JP2007324220A - 光半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光の取り出し効率の向上を実現し、発光効率の低下及び熱劣化を防止することができる光半導体装置を提供する。
【解決手段】光半導体装置1Aにおいて、凹部2aを有する配線基板2と、凹部2aに収容され、光を放射する発光素子3と、発光素子3を封止するように凹部2aに設けられ、発光素子3から放射された光の波長を変換する蛍光体4aを含有し、発光素子3から放射された光を放出する面であって粗面化された放出面4bを有する透光封止部材4とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】光半導体装置1Aにおいて、凹部2aを有する配線基板2と、凹部2aに収容され、光を放射する発光素子3と、発光素子3を封止するように凹部2aに設けられ、発光素子3から放射された光の波長を変換する蛍光体4aを含有し、発光素子3から放射された光を放出する面であって粗面化された放出面4bを有する透光封止部材4とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、発光素子を備える光半導体装置に関する。
光半導体装置は、照明や表示装置等の様々な装置の光源として広い分野で用いられている。この光半導体装置としては、発光素子により放射された光と、その光により励起された蛍光体により放射された光とを併せて白色光等を得る光半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような光半導体装置は、発光ダイオード等の発光素子と、その発光素子を収容する凹部を有する配線基板とを備えている。その凹部には、発光素子を封止する透光封止部材が設けられている。この透光封止部材は、粒子状の蛍光体を混合した透光性樹脂材料により形成されている。
特開2005−136006号公報
しかしながら、前述の光半導体装置では、発光素子により放射された光が透光封止部材から大気に放出される際、例えば、透光封止部材の界面まで達した光の50%が透光封止部材から大気(空気層)に放出されないため、透光封止部材から大気への光の取り出し効率が十分でない。この原因は、透光封止部材と大気との屈折率差によりそれらの界面で光の全反射が発生するためである。
さらに、大気に放出されなかった光が熱として変換されるため、その熱により光半導体装置の温度が上昇し、発光素子や蛍光体の発光効率が低下してしまう。加えて、透光封止部材の熱劣化も発生してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、光の取り出し効率の向上を実現し、発光効率の低下及び熱劣化を防止することができる光半導体装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、光半導体装置において、凹部を有する配線基板と、凹部に収容され、光を放射する発光素子と、発光素子を封止するように凹部に設けられ、発光素子から放射された光の波長を変換する蛍光体を含有し、発光素子から放射された光を放出する面であって粗面化された放出面を有する透光封止部材とを備えることである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、光半導体装置において、凹部を有する配線基板と、凹部に収容され、光を放射する発光素子と、発光素子を封止するように凹部に設けられ、発光素子から放射された光の波長を変換する蛍光体を含有し、発光素子から放射された光を放出する放出面を有する透光封止部材と、透光封止部材の放出面上に設けられ、放出面から放出されて入射した光を出射する面であって粗面化された出射面を有する透光部材とを備えることである。
本発明によれば、光の取り出し効率の向上を実現し、発光効率の低下及び熱劣化を防止することができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る光半導体装置1Aは、凹部2aを有する配線基板2と、凹部2aに収容され、光を放射する発光素子3と、その発光素子3を封止するように凹部2aに設けられ、発光素子3から放射された光の波長を変換する蛍光体4aを含有し、発光素子3から放射された光を放出する面であって粗面化された放出面4bを有する透光封止部材4と、凹部2aの底面から外部まで伸びるように形成され、発光素子3にそれぞれ接続された一対のリード部5、6とを備えている。
配線基板2は、その略中央に位置付けて設けられた凹部2aと、その凹部2aの側面から外部まで貫通する貫通部2bとを有している。凹部2aは、例えばカップ形状、すなわち逆円錐台形状に形成されており、その内部に発光素子3を収容する収容部である。この凹部2aの側面は、凹部2aの底面から外部に向かって傾斜しており、発光素子3により放射された光を透光封止部材4の放出面4bに向けて反射する反射面として機能する。また、貫通部2bは、凹部2aの底面に略平行に形成されており、リード部5、6を引き出すための貫通孔である。この貫通部2bには、リード部5、6が挿入されて設けられている。このような配線基板2は、例えば熱可塑性樹脂等のモールド樹脂により形成されている。
発光素子3は、凹部2aの底面の略中央に位置付けられてリード部5上に設けられている。この発光素子3の底面電極(図2中の下面)は、例えば銀ペースト等の接合部材7(図2参照)によりリード部5に接合されて電気的に接続されている。また、発光素子3の表面電極(図2中の上面)は、例えば金ワイヤ等の接続部材8によりリード部6に電気的に接続されている。なお、発光素子3としては、例えば発光ダイオード(LED)等を用いる。
透光封止部材4は、凹部2aに設けられて発光素子3を封止する封止部材であり、粒子状の蛍光体4aを複数有している。この透光封止部材4は、例えば粒子状の蛍光体4aを混合した蛍光体混合樹脂等の透光性樹脂材料により形成されている。透光性樹脂材料としては、例えば、熱硬化性シリコーン樹脂等を用いる。蛍光体4aは、発光素子3の光の波長よりも長い波長を有する光を放出する。この蛍光体4aとしては、例えば青色の光を放射する発光素子3を用いた場合、黄色の蛍光体を用いたり、黄色の蛍光体及び赤色の蛍光体の両方を用いたりする。
透光封止部材4の放出面4bは、大気に接する露出面であり、発光素子3から放射された光を放出する光取り出し面である。この放出面4bは、粗面化処理により透光封止部材4の表面に不揃い(ランダム)に凹凸を設けることによって粗面化されている。この凹凸は、例えば断面三角形状に形成されている。このような放出面4bの粗さ(Rz:最大高さ)は1μm以上である。これは、放出面4bの粗さを可視光の波長(約380nm〜約780nm)より大きく、すなわち1μm以上にする必要があるためである。
ここで、粗面化処理としては、例えば、透光封止部材4の表面に対してサンドブラストを行うサンドブラスト加工処理、粗面を有する型枠に材料を流し込み硬化させる型枠加工処理、半硬化状態の材料の表面に対して粗面を有する型を押し当てて粗面形状を転写する転写加工処理及び透光封止部材4の表面に対してゾル状樹脂を噴き付ける噴付加工処理等を用いる。
一対のリード部5、6は、発光素子3に外部から電力を供給するためのリードフレームである。これらのリード部5、6は、配線基板2の貫通部2bに挿入されて配線基板2に設けられており、凹部2aの底面から外部までそれぞれ引き出されている。このような一対のリード部5、6は、例えば銅等の金属材料により形成されている。
次いで、光半導体装置1Aの製造工程について説明する。
最初に、例えばインジェクションモールド法を用いて、熱可塑性樹脂材料により一対のリード部5、6の一部を囲み凹部2aを形成するように配線基板2を成型する。次に、凹部2aの底面に位置するリード部5の表面に例えば銀ペースト等の接合部材7を塗布し、その上に発光素子3を載置して約150℃で2時間加熱する。次いで、例えば直径25μm程度の金ワイヤ等の接続部材8により、発光素子3の上面電極とリード部6とを電気的に接続する。その後、蛍光体4aを例えば0.3mg程度含んだ熱硬化性シリコーン樹脂を凹部2aの内部に充填し、約150℃で2時間加熱し硬化させ、透光封止部材4を形成する。最後に、例えばサンドブラスト処理により、透光封止部材4の表面である放出面4bを粗面化する。これにより、光半導体装置1Aが完成する。
ここで、一対のリード部5、6としては、例えば、表面に厚さ2μmの銀メッキを施した厚さ150μmのリード部5、6を用いる。また、発光素子3としては、例えば正方形の発光面の一辺が300μmであり、代表波長が460nmである青色の発光ダイオードを用いる。さらに、蛍光体4aとしては、例えば、青色光を代表波長570μmの黄色光に変換する黄色の蛍光体を用いる。また、配線基板2の凹部2aの深さは、例えば0.6mmであり、その凹部2aの側面の傾斜角度は60度である。透光封止部材4の放出面4bの表面粗さは、例えば約30μmである。
次に、このような光半導体装置1Aの発光動作について説明する。
一対のリード部5、6に電圧が印加され、発光素子3に電力が供給されると、発光素子3は光を放射する。その光の一部は、透光封止部材4を通過してその放出面4bから放出され、他の一部は、凹部2aの側面により反射されて放出面4bから放出される。このとき、光の一部が蛍光体4aに入射する。これにより、蛍光体4aは励起されて光を放射する。その光の一部も、透光封止部材4を通過してその放出面4bから放出され、他の一部も凹部2aの側面により反射されて放出面4bから放出される。
このようにして、発光素子3により放射された光と、その光により励起された蛍光体4aにより放射された光とが混合されて、透光封止部材4の放出面4bから放出される。このとき、透光封止部材4の放出面4bが粗面化されているので、その放出面4bの凹凸により、放出面4bと空気層との界面での全反射の発生が抑えられる。これにより、光の取り出し効率が向上する。
ここで、例えば150mAの駆動電流を発光素子3に供給すると、光半導体装置1Aの全光束は約22ルーメンとなる。この全光束は、放出面4bが平坦である光半導体装置に比べて10%程度向上している。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、透光封止部材4の放出面4bを粗面化することによって、放出面4bと空気層との界面での全反射の発生が抑えられるので、光の取り出し効率を向上させることができ、その結果として、発光効率の低下及び熱劣化を防止することができる。
また、放出面4bの粗さ(Rz:最大高さ)が1μm以上であることから、その粗さが可視光の波長(約380nm〜約780nm)より大きくなるので、可視光の取り出し効率を確実に向上させることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態について図3及び図4を参照して説明する。本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。なお、第2の実施の形態においては、第1の実施の形態で説明した部分と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態について図3及び図4を参照して説明する。本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。なお、第2の実施の形態においては、第1の実施の形態で説明した部分と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。
図3及び図4に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る光半導体装置1Bでは、透光封止部材4の放出面4bが平坦に形成されている。加えて、透光封止部材4の放出面4b上には、その放出面4bから放出されて入射した光を出射する面であって粗面化された出射面11aを有する透光部材11が設けられている。
透光部材11は、透光封止部材4の放出面4bを覆うようにその放出面4b上に接着用の透光接着部材12により接合されている。この透光部材11は、例えば熱硬化性シリコーン樹脂や熱硬化性エポキシ樹脂等の透光性樹脂材料により形成されている。
透光接着部材12は、透光封止部材4の放出面4bと透光部材11との間に設けられている。これにより、透光封止部材4と透光部材11との接着度が増加するので、光半導体装置1Bの機械強度を向上させることができる。なお、透光接着部材12は、例えば透光性樹脂材料により形成されている。この透光性樹脂材料としては、透光部材11の屈折率≦透光接着部材12の屈折率≦透光封止部材4の屈折率という関係式が成り立つような透光性樹脂材料を用いる。
透光部材11の出射面11aは、大気に接する表面であり、透光封止部材4の放出面4bから放出されて入射した光を出射する光取り出し面である。この出射面11aは、粗面化処理により透光部材11の表面に不揃い(ランダム)に凹凸を設けることによって粗面化されている。この凹凸は、例えば断面三角形状に形成されている。このような出射面11aの粗さ(Rz:最大高さ)は1μm以上である。これは、出射面11aの粗さを可視光の波長(約380nm〜約780nm)より大きく、すなわち1μm以上にする必要があるためである。
ここで、粗面化処理としては、例えば、透光部材11の表面に対してサンドブラストを行うサンドブラスト加工処理、粗面を有する型枠に材料を流し込み硬化させる型枠加工処理、半硬化状態の材料の表面に対して粗面を有する型を押し当てて粗面形状を転写する転写加工処理及び透光部材11の表面に対してゾル状樹脂を噴き付ける噴付加工処理等を用いる。
透光部材11の屈折率は、大気の屈折率以上であって透光封止部材4の屈折率以下である。すなわち、透光部材11は、大気の屈折率≦透光部材11の屈折率≦透光封止部材4の屈折率≦発光素子3の屈折率という関係式が成り立つように形成されている。なお、大気の屈折率は1.0であり、発光素子3の屈折率(素子基板の屈折率)は約2.5である。
ここで、透光封止部材4の透光性樹脂材料としては、例えば、屈折率が約1.4である熱硬化性シリコーン樹脂又は屈折率が約1.5であるフェニル基を含有しない熱硬化性エポキシ樹脂を用いる場合がある。この場合、透光部材11の透光性樹脂材料としては、1.0≦透光部材11の屈折率≦1.4(または1.5)≦2.5という関係式が成り立つような透光性樹脂材料を用いる。例えば、透光部材11の透光性樹脂材料としては、前述の熱硬化性シリコーン樹脂又は前述の熱硬化性エポキシ樹脂に含まれるC−H結合における水素原子の一部をフッ素原子で置換して、低屈折率化させた透光性樹脂を用いる。
また、透光部材11の透光性樹脂材料としては、例えば、屈折率が約1.4である熱硬化性シリコーン樹脂、又は屈折率が約1.5であるフェニル基を含有しない熱硬化性エポキシ樹脂を用いる場合がある。この場合、透光封止部材4の透光性樹脂材料としては、1.0≦1.4≦透光封止部材4の屈折率≦2.5の関係式が成り立つような透光性樹脂材料を用いる。例えば、透光封止部材4の透光性樹脂材料としては、前述の熱硬化性シリコーン樹脂又は前述の熱硬化性エポキシ樹脂に含まれるC−H結合における水素原子の一部をフッ素原子以外のハロゲン元素(塩素、臭素、要素)もしくはイオウで置換して、高屈折率化させた透光性樹脂を用いる。
次いで、光半導体装置1Bの製造工程について説明する。
最初に、例えばインジェクションモールド法を用いて、熱可塑性樹脂材料により一対のリード部5、6の一部を囲み凹部2aを形成するように配線基板2を成型する。次に、凹部2aの底面に位置するリード部5の表面に例えば銀ペースト等の接合部材7を塗布し、その上に発光素子3を載置して約150℃で2時間加熱する。次いで、例えば直径25μm程度の金ワイヤ等の接続部材8により、発光素子3の上面電極とリード部6とを電気的に接続する。その後、蛍光体4aを例えば0.3mg程度含んだ熱硬化性シリコーン樹脂を凹部2aの内部に充填し、約100℃で1時間加熱し半硬化させ、透光封止部材4を形成する。
最後に、透光封止部材4の放出面4b上に透光接着部材12を塗布し、透光部材11を搭載して、約150℃で2時間加熱し透光封止部材4を本硬化させるとともに、透光部材11と透光封止部材4とを接着する。これにより、光半導体装置1Bが完成する。なお、透光封止部材4は予めモールド成型されており、例えばサンドブラスト処理によりその片面である出射面11aが粗面化されている。
ここで、一対のリード部5、6としては、例えば、表面に厚さ2μmの銀メッキを施した厚さ150μmのリード部5、6を用いる。また、発光素子3としては、例えば正方形の発光面の一辺が300μmであり、代表波長が460nmである青色の発光ダイオードを用いる。さらに、蛍光体4aとしては、例えば、青色光を代表波長570μmの黄色光に変換する黄色の蛍光体を用いる。また、配線基板2の凹部2aの深さは、例えば0.6mmであり、その凹部2aの側面の傾斜角度は60度である。透光部材11の寸法は、例えば、直径2.5mmであり、厚さ0.5mmであり、透光部材11の出射面11aの表面粗さは、例えば約30μmである。
次に、このような光半導体装置1Bの発光動作について説明する。
一対のリード部5、6に電圧が印加され、発光素子3に電力が供給されると、発光素子3は光を放射する。その光の一部は、透光封止部材4を通過してその放出面4bから放出され、他の一部は、凹部2aの側面により反射されてその放出面4bから放出される。このとき、光の一部が蛍光体4aに入射する。これにより、蛍光体4aは励起されて光を放射する。その光の一部も、透光封止部材4を通過してその放出面4bから放出され、他の一部も凹部2aの側面により反射されて放出面4bから放出される。
このようにして、発光素子3により放射された光と、その光により励起された蛍光体4aにより放射された光とが混合されて、透光封止部材4の放出面4bから放出される。この放出面4bから放出された光は、透光部材11に入射してその内部を通過し、透光部材11の出射面11aから出射される。このとき、透光部材11の出射面11aが粗面化されているので、その出射面11aの凹凸により、出射面11aと空気層との界面での全反射の発生が抑えられる。これにより、光の取り出し効率が向上する。
ここで、例えば150mAの駆動電流を発光素子3に供給すると、光半導体装置1Bの全光束は約22ルーメンとなる。この全光束は、放出面4bが平坦であって透光部材11を備えていない光半導体装置に比べて10%程度向上している。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、透光部材11の出射面11aを粗面化することによって、その出射面11aと空気層との界面での全反射の発生が抑えられるので、光の取り出し効率を向上させることができ、その結果として、発光効率の低下及び熱劣化を防止することができる。さらに、透光部材11の出射面11aを粗面化すればよく、透光封止部材4上に透光部材11を載置する前に、透光部材11の出射面11aを粗面化する粗面化処理を行うことが可能である。これにより、粗面化処理を容易に行うことができ、特に、光半導体装置1Bを製造する工程と別工程で行うことができる。
また、出射面11aの粗さ(Rz:最大高さ)が1μm以上であることから、その粗さが可視光の波長(約380nm〜約780nm)より大きくなるので、可視光の取り出し効率を確実に向上させることができる。
さらに、透光部材11の屈折率が大気の屈折率以上であって透光封止部材4の屈折率以下であることから、大気及び透光封止部材4に対する透光部材11の屈折率差が大気と透光封止部材4との屈折率差より大きくなることを抑えることが可能になるので、透光部材11を設けることによる全反射の発生頻度の上昇を防止することができる。さらに、透光部材11の屈折率を大気の屈折率より大きく透光封止部材4の屈折率より小さくすることによって、透光部材11により急激な屈折率の変化を抑えることが可能になる。これにより、透光部材11を備えていない光半導体装置、すなわち光が透光封止部材4の放出面4bから直接大気中に放出される場合に比べ、全反射の発生がさらに抑えられるので、確実に光の取り出し効率を向上させることができる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、前述の実施の形態においては、各種の数値を挙げているが、それらの数値は例示であり、限定されるものではない。
また、前述の第1の実施の形態においては、透光封止部材4の放出面4bに設ける凹凸を断面三角形状に形成しているが、これに限るものではなく、例えば、断面半円形状や断面四角形状に形成するようにしてもよい。
また、前述の第2の実施の形態においては、透光部材11の出射面11aに設ける凹凸を断面三角形状に形成しているが、これに限るものではなく、例えば、断面半円形状や断面四角形状に形成するようにしてもよい。
最後に、前述の第2の実施の形態においては、透光封止部材4の放出面4bの上に透光接着部材12により透光部材11を接合しているが、これに限るものではなく、例えば、透光接着部材12を用いずに、透光封止部材4及び透光部材11を予めそれぞれ仮硬化させておき、透光封止部材4上に透光部材11を載置し、その後、加熱接着及び本硬化させることにより、透光封止部材4の放出面4bの上に透光部材11を接合するようにしてもよい。
1A,1B…光半導体装置、2…配線基板、2a…凹部、3…発光素子、4…透光封止部材、4a…蛍光体、4b…放出面、11…透光部材、11a…出射面
Claims (5)
- 凹部を有する配線基板と、
前記凹部に収容され、光を放射する発光素子と、
前記発光素子を封止するように前記凹部に設けられ、前記発光素子から放射された前記光の波長を変換する蛍光体を含有し、前記発光素子から放射された前記光を放出する面であって粗面化された放出面を有する透光封止部材と、
を備えることを特徴とする光半導体装置。 - 前記放出面の粗さは1μm以上であることを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
- 凹部を有する配線基板と、
前記凹部に収容され、光を放射する発光素子と、
前記発光素子を封止するように前記凹部に設けられ、前記発光素子から放射された前記光の波長を変換する蛍光体を含有し、前記発光素子から放射された前記光を放出する放出面を有する透光封止部材と、
前記透光封止部材の前記放出面上に設けられ、前記放出面から放出されて入射した前記光を出射する面であって粗面化された出射面を有する透光部材と、
を備えることを特徴とする光半導体装置。 - 前記出射面の粗さは1μm以上であることを特徴とする請求項3記載の光半導体装置。
- 前記透光部材の屈折率は、大気の屈折率以上であって前記透光封止部材の屈折率以下であることを特徴とする請求項3又は4記載の光半導体装置。
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