンジンの始動時点で運転者に始動可能回数を含む前記エンジンシステムの状態を告知することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンシステム制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006244082A JP2008064048A (ja) | 2006-09-08 | 2006-09-08 | エンジンシステム制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006244082A JP2008064048A (ja) | 2006-09-08 | 2006-09-08 | エンジンシステム制御装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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|---|---|---|---|
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017160805A (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | トヨタ自動車株式会社 | エンジン始動装置 |
| JP2017166412A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
| JP2019508304A (ja) * | 2016-01-25 | 2019-03-28 | バイエリシエ・モトーレンウエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 自動車の排ガス特性の品質保証方法 |
| CN116335861A (zh) * | 2023-04-10 | 2023-06-27 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种起动机的保护方法及装置 |
-
2006
- 2006-09-08 JP JP2006244082A patent/JP2008064048A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP7018017B2 (ja) | 2016-01-25 | 2022-02-09 | バイエリシエ・モトーレンウエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 自動車の排ガス特性の品質保証方法 |
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