JP2008042140A - 静電チャック装置 - Google Patents
静電チャック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008042140A JP2008042140A JP2006218448A JP2006218448A JP2008042140A JP 2008042140 A JP2008042140 A JP 2008042140A JP 2006218448 A JP2006218448 A JP 2006218448A JP 2006218448 A JP2006218448 A JP 2006218448A JP 2008042140 A JP2008042140 A JP 2008042140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- internal electrode
- electrostatic
- plate
- electrostatic chuck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
【課題】板状試料の表面におけるプラズマ分布に乱れ等の影響が生じる虞が無く、プラズマ密度を均一化することができ、その結果、板状試料の全面に亘って均一なプラズマ処理を施すことができる静電チャック装置を提供する。
【解決手段】本発明の静電チャック装置は、表面を板状試料を載置する載置面とするとともに静電吸着用内部電極25を内蔵した基体と、この静電吸着用内部電極25に直流電圧を印加する給電用端子とを備えた静電チャック部と、この静電チャック部に固定されて一体化され、高周波発生用電極となる金属ベース部とを備え、静電吸着用内部電極25は1つ以上の電極部29からなり、この電極部29の内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点29aと、この中心軸Aに最も遠い点29bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下である。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の静電チャック装置は、表面を板状試料を載置する載置面とするとともに静電吸着用内部電極25を内蔵した基体と、この静電吸着用内部電極25に直流電圧を印加する給電用端子とを備えた静電チャック部と、この静電チャック部に固定されて一体化され、高周波発生用電極となる金属ベース部とを備え、静電吸着用内部電極25は1つ以上の電極部29からなり、この電極部29の内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点29aと、この中心軸Aに最も遠い点29bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下である。
【選択図】図2
Description
本発明は、静電チャック装置に関し、さらに詳しくは、電極に高周波を印加してプラズマを生成し、このプラズマにより半導体ウエハ、金属ウエハ、ガラス板等の板状試料にプラズマ処理を施す高周波放電方式のプラズマ処理装置に用いて好適な静電チャック装置に関するものである。
従来、IC、LSI、VLSI等の半導体デバイス、あるいは液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(Flat Panel Display : FPD)等の製造プロセスにおけるエッチング、堆積、酸化、スパッタリング等の処理では、処理ガスに比較的低温で良好な反応を行わせるためにプラズマが多く利用されている。一般に、プラズマ処理装置は、プラズマを生成する方式として、グロー放電または高周波放電を利用する方式と、マイクロ波を利用する方式とに大別される。
図11は、従来の高周波放電方式のプラズマ処理装置に搭載される静電チャック装置の一例を示す断面図であり、この静電チャック装置1は、真空容器を兼ねるチャンバー(図示略)の下部に設けられ、静電チャック部2と、この静電チャック部2の底面に固定されて一体化された金属ベース部3とにより構成されている。
静電チャック部2は、上面を半導体ウエハ等の板状試料Wを載置して静電吸着する載置面4aとするとともに静電吸着用内部電極5を内蔵した基体4と、この静電吸着用内部電極5に直流電圧を印加する給電用端子6とにより構成され、この給電用端子6には直流電圧を印加する直流電源7が接続されている。また、金属ベース部3は高周波発生用電極(下部電極)を兼ねるもので、高周波電圧発生用電源8に接続され、その内部に水や有機溶媒等の冷却用媒体を循環させる流路9が形成されている。そして、チャンバーは接地されている。
静電チャック部2は、上面を半導体ウエハ等の板状試料Wを載置して静電吸着する載置面4aとするとともに静電吸着用内部電極5を内蔵した基体4と、この静電吸着用内部電極5に直流電圧を印加する給電用端子6とにより構成され、この給電用端子6には直流電圧を印加する直流電源7が接続されている。また、金属ベース部3は高周波発生用電極(下部電極)を兼ねるもので、高周波電圧発生用電源8に接続され、その内部に水や有機溶媒等の冷却用媒体を循環させる流路9が形成されている。そして、チャンバーは接地されている。
この静電チャック装置1では、板状試料Wを載置面4aに載置し、直流電源7により給電用端子6を介して静電吸着用内部電極5に直流電圧を印加することにより板状試料Wを静電吸着する。次いで、チャンバー内を真空にして処理ガスを導入し、高周波電圧発生用電源8により金属ベース部3とチャンバーとの間に高周波電圧を印加してチャンバー内に高周波電界を発生させる。高周波としては、一般に27MHz以下の領域の周波数が用いられる。
この高周波電界により電子が加速され、この電子と処理ガスとの衝突電離によりプラズマが発生し、このプラズマにより各種処理を行うことができる。
この高周波電界により電子が加速され、この電子と処理ガスとの衝突電離によりプラズマが発生し、このプラズマにより各種処理を行うことができる。
ところで、最近では、製造プロセスにおけるデザインルールが微細化されるにつれて、プラズマ処理においても低圧下での高密度プラズマ処理が要求されており、上述した高周波放電方式のプラズマ処理装置では、50MHz以上という従来よりも格段に高い高周波数領域の周波数を用いるようになってきている。
高周波放電の周波数が高くなった場合、金属ベース部に高周波電圧を印加すると、表皮効果により電流が金属ベース部の表面の周縁部から中心部に向かって流れる。したがって、金属ベース部の表面の中心部における電界強度が周縁部における電界強度よりも高くなり、生成されるプラズマの密度も金属ベース部の中心部側が周縁部側よりも高くなり、プラズマ密度の高い金属ベース部の中心部ではプラズマの抵抗率が低くなる。
その結果、金属ベース部の表面でのプラズマ密度の不均一性がさらに強まることとなり、板状試料に均一なプラズマ処理を施すことができないという問題点があった。
高周波放電の周波数が高くなった場合、金属ベース部に高周波電圧を印加すると、表皮効果により電流が金属ベース部の表面の周縁部から中心部に向かって流れる。したがって、金属ベース部の表面の中心部における電界強度が周縁部における電界強度よりも高くなり、生成されるプラズマの密度も金属ベース部の中心部側が周縁部側よりも高くなり、プラズマ密度の高い金属ベース部の中心部ではプラズマの抵抗率が低くなる。
その結果、金属ベース部の表面でのプラズマ密度の不均一性がさらに強まることとなり、板状試料に均一なプラズマ処理を施すことができないという問題点があった。
この問題点を解消するために、図12に示す静電チャック装置が提案されている(特許文献1)。
この静電チャック装置11は、高周波発生用電極を兼ねる円板状の金属板12の表面に多数の凸部13が離散的に形成され、これらの凸部13を含む金属板12の表面全面に誘電体であるアルミナ(Al2O3)溶射膜14が形成され、このアルミナ溶射膜14には静電吸着用内部電極15が内蔵され、このアルミナ溶射膜14の表面は半導体ウエハ等の板状試料Wを載置して静電吸着する載置面14aとされている。
この静電チャック装置11では、金属板12に高周波電圧を印加した場合に、凸部13の間の凹部に埋め込まれたアルミナ(Al2O3)が、表皮効果により電流が金属ベース部の表面の周縁部から中心部に向かって流れるのを阻止するので、金属ベース部の表面の電界強度が均一化され、その結果、プラズマ密度が均一化される。
特開2004−363552号公報
この静電チャック装置11は、高周波発生用電極を兼ねる円板状の金属板12の表面に多数の凸部13が離散的に形成され、これらの凸部13を含む金属板12の表面全面に誘電体であるアルミナ(Al2O3)溶射膜14が形成され、このアルミナ溶射膜14には静電吸着用内部電極15が内蔵され、このアルミナ溶射膜14の表面は半導体ウエハ等の板状試料Wを載置して静電吸着する載置面14aとされている。
この静電チャック装置11では、金属板12に高周波電圧を印加した場合に、凸部13の間の凹部に埋め込まれたアルミナ(Al2O3)が、表皮効果により電流が金属ベース部の表面の周縁部から中心部に向かって流れるのを阻止するので、金属ベース部の表面の電界強度が均一化され、その結果、プラズマ密度が均一化される。
しかしながら、上述した従来の静電チャック装置11では、溶射法にて凸部13の間の凹部にアルミナ(Al2O3)を充填したものであるため、この凹部の深さには自ずと限度があり、通常、1mm程度である。したがって、溶射法では、この凹部に溶融したアルミナ(Al2O3)を高密度で充填することができず、表皮効果により電流が金属ベース部の表面の周縁部から中心部に向かって流れるのを有効に阻止することができないという不都合があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、表皮効果により電流が金属ベース部の表面の周縁部から中心部に向かって流れるのを有効に阻止することができ、したがって、板状試料の表面におけるプラズマ分布に乱れ等の影響が生じる虞が無く、プラズマ密度を均一化することができ、その結果、板状試料の全面に亘って均一なプラズマ処理を施すことができる静電チャック装置を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、基体に内蔵される静電吸着用内部電極を1つ以上の電極部により構成し、この電極部の内部における2点間の距離のうち、前記基体の中心軸に対応する点または該中心軸に最も近い点と、前記中心軸に最も遠い点とを結ぶ抵抗値を102Ω以上かつ1010Ω以下とすれば、上記の課題を効率的に解決し得ることを知見し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の静電チャック装置は、一主面を板状試料を載置する載置面とするとともに静電吸着用内部電極を内蔵した基体と、この静電吸着用内部電極に直流電圧を印加する給電用端子とを備えた静電チャック部と、この静電チャック部の基体の他の主面に固定されて一体化され、高周波発生用電極となる金属ベース部とを備え、前記静電吸着用内部電極は1つ以上の電極部からなり、この電極部の内部における2点間の距離のうち、前記基体の中心軸に対応する点または該中心軸に最も近い点と、前記中心軸に最も遠い点とを結ぶ抵抗値は102Ω以上かつ1010Ω以下であることを特徴とする。
この静電チャック装置では、静電吸着用内部電極を1つ以上の電極部により構成し、この1つ以上の電極部各々の内部における2点間の距離のうち、前記基体の中心軸に対応する点または該中心軸に最も近い点と、前記中心軸に最も遠い点とを結ぶ抵抗値を102Ω以上かつ1010Ω以下としたことにより、プラズマを発生させるための高周波電流が静電吸着用内部電極を介して静電チャック部の周縁部から中心部に向かって流れるのを阻止する。これにより、板状試料の表面におけるプラズマ密度が均一化され、板状試料の全面に亘って均一なプラズマ処理が施される。
本発明の静電チャック装置によれば、静電吸着用内部電極を1つ以上の電極部により構成し、この1つ以上の電極部各々の内部における2点間の距離のうち、前記基体の中心軸に対応する点または該中心軸に最も近い点と、前記中心軸に最も遠い点とを結ぶ抵抗値を102Ω以上かつ1010Ω以下としたので、プラズマを発生させるための高周波電流が静電吸着用内部電極を介して静電チャック部の周縁部から中心部に向かって流れるのを阻止することができる。したがって、板状試料の表面におけるプラズマ密度を均一化することができ、その結果、板状試料の全面に亘って均一なプラズマ処理を施すことができる。また、静電吸着力の発現および応答性も優れたものとなる。
本発明の静電チャック装置を実施するための最良の形態について説明する。
なお、以下の各実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
なお、以下の各実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態の単極型の静電チャック装置を示す断面図であり、この静電チャック装置21は、静電チャック部22と、金属ベース部23と、誘電体板24とにより構成されている。
静電チャック部22は、上面(一主面)を板状試料Wを載置する載置面とし静電吸着用内部電極25を内蔵した円板状の基体26と、この静電吸着用内部電極25に直流電圧を印加する給電用端子27とにより構成されている。
図1は、本発明の第1の実施形態の単極型の静電チャック装置を示す断面図であり、この静電チャック装置21は、静電チャック部22と、金属ベース部23と、誘電体板24とにより構成されている。
静電チャック部22は、上面(一主面)を板状試料Wを載置する載置面とし静電吸着用内部電極25を内蔵した円板状の基体26と、この静電吸着用内部電極25に直流電圧を印加する給電用端子27とにより構成されている。
基体26は、上面(一主面)31aが半導体ウエハ、金属ウエハ、ガラス板等の板状試料Wを載置するための載置面とされた円板状の載置板31と、この載置板31の下面(他の一主面)側に対向配置された円板状の支持板32と、載置板31と支持板32との間に挟持された静電吸着用内部電極25とを主体として構成されている。
この静電吸着用内部電極25の外周側及びその中心位置の円形状の開口には、絶縁材層33が形成されている。
この静電吸着用内部電極25の外周側及びその中心位置の円形状の開口には、絶縁材層33が形成されている。
図2は、静電吸着用内部電極25が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、この静電吸着用内部電極25は、円板状の電極部の中心位置に円形状の開口30が形成された1つの電極部29により構成されており、この電極部29の内部における2点間の距離のうち、基体26の中心軸Aに最も近い点29aと、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体26の周縁部に最も近い点29bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように構成されている。
一方、金属ベース部23には、その内部に水や有機溶媒等の冷却用媒体を循環させる流路28が形成され、上記の載置面に載置される板状試料Wの温度を所望の温度に維持することができるように構成されている。この金属ベース部23は高周波発生用電極を兼ねている。
この金属ベース部23の静電チャック部22側の表面(主面)には、円形状の凹部35が形成され、この凹部35内には絶縁性の接着・接合剤層36を介して誘電体板24が接着・固定され、この誘電体板24と静電チャック部22の支持板32とは、絶縁性の接着・接合剤層36を介して接着・接合されている。
この金属ベース部23の静電チャック部22側の表面(主面)には、円形状の凹部35が形成され、この凹部35内には絶縁性の接着・接合剤層36を介して誘電体板24が接着・固定され、この誘電体板24と静電チャック部22の支持板32とは、絶縁性の接着・接合剤層36を介して接着・接合されている。
また、支持板32及び金属ベース部23の中央部近傍には、給電用端子挿入孔37が形成され、この給電用端子挿入孔37には、静電吸着用内部電極25に直流電圧を印加するための給電用端子27が円筒状の碍子38を介して挿入されている。この給電用端子27の上端部は静電吸着用内部電極25に電気的に接続されている。
また、載置板31、支持板32、誘電体板24、静電吸着用内部電極25及び金属ベース部23には、これらを貫通する冷却ガス導入孔39が形成され、この冷却ガス導入孔39により載置板31と板状試料Wの下面との隙間にHe等の冷却ガスが供給されるようになっている。
また、載置板31、支持板32、誘電体板24、静電吸着用内部電極25及び金属ベース部23には、これらを貫通する冷却ガス導入孔39が形成され、この冷却ガス導入孔39により載置板31と板状試料Wの下面との隙間にHe等の冷却ガスが供給されるようになっている。
この載置板31の上面31aは、1枚の板状試料Wを搭載し、この板状試料Wを静電吸着力により静電吸着する静電吸着面とされ、この上面(静電吸着面)31aには、この上面31aに沿う断面が略円形状の円柱状の突起部が複数個設けられ(図示略)、これらの突起部各々の頂面は、上面31aに平行とされている。
また、この上面31aの周縁部には、He等の冷却ガスが漏れないように、この周縁部に沿って連続し、かつ突起部の高さと同じ高さの壁部(図示略)が、この上面31aの周縁部を一巡するように形成されている。
また、この上面31aの周縁部には、He等の冷却ガスが漏れないように、この周縁部に沿って連続し、かつ突起部の高さと同じ高さの壁部(図示略)が、この上面31aの周縁部を一巡するように形成されている。
このように構成された静電チャック装置21は、プラズマエッチング装置等のプラズマ処理装置のチャンバー内に搭載され、載置面である上面31aに板状試料Wを載置し、静電吸着用内部電極25に給電用端子27を介して所定の直流電圧を印加することにより、静電気力を利用して板状試料Wを吸着固定しつつ、高周波発生用電極を兼ねる金属ベース部23とチャンバーとの間に高周波電圧を印加して載置板31上にプラズマを発生させることにより、板状試料Wに各種のプラズマ処理を施すことができるように構成されている。
次に、この静電チャック装置の各構成要素についてさらに詳しく説明する。
「載置板及び支持板」
載置板31及び支持板32は、ともに、セラミックスからなるものである。
このセラミックスとしては、窒化アルミニウム(AlN)、酸化アルミニウム(Al2O3)、窒化ケイ素(Si3N4)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、サイアロン、窒化ホウ素(BN)、炭化ケイ素(SiC)から選択された1種からなるセラミックス、あるいは2種以上を含む複合セラミックスが好ましい。
「載置板及び支持板」
載置板31及び支持板32は、ともに、セラミックスからなるものである。
このセラミックスとしては、窒化アルミニウム(AlN)、酸化アルミニウム(Al2O3)、窒化ケイ素(Si3N4)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、サイアロン、窒化ホウ素(BN)、炭化ケイ素(SiC)から選択された1種からなるセラミックス、あるいは2種以上を含む複合セラミックスが好ましい。
また、これらを構成する材料は、単一であっても混合物であってもよいが、熱膨張係数が可能な限り静電吸着用内部電極25の熱膨張係数に近似したもので、しかも焼結し易いものが好ましい。また、載置板31の上面31a側は静電吸着面となるから、特に誘電率が高い材質であって、静電吸着する板状試料Wに対して不純物とならないものを選択することが好ましい。
以上のことを考慮すれば、載置板31及び支持板32は、実質的に1重量%〜20重量%の炭化ケイ素を含み、残部を酸化アルミニウムとする炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体が好ましい。
以上のことを考慮すれば、載置板31及び支持板32は、実質的に1重量%〜20重量%の炭化ケイ素を含み、残部を酸化アルミニウムとする炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体が好ましい。
この炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体として、酸化アルミニウム(Al2O3)と、表面を酸化ケイ素(SiO2)で被覆した炭化ケイ素(SiC)とからなる複合焼結体とし、炭化ケイ素(SiC)の含有率を複合焼結体全体に対して5重量%以上かつ15重量%以下とすると、室温(25℃)における体積固有抵抗は、1.0×1014Ω・cm以上となり、クーロン型の静電チャック装置の載置板31として好適である。さらに、耐磨耗性に優れ、ウエハの汚染やパーティクルの発生の原因とならず、しかも、耐プラズマ性が向上したものとなっている。
また、この炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体として、酸化アルミニウム(Al2O3)と炭化ケイ素(SiC)とからなる複合焼結体とし、炭化ケイ素(SiC)の含有率を複合焼結体全体に対して5重量%以上かつ15重量%以下とすると、室温(25℃)における体積固有抵抗は、1.0×109Ω・cm以上かつ1.0×1012Ω・cm以下となり、ジョンソン・ラーベック型の静電チャック装置の載置板31として好適である。さらに、耐磨耗性に優れ、ウエハの汚染やパーティクルの発生の原因とならず、しかも、耐プラズマ性が向上したものとなっている。
また、この炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体における炭化ケイ素粒子の平均粒子径は0.2μm以下が好ましい。
炭化ケイ素粒子の平均粒子径が0.2μmを超えると、プラズマ照射時の電場が炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体中の炭化ケイ素粒子の部分に集中し、炭化ケイ素粒子の周辺が損傷を受け易くなるからである。
炭化ケイ素粒子の平均粒子径が0.2μmを超えると、プラズマ照射時の電場が炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体中の炭化ケイ素粒子の部分に集中し、炭化ケイ素粒子の周辺が損傷を受け易くなるからである。
また、この炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体における酸化アルミニウム粒子の平均粒子径は2μm以下が好ましい。
酸化アルミニウム粒子の平均粒子径が2μmを超えると、炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体がプラズマエッチングされ、スパッタ痕が形成され易くなり、表面粗さが粗くなるからである。
酸化アルミニウム粒子の平均粒子径が2μmを超えると、炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体がプラズマエッチングされ、スパッタ痕が形成され易くなり、表面粗さが粗くなるからである。
「静電吸着用内部電極」
静電吸着用内部電極25は、厚みが10μm〜50μm程度の円板状のセラミックスからなる電極部29の中心位置に円形状の開口30が形成されたもので、この電極部29の形状や大きさは、載置される板状試料Wの形状や大きさに応じて適宜調整され、この電極部29の内部における2点間の距離のうち、基体26の中心軸Aに最も近い点29aと、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体26の周縁部に最も近い点29bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値は、102Ω以上かつ1010Ω以下であることが好ましく、より好ましくは102Ω以上かつ108Ω以下、さらに好ましくは103Ω以上かつ106Ω以下である。
静電吸着用内部電極25は、厚みが10μm〜50μm程度の円板状のセラミックスからなる電極部29の中心位置に円形状の開口30が形成されたもので、この電極部29の形状や大きさは、載置される板状試料Wの形状や大きさに応じて適宜調整され、この電極部29の内部における2点間の距離のうち、基体26の中心軸Aに最も近い点29aと、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体26の周縁部に最も近い点29bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値は、102Ω以上かつ1010Ω以下であることが好ましく、より好ましくは102Ω以上かつ108Ω以下、さらに好ましくは103Ω以上かつ106Ω以下である。
ここで、最短距離Lにおける抵抗値を上記のように限定した理由は、最短距離Lにおける抵抗値が102Ωを下回ると、プラズマを発生させるための高周波電流が静電吸着用内部電極25を介して静電チャック部22の周縁部から中心部に向かって流れ込むこととなり、したがって、プラズマの均一化を図ることができないからであり、一方、最短距離Lにおける抵抗値が1010Ωを越えると、静電吸着用内部電極25が実質的に絶縁体となり、静電吸着用内部電極としての機能を発現することができず、静電吸着力が発現しないか、もしくは静電吸着力の応答性が低下して所要の静電吸着力の発現までに長時間を要するからである。
静電吸着用内部電極25を構成するセラミックスとしては、載置板31及び支持板32それぞれの膨張係数と近似した膨張係数を有する導電性セラミックスが好ましく、例えば、次に挙げるような各種の複合焼結体が挙げられる。
(1)酸化アルミニウム等の絶縁性セラミックスに、炭化ケイ素(SiC)等の半導体セラミックスを添加した複合焼結体。
(2)酸化アルミニウム等の絶縁性セラミックスに、炭化タンタル(TaC)、窒化タンタル(TaN)、炭化モリブデン(Mo2C)等の導電性セラミックスを添加した複合焼結体。
(3)酸化アルミニウム等の絶縁性セラミックスに、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)等の高融点金属を添加した複合焼結体。
(1)酸化アルミニウム等の絶縁性セラミックスに、炭化ケイ素(SiC)等の半導体セラミックスを添加した複合焼結体。
(2)酸化アルミニウム等の絶縁性セラミックスに、炭化タンタル(TaC)、窒化タンタル(TaN)、炭化モリブデン(Mo2C)等の導電性セラミックスを添加した複合焼結体。
(3)酸化アルミニウム等の絶縁性セラミックスに、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)等の高融点金属を添加した複合焼結体。
「絶縁材層」
絶縁材層33は、載置板31と支持板32とを接合一体化するためのものであり、また、静電吸着用内部電極25をプラズマや腐食性ガスから保護するためのものである。この絶縁材層33を構成する材料としては、載置板31及び支持板32と主成分が同一であり、しかも静電吸着用内部電極25を構成する材料より抵抗値が大きい高抵抗体が好ましく、より好ましくは絶縁体である。
絶縁材層33は、載置板31と支持板32とを接合一体化するためのものであり、また、静電吸着用内部電極25をプラズマや腐食性ガスから保護するためのものである。この絶縁材層33を構成する材料としては、載置板31及び支持板32と主成分が同一であり、しかも静電吸着用内部電極25を構成する材料より抵抗値が大きい高抵抗体が好ましく、より好ましくは絶縁体である。
例えば、載置板31、支持板32及び静電吸着用内部電極25が炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体により構成されている場合には、この複合焼結体より炭化ケイ素の含有率が低い炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体、あるいは酸化アルミニウム(Al2O3)とするのが好ましい。
「誘電体板」
誘電体板24は、金属ベース部23に高周波電圧を印加することにより、電流が表皮効果により金属ベース部23の表面を伝わって周縁部から中心部へ向かって流れるのを阻止するためのもので、中心部近傍に給電用端子挿入孔37が形成された円板状のものである。このような誘電体板24としては、絶縁性に優れ、かつ、熱伝導性が良好なセラミックスが好ましく、例えば、酸化アルミニウム(Al2O3)焼結体、窒化アルミニウム(AlN)焼結体等を挙げることができる。
誘電体板24は、金属ベース部23に高周波電圧を印加することにより、電流が表皮効果により金属ベース部23の表面を伝わって周縁部から中心部へ向かって流れるのを阻止するためのもので、中心部近傍に給電用端子挿入孔37が形成された円板状のものである。このような誘電体板24としては、絶縁性に優れ、かつ、熱伝導性が良好なセラミックスが好ましく、例えば、酸化アルミニウム(Al2O3)焼結体、窒化アルミニウム(AlN)焼結体等を挙げることができる。
この誘電体板24の厚みは、2mm以上かつ15mm以下が好ましく、より好ましくは4mm以上かつ8mm以下である。
この誘電体板24の厚みが2mmを下回ると、金属ベース部23に印加される高周波電流が表皮効果により金属ベース部23の表面を伝わり、周縁部から中心部へ向かって流れるのを阻止することができず、一方、誘電体板24の厚みが15mmを越えると、金属ベース部23から板状試料Wへの熱伝導性が低下し、板状試料Wを所望の一定の温度に維持することが困難になる。
この誘電体板24の厚みが2mmを下回ると、金属ベース部23に印加される高周波電流が表皮効果により金属ベース部23の表面を伝わり、周縁部から中心部へ向かって流れるのを阻止することができず、一方、誘電体板24の厚みが15mmを越えると、金属ベース部23から板状試料Wへの熱伝導性が低下し、板状試料Wを所望の一定の温度に維持することが困難になる。
この誘電体板24と静電チャック部22の支持板32を接着・接合する絶縁性の接着・接合剤層36としては、絶縁性に優れるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、シリコーン系接着剤に絶縁性セラミックスである窒化アルミニウム(AlN)粉末やアルミナ(Al203)粉末を添加したものが好適に用いられる。
ここで、絶縁性の接着・接合剤層36を用いた理由は、この絶縁性の接着・接合剤層36の替わりに導電性の接着・接合剤層を介して誘電体板24と支持板32とを接着・接合すると、導電性の接着・接合剤層を通して、金属ベース部23に高周波電圧を印加することにより、電流が表皮効果により金属ベース部23の表面を伝わって周縁部から中心部へ向かって流れることとなり、プラズマの均一化を図ることができなくなるからである。
ここで、絶縁性の接着・接合剤層36を用いた理由は、この絶縁性の接着・接合剤層36の替わりに導電性の接着・接合剤層を介して誘電体板24と支持板32とを接着・接合すると、導電性の接着・接合剤層を通して、金属ベース部23に高周波電圧を印加することにより、電流が表皮効果により金属ベース部23の表面を伝わって周縁部から中心部へ向かって流れることとなり、プラズマの均一化を図ることができなくなるからである。
ここでは、誘電体板24と凹部35とを絶縁性の接着・接合剤層36を介して接着・固定した構成としたが、誘電体板24と凹部35との固定方法は特に限定されず、例えば、導電性の接着・接合剤層を介して接着・固定した構成としてもよく、あるいは、誘電体板24と凹部35との接着・接合部分を相補形状とし、誘電体板24と凹部35とを嵌合する構成としてもよい。
「静電チャック装置の製造方法」
本実施形態の静電チャック装置の製造方法について説明する。
ここでは、載置板31及び支持板32を、実質的に1重量%〜20重量%の炭化ケイ素を含む炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体を用いて製造する場合を例にとり説明する。
用いる炭化ケイ素(SiC)の原料粉末としては、平均粒子径が0.1μm以下の炭化ケイ素粉末を用いることが好ましい。
本実施形態の静電チャック装置の製造方法について説明する。
ここでは、載置板31及び支持板32を、実質的に1重量%〜20重量%の炭化ケイ素を含む炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体を用いて製造する場合を例にとり説明する。
用いる炭化ケイ素(SiC)の原料粉末としては、平均粒子径が0.1μm以下の炭化ケイ素粉末を用いることが好ましい。
その理由は、炭化ケイ素(SiC)粉末の平均粒子径が0.1μmを越えると、得られた炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体は、炭化ケイ素粒子の平均粒子径が0.2μmを超えることとなり、載置板31及び支持板32の強度向上の効果が小さくなるからである。
また、この炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体からなる載置板31は、プラズマに曝されたときに電場が炭化ケイ素(SiC)粒子の部分に集中して大きな損傷を受け易くなり、プラズマ耐性が低く、プラズマ損傷後の静電吸着力が低下する虞があるからである。
また、この炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体からなる載置板31は、プラズマに曝されたときに電場が炭化ケイ素(SiC)粒子の部分に集中して大きな損傷を受け易くなり、プラズマ耐性が低く、プラズマ損傷後の静電吸着力が低下する虞があるからである。
この炭化ケイ素(SiC)粉末としては、プラズマCVD法により得られた粉末が好ましく、特に、非酸化性雰囲気のプラズマ中に、シラン化合物またはハロゲン化ケイ素と炭化水素の原料ガスを導入し、反応系の圧力を1×105Pa(1気圧)から1.33×10Pa(0.1Torr)の範囲で制御しつつ気相反応させることにより得られた平均粒子径が0.1μm以下の超微粉末が、焼結性に優れ、高純度であり、粒子形状が球状であるために成形時の分散性が良好であるので、好ましい。
一方、酸化アルミニウム(Al203)の原料粉末としては、平均粒子径が1μm以下の酸化アルミニウム(Al203)粉末を用いることが好ましい。
その理由は、平均粒子径が1μmを越える酸化アルミニウム(Al203)粉末を用いて得られた炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体においては、複合焼結体中の酸化アルミニウム(Al203)粒子の平均粒子径が2μmを越えるために、載置板31の板状試料を載置する側の上面31aがプラズマによりエッチングされ易くなり、したがって、スパッタ痕が形成されることとなり、この上面31aの表面粗さが粗くなり、静電チャック装置21の静電吸着力が低下する虞があるからである。
なお、使用する酸化アルミニウム(Al203)粉末としては、平均粒子径が1μm以下のものでしかも高純度であればよく、特段限定されない。
その理由は、平均粒子径が1μmを越える酸化アルミニウム(Al203)粉末を用いて得られた炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体においては、複合焼結体中の酸化アルミニウム(Al203)粒子の平均粒子径が2μmを越えるために、載置板31の板状試料を載置する側の上面31aがプラズマによりエッチングされ易くなり、したがって、スパッタ痕が形成されることとなり、この上面31aの表面粗さが粗くなり、静電チャック装置21の静電吸着力が低下する虞があるからである。
なお、使用する酸化アルミニウム(Al203)粉末としては、平均粒子径が1μm以下のものでしかも高純度であればよく、特段限定されない。
次いで、上記の炭化ケイ素(SiC)粉末と酸化アルミニウム(Al203)粉末とを、所望の体積固有抵抗値が得られる比率、例えば、炭化ケイ素(SiC)粉末が1〜12重量%、残部が酸化アルミニウム(Al203)粉末となるよう、秤量、混合する。
次いで、得られた混合粉を、金型を用いて所定形状に成形し、その後、得られた成形体を、例えば、ホットプレス(HP)や熱間等方圧プレス(HIP)を用いて加圧しながら焼成し、炭化ケイ素−酸化アルミニウム系複合焼結体を得る。
次いで、得られた混合粉を、金型を用いて所定形状に成形し、その後、得られた成形体を、例えば、ホットプレス(HP)や熱間等方圧プレス(HIP)を用いて加圧しながら焼成し、炭化ケイ素−酸化アルミニウム系複合焼結体を得る。
例えば、ホットプレス(HP)を用いる場合の条件としては、加圧力は、特に制限されるものではないが、炭化ケイ素−酸化アルミニウム系複合焼結体を得る場合には、例えば、5〜40MPaが好ましい。加圧力が5MPaを下回ると、充分緻密な焼結密度の複合焼結体が得られず、一方、加圧力が40MPaを超えると、黒鉛等からなる治具が変形損耗するからである。
また、焼成する際の温度としては、1650〜1850℃が好ましい。焼成温度が1650℃未満であると、充分緻密な炭化ケイ素−酸化アルミニウム複合焼結体を得ることができず、一方、1850℃を超えると、焼成過程にて成形体に含まれる成分が分解したり、あるいは粒成長が生じ易くなるからである。
また、焼成時の雰囲気としては、炭化ケイ素の酸化を防止するという観点で、アルゴン雰囲気、窒素雰囲気等の不活性雰囲気が好ましい。
この様にして得られた2枚の炭化ケイ素−酸化アルミニウム系複合焼結体のうち、一方の複合焼結体の所定位置に給電用端子挿入孔37を機械加工により形成し、支持板32とする。
また、焼成時の雰囲気としては、炭化ケイ素の酸化を防止するという観点で、アルゴン雰囲気、窒素雰囲気等の不活性雰囲気が好ましい。
この様にして得られた2枚の炭化ケイ素−酸化アルミニウム系複合焼結体のうち、一方の複合焼結体の所定位置に給電用端子挿入孔37を機械加工により形成し、支持板32とする。
また、静電吸着用内部電極25を形成するための塗布剤として、酸化アルミニウム等の絶縁性セラミックスに、炭化タンタル(TaC)、窒化タンタル(TaN)、炭化モリブデン(Mo2C)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)等を、電極部29の点29a、29bを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるような割合で添加してペースト化された内部電極形成用塗布剤を作製し、この内部電極形成用塗布剤を支持板32の静電吸着用内部電極を形成する領域内に塗布して電極層を形成する。
また、絶縁材層33を形成するための塗布剤として、例えば、載置板31及び支持板32と主成分が同一であり、しかも静電吸着用内部電極25を構成する材料より抵抗値が大きい絶縁材料を含むペースト化された絶縁材層形成用塗布剤を作製し、この絶縁材層形成用塗布剤を静電吸着用内部電極を形成する領域以外の部分に塗布し、絶縁材層を形成する。
次いで、支持板32の給電用端子挿入孔37に円筒状の碍子38を介して給電用端子27を挿入し、この支持板32の電極層及び絶縁材層が形成されている面と、載置板31とを重ね合わせ、次いで、これら載置板31及び支持板32を、例えば、1600℃以上に加熱しながら加圧し、上記の電極層により静電吸着用内部電極25を形成するとともに、接合層となる絶縁材層33を形成し、載置板31及び支持板32を静電吸着用内部電極25及び絶縁材層33を介して接合する。そして、載置面となる載置板31の上面31aをRa(中心線平均粗さ)が0.3μm以下となるように研磨し、静電チャック部22とする。
一方、アルミニウム(Al)板を用いて、表面に円形状の凹部35が形成され内部に冷却用媒体を循環させる流路28が形成された金属ベース部23を作製する。また、酸化アルミニウム(Al203)粉末を成形、焼成して酸化アルミニウム焼結体からなる誘電体板24を作製する。
次いで、金属ベース部23の凹部35の内面全面に絶縁性の接着・接合剤を塗布し、次いで、この絶縁性の接着・接合剤上に誘電体板24を接着・接合し、この誘電体板24を含む金属ベース部23上に絶縁性の接着・接合剤を塗布し、この絶縁性の接着・接合剤上に静電チャック部22を接着・接合する。
次いで、金属ベース部23の凹部35の内面全面に絶縁性の接着・接合剤を塗布し、次いで、この絶縁性の接着・接合剤上に誘電体板24を接着・接合し、この誘電体板24を含む金属ベース部23上に絶縁性の接着・接合剤を塗布し、この絶縁性の接着・接合剤上に静電チャック部22を接着・接合する。
この接着・接合過程で、誘電体板24は、金属ベース部23の凹部35内に絶縁性の接着・接合剤層36を介して接着・固定され、静電チャック部22の支持板32は、金属ベース部23及び誘電体板24に絶縁性の接着・接合剤層36を介して接着・固定される。
以上により、本実施形態の静電チャック装置を得ることができる。
以上により、本実施形態の静電チャック装置を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態の静電チャック装置によれば、静電吸着用内部電極25の電極部29の内部における2点間の距離のうち基体26の中心軸Aに最も近い点29aと、中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体26の周縁部に最も近い点29bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値を102Ω以上かつ1010Ω以下としたので、プラズマを発生させるための高周波電流が静電吸着用内部電極25を介して静電チャック部22の周縁部から中心部に向かって流れるのを阻止することができる。したがって、板状試料Wの表面におけるプラズマ密度を均一化することができ、その結果、板状試料Wの全面に亘って均一なプラズマ処理を施すことができる。
また、金属ベース部23の凹部35内に絶縁性の接着・接合剤層36を介して誘電体板24を接着・固定し、この誘電体板24と静電チャック部22の支持板32とを絶縁性の接着・接合剤層36を介して接着・固定したので、金属ベース部23と静電チャック部22との間の絶縁性をさらに高めることができる。したがって、金属ベース部23に高周波電圧を印加した場合に高周波電流が静電吸着用内部電極25を介して流れるのを阻止することができ、プラズマの均一化を効率よく達成することができる。したがって、板状試料Wに均一なプラズマ処理を施すことができる。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態の単極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極41が第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と異なる点は、1つの電極部を、基体の中心軸Aを中心として同心円状に配置した直径が互いに異なる3つの円環状電極42〜44と、これら円環状電極42〜44相互間を電気的に接続する複数の導電性の接続部45(図3では、8個)とにより構成した点である。
図3は、本発明の第2の実施形態の単極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極41が第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と異なる点は、1つの電極部を、基体の中心軸Aを中心として同心円状に配置した直径が互いに異なる3つの円環状電極42〜44と、これら円環状電極42〜44相互間を電気的に接続する複数の導電性の接続部45(図3では、8個)とにより構成した点である。
この電極部の内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点42aと、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点44bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成されている。
この静電吸着用内部電極41では、接続部45を抵抗値が102Ω以上かつ109Ω以下の材料で形成し、かつ、円環状電極42〜44をより低抵抗の材料、例えば10Ω以下の材料で形成し、電極部の内部における2点間の距離のうち基体の中心軸Aに最も近い点42aと、中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点44bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極41においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
この静電吸着用内部電極41では、接続部45を抵抗値が102Ω以上かつ109Ω以下の材料で形成し、かつ、円環状電極42〜44をより低抵抗の材料、例えば10Ω以下の材料で形成し、電極部の内部における2点間の距離のうち基体の中心軸Aに最も近い点42aと、中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点44bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極41においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
[第3の実施形態]
図4は、本発明の第3の実施形態の単極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極51が第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と異なる点は、1つの電極部を、基体の中心軸Aの近傍から周縁部に向かって螺旋形状に延びる1つの螺旋状電極52により構成した点である。
図4は、本発明の第3の実施形態の単極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極51が第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と異なる点は、1つの電極部を、基体の中心軸Aの近傍から周縁部に向かって螺旋形状に延びる1つの螺旋状電極52により構成した点である。
この螺旋状電極52の内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点52aと、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点52bとを結ぶ螺旋状電極52の長さ方向における抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成されている。
本実施形態の静電吸着用内部電極51においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極51においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
[第4の実施形態]
図5は、本発明の第4の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極61が第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と異なる点は、静電吸着用内部電極を双極型の電極構造とするために、幅広の円環状の静電吸着用内部電極を中心点を通る直線にて2分割して半円状の電極部62、63とし、一方の半円状の電極部62を正極、他方の半円状の電極部63を負極とした点である。
図5は、本発明の第4の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極61が第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と異なる点は、静電吸着用内部電極を双極型の電極構造とするために、幅広の円環状の静電吸着用内部電極を中心点を通る直線にて2分割して半円状の電極部62、63とし、一方の半円状の電極部62を正極、他方の半円状の電極部63を負極とした点である。
これらの半円状の電極部62、63それぞれの内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点62a(63a)と、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点62b(63b)とを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成されている。
本実施形態の静電吸着用内部電極61においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極61においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
[第5の実施形態]
図6は、本発明の第5の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極71が第4の実施形態の静電吸着用内部電極61と異なる点は、この静電吸着用内部電極61の半円状の電極部62、63それぞれを、さらに中心点を通る直線にて2分割、計4分割して四半円状の電極部72〜75とし、対向する一対の四半円状の電極部72、74を正極、対向する他の一対の四半円状の電極部73、75を負極とした点である。
図6は、本発明の第5の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極71が第4の実施形態の静電吸着用内部電極61と異なる点は、この静電吸着用内部電極61の半円状の電極部62、63それぞれを、さらに中心点を通る直線にて2分割、計4分割して四半円状の電極部72〜75とし、対向する一対の四半円状の電極部72、74を正極、対向する他の一対の四半円状の電極部73、75を負極とした点である。
これらの四半円状の電極部72〜75それぞれの内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点72a(73a〜75a)と、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点72b(73b〜75b)とを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成されている。
本実施形態の静電吸着用内部電極71においても、第4の実施形態の静電吸着用内部電極61と全く同様の効果を奏することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極71においても、第4の実施形態の静電吸着用内部電極61と全く同様の効果を奏することができる。
[第6の実施形態]
図7は、本発明の第6の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極81が第3の実施形態の静電吸着用内部電極51と異なる点は、この静電吸着用内部電極51を双極型の電極構造とするために、一対の電極部を、基体の中心軸A近傍から周縁部に向かって螺旋形状に延びかつ互いに嵌り合うように組み合わされた2つの螺旋状電極82、83により構成し、一方の螺旋状電極82を正極、他方の螺旋状電極83を負極とした点である。
図7は、本発明の第6の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極81が第3の実施形態の静電吸着用内部電極51と異なる点は、この静電吸着用内部電極51を双極型の電極構造とするために、一対の電極部を、基体の中心軸A近傍から周縁部に向かって螺旋形状に延びかつ互いに嵌り合うように組み合わされた2つの螺旋状電極82、83により構成し、一方の螺旋状電極82を正極、他方の螺旋状電極83を負極とした点である。
これらの螺旋状電極82、83それぞれの内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点82a(83a)と、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点82b(83b)とを結ぶ螺旋状電極82(83)の長さ方向における抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成されている。
本実施形態の静電吸着用内部電極81においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極81においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
[第7の実施形態]
図8は、本発明の第7の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極91が第4の実施形態の静電吸着用内部電極61と異なる点は、一対の電極部92、93各々を、帯状の基部94の両側に複数の円弧状の分岐部95を有するとともに、それぞれの分岐部95が互いに嵌り合うように組み合わされた構成とし、一方の電極部92を正極、他方の電極部93を負極とした点である。
図8は、本発明の第7の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極91が第4の実施形態の静電吸着用内部電極61と異なる点は、一対の電極部92、93各々を、帯状の基部94の両側に複数の円弧状の分岐部95を有するとともに、それぞれの分岐部95が互いに嵌り合うように組み合わされた構成とし、一方の電極部92を正極、他方の電極部93を負極とした点である。
これらの電極部92、93それぞれの内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点92a(93a)と、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点92b(93b)とを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成されている。
この静電吸着用内部電極91では、円弧上の分岐部95の接続部に相当する帯状の基部94の抵抗値を102Ω以上かつ1010Ω以下とし、円弧上の分岐部95を、例えば102Ω以下の低抵抗材料で形成することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極91においても、第4の実施形態の静電吸着用内部電極61と全く同様の効果を奏することができる。
この静電吸着用内部電極91では、円弧上の分岐部95の接続部に相当する帯状の基部94の抵抗値を102Ω以上かつ1010Ω以下とし、円弧上の分岐部95を、例えば102Ω以下の低抵抗材料で形成することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極91においても、第4の実施形態の静電吸着用内部電極61と全く同様の効果を奏することができる。
[第8の実施形態]
図9は、本発明の第8の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極101が第7の実施形態の静電吸着用内部電極91と異なる点は、一対の電極部を櫛形電極部102、103により構成し、櫛形電極部102、103各々を、円弧状の基部104の内側に互いに平行な複数の帯状の分岐部105を有する構成とし、これらの電極部102、103を分岐部105同士が交互に配置するように対向配置し、一方の電極部102を正極、他方の電極部103を負極とした点である。
図9は、本発明の第8の実施形態の双極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極101が第7の実施形態の静電吸着用内部電極91と異なる点は、一対の電極部を櫛形電極部102、103により構成し、櫛形電極部102、103各々を、円弧状の基部104の内側に互いに平行な複数の帯状の分岐部105を有する構成とし、これらの電極部102、103を分岐部105同士が交互に配置するように対向配置し、一方の電極部102を正極、他方の電極部103を負極とした点である。
これらの櫛形電極部102、103それぞれの内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点102a(103a)と、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点102b(103b)とを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成されている。
本実施形態の静電吸着用内部電極101においても、第7の実施形態の静電吸着用内部電極91と全く同様の効果を奏することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極101においても、第7の実施形態の静電吸着用内部電極91と全く同様の効果を奏することができる。
[第9の実施形態]
図10は、本発明の第9の実施形態の単極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極111が第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と異なる点は、基体の中心軸Aを中心として配置した円板状電極112により構成した点である。
図10は、本発明の第9の実施形態の単極型の静電チャック装置の静電吸着用内部電極が基体26を構成する支持板32上に形成された状態を示す断面図であり、本実施形態の静電吸着用内部電極111が第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と異なる点は、基体の中心軸Aを中心として配置した円板状電極112により構成した点である。
この円板状電極112の内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに対応する点112aと、この中心軸Aから最も遠い点、すなわち基体の周縁部に最も近い点112bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が102Ω以上かつ1010Ω以下となるように形成されている。
本実施形態の静電吸着用内部電極111においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
本実施形態の静電吸着用内部電極111においても、第1の実施形態の静電吸着用内部電極25と全く同様の効果を奏することができる。
21 静電チャック装置
22 静電チャック部
23 金属ベース部
24 誘電体板
25 静電吸着用内部電極
26 基体
27 給電用端子
28 流路
31 載置板
31a 上面
32 支持板
33 絶縁材層
35 凹部
36 絶縁性の接着・接合剤層
37 給電用端子挿入孔
38 碍子
39 冷却ガス導入孔
41 静電吸着用内部電極
42〜44 円環状電極
42a、44b 点
45 接続部
46 開口
51 静電吸着用内部電極
52 螺旋状電極
52a、52b 点
61 静電吸着用内部電極
62、63 電極部
62a、63a、62b、63b 点
71 静電吸着用内部電極
72〜75 電極部
72a〜75a、72b〜75b 点
81 静電吸着用内部電極
82、83 螺旋状電極
82a、83a、82b、83b 点
91 静電吸着用内部電極
92、93 電極部
92a、93a、92b、93b 点
94 基部
95 分岐部
101 静電吸着用内部電極
102、103 櫛形電極部
102a、103a、102b、103b 点
104 基部
105 分岐部
111 静電吸着用内部電極
112 円板状電極
112a、112b 点
A 中心軸
L 最短距離
W 板状試料
22 静電チャック部
23 金属ベース部
24 誘電体板
25 静電吸着用内部電極
26 基体
27 給電用端子
28 流路
31 載置板
31a 上面
32 支持板
33 絶縁材層
35 凹部
36 絶縁性の接着・接合剤層
37 給電用端子挿入孔
38 碍子
39 冷却ガス導入孔
41 静電吸着用内部電極
42〜44 円環状電極
42a、44b 点
45 接続部
46 開口
51 静電吸着用内部電極
52 螺旋状電極
52a、52b 点
61 静電吸着用内部電極
62、63 電極部
62a、63a、62b、63b 点
71 静電吸着用内部電極
72〜75 電極部
72a〜75a、72b〜75b 点
81 静電吸着用内部電極
82、83 螺旋状電極
82a、83a、82b、83b 点
91 静電吸着用内部電極
92、93 電極部
92a、93a、92b、93b 点
94 基部
95 分岐部
101 静電吸着用内部電極
102、103 櫛形電極部
102a、103a、102b、103b 点
104 基部
105 分岐部
111 静電吸着用内部電極
112 円板状電極
112a、112b 点
A 中心軸
L 最短距離
W 板状試料
Claims (1)
- 一主面を板状試料を載置する載置面とするとともに静電吸着用内部電極を内蔵した基体と、この静電吸着用内部電極に直流電圧を印加する給電用端子とを備えた静電チャック部と、
この静電チャック部の基体の他の主面に固定されて一体化され、高周波発生用電極となる金属ベース部とを備え、
前記静電吸着用内部電極は1つ以上の電極部からなり、
この電極部の内部における2点間の距離のうち、前記基体の中心軸に対応する点または該中心軸に最も近い点と、前記中心軸に最も遠い点とを結ぶ抵抗値は102Ω以上かつ1010Ω以下であることを特徴とする静電チャック装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006218448A JP2008042140A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 静電チャック装置 |
| US11/834,994 US7619870B2 (en) | 2006-08-10 | 2007-08-07 | Electrostatic chuck |
| US11/834,957 US20080062609A1 (en) | 2006-08-10 | 2007-08-07 | Electrostatic chuck device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006218448A JP2008042140A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 静電チャック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008042140A true JP2008042140A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39176768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006218448A Withdrawn JP2008042140A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 静電チャック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008042140A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010081680A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 静電アクチュエータ |
| JP2011530833A (ja) * | 2008-08-12 | 2011-12-22 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 静電チャックアセンブリ |
| TWI553774B (zh) * | 2015-04-21 | 2016-10-11 | Toto股份有限公司 | Electrostatic sucker and wafer handling device |
| KR101901551B1 (ko) * | 2018-05-25 | 2018-09-21 | 김현찬 | 반도체 제조설비용 정전척 |
| WO2020116259A1 (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | 東京エレクトロン株式会社 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
| CN113574652A (zh) * | 2019-03-18 | 2021-10-29 | 日本碍子株式会社 | 静电卡盘 |
| JP2023150185A (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-16 | 日本碍子株式会社 | ウエハ載置台 |
| US11791139B2 (en) | 2021-03-08 | 2023-10-17 | Tokyo Electron Limited | Substrate support |
| JP2023545782A (ja) * | 2020-10-12 | 2023-10-31 | 烟台睿瓷新材料技術有限公司 | 同心円構造の静電チャック電極パターン構造 |
-
2006
- 2006-08-10 JP JP2006218448A patent/JP2008042140A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011530833A (ja) * | 2008-08-12 | 2011-12-22 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 静電チャックアセンブリ |
| JP2010081680A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 静電アクチュエータ |
| TWI553774B (zh) * | 2015-04-21 | 2016-10-11 | Toto股份有限公司 | Electrostatic sucker and wafer handling device |
| KR101901551B1 (ko) * | 2018-05-25 | 2018-09-21 | 김현찬 | 반도체 제조설비용 정전척 |
| WO2020116259A1 (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | 東京エレクトロン株式会社 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
| CN113574652A (zh) * | 2019-03-18 | 2021-10-29 | 日本碍子株式会社 | 静电卡盘 |
| CN113574652B (zh) * | 2019-03-18 | 2023-09-01 | 日本碍子株式会社 | 静电卡盘 |
| US12243764B2 (en) | 2019-03-18 | 2025-03-04 | Ngk Insulators, Ltd. | Electrostatic chuck |
| JP2023545782A (ja) * | 2020-10-12 | 2023-10-31 | 烟台睿瓷新材料技術有限公司 | 同心円構造の静電チャック電極パターン構造 |
| US11791139B2 (en) | 2021-03-08 | 2023-10-17 | Tokyo Electron Limited | Substrate support |
| JP2023150185A (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-16 | 日本碍子株式会社 | ウエハ載置台 |
| JP7622002B2 (ja) | 2022-03-31 | 2025-01-27 | 日本碍子株式会社 | ウエハ載置台 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4855177B2 (ja) | 静電チャック装置 | |
| US20080062609A1 (en) | Electrostatic chuck device | |
| US7619870B2 (en) | Electrostatic chuck | |
| US8284538B2 (en) | Electrostatic chuck device | |
| KR101800337B1 (ko) | 정전 척 장치 | |
| JP6119430B2 (ja) | 静電チャック装置 | |
| TWI518841B (zh) | Electrostatic sucker | |
| JP4417197B2 (ja) | サセプタ装置 | |
| US9269600B2 (en) | Electrostatic chuck device | |
| JP4008230B2 (ja) | 静電チャックの製造方法 | |
| CN101335227B (zh) | 聚合物陶瓷e-吸盘 | |
| JP2015079785A (ja) | 静電チャック装置 | |
| TWI836170B (zh) | 陶瓷接合體、靜電卡盤裝置、陶瓷接合體的製造方法 | |
| US20080062610A1 (en) | Electrostatic chuck device | |
| JP2019165184A (ja) | 静電チャック装置 | |
| JP4943086B2 (ja) | 静電チャック装置及びプラズマ処理装置 | |
| JP2008042140A (ja) | 静電チャック装置 | |
| JP4031419B2 (ja) | 静電チャック及びその製造方法 | |
| JP4943085B2 (ja) | 静電チャック装置及びプラズマ処理装置 | |
| JP5011736B2 (ja) | 静電チャック装置 | |
| JP2008042137A (ja) | 静電チャック装置 | |
| JP2008227190A (ja) | 静電チャック、静電チャックの製造方法および基板処理装置 | |
| JP7608871B2 (ja) | 複合導電性部材、試料保持具、静電チャック装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091110 |