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JP2007512260A - {N−[1−(S)−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}化合物類の製造方法 - Google Patents

{N−[1−(S)−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}化合物類の製造方法 Download PDF

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JP2007512260A JP2006540130A JP2006540130A JP2007512260A JP 2007512260 A JP2007512260 A JP 2007512260A JP 2006540130 A JP2006540130 A JP 2006540130A JP 2006540130 A JP2006540130 A JP 2006540130A JP 2007512260 A JP2007512260 A JP 2007512260A
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Abstract

本発明は、場合により置換された{N−[1−(S)−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}およびその医薬的に許容される塩の製造方法に関する。この目的のために、場合により置換されたトランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸のラセミ混合物を、場合によりフェニル環上で置換されている{N−[1−(S)−アルコキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のN−カルボキシ無水物と、適切な不活性溶媒中で反応させ、その後得られる、場合により置換された{N−[1−(S)−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}、好ましくはトランドラプリル、ならびにトランドラプリルの結晶多形のA形およびB形を単離する。

Description

本発明は、{N−[1−(S)−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}化合物類、特にトランドラプリル(trandolapril)という名前でも公知である化合物{N−[1−S−カルボエトキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}の製造方法に関する。トランドラプリルは、アンジオテンシン変換酵素(ACE)の阻害により血圧を下げる特性を有し、特に高血圧および心不全の処置に使用されている活性成分である。トランドラプリルは、式(I)に対応する。
Figure 2007512260
欧州特許第0084164号は、トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸を保護基でエステル化し、次いでペプチド結合による{N−[1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニンと反応させることによるトランドラプリルの合成を開示している。その後、得られる生成物をクロマトグラフィーによりそのジアステレオマーに分離し、その後、適切なジアステレオマーの保護基を除去することによりトランドラプリルが得られる。この場合、オクタヒドロインドール−2−カルボン酸は、トランス配置を有し、そしてペプチド結合にはラセミ体のベンジルもしくはtert−ブチルエステルとしてまたは純粋な対掌体化合物として使用される。欧州特許第0088341号および刊行物J.Med.Chem.1987,30,992−998には、トランドラプリルのジアステレオマー類の類似の合成法が記載されている。これらの方法は、シス配置のオクタヒドロインドール−2−カルボン酸から出発し、ペプチド結合にはジシクロヘキシルカルボジイミドまたはヒドロキシベンゾトリアゾールのほかにカルボニルジイミダゾールも使用している。それぞれの場合、トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸に保護基を付与しなければならず、且つ結合成分として使用するラセミのトランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸の事前のラセミ分割が必要であるので、この合成法は、特に不都合である。
欧州特許第0215335号には{N−[1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のN−カルボキシ無水物とL−プロリンの反応による{N−[1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニル−L−プロリン}を製造する方法が記載されている。この場合、N−カルボキシ無水物類の反応が、制御され再現性のあるヘテロペプチド類の製法として一般的な適用性がなく、欧州特許第0215335号の特許請求の範囲の発明にのみ適用できることが分かっている。
次の語義を本明細書で適用する。
「ECAPPA」は、{N−[1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}({N−[1−(S)−thoxycarbonyl−3−henylropyl]−L−lanine})を意味する。
「NCA」は、N−カルボキシ無水物を意味する。
「ECAPPA−NCA」は、ECAPPAのN−カルボキシ無水物を意味する。
「rac.」は、「ラセミの」を意味する。
「rac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸」は、トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸のラセミ混合物を意味する。
{N−[1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のN−カルボキシ無水物とrac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸(すなわち保護基なしで)との反応により、副反応の妨害なしに高収量でトランドラプリルを再現可能に製造することができること、および続いて結晶化により非常に純粋な形で反応混合物からトランドラプリルを直接得ることができることを見出した。クロマトグラフィーによるジアステレオマーの分離は不要である。これに関連して、rac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸は、(2S,3aR,7aS)−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸および(2R,3aS,7aR)−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸のラセミ混合物を具体的に意味する。類似の表記が、特許請求の範囲に記載した置換された化合物類にもそれぞれ適用する。
本発明は、rac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸の事前のラセミ分離の必要なしに、トランドラプリルの製造に出発物質として、rac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸(保護基の使用することなく)およびECAPPA−NCAを使用する簡単な方法を提供する。驚くべきことに、結晶化により純粋な形でトランドラプリルをラセミ体から直接得ることができる。更に、本発明に従った反応は、更なるラセミ化なしに進行し、そして反応混合物、すなわちペプチド結合に使われるECAPPA−NCA反応混合物を水で処理することができ、以降に記載するように、例えばトリホスゲンのような過剰の試薬類および反応副生成物類を分解できる。
本発明は、結晶化によりジアステレオマーA1およびB1(下記のスキーム1参照)を分離できる方法をも提供する。その結果、所望のジアステレオマーを結晶化で分離するまで中間の精製は不要である。これに関連して、そのジアステレオマーを、塩(例えば塩酸塩として、下記の方法1参照)の生成後、または好ましくは、塩への付随的な変換なしに(下記の方法2を参照)、結晶化により単離することが可能である。今日までに、対応するジアステレオマー化合物の分離については、技術的に適用が困難なクロマトグラフ法が記載されている。
この生成物の結晶化に続いて、例えばアセトン/水のような適切な溶媒またはアセトンによる緩和な条件での洗浄で十分である。洗浄の収量は非常に高く、高純度で最終生成物を与える。全体として、本発明の方法は、技術的な容易さ、および迅速な操作性により他と区別して特色がある。
トランドラプリルは、具体的には二つの異なる結晶多形の形態で特別に結晶化し、これらの異なる形態が、例えば異なるバイオアベイラビリティ、溶解性、および溶解速度のような異なる性質を示し、異なる投与形態を生み出す点で適切な利点となることを更に見いだした。
本発明により使用される化合物は、次の化学式に対応する。
Figure 2007512260
本発明を請求項において明示する。本発明は特に、場合により置換された{N−[1−(S)−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}およびその医薬的に許容される塩の製造方法に関する。その製造方法は、場合により置換されたトランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸のラセミ混合物を、フェニル環上で場合により置換されている{N−[1−(S)−アルコキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のN−カルボキシ無水物と、適切な不活性溶媒中で反応させ、その後得られる、場合により置換された{N−[1−S−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}を単離することを特徴とする。
化合物を、好ましくは結晶化により単離する。好ましくは、化合物{N−[1−S−カルボエトキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}(トランドラプリル)を製造する。
結晶化により化合物を単離する手順は、得られるジアステレオマーの混合物を適切な塩、例えば塩酸塩に変換し、所望のジアステレオマーの塩を結晶化し、次いで所望の化合物、例えばトランドラプリル、をその塩から遊離する方法であってもよい。この方法を本明細書では方法1と称する(スキーム1に示す)。その後、この方法で得られる化合物を適切な塩に変換することができる。
Figure 2007512260
所望のジアステレオマーを好ましくは、反応混合物から直接結晶化する。すなわち前もって塩を製造することなしに、トランドラプリルまたはこの化合物の誘導体が直接得られる。この好ましい方法を本明細書では方法2と称する。この方法により製造される化合物をその後適切な塩に変換することができる。方法2として称される製法は、スキーム1に従う。しかし、ジアステレオマーA1として称される化合物は、塩を形成することなしに直接結晶化される。
場合により置換されたトランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸およびそのラセミ混合物は、それ自体公知である。好ましくは、その非置換カルボン酸およびそのラセミ混合物が使用される。{N−[1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のN−カルボキシ無水物の製法も同様に公知である。
場合により置換された[N−(1−S−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル)−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸]化合物類の製法は、好ましくは、「カルボアルコキシ」(アルコキシカルボニルと同じ)が、カルボエトキシ、カルボプロポキシおよびカルボブトキシ、好ましくはカルボエトキシを示し、そして3−フェニルプロピル基が、フェニル上で、場合によりメチル、エチル、プロピルまたはブチルにより、好ましくはオルトまたはパラ位に置換されている、それらの化合物を意味する。好ましくは、3−フェニルプロピル基は、非置換である。
この場合により置換された{N−[1−(S)−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}の医薬的に許容される塩は、特に塩酸、シュウ酸、酒石酸、メチルスルホン酸(メシラート)、ベンゼンスルホン酸(ベシラート)とのものおよび文献に記載されているその他の塩類である。
場合により置換されたトランスーオクタヒドロインドール−2−カルボン酸およびそのラセミ混合物、ならびに{N−[1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}の製法は、それ自体公知である。ECAPPAのN−カルボキシ無水物(NCA)の製法も同様に公知である。ECAPPA−NCAを例えばカルボニル化合物とECAPPAの反応で製造する。そのカルボニル化合物は、カルボニルジイミダゾール、クロロギ酸トリクロロメチル、ホスゲン、ジホスゲンまたはトリホスゲン、好ましくはトリホスゲンのような適切な脱離基類を含む。
本発明の方法は、不活性有機溶媒中、約0〜40℃でN−カルボキシ無水物の製造で開始する。これは、フェニル環上で場合により置換されている{N−[1−(S)−アルコキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}を、塩化メチレンまたは別の適切な溶媒中、適切な脱離基を含むカルボニル化合物、好ましくはトリホスゲンの存在下に加熱することが必要であり、これによりNCAを形成する。その後、溶媒と未反応のカルボニル化合物を好ましくは除く。次いで残留生成物を、rac.オクタヒドロインドール−2−カルボン酸と反応させ、ジアステレオマー混合物(A1およびB1、スキーム1を参照)を得ることができる。次いで所望のジアステレオマーA1、好ましくはトランドラプリルを、混合物から例えば塩酸塩のような塩として、好ましくは、塩に変換することなく、結晶化できる。
ジアステレオマー混合物A1およびB1を与えるrac.オクタヒドロインドール−2−カルボン酸と{N−[1−(S)−アルコキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のNCAの反応は、好ましくは{N−[1−(S)−アルコキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のNCAを、水混合溶媒系中のrac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸の懸濁液に加えて、好ましくは約−20℃〜室温の範囲の温度、好ましくは−20〜0℃の範囲で行う。rac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸に対するNCA、好ましくは、ECAPPA−NCAのモル比は、好ましくは1:1〜1:1.6の範囲、好ましくは約1:1.3である。更に、酸性値(pH)を、好ましくは塩基性の範囲、好ましくはpH9〜pH10の範囲に、その反応中維持する。pHの維持は、無機または有機の塩基として反応する化合物の同時添加により達成される。
無機または有機の塩基として反応する化合物の例は、アルカリ金属水酸化物類、アルカリ金属炭酸塩類、またはアルカリ金属重炭酸塩類であり、好ましくは、ナトリウムもしくはカリウムであり、または例えばジメチルアミン、ジエチルアミンのようなジアルキルアミン類、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミンもしくはトリブチルアミンのようなトリアルキルアミン類である二級もしくは三級アミン類である。例えばピリジンまたは四級アンモニウム水酸化物類も使用可能である。
水混合溶媒系は、好ましくは、水と、例えばアセトン、ジオキサンまたはテトラヒドロフランのような水混和性の有機溶媒との混合物類である。アセトンが好ましい。
反応完了後、有機溶媒を留去すると最初に水溶液になる。次いで水溶液を水と非混和性の有機溶媒、例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピルのような有機エステル、好ましくは、酢酸エチルに取り込む。取り込みは、最初に水相と有機相を酸で処理すること、例えば無機酸で水相をpH=4.5−6.0の範囲の酸性値(pH)に調節することを伴い、その後この酸性値でこの二相を振とうし、次いで水相から分離し、有機相を濃縮する。有機相は、スキーム1に示すように、ジアステレオマーB1と混じったジアステレオマーA1として、所望の反応生成物を含んでいる。有機相から得られた生成物、好ましくは、トランドラプリルの選択的結晶化をここで行うことができる。
選択的結晶化を、好ましくは−5〜30℃の範囲の温度で行う。有機層は、通常ほぼ1:1の比でジアステレオマーB1と混合したジアステレオマーA1として所望の反応生成物を含んでいるので、ジアステレオマーB1からジアステレオマーA1を分離することが必要である。分離は、驚くべきことに結晶化により可能である。
トランドラプリルの結晶化では、塩酸塩として(方法1で)および塩でない化合物として(方法2で)の両方とも、溶媒の含水量が重要な役を果たしていることを見出した。すなわち方法1では、含水量が好ましくは2〜4重量%の範囲、好ましくは2.5〜3.5重量%、好ましくは約3重量%である有機溶媒を使用する。この場合に、所望のジアステレオマーA1は、高純度で結晶化し、他方ジアステレオマーB1は、実質的に溶液に残る。より少ない含水量での分離は、あまりうまく行かないか不可能である。より多い含水量では、収量の低下が予測されることになる。
方法2では、好ましくは、含水量が0.05〜4重量%の範囲、好ましくは1.5〜3.0重量%である有機溶媒を使用する。この場合には、所望のジアステレオマー A1が、驚くほどの高純度で結晶化する。他方ジアステレオマー B1は実質的に溶液に残る。より多い含水量では収量の低下が予測されるが、重大ではない。
使用する好ましい溶媒は、例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピルのような有機エステル、好ましくは、酢酸エチルである。
この結晶化により、通常、88.0〜98重量%の範囲の純度でジアステレオマーA1が得られ、残りの2〜12重量%は、主としてECAPPAおよびジアステレオマー B1からなる。結晶化により得られる生成物の更なる精製は、再結晶により、または好ましくは、有機溶媒もしくは水と有機溶媒の混合物の洗浄により、行うことができる。好ましい溶媒または混合溶媒は、アセトン/水、アセトン、アセトン/MTBE(メチル tert−ブチル エーテル)、酢酸エチルおよび酢酸エチル/MTBEである。0℃から室温の範囲の温度でアセトン/水により得られるジアステレオマーA1の純度は、この場合実質的に100%である。
方法1において、ジアステレオマーA1は、最初にジアステレオマーの混合物を適切な塩に変換し、次いでそれを結晶化することにより単離される。この目的に適切な塩の例は、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩、およびそれ自体公知であるその他の塩類である。塩酸塩が好ましくは使用される。この方法は、最初に酸で水相および有機相を処理すること、例えば無機酸で水相をpH=4.5〜6.0の範囲の酸性値(pH)に調節することを伴い、その後この酸性値でこの二相を振とうし、次いで水相から分離する。有機相、好ましくは、酢酸エチルは、ジアステレオマーB1と混合したジアステレオマーA1として所望の反応生成物を含んでいる。塩酸塩は、有機相に塩酸ガスを0〜20℃で通じることにより製造し、これにより塩酸塩が生成される。有機相の蒸発により油状の粗生成物となり、これを前述した水を含むアセトンのような前述した溶媒の一つに取り込み、結晶化する。このようにして、例えばトランドラプリル塩酸塩をアセトン/MTBE(メチル tert−ブチルエーテル)から結晶化する。
好ましくは、水と水混和性の有機溶媒(例えばアセトン)の混合物中、塩基を加えpH=4.0〜6.0に調節すると、塩酸塩からトランドラプリルを遊離する。好ましくは、塩基として重炭酸ナトリウムが使用される。生成物の結晶化は、0〜25℃で塩基を加えている間に開始してもよい。最終生成物(トランドラプリル)の更なる精製は、再結晶により、または好ましくは、有機溶媒(好ましくは水と混合したもの)での洗浄により、可能である。
先に記載した方法の他に本発明は、トランドラプリルの二つの新規な結晶形にも関連している。本明細書でA形とB形として表される二つの異なる結晶形を、トランドラプリルの結晶化により得ることができることを見出した。
結晶A形は、次のIRおよびXRDデータ(表1および2)ならびにその対応する結晶構造解析のORTEP表示(図1および表3)により特徴付けられる。
Figure 2007512260
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Figure 2007512260
Figure 2007512260
トランドラプリルの第二の結晶形(B形)は、次のIRおよびXRDデータ(表4および5)により特徴付けられる。
Figure 2007512260
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安定な結晶A形を、有機溶媒または有機溶媒の混合物(例えばアセトン/シクロヘキサン)からトランドラプリルを結晶化することにより製造することができ、この場合、溶媒の含水量は、好ましくは、0.2重量%を超えない(0.2重量%未満)。この意味で、結晶多形のA形を無水形と示すものとする。
アセトンで洗浄することにより、安定な結晶多形のA形を、より不安定なB形から得ることができる。
結晶B形を、水または水混合系から0〜25℃でトランドラプリルを結晶化することにより特に得ることができる。結晶多形のB形は、トランドラプリルをメタノール/水またはアセトン/水の混合物から0〜25℃で結晶化することによるこの方法で具体的に製造でき、そしてB形は、4〜4.4重量%の範囲で水を含み、これを一水和物と表してもよい。
AおよびB形の両方を、治療活性成分として本発明により使用でき、適切な医薬担体物質と一緒に処理でき、医薬品となる。この医薬品を心臓血管の疾患の処置に、特に高血圧および心不全の処置に使用することができる。医薬品を作るのに適切な医薬担体物質は、当業者には公知である。
トランドラプリルならびにトランドラプリルの結晶多形のAおよびB形の製造に関する次の実施例が、本発明の範囲や適用を限定することなく、本発明を具体的に説明する。
XRDスペクトル類は、フィリップス ADP1700粉末回折計によりKα1=0.15406nmおよびKα2=0.15444の銅照射ならびに40 kvの電圧を使用して記録した。
実施例1(方法1によるトランドラプリルの製造)
a.ECAPPA−NCAの製造:
ECAPPA61.45gを塩化メチレン580gに20〜30℃で溶解した。この内部温度で、塩化メチレン212g中のトリホスゲン62.32gの溶液を加えた。次いで混合物を14〜16時間加熱還流した。反応完了後、混合物を減圧下(600から50mbar未満)濃縮し、得られた粘性の黄色油状物をアセトン126.8gに10〜20℃で取り込んだ。溶液を0〜5℃に冷却し、水82g中の重炭酸ナトリウム33.6gの懸濁液に0〜8℃で滴下した。滴下完了後、二層のNCA懸濁液を0〜5℃で30〜90分間撹拌した。
b.rac.トランスーオクタヒドロインドール−2−カルボン酸へのECAPPA−NCAの結合:
アセトン140gおよび水216g中のrac.トランスーオクタヒドロインドール−2−カルボン酸33.85gの懸濁液を0〜5℃に冷却し、トリエチルアミン1.5gを加えた(pH=10.6)。上記項目a.で製造したECAPPA−NCAの懸濁液をこの懸濁液に0〜10℃で加え、全量でトリエチルアミン49.4gの同時滴下により9.0〜10.0の範囲のpHを維持した。次いで反応混合物を0〜5℃で1時間、20〜25℃で1時間攪拌し、続いてろ過し、ろ過ケーキをアセトン40gで洗浄した。ろ液から200mbarでアセトンをほぼ完全に除去した。
c.トランドラプリル塩酸塩の製造およびそのジアステレオマー類の分離:
項目b.からの濃縮ろ液を酢酸エチル600gに20〜25℃で取り込み、水20.3g中の濃塩酸20.3gの溶液により、15〜20℃でpH=5.0〜5.5に調節した。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、0〜5℃に冷却した。全量で塩酸ガス29.17gをこの溶液にゆっくり通じた。次いで溶媒を減圧で除去し、得られた透明な油状物をアセトン320gに取り込み、その溶液を55℃に加熱した。MTBE640g、次いで少量のトランドラプリル塩酸塩(種晶用に)をこの加熱溶液に加えた。この液は懸濁液となり、これを55℃で10分間、20〜25℃で90分間、0〜5℃で60分間撹拌した。懸濁液を吸引ろ過し、固体を真空乾燥した(収量:トランドラプリル塩酸塩30.01g)。
d.塩酸塩からトランドラプリルの遊離:
水89.05g中の重炭酸ナトリウム4.72gの溶液を、水240gおよびアセトン60g中のトランドラプリル塩酸塩30.01gの溶液に20〜25℃で加えた。それによりその溶液のpHは約4.5なった。得られた懸濁液を20〜25℃で1時間、次いで0〜5℃で1時間撹拌し、その後ろ過した。固体を水で洗浄し、真空乾燥した(収量:23.04g)
e.トランドラプリルの精製:
トランドラプリル23.04gをアセトン147g中、最初は20〜25℃で20分間、次いで0〜5℃で1時間撹拌した。ろ過後、固体をアセトンで洗浄し、真空乾燥した(収量:21.93g;HPLC純度:99.9%以上)
実施例2(方法2によるトランドラプリルの製造)
a.ECAPPA−NCAの製造:
ECAPPA30.73gを塩化メチレン264gに20〜30℃で溶かし、この内部温度で、塩化メチレン132g中のトリホスゲン31.16gの溶液を加えた。次いで混合物を14〜16時間加熱還流した。反応完了後、混合物を減圧下(600から100mbar)で濃縮し、得られた粘性の黄色油状物をアセトン64gに10〜20℃で取り込んだ。溶液を0〜5℃に冷却し、水41g中の重炭酸ナトリウム16.8gの懸濁液41gに0〜10℃で滴下した。滴下完了後、二相のNCA懸濁液を0〜5℃で30〜90分間撹拌した。
b.rac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸へのECAPPA−NCAの縮合:
アセトン56gおよび水86g中のrac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸16.92gの懸濁液を20〜25℃で撹拌し、トリエチルアミン0.5gを加えた(pH=9.65)。項目a.で製造したECAPPA−NCAの懸濁液(0〜5℃に冷却した)をこの懸濁液に20〜25℃で滴下し、全量で28.16gのトリエチルアミンの同時滴下により9.0〜9.7の範囲のpHを維持した。次いで反応混合物を20〜25℃で2時間攪拌し、続いてろ過し、そしてろ過ケーキをアセトン20gで洗浄した。アセトンを200〜100mbarでほぼ完全にろ液から除去した。
c.ジアステレオマー類の分離およびトランドラプリルの単離:
項目b.からの濃縮ろ液を酢酸エチル240gに20〜25℃で取り込み、水10.5g中の濃塩酸10.15gの溶液により20〜25℃でpH=5.0〜5.5に調節した。相分離後、有機相から酢酸エチル50〜70gを120〜160mbarで留去した。次いで有機相に少量のトランドラプリルの種晶を入れ、0〜5℃に冷却した。懸濁液を0〜5℃で2〜3時間撹拌し、ろ過し、その固体を酢酸エチルで洗浄した。真空乾燥により固体17.23gを得た。
d.水/アセトンによるトランドラプリルの第一の精製:
項目c.からのトランドラプリル17.23gの粗生成物を水80gおよびアセトン63.3g中で最初は20〜25℃で1時間、次いで0〜5℃で1時間撹拌した。ろ過後、固体をアセトンで洗浄し、真空乾燥した(収量:13.97g;HPLC純度:99.9%を超える)。
e.アセトンによるトランドラプリルの第二の精製:
項目d.からのトランドラプリル13.97gをアセトン81.3g中で最初は20〜25℃で20分間、次いで0〜5℃で1〜1.5時間撹拌した。ろ過後、固体をアセトンで洗浄し、真空乾燥した(収量:13.51g;HPLC 純度:99.9%を超える)。
実施例3(トランドラプリルの結晶多形のA形の製造)
アセトン60ml中のトランドラプリル1.00gの溶液をシクロヘキサン180mlに0〜5℃で加えた。結晶化が始まった後、懸濁液を0〜5℃で1時間撹拌し、次いでろ過した。湿った生成物を35℃で真空乾燥した。A形を収量0.65gで得た。
実施例4(トランドラプリルの結晶多形のA形の製造)
トランドラプリルの結晶多形のB形を、実施例1のeおよび実施例2のeに記載したようにアセトン中に懸濁させ、これによりB形を結晶多形のA形に完全に変換した。
実施例5(トランドラプリルの結晶多形のB形の製造)
トランドラプリル1.00gをメタノール8mlに溶かした。次いで溶液を少量のB形のトランドラプリルを含有する水40mlに0〜5℃で加えた。結晶化が開始した後、この懸濁液を0〜5℃で2〜3時間撹拌し、次いでろ過した。生成物を40℃で12時間真空乾燥した。結晶多形のB形のトランドラプリルを得た(収量:0.93g)。
実施例6(トランドラプリルの結晶多形のB形の製造)
アセトン60ml中のトランドラプリル1.00gの溶液を、前もって少量のB形のトランドラプリルを加えた水300mlに0〜5℃で加えた。結晶化が開始するまで(5〜6時間)、溶液をこの内部温度で撹拌し、一晩冷蔵庫に放置した。次いでこの懸濁液をろ過し、固体を40℃で真空乾燥した。トランドラプリルを結晶多形のB形として収量0.29gで得た。

Claims (19)

  1. 場合により置換された{N−[1−(S)−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}またはその医薬的に許容される塩の製造方法であって、
    場合により置換されたトランスーオクタヒドロインドール−2−カルボン酸のラセミ混合物を、場合によりフェニル環上で置換されている{N−[1−(S)−アルコキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のN−カルボキシ無水物と、適切な不活性溶媒中で反応させ、その後得られる、場合により置換された{N−[1−S−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}を単離することを特徴とする、方法。
  2. 化合物を、結晶化により単離することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 化合物{N−[1−S−カルボエトキシ−3−フェニルプロピル]−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸}(トランドラプリル)を製造することを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
  4. 得られるジアステレオマーの混合物を、適切な塩、好ましくは塩酸塩、硫酸塩またはリン酸塩、好ましくは塩酸塩に変換し、所望のジアステレオマーの塩を結晶化し、次いで所望の化合物、好ましくは、例えばトランドラプリルをその塩から遊離し、この方法で得られた化合物をその後適宜、適切な塩に変換することを特徴とする、請求項2または3のいずれかに記載の方法。
  5. 所望のジアステレオマー、好ましくは、トランドラプリルを、反応混合物から直接結晶化し、そして適宜、化合物を適切な塩にその後変換することを特徴とする、請求項2または3のいずれかに記載の方法。
  6. 場合により置換された[N−(1−S−カルボアルコキシ−3−フェニルプロピル)−S−アラニル−2S,3aR,7aS−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸]化合物であって、カルボアルコキシが、カルボエトキシ、カルボプロポキシまたはカルボブトキシ、好ましくはカルボエトキシであり、そして3−フェニルプロピル基が、フェニル環上で、場合によりメチル、エチル、プロピルまたはブチルにより、好ましくはオルトまたはパラ位に置換され、そして好ましくは非置換である化合物を製造すること特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項記載の方法。
  7. 医薬的に許容できる塩、好ましくは塩酸、シュウ酸、酒石酸、メチルスルホン酸、ベンゼンスルホン酸との塩、を製造すること特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. {N−[1−(S)−アルコキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のNCAを、好ましくはrac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸の水混合溶媒系の懸濁液に加えて、rac.オクタヒドロインドール−2−カルボン酸と{N−[1−(S)−アルコキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニン}のNCAの反応を、約−20℃〜室温の範囲の温度で、好ましくは約−20〜0℃の範囲で行うこと特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項記載の方法。
  9. NCAのrac.トランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸に対するモル比が、1:1から1:1.6の範囲、好ましくは約1:1.3であり、その酸性値(pH)を、反応中、塩基性の範囲に、好ましくはpH9〜pH10の範囲に維持することを特徴とする、請求項8記載の方法。
  10. 水と、水混和性の有機溶媒、好ましくはアセトン、ジオキサンまたはテトラヒドロフラン、好ましくはアセトンとの混合物を、水混合溶媒系として使用することを特徴とする、請求項8記載の方法。
  11. 結晶化を、−5〜+30℃の範囲の温度で行い、塩の結晶化の有機溶媒の含水量が、2〜4重量%の範囲、好ましくは2.5〜3.5重量%、好ましくは約3重量%であり、そしてジアステレオマーA1の結晶化の有機溶媒の含水量が、0.05〜4.0重量%の範囲、好ましくは1.5〜3.0重量%の範囲であること特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項記載の方法。
  12. 有機エステル、好ましくは酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、好ましくは酢酸エチルを有機溶媒として使用することを特徴とする、請求項11記載の方法。
  13. 結晶化により得られる生成物を、再結晶により、または有機溶媒もしくは水とそのような溶媒との混合物で、好ましくはアセトン/水、アセトン、アセトン/MTBE、酢酸エチル、もしくは酢酸エチル/MTBEで洗浄することにより、精製すること特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項記載の方法。
  14. 表2に記載されたXRDデータにより特徴付けられる、トランドラプリルの、実質的に無水の、結晶多形のA形。
  15. 表5に記載されたXRDデータおよび4〜4.4重量%の範囲の含水量を有するということにより特徴付けられる、トランドラプリルの、含水の、結晶多形のB形。
  16. トランドラプリルを、有機溶媒または有機溶媒の混合物、好ましくはアセトン/シクロヘキサンから結晶化することを特徴とする、請求項14記載の結晶多形のA形の製造方法。
  17. 溶媒の含水量が、0.2重量%を超えない(<0.2重量%)ことを特徴とする、請求項16記載の方法。
  18. トランドラプリルを、水または水混合系から0〜25℃で、好ましくはメタノール/水またはアセトン/水の混合物から0〜25℃で、結晶化することを特徴とする、請求項15記載の結晶多形のB形の製造方法。
  19. 請求項14記載のA形および請求項15記載のB形の、好ましくは心臓血管疾患の処置のため、好ましくは高血圧および心不全の処置のための、治療活性成分としての使用。
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