JP2007129115A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】低抵抗半導体基板に一導電型半導体層が積層された半導体基板表面に、トレンチ形成用並列絶縁膜と該並列絶縁膜をマスクにして形成される並列トレンチとマーカーとを形成し、前記並列トレンチ内に他導電型半導体層の充填後、その突出部を除去する第一研磨工程と、前記並列絶縁膜と前記他導電型半導体層との研磨に続いて下層の半導体層の研磨を行う第二研磨工程とを連続的に行う半導体素子の製造方法において、前記第一および第二研磨工程ではそれぞれ前記絶縁膜と半導体層に対する研磨レートが異なる研磨スラリーを用いる半導体素子の製造方法とする。
【選択図】 図1−4
Description
その一方で、高抵抗のn−ドリフト層の部分は、オフ状態のときには空乏化して耐圧を高める。したがって、n−ドリフト層が薄くなると、Pベース領域とドリフト領域との間のpn接合から進行するドレイン−ベース間空乏層が広がる幅が狭くなり、シリコンの臨界電界強度に速く達するため、耐圧が低下してしまう。逆に、耐圧の高い半導体素子では、n−ドリフト層が厚いため、オン抵抗が大きくなり、損失が増えてしまう。このように、オン抵抗と耐圧との間には、トレードオフ関係がある。このトレードオフ関係は、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)やバイポーラトランジスタやダイオード等の半導体素子においても同様に成立することが知られている。また、このトレードオフ関係は、オン状態のときにドリフト電流が流れる方向と、オフ状態のときの空乏層の伸びる方向とが異なる横型半導体素子にも共通である。上述したトレードオフ関係による問題の解決法として、ドリフト層を、不純物濃度を高めたn型ドリフト領域とp型仕切領域とを交互に繰り返し接合した構成の並列pn層構造とした超接合半導体素子が公知である(特許文献1、2、3、4)。このような構造の半導体素子では、並列pn層構造の不純物濃度が高くても、オフ状態のときに、空乏層が、並列pn層構造の縦方向に伸びる各pn接合から横方向に広がり、ドリフト領域全体を空乏化するため、高耐圧化を図ることができる。
この方法では、図9に示すように、n++型シリコン半導体基板1上にn型シリコンエピタキシャル層2を形成したウエハについて、ウエハ表面に設けられた酸化膜4をエッチングマスクとしてトレンチ2−2を形成後、このトレンチ2−2内にp型シリコン半導体2−1をエピタキシャル成長により充填すると、ウエハ表面には、1〜数μmの段差や、酸化膜4およびp型エピタキシャルシリコン層2−1などの突出部が存在して平坦でないため、半導体基板の表面をCMP(ケミカルメカニカルポリッシュ)装置等により研磨して、酸化膜4やp型エピタキシャルシリコン層2−1を除去するとともに平坦化する必要がある。
また、透光性ののぞき窓を設けた研磨パッドを用い、研磨中のウエハに白色あるいは単色のプローブ光を照射して、その反射スペクトルから終点を検出する技術が知られている(特許文献11、特許文献12)。
第一の問題は、図9(a)に示すように、p型エピタキシャル層2−1がウエハ表面の酸化膜4から上にせり出して突出しているので、部分的にp型エピタキシャル層同士が接触しているところでは酸化膜4がエッチングされずに残ることがあるため、その影響でCMP装置による平坦化が正常に行えなくなり、平坦化に支障がでる場合がある。
第二の問題は、酸化膜4が全て除去されたとしても、せり出したp型エピタキシャル層2−1を研磨する際に、p型エピタキシャル層2−1に割れなどが生じ、それが大きな削りカスとなって表面に残り、その削りカスがウエハ表面に多量のスクラッチ傷をつくる原因になる。
第四の問題は、前述のようにウエハ表面を5〜10μm程度余分に研磨すると、10μm以下の浅いアライメントマーカー3では研磨中にマーカー3が消失してしまい、深いアライメントマーカー3では、研磨時の削りカスをマーカーの凹部に取り込みパーティクル発生の原因になり、いずれの場合でも問題となる。特に、アライメントマーカー3の表面は酸化膜4が除去されて疎水性のシリコン面が露出している。このため、CMP装置内で行われる洗浄工程でもマーカー部3に入り込んだゴミが十分に排出されず残ってしまうことである。
第一は、最後のCMP工程においてアライメントマーカー部3は疎水性のシリコン面が露出しているため、洗浄工程でゴミが除去しにくいという問題であり、第二の問題は、1μm程度の厚い酸化膜4をエッチングする工程をCMP装置の中で行うことは困難なため、平坦化工程がCMP工程、酸化膜エッチング工程、CMP工程と3工程に分けて行う必要があることである。
さらに、通常、酸化膜の研磨レートに比べてシリコン層の研磨レートは大きいため、シリコン層鏡面研磨後の高低差は選択比(シリコン研磨レート/酸化膜研磨レート)を倍率にして研磨前の高低差にかけ合わせた程度に増長される。例えば、初期の酸化膜厚段差0.5μmの場合、選択比2の条件で研磨するとシリコン層の高低差は1μm程度に拡大する。さらに、シリコンの研磨量を一定値に制御するための終点検出技術も確立されていない。
特許請求の範囲の請求項3記載の本発明によれば、前記第二研磨工程における並列絶縁膜パターンに対する、前記半導体基板面内の研磨レート分布を、前記並列絶縁層パターンの半導体基板面内における膜厚分布を補正して平坦化されるように、半導体基板の中央部で大きく、外周部に向かって次第に小さくなるように研磨条件を設定する請求項1または2記載の半導体素子の製造方法とすることがより好ましい。
特許請求の範囲の請求項4記載の本発明によれば、前記第一研磨工程には、半導体層の研磨レート/絶縁膜の研磨レートで表される選択比が30以上、好ましくは60以上の高選択比スラリーを用い、第二研磨工程には、前記選択比が3以下、好ましくは2以下の低選択比スラリーを用いる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法とすることがいっそう好ましい。
特許請求の範囲の請求項6記載の本発明によれば、前記第二研磨工程では、前記CMP装置における回転テーブルの回転数が42回転以上で行われる請求項2乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法とすることが好適である。
特許請求の範囲の請求項7記載の本発明によれば、前記絶縁膜が熱酸化膜あるいは熱CVDまたはプラズマCVDによる酸化膜である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法とすることがより好適である。
特許請求の範囲の請求項8記載の本発明によれば、前記熱CVDあるいはプラズマCVDによる酸化膜がBPSG酸化膜である請求項7記載の半導体装置の製造方法とすることがいっそう好適である。
特許請求の範囲の請求項10記載の本発明によれば、前記第二研磨工程における研磨終点検出に研磨ヘッドあるいは回転テーブルの負荷電流の変化を用いる請求項2乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法とすることが望ましい。
特許請求の範囲の請求項11記載の本発明によれば、前記第二研磨工程で、研磨中の絶縁膜の膜厚を監視するために絶縁膜に対する単色あるいは白色光による光学反射スペクトルを測定する請求項1乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法とすることも望ましい。
特許請求の範囲の請求項13記載の本発明によれば、絶縁膜の膜厚を薄膜の光学フィッティングから導出する請求項11または12記載の半導体装置の製造方法とすることもよい。
特許請求の範囲の請求項14記載の本発明によれば、前記絶縁膜を完全に除去した後に、さらに半導体層を0.2〜2μmの厚さの範囲で研磨する請求項1乃至13のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法とすることがいっそう望ましい。
特許請求の範囲の請求項15記載の本発明によれば、前記第二研磨工程後の研磨面を基準としたアライメントマーカーの凹部の深さが0.5μmから8μmの範囲にある請求項1乃至14のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法とすることが薦められる。
さらに本発明は、具体化して要約すると、CMP研磨を2工程に分け、高選択比スラリーを用いる第一研磨工程と低選択比スラリーを用いる第二研磨工程を連続的に行うものとする。第一研磨工程では、酸化膜をストッパーとして半導体基板表面を平坦化し、第二研磨工程で酸化膜とp型半導体層とを同時に研磨除去し、その下側の半導体層を0.5〜2μm程度、さらに研磨して平坦な鏡面になった時点で研磨工程を終了する。
これら2つの工程は、その際、第一研磨工程の選択比は30以上、さらには60以上が望ましく、第二研磨工程の選択比は3以下、さらには2以下が望ましい。なお、第一研磨工程および第二研磨工程は1台のCMP装置で連続処理する場合は、実質的に1工程とすることもできる。また、アライメントマーカーからのゴミの発生を防ぐには、研磨プロセス途中も含めてアライメントマーカーの深さを10μm以下にする、第二研磨工程後においてアライメントマーカー表面が酸化膜で覆われていることが必要である。
第二研磨工程において、研磨終点を適正に決定するには以下2つの終点検出技術のどちらかを用いることが有効である。まず、第一の方法として、研磨テーブルまたは研磨ヘッドのモーター負荷電流を用いることがあげられる。第二研磨工程において、酸化膜を完全に除去した後はモーター負荷電流が安定するので、その長さから半導体層の研磨時間を決める方法。第二の方法として、研磨中のウエハの反射スペクトルを計測する方法があげられる。その方法としては、ベアシリコンウエハをリファレンスにして比較する方法、計算による反射スペクトルとの光学フィッティングから研磨中の酸化膜厚を導出する方法がある。
図1−1〜図1−4は、本発明の半導体装置の製造方法にかかる実施例1に記載の製造工程ごとに示した半導体基板の要部断面図、図2は、本発明にかかるトレンチエッチング後の酸化膜厚分布図、図3は、本発明にかかる酸化膜表面研磨後の半導体基板の断面図、図4は、本発明にかかる研磨パッドおよび研磨テーブルの回転数をパラメータとしたときの半導体基板の半径方向研磨レート分布図、図5は、本発明にかかる第二研磨工程におけるモーター負荷電流と研磨時間との関係図、図6は、本発明にかかる3種類の酸化膜(熱酸化膜、LP−TEOS膜、BPSG膜)に対する半導体基板半径方向研磨レート分布図、図7は、本発明にかかる研磨中の反射スペクトルを評価するための光学計測システム概略図、図8は、本発明にかかる半導体基板の研磨中における反射スペクトル図である。
その後、アライメントマーカー3を前記リンドープによるn型エピタキシャル成長層2の表面に形成する。このとき、アライメントマーカー3の深さは1〜10μm程度である。なお実施例1ではアライメントマーカー3の深さは3μmとした(図1(b))。アライメントマーカーはフォトリソグラフィ工程において、マスク合わせ精度を高めるために用いられる。このアライメントマーカー3の形成はドライエッチングで行ない、異方性、等方性のいずれのエッチングでもよい。
以下では異方性エッチングでターゲットを形成した例について説明する。アライメントマーカー3をドライエッチングによって形成した後、トレンチ形成時のハードマスクとなる絶縁膜4を形成する。実施例1ではアライメントマーカー3を形成した後の半導体基板に、約2.4μmの膜厚で熱酸化膜4を形成した。この絶縁膜は熱酸化膜以外でもよく、熱CVDあるいはプラズマCVDによるHTO(High Temperature Oxide)、TEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)等の酸化膜でもよい。
図2はトレンチエッチング後の酸化膜4について、半導体基板内の残膜厚分布を示す。横軸に直径150mmの半導体基板の位置、縦軸にトレンチエッチング後の酸化膜4の残膜厚(オングストロームの単位)をとった。図2に示すように、トレンチエッチング後の酸化膜4は半導体基板の外周部と中央部との間で0.4μm程度の幅をもった中央部の酸化膜厚が厚い凸型の分布となっている。
また図示しないが、幅が異なる2種類のトレンチを形成した場合には、最も幅の広いトレンチを埋め込んだ凹部の底部の高さが、残った酸化膜の表面よりも高くなるようにエピタキシャル成長層で充填するとよい。このときのエピタキシャル成長層2−1の不純物濃度はボロンドープで6×1015cm−3程度である。この不純物濃度は低抵抗基板1上に形成したn型エピタキシャル成長層2と導電型が逆ではあるが、不純物濃度としては同じである。
次に、酸化膜4と酸化膜4間に位置するp型エピタキシャル層2−1の同時研磨と、その終了後、続いて鏡面処理を目的とした研磨を点線2−5までを連続して行うと、図1(g)に示すように、アライメントマーカー3の凹部は適正に残ったまま、並列pn層の表面は鏡面処理にすることができる(ここまでを第二研磨工程とする)。ここでは、CMP装置としての荏原製作所製のEPO−113Dを用いた。この装置の研磨圧力制御方式はバッキングフィルムタイプである。第一および第二研磨工程における各研磨条件を下記表1に示す。
第一研磨工程が終了した後に、同一の研磨パッドで第二研磨工程を行った。なお、第一研磨工程と第二研磨工程の間には研磨スラリーが混じらないように5〜30秒程度の純水置換を行った。第二研磨工程には選択比3以下の低選択比スラリーを用い、酸化膜を有する層の研磨除去とその下層のp層とn層との並列エピタキシャル成長層のミラー(鏡面)研磨を連続的に行った。
図4に3種類の研磨パッドによる研磨レート分布を示す(図4(a)、図4(b)、図4(c))。3種類の研磨パッドは(a)穴パッド、(b)XY(格子)溝パッド、(c)XY(格子)溝+穴パッドである。それぞれ、回転テーブルの回転数(21rpmを◆印、42rpmを□、63rpmを△、84rpmを×、120rpmを*印)をパラメータとした。規格化研磨レートを縦軸、横軸にウエハ中心からの距離(mm)をとり、研磨レートは49ポイントサークルスキャン(12方向に原点(ウエハ中心)からの距離が12.5、25.27.5、52.5、70mmの点の膜厚を計測)から導出し、同心円ごとに平均化して相対値としてプロットした。この結果から、図4(b)、図4(c)に示すように、格子溝(XY溝)または格子溝と穴の双方をそれぞれ設けた研磨パッドを用い、極力回転テーブルの回転数を高回転数(63rpm以上)で研磨することにより凸型の研磨レート分布を実現できることが分かった。図4(a)は120rpmの高速回転を除いて中心部の研磨レートが低い凹型の研磨レートを示す傾向が強く、図4(b)および図4(c)でも、低速の21rpm回転になると、必ずしも中心の研磨レートが最も高いとは言えないことを示している。
(理由1)穴パッドを用いると、ウエハ外周から中心部への研磨スラリーの流入が悪く結果として凹型分布になり易い。溝パッドを用いると研磨スラリーの流入が多くなるため、凸型の方向に働く。(理由2)回転テーブルの回転数を上げると研磨スラリーの流入がさらに改善される。(理由3)回転テーブルの回転数を上げるとウエハ面の平均温度が上昇する。また、研磨ヘッドの外周部は研磨スラリーや空気等により冷却されるため、凸型の温度分布になる。結果として、回転数を上げると中心部と外周部の温度差が大きくなり凸型の研磨レート分布になる。
図5に、半導体基板の研磨中におけるモーター負荷電流の時間変化の概念図を示す。負荷電流は、A領域:酸化膜全面被覆、B領域:酸化膜部分除去、C領域:酸化膜完全除去というように連続的に変化する。酸化膜が完全に除去されると負荷電流がほぼ一定値になるので、シリコン層だけを研磨する場合の終点の決定は、領域Cの時間とシリコンの研磨レートの積を所定の値にすることで、所定の位置でシリコン研磨を停止することができる。シリコン層の研磨膜厚は0.5〜5μmとすることが有効であるが、ここでは1μmとした。
なお、実施例1では第一研磨工程と第二研磨工程を1組の研磨ヘッドおよび研磨パッドで連続して行ったが、2個以上の研磨ヘッドや研磨パッドをもつCMP装置で研磨する場合は、それぞれ別の研磨ヘッドや研磨パッドで行ってもよい。また、実施例1ではバッキングフィルムタイプの研磨ヘッドを用いたが、より均一な圧力制御が可能なエアバックタイプあるいはエアフロータイプの装置を用いてもよい。さらには、中心部に比べて外周部の圧力を小さくするような圧力分布をもたせることが可能な研磨ヘッドを用いるとよい。
次に、前記表2に示すように、BPSG膜を用いると第一研磨工程における選択比が前記表1の熱酸化膜より若干低下(120が75に低下)するものの、第二研磨工程における選択比も低下(2.3から1.1に低下)して、ほぼ1に近い1.1になることが分かった。第二研磨工程は、酸化膜の研磨除去とその後の下層のシリコン層の鏡面研磨が連続的であるため、選択比が大きいと最終的な研磨量バラツキを増大させてしまう。選択比が1に近いということは酸化膜研磨からシリコン層研磨へ移る際に研磨レートの変化が無いということであって非常に理想的なことであり、BPSG膜とシリコンとを連続体として研磨でき、研磨量バラツキの抑制が容易になる。
図8に示す反射スペクトル図は、研磨によってマーカー部3以外の酸化膜4が完全に除去された後(たとえば、図1(f)に示す点線2−5まで研磨した後の状態を示すで図1(g))は、図8の鎖線で示すように、研磨初期と中期のスペクトル(太、細実線)に見られるような多重干渉によるフリンジが消失して、反射スペクトルの反射率に時間変化が見られなくなり、反射率が一定になることを示している。この反射スペクトル計測を用いて終点を検出する方法としては次の二つの方法が考えられる。
第二の終点検出方法は、反射スペクトルを光学モデルにより光学フィッティングし、計算により酸化膜の残膜厚を逐次導出する方法である。この実施例3の場合、半導体基板の光学的な層構成は図3からも分かるように、酸化膜4とシリコン2との2つの領域に分かれると考えられる。前記酸化膜4とシリコン層2とについて、反射スペクトルを測定する対象部分のそれぞれの厚さ(1μm程度)の比率は1:1程度となる。この点を考慮して反射スペクトルの光学フィッティングを行うことにより、酸化膜の残膜厚を逐次モニタリングできる。この方法は前記モーター負荷電流の時間変化が小さくて終点検出に使えない場合に特に有効である。前記光学モデルの光学フィッティングによる酸化膜の残厚のモニタリング方法そのものは特開2001−21317号公報などに詳細に説明されている。
なお、以上説明した実施例1、2、3ではシリコンを用いた超接合半導体装置を想定して本発明の半導体装置の製造方法について詳細に説明してきたが、SiCなどの他の半導体結晶を用いた超接合半導体装置の場合にも本発明は適用できる。さらに、前記実施例1、2、3ではn型シリコンエピタキシャル領域に形成されたトレンチにp型シリコンエピタキシャル層を埋め込む場合について説明したが、適切に導電型を変更することによりp型エピタキシャル層のトレンチにn型エピタキシャル層を埋め込んだ場合にも適用できることは言うまでもない。
2: n型エピタキシャル成長層、
2−1:p型エピタキシャル成長層、
2−2:トレンチ、
2−3:研磨終了位置、
2−4:研磨終了位置、
2−5:研磨終了位置、
3: アライメントマーカー、
4: トレンチ形成用マスク酸化膜、
5: トレンチ、
6: 第二研磨工程での研磨終了ライン、
7: ウエハ、
8: 研磨ヘッド、
9: 回転テーブル、
10:研磨パッド、
11:石英窓
12:光学ヘッド、
13:分光反射率測定装置、
14:コンピュータ。
Claims (16)
- 低抵抗半導体基板に一導電型半導体層が積層された半導体基板の前記一導電型半導体層表面に、トレンチ形成用並列絶縁膜パターンと、該並列絶縁膜パターンをマスクにエッチングされる、前記半導体表面に垂直な並列トレンチと、アライメントマーカーとをそれぞれ形成し、前記並列トレンチ内に他導電型半導体層を充填した後、突出した部分の前記他導電型半導体層を除去する第一研磨工程と、前記並列絶縁膜パターンと前記他導電型半導体層との研磨を同時に行い、続いて下層の半導体層の研磨を行う第二研磨工程とを連続的に行う半導体素子の製造方法において、前記第一および第二研磨工程ではそれぞれ前記絶縁膜と前記半導体層に対する研磨レートが異なる研磨スラリーを用いることを特徴とする半導体素子の製造方法。
- 前記研磨が、回転テーブル上に保持された研磨パッドを回転させながら研磨スラリーを供給し、研磨ヘッドに保持された半導体基板を回転させながら前記研磨パッド上面に押圧して研磨するCMP装置を用いて行われることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第二研磨工程における並列絶縁膜パターンに対する、前記半導体基板面内の研磨レート分布を、前記並列絶縁層パターンの半導体基板面内における膜厚分布を補正して平坦化されるように、半導体基板の中央部で大きく、外周部に向かって次第に小さくなるように研磨条件を設定することを特徴とする請求項1または2記載の半導体素子の製造方法。
- 前記第一研磨工程には、半導体層の研磨レート/絶縁膜の研磨レートで表される選択比が30以上、好ましくは60以上の高選択比スラリーを用い、第二研磨工程には、前記選択比が3以下、好ましくは2以下の低選択比スラリーを用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法
- 前記第二研磨工程では、格子状の溝を設けた研磨パッドを用いることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第二研磨工程では、前記CMP装置における回転テーブルの回転数が42回転以上で行われることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁膜が熱酸化膜あるいは熱CVDまたはプラズマCVDによる酸化膜であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記熱CVDあるいはプラズマCVDによる酸化膜がBPSG酸化膜であることを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第二研磨工程では、半導体基板の中央部の受ける前記押圧力が外周部に比べて高くなるような圧力分布で研磨されることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第二研磨工程における研磨終点検出に研磨ヘッドあるいは回転テーブルの負荷電流の変化を用いることを特徴とする請求項2乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第二研磨工程で、研磨中の絶縁膜の膜厚を監視するために絶縁膜に対する単色あるいは白色光による光学反射スペクトルを測定することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁膜の研磨終点検出をリファレンス反射スペクトルとの比較から検出することを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
- 絶縁膜の膜厚を薄膜の光学フィッティングから導出することを特徴とする請求項11または12記載の半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁膜を完全に除去した後に、さらに半導体層を0.2〜2μmの厚さの範囲で研磨することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第二研磨工程後の研磨面を基準としたアライメントマーカーの凹部の深さが0.5μmから8μmの範囲にあることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第二研磨工程後のアライメントマーカーが絶縁膜で覆われていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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