JP2008058371A - 剥離シート - Google Patents
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Abstract
【課題】剥離シートの定着部材に接触または近接する金属板の端縁部に形状にバラツキがなく、フッ素樹脂塗膜が均一な膜厚で形成されるようにし、しかも生産性の高い剥離シートとすることである。
【解決手段】金属製シート1Aの端縁を電子写真装置の定着部に接触または近接するように配置して定着ローラに圧接した用紙を剥離する剥離シート1において、この剥離シート1の前記端縁に加圧成形された面取り部1a、1bを設け、剥離シート1の面取り部1a、1bを含む前記端縁を覆うように塗装されたフッ素樹脂塗膜または貼付されたフッ素樹脂フィルムからなるフッ素樹脂被膜4を設けた剥離シート1とする。
【選択図】図2
【解決手段】金属製シート1Aの端縁を電子写真装置の定着部に接触または近接するように配置して定着ローラに圧接した用紙を剥離する剥離シート1において、この剥離シート1の前記端縁に加圧成形された面取り部1a、1bを設け、剥離シート1の面取り部1a、1bを含む前記端縁を覆うように塗装されたフッ素樹脂塗膜または貼付されたフッ素樹脂フィルムからなるフッ素樹脂被膜4を設けた剥離シート1とする。
【選択図】図2
Description
この発明は複写機やレーザービームプリンタ等の電子写真装置に設置され、定着ローラや定着ベルト等の定着部材に圧接した用紙を剥離する剥離シートに関する。
複写機やレーザービームプリンタ等の電子写真装置には、感光ドラム上に形成された静電潜像をトナー等の現像剤を用いて用紙上に現像し、その後定着させるために加熱定着装置が設けられている。
この加熱定着装置には、現像剤を加熱溶融すると共に加圧することで用紙に定着させるための定着ローラや定着ベルト等からなる定着部が設けられている。
そして、定着ローラや定着ベルト等の定着部には、一時的に圧接した用紙がそのままローラ等に巻き付き、次工程への円滑な移送の妨げにならないように確実に剥離するため剥離シートが設けられている。
この剥離シートは、周知の分離爪と同様な機能を持たせたものであるが、分離爪が局部的に複数の定着ローラ表面に接触するのに対して、定着ローラに線接触することで剥離機能を用紙の幅方向に均一に発揮する。このような剥離シートにも金属薄板のローラに接触する端縁および裏表面にフッ素樹脂塗膜が形成されている(特許文献1参照)。
図4に示すように、剥離シートは、金属薄板を打ち抜いてシート状素材10を形成した際に、打ち抜き刃11が切断するときに突き抜けた面側にバリ12が形成されやすい。
フッ素樹脂塗膜は、金属薄板の切断面やエッジ部のバリに対して塗膜が付き難く、剥離されやすいものであった。また、フッ素樹脂塗膜に代えてシリコーン粘着剤を介してフッ素樹脂シートを貼り付けたものもある(特許文献2参照)。
フッ素樹脂シートは、切断面やエッジ部をフッ素樹脂シートが包むように一体化しているので、塗膜のような剥離の問題は生じないが、エッジ部と用紙が擦れるとエッジ部のフッ素樹脂シートが破れやすい。
このような欠点をなくすために金属薄板のエッジ部のバリを削り取って面取りし、また図5に示すように、シート状素材10を折り曲げて2枚一体に接着し、折り曲げた端縁に連続的な曲率で円曲面を形成し、さらにフッ素樹脂被膜13を設けることも知られている(特許文献3参照)。
しかし、金属薄板のエッジ部を削り取って面取り加工をするには、面取り寸法のバラつきを低く抑えることが困難であり、精密な加工を要して生産性が低いという問題点がある。
また、金属薄板を折り曲げて一体に接着し、端縁に円曲面を形成する場合も均一な曲率で円曲面を安定的に形成することは容易でなく、このような加工では生産性が低いという問題点がある。
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して、剥離シートの定着部材に接触または近接する金属板の端縁部に形状にバラツキがなく、フッ素樹脂塗膜が均一な膜厚で形成されるようにし、しかも生産性の高い剥離シートとすることである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、金属製シート基材の端縁を電子写真装置の定着部に接触または近接するように配置して前記定着部に圧接した用紙を剥離する剥離シートにおいて、この剥離シートの前記端縁に加圧成形された面取り部を設けたことを特徴とする剥離シートとしたのである。
上記したように構成されるこの発明の剥離シートは、端縁に加圧成形された面取り部を設けるので、一定の形状の型を押し付けるだけで、バリのない均一な平滑面で面取りされた剥離シート基材が形成される。
このような剥離シートの面取り部を含む前記端縁を覆うようにフッ素樹脂被膜を設けることが好ましく、フッ素樹脂被膜としては、塗装されたフッ素樹脂塗膜または貼付されたフッ素樹脂フィルムからなるフッ素樹脂被膜を設けることができる。
すなわち、剥離シートの面取り部を含む前記端縁に対して、フッ素樹脂被膜を塗装またはフィルムラミネートなどによって形成すれば、均一な厚みのフッ素樹脂被膜が形成され、安定した品質で生産性の高い剥離シートになる。
この発明において定着部材に接触するということは、剥離シートの一辺が定着部材の軸方向に対して線接触することをいい、近接するとは、用紙が定着部材に巻き付くのを防ぐことができる程度に、剥離シートの一辺が定着部材に接近配置されていることをいう。
この発明に用いる定着部材は、未定着の用紙上の現像剤を加熱と同時に加圧することで用紙上に定着させる工程において、用紙と接触可能なローラ状、フィルム状またはベルト状等の種々形状を有する部材をいい、例えば定着ローラや加圧ローラ等である。
この発明の剥離シートは、金属製シート基材の端縁に加圧成形された面取り部を設けたので、比較的簡単な成形手段である加圧成形でもって金属製シート基材の端縁に品質にバラツキなく安定した平滑な形状の面取り部が形成される。
そのため、剥離シートの定着部材に接触または近接する金属板の端縁部に形状にバラツキがなく、フッ素樹脂塗膜が均一な膜厚で形成されるようにし、しかも生産性の高い剥離シートになる。
また、剥離シートの面取り部を含む前記端縁を覆うフッ素樹脂被膜を設ける際に、塗装されたフッ素樹脂塗膜または貼付されたフッ素樹脂フィルムからなるフッ素樹脂被膜とすることにより、フッ素樹脂被膜は破れる恐れが低く、均一な厚みの被膜であるため、寿命が長くトナーの非粘着性が安定して発揮される。
実施形態の剥離シートの一例を以下に添付図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、定着装置は、図中矢印がA方向に回転し、ヒータが内蔵されている定着ローラ5と、定着ローラ5に接触して矢印B方向に回転する加圧ローラ6と、定着ローラ5および加圧ローラ6が接触して形成されるニップ部7に向かって配置される剥離シート1とから構成されている。
図1および図2に示すように、定着装置は、図中矢印がA方向に回転し、ヒータが内蔵されている定着ローラ5と、定着ローラ5に接触して矢印B方向に回転する加圧ローラ6と、定着ローラ5および加圧ローラ6が接触して形成されるニップ部7に向かって配置される剥離シート1とから構成されている。
剥離シート1は、ニップ部7を通過した用紙8を定着ローラ5から剥離できるように定着ローラ5の表面に接触するかまたは近接する位置にその自由端が配置されており、剥離シート1の自由端と反対側の端部は図外の部品に固定されている。
図2に示すように、剥離シート1は、ローラの軸方向長さと略同じ長さの接触幅(L)を有している。接触幅が大きいことによってローラに対する単位面積当たりの接触圧力が小さくなり、ローラ表面の局部的な摩耗を防止できる。このような剥離シート1は、金属板からなり、少なくとも定着部材に接触または近接する端縁には加圧成形された面取り部1a、1bを有している。
面取り部1a、1bを形成する前の剥離シート基材の金属板は、通常、所定形状にプレス機で打ち抜かれたことにより、裏面側にバリが形成されているものが多いが、加圧成形によってバリを面取り部と一体化して滑面に形成されたものである。
なお、金属板のプレス機で打ち抜かれた表面側は、いわゆる「プレスダレ」によって円曲化してバリは形成されないが、裏面と同様の形状に面取りしても良い。
なお、金属板のプレス機で打ち抜かれた表面側は、いわゆる「プレスダレ」によって円曲化してバリは形成されないが、裏面と同様の形状に面取りしても良い。
図3に示すように、面取りは、金属製シート1Aの表面もしくは裏面または両面(図示した状態は両面)に対し、30°〜45°傾斜したプレス板2をエッジに押し付けてエッジに面取り部1aを設ける。図示した加圧成形は、プレス台3にも30°〜45°傾斜した傾斜面を設け、裏面にも同時に面取り部1bを形成する方法を示している。
図2に示すように、面取り部1a、1bが形成された金属製シート1Aの少なくとも端縁、好ましくは表裏面、面取り部および先端面には、塗装されたフッ素樹脂塗膜または貼付されたフッ素樹脂フィルムからなるフッ素樹脂被膜4を連続させて設けている。
フッ素樹脂塗膜は、PTFE、PFA、ETFE、FEPベースのフッ素樹脂塗料が使用できる。PTFEベースの塗料であれば、PTFEと耐熱性のバインダー樹脂からなる塗料が使用できる。特にバインダー樹脂がポリアミドイミド樹脂やポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂であれば定着部材に対する耐熱性に対応できるために好ましい。PFA、ETFE、FEPベースのフッ素樹脂塗料は、溶融粘度が低いため、焼き付け処理することで表面のフッ素樹脂間が溶け合って結合しフィルム状になり、バインダー樹脂を含むPTFEベースの塗料よりトナーに対する非粘着性が優れている。PFA、ETFE、FEPベースのフッ素樹脂塗料は、金属板との密着性を高めるためプライマー処理をしておくことが好ましい。
フッ素樹脂シートは、PTFE、PFA、ETFE、FEPの厚さ20〜100μm(好ましくは30〜80μm)のシートを接着剤によって金属板に接着する。フッ素樹脂シートの金属板との接着面には、例えばコロナ放電処理、スパッタエッチング処理、プラズマエッチング処理、金属ナトリウム処理、紫外線照射処理等の表面処理を施し、接着性を高めるようにしたほうが良い。なお、エッチング処理などの表面処理を施すことにより、優れた接着性が得られるので耐久性に優れる。
また、接着剤はシリコーン系粘着剤が望ましい。シリコーン系粘着剤は硬化することがなく柔軟性があるため、フッ素樹脂シートの金属板への貼り付け時に取り扱い性が良いので好ましい。また、シリコーン系粘着剤はジメチルポリシロキサン生ゴムを含むものであれば熱劣化によって硬化する恐れが無いので特に好ましい。シリコーン粘着剤の厚さは5〜50μmの範囲の厚さであればよく、5μmより薄いと接着効果が十分に得られず、50μmより厚いと剥離シートの厚さが相対的に厚くなることにより用紙剥離性が低下するため好ましくない。
金属製シート1Aの材質としては、鉄、アルミニウム、銅、ステンレス等を用いることができる。また、基材の厚みは、50〜300μmの範囲が好ましい。50μm未満では剥離力を確保するためのローラへの圧接力を与えることができなくなるおそれがあり、300μmを超えると剥離すべき用紙が剥離シートの先端に突き当たってしまい、ジャミングの発生原因となるおそれがある。好ましくはステンレスの板厚100〜200μmである。
厚さ150μmのステンレス(SUS304CSP)からなる金属薄板を金属製シート基材に用い、接触幅(L)となる長さ300mm、幅40mmにプレスカットした。(このシート基材の切断部の形状は、図4に示すように、プレス方向側のエッジはプレスダレによって15μm程度のR形状になっているが、反プレス方向側のエッジは5μm以内の微小なバリが発生している。)このシート基材の反プレス方向の切断面に、板表面に対し45°傾斜したプレス板を押し付けることで、20μmの面取り部を形成した。
次に、フッ素樹脂シートとして、厚さ50μmのPTFEフィルムを準備し、金属薄板に貼り付ける表面に対して金属ナトリウムのアンモニア溶液に浸漬するエッチング処理を行なった。
このフッ素樹脂フィルムのエッチング処理面に、ジメチルポリシロキサン生ゴムを含むシリコーン系粘着剤溶液(信越化学社製KR101)を均一に塗布し120〜200℃で加熱乾燥した。その後室温まで自然冷却を行ない、約30μmのシリコーン粘着剤を形成した。
フッ素樹脂シートを粘着剤面が表向きになって皺にならないように、平滑な板上に敷き、次に面取りされた剥離シート基材を石油ベンジンで充分に脱脂した後、フッ素樹脂シートの中央部に基材の面取りした端縁を置くようにして、剥離シートの面取り部を含む前記端縁をフッ素樹脂シートが覆うように剥離シート基材の表裏面に貼り付けた。
このようにしてローラ接触部および表裏面にフッ素樹脂シートを、シリコーン粘着剤を介して接着した剥離シートを形成した。なお、剥離シートの全厚さは280μmである。
この剥離シートをヒートローラ方式の試験用複写機(定着温度190℃、A4複写速度 57枚/分)の定着部にセットし、画像比率30%のラインチャートを原稿とし、A4普通紙を用いて、5000枚の連続通紙による複写試験を30,000枚まで行ない、5000枚毎に試験機を止め、複写済みの用紙を目視によって画像低下の有無を確認した。さらに剥離シートを定着部から取り外し、フッ素樹脂被膜の摩耗、トナー付着の有無および定着ローラの摩耗状況を確認した。
フッ素樹脂被膜をPTFEとポリアミドイミド樹脂からなるフッ素樹脂塗料に換える以外は実施例1と全く同様に形成した剥離シートを用い、実施例1と同様の試験を行った。なお、フッ素樹脂塗膜の厚さは片面35μmであり、剥離シートの全厚さは220μmである。
[比較例1]
プレス後の金属薄板をそのまま用いる以外は、実施例2と同様の剥離シートを用い、実施例1と同様の試験を行った。
上記の試験の結果から、実施例1の剥離シートは、30000枚の通紙試験終了まで画像低下が見られず、通紙試験終了後に確認したフッ素樹脂シートに損傷はなかった。また剥離シートにトナーの付着はなく、さらに定着ローラの摩耗も認められなかった。
プレス後の金属薄板をそのまま用いる以外は、実施例2と同様の剥離シートを用い、実施例1と同様の試験を行った。
上記の試験の結果から、実施例1の剥離シートは、30000枚の通紙試験終了まで画像低下が見られず、通紙試験終了後に確認したフッ素樹脂シートに損傷はなかった。また剥離シートにトナーの付着はなく、さらに定着ローラの摩耗も認められなかった。
また実施例2の剥離シートは、30000枚の通紙試験終了まで画像低下は認められなかったが、通紙試験終了後に確認したフッ素樹脂塗膜には、面取り部の塗膜の摩耗が認められた。
一方、比較例1の剥離シートは、25000枚後の確認で複写後の用紙に画像低下が認められ、剥離シートの表面を確認したところ、切断面にトナーの付着が認められた。トナーをふき取ったところ、切断面に形成されていたフッ素樹脂塗膜が剥がれており、以後の試験を中止した。
1 剥離シート
1a、1b 面取り部
1A 金属製シート
2 プレス板
3 プレス台
4、13 フッ素樹脂被膜
5 定着ローラ
6 加圧ローラ
7 ニップ部
8 用紙
10 シート状素材
11 打ち抜き刃
12 バリ
1a、1b 面取り部
1A 金属製シート
2 プレス板
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4、13 フッ素樹脂被膜
5 定着ローラ
6 加圧ローラ
7 ニップ部
8 用紙
10 シート状素材
11 打ち抜き刃
12 バリ
Claims (3)
- 金属製シートの端縁を電子写真装置の定着部に接触または近接するように配置して前記定着部に圧接した用紙を剥離する剥離シートにおいて、
この剥離シートの前記端縁に加圧成形された面取り部を設けたことを特徴とする剥離シート。 - 剥離シートの面取り部を含む前記端縁を覆うフッ素樹脂被膜を設けた請求項1記載の剥離シート。
- フッ素樹脂被膜が、塗装されたフッ素樹脂塗膜または貼付されたフッ素樹脂フィルムからなるフッ素樹脂被膜である請求項1または2に記載の剥離シート。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2019026852A (ja) * | 2015-04-30 | 2019-02-21 | 日立化成株式会社 | ポリアミドイミド樹脂組成物及び塗料 |
-
2006
- 2006-08-29 JP JP2006231951A patent/JP2008058371A/ja active Pending
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