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JP2008051218A - 油圧式オートテンショナ - Google Patents

油圧式オートテンショナ Download PDF

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Publication number
JP2008051218A
JP2008051218A JP2006228069A JP2006228069A JP2008051218A JP 2008051218 A JP2008051218 A JP 2008051218A JP 2006228069 A JP2006228069 A JP 2006228069A JP 2006228069 A JP2006228069 A JP 2006228069A JP 2008051218 A JP2008051218 A JP 2008051218A
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JP
Japan
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lip
engagement groove
reservoir chamber
engaging groove
bellows
Prior art date
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Pending
Application number
JP2006228069A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Goto
司郎 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】搬送時や保管時に横向きにしても作動油が外部に漏れにくく、張力調整装置への組み込み時は、リップ係合溝からリップが外れにくい油圧式オートテンショナを提供する。
【解決手段】ベローズ19の上部内周に形成されたリップ23をばね座18の外周に形成されたリップ係合溝24に係合させ、リザーバ室13内の圧力が増大してベローズ19が膨張したときにリップ23とリップ係合溝24の底面27との間を通じてリザーバ室13内の空気を外部に逃がすようにした油圧式オートテンショナにおいて、リップ23とリップ係合溝24の間に隙間を設けてリップ23をリップ係合溝24内で上下動可能とし、リップ係合溝24の底面27を下側を大径とするテーパ形状とし、リップ23がリップ係合溝24内を下方に移動したときにリップ23がリップ係合溝24の底面27を締め付けるようにする。
【選択図】図2

Description

この発明は、オルタネータ等の自動車補機を駆動するベルトの張力保持に用いられる油圧式オートテンショナに関する。
自動車の補機、たとえばオルタネータやカーエアコンやウォータポンプなどは、その回転軸がエンジンのクランクシャフトにベルトで連結されており、そのベルトを介してエンジンで駆動される。このベルトの張力を適正範囲に保つために、一般に、支点軸を中心として揺動可能に設けたプーリアームと、そのプーリアームに回転可能に取り付けたテンションプーリと、そのテンションプーリをベルトに押さえ付ける方向にプーリアームを付勢する油圧式オートテンショナとからなる張力調整装置が使用される。
この張力調整装置に組み込まれる油圧式オートテンショナとして、下部に底を有するシリンダ内に作動油を溜め、そのシリンダ内に設けたスリーブ内にロッドの下部を上下に摺動可能に挿入してシリンダ内を圧力室とリザーバ室に区画し、そのロッドの上部にばね座を固定し、ばね座とシリンダの間にばね座を上方に付勢するリターンスプリングを設けたものが知られている(特許文献1)。
この油圧式オートテンショナは、リターンスプリングの付勢力がベルトの張力とつり合う位置までロッドが上下動することにより、ベルトの張力変動を吸収し、ベルトの張力を適正範囲に保つ。
また、圧力室とリザーバ室は、絞りを設けた第1通路を介して連通しており、ベルトの張力が大きくなると、作動油が第1通路を圧力室側からリザーバ室側に流れ、ロッドが下方に移動する。このとき、作動油の流量が絞りによって制限されるので、ロッドがゆっくりと移動し、ベルトの張力を安定した状態に保つ。
さらに、圧力室とリザーバ室は、リザーバ室側から圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブを設けた第2通路を介して連通しており、ベルトの張力が小さくなるとチェックバルブが開き、作動油が第2通路をリザーバ室側から圧力室側に流れ、ロッドが上方に移動する。このとき、ロッドは速やかに移動し、ベルトの弛みを迅速に吸収する。
また、この油圧式オートテンショナは、上下に伸縮可能なベローズでリザーバ室内の作動油を密封しており、ベローズの下部はシリンダの外周に嵌め合わされ、ベローズの上部は、ベローズの上部内周に形成された周方向に連続するリップが、ばね座の外周に形成された周方向に連続するリップ係合溝に係合している。このリップとリップ係合溝は、リザーバ室内の圧力が増大してベローズが膨張したときに、リップとリップ係合溝の底面との間を通じてリザーバ室内の空気を外部に逃がすようになっており、これにより、張力調整装置への組み込み時にリップがリップ係合溝から外れるのを防止している。
特表2000−504395号公報
しかし、この油圧式オートテンショナは、搬送時や保管時に横向きにすると、リップとリップ係合溝の底面との間を通じてシリンダ内から外部に作動油が漏れるおそれがある。そこで、作動油の漏れを防止するためにリップの締め代を大きくすると、リザーバ室内の圧力が増大してベローズが膨張したときに、リップとリップ係合溝の底面との間を通じてリザーバ室内の空気を外部に逃がすことができなくなり、張力調整装置への組み込み時にリップ係合溝からリップが外れるおそれがあった。
この発明が解決しようとする課題は、搬送時や保管時に横向きにしても作動油が外部に漏れにくく、張力調整装置への組み込み時は、リップ係合溝からリップが外れにくい油圧式オートテンショナを提供することである。
上記の課題を解決するために、下部に底を有するシリンダ内に作動油を溜め、そのシリンダ内に設けたスリーブ内にロッドの下部を上下に摺動可能に挿入して前記シリンダ内を圧力室とリザーバ室に区画し、絞りを設けた第1通路を介して前記圧力室と前記リザーバ室を連通し、前記リザーバ室側から前記圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブを設けた第2通路を介して前記圧力室と前記リザーバ室を連通し、前記ロッドの上部にばね座を固定し、そのばね座と前記シリンダの間にばね座を上方に付勢するリターンスプリングを設け、上下に伸縮可能なベローズの下部を前記シリンダの外周に嵌め合わせ、そのベローズの上部内周に形成された周方向に連続するリップを前記ばね座の外周に形成された周方向に連続するリップ係合溝に係合させ、前記リザーバ室内の圧力が増大して前記ベローズが膨張したときに前記リップと前記リップ係合溝の底面との間を通じて前記リザーバ室内の空気を外部に逃がすようにした油圧式オートテンショナにおいて、前記リップと前記リップ係合溝の間に隙間を設けてリップをリップ係合溝内で上下動可能とし、前記リップ係合溝の底面を下側を大径とするテーパ形状とし、前記リップが前記リップ係合溝内を下方に移動したときにリップがリップ係合溝の底面を締め付けるようにした。
この発明の油圧式オートテンショナは、輸送時や保管時は、リターンスプリングの付勢力によってばね座が上方に移動し、そのばね座の移動によってベローズに引張力が作用してリップがリップ係合溝内を下方に移動した状態となり、リップがリップ係合溝の底面を締め付ける。そのため、輸送時や保管時に横向きにしてもリザーバ室内の作動油がリップとリップ係合溝の底面との間を通過せず、リザーバ室内の作動油が外部に漏れにくい。
また、張力調整装置への組み込み時は、ばね座が下方に押し動かされるので、ベローズに圧縮力が作用してリップがリップ係合溝内を上方に移動し、リップの締め代が小さくなる。そのため、リザーバ室内の圧力が増大してベローズが膨張したときに、リップとリップ係合溝の底面との間を通じてリザーバ室内の空気が外部に逃げやすくなり、リップ係合溝からリップが外れる事態が防止される。
図1に、自動車補機を駆動するベルト1の張力調整装置を示す。この張力調整装置は、ベルト1に接触するテンションプーリ2と、テンションプーリ2を回転可能に支持するプーリアーム3を有し、プーリアーム3は、支点軸4を中心として揺動可能に支持されている。プーリアーム3には、この発明の実施形態の油圧式オートテンショナ5が接続され、その油圧式オートテンショナ5がプーリアーム3を付勢し、テンションプーリ2をベルト1に押さえ付けている。
図2に示すように、油圧式オートテンショナ5は、下部に底6を有するシリンダ7を有し、シリンダ7内には作動油が溜められている。また、シリンダ7の底6にはスリーブ嵌合凹部8が形成され、スリーブ嵌合凹部8内にスリーブ9が圧入されている。スリーブ9内には、ロッド10の下部に形成されたピストン11が上下に摺動可能に挿入されており、このスリーブ9とピストン11によってシリンダ7内が圧力室12とリザーバ室13に区画されている。
ロッド10の下部には、圧力室12とリザーバ室13を連通する第1通路14が形成され、第1通路14の圧力室12側の端部には、第1通路14の作動油の流れを制限する絞り部材15が設けられている。
また、スリーブ9とスリーブ嵌合凹部8の嵌合面間には、圧力室12とリザーバ室13を連通する第2通路16が形成され、第2通路16の圧力室12側の端部に、リザーバ室13側から圧力室12側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ17が設けられている。
ロッド10の上部にはばね座18が固定され、ばね座18とシリンダ7の上部との間に形成される環状の開口が、上下に伸縮可能なベローズ19で閉鎖されている。また、ばね座18とシリンダ7の底6の間には、ばね座18を上方に付勢するリターンスプリング20が組み込まれている。
ベローズ19は、大径筒部19aと、小径筒部19bと、小径筒部19bの下端に沿って折り返されて大径筒部19aの上端に至る中間筒部19cとからなり、折り返し位置を変化させることによって伸縮可能となっている。また、大径筒部19aは、シリンダ7の外周に嵌め合わされ、小径筒部19bは、ばね座18の外周に嵌め合わされている。
大径筒部19aは、大径筒部19aの下端内周に形成された周方向に連続するリップ21が、シリンダ7の外周に形成された周方向に連続するリップ係合溝22に係合しており、この係合によってシリンダ7から抜け止めされている。
小径筒部19bは、図3に示すように、小径筒部19bの上端内周に形成された周方向に連続するリップ23が、ばね座の外周に形成された周方向に連続するリップ係合溝24に係合し、この係合によって小径筒部19bがばね座18から抜け止めされている。
リップ係合溝24は、リップ23を間に挟んで上下に対向する対向面25,26を有し、対向面25,26の間隔は、リップ23の厚さよりも大きい。これにより、リップ23とリップ係合溝24の間には、上下方向の隙間が形成され、リップ係合溝24内をリップ23が上下動可能となっている。また、リップ係合溝24の底面27は、下側を大径とするテーパ形状となっている。
また、リップ23には、図3、図4に示すように、リップ係合溝24の対向面25,26のうちの上側の対向面25と対応する位置に、径方向の切欠き28が形成されている。
つぎに、この油圧式オートテンショナ5の動作例を説明する。
ベルト1の張力が大きくなると、その張力が、テンションプーリ2、プーリアーム3、ばね座18を介してロッド10に伝達し、圧力室12の圧力が高まる。圧力室12の圧力がリザーバ室13の圧力よりも高くなると、作動油が第1通路14を圧力室12側からリザーバ室13側に流れる。このとき、チェックバルブ17が閉じているので作動油は第2通路16を流れない。こうして作動油が第1通路14を流れることによりピストン11が下方に移動し、ベルト1の張力とリターンスプリング20の付勢力とがつり合う位置までテンションプーリ2が移動する。このとき、第1通路14を流れる作動油の流量を絞り部材15が制限し、ダンパ作用を生じるので、テンションプーリ2はゆっくりと移動し、ベルト1を安定した状態に保ちながらその緊張を吸収する。
一方、ベルト1の張力が小さくなると圧力室12の圧力が低くなる。圧力室12の圧力がリザーバ室13の圧力よりも低くなるとチェックバルブ17が開き、作動油が第2通路16をリザーバ室13側から圧力室12側に流れる。この作動油の流れによりピストン11が上方に移動し、ベルト1の張力とリターンスプリング20の付勢力とがつり合う位置までテンションプーリ2が移動する。このとき、テンションプーリ2は速やかに移動し、ベルト1の弛みを迅速に吸収する。
このように、油圧式オートテンショナ5は、張力調整装置に組み込まれた状態で、数mmから数十mmの幅で伸縮を繰り返すことによりベルト1の張力を適正範囲に保つ。
また、この油圧式オートテンショナ5は、輸送時や保管時など、張力調整装置に組み込まれていないときは、図5に示すように、リターンスプリング20の付勢力によってばね座18が上方に移動し、そのばね座18の移動によってベローズ19に引張力が作用してリップ23がリップ係合溝24内を下方に移動した状態となる。このとき、図6に示すように、リップ係合溝24の底面27が下側を大径とするテーパ形状なので、リップ23の締め代が大きくなり、リップ23がリップ係合溝24の底面27を締め付ける。そのため、横向きにしてもリザーバ室13内の作動油が、リップ23とリップ係合溝24の底面27との間を通過せず、リザーバ室13内の作動油の外部への漏れが確実に防止される。
一方、張力調整装置への組み込み時は、ばね座18を下方に押し動かしてベルト1の張力保持を行なう位置まで移動させる必要があるが、ばね座18を下方に押し動かすと、図7に示すように、ベローズ19に圧縮力が作用してリップ23がリップ係合溝24内を上方に移動した状態となる。そのため、図8に示すように、リップ23の締め代が小さくなり、リザーバ室13内の圧力が増大してベローズ19が膨張したときに、リップ23とリップ係合溝24の底面27との間を通じてリザーバ室13内の空気が外部に逃げ、リップ23がリップ係合溝24から外れる事態が防止される。
このように、この油圧式オートテンショナ5は、搬送時や保管時は、リップ23の締め代が大きくなるので、横向きにしても作動油が外部に漏れにくく、また、張力調整装置への組み込み時は、リップ23の締め代が小さくなってリザーバ室13内の空気を外部に逃がしやすくなるので、リップ係合溝24からリップ23が外れにくい。
この発明の実施形態の油圧式オートテンショナを組み込んだ張力調整装置を示す正面図 図1の油圧式オートテンショナを示す断面図 図2のベローズの上部内周のリップ近傍の拡大断面図 図2のベローズの上部内周のリップ近傍の拡大側面図 図2の油圧式オートテンショナの張力調整装置に組み込まれていない状態を示す拡大断面図 図5のベローズの上部内周のリップ近傍の拡大断面図 図5の油圧式オートテンショナのばね座を下方に押し動かした状態を示す拡大断面図 図7のベローズの上部内周のリップ近傍の拡大断面図
符号の説明
6 底
7 シリンダ
9 スリーブ
11 ピストン
12 圧力室
13 リザーバ室
14 第1通路
15 絞り部材
16 第2通路
17 チェックバルブ
18 ばね座
19 ベローズ
23 リップ
24 リップ係合溝
27 底面

Claims (1)

  1. 下部に底(6)を有するシリンダ(7)内に作動油を溜め、そのシリンダ(7)内に設けたスリーブ(9)内にロッド(10)の下部(11)を上下に摺動可能に挿入して前記シリンダ(7)内を圧力室(12)とリザーバ室(13)に区画し、絞り(15)を設けた第1通路(14)を介して前記圧力室(12)と前記リザーバ室(13)を連通し、前記リザーバ室(13)側から前記圧力室(12)側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ(17)を設けた第2通路(16)を介して前記圧力室(12)と前記リザーバ室(13)を連通し、前記ロッド(10)の上部にばね座(18)を固定し、そのばね座(18)と前記シリンダ(7)の間にばね座(18)を上方に付勢するリターンスプリング(20)を設け、上下に伸縮可能なベローズ(19)の下部を前記シリンダ(7)の外周に嵌め合わせ、そのベローズ(19)の上部内周に形成された周方向に連続するリップ(23)を前記ばね座(18)の外周に形成された周方向に連続するリップ係合溝(24)に係合させ、前記リザーバ室(13)内の圧力が増大して前記ベローズ(19)が膨張したときに前記リップ(23)と前記リップ係合溝(24)の底面(27)との間を通じて前記リザーバ室(13)内の空気を外部に逃がすようにした油圧式オートテンショナにおいて、前記リップ(23)と前記リップ係合溝(24)の間に隙間を設けてリップ(23)をリップ係合溝(24)内で上下動可能とし、前記リップ係合溝(24)の底面(27)を下側を大径とするテーパ形状とし、前記リップ(23)が前記リップ係合溝(24)内を下方に移動したときにリップ(23)がリップ係合溝(24)の底面(27)を締め付けるようにしたことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
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