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JP2007292241A - 直動案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度よくスライダに対して循環部品の位置合せを行うことや、薄肉長形状の転動体保持器の振動を抑えて作動性や騒音特性の向上を容易にし、生産性の向上やコストダウンを実現可能な直動案内装置を提供する。
【解決手段】エンドキャップ16が転動体戻り路19にスライダ本体15との位置決め用突起24を有する直動案内装置において、転動体保持器のプレート部221に、位置決め用突起24を使った位置合せ部を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、工作機械などの産業機械に用いられる直動案内装置に関する。
工作機械などの産業機械に用いられる直動案内装置としては、従来、樹脂製の循環路構成部をスライダ本体と別体に形成したもの(特許文献1参照)や、樹脂製の転動体保持部材と逃げ通路構成部材および内周案内部構成部材をそれぞれスライダと別体で構成したもの(特許文献2参照)、スライダに樹脂成形体の保持部を一体に成形したもの(特許文献3参照)、あるいはスライダ側軌道溝に向かって膨出するように両端部にモーメントを付与された状態でスライダに転動体保持部材を取り付けたもの(特許文献4参照)などがある。
特許第3571911号公報(第44頁、図40−41) 特開2002−054633号公報(第10頁、図1) 特開平7−317762号公報(第10頁、図1−2) 実用新案登録第2542067号公報(第3頁、図4)
特許文献1記載の直動案内装置は、成形の容易化を図れると共に循環路構成部分同士の接続部の連続性を可及的に確保しつつスライダ本体に対して組み込み可能であるが、転動体保持部材や逃げ通路構成部材および内周案内部構成部材の接続部を一体に成形すると、長尺かつ薄肉の転動体保持部材や逃げ通路構成部材に撓みが生じたり、内周案内部構成部材が開いてしまうという問題がある。また、エンドキャップは内周案内部構成部材で位置決めされており、スライダに直接位置決めされていないので、組付け誤差が累積する分、スライダに対するエンドキャップの位置決め精度が低下する。さらに、エンドキャップと内周案内部構成部材は複数の箇所による位置合せを行っているため、成形による変形によって狙ったポイントでの位置決めが困難となる点や、同時に複数の箇所で位置合せするためには、部品間の高度な位置合せが必要となり、生産性が低下する。さらにまた、細長くなる保持器の保持部の振動によって騒音特性が悪化する可能性もある。
特許文献2記載の直動案内装置は、成形時に転動体保持部材や逃げ通路構成部材が撓んだり、内周案内部構成部材が開いてしまうことを防止でき、転動体の円滑な循環を実現することが可能であるが、スライダに位置決めされた内周案内部構成部材を基準に保持器やエンドキャップが組み付けられており、転動体保持器やエンドキャップがスライダに直接的に位置決めされていない。このため、組付け誤差が累積すると、スライダに対する保持器とエンドキャップの位置決め精度が低下するという問題がある。また、転動体保持器が分割されているため、組立が難しくなり、生産性が悪化するという問題もある。さらに、細長くなる転動体保持器の保持部の振動による騒音特性の悪化や、各部品の位置ずれによる作動性への悪影響の可能性がある。
特許文献3記載の直動案内装置は、転動体転走溝に対して転動体循環路を正確に位置決めして転動体の円滑な循環を保障することが可能であるが、金型が複雑になったり、肉厚が異なる樹脂部材間でのひけや変形を抑えるために成形条件が制約され、生産性に悪影響を及ぼす可能性がある。また、循環路を構成する部材による残留応力が大きい場合、樹脂部品のエッジ部に割れが発生する可能性もある。
特許文献4記載の直動案内装置は、保持部材の弛みの発生を抑制することが可能であるが、保持部材がスライダ負荷軌道溝に向かって膨出するが如く両端部にモーメントを付与し、かつレールや転動体への保持部材の緩衝を防止するためには、保持部材や保持部材を係止するエンドキャップとの間に高い位置合せ精度が必要となるため、生産性が悪化する。さらに、成形誤差や組付け誤差によって膨出した保持部材と転動体とが接触した場合、作動性や騒音特性の悪化や耐久性の低下の可能性がある。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、精度よくスライダに対して循環部品の位置合せを行うことや、薄肉長形状の転動体保持器の振動を抑えて作動性や騒音特性の向上を容易にし、生産性の向上やコストダウンを実現可能な直動案内装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、案内レールと、該案内レールの左側面及び右側面に形成されたレール側軌道溝と各々対向する複数のスライダ側軌道溝を有するスライダ本体と、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に形成された転動体負荷転動路を転動する多数の転動体と、前記案内レールに沿って前記スライダ本体内に形成された転動体戻り路と前記転動体負荷転動路とを接続する複数の接続路を有する二つのエンドキャップと、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に介在する転動体をスライダ本体側に保持する二つの樹脂製転動体保持器とを備えてなり、前記転動体保持器が前記スライダ本体と前記エンドキャップとの間に介装される二つのプレート部と、前記案内レールに沿って前記プレート部の間に形成された転動体保持部とを有し、かつ前記エンドキャップは前記転動体戻り路に前記スライダ本体との位置決め用突起を有する直動案内装置において、前記プレート部に、前記位置決め用突起を使った位置合せ部を設けたことを特徴とする。
このような構成によると、エンドキャップがスライダ本体に位置決めされると同時に、同一の位置決め用突起を用いて転動体保持器もエンドキャップに位置決めされることにより、スライダ本体に対して転動体保持器も位置決めされる。そのため、特許文献1及び2に記載のものより転動体保持器はスライダ本体及びエンドキャップに対して高い位置合せ精度を有しており、転動体の円滑な循環により騒音特性及び作動性が向上する。また、従来の直動案内装置でも貫通孔として設けていた転動体戻り路をエンドキャップの位置決め部としたため、エンドキャップ位置決め部を位置決め用突起とは別にエンドキャップに設ける必要がなく、エンドキャップ位置決め部を別途設けた場合と比較して、生産性やコストの面で有利となる。さらに、転動体保持器、内周案内部構成部材、エンドキャップをそれぞれ別体としたため、特許文献1及び3に記載のものより成形金型は複雑でなく成形も容易となるため、生産性が向上する。
請求項2の発明は、請求項1記載の直動案内装置において、前記転動体保持部の少なくとも一部が前記スライダ本体の内側面に弾性的に接触していることを特徴とする。
このような構成によると、転動体保持器がスライダ本体に固定されることにより、転動体保持器のガタツキによる振動、特に断面の面積が小さい転動体保持部の振動が抑えられることにより、特許文献1及び2に記載のものより騒音特性及び作動性が向上する。また、転動体保持器を固定するためのビス止め部の追加等の必要がないため、生産性が悪化することもない。さらにスライダ本体内側面の保持器当接部を軌道溝と同時に加工することにより、転動体保持器の反りを矯正可能になる共に転動体保持器の真直性が保たれるため、転動体の保持性も向上する。
請求項3の発明は、案内レールと、該案内レールの左側面及び右側面に形成されたレール側軌道溝と各々対向する複数のスライダ側軌道溝を有するスライダ本体と、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に形成された転動体負荷転動路を転動する多数の転動体と、前記案内レールに沿って前記スライダ本体内に形成された転動体戻り路と前記転動体負荷転動路とを接続する複数の接続路を有する二つのエンドキャップと、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に介在する転動体をスライダ本体側に保持する二つの樹脂製転動体保持器とを備えてなり、前記転動体保持器が前記スライダ本体と前記エンドキャップとの間に介装される二つのプレート部と、前記案内レールに沿って前記プレート部の間に形成された転動体保持部とを有し、かつ前記プレート部に前記エンドキャップとの位置合せ部を設けた直動案内装置において、前記転動体保持部の少なくとも一部が前記スライダ本体の内側面に弾性的に接触していることを特徴とする。
このような構成によると、転動体保持器はスライダ本体及びエンドキャップに対して高い位置合せ精度にて組み付けられるとともに、転動体保持部の振動を抑えるように転動体保持器がスライダに固定されるため、騒音特性及び作動性の面でより一層の向上を図ることができる。
請求項4の発明は、請求項3記載の直動案内装置において、前記スライダと前記エンドキャップには、互いに嵌合する位置決め用の凹凸が設けられていることを特徴とする。
このような構成によると、エンドキャップとスライダ本体とを凹凸で位置決めすることでスライダに対する転動体保持器の固定力が強まるため、騒音特性の面でより一層の向上を図ることができる。また、エンドキャップがスライダ本体に強固に固定されるため、外力が作用した際でもスライダ本体に対するエンドキャップの位置ずれが発生し難くなり、取扱い性及び生産性の面で有利となる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記位置決め部が転動体循環R部案内面と一体に形成されていることを特徴とする。
このような構成によると、スライダ本体に設けたエンドキャップ位置決め部と転動体戻り路を構成するスリーブの収容面とを同一面とし、転動体循環路を構成する循環R部案内面とスリーブ内の転動体戻り路とを高精度に接続することが可能となるため、作動性及び騒音特性の面でより一層の向上を図ることができる。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記転動体保持部が前記スライダ本体の内側面に対して凸状に湾曲していることを特徴とする。
このような構成によると、特許文献4に記載されたもののように、他の部品によってモーメントを付与する必要がないため、他部品との高い位置合せ精度が不要となり、生産性の面で有利となる。また、転動体保持器の転動体保持部がスライダ本体の内側面側に膨出するがごとく変形しているため、転動体保持器と案内レールとの干渉がなく、さらにまた、成形誤差等により転動体保持部が内側に大きく膨出してもスライダ本体内側面での転動体保持部の変形を抑え、転動体と転動体保持器との接触を防止することができる。そのため、転動体保持器の生産性を高めることができる。また、転動体保持部の真直性を保つために設ける転動体保持部への肉ぬすみの量を可及的に減少できるため、転動体保持部の強度が向上し、転動体に対する保持性が向上する。
請求項7の発明は、直動案内装置のスライダ本体とエンドキャップとの間に介装される二つのプレート部と、前記直動案内装置の案内レールに沿って前記プレート部の間に形成された転動体保持部とを備えてなる樹脂製の転動体保持器において、前記転動体保持部が前記スライダ本体の内側面に対して凸状に湾曲していることを特徴とする。
このような構成によると、生産性が向上し、転動体に対する保持性が向上する。
請求項8の発明は、請求項7記載の転動体保持器を備えてなることを特徴とする。
このような構成によると、生産性や転動体保持性が向上するとともに、転動体保持部のスライダ本体内側面への押し圧が容易となって転動体保持部の振動が抑えられるので、騒音特性及び作動性の面でより一層の向上を図ることができる。
本発明に係る直動案内装置では、エンドキャップがスライダ本体に位置決めされる同時に、同一の位置決め部を用いて転動体保持器もエンドキャップに位置合せされる。これにより、スライダ本体に対して転動体保持器も位置決めされる。そのため、特許文献1及び特許文献2に開示されたものより転動体保持器がスライダ本体及びエンドキャップに対して高い位置合せ精度を有し、転動体の円滑な循環により騒音特性及び作動性を高めることができる。また、従来のスライダでも貫通孔として設けていた戻り通路部をエンドキャップの位置決め部としたため、エンドキャップ位置決め部をスライダ本体に別個に設ける必要がなく、位置決め部を別途設けた場合に対して、生産性やコストの面で有利となる。さらに、循環路を構成する保持器、リターンガイド、エンドキャップそれぞれを別体で構成したため、特許文献1及び特許文献3に開示されたものよりも、成形金型は複雑でなく成形も容易となるため、生産性も高めることができる。
(第1実施形態)
以下、図1〜図7を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図1において符号10は本発明の第1実施形態に係る直動案内装置であって、この直動案内装置10は案内レール11、スライダ12及び転動体としての多数のボール13(図3参照)を備えている。
案内レール11は直線状に形成されており、この案内レール11の左側面と右側面には、それぞれ二つのレール側軌道溝14(図2参照)が案内レール11に沿って形成されている。
スライダ12は案内レール11の幅方向に沿う断面がほぼ鞍形をなすスライダ本体15と、このスライダ本体15の前端面と後端面に装着された二つのエンドキャップ16とを含んで構成されており、スライダ本体15の左内側面と右内側面には、それぞれ二つのスライダ側軌道溝17(図2参照)が案内レール11に沿って形成されている。これらのスライダ側軌道溝17は前述したレール側軌道溝14と対向しており、レール側軌道溝14とスライダ側軌道溝17との間には、ボール13に予圧力を与えながら転動させるための転動体負荷転動路18(図3参照)が形成されている。
エンドキャップ16は合成樹脂材から形成されており、各エンドキャップ16の内部には、案内レール11に沿ってスライダ本体15内に形成された転動体戻り路19と前述した転動体負荷転動路18とを接続する四つの接続路20(図3参照)が形成されている。これらの接続路20はほぼU字状に湾曲しており、従って、転動体負荷転動路18を転動したボール13は、エンドキャップ16の接続路20で方向転換した後、スライダ本体15の転動体戻り路19に導入されるようになっている。なお、転動体戻り路19は案内レール11の長手方向に沿ってスライダ本体15内に形成された貫通孔15aに樹脂製スリーブ21(図3参照)を挿入して形成されている。
レール側軌道溝14とスライダ側軌道溝17との間に介在するボール13は、スライダ本体15に組み付けられた二つの樹脂製転動体保持器22(図2参照)によってスライダ本体側に保持されている。これらの転動体保持器22はスライダ本体15とエンドキャップ16との間に介装される二つのプレート部221(図4参照)を有しており、各プレート部221には、前述した転動体戻り路19と接続路20とを接続するための通路接続孔23(図5参照)が二つずつ形成されている。なお、転動体保持器22の二つのプレート部221の間には、レール側軌道溝14とスライダ側軌道溝17との間に介在するボール13をスライダ本体側に保持する転動体保持部222(図4参照)が案内レール11に沿って樹脂成形されている。
エンドキャップ16は転動体保持器22のプレート部221を収容するための空間部をスライダ本体15との間に形成する二つのプレート部収容空間形成面161(図6参照)を有しており、これらのプレート部収容空間形成面161には、前述した通路接続孔23及び転動体戻り路19に嵌合して通路接続孔23の中心を転動体戻り路19及び接続路20の中心に一致させるための円筒形状の位置決め用突起24がそれぞれ二個ずつ設けられている。
このような構成において、スライダ本体15に転動体保持器22を組み付けた後、エンドキャップ16に設けられた位置決め用突起24を転動体保持器22のプレート部221に形成された通路接続孔23及びスライダ本体15内に形成された転動体戻り路19に嵌め入れると、転動体保持器22のプレート部221に形成された通路接続孔23の中心がスライダ本体15内に形成された転動体戻り路19及びエンドキャップ16内に形成された接続路20の中心と一致する。これにより、転動体保持器22に成形誤差があってもボール13の滑らかな転がり運動を阻害するような段差がスライダ12の転動体循環路に発生することがないので、転動体保持器22の成形誤差により騒音特性が悪化したり作動性が低下したりすることを防止することができる。
本実施形態では、保持器位置決め用とスライダ本体15への位置決め用とを兼ねた位置決め用突起24をエンドキャップ16に設け、位置決め用突起24で転動体保持器22を位置合せすると共にスライダ本体15の転動体戻り路4ヶ所でエンドキャップ16を位置決めしている。そのため、転動体保持器22は高い位置合せ精度でスライダ本体15及びエンドキャップ16に対して位置決めされるだけでなく、3ヶ所以上の複数の貫通孔15aでエンドキャップ16を位置決めしたことから、スライダ本体15に形成された貫通孔15aそれぞれの位置誤差を可及的に小さくするようにバランスをとってエンドキャップ16を組み付けることが可能となり、転動体の円滑な循環に有利となる。
また、エンドキャップ16に設けた位置決め用突起24は、その内周面が方向転換路20の転動体循環R部案内面20a(図3参照)とされ、スライダ本体15の貫通孔15aを同一の周面としてスリーブ21とエンドキャップ16が繋がれている。これにより、同一面を使って転動体循環路を構成するエンドキャップ16とスライダ本体15が位置決めされるので、作動性及び騒音特性の面でより一層の向上を図ることができる。
さらにまた、スライダ本体15とエンドキャップ16との組付け時におけるそれぞれの位置決め部の位置誤差を可及的に小さくするようにバランスをとって組み付き、スライダ本体15の貫通孔15aをスリーブ21の収容面としたことから、貫通孔15aを転動体戻り路とした場合に比べて、貫通孔15aは高い位置決め精度を要求されないため、一層の生産性の向上やコストダウンを実現できる。
(第2実施形態)
次に、図8及び図9を参照して本発明の第2実施形態について説明する。なお、図1〜図7に示したものと同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8に示すように、エンドキャップ16は転動体保持器22のプレート部221を収容するための空間部をスライダ本体15との間に形成する二つのプレート部収容空間形成面161を有しており、これらのプレート部収容空間形成面161には、転動体保持器22のプレート部221に形成された位置合せ用貫通孔25(図11参照)に嵌合して通路接続孔23の中心を転動体戻り路19及び接続路20の中心に一致させるための円柱状の位置決め用突起26が設けられている。
位置決め用突起26はエンドキャップ16の左側と右側に左右対称に設けられており、これらの位置決め用突起26のうちエンドキャップ16の左側に位置する位置決め用突起26とエンドキャップ16の右側に位置する位置決め用突起26との中心間距離をL2(図8参照)、二つの転動体保持器22のうち一方の転動体保持器22のプレート部221に形成された位置合せ用貫通孔25と他方の転動体保持器22のプレート部221に形成された位置合せ用貫通孔25との中心間距離をL1(図9参照)とすると、位置決め用突起26はL2>L1となるようにエンドキャップ16に設けられている。なお、上述した中心間距離L2とL1との差分量は0.2mm以下とすることが望ましい。
このような構成において、スライダ本体15に転動体保持器22を組み付けた後、エンドキャップ16に設けられた位置決め用突起26を転動体保持器22のプレート部221に形成された位置合せ用貫通孔25に嵌め入れると、転動体保持器22のプレート部221に形成された通路接続孔23の中心がスライダ本体15内に形成された転動体戻り路19及びエンドキャップ16内に形成された接続路20の中心と一致する。これにより、転動体保持器22に成形誤差があってもボール13の滑らかな転がり運動を阻害するような段差がスライダ12の転動体循環路に発生することがないので、転動体保持器22の成形誤差により騒音特性が悪化したり作動性が低下したりすることを防止することができる。
また、本実施形態ではエンドキャップ16の左側に位置する位置決め用突起26とエンドキャップ16の右側に位置する位置決め用突起26との中心間距離L2を二つの転動体保持器22のうち一方の転動体保持器22のプレート部221に形成された位置合せ用貫通孔25と他方の転動体保持器22のプレート部221に形成された位置合せ用貫通孔25との中心間距離L1より大きくしたことで、転動体保持器22の二つのプレート部221,221の間に形成された転動体保持部がエンドキャップ16によってスライダ本体15の内側面に押圧されるため、転動体保持器22がスライダ本体15に強固に固定される。また、L1とL2との寸法差を適宜設定することにより、スライダ本体15への転動体保持器22の押し力を変化させることができるが、過大な押し力は押し圧部での部品の変形や破損の可能性があり、組付け性も考慮すると、寸法差は0.2mm以下にすることが好ましい。本実施形態ではスライダ本体内に形成された貫通孔を転動体戻り路としたが、第1実施形態と同様に、スリーブを設けた構成としてもよい。
(第3実施形態)
図10及び図11は本発明の第3実施形態を示す図であり、第3実施形態が第2実施形態と異なる点は、エンドキャップ16の位置決め用突起26と嵌合する位置決め用凹部(有底穴部)27をスライダ本体15の端面に設けた点である。
このような構成であると、エンドキャップ16は転動体保持器を押圧すると共にスライダ本体15に位置決めされる。これにより、エンドキャップ16の固定力がより一層強まり、転動体保持器を強く引っ張ることが可能となることによって、転動体保持器をスライダ本体15に一層強固に固定できるとともに、エンドキャップ16もスライダ本体15に強固に固定できる。
(第4実施形態)
図12及び図13は本発明の第4実施形態を示す図であり、第4実施形態が第1実施形態と異なる点は、エンドキャップ16の左側に位置する位置決め用突起24とエンドキャップ16の右側に位置する位置決め用突起24との中心間距離L5(図12参照)を二つの転動体保持器22のうち一方の転動体保持器22のプレート部221に形成された通路接続孔23と他方の転動体保持器22のプレート部221に形成された通路接続孔23との中心間距離L4(図13参照)より大きくするとともに、スライダ本体側のエンドキャップ位置決め部間寸法L3をL5と同じ寸法とした点である(L4<L5,L3=L5)。
このような構成であると、転動体保持器22の転動体保持部がエンドキャップ16によってスライダ本体15の内側面に押圧されるとともに、エンドキャップ16がスライダ本体15に形成された転動体戻り路19の四ヶ所全てで位置決めされる。したがって、第1実施形態と第2実施形態の効果を併せ持つことになり、作動性、騒音特性、生産性及びコストダウンの面でより一層の向上を図ることができる。
(第5実施形態)
図14〜図16は本発明の第5実施形態を示す図であり、第5実施形態が第1乃至第4実施形態と異なる点は、転動体保持器22の転動体保持部222がスライダ本体15の内側面に対して凸状に湾曲している点である。
このような構成であると、第2実施形態のように、各部品の位置決め間寸法に寸法差を与えなくても転動体保持部222をスライダ本体15の内側面に押圧することが可能となる。これにより、第2実施形態よりも簡易な設計で容易に押圧可能となり、各部品の位置合せ部の寸法誤差も緩和できるため、生産面の面で一層有利となる。また、スライダ本体内側面への転動体保持部222の成形による変形をスライダ本体内側面によって矯正できるため、生産性の面で有利となる。なお、転動体保持部222の変形方向は図16に示される矢印方向に限られるものではなく、転動体保持部とスライダ本体内側面との接触位置を例えば図17に示すような位置とし、保持部は矢印方向の変形の設定としてもよい。さらに、軌道溝側縁に設けた転動体保持部はその全てがスライダ本体内側面に接していてもよいし、その一部が接していてもよい。さらに、長手方向全域にわたって転動体保持部とスライダ本体内側面は接触してもよいし、その一部が接していてもよい。
本発明の第1実施形態に係る直動案内装置の斜視図である。 図1に示す直動案内装置の断面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係る直動案内装置における転動体保持器の側面図である。 図4に示す転動体保持器の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る直動案内装置におけるエンドキャップの背面図である。 本発明の第1実施形態に係る直動案内装置におけるスライダ本体と転動体保持器の正面図である。 本発明の第2実施形態に係る直動案内装置におけるエンドキャップの背面図である。 本発明の第2実施形態に係る直動案内装置におけるスライダ本体と転動体保持器の正面図である。 本発明の第3実施形態に係る直動案内装置におけるエンドキャップの背面図である。 本発明の第3実施形態に係る直動案内装置におけるスライダ本体と転動体保持器の正面図である。 本発明の第4実施形態に係る直動案内装置におけるエンドキャップの背面図である。 本発明の第4実施形態に係る直動案内装置におけるスライダ本体と転動体保持器の正面図である。 本発明の第5実施形態に係る直動案内装置における転動体保持器の正面図である。 図14のXV−XV線に沿う断面図である。 図14に示す転動体保持器をスライダ本体に装着した状態を示す図である。 図14に示す転動体保持器の変形例を示す図である。
符号の説明
11 案内レール
12 スライダ
13 ボール(転動体)
14 レール側軌道溝
15 スライダ本体
16 エンドキャップ
17 スライダ側軌道溝
18 転動体負荷転動路
19 転動体戻り路
20 接続路
22 転動体保持器
221 プレート部
222 転動体保持部
23 通路接続孔
24,26,28 位置決め用突起
25 位置合せ用貫通孔
27 位置合せ用凹部

Claims (8)

  1. 案内レールと、該案内レールの左側面及び右側面に形成されたレール側軌道溝と各々対向する複数のスライダ側軌道溝を有するスライダ本体と、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に形成された転動体負荷転動路を転動する多数の転動体と、前記案内レールに沿って前記スライダ本体内に形成された転動体戻り路と前記転動体負荷転動路とを接続する複数の接続路を有する二つのエンドキャップと、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に介在する転動体をスライダ本体側に保持する二つの樹脂製転動体保持器とを備えてなり、前記転動体保持器が前記スライダ本体と前記エンドキャップとの間に介装される二つのプレート部と、前記案内レールに沿って前記プレート部の間に形成された転動体保持部とを有し、かつ前記エンドキャップは前記転動体戻り路に前記スライダ本体との位置決め用突起を有する直動案内装置において、
    前記プレート部に、前記位置決め用突起を使った位置合せ部を設けたことを特徴とする直動案内装置。
  2. 請求項1記載の直動案内装置において、前記転動体保持部の少なくとも一部が前記スライダ本体の内側面に弾性的に接触していることを特徴とする直動案内装置。
  3. 案内レールと、該案内レールの左側面及び右側面に形成されたレール側軌道溝と各々対向する複数のスライダ側軌道溝を有するスライダ本体と、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に形成された転動体負荷転動路を転動する多数の転動体と、前記案内レールに沿って前記スライダ本体内に形成された転動体戻り路と前記転動体負荷転動路とを接続する複数の接続路を有する二つのエンドキャップと、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に介在する転動体をスライダ本体側に保持する二つの樹脂製転動体保持器とを備えてなり、前記転動体保持器が前記スライダ本体と前記エンドキャップとの間に介装される二つのプレート部と、前記案内レールに沿って前記プレート部の間に形成された転動体保持部とを有し、かつ前記プレート部に前記エンドキャップとの位置合せ部を設けた直動案内装置において、
    前記転動体保持部の少なくとも一部が前記スライダ本体の内側面に弾性的に接触していることを特徴とする直動案内装置。
  4. 前記スライダ本体と前記エンドキャップには、互いに嵌合する位置決め用の凹凸が設けられていることを特徴とする請求項3記載の直動案内装置。
  5. 前記位置決め部は転動体循環R部案内面と一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の直動案内装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記転動体保持部が前記スライダ本体の内側面に対して凸状に湾曲していることを特徴とする直動案内装置。
  7. 直動案内装置のスライダ本体とエンドキャップとの間に介装される二つのプレート部と、前記直動案内装置の案内レールに沿って前記プレート部の間に形成された転動体保持部とを備えてなる樹脂製の転動体保持器において、前記転動体保持部が前記スライダ本体の内側面に対して凸状に湾曲していることを特徴とする転動体保持器。
  8. 請求項7記載の転動体保持器を備えてなることを特徴とする直動案内装置。
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