[go: up one dir, main page]

JP2007304044A - 粒子画像分析装置 - Google Patents

粒子画像分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007304044A
JP2007304044A JP2006135033A JP2006135033A JP2007304044A JP 2007304044 A JP2007304044 A JP 2007304044A JP 2006135033 A JP2006135033 A JP 2006135033A JP 2006135033 A JP2006135033 A JP 2006135033A JP 2007304044 A JP2007304044 A JP 2007304044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
particle
particle image
particles
captured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006135033A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Fujii
耕三 藤井
Katsuaki Yamaguchi
克明 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sysmex Corp filed Critical Sysmex Corp
Priority to JP2006135033A priority Critical patent/JP2007304044A/ja
Priority to EP07009473A priority patent/EP1857803A3/en
Priority to US11/803,604 priority patent/US7643143B2/en
Publication of JP2007304044A publication Critical patent/JP2007304044A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1429Signal processing
    • G01N15/1433Signal processing using image recognition
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1456Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals
    • G01N15/1459Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals the analysis being performed on a sample stream
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N2015/1497Particle shape

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】透明粒子の撮像工程を簡素化しながら、暗視野照明を用いて撮像された粒子画像を分析して形態的特徴情報を得ることが可能な粒子画像分析装置を提供する。
【解決手段】この粒子画像分析装置は、粒子を暗視野照明するための照明光学系4と、暗視野照明された粒子を撮像するための撮像光学系5と、暗視野照明による撮像画像から粒子像を抽出し、抽出された粒子像を分析して粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求める画像処理基板6および画像データ処理部2bとを備える。また、画像処理基板6および画像データ処理部2bは、粒子像の背景に実質的に対応する輝度値よりも大きいしきい値に基づいて、撮像画像から粒子像を抽出するように構成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、粒子画像分析装置に関し、特に、撮像された粒子の画像を分析する粒子画像分析装置に関する。
従来、粒子を撮像することが可能な粒子画像撮像装置や撮像された粒子の画像を分析する粒子画像分析装置が知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。
上記特許文献1には、透明粒子を水に分散させた第1懸濁液と不透明粒子を水に分散させた第2懸濁液とを混合することにより、透明粒子に不透明粒子を静電的に付着させて透明粒子を不透明化(着色)した後、その不透明化された粒子を撮像し、その撮像した画像を解析する粒子画像分析装置が開示されている。この粒子画像分析装置では、撮像画像に基づいて透明粒子の円形度(形態的特徴情報)が算出される。
また、上記特許文献2には、光源からの出射口を輪帯光に変換する輪帯光生成部(暗視野照明部)と、輪帯光を液中に分散した粒子に集光して照射する内面反射ミラーと、照明された粒子から光を輪帯光の内側で受光する対物レンズと、対物レンズの光軸上に設けた結像レンズと、結像レンズの形成する像を撮像するための撮像素子とを備えた粒子画像撮像装置が開示されている。この特許文献2による粒子画像撮像装置では、光散乱媒体中の粒子を明瞭に撮像することが可能である。
特開2002−357534号公報 特開2000−131616号公報
しかしながら、上記特許文献1による粒子画像分析装置では、透明な粒子を撮像するために、透明粒子を水に分散させた第1懸濁液と不透明粒子を水に分散させた第2懸濁液とを調製し、さらに、第1懸濁液と第2懸濁液とを混合する必要があるため、透明粒子の撮像工程に、多くの工数および手間がかかる。その結果、撮像工程が複雑化する。
また、上記特許文献2は、コヒーレンス低下素子によってコヒーレンスを低下させたレーザー光を、輪帯光に変換して照明するとともに、レーザー波長程度の粗さを有する透光板や、光軸から離れた部分が光軸より高い光透過率を持つ空間フィルターを用いることにより、光散乱媒体中の微粒子を撮像できるようにしている一方、撮像した粒子画像を解析することについて記載がなく、特に透明粒子画像をどのように解析すれば透明粒子の形態的特徴情報を取得できるかについて全く記載がない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、透明粒子の撮像工程を簡素化しながら、暗視野照明を用いて撮像された粒子画像を分析して形態的特徴情報を得ることが可能な粒子画像分析装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による粒子画像分析装置は、撮像された粒子の画像を分析する粒子画像分析装置であって、粒子を暗視野照明するための照明部と、暗視野照明された粒子を撮像するための撮像部と、暗視野照明による撮像画像から粒子像を抽出し、抽出された粒子像を分析して粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求める画像処理部とを備え、画像処理部は、粒子像の背景に実質的に対応する輝度値よりも大きいしきい値に基づいて、撮像画像から粒子像を抽出するように構成されている。
この一の局面による粒子画像分析装置では、上記のように、暗視野照明された粒子を撮像することによって、透明粒子の撮像画像の背景の輝度値に対して、撮像画像の粒子の輝度値を大きくすることができる。これにより、撮像前に透明粒子の不透明化(着色)を行うなどの操作を行うことなく透明粒子を撮像することができるので、透明粒子の撮像工程を簡素化することができる。また、暗視野照明による撮像画像から粒子像を抽出し、抽出された粒子像を分析して粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求める画像処理部を設けることによって、その画像処理部により、暗視野照明を用いて撮像された画像を容易に分析して形態的特徴情報を得ることができる。また、画像処理部を、粒子像の背景に実質的に対応する輝度値よりも大きいしきい値に基づいて、撮像画像から粒子像を抽出するように構成することによって、容易に、暗視野照明によって撮像された粒子画像の輝度値の小さい背景から輝度値の大きい粒子像を抽出することができる。
上記一の局面による粒子画像分析装置において、好ましくは、画像処理部は、撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値を算出する算出手段と、算出手段により算出された輝度値よりも大きいしきい値を設定するしきい値設定手段とを含むとともに、しきい値設定手段により設定されたしきい値に基づいて、撮像画像から粒子像を抽出するように構成されている。このように構成すれば、算出手段およびしきい値設定手段を含む画像処理部により、容易に、暗視野照明によって撮像された粒子画像から粒子像を抽出することができる。
上記画像処理部が算出手段としきい値設定手段とにより粒子画像を抽出する構成において、好ましくは、粒子の流れを形成するフローセルをさらに備え、撮像部は、フローセルに形成された粒子の流れを複数回撮像するように構成されており、画像処理部は、しきい値設定手段によるしきい値の設定、および、しきい値に基づく粒子像の抽出を撮像画像毎に実行するように構成されている。このように構成すれば、撮像画像毎に適切なしきい値が設定されるので、撮像画像毎に適切な粒子像の抽出を行うことができる。
上記画像処理部が算出手段としきい値設定手段とにより粒子画像を抽出する構成において、好ましくは、粒子の流れを形成するフローセルをさらに備え、撮像部は、フローセルに形成された粒子の流れを複数回撮像するように構成されており、画像処理部は、所定回数目に撮像された撮像画像を用いてしきい値設定手段によるしきい値の設定を行い、設定されたしきい値に基づく粒子像の抽出を撮像画像毎に実行するように構成されている。このように構成すれば、しきい値の設定を1回のみ行うことにより各撮像画像から粒子像の抽出を行うことができる。
上記一の局面による粒子画像分析装置において、好ましくは、画像処理部は、撮像画像の各画素の輝度値としきい値とを比較することにより、粒子像を抽出するように構成されている。このように構成すれば、しきい値よりも大きい輝度値を有する画素の集合を粒子像として抽出することができる。
上記一の局面による粒子画像分析装置において、好ましくは、撮像画像の最頻度輝度値が、撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値として用いられる。このように構成すれば、背景に実質的に対応する輝度値を、容易に、算出することができる。
上記一の局面による粒子画像分析装置において、好ましくは、粒子の形態的特徴情報が、粒子の大きさおよび形状の少なくとも一方である。このように構成すれば、粒子の大きさおよび形状の少なくとも一方を測定することができる。
上記一の局面による粒子画像分析装置において、好ましくは、照明部が、明視野照明および暗視野照明のいずれか一方で粒子を照明可能であり、撮像部が、明視野照明および暗視野照明のいずれか一方によって照明された粒子を撮像可能であり、画像処理部が、明視野照明による撮像画像を処理する場合、撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値よりも小さいしきい値に基づいて、明視野照明による撮像画像から粒子像を抽出し、抽出された粒子像を分析して粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求め、暗視野照明による撮像画像を処理する場合、撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値よりも大きいしきい値に基づいて、暗視野照明による撮像画像から粒子像を抽出し、抽出された粒子像を分析して粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求める。このように構成すれば、1つの粒子画像分析装置を用いて、明視野照明よって撮像された撮像画像および暗視野照明によって撮像された撮像画像のいずれの撮像画像からも、粒子像の抽出を行うことができるとともに、形態的特徴情報を得ることができる。
上記一の局面による粒子画像分析装置において、好ましくは、照明部の発光強度を調整する調整部をさらに備え、画像処理部が、暗視野照明による撮像画像から粒子像を抽出し、抽出された粒子像の輝度値を求め、調整部は、粒子像の輝度値に基づいて発光強度を調整する。このように構成すれば、たとえば、鮮明な粒子像を得ることができるように、照明部の発光強度を設定することができる。
この場合、好ましくは、調整部は、粒子像の平均輝度値に基づいて、発光強度を調整する。このように構成すれば、粒子像が全体的に適切な輝度値を有するように照明部の発光強度を設定することができる。
この場合、好ましくは、調整部は、粒子像の目標輝度値と平均輝度値との差に基づいて発光強度を調整する。このように構成すれば、目標輝度値と平均輝度値との差が最も小さくなる平均輝度値に対応する照明部の発光強度を、目標輝度値に対応する発光強度として設定することができる。
上記照明部の発光強度を調整する調整部を備える構成において、好ましくは、発光強度を調整する際に用いる粒子の大きさおよび形状は、実質的に均一である。このように構成すれば、粒子の撮像画像から抽出された粒子像の輝度値がばらつくのを抑制することができる。このため、その粒子像の輝度値に基づいて発光強度を調整することにより、発光強度の調整をより正確に行うことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による粒子画像処理装置を含む粒子画像分析装置の全体構成を示した斜視図であり、図2は、図1に示した粒子画像分析装置の全体構成を示した概略図である。図3〜図12は、図1に示した一実施形態による粒子画像処理装置の構造を説明するための図であり、図13は、暗視野照明による測定原理を説明するための図である。図14は、図1に示した一実施形態による粒子画像分析装置の粒子画像処理装置の構成を示すブロック図である。まず、図1〜図14を参照して、本発明の一実施形態による粒子画像処理装置1を含む粒子画像分析装置の全体構成について説明する。
この粒子画像分析装置は、ファインセラミックス粒子や、顔料、化粧品パウダーなどの粉体の品質を管理するために用いられる。この粒子画像分析装置は、図1および図2に示すように、粒子画像処理装置1と、粒子画像処理装置1に電気信号線(本実施形態では、USB(Universal Serial Bus)2.0ケーブル)300を用いて電気的に接続される画像データ分析装置2とにより構成されている。
粒子画像処理装置1は、液体中の粒子を撮像するとともに、撮像した粒子画像を分析することにより、粒子の形態的特徴情報(大きさ、形状など)を求めるための処理を行うために設けられている。この粒子画像処理装置1により分析される粒子としては、たとえば、ファインセラミックス粒子、顔料、化粧品パウダーなどの粉体が挙げられる。また、粒子画像処理装置1は、図1に示すように、全体がカバー1aで覆われている。このカバー1aは、遮光の機能を有しており、内面に保温のための断熱材(図示せず)が取り付けられている。
また、粒子画像処理装置1には、図8に示すように、カバー1a(図1参照)で覆われた粒子画像処理装置1の内部を所定の温度(約25℃)に保つためのペルチェ素子1bおよびファン1cが取り付けられている。上記したカバー1a、ペルチェ素子1bおよびファン1cにより、粒子画像処理装置1内を所定の温度(約25℃)に保つことによって、温度変化に起因する撮像時の焦点距離のずれや、後述するシース液の粘度や比重などの特性の変化を抑制することが可能である。
また、本実施形態による粒子画像処理装置1では、粒子を撮像する際に、測定対象によって、明視野照明または暗視野照明のいずれか一方に切換可能である。たとえば、測定対象が透明な粒子または透明に近い粒子である場合には、粒子は、暗視野照明によって撮像され、測定対象が不透明な粒子の場合には、粒子は、明視野照明によって撮像される。
また、画像データ分析装置2は、粒子画像処理装置1により処理された粒子画像を記憶および分析することにより、粒子の大きさや形状などを自動的に算出して表示するために設けられている。この画像データ分析装置2は、図1および図2に示すように、粒子画像を表示するための画像表示部(ディスプレイ)2aとキーボード2cとを有するパーソナルコンピュータ(PC)からなる。
粒子画像処理装置1は、図2に示すように、粒子懸濁液の流れを形成する流体機構部3と、粒子懸濁液の流れに対して光を照射する照明光学系4と、粒子懸濁液の流れを撮像する撮像光学系5と、撮像光学系5によって撮像された撮像画像から部分画像(粒子像)の切り出し処理などを行う画像処理基板6と、粒子画像処理装置1の制御を行うCPU基板7とを備えている。照明光学系4と撮像光学系5とは、流体機構部3を挟んで対向する位置に配置されている。
流体機構部3は、透明な石英製のフローセル8と、フローセル8に対して粒子懸濁液およびシース液の供給を行う供給機構部9と、フローセル8を支持する支持機構部10とを含んでいる。フローセル8は、粒子懸濁液の流れを、粒子懸濁液の両側を流れるシース液の流れで挟み込むことにより、偏平な流れに変換する機能を有している。このフローセル8は、図2および図3に示すように、フローセル8の撮像光学系5側の外面の中央位置近傍に縦長形状の凹部8aを有している。フローセル8内を流れる粒子懸濁液は、フローセル8の凹部8aを介して撮像されるように構成されている。
供給機構部9は、図2に示すように、フローセル8に粒子懸濁液を供給するためのサンプルノズル9a(図2参照)を有する供給部9bと、供給部9bに粒子懸濁液を送り込む供給口9cと、シース液を収容するシース液容器9dと、シース液を一時的に貯留するシース液チャンバ9eと、フローセル8内を通過したシース液を貯留する廃液チャンバ9fとを有している。
支持機構部10は、図4〜図7に示すように、フローセル8を矢印A方向および矢印B方向に移動可能に支持することによって、後述する対物レンズ61との間の距離を変化させることが可能なように構成されている。この支持機構部10は、フローセル取付部材11と、フローセル取付部材11を矢印A方向および矢印B方向にスライド可能に支持するスライドレール12aおよびスライダ12bからなる直動ガイド12と、駆動力中継部13と、駆動力中継部13を矢印A方向および矢印B方向にスライド可能に支持するスライドレール14aおよびスライダ14bからなる直動ガイド14と、直動ガイド12および直動ガイド14が取り付けられる支持板15と、駆動力中継部13をスライド移動させるための駆動モータ16とを含んでいる。さらに、支持機構部10は、フローセル8が矢印A方向の端部に到達したことを検知するための光透過型のセンサ17と、フローセル8が矢印B方向の端部に到達したことを検知するための光透過型のセンサ18と、支持板15のフローセル取付部材11側に固定的に取り付けられる側板19と、支持板15の駆動力中継部13側に互いに対向するように取り付けられた側板20および21と、側板21に取り付けられるモータ取付板22と、モータ取付板22に取り付けられる4つのモータ取付柱部23と、フローセル取付部材11および側板19の間に取り付けられる圧縮コイルバネ24と、フローセル取付部材11に取り付けられるストッパ部材25とを含んでいる。
フローセル取付部材11には、図4〜図7に示すように、平面的に見てL字形状の当接部11aが一体的に設けられている。
駆動力中継部13は、内部にネジ穴(図示せず)を有する板状の中継部材13aと、中継部材13aのネジ穴に挿入されるネジ軸13b(図5および図7参照)と、駆動モータ16の駆動力をモータ軸16aからネジ軸13b(図5および図7参照)に伝達するためのカップリング13cとを含んでいる。駆動モータ16がモータ軸16aおよびカップリング13cを介してネジ軸13bを回転することにより、中継部材13aは、直動ガイド14により矢印A方向および矢印B方向にスライドされるように構成されている。また、中継部材13aには、L字形状の当接部11aに対応する位置にネジ穴(図示せず)を有する突出部13dが設けられている。突出部13dのネジ穴には、L字形状の当接部11a側に先端が突出するネジ13eが取り付けられている。また、中継部材13aには、透過型センサ17および18にそれぞれ検知される検知片13fおよび13gが取り付けられている。
駆動モータ16は、ステッピングモータであり、粒子画像処理装置1のCPU基板7によって制御される。また、駆動モータ16に1パルス与えられる毎にフローセル8が約0.37μm移動するように、中継部材13aのネジ穴(図示せず)およびネジ軸13bが構成されている。また、本実施形態による粒子画像分析装置の画像データ分析装置2は、駆動モータ16を制御することにより、フローセル8と後述する対物レンズ61との間の距離を調整することによって、自動的に、フローセル8内を流れる粒子懸濁液中の粒子に、後述する撮像部80のCCDカメラ82の焦点を合わせることが可能である。これについては、後に詳細に説明する。
また、センサ17は、中継部材13aに取り付けられた検知片13fを検知することによって、中継部材13aが矢印A方向の端部に到達したことを検知する機能を有する。また、センサ18は、中継部材13aに取り付けられた検知片13gを検知することによって、中継部材13aが矢印B方向の端部に到達したことを検知する機能を有する。なお、中継部材13aと、フローセル8が取り付けられるフローセル取付部材11とは、後述するように、一体的にスライドするため、センサ17および18は、それぞれ、フローセル8が矢印A方向およびB方向の端部位置に到達したことを検知することが可能である。これにより、フローセル8が対物レンズ61またはコンデンサレンズ53に接触することが抑制される。
また、フローセル取付部材11は、フローセル取付部材11および側板19の間に取り付けられる圧縮コイルバネ24によって矢印A方向に付勢されている。これにより、フローセル取付部材11のL字状の当接部11aは、中継部材13aの突出部13dのネジ13eの先端に押圧される。このため、中継部材13aがスライド移動された場合に、フローセル取付部材11が中継部材13aと一体的にスライドされる。また、フローセル取付部材11に設けられたストッパ部材25は、フローセル取付部材11が所定の位置よりもB方向に移動するのを抑制するために設けられている。
照明光学系4は、図2および図8に示すように、照射部30と、照射部30よりもフローセル8側に設置される減光部40と、減光部40よりもフローセル8側に設置される集光部50とにより構成されている。照射部30は、光をフローセル8に向かって照射するために設けられている。
この照射部30は、図9および図10に示すように、光源としてのランプ31と、視野絞り部32と、ランプ31および視野絞り部32を支持するブラケット33とを含んでいる。視野絞り部32は、後述する撮像部80による撮像可能な視野の範囲を調節するために設けられている。また、ランプ31は、画像データ分析装置2によって発光電圧が制御される。ランプ31に印加する電圧値は、画像データ分析装置2において、10桁の2進数によって表されるDA値によって制御される。DA値は、「0000000000」〜「1111111111」までの1024段階に可変であり、約400V〜1000Vの電圧値に対応している。
また、ランプ31は、粒子を撮像する際に、パルス光を1/60秒毎に周期的に照射する。これにより、1秒間に60フレーム分の粒子画像が撮像される。通常の測定では、1回の測定において、1分間で3600フレーム分の粒子画像が撮像される。
また、本実施形態では、粒子画像分析装置の画像データ分析装置2は、ランプ31のストロボ発光強度を自動調整可能に構成されている。この点については、後に詳細に説明する。
減光部40は、照射部30からの光を減光することにより、光の強度を調節するために設けられている。この減光部40は、図9に示すように、照射部30に対して固定的に取り付けられる固定減光部40aと、照射部30に対してY方向に移動可能に取り付けられる移動減光部40bと、固定減光部40aおよび移動減光部40bを支持するブラケット40cとを含んでいる。
固定減光部40aは、図9および図10に示すように、固定減光フィルタ41と、2つの長ネジ42と、レール部材43と、位置決めピン44とを有している。固定減光フィルタ41は、レール部材43に対して取外し可能に構成されることにより、減光率の異なる他の固定減光フィルタ41と交換可能に構成されている。2つの長ネジ42は、固定減光フィルタ41をレール部材43に取り付けるために設けられている。位置決めピン44は、固定減光フィルタ41のレール部材43に対する位置決めとしての機能を有している。また、本実施形態では、暗視野照明による撮像時において光量を十分に確保するために、暗視野照明による撮像を行う場合には、固定減光部40aの固定減光フィルタ41は取り外される。
移動減光部40bは、図9および図10に示すように、移動減光フィルタ45と、移動減光フィルタ45を直動ガイド46(図10参照)に沿って移動させるための駆動機構部47と、移動減光フィルタ45に取り付けられた検知片48(図9参照)と、ブラケット40cに取り付けられるとともに、検知片48を検知するための光透過型のセンサ49とを含んでいる。移動減光フィルタ45は、固定減光部40aよりも照射部30側に設置されるとともに、照射部30からの光を減光可能な作動位置と、照射部30からの光に影響を与えない退避位置とを移動可能に構成されている。駆動機構部47は、ピストンロッド47aを有する駆動源としてのエアシリンダ47bと、エアシリンダ47bのピストンロッド47aに連結部材47cを介して接続される駆動伝達部材47dとを有している。この駆動伝達部材47dは、移動減光フィルタ45に取り付けられている。なお、この移動減光フィルタ45は、上記した固定減光フィルタ41と異なり、減光率の異なる他の移動減光フィルタ45とは容易に交換できないように取り付けられている。なお、移動減光フィルタ45は、後述するリレーレンズ(レンズ88およびレンズ89)による倍率切換の際の光量調整に使用される。
集光部50は、減光部40により減光された光をフローセル8に向かって集光するために設けられている。この集光部50は、図9および図10に示すように、補助レンズ51と、補助レンズ51よりもフローセル8(図10参照)側に設置される開口絞り52と、開口絞り52よりもフローセル8側に設置されるコンデンサレンズ53と、開口絞り52の開口数を調節するための絞り調整部54と、ブラケット55とを含んでいる。開口絞り52は、照射部30側からの光の量を調節するために設けられている。
ここで、本実施形態では、図11および図12に示すように、暗視野照明を行う場合、補助レンズ51に、中央部に遮光部150aを有するリングスリット150が取り付けられる。リングスリット150は、遮光部150aと、縁部150bと、遮光部150aと縁部150bとを連結する連結部150cとを含む。また、リングスリット150は、補助レンズ51のリング取付部51aに嵌め込まれることにより取り付けられる。これにより、後述するランプ31から照射された光が直接対物レンズ61に入らないようにすることが可能である。また、リングスリット150aの遮光部150bは、対物レンズ61に直接光が入らない最小限の大きさが設定されている。これにより、開口部分が大きくなるので、撮像に必要な量の光を粒子に照射することが可能である。なお、暗視野照明を行う場合、絞り調整部54により開口絞り52の開口が最大になるように設定される。
ここで、暗視野照明の測定原理について説明する。暗視野照明では、図13に示すように、リングスリット150を補助レンズ51に装着することによって、コンデンサレンズ53によって集光された光が対物レンズ61に直接光が入らないように構成されている。すなわち、暗視野照明では、試料(粒子)160に当たって回折した光のみが対物レンズ61に入ることによって、試料像(粒子像)を形成する。また、試料(粒子)160に当たらない光は、対物レンズ61に入らないため、背景が試料像(粒子像)に比べて暗く写る(小さい輝度値を有する)。透明粒子を撮像する場合には、明視野照明における撮像画像の背景と粒子像との輝度値の差よりも、暗視野照明における撮像画像の背景と粒子像との輝度値の差が大きくなるので、暗視野照明を用いるのが好ましい。
なお、明視野照明では、リングスリット150を取り外すことによって、試料(粒子)に当たって遮られた光は対物レンズ61に入らないか、または、強度が弱められて対物レンズに入る。また、試料(粒子)に当たらない光は、直接対物レンズ61に入る。このため、明視野照明では、撮像画像の背景が試料像(粒子像)に比べて明るく映る(大きい輝度値を有する)。
撮像光学系5は、図2および図8に示すように、対物レンズ部60と、結像レンズ部70と、撮像部80とにより構成されている。
対物レンズ部60は、照明光学系30からの光により照射されたフローセル8(図10参照)の内部を流れる粒子懸濁液中の粒子の光像を拡大するために設けられている。この対物レンズ部60は、図9および図10に示すように、対物レンズ61と、対物レンズ61を保持するための対物レンズホルダ62と、対物レンズホルダ62を支持するためのブラケット63と、位置決めピン64(図9参照)と、固定ネジ65とを含んでいる。
結像レンズ部70は、図8に示すように、対物レンズ部60で拡大された粒子の光像を結像するための結像レンズ71と、結像レンズ71を保持するブラケット72とを含んでいる。
撮像部80は、結像レンズ部70で結像された粒子像を撮像するために設けられている。この撮像部80は、図8に示すように、リレーレンズボックス81と、CCDカメラ82と、リレーレンズボックス82を2つの直動ガイド83に沿って図8のP方向にスライドさせるための駆動機構部84と、撮像部80を覆う遮光カバー85と、リレーレンズボックス81に取り付けられた検知片86と、検知片86を検知するための光透過型のセンサ87とを含んでいる。リレーレンズボックス81には、2倍の拡大倍率を有するレンズ88と、0.5倍の拡大倍率を有するレンズ89とが内蔵されている。リレーレンズボックス81をP方向にスライドさせることによって、2倍の拡大倍率を有するレンズ88と、0.5倍の拡大倍率を有するレンズ89とを交換可能である。
次に、図2および図14を参照して、画像処理基板6の構成について説明する。画像処理基板6は、図14に示すように、CPU91と、ROM92と、メインメモリ93と、画像処理プロセッサ94と、フレームバッファ95と、フィルタテスト用メモリ96と、バックグラウンド補正データ用メモリ97と、プライムコードデータ格納用メモリ98と、頂点データ格納用メモリ99と、結果データ格納用メモリ100と、画像入力インターフェース101と、USBインターフェース102とにより構成されている。CPU91、ROM92、メインメモリ93および画像処理プロセッサ94は、互いにデータの送受信が可能なようにバス(BUS)により接続されている。また、画像処理プロセッサ94は、フレームバッファ95、フィルタテスト用メモリ96、バックグラウンド補正データ用メモリ97、プライムコードデータ格納用メモリ98、頂点データ格納用メモリ99、結果データ格納用メモリ100および画像入力インターフェース101と、それぞれ、個別のバス(BUS)により接続されている。これにより、画像処理プロセッサ94から、フレームバッファ95、フィルタテスト用メモリ96、バックグラウンド補正データ用メモリ97、プライムコードデータ格納用メモリ98、頂点データ格納用メモリ99および結果データ格納用メモリ100へ、それぞれ、データの読み出し、および書き込みが可能になるとともに、画像入力インターフェース101から画像処理プロセッサ94へデータの入力が可能になる。このような画像処理基板6のCPU91は、PCIバスを介してUSBインターフェース102に接続されている。USBインターフェース102は、図示しないUSB/RS−232c変換器を介してCPU基板7に接続されている。
CPU91は、ROM92に記憶されているコンピュータプログラムと、メインメモリ93にロードされたコンピュータプログラムとを実行する機能を有している。ROM92は、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROMなどにより構成されている。このROM92には、CPU91により実行されるコンピュータプログラムや、コンピュータプログラムに用いるデータなどが記録されている。メインメモリ93は、SRAMまたはDRAMなどにより構成されている。このメインメモリ93は、ROM92に記録されているコンピュータプログラムの読み出しに用いられるとともに、コンピュータプログラムをCPU91が実行する際のCPU91の作業領域として使用される。
画像処理プロセッサ94は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などにより構成されている。この画像処理プロセッサ94は、メディアンフィルタ処理回路、ラプラシアンフィルタ処理回路、2値化処理回路、エッジトレース処理回路、重なりチェック処理回路、結果データ作成回路などの画像処理を実行可能なハードウェアを備える画像処理専用のプロセッサである。フレームバッファ95、フィルタテスト用メモリ96、バックグラウンド補正データ用メモリ97、プライムコードデータ格納用メモリ98、頂点データ格納用メモリ99および結果データ格納用メモリ100は、それぞれ、SRAMやDRAMなどにより構成されている。これらのフレームバッファ95、フィルタテスト用メモリ96、バックグラウンド補正データ用メモリ97、プライムコードデータ格納用メモリ98、頂点データ格納用メモリ99および結果データ格納用メモリ100は、画像処理プロセッサ94が画像処理を実行する際のデータの格納用として使用される。
画像入力インターフェース101は、A/D変換器を含むビデオデジタイズ回路(図示せず)を備えている。この画像入力インタフェース101は、図2および図14に示すように、ビデオ信号ケーブル103によってCCDカメラ82(撮像部80)に電気的に接続されている。これにより、CCDカメラ82から入力されたビデオ信号は、画像入力インターフェース101(図14参照)でA/D変換される。そして、デジタル化された画像データ(粒子画像)は、フレームバッファ95に格納されるように構成されている。USBインターフェース102は、CPU基板7と図示しないUSB/RS−232c変換器を介して接続されている。また、USBインターフェース102は、電気信号線(USB2.0ケーブル)300によって画像データ分析装置2に接続されている。CPU基板7は、CPU、ROMおよびRAMなどにより構成されており、粒子画像処理装置1を制御する機能を有している。
画像データ分析装置2は、図1および図2に示すように、画像表示部2aと、CPU、ROM、RAMおよびハードディスクなどを備えた装置本体としての画像データ処理部2bと、キーボードなどの入力装置2cとを含むパーソナルコンピュータ(PC)により構成されている。画像データ処理部2bのハードディスクには、粒子画像処理装置1と通信することにより粒子画像処理装置1での処理結果に基づいて画像データの解析処理および統計処理を行うためのアプリケーションプログラムがインストールされている。このアプリケーションプログラムは、画像データ処理部2bのCPUにより実行されるように構成されている。また、本実施形態では、画像データ分析装置2の制御によって、後述するランプ31のストロボ発光強度の自動調整と、フローセル8の自動焦点調整とを行うことが可能である。
次に、図2、図3、図8、図14および図15を参照して、本発明の一実施形態による粒子画像処理装置1の動作について説明する。まず、フローセル8の焦点の調整が行われた後、ランプ31のストロボ発光強度の調整が行われる。なお、この点については、後に詳細に説明する。その後、バックグラウンド補正データを生成するためのバックグラウンド補正用画像の撮像が行われる。具体的には、フローセル8にシース液のみを供給した状態で、ランプ31からパルス光を1/60秒毎に周期的に照射し、CCDカメラ82により撮像を行う。これによって、粒子がフローセル8内を通過していない状態の1/60秒毎の静止画像(バックグラウンド補正用画像)が、対物レンズ61を介してCCDカメラ82により撮像される。そして、粒子が写っていない状態の複数のバックグラウンド補正用画像を画像処理基板6に取り込む。これにより、図15に示すように、1つのバックグラウンド補正データを生成する。そして、画像処理基板6では、バックグラウンド補正データをバックグラウンド補正データ用メモリ97(図14参照)に格納するとともに、電気信号線(USB2.0ケーブル)300を介して画像データ分析装置2の画像データ処理部2bに送信する。そして、画像データ分析装置2側では、受信したバックグラウンド補正データを画像データ処理部2b内のメモリに保存する。なお、このバックグラウンド補正データを生成する処理は、粒子の撮像開始前に1回だけ実行される。
次に、粒子の撮像が行われる。具体的には、図2に示す供給口9cに供給された粒子懸濁液は、フローセル8の上方に位置する供給部9bに送り込まれる。そして、供給部9bの粒子懸濁液は、供給部9bに設けられたサンプルノズル9a(図2参照)の先端から少しずつフローセル8内に押し出される。また、シース液もシース液容器9dからシース液チャンバ9eおよび供給部9bを介してフローセル8内に送り込まれる。そして、粒子懸濁液は、図3に示すように、シース液に両側を挟み込まれることにより流体力学的に偏平な形状に絞られた状態で、フローセル8内を上方から下方に向かって流れる。そして、粒子懸濁液は、図2に示すように、フローセル8内を通過した後、廃液チャンバ9fを介して排出される。上記のように、流体機構部3のフローセル8で偏平な形状に絞られた粒子懸濁液の流れに対して、照明光学系4の照射部30から光を照射することによって、撮像光学系5において粒子の画像が対物レンズ部60を介して撮像部80により撮像される。
このとき、フローセル8内で偏平に絞られた粒子懸濁液の流れに対して、ランプ31(図8参照)からパルス光を1/60秒毎に周期的に照射する。このランプ31からのパルス光の照射は、60秒間行われる。これによって、合計3600枚の粒子の静止画像が対物レンズ61を介してCCDカメラ82により撮像される。
また、粒子懸濁液の流れの偏平な面を撮像部80で撮像することにより、撮像される粒子の重心と、撮像部80のCCDカメラ82の撮像面との距離を実質的に一定にすることが可能である。これにより、粒子の大きさに関わらず常にピントの合った粒子像を得ることが可能である。
そして、CCDカメラ82によって撮像された撮像画像(粒子画像)は、ビデオ信号ケーブル103を介してビデオ信号として画像処理基板6(図14参照)へ出力される。画像処理基板6の画像入力インターフェース101では、CCDカメラ82(図14参照)からのビデオ信号をA/D変換することにより、デジタル化された画像データを生成する。図14に示す画像入力インターフェース101が出力した画像データは、転送されてフレームバッファ95に格納される。そして、フレームバッファ95に格納されたフレームデータに対して、図15に示すように、画像処理基板6による画像データからの部分画像(粒子像)の切り出し処理(抽出)と、画像データ処理部2bへの画像処理結果データの送信とが行われる。この場合、まず、画像処理基板6の画像処理プロセッサ94(図14参照)による以下のような画像処理が実行される。
図16は、図14に示した一実施形態による粒子画像処理装置の画像処理プロセッサの撮像画像の処理手順を示したフローチャートである。図17〜図24は、図14に示した一実施形態による粒子画像処理装置の画像処理プロセッサの撮像画像の処理方法を説明するための図である。次に、図14〜図24を参照して、一実施形態による粒子画像処理装置1の画像処理プロセッサ94の撮像画像の処理方法を説明する。
画像処理プロセッサ94による画像処理としては、ステップS1において、画像処理プロセッサ94は、フレームバッファ95に格納された粒子画像(画像データ)に対してノイズ除去処理を実行する。すなわち、画像処理プロセッサ94には、上記したように、メディアンフィルタ処理回路が設けられている。このメディアンフィルタ処理回路によるメディアンフィルタ処理を施すことによって、粒子画像中のゴミなどのノイズが除去される。このメディアンフィルタ処理は、注目画素およびその近傍の8画素を含む計9画素について、各々の輝度値を数値の大きい(または、小さい)順に並べて、9画素の画素値のメディアン(中間値)を注目画素の輝度値とする処理である。
次に、ステップS2において、画像処理プロセッサ94は、粒子懸濁液の流れに対する照射光の強度むらを補正するためのバックグラウンド補正処理を実行する。すなわち、画像処理プロセッサ94には、上記したように、ラプラシアンフィルタ処理回路が設けられている。バックグラウンド補正処理では、ラプラシアンフィルタ処理回路によって、予め取得されてバックグラウンド補正データ用メモリ97に格納されているバックグラウンド補正データと、メディアンフィルタ処理後の粒子画像との比較演算を行い、粒子画像から大部分の背景画像を除去した補正画像を生成する。
次に、ステップS3において、画像処理プロセッサ94は、輪郭強調処理を実行する。この輪郭強調処理においては、ラプラシアンフィルタ処理回路によるラプラシアンフィルタ処理が行われる。このラプラシアンフィルタ処理は、注目画素およびその近傍の8画素を含む計9画素について、各々の輝度値と、対応する所定の係数とを掛け合わせ、その乗算結果の和を注目画素の輝度値とする処理である。図17に示すように、注目画素X(i,j)に対応する係数を「2」とし、注目画素と上下左右方向で隣接する4つの画素X(i,j−1)、X(i,j+1)、X(i−1,j)、および、X(i+1,j)に対応する係数を「−1/4」とし、注目画素と斜め方向で隣接する4つの画素X(i−1,j−1)、X(i+1,j−1)、X(i+1,j+1)、および、X(i−1,j+1)に対応する係数を「0」としている。そして、以下の式(1)によって、ラプラシアンフィルタ処理後の注目画素の輝度値Y(i,j)を算出する。なお、以下の式(1)による演算の結果が255よりも大きい場合には255を出力し、式(1)による演算の結果が負の数となる場合には0を出力する。
Y(i,j) = 2×X(i,j)−0.25×(X(i,j−1)+X(i−1,j)+X(i,j+1)+X(i+1,j))+0.5 ・・・(1)
次に、ステップS4において、画像処理プロセッサ94は、輪郭強調処理が施された後のデータに基づいて、2値化のスレッシュホールドレベル(2値化しきい値)を設定する。すなわち、画像処理プロセッサ94のラプラシアンフィルタ回路には、2値化しきい値設定処理を実行する輝度ヒストグラマ部が設けられている。まず、画像処理プロセッサ94は、ラプラシアンフィルタ処理後の画像データから輝度ヒストグラム(図18および図19参照)を作成する。図18は、明視野照明による撮像画像の輝度ヒストグラムを示し、図19は、暗視野照明による撮像画像の輝度ヒストグラムを示している。画像処理プロセッサ94は、この輝度ヒストグラムに対して所定のスムージング処理を行う。そして、スムージング処理後の輝度ヒストグラムから最頻度輝度値を求めた後、この最頻度輝度値を用いて以下の式(2)または(3)によって2値化しきい値を算出する。
2値化しきい値 = 最頻度輝度値 × α(パーセント) + β ・・・(2)
2値化しきい値 = 最頻度輝度値 + γ ・・・(3)
上記式(2)は、明視野照明による撮像画像に対して適用され、上記式(3)は、暗視野照明による撮像画像に対して適用される。なお、上記式(2)および(3)において、α、βおよびγは、ユーザにより設定可能なパラメータであり、ユーザは、測定対象によってα、βおよびγの値を変更可能である。なお、αおよびβのデフォルト値(既定値)は、それぞれ、「90」および「0」である。また、γの値は、10〜70に設定される。
次に、ステップS5において、画像処理プロセッサ94は、2値化しきい値設定処理で設定したスレッシュホールドレベル(2値化しきい値)で、ラプラシアンフィルタ処理後の画像に対して2値化処理を行う。すなわち、明視野照明による撮像画像に対しては、上記式(2)で算出された値より小さい輝度値を有する画素の集合を粒子像として抽出する。また、暗視野照明による撮像画像に対しては、上記式(3)で算出された値より大きい輝度値を有する画素の集合を粒子像として抽出する。
そして、ステップS6において、2値化処理が施された画像の各画素に対して、プライムコードおよび多重点情報を取得する。すなわち、画像処理プロセッサ94には、2値化処理回路が設けられている。この2値化処理回路によって、2値化処理およびプライムコード・多重点情報取得処理が実行される。なお、プライムコードとは、注目画素およびその近傍の8つの画素を含む計9画素について求められる2値化コードであり、以下のように定義される。プライムコードデータ格納用メモリ98は、図20に示すように、1ワード(11bit)中にプライムコード格納領域98aおよび多重点数格納領域98bの2つの領域を含んでいる。プライムコード格納領域98aは、図20中のbit0〜bit7で示す8bitの領域であり、多重点数格納領域98bは、図20中のbit8〜bit10で示す3bitの領域である。次に、プライムコードの定義について説明する。図21に示すように、2値化処理された画像データのP0〜P8の9画素について、P1〜P3の画素値が0になっており、P0およびP4〜P8の画素値が1となっている。なお、P0〜P8の9画素に各々対応する輝度値が2値化しきい値以上の場合には、P0〜P8の画素値が1となり、P0〜P8の9画素に各々対応する輝度値が2値化しきい値未満の場合には、P0〜P8の画素値が0となる。この場合のプライムコードを説明する。注目画素P8以外の8つの画素P0〜P7は、プライムコード格納領域98aのbit0〜bit7に各々対応している。つまり、プライムコード格納領域98aは、下位ビット(bit0)から上位ビット(bit7)へ向けて、8つの画素P0〜P7の画素値が各々格納されるように構成されている。これにより、プライムコードは、2進数表記では11110001となり、16進数表記ではF1となる。なお、注目画素P8の画素値は、プライムコードには含まれない。
また、注目画素とその近傍の8画素とによって構成される領域が、粒子像の境界の一部である場合、すなわち、プライムコードが2進数表記で00000000以外の場合には、多重点情報が求められる。多重点とは、後述するエッジトレースの際に何回通過する可能性があるかを示すコードであり、予めルックアップテーブル(図示せず)に全てのパターンに対応する多重点情報が記憶されている。そして、このルックアップテーブルを参照することによって多重点数が求められる。図22を参照して、P2およびP5〜P8の4画素の画素値が1であり、P0、P1、P3およびP4の4画素の画素値が0である場合には、図22中の矢印CおよびDで示すように、エッジトレースの際に注目画素P8を2回通過する可能性がある。したがって、注目画素P8は2重点となり、多重点数は2となる。この多重点数は、多重点数格納領域98bに格納される。
次に、ステップS7において、画像処理プロセッサ94は、頂点データを作成する。この頂点データ作成処理も、上記した2値化処理およびプライムコード・多重点情報取得処理と同様、画像処理プロセッサ94に設けられた2値化処理回路によって実行される。頂点データとは、後述するエッジトレースを開始する予定の座標を示すデータである。注目画素およびその近傍の8画素を含む計9画素の領域が、以下の3つの条件(条件(1)〜条件(3))をすべて満たす場合にのみ頂点であると判断される。
条件(1)・・・注目画素P8の画素値が1である。
条件(2)・・・注目画素P8の上方の3画素(P1〜P3)、および、注目画素P8の左隣の1画素(P4)の画素値が0である。
条件(3)・・・注目画素P8の右隣の1画素(P0)、および、注目画素P8の下方の3画素(P5〜P7)のうち少なくとも1つの画素の画素値が1である。
画像処理プロセッサ94は、全画素の中から頂点に該当する画素を検索し、作成した頂点データ(頂点の位置を示す座標データ)を頂点データ格納用メモリ99に格納する。
次に、ステップS8において、画像処理プロセッサ94は、エッジトレース処理を実行する。画像処理プロセッサ94には、上記したように、エッジトレース処理回路が設けられており、エッジトレース処理回路によりエッジトレース処理が実行される。このエッジトレース処理では、まず、頂点データからエッジトレースを開始する座標を特定し、この座標からプライムコードと、予め記憶されている進行方向を決定するためのコードとに基づいて、粒子像のエッジトレースを行う。そして、画像処理プロセッサ94は、エッジトレースの際に、各粒子像の面積値、直行カウント数、斜行カウント数、コーナカウント数および位置を算出する。ここで、粒子像の面積値とは、粒子像を構成する画素の総数、すなわち、エッジで囲まれた領域の内側に含まれる画素の総数をいう。また、直行カウント数とは、粒子像の3画素以上のエッジ画素が上下方向または左右方向に直線状に並ぶ場合に、その直線区間の両端のエッジ画素を除いたエッジ画素の総数をいう。すなわち、直行カウント数は、粒子像のエッジのうち、上下方向または左右方向へ延びた直線成分を構成するエッジ画素の総数のことである。また、斜行カウント数とは、粒子像の3画素以上のエッジ画素が斜め方向に直線状に並ぶ場合に、その斜め方向の直線区間の両端のエッジ画素を除いたエッジ画素の総数をいう。すなわち、斜行カウント数は、粒子像のエッジのうち、斜め方向へ延びた直線成分を構成するエッジ画素の総数のことである。また、コーナカウント数とは、粒子像のエッジ画素のうち、隣り合う複数のエッジ画素がそれぞれ異なる方向で接する(たとえば、一方のエッジ画素とは上方で隣り合い、他方のエッジ画素とは左方で隣り合う場合など)エッジ画素の総数をいう。すなわち、コーナカウント数は、粒子像のエッジのうち、コーナを構成するエッジ画素の総数のことである。また、粒子像の位置は、粒子像の右端、左端、上端および下端の座標により決定される。画像処理プロセッサ94は、上記した算出結果のデータを、画像処理プロセッサ94に内蔵されている内部メモリ(図示せず)に格納する。
次に、ステップS9において、画像処理プロセッサ94は、粒子の重なりチェック処理を実行する。画像処理プロセッサ94には、上記したように、重なりチェック回路が設けられており、この重なりチェック回路によって、重なりチェック処理が実行される。この粒子の重なりチェック処理においては、まず、画像処理プロセッサ94が、上記したエッジトレース処理による粒子像の解析結果に基づいて、1つの粒子像(外側粒子像)の中に他の粒子像(内側粒子像)が包含されているか否かを判別する。そして、外側粒子像の中に内側粒子像が存在する場合には、内側粒子像を後述する結果データ作成処理における部分画像の切り出し対象から除外する。次に、内側粒子像が存在するか否かの判別原理について説明する。まず、図23に示すように、2つの粒子像G1およびG2を選択し、一方の粒子像G1のX座標の最大値G1XMAXおよび最小値G1XMINと、Y座標の最大値G1YMAXおよび最小値G1YMINとを特定する。次に、他方の粒子像G2のX座標の最大値G2XMAXおよび最小値G2XMINと、Y座標の最大値G2YMAXおよび最小値G2YMINとを特定する。そして、以下の4つの条件(条件(4)〜条件(7))を全て満たす場合に、粒子像G1は、粒子像G2を包含していると判別されて、内側粒子像が存在すると判別される。
条件(4)・・・粒子像G1のX座標の最大値G1XMAXが、粒子像G2のX座標の最大値G2XMAXよりも大きい。
条件(5)・・・粒子像G1のX座標の最小値G1XMINが、粒子像G2のX座標の最小値G2XMINよりも小さい。
条件(6)・・・粒子像G1のY座標の最大値G1YMAXが、粒子像G2のY座標の最大値G2YMAXよりも大きい。
条件(7)・・・粒子像G1のY座標の最小値G1YMINが、粒子像G2のY座標の最小値G2YMINよりも小さい。
上記した重なりチェック処理の結果データは、画像処理プロセッサ94の内部メモリ(図示せず)に格納される。
次に、ステップS10において、画像処理プロセッサ94は、上記したステップS1〜S9における処理により特定した個々の粒子像を個別に含む部分画像を粒子画像から切り出す(抽出する)とともに、画像処理結果データを作成する。画像処理プロセッサ94には、上記したように、結果データ作成回路が設けられており、結果データ作成回路により結果データ作成処理が実行される。この結果データ作成処理により作成される部分画像は、粒子画像から、1つの粒子と、予め設定されている余白値によって決定される粒子の周囲の領域とを含む矩形領域を切り出した画像である。なお、本実施形態による矩形領域は、図24に示す粒子像の上端の座標(YMIN)、下端の座標(YMAX)、左端の座標(XMIN)および右端の座標(XMAX)により決定される領域R1よりも上下左右方向に各々3画素分ずつ広い領域R2のことをいう。
ここで、画像処理結果データは、図25に示すように、上記したステップS10における画像処理によって認識された全ての粒子像についての部分画像データ、粒子像の面積値(画素数)、直行カウント数、斜行カウント数およびコーナカウント数などのデータに加えて、粒子像を含む部分画像の位置のデータ(XMIN、XMAX、YMINおよびYMAX)や、画像データの格納位置のデータを含んでいる。この画像処理結果データは、1フレーム毎に生成される。なお、1フレームの画像処理結果データ(1フレームデータ)の大きさは、64キロバイトの固定長である。このため、1粒子データの大きさによって、1フレームデータの大きさが変化することはない。また、1フレームデータは、前フレームデータに上書きされて生成される。図25に示した1フレームデータでは、各々の1粒子データが非常に大きいため、4つの粒子データのみが埋め込まれている。1粒子データ長が小さい場合や、1粒子データの数が少ない場合には、1フレームデータの先頭からデータが埋め込まれていくので、1フレームデータの末尾に前フレームデータが残ることがある。しかしながら、転送先の画像データ処理部2bでは、1粒子データ内に記憶されている1フレーム内の粒子総数によって、1フレームデータ内の1粒子データを認識するため、末尾に残った前フレームデータが認識されることはない。画像処理プロセッサ94は、結果データ作成処理によって作成した画像処理結果データを結果データ格納用メモリ100に格納する。このようにして、画像処理プロセッサ94による画像処理(粒子像の抽出)が終了する。なお、画像処理プロセッサ94は、以上のような一連の画像処理をパイプライン処理によって繰り返し実行し、1フレーム毎の部分画像を3600フレーム分について生成する。なお、1フレーム内に粒子画像が存在しない場合は、図25に示した1フレーム内の1粒子データの先頭データを上書きするとともに、ヘッダーとフッターとの間の粒子情報を「0」で埋める。
図26は、図15に示した一実施形態による画像データ処理部の画像解析処理モジュールの動作手順を示したフローチャートである。次に、図26を参照して、画像データ処理装置2の画像データ処理部2bによる部分画像の解析処理の動作について説明する。
前述したように、画像データ処理部2bのハードディスクには、部分画像の解析処理を行うためのアプリケーションプログラム(画像解析処理モジュール)がインストールされている。そして、この画像解析処理モジュールにより部分画像の解析処理が実行される。この部分画像の解析処理動作では、まず、図26に示したステップS21において、画像データ処理部2bが、1フレーム分の画像処理結果データ(部分画像を含む)を受信する。そして、ステップS22において、受信した1フレーム分の画像処理結果データ内に入っている粒子数を取得する。
ここで、ステップS23において、画像データ処理部2bは、画像データ格納位置(図14参照)に基づいて、1フレーム分の画像処理結果データから部分画像を抽出する。そして、ステップS24、S25、S26、S27およびS28において、ノイズ除去処理、バックグラウンド補正処理、2値化しきい値設定処理、2値化処理およびエッジトレース処理の各処理を実行する。なお、ステップS24〜S28において実行される各処理は、それぞれ、図16に示した画像処理プロセッサ94の処理手順フロー中のステップS1、S2、S4、S5およびS8における各処理に対応する。すなわち、画像処理プロセッサ94において行われる各処理を、画像データ処理部2bにおいても行うことが可能である。これにより、画像処理プロセッサ94において行われた各処理の条件と異なる条件で画像データ処理部2bにおいて各処理を行うことが可能である。また、画像処理プロセッサ94での処理がハードウェア処理されているのに対して、画像データ処理部2bでの処理は、ソフトウェア処理されている。
次に、ステップS29において、1フレーム分の全ての部分画像が解析処理されたか否かが判断される。そして、ステップS29において、1フレーム分の全ての部分画像が解析処理されていないと判断された場合には、ステップS23に戻り、画像データ格納位置(図25参照)に基づいて、1フレーム分の画像処理結果データから他の部分画像を抽出する。一方、ステップS29において、1フレーム分の全ての部分画像が解析処理されたと判断された場合には、ステップS30に進む。ステップS30において、全て(3600枚)のフレームについて画像処理結果データを受信したか否かが判断される。そして、ステップS30において、全てのフレームについて画像処理結果データを受信していないと判断された場合には、ステップS21に戻り、他の1フレーム分の画像処理結果データを受信する。一方、ステップS30において、全てのフレームについて画像処理結果データを受信したと判断された場合には、そのまま終了する。これにより、60秒間の粒子の撮像により得られた3600フレーム分の部分画像に対応する粒子画像の画像解析処理が終了する。
図27は、本実施形態による粒子画像撮像装置において暗視野照明を用いる場合の自動焦点調整の動作について説明するためのフローチャートである。次に、図7および図27を参照して、本実施形態による粒子画像撮像装置の暗視野照明時の自動焦点調整の動作について説明する。なお、自動焦点調整が行われる際に撮像される試料は、大きさおよび形状の実質的に均一な粒子(ラテックス粒子)である。
まず、ステップS31において、粒子画像処理装置1のCPU基板7による制御により駆動モータ16を駆動することによって、フローセル8を36パルス(0.37μm × 36=13.32μm)分、図9の矢印A方向(対物レンズ61に対して離間する方向)に移動する。そして、ステップS32において、n=1とした後、ステップS33において、粒子を60フレーム分撮像する。
次に、ステップS34において、撮像した複数の粒子像の一つ一つにおいて平均輝度値を求める。その平均輝度値をさらに平均することにより、評価値(60フレーム分の平均輝度値)を算出する。
次に、ステップS35において、n=25を満たすか否かを判断する。n=25を満たす場合は、ステップS38に移動する。また、n=25を満たさない場合は、ステップS36において、n=n+1(本説明ではn=2)とするとともに、ステップS37において、フローセル8を3パルス(0.37μm × 3=1.11μm)分、図9の矢印B方向(対物レンズ61に対して接近する方向)に移動する。その状態で、ステップS33およびステップS34において、粒子を撮像するとともに、評価値(60フレーム分の平均輝度値)を算出する。その後、n=25を満たすまで(25回になるまで)、同様に、ステップS33からステップS37までの処理を繰り返す。つまり、本実施形態では、フローセル8は、36パルス(13.32μm)分、図9の矢印A方向(対物レンズ61に対して離間する方向)に移動された後、図9の矢印B方向(対物レンズ61に対して接近する方向)に、25回にわたって、3パルス(1.11μm)分ずつ移動されながら、各位置における評価値が算出される。これにより、フローセル8の位置(nの値)と粒子像の評価値(60フレーム分の平均輝度値)との関係を示すデータが得られる。
また、ステップS35において、n=25になった場合には、ステップS38において、ステップS33〜ステップS37で算出した評価値(60フレーム分の平均輝度値)とフローセル8の位置(nの値)との関係を図28に示すような6次関数に近似する。
次に、ステップS39において、図28に示した6次関数の極大値を調べることによって評価値(60フレーム分の平均輝度値)が最も大きくなるフローセル8の位置(ピーク位置)を焦点位置として算出する。
次に、ステップS40において、上記ピーク位置(焦点位置)にフローセル8を移動する。その後、ステップS41において、確認測定が行われる。そして、確認測定の結果をユーザが確認することにより自動焦点調整は終了する。
なお、明視野照明における自動焦点調整の場合、撮像した複数の粒子像の面積(画素数)の平均値とフローセル8の位置(nの値)との関係を6次関数に近似する。そして、焦点が合うほど、面積(画素数)が少なくなることを考慮して、面積の平均値が最も小さくなるフローセル8の位置(ピーク位置)を焦点位置として算出する。そして、算出したピーク位置にフローセル8が移動されることによって、焦点が調整される。
図29は、ランプ31のストロボ発光強度の自動調整動作を説明するためのフローチャートである。次に、図29を参照して、本実施形態による粒子画像分析装置のストロボ発光強度の自動調整動作について説明する。
まず、ステップS51において、画像データ分析装置2の画像表示部(ディスプレイ)2aにおいてストロボ発光強度の調整指示が行われたか否かを判断する。調整指示が行われていない場合には、この判断が繰り返される。また、調整指示が行われた場合は、ステップS52において、フローセル8にシース液が流されることにより、フローセル8が自動的に洗浄される。
この後、ユーザによって試料の投入が行われる。ここで使用される試料は、大きさおよび形状の実質的に均一な粒子(ラテックス粒子)である。なお、明視野照明の場合は、粒径2μmのラテックス粒子が投入される。また、暗視野の場合は、粒径7μmのラテックス粒子が投入される。
その後、ステップS53において、画像データ分析装置2の画像表示部(ディスプレイ)2aにおいて測定開始ボタン(図示せず)が押下されたか否かが判断される。測定開始ボタン(図示せず)の押下がない場合は、この判断が繰り返される。また、測定開始ボタン(図示せず)の押下があった場合は、ステップS54において、ストロボ発光強度が自動的に調整される。この点については、後に詳細に説明する。
ストロボ発光強度の調整が終了した後、ステップS55において、フローセル8にシース液が流されることにより、もう一度フローセル8の自動洗浄が行われる。以上により、ストロボ発光強度の調整動作が終了する。
図30は、暗視野照明時におけるストロボ発光強度の自動調整動作を説明するためのフローチャートであり、図31は、DA値の具体例を示す図である。次に、図30および図31を参照して、暗視野照明時におけるストロボ発光強度の自動調整動作を説明する。
まず、ステップS61において、n=9とするとともに、Dn=1(本説明では、D9=1)とする。すなわち、DA値を「1000000000」と設定する。なお、DA値は、前述のように、10桁の2進数によって表され、「0000000000」〜「1111111111」までの1024段階に可変であり、約400V〜1000Vの電圧値に対応している。DA値「1000000000」は、約400V〜1000Vの中間値(約700V)に対応している。
次に、ステップS62において、DA値「1000000000」に対応するストロボ電圧(約700V)をランプ31に印加することにより粒子の撮像を20フレーム分行う。そして、ステップS63において、上記20フレーム分の粒子像の平均輝度値(測定輝度値Lm)を算出する。
次に、ステップS64において、Lt(目標輝度値)≧Lm(測定輝度値)を満たすかどうかを判断する。Lt(目標輝度値)≧Lm(測定輝度値)を満たす場合には、ステップS65において、n=9におけるDA値(D9)の値を1に決定する。また、Lt(目標輝度値)≧Lm(測定輝度値)を満たさない場合には、ステップS66において、n=9におけるDA値(D9)の値を0に決定する。
次に、ステップS67において、n=0を満たすか(n=0になったか)どうかを判断する。n=0を満たす(n=0になった)場合には、ステップS68に移動する。n=0を満たさない(n=0になっていない)場合には、ステップS69において、n=n−1(本説明ではn=8)とされる。
この後、ステップS61〜ステップS67において、n=8におけるDA値(D8)が0または1に決定される(図31では、D8=0)。また、同様にして、図31に示すように、n=7〜0におけるDA値(D7〜D0)が0または1に決定される。図31では、n=0のときのD9〜D0の値がDA値(DA値=1010001010)になる。
そして、ステップS69において、決定されたDA値(図31では、DA値=1010001010)に対応するストロボ発光電圧によって撮像する。そして、ステップS70において、撮像した粒子の測定輝度値Lm(平均輝度値)が、
Lt−5≦Lm≦Lt+5 ・・・ 式(4)
を満たすか否かを判断する。測定輝度値Lmが上記式(4)の関係を満たす場合は、ストロボ発光強度の自動調整動作は終了する。また、測定輝度値Lmが上記式(4)の関係を満たさない場合は、ステップS71において、画像データ分析装置2がエラーを出力し、DA値は、自動調整前の値に戻る。
本実施形態では、暗視野照明時において、上記のようなフィードバック制御によってDA値が決定される。この決定されたDA値に対応するストロボ発光電圧が、試料の測定時においてランプ31に印加される。
なお、明視野照明時においては、背景の輝度値が所定の値(目標輝度値)になるように、フィードバック制御によってDA値が決定されるように構成されている。
本実施形態では、上記のように、暗視野照明された透明粒子を撮像することによって、撮像画像の背景の輝度に対して、撮像画像の粒子像の輝度値を大きくすることができる。これにより、撮像前に透明粒子の不透明化(着色)を行うなどの操作を行うことなく透明粒子を撮像することができるので、透明粒子の撮像工程を簡素化することができる。また、画像データ処理部2bによって、暗視野照明を用いて撮像された画像を容易に分析して形態的特徴情報を迅速に得ることができる。また、画像処理基板6および画像データ処理部2bを、粒子像の背景に実質的に対応する輝度値よりも大きいしきい値に基づいて、撮像画像から粒子像を抽出するように構成することによって、容易に、暗視野照明によって撮像された粒子画像の輝度の小さい背景から輝度の大きい粒子像を抽出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ヒストグラマ部により算出された最頻度輝度値よりも大きいしきい値を設定する式(3)により設定されたしきい値に基づいて、容易に、暗視野照明によって撮像された粒子画像から粒子像を抽出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、3600フレーム分の撮像画像に対して、画像処理基板6および画像データ処理部2bは、粒子像の抽出を1フレーム毎に実行することによって、1フレーム毎に適切な粒子像の抽出を行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像処理基板6および画像データ処理部2bが、撮像画像の各画素の輝度値としきい値とを比較することにより粒子像を抽出することによって、しきい値よりも大きい輝度を有する画素の集合を粒子像として抽出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、撮像画像の最頻度輝度値を、撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値として用いることによって、背景に実質的に対応する輝度値を、容易に、ヒストグラムにより算出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像データ処理部によって、粒子の大きさおよび形状を測定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、明視野照明による撮像画像を処理する場合、最頻度輝度値よりも小さいしきい値に基づいて粒子像を抽出し、抽出された粒子像を分析して粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求め、暗視野照明による撮像画像を処理する場合、最頻度輝度値よりも大きいしきい値に基づいて粒子像を抽出し、抽出された粒子像を分析して粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求めることによって、1つの粒子画像分析装置を用いて、明視野照明または暗視野照明のいずれの照明による撮像画像からも粒子像を抽出することができるとともに、粒子の形態的特徴情報を得ることができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像データ分析装置2を、粒子像の輝度値に基づいてランプ31のストロボ発光強度を調整するように構成することによって、たとえば、粒子像が鮮明に写っている場合の粒子像の輝度値になるように、ランプ31のストロボ発光強度を設定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像データ分析装置2が、粒子像の平均輝度値に基づいて、発光強度を調整するように構成することによって、粒子像が全体的に適切な輝度を有するようにランプ31のストロボ発光強度を設定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像データ分析装置2が、粒子像の目標輝度値と平均輝度値との差に基づいて発光強度を調整するように構成することによって、目標輝度値と平均輝度値との差が最も小さくなる平均輝度値に対応する照明部の発光強度を、目標輝度値に対応する発光強度として設定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ストロボ発光強度の調整の際に使用される粒子の大きさおよび形状を、実質的に均一にすることによって、粒子の撮像画像から抽出された粒子像の輝度値がばらつくのを抑制することができる。このため、その粒子像の平均輝度値に基づいてストロボ発光強度を調整することにより、ストロボ発光強度の調整をより正確に行うことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、粒子を3600フレーム分撮像する際に、2値化しきい値の算出および算出した2値化しきい値による粒子像の抽出を撮像画像毎に行うように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、2値化しきい値の算出を3600フレームのうちの1フレームのみ行い、その2値化しきい値によって3600フレーム全ての撮像画像の粒子像の抽出を行うように構成してもよい。このように構成すれば、1フレームによって算出された2値化しきい値により、他のフレームの粒子像の抽出を行うことができるので、より高速に粒子の形態的特徴情報を得ることができる。
また、上記実施形態では、ストロボ発光強度の自動調整の際に、20フレーム分の撮像を行う例を示したが、本発明はこれに限らず、20フレームより多いフレーム分撮像を行ってもよいし、20フレームよりも少ないフレーム分撮像を行ってもよい。
また、上記実施形態では、暗視野照明と、明視野照明との両方の照明方法を用いることが可能である例を示したが、本発明はこれに限らず、暗視野照明のみが可能であるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、粒子像の背景に実質的に対応する輝度値として最頻度輝度値を用いる例を示したが、本発明はこれに限らず、撮像された撮像画像の平均輝度値を用いてもよい。
また、上記実施形態では、粒子像の背景に実質的に対応する輝度値として最頻度輝度値を用いる例を示したが、本発明はこれに限らず、バックグラウンド補正用に撮像された撮像画像(バックグラウンド補正用画像)の平均輝度値を用いてもよい。
本発明の一実施形態による粒子画像分析装置の全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による粒子画像分析装置の全体構成を示した概略図である。 図2に示した一実施形態によるフローセル内における粒子懸濁液およびシース液の流れを説明するための断面図である。 一実施形態による粒子画像分析装置のフローセルと、供給機構部と、支持機構部とを示す斜視図である。 図4の平面図である。 図4の側面図である。 一実施形態による粒子画像分析装置の支持機構部を示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による粒子画像処理装置の内部構造を示した平面図である。 図5に示した一実施形態による粒子画像処理装置を部分的に示した平面図である。 図5に示した一実施形態による粒子画像処理装置の正面図である。 暗視野照明の際に、補助レンズに取り付けられるリングスリットを示す平面図である。 補助レンズおよびリングスリットを示す斜視図である。 暗視野照明の原理を説明するための概念図である。 図1に示した一実施形態による粒子画像分析装置の粒子画像処理装置の構成を示したブロック図である。 図1に示した一実施形態による粒子画像分析装置の画像処理動作を説明するための概略図である。 図14に示した一実施形態による粒子画像処理装置の画像処理プロセッサの処理手順を示したフローチャートである。 図14に示した一実施形態による画像処理プロセッサのラプラシアンフィルタ処理回路によるラプラシアンフィルタ処理の際に使用する係数の設定値を説明するための模式図である。 一実施形態による画像処理プロセッサの2値化処理における2値化しきい値の決定方法を説明するための模式図である。 一実施形態による画像処理プロセッサの2値化処理における2値化しきい値の決定方法を説明するための模式図である。 図14に示した一実施形態による画像処理プロセッサの2値化処理回路によるプライムコード・多重点情報取得処理の際に使用するプライムコードデータ格納用メモリの内容を示した模式図である。 図14に示した一実施形態による画像処理プロセッサの2値化処理回路によるプライムコード・多重点情報取得処理の際に使用するプライムコードの定義を説明するための模式図である。 図14に示した一実施形態による画像処理プロセッサの2値化処理回路によるプライムコード・多重点情報取得処理の際に使用する多重点の概念を説明するための模式図である。 図14に示した一実施形態による画像処理プロセッサの重なりチェック回路による重なりチェック処理の際に用いる内側粒子像が存在するか否かの判別原理を説明するための模式図である。 図15に示した一実施形態による画像処理基板から画像データ処理部に送信される1フレームデータ中の1粒子データの構成を示した模式図である。 図6に示した一実施形態による画像処理基板により粒子の全体画像から部分画像を切り出す際の法則を説明するための図である。 図15に示した一実施形態による画像データ処理部の画像解析処理モジュールの動作手順を示したフローチャートである。 一実施形態によるフローセルの自動焦点調整の動作を説明するためのフローチャートである。 一実施形態によるフローセルの自動焦点調整において、フローセルの位置と平均輝度値との関係を6次関数に近似した場合のグラフである。 一実施形態によるランプのストロボ発光強度の自動調整の手順を説明するためのフローチャートである。 一実施形態によるランプのストロボ発光強度の自動調整の動作を説明するためのフローチャートである。 一実施形態によるランプのストロボ発光強度の自動調整の動作を説明するための図である。
符号の説明
1 粒子画像処理装置
1d 画像処理基板(画像処理部)
2 画像データ分析装置
2b 画像データ処理部(画像処理部、調整部)
4 照明光学系(照明部)
5 撮像光学系(撮像部)
8 フローセル

Claims (12)

  1. 撮像された粒子の画像を分析する粒子画像分析装置であって、
    前記粒子を暗視野照明するための照明部と、
    暗視野照明された前記粒子を撮像するための撮像部と、
    前記暗視野照明による撮像画像から粒子像を抽出し、抽出された前記粒子像を分析して 前記粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求める画像処理部とを備え、
    前記画像処理部は、前記粒子像の背景に実質的に対応する輝度値よりも大きいしきい値に基づいて、前記撮像画像から前記粒子像を抽出するように構成されている、粒子画像分析装置。
  2. 前記画像処理部は、
    前記撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された輝度値よりも大きいしきい値を設定するしきい値設定手段とを含むとともに、前記しきい値設定手段により設定された前記しきい値に基づいて、前記撮像画像から前記粒子像を抽出するように構成されている、請求項1に記載の粒子画像分析装置。
  3. 前記粒子の流れを形成するフローセルをさらに備え、
    前記撮像部は、前記フローセルに形成された前記粒子の流れを複数回撮像するように構成されており、
    前記画像処理部は、前記しきい値設定手段による前記しきい値の設定、および、前記しきい値に基づく前記粒子像の抽出を前記撮像画像毎に実行するように構成されている、請求項2に記載の粒子画像分析装置。
  4. 前記粒子の流れを形成するフローセルをさらに備え、
    前記撮像部は、前記フローセルに形成された前記粒子の流れを複数回撮像するように構成されており、
    前記画像処理部は、所定回数目に撮像された前記撮像画像を用いて前記しきい値設定手段によるしきい値の設定を行い、設定された前記しきい値に基づく前記粒子像の抽出を前記撮像画像毎に実行するように構成されている、請求項2に記載の粒子画像分析装置。
  5. 前記画像処理部は、前記撮像画像の各画素の輝度値と前記しきい値とを比較することにより、前記粒子像を抽出するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の粒子画像分析装置。
  6. 前記撮像画像の最頻度輝度値が、前記撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値として用いられる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の粒子画像分析装置。
  7. 前記粒子の形態的特徴情報が、前記粒子の大きさおよび形状の少なくとも一方である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の粒子画像分析装置。
  8. 前記照明部が、明視野照明および前記暗視野照明のいずれか一方で前記粒子を照明可能であり、
    前記撮像部が、前記明視野照明および前記暗視野照明のいずれか一方によって照明された前記粒子を撮像可能であり、
    前記画像処理部が、前記明視野照明による撮像画像を処理する場合、前記撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値よりも小さいしきい値に基づいて、前記明視野照明による撮像画像から前記粒子像を抽出し、抽出された前記粒子像を分析して前記粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求め、前記暗視野照明による撮像画像を処理する場合、前記撮像画像の背景に実質的に対応する輝度値よりも大きいしきい値に基づいて、前記暗視野照明による撮像画像から前記粒子像を抽出し、抽出された前記粒子像を分析して前記粒子の形態的特徴を表す形態的特徴情報を求める、請求項1〜7のいずれか1項に記載の粒子画像分析装置。
  9. 前記照明部の発光強度を調整する調整部をさらに備え、
    前記画像処理部が、前記暗視野照明による前記撮像画像から前記粒子像を抽出し、抽出された前記粒子像の輝度値を求め、
    前記調整部は、前記粒子像の輝度値に基づいて前記発光強度を調整する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の粒子画像分析装置。
  10. 前記調整部は、前記粒子像の平均輝度値に基づいて、前記発光強度を調整する、請求項9に記載の粒子画像分析装置。
  11. 前記調整部は、前記粒子像の目標輝度値と前記平均輝度値との差に基づいて前記発光強度を調整する、請求項10に記載の粒子画像分析装置。
  12. 前記発光強度を調整する際に用いる粒子の大きさおよび形状は、実質的に均一である、請求項9〜11のいずれか1項に記載の粒子画像分析装置。
JP2006135033A 2006-05-15 2006-05-15 粒子画像分析装置 Withdrawn JP2007304044A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006135033A JP2007304044A (ja) 2006-05-15 2006-05-15 粒子画像分析装置
EP07009473A EP1857803A3 (en) 2006-05-15 2007-05-11 Particle image analyzing apparatus
US11/803,604 US7643143B2 (en) 2006-05-15 2007-05-15 Particle image analyzing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006135033A JP2007304044A (ja) 2006-05-15 2006-05-15 粒子画像分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007304044A true JP2007304044A (ja) 2007-11-22

Family

ID=38441537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006135033A Withdrawn JP2007304044A (ja) 2006-05-15 2006-05-15 粒子画像分析装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7643143B2 (ja)
EP (1) EP1857803A3 (ja)
JP (1) JP2007304044A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011133460A (ja) * 2009-11-30 2011-07-07 Sysmex Corp 粒子分析装置
JP2015096869A (ja) * 2010-06-30 2015-05-21 ルミネックス コーポレーション 粒子撮像デバイスにおける測定精度を上げるための装置、システムおよび方法
EP3441742A1 (en) 2017-08-09 2019-02-13 Sysmex Corporation Sample processing apparatus, sample processing system, and measurement time calculation method
JPWO2021014682A1 (ja) * 2019-07-19 2021-01-28
JP2021135129A (ja) * 2020-02-26 2021-09-13 東芝インフラシステムズ株式会社 微小粒子計測装置、微小粒子計測方法、および微小粒子計測プログラム

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006022878B3 (de) * 2006-05-15 2007-09-06 Sartorius Biotech Gmbh Verfahren und Detektionsvorrichtung zur bildgebenden Erfassung einer Probe
JP4247691B2 (ja) * 2006-05-17 2009-04-02 ソニー株式会社 登録装置、照合装置、登録方法、照合方法及びプログラム
US7711177B2 (en) * 2006-06-08 2010-05-04 Kla-Tencor Technologies Corp. Methods and systems for detecting defects on a specimen using a combination of bright field channel data and dark field channel data
JP2009244253A (ja) * 2008-03-10 2009-10-22 Sysmex Corp 粒子分析装置、粒子分析方法およびコンピュータプログラム
KR20100109195A (ko) * 2009-03-31 2010-10-08 삼성전자주식회사 조명 밝기 조정 방법 및 이를 이용한 바이오 디스크 드라이브
CN102460115B (zh) * 2009-06-03 2014-11-05 株式会社日立高新技术 流式粒子图像分析方法和装置
CN101885603B (zh) * 2010-06-28 2013-05-01 深圳市成为生物科技有限公司 具有远红外及光催化功能的陶瓷颗粒及其制作方法
US8767069B2 (en) * 2010-06-30 2014-07-01 Luminex Corporation Apparatus, system, and method for increasing measurement accuracy in a particle imaging device using light distribution
CN105096355B (zh) * 2014-05-08 2019-09-17 腾讯科技(深圳)有限公司 图像处理方法和系统
CN104075965B (zh) * 2014-07-02 2016-08-24 北京机械设备研究所 一种基于分水岭分割的显微图像颗粒粒度测量方法
US9551645B2 (en) * 2014-07-10 2017-01-24 Kinetic River Corp. Flow cytometry apparatus and methods
US9677986B1 (en) * 2014-09-24 2017-06-13 Amazon Technologies, Inc. Airborne particle detection with user device
US10051253B1 (en) 2015-12-18 2018-08-14 Snap Inc. Binarization of a video stream
WO2018067770A1 (en) * 2016-10-06 2018-04-12 Iris International, Inc. Dynamic focus system and methods
US10962511B2 (en) * 2017-12-12 2021-03-30 Phoseon Technology, Inc. Systems for a modular multi-wavelength absorbance detector
JP2024542220A (ja) * 2021-11-17 2024-11-13 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー フローサイトメータにおけるデータ取得パラメータの動的リアルタイム調整のための方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2874746B2 (ja) * 1990-11-22 1999-03-24 シスメックス株式会社 フローイメージングサイトメータにおけるフローセル機構
JP2722362B2 (ja) * 1992-03-27 1998-03-04 三井金属鉱業株式会社 粒子または欠陥の大きさ情報の測定方法および装置
JP3411112B2 (ja) * 1994-11-04 2003-05-26 シスメックス株式会社 粒子画像分析装置
JP3853034B2 (ja) * 1997-08-13 2006-12-06 シスメックス株式会社 物体の境界決定方法および装置並びに物体の境界決定プログラムを記録した記録媒体
JP2000131616A (ja) 1998-08-17 2000-05-12 Sysmex Corp 可視化光学システム
EP1245945A3 (en) 2001-03-28 2003-12-17 Sysmex Corporation Particle measurement method
US6879708B2 (en) * 2001-05-24 2005-04-12 Case Western Reserve University Planar particle/droplet size measurement technique using digital particle image velocimetry image data
WO2003009579A2 (en) * 2001-07-17 2003-01-30 Amnis Corporation Computational methods for the segmentation of images of objects from background in a flow imaging instrument
EP1432971A4 (en) * 2001-09-05 2007-12-05 Genicon Sciences Corp METHOD AND APPARATUS FOR STANDARDIZATION AND DECONVOLUTION OF ASSAY DATA
JP4043417B2 (ja) * 2003-08-28 2008-02-06 シスメックス株式会社 粒子径計測装置
WO2005091970A2 (en) * 2004-03-06 2005-10-06 Michael Trainer Methods and apparatus for determining the size and shape of particles
JP2009244253A (ja) * 2008-03-10 2009-10-22 Sysmex Corp 粒子分析装置、粒子分析方法およびコンピュータプログラム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011133460A (ja) * 2009-11-30 2011-07-07 Sysmex Corp 粒子分析装置
JP2015096869A (ja) * 2010-06-30 2015-05-21 ルミネックス コーポレーション 粒子撮像デバイスにおける測定精度を上げるための装置、システムおよび方法
EP3441742A1 (en) 2017-08-09 2019-02-13 Sysmex Corporation Sample processing apparatus, sample processing system, and measurement time calculation method
US11054359B2 (en) 2017-08-09 2021-07-06 Sysmex Corporation Sample processing apparatus, sample processing system, and measurement time calculation method
JPWO2021014682A1 (ja) * 2019-07-19 2021-01-28
WO2021014682A1 (ja) * 2019-07-19 2021-01-28 株式会社日立ハイテク 粒子定量装置
KR20220013409A (ko) * 2019-07-19 2022-02-04 주식회사 히타치하이테크 입자 정량 장치
JP7141537B2 (ja) 2019-07-19 2022-09-22 株式会社日立ハイテク 粒子定量装置
KR102659471B1 (ko) 2019-07-19 2024-04-23 주식회사 히타치하이테크 입자 정량 장치
US12146822B2 (en) 2019-07-19 2024-11-19 Hitachi High-Tech Corporation Particle quantitative measurement device
JP2021135129A (ja) * 2020-02-26 2021-09-13 東芝インフラシステムズ株式会社 微小粒子計測装置、微小粒子計測方法、および微小粒子計測プログラム
JP7362509B2 (ja) 2020-02-26 2023-10-17 東芝インフラシステムズ株式会社 微小粒子計測装置、微小粒子計測方法、および微小粒子計測プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US7643143B2 (en) 2010-01-05
US20070273878A1 (en) 2007-11-29
EP1857803A2 (en) 2007-11-21
EP1857803A3 (en) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7643143B2 (en) Particle image analyzing apparatus
JP2009244253A (ja) 粒子分析装置、粒子分析方法およびコンピュータプログラム
JP5703609B2 (ja) 顕微鏡及び領域判定方法
US8831306B2 (en) Flow type particle image analysis method and device
US9784961B2 (en) Sperm motility test device and method
CN109120819B (zh) 对微型板的井进行成像
US11243389B2 (en) Optical scanning arrangement and method
JP4043417B2 (ja) 粒子径計測装置
JP6605716B2 (ja) 病理学的明視野画像における自動染色検出
US7866820B2 (en) Corneo-scleral topography system
US9958319B2 (en) Method and device for determining a critical angle of an excitation light beam
JP6321709B2 (ja) 表面疵検査方法
JP2007304059A (ja) 粒子画像分析装置
US20080170772A1 (en) Apparatus for determining positions of objects contained in a sample
JP2008020218A (ja) 粒子画像分析装置
JP2002062251A (ja) フロー式粒子画像解析方法及び装置
JP7633373B2 (ja) 顕微鏡のための全スライド撮像方法
JP2010121955A (ja) 高さ情報取得装置、高さ情報取得方法、及びプログラム
JP2004212353A (ja) 光学的検査装置
JP5042503B2 (ja) 欠陥検出方法
JP2005221368A (ja) 観察装置及びその観察方法
JP4744132B2 (ja) 粒子画像分析装置用標準液の表示値作成方法
JP3559391B2 (ja) 光学部材検査装置
CN101583972B (zh) 用于确定在样本中包含的对象的位置的装置
WO2008100332A1 (en) Corneo-scleral topography system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090511

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110419