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JP2007280460A - 光ヘッド装置 - Google Patents

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JP2007280460A JP2006103081A JP2006103081A JP2007280460A JP 2007280460 A JP2007280460 A JP 2007280460A JP 2006103081 A JP2006103081 A JP 2006103081A JP 2006103081 A JP2006103081 A JP 2006103081A JP 2007280460 A JP2007280460 A JP 2007280460A
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好晴 大井
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Abstract

【課題】従来のものよりも光利用効率を向上させることができ、小型軽量化及び低コスト化を図ることができる光ヘッド装置を提供すること。
【解決手段】光ヘッド装置100は、光を出射する光源11と、直線偏光を円偏光に変換する1/4波長板12と、入射光を透過光と反射光とに分離するコレステリック液晶ビームスプリッタ20と、光ディスク15に入射光を集光する対物レンズ13と、光信号を検出する光検出器14とを備え、コレステリック液晶ビームスプリッタ20は、透明基板21及び22と、配向膜23及び24と、コレステリック液晶25とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、偏光状態に応じて入射光を透過光と反射光とに分離する偏光ビームスプリッタを備えた光ヘッド装置に関する。
従来、この種の光ヘッド装置としては、図6に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図6に示された従来の光ヘッド装置200は、光を出射する光源1と、入射光を透過光と反射光とに分離する直方体形状の偏光ビームスプリッタ2と、直線偏光を円偏光に変換する1/4波長板3と、DVDやCDなどの光記録媒体(以下「光ディスク」という。)5に入射光を集光する対物レンズ4と、光信号を検出する光検出器6とを備えている。なお、従来の光ヘッド装置には、光源1からの出射光を平行光に変換するコリメータレンズを備えたものもある。
従来の光ヘッド装置200は、前述のように構成されているので、光源1から出射された波長λのY軸方向の振動面を有する直線偏光(P偏光)は、偏光ビームスプリッタ2及び1/4波長板3を透過して円偏光となって対物レンズ4により光ディスク5の情報記録面に集光される。その後、情報記録面で反射された光は、対物レンズ4により集光されて1/4波長板3を透過し、X軸方向の振動面を有する直線偏光(S偏光)となって偏光ビームスプリッタ2で反射されて光検出器6の受光面に集光される。
偏光ビームスプリッタ2は、2個の直角二等辺三角柱プリズムの一方の斜面に高屈折率・低屈折率の均一屈折率誘電体薄膜の交互多層膜が形成され、斜面どうしが接着固定された直方体形状からなり、誘電体多層膜の構成により、入射光と誘電体多層膜面の垂線とを含む入射面内に偏光面を有する特定波長λの直線偏光の入射光(P偏光)を透過し、それと直交するS偏光を反射する。したがって、光源1から光ディスク5に光が進行する往路において高い透過率が得られ、光ディスク5から光検出器6に光が進行する復路において高い反射率が得られるため、光ヘッド装置200の偏光ビームスプリッタ2は、光利用効率の高いビームスプリッタとして機能する。
しかしながら、図6に示された偏光ビームスプリッタ2は、高い角度精度で加工された2個の直角二等辺三角柱プリズムの斜面に誘電体多層膜が形成された後、両者が接合された直方体形状の構成であるため、素子の大形化を招くとともに高精度プリズム加工がコストアップを招くという課題があった。その結果、従来の光ヘッド装置200では、小型化及び低コスト化を図るのが困難であるという課題があった。
この課題の解決を図るものとして、図7に示すような光ヘッド装置が知られている。図7に示された従来の光ヘッド装置300は、前述の直方体形状の偏光ビームスプリッタ2に代わる平板形状の偏光ビームスプリッタ7を備えたものである。なお、図6に示された構成と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
偏光ビームスプリッタ7は、ガラス基板の表面に形成された高屈折率・低屈折率の均一屈折率誘電体薄膜の交互多層膜を備え、特定波長λの入射光を特定の比率で透過し、又は反射するようになっている。
特開平6−309690号公報
しかしながら、図7に示された平板形状の偏光ビームスプリッタ7では、直方体形状の偏光ビームスプリッタよりも小型化が図れるものの、実用的な50度以下の入射角度で用いる場合、多層膜面での実効的な入射角度が小さくなるためP偏光とS偏光とに対する多層膜の実効的屈折率差が大きくできないという課題があった。その結果、偏光ビームスプリッタ7は、P偏光の一部を反射させてS偏光の一部を透過させることとなるので、使用波長域で高い偏光分離性能が得られず、要求される高効率な偏光ビームスプリッタとして機能しないといった課題があった。また、入射角度を50度以上とすることにより、P偏光とS偏光とに対する多層膜の実効的屈折率差を拡大できるため、使用波長域で偏光分離性能が改善できるが、この場合、偏光ビームスプリッタ7が大形化するため光ヘッド装置300も大形化するといった課題があった。
したがって、小型で生産性の高い平面基板形態でありながら、偏光状態に応じて入射光を透過光と反射光とに分離する機能に優れ、光利用効率が高い偏光ビームスプリッタを備えた光ヘッド装置が求められていた。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、従来のものよりも光利用効率を向上させることができ、小型軽量化及び低コスト化を図ることができる光ヘッド装置を提供することを目的とする。
本発明の光ヘッド装置は、光源と、この光源からの出射光の位相を変化させる波長板と、この波長板を透過した出射光を光記録媒体へ集光する対物レンズと、集光され前記光記録媒体により反射された出射光を検出する光検出器と、反射された出射光を前記光検出器に導くビームスプリッタとを備える光ヘッド装置において、前記ビームスプリッタは、前記波長板と前記対物レンズとの間の光路中に配置されていて、コレステリック液晶を含む構成を有している。
この構成により、本発明の光ヘッド装置は、コレステリック液晶を含むビームスプリッタが、入射光を透過光と反射光とに分離する構成としたので、多層膜を用いる従来のものよりも光利用効率を向上させることができる。また、本発明の光ヘッド装置は、コレステリック液晶を含むビームスプリッタを平面基板形態で構成することができるので、直方体形状の偏光ビームスプリッタを用いる従来のものよりも、小型軽量化及び低コスト化を図ることができる。
また、本発明の光ヘッド装置は、前記ビームスプリッタは、透明基板上に前記コレステリック液晶からなる高分子液晶膜が形成されてなる構成を有している。
この構成により、本発明の光ヘッド装置は、コレステリック液晶からなる高分子液晶を用いることによって液晶層が固体化されるので、セル内に液晶を保持する必要が無く、素子形態が簡略化できるとともに、温度変化に伴う液晶層の屈折率変動や体積膨張が低減されるため、安定した光学特性を得ることができる。
さらに、本発明の光ヘッド装置は、前記出射光の波長をλ、前記コレステリック液晶の捩れピッチをP、前記コレステリック液晶の平均屈折率をn、前記出射光の中心軸と前記透明基板の法線とのなす角度をθとすると、λ、P、n及びθの間に式(1)の関係が成立している構成を有している。
0.95λ≦n×P×cosθ≦1.05λ (1)
この構成により、本発明の光ヘッド装置は、コレステリック液晶の捩れピッチPが式(1)を満たすよう調整される結果、コレステリック液晶を含むビームスプリッタに入射される円偏光の選択透過反射性が最も顕著に発現することとなる。
本発明は、従来のものよりも光利用効率を向上させることができ、小型軽量化及び低コスト化を図ることができるという効果を有する光ヘッド装置を提供することができるものである。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る光ヘッド装置100は、光を出射する光源11と、直線偏光を円偏光に変換する1/4波長板12と、入射光を透過光と反射光とに分離するコレステリック液晶ビームスプリッタ20と、入射された光を光ディスク15に集光する対物レンズ13と、光信号を検出する光検出器14とを備えている。
光源11は、例えばP偏光の光を出射する半導体レーザで構成される。光源11から出射された波長λのY軸方向の振動面を有する直線偏光は、1/4波長板12を透過して円偏光となってコレステリック液晶ビームスプリッタ20に入射する。
円偏光には、互いに独立な右回り円偏光と左回り円偏光とが有り、任意の偏光状態は右回り円偏光成分と左回り偏光成分との和で表される。コレステリック液晶ビームスプリッタ20は後述するように、特定の波長帯域の特定の円偏光成分(例えば右回り円偏光)を透過し、それと独立な円偏光成分(左回り円偏光)を反射する機能を発現するように作製されている。
図1においては、コレステリック液晶ビームスプリッタ20は、1/4波長板12により右回り円偏光となった入射光を効率よく透過するように作製されている。コレステリック液晶ビームスプリッタ20を透過した右回り円偏光は、対物レンズ13により光ディスク15の情報記録層に集光され、情報記録層により反射された光は、左回りの円偏光となって対物レンズ13を透過してコレステリック液晶ビームスプリッタ20に入射される。
コレステリック液晶ビームスプリッタ20に入射する波長λの左回りの円偏光は、高い反射率で反射されて光検出器14に集光される。その結果、光源11から光ディスク15に光が進行する往路及び光ディスク15から光検出器14に光が進行する復路において、光損失の少ない高効率な光ヘッド装置100が実現する。
また、光ヘッド装置100は、平面ガラス基板の片面に誘電体多層膜ミラーが形成された従来のビームスプリッタに比べて使用波長域で高い偏光分離性能(消光比)が得られるので、光利用効率を向上させることができる。
次に、コレステリック液晶ビームスプリッタ20について、図2に示す断面図を用いて説明する。
コレステリック液晶ビームスプリッタ20は、透明基板21及び22と、配向膜23及び24と、コレステリック液晶25とを備えている。
透明基板21及び22は、例えばガラスやプラスティック等で構成される。この透明基板21及び22の表面に例えばポリイミドの有機膜を塗布・硬化し、特定方向にラビング処理することにより配向膜23及び24が形成されている。また、配向膜23と配向膜24とを対向させるとともに、その間隔が一定となるようギャップ制御材やシール(図示せず)を用いて空セルを作製し、この空セルにコレステリック液晶25が注入されている。
コレステリック液晶25は、分子内に不斉炭素を有するネマティック液晶やネマティック液晶に特定方向にねじれ(ツイスト)配向させるカイラル材を添加することにより、ネマティック液晶が液晶層内で螺旋状にねじれた構成が得られる。螺旋軸の方向が液晶層内で均一に透明基板21及び22の基板面に垂直に揃うように、透明基板21及び22の液晶層界面にて配向膜23及び24を形成することが好ましいが、必ずしもラビング処理が必要ではなく、界面状態を安定化させる表面状態が確保されていればよい。
図2において、螺旋軸方向がZ方向に揃ったコレステリック液晶のXY面内の平均屈折率をn、コレステリック液晶25の螺旋ピッチをPとすると、入射角θでコレステリック液晶ビームスプリッタ20に入射する波長λの光に対して、円偏光選択透過反射性が最も顕著に発現する条件は、n×P×cosθ=λである。円偏光選択反射の波長帯域△λは、コレステリック液晶25を構成する液晶の複屈折△n(異常光屈折率neと常光屈折率noの差)を用いて、△λ=P×△nで関係付けられる。したがって、△λ/λ=△n/(n×cosθ)となる。コレステリック液晶25の液晶分子の複屈折△nは、平均屈折率nに対して10%前後であり、入射角θの波長λの入射光に対して、式(1)に示された関係(0.95λ≦n×P×cosθ≦1.05λ)を満たすように螺旋ピッチPを調整すればよい。螺旋ピッチPは、例えばネマティック液晶に添加されるカイラル材の螺旋能や濃度により調整できる。なお、円偏光選択反射の波長帯域△λ以外の波長帯では、入射光の偏光状態との依存性は少なく、入射光はその偏光状態に係わらずコレステリック液晶層を透過する。
なお、コレステリック液晶25は、重合基を有する液晶モノマーを用い、例えば紫外線照射により重合固化することにより得られるコレステリック高分子液晶で構成してもよい。コレステリック液晶25をコレステリック高分子液晶で構成することにより液晶層が固体化されるため、セル内に液晶を保持する必要が無く、素子形態が簡略化できるため好ましい。また、温度変化に伴う液晶層の屈折率変動や体積膨張が低減されるため、安定した光学特性が得られる。
以下、本実施の形態に係るコレステリック液晶ビームスプリッタ20の他の態様を説明する。
まず、第1の他の態様に係るコレステリック液晶ビームスプリッタ30は、図3に示すように、例えばガラスやプラスティック等で構成される透明基板31と、例えばポリイミドで構成される配向膜32と、コレステリック高分子液晶33とを備えている。
コレステリック高分子液晶33は、配向膜32が形成された透明基板31上にコレステリック液晶モノマーを均一に塗布し、紫外線照射により重合固化して形成されたものである。
なお、コレステリック高分子液晶33の表面に、透過する円偏光に対して反射防止機能を有する薄膜(図示せず)を保護膜として形成してもよい。
また、コレステリック液晶ビームスプリッタ30は、図2に示されたコレステリック液晶ビームスプリッタ20をコレステリック高分子液晶で構成した後に透明基板22を剥離して作製してもよい。
次に、第2の他の態様に係るコレステリック液晶ビームスプリッタ40は、図4に示すように、例えばガラスやプラスティック等で構成される透明基板41と、例えばポリイミドで構成される配向膜42と、コレステリック高分子液晶43A及び43Bとを備えている。
コレステリック高分子液晶43A及び43Bは、螺旋ピッチPが互いに異なっており、円偏光選択反射の対象波長域を拡大することができる。具体的には、DVD用の波長帯λ=660nmに対して円偏光選択反射性が発現する螺旋ピッチPのコレステリック高分子液晶43Aと、CD用の波長帯λ=785nmに対して円偏光選択反射性が発現する螺旋ピッチPのコレステリック高分子液晶43Bとが積層されている。その結果、DVD及びCDで用いられる異なる波長帯の入射光に対して、高効率の偏光ビームスプリッタとして機能するようになっている。
したがって、図1に示すコレステリック液晶ビームスプリッタ20に代えてコレステリック液晶ビームスプリッタ40を光ヘッド装置100に適用し、光源11としてDVDとCDの2波長の光を切り替えて出射する2波長半導体レーザを搭載した場合、DVD及びCDの光ディスクの記録・再生において、従来のものよりも光利用効率を向上させることができる。
次に、第3の他の態様に係るコレステリック液晶ビームスプリッタ50は、図5に示すように、例えばガラスやプラスティック等で構成される透明基板51と、光干渉型のビームスプリッタ膜52と、例えばポリイミドで構成される配向膜53と、コレステリック高分子液晶54とを備えている。
ビームスプリッタ膜52は、透明基板51上に誘電体多層膜が形成されたものである。また、コレステリック高分子液晶54は、配向膜53に積層された構成となっている。例えば、コレステリック高分子液晶54は、DVD用の波長帯λ=660nmに対して円偏光選択反射性が発現する螺旋ピッチPを有し、ビームスプリッタ膜52をDVD波長帯の光は透過しCD波長帯の光は部分反射(透過率90%かつ反射率10%)するよう構成されている。この構成により、DVD波長帯の入射光に対しては高効率の偏光ビームスプリッタとして機能し、CD波長帯の入射光に対しては入射偏光に依存しないビームスプリッタとして機能する。
したがって、図1に示すコレステリック液晶ビームスプリッタ20に代えてコレステリック液晶ビームスプリッタ50を光ヘッド装置100に適用し、光源11としてDVDとCDの2波長の光を切り替えて出射する2波長半導体レーザを搭載した場合、DVD及びCDの光ディスクの記録・再生において、従来のものよりも光利用効率を向上させることができる。
また、光ディスクの情報記録面のカバー層の厚さはCDとDVDとで異なり、CDはDVDの2倍厚いので、CDの記録・再生においてはカバー層材料であるポリカーボネートの残留複屈折の影響を受けやすいが、コレステリック液晶ビームスプリッタ50を用いた光ヘッド装置100では、光ディスクの複屈折に起因して復路の光の偏光状態が変動してもビームスプリッタ膜52による反射光量の変化は生じないので、従来のものよりも安定性の高い信号検出ができる。
[実施例]
次に、図2及び図3を用いて、コレステリック高分子液晶からなるコレステリック液晶ビームスプリッタ30について、以下に実施例を示す。
まず、ガラスからなる透明基板21及び22の表面にX軸方向にラビング処理した配向膜23及び24を形成し、スペーサ径10μmのギャップ制御材を透明基板21及び22の片面に散布するとともに、透明基板21及び22の周辺にシール材を印刷して空セルを作製する。
次に、異常光屈折率n=1.70、常光屈折率n=1.50のネマティック液晶モノマーにカイラル材を混合し、室温で左回りの螺旋配向を示すコレステリック液晶モノマーを準備し、空セルに注入することにより厚さ11.6μmのコレステリック液晶モノマー層を形成する。
さらに、紫外線をコレステリック液晶モノマー層に照射して重合固化することによりコレステリック高分子液晶を得る。
次に、透明基板22をコレステリック高分子液晶から剥離して図3に示すコレステリック液晶ビームスプリッタ30とする。ここで、コレステリック高分子液晶の平均屈折率nは1.60で、螺旋ピッチPを0.58μmとしている。すなわち、コレステリック高分子液晶層内の螺旋は20巻きとなっている。
前述の製造工程で得られたコレステリック液晶ビームスプリッタ30に、入射角45度で光が入射する場合、DVD波長λ=660nmを中心とした波長域△λ=90nmにおいて、左回りの円偏光はコレステリック高分子液晶層で正規反射され、右回りの円偏光はコレステリック高分子液晶層で反射されることなく直進透過する。
次に、コレステリック液晶ビームスプリッタ30を光ヘッド装置100に搭載する。以下、図1に示すコレステリック液晶ビームスプリッタ20をコレステリック液晶ビームスプリッタ30に代えたものとして説明する。
DVD用のλ=660nm±20nm波長域を発光する光源11から出射された直線偏光は、1/4波長板12を透過して右回りの円偏光となってコレステリック液晶ビームスプリッタ30に入射角45度で入射し、直進透過する。
さらに、コレステリック液晶ビームスプリッタ30から出射した光は、対物レンズ13によりDVD光ディスクの情報記録面に集光される。DVD光ディスクの情報記録面で反射され、左回りの円偏光の発散光となった信号光は、対物レンズ13により集光されてコレステリック液晶ビームスプリッタ30に入射角45度で入射する。左回りの円偏光は、コレステリック液晶ビームスプリッタ30で正規反射されて光検出器14の受光面に集光される。その結果、従来の平板型のビームスプリッタを用いた構成(図7参照)に比べて光利用効率の高い光学系となり、DVDの安定した記録・再生ができる光ヘッド装置が得られる。
また、従来の直方体型の偏光ビームスプリッタを用いた構成(図6参照)に比べて光ヘッド装置の小型軽量化が達成できる。
また、本実施の形態に係る光ヘッド装置100は、切断研磨プロセスにより作製される直方体型の偏光ビームスプリッタに比べ、コレステリック液晶ビームスプリッタ20、30、40及び50のいずれかとすることにより生産性を高めることができ、低コスト化を図ることができる。
また、従来の直方体型の偏光ビームスプリッタを用いた光ヘッド装置では、図6に示すように、1/4波長板3は偏光ビームスプリッタ2の後の光路に配置する必要があったので、1/4波長板3を偏光ビームスプリッタ2に合わせて大型化する必要があった。これに対して、本実施の形態に係る光ヘッド装置100では、図1に示すように、1/4波長板12は光源11の近傍に配置することも可能であり、従来のもののように、1/4波長板12を大型化する必要がないので、装置の小型軽量化及び低コスト化を図ることができる。
以上のように、本実施の形態に係る光ヘッド装置100によれば、コレステリック液晶ビームスプリッタ20、30、40及び50のいずれかで入射光を透過光と反射光とに分離する構成としたので、従来のものよりも光利用効率を向上させることができ、小型軽量化及び低コスト化を図ることができる。
以上のように、本発明に係る光ヘッド装置は、従来のものよりも光利用効率を向上させることができ、小型軽量化及び低コスト化を図ることができるという効果を有し、偏光状態に応じて入射光を透過光と反射光とに分離する偏光ビームスプリッタを備えた光ヘッド装置等として有用である。
本発明の光ヘッド装置の構成の一例を示す側面図 本発明の光ヘッド装置に用いられるコレステリック液晶ビームスプリッタの構成の一例を示す断面図 本発明の光ヘッド装置に用いられるコレステリック高分子液晶からなるコレステリック液晶ビームスプリッタの構成の一例を示す断面図 本発明の光ヘッド装置に用いられるコレステリック高分子液晶からなるコレステリック液晶ビームスプリッタの構成の他の例を示す断面図 本発明の光ヘッド装置に用いられるコレステリック高分子液晶からなるコレステリック液晶ビームスプリッタの構成の他の例を示す断面図 従来の直方体形状の偏光ビームスプリッタを用いた光ヘッド装置の構成の一例を示す側面図 従来の平板形状のビームスプリッタを用いた光ヘッド装置の構成の一例を示す側面図
符号の説明
11 光源
12 1/4波長板
13 対物レンズ
14 光検出器
15 光ディスク
20、30、40、50 コレステリック液晶ビームスプリッタ
21、22、31、41、51 透明基板
23、24、32、42、53 配向膜
25 コレステリック液晶
33、43A、43B、54 コレステリック高分子液晶
52 ビームスプリッタ膜
100 光ヘッド装置

Claims (3)

  1. 光源と、この光源からの出射光の位相を変化させる波長板と、この波長板を透過した出射光を光記録媒体へ集光する対物レンズと、集光され前記光記録媒体により反射された出射光を検出する光検出器と、反射された出射光を前記光検出器に導くビームスプリッタとを備える光ヘッド装置において、
    前記ビームスプリッタは、前記波長板と前記対物レンズとの間の光路中に配置されていて、コレステリック液晶を含むことを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 前記ビームスプリッタは、透明基板上に前記コレステリック液晶からなる高分子液晶膜が形成されてなる請求項1記載の光ヘッド装置。
  3. 前記出射光の波長をλ、前記コレステリック液晶の捩れピッチをP、前記コレステリック液晶の平均屈折率をn、前記出射光の中心軸と前記透明基板の法線とのなす角度をθとすると、λ、P、n及びθの間に式(1)の関係が成立している請求項1又は2記載の光ヘッド装置。
    0.95λ≦n×P×cosθ≦1.05λ (1)
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